JP2002018190A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP2002018190A
JP2002018190A JP2000206026A JP2000206026A JP2002018190A JP 2002018190 A JP2002018190 A JP 2002018190A JP 2000206026 A JP2000206026 A JP 2000206026A JP 2000206026 A JP2000206026 A JP 2000206026A JP 2002018190 A JP2002018190 A JP 2002018190A
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JP
Japan
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operation panel
decorative
washing machine
decorative frame
frame
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Application number
JP2000206026A
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English (en)
Inventor
Shin Takeuchi
慎 竹内
Kunioki Honda
国興 本田
Yasuyuki Uno
泰幸 宇野
Masakazu Matsumoto
雅和 松本
Koji Araki
康志 荒木
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、操作盤を簡単な構造で形成した洗濯
機を提供する。 【構成】洗濯槽3が内部に配置された枠体21と、この
枠体21の上に配置される上面板23とを有し、洗濯物
を出し入れするための投入口23aが前記上面板23の
中央に形成され、操作盤7が前記上面板23の前部23
bに形成された洗濯機1において、前記操作盤7は、制
御基板71等が装着された収納部23gと、この収納部
23gの上方に配置され洗濯情報等を入力するための操
作パネル72と、この操作パネル72の表面に配置され
たメンブレン化粧シート83と、このメンブレン化粧シ
ート83の前側に施された下方曲げ加工部83aと、こ
の下方曲げ加工部83aを押さえるように前記操作パネ
ル72の前側に配置された化粧枠82とからなる洗濯
機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、洗濯、脱水を行うための洗濯槽が
内部に配置された枠体と、この枠体の上に配置される上
面板とを有し、洗濯物を出し入れするための投入口が上
面板の中央に形成され、スイッチや表示器類が配列され
た操作盤が上面板の前部に取り付け形成される洗濯機に
おいては、通常、操作盤の上面に形成される操作パネル
表面には、メンブレン化粧シートを貼り付けしており、
このメンブレン化粧シートの裏面全体に粘着剤が設けら
れている。よって、操作パネル表面とメンブレン化粧シ
ート裏面全体が粘着剤によって密着された状態になって
いる。又、操作パネル表面に水がかかった場合を想定し
て、耐水性を向上させるために、操作パネル表面の上方
から樹脂製の別部材で包括することにより水がスイッチ
や表示器類の内部に侵入しないような構造にしている。
(例えば特開平10−24195号公報参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、メンブレン化粧シートの裏面全体に粘着剤が
ついているので、貼り付け作業性が悪く、貼り付け不充
分及び外的要因による浮き上がりや剥がれ等が発生する
可能性がある。又貼り付け基準位置がはっきりしないた
め貼り付け後、表示ランプとのズレが生じ、ランプが鮮
明に照射されにくくなり、見栄えがあまり良いものでは
なかった。更に、操作パネル表面にかかった水が内部に
侵入しないように操作パネル表面に樹脂製の別部材を包
括するため、この別部材を操作パネルに嵌め込む作業が
必要になるが、嵌め込む部材の爪部の工夫が成されてい
ないため非常に嵌め込みにくく、作業工数に多大な時間
を要するとともに作業性の低下を招く問題があった。
【0004】本発明は、洗濯機に関し、このような問題
を解消するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
構成は、洗濯槽が内部に配置された枠体と、この枠体の
上に配置される上面板とを有し、洗濯物を出し入れする
ための投入口が前記上面板の中央に形成され、操作盤が
前記上面板の前部に形成された洗濯機において、前記操
作盤は、制御基板等が装着された収納部と、この収納部
の上方に配置され洗濯情報等を入力するための操作パネ
ルと、この操作パネルの表面に配置されたメンブレン化
粧シートと、このメンブレン化粧シートの前側に施され
た下方曲げ加工部と、この下方曲げ加工部を押さえるよ
うに前記操作パネルの前側に配置された化粧枠とからな
ることを特徴としている。
【0006】上記構成によれば、メンブレン化粧シート
の前側に施された下方曲げ加工部を、操作パネルの前側
に配置された化粧枠で押さえるようにしたので、メンブ
レン化粧シートの浮き上がり、剥がれを防止することが
できる。
【0007】本発明の請求項2に係る構成は、前記メン
ブレン化粧シートは、前記操作パネルの表面に貼着さ
れ、後側に下方曲げ加工部を有しないことを特徴として
いる。
【0008】上記構成によれば、メンブレン化粧シート
の後側に下方曲げ加工部を有しないので、メンブレン化
粧シートの前側曲げ加工部を、操作パネルの前側下方に
当てながら後側をそのまま操作パネル表面に貼り付けで
きるので、メンブレン化粧シートの貼り付け位置の合わ
せが容易に行える利点を有する。
【0009】本発明の請求項3に係る構成は、前記メン
ブレン化粧シートは、前記下方曲げ加工部を除いて前記
操作パネルの表面に貼着されたことを特徴としている。
【0010】上記構成によれば、メンブレン化粧シート
は、前側下方曲げ加工部を除く面全体を操作パネル表面
に貼着しているので、操作パネルの前側下方にメンブレ
ン化粧シートの前側下方曲げ加工部が貼り付かないため
貼り付け作業時における作業性が向上する。
【0011】本発明の請求項4に係る構成は、前記操作
パネルにおいて前記下方曲げ加工部付近に操作パネルリ
ブを形成し、前記化粧枠の裏面の後側に前記操作パネル
リブと係合する化粧枠リブを形成するとともに前記化粧
枠の裏面の前側に前記操作パネルに係合する爪を形成す
る構成とし、更に、前記化粧枠リブは前記爪に対向する
部分がカットされていることを特徴としている上記構成
によれば、化粧枠の裏面後側に形成されているリブは、
前側に形成されている爪に対向する部分をカットしてい
るので、化粧枠を操作パネルに取り付けしやすい。
【0012】本発明の請求項5に係る構成は、前記カッ
トの幅は前記爪の幅よりも広いことを特徴としている。
【0013】上記構成によれば、化粧枠の裏面後側に形
成されているリブのカット幅は、前側に形成されている
爪の幅よりも広いため、化粧枠の爪部が撓みやすくなり
操作パネルに嵌め込みしやすく組み立て作業性が向上す
る。
【0014】本発明の請求項6に係る構成は、前記化粧
枠は樹脂成形されたものであり、前記化粧枠リブは、前
記化粧枠の成形時の樹脂流れゲート付近がカットされて
いることを特徴としている。
【0015】上記構成によれば、化粧枠の裏面後側に形
成されたリブは、成形時に発生する樹脂流れゲート跡が
残る付近をカットしているので、樹脂成形された後に残
るゲート処理を、リブがカットされている部分でニッパ
ー等の工具を用いて容易に後処理できる。
【0016】本発明の請求項7に係る構成は、前記操作
パネルリブの最下端部分をカットするととともに、前記
化粧枠リブの前記最下端カット部分に対向する部分をカ
ットしたことを特徴としている。
【0017】上記構成によれば、操作パネルの前側下方
に延びるように形成された周壁に設けられた操作パネル
リブの最下端部分とこの最下端部分に対向する部分の化
粧枠の裏面後側に形成された化粧枠リブをカットしてい
るので、メンブレン化粧シートと化粧枠の隙間から侵入
してくる水を効果的に排出することができる。
【0018】
【発明の実施の形態及び効果】本発明の一実施形態の洗
濯機を、添付図面を参照して説明する。図1は、上述の
洗濯機の側面断面図である。
【0019】洗濯機1は、その外形を形成するハウジン
グ2と、このハウジング2内に支持された洗濯槽3と、
洗濯槽3の上方に設けられて洗濯槽3内に給水するため
の給水機構5と、洗濯槽3の内部から排水するための管
61、排水弁62等を含む排水機構6と、この洗濯機1
を操作するための操作盤7とから構成されている。操作
盤7は、ハウジング2の上面の一端縁に沿って配置さ
れ、この一端縁に沿う面を洗濯機1の正面としている。
使用者は、操作盤7の前から洗濯機1を操作することに
なる。
【0020】洗濯槽3は、複数のつり棒41、42に支
持されて洗濯水を内部に貯めるための有底で円筒形状の
外槽31と、外槽31内に同軸に収められた円筒形状の
洗濯兼脱水のための内槽32と、内槽32内の底部に設
けられた攪拌翼33とを備えている。内槽32は、外槽
31内に回転可能に設けられて周面に多数の小孔32a
を有している。内槽32及び攪拌翼33は、モータ35
等を含む駆動機構34によって駆動される。洗い及びす
すぎ時には攪拌翼33のみが一方向又は両方向に回転
し、脱水時には攪拌翼33及び内槽32がともに高速で
一方向に回転する。
【0021】洗濯槽3は、上部で正面側に張り出すよう
にして、傾けて配置されている。洗濯槽3の傾斜方向下
側(正面側)部分は相対的に長い2つのつり棒41によ
り吊り下げられ、傾斜方向上側(背面側)部分は相対的
に短い2つのつり棒42により吊り下げられている。つ
り棒41、42は、外槽31の振動を減衰させる防振機
構45(一部のみ図示)を有している。つり棒41は、
外槽31の前部の鍔部31mとハウジング2の前部の受
け部材28とをつないでいる。つり棒42は、外槽31
の後部の鍔部31uとハウジング2の後部の受け部材2
9とをつないでいる。これにより、外槽31の中心軸線
CLが鉛直線VLに対して、予め定める傾斜角度K、例
えば、ほぼ10度で傾いている。
【0022】洗濯機1では、洗濯槽3の傾きに応じて、
正面側でハウジング2の上部は張り出している。それゆ
え、投入口23aを正面寄りに配置でき、例えば、投入
口23aの前端部と、ハウジング2の枠体21の前端部
とをほぼ同じ位置にできている。その結果、正面に立っ
た使用者にとって、洗濯物を取り出し易くすることがで
きる。
【0023】本実施の形態では、操作盤7は、投入口2
3aからの洗濯物の出し入れを容易にするために、ハウ
ジング2の枠体21で囲まれる空間の前方に突出するよ
うに設けられている。
【0024】以下、詳細に説明する。図2の分解斜視図
を参照する。
【0025】ハウジング2は、全体として略直方体形状
の箱形状とされ、複数の部材で構成されている。即ち、
ハウジング2は、左側面板2b、右側面板2c及び背面
板2dが一体的につながることにより形成される枠体2
1と、この枠体21と別部材に形成され枠体21の前方
に配置される正面板22と、枠体21の上に連結される
上面板23と、正面板22及び枠体21の下端部を床面
との間で支持しつつ底面を形成する底部構造材24と、
枠体21の右側面板2c及び左側面板2bの上部前方同
士を連結する連結部材25とを有している。
【0026】枠体21は、単一の金属板を折り曲げ状に
形成したものであり、背面板2dの左右両端縁から左右
側面板2b、2cが前方に延びて、この左右側面板2
b、2cの前端縁から一対の延設板21aが、互いに接
近するように延びている。この一対の延設板21aの間
には、排水機構6等のためのメンテナンス用開口21b
が形成される。又、開口21bの上方には、上述の連結
部材25が設けられている。
【0027】連結部材25は、枠体21の右側面板2c
及び左側面板2bを、一対の延設板21aを介して連結
し、一対の延設板21aの上端同士とかしめ接合されて
いる。連結部材25は、その中央部25aを中心に前方
に張り出している。それゆえ、中央部25aと傾いてい
る洗濯槽3の正面側の上部とが互いにぶつからないよう
になっている。
【0028】受け部材28、29は、枠体21内部の上
部の四隅に設けられた金属板材であり、ハウジング2の
枠体21の上端21cにかしめられている。受け部材2
8、29は、つり棒41,42を取り付けるための部材
として他、枠体21の四隅を補強する補強部材としても
機能している。
【0029】正面板22は、正面に配置される板状部分
と、この板状部分の左右端縁から後方に延びる部分とが
一体に形成されている。正面板22の上部22bは、下
部22aよりも前方に張り出している。正面板22は、
洗濯機1の外装部材であり、且つ上述のメンテナンス用
開口21bの覆いとして利用される。
【0030】正面板22は、枠体21に着脱可能に取り
付けられている。例えば、正面板22の背面には、上方
に向けて突出する複数の鉤部22f(一部のみ図示)が
設けられ、この鉤部22fを枠体21の延設板21aの
係止孔21fに引っ掛けて、正面板22を枠体21に取
り付ける。
【0031】底部構造材24は、平面視で四角形の樹脂
製枠状部材であり、その下部は前後方向に窪んで形成さ
れている。底部構造材24は、四隅に脚支持部24aを
有し、この脚支持部24aの下に脚24cが取り付けら
れている。脚支持部24aは、多数のリブにより補強さ
れている。
【0032】上面板23は、そのほぼ中央に洗濯槽3へ
洗濯物を出し入れするための投入口23aを形成してい
る。投入口23aは、洗濯槽3の上部開口3a(図1参
照)に対向して形成されている。投入口23aを開閉自
在に覆う蓋26が取り付けられている。
【0033】上面板23は、投入口23aの周囲に形成
された平面状の上板23cと、投入口23aを内部に形
成し上板23cから下方に向けて立設された筒部23d
と、上板23cの左右端縁に沿って下方に向けて延びる
一対の側板23eと、投入口23aの前方にある前部2
3bと、投入口23aの後方にある後部23fとを有し
ている。
【0034】枠体21の上端21cの上に、上面板23
の側板23eが嵌め込まれている。後部23fには、図
1に示すように、給水機構5の電磁弁からなる給水弁5
2、管51等の電装部品を収容している。上方に開いた
凹所231が設けられており、この凹所231はカバー
232にて覆われている。前部23bには、操作盤7が
配置されている。
【0035】図2と図3を参照する。
【0036】前部23bは、枠体21で囲まれる空間の
前方へ突出し、正面板22の上部22bの膨らみに沿っ
て張り出している。前部23bは、上方に開いた容器状
に形成されたケース(収納部)23gと、このケース
(収納部)23gの周囲を帯状に取り囲む縁部23hと
を有する。縁部23hは、側板23eと連続してつなが
り、縁部23hの下端縁は側板23eの下端縁よりも一
段低く形成されている。ケース(収納部)23gは、正
面板22により覆われた内部に配置され、ケース(収納
部)23gの前面部は、正面板22の上部22bに沿っ
て配置される。
【0037】縁部23hは、正面板22の上部22bに
沿ってその上に配置され、外部に露出している。縁部2
3hの下面23iは、上面板23の前部23bにおいて
最前部の下端部となり、枠体21の上端21cの高さに
比べて低くされている。縁部23hの上面は、前方に向
かって下り傾斜がつけられ、この上面に沿って、操作パ
ネル72が傾斜している。
【0038】操作パネル72は、表示器74の表示窓や
操作スイッチ73を操作するためのキーパッド等が配列
された操作面72aを備え、操作パネル72の裏側は、
表示器74や操作スイッチ73等を含む制御回路基板7
1が装着されている。
【0039】操作面72aは前方に向かって下り傾斜が
付けられており、操作面72aと上面板23の上板23
cとは、連続した傾斜面を形成している。
【0040】制御回路基板71は、操作面72aの下方
となる上面板23のケース(収納部)23g内に水密状
態で装着配置された状態となっている。制御回路基板7
1は、操作パネル72での操作に基づいた操作スイッチ
73の設定に応じて洗濯情報を入力し洗濯機1の各部を
運転する制御回路を有している。
【0041】操作盤7は、操作パネル72と、この操作
パネル72の表面に粘着されたメンブレン化粧シート8
3と、このメンブレン化粧シート83を押さえるように
配置された化粧枠82とから構成している。以下操作盤
7について詳述する。
【0042】操作パネル72の操作面72aの周縁から
下方へ延びるように形成された高さの低い周壁72bを
備え、この周壁72bには、操作面72aより高さの低
い操作パネルリブ80cを備え、操作パネルリブ80c
は、図5で示すようにリブカットした部分が全部で5箇
所(中央部に1箇所と、左右に2箇所ずつ)設けられて
いる。
【0043】周壁72bの前側の下端部には、図5、図
7、図8にも示すように爪部82b(後述する)が勘合
される溝部80dが8箇所(中央部を中心にして片側4
箇所ずつ)施されており、更に略等間隔をおいて5箇所
(中央部に1箇所と、左右に2箇所ずつ)に前部23b
の上方に開いた容器状に形成されたケース(収納部)2
3gと勘合する爪部80が設けられている。又、後側の
下端部にも、前側下端部と同様に爪部80が5箇所設け
られている。これらの爪部80は、内側に突出する第1
突起80aと、この第1突起80aの根元から下方へ突
出する第2突起80bとからなる。
【0044】上面板23の前部23bには、上述のよう
に操作パネル72を取り付けたときに操作面72aと上
板23cがほぼ面一となるよう、上板23cより一段低
い操作パネル72の配置面23jを形成している。この
配置面23jであって、ケース(収納部)23gの開口
縁からは、操作パネル72を上面板23の前部23bに
取り付けた状態で、操作パネル72の周壁72bの内側
に沿うような周リブ23kが立設されている。この周リ
ブ23kは操作パネル72と上面板23との間から水が
入っても、ケース(収納部)23g内に侵入し難いよう
に設けられたものである。
【0045】周リブ23kにおける操作パネル72の前
側下端部に施されている爪部80に対応する部位には係
止部81が設けられている。即ち、係止部81は、周リ
ブ23kの前側及び後側に略等間隔をおいて5箇所(中
央部に1箇所と、左右に2箇所ずつ)形成されている。
【0046】操作パネル72の表面には、操作面72a
の前側周縁から下方に沿わせて曲げ加工されているメン
ブレン化粧シート83が粘着されている。このメンブレ
ン化粧シート83は、操作パネル72の操作面72a前
側周縁から下方に沿った部分の曲げ加工部83aと、上
板23cとほぼ面一になる後側部分83bを備え、前側
の曲げ加工部83aを除く裏面全体が粘着面となってい
て操作パネル表面に貼着されている。
【0047】メンブレン化粧シート83の前側下方曲げ
加工部83aを押さえるように操作パネル72の前側に
配置された化粧枠82は、操作パネル72の周壁72b
に備えられた操作パネルリブ80cに係合する化粧枠リ
ブ82aを裏面の後側に形成しており、裏面前側には、
操作パネル72の周壁72bの前側下端部に設けられて
いる溝部80dに勘合する爪部82bが備えつけられて
いる。
【0048】図4は、本発明の操作盤の構造を示す要部
拡大断面図で、操作パネル72の前側下方に延びるよう
に形成された周壁72bに備えられた操作パネルリブ8
0cと、化粧枠82の裏面後側に形成された化粧枠リブ
82aと、操作パネル前側に配置された化粧枠82を示
す部分の断面を詳細に示したものである。図5は操作パ
ネル72の全体を示す平面図、図6はメンブレン化粧シ
ート83の全体を示す平面図で、図7〜図9はその要部
断面図である。
【0049】操作パネル72へ化粧枠82を取り付けた
状態においては、操作パネル72の操作面72aの周壁
72bに形成される操作パネルリブ80cと化粧枠82
の裏面後側に形成する化粧枠リブ82aとが係合され、
メンブレン化粧シート83の前側に施された下方曲げ加
工部83aを、操作パネル72の操作面72aの前側に
配置された化粧枠82で押さえている。 これにより、
メンブレン化粧シート83を全面貼り付けしたときに発
生する操作パネル72からのメンブレン化粧シート83
の浮き上がり及び剥がれ等が生じず、品質を安定させる
ことができる。又、表示器74の表示窓や操作スイッチ
73を操作するためのキーパッド等が配列された操作面
72aを備える操作パネル72の表面にメンブレン化粧
シート83を貼り付ける時、前側の曲げ加工部83aを
操作パネル72の前側下方へ当ててから粘着するため、
貼り付け位置が明確になると同時に、作業者の作業のバ
ラツキがなくなり、貼り付け後のズレや傾き等を防ぐこ
とができる。更に、曲げ加工部83aには粘着剤を施し
ていないため貼り付け作業が容易に行え、作業効率が向
上する利点を有する。
【0050】図10は化粧枠82の全体を示す裏面平面
図で、図11及び図12はその要部断面図である。
【0051】化粧枠82の裏面後側に形成されている化
粧枠リブ82aは、前側に形成されている爪部82bに
対向する部分をカットしているため、化粧枠82を操作
パネル72に取り付けし易く、又化粧枠リブ82aのカ
ット幅が爪部82bの幅よりも広く形成されているの
で、化粧枠82の爪部82b部分が撓みやすくなり、操
作パネル72に嵌め込みし易く組み立て作業性が向上す
る。又、化粧枠82は、合成樹脂製(例えばポリプロピ
レン製)であり、成形時、ランナー82cによって保持
される。化粧枠82のような細長いコの字状の形状をし
た部品の場合、部品全体を保持する上において、図10
のようなランナー82cの形状が一般的である。よっ
て、成形作業時における樹脂材料の流れは、矢印Rの方
向に流れ、成形作業後、ランナー82cの取り外し作業
を行う上で、どうしてもイ部付近にゲート跡が残る。こ
の残ったゲート跡を簡単に除去できるように、化粧枠リ
ブ82aはゲート跡付近をカットしたため、ニッパー等
の工具を用いて自由に後処理が可能になる。
【0052】図13は、本発明の操作盤の構造を示す要
部拡大断面図で、操作パネルの前側下方に延びるように
形成された周壁72bに施された操作パネルリブ80c
と、操作パネルの前側下端部に配置された化粧枠82の
裏面後側に形成された化粧枠リブ82aとがカットされ
ている状態を示している。又、操作パネル72の前側下
端部に設けられた溝部80dに化粧枠82の裏面前側に
形成された爪部82bを勘合した状態を示している。
【0053】操作パネル72の操作面72aの前側下方
の周壁72bに形成されている操作パネルリブ80cの
最下端部分ウと、化粧枠リブ82aにおけるこの最下端
部分ウに対向する部分をカットしたため(図5及び図1
0の平面図にも表示)、メンブレン化粧シート83の前
側下方曲げ加工部83aと化粧枠82の後側の隙間(操
作面72aは前方に向かって下り傾斜が付けられている
ので図ではア部に相当する)から侵入してくる恐れがあ
る水を別部品によって防御する必要がなく、侵入してき
ても表示器74や操作スイッチ73等を含む回路を構成
する制御回路基板71に水がかかることなく、前記カッ
ト部を通過して投入口23aの前方にある前部23b前
方の外部へ確実に排出することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す洗濯機の概略構成の
側面断面図。
【図2】図1に示す洗濯機のハウジング及びその周辺部
分の分解斜視図。
【図3】図1に示す洗濯機の操作盤及びその周辺部分の
断面側面図。
【図4】本発明の操作盤の構造を示す要部拡大断面図。
【図5】本発明の操作パネルを示す平面図。
【図6】本発明のメンブレン化粧シートを示す平面図。
【図7】図5のA−A1断面図。
【図8】図5のB−B1断面図。
【図9】図6のC−C1断面図。
【図10】本発明の化粧枠を示す裏面平面図。
【図11】図10のD−D1断面図。
【図12】図10のE−E1断面図。
【図13】本発明の操作盤の構造を示す要部拡大断面
図。
【符号の説明】
3 洗濯槽 7 操作盤(構成部品) 80 爪部 80a 第1突起(被係止体) 80b 第2突起(被係止体) 80c 操作パネルリブ 80d 溝部 82 化粧枠 82a 化粧枠リブ 82b 爪部 82c ランナー 83 メンブレン化粧シート 83a 曲げ加工部 83b 後部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇野 泰幸 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 松本 雅和 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 荒木 康志 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3B155 BA27 BB02 BB05 JA01 JA02 JA03 MA01 MA02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯槽が内部に配置された枠体と、この
    枠体の上に配置される上面板とを有し、洗濯物を出し入
    れするための投入口が前記上面板の中央に形成され、操
    作盤が前記上面板の前部に形成された洗濯機において、
    前記操作盤は、制御基板等が装着された収納部と、この
    収納部の上方に配置され洗濯情報等を入力するための操
    作パネルと、この操作パネルの表面に配置されたメンブ
    レン化粧シートと、このメンブレン化粧シートの前側に
    施された下方曲げ加工部と、この下方曲げ加工部を押さ
    えるように前記操作パネルの前側に配置された化粧枠と
    からなることを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 前記メンブレン化粧シートは、前記操作
    パネルの表面に貼着され、後側に下方曲げ加工部を有し
    ないことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 前記メンブレン化粧シートは、前記下方
    曲げ加工部を除いて前記操作パネルの表面に貼着された
    ことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】 前記操作パネルにおいて前記下方曲げ加
    工部付近に操作パネルリブを形成し、前記化粧枠の裏面
    の後側に前記操作パネルリブと係合する化粧枠リブを形
    成するとともに前記化粧枠の裏面の前側に前記操作パネ
    ルに係合する爪を形成する構成とし、更に、前記化粧枠
    リブは前記爪に対向する部分がカットされていることを
    特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  5. 【請求項5】 前記カットの幅は前記爪の幅よりも広い
    ことを特徴とする請求項4記載の洗濯機。
  6. 【請求項6】 前記化粧枠は樹脂成形されたものであ
    り、前記化粧枠リブは、前記化粧枠の成形時の樹脂流れ
    ゲート付近がカットされていることを特徴とする請求項
    4記載の洗濯機。
  7. 【請求項7】 前記操作パネルリブの最下端部分をカッ
    トするととともに、前記化粧枠リブの前記最下端カット
    部分に対向する部分をカットしたことを特徴とする請求
    項4記載の洗濯機。
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