JP2020139443A - ダイヤフラム、蒸気タービン及びダイヤフラムの製造方法 - Google Patents

ダイヤフラム、蒸気タービン及びダイヤフラムの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】シールフィンの固定構造の信頼性を高めると共に工期の大幅な短縮を図る。【解決手段】ダイヤフラム内輪と外輪が一体に形成された蒸気タービン用のダイヤフラムにおいて、ラジアルスピルストリップ構造のシールフィン22を保持するコレクタリング21、前記ダイヤフラム外輪18及び前記コレクタリング21の間に介在するアダプタリング23を備え、前記コレクタリング21及び前記アダプタリング23は前記ダイヤフラム外輪18よりも外径が大きく、前記ダイヤフラム外輪18及び前記アダプタリング23が複数の第1ボルト31で連結され、前記ダイヤフラム外輪18及び前記アダプタリング23の対向面が互いに密着してシールされており、前記コレクタリング21び前記アダプタリング23が前記シールフィン22よりも外周側の位置で複数の第2ボルト32で連結されている。【選択図】図3

Description

本発明は、ダイヤフラム、蒸気タービン及びダイヤフラムの製造方法に関する。
蒸気タービンでは、ダイヤフラム外輪と動翼先端との間隙をシールするシールフィンをダイヤフラム外輪に植え込んだ構造が採用されることがある(特許文献1等を参照)。
特開2016−194306号公報
蒸気タービンでは、ダイヤフラムで熱落差を持たせており、特に蒸気タービンの下流側において蒸気が凝縮されて多くのドレンが発生する。発生したドレンがダイヤフラムの下流側の動翼に衝突すると、動翼にエロージョンが発生するおそれがある。ドレンは、ダイヤフラム外輪側面及び周方向に沿って運ばれるため、動翼の先端にドレンを当てることなく収集することを目的としてコレクタリングを設置している。しかしながら、流線に沿って運ばれたドレンの一部が動翼に衝突して付着し、更に動翼に付着したドレンが遠心力により径方向外側に飛散するため、特に動翼に対向するシールフィン付近でコレクタリング内面のエロージョンの発生が懸念される。
運転中、蒸気タービンの湿り段落においては、動翼表面に付着したドレンが遠心力で径方向外側に飛散するため、特に動翼に対向するシールフィンの付近でダイヤフラム外輪にエロージョンが発生することがある。そこでシールフィンを保持する部位をコレクタリングとして別部材化し、これをダイヤフラム外輪にボルトで連結する場合がある。この構成の場合、動翼の対向部のエロージョンが進行した場合、ダイヤフラム全体を新製品と交換しなくても、エロージョンの進行したコレクタリングのみを交換すれば済む。
ここで、従来構造の既存の蒸気タービンにはコレクタリングに対してシールフィンを内径側から植え込んでかしめたものがあるが、コレクタリングとシールフィンとが係合するかしめ部分が、動翼から飛散してくるドレンに直接晒されることになる。こうしたシールフィンとコレクタリングとの係合部の信頼性向上の一つとして、シールフィンのラジアルスピルストリップ(RSS)構造化が挙げられる。
しかし、RSS構造のシールフィンは、同クラスの植え込み型のシールフィンに比べてコレクタリングに挿入される根部が大きい。シールフィンをRSS構造化する場合、大型化したシールフィンの根部との干渉を避けるためにコレクタリングとダイヤフラム外輪とを連結するボルトのピッチ円直径(P.C.D.)を拡大する必要がある。但し、既存のダイヤフラム外輪の外径にボルトのP.C.Dの拡大を許容するだけの肉厚が確保されていない、若しくはスリットと干渉する場合がある。この場合、拡大したボルトのP.C.D.を許容するダイヤフラム外輪を新製する必要があるが、ダイヤフラム外輪は一体構成のダイヤフラムの一部である。そのため、ダイヤフラム外輪の外径を拡大するに当たって、現状では長期間の工期を費やして翼部やダイヤフラム内輪を含めたダイヤフラム全体を新製しているのが実情である。
本発明の目的は、シールフィンの固定構造の信頼性を高めると共に工期の大幅な短縮が望める構造のダイヤフラム、蒸気タービン及びダイヤフラムの製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、ダイヤフラム内輪、ダイヤフラム外輪、及び翼部が一体に形成された蒸気タービン用のダイヤフラムにおいて、前記ダイヤフラム外輪の下流側に配置されたコレクタリング、前記コレクタリングに嵌め込まれたラジアルスピルストリップ構造のシールフィン、及び前記ダイヤフラム外輪及び前記コレクタリングの間に介在するアダプタリングを更に備え、前記ダイヤフラム外輪及び前記アダプタリングは下流側から軸方向に挿し込まれた複数の第1ボルトで連結され、前記ダイヤフラム外輪及び前記アダプタリングの対向面が互いに密着してシールされており、前記コレクタリング及び前記アダプタリングは前記ダイヤフラム外輪よりも外径が大きく、前記シールフィンよりも外周側の位置で下流側から軸方向に挿し込まれた複数の第2ボルトで連結されている。
本発明によれば、シールフィンの固定構造の信頼性を高めると共に工期の大幅な短縮が望める。
本発明の一実施形態に係る蒸気タービン設備の模式図 本発明の一実施形態に係る蒸気タービンの断面図 図2中のIII部の拡大図であって本発明の一実施形態に係るダイヤフラムの要部構造を表す図 本発明のダイヤフラムの製造方法の適用の判断手順を表すフローチャート 本発明の一実施形態に係るダイヤフラムの製造方法の説明図であって改造前のダイヤフラムを表す図 比較例に係る製造方法により図3のダイヤフラムを改造して製作したダイヤフラムの構造を表す図
以下に図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
−蒸気タービン発電設備−
図1は本発明の一実施形態に係る蒸気タービン設備の模式図である。同図に示した蒸気タービン発電設備100は、蒸気発生源1、高圧タービン3、中圧タービン6、低圧タービン9、復水器11及び負荷機器13を備えている。以下、各タービンにおいて作動流体である蒸気の流れ方向を基準とする。低圧タービン9(図2)で言えば、作動流体流路Fを流れる蒸気Sの主流の流れ方向が基準である。
蒸気発生源1はボイラであり、復水器11から供給された水を加熱し、高温高圧の蒸気を発生させる。蒸気発生源1で発生した蒸気は、主蒸気管2を介して高圧タービン3に導かれ、高圧タービン3を駆動する。高圧タービン3を駆動して減圧した蒸気は、高圧タービン排気管4を介して蒸気発生源1に導かれ、再度加熱されて再熱蒸気となる。
蒸気発生源1で生成された再熱蒸気は、再熱蒸気管5を介して中圧タービン6に導かれ、中圧タービン6を駆動する。中圧タービン6を駆動して減圧した蒸気は、中圧タービン排気管7を介して低圧タービン9に導かれ、低圧タービン9を駆動する。低圧タービン9を駆動して減圧した蒸気は、ディフューザーを介して復水器11に導かれる。復水器11は冷却水配管(不図示)を備えており、復水器11に導かれた蒸気と冷却水配管内を流れる冷却水とを熱交換させて蒸気を凝縮する。復水器11で凝縮された水は給水ポンプPにより再び蒸気発生源1に送られる。
高圧タービン3、中圧タービン6及び低圧タービン9のタービンロータ12は同軸に連結されている。負荷機器(代表的には発電機)13はタービンロータ12に連結されており、高圧タービン3、中圧タービン6及び低圧タービン9の回転出力により駆動される。
なお、負荷機器13には、発電機に代えてポンプが採用される場合もある。また、高圧タービン3、中圧タービン6及び低圧タービン9を備えた構成を例示したが、例えば中圧タービン6を省略した構成としても良い。高圧タービン3、中圧タービン6及び低圧タービン9で同一の負荷機器13を駆動する構成を例示したが、高圧タービン3、中圧タービン6及び低圧タービン9でそれぞれ異なる負荷機器を駆動する構成であっても良い。高圧タービン3、中圧タービン6及び低圧タービン9を2つのグループ(つまり2つのタービンと1つのタービン)に分け、グループ毎に各1つの負荷機器を駆動する構成としても良い。更に、蒸気発生源1としてボイラを備える構成を例示したが、ガスタービンの排熱を利用する廃熱回収蒸気発生器(HRSG)を蒸気発生源1として採用する構成としても良い。つまりコンバインドサイクル発電設備である。原子炉も蒸気発生源1の一例に挙げられる。
−蒸気タービン−
図2は低圧タービン9の断面図である。同図に示したように、低圧タービン9は、上記タービンロータ12及びこれを覆う静止体15を備えている。静止体15の出口にはディフューザーが配置されている。なお、本願明細書では、タービンロータ12の回転方向を「周方向」、タービンロータ12の回転中心線Cの伸びる方向を「軸方向」、タービンロータ12の半径方向を「径方向」と定義する。
タービンロータ12は、ロータディスク13a−13d及び動翼14a−14dを含んで構成されている。ロータディスク13a−13dは、軸方向に重ねて配置した円盤状の部材である。ロータディスク13a−13dはスペーサ(不図示)と交互に重畳される場合もある。動翼14a−14dはそれぞれロータディスク13a−13dの外周面の周方向に等間隔に複数設けられている。動翼14a−14dはロータディスク13a−13dの外周面から径方向外側に伸び、環状の作動流体流路Fに臨んでいる。作動流体流路Fを流れる蒸気Sの流体エネルギーが動翼14a−14dにより回転エネルギーに変換され、回転中心線C周りにタービンロータ12が一体に回転する。
静止体15は、ケーシング16及びダイヤフラム17a−17dを含んで構成されている。ケーシング16は低圧タービン9の外周壁を形成する筒状の部材である。このケーシング16の内周部にダイヤフラム17a−17dが取り付けられている。ダイヤフラム17a−17dはセグメントであり、それぞれダイヤフラム外輪18、ダイヤフラム内輪19及び複数の翼部20を含んで一体に形成されている。ダイヤフラム17a−17dがそれぞれ周方向に複数並んで環状を構成する。
ダイヤフラム外輪18はその内周面で作動流体流路Fの外周を画定する部材であり、ケーシング16の内周面に支持されている。ダイヤフラム外輪18は環状をなす。本実施形態において、ダイヤフラム外輪18の内周面は下流側(図2中の右方)に向かって径方向外側に傾斜している。ダイヤフラム内輪19はその外周面で作動流体流路Fの内周を画定する部材であり、ダイヤフラム外輪18に対して径方向内側に配置されている。ダイヤフラム内輪19は環状(本例では円筒状)をなす。翼部20は、周方向に複数並べて配置され、径方向に延びてダイヤフラム内輪19及びダイヤフラム外輪18を連結している。
なお、ダイヤフラムとその下流側に隣接する動翼とで1つの段落を構成する。本実施形態では、ダイヤフラム17aと動翼14aが第1段落(初段)、ダイヤフラム17bと動翼14bが第2段落、ダイヤフラム17cと動翼14cが第3段落、ダイヤフラム17dと動翼14dが第4段落(最終段)である。
−ダイヤフラム外輪−
図3は図2中のIII部の拡大図であって本発明の一実施形態に係るダイヤフラムの要部構造を表す断面図である。以下に説明する構造は、少なくとも1つの段落(例えば動翼表面にドレンが付着し易い湿り段落、代表的には低圧タービン9の最終段)のダイヤフラム17dに適用される。低圧タービン9において第4段落以外の段落のダイヤフラムへの適用可能性は下流側の段落ほど高く、すなわちダイヤフラム17c,17b,17aの順に適用可能性が高い。図3を用いて低圧タービン9の第4段落のダイヤフラム17dを適用対象にした場合を例示して説明するが、他の段落のダイヤフラムに適用する場合も同様の構造である。必要な場合には、高圧タービン3や中圧タービン6のダイヤフラムにも適用可能である。
図3に示したように、ダイヤフラム17dには、ダイヤフラム外輪18、ダイヤフラム内輪19(図2)、翼部20に加え、コレクタリング21、シールフィン22及びアダプタリング23が備わっている。
コレクタリング21は、ダイヤフラム外輪18の下流側に配置されてシールフィン22を保持する環状の部材であり、周方向に複数分割されている(例えば上半部と下半部に2分割、或いは4−6個に分割されている)。コレクタリング21の外径R1はダイヤフラム外輪18の下流側端部の外径R0よりも大きい。コレクタリング21の内径については、ダイヤフラム外輪18の下流側端部の内径と同程度である。またコレクタリング21の上流側端面21aと下流側端面21bはタービンロータ12の回転中心線C(図2)との直交面に平行な平坦面である。
コレクタリング21の内周面には、周方向に延びるスリット24が設けられている。スリット24は径方向に延びるラジアル溝24aと軸方向に延びるアキシャル溝24bとで断面がT字型に形成されている。ラジアル溝24aには、シールフィン22の軸方向への動き拘束する役割がある。アキシャル溝24bには、シールフィン22の径方向への動きを拘束する役割がある。アキシャル溝24bはコレクタリング21の内周面よりも径方向外側に位置しており、作動流体流路Fに対してコレクタリング21の構造材で隔てられ、作動流体流路Fには臨んでいない。
コレクタリング21には、軸方向に貫通する貫通孔25が周方向に間隔を空けて設けられている。貫通孔25には、コレクタリング21の下流側端面側に座繰り25aが設けられている。座繰り25aを含めて貫通孔25は、スリット24に干渉しない若しくは肉厚不足にならないように、全部がスリット24よりも径方向外側に位置している。また貫通孔25の少なくとも一部は、ダイヤフラム外輪18の下流側端部の外径よりも外側に位置している。回転中心線C(図2)を中心とする貫通孔25のピッチ円直径(P.C.D.)D1は、後述する貫通孔26のピッチ円直径D2よりも大きく設定されている(貫通孔25のピッチ円は貫通孔26のピッチ円よりも径方向外側に位置している)。
シールフィン22は、コレクタリング21の内周面から径方向内側に突出し動翼14dの先端面とコレクタリング21の内周面との間隙をシールする。このシールフィン22は環状の部材であるが、周方向に複数分割されている(例えば上半部と下半部に2分割、或いは4−6個に分割されている)。シールフィン22にはコレクタリング21のスリット24に合わせて断面がT字型に形成されたラジアルスピルストリップ(RSS)構造の根部22aが備わっている。上記のスリット24に周方向から根部22aを嵌め入れることでコレクタリング21の内周部にシールフィン22が固定されている。
なお、図3では運転停止時の状態を表しており、シールフィン22が動翼14dよりも下流側に位置しているが、運転中にはタービンロータ12が熱伸びすることでシールフィン22と動翼14dとの軸方向位置が重なる。また図3ではフィンが1列のシールフィン22を例示しているが、軸方向にフィンを複数列設置する場合には、シールフィン22の構造を軸方向に複数列のフィンを備えた構造に代えることで対応できる。
アダプタリング23は、ダイヤフラム外輪18及びコレクタリング21の間に介在し、コレクタリング21に対して小径のダイヤフラム外輪18にコレクタリング21を取り付けるためのリングである。このアダプタリング23は継ぎ目のない一体のリングであることが望ましいが、コレクタリング21と同様に周方向に複数分割された構造(例えば上半部と下半部に2分割、或いは4−6個に分割された構造)であっても良い。またアダプタリング23はコレクタリング21と同程度の外径であり、ダイヤフラム外輪18の下流側端部よりも外径が大きい。アダプタリング23の内径については、ダイヤフラム外輪18の下流側端部の内径と同程度である。アダプタリング23の上流側端面23aと下流側端面23bはタービンロータ12の回転中心線C(図2)との直交面に平行な平坦面である。
アダプタリング23の下流側端面23bには、コレクタリング21の貫通孔25に対応して周方向に間隔を空けてボルト穴(ネジ穴)27が設けられている。また、アダプタリング23には、軸方向に貫通する貫通孔26が周方向に間隔を空けて設けられている。これら貫通孔26の位置は、ダイヤフラム外輪18の下流側端面18aに周方向に間隔を空けて設けたボルト穴(ネジ穴)28に対応している。ダイヤフラム外輪18の下流側端面18aも回転中心線Cとの直交面に平行な平坦面である。各貫通孔26には、アダプタリング23の下流側端面側に座繰り26aが設けられている。前述した通り回転中心線C(図2)を中心とする貫通孔26のピッチ円直径D2はコレクタリング21の貫通孔25のピッチ円直径D1(つまりボルト穴27のピッチ円直径)よりも小さい。本実施形態において、アダプタリング23の貫通孔26又は座繰り26aは、少なくとも部分的にシールフィン22の根部22aと径方向の位置が重なっている。つまり、アダプタリング23の貫通孔26又は座繰り26aの少なくとも一部が、軸方向から見てシールフィン22の根部22aに重なっている。
ダイヤフラム外輪18及びアダプタリング23は、下流側から軸方向に挿し込まれた複数の第1ボルト31で連結されている。第1ボルト31は例えば六角穴付きボルトであり、アダプタリング23の貫通孔26を介してダイヤフラム外輪18のボルト穴28にねじ込まれている。第1ボルト31の頭部はアダプタリング23の座繰り26aに納まり、アダプタリング23の下流側端面23bからコレクタリング21側に突き出さないようになっている。各第1ボルト31を締め込むことで、ダイヤフラム外輪18及びアダプタリング23の対向面(つまり下流側端面18a及び上流側端面23a)が互いに密着して周方向に連続するシール面を形成している。第1ボルト31はダイヤフラム外輪18及びアダプタリング23のシール面に直交しており、第1ボルト31の締め付け力がシール面の接触圧力に効率的に変換される。
アダプタリング23及びコレクタリング21は、シールフィン22の根部22aよりも外周側の位置で下流側から軸方向に挿し込まれた複数の第2ボルト32で連結されている。第2ボルト32は例えば六角穴付きボルトであり、コレクタリング21の貫通孔25を介してアダプタリング23のボルト穴27にねじ込まれている。本実施形態では、第2ボルト32は第1ボルト31よりも外周側に位置している。第2ボルト32の頭部はコレクタリング21の座繰り25aに納まり、コレクタリング21の下流側端面21bから突き出さないようになっている。各第2ボルト32を締め込むことで、アダプタリング23及びコレクタリング21の対向面(つまり下流側端面23b及び上流側端面21a)で締結されている。第2ボルト32はアダプタリング23及びコレクタリング21の対向面に直交している。
以上のようにダイヤフラム外輪18の下流側に、シールフィン22を保持するコレクタリング21がアダプタリング23を介して装着される。シールフィン22が装着されることで、動翼14dの外周側の間隙流路を介する蒸気Sのリークが抑制されてタービン効率の低下が抑制される。更にアダプタリング23の上記シール面は作動流体流路Fの周囲を切れ目なく取り囲み、ダイヤフラム外輪18とアダプタリング23との対向面間を介する蒸気Sのリークも抑制される。
−製造方法−
図4は本発明のダイヤフラムの製造方法の適用の判断手順を表すフローチャート、図5は本発明の一実施形態に係るダイヤフラムの製造方法の説明図であって改造前のダイヤフラムを表す図である。図5に示したダイヤフラムは既存の蒸気タービン設備で用いられているものであり、同図に示したダイヤフラムをベースにしてシールフィンをRSS構造化する例を説明する。
図5に示したダイヤフラムは蒸気タービン用であり、ダイヤフラム内輪(不図示)、ダイヤフラム外輪a及び翼部fが一体に形成されている。ダイヤフラム外輪aの下流側にはコレクタリングbがボルトcで連結されている。ボルトcはコレクタリングb側から軸方向に挿し込まれてダイヤフラム外輪aにねじ込まれている。コレクタリングbの内周面にはシールフィンdが植え込まれている。シールフィンdはコレクタリングbに対してかしめにより固定されている。このような既存のダイヤフラムをベースにしてRSS構造のシールフィンを備えた新たなダイヤフラムを製造するに当たり、本発明を適用するか否かをまず図4の手順で検討する。
・ステップS1
まず図5のダイヤフラムが湿り段落に属するか、つまりシールフィンdのRSS構造化を要するものであるかを判断する。そもそもシールフィンdに既にRSS構造が適用されていれば発明を適用する必要はなく、ステップS5に手順を移して発明を適用することなく検討を終了する。
・ステップS2
図5のダイヤフラムのシールフィンdをRSS構造化する場合、ステップS2に手順を移し、RSS構造のシールフィン(図3のシールフィン22)とこれを保持するスリット付きの新たなコレクタリング(図3のコレクタリング21)を設計する。
・ステップS3
次にダイヤフラム外輪aの締結用穴eに新たなコレクタリングのスリット(図3のスリット24)が干渉するか、つまり軸方向から見てスリットと締結用穴eが重なるかを判断する。スリットが締結用穴eに重ならなければ、締結用穴eを利用して新たなコレクタリングが装着可能であるため、アダプタリング(図3のアダプタリング23)を別途用意する必要がない。この場合はステップS5に手順を移して検討を終了する。
・ステップS4
ダイヤフラム外輪aの締結用穴eに新たなコレクタリングのスリットが干渉もしくは肉厚不足が発生する場合、ピッチ円直径を拡大してダイヤフラム外輪aの下流側端面に新たなボルト穴が加工可能であるかを判断する。ダイヤフラム外輪aの外径(つまり肉厚)に余裕があって新たなボルト穴が加工可能であれば、この場合もアダプタリングを別途用意する必要がない。新たなボルト穴をダイヤフラム外輪aに加工すると共に、それらボルト穴に対応する貫通孔を新たなコレクタリングに設け、ダイヤフラム外輪aに新たなコレクタリングを直接装着することができる。この場合もステップS5に手順を移して検討を終了する。
・ステップS6
ダイヤフラム外輪aの下流側端面に新たなボルト穴を設けることができない場合、ステップS6に手順を移して発明を適用することとして検討を終了する。
発明を適用することとした場合、図5のダイヤフラムを改造して図3のダイヤフラム17dを製造する手順は、大きくは、ダイヤフラム外輪の加工工程、部品の製作工程、及び組立工程からなる。
ダイヤフラム外輪の加工工程では、アダプタリング23を介してコレクタリング21を取り付けた際にシールフィン22が所望の位置に来るように、ダイヤフラム外輪aの下流側端部を除去して図3のダイヤフラム外輪18を形成する。本例においては、図5のダイヤフラム外輪aの二点鎖線から右側の部分を除去する。但しダイヤフラム外輪aの下流側端部の除去量は翼部fに干渉しない範囲で任意に設定することができる。ダイヤフラム外輪aの下流側端部を除去する場合、例えばダイヤフラム外輪aの下流側端部を機械加工により切削して下流側端面18aを仕上げる方法を採用することができる。大まかにダイヤフラム外輪aの下流側端部をガス切断した上で機械加工により下流側端面18aを仕上げることもできるが、機械加工のみで仕上げることで入熱によるダイヤフラム外輪18の熱変形が抑えられる。また、ダイヤフラム外輪18の下流側端面18aにボルト穴28を加工する。
部品の製作工程では、図3に示したコレクタリング21、シールフィン22及びアダプタリング23を製作する。この部品の製作工程は、ダイヤフラム外輪の加工工程の前に実施しても後に実施しても良く、また同時並行的に実施することもできる。コレクタリング21、シールフィン22及びアダプタリング23の製作順序も順不同であり、どの順で製作しても良いし、複数を同時に製作しても勿論構わない。
組立工程では、コレクタリング21のスリット24にRSS構造のシールフィン22を周方向から嵌め込む。また、ダイヤフラム外輪18の下流側にアダプタリング23を配置し、下流側から軸方向に複数の第1ボルト31を挿し込んでダイヤフラム外輪18に対してアダプタリング23を連結する。そして、アダプタリング23の下流側にコレクタリング21を配置し、下流側から軸方向に複数の第2ボルト32を差し込んでアダプタリング23に対してコレクタリング21を連結する。
−比較例−
図6は比較例に係る製造方法により図3のダイヤフラムを改造して製作したダイヤフラムの構造を表す図である。比較のために図6のコレクタリングb’は図3のコレクタリング21と大きさ及び形状を同一としてある。
図4では既存のダイヤフラムのシールフィンをRSS構造化するに当たってダイヤフラム外輪aの締結用穴eのピッチ円直径が拡大不可である場合、発明を適用して図3の構造に改造した。しかし、従来は図6のようにダイヤフラム外輪aの外径が不足していてRSS構造のシールフィンを保持する新たなコレクタリングb’が取り付けられない場合、ダイヤフラム外輪の設計を外径の大きなものに変更していた。図6においてハッチング部分を除いたダイヤフラム外輪aが既存のものであり、ハッチング部分を含んで大径化されたダイヤフラム外輪a’が設計変更後のものである。この場合、問題なくコレクタリングb’が取り付けられるが、ダイヤフラム外輪は一体構成のダイヤフラムの一部であるため、ダイヤフラム外輪の設計変更に伴って翼部やダイヤフラム内輪を含めてダイヤフラム全体を新製しなければならない。仕様を改めたダイヤフラムの製造には長期間を要する。また既存のダイヤフラム外輪aの外周部を肉盛り溶接することも考えられるが、入熱が大きく熱変形が懸念されるため望ましくない。
−効果−
(1)本実施形態ではシールフィン22をRSS構造とすることによってコレクタリング21に挿入される根部が大きくなり、シールフィン22の固定構造のエロージョンに対する信頼性を高めることができる。また、ダイヤフラム外輪の下流側端部を除去して既存のダイヤフラムを大部分利用できるので、ダイヤフラムにおけるシールフィンのRSS構造化の工期の大幅な短縮が望める。
また、ダイヤフラム外輪18、アダプタリング23及びコレクタリング21はボルトで締結するので、溶接の場合と異なり熱変形が抑えられてダイヤフラムの形状を高精度に仕上げることができる。
(2)第1ボルト31は軸方向から見てシールフィン22に少なくとも一部が重なっており、アダプタリング23に設けた座繰り26aに頭部が納まっている。このように第1ボルト31とシールフィン22とで径方向のスペースを共用することで、アダプタリング23にコレクタリング21を装着するためのボルト穴27を設けるスペースの余裕を確保することができる。また、アダプタリング23に座繰り26aを設けて第1ボルト31の頭部を収容することで、アダプタリング23とコレクタリング21との対向面に対する第1ボルト31の頭部の干渉を回避できる。また座繰り26aがコレクタリング21で塞がれて第1ボルト31が完全に閉じ込められた構成となり、第1ボルト31がコレクタリング21で拘束されるため第1ボルト31の緩みも抑制できる。
(3)ダイヤフラム外輪18及びアダプタリング23のシール面が第1ボルト31に直交する平坦面であるため、第1ボルト31の締め付け力がダイヤフラム外輪18及びアダプタリング23のシール面の接触圧力に無駄なく変換できる。これによりダイヤフラム外輪18及びアダプタリング23のシール面の良好なシール性能が確保できる。
17a−17d…ダイヤフラム、18…ダイヤフラム外輪、18a…下流側端面(ダイヤフラム外輪及びアダプタリングの対向面、シール面)、19…ダイヤフラム内輪、20…翼部、21…コレクタリング、21a…上流側端面(アダプタリング及びコレクタリングの対向面)、22…シールフィン、23…アダプタリング、23a…上流側端面(ダイヤフラム外輪及びアダプタリングの対向面、シール面)、23b…下流側端面(アダプタリング及びコレクタリングの対向面)、26a…座繰り、31…第1ボルト、32…第2ボルト、R1…コレクタリングの外径、R2…ダイヤフラム外輪の外径

Claims (5)

  1. ダイヤフラム内輪、ダイヤフラム外輪、及び翼部が一体に形成された蒸気タービン用のダイヤフラムにおいて、
    前記ダイヤフラム外輪の下流側に配置されたコレクタリング、
    前記コレクタリングに嵌め込まれたラジアルスピルストリップ構造のシールフィン、及び
    前記ダイヤフラム外輪及び前記コレクタリングの間に介在するアダプタリングを更に備え、
    前記ダイヤフラム外輪及び前記アダプタリングは下流側から軸方向に挿し込まれた複数の第1ボルトで連結され、前記ダイヤフラム外輪及び前記アダプタリングの対向面が互いに密着してシールされており、
    前記コレクタリング及び前記アダプタリングは前記ダイヤフラム外輪よりも外径が大きく、前記シールフィンよりも外周側の位置で下流側から軸方向に挿し込まれた複数の第2ボルトで連結されているダイヤフラム。
  2. 請求項1のダイヤフラムにおいて、前記第1ボルトは軸方向から見て前記シールフィンに少なくとも一部が重なっており、前記アダプタリングには前記第1ボルトの頭部を納める座繰りが設けられているダイヤフラム。
  3. 請求項1のダイヤフラムにおいて、前記ダイヤフラム外輪及び前記アダプタリングのシール面が前記第1ボルトに直交する平坦面であるダイヤフラム。
  4. 請求項1のダイヤフラムを少なくとも1段落に適用した蒸気タービン。
  5. ダイヤフラム内輪、ダイヤフラム外輪、及び翼部が一体に形成された蒸気タービン用のダイヤフラムをベースにしてラジアルスピルストリップ構造のシールフィンを備えた新たなダイヤフラムを製造するダイヤフラムの製造方法であって、
    前記ダイヤフラム外輪よりも外径が大きなコレクタリング及びアダプタリングを製作し、
    前記コレクタリングに前記シールフィンを嵌め込み、
    前記ダイヤフラム外輪の下流側端部を除去し、
    前記ダイヤフラム外輪の下流側に前記アダプタリングを配置し、下流側から軸方向に複数の第1ボルトを挿し込んで前記ダイヤフラム外輪に対して前記アダプタリングを連結し、
    前記アダプタリングの下流側に前記コレクタリングを配置し、前記シールフィンよりも外周側の位置で下流側から軸方向に複数の第2ボルトを差し込んで前記アダプタリングに対して前記コレクタリングを連結するダイヤフラムの製造方法。
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