JP2008051101A - 蒸気タービン用のロータ及びタービンエンジン - Google Patents

蒸気タービン用のロータ及びタービンエンジン Download PDF

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クレメント・ガジーロ
John Cleland Lavash
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ロナルド・ウェイン・コルザン
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Abstract

【課題】タービン(100)用のロータ(200)を提供する。
【解決手段】本ロータは、複数のほぼ円筒形のディスク(220)を含み、各ディスクは、それを貫通してほぼ同心に延びるボア(230)を有するほぼ円筒形の本体を含み、ディスクの少なくとも2つは、ボアが該ロータを貫通してほぼ軸方向に延びるように互いに結合される。またタービンエンジンは、タービン(100)と、前記タービンを貫通して軸方向に延びるロータ(200)と、を含み、前記ロータが、複数のほぼ円筒形のディスク(220)を含み、各ディスクが、それを貫通してほぼ同心に延びるボア(230)を有するほぼ円筒形の本体(232)を含み、前記ディスクの少なくとも2つが、前記ボアが該ロータを貫通してほぼ軸方向に延びるように互いに結合される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、総括的には蒸気タービンに関し、より具体的には、蒸気タービン用のロータを製作するための方法及びシステムに関する。
少なくとも幾つかの公知のロータは、ロータ両端部、軸受領域、パッキン領域及び蒸気通路セクションを含む単一の鍛造品として製作される。一般的に、そのようなロータの重量により、ロータは作動中に第1の危険速度を通過するようになる。具体的には、第1の危険速度は、ロータ重量で除算したロータ剛性の平方根に等しい。より具体的には、第1の危険速度は、数学的に次式のように表すことができ、
Figure 2008051101
式中、kはロータの剛性を表し、wはロータの重量を表す。従って、ロータ重量が増大すると危険速度は低い速度になる。危険速度において、ロータは該ロータの固有振動数にほぼ等しい振動数で回転するので、ロータの振動が不安定になる可能性がある。ロータ及び/又はエンジンに対する損傷を回避するために、ロータは、第1の危険速度よりも低い速度で作動させるようにしなくてはならないか、或いは第1の危険速度よりも高い作動速度まで迅速に加速させるようにしなくてはならない。
その他の公知のロータは、より小さな重量を有するように設計して、第1の危険速度が高い速度になるようにされる。少なくともそのような幾つかのロータは、ロータシャフトを貫通してほぼ同心に延びるボアを含む。しかしながら、構造上の要求を満たすために、そのような公知のロータは一般的に、ボア外径とロータ外径との間で測定した壁厚さが大きくなるように製作される。従って、そのようなロータの剛率は一般的に、ロータが第1の危険速度よりも低い速度で作動するのを可能にするのに十分なほどには低くならない。
1つの態様では、タービン用のロータを提供する。本ロータは、複数のほぼ円筒形のディスクを含む。各ディスクは、それを貫通してほぼ同心に延びるボアを有するほぼ円筒形の本体を含む。ロータはまた、ボアが該ロータを貫通してほぼ軸方向に延びるように互いに結合されたディスクの少なくとも2つを含む。
別の態様では、タービンエンジンを提供する。本タービンエンジンは、タービンと、該タービンを貫通して軸方向に延びるロータとを含む。ロータは、複数のほぼ円筒形のディスクを含む。各ディスクは、それを貫通してほぼ同心に延びるボアを有するほぼ円筒形の本体を含む。ロータはまた、ボアが該ロータを貫通してほぼ軸方向に延びるように互いに結合されたディスクの少なくとも2つを含む。
またここでは、タービンロータを製作する方法を開示する。この方法は、複数のほぼ円筒形のディスクを製作する段階を含む。各ディスクを製作する段階は、ほぼ円筒形の本体を製作する段階と、本体を貫通してほぼ同心にボアが延びるようにする段階とを含む。本方法はまた、複数のディスクの少なくとも2つを結合させて、それを貫通して軸方向に延びるボアを有するロータを形成する段階を含む。
図1は、高圧(HP)セクション102と中圧(IP)セクション104とを含む例示的な対向流蒸気タービンエンジン100の概略断面図である。HPシェルすなわちケーシング106は、それぞれ上半分及び下半分セクション108及び110に軸方向に分割される。同様に、IPシェル112は、それぞれ上半分及び下半分セクション114及び116に軸方向に分割される。この例示的な実施形態では、シェル106及び112は、内側ケーシングである。それに代えて、シェル106及び112は、外側ケーシングである。HPセクション102及びIPセクション104間に配置された中央セクション118は、高圧蒸気入口120と中圧蒸気入口122とを含む。ケーシング106及び112内で、HPセクション102及びIPセクション104はそれぞれ、ジャーナル軸受126及び128によって支持された単一の軸受スパンとして構成される。各ジャーナル軸受126及び128の内側寄りには、それぞれ蒸気シール装置130及び132が設置される。この例示的な実施形態では、シェル106及び112は、外側ケーシングである。それに代えて、シェル106及び112は、内側ケーシングである。
環状セクション仕切壁134が、HPセクション102及びIPセクション104間で延びるロータシャフト140に向って、中央セクション118から半径方向内向きに延びる。より具体的には、仕切壁134は、第1のHPセクション入口ノズル136と第1のIPセクション入口ノズル138との間でロータシャフト140の一部分の周りに円周方向に延びる。仕切壁134は、パッキンケーシング144内に形成されたチャネル142内に受けられる。より具体的には、チャネル142は、パッキンケーシング144の外周部の周りでかつ該パッキンケーシング144内に半径方向に延びて、該チャネル142の中央開口が半径方向外側に向くようになったC字形状チャネルである。
作動時に、高圧蒸気入口120は、例えば発電ボイラ(図1には図示せず)などの蒸気源から高圧/高温蒸気を受ける。蒸気は、入口ノズル138からHPセクション102を通って送られ、HPセクション102において、ロータシャフト140に結合された複数のタービンブレードすなわちバケット(図1には図示せず)により蒸気から仕事が抽出されて、ロータシャフト140を回転させる。各バケットの組は、関連するバケットに蒸気を送るのを可能にする対応するステータ組立体(図1には図示せず)を含む。蒸気は、HPセクション102から流出してボイラに戻され、ボイラにおいて再熱される。再熱蒸気は次に、中圧蒸気入口122に送られ、HPセクション102に流入する蒸気よりも低い圧力であるがHPセクション102に流入する蒸気の温度とほぼ等しい温度で、入口ノズル138を介してIPセクション104に戻される。IPセクション104内において、HPセクション102で使用した方式と実質的に同様な方式で回転及び固定構成部品から成るシステムを用いて、蒸気から仕事が抽出される。従って、HPセクション102内の作動圧力はIPセクション104内の作動圧力よりも高く、HPセクション102内の蒸気は、該HPセクション102とIPセクション104との間に生じる可能性がある漏洩通路を通してIPセクション104に向って流れる傾向を持つようになる。
この例示的な実施形態では、蒸気タービン100は、対向流型高圧及び中圧蒸気タービン複合装置である。それに代えて、蒸気タービン100は、それに限定されないが、低圧タービンを含むあらゆる個別のタービンで使用することができる。さらに、本発明は、対向流蒸気タービンでの使用に限定されるものではなくて、それに限定されないが、単流及び複流蒸気タービンを含む蒸気タービン構成でも使用することができる。さらに、本発明は、蒸気タービンに限定されるものではなくて、ガスタービンでも使用することができる。
図2は、蒸気タービン100(図1に示す)で使用することができる例示的なロータ200の概略図である。具体的には、この例示的な実施形態では、ロータ200は、IPセクション104を貫通して延びるロータ140(図1に示す)のその部分である。この例示的な実施形態では、同様なロータ部分が、ロータ200からHPセクション102を貫通して延びる。別の実施形態では、ロータ200は、単流蒸気タービンで独立して使用される。さらに別の実施形態では、ロータ200は、複流蒸気タービンで使用される。ロータ200は、第1の軸受セクション204に結合された第1の端部セクション202と、第2の軸受セクション210に結合された第2の端部セクション208とを含む。第1の軸受セクション204は、第1の端部セクション202と第1のパッキンセクション206との間で延びる。第2の軸受セクション210は、第2の端部セクション208と第2のパッキンセクション212との間で延びる。蒸気通路セクション214が、第1のパッキンセクション206と第2のパッキンセクション212との間で延びる。
この例示的な実施形態では、第1の端部セクション202、第1の軸受セクション204及び第1のパッキンセクション206は、蒸気タービン内での使用に適した鋼合金又はあらゆるその他の材料の単一片から鍛造される。別の実施形態では、第1の端部セクション202、第1の軸受セクション204及び第1のパッキンセクション206は、個別に鍛造され、かつそれに限定されないが、ボルト結合、ねじ結合、溶接、ろう付け、摩擦嵌め及び/又は焼嵌めのようなあらゆる適当な結合方法を使用して互いに結合される。同様に、この例示的な実施形態では、第2の端部セクション208、第2の軸受セクション210及び第2のパッキンセクション212は、蒸気タービン内での使用に適した鋼合金又はあらゆるその他の材料の単一片から鍛造される。別の実施形態では、第2の端部セクション208、第2の軸受セクション210及び第2のパッキンセクション212は、個別に鍛造され、かつそれに限定されないが、ボルト結合、ねじ結合、溶接、ろう付け、摩擦嵌め及び/又は焼嵌めのようなあらゆる適当な結合方法を使用して互いに結合される。さらに、この例示的な実施形態では、蒸気通路セクション214は、それに限定されないが、ボルト結合、ねじ結合、溶接、ろう付け、摩擦嵌め及び/又は焼嵌めのようなあらゆる適当な結合方法を使用して、第1のパッキンセクション206及び第2のパッキンセクション212に結合される。
蒸気通路セクション214は、互いに結合された複数の円周方向ディスク220を含む。ディスク220は、蒸気タービン内での使用に適した鋼合金又はあらゆるその他の材料から個別に鍛造される。この例示的な実施形態では、12個のディスク220を示している。しかしながら、別の実施形態では、蒸気通路セクション214は、あらゆる適当な数のディスク220を含む。具体的には、この例示的な実施形態では、各ディスク220は、蒸気通路セクション214の段を表している。別の実施形態では、蒸気通路セクション214の各段は、ディスク220の群を含む。そのような実施形態では、ディスク220の各群は、あらゆる適当な数のディスク220を含む。各ディスク220は、上流部材222と下流部材224とを含む。具体的には、上流部材222は、複数の翼形部(図示せず)を含み、下流部材224は、その中でステータ組立体が延びる空間を翼形部間に形成する。
この例示的な実施形態では、各ディスク220の下流部材224は、隣接するディスク220の上流部材222に対して結合される。別の実施形態では、円周方向シール、円周方向スペーサ及び/又はバランスホイールの少なくとも1つが、部材222と隣接するディスク220との間に結合される。それに代えて、バランスホイールは、ロータ200のあらゆる部分に結合することができる。さらに、この例示的な実施形態では、各後続ディスク220は、直ぐ上流に配置されたディスク220よりも大きな外周を有する。別の実施形態では、各ディスク220は各々、ほぼ同一の直径Dを有する。ディスク220が段として互いに群を成している実施形態では、それぞれの段内の各ディスク220は、ほぼ同一の直径Dを有し、ディスク220の各後続段は、直ぐ上流の段内のディスク220よりも大きい直径Dを有する。
図3は、ディスク220の前方斜視図である。図4は、ディスク220の後方斜視図である。具体的には、図3は下流端部224の図であり、図4は上流端部222の図である。ディスク220は、ほぼ環状形であり、該ディスク220を貫通してほぼ軸方向に延びるボア230を含み、ディスク本体232が、ボア230から半径方向外向きに延びるようになる。具体的には、本体232は、半径方向内縁部234から半径方向外縁部236まで延びる。この例示的な実施形態では、各ディスク本体232は、隣接するディスク本体232と結合するように構成されて、ボア230が、蒸気通路セクション214の全長を貫通して延びるようになる。この例示的な実施形態では、半径方向内縁部234の下流端部224は、それからほぼ軸方向に延びかつ本体232の周りでほぼ円周方向に延びる突出部238を含む。さらに、この例示的な実施形態では、半径方向内縁部234の上流端部222は、本体232の周りでほぼ円周方向に延びるノッチ240を含む。この例示的な実施形態では、突出部238は、隣接するディスク220内に形成されたノッチ240内に受けられる寸法にされて、各ディスク220が、ほぼ同心に整列するようになる。別の実施形態では、突出部238は、円周方向シール、円周方向スペーサ及び/又はバランスホイールの少なくとも1つに形成されたノッチ内に受けられる寸法にされる。
ディスク本体232はまた、円周方向に間隔を置いて配置されかつ該ディスク本体232を貫通して延びる複数の開口242を含む。この例示的な実施形態では、ディスク本体232は、18個の開口242を含む。それに代えて、ディスク本体232は、あらゆる適当な数の開口242を含むことができる。各隣接するディスク220の開口242は、ほぼ同心に整列されて、ディスク220を互いに結合するのを可能にする。具体的には、ディスク220は、各開口242を貫通して延びる軸方向ボルト、スタッド、ネジ付きロッド又はあらゆるその他の適当な結合機構の少なくとも1つを使用して結合される。それに代えて、ディスク220は、溶接法、ろう付け法又はあらゆるその他の適当な保持法の少なくとも1つによって結合される。
ディスク上流端部222に結合された複数の翼形部244は、本体232から半径方向外向きに延びる。翼形部244は、ディスク220が互いに結合された時に、下流端部224において各隣接ディスク220の複数の翼形部244間にギャップが形成されるように配向される。さらに、ギャップは、その中をステータ組立体が延びるのを可能にする。この例示的な実施形態では、翼形部244は、本体232と単体構造に製作される。別の実施形態では、本体232は、その各々が翼形部244を受けかつ保持するような寸法にされた複数のダブテールスロットを含む。さらに、この例示的な実施形態では、ディスク220は、各翼形部244に結合されかつディスク220の周りで延びる一体形のシールチップ246を含む。別の実施形態では、シールチップ246は、互いに結合されて単体構造の円周方向シールチップを形成する複数のセクションから製作される。さらに別の実施形態では、ディスク220は、シールチップ246を含まない。
ロータ200の製作時に、ディスク220は、上述のように、互いに結合されて、該ディスク220を貫通して延びるほぼ同心のボア230を有するロータ200を形成する。この例示的な実施形態では、ボア230は、蒸気通路セクション214を貫通して延びる。別の実施形態では、ロータ200のその他のセクションは、ボア230がロータ200のほぼ全長を貫通して延びるように製作される。ボア230は、ロータ200の重量を軽減して、タービン100の作動時に第1の危険速度を高い速度にするようにする。従って、タービン100は、第1の危険速度に達することなく正常作動状態で作動可能である。従って、タービン100内の振動は、低下させることが可能になる。さらに、ボア230は、タービンの効率及び寿命を高めながら、タービン100に関連する保守作業を減少させるのを可能にする。
さらに、ボア230は、タービンロータに関連するコストを実質的に低減する。具体的には、ディスク220の設計は、製造コストを低減し、またロータが第1の危険速度を通過することが必要な作動速度を有する公知のロータに関連した支持装置のコストを低減する。さらに、ロータ200の設計により、ロータの重量を軽減しかつその寸法を縮小して、ロータの鍛造に関連する時間及びコストが低減されるようにすることが可能になる。さらに、ロータの寸法を縮小しかつその重量を軽減することは、ロータを製作するのに利用可能な原材料業者の数を増加させる。これに加えて、ロータ200の設計は、ロータ鍛造品及びバケット材料における未利用及び廃棄材料の量を減少させる。
この例示的な実施形態では、タービンロータを製作する方法を提供する。本方法は、複数のほぼ円筒形のディスクを製作する段階を含む。各ディスクを製作する段階は、ほぼ円筒形の本体を製作する段階と、本体を貫通してボアがほぼ同心に延びるようにする段階とを含む。本方法はまた、複数のディスクの少なくとも2つを互いに結合させて、ディスクを貫通して軸方向に延びるボアを有するロータを形成する段階を含む。
本明細書で使用する場合、単数表現でなくかつ数詞のない表現で記載した要素又は段階は、そのような排除を明確に示していない限り、複数のそのような要素又は段階を排除するものではないことを理解されたい。さらに、本発明の「1つの実施形態」という表現は、記載した特徴にさらに組み入れた付加的な実施形態の存在を排除するものとして解釈することを意図するものでない。
本明細書に記載した装置及び方法は、蒸気タービン用のロータを製作することに関して説明しているが、本装置及び方法は、ロータ又は蒸気タービンに限定されるものではないことを理解されたい。同様に、例示したロータ構成部品は、本明細書に記載した特定の実施形態に限定されるものではなく、むしろ、ロータの構成部品は、本明細書に記載した他の構成部品から独立してかつ別個に利用することができる。
様々な特定の実施形態に関して本発明を説明してきたが、本発明が特許請求の範囲の技術思想及び技術的範囲内の改良で実施することができることは当業者には分かるであろう。
例示的な対向流蒸気タービンエンジンの概略断面図。 図1に示す蒸気タービンで使用することができる例示的なロータの概略図。 図2に示すロータの一部分の前方斜視図。 図3に示すロータの部分の後方斜視図。
符号の説明
100 対向流蒸気タービンエンジン
102 高圧(HP)セクション
104 中圧(IP)セクション
106 HPシェル又はケーシング
108 HPシェル上半分セクション
110 HPシェル下半分セクション
112 IPシェル
114 IPシェル上半分セクション
116 IPシェル下半分セクション
118 中央セクション
120 高圧蒸気入口
122 中圧蒸気入口
126 HPセクション支持用ジャーナル軸受
128 IPセクション支持用ジャーナル軸受
130 HPジャーナル軸受用蒸気シール装置
132 IPジャーナル軸受用シール装置
134 環状セクション仕切壁
136 HPセクション入口ノズル
138 IPセクション入口ノズル
140 ロータシャフト
142 チャネル
144 パッキンケーシング
200 ロータ
202 第1の端部セクション
204 第1の軸受セクション
206 第1のパッキンセクション
208 第2の端部セクション
210 第2の軸受セクション
212 第2のパッキンセクション
214 蒸気通路セクション
220 ディスク
222 ディスク上流端部又は上流部材
224 ディスク下流端部又は下流部材
230 ボア
232 ディスク本体
234 半径方向内縁部
236 半径方向外縁部
238 突出部
240 ノッチ
242 開口
244 翼形部
246 シールチップ

Claims (10)

  1. タービン(100)用のロータ(200)であって、
    複数のほぼ円筒形のディスク(220)を含み、
    各ディスクが、それを貫通してほぼ同心に延びるボア(230)を有するほぼ円筒形の本体(232)を含み、
    前記ディスクの少なくとも2つが、前記ボアが該ロータを貫通してほぼ軸方向に延びるように互いに結合される、
    ロータ(200)。
  2. 各前記ディスク(220)が、前記複数のディスクを結合するためのラベットをさらに含む、請求項1記載のロータ(200)。
  3. 各前記ディスク(220)の本体(232)の周りに円周方向に形成された複数の開口(242)と、
    前記複数の開口を貫通して延びて前記少なくとも2つのディスクを互いに結合する複数の結合装置と、
    をさらに含む、請求項1記載のロータ(200)。
  4. 前記互いに結合された少なくとも2つの隣接するディスク(220)間に結合された円周方向シール、円周方向スペーサ及びバランスホイールの少なくとも1つをさらに含む、請求項3記載のロータ(200)。
  5. 各前記ディスク(220)が、前記本体(232)の周りに円周方向に間隔を置いて配置された複数の翼形部(244)をさらに含み、
    前記翼形部の各々が、前記本体から半径方向外向きに延びる、
    請求項1記載のロータ(200)。
  6. 前記複数の翼形部(244)が各々、前記互いに結合された隣接する少なくとも2つのディスク(220)間にギャップが形成されるように配向される、請求項5記載のロータ(200)。
  7. 前記本体(232)内に形成された複数のダブテールスロットをさらに含み、
    前記複数の翼形部(244)の各々が、前記複数のダブテールスロットの1つ内に結合される、
    請求項5記載のロータ(200)。
  8. タービン(100)と、
    前記タービンを貫通して軸方向に延びるロータ(200)と、を含み、
    前記ロータが、複数のほぼ円筒形のディスク(220)を含み、
    各ディスクが、それを貫通してほぼ同心に延びるボア(230)を有するほぼ円筒形の本体(232)を含み、
    前記ディスクの少なくとも2つが、前記ボアが該ロータを貫通してほぼ軸方向に延びるように互いに結合される、
    タービンエンジン。
  9. 各前記ディスク(220)が、前記複数のディスクを結合するためのラベットをさらに含む、請求項8記載のタービンエンジン。
  10. 各前記ディスク(220)の本体(232)の周りに円周方向に形成された複数の開口(242)と、
    前記複数の開口を貫通して延びて前記少なくとも2つのディスクを互いに結合する複数の結合装置と、
    をさらに含む、請求項8記載のタービンエンジン。
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