JP2020137236A - ブラシレス振動モータ - Google Patents
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Abstract
【課題】 小型で複数個のコイルを使用した高効率なブラシレス振動モータを提供する。【解決手段】 本発明のブラシレス振動モータ9は、ステータ1に軸3と印刷配線板4を載置し、4個の複数のコイルを保持し、ディテントトルク発生部7を一体に設けたコイルホルダー6を配備し、小型で組み立てが困難なコイルを、容易に組み立てが出来、またディテントトルク発生部7も兼ねることにより、より小型で高効率なブラシレス振動モータ9を実現することができる。【選択図】 図1
Description
本発明は、移動体通信機器等に使われる偏平型のブラシレス振動モータに関するものである。
背景技術として、4個のコイルで構成され、厚みが0.12mm程度の印刷配線板に穴を開け、開口部にコイルが配置され、ブラケットにディテントトルク発生部材が埋め込まれているものが提案されている(特許文献1参照)。
また、2個のコイルで構成され、ベース部材に開口部を設けてディテントトルクを発生させている偏平型振動モータが提案されている(特許文献2参照)。
モータのサイズが直径6〜8mm程度の小型のブラシレス振動モータでは、コイルのサイズも非常に小さくなり、モータ効率の良い特許文献1は製造が困難な為に採用出来ず、製造が容易な特許文献2の構造が多く採用されている。
また、2個のコイルで構成され、ベース部材に開口部を設けてディテントトルクを発生させている偏平型振動モータが提案されている(特許文献2参照)。
モータのサイズが直径6〜8mm程度の小型のブラシレス振動モータでは、コイルのサイズも非常に小さくなり、モータ効率の良い特許文献1は製造が困難な為に採用出来ず、製造が容易な特許文献2の構造が多く採用されている。
しかしながら、特許文献1に記載された構造は、明細書内にも記載のある通り、直径10mm程度のブラシレス振動モータを想定している構造となっており、コイルサイズも大きく製造が容易な為、コイルの所定の位置に配置するに辺り、コイルの内径部分をガイドに治具で位置決め等をして製造する事が出来た。
直径6mm程度のブラシレス振動モータでは、4個のコイルにするとコイルが非常に小さい物となり、コイルの内径もガイドを入れる隙間がなく、製造する事が困難であった。その為、このような小さいサイズのブラシレス振動モータでは、特許文献2のような2個のコイル構造が採用され、コイルの大きさを確保していた。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、直径6mm程度の小型ブラシレス振動モータにおいて、4個のコイルでも容易に固定が出来、高効率で製造が容易な小型ブラシレス振動モータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に示すように、本発明に係るブラシレス振動モータは、軸が固定されたブラケット上に配置された印刷配線板と複数のコイルを備え、複数のコイルを保持する磁性体からなるコイルホルダーで構成され、前記コイルホルダーは一部の高さを変えて、ディテントトルクを発生するように構成されている。
このように磁性体からなるディテントトルク発生部材で、コイルを保持するコイルホルダーの用途を兼ねて、構成させることを特徴とする。
また、請求項2に示すように、薄くて浮きやすい印刷配線板に穴を開け、コイルホルダーとブラケットで印刷配線板が浮かないように挟持している。
以上記述したように、本発明によれば、複数のコイルを容易に固定する事が出来、小型で高効率なブラシレス振動モータを実現することが出来る。
以下、図面により、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るブラシレス振動モータのステータ1の斜視図を示す。図2は、ステータ1の平面図と側面図を示す。図3は、本発明のブラシレス振動モータの断面図を示す。図4は、本発明の分解斜視図を示す。
図1、図2において、本発明のステータ1は、直径6mm程度で厚み0.1〜0.2mm程度の金属板からならブラケット2で形成され、中心部にステンレス製の軸3が固定されている。
ブラケット2の上に0.1mm程度の印刷配線板4が載置されている。印刷配線板4の上に4個のコイル5と、コイル5に電流を供給するモータ駆動IC8等の電子部品が実装されている。また、4個のコイル5の外周に0.1mm程度の磁性体からならコイルホルダー6が配置されている。このコイルホルダー6は、一部の高さが高くなっていて、ディテントトルク発生部7を設けている。
上述したコイルホルダー6の板厚は、出来るだけコイルのスペースを阻害しないように板厚0.2mm以下が理想である。コイルホルダー6は、複数個のコイル5を保持する目的とディテントトルク発生部7を兼ねており、磁性体で形成されている。
本発明では、コイルホルダー6を磁性体にし、ディテントトルク発生部7を兼ねた構成にしているが、非磁性金属板でコイルを保持し、ディテントトルク発生部7は、特許文献2のようにブラケット2の一部を開口させてもよい。
図3に本発明に係るブラシレス振動モータ9を示す。ステータ1に固定された軸3に回転し振動を発生するロータ10が配備されている。ロータ10は、コイル5に面対向したマグネット11と振動発生用錘12と軸受13とマグネットヨーク14で構成されている。ロータ10とブラケット2の摺動部にはワッシャー15が配備されている。ロータ10をカバーするようにハウジング16が構成されており、ハウジング16はステータ1に固定されている。
上述したロータ10について、より詳細に説明する。
磁性体金属で形成されたマグネットヨーク14をベースに、比重の重いタングステン合金で形成された振動発生用錘12を接着や溶接等により固定されている。希土類磁石で形成され、N・S極交互に6極に着磁されたマグネット11を接着している。銅系もしくは鉄系の粉末焼結含有軸受で形成された軸受13を、圧入・溶接・かしめ等の手段で固定している。
また、ロータ10とブラケット2が摺動する部分に、摩擦を低減する為の滑りワッシャー15を配置している。
図4に本発明に係るブラシレス振動モータ9のステータ1の分解斜視図を示す。コイルホルダー6の一部に固定用の爪17を出し、印刷配線板4の一部に開けた穴に挿入後、ブラケット2に圧入・接着・溶接等の手段で固定され、印刷配線板4の浮きを防止している。
以上説明したように、このような実施例を採用すれば、サイズが直径6mm、厚みが3mm以下の極めて小さい複数個のコイルを精度よく、スペースを犠牲にする事なく、容易に製造が出来、4個のコイルで効率よく回転するブラシレス振動モータが実現できる。発明者が試作実験をしたところ、市場で一般的に採用されている特許文献2に記載の構造に対して、本発明のブラシレス振動モータでは、振動量を減少させることなく、消費電流を半分程度にすることが達成出来た。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施形態のものに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
1 ステータ
2 ブラケット
3 軸
4 印刷配線板
5 コイル
6 コイルホルダー
7 ディテントトルク発生部
8 モータ駆動IC
9 ブラシレス振動モータ
10 マグネットヨーク
11 マグネット
12 振動発生用錘
13 軸受
14 マグネットヨーク
15 ワッシャー
16 ハウジング
17 コイルホルダー固定爪
2 ブラケット
3 軸
4 印刷配線板
5 コイル
6 コイルホルダー
7 ディテントトルク発生部
8 モータ駆動IC
9 ブラシレス振動モータ
10 マグネットヨーク
11 マグネット
12 振動発生用錘
13 軸受
14 マグネットヨーク
15 ワッシャー
16 ハウジング
17 コイルホルダー固定爪
Claims (3)
- 金属ブラケットと、前記金属ブラケットに固定された軸と、前記金属ブラケットに載置された印刷配線板と、3個以上のコイルを備えたステータにおいて、金属板からなるコイルホルダーでコイルを保持することを特徴とするブラシレス振動モータ。
- 前記コイルホルダーを磁性体で形成し、ディテントトルク発生部を兼ねたことを特徴とする請求項1に記載のブラシレス振動モータ。
- 前記コイルホルダーに固定用の爪を設けて、前記印刷配線板を前記ブラケットと前記コイルホルダーで挟持し、前記印刷配線板の浮きを防止したことを特徴とする請求項1又は2に記載のブラシレス振動モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019027026A JP2020137236A (ja) | 2019-02-19 | 2019-02-19 | ブラシレス振動モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019027026A JP2020137236A (ja) | 2019-02-19 | 2019-02-19 | ブラシレス振動モータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020137236A true JP2020137236A (ja) | 2020-08-31 |
Family
ID=72263768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019027026A Pending JP2020137236A (ja) | 2019-02-19 | 2019-02-19 | ブラシレス振動モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020137236A (ja) |
-
2019
- 2019-02-19 JP JP2019027026A patent/JP2020137236A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20210430 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210510 |