JP2020134744A - 像加熱装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、このような定着装置において、ニップ部形成部材と加圧フィルムの内面との摺動性が低い場合、ニップ部形成部材や加圧フィルムが摩耗して削れ粉が発生し、ますます摺動性が低下することがある。その結果、定着ローラの駆動トルクの増大や、ステッィク(張り付き)とスリップ(すべり)を繰り返すスティックスリップ現象や、スティックスリップ現象に起因する異音発生を引き起こす可能性がある。
ニップ部でトナー画像を担持した記録材を搬送しながら前記トナー画像を加熱する像加熱装置であって、
前記トナー画像を担持した記録材と接触する回転体と、
無端のフィルムと、
前記フィルムの内面に接触し、前記回転体とともに前記フィルムを介して前記ニップ部を形成するニップ部形成部材と、
を有し、
前記フィルムと前記ニップ部形成部材の間に潤滑グリースを介在させる像加熱装置であって、
前記ニップ部形成部材は、表面にアルマイト処理が行われたアルミニウム製の部材であり、
前記潤滑グリースは、オイルと、固形分である増ちょう剤とを混合させたものであり、
前記フィルム内面の表面粗さ、前記ニップ部形成部材の表面粗さ、前記増ちょう剤の粒径φK、および、前記アルマイト処理により前記ニップ部形成部材の表面に形成された微細孔の径φH、の関係が、以下の関係式(1)〜(3)を満たすことを特徴とする、像加熱装置である。
ニップ部形成部材の表面粗さ>φK …(1)
フィルム内面の表面粗さ>φK …(2)
φK>φH …(3)
まず、図面を参照して画像形成装置の構成と、画像形成のシーケンスについて説明する。
図1は、実施例1の画像形成装置1の横断面の模式図である。本実施例の画像形成装置1は、インライン方式のフルカラーのレーザープリンタである。
画像形成装置1は、記録材P上に未定着のトナー画像を形成する画像形成部10と、記録材P上に形成したトナー画像を定着させる像加熱装置としての定着装置50とを有する。なお本明細書においては、記録材Pへの未定着のトナー画像の形成に関わる構成が、画像形成部に対応する。その後、定着部(像加熱部)としての定着装置50(像加熱装置)が、記録材Pを加熱および加圧することによりトナー画像が記録材Pに定着し、画像形成物として機外へ排出される。
画像形成部10において、中間転写体としての中間転写ベルト30の回転方向に沿って上流側から下流側にかけて4つの画像形成ステーションSY,SM,SC,SKが配設されている。各画像形成ステーションSY,SM,SC,SKは、その順に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー画像を形成する。
各画像形成ステーションSY,SM,SC,SKはそれぞれ、像担持体としての感光ドラム22Y,22M,22C,22Kを備える。各感光ドラムは、駆動モータ(不図示)の駆動力により回転する。
中間転写ベルト30は、樹脂製の無端状ベルトで構成されている。中間転写ベルト30は、駆動ローラ34a、二次転写対向ローラ34b、および、テンションローラ34cという、3つの回転可能な支持部材に張架されている。中間転写ベルト30の外周面を感光ドラム22Y,22M,22C,22Kの外周面に接触させることにより、中間転写ベルト30の表面と、感光ドラム22Y,22M,22C,22Kの表面との間で一次転写ニップ部Tn1が形成される。中間転写ベルト30は、駆動ローラ34aの駆動力により矢印方向に回転する。
制御部40は、CPUや、RAMやROM等のメモリなどの演算資源を有する。メモリには画像形成のための制御シーケンスなどが記憶されている。制御部40は、ホストコンピュータなどの外部装置(不図示)から出力されるプリント指令に応じて画像形成のための制御シーケンスを実行し、画像形成部10や定着装置50などを制御する。
たレーザ光を照射する。これにより、感光ドラム22Yに静電潜像が形成される(露光工程)。現像装置26Yは、トナーを用いてこの静電潜像を顕像化して、感光ドラム22Yの表面にトナー画像を形成する(現像工程)。
画像形成ステーションSM,SC,SKにおいても同様の帯電工程、露光工程、現像工程の画像形成プロセスが行われ、各感光ドラム22Y,22M,22C,22Kの表面にトナー画像が形成される。
一次転写工程の後に、クリーニング部27Y,27M,27C,27Kが、感光ドラム22Y,22M,22C,22Kの表面に残った転写残トナーを除去する。続いて、感光ドラム22Y,22M,22C,22Kは次の画像形成に供される。
なお、二次転写後に中間転写ベルト30の表面に残った転写残トナーは、転写残トナーの帯電ローラ33によって画像形成時の極性と逆極性に帯電される。そして一次転写部31によって感光ドラム22Y,22M,22C,22Kの表面上に静電気力によって回収され、クリーニング部27Y,27M,27C,27Kによって回収される。
続いて、図2を参照して、本実施例に係る像加熱装置としての定着装置50について説明する。図2は、定着装置50の横断面の模式図である。本実施例の定着装置50は、外部加熱方式の定着装置である。本実施例に示す定着装置50は、記録材上の画像と接触して加熱する回転体としての定着ローラ51と、加熱ユニット52と、加圧ユニット53を有している。
本実施例の定着ローラ51、加熱ユニット52および加圧ユニット53は、記録材Pの搬送方向と直交する方向に長い形状を持つ。定着ローラ51は、鉄、SUS(ステンレス鋼)、アルミニウム等の金属材料からなる丸軸状の芯金60を有している。芯金60の外周面上には、シリコーンゴムなどを主成分とする弾性層61が形成される。弾性層61の外周面上には、PTFE、PFAまたはFEPなどを主成分とする離型層(最表層)62が形成されている。なお、PTFEはポリテトラフルオロエチレンであり、PFAはテトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体であり、FEPはテトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体である。定着ローラ51の芯
金60の長手方向の両端部が、定着装置50の装置フレーム(不図示)に回転可能に支持されている。
グリースとしてグリースFGが塗布されている。本実施例のグリースFGとしては、固形分である増ちょう剤FSとしてのフッ素樹脂と、オイル分としてのフッ素オイルであるオイル分FLとを混合させた混和物である、フッ素系グリースを用いる。
本実施例の定着装置50においては、プリント指令に応じて駆動モータ(不図示)が回転駆動され、駆動モータの出力軸の回転が所定のギア機構(不図示)を介して定着ローラ51の芯金60に伝達される。これにより定着ローラ51が矢印方向(R1)に回転する。
以下、本発明にかかる特徴的な構成について説明する。本実施例では、無端のフィルムである加圧フィルム66の内面の表面粗さを、加圧ユニットに用いるグリースFGの増ちょう剤FSの粒径よりも大きくする。また、ニップ部形成部材68の定着ニップ部側表面の表面粗さも、加圧ユニットに用いるグリースFGの増ちょう剤FSの粒径よりも大きくする。さらに、ニップ部形成部材68の表面にアルマイト処理を行い、アルマイト処理により形成されたアルマイト微細孔の径を、フッ素系グリースFGの増ちょう剤FSの粒径よりも小さくする。
かかる構成により、加圧フィルム66とニップ部形成部材68との間の摩擦力を長期に渡り抑制でき、加圧フィルム66のスティックスリップによる異音発生や定着ローラの駆動トルク上昇を長期にわたり抑制できる。以下その具体的構成と作用について説明する。
(1)グリースFG
本実施例のグリースFGは、増ちょう剤FSの材料としてはPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)の微粒子を、フッ素オイル分FLとしてはPFPE(パーフルオロポリエーテル)を用いる。ただし、本発明のグリースの成分は、これらに限定されない。
本実施例の加圧フィルム66としては、高温域でも良好な強度が得られるように、基層にPEEKとPEIを混ぜた材料を用いる。また表層には導電材としてカーボンを分散させたPFA樹脂のチューブを被覆させている。基層と表層のPFAチューブとは、内型と外型を用いた熱と圧力による圧着により接着した。すなわち、SUS製の外型の内側にチューブをセットし、その中に、押し出し成形により作成したPEEKとPEIの混合物よりなる基層の素管を挿入する。そしてさらにその内側に、膨張可能なポリイミド樹脂よりなる中子を挿入し、加熱する。すると中子の熱膨張により、外型の内側に配置したPFAチューブと基層が強く加熱されながら圧接されることで、基層表面にPFAチューブが接着する。なお中子の表面にあらかじめ微細な傷や凹凸をつけておくことで、それらの形状が基層内面に転写されるため、基層の内面の粗さをコントロールできる。
本実施例のニップ部形成部材68の材質としてはアルミニウムを用いている。アルミニウム表面にアルマイト処理を施す際に、表面粗さと、アルマイト処理による微細孔の径を制御する。ニップ部形成部材68の表面粗さは、アルマイト処理前のアルミニウム板材の表面粗さやアルマイト処理の条件や後処理による加工などによりコントロールできる。またアルマイト処理による微細孔の径は、アルマイト処理のアノード印加電圧や電解液条件などの処理条件でコントロールできる。
増ちょう剤FSとして、D10粒径が3つの異なる水準の大きさの、球状PFA増ちょう剤を用いた。これらにオイル分としてPFPE(パーフルオロポリエーテル)を混ぜて、表1に示す3種類の潤滑グリースA〜Cを作成した。
ニップ部形成部材Bについては、アルミニウムの板材としてニップ部形成部材Aのものよりもより平滑なグレードであるA1050の表面程度LF材を用いた。また、ニップ部形成部材Aと同じ条件でアルマイト処理を行った。
ニップ部形成部材Cについては、アルミニウムの板材としてニップ部形成部材Aと同じA1050の表面程度HB材を用いた。また、アルマイト微細孔の径を大きくするために、電解液をリン酸とし、かつ、アノード電圧条件はニップ部形成部材AおよびBよりも高い条件として、アルマイト処理を行った。
ここで、増ちょう剤のD10粒径とは、走査型電子顕微鏡(SEM:Scanning
electron microscopy)による観察(3万倍前後)で実際に測定した増ちょう剤100個の粒子径分布から求めた10%粒径のことである。また、アルマイト微細孔のD90径とは、SEM観察(5万〜15万倍程度)で実際に測定した100個の孔径分布から求めた90%径のことである。
上記グリース(A,B,C)、ニップ部形成部材(A,B,C)、加圧フィルム(A,B,C)を組み合わせた構成の定着装置を用いて、実際に通紙耐久を行い、トルク上昇および異音発生の有無や、その程度を確認した。その結果を以下に示す。
続いて、通紙耐久として、定着装置50を画像形成装置1に組み付けて連続プリントの通紙耐久を3000枚行った。そして、通紙耐久後に定着装置50を画像形成装置1から取り外し、初期トルクを測定したときと同じ方法でトルクを測定した。
%)下で、5000枚の連続プリントの通紙耐久を行った。その後、定着装置50を環境温度(30°C/80%)になじむまで冷却させてから、高温多湿環境(30°C/80%)下に48時間以上放置させた放置紙の連続プリントを30枚行い、定着装置50からの異音発生有無を確認した。
まず、増ちょう剤FSのD10粒径が220nmであるグリースAを用いたテスト結果を、以下の表4に示す。トルク上昇が抑制され、かつ、異音の発生もない場合を、具体例1〜3としてまとめた。一方、トルク上昇が大きく、かつ、異音が小発生または発生している場合を、比較例1〜3としてまとめた。
なお、異音の耐久後評価結果について、「小発生」とは装置本体の近傍〜100cmの範囲で聞こえるレベルであることを、「発生」とは100cmを超える範囲で聞こえるレベルであることを指す。
一方、比較例1〜3が示すように、以下の関係式1、2および3のいずれかひとつでも満たしていない場合に、トルク上昇が大きくかつ異音が発生していることが分かる。
フィルム表面粗さ>φK …(関係式2)
φK>φH …(関係式3)
また、表面粗さの測定方法や、増ちょう剤粒径や微細孔の径の測定方法は、上記の方法に限定されるものではない。
次に、増ちょう剤FSのD10粒径が100nmであるグリースBを用いたテスト結果を、以下の表5に示す。符号の意味は表4と同様である。トルク上昇が抑制され、かつ、異音の発生もない場合を、具体例4、5とした。一方、トルク上昇が大きく、かつ、異音が小発生または発生している場合を、比較例4とした。
一方、比較例4が示すように、いずれかの関係式(ここでは関係式3)を満たさない場合は、トルク上昇が大きくかつ異音が発生していることが分かる。なお、比較例4の構成では、表4の具体例1のときと同じニップ部形成部材68及び加圧フィルム66を用いている。しかし、増ちょう剤粒径が異なるグリースBを用いたため関係式3を満たさなくなってしまい、トルク上昇および異音が発生してしまっている。
次に、増ちょう剤FSのD10粒径が320nmであるグリースCを用いたテスト結果を、以下の表6示す。符号の意味は表4と同様である。トルク上昇が抑制され、かつ、異音の発生もない場合を、具体例6とした。一方、トルク上昇が大きく、かつ、異音が小発生または発生している場合を、比較例5〜8とした。
例えば、比較例5の構成は表4の具体例2と同様であり、比較例6の構成は表4の具体例1と同様である。しかし、増ちょう剤粒径が異なるグリースCを用いたため、比較例5については関係式1が満たされず、比較例6については関係式2が満たされない。そのため、トルク上昇および異音が発生してしまっている。
また、比較例7の構成は表5の具体例5と同様であり、比較例8の構成は表5の具体例4と同様である。しかし、増ちょう剤粒径が異なるグリースCを用いたため関係式1,2を満たさなくなってしまい、トルク上昇および異音が発生してしまっている。
図3、図4および図5を用いて、本実施例の構成がもたらす作用について説明する。
図3は、増ちょう剤FSの大きさに対して、加圧フィルム66およびニップ部形成部材68の表面粗さが小さい場合の、定着ニップ部Nの断面を拡大した模式図である。図3の構成においては、加圧フィルムもニップ部形成部材ともに平滑であるため、増ちょう剤が長期に渡っては介在出来ない。したがって図3においては、上記関係式1,2がともに満たされない。図3(a)は、装置の組み立て直後の状態を示し、図3(b)は、通紙耐久後の状態を示す。
しかし耐久枚数が進むと、加圧フィルム66とニップ部形成部材68の密着が進行するため、図3(b)のように定着ニップ部Nの内部、増ちょう剤FSが存在せずオイル分FLだけが存在する密着領域が増えてしまう。このように密着が進行することで、加圧フィルム66が回り難くなり、加圧フィルム66とニップ部形成部材68の間の摺動性が低下し、定着ローラ51の駆動トルク上昇や、加圧フィルム66のスティックスリップによる異音の発生を引き起こしてしまう。
なお、図4(a)中の領域Aのように、定着ニップ部Nの中にも局所的には図3(b)に近い、増ちょう剤FSが介在できない領域も存在する。しかし、加圧フィルム66とニップ部形成部材68の表面粗さRcが関係式1および2を満たす範囲にあっては、増ちょう剤FSが存在する領域Bの方が圧倒的に多くなる。
。また、アルマイト微細孔は、大きさが20nm程度のときには1cm2あたり300億個前後の密度で存在するため、非常に多くのオイル分FLを溜め込むことができる。そのため、オイルが加圧フィルム両端から流出しにくく、オイル分FLを長期に渡り定着ニップ部N部に供給することから、長期に渡り加圧フィルム66とニップ部形成部材68の間の摺動性が確保される。
実施例1では、像加熱装置として図2に示す外部加熱方式の定着装置50を用いた。一方、本実施例では、像加熱装置として図7に示すような、フィルム加熱方式の定着装置500を用いる。
加圧ローラ660は、ニップ部形成部材680と共にフィルム640を介してニップ部Nを形成する。
成部材680と加圧ローラ660の間に圧力が加わることにより、トナー画像を記録材Pに定着させる。
フィルム表面粗さ>φK …(関係式2)
φK>φH …(関係式3)
Claims (9)
- ニップ部でトナー画像を担持した記録材を搬送しながら前記トナー画像を加熱する像加熱装置であって、
前記トナー画像を担持した記録材と接触する回転体と、
無端のフィルムと、
前記フィルムの内面に接触し、前記回転体とともに前記フィルムを介して前記ニップ部を形成するニップ部形成部材と、
を有し、
前記フィルムと前記ニップ部形成部材の間に潤滑グリースを介在させる像加熱装置であって、
前記ニップ部形成部材は、表面にアルマイト処理が行われたアルミニウム製の部材であり、
前記潤滑グリースは、オイルと、固形分である増ちょう剤とを混合させたものであり、
前記フィルム内面の表面粗さ、前記ニップ部形成部材の表面粗さ、前記増ちょう剤の粒径φK、および、前記アルマイト処理により前記ニップ部形成部材の表面に形成された微細孔の径φH、の関係が、以下の関係式(1)〜(3)を満たすことを特徴とする、像加熱装置。
ニップ部形成部材の表面粗さ>φK …(1)
フィルム内面の表面粗さ>φK …(2)
φK>φH …(3) - 前記潤滑グリースにおいて、前記オイルはフッ素オイルであり、前記増ちょう剤はフッ素樹脂である
ことを特徴とする請求項1に記載の像加熱装置。 - 前記増ちょう剤の粒径は、走査型電子顕微鏡により前記増ちょう剤を測定して得られた粒子径分布から求めたD10粒径である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の像加熱装置。 - 前記アルマイト処理により形成された前記微細孔の径は、走査型電子顕微鏡により前記微細孔を測定して得られた孔径分布から求めたD90径である
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の像加熱装置。 - 前記ニップ部形成部材の表面粗さおよび前記フィルム内面の表面粗さは、JIS B 0601−2001で規定される粗さ曲線要素の平均高さである
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の像加熱装置。 - ヒータをさらに有し、
前記ヒータの熱を利用して前記トナー画像を加熱する
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の像加熱装置。 - 前記回転体は定着ローラであり、
前記ヒータは、前記定着ローラの表面を加熱し、
前記ヒータにより加熱された前記定着ローラが、前記ニップ部を加熱する
ことを特徴とする請求項6に記載の像加熱装置。 - 前記ヒータは、前記フィルムの内側に配置されている
ことを特徴とする請求項6に記載の像加熱装置。 - 記録材にトナー画像を形成する画像形成部と、
記録材に形成された画像を記録材に定着させる定着部と、
を有する画像形成装置であって、
前記定着部は、請求項1〜9のいずれか1項に記載の像加熱装置である
ことを特徴とする画像形成装置。
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