JP2020117347A - エレベータの装置 - Google Patents

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嵩晴 川島
Takaharu Kawashima
嵩晴 川島
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Abstract

【課題】かご内で携帯端末の充電が切れた際に、速やかに充電できるエレベータ装置を提供する。【解決手段】かご15を昇降させるモータ25を駆動制御して、かご15の走行開始および走行停止をつかさどる走行制御部304を有する制御装置300と、かご15内に設けられ、携帯端末がかご15内に存在することを検知する検知部65と、この検知に基づいてかご15を走行するためのかご呼び信号を発生するかご呼び発生装置80と、第1の一端部と第1の他端部とを有する第1のUSB電源線71の一端部を制御装置300に接続し、かご15内には、携帯端末を充電可能なUSBコンセント60にUSB電源線71の他端部が接続される、ものである。【選択図】図3

Description

本発明は、エレベータの装置に関し、特に、かご内に設けられたUSB電源を有し、USB通信に関するものである。
エレベータのかご内に、商用電源用のコンセントを設置することが行われている。下記特許文献1に記載のように、かご内の床と壁とを連結する巾木部分にコンセントを装着しておいて、コンセントの取付け板の前面を遮へいする隠し巾木を可動可能に設け、必要な時は、隠し巾木を動かしてコンセントを使用できる。これにより、粉塵等によるコンセントの接触不良を防止し得る。
また、下記特許文献2に記載のように、エレベータの乗客がかご内電話機の受話器を取ったことを検出する検出手段と、電話機と電話回線とを接続又は切断する切替え手段を備え、検出手段が動作した時に、切替え手段を動作して電話機の接続を切断し、切替え手段を動作して中央監視装置と電話機を接続し中央監視装置のオペレータと乗客とで会話を行なえるものがある。これにより、非常通報用のインターホンを廃止することができる。
実開昭60−85568号公報 特開2002−348065号公報
しかし、昨今のように、携帯端末を個人が所有することが一般的となってきているので、かご内に電話機を常設するよりは、上記携帯端末を利用して、エレベータの階間停止等の異常事態では、かご内に存在する乗客が所有する携帯端末を利用して監視センターなどと連絡することが可能となる。
このような状況下において、発明者は、異常の際等に、いざ携帯端末を利用しようとすると、充電が頻繁に行われる携帯端末の蓄電池が切れていることも充分にあり得る。しかも、かごの乗車の際に、携帯端末を所有せずに乗り込むことが生じるという課題を見出した。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、かご内で携帯端末の所有が必須になると共に、携帯端末の畜電池が切れていても、畜電池に速やかに充電可能な充電手段をかご内に有するエレベータの装置を提供することを目的とする。
第1の発明に係るエレベータの装置は、エレベータのかごと、
前記かごを上昇又は下降する駆動源となるモータを駆動制御して、前記かごが走行するための走行指令信号を生成する走行制御手段を有する制御装置と、
前記かご内に設けられると共に、携帯端末が前記かご内に存在することを検知して検知信号を発生する検知手段と、
前記かご内に設けられると共に、前記検知信号に基づいて前記走行制御手段が前記走行指令信号を生成するために必要な第1のかご呼び信号を発生することが可能となる第1のかご呼び発生手段と、
直流電源に接続された第1の入力部と第1の出力部とを有し、前記第1の入力部を前記制御装置又は前記第1のかご呼び発生手段に接続する第1のUSB電源線と、
前記かご内に設けられると共に、前記第1の出力部に接続されたUSBコンセントと、を備えたことを特徴とするものである。
このようなエレベータの装置によれば、かご内に携帯端末が存在しないと、検知手段が検知信号を発生しないので、第1のかご呼び発生手段から第1のかごの呼び信号が発生し得なくなり、かごを走行できなくなる。すなわち、かごの走行のためには、かご内で携帯端末が必須となるので、緊急の際には、携帯端末によりかごの外部と音声通信が可能になる。したがって、かご内に外部と連絡するための電話機等の設置が不要となる。しかも、携帯端末の畜電池の電源が切れていても、USBコンセントから蓄電池に充電できるので、携帯端末の充電切れにも対応できる。
第2の発明に係るエレベータの装置は、前記第1の入力部が前記制御装置に接続されており、
第1の一端部と第1の他端部とを有しており、前記第1の一端部を前記制御装置に接続すると共に、前記第1の他端部を前記第1のかご呼び発生手段に接続された第1のUSB通信線と、
前記第1のかご呼び信号を前記第1のUSB通信線を用いてユニバーサル・シリアル・バスにより前記制御装置に通信する第1のUSB通信手段と、を備えることが好ましい。
これにより、第1のUSB通信手段は、第1のかご呼び発生手段から発生した第1のかご呼び信号をユニバーサル・シリアル・バスにより制御装置に簡易に通信(送信)できる。しかも、第1のUSB電源線と第1のUSB通信線を併用することにより、配線が簡易になる。
第3の発明に係るエレベータの装置は、前記第1の入力部が前記第1のかご呼び発生手段に接続されており、
第2の一端部と第2の他端部とを有しており、前記第2の一端部を前記第1のかご呼び発生手段に接続すると共に、前記第2の他端部を前記検知手段に接続された第2のUSB通信線と、
前記検知信号を前記第2のUSB通信線を用いてユニバーサル・シリアル・バスにより前記第1のかご呼び発生手段に通信する第2のUSB通信手段と、を備えることが好ましい。
これにより、第2のUSB通信手段は、かご内に携帯端末が存在すると、検知手段から発生した検知信号を第1のかご呼び発生手段に簡易に通信(送信)できる。しかも、第1のUSB電源線と第2のUSB通信線とを併用することにより、配線が簡易になる。
第4の発明に係るエレベータの装置における前記第1のUSB電源線は、前記USBコンセントに一端部が接続された第1の口出し電源線と、この第1の口出し電源線と導通した第1の基幹電源線とから成り、
前記第1のUSB通信線は、前記第1のかご呼び発生手段の出力に一端部が接続された第1の口出し通信線と、この第1の口出し通信線と導通した第1の基幹通信線とから成り、
前記かごに設けられると共に、前記第1の口出し電源線の他端部に接続された電源用コネクタ手段と、
前記かごに設けられると共に、前記第1の口出し通信線の他端部に接続されたかご呼び用コネクタ手段と、
一端部と他端部を有し、該他端部が前記制御装置に接続すると共に、前記第1の基幹電源線及び前記第1の基幹通信線が内蔵された第1のケーブルと、
前記第1のケーブルの一端部に接続された第1の中継用コネクタ手段と、
前記かごに設けられ、前記電源用コネクタ手段、前記かご呼び用コネクタ手段をそれぞれ挿入可能な第1の接続部、第2の接続部を有し、前記第1の中継用コネクタ手段が挿入可能であると共に、前記第1の接続部、前記第2の接続部とそれぞれ電気的に接続された第1の中継用接続部を有する第1のUSBハブ手段と、を備えることが好ましい。
これにより、USBコンセントと第1のかご呼び発生手段とをそれぞれ第1の口出し電源線、第1の口出し通信線により第1のUSBハブ手段に接続し、第1のかご呼び発生手段を第1のUSBハブ手段及び第1のケーブルを介して制御装置に接続する。第1のUSBハブ手段を有しているので、USBコンセントと第1のかご呼び発生手段との配線の自由度が向上する。
第5の発明に係るエレベータの装置における前記第1のUSB電源線は、前記USBコンセントに一端部が接続された第1の口出し電源線と、この第1の口出し電源線と導通した第1の基幹電源線とから成り、
前記第2のUSB通信線は、前記検知手段の出力に一端部が接続された第2の口出し通信線と、この第2の口出し通信線と導通した第2の基幹通信線とから成り、
前記かごに設けられると共に、前記第1の口出し電源線の他端部に接続された電源用コネクタ手段と、
前記かごに設けられると共に、前記第2の口出し通信線の他端部に接続された検知用コネクタ手段と、
一端部と他端部を有し、該他端部が前記第1のかご呼び発生手段に接続すると共に、前記第1の基幹電源線及び前記第2の基幹通信線が内蔵された第2のケーブルと、
前記第2のケーブルの一端部に接続された第2の中継用コネクタ手段と、
前記かごに設けられ、前記電源用コネクタ手段、前記検知用コネクタ手段をそれぞれ挿入入可能な第1の接続部、第3の接続部を有し、前記第2の中継用コネクタ手段が挿入可能であると共に、前記第1の接続部、前記第3の接続部とそれぞれ電気的に接続された第2の中継用接続部を有する第2のUSBハブ手段と、を備えることが好ましい。
これにより、USBコンセントと検知手段とを第2のUSBハブ手段に接続し、第2のUSBハブ手段と第2のケーブルとを介して第1のかご呼び発生手段に接続する。第2のUSBハブ手段を有しているので、USBコンセントと検知手段との配線の自由度が向上する。
第6の発明に係るエレベータの装置は、エレベータのかごと、
前記かごを上昇又は下降する駆動源となるモータを駆動制御して、前記かごが走行するための走行指令信号を生成する走行制御手段を有する制御装置と、
予めアプリがインストールされた携帯端末からの近距離無線による信号の受信に基づいて前記走行制御手段が前記走行指令信号を生成するために必要な第2のかご呼び信号を発生する第2のかご呼び発生手段と、
直流電源に接続された第2の入力部と第2の出力部とを有し、前記第2の入力部を前記第2のかご呼び発生手段に接続された第2のUSB電源線と、
前記かご内に設けられると共に、前記第2の出力部に接続されたUSBコンセントと、を備えることが好ましい。
ここで、近距離無線通信とは、通信距離が10cm程度のNFC(near field communication)が好ましい。かご内に携帯端末が存在することを確実に検知できるからである。これにより、携帯端末からの近距離無線による信号に基づいて、第2のかご呼び手段がかごを走行するための第2のかごの呼び信号を発生するので、かご内に携帯端末が存在することを簡易で確実に検知できる。さらに、第2のかご呼び発生手段に設けられた直流電源から、かご内に設けられたUSBコンセントに電源を供給するので、第2のUSB電源線の配線が短くできる。
第7の発明に係るエレベータの装置における前記検知手段は、前記かご内に設けられと共に、前記携帯端末をセットするセット手段を有し、
前記セット手段に前記携帯端末がセットされたことを検知して検知信号を発生し、
前記第1のかご呼び発生手段は、前記検知信号に基づいて前記第1のかご呼び信号を発生可能とする、ことが好ましい。
これにより、検知手段は、かご内に設けられたセット手段に携帯端末がセットされると、検知信号を発生する。検知信号が発生しないと、第1のかご呼び信号が発生しない。したがって、かご内で携帯端末が必須となる。
第8の発明に係るエレベータの装置は、前記USBコンセントに電源の供給するために閉成し、前記電源の遮断をするために開放するスイッチ手段と、
前記かごが階間停止することを検知して階間停止信号を発生する階間停止検出手段と、
前記階間停止信号の発生に基づいて前記スイッチ手段を開放から閉成するスイッチ制御手段と、を備えることが好ましい。
これにより、かごが階間停止した場合、かご内と外部と連絡をする必要性が高い場合のみ、USBコンセントに給電するようにしたので、無暗に携帯端末に充電することを防止できる。したがって、公共用エレベータに適する。
第9の発明に係るエレベータの装置は、前記エレベータの各乗場に設けられると共に、前記携帯端末から発生して近距離の無線により伝送された情報を受信して、乗場呼び信号を発生する乗場呼び発生手段を備え、
前記走行制御手段は、前記乗場呼び信号に基づいて前記かごを走行して目的階に停止する、ことが好ましい。
これにより、乗場呼び発生手段は、携帯端末から伝送された情報により乗場呼び信号を発生するので、乗り込み階にかごが存在しない場合には、かご内に乗り込む際に携帯端末の所持が必須となり得る。したがって、緊急の際に携帯端末により外部と連絡を取ることができる。ここで、携帯端末と乗場呼び発生装置との通信距離が10m程度以内に限って通信が可能な近距離通信、例えば、ブルートゥース(登録商標)による無線通信が好ましく、ブルートゥース(登録商標)よりも通信距離がやや長い無線LANでも良い。
第10の発明に係るエレベータの装置段は、前記かご内に設けられると共に、前記携帯端末の第1の認証番号を記憶した記憶手段と、
前記検知手段は、さらに、前記かご内に設けられと共に、前記携帯端末をセットするセット手段を有し、前記携帯端末が前記セット手段にセットされると、前記携帯端末から第2の認証番号を読み込むことにより、前記記憶手段から読み出した前記第1の認証番号と前記第2の認証番号とが一致すると、前記検知信号を発生する、ことが好ましい。
これにより、検知手段は、セット手段にセットされた携帯端末が予め記憶手段に記憶された第1の認証番号の携帯端末でないと、検知信号が発生しないので、かごが走行しなくなり、防犯性が向上し得る。
本発明によれば、かご内で携帯端末が存在しないと、かご呼び信号を発生できないので、かご内で携帯端末が必須になる。しかも、携帯端末内の電池が切れた際に速やかにかご内で、充電可能なUSB電源手段を有するエレベータの装置を提供することができる。
本発明の一実施の形態によるエレベータの全体図である。 図1に示すエレベータのかご内の正面図である。 図1によるエレベータの電気系統を示すブロック図である。 図1から図3に示すエレベータの装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態2によるエレベータの電気系統を示すブロック図である。 本発明の他の実施の形態3によるエレベータの電気系統を示すブロック図である。 本発明の他の実施の形態4によるエレベータのかご内の正面図である。 本発明の他の実施の形態4によるエレベータの電気系統を示すブロック図である。 本発明の他の実施の形態4によるエレベータの装置の動作を示すフローチャートである。 エレベータのかご呼び発生装置の変形例を示す正面図である。
実施の形態1.
本発明の一実施の形態を図1から図4によって説明する。図1は、本発明の一実施の形態によるエレベータの全体図である。図1において、個人住宅などに施設されるエレベータ10は、五停止で各階にかご15の乗場を有する五階建ての住宅に設置されており、かご15の一端部15aにロープ19の一端部が連結固定され、昇降路13の上部に設けられた吊り車21を介して、ロープ19の他端部が昇降路13の下部に設けられた巻上機23の巻胴23aに連結固定されている。巻胴23aの軸に回転軸が連結固定されたモータ25を有している。
昇降路13の天部から底部までレール30が設けられており、レール30に板状のカム31〜35がそれぞれ1階から5階のかご15の戸開可能なドアゾーンに対応して固定されている。かご15には、カム31〜35を機械的に検知してオン・オフする接点を有する回転可能なローラーを有する位置スイッチ17が設けられており、位置スイッチ17のローラーがカム31〜35の一つに乗り上げることにより、乗場及びかごドアが開放可能な区間となるドアゾーンを検出してドアゾーン検出信号(DZ信号)発生するように形成されている。
エレベータ10の各階乗場には、携帯端末700からの無線通信による呼びの要求信号を受信して、乗場呼び信号を発生する乗場呼び発生装置51〜55が各階の乗場に対応して設けられている。モータ25を駆動制御する制御装置300が設けられており、かご15と制御装置300とを通信したり、携帯端末700に充電したりする第1のケーブル70aを有している。ここで、携帯端末700と乗場呼び発生装置51〜55との無線通信の距離は、特に限定されないが、通信距離が10m程度以内に限って通信が可能な近距離通信、例えば、ブルートゥース(登録商標)による無線通信が好ましい。エレベータ10の使用状況及び周囲の状況を確認しながら、携帯端末700と乗場呼び発生装置51〜55とが交信することが好ましいからである。なお、携帯端末700は、音声通信及びデータ通信が共に可能で、認証番号としての携帯電話番号を有しており、スマートホン、タブレット端末等を例示できる。
図2において、かご15内の正面壁15aには、かご15の階床位置などを表示するインジケータ部103と、かご15を目的階に走行するためのかご呼び信号を発生する第1のかご呼び発生装置80を有しており、かご呼び発生装置80には、目的階1F〜5Fにそれぞれ対応したかご呼釦1F〜5Fを有しており、かご15の扉を強制的に開放する戸開釦80aと、この逆に強制的に閉める戸閉め釦80cと、を備えている。かご呼釦1F〜5Fの操作により呼び指令信号が発生することが可能(有効)であることを示す青色灯88aと、操作が無効であることを赤色灯88xとを有している。
かご15内の正面壁15aには、携帯端末700をセットする平面状の設置部67aを有するセット手段としての設置台67が設けられており、設置台67の天部には、接触スイッチ65sが設けられており、携帯端末700が設置台65に載せられると、即ち、セットされると、接触スイッチ65sがオフからオンになって、携帯端末700がかご15内に存在することを検知して検知信号を発生する検知手段としての検知部65を有している。そして、設置台67の近傍に携帯端末700を充電できるUSB電源としてのUSBコンセント60が設けられている。
図3において、エレベータの装置の電気系統は、制御装置300と、かご15内に設けられたかご呼び発生装置80及びUSBコンセント60とを有しており、かご呼び発生装置80及びUSBコンセント60が制御装置300とUSB線群70により電気的に接続されている。かご15内では、検知部65からの検知信号がかご呼び発生装置80に入力されると、かご呼び発生装置80からの第1のかご呼び信号の発生が有効になるように形成されている。
制御装置300におけるかご呼び発生装置80が生成した第1のかご呼び信号をかご用送受信部80tからユニバーサル・シリアル・バスにより通信により送信し、制御用送受信部302がこれを受信して、制御用送受信部302が走行制御部304に送信し、走行制御手段としての走行制御部304では、走行指令信号を生成して発生するように形成されている。走行制御部304は、かご呼び信号又は、各階に設けられた乗場呼び発生装置51〜55からの乗場呼び信によりかご15を昇降させる目的階を決定後、上記走行指令信号によりモータ駆動制御部306を介してモータ25を回転してかご15を昇降することにより、かご15を目的階に走行させるように形成されている。
なお、制御装置300には、走行制御部304及び直流電源eが接続されたメス形状のソケットインサート部310eを有する制御装置用のコネクタ310が設けられている。
第1のUSB線群70は、第1のUSB電源線71及び第1のUSB通信線81を有している。第1のUSB電源線71は、一端部としての第1の入力部が制御装置300に接続されて、他端部としての第1の出力部がUSBコンセント60とを電気的に接続されている。第1のUSB通信線81は、一端部が制御装置300に接続され、他端部が第1のかご呼び発生装置80に電気的に接続されている。
第1のUSB電源線71は、第1の口出し電源線71aと、これと電気的に導通した第1の基幹電源線71sとから成っている。第1のUSB通信線81は、第1の口出し通信線81aと、これと電気的に導通した第1の基幹通信線81sとから成っている。第1の口出し電源線71aは、一端部が電源用コネクタ84に接続され、他端部がUSBコンセント60に接続されている。第1の口出し通信線81aは、一端部がかご呼び発生装置80の出力に接続され、他端部がかご呼び用コネクタ86に接続されている。ここで、第1の基幹電源線71s及び第1の基幹通信線81sが第1のケーブル70aに内蔵されると共に、第1のケーブル70aは、一端部がUSBハブ90に挿入可能な第1の中継用コネクタ95を有しており、他端部が制御装置300に設けられたコネクタ310のソケットインサート部310eに挿入可能なオス形状の第1のケーブル用ピンインサート部310iを有している。
第1のUSBハブ90には、開口を有する第1の接続部90a、第2の接続部90bが設けられると共に、第1の接続部90a、第2の接続部90bと対向して設けられた開口を有する第1の中継用接続部90eを有している。第1のUSBハブ90は、第1の接続部90aに電源用コネクタ84が挿入され、第2の接続部90bにかご呼び用コネクタ86が挿入され、第1の中継用接続部90eに中継用コネクタ95が挿入されている。これにより、第1のUSBハブ90を介して第1の基幹電源線71sと第1の口出し電源線71aとが電気的な接続を成すとともに、第1の基幹通信線81sと第1の口出し通信線81aとが電気的な接続を成している。
これにより、かご呼び発生装置80のかご用送受信部80tと制御装置300の制御用送受信部302とがユニバーサル・シリアル・バス通信することにより、かご呼び信号を第1のUSB通信線81を介して上記通信を実行する第1のUSB通信手段を成している。
上記のように構成されたエレベータの装置の動作を図1から図4によって説明する。
いま、かご15が1階で、待機しており、乗客が3階から乗場釦を押すと(ステップS101)、乗場呼び信号の発生により、走行制御部304が走行信号を発生して、モータ駆動制御部306を介してモータ25を回転してかご15を上昇して3階に停止する(ステップS103)。乗客がかご15内に乗り込み(ステップS105)、携帯端末700を設置台67に載せると、(ステップS107)、検知部65は、これを検知して接触スイッチ65sをオフからオンにすると共に、検知信号をかご呼び発生装置80に送信する(ステップS109)。かご呼び発生装置80は、かご呼び信号の発生を可能とすると共に、赤色灯88xを消灯して、青色灯88aを点灯する。なお、ステップS101において、待機階と乗り込みかが同一であれば、乗客はそのままかご15に乗り込むことになる。
乗客が目的階として5階のかご呼び釦5Fを押すと、かご呼び発生装置80がかご呼び信号を発生して、かご用送受信部80tからかご呼び信号をユニバーサル・シリアル・バスによって第1のUSB通信線81により制御用送受信部302を介して走行制御部304へ送信する。走行制御部304から生成して発生した走行信号によりモータ駆動制御部306を介してモータ25を回転してかご15を5階に走行して停止する(ステップS111)。
本実施の形態によれば、第1のかご呼び発生装置80から第1のかご呼び信号の発生を可能とするのに、かご15内に設けられた設置台67に携帯端末700が載せられたことを検知部65が検知して検知信号を発生する。これにより、携帯端末700をかご15内に存在しなければ、第1のかご呼び信号が発生しないので、適切に、かご15内の固定電話機を廃止できると共に、携帯端末700の蓄電池が切れていても、速やかにかご15内に設けられたUSBコンセント60により携帯端末700の充電が可能となる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態を図5によって説明する。図5は、本発明の他の実施の形態(実施の形態2)によるエレベータの電気系統を示すブロック図である。図5中、図3と同一符号は、同一部分を示し、説明を省略する。
実施の形態1は、かご15と制御装置300との配線を第1のUSB線群70と第1のUSBハブ90とにより成したが、本実施の形態は、図5に示すように、かご15内において、USBコンセント60及び検知部65とかご呼び発生装置80とを第2のUSB線群170と第2のUSBハブ190とより配線するものである。検知部65には、ユニバーサル・シリアル・バス通信によりかご呼び発生装置80に送信する検知用送信部65tを有している。かご呼び発生装置80から発生したかごの呼び信号をユニバーサル・シリアル・バスによる通信により制御装置300内の制御用送受信部302に送信するUSB通信線372が設けられている。
図5において、第1のかご呼び発生装置80には、直流電源eと、かご用送受信部80tとが接続されたメス形状のソケットインサート部282eを有するかご呼び発生装置用のコネクタ282が設けられている。第2のUSB線群170は、第1のUSB電源線71及び第2のUSB通信線82から成り、第1のUSB電源線71は、一端部としての第1の入力部がかご呼び発生装置80に接続されて、他端部としての第1の出力部がUSBコンセント60とを電気的に接続されている。第2のUSB通信線82は、第2の口出し通信線82aと、これと電気的に導通した第2の基幹通信線82sとから成っている。第2の口出し通信線82aは、一端部が検知部65の出力に接続され、他端部が検知用コネクタ186に接続されている。
ここで、第1の基幹電源線71s及び第2の基幹通信線82sが第2のケーブル170aに内蔵されている。第2のケーブル170aは、一端部が第2のUSBハブ190に挿入可能な第2の中継用コネクタ195を有しており、他端部がかご呼び発生装置80に設けられたコネクタ282のソケットインサート部282eに挿入可能なオス形状の第2のケーブル用ピンインサート部282iに接続されている。
第2のUSBハブ190には、開口を有する第1の接続部90a、第3の接続部190cが設けられると共に、第1の接続部90a、第3の接続部190cと対向して設けられた開口を有する第2の中継用接続部190eを有している。第2のUSBハブ190は、第1の接続部90aに電源用コネクタ84が挿入され、第3の接続部190cに検知用コネクタ186が挿入され、第2の中継用接続部190eに第2の中継用コネクタ195が挿入されている。これにより、第2のUSBハブ190を介して第1の基幹電源線71sと第1の口出し電源線71aとの電気的な接続を成すとともに、第2の基幹通信線82sと第2の口出し通信線82aとの電気的な接続をも成している。
これにより、検知部65の検知用送信部65tから検知信号を第2のUSB通信線82を介してかご呼び発生装置80のかご用送受信部80tにユニバーサル・シリアル・バス通信により送信する第2のUSB通信手段を成している。
本実施の形態によるエレベータとしての動作は、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。本実施の形態によれば、第2のケーブル170aは、かご15内に設けられたUSBコンセント60、検知部65とかご呼び発生装置80との間を配線されるのに対して、実施の形態1の第1のケーブル70aは、かご15と制御装置300との間を配線するので、第2のケーブル170aの長さが第1のケーブル70aよりも相当短くなるので、省配線となり、USBコンセント60の配線長による電圧降下の影響を受けにくくなる。
実施の形態3.
本実施の形態を図6によって説明する。図6は、本発明の他の実施の形態(実施の形態3)によるエレベータの電気系統を示すブロック図である。図6中、図3と同一符号は、同一部分を示し、説明を省略する。本実施の形態は、USBコンセント60への電源供給をかご15が階間停止した場合に限り供給するようにしたものである。
図6において、制御装置300には、かご15が戸開閉が不可能なドアゾーン外であることを示すドアゾーン外検出信号と、かご15が停止したことをエンコーダ27の位置検出信号とからかご15が階間停止することを検知して階間停止信号を発生する階間停止検出手段としての階間停止検出部315を有しており、階間停止信号の発生に基づいてスイッチ手段としての電源スイッチ62sを開放から閉成するスイッチ制御手段としてのスイッチ制御部317とを有している。これにより、かご15が階間停止した場合、かご15内と外部と連絡をする必要性が高い場合のみ、USBコンセント60に給電するようにしたので、無暗に携帯端末700に充電することを防止できる。したがって、エレベータ10が公共である場合等は、USBコンセント60への電源供給をかご15が階間停止した場合に限り供給するようにしたので、不要な電力供給を回避できる。
実施の形態4.
本実施の形態を図7及び図8によって説明する。図7及び図8において、かご15の側壁には、第2のかご呼び発生装置180を有しており、かご呼び発生装置180は、予めアプリがインストールされた携帯端末700からの操作に基づいてデータ信号を無線により送受信する送受信部180tを有し、この受信に基づいて第2のかご呼び信号を発生する。これにより、実施の形態1に示すかご呼釦1F〜5F、検知部65、接触スイッチ65s、設置台67が不要となっている。携帯端末700からかご15を到着したい目的階をデータ信号の発生により指定できるからである。
図8において、第2のかご呼び発生装置180から発生した第2のかごの呼び信号をユニバーサル・シリアル・バスによる通信により制御装置300に送信するUSB通信線572が設けられている。第2のかご呼び発生装置180には、送受信部180tを有しており、携帯端末700から近距離通信により受信できるように形成されている。ここで、近距離とは、通信距離が10cm程度のNFC(near field communication)が好ましい。かご15内に携帯端末700が存在することを確実に検知できるからである。
第2のかご呼び発生装置180の直流電源eを第2のUSB電源線171によってUSBコンセント60により、携帯端末700の電源を得るものである。すなわち、第2のUSB電源線171の一端部としての第2の入力部が第2のかご呼び発生装置180内の直流電源eに接続され、第2のUSB電源線171の他端部として第2の出力部がUSBコンセント60に接続されている。なお、第3のケーブル270aは、第2のUSB線171のみを内蔵している。
上記のように構成されたエレベータの装置の動作を図1及び図2、図7〜図9によって説明する。図9中、図3と同一符号は、同一部分を示し、説明を省略する。
かご15が1階に待機状態で、かご15に乗客が乗り込み(ステップS105)、乗客の携帯端末700を操作して、かご15を3階へ上昇するデータ信号を発生して無線によりを送信すると(ステップS207)、第2のかご呼び発生装置180は、送受信部180tがデータ信号を受信し、第2のかご呼び信号として目的階を3階とするかご呼び信号を発生してUSB通信線572により、制御用送受信部302を介して走行制御部304に送信する。これにより、モータ駆動制御部306がモータ25を駆動して、かご15を目的階となる3階へ走行して停止する(ステップS209)。
本実施の形態によれば、実施の形態1の図2に示すかご呼び釦1F〜5F、設置台67、接触スイッチ65sを含む検知部65を省略できると共に、携帯端末700の操作に基づいて第2のかご呼び発生装置180から第2のかご呼び信号を発生するので、かご15内で携帯端末700が必須となる。
本実施の形態では、第2のかご呼び発生装置180の直流電源からUSBコンセント60の電源を得ているので、配線が短く省配線であり、配線の電圧降下を低下し得る。しかも、携帯端末700からの近距離無線により第2のかご呼び発生装置180の送受信部180tが受信する。これにより、携帯端末700がかご15内に存在することを、USB通信線などを用いずに検知できる。
本発明は、上記発明の実施の形態の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様も本発明に含まれる。
例えば、実施の形態1では、図2に示すように、携帯端末700を設置台67に載せたことを検知して検知信号を発生したが、図10に示すようにしても良い。図10中、図2と同一符号は、同一部分を示し、説明を省略する。図10において、かご呼び発生装置280には、携帯端末700の第1の認証番号を記憶する記憶部180mを有し、設置台67に携帯端末700が載せられると、携帯端末700の第2の認証番号を読み取り部165が読み取り、確認部180cが記憶部180mに予め記憶された第1の認証番号と一致することを確認すると、検知信号を発生させるようにしても良い。これにより、予め記憶部180mに記憶された認証番号を有する携帯端末700以外の物が設置台67に載せられても、検知信号が発生しないので、かご15内に携帯端末700の存在を確実に検知できると共に、特定した携帯端末700によらなければ、かご呼び発生装置280から、かご呼び信号が発生しないので、防犯の上で好ましい。
10 エレベータ、15 かご、23 巻上機、25 モータ、51〜55 乗場呼び発生装置、60 USBコンセント、65 検知部、67 設置台、70a 第1のケーブル、71 第1のUSB電源線、71a 第1の口出し電源線、71s 第1の基幹電源線、80 第1のかご呼び発生装置、80t かご用送受信部、81 第1のUSB通信線、81a 第1の口出し通信線、81s 第1の基幹通信線、82 第2のUSB通信線、82a 第2の口出し通信線、82s 第2の基幹通信線、84 電源用コネクタ(電源用コネクタ手段)、86 かご呼び用コネクタ(かご呼びコネクタ手段)、90 第1のUSBハブ(第1のUSBハブ手段)、90a 第1の接続部、90b 第2の接続部、90e 第1の中継用接続部、95 第1の中継用コネクタ、170a 第2のケーブル、180 第2のかご呼び発生装置、180m 記憶部、180t 送受信部、186 検知用コネクタ(検知用コネクタ手段)、190 第2のUSBハブ(第2のUSBハブ手段)、300 エレベータの制御装置、304 走行制御部、306 モータ駆動制御部、315 階間停止検出部、317 スイッチ制御部、700 携帯端末。

Claims (10)

  1. エレベータのかごと、
    前記かごを上昇又は下降する駆動源となるモータを駆動制御して、前記かごが走行するための走行指令信号を生成する走行制御手段を有する制御装置と、
    前記かご内に設けられると共に、携帯端末が前記かご内に存在することを検知して検知信号を発生する検知手段と、
    前記かご内に設けられると共に、前記検知信号に基づいて前記走行制御手段が前記走行指令信号を生成するために必要な第1のかご呼び信号を発生することが可能となる第1のかご呼び発生手段と、
    直流電源に接続された第1の入力部と第1の出力部とを有し、前記第1の入力部を前記制御装置又は前記第1のかご呼び発生手段に接続された第1のUSB電源線と、
    前記かご内に設けられると共に、前記第1の出力部に接続されたUSBコンセントと、
    を備えたことを特徴とするエレベータの装置。
  2. 前記第1の入力部が前記制御装置に接続されており、
    第1の一端部と第1の他端部とを有しており、前記第1の一端部を前記制御装置に接続すると共に、前記第1の他端部を前記第1のかご呼び発生手段に接続された第1のUSB通信線と、
    前記第1のかご呼び信号を前記第1のUSB通信線を用いてユニバーサル・シリアル・バスにより前記制御装置に通信する第1のUSB通信手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの装置。
  3. 前記第1の入力部が前記第1のかご呼び発生手段に接続されており、
    第2の一端部と第2の他端部とを有しており、前記第2の一端部を前記第1のかご呼び発生手段に接続すると共に、前記第2の他端部を前記検知手段に接続された第2のUSB通信線と、
    前記検知信号を前記第2のUSB通信線を用いてユニバーサル・シリアル・バスにより前記第1のかご呼び発生手段に通信する第2のUSB通信手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの装置。
  4. 前記第1のUSB電源線は、前記USBコンセントに一端部としての前記第1の出力部が接続された第1の口出し電源線と、この第1の口出し電源線と導通した第1の基幹電源線とから成り、
    前記第1のUSB通信線は、前記第1のかご呼び発生手段の出力に一端部が接続された第1の口出し通信線と、この第1の口出し通信線と導通した第1の基幹通信線とから成り、
    前記かごに設けられると共に、前記第1の口出し電源線の他端部に接続された電源用コネクタ手段と、
    前記かごに設けられると共に、前記第1の口出し通信線の他端部に接続されたかご呼び用コネクタ手段と、
    一端部と他端部を有し、該他端部を前記制御装置に接続すると共に、前記第1の基幹電源線及び前記第1の基幹通信線が内蔵された第1のケーブルと、
    前記第1のケーブルの一端部に接続された第1の中継用コネクタ手段と、
    前記かごに設けられ、前記電源用コネクタ手段、前記かご呼び用コネクタ手段をそれぞれ挿入可能な第1の接続部、第2の接続部を有し、前記第1の中継用コネクタ手段が挿入可能であると共に、前記第1の接続部、前記第2の接続部とそれぞれ電気的に接続された第1の中継用接続部を有する第1のUSBハブ手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載のエレベータの装置。
  5. 前記第1のUSB電源線は、前記USBコンセントに一端部が接続された第1の口出し電源線と、この第1の口出し電源線と導通した第1の基幹電源線とから成り、
    前記第2のUSB通信線は、前記検知手段の出力に一端部が接続された第2の口出し通信線と、この第2の口出し通信線と導通した第2の基幹通信線とから成り、
    前記かごに設けられると共に、前記第1の口出し電源線の他端部に接続された電源用コネクタ手段と、
    前記かごに設けられると共に、前記第2の口出し通信線の他端部に接続された検知用コネクタ手段と、
    一端部と他端部を有し、該他端部が前記第1のかご呼び発生手段に接続すると共に、前記第1の基幹電源線及び前記第2の基幹通信線が内蔵された第2のケーブルと、
    前記第2のケーブルの一端部に接続された第2の中継用コネクタ手段と、
    前記かごに設けられ、前記電源用コネクタ手段、前記検知用コネクタ手段をそれぞれ挿入入可能な第1の接続部、第3の接続部を有し、前記第2の中継用コネクタ手段が挿入可能であると共に、前記第1の接続部、前記第3の接続部とそれぞれ電気的に接続された第2の中継用接続部を有する第2のUSBハブ手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項3に記載のエレベータの装置。
  6. エレベータのかごと、
    前記かごを上昇又は下降する駆動源となるモータを駆動制御して、前記かごが走行するための走行指令信号を生成する走行制御手段を有する制御装置と、
    予めアプリがインストールされた携帯端末からの近距離無線による信号の受信に基づいて前記走行制御手段が前記走行指令信号を生成するために必要な第2のかご呼び信号を発生する第2のかご呼び発生手段と、
    直流電源に接続された第2の入力部と第2の出力部とを有し、前記第2の入力部を前記第2のかご呼び発生手段に接続された第2のUSB電源線と、
    前記かご内に設けられると共に、前記第2の出力部に接続されたUSBコンセントと、
    を備えたことを特徴とするエレベータの装置。
  7. 前記検知手段は、前記かご内に設けられと共に、前記携帯端末をセットするセット手段を有し、
    前記セット手段に前記携帯端末がセットされたことを検知して検知信号を発生し、
    前記第1のかご呼び発生手段は、前記検知信号に基づいて前記第1のかご呼び信号を発生可能とする、
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの装置。
  8. 前記USBコンセントに電源の供給するために閉成し、前記電源の遮断をするために開放するスイッチ手段と、
    前記かごが階間停止することを検知して階間停止信号を発生する階間停止検出手段と、
    前記階間停止信号の発生に基づいて前記スイッチ手段を開放から閉成するスイッチ制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は4に記載のエレベータの装置。
  9. 前記エレベータの各乗場に設けられると共に、前記携帯端末から発生して近距離の無線により伝送された情報を受信して、乗場呼び信号を発生する乗場呼び発生手段を備え、
    前記走行制御手段は、前記乗場呼び信号に基づいて前記かごを走行して目的階に停止する、
    ことを特徴とする請求項1又は4に記載のエレベータの装置。
  10. 前記かご内に設けられると共に、前記携帯端末の第1の認証番号を記憶した記憶手段と、
    前記検知手段は、さらに、前記かご内に設けられと共に、前記携帯端末をセットするセット手段を有し、前記携帯端末が前記セット手段にセットされると、前記携帯端末から第2の認証番号を読み込むことにより、前記記憶手段から読み出した前記第1の認証番号と前記第2の認証番号とが一致すると、前記検知信号を発生する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のエレベータの装置。
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