JP2020111260A - サイドカメラ付き自動車 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は自動車のサイドミラーにカメラを取り付けたサイドカメラ付き自動車に関し、特にこのカメラの撮影画像をモニタに表示することによって、自己の車両のサイドから前方の状態を確認し、渋滞の状況を知ることができるものであり、追い越し等においても有効な手段となる。【解決手段】 自動車の左右のサイドミラーに取り付けられた2台のカメラと、この2台のカメラの駆動を制御すると共に、上記2台のカメラの撮影画像を合成して表示制御を行う制御部と、上記2台のカメラの撮影画像を表示するモニタと、を備えることを特徴とする。【選択図】 図1
Description
本発明は自動車のサイドミラーにカメラを取り付けたサイドカメラ付き自動車に関する。
今日、乗用車や、トラック、バス等、各種車両の普及によって道路が混雑し、各所で渋滞が発生している。特に市街地や、日曜祝日の高速道路等では長い渋滞が発生している。この為、自分の車を運転中この渋滞に巻き込まれることも多い。
このような場合、渋滞している前方の状況が分かればよいが、例えば前の車両がトラックやバス等の大型車の場合、前方の状況を知ることができない。また、渋滞でない場合でも、前方にトラックやバス等の大型車が走行している場合、同様に前方の状況を充分把握できず、例えば追い越し可能な道路でも容易に追い越すことができない。
尚、特許文献1はドライブレコーダに関する発明であり、カメラによって前方画像を撮影すると共に、前方車両との車間距離を計測できる発明である。
しかしながら、ドライブレコーダは通常フロントガラスの中央上方に取り付けられており、この位置からの撮影画像ではほぼドライバーの目線と同じであり、前の車両がトラックやバス等の大型車の場合には上記問題を解決することはできない。また、この場合前方車両との車間距離を計測できることは意味を成さない。
そこで、本発明は、自動車に設けられたサイドミラーにカメラを取り付け、このカメラの撮影画像をモニタに表示することによって、車両のサイドから前方の状態を確認し、渋滞の状況を知ることができるものである。
上記課題は本発明によれば、自動車の左右のサイドミラーに取り付けられた2台のカメラと、この2台のカメラの駆動を制御すると共に、上記2台のカメラの撮影画像を合成して表示制御を行う制御部と、上記2台のカメラの撮影画像を表示するモニタとを備えるサイドカメラ付き自動車を提供することによって達成できる。
また、上記モニタは、専用のモニタを用意しても良いし、例えば自動車に既に設置されたカーナビゲーションシステムのディスプレイや、ドライブレコーダのモニタを利用してもよい。また、上記2台のカメラは、例えばCCDカメラである。
本発明によれば、渋滞の際、前方にトラックやバス等の大型車両が走っていても、容易に渋滞の状況を把握でき、例えば渋滞の原因が信号待ちであるのか、又は自然渋滞や、道路工事、更には事故であるのか把握でき、例えば脇道にそれる等の渋滞回避の判断材料とすることもできる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本実施形態のサイドカメラ付き自動車のサイドミラー付近の外観図である。同図に示すように、自動車1のサイドミラー2にはカメラ3が取り付けられている。尚、このカメラ3は上記の左側のサイドミラー2に取り付けられたカメラであり、図示しないが同様に右側のサイドミラー2にもカメラが取り付けられている。ここで便宜上、左側のサイドミラー2のカメラを3aで示し、右側のサイドミラー2のカメラを3bで示す。
図1は本実施形態のサイドカメラ付き自動車のサイドミラー付近の外観図である。同図に示すように、自動車1のサイドミラー2にはカメラ3が取り付けられている。尚、このカメラ3は上記の左側のサイドミラー2に取り付けられたカメラであり、図示しないが同様に右側のサイドミラー2にもカメラが取り付けられている。ここで便宜上、左側のサイドミラー2のカメラを3aで示し、右側のサイドミラー2のカメラを3bで示す。
このカメラ3a、3bは、例えばCCDカメラであり、夫々のカメラ3a、3bは対応するサイドミラー2に螺子等によって取り付けられている。また、カメラ3a、3bは指向性を備え、カメラレンズは望遠レンズを使用し、前方の画像を遠方まで撮影することができる。
図2は車内に設けられた上記カメラ3a、3bの制御ボックス5の回路構成を説明する図であり、画像データ入力部6、制御部7、画像データ合成部8、カメラ位置制御部9、カメラ駆動部10、モニタ制御部11、モニタ12、及びモニタ開始指示部13で構成されている。
画像データ入力部6には上記2台のカメラ3a、3bで撮影した画像データが入力する。尚、入力する画像データは、不図示の信号線又は無線を介して車内の制御ボックス5に送信される。
制御部7は画像データ入力部6に入力した左右の画像データを画像データ合成部8に送り、画像データ合成部8によって左右の画像データの合成処理が行われる。さらに、画像データ合成部8によって合成されたカメラの画像データは、モニタ制御部11を介してモニタ12に送られる。尚、このモニタ12としては、車内に専用モニタを設置してもよいし、又は既に車内に設置されたカーナビゲーションシステムのディスプレイや、ドライブレコーダのモニタを使用してもよい。
カメラ位置制御部9はカメラ3a、3bの位置を制御する回路であり、例えばサイドミラー2の駆動とは独立して駆動し、カメラ3a、3bの角度を最適な位置に制御する。すなわち、このカメラ位置制御部9によってカメラ駆動部10を駆動し、カメラ3a、3bが渋滞の先を最適な角度で撮影できるように制御する。
モニタ開始指示部13は、渋滞時本例のカメラ3a、3bを利用して前方の状況を知りたい場合に操作するスイッチであり、車内に専用のスイッチを設けてもよいし、又は既存のシステムに使用してモニタ開始の指示を行ってもよい。例えば、カーナビゲーションシステムの一部に組み込み、予め設定したタブを指示することによって、既存のディスプレイにカメラ3a、3bからの画像データをモニタ表示するように指示してもよい。
以上の構成のサイドカメラ付き自動車において、以下に本例の処理を説明する。
図3は本例の処理を説明するフローチャートであり、自動車を運転中、市街地や高速道路において渋滞に巻き込まれると、前方の車両がトラックやバス等の大型車である場合本例の処理を開始する。尚、自車の直前の車が大型車である場合のみならず、例えば数台前の車がトラックやバス等の大型車である場合でも、渋滞の状況を把握できない場合にも同じ処理を行う。
図3は本例の処理を説明するフローチャートであり、自動車を運転中、市街地や高速道路において渋滞に巻き込まれると、前方の車両がトラックやバス等の大型車である場合本例の処理を開始する。尚、自車の直前の車が大型車である場合のみならず、例えば数台前の車がトラックやバス等の大型車である場合でも、渋滞の状況を把握できない場合にも同じ処理を行う。
先ず、ドライバーは渋滞状況を把握する為、専用のスイッチを操作する(ステップ(以下、STで示す)1)。尚、カーナビゲーションシステムに組み込まれたタブを指定し、モニタ画面の表示指示を行う場合も同様である。
次に、上記操作によって、制御部7はモニタ制御部11にモニタ画面の表示指示を行い(ST2)、画像データ入力部6を介して入力する左右の画像データを合成し、モニタ12に表示させる(ST3)。ドライバーはモニタ12に表示される画像を確認し、渋滞状況が把握できるか判断する(ST4)。
ここで、渋滞状況が把握できれば(ST4がYES)、処理を終了し(ST5)、もし充分把握できなければ(ST4がNO)、カメラ位置制御部9の制御によって左右のサイドカメラ3a、3bの角度を変え(ST6)、再度モニタ12に画像を表示しの画像を確認し、渋滞状況が把握できるか判断する(ST4)。そして、渋滞状況が把握できるまで上記処理を繰り返す(ST4がNO、ST6)。
尚、この場合必要に応じて、ハンドルを操作し、カメラ3a、3bが渋滞の状況を撮影し易い位置に車を左右に少し移動してもよい。
このように処理することによって、例えば図4に示すように、モニタ12には渋滞状況が分かる画面表示され、ドライバーはこの画像を見て渋滞の状況を把握することができる。例えば、渋滞が信号待ちであるか、又は自然渋滞や道路工事であるのか、事故によるものか、更に渋滞が長いか短いか等、渋滞の状況を把握することができる。また、例えば長い渋滞であれば脇道に逸れて別の道路を選択する等の判断に資することもできる。例えば、図4に示す例の場合には、信号待ちであると判断でき、イライラすることなく、安心して運転を継続することができる。
尚、上記図4に示す例は、車の右側のサイドミラーに取り付けたカメラ3bによって撮影した画像であるが、同様に車の左側のサイドミラーに取り付けたカメラ3aによって撮影した画像についても表示することができる。この場合、同図に示すトラック14、乗用車15、15、17、・・の左側面の車列画像が表示され、同様に渋滞の状況を把握することができる。
また、上記本例の説明ではカメラ3a、3bとしてCCDカメラを使用する構成としたが、C−MOSカメラ等の他の構成のカメラを使用しても良い。また、カメラ3a、3bを取り付ける位置は必ずしもサイドミラー2である必要はなく、例えばサイドランプの外側等、渋滞の状況が把握できる位置であっても可能である。
1・・・自動車
2・・・サイドミラー
3a、3b・・カメラ
5・・・制御ボックス
6・・・画像データ入力部
7・・・制御部
8・・・画像データ合成部
9・・・カメラ位置制御部
10・・カメラ駆動部
11・・モニタ制御部
12・・モニタ
13・・モニタ開始指示部
14・・トラック
15、16、17・・乗用車
2・・・サイドミラー
3a、3b・・カメラ
5・・・制御ボックス
6・・・画像データ入力部
7・・・制御部
8・・・画像データ合成部
9・・・カメラ位置制御部
10・・カメラ駆動部
11・・モニタ制御部
12・・モニタ
13・・モニタ開始指示部
14・・トラック
15、16、17・・乗用車
Claims (4)
- 自動車の左右のサイドミラーに取り付けられた2台のカメラと、
該2台のカメラの駆動を制御すると共に、該2台のカメラの撮影画像を合成して表示制御を行う制御部と、
前記2台のカメラの撮影画像を表示するモニタと、
を備えることを特徴とするサイドカメラ付き自動車。 - 前記モニタは、自動車に設置されたカーナビゲーションシステムのディスプレイを利用することを特徴とする請求項1に記載のサイドカメラ付き自動車。
- 前記モニタは、自動車に設置されたドライブレコーダのモニタを利用することを特徴とする請求項1に記載のサイドカメラ付き自動車。
- 前記2台のカメラはCCDカメラであることを特徴とする請求項1、2、又は3に記載のサイドカメラ付き自動車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019004835A JP2020111260A (ja) | 2019-01-16 | 2019-01-16 | サイドカメラ付き自動車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019004835A JP2020111260A (ja) | 2019-01-16 | 2019-01-16 | サイドカメラ付き自動車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020111260A true JP2020111260A (ja) | 2020-07-27 |
Family
ID=71666512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019004835A Pending JP2020111260A (ja) | 2019-01-16 | 2019-01-16 | サイドカメラ付き自動車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020111260A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022010601A (ja) * | 2020-06-29 | 2022-01-17 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
-
2019
- 2019-01-16 JP JP2019004835A patent/JP2020111260A/ja active Pending
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JP2022010601A (ja) * | 2020-06-29 | 2022-01-17 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
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