JP2020108207A - 太陽光発電システム - Google Patents

太陽光発電システム Download PDF

Info

Publication number
JP2020108207A
JP2020108207A JP2018243250A JP2018243250A JP2020108207A JP 2020108207 A JP2020108207 A JP 2020108207A JP 2018243250 A JP2018243250 A JP 2018243250A JP 2018243250 A JP2018243250 A JP 2018243250A JP 2020108207 A JP2020108207 A JP 2020108207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
power generation
solar
conditioner
generation device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018243250A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7116488B2 (ja
Inventor
政司 鈴木
Masashi Suzuki
政司 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fd Co Ltd
Original Assignee
Fd Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fd Co Ltd filed Critical Fd Co Ltd
Priority to JP2018243250A priority Critical patent/JP7116488B2/ja
Publication of JP2020108207A publication Critical patent/JP2020108207A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7116488B2 publication Critical patent/JP7116488B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/70Hybrid systems, e.g. uninterruptible or back-up power supplies integrating renewable energies
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P80/00Climate change mitigation technologies for sector-wide applications
    • Y02P80/20Climate change mitigation technologies for sector-wide applications using renewable energy

Landscapes

  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

【課題】停電時でも有効に活用し得る太陽光発電システムを提供する。【解決手段】太陽光発電システム10は、太陽光を受けて直流電力を出力する太陽電池パネル20と、太陽電池パネルから出力された直流電力を、一又は複数の電気機器に供給される交流電力へ変換するパワーコンディショナー30と、パワーコンディショナーに接続されているとともに、内燃機関を原動機とする発電装置40とを備える。そして、この太陽光発電システムでは、発電装置によって発電された電力が、パワーコンディショナーの動作電力として、パワーコンディショナーに供給されるように構成されている。【選択図】図1

Description

本明細書が開示する技術は、太陽光発電システムに関する。
例えば特許文献1に、太陽光発電システムが開示されている。この太陽光発電システムは、太陽光を受けて直流電力を出力する太陽電池パネルと、太陽電池パネルから出力された直流電力を、複数の電気機器に供給される交流電力へ変換するパワーコンディショナーとを備える。一般に、家庭や事業所(例えば、オフィス、病院又は工場)に設置される太陽光発電システムは、商用電力系統と連系運転(系統連系)するように構成されており、そのための各種の制御がパワーコンディショナーによって行われている。
特開2016−013010号公報
パワーコンディショナーは、自己が動作するために電力(以下、動作電力という)を必要とする。通常、パワーコンディショナーの動作電力は、商用電力系統から供給されるので、商用電力系統からの送電が停止される(即ち、停電する)と、パワーコンディショナーの動作も停止する。即ち、太陽光発電システムの動作が停止してしまう。一部のパワーコンディショナーについては、自立運転機能が備えられており、例えば太陽電池パネルからの電力を利用することで、停電時でもその動作を再開することができる。しかしながら、自立運転での発電出力は、例えば1.5キロワット程度に制限されているとともに、それを専用のアウトレット(自立運転用コンセント)から出力することしかできない。そのことから、例えば大規模災害が発生した被災地において、十分な数の太陽電池パネルが設置されているのに、停電時には僅かな発電電力しか利用することができず、被災者が不便を強いられるという問題があった。このような実情を鑑み、本明細書は、停電時でも有効に活用し得る太陽光発電システムを提供する。
本明細書が開示する太陽光発電システムは、太陽光を受けて直流電力を出力する太陽電池パネルと、太陽電池パネルから出力された直流電力を、一又は複数の電気機器に供給される交流電力へ変換するパワーコンディショナーと、パワーコンディショナーに接続されているとともに、内燃機関を原動機とする発電装置とを備える。そして、この太陽光発電システムでは、発電装置によって発電された電力が、パワーコンディショナーの動作電力として、パワーコンディショナーに供給されるように構成されている。
上記した太陽光発電システムでは、発電装置が用意されており、パワーコンディショナーの動作電力を、発電装置によって供給することができる。このような構成によれば、商用電力系統からの電力供給を必要とすることなく、パワーコンディショナーに十分な動作電力を供給することができる。特に、液体燃料や気体燃料といった内燃機関の燃料は、例えば電力を蓄えるバッテリと比較して、多くのエネルギーを長期に亘って備蓄しやすい。そのことから、例えば大規模災害が発生した被災地のように、商用電力系統が広域に亘って突然停電し、その復旧作業が長期化するような場合であっても、上記した太陽光発電システムによれば、停電前と同じように、一又は複数の電気機器へ電力を供給し続けることができる。
実施例の太陽光発電システム10を商用電力系統2と並列させた構成例を示す図。 パワーコンディショナー30、発電装置40及び分電盤6との間の通信態様を模式的に示すブロック図。
本技術の一実施形態において、発電装置によって発電された電力は、一又は複数の電気機器に供給されないことが好ましい。即ち、発電装置は、パワーコンディショナーにその動作電力のみを供給することが好ましい。このような構成によると、発電装置に大きな出力が必要とされないので、比較的に小型の発電装置を採用することができる。また、発電装置の発電電力が、電気機器によって消費されないことから、電気機器による消費電力の変動の影響を受けることなく、発電装置はパワーコンディショナーへ安定して電力を供給することができる。これにより、パワーコンディショナーの動作が安定するので、太陽光発電システムは、電気機器へ安定した電力供給を提供することができる。
本技術の一実施形態において、発電装置は、カセットボンベ(あるいは、カセットガスとも称する)式の発電装置であるとよい。即ち、発電装置は、カセットボンベが着脱可能に構成されており、カセットボンベの気体燃料を用いて、内燃機関を作動させるように構成されているとよい。例えばガソリンといった液体燃料と比較して、カセットボンベは一般的なユーザでも容易に取り扱うことができる。従って、ユーザは、発電装置に対する燃料の準備、保存、補充といった作業を容易に行うことができる。
本技術の一実施形態において、太陽光発電システムは、商用電力系統と連系運転(系統連系)するものであってもよい。この場合、パワーコンディショナーは、商用電力系統が送電中のときは、商用電力系統からの電力で動作し、商用電力系統が停電中のときに、発電装置からの電力で動作してもよい。即ち、通常時は発電装置が使用されず、非常時に限って発電装置が利用されてもよい。なお、商用電力系統が送電中か停電中かにかかわらず、パワーコンディショナーの動作電力として、太陽電池パネルによる電力がさらに使用されてもよい。
上記した実施形態において、停電時における発電装置の始動は、システムによって自動的に行われてもよいし、ユーザによって手動的に行われてもよい。但し、いずれの態様であるとしても、停電中の逆潮流(即ち、商用電力系統への送電)は回避される必要があり、そのためには、発電装置が始動される前に、太陽光発電システムを商用電力系統から解列する必要がある。そのことから、太陽光発電システムは、停電中に発電装置の動作を制御する停電コントローラをさらに備えてもよい。この場合、停電コントローラは、太陽光発電システムが商用電力系統から解列されていなければ、発電装置の始動を禁止するように構成されているとよい。これにより、発電装置の始動が自動か手動かにかかわらず、停電中の逆潮流を回避することができる。
本技術の一実施形態では、上記した停電コントローラによって、発電装置が自動的に始動される構成としてもよい。この場合、停電コントローラは、商用電力系統の停電を検知したときに、太陽光発電システムを商用電力系統から解列し、その後に発電装置を始動させるように構成されるとよい。このような構成によると、商用電力系統が停電したときに、逆潮流を招くことなく、電気機器への電力供給を速やかに再開することができる。
図面を参照して、実施例の太陽光発電システム10について説明する。この太陽光発電システム10は、一般住宅や事業所(例えば、オフィス、工場、病院)に設置され、太陽光によって発電した電力を、一又は複数の電気機器8に供給するシステムである。特に限定されないが、本実施例の太陽光発電システム10は、商用電力系統2と連系運転(系統連系)するものであり、一般住宅又は事業所の電気機器8には、太陽光発電システム10に加えて、商用電力系統2も接続されている。商用電力系統2は、電力計4や分電盤6を介して、電気機器8に接続されている。これらの電力計4や分電盤6は、特に限定されないが、例えばスマートメーターやスマートブレーカーといった、HEMS(Home Energy Management System)に対応したものであってもよい。
図1に示すように、太陽光発電システム10は、複数の太陽電池パネル20と、パワーコンディショナー30とを備える。複数の太陽電池パネル20は、例えば建物の屋根や屋上といった、日当たりのよい場所に設置されている。各々の太陽電池パネル20は、太陽光を受けて直流電力を出力する。複数の太陽電池パネル20は、互いに接続されているとともに、接続箱(図示省略)を介して、パワーコンディショナー30に接続されている。即ち、複数の太陽電池パネル20によって発電された直流電力が、パワーコンディショナー30へ供給されるように構成されている。なお、太陽電池パネル20の数については特に限定されず、太陽光発電システム10は、少なくとも一つの太陽電池パネル20(又は太陽電池セル)を備えればよい。
パワーコンディショナー30は、DC−DCコンバータやインバータを用いて構成されており、太陽電池パネル20から出力された直流電力を、電気機器8に供給される交流電力へ変換する。パワーコンディショナー30は、分電盤6に接続されており、パワーコンディショナー30が出力する交流電力は、分電盤6を介して電気機器8に供給される。なお、電気機器8による電力需要に応じて、パワーコンディショナー30が出力する交流電力の一部は、分電盤6を介して商用電力系統2にも供給される(いわゆる逆潮流)。即ち、商用電力系統2と太陽光発電システム10は、複数の電気機器8に対し、分電盤6において並列されている。なお、分電盤6では、商用電力系統2を複数の電気機器8(及び太陽光発電システム10)から電気的に切断することによって、商用電力系統2を太陽光発電システム10から解列することができる。
パワーコンディショナー30は、自己が動作するために電力(以下、動作電力という)を必要とする。通常時、パワーコンディショナー30の動作電力は、商用電力系統2から供給される。従って、商用電力系統2からの送電が停止される(即ち、停電する)と、パワーコンディショナー30の動作も停止する。即ち、太陽光発電システム10の動作が停止してしまう。この点に関して、パワーコンディショナー30に、自立運転機能を設けることも考えらえる。この場合、パワーコンディショナー30は、例えば太陽電池パネル20からの電力を利用することで、停電時でもその動作を再開することができる。しかしながら、自立運転での発電出力は、例えば1.5キロワット程度に制限されるとともに、それを専用のアウトレット(自立運転用コンセント)から出力することしかできない。そのことから、例えば大規模災害が発生した被災地では、十分な数の太陽電池パネル20が設置されているのに、停電時には僅かな発電電力しか利用することができず、被災者が不便を強いられるおそれがある。
上記の問題に対して、図1、図2に示すように、太陽光発電システム10は、発電装置40をさらに備えている。発電装置40は、パワーコンディショナー30に接続されており、パワーコンディショナー30へ動作電力を供給する。発電装置40は、発電機42(ジェネレータ)と、発電機42を駆動する内燃機関44と、内燃機関44の動作を制御するコントローラ46とを備える。発電装置40のコントローラ46は、内部バッテリ46aを内蔵しており、停電時においても動作し得るように構成されている。特に限定されないが、本実施例における発電装置40は、内燃機関44を始動するためのスタータモータ48をさらに備える。スタータモータ48の動作は、コントローラ46によって制御される。ここで、発電装置40が出力する電力は、直流電力であってもよいし、交流電力であってもよい。いずれの場合であっても、パワーコンディショナー30の動作電力として電力変換が必要とされる場合は、その電力変換が発電装置40で行われてもよいし、パワーコンディショナー40で行われてもよい。
このように、本実施例の太陽光発電システム10では、発電装置40が用意されており、パワーコンディショナー30の動作電力を、発電装置40によって供給することができる。このような構成によれば、商用電力系統2からの電力供給を必要とすることなく、パワーコンディショナー30に十分な動作電力を供給することができる。特に、液体燃料や気体燃料といった内燃機関44の燃料は、例えば電力を蓄えるバッテリと比較して、多くのエネルギーを長期に亘って備蓄しやすい。そのことから、例えば大規模災害が発生した被災地のように、商用電力系統2が広域に亘って突然停電し、その復旧作業が長期化するような場合であっても、この太陽光発電システム10によれば、停電前と同じように、複数の電気機器8へ電力を供給し続けることができる。
ここで、発電装置40によって発電された電力は、パワーコンディショナー30のみに動作電力として供給され、電気機器8には供給されない。このような構成によると、発電装置40に大きな出力が必要とされないので、発電装置40に小型なタイプのものを採用することができる。また、発電装置40の発電電力が、電気機器8によって消費されないことから、電気機器8による消費電力の変動の影響を受けることなく、発電装置40はパワーコンディショナー30へ安定して電力を供給することができる。これにより、パワーコンディショナー30の動作が安定するので、太陽光発電システム10は、電気機器8へ安定した電力供給を提供することができる。
一例ではあるが、本実施例における発電装置40は、カセットボンベ式の発電装置である。即ち、発電装置40は、カセットボンベ44aが着脱可能に構成されており、カセットボンベ44aの気体燃料を用いて、内燃機関44を作動させるように構成されている。例えばガソリンといった液体燃料と比較して、カセットボンベ44aは一般的なユーザでも容易に取り扱うことができる。従って、ユーザは、発電装置40に対する燃料の準備、保存、補充といった作業を容易に行うことができる。
本実施例の太陽光発電システム10は、前述したように、商用電力系統2と連系運転するように構成されている。そのことから、パワーコンディショナー30は、商用電力系統2が送電中のときは、商用電力系統2からの電力で動作し、商用電力系統2が停電中のときに、発電装置40からの電力で動作する。即ち、通常時は発電装置40が使用されず、非常時に限って、発電装置40が利用されるように構成されている。なお、商用電力系統2が送電中か停電中かにかかわらず、パワーコンディショナー30の動作電力として、太陽電池パネル20による発電電力がさらに使用されてもよい。
本実施例の太陽光発電システム10では、停電時における発電装置40の始動が、太陽光発電システム10によって自動的に行われる。そのために、パワーコンディショナー30には、停電時における動作を制御するための停電コントローラ32が設けられている。なお、停電コントローラ32は、内部バッテリ32aを内蔵しており、停電時においても動作し得るように構成されている。
停電コントローラ32は、発電装置40のコントローラ46及び分電盤6と通信可能に接続されており、それらの動作を制御することができる。停電コントローラ32は、商用電力系統2の停電を検知すると、先ず、分電盤6に指令を与えて、商用電力系統2を太陽光発電システム10から解列する。これにより、太陽光発電システム10及び複数の電気機器8を接続する宅内配線が、商用電力系統2から電気的に断絶される。なお、分電盤6が遠隔操作不能なタイプの場合は、例えば電力計4と分電盤6との間に、遠隔操作可能な遮断器(リモートブレーカとも称される)を設け、それを停電コントローラ32によって制御してもよい。
次いで、停電コントローラ32は、発電装置40のコントローラ46に指令を与えて、発電装置40を始動させる。発電装置40では、停電コントローラ32からの指令を受けたコントローラ46が、スタータモータ48を用いて内燃機関44を始動させる。これにより、発電装置40が発電を開始し、発電装置40によって発電された電力が、動作電力としてパワーコンディショナー30へ供給される。これにより、パワーコンディショナー30は自己の動作を再開し、太陽電池パネル20による発電電力が、通常時と同じように、分電盤6を介して各々の電気機器8へ供給される。このとき、商用電力系統2は既に解列されているので、停電時における商用電力系統2への逆潮流が確実に防止される。
他の実施形態として、停電時における発電装置40の始動は、ユーザによって手動的に行われてもよい。この場合、停電コントローラ32は、太陽光発電システム10が商用電力系統から解列されていなければ、発電装置40の始動を禁止するように構成されているとよい。具体的には、ユーザが発電装置40を始動操作したときに、発電装置40のコントローラ46は、停電コントローラ32へ許可を求めるリクエスト信号を送信するとよい。その場合、停電コントローラ32は、分電盤6に指令を与え、商用電力系統2を解列した上で、発電装置40のコントローラ46へ許可を与えるアンサー信号を送信してもよい。
なお、分電盤6における商用電力系統2の解列についても、ユーザによって手動的に行われる場合は、停電コントローラ32が、分電盤6と通信して解列を確認した上で、発電装置40のコントローラ46にアンサー信号を送信すればよい。これにより、発電装置40及び/又は分電盤6の操作がユーザによって行われる場合でも、停電時における商用電力系統2への逆潮流を確実に防止することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載された技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、上述した太陽光発電システム10では、停電コントローラ32がパワーコンディショナー30に設けられているが、停電コントローラ32の位置や具体的な構造は特に限定されない。停電コントローラ32は、複数の装置によって構成されていてもよいし、その一部又は全部が、太陽光発電システム10から離れた場所に配置されていてもよい。例えば、停電コントローラ32の一部又は全部が、ユーザのスマートフォン又はタブレットによって構成されてもよい。
また、停電コントローラ32は、発電装置40の始動だけでなく、発電装置40の動作停止も制御するように構成されてもよい。この場合、停電コントローラ32は、日没に合わせて発電装置40の動作を停止させてもよく、その後、日の出に合わせて発電装置40を再始動してもよい。なお、日没や日の出については、例えば太陽電池パネル20の出力から判断することができる。あるいは、停電コントローラ32は、周囲の明るさを検出する照度センサを備えてもよいし、暦と時刻に基づいて日没や日の出を判断してもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独で、あるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載された組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書又は図面に例示した技術は、複数の目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成することだけでも、技術的有用性を持つものである。
2:商用電力系統、 4:電力計、 6:分電盤、 8:電気機器、 10:太陽光発電システム、 20:太陽電池パネル、 30:パワーコンディショナー、 32:停電コントローラ、 34:内燃機関、 34a:カセットボンベ、 40:発電装置、 42:発電機、 44:内燃機関、 46:コントローラ、 48:スタータモータ

Claims (6)

  1. 太陽光発電システムであって、
    太陽光を受けて直流電力を出力する太陽電池パネルと、
    前記太陽電池パネルから出力された直流電力を、一又は複数の電気機器に供給される交流電力へ変換するパワーコンディショナーと、
    前記パワーコンディショナーに接続されているとともに、内燃機関を原動機とする発電装置と、を備え、
    前記発電装置によって発電された電力が、前記パワーコンディショナーの動作電力として、前記パワーコンディショナーに供給される、
    太陽光発電システム。
  2. 前記発電装置によって発電された電力は、前記一又は複数の電気機器に供給されない、請求項1に記載の太陽光発電システム。
  3. 前記発電装置は、カセットボンベ式の発電装置である、請求項1又は2に記載の太陽光発電システム。
  4. 前記太陽光発電システムは、商用電力系統と連系運転するものであり、
    前記パワーコンディショナーは、前記商用電力系統が送電中のときは、前記商用電力系統からの電力で動作し、前記商用電力系統が停電中のときに、前記発電装置からの電力で動作する、請求項1又は2に記載の太陽光発電システム。
  5. 前記停電中に前記発電装置の動作を制御する停電コントローラをさらに備え、
    前記停電コントローラは、前記太陽光発電システムが前記商用電力系統から解列されていなければ、前記発電装置の始動を禁止する、請求項4に記載の太陽光発電システム。
  6. 前記停電コントローラは、前記商用電力系統の停電を検知したときに、前記太陽光発電システムを前記商用電力系統から解列し、その後に前記発電装置を始動させる、請求項5に記載の太陽光発電システム。
JP2018243250A 2018-12-26 2018-12-26 太陽光発電システム Active JP7116488B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018243250A JP7116488B2 (ja) 2018-12-26 2018-12-26 太陽光発電システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018243250A JP7116488B2 (ja) 2018-12-26 2018-12-26 太陽光発電システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020108207A true JP2020108207A (ja) 2020-07-09
JP7116488B2 JP7116488B2 (ja) 2022-08-10

Family

ID=71449629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018243250A Active JP7116488B2 (ja) 2018-12-26 2018-12-26 太陽光発電システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7116488B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000116026A (ja) * 1998-10-02 2000-04-21 Sony Corp カートリッジ及び電子機器
JP2003018749A (ja) * 2001-06-29 2003-01-17 Sanyo Electric Co Ltd 系統連系発電装置
JP2012050291A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Terrara Code Research Institute Inc 給電スタンド
WO2013121540A1 (ja) * 2012-02-15 2013-08-22 東芝三菱電機産業システム株式会社 電力変換装置の電源供給装置
JP2014155269A (ja) * 2013-02-06 2014-08-25 Ryoju Estate Co Ltd 保安電源システム、およびその制御方法
JP2017153299A (ja) * 2016-02-25 2017-08-31 Bbjハイテック株式会社 小型可搬式蓄電装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000116026A (ja) * 1998-10-02 2000-04-21 Sony Corp カートリッジ及び電子機器
JP2003018749A (ja) * 2001-06-29 2003-01-17 Sanyo Electric Co Ltd 系統連系発電装置
JP2012050291A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Terrara Code Research Institute Inc 給電スタンド
WO2013121540A1 (ja) * 2012-02-15 2013-08-22 東芝三菱電機産業システム株式会社 電力変換装置の電源供給装置
JP2014155269A (ja) * 2013-02-06 2014-08-25 Ryoju Estate Co Ltd 保安電源システム、およびその制御方法
JP2017153299A (ja) * 2016-02-25 2017-08-31 Bbjハイテック株式会社 小型可搬式蓄電装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7116488B2 (ja) 2022-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11108232B1 (en) Grid-tied electric meter adapter and systems for automated power resilience and on-demand grid balancing
JP6001712B2 (ja) パワーコンディショナ、電力システム及び制御方法
AU2012203536B2 (en) Hybrid electric generator set
US7227278B2 (en) Multiple bi-directional input/output power control system
US8148844B2 (en) Power supply system including alternative sources
JP2014082867A (ja) 電源制御システム、制御装置及び制御方法
JP2013013176A (ja) 自立電源装置
JP6024929B2 (ja) 制御装置および配電システム
US20160226424A1 (en) Driving system for multi-energy power supply motor
WO2011042781A1 (ja) 電力供給システム
US9846418B2 (en) Energy control system, energy control device, and energy control method for prioritizing a power generation source based on the possibility of selling generated power
JP2015226426A (ja) 非常用発電システム
US20230378763A1 (en) Electrical Power Generating System
JP2012228099A (ja) 直流電力機器駆動システム及び直流機器
JP5886138B2 (ja) 電力制御システム、燃料電池及び制御方法
JP3171974U (ja) 蓄電システム
WO2013179358A1 (ja) 制御装置、蓄電池制御部および配電システム
JP7116488B2 (ja) 太陽光発電システム
JP6410567B2 (ja) 電力供給システム、起動制御装置及び電力供給システムの制御方法
TWM449396U (zh) 智慧儲能系統
JP6423497B1 (ja) 電力制御システムおよび電力制御方法
JP5886136B2 (ja) 電力制御システム、制御装置、及び制御方法
KR20240032633A (ko) 백업 장치 및 이를 포함하는 태양광 발전 시스템
JP5886137B2 (ja) 電力制御システム、燃料電池、及び電力制御方法
RU136240U1 (ru) КОМПОНОВКА ХОЛОДНОГО БОКСА ДЛЯ ЭНЕРГОУСТАНОВОК НА ТОПЛИВНЫХ ЭЛЕМЕНТАХ МОЩНОСТЬЮ ДО 4 кВт

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220705

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220712

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220722

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7116488

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150