JP2020106978A - 走行支援装置、走行支援装置を備えた作業車両及び走行支援方法 - Google Patents

走行支援装置、走行支援装置を備えた作業車両及び走行支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】圃場内において、作業形態が途中で変わっても作業を行うことができる走行予定ルートを、簡単に作成することができる。【解決手段】走行支援装置は、作業装置が連結される走行車両の走行予定ルートを作成する走行支援装置であって、所定の圃場における圃場マップを取得するマップ取得部と、作業装置が複数の作業形態で対地作業を行う場合に、複数の対地作業の作業形態毎に走行車両が走行させる走行予定ルートを作成するルート作成部と、複数の対地作業の作業形態毎に作成された複数の走行予定ルートを記憶するルート記憶部と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、トラクタ等の作業車両を走行させる場合の走行支援装置、走行支援装置を備えた作業車両及び走行支援方法に関する。
従来、トラクタ等の作業車両を自動走行させるための走行経路(走行予定ルート)を作成する技術として特許文献1に示す技術が知られている。特許文献1では、走行経路生成部が、直進経路と各直進経路同士をつなぐUターン経路とからなる内側走行経路と、圃場の外周領域を周回走行するための周回走行経路とを生成する。
特開2018−116606号公報
特許文献1では、圃場に内側走行経路(走行予定ルート)を作成することができる。この内側走行経路は、例えば、自動走行時における作業がトラクタの後部を耕す耕耘に対応している。即ち、圃場内に設定された走行予定ルートは、作業形態が1つのものに対応していて、途中で作業形態が変わると適正に作業が行えないという問題があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、圃場内において、作業形態が途中で変わっても作業を行うことができる走行予定ルートを、簡単に作成することができる走行支援装置、走行支援装置を備えた作業車両及び走行支援方法を提供することを目的とする。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、以下に示す点を特徴とする。
走行支援装置は、作業装置が連結される走行車両の走行予定ルートを作成する走行支援装置であって、所定の圃場における圃場マップを取得するマップ取得部と、前記作業装置が複数の作業形態で対地作業を行う場合に、前記複数の対地作業の作業形態毎に前記走行車両が走行させる走行予定ルートを作成するルート作成部と、前記複数の対地作業の作業形態毎に作成された複数の前記走行予定ルートを記憶するルート記憶部と、を備えている。
走行支援装置は、前記ルート記憶部に記憶された前記複数の前記走行予定ルートの中から所定の走行予定ルートを選択させ、選択された前記所定の走行予定ルートを表示するルート表示制御部を備えている。
前記ルート作成部は、前記作業装置が前記対地作業を行ったときの前記対地作業における作業方向に対応して前記作業装置における複数の作業形態を取得する作業形態取得部と、前記圃場マップに示された所定の圃場に複数の単位作業区画を設定する区画設定部と、前記作業形態取得部が取得した前記作業方向が異なる複数の作業形態のそれぞれに応じて前記単位作業区画に前記走行予定ルートを作成する作業別ルート作成部と、を備えている。
前記作業形態取得部は、前記複数の作業形態として、前記対地作業における作業方向が前記走行車両の後方である場合の後方作業形態と、前記対地作業における作業方向が前記走行車両の幅方向の一方側である場合の一方作業形態と、前記対地作業における作業方向が前記走行車両の幅方向の一方側と反対側の他方側である場合の他方作業形態とを取得可能であり、前記作業別ルート作成部は、前記後方作業形態である場合には、前記走行予定ルートとして前記複数の単位作業区画に前記後方作業形態に対応する第1直進ルートを作成し、前記一方作業形態である場合には、前記複数の単位作業区画のうち前記第1直進ルートの他方側で隣接する単位作業区画に前記一方向作業形態に対応する第2直進ルートを作成し、前記他方作業形態である場合には、前記複数の単位作業区画のうち前記第1直進ルートの一方側で隣接する単位作業区画に前記他方向作業形態に対応する第3直進ルートを作成する。
前記ルート作成部は、前記走行車両が旋回を行う旋回エリアにおいて同一側の前記第1直進ルートの同士を繋ぐ第1旋回ルートを作成し、前記第2直進ルートと前記第3直進ルートとを繋ぐ第2旋回ルートを作成する。
作業車両は、走行支援装置と、走行車両と、前記走行車両に設けられた運転席と、を備え、前記走行支援装置は、前記運転席の近傍に設けられ且つ前記走行予定ルートを表示可能である。
走行支援方法は、作業装置が連結される走行車両の走行予定ルートを作成する走行支援方法であって、所定の圃場における圃場マップを取得するステップと、前記作業装置が複数の作業形態で対地作業を行う場合に、前記複数の対地作業の作業形態毎に前記走行車両が走行させる走行予定ルートを作成するステップと、前記複数の対地作業の作業形態毎に作成された複数の前記走行予定ルートを記憶するステップと、を備えている。
本発明によれば、圃場内において、作業形態が途中で変わっても作業を行うことができる走行予定ルートを、簡単に作成することができる。
走行支援装置を備えた作業車両のブロック図を示す図である。 昇降装置を示す図である。 自動走行を説明する図である。 マップ登録画面M1の一例を示す図である。 走行軌跡K1から圃場の輪郭H1(圃場マップMP2)を求める図である。 走行軌跡K1の変曲点から圃場の輪郭H1(圃場マップMP2)を求める図である。 走行時のスイッチ操作から輪郭H1(圃場マップMP2)を求める図である。 マップ選択画面M10の一例を示す図である。 作業設定画面M2の一例を示す図である。 ルート設定画面M3の一例を示す図である。 作業エリアA2に単位作業区画A3を作成した図である。 図9Aとは異なる単位作業区画A3を示す図である。 後方作業形態Z1の一例を示す図である。 一方作業形態Z2の一例を示す図である。 他方作業形態Z3の一例を示す図である。 詳細設定画面M20の一例を示す図である。 第1直進部L11a及び第1旋回部L12aの作成を示す図である。 第2直進部L11bの作成を示す図である。 第3直進部L11cの作成を示す図である。 第2旋回部L12bの作成を示す図である。 走行予定ルートL1の記憶を示す図である。 作業画面M21の一例を示す図である。 作業画面M21に後方作業ルートを示した図である。 作業画面M21に一方作業ルートを示した図である。 作業画面M21に他方作業ルートを示した図である。 作業画面M21に一方作業ルート及び他方作業ルートを示した図である。 走行支援方法を示す図である。 トラクタの側面全体図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、走行支援装置100を備えた作業車両のブロック図を示している。走行支援装置100は、トラクタ等の作業車両の走行を行う場合の支援を行う装置である。この実施形態では、走行支援装置100は、トラクタ1に設けられているが、トラクタ1以外に設けた装置、例えば、タブレット、スマートフォン、PDA等の携帯型の端末(携帯端末)、パーソナルコンピュータ、サーバ等の固定型のコンピュータ等の固定型の端末(固定端末)であってもよい。
まず、作業車両の1つであるトラクタをについて説明する。
図17に示すように、トラクタ1は、走行装置7を有する走行車両3と、原動機4と、変速装置5とを備えている。走行装置7は、前輪7F及び後輪7Rを有する装置である。前輪7Fは、タイヤ型であってもクローラ型であってもよい。また、後輪7Rも、タイヤ型であってもクローラ型であってもよい。原動機4は、ディーゼルエンジン、電動モータ等である。変速装置5は、変速によって走行装置7の推進力を切換可能であると共に、走行装置7の前進、後進の切換が可能である。走行車両3にはキャビン9が設けられ、当該キャビン9内には運転席10が設けられている。
また、走行車両3の後部には、3点リンク機構等で構成された昇降装置8が設けられている。昇降装置8には、作業装置2が着脱可能である。作業装置2を昇降装置8に連結することによって、走行車両3によって作業装置2を牽引することができる。作業装置2は、耕耘する耕耘装置、肥料を散布する肥料散布装置、農薬を散布する農薬散布装置、収穫を行う収穫装置、牧草等の刈取を行う刈取装置、牧草等の拡散を行う拡散装置、牧草等の集草を行う集草装置、牧草等の成形を行う成形装置等である。
図1に示すように、トラクタ1は、操舵装置11を備えている。操舵装置11は、ハンドル(ステアリングホイール)11aと、ハンドル11aの回転に伴って回転する回転軸(操舵軸)11bと、ハンドル11aの操舵を補助する補助機構(パワーステアリング機構)11cと、を有している。補助機構11cは、油圧ポンプ21と、油圧ポンプ21から吐出した作動油が供給される制御弁22と、制御弁22により作動するステアリングシリンダ23とを含んでいる。制御弁22は、制御信号に基づいて作動する電磁弁である。制御弁22は、例えば、スプール等の移動によって切り換え可能な3位置切換弁である。また、制御弁22は、操舵軸11bの操舵によっても切換可能である。ステアリングシリンダ23は、前輪7Fの向きを変えるアーム(ナックルアーム)24に接続されている。
したがって、ハンドル11aを操作すれば、当該ハンドル11aに応じて制御弁22の切換位置及び開度が切り換わり、当該制御弁22の切換位置及び開度に応じてステアリングシリンダ23が左又は右に伸縮することによって、前輪7Fの操舵方向を変更することができる。なお、上述した操舵装置11は一例であり、上述した構成に限定されない。
図2に示すように、昇降装置8は、リフトアーム8a、ロアリンク8b、トップリンク8c、リフトロッド8d、リフトシリンダ8eを有している。リフトアーム8aの前端部は、変速装置5を収容するケース(ミッションケース)の後上部に上方又は下方に揺動可能に支持されている。リフトアーム8aは、リフトシリンダ8eの駆動によって揺動(昇降)する。リフトシリンダ8eは、油圧シリンダから構成されている。リフトシリンダ8eは、制御弁を介して油圧ポンプと接続されている。制御弁は、電磁弁等であって、リフトシリンダ8eを伸縮させる。
ロアリンク8bの前端部は、変速装置5の後下部に上方又は下方に揺動可能に支持されている。トップリンク8cの前端部は、ロアリンク8bよりも上方において、変速装置5の後部に上方又は下方に揺動可能に支持されている。リフトロッド8dは、リフトアーム8aとロアリンク8bとを連結している。ロアリンク8bの後部及びトップリンク8cの後部には、作業装置2が連結される。リフトシリンダ8eが駆動(伸縮)すると、リフトアーム8aが昇降するとともに、リフトロッド8dを介してリフトアーム8aと連結されたロアリンク8bが昇降する。これにより、作業装置2がロアリンク8bの前部を支点として、上方又は下方に揺動(昇降)する。
トラクタ1は、測位装置40を備えている。測位装置40は、D−GPS、GPS、GLONASS、北斗、ガリレオ、みちびき等の衛星測位システム(測位衛星)により、自己の位置(緯度、経度を含む測位情報)を検出可能である。即ち、測位装置40は、測位衛星から送信された衛星信号(測位衛星の位置、送信時刻、補正情報等)を受信し、衛星信号に基づいて、トラクタ1の位置(例えば、緯度、経度)、即ち、車***置を検出する。測位装置40は、受信装置41と、慣性計測装置(IMU:Inertial Measurement Unit)42とを有している。受信装置41は、アンテナ等を有していて測位衛星から送信された衛星信号を受信する装置であり、慣性計測装置42とは別に走行車両3に取付けられている。この実施形態では、受信装置41は、走行車両3、キャビン9に取付けられている。なお、受信装置41の取付箇所は、実施形態に限定されない。
慣性計測装置42は、加速度を検出する加速度センサ、角速度を検出するジャイロセンサ等を有している。走行車両3、例えば、運転席10の下方に設けられ、慣性計測装置42によって、走行車両3のロール角、ピッチ角、ヨー角等を検出することができる。
図1に示すように、トラクタ1は、制御装置60を備えている。制御装置60は、トラクタ1における走行系の制御、作業系の制御等を行う装置である。
制御装置60は、トラクタ1の自動走行を制御する自動走行制御部61を有している。自動走行制御部61は、制御装置60に設けられた電気・電子回路、CPU等に格納されたプログラム等から構成されている。自動走行制御部61は、自動走行を開始すると、走行車両3が走行予定ルートL1に沿って走行するように操舵装置11の制御弁22を制御する。また、自動走行制御部61は、自動走行を開始すると、変速装置の変速段、原動機の回転数等を自動的に変更することによって、トラクタ1の車速(速度)を制御する。
図3に示すように、トラクタ1が自動走行を行っている状況下において、車***置と走行予定ルートL1との偏差が閾値未満である場合、自動走行制御部61は、操舵軸(回転軸)11bの回転角を維持する。車***置と走行予定ルートL1との偏差が閾値以上であって、トラクタ1が走行予定ルートL1に対して左側に位置している場合は、自動走行制御部61は、トラクタ1の操舵方向が右方向となるように操舵軸11bを回転する。車***置と走行予定ルートL1との偏差が閾値以上であって、トラクタ1が走行予定ルートL1に対して右側に位置している場合は、自動走行制御部61は、トラクタ1の操舵方向が左方向となるように操舵軸11bを回転する。なお、上述した実施形態では、車***置と走行予定ルートL1との偏差に基づいて操舵装置11の操舵角を変更していたが、走行予定ルートL1の方位とトラクタ1(走行車両3)の進行方向(走行方向)の方位(車体方位)F1とが異なる場合、即ち、走行予定ルートL1に対する車体方位F1の角度θgが閾値以上である場合、自動走行制御部61は、角度θgが零(車体方位F1が走行予定ルートL1の方位に一致)するように操舵角を設定してもよい。また、自動走行制御部61は、偏差(位置偏差)に基づいて求めた操舵角と、方位(方位偏差)に基づいて求めた操舵角とに基づいて、自動操舵における最終の操舵角を設定してもよい。上述した実施形態における自動操舵における操舵角の設定は一例であり、限定されない。
以上のように、制御装置60によって、トラクタ1(走行車両3)を自動走行させることができる。
また、制御装置60は、手動昇降制御、自動上昇制御等を行うことができる。手動昇降制御では、制御装置60に接続された昇降スイッチ72の操作に基づいて昇降装置8による作業装置2の昇降する制御である。具体的には、昇降スイッチ72は、運転席10の周囲に設けられていて、3位置切換スイッチである。昇降スイッチ72を中立位置から一方に切り換えると、昇降装置8(リフトアーム8a)を上昇させる上昇信号が制御装置60に入力される。また、昇降スイッチ72を中立位置から他方に切り換えると、昇降装置8(リフトアーム8a)を下降させる下降信号が制御装置60に入力される。制御装置60は、上昇信号を取得すると制御弁に制御信号を出力することで昇降装置8を上昇させ、下降信号を取得すると制御弁に制御信号を出力することで昇降装置8を下降させる。つまり、制御装置60は、昇降スイッチ72の手動操作に応じて昇降装置8を昇降させる手動昇降制御をすることができる。
また、自動上昇制御では、操舵装置11の操舵角が所定以上、例えば、旋回に対応する操舵角である場合に、自動的に昇降装置8を作動させることで作業装置2を上昇する制御である。具体的には、制御装置60には、操舵角検出装置70と、切換スイッチ71とが接続されている。操舵角検出装置70は、操舵装置11の操舵角を検出する装置である。切換スイッチ71は、自動上昇制御の有効/無効を切り換えるスイッチであって、ON/OFFに切り換え可能なスイッチである。切換スイッチ71がONである場合、自動上昇制御が有効に設定され、切換スイッチ71がOFFである場合、自動上昇制御が無効に設定される。
制御装置60は、自動上昇制御が有効であり且つ操舵角検出装置70が検出した操舵角が旋回に相当する操舵角以上である場合、制御弁に制御信号を出力することで昇降装置8を自動的に上昇させる自動上昇制御を行う。
以上のように、制御装置60によって、トラクタ1に関する制御、例えば、手動昇降制御、自動上昇制御を行うことができる。
走行支援装置100は、運転席10の近傍に設けられた表示装置である。以下、走行支援装置100が表示装置であるとして説明を進める。
表示装置は、液晶パネル、タッチパネル、その他のパネルのいずれかで構成された表示部50を有する表示装置であり、トラクタ1の走行を、支援をするための情報の他に、トラクタ1、作業装置2に関する様々な情報を表示可能である。
表示装置は、マップ登録部101と、マップ記憶部102とを備えている。マップ登録部101は、表示装置に設けられた電気・電子部品、表示装置に組み込まれたプログラム等から構成されている。マップ記憶部102は、不揮発性のメモリ等から構成されている。マップ登録部101は、所定の圃場の輪郭、例えば、所定の圃場の輪郭に対応した位置を登録する。
図4に示すように、作業者(運転者)が表示装置に対して所定の操作を行うと、マップ登録部101は、表示装置の表示部50にマップ登録画面M1を表示する。マップ登録画面M1には、圃場を含むマップMP1、トラクタ1の車***置VP1、圃場名及び圃場管理番号等の圃場識別情報が表示される。マップMP1には、圃場を示す画像データの他に緯度、経度等の位置情報が対応付けられている。トラクタ1が圃場内に入り、圃場内を周回すると、マップ登録画面M1には、トラクタ1が周回したときに測位装置40が検出した現在の車***置VP1が表示される。トラクタ1による圃場内の周回が終了し、マップ登録画面M1に表示された登録ボタン51が選択されると、図5Aに示すように、マップ登録部101は、トラクタ1が周回したときの複数の車***置によって得られた走行軌跡K1を圃場の輪郭(外形)H1とし、当該輪郭H1で表される圃場マップMP2を圃場識別情報と共に登録する。
なお、図5Bに示すように、マップ登録部101は、車***置VP1で示される走行軌跡から変曲点を演算して変曲点を結ぶ輪郭K2を圃場の輪郭H1(圃場マップMP2)として登録してもよいし、図5Cに示すように、トラクタ1が周回する際に運転者等がトラクタ1に設けられたスイッチ等によって圃場の端部を指定し指定された端部を結んだ輪郭K3を輪郭H1(圃場マップMP2)として登録してもよい。上述した圃場の登録方法は、一例であり、限定されない。圃場の輪郭、即ち、圃場マップMP2は、位置(緯度、経度)で示されたデータであっても、座標(X軸、Y軸)系で示されたデータであっても、その他の表現で示されたデータであってもよい。
マップ記憶部102は、マップ登録部101によって登録した輪郭(外形)を示す圃場マップMP2を記憶する。即ち、マップ記憶部102は、圃場マップMP2、圃場の輪郭を示すデータ(所定の圃場を表すためのデータ)を記憶する。
上述したように、表示装置(走行支援装置100)は、マップ登録部101によって複数の圃場マップMP2を登録することができる。作業等を行うにあたっては、複数の圃場マップMP2のうち、所定の圃場を示す圃場マップMP2を取得する。具体的には、表示装置は、マップ取得部120を備えている。マップ取得部120は、表示装置に設けられた電気・電子部品、表示装置に組み込まれたプログラム等から構成されている。
作業者(運転者)が表示装置に対して所定の操作を行うと、図6に示すように、マップ取得部120は、表示装置の表示部50にマップ選択画面M10を表示する。マップ選択画面M10には、マップ記憶部102に記憶された圃場、即ち、圃場の圃場識別情報の一覧表が表示される。作業者(運転者)が表示装置に対して所定の操作を行うと、マップ選択画面M10に表示された複数の圃場識別情報の中から、例えば、1つの圃場識別情報を選択することができる。圃場識別情報が選択されると、マップ取得部120は、マップ記憶部102を参照し、選択された圃場識別情報に対応する圃場マップMP2、即ち、所定の圃場マップMP2を取得する。
マップ取得部120によって所定の圃場、即ち、圃場マップMP2が取得すると、当該圃場マップMP2にトラクタ1を自動走行する際に用いる走行予定ルートL1の作成を行うことができる。
走行支援装置100は、走行予定ルートL1の作成を行うルート作成部105を備えている。ルート作成部105は、表示装置に設けられた電気・電子回路、表示装置に格納されたプログラム等から構成されている。ルート作成部105は、作業エリア設定部171と、区画設定部172を備えている。
図7に示すように、作業者(運転者)が表示装置に対して所定の操作を行うと、作業エリア設定部171は、作業設定画面M2を表示する。作業設定画面M2において、枕地幅入力部82に枕地幅W1を入力した後、枕地設定ボタン83を選択すると、作業エリア設定部171は、圃場表示部81に表示された圃場マップMP2に、枕地エリアA1を除く作業エリアA2を表示する。例えば、作業エリア設定部171は、圃場マップMP2の輪郭H1を内側に、枕地幅W1だけオフセットすることにより形成される輪郭H2で囲まれるエリアを、作業エリアA2に設定する。なお、作業エリア設定部171は、作業設定画面M2において、圃場表示部81に表示された圃場マップMP2上に、ポインタ等を用いて作業エリアA2の輪郭の位置を指定することによって、圃場マップMP2に作業エリアA2を設定してもよい。
図8に示すように、作業エリアA2の設定が完了すると、ルート作成部105は、表示装置(走行支援装置100)の表示を作業設定画面M2からルート設定画面M3に切り換える。ルート設定画面M3では、圃場において、作業エリアA2を含むエリアに走行予定ルートL1を設定することが可能である。
ルート設定画面M3は、走行予定ルートL1を表示するルート表示部85と、幅入力部88とを備えている。作業装置2の作業幅W2は、作業装置2が圃場等の対地に対して作業を行う幅(作業実行幅)である。
幅入力部88に作業幅W2が入力されると、区画設定部172は、作業幅W2に基づいて、所定の圃場、即ち、圃場マップMP2に複数の単位作業区画A3n(n:単位作業区画の個数)を作成する。具体的には、区画設定部172は、図9Aに示すように、作業エリアA2を作業幅W2で縦方向又は横方向に区切ることによって、作業装置2で作業を行う複数の単位作業区画A3nを作業エリアA2内に作成する。即ち、区画設定部172は、作業幅W2と同一の幅の単位作業区画A3nを作業エリアA2内に複数作成する。なお、図9Bに示すように、区画設定部172は、作業幅W2からオーバラップ幅W3を除した幅W4の単位作業区画A3nを作業エリアA2内に複数作成してもよい。オーバラップ幅W3は、ルート設定画面M3で入力することが可能である。即ち、区画設定部172は、作業装置2を連結した走行車両3を走行させた場合に、当該作業装置2によって圃場に対して作業が行われる最小単位の領域を、単位作業区画A3nとして設定する。
ルート作成部105は、作業装置2の作業形態に応じて、走行予定ルートL1の作成を行う。ルート作成部105は、例えば、1台の作業装置2が複数の作業形態で対地作業を行う場合に、複数の対地作業の作業形態毎に走行予定ルートL1の設定を行う。例えば、図10Aに示すように、作業装置2が玉葱等の収穫を行う収穫装置の場合、当該作業装置2は走行車両3の後方で圃場の土を掘り起こしながら玉葱の収穫を行って、収穫した玉葱(掘り起こした玉葱)を当該走行車両3の後方に排出する作業形態(後方作業形態Z1という)で作業が行える。また、図10Bに示すように、玉葱の収穫装置の場合、走行車両3の後方で圃場の土を掘り起こしながら玉葱の収穫を行って、収穫した玉葱を搬送装置によって走行車両3の幅方向の一方(左側)に排出する作業形態(一方作業形態Z2という)で作業が行える。さらに、図10Cに示すように、玉葱の収穫装置の場合、走行車両3の後方で圃場の土を掘り起こしながら玉葱の収穫を行って、収穫した玉葱を搬送装置によって走行車両3の幅方向の他方(右側)に排出する作業形態(他方作業形態Z3という)で作業が行える。つまり、玉葱の収穫装置の場合、後方作業形態Z1、一方作業形態Z2、他方作業形態Z3の3つの作業形態にて作業を行うことができる。
ルート作成部105は、作業形態取得部173と、作業別ルート作成部174とを備えている。作業形態取得部173は、作業装置2の対地作業における作業方向に対応して作業装置2における複数の作業形態を取得する。図11に示すように、ルート設定画面M3に表示された設定ボタン86を選択すると、作業形態取得部173は、詳細設定画面M20を表示する。作業形態取得部173は、走行車両3を示す図形D1と、作業装置2を示すD2とを詳細設定画面M20に表示する。
また、作業形態取得部173は、作業装置2の作業形態を設定する複数の形態設定部191A、191B、191Cを詳細設定画面M20に表示する。形態設定部191Aは、後方作業形態Z1を設定する部分であって、例えば、初期状態から形態設定部191Aを選択すると、後方作業形態Z1が有効に設定され、形態設定部191Aは、後方作業形態Z1が有効であることを示す表示を行う。後方作業形態Z1が有効に設定されている状態で、形態設定部191Aを再び選択すると、後方作業形態Z1が無効に設定される。
形態設定部191Bは、一方作業形態Z2を設定する部分であって、例えば、初期状態から形態設定部191Bを選択すると、一方作業形態Z2が有効に設定され、形態設定部191Bは、一方作業形態Z2が有効であることを示す表示を行う。一方作業形態Z2が有効に設定されている状態で、形態設定部191Bを再び選択すると、一方作業形態Z2が無効に設定される。
形態設定部191Cは、他方作業形態Z3を設定する部分であって、例えば、初期状態から形態設定部191Cを選択すると、他方作業形態Z3が有効に設定され、形態設定部191Cは、他方作業形態Z3が有効であることを示す表示を行う。他方作業形態Z3が有効に設定されている状態で、形態設定部191Cを再び選択すると、他方作業形態Z3が無効に設定される。
したがって、形態設定部191A、191B、191Cを作業装置2の作業形態に対応して選択することにより、当該作業装置2の作業形態を設定することができる。また、形態設定部191A、191B、191Cのそれぞれを有効になっている状況での作業形態で作業を行う順番を入力可能である。例えば、形態設定部191A、191B、191Cの全てが無効に設定されている状況下で、最初に形態設定部191Aを選択して後方作業形態Z1を有効にし、次に、形態設定部191Bを選択して一方作業形態Z2を有効にし、最後に、形態設定部191Cを選択して他方作業形態Z3を有効にした場合、作業の順番は、後方作業形態Z1、一方作業形態Z2、他方作業形態Z3の順番になる。作業の順番は、例えば、図11に示すように、形態設定部191A、191B、191Cの近傍に数字で入力される。
作業形態取得部173は、詳細設定画面M20において、作業形態の入力が完了すると、形態設定部191A、191B、191Cに入力された作業形態のうち、有効に設定された作業形態と、当該作業形態の順番を取得する。上述したように、玉葱の収穫装置と同じ作業を行う場合は、作業形態取得部173は、作業装置2の作業形態として、後方作業形態Z1、一方作業形態Z2、他方作業形態Z3を取得することができる。
作業別ルート作成部174は、作業形態取得部173が取得した作業方向が異なる複数の作業形態のそれぞれに応じて単位作業区画A3nに、走行予定ルートL1を作成する。図12Aに示すように、作業別ルート作成部174は、後方作業形態Z1である場合には、走行予定ルートL1として複数の単位作業区画A3nに後方作業形態Z1に対応する第1直進部(第1直進ルート)L11aを作成する。走行車両3(作業装置2)を中心として考えた場合、走行車両3(作業装置2)の幅方向一方側において一方作業形態Z2が行われ、走行車両3(作業装置2)の幅方向他方側においても他方作業形態Z3が行われる、即ち、走行車両3(作業装置2)の両側で作業が行われる。したがって、作業別ルート作成部174は、単位作業区画A3nのうち、単位作業区画A3n[n=2+3(i−1)、i=1、2,3・・・]に、第1直進部L11aを作成する。
また、図12Bに示すように、作業別ルート作成部174は、一方作業形態Z2である場合には、走行予定ルートL1として複数の単位作業区画A3nに一方作業形態Z2に対応する第2直進部(第2直進ルート)L11bを作成する。即ち、一方作業形態Z2である場合には、複数の単位作業区画A3nのうち第1直進部L11aの他方側で隣接する単位作業区画A3nに第2直進部L11bを作成する。つまり、走行車両3(作業装置2)の一方側で一方作業形態Z2にて作業が行われることから、作業別ルート作成部174は、単位作業区画A3nのうち、単位作業区画A3n[n=1+3(i−1)、i=1、2,3・・・]に、第2直進部L11bを作成する。
また、図12Cに示すように、作業別ルート作成部174は、他方作業形態Z3である場合には、走行予定ルートL1として複数の単位作業区画A3nに他方作業形態Z3に対応する第3直進部(第3直進ルート)L11cを作成する。即ち、他方作業形態Z3である場合には、複数の単位作業区画A3nのうち第1直進部L11aの一方側で隣接する単位作業区画A3nに第3直進部L11cを作成する。つまり、走行車両3(作業装置2)の他方側で他方作業形態Z3にて作業が行われることから、作業別ルート作成部174は、単位作業区画A3nのうち、単位作業区画A3n[n=3+3(i−1)、i=1、2,3・・・]に、第3直進部L11cを作成する。
図12Aに示すように、作業別ルート作成部174は、枕地エリア(旋回エリア)A1において、同一側の第1直進部L11aの端部同士を繋ぐ第1旋回部(第1旋回ルート)L12aを作成する。作業別ルート作成部174は、単位作業区画A3n[n=2+3(i−1)]に設けられた第1直進部L11aの端部を繋ぐ第1旋回部L12aを作成する。
図12Dに示すように、作業別ルート作成部174は、枕地エリア(旋回エリア)A1において、第2直進部L11bと第3直進部L11cとを繋ぐ第2旋回部(第2旋回ルート)12bを作成する。作業別ルート作成部174は、単位作業区画A3n[n=3+3(i−1)]に設けられた第2直進部L11bと、単位作業区画A3n[n=1+3(i−1)]に設けられた第3直進部L11cとを繋ぐ第2旋回部(第2旋回ルート)12bを作成する。
このように、ルート作成部105によって作成された作業形態毎の走行予定ルートL1は、不揮発性のメモリ等から構成されたルート記憶部195に記憶することが可能である。例えば、上述したように、ルート作成部105によって作成された第1直進部L11a、第2直進部L11b、第3直進部L11c、第1旋回部L12a及び第2旋回部L12bは、ルート記憶部195に記憶される。
図13に示すように、例えば、後方作業形態Z1に対応する走行予定ルートL1(第1直進部L11a及び第1旋回部L12a)は、名称、番号等の識別情報が付与されてルート記憶部195に記憶される。一方作業形態Z2に対応する走行予定ルートL1(第2直進部L11b)は、名称、番号等の識別情報が付与されてルート記憶部195に記憶される。他方作業形態Z3に対応する走行予定ルートL1(第3直進部L11c)は、名称、番号等の識別情報が付与されてルート記憶部195に記憶される。なお、第2旋回部L12bは、一方作業形態Z2及び他方作業形態Z3の走行予定ルートL1に紐付されて、ルート記憶部195に記憶される。また、ルート作成部105によって作成された作業形態毎の走行予定ルートL1(第1直進部L11a、第2直進部L11b、第3直進部L11c、第1旋回部L12a及び第2旋回部L12b)は、ルート設定画面M3に表示される。
さて、ルート記憶部195に記憶された走行予定ルートL1は、表示装置の表示部50に表示可能である。走行支援装置100は、ルート表示制御部196を備えている。ルート表示制御部196は、表示装置に設けられた電気・電子回路、表示装置に格納されたプログラム等から構成されている。
図14に示すように、作業者(運転者)が表示装置に対して所定の操作を行うと、ルート表示制御部196は、作業画面M21を表示する。作業画面M21は、作業表示部197と、ルート選択部198とを備えている。作業表示部197には、圃場マップMP2及び、ルート選択部198で選択された走行予定ルートL1が表示される。ルート表示制御部196は、作業画面M21のルート選択部198に、ルート記憶部195に記憶された走行予定ルートL1の一覧、即ち、作業形態毎に設定された走行予定ルートL1を表示させる。
ルート選択部198において、複数の走行予定ルートL1の中から少なくとも1つの走行予定ルートL1が選択されると、選択された所定の走行予定ルートL1が作業表示部197に表示される。例えば、後方作業形態Z1に対応する走行予定ルート(後方作業ルート)L1が選択されると、図15Aに示すように、当該後方作業ルートL1が作業表示部197に表示される。また、一方作業形態Z2に対応する走行予定ルート(一方作業ルート)L1が選択されると、図15Bに示すように、当該一方作業ルートL1が作業表示部197に表示される。また、他方作業形態Z3に対応する走行予定ルート(一方作業ルート)L1が選択されると、図15Cに示すように、当該他方作業ルートL1が作業表示部197に表示される。このように、ルート表示制御部196は、表示部50に予め作業形態毎に設定された走行予定ルートL1を表示させる。なお、ルート選択部198において、複数の走行予定ルートL1が選択された場合、選択された複数の走行予定ルートL1が作業表示部197に表示される。例えば、一方作業ルートL1及び他方作業ルートL1が選択された場合、図15Dに示すように、作業表示部197には、一方作業ルートL1及び他方作業ルートL1が表示される。
図16は、走行予定ルートL1を作成する走行支援方法を示す図である。なお、走行支援方法では、圃場の登録は行われていることを前提として走行予定ルートL1の作成について説明する。
図16に示すように、登録した複数の中から、所定の圃場を示す圃場マップMP2を取得する(S60)。取得した圃場マップMP2において、作業エリアA2の設定を行う(S61)。また、圃場マップMP2において、作業エリアA2において単位作業区画A3nの設定を行う(S62)。単位作業区画A3nを含む圃場マップMP2に走行予定ルートL1の設定を行う(S63)。走行予定ルートL1の設定において、作業装置2の対地作業の作業形態を取得する(S63−1)。作業エリアA2の単位作業区画A3nにおいて、作業形態毎に直進部(第1直進部L11a、第2直進部L11b、第3直進部L11c)の設定を行う(S63−2)。作業エリアA2の外側の旋回エリアにおいて、作業形態毎に旋回部(第1旋回部L12a、第2旋回部L12b)の設定を行う(S63−3)。作業形態毎に作成された複数の走行予定ルートL1(第1直進部L11a、第2直進部L11b、第3直進部L11c、第1旋回部L12a、第2旋回部L12b)の記憶を行う(S64)。作業形態毎に定められた複数の走行予定ルートL1の中から、所定の走行予定ルートL1を選択する(S65)。選択された所定の走行予定ルートL1を表示する(S66)。
以上のように、走行支援装置、作業車両及び走行支援方法によれば、作業装置2が玉葱等の収穫を行う収穫装置のように複数の作業形態がある場合に、それぞれの作業形態に対応した走行予定ルートの設定を行うことができ、複数の作業形態に対応して自動走行を行うことができる。例えば、トラクタ1に着目した場合に、作業形態が後方作業形態、一方作業形態、他方作業形態のそれぞれに対応して、走行予定ルートを作成して記憶させることができる。作業者等は、トラクタ1(作業装置3)の作業形態に応じて、作成しておいた走行予定ルートを選択することによって、トラクタ1により作業を行わせることができる。つまり、圃場内において、作業形態が途中で変わっても作業を行うことができる走行予定ルートを簡単に作成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :作業車両(トラクタ)
2 :作業装置
10 :運転席
100 :走行支援装置
105 :ルート作成部
120 :マップ取得部
173 :作業形態取得部
174 :作業別ルート作成部
195 :ルート記憶部
L11a :第1直進部(第1直進ルート)
L11b :第2直進部(第2直進ルート)
L12a :第1旋回部(第1旋回ルート)
L12b :第2旋回部(第2旋回ルート)

Claims (7)

  1. 作業装置が連結される走行車両の走行予定ルートを作成する走行支援装置であって、
    所定の圃場における圃場マップを取得するマップ取得部と、
    前記作業装置が複数の作業形態で対地作業を行う場合に、前記複数の対地作業の作業形態毎に前記走行車両が走行させる走行予定ルートを作成するルート作成部と、
    前記複数の対地作業の作業形態毎に作成された複数の前記走行予定ルートを記憶するルート記憶部と、
    を備えている走行支援装置。
  2. 前記ルート記憶部に記憶された前記複数の前記走行予定ルートの中から所定の走行予定ルートを選択させ、選択された前記所定の走行予定ルートを表示するルート表示制御部を備えている請求項1に記載の走行支援装置。
  3. 前記ルート作成部は、前記作業装置が前記対地作業を行ったときの前記対地作業における作業方向に対応して前記作業装置における複数の作業形態を取得する作業形態取得部と、前記圃場マップに示された所定の圃場に複数の単位作業区画を設定する区画設定部と、前記作業形態取得部が取得した前記作業方向が異なる複数の作業形態のそれぞれに応じて前記単位作業区画に前記走行予定ルートを作成する作業別ルート作成部と、
    を備えている請求項1又は2に記載の走行支援装置。
  4. 前記作業形態取得部は、前記複数の作業形態として、前記対地作業における作業方向が前記走行車両の後方である場合の後方作業形態と、前記対地作業における作業方向が前記走行車両の幅方向の一方側である場合の一方作業形態と、前記対地作業における作業方向が前記走行車両の幅方向の一方側と反対側の他方側である場合の他方作業形態とを取得可能であり、
    前記作業別ルート作成部は、前記後方作業形態である場合には、前記走行予定ルートとして前記複数の単位作業区画に前記後方作業形態に対応する第1直進ルートを作成し、前記一方作業形態である場合には、前記複数の単位作業区画のうち前記第1直進ルートの他方側で隣接する単位作業区画に前記一方向作業形態に対応する第2直進ルートを作成し、前記他方作業形態である場合には、前記複数の単位作業区画のうち前記第1直進ルートの一方側で隣接する単位作業区画に前記他方向作業形態に対応する第3直進ルートを作成する請求項3に記載の走行支援装置。
  5. 前記ルート作成部は、前記走行車両が旋回を行う旋回エリアにおいて同一側の前記第1直進ルートの同士を繋ぐ第1旋回ルートを作成し、前記第2直進ルートと前記第3直進ルートとを繋ぐ第2旋回ルートを作成する請求項4に記載の走行支援装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の走行支援装置と、
    走行車両と、
    前記走行車両に設けられた運転席と、
    を備え、
    前記走行支援装置は、前記運転席の近傍に設けられ且つ前記走行予定ルートを表示可能である作業車両。
  7. 作業装置が連結される走行車両の走行予定ルートを作成する走行支援方法であって、
    所定の圃場における圃場マップを取得するステップと、
    前記作業装置が複数の作業形態で対地作業を行う場合に、前記複数の対地作業の作業形態毎に前記走行車両が走行させる走行予定ルートを作成するステップと、
    前記複数の対地作業の作業形態毎に作成された複数の前記走行予定ルートを記憶するステップと、
    を備えている走行支援方法。
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