JP2020103567A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】除菌すすぎが行われた後において、ドアがロックされるドアロック時間を短縮する。【解決手段】本発明の洗濯機は、洗濯機本体内に配置されたドラムに通常の給水を行うための給水路と、ドラムにオゾン水の給水を行うためのオゾン給水路と、オゾン給水路内にオゾンを発生させるオゾン電極と、ドラムに給湯を行うための給湯路と、洗濯機本体に開閉可能に設けられたドアをロック状態またはロック解除状態に切り替えるドアロック装置を制御する制御手段とを備え、オゾン給水路からドラム内にオゾン水が給水された状態ですすぎを行う除菌すすぎ工程が行われた後に、給湯路からドラムに給湯が行われた状態で給湯すすぎ工程が実施される。【選択図】図8

Description

本発明は、例えば、洗い工程、すすぎ工程及び脱水工程を行う洗濯機に関する。
従来の洗濯機には、洗い工程から、すすぎ工程及び脱水工程までを自動的に行う乾燥機能を有しない洗濯機と、洗い工程から、すすぎ工程、脱水工程及び乾燥工程までを自動的に行う乾燥機能を有する洗濯機がある。
特開2018−33512号公報
従来の洗濯機において、ドラム内にオゾンを供給し、オゾン水により洗濯物をすすぐ工程(いわゆる除菌すすぎ)を行うことが考えられる。したがって、この洗濯機では、オゾン発生装置によりオゾンを発生させ、そのオゾンがドラム内に供給されるが、ドラム内に供給されたオゾンの全てが水に溶け込まないことから、オゾンがドラム内に充満する。
通常の運転では、除菌すすぎが行われた後、脱水工程が行われて洗濯が終了することから、洗濯が適正に終了した場合、ドラム内のオゾン濃度は低くなっており、洗濯機のドアを開放しても問題はない。
しかしながら、脱水工程において洗濯物の偏りが大きいと脱水の立ち上げができない場合がある。洗濯機では、脱水工程が中断された場合、洗濯物のほぐし運転を行った後で脱水工程が再開されるが、その後、脱水工程の中断が所定回数繰り返されると、脱水の立ち上げができないことから、脱水工程が中止される。
その場合、洗濯機の表示部にエラー表示をして、ユーザに洗濯物のほぐし動作を促す処理が行われる。その際、洗濯が適正に終了してないことから、ドラム内のオゾン濃度は十分に低くなっていない。したがって、洗濯機において除菌すすぎが行われた場合、その後、ドラム内のオゾン濃度が十分に低くなるまでは、洗濯機のドアが開放されないようにロックされる。
したがって、脱水工程が中止された場合、ドラムが停止しているにもかかわらず、ドラム内のオゾン濃度が十分に低下するまで、洗濯機のドアを開放することができない。よって、ユーザは、洗濯物のほぐし動作を行うことができないことから、洗濯機の運転が長時間停止されることになる。
また、オゾンの水に対する溶解度は、水温に応じて異なることが知られている。例えば、図16は、純水に対する酸素とオゾンの溶解度(文献 環境分野におけるオゾン利用の実際(医療・環境オゾン研究会 増刊3号 2007)の表1−6から引用)を示している。オゾンの溶解度は、水温が0℃のときに、1.124g/Lであるのに対して、水温が25℃のときに、0.613g/Lである。したがって、水温が25℃の場合、水温が0℃の場合と比べて、オゾンは水に溶け難いことが分かる。
洗濯機において除菌すすぎを行うためには、ドラム内に所定濃度のオゾン水が必要であり、オゾン電極により所定量のオゾンを発生するために、オゾン電極に対する通電が行われる。給水温度が低い場合、オゾンが水に溶け込みやすいことから、ドラム内に給水されるオゾン水の濃度が高くなる。これに対し、給水温度が高い場合、オゾンが水に溶け難いことから、ドラム内に給水されるオゾン水の濃度が低くなる。
洗濯機では、種々の給水温度に対応可能にするために、給水温度が高くオゾンが水に溶け難いときであっても、除菌すすぎを行うために必要な所定濃度のオゾン水が得られるように、高い給水温度に合わせてオゾン電極の通電時間を長く設定しておく必要がある。
そのため、従来、給水温度にかかわらず、オゾン電極の通電時間が一定に設定されていたことから、給水温度が低い場合に、オゾン電極の通電時間が必要以上に長く設定されていた。これにより、給水温度が低い場合に、ドラム内のオゾン濃度が必要以上に高くなる可能性があった。
したがって、洗濯機では、除菌すすぎ後においてドラム内のオゾン濃度が高いときであっても、ドラム内のオゾン濃度が十分に低下するまでドアのロックが解除されないように、ドアロック時間を長く設定する必要があった。従来、給水温度にかかわらず、ドアロック時間が一定に設定されていたことから、ドアロック時間が長く設定されることにより、洗濯機の運転効率が低下する問題がある。
そこで、本発明は、除菌すすぎが行われた後において、ドアがロックされるドアロック時間を短縮することにより運転効率を向上させることが可能な洗濯機を提供することを目的とする。
そこで、本発明の発明者は、除菌すすぎが行われた後において、ドラム内のオゾン濃度が十分に低下するまでの時間を短縮する方法を検討した結果、除菌すすぎが行われた後、ドラム内に給湯することで、オゾン分解が促進し、ドラム内のオゾン濃度が十分に低下するまでの時間が短縮可能であることを見出した。
本発明は、除菌すすぎが行われた後、ドラム内に給湯した状態ですすぎ運転を行うことで、ドラム内のオゾン濃度が十分に低下するまでの時間を短縮する発明である。
また、本発明は、除菌すすぎが行われた後の脱水工程において、洗濯物の偏りが大きいことにより脱水工程が中止された場合に、ドラムに給湯することで、ドラム内のオゾン濃度が十分に低下するまでの時間を短縮する発明である。
すなわち、本発明の洗濯機は、洗濯機本体内に配置されたドラムに通常の給水を行うための給水路と、前記ドラムにオゾン水の給水を行うためのオゾン給水路と、前記オゾン給水路内にオゾンを発生させるオゾン電極と、前記ドラムに給湯を行うための給湯路と、前記洗濯機本体に開閉可能に設けられたドアをロック状態またはロック解除状態に切り替えるドアロック装置を制御する制御手段とを備え、前記オゾン給水路から前記ドラム内にオゾン水が給水された状態ですすぎを行う除菌すすぎ工程が行われた後に、前記給湯路から前記ドラムに給湯が行われた状態で給湯すすぎ工程が実施されることを特徴とする。
本発明の洗濯機において、前記除菌すすぎ工程が行われた後において前記ドアをロック状態に維持するドアロック時間を決定するドアロック時間決定手段と、前記給湯すすぎ工程における前記ドラム内の水温に基づいて、前記ドアロック時間の短縮速度を決定する短縮速度決定手段とを備え、前記短縮速度決定手段は、前記給湯すすぎ工程における前記ドラム内の水温が高いほど前記短縮速度が速くなるように、前記短縮速度を決定することが好適である。
本発明の洗濯機において、前記給湯すすぎ工程における前記ドラム内の水位が高いほど前記短縮速度が速くなるように、前記短縮速度を補正する短縮速度補正手段を備えることが好適である。
本発明の洗濯機において、前記給湯すすぎ工程におけるすすぎ時間が長いほど前記短縮速度が速くなるように、前記短縮速度を補正する短縮速度補正手段を備えることが好適である。
本発明の洗濯機は、洗濯機本体内に配置されたドラムに通常の給水を行うための給水路と、前記ドラムにオゾン水の給水を行うためのオゾン給水路と、前記オゾン給水路内にオゾンを発生させるオゾン電極と、前記ドラムに給湯を行うための給湯路と、前記ドラム内の洗濯物の偏りを検出する偏芯検出手段とを備え、前記オゾン給水路から前記ドラム内にオゾン水が給水された状態ですすぎを行う除菌すすぎ工程が行われた後で脱水工程を行うものであり、脱水工程において前記偏芯検出手段で検出される洗濯物の偏りが所定の偏り以上であることにより脱水工程が中止された場合に、前記給湯路から前記ドラムに給湯が行われることを特徴とする。
本発明の洗濯機は、洗濯機本体内に配置されたドラムに通常の給水を行うための給水路と、前記ドラムにオゾン水の給水を行うためのオゾン給水路と、前記オゾン給水路内にオゾンを発生させるオゾン電極と、前記ドラムに給湯を行うための給湯路と、前記ドラム内における水温を検出する水温検出センサと、前記洗濯機本体に開閉可能に設けられたドアをロック状態またはロック解除状態に切り替えるドアロック装置を制御する制御手段と、前記オゾン給水路から前記ドラム内にオゾン水が給水された状態ですすぎを行う除菌すすぎ工程における前記ドラム内の水温に基づいて、前記ドアをロック状態に維持するドアロック時間を決定するドアロック時間決定手段と、前記除菌すすぎ工程における前記ドラム内の水温に基づいて、前記ドアロック時間の第1短縮速度を決定する第1短縮速度決定手段と、前記除菌すすぎ工程が行われた後に前記給湯路から前記ドラムに給湯が行われた状態で実施される給湯すすぎ工程における前記ドラム内の水温に基づいて、前記ドアロック時間の第2短縮速度を決定する第2短縮速度決定手段とを備え、前記除菌すすぎ工程が行われた後において前記給湯すすぎ工程が行われるまでは、前記ドアロック時間を前記第1短縮速度に基づいて短縮し、前記給湯すすぎ工程が行われた後は、前記ドアロック時間を前記第2短縮速度に基づいて短縮することを特徴とする。
本発明の洗濯機では、除菌すすぎ工程が行われた後に、ドラムに給湯が行われた状態で給湯すすぎ工程が実施されることにより、ドラム内においてオゾン分解が促進し、ドラム内のオゾン濃度が十分に低下するまでの時間を短縮することが可能である。
本発明の洗濯機では、給湯すすぎ工程におけるドラム内の水温に基づいて、ドラム内の水温に応じたドアロック時間の短縮速度が決定される。したがって、ドアロック時間を適正に短縮して、ドアのロック解除を行うことが可能である。
本発明の洗濯機では、給湯すすぎ工程におけるドラム内の水位に基づいて、ドアロック時間の短縮速度を適正に補正することが可能である。
本発明の洗濯機では、給湯すすぎ工程におけるすすぎ時間に基づいて、ドアロック時間の短縮速度を適正に補正することが可能である。
本発明の洗濯機では、例えば洗濯物の偏りが大きいことにより脱水工程が中止された場合に、ドラムに給湯を行うことで、ドラム内においてオゾン分解が促進し、ドラム内のオゾン濃度が十分に低下するまでの時間を短縮することが可能である。
本発明の洗濯機では、除菌すすぎ工程が行われた後において給湯すすぎ工程が行われるまでは、ドアロック時間が、除菌すすぎ工程におけるドラム内の水温に基づいて決定された第1短縮速度に基づいて短縮され、給湯すすぎ工程が行われた後は、ドアロック時間が、給湯すすぎ工程におけるドラム内の水温に基づいて決定された第2短縮速度に基づいて短縮される。したがって、除菌すすぎ工程が行われた後において給湯すすぎ工程が行われる場合に、給湯すすぎ工程におけるドラム内の水温に基づいて、ドアロック時間の短縮速度を再設定できる。よって、ドアロック時間を適正に短縮して、ドアのロック解除を行うことが可能である。
本発明の第1実施形態に係る洗濯機1の構成を示す側面断面図である。 図1の洗濯機1の概略構成を示す図である。 図1のオゾン発生装置の構成を示す図である。 図1の洗濯機1の制御ブロック図である。 給湯すすぎ工程におけるすすぎ水温に応じたドアロック時間の短縮速度を示す図である。 ドアロック時間の短縮方法を示す図である。 図1の洗濯機1の洗濯コースの動作を示す図である。 図1の洗濯機1においてドアロック時間の短縮速度を決定する方法を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る洗濯機の制御ブロック図である。 除菌すすぎ工程における給水温度に応じたドアロック時間を示す図である。 給湯すすぎ工程におけるすすぎ水位に応じたドアロック時間の短縮速度補正値を示す図である。 給湯すすぎ工程におけるすすぎ時間に応じたドアロック時間の短縮速度補正値を示す図である。 図9の洗濯機においてドアロック時間及び短縮速度を決定する方法を示すフローチャートである。 図9の洗濯機においてドアロック時間の短縮速度を決定する方法を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る洗濯機の制御ブロック図である。 オゾンの水に対する溶解度を示す図である。
以下、本発明の実施形態である洗濯機について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1に示すように、洗濯機1は、ドラム式洗濯機であり、外観を構成する筐体である洗濯機本体10を備える。洗濯機本体10の前面10aは、中央部から上部にかけて傾斜し、傾斜した面に洗濯物の投入口11が形成される。投入口11は、開閉自在なドア12により覆われる。
洗濯機本体10内には、外槽20が、複数のダンパー21により弾性的に支持される。外槽20内には、ドラム22が回転自在に配される。外槽20およびドラム22は、水平方向に対し、後面側が低くなるよう傾斜する。これにより、ドラム22は、水平方向に対して傾斜した方向に延びる回転軸周りに回転する。
外槽20の前面の開口部20aおよびドラム22の前面の開口部22aは、投入口11に対向し、投入口11ともにドア12により閉鎖される。ドラム22の周壁には、多数の脱水孔22bが形成される。さらに、ドラム22の周壁には、3つのバッフル23が周方向にほぼ等しい間隔で設けられる。
ドラム22の後部には、回転翼24が回転自在に配される。回転翼24は、ほぼ円盤形状を有する。回転翼24の表面には、中央部から径方向外側に延びる複数の突状部24aが形成される。回転翼24は、ドラム22と同軸に回転する。
外槽20の後方には、ドラム22および回転翼24を駆動するトルクを発生させるモータ30が配置される。
図2に示すように、洗濯機1は、外槽20内のドラム22に通常の給水を行うための給水路51と、給水路51から分岐したオゾン給水路52と、外槽20内に給湯を行うための給湯路53と、外槽20内の水を排水するための排水路54と、外槽20内にソフト剤や洗剤を供給するためのソフト剤供給路55および洗剤供給路56とを備えている。給湯路53には、給湯器53Aが接続されており、給湯器53Aに対して設定された給湯設定温度の給湯水が供給される。
給水路51、給湯路53、ソフト剤供給路55および洗剤供給路56は、外槽20の上方に設けた集水導入部57に接続され、オゾン給水路52は、外槽20の上方に接続され、排水路54は、外槽20の下方に接続されている。外槽20の上端近傍には、水位上限を超えた水を排水するためのオーバーフロー路58が設けてある。
洗濯機1は、洗い工程、すすぎ工程、除菌すすぎ工程、給湯すすぎ工程、脱水工程などを実施可能である。したがって、洗濯機1では、適宜、各給排系統のバルブである給水バルブ51a、オゾン給水バルブ52a、給湯バルブ53a、排水バルブ54aが開閉されることにより、通常の給水、オゾン水の給水、給湯、排水が行われる。給水バルブ51aおよび給湯バルブ53aの上流には、それぞれ給水ストレーナ51b、53bが配置される。
外槽20の上端近傍には、排気路60が接続されており、ドラム22内の空気やオゾンは、排気路60を通じて機外へ排出される。排気路60には、活性炭60aが配置されており、排気路60を通過するガスは、活性炭60aを通過した後、機外へ排出されることから、排気路60を通過するオゾンの一部は、活性炭60aにより消費される。
洗濯機1は、ドラム22にオゾン水を給水し、オゾン水により洗濯物をすすぐ工程(いわゆる除菌すすぎ)を行うことができる。したがって、ドラム22の内部にオゾン水を給水するためのオゾン給水路52には、オゾンを発生させるオゾン発生装置61が配置される。
オゾン発生装置61は、図3に示すように、オゾン給水路52の一部に略水平に設けたオゾン発生領域62に配置されたオゾン電極63を含んでいる。本実施形態では、オゾン電極63として、3本のオゾン電極63a、63b、63cが配置される。オゾン発生装置61では、3本のオゾン電極63a、63b、63cを直列に通過させて、水の電気分解によりオゾンを発生する。
オゾン給水路61のオゾン発生領域62には、上流側に上向きに延びる第1接続部62aが形成され、下流側に下向きに延びる第2接続部62bが形成されている。したがって、オゾン電極63へ通電を行うことにより、オゾン電極63の表面と接触した水が分解されてオゾンガスが発生し、そのオゾンガスが水中に溶存してオゾン水となる。
図4は、本実施形態の洗濯機1の制御ブロック図である。洗濯機1の制御部80は、図4に示すように、例えば、マイクロコンピュータなどで構成されており、CPUと、洗濯機1の動作を制御するプログラムが格納されたROMと、上記プログラムを実行する際に用いられるデータ等が一時的に記憶されるRAMとを備えている。洗濯機1の運転動作は、この制御部80によって制御される。
制御部80は、ドアロック時間決定部80aと、短縮速度決定部80bと、給湯温度記憶手段80cと、を有している。また、制御部80には、操作部81と、モータ30と、給水バルブ51aと、排水バルブ54aと、オゾン給水バルブ52aと、オゾン発生装置61と、ドアロック装置82とが接続されている。
ドアロック時間決定部80aは、除菌すすぎ工程の後においてドア12をロック状態に維持するドアロック時間を決定する。したがって、ドアロック時間決定部80aは、除菌すすぎ工程の後、ドラム22内のオゾン濃度が規定濃度以下まで十分に低下するまでの消オゾン時間を考慮して、ドアロック時間を決定する。
よって、ドアロック装置82が、ドアロック時間決定部80aにより決定されたドアロック時間に基づいて制御されることで、ドラム22内のオゾン濃度が規定濃度以下まで低下するまで、ドア12は解放されないようになる。
除菌すすぎ工程では、オゾン水がドラム22内のオゾンすすぎ設定水位に到達するまで給水された後、通常の水がドラム22内の所定水位に到達するまで給水される。除菌すすぎを行うためには、通常の水がドラム22内の所定水位に到達するまで給水された状態において、ドラム22内に、所定濃度以上のオゾン水が必要である。
したがって、オゾン水がドラム22内のオゾンすすぎ設定水位に到達するまで給水されるオゾン水の濃度は、通常の水がドラム22内の所定水位に到達するまで給水された後において、ドラム22内のオゾン水の濃度が所定濃度以上になるような濃度が必要である。
上述したように、給水温度が低い場合、オゾンが水に溶け込みやすいことから、ドラム22内に給水されるオゾン水の濃度は高い。これに対して、給水温度が高い場合、オゾンが水に溶け難いことから、ドラム22内に給水されるオゾン水の濃度は低い。
そのため、除菌すすぎ後においてドラム内のオゾン濃度が高いときであっても、ドラム内のオゾン濃度が十分に低下するように、ドアロック時間決定部80bは、給水温度が低い場合を考慮して、給水温度にかかわらず、一定のドアロック時間Tに決定する。したがって、ドアロック時間決定部80aにより決定されるドアロック時間Tは、給水温度が高い場合、必要以上に長くなっている。
短縮速度決定部80bは、給湯すすぎ工程が行われた後において、給湯すすぎ工程におけるドラム22内の水温に基づいて、ドアロック時間を短縮する速度である短縮速度を決定する。給湯すすぎ工程におけるドラム22内の水温としては、給湯温度記憶手段80cに記憶された給湯器53Aの給湯設定温度が使用される。なお、短縮速度決定部80bは、除菌すすぎ工程の後、給湯すすぎ工程が行われるまでの短縮速度を除菌すすぎ工程の給水温度にかかわらず、一定の短縮速度ΔTに決定する。
洗濯機1では、除菌すすぎ工程の後、ドラム22に給湯が行われた状態で給湯すすぎ工程が行われる。ドラム22内の水温が高いと、オゾン分解が促進され、ドラム22内のオゾン濃度の低下が速くなる。
したがって、給湯すすぎ工程が行われた場合、ドアロック時間決定部80aにより決定されたドアロック時間が経過するまでに、ドラム22内のオゾン濃度が規定濃度以下になる。
そこで、短縮速度決定部80bは、給湯すすぎが行われた分、ドアロック時間が0に速く到達するように、給湯すすぎ工程におけるドラム22内の水温に基づいて短縮速度を決定する。短縮速度は、オゾンが一定時間ごとに分解される速度である。給湯すすぎ工程におけるドラム22内の水温としては、給湯温度記憶部80cに記憶された給湯設定温度が使用される。
具体的には、短縮速度決定部80bは、図5に示すように、給湯すすぎ工程におけるすすぎ水温TがTS1℃より低い場合に、短縮速度をΔTに決定し、すすぎ水温TがTS1℃以上且つTS2℃より低い場合に、短縮速度をΔTに決定し、すすぎ水温TがTS2℃以上の場合に、短縮速度をΔTに決定する。図5おいて、TS1<TS2であり、0<ΔT<ΔT<ΔTである。したがって、所定のドアロック時間が0になるまでの時間は、短縮速度が速いほど短い。
例えば、ドアロック時間決定部80aにより決定されたドアロック時間がTであり、短縮速度決定部80bにより決定された短縮速度がΔTである場合、図6に示すように、ドアロック時間Tは、一定時間tが経過するたびに短縮速度ΔTが短縮される。したがって、ドアロック時間T−n・ΔT(但し、nは整数)が0に到達すると、ドラム22内のオゾン濃度が規定濃度以下になったことになる。
給湯温度記憶手段80cは、給湯路53が接続された給湯器53Aの給湯設定温度を記憶する。
操作部81は、除菌すすぎを行うための除菌すすぎボタン81aを含んでいる。操作部81は、ユーザに操作されたボタンに応じた入力信号を制御部80に出力する。
制御部80は、モータ30を制御することにより、ドラム22の回転数を制御する。
制御部80は、給水バルブ51a及び排水バルブ54aを制御することにより、外槽20内への給水及び外槽20内からの排水を行う。
制御部80は、オゾン給水バルブ52a及びオゾン発生装置61を制御することにより、除菌すすぎが行われる場合に、オゾン給水路52からオゾン水をドラム22内に給水する。
制御部80は、ドア12をロック状態またはロック解除状態に切り替えるドアロック装置82を制御することにより、ドア12のロックおよびロック解除を行う。
次に、洗濯機1の運転動作について、図7に基づいて説明する。洗濯機1は、例えば、洗い工程、すすぎ工程、除菌すすぎ工程、給湯すすぎ工程および脱水工程を有し、且つ、乾燥工程を有しない洗濯コースの運転を行なうことが可能である。なお、本実施形態では、ユーザが、洗い工程終了までに、操作部81の除菌すすぎボタン81aを押し、所定の金額を投入することによって、オゾン水を使用した除菌すすぎ工程が行われる場合について説明する。
<ステップS1:洗い工程>
ステップS1では、まず、使用者によって、ドア12が開けられ、ドラム22内に洗濯物が収容されて、ドア12が閉じられる。洗い工程が開始されると、制御部80は、通常の洗濯水を給水するための給水バルブ51aを開いて、ドラム22に通常の水を給水する。この際、制御部80は、排水バルブ54aを閉じていて、給水された水は、外槽20及びドラム22内に溜められる。そして、所定量の水が給水されると、制御部80は、給水バルブ51aを閉じて、モータ30を駆動(ON)し、ドラム22を回転させる。
そして、所定時間の洗い動作が終了すると、制御部80は、排水バルブ54aを開いて、ドラム22内の洗浄水を、排水路54を介して機外へ排水する。排水後、制御部80は、モータ30によってドラム22を高速回転させ、洗濯物に含まれる洗濯水が脱水される中間脱水を行う。中間脱水によって洗濯物から脱水された洗濯水は、ドラム22内に放出され、排水路54を介して機外へ排水される。
<ステップS2:すすぎ工程>
ステップS1において、洗い工程が終了すると、ステップS2では、すすぎ工程が行われる。すすぎ工程が開始されると、制御部80は、排水バルブ54aを閉じて、通常の洗濯水を給水するための給水バルブ51aを開いて、ドラム22に所定量のすすぎ水を給水する。そして、所定量の水が給水されると、制御部80は、給水バルブ51aを閉じて、モータ30によってドラム22を回転させて、ドラム22内の洗濯物のすすぎを所定時間行う。
すすぎが終了すると、制御部80は、排水バルブ54aを開いて、ドラム22内のすすぎ水を、排水路54を介して機外へ排水する。排水後、上記同様の脱水動作によって中間脱水が行われ、洗濯物に含まれるすすぎ水が脱水される。この脱水されたすすぎ水も上記同様に、排水路54を介して機外へ排水される。
<ステップS3:除菌すすぎ工程>
ステップS2において、すすぎ工程が終了すると、ステップS3では、除菌すすぎ工程が行われる。除菌すすぎ工程が開始されると、制御部80は、排水バルブ54aを閉じて、オゾン給水バルブ52aを開いて、オゾン給水路52を介してドラム22にオゾン水を給水する。その後、制御部80は、オゾン給水バルブ52aを閉じて、オゾン水の給水を停止し、通常の水を給水するための給水バルブ51aを開いて、ドラム22に通常の水をすすぎ水として給水する。
そして、すすぎ水が給水されると、制御部80は、モータ30によってドラム22を回転させて、オゾン水によってドラム22内の洗濯物の除菌すすぎを所定時間行う。除菌すすぎが終了すると、制御部80は、排水バルブ54aを開いて、ドラム22内のすすぎ水を、排水路54を介して機外へ排水する。
<ステップS4:給湯すすぎ工程>
ステップS3において、除菌すすぎ工程が終了すると、ステップS4では、給湯すすぎ工程が行われる。給湯すすぎ工程が開始されると、制御部80は、排水バルブ54aを閉じて、給湯バルブ53aを開いて、給湯路53を介してドラム22に給湯を行う。なお、給湯を開始する際にドラム22内に水がある場合、制御部80は、排水バルブ54aを開いて、ドラム22内の水を排水した後で、給湯バルブ53aを開いて、給湯路53を介してドラム22に給湯を行う。したがって、ドラム22内の水温の低い水と給湯水とが混合されるのを防止することが可能である。
そして、給湯が終了すると、制御部80は、モータ30によってドラム22を回転させて、給湯水によってドラム22内の洗濯物の給湯すすぎを所定時間行う。給湯すすぎが終了すると、制御部80は、排水バルブ54aを開いて、ドラム22内のすすぎ水を、排水路54を介して機外へ排水する。
<ステップS5:脱水工程>
ステップS4において、給湯すすぎ工程が終了すると、ステップS5では、脱水工程が行われる。脱水工程が開始されると、制御部80は、ドラム22の回転数を目標回転数に向けて上昇させ、目標回転数に到達すると、所定脱水時間が経過するまで脱水運転を行う。脱水工程が終了すると、制御部80は、ドラム22の回転を停止し、洗濯コースの動作を終了する。脱水工程で脱水された水も上記同様に、排水路54を介して機外に排水される。
本実施形態において、ドアロック時間の短縮速度が決定される手順について、図8に基づいて説明する。
<ステップS101>
ステップS101において、給湯すすぎ工程が開始されると、制御部80は、給湯バルブ53aを開にして、給湯路53を介して、ドラム22に給湯を行う。
<ステップS102>
ステップS102において、制御部80は、ドラム22内のすすぎ水位が給湯すすぎ設定水位に到達するまで、ドラム22に給湯を継続する。
<ステップS103>
ドラム22内のすすぎ水位が給湯すすぎ設定水位に到達すると、ステップS103において、制御部80は、給湯を停止する。
<ステップS104>
ステップS104において、制御部80は、給湯温度記憶部80aに記憶された給湯設定温度がTn1℃より低いか否かを判定する。
<ステップS105>
ステップS104で、制御部80が、給湯設定温度がTn1℃より低いと判定した場合、ステップS105において、制御部80は、短縮速度をΔTに決定して、処理を終了する。
<ステップS106>
ステップS104で、制御部80が、給湯設定温度がTn1℃以上と判定した場合、ステップS106に進んで、制御部80は、給湯設定温度がTn2℃より低いか否かを判定する。
<ステップS107>
ステップS106で、制御部80が、給湯設定温度がTn2℃より低いと判定した場合、ステップS107において、制御部80は、短縮速度をΔTに決定して、処理を終了する。
<ステップS108>
ステップS106で、制御部80が、給湯設定温度がTn2℃以上と判定した場合、ステップS108に進んで、制御部80は、短縮速度をΔTに決定して、処理を終了する。
本実施形態の洗濯機1は、洗濯機本体10内に配置されたドラム22に通常の給水を行うための給水路51と、ドラム22にオゾン水の給水を行うためのオゾン給水路52と、オゾン給水路52内にオゾンを発生させるオゾン電極63と、ドラム22に給湯を行うための給湯路53と、洗濯機本体10に開閉可能に設けられたドア12をロック状態またはロック解除状態に切り替えるドアロック装置82を制御する制御手段である制御部80とを備え、オゾン給水路52からドラム22内にオゾン水が給水された状態ですすぎを行う除菌すすぎ工程が行われた後に、給湯路53からドラム22に給湯が行われた状態で給湯すすぎ工程が実施される。
これにより、本実施形態の洗濯機1では、除菌すすぎ工程が行われた後に、ドラム22に給湯が行われた状態で給湯すすぎ工程が実施されることにより、ドラム22内においてオゾン分解が促進し、ドラム22内のオゾン濃度が十分に低下するまでの時間を短縮することが可能である。したがって、ドア12がロックされるドアロック時間を短縮することが可能である。また、活性炭60a及び止水パッキンの使用期間を延ばすことが可能である。
本実施形態の洗濯機1は、除菌すすぎ工程が行われた後においてドア12をロック状態に維持するドアロック時間を決定するドアロック時間決定手段であるドアロック時間決定部80aと、給湯すすぎ工程におけるドラム22内の水温に基づいて、ドアロック時間の短縮速度を決定する短縮速度決定手段である短縮速度決定部80bとを備え、短縮速度決定部80bは、給湯すすぎ工程におけるドラム22内の水温が高いほど短縮速度が速くなるように、短縮速度を決定する。
これにより、本実施形態の洗濯機1では、給湯すすぎ工程におけるドラム22内の水温に基づいて、ドラム22内の水温に応じたドアロック時間の短縮速度が決定される。したがって、ドアロック時間を適正に短縮して、ドア12のロック解除を行うことが可能である。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態の洗濯機について、図9〜図15に基づいて説明する。
本実施形態の洗濯機が第1実施形態の洗濯機1と主に異なる点は、第1実施形態では、一定のドアロック時間が決定されるのに対して、本実施形態では、給水温度に応じたドアロック時間が決定される点と、第1実施形態では、給湯すすぎ工程における水温に応じた短縮速度が決定されるのに対して、本実施形態では、給湯すすぎ工程における水温に応じた短縮速度が決定された後、その短縮速度が給湯すすぎ工程におけるドラム内のすすぎ水位及びすすぎ時間に基づいて補正される点である。また、本実施形態の洗濯機は、ドラム22内の水温を検出する水温検出センサ85を備えている。本実施形態の洗濯機の構成において、第1実施形態の洗濯機1と同様の構成については説明を省略する。
制御部180は、図9に示すように、ドアロック時間決定部180aと、短縮速度決定部180bとを有している。短縮速度決定部180bは、補正部180cを含んでいる。また、制御部180には、操作部81と、モータ30と、給水バルブ51aと、排水バルブ54aと、オゾン給水バルブ52aと、オゾン発生装置61と、ドアロック装置82と、ドラム22内の水の温度を検出する水温検出センサ85とが接続されている。
ドアロック時間決定部180aは、除菌すすぎ工程における給水温度に基づいて、除菌すすぎ工程の後においてドア12をロック状態に維持するドアロック時間を決定する。給水温度としては、オゾン水の給水が終了し、オゾン電極63の通電停止時において、水温検出センサ85により検出されたドラム22内の水温が使用される。
具体的には、ドアロック時間決定部180aは、図10に示すように、給水温度TがTp1℃より低い場合に、ドアロック時間をTに決定し、給水温度TがTp1℃以上且つTp2℃より低い場合に、ドアロック時間をTに決定し、給水温度TがTp2℃以上の場合に、ドアロック時間をTに決定する。図10において、Tp1<Tp2であり、T>T>Tである。
すなわち、給水温度が低い場合、オゾンが水に溶け込みやすいことから、ドラム22内に給水されるオゾン水の濃度が高いため、ドアロック時間決定部180aは、ドアロック時間を比較的長い時間に決定する。これに対し、給水温度が高い場合、オゾンが水に溶け難いことから、ドラム22内に給水されるオゾン水の濃度が低いため、ドアロック時間決定部180aは、ドアロック時間を比較的短い時間に決定する。
(1)短縮速度決定部180bは、除菌すすぎ工程における給水温度に基づいて、除菌すすぎ工程の後においてドアロック時間を短縮する速度である第1短縮速度を決定する。給水温度としては、オゾン水の給水が終了し、オゾン電極63の通電停止時において、水温検出センサ85により検出されたドラム22内の水温が使用される。
具体的には、短縮速度決定部80bは、図10に示すように、給水温度TがTp1℃より低い場合に、短縮速度をΔT’に決定し、給水温度TがTp1℃以上且つTp2℃より低い場合に、短縮速度をΔT’に決定し、給水温度TがTp2℃以上の場合に、短縮速度をΔT’に決定する。図10において、Tp1<Tp2であり、0<ΔT’<ΔT’<ΔT’である。したがって、ドアロック時間が0になるまでの時間は、短縮速度が速いほど短い。
(2)短縮速度決定部180bは、給湯すすぎ工程におけるドラム22内の水温に応じた短縮速度に基づいて、ドアロック時間を短縮する速度である第2短縮速度を決定する。給湯すすぎ工程におけるドラム22内の水温としては、給湯すすぎ工程において、水温検出センサ85により検出されたドラム22内の水温が使用される。
具体的には、短縮速度決定部180bは、第1実施形態と同様に、図5に示すように、給湯すすぎ工程におけるすすぎ水温TがTS1℃より低い場合に、短縮速度をΔTに決定し、すすぎ水温TがTS1℃以上且つTS2℃より低い場合に、短縮速度をΔTに決定し、すすぎ水温TがTS2℃以上の場合に、短縮速度をΔTに決定する。図5において、TS1<TS2であり、ΔT<ΔT<ΔTである。したがって、所定のドアロック時間が0になるまでの時間は、短縮速度が速いほど短い。
したがって、短縮速度決定部180bは、除菌すすぎ工程が行われた後において給湯すすぎ工程が行われるまでは、ドアロック時間を短縮する短縮速度を、第1短縮速度に決定する。これにより、除菌すすぎ工程が行われた後において、給湯すすぎ工程が行われるまでは、ドアロック時間が第1短縮速度に基づいて短縮される。
短縮速度決定部180bは、給湯すすぎ工程が行われた後は、ドアロック時間を短縮する短縮速度を、第2短縮速度に決定する。これにより、給湯すすぎ工程が行われた後は、ドアロック時間が第2短縮速度に基づいて短縮される。
よって、洗濯機1において、除菌すすぎ工程が行われた後において給湯すすぎ工程が行われるまでに決定されていた第1短縮速度が、給湯すすぎ工程が行われた後において、第2短縮速度に再設定される。
補正部180cは、給湯すすぎ工程におけるドラム22内のすすぎ水位及びすすぎ時間に基づいて補正する。給湯すすぎ工程におけるドラム22内のすすぎ水位は、洗濯機において予め設定されている。
具体的には、補正部180cは、図11に示すように、すすぎ水位HがHより低い場合に、短縮速度補正値をΔTh1に決定し、すすぎ水位HがH以上且つHより低い場合に、短縮速度補正値をΔTh2に決定し、すすぎ水位HがH以上の場合に、短縮速度補正値をΔTh3に決定する。図11において、H<Hであり、0<ΔTh1<ΔTh2<ΔTh3である。
したがって、補正部180cは、短縮速度補正値の分、短縮速度決定部180bにより決定された短縮速度が増加するように補正する。これにより、すすぎ水位が高いほど、短縮速度が速くなるように、短縮速度が補正される。それは、給湯すすぎ工程において、すすぎ水位が高いほど、ドラム22内の水が撹拌され、ドラム22内のオゾンが撹拌される水と衝突して消費されやすいからである。
また、補正部180cは、図12に示すように、すすぎ時間TがTt1より低い場合に、短縮速度補正値をΔTt1に決定し、すすぎ水温TがTt1以上且つTt2より低い場合に、短縮速度補正値をΔTt2に決定し、すすぎ水温TがTt2以上の場合に、短縮速度補正値をΔTt3に決定する。図12において、Tt1<Tt2であり、0<ΔTt1<ΔTt2<ΔTt3である。
したがって、補正部180cは、短縮速度補正値の分、短縮速度決定部180bにより決定された短縮速度が増加するように補正する。これにより、すすぎ時間が長いほど、短縮速度が速くなるように、短縮速度が補正される。それは、給湯すすぎ工程において、すすぎ時間が長いほど、ドラム22内のオゾンが撹拌される水と衝突して消費されやすいからである。
本実施形態において、ドアロック時間及び短縮速度が決定される手順について、図13に基づいて説明する。
<ステップS201>
ステップS201において、除菌すすぎ工程が開始されると、制御部80は、オゾン給水バルブ52aを開にすると共に、オゾン電極63の通電を開始して、オゾン給水路52を介して、ドラム22にオゾン水の給水を開始する。
<ステップS202>
ステップS202において、制御部80は、ドラム22内の水位がオゾンすすぎ設定水位に到達するまで、ドラム22にオゾン水の給水を継続する。
<ステップS203>
ドラム22内の水位がオゾンすすぎ設定水位に到達すると、ステップS203において、制御部80は、オゾン給水バルブ52aを閉にすると共に、オゾン電極63の通電を停止して、オゾン水の給水を停止する。
<ステップS204>
ステップS204において、制御部80は、給水温度として、水温検出センサ85によりドラム22内の水温を検出する。したがって、制御部80は、オゾン給水路52に配置されたオゾン電極63に供給される水の温度と略同一温度である給水温度Tを検知する。
<ステップS205>
ステップS205において、制御部80は、給水温度がTp1℃より低いか否かを判定する。
<ステップS206>
ステップS205で、制御部80が、給水温度がTp1℃より低いと判定した場合、ステップS206において、制御部80は、ドアロック時間をTに決定すると共に、短縮速度をΔT’に決定して、処理を終了する。
<ステップS207>
ステップS205で、制御部80が、給水温度がTp1℃以上と判定した場合、ステップS207に進んで、制御部80は、給水温度がTp2℃より低いか否かを判定する。
<ステップS208>
ステップS207で、制御部80が、給水温度がTp2℃より低いと判定した場合、ステップS208において、制御部80は、ドアロック時間をTに決定すると共に、短縮速度をΔT’に決定して、処理を終了する。
<ステップS209>
ステップS207で、制御部80が、給水温度がTp2℃以上と判定した場合、ステップS209に進んで、制御部80は、ドアロック時間をTに決定すると共に、短縮速度をΔT’に決定して、処理を終了する。
本実施形態において、ドアロック時間の短縮速度が決定される手順について、図14に基づいて説明する。
<ステップS301>
ステップS301において、給湯すすぎ工程が開始されると、制御部80は、給湯バルブ53aを開にして、給湯路53を介して、ドラム22に給湯を行う。
<ステップS302>
ステップS302において、制御部80は、ドラム22内のすすぎ水位が設定水位に到達するまで、ドラム22に給湯を継続する。
<ステップS303>
ドラム22内のすすぎ水位が設定水位に到達すると、ステップS303において、制御部80は、給湯バルブ53aを閉にして、給湯を停止する。
<ステップS304>
ステップS304において、制御部80は、給湯すすぎ工程におけるすすぎ水温として、水温検出センサ85によりドラム22内の水温を検出する。したがって、制御部80は、ドラム22内に給湯された後のすすぎ水温Tを検知する。
<ステップS305>
ステップS305において、制御部80は、ステップS303で検出されたすすぎ水温TがTs1℃より低いか否かを判定する。
を検知する。
<ステップS306>
ステップS305で、制御部80が、すすぎ水温TがTs1℃より低いと判定した場合、ステップS306において、制御部80は、短縮速度をΔTに決定して、ステップS310に進む。
<ステップS307>
ステップS305で、制御部80が、すすぎ水温TがTs1℃以上と判定した場合、ステップS307に進んで、制御部80は、すすぎ水温TがTs2℃より低いか否かを判定する。
<ステップS308>
ステップS307で、制御部80が、すすぎ水温TがTs2℃より低いと判定した場合、ステップS308において、制御部80は、短縮速度をΔTに決定して、ステップS310に進む。
<ステップS309>
ステップS307で、制御部80が、すすぎ水温TがTs2℃以上と判定した場合、ステップS309に進んで、制御部80は、短縮速度をΔTに決定して、ステップS310に進む。
<ステップS310>
ステップS310において、制御部80は、給湯すすぎ工程におけるすすぎ水位HがHより低いか否かを判定する。
<ステップS311>
ステップS310で、制御部80が、すすぎ水位HがHより低いと判定した場合、ステップS311において、制御部80は、短縮速度補正値をΔTh1に決定して、ステップS315に進む。
<ステップS312>
ステップS310で、制御部80が、すすぎ水位HがH以上と判定した場合、ステップS312に進んで、制御部80は、すすぎ水位HがHより低いか否かを判定する。
<ステップS313>
ステップS312で、制御部80が、すすぎ水位HがHより低いと判定した場合、ステップS313において、制御部80は、短縮速度補正値をΔTh2に決定して、ステップS315に進む。
<ステップS314>
ステップS312で、制御部80が、すすぎ水位HがH以上と判定した場合、ステップS314に進んで、制御部80は、短縮速度補正値をΔTh3に決定して、ステップS315に進む。
<ステップS315>
ステップS315において、制御部80は、給湯すすぎ工程におけるすすぎ時間TがTt1より短いか否かを判定する。
<ステップS316>
ステップS315で、制御部80が、すすぎ時間TがTt1より短いと判定した場合、ステップS316において、制御部80は、短縮速度補正値をΔTt1に決定して、ステップS320に進む。
<ステップS317>
ステップS315で、制御部80がすすぎ時間TがTt1以上と判定した場合、ステップS317に進んで、制御部80は、すすぎ時間TがTt2より短いか否かを判定する。
<ステップS318>
ステップS317で、制御部80が、すすぎ時間TがTt2より短いと判定した場合、ステップS318において、制御部80は、短縮速度補正値をΔTt2に決定して、ステップS320に進む。
<ステップS319>
ステップS317で、制御部80が、すすぎ時間TがTt2以上と判定した場合、ステップS319に進んで、制御部80は、短縮速度補正値をΔTt3に決定して、ステップS320に進む。
<ステップS320>
ステップS320において、制御部80は、ステップS306、S308、S309のいずれかで決定された短縮速度を、ステップS311、S313、S314のいずれかで決定された短縮速度補正値と、ステップS316、S318、S319のいずれかで決定された短縮速度補正値とに基づいて補正して、短縮速度を決定する。
例えば、ステップS306で短縮速度がΔTに決定され、ステップS311で短縮速度補正値がΔTh1に決定され、ステップS316で短縮速度補正値がΔTt1に決定された場合、制御部80は、ΔT+ΔTh1+ΔTt1により短縮速度を決定する。
本実施形態の洗濯機は、洗濯機本体10内に配置されたドラム22に通常の給水を行うための給水路51と、ドラム22にオゾン水の給水を行うためのオゾン給水路52と、オゾン給水路52内にオゾンを発生させるオゾン電極61と、ドラム22に給湯を行うための給湯路53と、ドラム22内における水温を検出する水温検出センサ85と、洗濯機本体10に開閉可能に設けられたドア12をロック状態またはロック解除状態に切り替えるドアロック装置82を制御する制御手段である制御部80と、オゾン給水路52からドラム22内にオゾン水が給水された状態ですすぎを行う除菌すすぎ工程におけるドラム22内の水温に基づいて、ドア12をロック状態に維持するドアロック時間を決定するドアロック時間決定手段であるドアロック時間決定部80aと、除菌すすぎ工程におけるドラム22内の水温に基づいて、ドアロック時間の第1短縮速度を決定する第1短縮速度決定手段である短縮速度決定部80bと、除菌すすぎ工程が行われた後に給湯路53からドラム22に給湯が行われた状態で実施される給湯すすぎ工程におけるドラム22内の水温に基づいて、ドアロック時間の第2短縮速度を決定する第2短縮速度決定手段である短縮速度決定部80bとを備え、除菌すすぎ工程が行われた後において給湯すすぎ工程が行われるまでは、ドアロック時間を第1短縮速度に基づいて短縮し、給湯すすぎ工程が行われた後は、ドアロック時間を第2短縮速度に基づいて短縮する。
本実施形態の洗濯機では、除菌すすぎ工程が行われた後において給湯すすぎ工程が行われるまでは、ドアロック時間が、除菌すすぎ工程におけるドラム22内の水温に基づいて決定された第1短縮速度に基づいて短縮され、給湯すすぎ工程が行われた後は、ドアロック時間が、給湯すすぎ工程におけるドラム22内の水温に基づいて決定された第2短縮速度に基づいて短縮される。したがって、除菌すすぎ工程が行われた後において給湯すすぎ工程が行われる場合に、給湯すすぎ工程におけるドラム22内の水温に基づいて、ドアロック時間の短縮速度を再設定できる。よって、ドアロック時間を適正に短縮して、ドアのロック解除を行うことが可能である。
本実施形態の洗濯機は、給湯すすぎ工程におけるドラム22内の水位が高いほど短縮速度が速くなるように、短縮速度を補正する短縮速度補正手段である補正部80cを備える。
これにより、本実施形態の洗濯機では、給湯すすぎ工程におけるドラム22内の水位に基づいて、ドアロック時間の短縮速度を適正に補正することが可能である。
本実施形態の洗濯機は、給湯すすぎ工程におけるすすぎ時間が長いほど短縮速度が速くなるように、短縮速度を補正する短縮速度補正手段である補正部80cを備える。
これにより、本実施形態の洗濯機では、給湯すすぎ工程におけるすすぎ時間に基づいて、ドアロック時間の短縮速度を適正に補正することが可能である。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態の洗濯機について、図15に基づいて説明する。
本実施形態の洗濯機が第1実施形態の洗濯機1と主に異なる点は、本実施形態では、除菌すすぎ工程が行われた後において、脱水工程が中止された場合、給湯路53からドラム22に給湯が行われる点である。本実施形態の洗濯機の構成において、第1実施形態の洗濯機1と同様の構成については説明を省略する。
制御部280は、図15に示すように、ドアロック時間決定部80aと、短縮速度決定部80bと、給湯温度記憶手段80cと、偏芯検出部280dとを有している。また、制御部280には、操作部81と、モータ30と、給水バルブ51aと、排水バルブ54aと、オゾン給水バルブ52aと、オゾン発生装置61と、ドアロック装置82と、振動スイッチ31とが接続されている。
本実施形態において、外槽20には、ドラム22の回転に起因する振動によってオン/オフする振動スイッチ31が取り付けられている。
偏芯検出部280dは、振動スイッチ31からの検出信号に基づいて、脱水工程においてドラム22が回転されている際に、ドラム22内の洗濯物の偏り(偏芯)を検出する。具体的には、偏芯検出部280dは、振動スイッチ31のオン、オフ信号において、オフ時間の間隔が所定時間より長い場合に、ドラム22の振動を異常振動とみなし、ドラム22内の洗濯物の偏りが所定の偏り以上であることを検出する。即ち、偏芯検出部280dは、洗濯物がドラム22の周壁に均等に張り付かずに、所定量以上の偏りが発生した場合に、ドラム22内の洗濯物の偏りが所定の偏り以上であることを検出する。本実施形態の洗濯機では、ドラム22内の洗濯物の偏りが所定の偏り以上である場合、脱水工程が中断され、ほぐし運転が行われるが、脱水工程の中断が2以上の所定回数繰り返されると、脱水工程が中止される。
本実施形態の洗濯機は、第1実施形態の洗濯機1と同様の効果を得ることが可能である。
本実施形態の洗濯機は、洗濯機本体10内に配置されたドラム22に通常の給水を行うための給水路51と、ドラム22にオゾン水の給水を行うためのオゾン給水路52と、オゾン給水路52内にオゾンを発生させるオゾン電極63と、ドラム22に給湯を行うための給湯路53と、ドラム22内の洗濯物の偏りを検出する偏芯検出手段である偏芯検出部280dとを備え、オゾン給水路52からドラム22内にオゾン水が給水された状態ですすぎを行う除菌すすぎ工程が行われた後で脱水工程を行うものであり、脱水工程において偏芯検出部280dで検出される洗濯物の偏りが所定の偏り以上であることにより脱水工程が中止された場合、給湯路53からドラム22に給湯が行われる。
これにより、本実施形態の洗濯機では、洗濯物の偏りが大きいことにより脱水工程が中止された場合に、ドラム22に給湯を行うことで、ドラム22内においてオゾン分解が促進し、ドラム22内のオゾン濃度が十分に低下するまでの時間を短縮することが可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は上述した実施形態のみに限定されるものではない。
上記第1〜第3実施形態では、ドラム22が、水平方向に対して傾斜方向に延びる回転軸周りに回転するが、ドラム22は、水平方向に延びる回転軸周りに回転してよい。また、本発明は、鉛直方向に延びる回転軸周りに回転するドラムを備えた洗濯機に適用可能である。
上記第2実施形態では、ドラム22内の水温を検出する水温検出センサ85で検出された水温を、除菌すすぎ工程が行われる場合にオゾン電極63に供給される水の温度である給水温度としたが、例えば、集中導入部57においてドラム22内に給水される水の温度を検出する給水温度センサを備え、その給水温度センサで検出された水温を、除菌すすぎ工程が行われる場合にオゾン電極63に供給される水の温度である給水温度とすることが可能である。また、オゾン給水路52においてオゾン電極63に供給される水の温度を検出する給水温度センサを備えてよい。
上記実施形態では、図5の短縮速度、図10のドアロック時間、図11の短縮速度補正値、図12の短縮速度補正値を3段階で切り替えているが、切り替える段階の数は、それに限られない。
上記実施形態では、乾燥機能を有しない洗濯機1について説明したが、本発明は、乾燥機能を有する洗濯機に適用可能である
1 洗濯機
10 洗濯機本体
12 ドア
22 ドラム
51 給水路
52 オゾン給水路
52a オゾン給水バルブ
63 オゾン電極
80 制御部(制御手段)
80a、180a ドアロック時間決定部(ドアロック時間決定手段)
80b、180b 短縮速度決定部(短縮速度決定手段、第1短縮速度決定手段、第2短縮速度決定手段)
85 水温検出センサ
180c 短縮速度補正部(短縮速度補正手段)
280d 偏芯検出部(偏芯検出手段)

Claims (6)

  1. 洗濯機本体内に配置されたドラムに通常の給水を行うための給水路と、
    前記ドラムにオゾン水の給水を行うためのオゾン給水路と、
    前記オゾン給水路内にオゾンを発生させるオゾン電極と、
    前記ドラムに給湯を行うための給湯路と、
    前記洗濯機本体に開閉可能に設けられたドアをロック状態またはロック解除状態に切り替えるドアロック装置を制御する制御手段とを備え、
    前記オゾン給水路から前記ドラム内にオゾン水が給水された状態ですすぎを行う除菌すすぎ工程が行われた後に、前記給湯路から前記ドラムに給湯が行われた状態で給湯すすぎ工程が実施されることを特徴とする洗濯機。
  2. 前記除菌すすぎ工程が行われた後において前記ドアをロック状態に維持するドアロック時間を決定するドアロック時間決定手段と、
    前記給湯すすぎ工程における前記ドラム内の水温に基づいて、前記ドアロック時間の短縮速度を決定する短縮速度決定手段とを備え、
    前記短縮速度決定手段は、前記給湯すすぎ工程における前記ドラム内の水温が高いほど前記短縮速度が速くなるように、前記短縮速度を決定することを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記給湯すすぎ工程における前記ドラム内の水位が高いほど前記短縮速度が速くなるように、前記短縮速度を補正する短縮速度補正手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の洗濯機。
  4. 前記給湯すすぎ工程におけるすすぎ時間が長いほど前記短縮速度が速くなるように、前記短縮速度を補正する短縮速度補正手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の洗濯機。
  5. 洗濯機本体内に配置されたドラムに通常の給水を行うための給水路と、
    前記ドラムにオゾン水の給水を行うためのオゾン給水路と、
    前記オゾン給水路内にオゾンを発生させるオゾン電極と、
    前記ドラムに給湯を行うための給湯路と、
    前記ドラム内の洗濯物の偏りを検出する偏芯検出手段とを備え、
    前記オゾン給水路から前記ドラム内にオゾン水が給水された状態ですすぎを行う除菌すすぎ工程が行われた後で脱水工程を行うものであり、
    脱水工程において前記偏芯検出手段で検出される洗濯物の偏りが所定の偏り以上であることにより脱水工程が中止された場合に、前記給湯路から前記ドラムに給湯が行われることを特徴とする洗濯機。
  6. 洗濯機本体内に配置されたドラムに通常の給水を行うための給水路と、
    前記ドラムにオゾン水の給水を行うためのオゾン給水路と、
    前記オゾン給水路内にオゾンを発生させるオゾン電極と、
    前記ドラムに給湯を行うための給湯路と、
    前記ドラム内における水温を検出する水温検出センサと、
    前記洗濯機本体に開閉可能に設けられたドアをロック状態またはロック解除状態に切り替えるドアロック装置を制御する制御手段と、
    前記オゾン給水路から前記ドラム内にオゾン水が給水された状態ですすぎを行う除菌すすぎ工程における前記ドラム内の水温に基づいて、前記ドアをロック状態に維持するドアロック時間を決定するドアロック時間決定手段と、
    前記除菌すすぎ工程における前記ドラム内の水温に基づいて、前記ドアロック時間の第1短縮速度を決定する第1短縮速度決定手段と、
    前記除菌すすぎ工程が行われた後に前記給湯路から前記ドラムに給湯が行われた状態で実施される給湯すすぎ工程における前記ドラム内の水温に基づいて、前記ドアロック時間の第2短縮速度を決定する第2短縮速度決定手段とを備え、
    前記除菌すすぎ工程が行われた後において前記給湯すすぎ工程が行われるまでは、前記ドアロック時間を前記第1短縮速度に基づいて短縮し、前記給湯すすぎ工程が行われた後は、前記ドアロック時間を前記第2短縮速度に基づいて短縮することを特徴とする洗濯機。
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