JP2020101758A - 光デバイス及び光モジュール - Google Patents

光デバイス及び光モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP2020101758A
JP2020101758A JP2018241400A JP2018241400A JP2020101758A JP 2020101758 A JP2020101758 A JP 2020101758A JP 2018241400 A JP2018241400 A JP 2018241400A JP 2018241400 A JP2018241400 A JP 2018241400A JP 2020101758 A JP2020101758 A JP 2020101758A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
circuit element
resin portion
substrate
optical device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018241400A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7176401B2 (ja
Inventor
関口 茂昭
Shigeaki Sekiguchi
茂昭 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Photonics Electronics Technology Research Association
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Photonics Electronics Technology Research Association
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, Photonics Electronics Technology Research Association filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2018241400A priority Critical patent/JP7176401B2/ja
Publication of JP2020101758A publication Critical patent/JP2020101758A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7176401B2 publication Critical patent/JP7176401B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Optical Integrated Circuits (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)

Abstract

【課題】シリコン光集積回路を小型で低コストで製造することができる光デバイスを提供する。【解決手段】光回路素子基板110aと、光回路素子基板110aに接続される駆動回路素子20と、を備え、光回路素子基板110aは、光集積回路を有する光回路素子10と、光回路素子10の側面の周囲を囲む第1の樹脂部111と、第1の樹脂部の側面の周囲を囲む第2の樹脂部と、を有し、第1の樹脂部111に含まれる酸化シリコンの濃度は、第2の樹脂部に含まれる酸化シリコンの濃度よりも低いものであって、第1の樹脂部111には、第1の樹脂部111を貫通する複数の貫通電極113が設けられていることを特徴とする光デバイスにより上記課題を解決する。【選択図】図8

Description

本発明は、光デバイス及び光モジュールに関するものである。
シリコンフォトニクスデバイスは、光通信ネットワークや光インターコネクトに向けた小型・高密度な光送受信器を実現するキーデバイスとして、盛んに検討されている。このようなシリコンフォトニクスデバイスであるシリコン光集積回路は、シリコン基板上に高密度に光変調器、受光素子等が設けられている。
特開2015−216169号公報 特開2009−229962号公報 特開2004−86185号公報
Huapu Pan,et al.,Opt.Express,OSA,2012:Jul,Vol.20(16),18145-18155. P.DeDobbelaere,et al.,Proc.SPIE,2016,Vol.9775,977503-977503-5. Stephane Bernabe,et al.,IEEE TRANSACTIONS ON COMPONENTS,PACKAGING AND MANUFACTURING TECHNOLOGY,VOL.6,NO.7,JULY 2016,1018-1025.
このようなシリコン光集積回路においては、小型で低コストで製造することのできる光デバイスが求められている。
本実施の形態の一観点によれば、光回路素子基板と、前記光回路素子基板に接続される駆動回路素子と、を備え、前記光回路素子基板は、光集積回路を有する光回路素子と、前記光回路素子の側面の周囲を囲む第1の樹脂部と、前記第1の樹脂部の側面の周囲を囲む第2の樹脂部と、を有し、前記第1の樹脂部に含まれる酸化シリコンの濃度は、前記第2の樹脂部に含まれる酸化シリコンの濃度よりも低いものであって、前記第1の樹脂部には、前記第1の樹脂部を貫通する複数の貫通電極が設けられていることを特徴とする。
開示の光デバイスによれば、シリコン光集積回路を小型で低コストで製造することができる。
光モジュールの断面図 光モジュールを形成している光デバイスの断面図 光モジュールを形成している光デバイスの説明図 第1の実施の形態における光デバイスの断面図 第1の実施の形態における光デバイスの説明図 第1の実施の形態における光モジュールの上面図 第1の実施の形態における光モジュールの断面図 第1の実施の形態における光モジュールの説明図 第1の実施の形態における光モジュールの製造方法の工程図(1) 第1の実施の形態における光モジュールの製造方法の工程図(2) 第1の実施の形態における光モジュールの製造方法の工程図(3) 第1の実施の形態における光モジュールの製造方法の工程図(4) 第1の実施の形態における光モジュールの製造方法の工程図(5) 第1の実施の形態における光モジュールの製造方法の工程図(6) 第1の実施の形態における光モジュールの製造方法の工程図(7) 第1の実施の形態における光モジュールの製造方法の工程図(8) 第1の実施の形態における光モジュールの製造方法の工程図(9) 第1の実施の形態における光モジュールの製造方法の工程図(10) 第1の実施の形態における光モジュールの製造方法の工程図(11) 第2の実施の形態における光デバイスの断面図 第2の実施の形態における他の光デバイスの断面図
実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。
〔第1の実施の形態〕
最初に、光モジュールとなるシリコン光集積回路について説明する。シリコン光集積回路では、回路基板、光回路素子、駆動回路素子等により形成されており、回路基板と駆動回路素子、駆動回路素子と光回路素子とは、ボンディングワイヤ等の配線により接続されているものがある。しかしながら、ボンディングワイヤ等の配線の場合、ボンディングワイヤの数が増えると、シリコン光集積回路が大きくなり、また、作業工程も増えるため、シリコン光集積回路が高価なものとなってしまう。また、ボンディングワイヤ等の配線は、インダクタンスや抵抗等を有しているため、このインダクタンスや抵抗等の影響により、シリコン光集積回路において、良好な高周波特性が得られなくなる場合がある。
このため、図1に示されるように、ボンディングワイヤ等の配線を用いることなく、光回路素子10と駆動回路素子20とを接続し、駆動回路素子20と回路基板30とを貫通配線基板40を介し接続する方法が検討されている。具体的には、光回路素子10と駆動回路素子20とがバンプ50により接続されている。また、駆動回路素子20は貫通配線基板40の一方の面とバンプ60により接続されており、回路基板30は貫通配線基板40の他方の面とバンプ70により接続されており、貫通配線基板40を介し、駆動回路素子20と回路基板30とが接続されている。これにより、光回路素子10の電極と駆動回路素子20の電極の一部とが電気的に接続され、駆動回路素子20の電極の他の一部と回路基板30の電極とが、貫通配線基板40に設けられた貫通電極41を介し電気的に接続される。
光回路素子10は、シリコン基板により形成されており、シリコン基板の表面に形成された不図示の光導波路、光変調器、発光素子、受光素子等を有している。光導波路は、シリコンにより形成されており、光導波路を形成しているシリコンの周囲には、クラッドとなる酸化シリコンが形成されている。発光素子において発光した光は光導波路を介し光変調器に入射し、光変調器において高速の光信号に変調された後、光導波路を介し光回路素子10より出射される。また、光回路素子10には外部より光信号が入射しており、光回路素子10に入射した光信号は光導波路を介し受光素子に入射し、受光素子において検出され光信号が電気信号に変換される。発光素子は、半導体レーザや光増幅器と呼ばれる光アンプにより形成されており、受光素子は、フォトダイオード等により形成されている。光回路素子10には、光変調器、発光素子、受光素子等に接続された不図示の電極端子が設けられている。
駆動回路素子20は、シリコン基板等により形成されており、不図示の駆動回路、受信増幅回路等を有している。駆動回路は、光回路素子10における光変調器を駆動するためのものであり、駆動回路により光変調器を駆動することにより、高速な電気信号が高速な光信号に変換される。増幅回路は、光回路素子10の受光素子からの電流信号を電圧信号に変換し増幅するTIA(Trans Impedance Amplifier)等を有しており、受光素子において検出された高速の光信号は、所望の出力の高速の電圧信号として出力される。駆動回路素子20には、駆動回路や増幅回路等に接続される不図示の配線や電極端子が設けられている。
回路基板30は、ガラスエポキシ樹脂等の絶縁体の基板の表面に、不図示の配線及び電極端子が形成されている。
貫通配線基板40は、ガラスエポキシ樹脂等の絶縁体の基板の一方の面から他方の面に貫通する貫通電極41が設けられており、一方の面側と他方の面側とが、貫通電極41により接続される。
このような光モジュールでは、小型であることや低コストで製造することのできることが求められている。このため、図2に示されるように、駆動回路素子20にバンプ50により接続されている光回路素子10と、バンプ60により接続されている貫通配線基板40との間隔Waは、できるだけ狭い方が好ましい。尚、光モジュールでは、光回路素子10と貫通配線基板40との間隔Waを考慮して、光回路素子10の端の電極に接続されるバンプ50の中心と、貫通配線基板40の端の電極に接続されるバンプ60の中心との間のバンプ間距離Laが定められる。従って、光モジュールの小型化等の観点からは、バンプ間距離Laはできるだけ短い方が好ましい。
しかしながら、光回路素子10や貫通配線基板40において、厳密に外形が均一な大きさのものを複数作製することは困難であり、大きさにバラツキが生じてしまう。光回路素子10や貫通配線基板40においては、許容できるバラツキの範囲として公差が定めされており、公差の範囲内における加工誤差であれば許容されている。このため、バンプ間距離Laは、図3に示すように、光回路素子10や貫通配線基板40の加工誤差を考慮し、これらの加工誤差が最大となっても、光回路素子10と貫通配線基板40とがぶつかることのないように、バンプ間距離Laが定められている。尚、図3は、図2における一点鎖線2Aに囲まれた領域の拡大図である、このように加工誤差を考慮した場合、バンプ間距離Laが長くなるため、光モジュールが大きくなる。このため、バンプ間距離Laが短く、小型にすることのできる光モジュールが求められている。
(光デバイス)
次に、本実施の形態における光デバイスについて説明する。本実施の形態における光デバイスは、図4に示されるように、光回路素子基板110と駆動回路素子20とがバンプ150により接続されている。尚、図4等に示される光デバイスは、後述する図6〜図8に示される光デバイスとは、説明のための便宜上、長さ等が一部異なっている。
光回路素子基板110は、光回路素子10を有しており、光回路素子10の側面10aの周囲及び底面10bを囲む第1の樹脂部111と、第1の樹脂部111の側面111aの周囲を囲む第2の樹脂部112とを有している。また、第1の樹脂部111には、光回路素子基板110の一方の面110aから他方の面110bに貫通する複数の貫通電極113が、ピッチPkが150μmで2次元状に形成されている。バンプ150はSnAgはんだ等により形成されている。
尚、光回路素子10の大きさは約5mm×5mmであり、光回路素子10の端部近傍の表面には、不図示の複数の電極端子がピッチが約150μmで2次元状に形成されている。これらの電極端子は、後述する光変調器、発光素子、受光素子等に接続されている。第1の樹脂部111の大きさは、約5.5mm×7mmであり、第2の樹脂部112は、第1の樹脂部111の周囲1mmの領域に形成されており、大きさは約7.5mm×9mmである。また、光回路素子基板110の厚さは約400μmである。駆動回路素子20の大きさは、約3mm×3mmであり、光回路素子基板110と対向する面には、不図示の複数の電極端子が、貫通電極113のピッチPkと同じピッチで2次元状に設けられている。
図4に示すものでは、光回路素子基板110の一方の面110aでは、光回路素子10における電極端子、及び、貫通電極113の電極端子が、バンプ150を介し、駆動回路素子20の電極端子と接続されている。光回路素子基板110の他方の面110bでは、貫通電極113の電極端子に、SnAgはんだボール等により形成されているバンプ151が設けられている。
本実施の形態においては、光回路素子10の周囲は、第1の樹脂部111により固められており、第1の樹脂部111に貫通電極113が形成されている。これにより、駆動回路素子20と光回路素子10とを接続する最も貫通電極113側のバンプ150aの中心と、駆動回路素子20と貫通電極113とを接続する最も光回路素子10側のバンプ150bの中心とのバンプ間距離Lbを短くすることができる。即ち、図5に示されるように、光回路素子10が加工誤差があっても、バンプ間距離Lbを図1に示すものより短くすることができる。
具体的には、駆動回路素子20と光回路素子10とを接続する最も貫通電極113側のバンプ150aの中心から光回路素子10の貫通電極113側の側面10aまでの距離L1は、加工誤差によりバラツキがある。尚、図5は、図4における一点鎖線4Aで囲まれた領域の拡大図である。しかしながら、光回路素子基板110においては、光回路素子10は第1の樹脂部111に埋め込まれているため、光回路素子10の加工誤差に依存することなく、バンプ間距離Lbを一定に保つことができる。即ち、バンプ150aの中心から光回路素子10の側面10aまでの距離L1が長い場合には、駆動回路素子20と貫通電極113とを接続する最も光回路素子10側のバンプ150bの中心から側面10aまでの距離L2が短くなる。また、バンプ150aの中心から光回路素子10の側面10aまでの距離L1が短い場合には、駆動回路素子20と貫通電極113とを接続する最も光回路素子10側のバンプ150bの中心から側面10aまでの距離L2が長くなる。
従って、本実施の形態においては、図1に示される光モジュールのように、貫通電極基板の加工誤差を考慮することなくバンプ等を形成することができる。これにより、駆動回路素子20と光回路素子10を接続する最も貫通電極113側のバンプ150aの中心と、駆動回路素子20と貫通電極113を接続する最も光回路素子10のバンプ150bの中心とのバンプ間距離Lbが一定となり、短くなる。よって、光モジュールを小型にすることができる。
ところで、樹脂材料により形成されたモールド基板等では、エポキシ樹脂等の樹脂材料の他に酸化シリコンにより形成されたフィラーが多く含まれている。モールド基板等においてフィラーが多く含まれていると、このようなモールド基板に貫通電極を形成するための貫通孔をレーザ加工により形成する場合、フィラーが障害となり、所望の直径の小さな穴をあけることができない。
このため、本実施の形態においては、第1の樹脂部111には、直径の小さな穴をあけることができるように、酸化シリコンにより形成されたフィラーは含まれておらず、エポキシ樹脂等の樹脂材料のみにより形成されている。これにより、第1の樹脂部111には、直径Wkが約60μmの穴をあけることができ、直径Wkが約60μmの貫通電極113が形成されている。尚、貫通電極113のピッチPkは約150μmである。
ところで、発明者が鋭意検討した結果、酸化シリコンにより形成されたフィラーが含まれているとしても10wt%以下であれば、直径が約60μmの穴をあけることが可能であることを知見として得ている。よって、本実施の形態は、貫通電極113の直径Wkは、好ましくは100μm以下であり、より好ましくは70μm以下であり、更に好ましくは50μm以下である。また、貫通電極113のピッチPkは、好ましくは200μm以下であり、より好ましくは150μm以下であり、更に好ましくは100μm以下である。
また、本実施の形態においては、第1の樹脂部111の周囲には、第2の樹脂部112が形成されいる。第1の樹脂部111では、フィラーの濃度が低いため、強度が低く、熱膨張が大きい。このため、第1の樹脂部111の側面111aの周囲をフィラーの濃度の高い第2の樹脂部112により囲むことにより、光回路素子基板110における強度を高め、熱膨張を緩和している。第2の樹脂部112に含まれるフィラーの濃度は、20wt%以上であり、例えば、50wt%〜60wt%である。
本実施の形態においては、第1の樹脂部111に含まれる酸化シリコンの濃度は、10wt%以下であり、第2の樹脂部112に含まれる酸化シリコンの濃度は、20wt%以上である。従って、第1の樹脂部111に含まれる酸化シリコンの濃度よりも、第2の樹脂部112に含まれる酸化シリコンの濃度が高い。
尚、第1の樹脂部111を形成している酸化シリコンにより形成されたフィラーが全く含まれていないものの熱膨張係数は45〜65ppmである。第2の樹脂部112を形成している酸化シリコンにより形成されたフィラーが50wt%〜60wt%の濃度で含まれているものの熱膨張係数は27〜35ppmである。従って、第1の樹脂部111における熱膨張係数よりも、第2の樹脂部112における熱膨張係数が低い。
本実施の形態は、貫通電極113のピッチPkを狭くすることにより、対応するバンプ150間のピッチも狭くすることができ、これにより、駆動回路素子20を小さくすることができる。駆動回路素子20は比較的高価であるため、駆動回路素子20を小さくすることにより、光デバイスを低コストで製造することができる。
尚、本実施の形態のように第1の樹脂部111等を設けることなく、光回路素子10を形成しているシリコン基板の大きさを大きくして、このシリコン基板に貫通電極を形成する方法も考えられる。この場合、シリコン基板には、フィラー等が含まれていないため、小さな径の貫通孔を形成することが可能であるため、小さな貫通電極を形成することができる。しかしながら、シリコン基板に小さな穴を高密度で形成することは、製造が困難であり、コストが高くなり、また、シリコンの誘電率が高いため、周波数特性が悪くなり、電気信号を高速に伝達することができなくなるといった問題がある。よって、本実施の形態においては、レーザによる加工がしやすく、誘電率もあまり高くない樹脂材料により形成された第1の樹脂部111を用いている。
(光モジュール)
次に、本実施の形態における光モジュールについて、図6〜図8に基づき説明する。図6は、本実施の形態における光モジュールの上面図であり、図7は、図6における一点鎖線VII−VIIにおいて切断した断面図であり、図8は、図7における一点鎖線7Aで囲まれた領域の拡大図である。
本実施の形態における光モジュールは、本実施の形態における光デバイスに、回路基板30を接続したものである。具体的には、光回路素子基板110の他方の面110bにおける貫通電極113の電極端子と、回路基板30に設けられた電極端子とがバンプ151により各々接続されている。
尚、光回路素子基板110の光回路素子10には、光導波路11、光変調器12、受光素子13、発光素子14等が設けられており、光ファイバーアレイ15が、光導波路11の端部に形成されたグレーティングカプラ16を介し接続されている。本実施の形態においては、光回路素子10には、光導波路11、光変調器12等により光集積回路が形成されている。また、光ファイバーアレイ15との接続は、グレーティングカプラ16以外のものであってもよく、スポットサイズコンバータ等であってもよい。また、光ファイバーアレイ15以外には、樹脂材料等により形成された光導波路であってもよい。更には、光回路素子基板110の一方の面110aの上に、フィラー等を含有しない透明な樹脂材料により光導波路を形成したものであってもよい。
光導波路11は、シリコンにより形成されており、光導波路を形成しているシリコンの周囲には、酸化シリコンが形成されている。発光素子14において発光した光は光導波路11を介し光変調器12に入射し、光変調器12において高速の光信号に変調された後、光導波路11、グレーティングカプラ16を介し光ファイバーアレイ15に出射される。また、光ファイバーアレイ15より、グレーティングカプラ16を介し光回路素子10に入射した光信号は、光導波路11を介し受光素子13に入射し、受光素子13において検出され光信号が電気信号に変換される。発光素子14は、半導体レーザや光増幅器と呼ばれる光アンプ等であり、受光素子13は、フォトダイオード等である。本実施の形態においては、発光素子14は、1.3μm帯の波長の光を出射する量子ドットレーザが用いられている。また、発光素子14は、InP径の材料を用いた光源であってもよく、単一モード、FP(Fabry-Perot)モード等の光源であってもよい。
図6に示されるように、駆動回路素子20には、光回路素子10の光変調器12を駆動するための駆動回路22、光回路素子10の受光素子13において検出された電流信号を電圧信号に変換し増幅するTIA等を有する増幅回路23が設けられている。
本実施の形態においては、光回路素子基板110に貫通電極113が2次元状に高密度に配置されている小型化された光デバイスが用いられている。このため、光モジュールを小型にすることができ、低コストで製造することができる。
例えば、光モジュールにおける貫通電極のピッチが150μmの場合では、貫通電極のピッチが300μmの場合と比べて、光モジュールの大きさを約4/5にすることができ、また、1Gbpsあたり4.5mW電力を低減することができる。
(製造方法)
次に、本実施の形態における光デバイス及び光モジュールの製造方法について、図9Aから図14に基づき説明する。尚、図9Aから図14においては、説明のための便宜上、部材の一部が簡略化されている。
最初に、図9Aに示すように、支持基板191の表面に、枠となる開口部192aを有する基板192を不図示の粘着シートにより貼り付け、支持基板191の表面の開口部192aの所定の位置に、光回路素子10を載置する。光回路素子10は光導波路等が形成されている面が、支持基板191の表面と対向するように載置する。基板192の開口部192aは、第1の樹脂部111の形状に対応した形状により形成されている。尚、この工程においては、光回路素子10には、光導波路11、光変調器12、受光素子13等は設けられているが、発光素子14は設けられてはいない。
次に、図9Bに示すように、基板192の開口部192a内に第1の樹脂部111を形成するための樹脂材料を供給して硬化させることにより、光回路素子10の周囲等に第1の樹脂部111を形成する。第1の樹脂部111を形成するための樹脂材料は、例えば、酸化シリコンにより形成されるフィラーが含まれていない樹脂材料である。
次に、図10Aに示すように、基板192を不図示の粘着シートともに剥がす。
次に、図10Bに示すように、第1の樹脂部111の周囲に、第1の樹脂部111を形成するための樹脂材料を供給して硬化させることにより、第2の樹脂部112を形成する。この後、バックグラインドにより、第1の樹脂部111及び第2の樹脂部112を平坦化する。第2の樹脂部112を形成するための樹脂材料は、例えば、酸化シリコンにより形成されるフィラーが50wt%〜60wt%含まれている樹脂材料である。
次に、図11Aに示すように、第1の樹脂部111において、貫通電極113を形成するための複数の貫通孔113aを2次元状に形成する。貫通孔113aは、第1の樹脂部111にレーザ光を照射することにより形成する。形成される貫通孔113aの直径は、約60μmであり、貫通孔113aのピッチは150μmとなるように形成する。
次に、図11Bに示すように、貫通孔113aを銅(Cu)等により埋め込むことにより貫通電極113を形成する。これにより直径が約60μmの貫通電極113が形成される。これにより、光回路素子基板110となるものが形成される。
次に、図12Aに示すように、支持基板191より、光回路素子10、第1の樹脂部111、第2の樹脂部112により形成されたものを剥がす。
次に、図12Bに示すように、光回路素子基板110の一方の面110aの上に、発光素子14及び駆動回路素子20をフリップチップボンディングにより搭載する。具体的には、発光素子14は、光回路素子基板110の光回路素子10の所定の位置に搭載し、駆動回路素子20と、光回路素子基板110の光回路素子10の電極端子及び一方の面110aにおける貫通電極113の電極端子とをバンプ150により接続する。
次に、図13Aに示すように、光回路素子基板110をダイシングソーにより個片化する。
次に、図13Bに示すように、光回路素子基板110の他方の面110bにおける貫通電極113の電極端子、回路基板30の電極端子とをバンプ151により接続する。
次に、図14に示すように、光ファイバーアレイ15の端部を光回路素子基板110の光回路素子10に形成されているグレーティングカプラと位置合わせをして接続する。
以上の工程により、本実施の形態における光モジュールを作製することができる。尚、本実施の形態においては、光回路素子基板110をダイシングソーにより個片化した後に、光回路素子基板110の上に、発光素子14及び駆動回路素子20をフリップチップボンディングにより搭載してもよい。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態について説明する。本実施の形態における光デバイスは、図15に示されるように、光回路素子基板210には、第2の樹脂部が設けられておらず、光回路素子10及び第1の樹脂部111等により形成されているものである。第1の樹脂部111を形成している材料の強度が高く、また、熱膨張率もあまり問題にならない場合には、第1の樹脂部111の周囲に第2の樹脂部を設けることなく、光回路素子基板210を形成してもよい。本実施の形態における光デバイスは、第1の実施の形態と同様に、駆動回路素子20の不図示の電極端子と本実施の形態における光回路素子基板210の一方の面210aに設けられた不図示の電極端子とをバンプ150により接合することにより形成される。また、本実施の形態における光デバイスは、第1の実施の形態と同様に、本実施の形態における光デバイスの光回路素子基板210の他方の面210bに設けられたバンプ151により、不図示の回路基板30の電極端子と接続することにより形成される。
また、図16に示されるように、光回路素子基板210の一方の面210aの上に絶縁膜211及び再配線212を形成し、駆動回路素子20と接続するためのバンプ150間のピッチPbを貫通電極113のピッチPkよりも狭くしてもよい。駆動回路素子20は比較的高価であるため、バンプ150間のピッチPbを狭くすることにより、駆動回路素子20を小さくすることができ、光モジュールの製造コストを低くすることができる。
尚、上記以外の内容については、第1の実施の形態と同様である。
以上、実施の形態について詳述したが、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
上記の説明に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
光回路素子基板と、
前記光回路素子基板に接続される駆動回路素子と、
を備え、
前記光回路素子基板は、
光集積回路を有する光回路素子と、
前記光回路素子の側面の周囲を囲む第1の樹脂部と、
前記第1の樹脂部の側面の周囲を囲む第2の樹脂部と、
を有し、
前記第1の樹脂部に含まれる酸化シリコンの濃度は、前記第2の樹脂部に含まれる酸化シリコンの濃度よりも低いものであって、
前記第1の樹脂部には、前記第1の樹脂部を貫通する複数の貫通電極が設けられていることを特徴とする光デバイス。
(付記2)
前記第1の樹脂部における酸化シリコンの濃度は10wt%以下であり、
前記第2の樹脂部における酸化シリコンの濃度は20wt%以上であることを特徴とする付記1に記載の光デバイス。
(付記3)
前記第1の樹脂部よりも、前記第2の樹脂部における熱膨張係数が低いことを特徴とする付記1または2に記載の光デバイス。
(付記4)
光回路素子基板と、
前記光回路素子基板に接続される駆動回路素子と、
を備え、
前記光回路素子基板は、
光集積回路を有する光回路素子と、
前記光回路素子の側面の周囲を囲む樹脂部と、
を有し、
前記樹脂部には、前記樹脂部を貫通する複数の貫通電極が設けられていることを特徴とする光デバイス。
(付記5)
前記樹脂部における酸化シリコンの濃度は10wt%以下であることを特徴とする付記4に記載の光デバイス。
(付記6)
前記光回路素子は、シリコン基板の上にシリコンにより光導波路が形成されており、
前記光導波路に接続された光変調器、受光素子、発光素子のうち、1または2以上のものを含むものであること特徴とする付記1から5のいずれかに記載の光デバイス。
(付記7)
前記駆動回路素子には、前記光変調器を駆動する駆動回路、前記受光素子からの信号を増幅する増幅回路のいずれか一方、または、双方が設けられていることを特徴とする付記6に記載の光デバイス。
(付記8)
前記発光素子は、半導体レーザ、または、光増幅素子であることを特徴とする付記6または7に記載の光デバイス。
(付記9)
前記貫通電極は、直径が100μm以下であることを特徴とする付記1から8のいずれかに記載の光デバイス。
(付記10)
付記1から9のいずれかに記載の光デバイスと、
前記光デバイスの貫通電極と接続される回路基板と、
を有する光モジュール。
10 光回路素子
10a 側面
11 光導波路
12 光変調器
13 受光素子
14 発光素子
15 光ファイバーアレイ
16 グレーティングカプラ
20 駆動回路素子
22 駆動回路
23 増幅回路
30 回路基板
110 光回路素子基板
110a 一方の面
110b 他方の面
111 第1の樹脂部
112 第2の樹脂部
113 貫通電極
150 バンプ
150a、150b バンプ
151 バンプ

Claims (10)

  1. 光回路素子基板と、
    前記光回路素子基板に接続される駆動回路素子と、
    を備え、
    前記光回路素子基板は、
    光集積回路を有する光回路素子と、
    前記光回路素子の側面の周囲を囲む第1の樹脂部と、
    前記第1の樹脂部の側面の周囲を囲む第2の樹脂部と、
    を有し、
    前記第1の樹脂部に含まれる酸化シリコンの濃度は、前記第2の樹脂部に含まれる酸化シリコンの濃度よりも低いものであって、
    前記第1の樹脂部には、前記第1の樹脂部を貫通する複数の貫通電極が設けられていることを特徴とする光デバイス。
  2. 前記第1の樹脂部における酸化シリコンの濃度は10wt%以下であり、
    前記第2の樹脂部における酸化シリコンの濃度は20wt%以上であることを特徴とする請求項1に記載の光デバイス。
  3. 前記第1の樹脂部よりも、前記第2の樹脂部における熱膨張係数が低いことを特徴とする請求項1または2に記載の光デバイス。
  4. 光回路素子基板と、
    前記光回路素子基板に接続される駆動回路素子と、
    を備え、
    前記光回路素子基板は、
    光集積回路を有する光回路素子と、
    前記光回路素子の側面の周囲を囲む樹脂部と、
    を有し、
    前記樹脂部には、前記樹脂部を貫通する複数の貫通電極が設けられていることを特徴とする光デバイス。
  5. 前記樹脂部における酸化シリコンの濃度は10wt%以下であることを特徴とする請求項4に記載の光デバイス。
  6. 前記光回路素子は、シリコン基板の上にシリコンにより光導波路が形成されており、
    前記光導波路に接続された光変調器、受光素子、発光素子のうち、1または2以上のものを含むものであること特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の光デバイス。
  7. 前記駆動回路素子には、前記光変調器を駆動する駆動回路、前記受光素子からの信号を増幅する増幅回路のいずれか一方、または、双方が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の光デバイス。
  8. 前記発光素子は、半導体レーザ、または、光増幅素子であることを特徴とする請求項6または7に記載の光デバイス。
  9. 前記貫通電極は、直径が100μm以下であることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の光デバイス。
  10. 請求項1から9のいずれかに記載の光デバイスと、
    前記光デバイスの貫通電極と接続される回路基板と、
    を有する光モジュール。
JP2018241400A 2018-12-25 2018-12-25 光デバイス及び光モジュール Active JP7176401B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018241400A JP7176401B2 (ja) 2018-12-25 2018-12-25 光デバイス及び光モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018241400A JP7176401B2 (ja) 2018-12-25 2018-12-25 光デバイス及び光モジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020101758A true JP2020101758A (ja) 2020-07-02
JP7176401B2 JP7176401B2 (ja) 2022-11-22

Family

ID=71139529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018241400A Active JP7176401B2 (ja) 2018-12-25 2018-12-25 光デバイス及び光モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7176401B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07294769A (ja) * 1994-04-21 1995-11-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> プレーナ光波回路保護部材
JPH1164688A (ja) * 1997-08-25 1999-03-05 Kyocera Corp 光半導体素子収納用パッケージ
JP2003133461A (ja) * 2001-10-29 2003-05-09 Kyocera Corp 光半導体素子収納用パッケージ
JP2009229962A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Shinko Electric Ind Co Ltd 光伝送機構を備えたモジュール基板およびその製造方法
WO2012046801A1 (ja) * 2010-10-08 2012-04-12 住友ベークライト株式会社 光電気複合基板、回路基板装置および光電気複合デバイス
JP2015216169A (ja) * 2014-05-08 2015-12-03 富士通株式会社 光デバイス及び光モジュール
US20160377823A1 (en) * 2015-06-25 2016-12-29 Kyocera America Inc Optical module and optical module package incorporating a high-thermal-expansion ceramic substrate

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004163722A (ja) 2002-11-14 2004-06-10 Fujitsu Ltd 部品内蔵基板

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07294769A (ja) * 1994-04-21 1995-11-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> プレーナ光波回路保護部材
JPH1164688A (ja) * 1997-08-25 1999-03-05 Kyocera Corp 光半導体素子収納用パッケージ
JP2003133461A (ja) * 2001-10-29 2003-05-09 Kyocera Corp 光半導体素子収納用パッケージ
JP2009229962A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Shinko Electric Ind Co Ltd 光伝送機構を備えたモジュール基板およびその製造方法
WO2012046801A1 (ja) * 2010-10-08 2012-04-12 住友ベークライト株式会社 光電気複合基板、回路基板装置および光電気複合デバイス
JP2015216169A (ja) * 2014-05-08 2015-12-03 富士通株式会社 光デバイス及び光モジュール
US20160377823A1 (en) * 2015-06-25 2016-12-29 Kyocera America Inc Optical module and optical module package incorporating a high-thermal-expansion ceramic substrate

Also Published As

Publication number Publication date
JP7176401B2 (ja) 2022-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10436991B2 (en) Optical interconnect modules based on glass substrate with polymer waveguide
JP4160597B2 (ja) 半導体発光素子及びその製造方法
US6885788B2 (en) Light-reception/emission device built-in module with optical and electrical wiring combined therein, method for producing the module and assembling member of the module
JP5262118B2 (ja) 光モジュールの製造方法
US20110049334A1 (en) Optical module
US7656926B2 (en) Optical connection device and method of fabricating the same
JP2003273278A (ja) パッケージ型半導体装置
JP2003107301A (ja) 光通信用モジュール
JP2004086185A (ja) 受発光素子内蔵光電気混載配線モジュールとその製造方法及びその実装体
JP7176401B2 (ja) 光デバイス及び光モジュール
JP2008294226A (ja) 光電子回路基板
JP2010199324A (ja) 半導体レーザ素子アレイの実装構造
JP4104889B2 (ja) 光半導体装置
JP2008041770A (ja) 光モジュール
US20170357063A1 (en) Optical module and optical module manufacturing method
JP3612243B2 (ja) 光配線パッケージ及び光配線装置
US20220317391A1 (en) Bonded structure and method for manufacturing a bonded structure
US11500165B2 (en) Optical module, optical wiring substrate, and method for manufacturing optical module
JP2001007352A (ja) 光・電気混載モジュール
JP4307902B2 (ja) 光学素子実装パッケージ、光電気複合実装配線基板
JP2004031455A (ja) 光インタコネクション装置
JP4054958B2 (ja) 発光装置、光モジュール、表示装置、光伝送装置
JP7334782B2 (ja) 光電ファイバ、通信装置および光電ファイバの製造方法
WO2007023713A1 (en) Optical module
JP2005277057A (ja) 半導体受光素子及び半導体受光装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20190111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20190111

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210830

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220714

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20220818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20220818

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221011

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221024

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7176401

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150