JP2020101351A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の冷凍冷蔵庫では、冷凍室戻り風路が断熱仕切壁に形成され、部品点数も増大し、冷蔵庫全体のコストを低減し難いという課題がある。【解決手段】本発明の冷蔵庫10では、冷凍室戻り風路30は、冷凍室15の後方に配設される断熱仕切壁19、仕切壁21,25及び仕切壁21の下端21Aに配設される冷気強制プレート51を用いて構成されている。この構造により、冷凍室戻り風路30は、断熱仕切壁19を貫通するトンネル形状でなく、部品点数を低減でき、冷蔵庫全体のコストを低減することができる。また、冷気強制プレート51は、リブ53により補強されることで、冷気強制プレート51による騒音の発生を抑制できる。【選択図】図1

Description

本発明は、貯蔵室内に食品等を冷却保存する冷蔵庫に関し、特に、冷凍室戻り風路を断熱仕切壁内から庫内側へと変更し、冷蔵庫全体のコストを低減する冷蔵庫に関する。
従来の冷凍冷蔵庫100として、図7に示す構造が知られている。図7は、従来の冷凍冷蔵庫100を説明する断面図である。
図7に示す如く、冷凍冷蔵庫100では、その上段に冷凍室101が配設され、その下段には冷蔵室102が配設されている。冷凍室101と冷蔵室102とは、断熱区画壁103にて上下方向へと区画されている。そして、冷凍室101の後方には、冷却室104が配設され、冷却室104内には、冷却器105及び送風機106が配設されている。
断熱区画壁103には、冷凍室101を冷却した冷気を冷却室104へと戻す冷凍室戻り風路107及び冷蔵室102を冷却した冷気を冷却室104へと戻す冷蔵室戻り風路108が配設されている。
この構造により、冷却室104の冷却器105にて冷却された冷気が、送風機106にて冷凍室101及び冷蔵室102へと送風される。そして、冷凍室101及び冷蔵室102を設定温度に冷却した冷気は、冷凍室戻り風路107及び冷蔵室戻り風路108を介して冷却室104へと帰還する(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3655950号公報
冷凍冷蔵庫100では、冷凍室戻り風路107及び冷蔵室戻り風路108が、断熱区画壁103内を貫通して形成されている。そして、冷凍室101を冷却した冷気は、冷却器105下方に配設された除霜ヒータ109の側方及びその下方領域に戻り、冷却器105の下方から冷却室104内へと吸い込まれる。
冷凍冷蔵庫100では、断熱区画壁103に対して冷凍室戻り風路107を形成する作業が必要となり、製造コストを低減し難いという課題がある。更には、断熱区画壁103に冷凍室戻り風路107が形成されることで、冷凍室戻り風路107にアルミシートやアルミテープ等を取り付ける必要があり、部品点数も増大し、冷凍冷蔵庫100の全体的なコストを低減し難いという課題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、冷凍室戻り風路を断熱仕切壁内から庫内側へと変更し、冷蔵庫全体のコストを低減する冷蔵庫を提供することにある。
本発明の冷蔵庫は、断熱箱体の内部を断熱仕切壁にて区画して形成される冷蔵室及び冷凍室と、前記冷蔵室及び前記冷凍室に供給される冷気を冷却する冷却器が配設されると共に、前記冷却器の上方に、前記冷気を前記冷蔵室及び前記冷凍室へと向けて送風する送風機が配設される冷却室と、前記冷却室の奥行方向の前面を区画する仕切壁と、前記冷凍室から前記冷却室へと前記冷気を帰還させる冷凍室戻り風路と、を備え、前記冷却室の奥行方向の空間幅は、前記送風機の配設領域よりも前記冷却器の配設領域の方が幅広く形成され、前記冷凍室戻り風路は、前記冷凍室側の前記断熱仕切壁の外部に配設されていることを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記仕切壁の下端は、前記冷凍室側の前記断熱仕切壁の外周面よりも上方に位置し、少なくとも前記冷却器の配設領域の前記仕切壁には、前記冷凍室側へと突出した突出部が形成されていることを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記仕切壁の下端には、前記冷凍室戻り風路内の前記冷気を前記冷却器の下方空間へと誘導する冷気強制プレートが配設され、前記冷気強制プレートは、前記仕切壁よりも前記冷却室側へと傾斜していることを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記冷気強制プレートには、リブが配設されていることを特徴とする。
本発明の冷蔵庫は、断熱箱体の内部の冷蔵室及び冷凍室と、庫内を循環する冷気を冷却する冷却器及び上記冷気を庫内へ送風する送風機が配設される冷却室と、冷却室の奥行方向の前面を区画する仕切壁と、冷凍室から冷却室へと冷気を帰還させる冷凍室戻り風路と、を備えている。そして、冷却室の奥行方向の空間幅は、送風機の配設領域よりも冷却器の配設領域の方が幅広く形成されている。また、冷凍室戻り風路は、冷凍室側の断熱仕切壁の外側に形成されている。この構造により、冷蔵庫では、冷凍室戻り風路が断熱仕切壁の外部に配設されることで、冷蔵庫全体のコストを低減することができる。また、冷却室では、冷却器への冷気の吸込み量が安定し、冷却効率が悪化することが防止される。
また、本発明の冷蔵庫では、仕切壁の下端は、前記冷凍室側の断熱仕切壁の外周面よりも上方に位置し、少なくとも冷却器の配設領域の仕切壁には、冷凍室側へと突出した突出部が形成されている。この構造により、仕切壁に突出部が形成されることで、部品点数を増大させることなく、冷却室での冷却器への冷気の吸込み量が安定する。
また、本発明の冷蔵庫では、仕切壁の下端には、冷凍室戻り風路内の冷気を冷却器の下方空間へと誘導する冷気強制プレートが配設されている。そして、冷気強制プレートは、仕切壁よりも冷却室側へと傾斜している。この構造により、冷凍室戻り風路では、冷凍室から送風された冷気が冷気強制プレートと衝突し、冷気の勢いが低減する。そして、上記冷気が、冷気強制プレートにより強制的に冷却室の除霜ヒータの下方へと誘導されることで、冷却室での冷却器への冷気の吸込み量が安定する。
また、本発明の冷蔵庫では、冷気強制プレートには、リブが配設されている。この構造により、冷凍室戻り風路では、冷凍室から送風された冷気が、冷気強制プレートと衝突するが、冷気強制プレートの耐久性が高まると共に、冷気強制プレートに起因する騒音の発生が防止される。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す図であり、(A)は冷蔵庫を前方から見た斜視図であり、(B)は冷蔵庫の側方断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫内を循環する冷気の風路を説明する正面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の仕切壁の構造を説明する(A)斜視図、(B)断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の冷凍室から冷却室への冷気の風路を説明する断面図である。 本発明の他の実施形態に係る冷蔵庫の仕切壁を説明する(A)斜視図、(B)断面図である。 本発明の他の実施形態に係る冷蔵庫の冷凍室から冷却室への冷気の風路を説明する断面図である。 従来の冷凍冷蔵庫を説明する断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る冷蔵庫10を図面に基づき詳細に説明する。尚、本実施形態の説明の際には、同一の部材には原則として同一の符番を用い、繰り返しの説明は省略する。また、以下の説明では、上下方向は冷蔵庫10の高さ方向を示し、左右方向は冷蔵庫10の幅方向を示し、前後方向は冷蔵庫10の奥行方向を示している。そして、上記左右方向とは、冷蔵庫10を前方から見た場合の左右方向を示している。
図1(A)は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫10の概略構造を説明する斜視図である。図1(B)は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫10の概略構造を説明する側方断面図である。図2は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫10内を循環する冷気の風路を説明する正面図である。尚、冷気が循環する方向を矢印にて図示している。
図1(A)に示す如く、冷蔵庫10は、本体としての断熱箱体11を備え、この断熱箱体11の内部に食品等を貯蔵する貯蔵室が形成されている。貯蔵室として、上段から、冷凍室15(図1(B)参照)と、冷蔵室16(図1(B)参照)と、が形成されている。
断熱箱体11の各貯蔵室の前面は開口し、上記開口には、各々断熱扉17、断熱扉18が開閉自在に配設されている。断熱扉17は、前方から見て右端の上下端部が回動自在に断熱箱体11により支持され、冷凍室15の開口を前方から開閉自在に塞ぐ扉である。同様に、断熱扉18は、前方から見て右端の上下端部が回動自在に断熱箱体11により支持され、冷蔵室16の開口を前方から開閉自在に塞ぐ扉である。
図1(B)に示す如く、冷蔵庫10の本体である断熱箱体11は、前面が開口する鋼板製の外箱12と、この外箱12の内部に間隙を持たせて配設され、前面が開口する合成樹脂製の内箱13と、を有している。外箱12と内箱13との間隙には、発泡ポリウレタン製の断熱材14が充填発泡されている。尚、冷凍室15および冷蔵室16を塞ぐ断熱扉17及び断熱扉18も、断熱箱体11と同様に、断熱構造を有している。
冷凍室15の後方には、冷却室20が形成されている。冷却室20の内部には、冷蔵庫10内を循環する空気を冷却するための蒸発器である冷却器22が配設されている。冷却器22は、圧縮機23、放熱器(図示せず)及びキャピラリーチューブ(図示せず)に、冷媒配管(図示せず)を介して接続され、蒸気圧縮式の冷凍サイクル回路を構成する。
冷凍室15と冷却室20との間には、合成樹脂製の仕切壁21,25にて区画された送風室26が形成されている。仕切壁21は、冷却室20と送風室26とを区画し、仕切壁25は、冷凍室15と送風室26とを区画している。そして、仕切壁21の上部には、送風室26に供給される冷気が通過する送風口27が形成され、送風室26には、冷凍室15及び冷蔵室16に供給される冷気が一旦送風される。
冷却室20の冷却器22の上方であり、送風口27の近傍には、送風機24が配設されている。送風機24は、例えば、軸流送風機である。送風機24が稼働することで、冷却器22で冷却された冷気が、冷凍室15及び冷蔵室16を循環する。そして、冷凍室15は冷凍温度帯域に冷却され、冷蔵室16は冷蔵温度帯域に冷却される。尚、仕切壁21の下部には、冷凍室15及び冷蔵室16から帰還した冷気が冷却室20内へと吸い込まれる吸込口28が形成されている。
図示したように、仕切壁25の上部には、冷凍室15へと冷気を送風する吹出口29が形成され、仕切壁25の下部には、冷凍室15内の冷気を冷凍室戻り風路30へと送風する戻り口31が形成されている。冷凍室戻り風路30は、冷凍室15側の断熱仕切壁19の外周面に沿って形成され、吸込口28を介して冷却室20と連通している。そして、冷却室20の冷却器22の下方には、除霜運転時に通電され、冷却器22に着霜した霜を除去するための除霜ヒータ32が配設されている。
また、断熱仕切壁19は、冷凍室15と冷蔵室16とを庫内の高さ方向に区画している。断熱仕切壁19の内部には、冷蔵室16と冷却室20とを連通させる冷蔵室戻り風路33が形成されている。そして、冷蔵室16に送風された冷気は、冷蔵室戻り風路33を経由して冷却室20に帰還する。尚、断熱仕切壁19も、上記した断熱箱体11と同様に、断熱構造を有している。
図2に示す如く、一点鎖線41にて囲まれた領域が冷凍室15であり、一点鎖線42にて囲まれた領域が冷蔵室16である。そして、点線43にて示す領域が、冷却室20(図1(B)参照)からの冷気が送風される送風室26及び冷蔵室送り風路47を示している。
図示したように、冷却室20内にて冷却器22(図1(B)参照)で冷却された冷気は、送風機24(図1(B)参照)の稼働により、送風室26に送風される。送風室26に送風された冷気の一部は、仕切壁25の吹出口29を経由して冷凍室15へと送風される。そして、冷凍室15を循環した冷気は、仕切壁25の戻り口31を経由して冷凍室戻り風路30(図1(B)参照)へと送風される。
一方、送風室26に送風された冷気の一部は、流通口46を経由して、冷蔵室送り風路47に送風される。そして、その冷気は、冷蔵室16の仕切壁44に設けられた吹出口45から、冷蔵室16に送風される。その後、冷蔵室16を循環した冷気は、断熱仕切壁19(図1(B)参照)の内部に形成された冷蔵室戻り風路33(図1(B)参照)を経由して冷却室20に帰還する。
このとき、冷気の一部は、送風室26内の壁部に沿って上昇し、送風室26の上部に設けられた流通口46から冷蔵室送り風路47及び冷蔵室16へと送風される。この構造により、冷蔵室16へと送風される冷気の量が調整され、冷蔵室16が過度に冷却されることが防止される。
図3(A)は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫10の仕切壁21の概略構造を説明する斜視図である。図3(B)は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫10の仕切壁21の概略構造を説明する断面図であり、図3(A)に示すA−A線方向の断面である。図4は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫10の冷凍室15から冷却室20への冷気の流れを説明する断面図である。
図3(A)に示す如く、仕切壁21は、冷却室20の前面側を区画する板状体であり、その上部の中央領域には送風口27が形成され、その下端部には冷気強制プレート51が配設されている。冷気強制プレート51は、冷凍室戻り風路30(図1(B)参照)内を流れる冷気を除霜ヒータ32(図1(B)参照)の下方へと強制的に誘導する。
ここで、冷凍室15(図1(B)参照)内を循環した冷気は、循環経路も短く、乾燥した状態のためその比重も軽く、冷凍室戻り風路30内でもある程度の風量を維持している。そして、冷気強制プレート51及びその近傍の仕切壁21は、上記冷気と衝突し、冷気の勢いを弱めると共に、冷気を強制的に除霜ヒータ32(図1(B)参照)の下方へと誘導するため、ある程度の強度が必要となる。
そこで、本実施形態では、冷気強制プレート51の中央部に補強用のリブ53が形成されている。この構造により、冷気強制プレート51は、その耐久性を高め、上記冷気との衝突に耐え得る構造となると共に、冷気強制プレート51が振動し、騒音が発生することを抑制することができる。尚、リブ53は、冷気強制プレート51の横幅方向の両端部にも配設される場合でも良い。
図3(B)に示す如く、仕切壁21の下部には、その一部が冷凍室15(図1(B)参照)側へと突出した突出部52が形成されている。仕切壁21の突出部52は、冷却器22(図1(B)参照)の配設領域に対応して形成され、その突出幅W1は、例えば、2mmである。つまり、仕切壁21の下部側では、送風機24(図1(B)参照)が配設される仕切壁21の上部側よりも断面面積が広くなり、流れる冷気の風量が多くなる。尚、図3(A)に示すように、仕切壁21の突出部52は、冷却器22の配設領域に合わせて直方体形状に形成され、仕切壁21の下端21Aまで連続して形成されている。
また、図示したように、冷気強制プレート51は、仕切壁21よりも冷却室20(図1(B)参照)側へと傾斜して形成されている。具体的には、冷気強制プレート51の下端51Aは、仕切壁21よりも冷却室20の奥側へと位置している。この構造により、冷気強制プレート51は、冷凍室戻り風路30を流れる冷気を確実に除霜ヒータ32(図1(B)参照)の下方へと誘導することができる。
図4に示す如く、矢印61にて示すように、冷凍室15に送風された冷気は、庫内を循環し、仕切壁25の戻り口31から冷凍室戻り風路30へと送風される。そして、矢印62にて示すように、冷気は、冷気強制プレート51及び仕切壁21と衝突し、その勢いを弱められながら、吸込口28から冷却室20へと吸い込まれる。
本実施形態では、製造コストの低減や部品点数の低減を実現するため、冷凍室戻り風路30は、断熱仕切壁19の内部ではなく、断熱仕切壁19の外側に形成されている。つまり、冷凍室戻り風路30は、断熱仕切壁19の外周面、仕切壁21,25及び冷気強制プレート51によって構成されている。
図3(A)及ぶ図3(B)を用いて上述したように、仕切壁21の突出部52が、冷却器22の配設領域に対応して形成されている。そして、冷却室20では、送風機24(図1(B)参照)が配設される上部側よりも、冷却器22の配設される下部側の方が、冷却室20の断面面積が広くなり、流れる冷気の風量が多くなる。
更には、冷気強制プレート51は、仕切壁21の突出部52よりも冷却室20の横幅方向に幅広く形成されている。そして、冷却器22の配設領域では、従来の断熱仕切壁19にトンネル状に戻り風路が形成される構造と同様に、冷却室20へと帰還した冷気は、その勢いを弱められながら、冷却器22の下方側から吸い込まれる。
上記構造により、冷却室20へと吸い込まれる冷気は、冷凍室戻り風路30にて滞留することなく、冷却器22の配設領域への吸い込み量が安定することで、冷却効率が悪化することが防止される。
尚、本実施形態では、冷気強制プレート51及びリブ53は、仕切壁21と一体に形成されているが、この場合に限定するものではなく、別体として、仕切壁21に固定される場合でも良い。
次に、本発明の他の実施形態に係る冷蔵庫70を図面に基づき詳細に説明する。冷蔵庫70は、主に、仕切壁71及び冷凍室戻り風路72の構造において、図1から図4を用いて説明した冷蔵庫10の構造と相違する。そのため、以下の冷蔵庫70の説明では、冷蔵庫10の構成部材と同一の構成部材には同一の符番を用いることで繰り返しの説明は省略し、仕切壁71及び冷凍室戻り風路72の構造を中心に説明する。尚、冷蔵庫70の説明では、適宜、図1から図4の説明を参照する。
図5(A)は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫70の仕切壁71の概略構造を説明する斜視図である。図5(B)は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫70の仕切壁71の概略構造を説明する断面図であり、図5(A)に示すB−B線方向の断面である。図6は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫70の冷凍室15から冷却室20への冷気の流れを説明する断面図である。
図5(A)に示す如く、仕切壁71は、冷却室20(図6参照)の前面側を区画する板状体であり、その上部の中央領域には送風口27が形成されている。仕切壁71の下端71Aは、冷却器22(図6参照)の下端と略同一の位置まで配設されている。そして、仕切壁71の下端71Aには、冷蔵庫10の冷気強制プレート51(図3(A)参照)は配設されていない。
また、仕切壁71の下部には、その一部が冷凍室15(図6参照)側へと突出した突出部73が形成されている。仕切壁71の突出部73は、冷却器22の配設領域に対応して形成されている。そして、仕切壁71の突出部73は、冷却器22の配設領域に合わせて直方体形状に形成され、仕切壁71の下端71Aまで連続して形成されている。
ここで、冷凍室15(図6参照)内を循環した冷気は、循環経路も短く、乾燥した状態によりその比重も軽く、冷凍室戻り風路72(図6参照)内でもある程度の風量を維持している。上述したように、仕切壁71には、冷気強制プレート51(図3(A)参照)が配設されてなく、冷気の流れに起因する騒音は発生しない。そのため、仕切壁71の構造は、騒音の観点からは、冷蔵庫10の仕切壁21(図3(A)参照)の構造よりも好ましい。
図5(B)に示す如く、仕切壁71の突出部73の突出幅W2は、例えば、5mmであり、冷蔵庫10の仕切壁21の突出部52(図3(B)参照)よりも、更に、冷凍室15側へと突出している。また、図5(A)に示すように、仕切壁71の突出部73は、冷却器22の配設領域に合わせて直方体形状に形成され、仕切壁71の下端71Aまで連続して形成されている。そして、冷却室20では、送風機24(図1(B)参照)が配設される上部側よりも、冷却器22の配設される下部側の方が、冷却室20の断面面積が広くなり、流れる冷気の風量が多くなる。
図6に示す如く、冷凍室戻り風路72は、仕切壁25の戻り口31を介して冷凍室15と連通し、仕切壁71の吸込口74を介して冷却室20と連通している。そして、矢印81にて示すように、冷凍室15に送風された冷気は、庫内を循環し、仕切壁25の戻り口31から冷凍室戻り風路72へと送風される。そして、矢印82にて示すように、冷気は、冷却室20の冷却器22下方の除霜ヒータ32の周辺へと吸い込まれる。
上述したように、仕切壁71の下端71Aは、冷却器22の下端と略同一の位置まで配設され、仕切壁71の下端71Aには、冷気強制プレート51(図3(A)参照)は配設されていない。そのため、冷凍室戻り風路72を流れる冷気は、冷凍室戻り風路72での風速や風圧を維持した状態にて、吸込口74から冷却室20へと流れ込むこととなる。つまり、冷蔵庫70の冷凍室戻り風路72の構造では、冷蔵庫10の冷凍室戻り風路30の構造と比較して、冷却室20へと吸い込まれる冷気の風量が多くなる。
そこで、本実施の形態では、仕切壁71の下部に奥行方向の幅を広げた突出部73を形成し、特に、冷却器22の配設領域の冷却室20の断面面積を広くし、流れる冷気の風量を多くしている。そして、突出部73は、冷却器22の上端部近傍まで形成されている。この構造により、冷却室20では、冷却器22の配設領域を流れる冷気の風量が、送風機24(図1(B)参照)の配設領域を流れる冷気の風量よりも多くなる。そして、冷気は、冷凍室戻り風路72から冷却室20へと勢いよく流れ込むが、矢印83にて示すように、冷却器22への吸込み量が安定し、冷却効率が悪化することが防止される。また、矢印84にて示すように、冷気が、冷凍室戻り風路72内にて滞留することも防止される。
尚、本実施の形態では、それぞれ仕切壁21,71に形成された突出部52,73が、冷却器22の上端部近傍まで形成され、冷却室22への冷気の吸込み量を安定させ、冷却効率の悪化を防止する構造について説明したが、この構造に限定するものではない。例えば、突出部52,73は、送風機24近傍の下方であり、冷却器22よりも上方まで形成される場合でも良い。この場合には、更に、冷却室22への冷気の吸込み量を安定させることができる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更実施が可能である。
10,70 冷蔵庫
11 断熱箱体
15 冷凍室
16 冷蔵室
19 断熱仕切壁
20 冷却室
21,25,71 仕切壁
21A,71A 下端
22 冷却器
24 送風機
26 送風室
27 送風口
28,74 吸込口
29 吹出口
30,72 冷凍室戻り風路
31 戻り口
32 除霜ヒータ
33 冷蔵室戻り風路
51 冷気強制プレート
52,73 突出部
53 リブ

Claims (4)

  1. 断熱箱体の内部を断熱仕切壁にて区画して形成される冷蔵室及び冷凍室と、
    前記冷蔵室及び前記冷凍室に供給される冷気を冷却する冷却器が配設されると共に、前記冷却器の上方に、前記冷気を前記冷蔵室及び前記冷凍室へと向けて送風する送風機が配設される冷却室と、
    前記冷却室の奥行方向の前面を区画する仕切壁と、
    前記冷凍室から前記冷却室へと前記冷気を帰還させる冷凍室戻り風路と、を備え、
    前記冷却室の奥行方向の空間幅は、前記送風機の配設領域よりも前記冷却器の配設領域の方が幅広く形成され、
    前記冷凍室戻り風路は、前記冷凍室側の前記断熱仕切壁の外部に配設されていることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記仕切壁の下端は、前記冷凍室側の前記断熱仕切壁の外周面よりも上方に位置し、
    少なくとも前記冷却器の配設領域の前記仕切壁には、前記冷凍室側へと突出した突出部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記仕切壁の下端には、前記冷凍室戻り風路内の前記冷気を前記冷却器の下方空間へと誘導する冷気強制プレートが配設され、
    前記冷気強制プレートは、前記仕切壁よりも前記冷却室側へと傾斜していることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記冷気強制プレートには、リブが配設されていることを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
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