JP2020101198A - バンプストッパ - Google Patents

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Yuichi Kanai
悠一 金井
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Abstract

【課題】圧縮率が小さい段階では反力が小さく、圧縮率が大きい段階では反力が大きい特性を高い再現性で実現するバンプストッパを提供する。【解決手段】バンプストッパは、弾性材料から一体的に形成されており、厚肉円筒部と、厚肉円筒部に同軸に配置され、厚肉円筒部の厚さよりも小さい厚さを有する蛇腹円筒部を有する。蛇腹円筒部は、少なくとも2つの大径部と、大径部の外径および内径より小さい外径および内径を有する少なくとも3つの小径部を有する。小径部のうち2つは、軸線方向における蛇腹円筒部の両端に配置され、各大径部は、2つの小径部の間に配置されている。大径部の外径は、厚肉円筒部の外周面の最大径より小さく、厚肉円筒部から離れた小径部の内径は、厚肉円筒部の内周面の最小径より大きい。軸線方向における厚肉円筒部と蛇腹円筒部の長さの合計に対して、軸線方向における蛇腹円筒部の長さが30%以上、50%未満である。【選択図】図3

Description

本発明は、サスペンションに設けられるバンプストッパに関する。
乗物のサスペンションには、車軸が上方に大きく衝撃的に移動してスプリングが限界よりも圧縮されたときに、その衝撃を受け止めて吸収するバンプストッパが設けられている(特許文献1)。
バンプストッパは、弾性材料から一体的に形成されており、通常、変形しにくい高剛性部分と、変形しやすい高弾性部分を有する。高弾性部分は、一般に蛇腹形状を有する。
特開2011−163437号公報
乗物の乗り心地の向上のため、バンプストッパにおいては、圧縮率が小さい段階では反力が小さく、圧縮率が大きい段階では反力が大きいことが望ましい。また、このような特性が安定して持続することが望ましい。さらに、圧縮率が大きい段階では、反力が緩やかに上昇することが望ましい。
そこで、本発明は、上記課題のいずれかを解決するよう、圧縮率が小さい段階では反力が小さく、圧縮率が大きい段階では反力が大きい良好な特性を実現するバンプストッパを提供する。
本発明のある態様に係るバンプストッパは、弾性材料から一体的に形成されており、外周面と内周面を有する厚肉円筒部と、前記厚肉円筒部に同軸に配置され、前記厚肉円筒部の前記外周面と前記内周面の間隔である前記厚肉円筒部の厚さよりも小さい厚さを有する蛇腹円筒部を有する。前記蛇腹円筒部は、少なくとも2つの大径部と、前記大径部の外径および内径より小さい外径および内径を有する少なくとも3つの小径部を有する。前記小径部のうち2つは、軸線方向における前記蛇腹円筒部の両端に配置され、各大径部は、2つの小径部の間に配置されている。前記大径部の外径は、前記厚肉円筒部の前記外周面の最大径より小さく、前記厚肉円筒部から離れた前記小径部の内径は、前記厚肉円筒部の前記内周面の最小径より大きい。軸線方向における前記厚肉円筒部と前記蛇腹円筒部の長さの合計に対して、軸線方向における前記蛇腹円筒部の長さが30%以上、50%未満である。
この態様においては、バンプストッパの圧縮率が小さい段階では、蛇腹円筒部が折り畳まれながら変形する。したがって、この段階では、剛性が小さい蛇腹円筒部が、厚肉円筒部よりもはるかに顕著に圧縮変形する。このため、圧縮率が小さい段階では反力が小さい。圧縮率がある程度大きくなると、蛇腹円筒部は折り畳み限界に到達し、僅かに圧縮変形するが、変形しにくくなる。したがって、圧縮率が大きい段階では、蛇腹円筒部と、元々高剛性の厚肉円筒部を含むバンプストッパ全体が、変形しにくく、反力が大きい。この態様では、蛇腹円筒部の大径部の外径は、厚肉円筒部の外周面の最大径より小さく、バンプストッパの圧縮状態において、蛇腹円筒部が、径方向において厚肉円筒部からはみ出るおそれが少ないので、剪断力による蛇腹円筒部の破損を低減することができる。また、蛇腹円筒部の厚肉円筒部から離れた小径部の内径は、ショックアブソーバのピストンロッドが挿入される厚肉円筒部の内周面の最小径より大きい。したがって、この態様に係る蛇腹円筒部は、径方向での変形の能力が高く、ひいては、軸線方向での変形の能力も高い。この態様では、軸線方向における厚肉円筒部と蛇腹円筒部の長さの合計に対して、軸線方向における蛇腹円筒部の長さが50%未満であり、蛇腹円筒部が長すぎないので、蛇腹円筒部の変形の再現性が高い(予期しない変形の可能性が低い)。したがって、圧縮率が小さい段階では反力が小さく、圧縮率が大きい段階では反力が大きい特性を高い再現性で実現することができる。また、蛇腹円筒部が長すぎないので、蛇腹円筒部の座屈による破損が抑制される。
本発明のある態様に係るバンプストッパは、弾性材料から一体的に形成されており、外周面と内周面を有する厚肉円筒部と、前記厚肉円筒部に同軸に配置され、前記厚肉円筒部の前記外周面と前記内周面の間隔である前記厚肉円筒部の厚さよりも小さい厚さを有する蛇腹円筒部を有する。前記蛇腹円筒部は、複数の大径部と、前記大径部の外径および内径より小さい外径および内径を有する複数の小径部を有する。前記小径部のうち2つは、軸線方向における前記蛇腹円筒部の両端に配置され、各大径部は、2つの小径部の間に配置されている。前記厚肉円筒部は、他の部品で形状変化が拘束されない部分に厚さが小さいくびれ部を有する。
この態様においては、バンプストッパの圧縮率が小さい段階では、蛇腹円筒部が折り畳まれながら変形する。したがって、この段階では、剛性が小さい蛇腹円筒部が、厚肉円筒部よりもはるかに顕著に圧縮変形する。このため、圧縮率が小さい段階では反力が小さい。圧縮率がある程度大きくなると、蛇腹円筒部は折り畳み限界に到達し、僅かに圧縮変形するが、変形しにくくなる。したがって、圧縮率が大きい段階では、蛇腹円筒部と、元々高剛性の厚肉円筒部を含むバンプストッパ全体が、変形しにくく、反力が大きい。この態様では、圧縮率が大きい段階で、くびれ部とその付近で厚肉円筒部が折り曲げ変形しやすい。したがって、圧縮率が大きい段階でも、反力の急上昇が緩和される。
本発明の実施形態に係るバンプストッパが設けられたサスペンションの断面図である。 本発明の実施形態に係るバンプストッパの斜視図である。 非圧縮時の実施形態に係るバンプストッパの断面図である。 圧縮率が小さい段階での実施形態に係るバンプストッパの断面図である。 圧縮率が中程度の段階での実施形態に係るバンプストッパの断面図である。 圧縮率が大きい段階での実施形態に係るバンプストッパの断面図である。 実施形態に係るバンプストッパの圧縮率と反力の関係を示すグラフである。
以下、添付の図面を参照しながら本発明に係る実施形態を説明する。
図1に示すように、本発明の実施形態に係るバンプストッパ1は、自動車のサスペンション2に設けられる。サスペンション2は、バンプストッパ1のほかに、ショックアブソーバ(ダンパー)4およびコイルスプリング6を有する。サスペンション2は、サスペンションアームおよびその他の部材を有するが、それらの図示は省略する。
ショックアブソーバ4は、シリンダ8と、シリンダ8に挿入されたピストンロッド10を有する。ピストンロッド10は、シリンダ8に対して上下方向に往復移動可能である。ピストンロッド10の上端は、自動車の車体の一部分12、例えばサイドメンバにナット14で固定されている。このようにピストンロッド10が車体に固定されているのに対して、シリンダ8は車軸の上下運動に伴って上下に移動する。
シリンダ8には下方スプリングシート16が取り付けられ、部分12には上方スプリングシート18が取り付けられている。また、部分12には、ストラットマウント19が取り付けられている。ショックアブソーバ4のピストンロッド10は、ストラットマウント19に挿入されている。スプリングシート16,18の間には、コイルスプリング6が配置されている。したがって、シリンダ8の上下動に伴って、コイルスプリング6は伸縮可能である。
バンプストッパ1は、弾性材料、例えば、発泡樹脂、発泡エラストマー、またはエラストマーから形成されており、概略的には、円筒形状を有する。バンプストッパ1には、ショックアブソーバ4のピストンロッド10が締まり嵌め方式で挿入されている(すなわち圧入されている)。バンプストッパ1の上部は、ストラットマウント19に挿入されている。ストラットマウント19は、円筒形の上部と、上に向かうほど先細な円錐台形の下部を有し、下部にはバンプストッパ1が嵌め込まれる。したがって、バンプストッパ1の上部は、ストラットマウント19の下部によって、形状変化が拘束されている。
車軸ひいてはシリンダ8が上方に大きく衝撃的に移動してコイルスプリング6が限界よりも圧縮されたときに、シリンダ8の上端部8aがバンプストッパ1の下端に接触し、バンプストッパ1を軸線方向に沿って圧縮する。バンプストッパ1は、シリンダ8の上端部8aとストラットマウント19の間で圧縮させられ、シリンダ8から与えられる衝撃を受け止めて吸収する。
図2および図3に示すように、バンプストッパ1は、上方に配置された厚肉円筒部20と、下方に配置された蛇腹円筒部22を有する。厚肉円筒部20と蛇腹円筒部22は、弾性材料から一体的に形成されており、互いに同軸に配置されている。
蛇腹円筒部22は、厚肉円筒部20の最小厚さT1よりも小さいほぼ一様な厚さを有する。厚肉円筒部20の厚さとは、厚肉円筒部20の外周面と内周面の間隔である。蛇腹円筒部22の厚さとは、蛇腹円筒部22の壁面に垂直な方向で計測された厚さである。
蛇腹円筒部22は、2つの大径部24,26と、大径部24,26の外径および内径より小さい外径および内径を有する3つの小径部28,30,32を有する。小径部28,32は、軸線方向における蛇腹円筒部22の両端に配置されている。最も上方に配置された小径部28は、厚肉円筒部20の下端に接続されている。最も下方に配置された小径部32は、バンプストッパ1の下端であって、シリンダ8の上端部8aが小径部32に接触可能である。小径部32は、軸線方向に対して垂直な下端面32aを有する。シリンダ8の上端部8aの上昇時に、シリンダ8の上端部8aは下端面32aにまず接触し、その後、バンプストッパ1を軸線方向に沿って圧縮する。大径部24は、2つの小径部28,30の間に配置され、大径部26は、2つの小径部30,32の間に配置されている。
小径部28と大径部24の間の部分は、上に向かうほど先細な円錐台形状を有し、大径部24と小径部30の間の部分は、下に向かうほど先細な円錐台形状を有する。小径部30と大径部26の間の部分は、上に向かうほど先細な円錐台形状を有し、大径部26と小径部32の間の部分は、下に向かうほど先細な円錐台形状を有する。
厚肉円筒部20は、概略的には、円筒部分40、円錐台部分42、頭部44、および上端円環部46を有する。円筒部分40は、厚肉円筒部20の下端に配置され、ほぼ円筒形状を有し、軸線方向に対して垂直な下端面40aを有する。円筒部分40の下端面40aには、蛇腹円筒部22の上端である小径部28が接続されている。円錐台部分42は、円筒部分40の上方に配置され、上に向かうほど先細な円錐台形状を有する。頭部44は、円錐台部分42の上方に配置され、下に向かうほど先細な円錐台形状を有する。上端円環部46は、頭部44の上方かつ厚肉円筒部20の上端に配置され、上端円環部46の外径よりも小さな外径を有する。上端円環部46は、軸線方向に対して垂直な上端面46aを有する。
円錐台部分42は、ストラットマウント19の円錐台形の下部に嵌め込まれている。頭部44と上端円環部46は、ストラットマウント19の上部と下部の間の湾曲部に嵌め込まれている。上端円環部46の上端面46aは、ストラットマウント19の湾曲部に接触させられている。
別の観点から、厚肉円筒部20の外周面は、円筒面50、テーパ面52、ネック面53、逆テーパ面54、小円筒面55、上方テーパ面56、および上端円筒面57を有する。円筒面50は、厚肉円筒部20の下端に配置され、軸線方向にわたって一様な外径を有し、円筒部分40の外周面に相当する。テーパ面52は、上方に向かうほど先細であり、円錐台部分42の外周面に相当する。逆テーパ面54は、テーパ面52の上方に配置され、テーパ面52と逆に下方に向かうほど先細である。ネック面53は、テーパ面52と逆テーパ面54の境界であって、テーパ面52と逆テーパ面54の最小外径を有する部分である。小円筒面55は、逆テーパ面54の上方に配置され、軸線方向にわたって一様な外径を有する。上方テーパ面56は、小円筒面55の上方に配置され、上方に向かうほど先細である。頭部44は、逆テーパ面54、小円筒面55および上方テーパ面56を有する。上端円筒面57は、上方テーパ面56の上方かつ厚肉円筒部20の上端に配置され、軸線方向にわたって一様な外径を有する。上端円筒面57は、上端円環部46の外周面に相当する。
厚肉円筒部20の内周面は、最小内径面60、テーパ面62、周溝64、一様内径面66、および上端テーパ面68を有する。最小内径面60は、軸線方向にわたって一様な内径を有する。最小内径面60の内径は、厚肉円筒部20と蛇腹円筒部22を含むバンプストッパ1全体のうち、最も小さい内径である。最小内径面60は、厚肉円筒部20の下端、すなわち蛇腹円筒部22側の端部、より具体的には、円筒部分40の下端に配置されている。
テーパ面62は、最小内径面60の上方に配置され、上方に向かうほど広がる。周溝64は、テーパ面62の上方に配置されている。一様内径面66は、周溝64の上方に配置されており、軸線方向にわたって一様な内径を有する。一様内径面66の内径は、最小内径面60の内径よりも大きい。上端テーパ面68は、一様内径面66の上方かつ厚肉円筒部20の上端に配置され、上方に向かうほど広がる。
テーパ面62と周溝64は、円筒部分40に配置されている。一様内径面66は、円筒部分40の上部、円錐台部分42、および頭部44に配置されている。上端テーパ面68は、頭部44と上端円環部46に配置されている。
このように、厚肉円筒部20の内周面は、一様な内径を有する一様内径面66と、一様内径面66の蛇腹円筒部22側の端部に形成された周溝64と、周溝64よりも蛇腹円筒部22側に配置され一様内径面66よりも小さい内径を有する最小内径面60とを有する。
ピストンロッド10は、バンプストッパ1の中心孔に挿入されており、厚肉円筒部20の最小内径面60に締まり嵌め(すなわち圧入)されている。図3に示す非圧縮状態のバンプストッパ1においては、最小内径面60以外の部分は、ピストンロッド10に接触しない。すなわち、厚肉円筒部20の一様内径面66も、蛇腹円筒部22の小径部30の内周面も、蛇腹円筒部22の小径部32の内周面も、ピストンロッド10に接触しない。
厚肉円筒部20には、2つのくびれ部が形成されている。1つのくびれ部70は、外周面のネック面53と内周面の一様内径面66の間の部分である。もう1つのくびれ部72は、外周面の円筒面50と内周面の周溝64の間の部分である。くびれ部とは、付近の部分よりも厚さが小さい部分である。くびれ部70の厚さT2は、付近の部分の厚さより小さく、くびれ部72の厚さT3も付近の部分の厚さより小さい。例えば、くびれ部72の厚さT3は、厚肉円筒部20の最大厚さT4(外周面の円筒面50と内周面の最小内径面60の間隔)より小さい。軸線方向に沿って高い圧縮力が厚肉円筒部20に与えられた場合、ストラットマウント19で形状変化が拘束されない部分に配置されたくびれ部72の付近では、厚肉円筒部20が折り曲げ変形しやすい。他方、くびれ部70は、ストラットマウント19へのバンプストッパ1の嵌め込みのために設けられ、ストラットマウント19で形状変化が拘束され、折り曲げ変形しにくい。
バンプストッパ1の非圧縮状態において、蛇腹円筒部22における大径部24,26の外径は、厚肉円筒部20の外周面の最大径(円筒面50の直径)より小さい。また、バンプストッパ1の非圧縮状態において、厚肉円筒部20から離れた小径部30,32の内径は、厚肉円筒部20の内周面の最小径(最小内径面60の直径)より大きい。
好ましくは、バンプストッパ1の非圧縮状態において、軸線方向における蛇腹円筒部22の長さL1は、軸線方向における厚肉円筒部20の長さL2と蛇腹円筒部22の長さL1の合計(すなわちバンプストッパ1の全長)に対して、30%以上、50%未満である。さらに好ましくは、バンプストッパ1の非圧縮状態において、長さL1は、長さL2と長さL1の合計に対して、30%以上、45%未満である。
また、好ましくは、バンプストッパ1の非圧縮状態において、蛇腹円筒部22の厚さは、2mm以上、5mm以下である。蛇腹円筒部22は、小径部28から大径部26までほぼ一様な厚さT5を有し、大径部26から小径部32まで徐々に先細の厚さを有する。小径部28から大径部26までの部分のほぼ一様な厚さT5も、小径部32の先端の厚さT6も2mm以上、5mm以下であるのが好ましい。
次に、図4ないし図6を参照しながら、バンプストッパ1が軸線方向に圧縮された状態での各部分の変化を説明する。
図4に示すように、バンプストッパ1の圧縮率が小さい段階では、蛇腹円筒部22が折り畳まれながら変形する。したがって、この段階では、剛性が小さい蛇腹円筒部22が、剛性が高い厚肉円筒部20よりもはるかに顕著に圧縮変形する。このため、圧縮率が小さい段階では反力が小さい。
図5に示すように、圧縮率がある程度大きくなると、蛇腹円筒部22は折り畳み限界に到達する。蛇腹円筒部22の小径部28と大径部24の間の部分は、厚肉円筒部20の円筒部分40の下端面40aに接触し、大径部24と小径部30の間の部分は、小径部28と大径部24の間の部分に接触し、小径部30と大径部26の間の部分は、大径部24と小径部30の間の部分に接触し、大径部26と小径部28の間の部分は、小径部30と大径部26の間の部分に接触する。つまり、これらの部分は、厚肉円筒部20の円筒部分40と、シリンダ8の上端部8aの間で折り重なって圧縮される。こうなると、蛇腹円筒部22は、僅かに圧縮変形するが、変形しにくくなる。
図6に示すように、圧縮率が非常に大きくなると、蛇腹円筒部22も僅かに圧縮変形させられるが、高剛性の厚肉円筒部20が圧縮変形させられる。上記の通り、厚肉円筒部20の最小内径面60にはピストンロッド10が締まり嵌めされているが、圧縮力が大きくなると、ピストンロッド10に対して厚肉円筒部20は僅かに摺動しながら圧縮させられる。とはいえ、この段階では、蛇腹円筒部22が既に変形しにくくなっているため、蛇腹円筒部22と元々高剛性の厚肉円筒部20を含むバンプストッパ1全体が、変形しにくく、反力が大きい。したがって、バンプストッパ1は、圧縮率が小さい段階では反力が小さく、圧縮率が大きい段階では反力が大きい特性を有する。
上記の通り、バンプストッパ1の非圧縮状態(図3参照)において、蛇腹円筒部22の大径部24,26の外径は、厚肉円筒部20の外周面の最大径(円筒面50の直径)より小さい。したがって、バンプストッパ1の圧縮状態(図4〜図6参照)において、蛇腹円筒部22が、径方向において厚肉円筒部20からはみ出るおそれが少ない。仮に径方向において蛇腹円筒部22が厚肉円筒部20からはみ出ると、蛇腹円筒部22に大きな剪断力が加わるおそれがあるが、この実施形態では、剪断力による蛇腹円筒部22の破損を低減することができる。
また、バンプストッパ1の非圧縮状態(図3参照)において、蛇腹円筒部22の厚肉円筒部20から離れた小径部30,32の内径は、ショックアブソーバ4のピストンロッド10が挿入される厚肉円筒部20の内周面(最小内径面60の直径)の最小径より大きい。したがって、蛇腹円筒部22は、径方向での変形の能力が高い。図4に示すように、バンプストッパ1の圧縮率が小さい段階では、蛇腹円筒部22の内周面は、ピストンロッド10に接触しないが、図5および図6に示すように、バンプストッパ1の圧縮率が大きくなると、蛇腹円筒部22の小径部30,32の内周面は、ピストンロッド10に接触する。つまり、非圧縮状態の蛇腹円筒部22は、変形限度であるピストンロッド10の外周面に対して、径方向に変形する余裕を持っている。また、図3〜図6を比較すると明らかなように、バンプストッパ1の圧縮率が大きくなるに伴って、蛇腹円筒部22の大径部24,26の外周面が径方向に顕著に拡大する。径方向での変形の能力が高いということは、軸線方向での変形の能力も高いことを意味する。
この実施形態では、バンプストッパ1の非圧縮状態(図3参照)において、軸線方向における厚肉円筒部20の長さL2と蛇腹円筒部22の長さL1の合計に対して、軸線方向における蛇腹円筒部22の長さL1が50%未満であり、蛇腹円筒部22が長すぎないので、蛇腹円筒部22の変形の再現性が高い(予期しない変形の可能性が低い)。したがって、圧縮率が小さい段階では反力が小さく、圧縮率が大きい段階では反力が大きい特性を高い再現性で実現することができる。また、蛇腹円筒部22が長すぎないので、蛇腹円筒部22の座屈による破損が抑制される。
特に、バンプストッパ1の非圧縮状態(図3参照)において、軸線方向における厚肉円筒部20の長さL2と蛇腹円筒部22の長さL1の合計に対して、軸線方向における蛇腹円筒部22の長さL1が45%未満であると、蛇腹円筒部22の変形の再現性がさらに高く、座屈による破損がさらに抑制される。
上記の通り、蛇腹円筒部22の厚さは、2mm以上、5mm以下である。このように、蛇腹円筒部22が薄いため、バンプストッパ1の圧縮率が小さい段階では、剛性が小さい蛇腹円筒部22が、厚肉円筒部20よりもはるかに顕著に圧縮変形するので、反力が小さい。また、蛇腹円筒部22が厚すぎる場合には、蛇腹円筒部22の折り畳みに伴って、大きな引張り力と大きな圧縮力が局所的に発生し、折り畳みの繰り返しによって、蛇腹円筒部22が破損するおそれがある。しかし、蛇腹円筒部22の厚さが5mm以下であれば、蛇腹円筒部22の折り畳みに伴って局所的に発生する引張り力と圧縮力は小さい。このため、この実施形態では、蛇腹円筒部22の耐久性が優れている。
さらに、以下に説明するように、この実施形態では、バンプストッパ1の圧縮率が大きい段階において、厚肉円筒部20の軸線方向における変形を促進するための改善が施されている。
まず、バンプストッパ1の非圧縮状態(図3参照)において、厚肉円筒部20の最小内径面60以外の部分は、ピストンロッド10に接触しない。図3〜図6を比較すると明らかなように、バンプストッパ1の圧縮率が大きくなるに伴って、厚肉円筒部20の一様内径面66は、変形しながらピストンロッド10に近づいてゆき、バンプストッパ1の圧縮率が大きい段階(図5および図6参照)では、ピストンロッド10に接触する。つまり、非圧縮状態の厚肉円筒部20は、変形限度であるピストンロッド10の外周面に対して、径方向に変形する余裕を持っている。径方向での変形可能ということは、軸線方向での変形も可能であることを意味する。したがって、圧縮率が大きい段階で、厚肉円筒部20は、軸線方向において変形しやすい。
また、厚肉円筒部20は、軸線方向の途中のストラットマウント19で形状変化が拘束されない円筒部分40に厚さが小さいくびれ部72を有する。したがって、圧縮率が大きい段階で、くびれ部72とその付近(周溝64とその付近)で厚肉円筒部20が折り曲げ変形しやすい。図6から明らかなように、圧縮率が非常に大きくなると、厚肉円筒部20の外周面の円筒面50は湾曲円弧面になっている。
図7は、バンプストッパの圧縮率と反力の関係を示すグラフである。実線は、この実施形態に係るバンプストッパ1の圧縮率と反力の関係を示す。仮想線は、実施形態の改善がない比較例に係るバンプストッパの圧縮率と反力の関係を示す。
図7から明らかなように、この実施形態に係るバンプストッパ1は、圧縮率が小さい段階では反力が小さく、圧縮率が大きい段階では反力が大きい特性を有する。比較例と異なり、この実施形態に係るバンプストッパ1では、圧縮率が小さい段階では、反力の急上昇が緩和される。また、比較例と異なり、この実施形態に係るバンプストッパ1では、圧縮率が大きい段階において、厚肉円筒部20の軸線方向における変形が僅かに促進されるので、反力の急上昇が緩和される。したがって、実施形態は、自動車の乗り心地の向上に寄与する。
以上、本発明の好ましい実施形態を参照しながら本発明を図示して説明したが、当業者にとって特許請求の範囲に記載された発明の範囲から逸脱することなく、形式および詳細の変更が可能であることが理解されるであろう。このような変更、改変および修正は本発明の範囲に包含されるはずである。
例えば、上記の実施形態に係るバンプストッパ1の蛇腹円筒部22は、2つの大径部24,26と、3つの小径部28,30,32を有する。しかし、蛇腹円筒部22は、3つ以上の大径部と、4つ以上の小径部を有してもよい。
上記の実施形態に係るバンプストッパ1は、自動車のサスペンション2に設けられている。しかし、バンプストッパ1は、オートバイ、自転車、鉄道車両など、他の乗物のサスペンションに設けられてもよい。さらには、建造物、工作機械またはその他の機械のサスペンションに設けられてもよい。
本発明の態様は、下記の番号付けされた条項にも記載される。
条項1. 弾性材料から一体的に形成されており、
外周面と内周面を有する厚肉円筒部と、
前記厚肉円筒部に同軸に配置され、前記厚肉円筒部の前記外周面と前記内周面の間隔である前記厚肉円筒部の厚さよりも小さい厚さを有する蛇腹円筒部を有し、
前記蛇腹円筒部は、少なくとも2つの大径部と、前記大径部の外径および内径より小さい外径および内径を有する少なくとも3つの小径部を有し、
前記小径部のうち2つは、軸線方向における前記蛇腹円筒部の両端に配置され、各大径部は、2つの小径部の間に配置され、
前記大径部の外径は、前記厚肉円筒部の前記外周面の最大径より小さく、
前記厚肉円筒部から離れた前記小径部の内径は、前記厚肉円筒部の前記内周面の最小径より大きく、
軸線方向における前記厚肉円筒部と前記蛇腹円筒部の長さの合計に対して、軸線方向における前記蛇腹円筒部の長さが30%以上、50%未満である
ことを特徴とするバンプストッパ。
この態様においては、剪断力による蛇腹円筒部の破損が抑制される。また、圧縮率が小さい段階では反力が小さく、圧縮率が大きい段階では反力が大きい特性を高い再現性で実現することができる。また、蛇腹円筒部が長すぎないので、蛇腹円筒部の座屈による破損が抑制される。
条項2. 軸線方向における前記厚肉円筒部と前記蛇腹円筒部の長さの合計に対して、軸線方向における前記蛇腹円筒部の長さが30%以上、45%未満である
ことを特徴とする条項1に記載のバンプストッパ。
この場合には、蛇腹円筒部の変形の再現性がさらに高く、座屈による破損がさらに抑制される。
条項3. 前記蛇腹円筒部の厚さは、2mm以上、5mm以下である
ことを特徴とする条項1または2に記載のバンプストッパ。
この場合には、蛇腹円筒部が薄いため、バンプストッパの圧縮率が小さい段階では、剛性が小さい蛇腹円筒部が、厚肉円筒部よりもはるかに顕著に圧縮変形するので、反力が小さい。また、蛇腹円筒部が薄いため、蛇腹円筒部の折り畳みに伴って局所的に発生する引張り力と圧縮力は小さい。このため、蛇腹円筒部の耐久性が優れている。
条項4. 前記厚肉円筒部は、他の部品で形状変化が拘束されない部分に前記厚さが小さいくびれ部を有する
ことを特徴とする条項1から3のいずれか1項に記載のバンプストッパ。
この場合には、圧縮率が大きい段階で、くびれ部とその付近で厚肉円筒部が折り曲げ変形しやすい。したがって、圧縮率が大きい段階でも、反力の急上昇が緩和される。
条項5. 弾性材料から一体的に形成されており、
外周面と内周面を有する厚肉円筒部と、
前記厚肉円筒部に同軸に配置され、前記厚肉円筒部の前記外周面と前記内周面の間隔である前記厚肉円筒部の厚さよりも小さい厚さを有する蛇腹円筒部を有し、
前記蛇腹円筒部は、複数の大径部と、前記大径部の外径および内径より小さい外径および内径を有する複数の小径部を有し、
前記小径部のうち2つは、軸線方向における前記蛇腹円筒部の両端に配置され、各大径部は、2つの小径部の間に配置され、
前記厚肉円筒部は、他の部品で形状変化が拘束されない部分に厚さが小さいくびれ部を有する
ことを特徴とするバンプストッパ。
この態様においては、圧縮率が小さい段階では反力が小さく、圧縮率が大きい段階では反力が大きい特性を実現することができる。さらに、圧縮率が大きい段階で、くびれ部とその付近で厚肉円筒部が折り曲げ変形しやすい。したがって、圧縮率が大きい段階でも、反力の急上昇が緩和される。
条項6. 前記厚肉円筒部の前記内周面は、一様な内径を有する一様内径面と、前記一様内径面の前記蛇腹円筒部側の端部に形成された周溝と、前記周溝よりも前記蛇腹円筒部側に配置され前記一様内径面よりも小さい内径を有する最小内径面とを有し、前記くびれ部は、前記周溝と前記外周面の間の部分である
ことを特徴とする条項4または5に記載のバンプストッパ。
この場合には、バンプストッパの非圧縮状態では、最小内径面より内径が大きい一様内径面は、ショックアブソーバのピストンロッドに接触せず、圧縮率が大きい段階で、ピストンロッドに接触する。つまり、非圧縮状態の厚肉円筒部は、変形限度であるピストンロッドの外周面に対して、径方向に変形する余裕を持っている。径方向での変形可能ということは、軸線方向での変形も可能であることを意味する。したがって、圧縮率が大きい段階で、厚肉円筒部は、軸線方向において変形しやすい。また、圧縮率が大きい段階で、周溝の付近で厚肉円筒部が折り曲げ変形しやすい。したがって、圧縮率が大きい段階でも、反力の急上昇が緩和される。
1 バンプストッパ
2 サスペンション
4 ショックアブソーバ
6 コイルスプリング
8 シリンダ
8a 上端部
10 ピストンロッド
20 厚肉円筒部
22 蛇腹円筒部
24,26 大径部
28,30,32 小径部
60 最小内径面
64 周溝
62 テーパ面
68 上端テーパ面
72 くびれ部

Claims (6)

  1. 弾性材料から一体的に形成されており、
    外周面と内周面を有する厚肉円筒部と、
    前記厚肉円筒部に同軸に配置され、前記厚肉円筒部の前記外周面と前記内周面の間隔である前記厚肉円筒部の厚さよりも小さい厚さを有する蛇腹円筒部を有し、
    前記蛇腹円筒部は、少なくとも2つの大径部と、前記大径部の外径および内径より小さい外径および内径を有する少なくとも3つの小径部を有し、
    前記小径部のうち2つは、軸線方向における前記蛇腹円筒部の両端に配置され、各大径部は、2つの小径部の間に配置され、
    前記大径部の外径は、前記厚肉円筒部の前記外周面の最大径より小さく、
    前記厚肉円筒部から離れた前記小径部の内径は、前記厚肉円筒部の前記内周面の最小径より大きく、
    軸線方向における前記厚肉円筒部と前記蛇腹円筒部の長さの合計に対して、軸線方向における前記蛇腹円筒部の長さが30%以上、50%未満である
    ことを特徴とするバンプストッパ。
  2. 軸線方向における前記厚肉円筒部と前記蛇腹円筒部の長さの合計に対して、軸線方向における前記蛇腹円筒部の長さが30%以上、45%未満である
    ことを特徴とする請求項1に記載のバンプストッパ。
  3. 前記蛇腹円筒部の厚さは、2mm以上、5mm以下である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のバンプストッパ。
  4. 前記厚肉円筒部は、他の部品で形状変化が拘束されない部分に前記厚さが小さいくびれ部を有する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のバンプストッパ。
  5. 弾性材料から一体的に形成されており、
    外周面と内周面を有する厚肉円筒部と、
    前記厚肉円筒部に同軸に配置され、前記厚肉円筒部の前記外周面と前記内周面の間隔である前記厚肉円筒部の厚さよりも小さい厚さを有する蛇腹円筒部を有し、
    前記蛇腹円筒部は、複数の大径部と、前記大径部の外径および内径より小さい外径および内径を有する複数の小径部を有し、
    前記小径部のうち2つは、軸線方向における前記蛇腹円筒部の両端に配置され、各大径部は、2つの小径部の間に配置され、
    前記厚肉円筒部は、他の部品で形状変化が拘束されない部分に厚さが小さいくびれ部を有する
    ことを特徴とするバンプストッパ。
  6. 前記厚肉円筒部の前記内周面は、一様な内径を有する一様内径面と、前記一様内径面の前記蛇腹円筒部側の端部に形成された周溝と、前記周溝よりも前記蛇腹円筒部側に配置され前記一様内径面よりも小さい内径を有する最小内径面とを有し、前記くびれ部は、前記周溝と前記外周面の間の部分である
    ことを特徴とする請求項4または5に記載のバンプストッパ。
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