JP2020096242A - スマートメータ - Google Patents

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和希 塩田
Kazuki Shiota
和希 塩田
坂田 雅昭
Masaaki Sakata
雅昭 坂田
光伸 榎本
Mitsunobu Enomoto
光伸 榎本
岩本 龍志
Ryuji Iwamoto
龍志 岩本
木場 康雄
Yasuo Koba
康雄 木場
崇 大和久
Takashi Owaku
崇 大和久
長武 宇野
Nagatake Uno
長武 宇野
佐久間 博久
Hirohisa Sakuma
博久 佐久間
創太 土屋
Sota Tsuchiya
創太 土屋
恭太郎 田中
Kyotaro Tanaka
恭太郎 田中
孝信 佐藤
Takanobu Sato
孝信 佐藤
秀明 久米村
Hideaki Kumemura
秀明 久米村
安井 昌広
Masahiro Yasui
昌広 安井
田村 至
Itaru Tamura
至 田村
浅田 昭治
Shoji Asada
昭治 浅田
貴裕 坂野
Takahiro Sakano
貴裕 坂野
圭亮 福島
Keisuke Fukushima
圭亮 福島
拓也 深澤
Takuya Fukazawa
拓也 深澤
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Abstract

【課題】本発明は、各種端末発呼データの送信タイミングを容易に調整することができるスマートメータを提案する。【解決手段】複数の中継器を経由して、無線によって端末発呼データを送信する無線機を有したスマートメータであって、無線機が有する自機を識別するための無線機番号と、通信網に接続可能な無線機の数と、遅延許可期間とに基づき、端末発呼データの送信条件を起点に遅延させてデータを送信させる時間である遅延時間を算出する遅延時間算出部を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、無線機と計測器とを備え、計測器の検針データや異常情報などの端末発呼データを無線通信によって管理装置に送信するスマートメータに関する。
近年、電力およびガス等の消費量を遠隔で管理するために、検針する計測器と無線機とからなるスマートメータの利用が提案されている。端末発呼データの一つである例えば、スマートメータによって得られた検針データは、通信経路の途中でゲートウェイ(これ以降GWと称する)に集められ、端末発呼データを管理する管理センターに送信される。
このような端末発呼データを送信するシステムでは、コストの点で多くのGWを設置することができないという問題点、ならびに通信が大規模になると電波が干渉する等して端末発呼データがGWに届かないといった問題点がある。そこで、このような問題点に対して、スマートメータとGWとの間で複数の中継器を介してマルチホップ通信可能とした通信網(例えば小電力駆動の無線メッシュネットワーク)の利用が考えられている。
ところで、小電力駆動の無線メッシュネットワーク等の多段中継によって端末発呼データを送信可能とする通信網では、複数のスマートメータから送信されてきた端末発呼データが同時期にGWに到達する場合が考えられる。しかしながらGWは、端末発呼データを順次1つずつしか受け付けることができない。このため、同時期に到達した端末発呼データはGWに受け付けられるまで、GWと直接、無線による通信を確立する中継器(マルチホップ通信においてGWの1つ手前の中継器)からGWに対して送信が繰り返される。
ここで中継器は、消費電力量を抑制するように設計されており、無制限に送信を繰り返さないように、リトライ通信できる送信の時間間隔と送信回数が設定されている。そのため、多数の端末発呼データが1台のGWに集中すると、この上限のためGWに送信できないデータが存在してしまう事態が生じる。
そこで、全てのスマートメータに対して、端末発呼データがGWに同時期に到達しないように端末発呼データの送信タイミングをずらすように設定することができる無線通信装置が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1に開示された基地局(無線通信装置)は、無線通信網を介して接続されている端末を検知する検知部と、検知部が検知した端末の数に基づいて各端末がデータを送信する送信タイミングを決定する送信タイミング決定部を備えている。この構成により、各端末に対して送信タイミングを割り当てることができるため、コリジョンの発生を抑制することができる。
特開2014−82694号公報
しかしながら、上記した特許文献1に開示された基地局(無線通信装置)を採用する場合、基地局は、接続されている端末すべてに対して固有の送信タイミングをそれぞれ設定する必要がある。このため、基地局と通信する端末数が多数でありかつ通信網への参加および脱退が頻繁に行われる場合は、通信網へ参加する端末が変更されるたびに全ての端末に固有の送信タイミングを再度設定しなおす必要があり処理が煩雑となる。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、検針データ等の各種端末発呼データの送信タイミングを容易に調整することができるスマートメータを提供する。
本発明の一態様に係るスマートメータは、上記した課題を解決するために、電気およびガス、水道等のユーティリティの使用量を計測する計測部と、端末発呼データとして、前記計測部が計測した所定期間における使用量から検針データを生成したり、前記計測部が計測する使用量等に基づき異常検出して異常情報データを生成したりするデータ生成部と、各種データを管理する管理装置と通信可能に接続されたゲートウェイに対して、所定の送信条件を起点にした許可される期間である遅延許可期間内に、複数の中継器を経由して、前記検針データまたは前記異常情報データ等を含む端末発呼データを端末発呼通信により送信する無線機と、を有するスマートメータであって、前記無線機が有する自機を識別するために付与された無線機番号と、前記ゲートウェイに接続可能な無線機の数と、前記遅延許可期間とに基づき、前記端末発呼データの送信条件を起点に遅延させてデータを送信する時間である遅延時間を算出する遅延時間算出部と、を備える。
上記構成によると、スマートメータは計測器と無線機と備えるため、例えば、ガスおよび電気、水道等のユーティリティの所定期間における使用料量を計測した結果を示す検針データまたは異常情報データを含む端末発呼データを、ゲートウェイを介して管理装置に送信することができる。
さらにまた、遅延時間算出部を備えるため、無線機に付与されている無線機番号に応じて送信開始時間から遅延させて端末発呼データを送信させる遅延時間を算出することができる。このため、例えば、特許文献1のように基地局に接続されているすべての端末に対して固有の送信タイミングをそれぞれ設定する必要がなく、スマートメータが備える無線機に付与されている無線機番号から個別に自機の送信タイミングを決定することができる。よって、本発明の一態様に係るスマートメータは、各種端末発呼データの送信タイミングを容易に調整することができるという効果を奏する。
本発明の他の態様に係るスマートメータは、上記した構成において、前記遅延時間算出部は、前記無線機番号に応じて、前記無線機に、前記ゲートウェイに接続可能な順番を割り当て、割り当てられた順番に応じて前記遅延許可期間内で前記遅延時間を算出してもよい。
本発明の他の態様に係るスマートメータは、上記した構成において、複数の前記中継器のうち、前記ゲートウェイと直接、無線による通信を確立する中継器は、送信した前記端末発呼データが該ゲートウェイに受け付けられなかった場合、該端末発呼データの再送信を行うように構成されており、前記遅延時間算出部は、前記無線機番号と前後する他の無線機番号の無線機を有する他のスマートメータにおいて算出された他の遅延時間との時間間隔が、前記端末発呼データの再送に必要となる時間よりも大きくなるように前記遅延時間を算出するように構成されていてもよい。
上記構成によると、遅延時間算出部は、無線機番号が前後する他の無線機番号の無線機を有する他のスマートメータにおいて算出された他の遅延時間との時間間隔が、端末発呼データの再送に必要となる時間よりも大きくなるように前記遅延時間を算出している。このため、送信した端末発呼データがゲートウェイに受け付けられなかった場合であっても、次の新たな端末発呼データが送信されるまでの間に、再送することができる。
よって、スマートメータから送信された端末発呼データは確実にゲートウェイによって受け付けることができ、管理装置における端末発呼データの取得漏れを防ぐことができる。
本発明に係るスマートメータは、以上に説明したように構成され、各種端末発呼データの送信タイミングを容易に調整することができるという効果を奏する。
本実施の形態に係るスマートメータを含むシステムの要部構成の一例を模式的に示す図である。 本実施の形態に係るスマートメータの構成の一例を模式的に示す機能ブロック図である。 本実施の形態に係るスマートメータが備える無線機の無線機番号と変換後無線機番号との対応関係を示す表である。 本実施の形態に係るスマートメータを含む通信システムにおける端末発呼データの一つである検針データ送信処理の一例を時系列で示すシーケンス図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、以下では全ての図を通じて同一又は対応する構成部材には同一の参照符号を付して、その説明については省略する。
(スマートメータを含む通信システム)
まず、図1を参照して本実施の形態に係るスマートメータを含む通信システム100の構成について説明する。図1は、本実施の形態に係るスマートメータを含む通信システム100の要部構成の一例を模式的に示す図である。図1では、スマートメータが送信する端末発呼データの一例である検針データついて説明する。
本実施の形態に係るスマートメータを含む通信システム100は、各需要家に設置されたスマートメータ10から送信された検針データ24をGW40で集め、電力会社およびガス会社、水道局等の管理センター(管理装置)60に送信するシステムである。図1に示すように、複数のスマートメータ10と複数の中継器30と複数のGW40と管理センター60とを備えてなる構成である。
各スマートメータ10とGW40との間の通信インターフェイスは、複数の中継器30を経由する多段中継(バケツリレー方式)によって通信を可能とする小電力駆動の無線メッシュネットワークを用いることができる。一方、GW40と管理センター60との間は、電話回線網等の通信回線網50を介して通信可能に接続されており、通信回線網50における通信では、例えば、LTE(Long Term Evolution)などの通信規格を用いることができる(LTEネットワーク)。つまり、GW40に集められた検針データ24は、LTEネットワーク制御装置(不図示)を介して、LTEネットワーク制御装置が接続されている通信回線網50を通じて管理センター60に送信される。
スマートメータ10は、所定期間に需要家で消費された電気およびガス、水道等のユーティリティの使用量を計測した結果を示すパケットデータである検針データ24を管理センター60に送信する装置である。スマートメータ10の詳細については後述する。
中継器30は、スマートメータ10とGW40との間に複数台配置されており、多段中継によってスマートメータ10から受け付けた検針データをGW40に送信するものである。他の需要家に設置されている他のスマートメータ10がこの中継器30を兼ねる構成であってもよい。小電力駆動の無線メッシュネットワークでは、検針データ24は、複数の中継器30を経由してスマートメータ10からGW40に送信される。なお、本実施形態ではGW40は最大128台のスマートメータ10と接続できるようになっているものとする。
管理センター(管理装置)60は、各スマートメータ10から送信された検針データ24を管理する設備であり、例えば、受信した検針データ24に基づき、各需要家での電気、ガス、および水道等のユーティリティの使用料金等を求めることができる。
上記した構成を有するスマートメータを含む通信システム100では、所定の時間(例えば、AM2:00)に、前日の電気およびガス、水道等のユーティリティの使用量を示す検針データ24を小電力駆動の無線メッシュネットワークおよびLTEネットワークを介して複数のスマートメータ10から管理センター60に一斉送信するように構成されている。なお、これ以降では、スマートメータ10から管理センター60に向かって一斉送信が開始される所定の時間を送信開始時間と称する。そして、この送信開始時間は、例えば、予めスマートメータ10における計測器メモリ3(後述する図2参照)または無線機メモリ14(後述する図2参照)に保持されていてもよい。
ここで、多数のスマートメータ10から一斉に検針データ24が送信されると、送信された検針データ24はスマートメータを含む通信システム100におけるGW40に同時に到達し、コリジョンが発生する可能性がある。そこで、以下、図2を参照して、上記したコリジョンの発生を抑制することができるスマートメータ10の構成について説明する。図2は、本実施の形態に係るスマートメータ10の構成の一例を模式的に示す機能ブロック図である。
(スマートメータの構成)
スマートメータ10は、図2に示すように電気およびガス、水道等のユーティリティの消費量を計測し検針データ24を生成する計測器1と他の機器(例えば、中継器30)と無線により通信を確立する無線機11とを備え、計測器1と無線機11とは有線により通信可能に接続されている。
無線機11には予め、他のスマートメータ10が備える他の無線機11とは重複しない、固有の番号であって、自機を識別するための無線機番号が付与されている。無線機番号は、例えば、「0」〜「199」までの200通りの連続する番号のうち何れかが付与されている。無線機11は、図2に示すように、機能ブロックとして無線機メモリ14と無線通信部12と無線機制御部13とを備えている。
無線機メモリ14は、読み書き可能な記憶媒体であり、例えば、RAM(Random access memory)などが例示できる。無線機メモリ14には、無線機11に予め付与されている無線機番号の情報を示す無線機番号情報16が記憶されている。
無線通信部12は、検針データ24を管理センター60に送信する際に、無線機11からGW40に至るまでの通信経路において所定の中継器30と無線により通信を確立する。なお、所定の中継器30とは、例えば、電波強度等の観点から通信安定性の高い中継器とすることができる。
無線機制御部13は、無線機11の各種制御を行うものであり、機能ブロックとして、無線機番号通知部15を有する。無線機制御部13は、例えば、マイクロプロセッサまたはCPU等によって実現できる。無線機制御部13がマイクロプロセッサによって実現される場合、マイクロプロセッサが無線機メモリ14に記憶されたプログラムを読み出し実行することにより上記した機能ブロックを実現することができる。無線機番号通知部15は、計測器1からの要求に応じて、無線機番号情報16を無線機メモリ14から読み出し、計測器1に送信する。
計測器1は、図2に示すように、計測器制御部2と、計測器メモリ3と、計測部4と、異常検出部5とを備えている。計測部4は、所定期間において使用された電気およびガス、水道等のユーティリティの使用量を測定し、異常検出部5により使用量等に基づいた異常検出を行う。電気およびガス、水道等のユーティリティの使用量の測定方法は公知の方法を利用することができるため、説明は省略する。
計測器メモリ3は、読み書き可能な記憶媒体であり、例えば、RAMなどが例示できる。計測器メモリ3には、計測部4によって計測された計測結果を示す検針データ24と異常検出部5によって検出された異常情報データ25とが記憶されている。すなわち、計測部4で計測された電気およびガス、水道等のユーティリティの使用量を示す情報に基づき、計測器制御部2(データ生成部)が検針データ24を作成し、計測器メモリ3に記憶させる。また異常検出部5により前記計測部4で計測された使用量に基づき、計測器制御部2(データ生成部)が異常情報データ25を作成し、計測器メモリ3に記憶させる。
計測器制御部2は、計測器1の各種制御を行う処理装置であり、機能ブロックとして、送信データ選択部21、無線機番号取得部22、および遅延時間算出部23を備えている。計測器制御部2は、マイクロプロセッサまたはCPU等によって実現できる。計測器制御部2がマイクロプロセッサによって実現される場合、マイクロプロセッサが計測器メモリ3に記憶されたプログラムを読み出し実行することにより上記した機能ブロックを実現することができる。
送信データ選択部21は、無線機11を介して管理センター60に送信すべきパケットデータ(電文)を選択し、選択したパケットデータを送信するように無線機11を制御する。なお、管理センター60に送信すべきパケットデータとは、上記した検針データ24、ならびに災害発生、あるいは漏電、ガス漏れ、および水漏れなどの異常の発生を通知する異常情報データ25等が挙げられる。
無線機番号取得部22は無線機11に対して該無線機11に付与されている無線機番号の送信を要求して、無線機番号情報16を取得する。遅延時間算出部23は、無線機番号取得部22によって取得された無線機番号情報16と、GW40に接続可能な無線機11の数と、後述する遅延許可期間とに基づき、検針データ24を送信させるタイミングを送信開始時間からどれだけ遅延させるかを示した遅延時間を算出する。送信データ選択部21は、送信開始時間から、遅延時間算出部23によって算出された遅延時間だけ時間が経過すると、送信すべきパケットデータとして検針データ24を選択する。そして、送信データ選択部21は、検針データ24を無線によって送信するように無線機11に指示する。
ここで、遅延時間算出部23による遅延時間算出方法について説明する。本実施形態ででは、送信開始時間から180分経過するまでの間にすべての検針データ24をGW40によって受け付けることができるように設定されている。すなわち、送信開始時間から検針データ24の送信を遅延させることが許可される期間(遅延許可期間)として180分が設定されている。また、GW40に接続可能なスマートメータ10の無線機11の数は100台となっている。
そこで、無線機11に付与されている無線機番号が0〜99である場合、つまり、GW40に接続可能なスマートメータ10としてそれぞれに割り振ることができる無線機番号の範囲である場合は、図3に示すように無線機11に付与された無線機番号に1を足した値を変換後無線機番号とする。図3は、本実施の形態に係るスマートメータ10が備える無線機11の無線機番号と変換後無線機番号との対応関係を示す表である。
つまり、無線機番号として0〜99までの番号が付与されている無線機11の変換後無線機番号は1〜100となる。そして、この変換後無線機番号を以下の数式(1)に当てはめることで遅延時間算出部23は、遅延時間を算出する。
遅延時間(分)=遅延許可期間(180分)×(変換後無線機番号/100台)・・・(1)
ただし、遅延時間(分)の算出結果は1分単位とし、1分未満は切り捨てる。このため、連続して送信される検針データ24の送信間隔、換言すると無線機番号が前後する無線機11それぞれで求められた遅延時間の時間間隔は、少なくとも1分以上の間隔が設けられることとなる。
一方、無線機11に付与された無線機番号が100〜199の場合、GW40に接続可能なスマートメータ10としてそれぞれに割り振ることができる無線機番号の範囲に置きかえるために、無線機番号から100を引き算する。そして得られた値に1を加えることで変換後無線機番号(1〜100)を得ることができる。そして、この変換後無線機番号を上記した数式(1)に当てはめて遅延時間を求める。
以上のように、遅延時間算出部23は、無線機番号に応じて、無線機11に、GW40に接続可能な個数の中で順番を割り当て、割り当てられた順番に応じて遅延許可期間内で遅延時間を算出しているといえる。
また、遅延時間算出部23が遅延時間を算出することができるため、スマートメータ10は、送信開始時間から遅延させて検針データ24を送信することができる。
ところで、本実施形態では、変換後無線機番号が同じ番号となり、同じタイミングでGW40に向かって送信される検針データ24が2つ存在することとなる。しかしながら、検針データ24の送信間隔は、上記したように少なくとも1分以上の間隔が設けられている。このため、例えば1分の間に、1回目の送信でGW40に受け付けられなかった検針データ24を、GW40と直接通信を確立している中継器30から再送させることで、GW40によって全ての検針データ24を受けつけることができるように構成されている。
なお、上記では無線機番号に1を足して変換後無線機番号を求める構成であったが、最初に通知する検針データ24の送信を送信開始時間から行う場合は必ずしも無線機番号に1を足して変換後無線機番号を求める必要はない。
(端末発呼データ送信処理)
次に、図4を参照して本実施の形態に係るスマートメータを含む通信システム100におけるスマートメータ10から管理センター60に端末発呼データを送信するデータ送信処理について説明する。図4は、本実施の形態に係るスマートメータを含む通信システム100における端末発呼データの一つである検針データ送信処理の一例を時系列で示すシーケンス図である。
まず検針データ送信処理を実施するにあたり計測器1では、無線機番号取得部22が無線機11に対して無線機番号情報16の送信を要求する要求信号を送信する(ステップS11)。無線機番号取得部22による要求信号の送信は、毎日、所定の時間に行われるように予め設定されていてもよいし、ユーザによって入力された入力信号に応じて行われてもよい。
無線機11では、無線機番号通知部15が計測器1から送信された要求信号を受信すると、無線機メモリ14から無線機番号情報16を読み出し、計測器1に送信する(ステップS21)。無線機11から送信された無線機番号情報16を無線機番号取得部22が受信すると、受信した無線機番号情報16に基づき、遅延時間算出部23が遅延時間を算出する(ステップS12)。次に送信データ選択部21は、送信開始時間から、算出した遅延時間だけ時間が経過したことを確認すると(ステップS13)、送信データとして検針データ24を選択する。そして、送信データ選択部21は検針データ24を計測器メモリ3から読み出して、この検針データ24を無線機11に送信するとともに、検針データ24の送信を指示する(ステップS14)。
無線機11では、無線通信部12がこの送信データ選択部21からの送信指示に応じて、所定の中継器30と無線による通信を確立させて、検針データ24を送信する(ステップS22)。無線機11から送信された検針データ24は、所定の中継器30から他の複数の中継器30を介してGW40(GWが備えるGW無線機)に送信される。
GW40は、送信された検針データ24を逐次受け取り(ステップS31)、LTEネットワーク制御装置を介して管理センター60に送信する(ステップS32)。GW40は、スマートメータ10から検針データ24を受け付けた順に、一つずつ検針データ24を管理センター60に送信する。そして、管理センター60は、GW40から送信された検針データを逐次受信する(ステップS41)。
以上のように本実施の形態に係るスマートメータ10およびスマートメータを含む通信システム100では、検針データ24の送信タイミングは、送信開始時刻(予め設定された一斉送信が開始される所定の時間)に対してスマートメータ10毎に異なる遅延時間を設けることで、容易に調整することができる。このためGW40に同時期に検針データ24が到達し、コリジョンが発生することを抑制することができる。また、検針データ24を、所定間隔(例えば、少なくとも1分間)を設けて送信しているため、GW40に同時期に検針データ24が到達する場合であっても、受け付けられなかった検針データをこの所定間隔の間で再送させ、GW40において受け付けることができる。このため、GW40は確実にすべての検針データ24を受け付けることができる。
ところで、小電力駆動の無線メッシュネットワークにおいてスマートメータ10の無線機11からGW40に到達するまでに検針データ24が経由する中継器30の数(以下、ホップ数)がスマートメータ10毎に異なる。そこで、スマートメータ10は、このホップ数の影響を考慮して遅延時間を求めるように構成されていてもよい。具体的には、1つの中継器30を経由するごとに約3秒かかるとすると、スマートメータ10では、遅延時間算出部23が、例えば自機のホップ数×3秒を送信開始時間から差し引いた時刻に、上記した数式(1)で求めた遅延時間を加算して、検針データ24を送信するタイミングを求めるように構成されていてもよい。
なお、各スマートメータ10が小電力駆動の無線メッシュネットワークに参加し、無線機11から中継器30を介してGW40に至るまでの通信経路が確立された際、無線機11はGW40に至るまでの通信経路におけるホップ数を把握することができる。そこで、ポップ数の影響を考慮して遅延時間を算出する場合、まず、無線機番号取得部22が無線機11に対してホップ数情報と無線機番号情報16とを要求するように構成する。そして、無線機番号取得部22からの要求に応じて、無線機11から無線機番号情報16およびポップ数情報が送信されると、この無線機番号情報16およびホップ数情報に基づき遅延時間算出部23が遅延時間を算出する。
本発明のスマートメータは、各需要家における電気およびガス、水道等のユーティリティの使用料金等の各種情報データを、決まった時間内に管理センターに通知するシステムにおいて有用である。
1 計測器
2 計測器制御部
3 計測器メモリ
4 計測部
5 異常検出部
10 スマートメータ
11 無線機
12 無線通信部
13 無線機制御部
14 無線機メモリ
15 無線機番号通知部
16 無線機番号情報
21 送信データ選択部
22 無線機番号取得部
23 遅延時間算出部
24 検針データ
25 異常情報データ
30 中継器
40 ゲートウェイ(GW)
60 管理センター
100 スマートメータを含む通信システム

Claims (3)

  1. 電気およびガス、水道等のユーティリティの使用量を計測する計測部と、
    端末発呼データとして、前記計測部が計測した所定期間における使用量から検針データを生成したり、前記計測部が計測する使用量等に基づき異常検出して異常情報データを生成したりするデータ生成部と、
    各種データを管理する管理装置と通信可能に接続されたゲートウェイに対して、所定の送信条件を起点にした許可される期間である遅延許可期間内に、複数の中継器を経由して、前記検針データまたは前記異常情報データ等を含む端末発呼データを端末発呼通信により送信する無線機と、を有するスマートメータであって、
    前記無線機が有する自機を識別するために付与された無線機番号と、前記ゲートウェイに接続可能な無線機の数と、前記遅延許可期間とに基づき、前記端末発呼データの送信条件を起点に遅延させてデータを送信する時間である遅延時間を算出する遅延時間算出部を備えるスマートメータ。
  2. 前記遅延時間算出部は、前記無線機番号に応じて、前記無線機に、前記ゲートウェイに接続可能な順番を割り当て、割り当てられた順番に応じて前記遅延許可期間内で前記遅延時間を算出する請求項1に記載のスマートメータ。
  3. 複数の前記中継器のうち、前記ゲートウェイと直接、無線による通信を確立する中継器は、送信した前記端末発呼データが該ゲートウェイに受け付けられなかった場合、該端末発呼データの再送信を行うように構成されており、
    前記遅延時間算出部は、前記無線機番号と前後する他の無線機番号の無線機を有する他のスマートメータにおいて算出された他の遅延時間との時間間隔が、前記端末発呼データの再送に必要となる時間よりも大きくなるように前記遅延時間を算出する請求項1または2に記載のスマートメータ。
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