JP2020095412A - 情報処理方法、情報処理装置、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】在庫管理システムを保有していない店舗であっても、ユーザから在庫に関する情報を取得することで、在庫情報を生成または更新をすること。【解決手段】情報処理装置が実行する情報処理方法であって、ユーザが利用する他の情報処理装置から、所定店舗を特定する店舗特定情報と所定店舗における決済情報とを受信するステップと、決済情報に基づいて決済処理を実行するステップと、他の情報処理装置に、所定店舗で販売される商品に対する在庫報知リクエストを送信するステップと、他の情報処理装置から、商品の在庫に関する在庫関連情報を受信するステップと、在庫関連情報に基づいて、所定店舗の商品の在庫情報を生成するステップと、を含む。【選択図】図8
Description
本開示は、情報処理方法、情報処理装置、およびプログラムに関する。
近年、店舗内の商品の在庫をリアルタイムに管理する様々なシステムが開発されてきている。例えば、特許文献1には、商品コードや店舗の位置情報や在庫情報を在庫管理サーバが記憶しておき、顧客端末から在庫問合せ指示を受けると、商品コード及び端末位置に基づく在庫数量を顧客端末に送信する技術が開示されている。
しかしながら、従来の在庫管理システムでは、もともと在庫情報を保有していることが前提であり、在庫管理システムを保有していない中小企業や移動販売等にとっては在庫を管理することができなかった。
本開示の一側面では、在庫管理システムを保有していない店舗であっても、ユーザから在庫に関する情報を取得することで、在庫情報を生成または更新をすることが可能になる情報処理方法、情報処理装置、およびプログラムを提供することを目的とする。
本開示の一実施形態に係る情報処理方法は、情報処理装置が実行する情報処理方法であって、ユーザが利用する他の情報処理装置から、所定店舗を特定する店舗特定情報と前記所定店舗における決済情報とを受信するステップと、前記決済情報に基づいて決済処理を実行するステップと、前記他の情報処理装置に、前記所定店舗で販売される商品に対する在庫報知リクエストを送信するステップと、前記他の情報処理装置から、前記商品の在庫に関する在庫関連情報を受信するステップと、前記在庫関連情報に基づいて、前記所定店舗の前記商品の在庫情報を生成するステップと、を含む。
<法令遵守>
本明細書に記載の開示は、実施される場合、本開示を実施する各国の法令を遵守のうえで実施される。また、本明細書に記載の開示は、各国の法令を遵守するために必要な、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、および修正をもって実施される。
本明細書に記載の開示は、実施される場合、本開示を実施する各国の法令を遵守のうえで実施される。また、本明細書に記載の開示は、各国の法令を遵守するために必要な、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、および修正をもって実施される。
本開示に係る情報処理方法、情報処理装置、およびプログラムを実施するための形態について、図面を参照して説明する。
<システム構成>
図1は、本開示の一実施形態に係る通信システム1の構成を示す。図1に開示されるように、通信システム1では、ネットワーク130を介してサーバ110A、サーバ110Bと、端末120A、端末120B、端末120Cと、外部システム140とが接続される。外部システム140は、限定でなく例として、他の事業者(金融機関、クレジットカード会社など)や他の事業部門によって運営されるサーバなどによって構築される。
図1は、本開示の一実施形態に係る通信システム1の構成を示す。図1に開示されるように、通信システム1では、ネットワーク130を介してサーバ110A、サーバ110Bと、端末120A、端末120B、端末120Cと、外部システム140とが接続される。外部システム140は、限定でなく例として、他の事業者(金融機関、クレジットカード会社など)や他の事業部門によって運営されるサーバなどによって構築される。
本開示において、サーバ110Aと、サーバ110Bとをそれぞれ区別する必要がない場合は、サーバ110Aとサーバ110Bとは、それぞれサーバ110と表現されてもよい。
本開示において、端末120Aと、端末120Bと、端末120Cとをそれぞれ区別する必要がない場合は、端末120Aと端末120Bと端末120Cとは、それぞれ端末120と表現されてもよい。
本開示において、サーバ110と、端末120とをそれぞれ区別する必要がない場合は、サーバ110と端末120とは、それぞれ情報処理装置200と表現されてもよい。なお、ネットワーク130に接続される情報処理装置200の数は限定されない。
サーバ110は、ネットワーク130を介してユーザが利用する端末120に、所定のサービスを提供する。所定のサービスは、限定でなく例として、決済サービス、金融サービス、電子商取引サービス、インスタントメッセンジャーを代表とするSNS(Social Networking Service)、楽曲・動画・書籍などのコンテンツ提供サービス等を含む。ユーザが端末120を介して所定のサービスを利用することで、サーバ110は1以上の端末120に所定のサービスを提供することができる。
本開示において、決済サービスとは1以上のユーザが金銭または金銭相当物の授受ができるサービスを意味する。限定でなく例として、一次元コード(バーコードなど)、二次元コード(QRコード(登録商標)など)(以下で、一次元コードおよび二次元コードをまとめて「二次元コード等」と総称する。)、近距離無線通信(NFC (Near Field Communication)、BLE(Bluetooth Low Energy)、Wi-Fi(登録商標)、超音波通信、赤外線通信など)を利用して決済を行うサービスを含む。また、代金の支払いを行うユーザ(支払者)の端末120が二次元コード等を読み取ることで決済を行うことを「ユーザ読取型コード決済」または「MPM(Merchant Presented Mode)」と表現し、支払いを行うユーザの端末120が二次元コード等を表示し、表示された二次元コード等を、代金を請求する店舗側等のユーザ(販売者、請求者)の端末120が読み取ることで決済を行うことを「店舗読取型コード決済」または「CPM(Consumer Presented Mode)」と表現する。なお、MPMおよびCPMは、動的であってもよいし、静的であってもよい。
必要に応じて、ユーザXが利用する端末を端末120Xと表現し、ユーザXまたは端末120Xに対応づけられた、所定のサービスにおけるユーザ情報をユーザ情報Xと表現する。なお、ユーザ情報とは、所定のサービスにおいてユーザが利用するアカウントに対応付けられたユーザの情報である。ユーザ情報は、限定でなく例として、ユーザにより入力される、または、所定のサービスにより付与される、ユーザの名前、ユーザのアイコン画像、ユーザの年齢、ユーザの性別、ユーザの住所、ユーザの趣味趣向、ユーザの識別子などのユーザに対応づけられた情報、ユーザに対応付けられた電子バリュー(電子マネー)の残高情報、ユーザに対応付けられたクレジットカード情報(クレジットカード番号など)を含み、これらのいずれか一つまたは、組み合わせであってもよい。
ネットワーク130は、2以上の情報処理装置200を接続する役割を担う。ネットワーク130は、端末120がサーバ110に接続した後、データを送受信することができるように接続経路を提供する通信網を意味する。
ネットワーク130のうちの1つまたは複数の部分は、有線ネットワークや無線ネットワークであってもよい。ネットワーク130は、限定でなく例として、アドホック・ネットワーク(Ad Hoc Network)、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク(Virtual Private Network:VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(Local Area Network:LAN)、ワイヤレスLAN(Wireless LAN:WLAN)、広域ネットワーク(Wide Area Network:WAN)、ワイヤレスWAN(Wireless WAN:WWAN)、大都市圏ネットワーク(Metropolitan Area Network:MAN)、インターネットの一部、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)の一部、携帯電話網、ISDNs(Integrated Service Digital Networks)、無線LANs、LTE(Long Term Evolution)、CDMA(Code Division Multiple Access)、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、衛星通信など、または、これらの2つ以上の組合せを含むことができる。ネットワーク130は、1つまたは複数のネットワーク130を含むことができる。
情報処理装置200は、本開示に記載される機能および方法を実現できる情報処理装置であればどのような情報処理装置であってもよい。
情報処理装置200は、限定ではなく例として、スマートフォン、携帯電話(フィーチャーフォン)、コンピュータ(限定でなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、サーバ装置、メディアコンピュータプラットホーム(限定でなく例として、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダなど)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(限定でなく例として、PDA(Personal Digital Assistant)、電子メールクライアントなど)、ウェアラブル端末(限定でなく例として、メガネ型デバイス、時計型デバイスなど)、他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。
<ハードウェア構成>
図2を用いて、通信システム1に含まれる情報処理装置200のハードウェア構成について説明する。
図2を用いて、通信システム1に含まれる情報処理装置200のハードウェア構成について説明する。
情報処理装置200は、プロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力インタフェース(入出力I/F)204と、通信インタフェース(通信I/F)205とを含む。情報処理装置200のハードウェアの各構成要素は、限定でなく例として、バスBを介して相互に接続される。
情報処理装置200は、プロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力I/F204と、通信I/F205との協働により、本開示に記載される機能、および/または、方法を実現する。
プロセッサ201は、ストレージ203に記憶されるプログラムに含まれるコードまたは命令によって実現する機能および方法を実行する。プロセッサ201は、限定でなく例として、中央処理装置(CPU)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(Application-Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等を含み、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各実施形態に開示される各処理を実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。
メモリ202は、ストレージ203からロードしたプログラムを一時的に記憶し、プロセッサ201に対して作業領域を提供する。メモリ202には、プロセッサ201がプログラムを実行している間に生成される各種データも一時的に格納される。メモリ202は、限定でなく例として、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などを含む。
ストレージ203は、プログラムを記憶する。ストレージ203は、限定でなく例として、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリなどを含む。
通信I/F205は、ネットワーク130を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F205は、ネットワーク130を介して、他の情報処理装置との通信を実行する機能を有する。通信I/F205は、各種データをプロセッサ201からの指示に従って、他の情報処理装置に送信する。また、通信I/F205は、他の情報処理装置から送信された各種データを受信し、プロセッサ201に伝達する。
入出力I/F204は、情報処理装置200に対する各種操作を入力する入力装置、および、情報処理装置200で処理された処理結果を出力する出力装置を含む。入出力I/F204は、入力装置と出力装置が一体化していてもよいし、入力装置と出力装置とに分離していてもよい。
入力装置は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報をプロセッサ201に伝達できる全ての種類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。入力装置は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、キーボード等のハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ(画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含む。
出力装置は、プロセッサ201で処理された処理結果を出力することができる全ての種類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。当該処理結果を映像または動画像として出力する場合、出力装置は、フレームバッファに書き込まれた表示データに従って、当該表示データを表示することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力装置は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、モニタ(限定でなく例として、液晶ディスプレイ、OELD(Organic Electroluminescence Display)など)、ヘッドマウントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中など(真空であってもよい)に画像やテキスト情報等を表示可能な装置、スピーカ(音声出力)、プリンターなどを含む。なお、これらの出力装置は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。
本開示の各実施形態のプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。 記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムを記憶可能である。プログラムは、限定でなく例として、ソフトウェアプログラムやコンピュータプログラムを含む。
記憶媒体は適切な場合、1つまたは複数の半導体ベースの、または他の集積回路(IC)(限定でなく例として、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、特定用途向けIC(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カードもしくはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、またはこれらの2つ以上の適切な組合せを含むことができる。記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せでよい。
また、本開示のプログラムは、当該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して、情報処理装置200に提供されてもよい。
また、本開示の各実施形態は、プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、本開示のプログラムは、限定でなく例として、JavaScript(登録商標)、Pythonなどのスクリプト言語、C言語、Go言語、Swift Kotlin、Java(登録商標)など
を用いて実装される。
を用いて実装される。
情報処理装置200における処理の少なくとも一部は、1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。
情報処理装置200における処理の少なくとも一部を、他の情報処理装置により行う構成としてもよい。この場合、プロセッサ201により実現される各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理を、他の情報処理装置で行う構成としてもよい。
<その他>
明示的な言及のない限り、本開示の実施形態における判定の構成は必須でなく、判定条件を満たした場合に所定の処理が動作されたり、判定条件を満たさない場合に所定の処理がされたりしてもよい。
明示的な言及のない限り、本開示の実施形態における判定の構成は必須でなく、判定条件を満たした場合に所定の処理が動作されたり、判定条件を満たさない場合に所定の処理がされたりしてもよい。
本開示では、明記されていない限り、または文脈によって示されない限り、「AおよびBの少なくとも一方」は、「A、B、またはその両方」を意味する。さらに、明記されない限り、または文脈によって示されない限り、「a」、「an」、または「the」は「1つまたは複数」を意味するものとする。したがって、本明細書では、別段に明記されない限り、または文脈によって示されない限り、「an A」または「the A」は「1つまたは複数のA」を意味する。
本開示は、本開示の実施形態および実施例に対して、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、または修正を包含する。また、添付の特許請求の範囲は、本開示の実施形態および実施例に対して、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、または修正を包含する。さらに、本開示は、当業者が成し得る、本開示における実施形態または実施例の1以上の特徴と、本開示における他の実施形態または実施例の1以上の特徴との任意の組合せを包含する。加えて、特定の機能を実施するように適合される、配置される、能力を有する、構成される、使用可能である、動作可能である、または動作できる装置またはシステムあるいは装置またはシステムの構成要素に対する添付の特許請求の範囲での参照は、その装置、システム、または構成要素がそのように適合される、配置される、能力を有する、構成される、使用可能にされる、動作可能にされる、または動作できる限り、その装置、システム、構成要素またはその特定の機能がアクティベートされ、オンにされ、またはロック解除されているか否かに関わらず、その装置、システム、構成要素を包含する。
本開示は、明示されない限り、いずれの実施形態または実施例を実施するに際して、事前に、または、実施の直前にユーザからの同意を取得してもよい。また、取得する同意は、包括的なものでもよく、都度取得するものでもよい。
<実施形態>
本実施形態は、ユーザから店舗を特定する情報と、その店舗の商品の在庫に関する情報とをサーバが取得することで、その店舗における商品の在庫情報を生成または更新することを可能にする実施形態である。
本実施形態は、ユーザから店舗を特定する情報と、その店舗の商品の在庫に関する情報とをサーバが取得することで、その店舗における商品の在庫情報を生成または更新することを可能にする実施形態である。
これにより、本実施形態において、在庫管理システムを保有していない店舗であっても、ユーザから送信される情報を用いて、商品の在庫情報を生成することができ、また、ユーザから適宜送信される情報を用いて、生成した在庫情報を更新することも可能になる。
<実施形態の機能構成>
図3を用いてサーバ110の機能構成を説明し、図4〜6を用いてサーバ110に記憶される各種データベース(DB)を説明し、図7を用いて端末120の機能構成を説明する。
図3を用いてサーバ110の機能構成を説明し、図4〜6を用いてサーバ110に記憶される各種データベース(DB)を説明し、図7を用いて端末120の機能構成を説明する。
(1)サーバの機能構成
図3は、実施形態に係るサーバ110の機能構成の一例を示す図である。図3に開示の機能部は、情報処理装置200が備えるプロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力I/F204と、通信I/F205との協働により実現される。
図3は、実施形態に係るサーバ110の機能構成の一例を示す図である。図3に開示の機能部は、情報処理装置200が備えるプロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力I/F204と、通信I/F205との協働により実現される。
図3に示すように、サーバ110は、例えば、入出力部311と、通信部312と、決済処理部313と、要求部314と、在庫処理部315と、特典付与部316と、記憶部320とを有する。
入出力部311は、例えば、入出力I/F204を介してプロセッサ201により実現されうる。また、通信部312は、例えば、通信I/F205を介してプロセッサ201により実現されうる。決済処理部313と、要求部314と、在庫処理部315とは、プロセッサ201が、記憶部320に格納されているプログラムを読み出して実行することで実現されうる。記憶部320は、メモリ202および/またはストレージ203を用いて実現されうる。
記憶部320は、実施形態に係るサーバ110が実行するプログラムと、電子決済を利用するユーザのアカウント情報を管理するユーザ管理DBと、ユーザが行った決済処理の履歴を管理する決済管理DBと、電子コード決済を利用する店舗の情報を管理する店舗管理DBとを格納する。図4〜6は、各管理DBの一例を示す図である。
図4は、実施形態に係るユーザ管理DBの一例を示す。ユーザ管理DBには、決済事業者により作成された各ユーザのアカウントに関する情報が管理される。決済事業者は、例えば、電子商取引プラットフォームを運営、管理する者であってもよい。「ユーザID」には、サーバ110がユーザを一意に識別するためのユーザ識別情報(ユーザID:Identifier)が含まれる。「パスワード」には、ユーザ認証を行うためのパスワードが格納される。「残高」には、ユーザが保有するアカウントの電子マネー(又は電子バリュー)の残高が含まれる。
図4に示す例では、残高には、チャージ金額、売上高、ポイント1、ポイント2などが含まれる。この種類は一例であって、これらに限定されるものではない。チャージ金額とは、例えば、ユーザが、自身の銀行口座から、決済事業者により作成されたアカウントの口座へ入金した金額を示す。売上高とは、例えば、ユーザが、電子商取引プラットフォームに商品を出品して販売することで得た収益を示す。ポイント1とは、例えば、ユーザが、売上高を変換して得たポイントであり、電子商取引プラットフォームにおいて利用されるポイントを示す。ポイント2とは、例えば、決済事業者等の他者が付与したポイントであり、電子商取引プラットフォームにおいて利用されるポイントである。
チャージ金額は、ユーザが、決済事業者が提供するアプリケーション内で、自身の銀行口座の情報を入力し、ユーザIDと銀行口座とを対応付け、本人確認が完了した場合に、アカウントの残高に任意の金額をチャージ可能となる。なお、チャージ金額は、銀行口座以外にも、コンビニエンスストアなどでチャージすることも可能である。以下、犯罪による収益の移転防止に関する法律に基づく本人確認が完了していれば、「銀行接続後」と表記し、本人確認が未完了であれば、「銀行接続前」と表記する。
ポイント1は、銀行接続前に、ユーザが電子商取引プラットフォームにおいて取引するために、売上高が変換された有償のポイントであり、ポイント1は、有効期限が設定されてもよい。有効期限は、例えば6か月である。ポイント1は、銀行接続後であれば、売上高からの出金が可能になるため、新規に敢えてポイント1に変換して保有される必要がない。したがって、銀行接続前に保有されたポイント1は、使用により徐々に減少する。
ポイント2は、決済事業者等の他者が、特典として配布、又は付与する無償のポイントであり、ポイント2は、有効期限が設定されてもよい。ポイントの2の有効期限は、ポイント1の有効期限よりも短く設定されてもよい。
例えば、売上高は、銀行接続前であれば、所定期間内にポイント1に変換されて電子商取引プラットフォームで利用されるが、銀行接続後であれば、例えば残高などの名称に変更され、ポイント1に変換せずにそのまま利用することが可能になる。また、ユーザ管理DBには、図6に示す情報以外にもユーザのメールアドレスや電話番号や住所などが保持されてもよい。
図5は、実施形態に係る決済管理DBの一例を示す。「ユーザID」には、電子決済サービスを利用して商品やサービスなど(以下、単に「商品」と称する。)を購入したユーザ(購入者)のユーザ識別情報が格納される。「支払先ID」には、電子決済サービスを利用して商品を販売したユーザ(販売者)のユーザ識別情報が格納される。「金額」には、電子決済で利用された金額であり、例えば、消費税込みの商品の金額が格納される。「位置情報」には、店舗の位置情報であり、例えば電子決済をする際に、購入者の端末や販売者の端末からGPS機能などを用いて取得された位置情報が格納される。
図6は、実施形態に係る店舗管理DBの一例を示す。「支払先ID」には、上述したように、電子決済サービスを利用して商品などを販売したユーザ(販売者)のユーザ識別情報が格納される。「店舗名」には、店舗の名称が格納される。「位置情報」には、店舗の位置情報であり、例えば事前に店舗の責任者等から取得した位置情報が格納される。「商品情報」には、この店舗が販売する1又は複数の商品の情報が格納される。商品情報は、商品を識別するための商品IDが用いられてもよい。「在庫情報」は、商品ごとに在庫情報が格納される。この在庫情報は、在庫の有無に関連する第1在庫関連情報、商品の個数に関する第2在庫関連情報などを含む。また、第2在庫関連情報には、商品を含む画像や、商品の色などの情報を含んでもよい。画像の場合、撮像日時も合わせて格納されてもよい。また、店舗管理DBは、店舗の責任者のユーザIDや、連絡先(メールアドレス、電話番号等)を店舗ごとに管理してもよい。
例えば、「userB」の店舗における商品「商品A」は、まだ在庫が「有る」ことを表し、同店舗における商品「商品B」は、商品の残りが「2」であることを表す。同じ店舗での各商品で、異なる在庫情報の保有方法になる一つの理由としては、商品ごとに、異なるユーザが在庫に関する在庫関連情報を送信してくるからである。
また、「userD」の店舗における商品「商品D」は、在庫情報として、「画像A」が撮像日付「2018/10/25」とともに保存される。画像Aは、例えば、ユーザが棚に陳列された商品を撮像した画像である。
なお、在庫情報は、支払先IDを主キーとして、別のDBで管理されるようにしてもよい。例えば、図6に示すDBが、支払先ID、店舗名、及び位置情報を管理するDBと、支払先ID、商品情報、及び在庫情報を管理するDBとに分けられてもよい。
図3に戻り、入出力部311は、入出力I/F204を介して各種データの入力を受け付ける処理、及び、入出力I/F204を介して各種のデータを出力する処理を行う機能を有する。
通信部312は、通信I/F205を介して各端末120から各種データを受信する受信部、及び、通信I/F205を用いて各種データを各端末120に送信する送信部としての機能を有する。
例えば、通信部(受信部)312は、ユーザが利用する端末120から、所定店舗を特定する店舗特定情報と、この店舗特定情報が示す所定店舗で販売される商品の在庫に関する在庫関連情報とを受信する。例えば、端末120は、店舗で購入したユーザが利用する端末120A、店舗内又は付近にいるユーザが利用する端末120B、又は店舗の店員(ユーザ)等が利用する端末120Cであってもよい。
また、店舗特定情報は、他の情報処理装置(例えば端末120A〜C)のGPS機能により取得される位置情報を含んでもよい。これにより、ユーザは意識せずに店舗特定情報を取得することができる。また、店舗特定情報は、他の情報処理装置(端末120B)が読み取った情報コードに含まれる店舗識別情報であってもよい。これにより、ユーザは、より適切に店舗を特定することができる店舗特定情報を取得することができる。また、店舗特定情報は、電子決済における決済情報に含まれる支払先識別情報であってもよい。これにより、ユーザは、決済情報の取得に合わせて店舗特定情報を取得することができる。
また、在庫関連情報は、ユーザにより撮像された、商品を含む画像であってもよい。この場合の在庫情報は、画像及びこの画像の撮像日時情報を含み、また、撮像日時情報に基づいて時系列に並べられた複数の画像が好ましい。これにより、在庫を確認するユーザは、時系列に並べられた画像を参照することで、何時頃に在庫がなくなりそうかの予測を行うことが可能になる。
通信部(受信部)312は、他の情報処理装置(例えば、端末120A、または、端末120C)から、所定店舗における決済情報を受信してもよい。決済情報は、電子決済に用いられる情報を含み、例えば購入者であるユーザのユーザID、店舗を示す支払先の支払先ID、及び商品の金額を示す金額情報を含む。また、決済情報は、購入される商品の商品IDなどを含んでもよい。なお、支払先IDは、店舗特定情報になり得る。店舗特定情報と決済情報との受信は、同じタイミング(例えば、店舗特定情報は決済情報に含まれる場合)でよいし、異なるタイミングでもよい。
また、通信部(送信部)312は、決済情報を送信した他の情報処理装置に、決済情報を用いて特定した店舗の商品に対する在庫報知リクエストを送信してもよい。例えば、通信部(送信部)312は、ユーザが購入した商品に対する在庫の状況を問い合わせるためのリクエスト(在庫報知リクエスト)を、決済情報を送信した端末120に送信する。具体的には、通信部(送信部)312は、在庫報知リクエストのWeb画面を表示するためのURLを含むメール等を用いて、在庫報知リクエストを端末120に送信する。
これにより、決済が完了したユーザに対して、在庫報知リクエストを送ることができるので、ユーザは自身が買った商品又は売った商品の在庫の状況を覚えている可能性が高く、商品の在庫情報の信頼性を向上させることができる。
また、通信部(送信部)312は、決済情報に商品の商品識別情報(商品ID)が含まれる場合、商品IDが示す商品の在庫に関する在庫報知リクエストを送信してもよい。これにより、ユーザは商品を特定する必要がなく、在庫の状況を知らせるだけでよいので、ユーザの利便性が向上する。
また、在庫報知リクエストは、商品の在庫の有無に関する第1在庫情報と、商品の個数に関する第2在庫情報の少なくとも1つを含むリクエストである。第1在庫情報は、単に在庫の有無をユーザに問い合わせる内容である。第2在庫情報は、在庫の数を示すだけではなく、色や大きさなどをユーザに問い合わせる内容である。
これにより、在庫の状況を報知するユーザに対して、報知の仕方のバリエーションを与えることができる。例えば、在庫の詳細を覚えていないユーザであっても、在庫の有無だけでもサーバ110に報知することが可能になる。
また、通信部(送信部)312は、既に第2在庫情報を含む在庫情報が生成されている場合、在庫の有無に関する第1在庫情報を含まない在庫報知リクエストを送信してもよい。これにより、ユーザに対して、在庫の管理状況に応じて、より詳細な在庫に関する情報を問い合わせることが可能になる。
決済処理部313は、電子決済を実行するための各種の処理を行う機能を有する。例えば、決済処理部313は、ユーザの端末(端末120Aまたは端末120C)から受信された決済情報に基づいて決済処理を行う。決済処理は、支払い対象のユーザのアカウントの残高から、決済情報に含まれる金額を減算し、決済情報などから特定される店舗のアカウントの残高に支払額を加算する処理を含む。
要求部314は、通信部(受信部)312がユーザの端末120から決済情報を受信した場合、決済情報に含まれる情報を用いて、在庫報知リクエストを生成し、通信部(送信部)312を介して在庫報知リクエストを送信するよう制御する。
例えば、要求部314は、決済情報に含まれる支払先IDに基づいて店舗管理DBに問い合わせ、この支払先IDが示す店舗名や、この店舗が販売している商品情報を取得する。そして、要求部314は、取得した店舗名や商品情報を含む在庫報知リクエストを生成してもよい。これにより、要求部314は、店舗ごとに販売される商品を特定して、ユーザに在庫を問い合わせることが可能になり、在庫状況を報知するユーザにとっても、どの商品に対する在庫を報知すればよいかを容易に理解することができる。
なお、上記内容は、移動販売などのように店舗が小さく、商品数が少なく、または、商品にバーコードが付与されていない場合に好適に実施することが可能であるが、これに限られない。つまり、店舗で販売される商品にバーコード(商品ID)が付与されている場合にも実施可能である。
例えば、要求部314は、決済情報に商品IDが含まれている場合があるので、このときは決済情報の商品IDから商品情報を特定してもよい。例えば、店舗読取型コード決済における決済情報には、購入された商品の商品IDが含まれることがある。また、ユーザ読取型コード決済の場合でも、決済情報に商品IDが含まれることがある。例えば、ユーザ端末等で商品のバーコード等を読み取るときには、決済情報に商品IDが含まれる。
在庫処理部315は、ユーザの端末120から受信された在庫関連情報に基づいて、所定店舗の商品の在庫情報を生成する。在庫関連情報は、在庫報知リクエストに基づいてユーザが入力又は選択した在庫に関する情報を含む。例えば、在庫関連情報には、店舗で販売される商品の在庫の有無の簡易在庫関連情報(第1在庫関連情報)や、商品の個数、サイズ、色などの詳細在庫関連情報(第2在庫関連情報)が含まれる。例えば、在庫報知リクエストに係る第1在庫情報に対してユーザにより入力等された情報が第1在庫関連情報を表し、第2在庫情報に対してユーザにより入力等された情報が第2在庫関連情報を表す。
在庫処理部315は、生成した在庫情報を店舗管理DBに記憶するよう制御する。これにより、在庫管理システム等を保有していない店舗であっても、電子決済サービスを提供する決済事業者に登録することで、ユーザの端末120から送信される在庫関連情報に基づいて商品の在庫管理を行うことが可能になる。
また、在庫処理部315は、商品の在庫情報が既に生成されている場合、ユーザの端末120から送信される在庫関連情報に基づいて、既に管理されている在庫情報を更新してもよい。例えば、在庫処理部315は、在庫関連情報の受信日時を参照して、最新の在庫関連情報に基づく在庫情報を店舗管理DBに記憶してもよいし、受信日時を在庫情報と合わせて店舗管理DBに記憶し、時系列に在庫情報の変遷が確認できるようにしてもよい。
特典付与部316は、在庫関連情報を送信した他の情報処理装置(例えば、端末120A及びB)が、購入者又は潜在購入者が利用する情報処理装置である場合、在庫関連情報の送信を指示した購入者又は潜在購入者に特典を付与する。
購入者とは、実際に店舗で商品を購入した者であり、例えば、特典付与部316は、決済情報におけるユーザIDにより購入者を特定することが可能である。潜在購入者とは、店舗において商品を見ているユーザであり、例えば、特典付与部316は、決済情報に含まれないユーザIDにより示されるユーザである場合に、潜在購入者であると判定してもよい。また、特典付与部316は、決済情報に含まれる支払先IDにより特定されるユーザ以外のユーザを、購入者又は潜在購入者と判定してもよい。
特典付与部316は、在庫関連情報の内容に応じて、ユーザに付与する特典を変更してもよい。例えば、特典付与部316は、在庫関連情報に、より詳細な在庫の情報が含まれていれば、より多い特典を付与する。具体例として、特典付与部316は、送信された在庫関連情報が第1在庫関連情報(簡易在庫関連情報)であれば5ポイントを付与し、送信された在庫関連情報が第2在庫関連情報(詳細在庫関連情報)であれば10ポイントを付与する。特典付与部316は、付与した特典を、例えばユーザ管理DBのポイント2に加算し、付与した特典を示す特典情報を、通信部(送信部)312を介して他の情報処理装置に送信するよう制御する。
以上より、サーバ110は、ユーザの端末120から受信した在庫関連情報に基づいて、電子決済サービスの利用で登録された店舗の在庫情報を生成することが可能になる。また、電子決済をしたユーザの端末120に在庫報知リクエストを送信することで、リアルタイムに近い在庫管理を行うことが可能になる。
(2)端末の機能構成
図7は、実施形態に係る端末120の機能構成の一例を示す図である。図7に開示の機能部は、情報処理装置200が備えるプロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力I/F204と、通信I/F205との協働により実現される。
図7は、実施形態に係る端末120の機能構成の一例を示す図である。図7に開示の機能部は、情報処理装置200が備えるプロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力I/F204と、通信I/F205との協働により実現される。
図7に示すように、端末120は、例えば、入出力部411と、通信部412と、表示制御部413と、決済受付部414と、情報取得部415と、記憶部420とを有する。
入出力部411は、例えば、入出力I/F204を介してプロセッサ201により実現されうる。また、通信部412は、例えば、通信I/F205を介してプロセッサ201により実現されうる。表示制御部413と、決済受付部414と、情報取得部415とは、プロセッサ201が、記憶部420に格納されているプログラムを読み出して実行することで実現されうる。記憶部420は、メモリ202および/またはストレージ203を用いて実現されうる。
記憶部420は、実施形態に係る端末120が実行するプログラムを記憶しており、例えば、決済処理を受け付けてサーバ110に送信する処理を実行するためのプログラムや、サーバ110から在庫報知リクエストを受信して、ユーザ操作に応答して在庫に関する情報を受け付け、在庫関連情報をサーバ110に送信する処理を実行するためのプログラムなどを記憶する。
入出力部411は、入出力I/F204を介して各種データの入力を受け付ける処理、及び、入出力I/F204を介して各種データを出力する処理を行う機能を有する。例えば、入出力部411は、タッチパネル等に対するユーザ操作を受け付ける。
通信部412は、通信I/F205を介してサーバ110から各種データを受信する受信部、及び、通信I/F205を用いて各種データをサーバ110に送信する送信部としての機能を有する。
例えば、通信部(送信部)412は、サーバ110に、所定店舗を特定する店舗特定情報を送信する。通信部(受信部)412は、サーバ110から、在庫報知リクエストの画面情報を受信する。例えば、在庫報知リクエストの画面情報は、ユーザによりURLが押下されること等に応答して受信される。
また、通信部(送信部)412は、店舗特定情報が示す所定店舗で販売される商品の在庫に関する在庫関連情報を、サーバ110に送信する。例えば、通信部(送信部)412は、在庫報知リクエスト画面に対するユーザ操作により入力又は選択された在庫関連情報をサーバ110に送信する。
また、サーバ110から特典情報が送信される場合があり、この場合、通信部(受信部)412は、特典情報を受信する。
表示制御部413は、受信された在庫報知リクエストの画面情報に基づいて、表示装置(例えばタッチパネル)に在庫報知リクエスト画面を表示制御する(後述する図9又は図11)。また、表示制御部413は、電子決済に関する画面を表示装置に表示制御したり、在庫管理に関する画面を表示装置に表示制御したりする。
決済受付部414は、電子決済に関する処理を行う。例えば、ユーザ読取型コード決済の場合、決済受付部414は、店舗に設けられた情報コード(例えば二次元コード)、又は、店舗の装置に表示された二次元コードを読み取って決済情報を生成する。決済情報は、ユーザID、支払先ID、及び金額情報を少なくとも含み、通信部(送信部)412を介してサーバ110に送信される。
また、店舗読取型コード決済の場合、決済受付部414は、少なくともユーザのユーザIDを含む情報コードを生成する。決済受付部414により生成された情報コードは、店舗の端末に読み取られる。
情報取得部415は、在庫報知リクエスト画面に対するユーザ操作に応答して、所定店舗で販売される商品の在庫に関する在庫関連情報を取得する。例えば、情報取得部415は、商品の在庫の有無に関する第1在庫関連情報や、商品の個数に関する第2在庫関連情報を取得する。なお、第2在庫関連情報は、商品の色や、サイズなどを含んでもよい。また、情報取得部415は、端末120に設けられた撮像部(カメラ)により撮像された、商品の在庫数を示す画像を取得してもよい。
また、情報取得部415は、店舗等に表示されている情報コードを読み取って、店舗特定情報を取得してもよい。このとき、店舗特定情報は、在庫関連情報とともにサーバ110に送信されてもよい。
また、情報取得部415は、位置情報測定部を含んでもよい。位置情報測定部は、端末120の現在位置の位置情報を測定する機能を備える。位置情報測定部は、限定でなく例として、GPS(Global Positioning System)を用いて、端末120の現在位置の位置情報として、該端末120の緯度および経度を測定する。なお、位置情報測定部による端末120の位置情報の測定は、端末120の位置情報を測定できれば、どのような方法を用いてもよい。限定でなく例として、位置情報測定部は、IMES(Indoor MEssaging System)、Wi−Fi、RFID(Radio Frequency Identifier)、NFC(Near Field Communication)、BLE(Bluetooth Low Energy)、超音波などの近距離無線通信、LTEやCDMAなどの移動体通信システムなどを利用して、端末120の位置情報を測定してもよい。位置情報測定部により測定された位置情報は、情報取得部415により取得され、店舗特定情報になりうる。
以上より、端末120は、サーバ110からの在庫報知リクエストに応答して、店舗の商品に関する在庫関連情報を報知することが可能になり、在庫管理の一翼を担うことができる。また、端末120は、在庫報知リクエスト画面を用いることで、ユーザの在庫関連情報の入力又は選択を容易にし、ユーザの在庫関連情報の入力等に対する操作性を向上させることができる。
また、商品の在庫数を知りたいユーザは、端末120を用いて在庫情報リクエストとともに、店舗特定情報をサーバ110に送信することで、店舗特定情報が示す店舗の在庫情報を知ることができる。また、店舗の責任者は、店舗管理DBに管理されている在庫情報を修正してもよい。例えば、店舗の責任者は、自身のユーザIDをサーバ110に送信することで、店舗管理DBに管理されている在庫情報を閲覧可能になり、さらに、在庫情報を修正してもよい。この場合、サーバ110は、店舗の責任者から在庫情報の閲覧が要求されると、修正権限を責任者に与える。
<実施形態における通信システムの動作処理>
図8は、実施形態に係る通信システム1が行う在庫管理処理の処理手順のシーケンスの一例を示す。図8に示すシーケンスは、購入者である端末120Aが在庫関連情報を送信する場合の在庫管理処理A(ステップS102〜S116)と、販売者である端末120Cが在庫関連情報を送信する場合の在庫管理処理B(ステップS202〜S214)と、潜在購入者である端末120Bが在庫関連情報を送信する場合の在庫管理処理C(ステップS302〜S310)との3つの処理を含む。
図8は、実施形態に係る通信システム1が行う在庫管理処理の処理手順のシーケンスの一例を示す。図8に示すシーケンスは、購入者である端末120Aが在庫関連情報を送信する場合の在庫管理処理A(ステップS102〜S116)と、販売者である端末120Cが在庫関連情報を送信する場合の在庫管理処理B(ステップS202〜S214)と、潜在購入者である端末120Bが在庫関連情報を送信する場合の在庫管理処理C(ステップS302〜S310)との3つの処理を含む。
(在庫管理処理A)
図5に示すステップS102で、端末120Aの通信部(送信部)412は、店舗で商品が購入される際に、決済情報をサーバ110に送信する。この決済は、例えばユーザ読取型コード決済であり、決済情報は、例えばユーザID、支払先ID、及び金額情報を含み、購入される商品の商品IDを含んでもよい。
図5に示すステップS102で、端末120Aの通信部(送信部)412は、店舗で商品が購入される際に、決済情報をサーバ110に送信する。この決済は、例えばユーザ読取型コード決済であり、決済情報は、例えばユーザID、支払先ID、及び金額情報を含み、購入される商品の商品IDを含んでもよい。
ステップS104で、サーバ110の決済処理部313は、受信された決済情報に基づいて、決済処理を行う。例えば、決済処理部313は、決済情報に含まれるユーザIDが示すユーザのアカウントの残高から、金額情報が示す電子バリューを減算し、支払先IDが示す店舗のアカウントの残高に加算する。
ステップS106で、サーバ110の通信部(送信部)312は、決済処理の完了通知を、端末120Aに送信する。
ステップS108で、サーバ110の要求部314は、決済情報に含まれるユーザIDのユーザが利用する端末120Aに対し、在庫報知リクエストを送信する。例えば、要求部314は、在庫報知リクエスト画面を表示するためのURLをメール等に含めて送信する。
ステップS110で、端末120Aの表示制御部413は、在庫報知リクエストの受信に応答して、在庫報知リクエスト画面(後述の図9又は図11)を表示装置に表示するよう制御し、情報取得部415は、在庫報知リクエスト画面に対するユーザ操作に応答して、在庫に関する在庫関連情報を取得する。在庫関連情報は、商品の在庫の有無や、商品の残りの個数、色、サイズなどの商品在庫に関する情報を少なくとも1つを含む。在庫関連情報は、商品を含む画像でもよい。
ステップS112で、端末120Aの通信部(送信部)412は、在庫関連情報をサーバ110に送信する。
ステップS114で、サーバ110の在庫処理部315は、受信された在庫関連情報に基づいて、在庫情報の生成処理、または、更新処理を行う。在庫管理DBに在庫情報が管理されていなければ、在庫処理部315は、在庫関連情報に基づいて在庫情報を生成し、在庫管理DBに在庫情報が管理されていれば、在庫処理部315は、在庫関連情報に基づいて在庫情報を更新する。在庫処理部315は、決済情報に含まれる支払先IDに基づいて店舗を特定し、決済情報または在庫関連情報に含まれる商品情報から商品を特定してもよい。
ステップS116で、サーバ110の特典付与部316は、在庫関連情報の送信を指示した購入者に特典を付与する。特典は、例えば電子商取引プラットフォームで利用可能なポイントであり、付与されたポイントは、購入者のアカウントに加算される。サーバ110の通信部(送信部)312は、付与された特典を示す特典情報を端末120Aに送信する。特典情報は、端末120Aの表示制御部413により画面上に表示される。
これにより、商品を購入したユーザが利用する端末120Aに、在庫報知リクエストを送信することで、購入者から在庫関連情報を取得することが可能になる。購入者は商品を実際に手に取って購入したので、その商品の在庫の情報を知っているという前提に基づく。
(在庫管理処理B)
図5に示すステップS202で、端末120Cの通信部(送信部)412は、店舗で商品が購入される際に、決済情報をサーバ110に送信する。この決済は、例えば店舗読取型コード決済であり、決済情報は、例えばユーザID、支払先ID、及び金額情報を含み、購入される商品の商品IDを含んでもよい。
図5に示すステップS202で、端末120Cの通信部(送信部)412は、店舗で商品が購入される際に、決済情報をサーバ110に送信する。この決済は、例えば店舗読取型コード決済であり、決済情報は、例えばユーザID、支払先ID、及び金額情報を含み、購入される商品の商品IDを含んでもよい。
ステップS204で、サーバ110の決済処理部313は、受信された決済情報に基づいて、決済処理を行う。例えば、決済処理部313は、決済情報に含まれるユーザIDが示すユーザのアカウントの残高から、金額情報が示す電子バリューを減算し、支払先IDが示す店舗のアカウントの残高に加算する。
ステップS206で、サーバ110の通信部(送信部)312は、決済処理の完了通知を、端末120Cに送信する。
ステップS208で、サーバ110の要求部314は、決済情報に含まれる支払先IDのユーザが利用する端末120Cに対し、在庫報知リクエストを送信する。例えば、要求部314は、在庫報知リクエスト画面を表示するためのURLをメール等に含めて送信する。このとき、要求部314は、決済情報に商品IDが含まれる場合、この商品IDに基づく商品情報を在庫報知リクエスト画面に含めてもよい。
ステップS210で、端末120Cの表示制御部413は、在庫報知リクエストの受信に応答して、在庫報知リクエスト画面(後述の図9又は図11)を表示装置に表示するよう制御し、情報取得部415は、在庫報知リクエスト画面に対するユーザ操作に応答して、在庫に関する在庫関連情報を取得する。在庫関連情報は、商品の在庫の有無や、商品の残りの個数、色、サイズなどの商品在庫に関する情報を少なくとも1つを含む。在庫関連情報は、商品を含む画像でもよい。
ステップS212で、端末120Cの通信部(送信部)412は、在庫関連情報をサーバ110に送信する。
ステップS214で、サーバ110の在庫処理部315は、受信された在庫関連情報に基づいて、在庫情報の生成処理、または、更新処理を行う。在庫管理DBに在庫情報が管理されていなければ、在庫処理部315は、在庫関連情報に基づいて在庫情報を生成し、在庫管理DBに在庫情報が管理されていれば、在庫処理部315は、在庫関連情報に基づいて在庫情報を更新する。在庫処理部315は、決済情報に含まれる支払先IDに基づいて店舗を特定し、決済情報または在庫関連情報に含まれる商品情報から商品を特定してもよい。
これにより、商品を販売したユーザが利用する端末120Cに、在庫報知リクエストを送信することで、販売者から在庫関連情報を取得することが可能になる。販売者は自身が管理している商品を販売したので、その商品の在庫の情報を知っているという前提に基づく。
(在庫管理処理C)
図5に示すステップS302で、端末120Bの情報取得部415は、店舗を特定するための店舗特定情報を取得する。例えば、情報取得部415は、位置情報測定部により測定された端末120Bの位置情報を店舗特定情報としたり、店舗に掲載又は表示されている二次元コードから読み取った支払先IDを店舗特定情報としたりしてもよい。
図5に示すステップS302で、端末120Bの情報取得部415は、店舗を特定するための店舗特定情報を取得する。例えば、情報取得部415は、位置情報測定部により測定された端末120Bの位置情報を店舗特定情報としたり、店舗に掲載又は表示されている二次元コードから読み取った支払先IDを店舗特定情報としたりしてもよい。
ステップS304で、端末120Bの表示制御部413は、例えば店舗特定情報の取得に応答して、在庫報知リクエスト画面(後述の図9又は図11)を表示装置に表示するよう制御し、情報取得部415は、在庫報知リクエスト画面に対するユーザ操作に応答して、在庫に関する在庫関連情報を取得する。在庫関連情報は、商品の在庫の有無や、商品の残りの個数、色、サイズなどの商品在庫に関する情報を少なくとも1つを含む。在庫関連情報は、商品を含む画像でもよい。
ステップS306で、端末120Bの通信部(送信部)412は、店舗特定情報と在庫関連情報とをサーバ110に送信する。なお、端末120Bの通信部(送信部)412は、先に店舗特定情報をサーバ110に送信し、表示制御部413は、サーバ110からの在庫報知リクエストの受信に応答して、在庫報知リクエスト画面を表示制御するようにしてもよい。
ステップS308で、サーバ110の在庫処理部315は、受信された店舗特定情報に基づいて店舗を特定し、在庫関連情報に基づいて在庫情報の生成処理、または、更新処理を行う。在庫管理DBに在庫情報が管理されていなければ、在庫処理部315は、在庫関連情報に基づいて在庫情報を生成し、在庫管理DBに在庫情報が管理されていれば、在庫処理部315は、在庫関連情報に基づいて在庫情報を更新する。在庫処理部315は、在庫関連情報に含まれる商品情報から商品を特定してもよい。
ステップS310で、サーバ110の特典付与部316は、在庫関連情報の送信を指示した潜在購入者に特典を付与する。特典は、例えば電子商取引プラットフォームで利用可能なポイントであり、付与されたポイントは、潜在購入者のアカウントに加算される。サーバ110の通信部(送信部)312は、付与された特典を示す特典情報を端末120Bに送信する。潜在購入者の特典は、購入者の特典よりも少なくしてもよい。
これにより、例えば店舗に行った潜在購入者が利用する端末120Bから在庫関連情報を取得することが可能になる。潜在購入者は、店舗の商品を実際に見ているので、その商品の在庫の情報を知っているという前提に基づく。
なお、在庫管理処理A〜Cは、順不同であり、サーバ110は、ステップS112、S212、及びS306のいずれかの処理における在庫関連情報を受信したタイミングで、以降の各処理を実行する。また、サーバ110は、S102又はS202において決済情報を受信した場合、決済処理後、ステップS106及びS206の両方の処理を実行してもよいし、S108及びS208の両方の処理を実行してもよい。
<実施形態の表示態様>
図9〜12を参照し、実施形態に係る端末120の表示画面における表示態様について説明する。図9は、実施形態における端末120の在庫報知リクエスト画面(その1)の一例を示す。図9に示す在庫報知リクエスト画面D10は、例えば、図8に示すステップS108、S208、又はS302の後で表示される画面であり、店舗名A10、商品の選択欄A12、簡易在庫情報A14、及び詳細在庫情報A16を含む。
図9〜12を参照し、実施形態に係る端末120の表示画面における表示態様について説明する。図9は、実施形態における端末120の在庫報知リクエスト画面(その1)の一例を示す。図9に示す在庫報知リクエスト画面D10は、例えば、図8に示すステップS108、S208、又はS302の後で表示される画面であり、店舗名A10、商品の選択欄A12、簡易在庫情報A14、及び詳細在庫情報A16を含む。
例えば、店舗名A10は、店舗特定情報に基づいて特定された店舗名である。商品の選択欄A12は、特定された店舗に登録されている商品情報から選択可能である。簡易在庫情報は、商品の在庫の有無を選択するための第1在庫情報であり、詳細在庫情報は、商品の在庫の個数を選択するための第2在庫情報である。詳細在庫情報は、色やサイズなどの商品に関する情報を選択させるようにしてもよい。上述したとおり、第1在庫情報に関して入力等された情報が第1在庫関連情報を表し、第2在庫情報に関して入力等された情報が第2在庫関情報を表す。
図10は、実施形態における端末120の特典情報表示画面の一例を示す。図10に示す特典情報表示画面D12は、例えば、図8に示すステップS116、又はS310の後に表示される画面であり、ユーザが獲得した特典の情報が表示される。これにより、ユーザは、獲得した特典情報を把握することができるので、本システムは、次に在庫関連情報を送信するモチベーションをユーザに与えることができる。
図11は、実施形態における端末120の在庫報知リクエスト画面(その2)の一例を示す。図11に示す在庫報知リクエスト画面D14は、例えば、図9に示す画面の別の例であり、カメラ起動の項目A18が追加で表示される。ユーザが、カメラ起動A18のOKボタンを押下した場合、カメラが起動する。
図12は、実施形態における端末120の在庫報知リクエスト画面(その3)の一例を示す。図12に示す在庫報知リクエスト画面D16は、図11に示す画面から画像が撮像されて画面遷移された図であり、画像欄P10に、ユーザが商品を撮像した画像が表示される。図12に示す例では、例えば移動販売の弁当が撮像され、ユーザは、この撮像画像から弁当の在庫数を判断することができる。
<<第1実施例>>
実施形態の第1実施例は、固定の店舗を有していない移動販売(屋台や露店)等において、在庫を確認したユーザが利用する端末120からの取り置き通知をサーバ110が受けることで、店舗での端末120Cに取り置き情報を通知する実施形態である。また、本実施では、取り置きだけではなく、購入予定の商品の金額情報を含む決済リクエストをサーバ110に送信することも可能である。
実施形態の第1実施例は、固定の店舗を有していない移動販売(屋台や露店)等において、在庫を確認したユーザが利用する端末120からの取り置き通知をサーバ110が受けることで、店舗での端末120Cに取り置き情報を通知する実施形態である。また、本実施では、取り置きだけではなく、購入予定の商品の金額情報を含む決済リクエストをサーバ110に送信することも可能である。
取り置き通知は、店舗特定情報と、商品IDと、個数等を含む通知であり、在庫リクエスト画面から取り置きリクエスト画面に遷移するようにユーザインターフェース(UI)が設計されればよい。また、取り置きリクエスト画面から決済リクエスト画面にも画面遷移するようにUIが設計されればよい。決済リクエスト画面で入力される情報は、上述した決済情報と同様であり、例えば、商品を購入するユーザのユーザIDと、支払先IDと、金額情報である。
<<第1実施例の効果>>
本実施例によれば、在庫を確認するだけではなく、その後の取り置き通知や決済リクエストをサーバ110に送信することで、ユーザは、移動販売等においても取り置きや事前決済を行うことが可能になる。
本実施例によれば、在庫を確認するだけではなく、その後の取り置き通知や決済リクエストをサーバ110に送信することで、ユーザは、移動販売等においても取り置きや事前決済を行うことが可能になる。
<<第2実施例>>
第2実施例は、現在の在庫情報と、過去の販売履歴情報や地域情報や時期情報などに基づく販売予測情報とを用いて、サーバ110が、仕入れ数を提案する実施例である。例えば、サーバ110の在庫処理部315は、過去の販売履歴等に基づいて、その商品の販売予測を行い、販売予測情報を生成する。在庫処理部315は、この販売予測情報と現在の在庫情報との差分に基づいて仕入れ情報を算出し、その店舗の責任者に仕入れ情報を通知する。店舗の責任者の連絡先は、店舗管理DBに記憶されてもよい。
第2実施例は、現在の在庫情報と、過去の販売履歴情報や地域情報や時期情報などに基づく販売予測情報とを用いて、サーバ110が、仕入れ数を提案する実施例である。例えば、サーバ110の在庫処理部315は、過去の販売履歴等に基づいて、その商品の販売予測を行い、販売予測情報を生成する。在庫処理部315は、この販売予測情報と現在の在庫情報との差分に基づいて仕入れ情報を算出し、その店舗の責任者に仕入れ情報を通知する。店舗の責任者の連絡先は、店舗管理DBに記憶されてもよい。
<<第2実施例の効果>>
本実施例によれば、決済情報に基づいて商品の購入履歴も保持することが可能であるため、在庫管理だけではなく、購入履歴に基づく仕入れ情報を店舗のユーザに提供することが可能になる。これにより、商品の欠品や過剰在庫を防止することが可能になる。
本実施例によれば、決済情報に基づいて商品の購入履歴も保持することが可能であるため、在庫管理だけではなく、購入履歴に基づく仕入れ情報を店舗のユーザに提供することが可能になる。これにより、商品の欠品や過剰在庫を防止することが可能になる。
<<第3実施例>>
第3実施例は、在庫情報を用いて商品を検索したユーザに対し、この商品IDをユーザ管理DB等に関連付けておき、そのユーザが、その商品を在庫に持つ店舗近くに来た際に、サーバ110からプッシュ通知を送り、近くの店舗に商品があることを知らせる実施例である。ユーザの端末のGPS機能がONであれば、ユーザの端末の位置情報がわかるため、サーバ110は、店舗の位置情報と端末の位置情報とを比較し、その距離差が所定距離以内であるかを判定する。さらに、サーバ110は、ユーザから所定距離以内にある店舗が、そのユーザが以前に検索した商品IDの商品を販売し、その商品の在庫を有する店舗であれば、ユーザに対してプッシュ通知を行う。
第3実施例は、在庫情報を用いて商品を検索したユーザに対し、この商品IDをユーザ管理DB等に関連付けておき、そのユーザが、その商品を在庫に持つ店舗近くに来た際に、サーバ110からプッシュ通知を送り、近くの店舗に商品があることを知らせる実施例である。ユーザの端末のGPS機能がONであれば、ユーザの端末の位置情報がわかるため、サーバ110は、店舗の位置情報と端末の位置情報とを比較し、その距離差が所定距離以内であるかを判定する。さらに、サーバ110は、ユーザから所定距離以内にある店舗が、そのユーザが以前に検索した商品IDの商品を販売し、その商品の在庫を有する店舗であれば、ユーザに対してプッシュ通知を行う。
<<第3実施例の効果>>
本実施例によれば、ユーザが以前検索した商品を在庫に持つ店舗がユーザの近くにある場合、サーバ110はプッシュ通知を行うことで、ユーザに対してその商品の購入を促すことができる。
本実施例によれば、ユーザが以前検索した商品を在庫に持つ店舗がユーザの近くにある場合、サーバ110はプッシュ通知を行うことで、ユーザに対してその商品の購入を促すことができる。
1 通信システム、110 サーバ、110 サーバ、120 端末、120A 端末、120B 端末、120C 端末、200 情報処理装置、201 プロセッサ、202 メモリ、203 ストレージ、204 入出力インタフェース(入出力I/F)、205 通信インタフェース(通信I/F)、311 入出力部、312 通信部、313 決済処理部、314 要求部、315 在庫処理部、316 特典付与部、320 記憶部、411 入出力部、412 通信部、413 表示制御部、414 決済受付部、415 情報取得部。
Claims (16)
- 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
ユーザが利用する他の情報処理装置から、所定店舗を特定する店舗特定情報と前記所定店舗における決済情報とを受信するステップと、
前記決済情報に基づいて決済処理を実行するステップと、
前記他の情報処理装置に、前記所定店舗で販売される商品に対する在庫報知リクエストを送信するステップと、
前記他の情報処理装置から、前記商品の在庫に関する在庫関連情報を受信するステップと、
前記在庫関連情報に基づいて、前記所定店舗の前記商品の在庫情報を生成するステップと、を含む情報処理方法。 - 前記他の情報処理装置が、購入者または潜在購入者が利用する情報処理装置である場合、前記在庫関連情報の送信を指示した購入者または潜在購入者に特典を付与するステップを、さらに含む請求項1に記載の情報処理方法。
- 前記特典を付与するステップは、前記在庫関連情報の内容に応じて特典を変更するステップを含む、請求項2に記載の情報処理方法。
- 前記在庫報知リクエストを送信するステップは、前記決済情報に商品の商品識別情報が含まれる場合、前記商品識別情報が示す商品の在庫に関する在庫報知リクエストを送信するステップを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理方法。
- 前記在庫報知リクエストは、前記商品の在庫の有無に関する第1在庫情報と、前記商品の個数に関する第2在庫情報の少なくとも1つを含むリクエストである、請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理方法。
- 前記在庫報知リクエストを送信するステップは、
前記第2在庫情報を含む在庫情報が生成されている場合、前記第1在庫情報を含まない在庫報知リクエストを送信するステップを含む、請求項5に記載の情報処理方法。 - 前記商品の在庫情報が既に生成されている場合、前記在庫関連情報に基づいて前記在庫情報を更新するステップをさらに含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理方法。
- 前記在庫関連情報は、前記商品を含む画像であり、
前記在庫情報は、前記画像及び当該画像の撮像日時情報を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理方法。 - 前記在庫情報は、前記撮像日時情報に基づいて時系列に並べられた複数の画像を含む、請求項8に記載の情報処理方法。
- 前記店舗特定情報は、前記他の情報処理装置により取得される位置情報である、請求項1から9のいずれか一項に記載の情報処理方法。
- 前記店舗特定情報は、前記他の情報処理装置が読み取った情報コードに含まれる店舗識別情報を含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の情報処理方法。
- 前記店舗特定情報は、前記決済情報に含まれる支払先識別情報を含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の情報処理方法。
- 情報処理装置であって、
ユーザが利用する他の情報処理装置から、所定店舗を特定する店舗特定情報と、当該所定店舗における決済情報と、当該店舗特定情報が示す所定店舗で販売される商品の在庫に関する在庫関連情報とを受信する受信部と、
前記決済情報に基づいて決済処理を実行する決済処理部と、
前記他の情報処理装置に、前記所定店舗で販売される商品に対する在庫報知リクエストを送信する送信部と、
前記在庫関連情報に基づいて、前記所定店舗の前記商品の在庫情報を生成する在庫処理部と、を備える情報処理装置。 - 情報処理装置に、
ユーザが利用する他の情報処理装置から、所定店舗を特定する店舗特定情報と前記所定店舗における決済情報とを受信するステップと、
前記決済情報に基づいて決済処理を実行するステップと、
前記他の情報処理装置に、前記所定店舗で販売される商品に対する在庫報知リクエストを送信するステップと、
前記他の情報処理装置から、前記商品の在庫に関する在庫関連情報を受信するステップと、
前記在庫関連情報に基づいて、前記所定店舗の前記商品の在庫情報を生成するステップと、を実行させるプログラム。 - 情報処理装置に、
所定店舗を特定する店舗特定情報を他の情報処理装置に送信するステップと、
他の情報処理装置からの在庫報知リクエストに基づいて、在庫報知リクエスト画面を表示装置に表示制御するステップと、
前記在庫報知リクエスト画面に対するユーザ操作に応答して、前記所定店舗で販売される商品の在庫に関する在庫関連情報を取得するステップと、
前記在庫関連情報を、前記他の情報処理装置に送信するステップと、を実行させるプログラム。 - 前記情報処理装置に、
前記在庫関連情報の送信に対する特典情報を受信するステップ、をさらに実行させる請求項15に記載のプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018231901A JP2020095412A (ja) | 2018-12-11 | 2018-12-11 | 情報処理方法、情報処理装置、およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018231901A JP2020095412A (ja) | 2018-12-11 | 2018-12-11 | 情報処理方法、情報処理装置、およびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020095412A true JP2020095412A (ja) | 2020-06-18 |
Family
ID=71084978
Family Applications (1)
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JP2018231901A Pending JP2020095412A (ja) | 2018-12-11 | 2018-12-11 | 情報処理方法、情報処理装置、およびプログラム |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002109644A (ja) * | 2000-09-28 | 2002-04-12 | Visual Japan Inc | Posシステム、posサーバ、店端末、販売管理方法、及び記録媒体 |
JP2016051238A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | 株式会社日立製作所 | 棚卸周期管理装置 |
-
2018
- 2018-12-11 JP JP2018231901A patent/JP2020095412A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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