JP2020083192A - 車両用メータユニット - Google Patents

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健児 青木
大徳 丸山
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Abstract

【課題】運転者の好みを尊重できる車両用メータユニットを提供する。【解決手段】車両用メータユニット2において、画像を表示する液晶ディスプレイ5と、走行情報を表示する第1画像タイプの画像を生成するための第1画像情報、および、同じ走行情報を表示する第2画像タイプの画像を生成するための第2画像情報を記憶する記憶部41と、液晶ディスプレイ5に表示させる画像を、第1画像タイプの画像と第2画像タイプの画像とで切り替える表示制御部43とを備えた。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用メータユニットに関する。
車両には、車速およびエンジン回転数などの走行情報を表示するためのメータユニットが搭載されている。メータユニットには、従来からあるアナログ機械式のメータのものと、液晶ディスプレイなどの画像表示装置に画像としてメータなどを表示させるものとがある。画像表示装置を利用する場合、各種走行情報を示す表示を組み合わせた画像が、画像表示装置の表示画面に表示される。表示される画像は、表示モードに応じて、必要な情報が取得されて生成される。各表示モードに対応した画像は、当該表示モードに必要な情報毎に、当該情報を表示するための画像データと取得した情報とからパーツ画像を生成し、これらのパーツ画像を所定のレイアウトで配置することで生成される。
特許文献1には、画像表示装置を利用するメータユニットが開示されている。当該メータユニットは、通常の第1表示モード画面とナイトビュー映像が表示される第2表示モード画面とを切り替え可能であり、画面の切り替えをアニメーションで表示する。第2表示モード画面は、ナイトビューカメラから取得されたナイトビュー映像も用いて生成される。
特許第4442672号
各表示モードに対応した画像は、メータユニットが搭載される車のコンセプトなどに応じて設計されている。例えば、若い女性向けの小型車に取り付けられるメータユニットの場合、若い女性が好みそうな画像に設計される。しかしながら、運転者によって、好みは様々なので、好みを尊重しないデザインを押し付けることになる。
本発明は上記した事情のもとで考え出されたものであって、運転者の好みを尊重できる車両用メータユニットを提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明によって提供される車両用メータユニットは、画像を表示する画像表示装置と、走行情報を表示した第1画像、および、前記走行情報を表示した画像であり、かつ、前記第1画像とは異なる画像である第2画像を記憶する記憶部と、前記画像表示装置に表示させる画像を、前記第1画像と前記第2画像とで切り替える表示制御部とを備えることを特徴とする。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記走行情報には、エンジン回転数が含まれる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第1画像は、前記走行情報を立体的に表示した画像であり、前記第2画像は、前記走行情報を平面的に表示した画像である。
本発明によると、記憶装置は、同じ走行情報を表示した画像として、互いに異なる第1画像と第2画像とを記憶している。表示装置に表示させる画像は、表示制御装置によって、第1画像と第2画像とで切り替え可能である。したがって、運転者は、表示装置に表示させる画像を好みの画像に変更することができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
第1実施形態に係る車両用メータユニットが適用された車の構成を示す概略ブロック図である。 第1実施形態に係る画像表示処理を説明するためのフローチャートの一例である。 第1実施形態において第1画像タイプが設定されているときに表示画面に表示される画像の一例を示す図である。 第1実施形態において第2画像タイプが設定されているときに表示画面に表示される画像の一例を示す図である。 第2実施形態において第1画像タイプが設定されているときに表示画面に表示される画像の一例を示す図である。 第2実施形態において第2画像タイプが設定されているときに表示画面に表示される画像の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、第1実施形態に係る車両用メータユニット2が適用された車1の構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、車1は、車両用メータユニット2、車速センサ31、エンジンECU(Electric Control Unit)32、燃料残量センサ33、およびCVT(Continuously Variable Transmission:無段変速機)−ECU34を備えている。なお、車1はその他の構成も備えているが、図1においては記載を省略している。
車速センサ31は、車1の車速を検出するセンサである。車速センサ31は、車輪の回転に同期したパルス信号を生成し、車両用メータユニット2に出力する。車両用メータユニット2のメータECU4は、車速センサ31から入力されるパルス信号の周波数に基づいて、車1の車速を算出する。なお、車速センサ31のパルス信号は、メータECU4以外のECUに入力されてもよく、当該ECUが算出した車速を、メータECU4が入手してもよい。
エンジンECU32は、エンジンを制御するための電子制御を行うものであり、CPUおよびメモリを備えたマイクロコンピュータによって実現されている。エンジンECU32は、エンジンの始動、停止、およびエンジン回転数を制御する。エンジンECU32は、スロットバルブを調整することでエンジン回転数センサから入力されるエンジン回転数を目標回転数に制御する。エンジンECU32は、エンジン回転数センサが検出したエンジン回転数を車両用メータユニット2に出力する。
燃料残量センサ33は、燃料の残量を検出するセンサである。燃料残量センサ33は、燃料の残量に対応した検出信号を車両用メータユニット2に出力する。車両用メータユニット2のメータECU4は、入力された検出信号に基づいて、燃料の残量を算出する。なお、燃料残量センサ33の検出信号は、メータECU4以外のECUに入力されてもよく、当該ECUが算出した燃料の残量を、メータECU4が取得してもよい。
CVT−ECU34は、無段変速機を制御するための電子制御を行うものであり、CPUおよびメモリを備えたマイクロコンピュータによって実現されている。CVT−ECU34は、シフトレバーの操作位置(シフトポジション)をシフトポジションセンサによって検出し、検出結果に応じてギアおよび無段変速機の変速比を設定する。CVT−ECU34は、シフトポジションセンサが検出したシフトポジションを車両用メータユニット2に出力する。
図示を省略するが、車両用メータユニット2は、その他のセンサおよびECUから様々な走行情報を入力される。他に入力される走行情報には、例えば、ナビゲーション情報、積算走行距離、時刻、外気温、方向指示情報、パーキングブレーキ情報、ライトの点灯や状態を示す情報、シートベルトの着脱情報、冷却水の水温、故障診断に関する情報、セキュリティ情報などがある。なお、車両用メータユニット2に入力される走行情報は限定されない。
車両用メータユニット2は、各センサおよび各ECUから入力される情報を、運転者が視覚により理解できる状態に加工して表示するユニットである。車両用メータユニット2は、運転席に対向するように、インストルメントパネルに配置されている。車両用メータユニット2は、メータECU4、液晶ディスプレイ5、および操作スイッチ6を備えている。
メータECU4は、各センサおよび各ECUから入力される走行情報を加工して表示させるための電子制御を行うものであり、CPUおよびメモリを備えたマイクロコンピュータによって実現されている。メータECU4は、入力される走行情報に基づいて、液晶ディスプレイ5に画像を表示させる。
メータECU4は、表示モードによって、異なる走行情報を取得して、異なる画像を表示する。表示モードは、運転者による操作に応じて変更される場合もあるし、状況によって自動的に変更される場合もある。例えば、表示モードは、運転者の操作によって、燃費や航続可能距離を表示させる表示モードに変更可能であり、異常が発生した場合は、自動的に警告を表示する表示モードに変更される。また、カーナビゲーションを使用している場合、メータECU4は、車1が右左折地点の近くに到達したときに、自動的に、ターンバイターン表示モードに切り替える。メータECU4は、ターンバイターン表示モードでは、図示しないカーナビゲーションシステムから、右左折地点までの距離、走行すべき車線、および曲がる方向の情報を取得し、これらの情報が反映され画像を表示する(図3および図4参照)。メータECU4は、運転者による図示しない操作手段の操作に応じて、設定されている表示モードを切り替える。また、メータECU4は、他のECUから入力される警告信号、または、センサや他のECUから入力される情報に基づく判断結果に応じて、設定されている表示モードを切り替える。
また、メータECU4は、操作スイッチ6から入力される操作信号に応じて、設定されている画像タイプを切り替える。メータECU4は、同じ表示モードであっても、設定されている画像タイプによって異なる画像を表示する。表示される画像に示される走行情報は、表示モードに応じて設定されているので、画像タイプによっては異ならない。しかし、同じ走行情報が、設定されている画像タイプによって全く異なる印象で表示される。本実施形態では、メータECU4は、画像タイプを4種類の画像タイプの中で切り替え可能である。図1に示すように、メータECU4は、記憶部41、描画部42、および表示制御部43を備えている。
記憶部41は、液晶ディスプレイ5を制御するためのプログラム、および、液晶ディスプレイ5に描画するための画像データなどを記憶する。記憶部41は、4種類の画像タイプに対応した、第1画像情報、第2画像情報、第3画像情報、および第4画像情報を記憶している。
第1画像情報は、「先進上質」をテーマにした第1画像タイプの画像を生成するための画像データである。第1画像タイプの画像は、物理的なメータではできない表示や新しい動きを取り入れた画像であり、運転者に深み、奥行き、浮遊感、先進性を感じさせる。第2画像情報は、「スッキリ洗練」をテーマにした第2画像タイプの画像を生成するための画像データである。第2画像タイプの画像は、表示要素を最低限にしたフラットでオーソドックスなデザインの画像であり、運転者に洗練性を感じさせる。第3画像情報は、「ワクワク、アクティブ」をテーマにした第3画像タイプの画像を生成するための画像データである。第3画像タイプの画像は、メカニカルで中心への奥行き感を感じさせるデザインの画像であり、運転者に走りの楽しさを感じさせる。第4画像情報は、「コンベンショナル」をテーマにした第4画像タイプの画像を生成するための画像データである。第4画像タイプの画像は、従来の物理的なメータをデザインした画像であり、運転者に従来の物理メータの質感や計器感を感じさせる。なお、これらの画像タイプは一例であって、記載したものに限定されない。
各画像情報には、走行情報ごとの表示パーツの画像データが含まれる。表示パーツには、例えば、車速を表示する速度メータ、エンジン回転数を表示するタコメータ、燃料の残量を表示する燃料計、およびシフトポジションを表示するシフト表示などがある。また、各画像情報には、表示モードごとのレイアウト情報が含まれる。レイアウト情報には、例えば、表示する表示パーツ(走行情報)を指定する情報、各表示パーツの配置位置の情報、および各表示パーツの大きさを指定する情報などが含まれる。記憶部41は、これらの情報を、各画像情報ごとに記憶している。
表示制御部43は、設定されている画像タイプと、設定されている表示モードに応じて、記憶部41から対応する情報を読み出して、読み出した情報を描画部42に出力する。表示制御部43は、例えば第1画像タイプが設定され、ターンバイターン表示モードが設定されている場合、第1画像情報の中から、速度メータ、タコメータ、燃料計、およびシフト表示などの表示パーツの画像データと、ターンバイターン表示モードのレイアウト情報とを読み出す。
描画部42は、液晶ディスプレイ5に表示するための画像を生成するための機能ブロックであり、例えば描画LSIなどによって実現されている。描画部42は、エンジンECU32から入力されるエンジン回転数などの走行情報と、表示制御部43によって記憶部41から読み出されて入力された情報とに基づいて、液晶ディスプレイ5に表示するための画像を生成する。具体的には、描画部42は、表示パーツの画像データに対応する走行情報の内容を反映させて各パーツ画像を生成し、これらをレイアウト情報に応じたレイアウトで合成することで、液晶ディスプレイ5に表示するための画像を生成する。なお、画像の生成方法は限定されない。メータECU4は、描画部42が生成した画像の画像データを液晶ディスプレイ5に出力して表示させる。
図2はメータECU4が行う画像表示処理を説明するためのフローチャートの一例である。画像表示処理は、所定のタイミングごとに実行される。
まず、各センサおよび各ECUから走行情報が取得される(S1)。次に、設定されている表示モードが取得され(S2)、設定されている画像タイプが取得される(S3)。
次に、画像タイプが第1画像タイプであるか否かが判別される(S4)。第1画像タイプである場合(S4:YES)、表示制御部43によって、記憶部41から第1画像情報の対応する情報が読み出される(S5)。第1画像タイプでない場合(S4:NO)、画像タイプが第2画像タイプであるか否かが判別される(S6)。第2画像タイプである場合(S6:YES)、表示制御部43によって、記憶部41から第2画像情報の対応する情報が読み出される(S7)。第2画像タイプでない場合(S6:NO)、画像タイプが第3画像タイプであるか否かが判別される(S8)。第3画像タイプである場合(S8:YES)、表示制御部43によって、記憶部41から第3画像情報の対応する情報が読み出される(S9)。第3画像タイプでない場合(S8:NO)、画像タイプが第4画像タイプであると判断され、表示制御部43によって、記憶部41から第4画像情報の対応する情報が読み出される(S10)。
次に、描画部42によって、液晶ディスプレイ5に表示するための画像が生成される(S11)。次に、生成された画像が、液晶ディスプレイ5に表示される(S12)。具体的には、生成された画像の画像データが液晶ディスプレイ5に出力され、画像が液晶ディスプレイ5に表示される。以上の処理が所定のタイミングごとに実行されることで、液晶ディスプレイ5に、各走行情報の変化に応じた画像が動画として表示される。つまり、刻々と変化する車速やエンジン回転数に応じて、表示される数値や指針の位置または角度が変化する画像が表示される。また、表示モードまたは画像タイプが切り替えられた場合、表示される画像は、対応する表示モードおよび画像タイプの画像に切り替えられる。なお、表示モードが切り替えられたときは、切り替え前の画像と切り替え後の画像との間を繋ぐ画像が生成されてもよい。この場合、アニメーションのように変化する画像が表示される。また、画像タイプが切り替えられたときも、同様に、切り替え前の画像と切り替え後の画像との間を繋ぐ画像が生成されてもよいし、切り替え前の画像タイプの終了画像と切り替え後の画像タイプの開始画像が生成されてもよい。
なお、メータECU4が行う画像表示処理は、上述したフローチャートに示すものに限定されない。
操作スイッチ6は、画像タイプを切り替えるためのスイッチである。操作スイッチ6は、操作に応じた操作信号をメータECU4に出力する。本実施形態では、操作スイッチ6は、1個の押しボタンを備え、当該押しボタンが運転者に押下される毎に操作信号を出力する。メータECU4は、操作信号を入力されるごとに、設定されている画像タイプを、第1画像タイプ、第2画像タイプ、第3画像タイプ、第4画像タイプの順に切り替える。なお、走行中(車速が所定速度以上の場合)には、操作による危険性を回避するため、操作スイッチ6は操作信号を出力しない。または、メータECU4が操作信号を受け付けない仕様であってもよい。なお、操作スイッチ6は、これに限定されない。例えば、操作スイッチ6が各画像タイプに対応付けられた4個の押しボタンを備え、メータECU4が入力される操作信号に基づいて、対応する画像タイプを設定してもよい。
液晶ディスプレイ5は、例えばTFT型透過液晶ディスプレイである。なお、液晶ディスプレイ5は、これに限定されない。液晶ディスプレイ5は、車両用メータユニット2の正面側(車両後方側)に配置されている。液晶ディスプレイ5は、正面側を向く表示画面5aを備えている。つまり、表示画面5aは、運転席に対向するように配置されている。液晶ディスプレイ5は、メータECU4より入力される画像データに基づいて、表示画面5aに画像を表示させる。
図3および図4は、液晶ディスプレイ5の表示画面5aに表示される画像の一例を示している。図3および図4は、ともに、ターンバイターン表示モードのときの画像の例である。
図3は、第1画像タイプが設定されているときの画像の例である。図3に示すように、表示画面5aに表示される画像には、速度メータ81、タコメータ82、燃料計83、シフト表示84、ターンバイターン表示85、積算走行距離計86、時計87、気温計88、および警告案内表示89が表示されている。
速度メータ81は、車速センサ31が検出した車速に基づいて生成されたパーツ画像である。速度メータ81は、表示画面5aの左端に配置され、車速を数値で表示している。タコメータ82は、エンジン回転数センサが検出した(エンジンECU32を介して入力された)エンジン回転数に基づいて生成されたパーツ画像である。タコメータ82は、表示画面5aの左右方向における中央に配置され、エンジン回転数を表示している。タコメータ82は、円柱が立体的に表示され、当該円柱の側面に沿ってエンジン回転数を示す数字が表示された計器と、現在のエンジン回転数をその先端の位置で示す帯として円柱側面の計器に重ねて表示される指針とを備えている。なお、図3においては、指針が表示されていない。
燃料計83は、燃料残量センサ33が検出した燃料の残量に基づいて生成されたパーツ画像である。燃料計83は、表示画面5aの右端に配置され、燃料の残量を、複数配置された点のうち色の変化した点の数で示している。シフト表示84は、シフトポジションセンサが検出した(CVT−ECU34を介して入力された)シフトポジションに基づいて生成されたパーツ画像である。シフト表示84は、表示画面5aの右側(タコメータ82と燃料計83との間)に配置され、シフトポジションを、その頭文字であるアルファベットで表示している。
ターンバイターン表示85は、カーナビゲーションシステムから入力されるナビゲーション情報に基づいて生成されたパーツ画像である。ターンバイターン表示85は、表示画面5aの左右方向における中央の、タコメータ82の上方に配置されている。ターンバイターン表示85は、カーナビゲーションシステムから入力される右左折地点までの距離、走行すべき車線、および曲がる方向の情報を、直感的に認識できるように表示している。図3においては、右左折地点までの距離を数値で右側に示し、左側に表示された各車線の走行区分を示す矢印のうちの1つの色を他と異ならせることで走行すべき車線を示し、これらの間に表示される大きな矢印で曲がる方向を示している。
積算走行距離計86は、積算走行距離を示すパーツ画像である。積算走行距離計86は、表示画面5aの右下に配置され、積算走行距離を数値で表示している。時計87は、時刻を示すパーツ画像である。時計87は、表示画面5aの右上に配置され、時刻をデジタル表示している。気温計88は、外気温を示すパーツ画像である。気温計88は、表示画面5aの左下に配置され、外気温をデジタル表示している。警告案内表示89は、各種警告および案内を示すパーツ画像である。警告案内表示89は、表示画面5aの左右方向における中央の上側に配置され、各種警告および案内を示すマークを点灯表示している。
図3に示すように、第1画像タイプが設定されているときの画像は、表示画面5aの中央に配置されて広い領域を占めるタコメータ82が特殊な三次元画像で表示されている。当該画像は、走行情報を立体的に表示した画像であり、本発明の「第1画像」に相当する。第1画像タイプの画像は、物理的なメータではできない表示や新しい動きを取り入れた画像であり、運転者に深み、奥行き、浮遊感、先進性を感じさせる。
図4は、第2画像タイプが設定されているときの画像の例である。図4に示すように、表示画面5aに表示される画像には、速度メータ91、タコメータ92、燃料計93、シフト表示94、ターンバイターン表示95、積算走行距離計96、時計97、気温計98、および警告案内表示99が表示されている。
速度メータ91は、車速センサ31が検出した車速に基づいて生成されたパーツ画像である。速度メータ91は、表示画面5aの右寄りに配置され、車速を数値で表示している。燃料計93は、燃料残量センサ33が検出した燃料の残量に基づいて生成されたパーツ画像である。燃料計93は、表示画面5aの右側で、右半分の半円形状のレベルゲージとして、速度メータ91を囲むように配置されている。燃料計93は、燃料の残量に応じたレベルをレベルゲージとして表示している。
シフト表示94は、シフトポジションセンサが検出した(CVT−ECU34を介して入力された)シフトポジションに基づいて生成されたパーツ画像である。シフト表示94は、表示画面5aの左寄りに配置され、シフトポジションを、その頭文字であるアルファベットで表示している。タコメータ92は、エンジン回転数センサが検出した(エンジンECU32を介して入力された)エンジン回転数に基づいて生成されたパーツ画像である。タコメータ92は、表示画面5aの左側で、左半分の半円形状のレベルゲージとして、シフト表示94を囲むように配置されている。タコメータ92は、エンジン回転数に応じたレベルをレベルゲージとして表示している。
ターンバイターン表示95は、カーナビゲーションシステムから入力されるナビゲーション情報に基づいて生成されたパーツ画像である。ターンバイターン表示95は、表示画面5aの中央で、速度メータ91および燃料計93と、シフト表示94およびタコメータ92との間に配置されている。ターンバイターン表示95は、図3におけるターンバイターン表示85と同様の表示であり、曲がる方向を示す大きな矢印が上側に、走行すべき車線を示す表示が下側に配置され、右左折地点までの距離が数値でその間に配置されている。
積算走行距離計96は、積算走行距離を示すパーツ画像である。積算走行距離計96は、ターンバイターン表示95の右下に配置され、積算走行距離を数値で表示している。気温計98は、外気温を示すパーツ画像である。気温計98は、ターンバイターン表示95の左下に配置され、外気温をデジタル表示している。警告案内表示89は、各種警告および案内を示すパーツ画像である。警告案内表示89は、ターンバイターン表示95の上側に配置され、各種警告および案内を示すマークを点灯表示している。時計97は、時刻を示すパーツ画像である。時計97は、表示画面5aの左上に配置され、時刻をデジタル表示している。
図4に示すように、第2画像タイプが設定されているときの画像は、過度な装飾がされていないシンプルでオーソドックスなデザインの画像である。当該画像は、走行情報を平面的に表示した画像であり、本発明の「第2画像」に相当する。第2画像タイプの画像は、表示要素を最低限にしたフラットでオーソドックスなデザインの画像であり、運転者に洗練性を感じさせる。なお、第3画像タイプが設定されているときの画像の例、および、第4画像タイプが設定されているときの画像の例の図および説明は省略する。
次に、第1実施形態に係る車両用メータユニット2の作用効果について説明する。
本実施形態によると、記憶部41は、4種類の画像タイプに対応した、第1画像情報、第2画像情報、第3画像情報、および第4画像情報を記憶している。表示制御部43は、設定されている画像タイプと、設定されている表示モードに応じて、記憶部41から対応する情報を読み出す。描画部42は、読み出された情報に基づいて、液晶ディスプレイ5に表示するための画像を生成する。生成された画像は、液晶ディスプレイ5に表示される。したがって、メータECU4は、同じ表示モードで同じ走行情報に基づいて画像を表示させる場合であっても、設定されている画像タイプによって異なる画像を表示させる。運転者は、操作スイッチ6の操作により、設定されている画像タイプを切り替えることができる。したがって、運転者は、液晶ディスプレイ5に表示させる画像を、4種類の画像タイプの中から好みの画像に変更することができる。つまり、車両用メータユニット2は、運転者の好みを尊重した画像タイプでの表示を行うことができる。
本実施形態によると、液晶ディスプレイ5に表示される画像で示される走行情報には、エンジン回転数が含まれている。したがって、運転者は、液晶ディスプレイ5に表示される画像を見ることで、現在のエンジン回転数を認識することができる。
本実施形態によると、第1画像タイプが設定されているときの画像は走行情報を立体的に表示した画像であり、第2画像タイプが設定されているときの画像は走行情報を平面的に表示した画像である。したがって、車両用メータユニット2は、印象の全く異なる第1画像タイプの画像と第2画像タイプの画像とを、運転者に選択させることができる。
なお、本実施形態においては、4種類の中から画像タイプを選択できる場合について説明したが、これに限られない。選択可能な画像タイプは、2種類または3種類であってもよいし、5種類以上であってもよい。画像タイプの種類数が増えるほど、運転者は、より自分の好みに応じた画像タイプを選択することができる。したがって、多様化する運転者の好みをより満足させることができる。一方で、画像タイプの種類数が増えるほど、記憶部41に記憶される情報が増加するので、記憶部41の記憶容量を大きくする必要がある。
本実施形態においては、車両用メータユニット2が画像表示装置として、液晶ディスプレイ5を備えている場合について説明したが、これに限られない。車両用メータユニット2は、液晶ディスプレイ5に代えて、例えば有機ELディスプレイやプラズマディスプレイなどの、画像を表示するその他のディスプレイを備えていてもよい。
図5および図6は、第2実施形態に係る車両用メータユニット2における液晶ディスプレイ5の表示画面5aに表示される画像の一例を示している。第2実施形態に係る車両用メータユニット2は、7セグメントディスプレイ52、燃料ゲージディスプレイ53、および表示板7をさらに備えており、走行情報のうち車速を7セグメントディスプレイ52に表示し、燃料の残量を燃料ゲージディスプレイ53に表示する点で、第1実施形態に係る車両用メータユニット2と異なる。表示板7は、アクリルなどの透明樹脂からなる板状部材に黒色の塗料を印刷したものであり、液晶ディスプレイ5などに対して、車両後方側に配置されている。表示板7は、塗料が印刷されて光を透過させない遮光部71と、塗料が印刷されていない透明部分である第1窓72、第2窓73、および第3窓74とを備えている。図5および図6に示すように、第1窓72は液晶ディスプレイ5の表示画面5aに表示される画像を透過させ、第2窓73は7セグメントディスプレイ52の表示面52aの表示を透過させ、第3窓74は燃料ゲージディスプレイ53の表示面53aの表示を透過させる。図5および図6に示すように、表示画面5a、表示面52aおよび表示面53aと遮光部71との境界は目立たないので、運転者は、境界がないものと錯覚し、表示板7が1つの大きな表示画面であると錯覚する。したがって、小型で低価格の液晶ディスプレイ5を利用しながら、運転者に、大型の液晶ディスプレイが装備されているという高級感を感じさせることができる。
図5および図6に示すように、車速は、表示板7における右側に配置された第2窓73から見える7セグメントディスプレイ52の表示面52aに表示される。また、燃料の残量は、第2窓73の下側に配置された第3窓74から見える燃料ゲージディスプレイ53の表示面53aに表示される。したがって、車速および燃料の残量の表示位置は、画像タイプおよび表示モードに関係なく固定されている。
図5は、第1画像タイプが設定されているときの画像の例である。図5に示すように、表示画面5aに表示される画像には、図3と同様のパーツ画像であるタコメータ82、シフト表示84、ターンバイターン表示85、積算走行距離計86、時計87、気温計88、および警告案内表示89が表示されている。一方、表示画面5aに表示される画像には、速度メータ81および燃料計83が表示されていない。
図5に示すように、第1画像タイプが設定されているときの画像は、表示画面5aの中央(表示板7のほぼ中央でもある)に配置されて広い領域を占めるタコメータ82が特殊な三次元画像で表示されているので、運転者に深み、奥行き、浮遊感、先進性を感じさせる。
図6は、第2画像タイプが設定されているときの画像の例である。図6に示すように、表示画面5aに表示される画像には、図4と同様のパーツ画像であるタコメータ92、シフト表示94、ターンバイターン表示95、積算走行距離計96、時計97、気温計98、および警告案内表示99が表示されている。一方、表示画面5aに表示される画像には、速度メータ91および燃料計93が表示されていない。
図6に示すように、第2画像タイプが設定されているときの画像は、過度な装飾がされていないシンプルでオーソドックスなデザインの画像なので、運転者に洗練性を感じさせる。なお、第3画像タイプが設定されているときの画像の例、および、第4画像タイプが設定されているときの画像の例の図および説明は省略する。
本発明に係る車両用メータユニットは、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る車両用メータユニットの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
1 :車
2 :車両用メータユニット
31 :車速センサ
32 :エンジンECU
33 :燃料残量センサ
34 :CVT−ECU
4 :メータECU
41 :記憶部
42 :描画部
43 :表示制御部
5 :液晶ディスプレイ
5a :表示画面
52 :7セグメントディスプレイ
52a:表示面
53 :燃料ゲージディスプレイ
53a:表示面
6 :操作スイッチ
7 :表示板
71 :遮光部
72 :第1窓
73 :第2窓
74 :第3窓
81,91:速度メータ
82,92:タコメータ
83,93:燃料計
84,94:シフト表示
85,95:ターンバイターン表示
86,96:積算走行距離計
87,97:時計
88,98:気温計
89,99:警告案内表示

Claims (3)

  1. 画像を表示する画像表示装置と、
    走行情報を表示した第1画像、および、前記走行情報を表示した画像であり、かつ、前記第1画像とは異なる画像である第2画像を記憶する記憶部と、
    前記画像表示装置に表示させる画像を、前記第1画像と前記第2画像とで切り替える表示制御部と、
    を備えることを特徴とする車両用メータユニット。
  2. 前記走行情報には、エンジン回転数が含まれる、
    請求項1に記載の車両用メータユニット。
  3. 前記第1画像は、前記走行情報を立体的に表示した画像であり、
    前記第2画像は、前記走行情報を平面的に表示した画像である、
    請求項1または2に記載の車両用メータユニット。
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