JP2020081347A - 洗濯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】水槽内を効率よく高温多湿環境にして除菌を行う。【解決手段】水槽2内に回転可能に設けられたドラム3と、ドラム3を回転駆動するモータ7と、水槽2内へ給水する給水弁9と、水槽2内の水を排水する排水弁13と、水槽2に設けられた吹出口16および取込口17に連通接続された風路18と、風路18を通して水槽2内に送風する送風ファン19と、送風ファン19によって水槽2内に送風される空気を加熱して温風にする温風ヒータ20と、水槽2内に供給される蒸気を発生する蒸気発生部21と、洗濯運転を制御する制御部38とを備える。制御部38は、水槽2およびドラム3の洗浄を行う槽洗浄運転において、温風ヒータ20によって加熱された温風と、蒸気発生部21で発生した蒸気を水槽2内へ供給する。【選択図】図1
Description
本発明は、衣類等の洗濯を行う洗濯機に関する。
従来の洗濯機においては、長期の使用により、水槽の内面や洗濯槽の外面に洗剤カスや汚れが堆積し、それらを栄養源や生息場所として菌やカビが繁殖する。これにより、洗濯後において、洗濯機内や衣類から不快臭が発生し、洗濯した衣類に前記汚れの一部が付着し得るという課題があった。
上記の課題を解決するために、洗濯槽を洗浄および除菌することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。前記特許文献1に記載された洗濯乾燥機は、洗浄工程または除菌工程において、加熱手段により熱せられた空気を、送風手段により洗濯槽内に送り込んで、洗濯槽内を高温にすることにより除菌効果を得る。それと同時に、給水手段を利用して少量の水を加熱手段もしくは槽内に給水することにより、洗濯槽内を高温多湿な環境にし、除菌効果を高める。
また、洗濯工程やすすぎ工程において、洗濯槽に蒸気を噴射する蒸気噴射式洗濯機が開示されている(例えば、特許文献2参照)。前記特許文献2に記載された蒸気噴射式洗濯機は、蒸気供給装置が洗濯槽と別に設けられており、蒸気流路を介して洗濯槽と連結されている。蒸気供給装置で作られた蒸気は洗濯槽に供給され、洗濯槽内の洗濯水の温度を上昇させる。
しかしながら、前記従来の構成は、洗濯槽内を高温多湿な環境にするために、加熱された洗濯槽内に少量の水を給水するものである。これは、洗濯槽内の熱によって水を水蒸気へと変化させるもので、そのための時間がかかり、洗濯槽内を迅速に高温多湿な環境にすることができないという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、水槽内を効率よく高温多湿環境にして除菌が行える洗濯機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、水槽内に回転可能に設けられた洗濯槽と、洗濯槽を回転駆動するモータと、水槽内へ給水する給水部と、水槽内の水を排水する排水部と、水槽に設けられた吹出口および取込口に連通接続された風路と、風路を通して水槽内に送風する送風部と、送風部によって水槽内に送風される空気を加熱して温風にする加熱部と、水槽内に供給される蒸気を発生する蒸気発生部と、洗濯運転を制御する制御部とを備え、制御部は、水槽および洗濯槽の洗浄を行う槽洗浄運転を実行し、槽洗浄運転において、加熱部によって加熱された温風と、蒸気発生部で発生した蒸気を水槽内へ供給するものである。
これによって、温風および蒸気によって、水槽内を迅速、かつ、効率よく高温多湿環境にして、水槽および洗濯槽に生息する菌の除菌やカビの除去ができる。
本発明の洗濯機は、水槽内を効率よく高温多湿環境にして除菌を行うことができる。
第1の発明の洗濯機は、水槽内に回転可能に設けられた洗濯槽と、洗濯槽を回転駆動するモータと、水槽内へ給水する給水部と、水槽内の水を排水する排水部と、水槽に設けられた吹出口および取込口に連通接続された風路と、風路を通して水槽内に送風する送風部と、送風部によって水槽内に送風される空気を加熱して温風にする加熱部と、水槽内に供給される蒸気を発生する蒸気発生部と、洗濯運転を制御する制御部とを備え、制御部は、水槽および洗濯槽の洗浄を行う槽洗浄運転を実行し、槽洗浄運転において、加熱部によって加熱された温風と、蒸気発生部で発生した蒸気を水槽内へ供給するものである。
これによって、温風および蒸気により、水槽内を迅速、かつ、効率よく高温多湿環境にして、水槽および洗濯槽に生息する菌やカビを除菌させることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、制御部は、槽洗浄運転において、温風によって水槽内が加熱された後、水槽内に蒸気を供給するものである。
これによって、温風により加熱された水槽内に蒸気が供給されるため、水槽内での蒸気の結露を抑制することができる。結露を抑制することで、少量の蒸気で水槽内の温度および湿度を上げることが可能となるため、効率よく高温多湿環境にして除菌を行うことができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、水槽の温度を検知する温度検知部を有し、制御部は、槽洗浄運転において、温度検知部によって所定の温度が検知されると、水槽内に蒸気を供給するものである。
これによって、所定の温度に加熱された水槽内に蒸気が供給されるため、水槽内での蒸気の結露を効果的に抑制することができる。
第4の発明は、特に、第1または第2の発明において、水槽の温度を検知する温度検知部を有し、制御部は、槽洗浄運転において、温度検知部の出力に基づき、温風によって水槽内を第1の温度に加熱した後、水槽内に供給される蒸気によって水槽内を第1の温度より高い第2の温度に加熱するものである。
これによって、水槽内を温風および蒸気により迅速、かつ、効率よく高温多湿環境にすることができる。
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明において、蒸気発生部と吹出口
を連通接続する蒸気供給路を有し、蒸気供給路は、風路を流れる温風によって加熱され、蒸気発生部で発生した蒸気は、蒸気供給路を通して水槽内へ供給されるものである。
を連通接続する蒸気供給路を有し、蒸気供給路は、風路を流れる温風によって加熱され、蒸気発生部で発生した蒸気は、蒸気供給路を通して水槽内へ供給されるものである。
これによって、風路を流れる温風により蒸気供給路が加熱されるので、蒸気発生部で発生した蒸気が蒸気供給路を通過する際の結露を防止することができる。
第6の発明は、特に、第1〜第5のいずれか1つの発明において、制御部は、槽洗浄運転において、モータを駆動し洗濯槽を回転させるものである。
これによって、水槽内に供給された温風または蒸気が撹拌され、水槽内の広い範囲にそれらが拡散されて効果的に除菌することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における洗濯機の概略構成図である。図2は、本実施の形態1における洗濯機の蒸気発生部の構成図である。図3は、本実施の形態1における洗濯機のブロック構成図である。
図1は、本発明の実施の形態1における洗濯機の概略構成図である。図2は、本実施の形態1における洗濯機の蒸気発生部の構成図である。図3は、本実施の形態1における洗濯機のブロック構成図である。
図1〜図3において、筐体1内に弾性支持された水槽2が設けられている。洗濯槽である有底円筒状のドラム3が、水槽2内に回転可能に設けられている。水槽2の内面とドラム3の外面との間には、比較的狭い隙間空間2aが全周に亘って形成されている。ドラム3の回転軸3aは、角度θ(例えば、10度)で前上がり(図1の左上方向)に傾斜している。
ドラム3の内周側面には、ドラム3の回転中心に向かって内方へ突出する複数のバッフル4と、水槽2内と連通する多数の小孔5が設けられている。ドラム3の前面側(図1の左方向)には、衣類等の洗濯物(以下、被洗浄物という)をドラム3へ投入する、および被洗浄物をドラム3からの取り出しするための開口部6が設けられている。
ドラム3を回転駆動するためのモータ7が水槽2の後面側に取り付けられている。モータ7は、ブラシレス直流モータ等で構成され、後述する制御部38によって、インバータ制御で回転速度を変化させる。水槽2内に給水する給水配管8は、水道の蛇口(図示せず)に接続され、給水部である給水弁9が設けられている。洗剤を投入する洗剤ケース10は、給水弁9の下流側で給水配管8に連通接続されている。そして、洗濯水は、給水配管8から洗剤ケース10および給水路11を流れて水槽2内に流入する。
水槽2内の洗濯水は、排水経路12を通って洗濯機外へ排出される。排水経路12は、排水部である排水弁13と、排水フィルター14とを有する。水槽2内の洗濯水は、水槽2の底部に設けられた排水口15から排水フィルター14を経由し、開かれた排水弁13を通って洗濯機外へ排出される。排水フィルター14は、洗濯中に洗濯水が循環する位置に設けられ、被洗浄物から外れたボタン等を捕集する。排水フィルター14は、筐体1の前面側から脱着可能に構成されている。
水槽2の後部上方に設けられた吹出口16と、水槽2の前部上方に設けられた取込口17は、風路18によって連通接続されている。風路18は、水槽2の外方で上部に沿って前後方向に配設され、送風部である送風ファン19が設けられている。送風ファン19の駆動により、吹出口16から水槽2およびドラム3内に送風され、取込口17から風路18に給気されて循環する。
風路18には、送風ファン19の下流側に温風ヒータ20(加熱部)が設けられている。制御部38は温風ヒータ20の通電により、風路18を後方に向かって流れる空気が加熱され、吹出口16から温風が送風される。温風ヒータ20は、例えば、制御部38によってオンオフ制御または電流制御され、風路18を流れる空気は安定的に所定の温度に加熱される。
蒸気発生部21は、水槽2およびドラム3内に供給される蒸気を生成する。蒸気発生部21は、筐体1内の後部上方に設けられ、給水管22を介して給水配管8と連通接続される。給水管22に設けられた蒸気用給水弁23の開閉によって蒸気発生部21への給水および停止が行われる。
蒸気用給水弁23を通して給水管22から蒸気発生部21へ給水された水は、タンク24に溜められる。蒸気用水位センサ25は、タンク24内の水が所定の水位まで上昇したことを検知し、制御部38によって蒸気用給水弁23は閉成される。
蒸気ヒータ26は、タンク24内に底面と略平行に配設され、タンク24の底面との間に多少の空間を有して側壁に固着される。蒸気ヒータ26は、略U字状に形成されたシーズヒータ等で構成され、タンク24に溜められた水に水没した状態で水を加熱する。
蒸気ヒータ26の温度を検知する蒸気用温度センサ27は、サーミスタ等で構成され、タンク24内に設けられる。蒸気の発生にともなうタンク24内の水位低下により、蒸気ヒータ26が設定された所定温度を超えて過熱されると、制御部38によって蒸気ヒータ26への通電を停止する。蒸気発生部21に設けられている安全弁28は、リリーフバルブ等で構成され、タンク24内の圧力が設定された所定値を超えると開放してタンク24内圧力の過昇を防止する。
蒸気発生部21と水槽2を連通接続する蒸気供給路29は、一端がタンク24内に溜められる満水位より上方へ突出した位置で開口され、他端は吹出口16に臨ませて配設され、水槽2内と連通して開口されている。蒸気供給路29は、少なくともその一部が温風ヒータ20の下流側の風路18内に配設されており、風路18を流れる温風によって蒸気供給路29が加熱されるように構成されている。
蒸気供給路29は、その多くの部分が風路18内にあることが望ましいが、必ずしも風路18内に設けられる必要はなく、蒸気供給路29と風路18の外面とが接触等によって熱的に結合されてもよい。要は、風路18を流れる温風によって蒸気供給路29が加熱される構成であればよい。これによって、蒸気発生部21で発生した蒸気が蒸気供給路29を通過する際の結露を防止することができる。
蒸気供給路29に設けられた蒸気バルブ30は、タンク24内で発生した蒸気が水槽2へ供給されるのを制御する。蒸気バルブ30は、リリーフバルブ等で構成され、タンク24内の圧力変化に応動して蒸気を供給する。蒸気バルブ30が解放する動作圧力は、安全弁28が開放する圧力より低く設定されている。
循環水路31は、水槽2内の底部に溜められた水を排水口15から水槽2内の前部に位置する開口部6側へと導くように設けられている。循環水路31には、水槽2内の水を循環させるポンプ32と吐出口33とが設けられている。ポンプ32は、筐体1内の底部に設置され、排水フィルター14の下流側に配設されている。吐出口33は、ポンプ32の駆動によって水槽2内の水をドラム3内に向けて吐出する。
水量検知部34は、水槽2内に給水された水の量を検知する。温度検知部35は、水槽2上部の表面温度を検知する。温度検知部35は、サーミスタ等で構成され、水槽2上部の前面近傍に配設される。布量検知部36は、ドラム3内に投入された被洗浄物の量を検知する。回転検知部37は、ドラム3の駆動を検知する。
制御部38は、筐体1内に設けられる。制御部38は、水量検知部34によって検知した水の量と、温度検知部35によって検知した水槽2の温度と、布量検知部36によって検知した被洗浄物の量と、回転検知部37によって検知したドラム3の駆動と、蒸気用水位センサ25によって検知したタンク24内の水位と、蒸気用温度センサ27によって検知した蒸気ヒータ26の温度等を取得する。
制御部38は、これらの入力に基づいて、モータ7、給水弁9、排水弁13、送風ファン19、温風ヒータ20、ポンプ32、蒸気用給水弁23、蒸気ヒータ26等を制御し、洗い工程、すすぎ工程、脱水工程等を制御して洗濯運転を実行する。
なお、乾燥機能を備えた洗濯乾燥機の場合は、脱水工程に続いて乾燥工程を実行する。洗濯運転および乾燥運転は、各々単独で運転可能であるほか、洗濯運転および乾燥運転を一連の動作として実行可能である。また、制御部38は、槽洗浄運転を実行し、水槽2およびドラム3の洗浄を行う。
また、筐体1の前面側上部に設けられた操作表示部40は、洗濯機を運転するための設定を制御部38に対して行うことができるとともに、制御部38から洗濯機の設定内容および運転状況等を取得して表示することができる。
以上のように構成された洗濯機について、以下、その動作および作用を説明する。最初に、被洗浄物を洗う洗濯運転について説明する。
使用者は、筐体1の前面に設けられた開閉自在な扉39を開いて、ドラム3の前面側に設けられた開口部6からドラム3内に被洗浄物を投入する。次に使用者は、操作表示部40の電源スイッチ(図示せず)を入れ、スタートスイッチ(図示せず)を操作して洗濯運転を開始する。
洗濯運転では、初めに、洗い工程を実行する。まず、制御部38は、運転を開始すると、布量検知部36によってドラム3内に投入された被洗浄物の量を検知する。布量検知部36は、モータ7によってドラム3を回転駆動したとき、ドラム3の回転時にモータ7にかかるトルク量や、モータ7の電流値等から、被洗浄物の量を検知することができる。
制御部38は、布量検知部36によって検知した被洗浄物の量に応じて、各工程で要する水量を設定するとともに、各工程の動作時間を設定する。さらに、被洗浄物の量に応じて設定された洗剤量を決定し、その目安を操作表示部40に表示する。使用者は、表示された洗剤量の目安にしたがって洗剤を洗剤ケース10に投入する。
次に、制御部38は、給水弁9を開く。これにより、水道からの水は、洗剤ケース10を経由して水槽2内に給水される。このとき、排水弁13および蒸気用給水弁23は閉じられている。給水配管8を通って洗剤ケース10に入った水は、洗剤ケース10の中の洗剤を溶かし、洗濯水として水槽2内に供給される。水槽2内の底部に溜まった洗濯水は、小孔5からドラム3内に流入する。
次に、水量検知部34は、水槽2内に給水される水量を検知し、制御部38は、給水された水量が被洗浄物の量に応じて設定された水量と同じになると給水弁9を閉じる。制御
部38は、給水中に被洗浄物がドラム3の中で転動するように、ドラム3を一方向へ回転駆動(例えば、20rpm)する。これにより、洗濯水が被洗浄物へ浸透することが加速される。なお、洗濯水の被洗浄物への吸水により水槽2内の水量が設定水位から低下した場合は、制御部38が給水弁9を開いて水を補給する。
部38は、給水中に被洗浄物がドラム3の中で転動するように、ドラム3を一方向へ回転駆動(例えば、20rpm)する。これにより、洗濯水が被洗浄物へ浸透することが加速される。なお、洗濯水の被洗浄物への吸水により水槽2内の水量が設定水位から低下した場合は、制御部38が給水弁9を開いて水を補給する。
制御部38は、水槽2への給水が終わるとポンプ32を駆動する。水槽2内の底部に溜まった水は、排水口15から循環水路31へ導かれ、循環水路31を流れた水は、吐出口33からドラム3内へ吐出される。これにより、被洗浄物に浸透した洗濯水は、小孔5から水槽2内へ流出し、排水口15から循環水路31を通る経路で循環する。
制御部38は、モータ7によってドラム3を所定の回転数(例えば、42rpm)で、所定時間毎に交互に正逆回転駆動し、被洗浄物の叩き洗いを実行する。ドラム3の回転により、被洗浄物はバッフル4によってドラム3の回転方向へ持ち上げられた後、ドラム3内の上部から落下して叩き洗いによる洗浄が行われる。
制御部38は、設定された所定時間(例えば、10分)のあいだ、上述のような洗い工程を実行する。その後、制御部38は、排水弁13を開いて洗濯水を機外へ排出し、洗い工程を終了する。その後、制御部38は、洗い工程に続いて、すすぎ工程、脱水工程の順に実行し、洗濯運転を終了する。すすぎ工程および脱水工程についての詳細な説明は省略する。
なお、乾燥機能を備えた洗濯機の場合は、脱水工程に続いて乾燥工程が実行でき、洗濯から乾燥までを一連の動作として実行可能である。また、洗濯運転は、洗い工程から脱水工程までを一連の動作として実行可能であるほか、脱水工程のみ、あるいは、乾燥工程のみの実行も可能である。乾燥工程についての詳細な説明は省略する。
次に、槽洗浄運転について説明する。図4は、本実施の形態1における槽洗浄運転の動作を示すタイムチャートである。槽洗浄運転は、洗濯運転とは別に行われ、水槽2、ドラム3等を洗浄する。まず、使用者は、操作表示部40の電源スイッチ(図示せず)を入れ、槽洗浄運転を設定した後、スタートスイッチ(図示せず)を操作して槽洗浄運転を開始する(時間t0)。
制御部38は、槽洗浄運転を開始すると、送風ファン19を駆動するとともに温風ヒータ20に通電する。風路18を流れる空気は温風ヒータ20によって加熱され、吹出口16から水槽2内に温風が送風される。
水槽2およびドラム3内は温風により加熱され、制御部38は、温度検知部35の出力に基づいて、水槽2温度(水槽2の前面側の上部内面の表面温度)を、所定の設定温度T1になるように制御する。このとき、ドラム3を低速(例えば、20rpm)で回転駆動する。これにより、水槽2内でドラム3の回転方向に空気の流れが生成され、吹出口16から水槽2内に送風されるとともに取込口17から風路18に流出するように循環する温風を撹拌される。したがって、温風によって加熱される水槽2内の温度を均一にすることができるとともに、ドラム3全体を加熱することができる。
設定温度T1は、例えば、50℃に設定され、より望ましくは、50℃以上90℃以下である。これは、カビや菌の殺菌においては、高温であるほど有利ではあるが、洗濯機の構造体である樹脂材料の耐熱温度に対する考慮等により、より短時間、低温でも高温時と同様の効果を発現する理由からである。
図5は、カビに対する加熱温度および保持時間と、除菌効果の関係を示したグラフであ
る。加熱温度が高くなるほど除菌効果が大きくなる。図5において、除菌効果は、温度a<温度b<温度cであり、例えば、温度a=45℃、温度b=48℃、温度c=50℃である。加熱温度が低温になるほどカビや菌の死滅に要する時間が長くなる。生息しているカビや菌の数を、より短い時間で2桁以上に減少させるためには、加熱温度が高いほど有利であることが確認される。
る。加熱温度が高くなるほど除菌効果が大きくなる。図5において、除菌効果は、温度a<温度b<温度cであり、例えば、温度a=45℃、温度b=48℃、温度c=50℃である。加熱温度が低温になるほどカビや菌の死滅に要する時間が長くなる。生息しているカビや菌の数を、より短い時間で2桁以上に減少させるためには、加熱温度が高いほど有利であることが確認される。
時間t1において、温度検知部35によって水槽2の上部内面の温度が設定温度T1(例えば、50℃)に到達したことを検知すると、制御部38は、蒸気用給水弁23を開成する。これにより、水道からの水は給水配管8から開かれた蒸気用給水弁23を通り、給水管22を流れてタンク24内に流入する。
時間t2において、蒸気用水位センサ25によって設定された水量がタンク24内に溜められたことを検知すると、制御部38は、蒸気用給水弁23を閉じる。タンク24内に設定量の水が溜められると、制御部38は蒸気ヒータ26に通電し、タンク24内に溜められた水を加熱する。
水槽2内を所定の高温多湿環境(例えば、60℃、100%RH)とするのに必要な水の量は、130g/m3である。一般的な洗濯機の水槽2の内容積は1m3より小さいので、130gの水を蒸発させれば、100%RHにすることが可能であり、タンク24は、これを満足する十分な容量を有する。
時間t3において、タンク24内の蒸気圧が上昇し、設定値に達すると蒸気バルブ30が開成される。タンク24内の高温高圧の蒸気は、蒸気供給路29を通り、吹出口16から水槽2内およびドラム3内に供給され、水槽2の内部を加熱する。これにより、温風によって加熱された水槽2内に蒸気が供給されるため、水槽2内での蒸気の結露を抑制することができる。結露を抑制することによって、少量の蒸気で水槽内の温度および湿度を上げることが可能となるため、効率よく高温多湿環境にして除菌を行うことができる。
水槽2内に蒸気が供給される時間t3までの間、温度T1に加熱された水槽2の温度は、設定温度T1が維持されるように、制御部38は、送風ファン19および温風ヒータ20を制御する。
時間t4において、水槽2内への蒸気の放出によってタンク24内の蒸気圧が低下し、設定値を下回ると蒸気バルブ30が閉成される。そして、タンク24内の蒸気圧が再び設定値に達すると蒸気バルブ30が開成される(時間t5)。この動作を繰り返して水槽2内の温度をT1より高温に上昇させる。
時間t6において、制御部38は、温度検知部35によって水槽2の上部内面の温度が設定温度T2(例えば、60℃)に到達したことを検知すると、蒸気ヒータ26の通電を停止する。これにより、タンク24内の蒸気圧が低下し、設定値を下回ると蒸気バルブ30が閉成される。
このように、水槽2内を温風によってT1(第1の温度)に加熱した後、水槽2内に供給された蒸気によって水槽2内をさらにT2(第2の温度)に加熱する。これによって、水槽2内を温風と蒸気によって迅速、かつ、効率よく高温多湿環境にすることができる。
時間t7において、槽洗浄運転を終了する。制御部38は、水槽2内の温度が設定温度T2を維持するように、蒸気ヒータ26を制御する。設定温度T2を維持する時間は、例えば、10分が望ましい。
制御部38は、槽洗浄運転時にドラム3を回転駆動するように構成されている。ドラム3は、例えば、20rpm程度で一方向へ回転する。また、ドラム3の回転駆動を水槽2内への蒸気の供給時以降に行ってもよい。これによって、水槽2内でドラム3の回転方向に空気の流れが生成され、水槽2内を均一かつ効果的に所定の高温多湿環境を実現することができる。
なお、水槽2内への蒸気の供給のタイミングは、設定温度T1に加熱された後のほか、設定温度T1の近傍であれば、設定温度T1に到達する前であってもよく、要は、温風によって水槽2内が加熱された後に蒸気の供給が行われ、所定の高温多湿環境が実現されればよい。
また、温度検知部35を水槽2の前面上部に設けることにより、水槽2内を設定温度に的確に加熱することができる。なお、温度検知部35は水槽2の前面上部以外に設けてもよい。
なお、本実施の形態では、温度検知部35によって水槽2の上部内面の温度が設定温度T1に到達したことを検知すると蒸気用給水弁23を開成したが、制御部38は計時部を備え(図示しない)、温風ヒータ20に通電してからの経過時間に応じて蒸気用給水弁23を開成してもよい。
また、本実施の形態では、温風によって水槽2内を設定温度T1に加熱した後、温度検知部35によって水槽2の上部内面の温度が設定温度T2に到達したことを検知すると蒸気ヒータ26の通電を停止したが、制御部38は計時部を備え(図示しない)、蒸気ヒータ26に通電してからの経過時間に応じて蒸気ヒータの通電を間欠的に行ってもよい。
以上のように、本実施の形態の洗濯機は、水槽2内に回転可能に設けられたドラム3と、ドラム3を回転駆動するモータ7と、水槽2内へ給水する給水弁9と、水槽2内の水を排水する排水弁13と、水槽2に設けられた吹出口16および取込口17に連通接続された風路18と、風路18を通して水槽2内に送風する送風ファン19と、送風ファン19によって水槽2内に送風される空気を加熱して温風にする温風ヒータ20と、水槽2内に供給される蒸気を発生する蒸気発生部21と、洗濯運転を制御する制御部38とを備え、制御部38は、水槽2およびドラム3の洗浄を行う槽洗浄運転を実行し、槽洗浄運転において、温風ヒータ20によって加熱された温風と、蒸気発生部21で発生した蒸気を水槽2内へ供給するものである。
これによって、温風と蒸気によって、水槽2内を迅速、かつ、効率よく高温多湿環境にして、水槽2およびドラム3の表面に生息する菌やカビを除菌することができる。
また、制御部38は、槽洗浄運転において、温風によって水槽2内が加熱された後、水槽2内に蒸気を供給するものである。これによって、温風によって加熱された水槽2内に蒸気が供給されるため、水槽2内での蒸気の結露を抑制することができる。結露を抑制することによって、少量の蒸気で水槽内の温度および湿度を上げることが可能となるため、効率よく高温多湿環境にして除菌を行うことができる。
また、水槽2の温度を検知する温度検知部35を有し、制御部38は、槽洗浄運転において、温度検知部35によって所定の温度(T1)が検知されると、水槽2内に蒸気を供給するものである。
これによって、所定の温度に加熱された水槽2内に蒸気が供給されるため、水槽2内での蒸気の結露を効果的に抑制することができる。
また、水槽2の温度を検知する温度検知部35を有し、制御部38は、槽洗浄運転において、温度検知部35の出力に基づき、温風によって水槽2内を第1の温度(T1)に加熱した後、水槽2内に供給された蒸気によって水槽2内を第1の温度(T1)より高い第2の温度(T2)に加熱するものである。
これによって、水槽2内を温風と蒸気によって迅速、かつ、効率よく高温多湿環境にすることができる。
また、蒸気発生部21と吹出口16を連通接続する蒸気供給路29を有し、蒸気供給路29は、風路18を流れる温風によって加熱され、蒸気発生部21で発生した蒸気は、蒸気供給路29を通して水槽2内へ供給されるものである。
これによって、風路18を流れる温風によって蒸気供給路29が加熱され、蒸気発生部21で発生した蒸気が蒸気供給路29を通過する際の結露を防止することができる。
また、制御部38は、槽洗浄運転において、モータ7を駆動しドラム3を回転させるものである。これによって、水槽2内に供給された蒸気が撹拌され、水槽2内の広い範囲に蒸気が拡散されて効果的に除菌することができる。
以上のように、本発明にかかる洗濯機は、水槽内を効率よく高温多湿環境にして除菌を行うことができるので、衣類以外についても洗濯または洗浄を行う機器の槽洗浄に有用である。
2 水槽
3 ドラム(洗濯槽)
7 モータ
9 給水弁(給水部)
13 排水弁(排水部)
16 吹出口
17 取込口
18 風路
19 送風ファン(送風部)
20 温風ヒータ(加熱部)
21 蒸気発生部
29 蒸気供給路
35 温度検知部
38 制御部
3 ドラム(洗濯槽)
7 モータ
9 給水弁(給水部)
13 排水弁(排水部)
16 吹出口
17 取込口
18 風路
19 送風ファン(送風部)
20 温風ヒータ(加熱部)
21 蒸気発生部
29 蒸気供給路
35 温度検知部
38 制御部
Claims (6)
- 水槽内に回転可能に設けられた洗濯槽と、
前記洗濯槽を回転駆動するモータと、
前記水槽内へ給水する給水部と、
前記水槽内の水を排水する排水部と、
前記水槽に設けられた吹出口および取込口に連通接続された風路と、
前記風路を通して前記水槽内に送風する送風部と、
前記送風部によって前記水槽内に送風される空気を加熱して温風にする加熱部と、
前記水槽内に供給される蒸気を発生する蒸気発生部と、
洗濯運転を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記水槽および前記洗濯槽の洗浄を行う槽洗浄運転を実行し、前記槽洗浄運転において、前記加熱部によって加熱された温風と、前記蒸気発生部で発生した蒸気を前記水槽内へ供給する洗濯機。 - 前記制御部は、前記槽洗浄運転において、温風によって前記水槽内が加熱された後、前記水槽内に蒸気を供給する請求項1に記載の洗濯機。
- 前記水槽の温度を検知する温度検知部を有し、
前記制御部は、前記槽洗浄運転において、前記温度検知部によって所定の温度が検知されると、前記水槽内に蒸気を供給する請求項1または2に記載の洗濯機。 - 前記水槽の温度を検知する温度検知部を有し、
前記制御部は、前記槽洗浄運転において、前記温度検知部の出力に基づき、温風によって前記水槽内を第1の温度に加熱した後、前記水槽内に供給された蒸気によって前記水槽内を前記第1の温度より高い第2の温度に加熱する請求項1または2に記載の洗濯機。 - 前記蒸気発生部と前記吹出口を連通接続する蒸気供給路を有し、前記蒸気供給路は、前記風路を流れる温風によって加熱され、前記蒸気発生部で発生した蒸気は、前記蒸気供給路を通して前記水槽内へ供給される請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗濯機。
- 前記制御部は、前記槽洗浄運転において、前記モータを駆動し前記洗濯槽を回転させる請求項1〜5のいずれか1項に記載の洗濯機。
Priority Applications (1)
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JP2018219841A JP2020081347A (ja) | 2018-11-26 | 2018-11-26 | 洗濯機 |
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Cited By (2)
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JP7189638B1 (ja) | 2021-06-04 | 2022-12-14 | アイリスオーヤマ株式会社 | 洗濯機 |
JP2023011025A (ja) * | 2021-06-04 | 2023-01-20 | アイリスオーヤマ株式会社 | 洗濯機 |
-
2018
- 2018-11-26 JP JP2018219841A patent/JP2020081347A/ja active Pending
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JP7288721B2 (ja) | 2021-06-04 | 2023-06-08 | アイリスオーヤマ株式会社 | 洗濯機 |
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