JP2020075058A - 清掃具用柄、上記清掃具用柄を備えている清掃具、及び清掃シートの、上記清掃具への使用 - Google Patents

清掃具用柄、上記清掃具用柄を備えている清掃具、及び清掃シートの、上記清掃具への使用 Download PDF

Info

Publication number
JP2020075058A
JP2020075058A JP2018211819A JP2018211819A JP2020075058A JP 2020075058 A JP2020075058 A JP 2020075058A JP 2018211819 A JP2018211819 A JP 2018211819A JP 2018211819 A JP2018211819 A JP 2018211819A JP 2020075058 A JP2020075058 A JP 2020075058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
cleaning
cleaning tool
protrusion
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018211819A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6983141B2 (ja
Inventor
須田 朋和
Tomokazu Suda
朋和 須田
優佳 眞鍋
Yuka Manabe
優佳 眞鍋
泰彦 釼持
Yasuhiko Kenmochi
泰彦 釼持
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unicharm Corp
Original Assignee
Unicharm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unicharm Corp filed Critical Unicharm Corp
Priority to JP2018211819A priority Critical patent/JP6983141B2/ja
Priority to TW108213726U priority patent/TWM604169U/zh
Priority to CN201921920933.7U priority patent/CN212382587U/zh
Publication of JP2020075058A publication Critical patent/JP2020075058A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6983141B2 publication Critical patent/JP6983141B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

【課題】狭空間清掃性に優れる清掃具用柄を提供すること。【解決手段】第1柄部分307と、第2柄部分309と、係合部材501とを備える清掃具用柄7であって、係合部材501が、固定部503と、可動部505と、連結部507とを備えており、固定部503が、固定用突出部511を備えており、可動部505が、押込用突出部513と、連結用突出部515とを備えており、押込用突出部513と、連結用突出部515とは、柄軸方向DHAに離間しているとともに、押戻方向D1Tに突出しており、第1柄部分307と、第2柄部分309とが、押込用突出部513を押込方向D1Pに押込むことにより、連結形態と、分離形態とを切替可能であるように構成されていることを特徴とする清掃具用柄7。【選択図】図15

Description

本開示は、清掃具用柄、上記清掃具用柄を備える清掃具、及び清掃シートの、上記清掃具への使用に関する。
清掃シートを清掃ヘッドに取り付けるタイプの清掃具、並びにそれらの清掃具用の柄が知られている。
例えば、特許文献1には、清掃シートを挟み込むスリットが形成された本体と、前記本体が回動自在に支承された略コ字状に形成された支持アームと、前記支持アームの端部が自在継手を介して連結されたハンドルと、が備えられていることを特徴とする清掃用具が開示されている。
特許文献1の図1に記載される清掃用具Aは、特許文献1の段落[0014]に記載されるように、清掃シートSを挟み込むスリットが形成された本体1と、前記本体が回動自在に支承された略コ字状に形成された支持アーム2と、前記支持アーム2の端部が自在継手3を介して連結されたハンドル4と、から構成されている。また、ハンドル4の上端部には、持ち易いように、取っ手5が装着されている。
特許文献1に記載の清掃用具Aは、特許文献1の段落[0022]及び図8に示されるように、床などの広い面を拭く場合には、広い払拭面を持つ下カバー体22を下側にして掃除を行うものである。
また、特許文献1に記載の清掃用具Aは、特許文献1の段落[0024]及び図9に示されるように、本体1を90度回転させて横面を使用して掃除ができる。
特許文献2には、柄を構成する各一対の円筒状パイプをさらにスムーズに連結することのできるパイプの連結構造が記載されている。特許文献2に記載のパイプの連結構造は、一方の円筒状パイプのオス側端部を他方の円筒状パイプのメス側端部に挿入し、オス側突起挿入穴とメス側突起挿入穴とを合致させて外側から係合突起が係止されると共に、前記オス側端部と前記メス側端部との継ぎ目部を外側から覆ってスリーブ状部材が取り付けられるパイプの連結構造であって、前記スリーブ状部材には、前記継ぎ目部を覆う部分の内周面から内側に突出して、前記メス側端部の端面が後方から当接する当接リブが、周方向に連続又は断続して設けられており、該当接リブには、前記スリーブ状部材の先端側に向けて径方向外方に傾斜して延設する挿入ガイド傾斜部が、周方向に連続又は断続して設けられており、前記端面を前記当接リブの当接面に当接させて前記他方の円筒状パイプの前記メス側端部にスリーブ状部材を装着した状態で、前記一方の円筒状パイプの前記オス側端部が、前記挿入ガイド傾斜部に案内されてメス側端部に挿入される。
実用新案登録第3152632号公報 特開2012−163136号公報
特許文献1に記載の清掃用具Aにおいて、ハンドル4は、連結可能な、複数のハンドル部分から構成されるものではないため、清掃用具Aを使用しない際に、清掃用具Aをコンパクトに保管することができるものではない。
特許文献2に記載のパイプの連結構造は、その構造上、スリーブ状部材が太くなるため、当該パイプの連結構造を含む清掃具を用いて、所定の幅を有する狭い空間を清掃しようとする場合には、スリーブ状部材が、上記狭い空間に入らない、上記狭い空間にぶつかり、傷つける等の可能性があった。
従って、本開示は、狭空間清掃性に優れる清掃具用柄を提供することを目的とする。
本開示者らは、第1基端部及び第1先端部を有する第1柄部分と、第2基端部及び第2先端部を有する第2柄部分と、第1柄部分及び第2柄部分を連結可能な係合部材とを備え、柄軸を有するとともに、お互いに直交する、上記柄軸と平行な柄軸方向と、押込方向及び押戻方向を含む第1方向と、第2方向とを有する清掃具用柄であって、上記係合部材が、固定部と、可動部と、固定部及び可動部を連結する連結部とを備えており、上記固定部が、上記係合部材を第1柄部分に固定するための固定用突出部を備えており、上記可動部が、押込用突出部と、第2柄部分を第1柄部分に連結するための連結用突出部とを備えており、上記押込用突出部と、上記連結用突出部とは、上記柄軸方向に離間しているとともに、上記押戻方向に突出しており、第1先端部が、第1中空部を有するとともに、上記押込用突出部と、上記連結用突出部と、上記固定用突出部とに対応する、それぞれ、第1開口部と、第2開口部と、第3開口部とを備えており、第2基端部が、第1先端部と連結する範囲において第1先端部の外径と同一又はそれよりも大きな内径を有するとともに、上記連結用突出部に対応する連結用開口部を備えており、上記係合部材が、第1中空部に配置されており、上記押込用突出部、上記連結用突出部及び上記固定用突出部が、それぞれ、第1開口部、第2開口部及び第3開口部に挿入されてているとともに、上記押込用突出部及び上記連結用突出部が、それぞれ、第1開口部及び第2開口部から外方に突出しており、第1柄部分と、第2柄部分とが、上記押込用突出部を上記押込方向に押込むことにより、連結形態と、分離形態とを切替可能であるように構成されていることを特徴とする清掃具用柄を見出した。
本開示の清掃具用柄は、狭空間清掃性に優れる。
図1は、第1実施形態に従う清掃具1の斜視図である。 図2は、清掃ヘッド3の斜視図である。 図3は、展開形態における清掃ヘッド3の第1内面129及び第2内面139側の展開図である。 図4は、展開形態における清掃ヘッド3の第1外面127及び第2外面137側の展開図である。 図5は、ブラケット5の斜視図である。 図6は、連結形態における清掃具用柄7の斜視図で有る。 図7は、分離形態における清掃具用柄7の斜視図である。 図8は、第1柄部分307(第1筒状体337)の斜視図である。 図9は、図8のIX−IX断面における断面図である。 図10は、図8のX−X断面における断面図である。 図11は、第1スリーブ331の斜視図である。 図12は、図11のXII−XII断面における断面図である。 図13は、図11のXIII−XIII断面における断面図である。 図14は、第1係合部材501の斜視図である。 図15は、第1柄部分307と、第2柄部分309との連結及び分離を説明するための図である。 図16は、第1柄部分307と、第2柄部分309との連結及び分離を説明するための図である。 図17は、清掃シート31を清掃ヘッド3に取り付ける方法を説明するための図である。 図18は、清掃シート31を清掃ヘッド3に取り付ける方法を説明するための図である。 図19は、清掃シート31を清掃ヘッド3に取り付ける方法を説明するための図である。 図20は、広空間清掃形態における清掃具1を説明するための図である。 図21は、狭空間清掃形態における清掃具1を説明するための図である。
[定義]
・「狭空間」及び「広空間」
本明細書では、狭い空間を「狭空間」と称し、狭空間の中で、垂直方向に沿う方向に延びており且つ水平方向に沿う方向に狭い空間を「垂直方向狭空間」と称し、そして水平方向に沿う方向に延びており且つ垂直方向に沿う方向に狭い空間を「水平方向狭空間」と称する場合がある。また、狭空間を構成する面を「被清掃面」と称する場合があり、そして異なる方向に延在する2つの被清掃面が交差する部分を「隅部」と称する場合がある。
なお、上記被清掃面としては、例えば、壁、床面、家具の頂面、側面及び底面、電化製品の頂面、側面及び底面等が挙げられる。
また、狭空間のうち、狭空間を構成する被清掃面間の最短距離(例えば、垂直方向狭空間における水平方向に沿う方向に延びている被清掃面間の最短距離、水平方向狭空間における垂直方向に沿う方向に延びている被清掃面間の最短距離)を、単に「幅」と称することがある。
また、本明細書では、広い空間を「広空間」と称する場合がある。
・対象物に関する「所定の方向に沿う」
本明細書では、対象物に関して「所定の方向に沿う」とは、対象物が、所定の方向と直交する直交方向よりも、所定の方向に近い方向に延びていることを意味し、そして具体的には、対象物が、所定の方向と、好ましくは45°未満、より好ましくは30°以下、さらに好ましくは20°以下、そしてさらにいっそう好ましくは5°以下の交差角を有するように延びていることを意味する。
なお、本明細書では、交差角が5°以下である場合に、「所定の方向と平行」と称する場合がある。
上記所定の方向としては、例えば、水平方向、垂直方向、平面方向、長手方向、短手方向、厚さ方向等が挙げられる。
例えば、対象物である被清掃面が、「垂直方向に沿う」とは、被清掃面が、垂直方向と、好ましくは45°未満、より好ましくは30°以下、さらに好ましくは20°以下、そしてさらにいっそう好ましくは5°以下の交差角を有するように延びていることを意味する。
・対象物に関する「所定の線に沿う」
本明細書では、対象物に関して「所定の線に沿う」とは、対象物が、所定の線と直交する直交方向よりも、所定の線に近い方向に延びていることを意味し、そして具体的には、対象物が、所定の線と、好ましくは45°未満、より好ましくは30°以下、さらに好ましくは20°以下、そしてさらにいっそう好ましくは5°以下の交差角を有するように延びていることを意味する。
なお、本明細書では、交差角が5°以下である場合に、「所定の線と平行」と称する場合がある。
上記所定の線としては、例えば、軸、例えば、ヘッド回転軸、挟持部回転軸、柄回転軸等が挙げられる。
例えば、対象物であるおもりが、「ヘッド回転軸に沿う」とは、おもりが、ヘッド回転軸と、好ましくは45°未満、より好ましくは30°以下、さらに好ましくは20°以下、そしてさらにいっそう好ましくは5°以下の交差角を有するように延びていることを意味する。
・「水平方向清掃性」及び「垂直方向清掃性」
本明細書では、「水平方向清掃性」は、水平方向に沿う方向に延びている被清掃面の清掃性を意味し、「垂直方向清掃性」は、垂直方向に沿う方向に延びている被清掃面の清掃性を意味する。
・「狭空間清掃性」
本明細書では、「狭空間清掃性」は、狭空間を構成する被清掃面の清掃性を意味する。また、本明細書では、垂直方向狭空間及び水平方向狭空間を構成する被清掃面の清掃性を、それぞれ、「垂直方向狭空間清掃性」及び「水平方向狭空間清掃性」と称する。
・「清掃面切替性」
本明細書では、「清掃面切替性」は、清掃面(第1清掃面から第2清掃面へ、又は第2清掃面から第1清掃面へ)の切替性を意味する。
・清掃具に関する「狭空間清掃形態」、「広空間清掃形態」
本明細書では、清掃具に関する「狭空間清掃形態」は、清掃具を用いて狭空間を清掃するための形態で有り、清掃ヘッド、ブラケット及び清掃具用柄を、清掃ヘッドの平面方向、ブラケット仮想面及び柄軸が、平行になる(好ましくは、同一平面上に存在する)ように保持した形態を意味する。なお、清掃ヘッド及びブラケットを、清掃ヘッドの平面方向及びブラケット仮想面が、平行になる(好ましくは、同一平面上に存在する)ように保持することを、清掃ヘッド及びブラケットを一致させると称する場合がある。
なお、本明細書では、清掃ヘッドの平面方向、ヘッド回転部材仮想面及び/又は柄軸に関する平行は、それらの交差角が10°以下、好ましくは5°以下、そしてさらに好ましくは0°であることを意味する。
本明細書では、清掃具に関する「広空間清掃形態」は、清掃ヘッドの平面方向を、ブラケットのブラケット仮想面と交差するように保持した形態を意味するものとする。
なお、上記定義は、清掃具を用いて狭空間及び広空間を清掃する際の典型的な形態を意味するものであり、清掃具を用いた清掃の形態を限定するものではない。
・挟持部に関する「閉鎖形態」及び「展開形態」
本明細書では、挟持部に関する「閉鎖形態」は、清掃ヘッドが挟持部を備えている場合に、挟持部が閉じている形態を意味する。また、挟持部が、回転端及び開閉端を有する、第1挟持部分及び第2挟持部分を備えている場合には、挟持部に関する「閉鎖形態」は、開閉端が閉じている形態を意味する。
本明細書では、挟持部に関する「展開形態」は、清掃ヘッドが挟持部を備えている場合に、挟持部が開いている形態を意味する。また、挟持部が、回転端及び開閉端を有する、第1挟持部分及び第2挟持部分を備えている場合には、挟持部に関する「展開形態」は、開閉端が閉じていない形態、特に、第1挟持部分の開閉端を構成する部分と、第2挟持部分の開閉端を構成する部分とが最も遠い位置に存在する形態を意味する。
なお、閉鎖形態及び展開形態ともに、挟持部は、清掃シートを挟持していてもよく、そして清掃シートを挟持していなくともよい。
・清掃ヘッドに関する「起立」
本明細書では、清掃ヘッドに関する起立は、清掃ヘッドが、その平面方向が水平方向に沿う方向に延びている状態から、その平面方向が垂直方向に沿う方向に延びている状態に清掃ヘッドを回転させることを意味する。例えば、清掃ヘッドを持ち上げ、その平面方向が水平方向に沿う方向に延びている状態から、その平面方向が垂直方向に沿う方向に延びている状態に回転させ、清掃ヘッドを起立させることができる。
・「内方」及び「外方」
本明細書では、「内方」及び「外方」は、それぞれ、所定の線、例えば、中心線(例えば、長手方向中心線、短手方向中心線、厚さ方向中心線等)、軸(例えば、回転軸、例えば、ヘッド回転軸、挟持部回転軸、柄回転軸、柄軸等)等を有する対象物において、所定の線に近づく方向及び軸から遠ざかる方向を意味する。例えば、長手方向の内方とは、長手方向のうち、短手方向に延びている長手方向中心線に近づく方向を意味する。
・「内方の位置」及び「外方の位置」
また、本明細書では、一方が、他方より「内方の位置」に配置されていることは、一方が、他方よりも、対象となる所定の線に近い位置に配置されていることを意味し、そして一方が、他方より「外方の位置」に配置されていることは、一方が、他方よりも、対象となる所定の線に遠い位置に配置されていることを意味する。
具体的には、本開示は以下の態様に関する。
[態様1]
第1基端部及び第1先端部を有する第1柄部分と、第2基端部及び第2先端部を有する第2柄部分と、第1柄部分及び第2柄部分を連結可能な係合部材とを備え、柄軸を有するとともに、お互いに直交する、上記柄軸と平行な柄軸方向と、押込方向及び押戻方向を含む第1方向と、第2方向とを有する清掃具用柄であって、
上記係合部材が、固定部と、可動部と、固定部及び可動部を連結する連結部とを備えており、上記固定部が、上記係合部材を第1柄部分に固定するための固定用突出部を備えており、上記可動部が、押込用突出部と、第2柄部分を第1柄部分に連結するための連結用突出部とを備えており、上記押込用突出部と、上記連結用突出部とは、上記柄軸方向に離間しているとともに、上記押戻方向に突出しており、
第1先端部が、第1中空部を有するとともに、上記押込用突出部と、上記連結用突出部と、上記固定用突出部とに対応する、それぞれ、第1開口部と、第2開口部と、第3開口部とを備えており、
第2基端部が、第1先端部と連結する範囲において第1先端部の外径と同一又はそれよりも大きな内径を有するとともに、上記連結用突出部に対応する連結用開口部を備えており、
上記係合部材が、第1中空部に配置されており、上記押込用突出部、上記連結用突出部及び上記固定用突出部が、それぞれ、第1開口部、第2開口部及び第3開口部に挿入されているとともに、上記押込用突出部及び上記連結用突出部が、それぞれ、第1開口部及び第2開口部から外方に突出しており、
第1柄部分と、第2柄部分とが、上記押込用突出部を上記押込方向に押込むことにより、連結形態と、分離形態とを切替可能であるように構成されている、
ことを特徴とする、上記清掃具用柄。
上記清掃具用柄は、所定の構造を有する係合部材を備えているため、清掃具用柄の、第2方向の厚さを薄くすることができる。従って、清掃具において、上記清掃具用柄を、清掃具用柄の第2方向が狭空間の幅と向かい合うように用いることにより、清掃具用柄が、狭空間を構成する被清掃面に接触しにくくなる。以上より、上記清掃具用柄、並びに上記清掃具用柄を備える清掃具が、狭空間の清掃性に優れる。
[態様2]
第1柄部分が、第1先端部の外面に、上記押込用突出部を囲んで上記柄軸の周方向に延びているスリーブをさらに備えている、態様1に記載の清掃具用柄。
上記清掃具は、第1先端部の外面に所定のスリーブをさらに備えている。従って、使用者が、押込用突出部を押込方向に押込む際に、使用者の指が、押込用突出部と、第1開口部との間に挟まれにくくなる。従って、使用者が、清掃具用柄を連結形態に変形する際にけがをしにくくなり、使用者が、第1柄分と、第2柄部分とを確実に連結しやすくなり、連結形態を確実に形成することができ、第1柄分と、第2柄部分とが、連結の不具合等により、がたつきにくくなる。第1柄分と、第2柄部分とががたつく場合には、がたついた清掃具用柄が、狭空間を構成する被清掃面を傷つける恐れがある。以上より、上記清掃具用柄、並びに上記清掃具用柄を備える清掃具が、狭空間清掃性に優れる。
[態様3]
上記スリーブが、上記柄軸の周方向に一周しており、上記スリーブの、第2方向の径が、第1方向の径よりも小さい、態様2に記載の清掃具用柄。
上記清掃具用柄では、第1柄部分が所定のスリーブを備えている。従って、清掃具において、上記清掃具用柄を、清掃具用柄の第2方向が狭空間の幅と向かい合うように用いることにより、清掃具用柄が、狭空間を構成する被清掃面に接触しにくくなる。以上より、上記清掃具用柄、並びに上記清掃具用柄を備える清掃具が、狭空間の清掃性に優れる。
[態様4]
上記スリーブが、上記柄軸の周方向に一周しており、上記スリーブの、上記押戻方向側の端部の厚さが、上記スリーブの、上記押込方向側の端部の厚さよりも厚い、態様2又は3に記載の清掃具用柄。
上記清掃具用柄では、スリーブが所定の厚さを有する。従って、清掃具において、上記清掃具用柄を、清掃具用柄の第1方向が狭空間の幅と向かい合うように用いる場合であっても、清掃具用柄が、狭空間を構成する被清掃面に接触しにくくなる。以上より、上記清掃具用柄、並びに上記清掃具用柄を備える清掃具が、狭空間の清掃性に優れる。
[態様5]
上記スリーブが、上記連結形態において、第2基端部の端縁を収納する収納部を備えている、態様2〜4のいずれか一項に記載の清掃具用柄。
上記清掃具用柄では、スリーブが、所定の収納部を備えているので、使用者が、第1柄部分と、第2柄部分とを連結する際に、第1柄部分の第1基端部と、第2柄部分の第2基端部の端縁との間で指を挟みにくくなる。従って、使用者が、清掃具用柄を連結形態に変形する際にけがをしにくくなり、使用者が、第1柄分と、第2柄部分とを確実に連結しやすくなり、連結形態を確実に形成することができ、第1柄分と、第2柄部分とが、連結の不具合等により、がたつきにくくなる。第1柄分と、第2柄部分とががたつく場合には、がたついた清掃具用柄が、狭空間を構成する被清掃面を傷つける恐れがある。以上より、上記清掃具用柄、並びに上記清掃具用柄を備える清掃具が、狭空間清掃性に優れる。
[態様6]
上記収納部及び上記端縁が、第1柄部分の、上記柄軸の周方向の位置と、第2柄部分の、上記柄軸の周方向の位置とをガイドするための、一対のガイド部を備えている、態様5に記載の清掃具用柄。
上記清掃具用柄では、スリーブの収納部と、第2基端部の端縁とが、一対の所定のガイド部を備えているので、第1柄部分の、柄軸の周方向の位置と、第2柄部分の、柄軸の周方向の位置とを合せやすい。その結果、上記清掃具用柄は、第1柄部分及び第2柄部分の連結形態を確実に形成することができ、上記清掃具用柄を備える清掃具を用いて狭空間を清掃する際に、がたついた第1柄部分及び第2柄部分が、狭空間を構成する被清掃面に接触しにくくなる。以上より、上記清掃具用柄、並びに上記清掃具用柄を備える清掃具が、狭空間清掃性に優れる。
[態様7]
上記収納部が、第2基端部の外面と接触するように構成された複数の突起部であって、そのそれぞれが、上記柄軸方向に延びているものを備えている、態様5又は6に記載の清掃具用柄。
上記清掃具用柄では、収納部が、所定の複数の突起部を備えているので、清掃具用柄のがたつきを抑制することができる。清掃用具柄ががたつく場合には、がたついた清掃具用柄が、狭空間を構成する被清掃面を傷つけることがある。従って、上記清掃具用柄は、柄のがたつきが抑制されるため、狭空間を構成する被清掃面を傷つけにくい。以上より、上記清掃具用柄、並びに上記清掃具用柄を備える清掃具が、狭空間清掃性に優れる。
[態様8]
上記係合部材の上記固定部及び可動部が、上記連結部から上記柄軸方向内の同一方向に向かって延びている、態様1〜7のいずれか一項に記載の清掃具用柄。
上記清掃具用柄では、係合部材の固定部及び可動部が、連結部を基準として、柄軸方向の同一の方向に延びているので、上記係合部材の、第1方向における弾性が高くなりやすく、上記係合部材が、第1柄部分及び第2柄部分の連結形態を保持しやすくなるとともに、清掃具用柄のがたつきが抑制され、清掃具用柄の強度が高まる。以上より、上記清掃具用柄、並びに上記清掃具用柄を備える清掃具が、狭空間清掃性に優れる。
[態様9]
上記係合部材の上記連結部が、第1方向に延びており、上記固定部及び可動部が、上記連結部に離間して連結している、態様1〜8のいずれか一項に記載の清掃具用柄。
上記清掃具用柄では、係合部材が所定の形状を有しているため、上記係合部材の、上記第1方向における弾性が高くなりやすく、上記係合部材が、第1柄部分及び第2柄部分の連結形態を保持しやすくなる。以上より、上記清掃具用柄、並びに上記清掃具用柄を備える清掃具が、狭空間清掃性に優れる。
[態様10]
上記連結用突出部が、上記押込用突出部よりも、上記連結部から遠い位置に配置されている、態様1〜9のいずれか一項に記載の清掃具用柄。
上記清掃具用柄では、押込用突出部と、連結用突出部とが所定の位置に配置されているため、押込用突出部の押込量に対して、連結用突出部の、押込方向への移動量が多くなるため、押込用突出部の押込量を相対的に少なくすることができ、第1柄部分と、第2柄部分との連結及び分離が容易になる。また、それにより、清掃具用柄の押込用突出部の部分の厚さを薄くすることができ、清掃具用柄がスリーブを備える場合には、スリーブの押込用突出部側の部分を薄くすることができる。さらに、押込用突出部の押込量を相対的に少なくすることにより、清掃具用柄を、連結形態と、分離形態とを切り替える際に、指を挟みにくくなる。
[態様11]
上記係合部材が、上記連結部から上記可動部と反対方向に延びており且つ第1中空部の、上記押戻方向側の端部の内面に接するように構成されたクリップ部をさらに備えている、態様1〜10のいずれか一項に記載の清掃具用柄。
上記清掃具用柄では、第1柄部分と、第2柄部分との連結を解除する際に、押込用突出部の押込みが少なく、それに伴い連結用突出部の沈み込みが少ない場合に、連結用突出部が、第2柄部分の連結用開口部に引っかかり、第2柄部分に引っ張られ、係合部材が、第1柄部分から引き抜かれることも想定される。しかし、上記清掃具用柄では、係合部材が、所定のクリップ部を備えているので、そのような場合であっても、クリップ部が、係合部材が、第1柄部分から引き抜かれることを抑制することができる。その結果、清掃具用柄が所定の機能を発揮することができ、ひいては上記清掃具用柄、並びに上記清掃具用柄を備える清掃具が、狭空間清掃性に優れる。
[態様12]
清掃ヘッドと、上記清掃ヘッドに回転可能に取り付けられたブラケットと、上記ブラケットに連結された清掃具用柄とを備える清掃具であって、
上記清掃具用柄が、態様1〜11のいずれか一項に記載の清掃具用柄である、
上記清掃具。
上記清掃具は、態様1と同様の効果を有する。
[態様13]
上記清掃ヘッドが、平面方向及び厚さ方向を備えている板状の形状を有するとともに、上記平面方向に沿う方向に延びている2つの清掃面と、上記厚さ方向に沿う方向に延びている側面と、上記側面に配置された、回転軸を備えているブラケット用孔とを備えており、
上記ブラケットが、上記ブラケット用孔を介して上記清掃ヘッドに回転可能に連結されており、
上記清掃具を、上記平面方向及び上記柄軸が平行になるように配置した状態において、第1方向が、上記平面方向に沿う方向に延びるように、上記清掃具用柄が配置されている、態様12に記載の清掃具。
上記清掃具は、清掃ヘッドの平面方向と、清掃具用柄の柄軸とが平行になるように配置した状態(以下、「清掃ヘッドを立てた状態」と称する場合がある)において、清掃具用柄の第1方向が、平面方向に沿う方向に延びる。従って、狭空間を清掃するために、清掃ヘッドを立てた状態にすると、清掃具用柄の、厚さの薄い第2方向を、清掃ヘッドの厚さ方向に対向させることになり、清掃具用柄が、狭空間の幅方向に引っかかりにくくなる。従って、上記清掃具が、狭空間清掃性に優れる。
[態様14]
上記ブラケットが、単一の平面であるブラケット仮想面上に配置されており、上記清掃ヘッドが、上記清掃ヘッド及び上記ブラケットを、上記平面方向と、上記ブラケット仮想面とが一致するように保持することができるように構成されている、態様13に記載の清掃具。
上記清掃具では、清掃ヘッドが、清掃ヘッド及びブラケットを、清掃ヘッドの平面方向と、ブラケットのブラケット仮想面とが一致するように保持することができるように構成されているので、上記清掃具が、狭空間清掃性に優れる。
[態様15]
上記ブラケットが、棒状の部材から構成されているとともに、上記ブラケット用孔に回転可能に連結されている、第1端部を有するヘッド連結部と、上記清掃具用柄に連結されている、第2端部を有する柄連結部と、上記ヘッド連結部及び柄連結部を離間させている離間部とを備えており、
上記清掃具用柄が、上記柄連結部の第2端部に回転可能に連結されている回転部を備えており、
上記回転部が、上記ブラケット仮想面と直交する方向に回転軸を有するとともに、上記柄連結部に近づく近位方向と、上記柄連結部から遠ざかる遠位方向とに回転可能で有り、
上記清掃具用柄が、上記押込用突出部を上記近位方向側に有する、
態様14に記載の清掃具。
上記清掃具では、清掃具用柄が、押込用突出部を、近位方向側に有する。従って、狭空間清掃形態における上記清掃具において、清掃具用柄を近位方向に倒した状態において、清掃ヘッドの、ブラケットと反対側の部分を狭空間の清掃に用いた場合に、押込用突出部が近位方向側(すなわち、ブラケット側)に配置されることになるため、押込用突出部が、狭空間を構成する被清掃面を傷つけにくい。従って、上記清掃具が、狭空間清掃性に優れる。
[態様16]
清掃シートの、上記清掃シートを保持可能な清掃ヘッドを備える清掃具への使用であって、
上記清掃具が、態様11〜15のいずれか一項に記載の清掃具である、
ことを特徴とする、上記使用。
上記使用は、態様1と同様の効果を有する。
[態様17]
態様12〜15のいずれか一項の清掃具用の清掃シートであって、
上記清掃ヘッドが、上記清掃シートを保持可能なように構成されており、
上記清掃シートが、上記清掃ヘッドに保持されるように構成されている、
上記清掃シート。
上記清掃シートは、所定の清掃ヘッドに保持されるように構成されており、態様12と同様の効果を有する。
本開示の、清掃具用柄、本開示の、清掃具用柄を備える清掃具(以下、「清掃具用柄を備える清掃具」を、単に『清掃具』と称する場合がある)、及び本開示の、清掃シートの、上記清掃具への使用(以下、「清掃シートの、上記清掃具への使用」を、単に『清掃具への使用』又は『使用』と称する場合がある)について、以下、詳細に説明する。
なお、以下、清掃具に関する実施形態において、清掃具、清掃具用柄及び清掃具への使用に関する実施形態を、まとめて説明する。また、清掃具に関する実施形態では、理解しやすさのため、清掃具を、被清掃面側の部材から使用者側の部材の順番、具体的には、清掃ヘッド、ブラケット、及び清掃具用柄の順番で説明する。
図1〜図18は、本開示の実施形態の1つ(以下、「第1実施形態」と称する)に従う清掃具1を説明するための図である。具体的には、図1は、清掃具1の斜視図である。図2は、清掃ヘッド3の斜視図であり、図1に示される清掃具1の清掃ヘッド3の部分の拡大図に相当する。図3は、展開形態における清掃ヘッド3の第1内面129及び第2内面139側の展開図である。図4は、展開形態における清掃ヘッド3の第1外面127及び第2外面137側の展開図である。図5は、ブラケット5の斜視図である。図6は、連結形態における清掃具用柄7の斜視図で有り、図1の清掃具1の清掃具用柄7の部分の拡大図に相当する。図7は、分離形態における清掃具用柄7の斜視図である。
図8〜図10は、第1柄部分307(第1筒状体337)を説明するための図である。図11〜図13は、第1スリーブ331を説明するための図である。図14〜図16は、第1係合部材501を説明するための図である。図17〜図19は、清掃シート31を清掃ヘッド3に取り付ける方法を説明するための図である。図20は、広空間清掃形態における清掃具1を説明するための図である。図21は、狭空間清掃形態における清掃具1を説明するための図である。
第1実施形態に従う清掃具1は、清掃ヘッド3と、清掃ヘッド3に回転可能に取り付けられているブラケット5と、ブラケット5に連結されている清掃具用柄7とを備えている。
清掃ヘッド3は、平面方向Pと、厚さ方向Tとを備えている板状の形状を有し、平面方向Pと平行に延びている清掃面111(具体的には、第1清掃面113及び第2清掃面115)と、平面方向P(具体的には、長手方向L)と平行に延びているヘッド回転軸RA1を備えているブラケット用孔117とを備えている。第1清掃面113と、第2清掃面115とは、ヘッド回転軸RA1を間に挟んで、厚さ方向Tにおいて、お互いに対向している。なお、ヘッド回転軸RA1は、清掃ヘッド3を、ブラケット5に対して回転させるための回転軸である。
清掃ヘッド3は、長手方向Lと、長手方向Lと直交する短手方向Sとを有している。長手方向L及び短手方向Sは、平面方向P内に配置されている。ブラケット用孔117と、ヘッド回転軸RA1とは、長手方向Lに延びている。ブラケット用孔117は、清掃ヘッド3の4つの側面(図示せず)のうちの1つの側面(図示せず)に開口部117aを有している。
清掃ヘッド3は、ヘッド回転軸RA1を通り且つ厚さ方向Tに延びている仮想面ISにより、第1ヘッド領域119と、第2ヘッド領域121とに区画され、清掃ヘッド3が、清掃ヘッド3の重心を、第1ヘッド領域119に有する。なお、清掃ヘッド3の重心は、後述の2つのおもり153により調整されている。
清掃ヘッド3は、清掃シート31を保持できるように構成されている。具体的には、清掃ヘッド3は、清掃シート31の一方の端部33及び他方の端部35の両方を挟持することにより、清掃シート31を保持するように構成されている挟持部123を備えている。
挟持部123は、第1挟持部分125と、第2挟持部分135とを備えており、第1挟持部分125及び第2挟持部分135は、ヘッド回転軸RA1(長手方向L)と平行に延びている挟持部回転軸RA2を有する回転端145により回転可能に連結されているとともに、ヘッド回転軸RA1(長手方向L)と平行に延びている開閉端147により開閉可能に連結されている。
開閉端147は、清掃ヘッド3の短手方向Sの一方の端部149に配置されており、回転端145は、清掃ヘッド3の短手方向Sの他方の端部151に配置されている。
ブラケット用孔117は、第1挟持部分125(具体的には、後述の第1硬質部材133)に配置されている。
第1挟持部分125は、第1外面127及び第1内面129を備えており、第1挟持部分125は、第1外面127を構成する第1軟質部材131と、第1内面129を構成する第1硬質部材133とを備えている。第2挟持部分135は、第2外面137及び第2内面139を備えており、第2挟持部分135は、第2外面137を構成する第2軟質部材141と、第2内面139を構成する第2硬質部材143とを備えている。
第1挟持部分125は、第1ヘッド領域119において、第1硬質部材133の、第1外面127側の面(第1軟質部材131側の面)に配置された金属製のおもり153を2つ備えている。2つのおもり153は、ヘッド回転軸RA1と離間して、そしてヘッド回転軸RA1(長手方向L)と平行に延びている、2つのおもり153は、短手方向Sに隣接して配置されている。
また、2つのおもり153は、第1挟持部分125の、ヘッド回転軸RA1と、回転端145との間に配置されている。それにより、使用者が、清掃具1を使用する際に、おもり153の重さを覚えにくい一方で、そして清掃具1を持ち上げた際に、清掃ヘッド3が起立しやすくなる。
第1挟持部分125の第1内面129は、長手方向Lの内方の位置に配置された、2つの第1凹部157と、2つの第1凹部157に対して、長手方向Lの外方の位置に配置された、2つの第1凸部155とを備えている。2つの第1凹部157のそれぞれは、厚さ方向Tにおいて、第2挟持部分135に向かって窪んでおり、2つの第1凸部155のそれぞれは、厚さ方向Tにおいて、第2挟持部分135に向かって突出している。
第2挟持部分135の第2内面139は、長手方向Lの内方の位置に配置された、2つの第2凸部159と、2つの第2凸部159に対して、長手方向Lの外方の位置に配置された、2つの第2凹部161とを備えている。2つの第2凸部159のそれぞれは、厚さ方向Tにおいて、第1挟持部分125に向かって突出しており、2つの第2凹部161のそれぞれは、厚さ方向Tにおいて、第1挟持部分125に向かって窪んでいる。
2つの第1凸部155のそれぞれの頂面と、2つの第2凸部159のそれぞれの頂面とには、それぞれ、清掃シート31を保持するための、第1スリット部163と、第2スリット部165とが設けられている。
また、2つの第2凸部159のそれぞれと、2つの第1凹部157のそれぞれとは、挟持部123の閉鎖形態において、お互いに噛み合うように構成されている。また、2つの第2凹部161のそれぞれと、2つの第1凸部155のそれぞれとは、挟持部123の閉鎖形態において、お互いに噛み合うように構成されている。
さらに、第1挟持部分125の第1内面129の2つの第1凹部157の間と、第2挟持部分135の第2内面139の2つの第2凸部159の間とには、それぞれ、清掃シート31の一方の端部33と、他方の端部35との位置を合わせるための目印167(目印167a及び目印167b)が配置されている。
第1挟持部分125及び第2挟持部分135は、それぞれ、挟持部123の閉鎖形態を保持するように構成された、嵌合用突起169及び嵌合用窪み171を備えている。
具体的には、第1挟持部分125の長手方向Lの両端のそれぞれには、嵌合用突起169が配置されており、そして嵌合用突起169は、長手方向Lの外方に向かって突出しているとともに、長手方向Lに伸縮可能である。また、第2挟持部分135の長手方向Lの両端のそれぞれには、嵌合用突起169と嵌合するように構成された、嵌合用窪み171が配置されており、そして嵌合用窪み171は、長手方向Lの外方に向かって窪んでいる。第1挟持部分125の長手方向Lの両端のそれぞれにおいて、嵌合用突起169と、嵌合用窪み171とが嵌合することにより、挟持部123の閉鎖形態が保持される。
清掃ヘッド3の長手方向Lの両端に配置された両側面のそれぞれには、閉鎖形態における挟持部123を展開するための窪み部173が配置されている。窪み部173は、短手方向Sにおいて、回転端145よりも開閉端147に近い位置に配置され、窪み部173は、第1挟持部分125の第1硬質部材133及び第1軟質部材131と、第2挟持部分135の第2硬質部材143及び第2軟質部材141に渡って配置されているが、窪み部173の底部175(長手方向Lにおいて内方に位置する部分)は、第1挟持部分125の第1硬質部材133と、第2挟持部分135の第2硬質部材143とにより構成されている。それにより、使用者が、窪み部173に指を入れ、挟持部123(第1挟持部分125及び第2挟持部分135)を展開して展開形態を形成させやすく、ひいては、清掃シート31を清掃ヘッド3に装着しやすくなる。
図5に示されるように、ブラケット5は、棒状の部材から構成されているとともに、ブラケット用孔117に回転可能に連結されている、第1端部201aを備えるヘッド連結部201と、清掃具用柄7に連結されている、第2端部203aを備える柄連結部203と、ヘッド連結部201及び柄連結部203を離間させている離間部205とを備えている。ヘッド連結部201、柄連結部203、及び離間部205は、単一の平面であるのブラケット仮想面ISB上に配置されている。
図6及び図7に示されるように、清掃具用柄7は、柄軸HAを有し、お互いに直交する、柄軸HAと平行な柄軸方向DHAと、押込方向D1P及び押戻方向D1Tを含む第1方向D1と、第2方向D2とを有する。清掃具用柄7は、コネクティングロッド301と、第1柄部分307と、第2柄部分309と、第3柄部分311と、把持部313とを備えており、それらが、その順に連結されている。第1柄部分307と、第2柄部分309と、第3柄部分311とは、それぞれ、第1スリーブ331と、第2スリーブ333と、第3スリーブ335とを備えている。
コネクティングロッド301と、第1柄部分307と、第2柄部分309と、第3柄部分311と、把持部313とは、連結形態と、分離形態とを切替可能であるように構成されている。
コネクティングロッド301は、清掃具用柄7を、所定の方向に回転可能とする柄回転軸RA3を有する回転部であり、一対の第1継手部303及び第2継手部305から構成されている。第1継手部303は、柄連結部203に連結されており、そして第2継手部305が、第1柄部分307に連結されている。
コネクティングロッド301(及び清掃具用柄7)は、ブラケット5の柄連結部203に、コネクティングロッド301(及び清掃具用柄7)が、ブラケット仮想面ISB上を回転可能となるように(すなわち、柄回転軸RA3がブラケット仮想面ISBと直交するように)連結されている。
図8〜図10に示されるように、第1柄部分307は、柄軸方向DHAの全体にわたって拡がる第1中空部339を有する第1筒状体337から構成されており、コネクティングロッド301よりの第1基端部315と、把持部313よりの第1先端部317とを備えている。第2柄部分309は、コネクティングロッド301よりの第2基端部319と、把持部313よりの第2先端部321とを備えており、そして第3柄部分311は、コネクティングロッド301よりの第3基端部323と、把持部313よりの第3先端部325とを備えており、そして把持部313は、コネクティングロッド301よりの第4基端部327と、第4基端部327と反対側に配置された第4先端部329とを備えている。
第1柄部分307は、径の太さに関して、所定の径を有する第1筒状体第1部分341と、第1筒状体第1部分341よりも径が小さい、第1筒状体第2部分343とに区画される。また、第1中空部339は、第1筒状体第1部分341及び第1筒状体第2部分343に相当する、それぞれ、第1中空部第1部分345及び第1中空部第2部分347に区画され、第1中空部第2部分347の径が、第1中空部第1部分345の径よりも小さい。
第1筒状体第2部分343は、連結形態における清掃具用柄7において、後述する、第2柄部分309の第2筒状体第1部分(図示せず)の第2中空部第1部分(図示せず)に挿入されるように構成されている。
第1基端部315は、第1筒状体第1部分341から構成され、第1先端部317は、第1筒状体第1部分341及び第1筒状体第2部分343とから構成される。
第1先端部317は、後述する第1係合部材501の第1押込用突出部513と、第1連結用突出部515と、第1固定用突出部511とに対応する、それぞれ、第1先端部第1開口部349と、第1先端部第2開口部351と、第1先端部第3開口部353とを備えている。第1先端部第1開口部349及び第1先端部第2開口部351は、それぞれ、第1筒状体第1部分341及び第1筒状体第2部分343の、押戻方向D1T側の端部において開口している開口部で有り、そして第1先端部第3開口部353は、第1筒状体第1部分341の、押込方向D1P側の端部において開口している開口部である。
第1基端部315は、第1連結用開口部355と、第1窪み部357とを備えている。第1連結用開口部355は、押戻方向D1T側の端部に配置されている。第1窪み部357は、第1基端部315の、押込方向D1P側の端部に配置されているとともに、柄軸方向DHAを、把持部313に向かって窪んでいる。第1連結用開口部355及び第1窪み部357については後述する。
図11〜図13に示されるように、第1スリーブ331は、第1柄部分307の第1先端部317の外面に、柄軸HAの周方向に一周しているように構成されている。第1スリーブ331は、後述する第1係合部材501の第1押込用突出部513を囲むように構成された第1スリーブ第1開口部361を備えている。第1スリーブ第1開口部361は、押戻方向D1Tに突出している。
また、第1スリーブ331は、押込方向D1Pに第1スリーブ第2開口部363を備えており、押込方向D1Pに第1スリーブ第2開口部363は、第1スリーブ331を第1柄部分307に取り付けられた際に、第1先端部第3開口部353に相当する位置に配置するように構成されており、そして第1スリーブ第2開口部363は、第1先端部第3開口部353とともに、清掃具用柄7の連結形態において、第1係合部材501の第1固定用突出部511を受け入れるように構成されている。
また、第1スリーブ331は、第2基端部319側の内面に、第1柄部分307及び第2柄部分309を連結した際に、第2柄部分309の第2基端部319の端縁を収納する第1スリーブ収納部365を備えている。第1スリーブ331は、第1筒状体第1部分341と略同一の内径を有し、そして第1スリーブ331は、第1筒状体第1部分341及び第1筒状体第2部分343に渡って配置されており、第1スリーブ収納部365は、第1スリーブ331と、第1筒状体第2部分343との間の領域に形成されている。
また、第1スリーブ収納部365は、お互いに噛み合う、一対のガイド部を構成する、第2基端部319側に突出している第1スリーブ突出部367を備えている。第1スリーブ突出部367は、後述する、第2柄部分309の第2基端部319の第2窪み部403とお互いに噛み合うように構成されており、第1柄部分307と、第2柄部分309とが、柄軸HAの周方向に正しい位置に配置されることをガイドすることができる。
第1スリーブ収納部365はまた、柄軸方向DHAに延びているとともに、柄軸HAに向かって突出している4本の第1スリーブ突起369を備えている。4本の第1スリーブ突起369は、お互いに柄軸HAの周方向に離間している。4本の第1スリーブ突起369は、清掃具用柄7の連結形態において、第2柄部分309ががたつくことを抑制する。
第1スリーブ331は、第2方向D2の径d2が、第1方向D1の径d1よりも小さい。従って、清掃具用柄7を、清掃具用柄7の第2方向D2が狭空間の幅と向かい合うように用いることにより、清掃具用柄7、並びに清掃具用柄7を備える清掃具1が、狭空間清掃性に優れる。
また、第1スリーブ331の押戻方向D1T側の端部の厚さt1が、第1スリーブ331の押込方向D1P側の端部の厚さt2よりも厚い。従って、清掃具用柄7を、清掃具用柄7の第1方向D1が狭空間の幅と向かい合うように用いる場合であっても、清掃具用柄7、並びに清掃具用柄7を備える清掃具1が、狭空間清掃性に優れる。
図14に示されるように、第1係合部材501は、第1柄部分307と、第2柄部分309とを連結可能であるように構成されている。具体的には、第1係合部材501は、第1固定部503と、第1可動部505と、第1固定部503及び第1可動部505を連結する第1連結部507とを備えている。第1連結部507は、第1方向D1に延びており、第1連結部507の押戻方向D1Tの端部に、第1可動部505が連結しており、第1連結部507の押込方向D1Pの端部に、第1固定部503が連結されている。また、第1可動部505及び第1固定部503は、それぞれ、第1柄部分307の第1中空部339の押戻方向D1T側の端部及び押込方向D1P側の端部に接して配置されるように構成されている。
第1固定部503と、第1可動部505とは、第1連結部507から、柄軸方向DHAの同一方向に向かって延びている。第1連結部507は、第1固定部503及び第1可動部505から遠ざかる方向に突出するアーチ状の形状を有しており、第1押込用突出部513が押込まれることにより、押込方向D1Pに押込まれた第1可動部505が、元の位置に戻りやすくなっている。
第1固定部503は、第1係合部材501を第1柄部分307に固定するための第1固定用突出部511を備えており、第1固定用突出部511は、押込方向D1Pに突出している。第1可動部505は、第1押込用突出部513と、第2柄部分309を第1柄部分307に連結するための第1連結用突出部515とを備えている。第1押込用突出部513及び第1連結用突出部515のそれぞれは、押戻方向D1Tに突出しており、第1連結用突出部515と、第1押込用突出部513は、柄軸方向DHAに離間しており、第1連結用突出部515は、第1押込用突出部513よりも、第1連結部507から遠い位置に配置されている。また、第1連結用突出部515は、第1連結部507に近づくほど高さが高くなる傾斜部517を有している。
なお、第1押込用突出部513は、第1係合部材501を、第1柄部分307の第1中空部339に挿入し、第1柄部分307に第1スリーブ331を取り付けた後、第1係合部材501に取り付けられるため、図14では、第1押込用突出部513は、第1係合部材501から離間して表示されている。
第1クリップ部509は、第1連結部507から、柄軸方向DHAにおいて、第1可動部505及び第1固定部503から反対方向に延びており、第1柄部分307の第1中空部339の押戻方向D1T側の端部の内面に接して配置されるように構成されている。
図15に示されるように、第1柄部分307では、第1スリーブ331が、第1スリーブ第1開口部361及び第1スリーブ第2開口部363を、それぞれ、第1柄部分307の第1先端部第1開口部349及び第1先端部第3開口部353と一致させるように第1筒状体337に固定されている。
また、第1係合部材501は、第1押込用突出部513、第1連結用突出部515、及び第1固定用突出部511が、それぞれ、第1先端部第1開口部349、第1先端部第2開口部351、及び第1先端部第3開口部353に挿入されることにより、第1筒状体337に固定されている。また、第1クリップ部509は、第1中空部第1部分345(第1中空部339)の押戻方向D1T側の端部の内面に接している。
なお、第1係合部材501では、第1押込用突出部513を押込方向D1Pに押込むことにより、第1可動部505が、押込方向D1Pに押込まれ、第1連結用突出部515が押込方向D1Pに押込まれ、第1連結用突出部515が、第1筒状体337の内部に格納される。なお、第1連結用突出部515は、第1押込用突出部513と離間しており、第1連結用突出部515が、第1押込用突出部513よりも第1連結部507から遠い位置に配置されているため、第1押込用突出部513の押込量と比較して、連結用突出部の、押込方向D1Pへの移動量が多くなるため、第1柄部分307と、第2柄部分309との連結及び分離が容易になる。
図15に示されるように、第2柄部分309の第2基端部319は、第2連結用開口部401と、第2窪み部403とを備えている。第2連結用開口部401は、第1係合部材501の第1連結用突出部515を受け入れるように構成されており、押戻方向D1T側の端部に配置されている。第2窪み部403は、第2基端部319の、押込方向D1P側の端部に配置されているとともに、柄軸方向DHAを、第1柄部分307に向かって窪んでいる。第2窪み部403は、第1スリーブ331の第1スリーブ突出部367とともに、一対のガイド部を構成する。
第1押込用突出部513を押込方向D1Pに押込むことをやめると、第1係合部材501の弾性、第1連結部507のアーチ形状等により、第1押込用突出部513の位置が元に戻り、第1連結用突出部515が、第1先端部第2開口部351から、押戻方向D1Tに突出する。
第1柄部分307と、第2柄部分309とを、分離形態から連結形態に変形するためには、図16に示されるように、例えば、左手及び右手で、それぞれ、第1柄部分307及び第2柄部分309を把持し、左手の親指で第1押込用突出部513を押込方向D1Pに押込み、第1連結用突出部515を、第1筒状体337の内部に格納した状態で、第2柄部分309の第2基端部319を、第1柄部分307の第1先端部317に、第2柄部分309の第2基端部319の端縁が、第1スリーブ収納部365に収納されるように挿入し、連結形態を形成することができる。
第1スリーブ331は、第1スリーブ収納部365を備えているので、使用者が、第1柄部分307と、第2柄部分309との間に、手を挟まれにくい。また、第1柄部分307の第1スリーブ331と、第2柄部分309の第2基端部319とは、それぞれ、第1柄部分307の、柄軸HAの周方向の位置と、第2柄部分309の、柄軸HAの周方向の位置とをガイドするための、一対のガイド部である、第1スリーブ突出部367と、第2窪み部403とを備えている。第1スリーブ突出部367と、第2窪み部403は、それぞれ、第1スリーブ収納部365の押込方向D1Pの端部と、第2柄部分309の第2基端部319押込方向D1Pの端部とに配置されている。
第1スリーブ突出部367及び第2窪み部403により、使用者が、第1柄部分307と、第2柄部分309との、柄軸HAの周方向の位置を一致させやすい。柄軸HAの周方向の位置が合わない場合には、第1連結用突出部515が、第2連結用開口部401に挿入されず、連結形態において、第1柄部分307と、第2柄部分309とが分離されやすい。
なお、第1連結用突出部515は、傾斜部517を備えているため、第2柄部分309の第2基端部319の端縁が、第1連結用突出部515と接触することにより、第1連結用突出部515が押込方向D1Pに押込まれることになるため、連結形態を形成するに当たり、使用者は、第1押込用突出部513を押込方向D1Pに押込まなくてもよい。
第1柄部分307と、第2柄部分309とを、連結形態から分離形態に変形するためには、図16に示されるように、例えば、左手及び右手で、それぞれ、第1柄部分307及び第2柄部分309を把持し、左手の親指で第1押込用突出部513を押込方向D1Pに押込み、第1連結用突出部515を、第1筒状体337の内部に格納した状態で、第1柄部分307と、第2柄部分309とを、柄軸方向DHAに離間させればよい。
第1柄部分307及び第2柄部分309を、連結形態から分離形態にする際に、第1押込用突出部513の押込みが不十分であり、ひいては第1連結用突出部515の押込みが不十分である場合には、第1連結用突出部515の先端が、第1筒状体337の第1先端部第2開口部351から突出したまま、第2柄部分309と、第1柄部分307とを分離してしまう場合がある。そのような場合には、第1係合部材501の第1連結用突出部515の先端が、第2柄部分309の第2連結用開口部401に引っかかり、第1係合部材501を、第1筒状体337から引き抜く力が加わる。
しかし、第1係合部材501は、第1固定用突出部511を備えているとともに、第1中空部第1部分345(第1中空部339)の押戻方向D1T側の端部の内面に接している第1クリップ部509を備えていることから、そのような場合に、第1固定用突出部511及び第1クリップ部509が、第1係合部材501が、第1筒状体337から引き抜かれることを抑制するように作用することができる。
第2柄部分309は、第2先端部321において、第2係合部材551と、第2スリーブ333とを備えており、第2先端部321、第2係合部材551及び第2スリーブ333の構造は、それぞれ、第1先端部317、第1係合部材501及び第1スリーブ331の構造と同一であるため、説明を省略する。
また、第3柄部分311の第3基端部323の構造は、第2柄部分309の第2基端部319の構造と同一であるため、説明を省略する。
第2柄部分309と、第3柄部分311との連結構造及び分離構造は、第1柄部分307と、第2柄部分309との連結構造及び分離構造と同一であるため、説明を省略する。
第3柄部分311は、第3先端部325において、第3係合部材555と、第3スリーブ335とを備えており、第3先端部325、第3係合部材555及び第3スリーブ335の構造は、それぞれ、第1先端部317、第1係合部材501及び第1スリーブ331の構造と同一であるため、説明を省略する。
また、把持部313の第4基端部327の構造は、第2柄部分309の第2基端部319の構造と同一であるため、説明を省略する。
第3柄部分311と、把持部313との連結構造及び分離構造は、第1柄部分307と、第2柄部分309との連結構造及び分離構造と同一であるため、説明を省略する。
第1柄部分307の第1基端部315の構造は、第2柄部分309の第2基端部319の構造と同一であり、第1連結用開口部355と、第1窪み部357等を備えている。
また、コネクティングロッド301の第2継手部305は、第1柄部分307側の端部において、第4筒状体405と、第4係合部材559とを備えている。第4筒状体405の構造は、第1スリーブ331を有しない以外は、第1筒状体337と同様であり、そして第4係合部材559の構造は、第1係合部材501の構造と同様であることから、説明を省略する。
第1柄部分307と、コネクティングロッド301との連結構造及び分離構造は、第1柄部分307と、第2柄部分309との連結構造及び分離構造と同一であるため、説明を省略する。
使用者は、清掃具1を使用するに当たり、閉鎖形態にある清掃ヘッド3の長手方向Lの両側面に配置された窪み部173に手を入れ、清掃ヘッド3を、展開形態に展開し、図17に示されるように、展開形態における清掃ヘッド3を、清掃シート31の上に、挟持部123(第1挟持部分125及び第2挟持部分135)の第1内面129及び第2内面139が上方を向くように配置する。
次いで、清掃シート31の一方の端部33及び他方の端部35が、それぞれ、第1挟持部分125の目印167a(167)及び目印167b(167)に合うように、清掃シート31の一方の端部33及び他方の端部35を、それぞれ、第1内面129及び第2内面139に向かって折り畳む。
次いで、使用者は、図18に示されるように、第1挟持部分125の2つの第1凸部155のそれぞれに配置された第1スリット部163に、清掃シート31の一方の端部33を固定し、そして第2挟持部分135の2つの第2凸部159のそれぞれに配置された第2スリット部165に、清掃シート31の他方の端部35を固定する。
次いで、第1挟持部分125及び第2挟持部分135を、回転端145の挟持部回転軸RA2を中心に回転させ、嵌合用突起169及び嵌合用窪み171を嵌合させ、図19に示されるように、清掃ヘッド3を閉鎖形態にする。それにより、清掃シート31の一方の端部33は、2つの第1凸部155の第1スリット部163により保持されるとともに、噛み合わされた、第1凸部155及び第2凹部161の組み合わせ(計2カ所)と、第1凹部157及び第2凸部159の組み合わせ(計2カ所)により保持されるため、使用時に、清掃シート31の一方の端部33が、挟持部123から外れにくくなる。
同様に、清掃シート31の他方の端部35は、2つの第2凸部159の第2スリット部165により保持されるとともに、噛み合わされた、第1凸部155及び第2凹部161の組み合わせ(計2カ所)と、第1凹部157及び第2凸部159の組み合わせ(計2カ所)により保持されるため、使用時に、清掃シート31の他方の端部35が、挟持部123から外れにくくなる。
使用者が、広空間を清掃する場合には、図20に示されるように、清掃具1を、広空間清掃形態にし、特に制限なく、被清掃面を清掃することができる。清掃シート31の第1面37(清掃ヘッド3の第1清掃面113側の面)を被清掃面の清掃に用い、第1面37が汚れた場合には、清掃ヘッド3を180°回転させ、清掃シートの第2面39(清掃ヘッド3の第2清掃面115側の面)を用いて、被清掃面を清掃することができる。
使用者が、狭空間、例えば、図21に示されるような垂直方向狭空間51を清掃する場合には、清掃具1を、狭空間清掃形態、具体的には、清掃ヘッド3を、清掃ヘッド3の平面方向(図示せず)と、ブラケット5のブラケット仮想面(図示せず)とが一致するように回転させ、清掃ヘッド3の長手方向Lの端部(好ましくは、ブラケット用孔117の開口部117aの存在しない側の端部)を、狭空間に入れ、狭空間の被清掃面を清掃することができる。
清掃具1を、広空間清掃形態から狭空間清掃形態に形態変更するためには、清掃具1を、単に持ち上げればよい。清掃具1(清掃ヘッド3)を持ち上げると、清掃ヘッド3の重心が、第1ヘッド領域119に存在することから、清掃ヘッド3が、第1ヘッド領域119を下方に向けて起立しやすくなる。
また、第1実施形態に従う清掃具1の清掃ヘッド3では、回転端145が、第1ヘッド領域119の、清掃ヘッド3の短手方向Sの他方の端部151に配置されているので、清掃ヘッド3を持ち上げた際に、清掃ヘッド3が、回転端145が下方を向き且つ開閉端147が上方を向くように起立する。従って、清掃ヘッド3の第1ヘッド領域119側(回転端145側)の側面を用いて、垂直方向狭空間51の隅部53を清掃しやすく、そしてその際に、清掃シート31が清掃ヘッド3から外れにくくなる。
また、清掃具1では、清掃ヘッド3の平面方向P、ブラケット5のブラケット仮想面ISB及び柄軸HAが平行になる(より具体的には同一平面上に存在する)ように配置した状態において、第1方向D1が、平面方向Pと平行に延びている。それにより、清掃具1を狭空間清掃形態に変形した場合に、清掃具用柄7が、コネクティングロッド301、第1柄部分307、第2柄部分309及び第3柄部分311のそれぞれの第2方向D2(厚さの薄い方向)を、清掃ヘッド3の厚さ方向Tに対向させることになり、清掃具用柄7が、垂直方向狭空間の幅方向に引っかかりにくくなる。
また、図6に示されるように、清掃具1では、回転部を構成するコネクティングロッド301(清掃具用柄7)は、柄回転軸RA3を中心に、ブラケット5の柄連結部203に近づく近位方向DPと、柄連結部203から遠ざかる遠位方向DDとに回転可能で有る。また、第1係合部材501の第1押込用突出部513と、第2係合部材551の第2押込用突出部553と、第3係合部材555の第3押込用突出部557と、第4係合部材559の第4押込用突出部561とが、それぞれ、第1柄部分307と、第2柄部分309と、第3柄部分311と、コネクティングロッド301との近位方向DP側に配置されている。
それにより、図21に示すように、清掃具1を狭空間清掃形態に変形し、清掃具用柄7を近位方向DPに倒した状態において、清掃ヘッド3の、ブラケット5と反対側の部分を狭空間の清掃に用いた場合に、第1押込用突出部513と、第2押込用突出部553と、第3押込用突出部557と、第4押込用突出部561とが近位方向DP側(すなわち、ブラケット5側)に配置されることになるため、第1押込用突出部513と、第2押込用突出部553と、第3押込用突出部557と、第4押込用突出部561とが、垂直方向狭空間を構成する被清掃面を傷つけにくくなる。
本開示の清掃具(本開示の清掃具用柄、本開示の使用)では、清掃具用柄は、柄軸を有するとともに、お互いに直交する、柄軸と平行な柄軸方向と、押込方向及び押戻方向を含む第1方向と、第2方向とを有する。
本開示の清掃具(本開示の清掃具用柄、本開示の使用)では、清掃具用柄は、複数の柄部分、例えば、少なくとも2つの柄部分(すなわち、第1柄部分及び第2柄部分)、3以上の柄部分(例えば、第1柄部分〜第3柄部分)、4以上の柄部分(例えば、第1柄部分〜第4柄部分)、5以上の柄部分(例えば、第1柄部分〜第5柄部分)を含むことができる。上記複数の柄部分は、お互いに、連結形態と、分離形態とを切替可能であるように構成されている。
なお、上記複数の柄部分の一部は、把持部、ブラケットとの連結部、回転部等を構成していてもよい。また、上記複数の柄部分のそれぞれは、基端部及び先端部を備えており、先端部が、隣接する柄部分である隣接柄部分と連結するための係合部材を備えることができる。
上記回転部は、ブラケットとの連結部に配置されることが好ましい。清掃具の清掃性の観点からである。また、上記回転部は、ブラケットに対して、任意の方向に回転することができてもよい。また、上記ブラケットがブラケット仮想面上に配置されている場合には、上記回転部が、上記ブラケット仮想面と直交する方向に回転軸を有するように構成されていることが好ましい。清掃具の清掃性の観点からである。
上記係合部材は、固定部と、可動部と、固定部及び可動部を連結する連結部とを備えており、上記固定部が、係合部材を柄部分に固定するための固定用突出部を備えており、可動部が、押込用突出部と、隣接柄部分を柄部分に連結するための連結用突出部とを備えており、押込用突出部と、連結用突出部とは、柄軸方向に離間しているとともに、押戻方向に突出している。
上記複数の柄部分の1つを構成する第1柄部分は、第1基端部及び第1先端部を有し、同じく、上記複数の柄部分の1つを構成する第2柄部分は、第2基端部及び第2先端部を有する。第1柄分の第1先端部は、第1中空部を有するとともに、係合部材の押込用突出部、連結用突出部及び固定用突出部に対応する、それぞれ、第1開口部、第2開口部及び第3開口部を備えている。
第2基端部は、第1先端部と連結する範囲において第1先端部の外径と同一であるか、又は1先端部の外径よりも大きな内径を有するとともに、連結用突出部に対応する連結用開口部を備えている。
係合部材が、第1中空部に配置されており、上記押込用突出部、上記連結用突出部及び上記固定用突出部が、それぞれ、第1開口部、第2開口部及び第3開口部に挿入されているとともに、押込用突出部及び連結用突出部が、それぞれ、第1開口部及び第2開口部から外方に突出している。
第1柄部分と、第2柄部分とは、係合部材の押込用突出部を押込方向に押込むことにより、連結形態と、分離形態とを切替可能であるように構成されている。
第1柄部分は、第1先端部の外面に、係合部材の押込用突出部を囲んで柄軸の周方向に延びているスリーブをさらに備えていてもよい。それにより、使用者が、押込用突出部を押込方向に押込む際に、使用者の指が、押込用突出部と、第1開口部との間に挟まれにくくなる。
上記スリーブは、柄軸の方向に一周していることが好ましく、スリーブの、第2方向の径が、第1方向の径よりも小さいことが好ましい。それにより、清掃具用柄を、清掃具用柄の第2方向が狭空間の幅と向かい合うように用いることにより、清掃具用柄、並びに清掃具用柄を備える清掃具が、狭空間清掃性に優れる。
なお、本明細書では、スリーブの第2方向の径は、スリーブの第2方向の長さを柄軸方向に沿って測定し、その最も長い長さを意味する。また、本明細書では、スリーブの第1方向の径は、スリーブの第1方向の長さを柄軸方向に沿って測定し、その最も長い長さを意味する。
また、上記スリーブは、スリーブの、押戻方向側の端部の厚さが、スリーブの、押込方向側の端部の厚さよりも厚いことが好ましい。それにより、上記清掃具用柄を、清掃具用柄の第1方向が狭空間の幅と向かい合うように用いる場合であっても、清掃具用柄、並びに清掃具用柄を備える清掃具が、狭空間清掃性に優れる。
なお、本明細書では、スリーブの厚さは、所定の方向における、第1柄部分の外表面から、スリーブの外表面までの距離を意味する。
上記スリーブは、連結形態において、第2基端部の端縁を収納する収納部を備えることができる。それにより、使用者が、第1柄部分と、第2柄部分とを連結する際に、第1柄部分の第1基端部と、第2柄部分の第2基端部の端縁との間で指を挟みにくくなる。
第1柄部分と、第2柄部分とは、第1柄部分の柄軸の周方向の位置と、第2柄部分の柄軸の周方向の位置とをガイドするための、一対のガイド部を備えていることができる。一対のガイド部は、任意の位置に配置されうるが、第1柄部分及び第2柄部分の対応する位置、例えば、押込方向の端部、押戻方向の端部、第1方向又は第2方向の両端等に配置されうる。
また、一対のガイド部は、お互いに噛み合うものであることが好ましくは、例えば、一対の係合部、例えば、一対の突出部及び窪み部であることができる。
第1柄部分では、一対のガイド部は、例えば、スリーブ(例えば、スリーブの収納部内)、第1先端部(例えば、第1先端部の端縁)に配置されることができる。第2柄部分では、一対のガイド部は、例えば、第2基端部(例えば、第2基端部の端縁)に配置されることができる。
上記収納部は、第2基端部の外面と接触するように構成された複数の突起部であって、そのそれぞれが、上記柄軸方向に延びているものを備えていることができる。上記複数の突起部は、柄軸の周方向に離間していることができる。それにより、第1柄部分及び第2柄部分の間のがたつきを抑制することができる。
上記係合部材では、固定部及び可動部は、連結部から任意の方向に延びていることができ、例えば、固定部及び可動部は、柄軸方向内の同一方向又は反対方向に向かって延びていることができる、同一方向に向かって延びていることが好ましい。上記係合部材の、第1方向における弾性が高くなりやすくなり、上記係合部材が、第1柄部分及び第2柄部分の連結形態を保持しやすくなるとともに、清掃具用柄のがたつきが抑制され、清掃具用柄の強度が高まるためである。
上記係合部材では、連結部は、所定の方向(例えば、柄軸方向、第1方向、第2方向)に延びている、すなわち線状であってもよく、そして所定の方向に延びていない、すなわち、点状であってもよい。上記連結部は、第1方向に延びていることが好ましく、そしてアーチ状であることがより好ましく、そして固定部及び可動部が、柄軸方向内の同一方向に延びている場合には、連結部は、固定部及び可動部から遠ざかる方向に突出するアーチ状の形状を有していることがさらに好ましい。上記係合部材の、上記第1方向における弾性が高くなりやすく、上記係合部材が、第1柄部分及び第2柄部分の連結形態を保持しやすくなるためである。
また、上記係合部材では、連結用突出部と、押込用突出部とは、上記可動部に離間して配置されており、連結用突出部が、押込用突出部よりも、連結部から遠い位置に配置されるように可動部に連結されていることができる。それにより、押込用突出部の押込量に対して、連結用突出部の、押込方向への移動量が多くなるため、押込用突出部の押込量を相対的に少なくすることができ、第1柄部分と、第2柄部分との連結及び分離が容易になる。また、清掃具用柄の押込用突出部の部分の厚さを薄くすることができ、清掃具用柄がスリーブを備える場合には、スリーブの押込用突出部側の部分を薄くすることができる。さらに、押込用突出部の押込量を相対的に少なくすることにより、清掃具用柄を、連結形態と、分離形態とを切り替える際に、指を挟みにくくなる。
上記係合部材では、連結用突出部が、押込用突出部よりも、連結部から近い位置に配置されるように可動部に連結されていることができる。それにより、押込用突出部の押込量に対して、連結用突出部の、押込方向への移動量が小さくなるため、押込用突出部の押込量を相対的に大きくすることができ、連結用突出部の移動を制御しやすくなり、第1柄部分と、第2柄部分との連結及び分離の精度を高くすることができる。
上記係合部材は、連結部から、可動部と反対方向に延びており且つ第1中空部の、押戻方向側の端部の内面に接するように構成されたクリップ部をさらに備えていることができる。それにより、クリップ部が、係合部材が第1柄部分から引き抜かれることを抑制するように作用することができる。
また、上記係合部材では、上記クリップ部は、可動部のみならず、固定部と反対方向に延びている(すなわち、可動部及び固定部が、同一方向に延びている)ことが好ましい。それにより、クリップ部が、係合部材に、第1柄部分から引き抜かれる力が加わるほど、クリップ部及び固定部が、それぞれ、第1中空部内の押戻方向の端部及び押込方向の端部を支点として、クリップ部が、係合部材が第1柄部分から引き抜かれることを抑制するように作用することができる。
本開示の清掃具(本開示の使用)では、清掃ヘッドとしては、清掃シートを取り付けずに清掃を行うもの、清掃シートを取り付けて清掃を行うもの等が挙げられる。
清掃シートを取り付けずに清掃を行う清掃ヘッドとしては、ブラシ部を有するもの、スポンジ部を有するもの等が挙げられる。
清掃シートを取り付けて清掃を行う清掃ヘッド用の清掃シートとしては、当技術分野で公知のもの、例えば、不織布を含むもの、トウを含むもの等が挙げられる。また、上記清掃シートとしては、ドライタイプ、薬液を含浸させたウェットタイプ等が挙げられる。
上記清掃シートは、一方の端部及び他方の端部を備える清掃シートであって、当該一方の端部及び他方の端部を、清掃ヘッドに固定して用いられるように構成されているものであることができ、そして筒状の清掃シートであって、清掃ヘッドを覆うように構成されているものが挙げられる。筒状の清掃シートは、後述の片手持ちの清掃ヘッドに用いられることが好ましい。
本開示の清掃具(本開示の使用)では、清掃ヘッドは、平面方向及び厚さ方向を備えている板状の形状を有するとともに、平面方向に沿う方向に延びている清掃面と、平面方向に沿う方向に延びているヘッド回転軸を備えているブラケット用孔とを備えていることが好ましい。なお、ヘッド回転軸は、清掃ヘッドを、ブラケットに対して回転させるための回転軸である。
上記板状の形状は、上記平面方向に沿う方向に延びている2つの表面部であって、お互いに向かい合うものと、上記厚さ方向に沿う方向に延びている側面部とを有するものであれば、形状は、特に制限されない。上記表面部は、清掃ヘッドの厚さ方向から観察した形状が、多角形、例えば、三角形(例えば、二等辺三角形)、四角形(例えば、矩形、菱形)、五角形、六角形等、湾曲形、例えば、円形、楕円形等であることができる。上記板状の形状は、上記平面方向において、長手方向及び短手方向を有することができる。
また、上記表面部及び側面部は、平面だけでなく、湾曲面(例えば、両端以外の中央領域が外方に向かって突出する湾曲面、両端以外の中央領域が内方に向かって窪む湾曲面)であってもよく、そして凹凸構造、例えば、一又は複数の凸部、一又は複数の凹部等を含むことができる。それにより、清掃ヘッドが、清掃シートを保持できるように構成されている場合には、清掃ヘッドに取り付けられた清掃シートがずれにくくなり、清掃具を使用する際に、清掃シートが清掃ヘッドから外れにくくなる。
本開示の清掃具(本開示の使用)では、清掃ヘッドは、2つの表面部のうち、1つの表面部(片面、すなわち、第1清掃面のみ)のみが清掃面を構成していてもよく、そして2つの表面部(両面、すなわち、第1清掃面及び第2清掃面)が清掃面を構成していてもよい。
本開示の清掃具(本開示の使用)では、清掃ヘッドの厚さ(厚さ方向の長さ)は、特に制限されるものではないが、狭空間を清掃する観点からは、上記厚さは、薄いことが好ましく、上記厚さは、好ましくは3.0cm以下、より好ましくは2.0cm以下である。上記厚さは、清掃具の強度の観点から、好ましくは0.1cm以上、そしてより好ましくは1.0cm以上である。なお、清掃ヘッドの厚さは、清掃ヘッドの最も厚い部分を意味する。
本開示の清掃具(本開示の使用)では、清掃ヘッドが、ブラケット用孔のヘッド回転軸を通り且つ清掃ヘッドの厚さ方向に延びている仮想面により、第1ヘッド領域と、第2ヘッド領域とに区画され、清掃ヘッドが、清掃ヘッドの重心を、第1ヘッド領域に有することができる。上記清掃具は、清掃ヘッドの重心を、清掃ヘッドのヘッド回転軸を水平方向に保持した状態且つ清掃ヘッドを固定していない状態において、清掃ヘッドの第1領域が下方に移動し、清掃ヘッドの第2領域が上方に移動するように備えていることが好ましい。垂直方向清掃性、並びに垂直方向狭空間清掃性の観点からである。
清掃ヘッドの重心は、第1ヘッド領域及び第2ヘッド領域において、清掃ヘッドを構成する部材、例えば、軟質部材、硬質部材等の質量を変えることにより調整することができる。
また、清掃ヘッドの重心は、第1ヘッド領域に追加の部材、例えば、おもり等を配置することにより調整することができる。上記おもりの素材としては、例えば、金属(例えば、鉄、ステンレス、鉛、銅、磁石)、ゴム、プラスチック等が挙げられる。
本開示の清掃具(本開示の使用)では、ブラケット用孔の開口部は、清掃ヘッドの任意の位置に配置されることができ、そして側面部に配置されることが好ましい。ブラケット用孔の開口部は、清掃ヘッドが長手方向及び短手方向を有する場合には、長手方向における端部(両端部)を構成する側面部(両側面部)、短手方向における端部(両端部)を構成する側面部(両側面部)に配置されることができ、長手方向における端部(両端部)を構成する側面部(両側面部)に配置されることが好ましい。清掃具の使いやすさの観点からである。
本開示の清掃具(本開示の使用)では、ブラケット用孔(及びヘッド回転軸)は、所定の方向における上記側面部の中央に配置されることが好ましく、清掃ヘッドが長手方向及び短手方向を有する場合には、上記所定の方向は、長手方向又は短手方向であることができ、上記ブラケット用孔(及びヘッド回転軸)は、長手方向の中央又は短手方向の中央に配置されることが好ましい。清掃ヘッドの回転のしやすさ、並びに清掃具の使いやすさの観点からである。
上記おもりは、第1ヘッド領域の任意の位置に配置されうるが、ヘッド回転軸から遠い位置に少なくとも配置されていることが好ましい。清掃ヘッドの質量の増加を抑制しつつ、清掃ヘッドの重心を効率よくヘッド回転軸から離間させることできる(清掃ヘッドを起立させやすくする)ので、清掃ヘッドが、垂直方向清掃性、垂直方向狭空間清掃性、清掃面切替性等に優れる。
上記おもりは、ヘッド回転軸に沿う方向に延びているように配置されていてもよく、そしてヘッド回転軸と直交する方向に沿うように延びているように配置されていてもよい。
本開示の清掃具(本開示の使用)において、清掃ヘッドが、清掃シートを取り付けて清掃を行うものである場合には、清掃ヘッドが、清掃シートの一方の端部及び他方の端部の少なくとも一方を挟持する挟持部であって、展開形態及び閉鎖形態をとることができるように構成されたものを備えることができる。それにより、清掃シートの、挟持部に挟持されている端部が挟持部から外れにくく、清掃シートが清掃ヘッドから外れにくくなる。なお、上記挟持部は、清掃シートの一方の端部及び他方の端部の一方を挟持することができ、そして清掃シートの一方の端部及び他方の端部の両方を挟持することができる。
上記挟持部としては、清掃シートを挟持できるものであれば、特に制限されないが、上記挟持部は、第1挟持部分と、第2挟持部分とを備えており、第1挟持部分及び第2挟持部分が、所定の方向(好ましくは、ヘッド回転軸、長手方向等に沿う方向)に沿う方向に延びている挟持部回転軸を有する回転端により回転可能に連結されているとともに、所定の方向(好ましくは、ヘッド回転軸、長手方向等に沿う方向)に沿う方向に延びている開閉端により開閉可能に連結されていることが好ましい。それにより、清掃シートの、挟持部に挟持されている端部が挟持部から外れにくく、清掃シートが清掃ヘッドから外れにくくなる。
上記回転端及び開閉端は、清掃ヘッドの任意の位置に配置されることができ、例えば、回転端(挟持部回転軸)及び/又は開閉端が、ヘッド回転軸に沿う方向に延びている場合には、回転端(挟持部回転軸)及び/又は開閉端は、ヘッド回転軸と直交する直交方向の端部、ヘッド回転軸と隣接する領域等に配置されうる。また、回転端(挟持部回転軸)及び/又は開閉端が、清掃ヘッドの長手方向に沿う方向に延びている場合には、回転端(挟持部回転軸)及び/又は開閉端は、短手方向の端部、ヘッド回転軸と隣接する領域等に配置されうる。
本開示の清掃具(本開示の使用)において、清掃ヘッドが、清掃シートを保持するための清掃シート固定部を備えている場合には、清掃ヘッドは、その外面に、一又は複数の清掃シート固定部を備えていてもよく、そしてその内面に、一又は複数の清掃シート固定部を備えていてもよい。
清掃ヘッドが、その内面に、一又は複数の清掃シート固定部を備えている例としては、例えば、清掃ヘッドが、挟持部、例えば、第1挟持部分及び第2挟持部分を有する挟持部を備えているものが挙げられる。第1挟持部分及び第2挟持部分は、所定の方向(好ましくは、ヘッド回転軸、長手方向等に沿う方向)に延びている挟持部回転軸を有する回転端により回転可能に連結されているとともに、所定の方向(好ましくは、ヘッド回転軸、長手方向等に沿う方向)に延びている開閉端により開閉可能に連結されているものが挙げられ、そして第1挟持部分の第1内面又は第2挟持部分の第2内面が、清掃シート固定部を備えているものが挙げられる。
また、清掃ヘッドは、その外面に、一又は複数の清掃シート固定部を備えることができ、清掃ヘッドが、挟持部、例えば、第1挟持部分及び第2挟持部分を有する挟持部を備えている場合には、第1挟持部分の第1外面及び/又は第2挟持部分の第2外面が、清掃シート固定部を備えていることができる。
本開示の清掃具(本開示の使用)において、清掃ヘッドが、第1挟持部分及び第2挟持部分を有する挟持部を備えているとともに、第1ヘッド領域におもりが配置されている場合には、おもり及びブラケット用孔は、第1挟持部分に配置されていることが好ましい。それにより、使用者が、清掃具を使用する際に、おもりの重さを覚えにくい一方で、そして清掃具を持ち上げた際に、清掃ヘッドが起立しやすくなるので、清掃具(清掃ヘッド)が、垂直方向清掃性、垂直方向狭空間清掃性、清掃面切り替え性等に優れる。
本開示の清掃具(本開示の使用)において、清掃ヘッドが挟持部を備えている場合、例えば、第1挟持部分及び第2挟持部分を有する挟持部を備えている場合には、第1挟持部分と、第2挟持部分との閉鎖形態を保持するための保持手段としては、当技術分野で公知のものを採用することができ、例えば、一対の嵌合用突起及び嵌合用窪み、面ファスナー(フック型部材及びループ型部材)、一対の磁石、一対の磁石及び強磁性体(例えば、鉄、コバルト、ニッケル)、クリップ用ばね、メカニカルロック等が挙げられる。
上記一対の嵌合用突起及び嵌合用窪みは、それぞれ、所定の方向に向かって突出及び窪んでおり、当該所定の方向は、清掃ヘッドの平面方向を構成する方向(例えば、長手方向又は短手方向)であることが好ましく、清掃ヘッドの長手方向を構成する方向(例えば、長手方向の内方又は外方)であることがより好ましく、清掃ヘッドの長手方向の内方であることがさらに好ましい。それにより、挟持部の閉鎖形態を保持しやすくなる。
本開示の清掃具(本開示の使用)では、清掃ヘッドは、種々の素材から構成されることができるが、その外面が軟質部材から構成され、そして内部が、上記軟質部材よりも硬質の硬質部材から構成されることが好ましい。操作性と、清掃性との両立との観点からである。
上記軟質部材を構成する素材としては、例えば、エチレン酢酸ビニルコポリマー(EVA)、ポリウレタン(PU)、エラストマー、ゴム、スポンジ、各種発泡体、布帛(例えば、不織布、例えば、フェルト、織物、編物)等が挙げられ、そして上記硬質部材を構成する素材としては、例えば、ABS樹脂、ポリオレフィン(例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等)、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリアセタール(POM)、ポリカーボネート(PC)、ポリスチレン(PS)、ポリアミド(PA)、ポリ塩化ビニル(PVC)、アクリル樹脂、及びそれらの複合材料、並びに金属(例えば、アルミニウム)等が挙げられる。
本開示の清掃具(本開示の使用)では、清掃具は、清掃ヘッドと、ブラケットと、清掃具用柄とを備えていることができる。
上記ブラケットは、棒状の部材から構成されており、清掃ヘッドのブラケット用孔を介して、清掃ヘッドに回転可能に連結されるように構成されている。上記ブラケットは、狭空間清掃性の観点から、単一の平面であるブラケット仮想面上に配置されていることが好ましい。
上記棒状の部材としては、断面が円形、楕円形、多角形のものが挙げられ、そして上記ブラケットは、少なくともヘッド連結部の断面が円形であることが好ましく、ブラケット全体の断面が円形であることが好ましい。清掃ヘッドをヘッド回転軸を中心に回転させる観点、ブラケットが被清掃面を傷つけにくい観点からである。上記ブラケットの素材としては、例えば、金属、例えば、鉄(例えば、鉄の亜鉛メッキ物)、ステンレス、アルミニウム等が挙げられる。
上記ブラケットは、例えば、ブラケット用孔に回転可能に連結されている、第1端部を有するヘッド連結部と、清掃具用柄に連結されている、第2端部を有する柄連結部と、ヘッド連結部及び柄連結部を離間させている離間部とを備えていることができる。柄連結部及び離間部と、ヘッド連結部及び離間部とは、交差するように連結していてもよく、そして湾曲するように一体化していてもよい。
上記ヘッド連結部と、柄連結部とは、任意の長さを有することができる。例えば、ヘッド連結部が、柄連結部と略同一の長さであることができ、それにより、ブラケット、ひいては清掃具を軽量化するとともに、清掃具用柄に加えた力を、清掃ヘッドに的確に伝えやすくなる。また、ヘッド連結部が、柄連結部よりも長くともよく、それにより、清掃具用柄に加えた力を、清掃ヘッドにより伝えやすくなる。さらに、上記ヘッド連結部は、清掃ヘッドと略同一の長さ、又は清掃ヘッドよりも長い長さを有することができ、それにより、清掃具用柄に加えた力を、清掃ヘッドの全体に伝えやすくなる。
上記ヘッド連結部と、柄連結部と、離間部とにおいて、少なくともヘッド連結部及び柄連結部は、ブラケット仮想面上に配置されていることが好ましく、そしてヘッド連結部、柄連結部及び離間部が、ブラケット仮想面上に配置されていることがより好ましい。狭空間清掃性の観点からである。
本開示の清掃具(本開示の使用)において、ブラケットが、ブラケット仮想面上に配置されている場合には、上記清掃具が、清掃ヘッド及びブラケットを、清掃ヘッドの平面方向と、ブラケット仮想面とが一致するように保持できるように構成されていることが好ましく、そして固定できるように構成されている(以下、清掃具が「清掃ヘッド固定機構」を備えると称する場合がある)ことがより好ましい。それにより、清掃具が、狭空間清掃性に優れる。
上記清掃ヘッド固定機構としては、一対の磁石、一対の磁石及び強磁性体(例えば、鉄、コバルト、ニッケル)、一対の嵌合部等が挙げられる。上記清掃ヘッド固定機構が一対の磁石である例としては、ブラケット(例えば、ヘッド連結部、柄連結部及び/又は離間部)に配置された磁石と、清掃ヘッドの、ブラケットに配置された磁石と対応する位置に配置された磁石とを含む実施形態が挙げられる。上記清掃ヘッド固定機構が、一対の磁石及び強磁性体である例も同様である。上記清掃ヘッド固定機構が、一対の嵌合部である例としては、ブラケットと、清掃ヘッドに配置された、ブラケットと嵌合するように形成された溝部とが挙げられる。
本開示の清掃具(本開示の清掃ヘッド)では、清掃具を、清掃ヘッドの平面方向と、清掃具用柄の柄軸とが平行になるように配置した状態において、清掃具用柄の第1方向が、清掃ヘッドの平面方向に沿う方向に延びるように、清掃具用柄が配置されていることが好ましい。それにより、狭空間を清掃するために、清掃ヘッドを立てた状態にすると、清掃具用柄の、厚さの薄い第2方向を、清掃ヘッドの厚さ方向に対向させることになり、清掃具用柄が、狭空間の幅方向に引っかかりにくくなる。
本開示の清掃具(本開示の清掃ヘッド)において、清掃具用柄が、柄連結部の第2端部に回転可能に連結されている回転部を備えており、回転部が、ブラケット仮想面と直交する方向に回転軸を有するとともに、ブラケットの柄連結部に近づく近位方向と、ブラケットの柄連結部から遠ざかる遠位方向とに回転可能で有る場合には、清掃具用柄が、押込用突出部を上記近位方向側に有するように構成されており、掃具用柄が、押込用突出部を上記近位方向側に有するようにブラケットの柄連結部の第2端部に連結されていることが好ましい。それにより、上記清掃具では、清掃ヘッドを立てた状態且つ清掃具用柄を近位方向に倒した状態において、清掃ヘッドの、ブラケットと反対側の部分を狭空間の清掃に用いた場合に、押込用突出部が近位方向側(すなわち、ブラケット側)に配置されることになるため、押込用突出部が、狭空間を構成する被清掃面を傷つけにくくなる。
本開示の清掃具(本開示の使用)では、清掃具は、いわゆる、片手持ち(すなわち、清掃ヘッドが、1カ所のみにおいて、ブラケット用孔を介してブラケットに連結されている)の清掃具であってもよく、そしていわゆる、両手持ち(すなわち、清掃ヘッドが、複数箇所(好ましくは2カ所)において、ブラケット用孔を介してブラケットに連結されている)の清掃具であってもよい。
上記清掃具を片手持ちとすることにより、図21に示されるように、清掃ヘッドのブラケットが存在しない側の端部を用いて狭空間を清掃しやすくなる。また、上記清掃具を両手持ちとすることにより、使用者の力が、清掃ヘッドに伝わりやすくなる。
両手持ちの清掃具としては、例えば、清掃ヘッドの側面部の2カ所に配置された2つのブラケット用孔を介して、ブラケットに連結されているものが挙げられる。
本開示の清掃具(本開示の使用)が長手方向及び短手方向を有する場合には、上記2つのブラケット用孔は、清掃ヘッドの長手方向の両端に配置された、お互いに向かい合う2つの側面部又は清掃ヘッドの短手方向の両端に配置された、お互いに向かい合う2つの側面部であることができ、そして清掃ヘッドの長手方向の両端に配置された、お互いに向かい合う2つの側面部であることが好ましい。
上記2つのブラケット用孔は、連続して一体化されていてもよく、そして分離されていてもよいが、単一のヘッド回転軸を有することが好ましい。
1 清掃具
3 清掃ヘッド
5 ブラケット
7 清掃具用柄
301 コネクティングロッド
303 第1継手部
305 第2継手部
307 第1柄部分
309 第2柄部分
311 第3柄部分
313 把持部
315 第1基端部
317 第1先端部
319 第2基端部
321 第2先端部
331 第1スリーブ
337 第1筒状体
339 第1中空部
341 第1筒状体第1部分
343 第1筒状体第2部分
345 第1中空部第1部分
347 第1中空部第2部分
349 第1先端部第1開口部
351 第1先端部第2開口部
353 第1先端部第3開口部
355 第1連結用開口部
357 第1窪み部
361 第1スリーブ第1開口部
363 第1スリーブ第2開口部
365 第1スリーブ収納部
367 第1スリーブ突出部
369 第1スリーブ突起
401 第2連結用開口部
403 第2窪み部
501 第1係合部材
503 第1固定部
505 第1可動部
507 第1連結部
509 第1クリップ部
511 第1固定用突出部
513 第1押込用突出部
515 第1連結用突出部
517 傾斜部
1 第1方向
1P 押込方向
1T 押戻方向
2 第2方向
HA 柄軸方向
P 近位方向
D 遠位方向
RA3 柄回転軸
HA 柄軸

Claims (17)

  1. 第1基端部及び第1先端部を有する第1柄部分と、第2基端部及び第2先端部を有する第2柄部分と、第1柄部分及び第2柄部分を連結可能な係合部材とを備え、柄軸を有するとともに、お互いに直交する、前記柄軸と平行な柄軸方向と、押込方向及び押戻方向を含む第1方向と、第2方向とを有する清掃具用柄であって、
    前記係合部材が、固定部と、可動部と、固定部及び可動部を連結する連結部とを備えており、前記固定部が、前記係合部材を第1柄部分に固定するための固定用突出部を備えており、前記可動部が、押込用突出部と、第2柄部分を第1柄部分に連結するための連結用突出部とを備えており、前記押込用突出部と、前記連結用突出部とは、前記柄軸方向に離間しているとともに、前記押戻方向に突出しており、
    第1先端部が、第1中空部を有するとともに、前記押込用突出部と、前記連結用突出部と、前記固定用突出部とに対応する、それぞれ、第1開口部と、第2開口部と、第3開口部とを備えており、
    第2基端部が、第1先端部と連結する範囲において第1先端部の外径と同一又はそれよりも大きな内径を有するとともに、前記連結用突出部に対応する連結用開口部を備えており、
    前記係合部材が、第1中空部に配置されており、前記押込用突出部、前記連結用突出部及び前記固定用突出部が、それぞれ、第1開口部、第2開口部及び第3開口部に挿入されてているとともに、前記押込用突出部及び前記連結用突出部が、それぞれ、第1開口部及び第2開口部から外方に突出しており、
    第1柄部分と、第2柄部分とが、前記押込用突出部を前記押込方向に押込むことにより、連結形態と、分離形態とを切替可能であるように構成されている、
    ことを特徴とする、前記清掃具用柄。
  2. 第1柄部分が、第1先端部の外面に、前記押込用突出部を囲んで前記柄軸の周方向に延びているスリーブをさらに備えている、請求項1に記載の清掃具用柄。
  3. 前記スリーブが、前記柄軸の周方向に一周しており、前記スリーブの、第2方向の径が、第1方向の径よりも小さい、請求項2に記載の清掃具用柄。
  4. 前記スリーブが、前記柄軸の周方向に一周しており、前記スリーブの、前記押戻方向側の端部の厚さが、前記スリーブの、前記押込方向側の端部の厚さよりも厚い、請求項2又は3に記載の清掃具用柄。
  5. 前記スリーブが、前記連結形態において、第2基端部の端縁を収納する収納部を備えている、請求項2〜4のいずれか一項に記載の清掃具用柄。
  6. 前記収納部及び前記端縁が、第1柄部分の、前記柄軸の周方向の位置と、第2柄部分の、前記柄軸の周方向の位置とをガイドするための、一対のガイド部を備えている、請求項5に記載の清掃具用柄。
  7. 前記収納部が、第2基端部の外面と接触するように構成された複数の突起部であって、そのそれぞれが、前記柄軸方向に延びているものを備えている、請求項5又は6に記載の清掃具用柄。
  8. 前記係合部材の前記固定部及び可動部が、前記連結部から前記柄軸方向内の同一方向に向かって延びている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の清掃具用柄。
  9. 前記係合部材の前記連結部が、第1方向に延びており、前記固定部及び可動部が、前記連結部に離間して連結している、請求項1〜8のいずれか一項に記載の清掃具用柄。
  10. 前記連結用突出部が、前記押込用突出部よりも、前記連結部から遠い位置に配置されている、請求項1〜9のいずれか一項に記載の清掃具用柄。
  11. 前記係合部材が、前記連結部から前記可動部と反対方向に延びており且つ第1中空部の、前記押戻方向側の端部の内面に接するように構成されたクリップ部をさらに備えている、請求項1〜10のいずれか一項に記載の清掃具用柄。
  12. 清掃ヘッドと、前記清掃ヘッドに回転可能に取り付けられたブラケットと、前記ブラケットに連結された清掃具用柄とを備える清掃具であって、
    前記清掃具用柄が、請求項1〜11のいずれか一項に記載の清掃具用柄である、
    前記清掃具。
  13. 前記清掃ヘッドが、平面方向及び厚さ方向を備えている板状の形状を有するとともに、前記平面方向に沿う方向に延びている2つの清掃面と、前記厚さ方向に沿う方向に延びている側面と、前記側面に配置された、回転軸を備えているブラケット用孔とを備えており、
    前記ブラケットが、前記ブラケット用孔を介して前記清掃ヘッドに回転可能に連結されており、
    前記清掃具を、前記平面方向及び前記柄軸が平行になるように配置した状態において、第1方向が、前記平面方向に沿う方向に延びるように、前記清掃具用柄が配置されている、請求項12に記載の清掃具。
  14. 前記ブラケットが、単一の平面であるブラケット仮想面上に配置されており、前記清掃ヘッドが、前記清掃ヘッド及び前記ブラケットを、前記平面方向と、前記ブラケット仮想面とが一致するように保持することができるように構成されている、請求項13に記載の清掃具。
  15. 前記ブラケットが、棒状の部材から構成されているとともに、前記ブラケット用孔に回転可能に連結されている、第1端部を有するヘッド連結部と、前記清掃具用柄に連結されている、第2端部を有する柄連結部と、前記ヘッド連結部及び柄連結部を離間させている離間部とを備えており、
    前記清掃具用柄が、前記柄連結部の第2端部に回転可能に連結されている回転部を備えており、
    前記回転部が、前記ブラケット仮想面と直交する方向に回転軸を有するとともに、前記柄連結部に近づく近位方向と、前記柄連結部から遠ざかる遠位方向とに回転可能で有り、
    前記清掃具用柄が、前記押込用突出部を前記近位方向側に有する、
    請求項14に記載の清掃具。
  16. 清掃シートの、前記清掃シートを保持可能な清掃ヘッドを備える清掃具への使用であって、
    前記清掃具が、請求項11〜15のいずれか一項に記載の清掃具である、
    ことを特徴とする、前記使用。
  17. 請求項12〜15のいずれか一項の清掃具用の清掃シートであって、
    前記清掃ヘッドが、前記清掃シートを保持可能なように構成されており、
    前記清掃シートが、前記清掃ヘッドに保持されるように構成されている、
    前記清掃シート。
JP2018211819A 2018-11-09 2018-11-09 清掃具用柄、上記清掃具用柄を備えている清掃具、及び清掃シートの、上記清掃具への使用 Active JP6983141B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018211819A JP6983141B2 (ja) 2018-11-09 2018-11-09 清掃具用柄、上記清掃具用柄を備えている清掃具、及び清掃シートの、上記清掃具への使用
TW108213726U TWM604169U (zh) 2018-11-09 2019-10-18 清潔具用把手、及具備上述清潔具用把手的清潔具
CN201921920933.7U CN212382587U (zh) 2018-11-09 2019-11-08 清扫工具用柄、清扫工具以及用于清扫工具的清扫片材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018211819A JP6983141B2 (ja) 2018-11-09 2018-11-09 清掃具用柄、上記清掃具用柄を備えている清掃具、及び清掃シートの、上記清掃具への使用

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020075058A true JP2020075058A (ja) 2020-05-21
JP6983141B2 JP6983141B2 (ja) 2021-12-17

Family

ID=70723058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018211819A Active JP6983141B2 (ja) 2018-11-09 2018-11-09 清掃具用柄、上記清掃具用柄を備えている清掃具、及び清掃シートの、上記清掃具への使用

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6983141B2 (ja)
CN (1) CN212382587U (ja)
TW (1) TWM604169U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220086118A (ko) * 2020-12-16 2022-06-23 박현욱 청소용구의 손잡이 스틱

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01157844U (ja) * 1988-04-22 1989-10-31
JPH0322421Y2 (ja) * 1986-03-19 1991-05-16
JPH08252197A (ja) * 1994-12-26 1996-10-01 Daewoo Electron Co Ltd 真空掃除機における補助ブラシの装着された吸入管
JP2006090398A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Sunkei Kogyo Kk パイプ部材の取付構造・球技用ゴール
JP2006314363A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Gemco Takasaki:Kk 掃除具用柄とこれを用いた掃除具セット
JP3152632U (ja) * 2009-05-27 2009-08-06 アイリスオーヤマ株式会社 清掃用具
JP2013085604A (ja) * 2011-10-14 2013-05-13 Kao Corp パイプの連結構造及びこれを用いた掃除具

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0322421Y2 (ja) * 1986-03-19 1991-05-16
JPH01157844U (ja) * 1988-04-22 1989-10-31
JPH08252197A (ja) * 1994-12-26 1996-10-01 Daewoo Electron Co Ltd 真空掃除機における補助ブラシの装着された吸入管
JP2006090398A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Sunkei Kogyo Kk パイプ部材の取付構造・球技用ゴール
JP2006314363A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Gemco Takasaki:Kk 掃除具用柄とこれを用いた掃除具セット
JP3152632U (ja) * 2009-05-27 2009-08-06 アイリスオーヤマ株式会社 清掃用具
JP2013085604A (ja) * 2011-10-14 2013-05-13 Kao Corp パイプの連結構造及びこれを用いた掃除具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220086118A (ko) * 2020-12-16 2022-06-23 박현욱 청소용구의 손잡이 스틱
KR102494417B1 (ko) * 2020-12-16 2023-02-06 박현욱 청소용구의 손잡이 스틱

Also Published As

Publication number Publication date
TWM604169U (zh) 2020-11-21
JP6983141B2 (ja) 2021-12-17
CN212382587U (zh) 2021-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW200538079A (en) Cleaning tool and holding member used for the same
JP2020075058A (ja) 清掃具用柄、上記清掃具用柄を備えている清掃具、及び清掃シートの、上記清掃具への使用
US20160278602A1 (en) Handheld cleaning device with elongated handle for use with disposable cleaning towel
CN112867425B (zh) 清扫工具用的清扫头、具备上述清扫头的清扫工具、清扫片在上述清扫工具的使用方法及上述清扫工具用的清扫片
WO2020095488A1 (ja) 清掃具用の清掃ヘッド、上記清掃ヘッドを備える清掃具、清掃シートの、上記清掃具への使用、及び上記清掃具用の清掃シート
JP2020075061A (ja) 清掃具、清掃シートの、上記清掃具への使用、及び上記清掃具用の清掃シート
JP6116171B2 (ja) 左右開閉型払拭体保持具、払拭体及び清掃用具
JP2020075057A (ja) 清掃ヘッドを備えている清掃具、清掃シートの、上記清掃具への使用、及び上記清掃具用の清掃シート
WO2020095576A1 (ja) 清掃具用の清掃ヘッド、上記清掃ヘッドを備える清掃具、清掃シートの、上記清掃具への使用、及び上記清掃具用の清掃シート
JP6553797B1 (ja) 清掃具用の清掃ヘッド、上記清掃ヘッドを備える清掃具、清掃シートの、上記清掃具への使用、及び上記清掃具用の清掃シート
JP2020075075A (ja) 清掃具用の清掃ヘッド、上記清掃ヘッドを備える清掃具、清掃シートの、上記清掃具への使用、及び上記清掃具用の清掃シート
RU2788867C2 (ru) Чистящая головка для инструмента для очистки, инструмент для очистки с указанной чистящей головкой, применение чистящего листа для указанного инструмента для очистки и чистящий лист для указанного инструмента для очистки
JP4929210B2 (ja) 携帯クリーナー
JP7219448B2 (ja) 柄付き清掃具
CN113840563A (zh) 清扫工具
JP2008279152A (ja) 孫の手
JP2011120641A (ja) 清掃用保持具および清掃具
KR20170116956A (ko) 막대 모양 소품류 수납 케이스
CN113825437A (zh) 清扫工具
JP2017104187A (ja) 二部材連結構造及びそれを用いた清掃具
JP2017189275A (ja) 棒状小物類収納ケース

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200528

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210524

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211026

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6983141

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150