JP2020071085A - 分注ユニット及び自動分析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】振動抑制機能を維持しつつ、衝突時に分注プローブ等に加わる負荷を抑えることができる分注ユニット及び自動分析装置を提供する。【解決手段】分注ユニットは、分注プローブ33と、駆動機構と、アーム部材51と、第1プローブホルダ61と、第2プローブホルダ62と、第1支持ばね64と、第2支持ばねと、制振ダンパと、を備えている。第2プローブホルダ61は、第1プローブホルダ61に鉛直方向に沿って移動可能に支持され、分注プローブ33を保持する。第2支持ばねは、第2プローブホルダ62を第1プローブホルダ61に付勢し、第1支持ばね64よりもばね定数が小さい。制振ダンパは、アーム部材51から第2プローブホルダ62にかけて架け渡される。【選択図】図7

Description

本発明は、液体を分注する分注ユニット、この分注ユニットを備えた自動分析装置に関する。
自動分析装置は、生化学検査、輸血検査などさまざまな分野での検査に用いられ、検体に含まれる多成分を迅速に、かつ、高精度で分析する。自動分析装置は、検体や試薬等の液体を吸引及び吐出、すなわち分注する分注ユニットを有している。
また、従来の分注ユニットとしては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1には、プローブを用いたプローブ振動制御装置であって、プローブ1を上下、回転、平行移動させるために、該プローブの他端部を第1のプローブ支持部材の一端部で支持し、該第1のプローブ支持部材の他端部を回転軸/上下動軸に繋いだ技術が記載されている。そして、この特許文献1では、プローブの他端部の一部が第1のプローブ支持部材から突き出るようにして第2のプローブ支持部材に固定されると共に、該第2のプローブ支持部材と第1のプローブ支持部材との間に弾性体を挿入することが記載されている。また、第2のプローブ支持部材から回転軸/上下動軸との間に動作安定化のためのプローブ駆動軸が取り付けられて構成されている。
特開2011−89957号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、1つの支持ばねでプローブホルダを支持し、プローブホルダや分注プローブに生じる振動を抑制しているため、振動抑制の効果を高めるためには、支持ばねのばね定数を大きくする必要があった。支持ばねのばね定数を大きくした場合、分注プローブが衝突した際に、分注プローブや被衝突部材に加わる衝撃が大きくなり、分注プローブや被衝突部材が破損するおそれがあった。
また、分注プローブや被衝突部材の破損を抑制するために、支持ばねのばね定数を小さくした場合、プローブホルダや分注プローブに生じる振動を抑制することができなくなる、という不具合を有している。
本発明の目的は、上記の問題点を考慮し、振動抑制機能を維持しつつ、衝突時に分注プローブ等に加わる負荷を抑えることができる分注ユニット及び自動分析装置を提供することにある。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、分注ユニットは、液体を吸引及び吐出する分注プローブと、駆動機構と、アーム部材と、第1プローブホルダと、第2プローブホルダと、第1支持ばねと、第2支持ばねと、制振ダンパと、を備えている。駆動機構は、支持軸を有し、支持軸を周方向に回転可能及び、鉛直方向に移動可能に支持する。アーム部材は、支持軸に設けられる。第1プローブホルダは、アーム部材に取り付けられ、分注プローブを鉛直方向に移動可能に支持する。第2プローブホルダは、第1プローブホルダに鉛直方向に沿って移動可能に支持され、分注プローブを保持する。第1支持ばねは、アーム部材と第1プローブホルダの間に介在されて、分注プローブに生じる振動を抑制する。第2支持ばねは、第2プローブホルダを第1プローブホルダに付勢し、第1支持ばねよりもばね定数が小さい。制振ダンパは、アーム部材における第1プローブホルダが設けられた端部とは反対側の端部から第2プローブホルダにかけて架け渡されて、分注プローブに生じる振動を抑制する。
本発明の自動分析装置は、液体が収容された複数の容器を有する収容ユニットと、液体を吸引及び吐出する分注ユニットと、を備えている。そして、分注ユニットは、上述した分注ユニットが用いられる。
上記構成の分注ユニット及び自動分析装置によれば、振動抑制機能を維持しつつ、衝突時に分注プローブ等に加わる負荷を抑えることができる。
本発明の実施の形態例にかかる自動分析装置を模式的に示す説明図である。 本発明の実施の形態例にかかる分注ユニットを示す斜視図である。 本発明の実施の形態例にかかる分注ユニットの分注アームを示す斜視図である。 本発明の実施の形態例にかかる分注アームを示す平面図である。 図4に示すA−A線断面図である。 本発明の実施の形態例にかかる分注アームの要部を示す側面図である。 本発明の実施の形態例にかかる分注アームの要部を拡大して示す断面図である。 本発明の実施の形態例にかかる分注アームの要部を示す斜視図である。 本発明の実施の形態例にかかる制振ダンパを示す平面図である。 本発明の実施の形態例にかかる分注ユニットの衝突検知部材を示す斜視図である。 本発明の実施の形態例にかかる分注ユニットの動作を示すもので、図11Aは衝突前の状態を示す断面図、図11Bは衝突時の状態を示す断面図である。
以下、本発明の分注ユニット及び自動分析装置の実施の形態例について、図1〜図11Bを参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
1.実施の形態例
1−1.自動分析装置の構成
まず、本発明の実施の形態例(以下、「本例」という。)にかかる自動分析装置について図1を参照して説明する。
図1は、本例の自動分析装置を模式的に示す説明図である。
図1に示す装置は、本発明の自動分析装置の一例として適用する生化学分析装置1である。生化学分析装置1は、血液や尿などの生体試料に含まれる特定の成分の量を自動的に測定する装置である。
生化学分析装置1は、サンプルターンテーブル2と、希釈ターンテーブル3と、第1試薬容器収容ユニット4と、第2試薬容器収容ユニット5と、反応ターンテーブル6と、を備えている。また、生化学分析装置1は、サンプル希釈ユニット7と、サンプリングユニット8と、希釈撹拌装置9と、希釈洗浄装置11と、第1分注ユニット12と、第2分注ユニット13と、第1反応撹拌装置14と、第2反応撹拌装置15と、多波長光度計16と、反応容器洗浄装置18と、を備えている。さらに、生化学分析装置1は、装置全体を制御する制御装置を備えている。
サンプルターンテーブル2は、軸方向の一端が開口した略円筒状をなす容器状に形成されている。このサンプルターンテーブル2には、複数の検体容器21と、複数の希釈液容器22が収容されている。検体容器21には、血液や尿等からなる検体(サンプル)Lが収容される。希釈液容器22には、通常の希釈液である生理食塩水以外の特別な希釈液が収容される。
複数の検体容器21は、サンプルターンテーブル2の周方向に所定の間隔を開けて並べて配置されている。また、サンプルターンテーブル2の周方向に並べられた検体容器21の列は、サンプルターンテーブル2の半径方向に所定の間隔を開けて2列セットされている。
複数の希釈液容器22は、複数の検体容器21の列よりもサンプルターンテーブル2の半径方向の内側に配置されている。複数の希釈液容器22は、複数の検体容器21と同様に、サンプルターンテーブル2の周方向に所定の間隔を開けて並べて配置されている。そして、サンプルターンテーブル2の周方向に並べられた希釈液容器22の列は、サンプルターンテーブル2の半径方向に所定の間隔を開けて2列セットされている。
なお、複数の検体容器21及び複数の希釈液容器22の配列は、2列に限定されるものではなく、1列でもよく、あるいはサンプルターンテーブル2の半径方向に3列以上配置してもよい。
サンプルターンテーブル2は、不図示の駆動機構によって周方向に沿って回転可能に支持されている。そして、サンプルターンテーブル2は、不図示の駆動機構により、周方向に所定の角度範囲ごとに、所定の速度で回転する。また、サンプルターンテーブル2の周囲には、希釈ターンテーブル3が配置されている。
希釈ターンテーブル3及び反応ターンテーブル6は、サンプルターンテーブル2と同様に、軸方向の一端が開口した略円筒状をなす容器状に形成されている。希釈ターンテーブル3及び反応ターンテーブル6は、不図示の駆動機構により、その周方向に所定の角度範囲ずつ、所定の速度で回転する。
希釈ターンテーブル3には、複数の希釈容器23が希釈ターンテーブル3の周方向に並べて収容されている。希釈容器23には、サンプルターンテーブル2に配置された検体容器21から吸引され、希釈された検体(以下、「希釈検体」という)が収容される。
第1試薬容器収容ユニット4には、複数の第1試薬容器24が第1試薬容器収容ユニット4の周方向に並べて収容されている。また、容器収容ユニットを示す第2試薬容器収容ユニット5には、複数の第2試薬容器25が第2試薬容器収容ユニット5の周方向に並べて収容されている。そして、第1試薬容器24には、第1試薬が収容され、第2試薬容器25には、第2試薬が収容される。
さらに、第1試薬容器収容ユニット4、第1試薬容器24、第2試薬容器収容ユニット5及び第2試薬容器25は、不図示の保冷機構によって所定の温度に保たれている。そのため、第1試薬容器24に収容された第1試薬と、第2試薬容器25に収容された第2試薬は、所定の温度で保冷される。
反応ターンテーブル6は、希釈ターンテーブル3と、第1試薬容器収容ユニット4及び第2試薬容器収容ユニット5の間に配置されている。反応ターンテーブル6には、複数の反応容器26が反応ターンテーブル6の周方向に並べて収容されている。反応容器26には、希釈ターンテーブル3の希釈容器23からサンプリングした希釈検体と、第1試薬容器収容ユニット4の第1試薬容器24からサンプリングした第1試薬と、第2試薬容器収容ユニット5の第2試薬容器25からサンプリングした第2試薬が注入される。そして、この反応容器26内において、希釈検体と、第1試薬及び第2試薬が撹拌され、反応が行われる。
分注ユニットの一例を示すサンプル希釈ユニット7は、サンプルターンテーブル2と希釈ターンテーブル3の周囲に配置される。サンプル希釈ユニット7は、不図示の駆動部により、分注プローブがサンプルターンテーブル2及び希釈ターンテーブル3の軸方向(例えば、鉛直方向)に移動可能に支持されている。
また、サンプル希釈ユニット7のプローブは、駆動機構により、サンプルターンテーブル2及び希釈ターンテーブル3の開口と略平行をなす水平方向に沿って回動可能に支持されている。そして、サンプル希釈ユニット7は、水平方向に沿って回動することで、サンプルターンテーブル2と希釈ターンテーブル3の間を往復運動する。なお、サンプル希釈ユニット7がサンプルターンテーブル2と希釈ターンテーブル3の間を移動する際、サンプル希釈ユニット7の分注プローブは、不図示の洗浄装置を通過する。
ここで、サンプル希釈ユニット7の動作について説明する。
サンプル希釈ユニット7がサンプルターンテーブル2における開口の上方の所定位置に移動した際、サンプル希釈ユニット7は、サンプルターンテーブル2の軸方向に沿って下降し、その先端に設けた分注プローブを検体容器21内に挿入する。このとき、サンプル希釈ユニット7は、ポンプが作動して検体容器21内に収容された検体を所定量吸引する。次に、サンプル希釈ユニット7は、サンプルターンテーブル2の軸方向に沿って上昇して分注プローブを検体容器21内から抜き出す。そして、サンプル希釈ユニット7は、水平方向に沿って回動し、希釈ターンテーブル3における開口の上方の所定位置に移動する。
次に、サンプル希釈ユニット7は、希釈ターンテーブル3の軸方向に沿って下降して、分注プローブを所定の希釈容器23内に挿入する。そして、サンプル希釈ユニット7は、吸引した検体と、サンプル希釈ユニット7自体から供給される所定量の希釈液(例えば、生理食塩水)を希釈容器23内に吐出する。その結果、希釈容器23内で、検体が所定倍数の濃度に希釈される。その後、サンプル希釈ユニット7は、洗浄装置によって洗浄される。
分注ユニットの一例を示すサンプリングユニット8は、希釈ターンテーブル3と反応ターンテーブル6の間に配置されている。サンプリングユニット8は、不図示の駆動機構により、サンプル希釈ユニット7と同様に、プローブが希釈ターンテーブル3の軸方向(鉛直方向)と水平方向に移動及び回動可能に支持されている。そして、サンプリングユニット8は、希釈ターンテーブル3と反応ターンテーブル6の間を往復運動する。
このサンプリングユニット8は、希釈ターンテーブル3の希釈容器23内にプローブを挿入して、所定量の希釈検体を吸引する。そして、サンプリングユニット8は、吸引した希釈検体を反応ターンテーブル6の反応容器26内に吐出する。
分注ユニットの一例を示す第1分注ユニット12は、反応ターンテーブル6と第1試薬容器収容ユニット4の間に配置され、第2分注ユニット13は、反応ターンテーブル6と第2試薬容器収容ユニット5の間に配置されている。第1分注ユニット12は、分注プローブ33が駆動部42、43(図2参照)により、反応ターンテーブル6の軸方向(鉛直方向)と水平方向に移動及び回動可能に支持されている。そして、第1分注ユニット12は、第1試薬容器収容ユニット4と反応ターンテーブル6の間を往復運動する。
第1分注ユニット12は、分注プローブを第1試薬容器収容ユニット4の第1試薬容器24内にユニットを挿入して、所定量の第1試薬を吸引する。そして、第1分注ユニット12は、吸引した第1試薬を反応ターンテーブル6の反応容器26内に吐出する。なお、第1分注ユニット12の詳細な構成については後述する。
分注ユニットの一例を示す第2分注ユニット13は、不図示の駆動機構により、第1分注ユニット12と同様に、分注プローブが反応ターンテーブル6の軸方向(鉛直方向)と水平方向に移動及び回動可能に支持されている。そして、第2分注ユニット13は、第2試薬容器収容ユニット5と反応ターンテーブル6の間を往復運動する。
第2分注ユニット13は、第2試薬容器収容ユニット5の第2試薬容器25内に分注プローブを挿入して、所定量の第2試薬を吸引する。そして、第2分注ユニット13は、吸引した第2試薬を反応ターンテーブル6の反応容器26内に吐出する。
希釈撹拌装置9及び希釈洗浄装置11は、希釈ターンテーブル3の周囲に配置されている。希釈撹拌装置9は、不図示の撹拌子を希釈容器23内に挿入し、検体と希釈液を撹拌する。
希釈洗浄装置11は、サンプリングユニット8によって希釈検体が吸引された後の希釈容器23を洗浄する装置である。この希釈洗浄装置11は、複数の希釈容器洗浄ノズルを有している。複数の希釈容器洗浄ノズルは、不図示の廃液ポンプと、不図示の洗剤ポンプに接続されている。希釈洗浄装置11は、希釈容器洗浄ノズルを希釈容器23内に挿入し、廃液ポンプを駆動させて挿入した希釈容器洗浄ノズルによって希釈容器23内に残留する希釈検体を吸い込む。そして、希釈洗浄装置11は、吸い込んだ希釈検体を不図示の廃液タンクに排出する。
その後、希釈洗浄装置11は、洗剤ポンプから希釈容器洗浄ノズルに洗剤を供給し、希釈容器洗浄ノズルから希釈容器23内に洗剤を吐出する。この洗剤によって希釈容器23内を洗浄する。その後、希釈洗浄装置11は、洗剤を希釈容器洗浄ノズルによって吸引し、希釈容器23内を乾燥させる。
第1反応撹拌装置14、第2反応撹拌装置15及び反応容器洗浄装置18は、反応ターンテーブル6の周囲に配置されている。第1反応撹拌装置14は、不図示の撹拌子を反応容器26内に挿入し、希釈検体と第1試薬を撹拌する。これにより、希釈検体と第1試薬との反応が均一かつ迅速に行われる。なお、第1反応撹拌装置14の構成は、希釈撹拌装置9と同一であるため、ここではその説明は省略する。
第2反応撹拌装置15は、不図示の撹拌子を反応容器26内に挿入し、希釈検体と、第1試薬と、第2試薬とを撹拌する。これにより、希釈検体と、第1試薬と、第2試薬との反応が均一かつ迅速に行われる。なお、第2反応撹拌装置15の構成は、希釈撹拌装置9と同一であるため、ここではその説明は省略する。
反応容器洗浄装置18は、検査が終了した反応容器26内を洗浄する装置である。この反応容器洗浄装置18は、複数の反応容器洗浄ノズルを有している。複数の反応容器洗浄ノズルは、希釈容器洗浄ノズルと同様に、不図示の廃液ポンプと、不図示の洗剤ポンプに接続されている。なお、反応容器洗浄装置18における洗浄工程は、上述した希釈洗浄装置11と同様であるため、その説明は省略する。
また、多波長光度計16は、反応ターンテーブル6の周囲における反応ターンテーブル6の外壁と対向するように配置されている。多波長光度計16は、反応容器26内に注入され、第1試薬及び第2試薬と反応した希釈検体に対して光学的測定を行って、検体中の様々な成分の量を「吸光度」という数値データとして出力し、希釈検体の反応状態を検出するものである。
さらに、反応ターンテーブル6の周囲には、不図示の恒温槽が配置されている。この恒温槽は、反応ターンテーブル6に設けられた反応容器26の温度を常時一定に保持するように構成されている。
1−2.分注ユニットの構成
次に、分注ユニットの詳細な構成について図2及び図3を参照して説明する。
以下の説明では、分注ユニットとして第1分注ユニット12の構成について説明する。以下、第1分注ユニットを単に分注ユニット12と称す。しかしながら、分注ユニットとしては、第1分注ユニット12に限定されるものではなく、サンプル希釈ユニット7や、サンプリングユニット8、第2分注ユニット13を適用できるものである。
図2は、分注ユニット12を示す斜視図である。
図2に示すように、分注ユニット12は、駆動機構31と、分注アーム32と、液体を吸引及び吐出する分注プローブ33と、を有している。また、分注ユニット12は、分注プローブ33に接続されるポンプを有している。
駆動機構31は、筐体41と、第1駆動部42と、第2駆動部43と、支持軸44と、を有している。第1駆動部42及び第2駆動部43は、筐体41に設けられている。
支持軸44は、筐体41にその軸方向が鉛直方向と略平行に配置される。そして、支持軸44は、筐体41に回転可能で支持され、かつ筐体41に鉛直方向に移動可能に支持されている。また、支持軸44は、筐体41に設けられた第1駆動部42により回転し、第2駆動部43により鉛直方向に移動する。さらに、支持軸44の軸方向の一端部、すなわち鉛直方向の上端部には、後述する分注アーム32のアーム部材51が固定されている。
図3は、分注アーム32を示す斜視図、図4は、分注アーム32を示す平面図、図5は図4に示すA−A線断面図である。図6は、分注アーム32の要部を示す側面図、図7は、分注アーム32の要部を拡大して示す断面図である。また、図8は、分注アーム32の要部を示す斜視図である。
図3〜図5に示すように、分注アーム32は、アーム部材51と、プローブホルダ組立体52と、2つの制振ダンパ53A、53Bと、衝突検知センサ54と、基板56とを有している。さらに、図6及び図7に示すように、分注アーム32は、衝突検知部材57と、弾性部材59を有している。
アーム部材51は、主面部51aと、2つの側面部51b、51bを有している。主面部51aは、矩形をなす平板状の部材により形成されている。主面部51aの短手方向の両端部からは、側面部51bが略垂直に連続して設けられている。また、主面部51aの長手方向の一端部には、支持軸44(図2参照)に固定される。主面部51aの長手方向の他端部には、プローブホルダ組立体52が配置されている。さらに、主面部51aの長手方向の中間部には、基板56が配置される。図7に示すように、主面部51aの長手方向の他端部におけるプローブホルダ組立体52が配置される箇所には、挿入孔51cが設けられている。
また、図3及び図4に示すように、アーム部材51には、2つの制振ダンパ53A、53Bが取り付けられている。2つの制振ダンパ53A、53Bの長手方向の一端部には、第1固定部53aが形成されており、長手方向の他端部には、第2固定部53bが形成されている。
2つの制振ダンパ53A、53Bの第1固定部53aは、アーム部材51の長手方向の一端部に固定ねじ90を介して取り付けられる。また、2つの制振ダンパ53A、53Bの第2固定部53bは、アーム部材51に配置されたプローブホルダ組立体52に固定ねじ90を介して取り付けられる。これにより、2つの制振ダンパ53A、53Bは、アーム部材51の長手方向の一端部とプローブホルダ組立体52の間に架け渡される。
なお、第1固定部53a及び第2固定部53bの取付方法としては、固定ねじ90により強固にアーム部材51の一端部及び他端部に締結固定してもよい。または、第1固定部53a及び第2固定部53bがアーム部材51の一端部及び他端部において、若干可動できるように固定してもよい。
また、2つの制振ダンパ53A、53Bは、アーム部材51の長手方向に対して所定の角度に傾斜して取り付けられている。そして、第1の制振ダンパ53Aと第2の制振ダンパ53Bは、そのアーム部材51に対する傾斜の向きが反対向きに配置されている。そのため、第1の制振ダンパ53Aと第2の制振ダンパ53Bにおける長手方向の中間部53cは、アーム部材51上で交差する。第1の制振ダンパ53Aの中間部53cは、第2の制振ダンパ53Bの中間部53cよりも鉛直方向の下方に配置される。
2つの制振ダンパ53A、53Bは、分注アーム32が回転又は鉛直方向移動した際に、分注プローブ33に生じる振動を抑制する。
なお、本例では、2つの制振ダンパ53A、53Bを交差させて配置する例を説明したが、これに限定されるものではなく、2つの制振ダンパ53A、53Bを略平行に配置してもよい。さらに、制振ダンパを1つ、あるいは3つ以上設けてもよい。
なお、2つの制振ダンパ53A、53Bの詳細な構成については後述する。
次に、プローブホルダ組立体52について説明する。
図7及び図8に示すように、プローブホルダ組立体52は、アーム部材51に取り付けられて、分注プローブ33を保持する。プローブホルダ組立体52は、第1プローブホルダ61と、第2プローブホルダ62と、第3プローブホルダ63と、第1支持ばね64と、第2支持ばね65と、支持ばね調整ナット67とを有している。また、プローブホルダ組立体52には、衝突検知センサ54が設けられている。
第1プローブホルダ61、第2プローブホルダ62及び第3プローブホルダ63は、鉛直方向に重ねて配置される。第1プローブホルダ61は、筒部71と、支持部72とを有している。筒部71は、略円筒状に形成されている。筒部71には、第1挿通孔71aが形成されている。第1挿通孔71aは、筒部71を軸方向に沿って貫通している。この第1挿通孔71aには、分注プローブ33が摺動可能に挿通する。そして、第1プローブホルダ61は、第1挿通孔71aを介して分注プローブ33を軸方向に沿って摺動可能に支持する。
また、筒部71は、アーム部材51の主面部51aに設けた挿入孔51cに挿入される。そして、筒部71は、主面部51aの鉛直方向の下面から下方に向けて突出する。筒部71の外径は、挿入孔51cの開口径よりも小さく形成されている。
アーム部材51の主面部51aから突出した筒部71には、第1支持ばね64が取り付けられる。この第1支持ばね64としては、例えば圧縮コイルばねが適用される。
アーム部材51の主面部51aから突出した筒部71の外周面には、雄ねじからなるねじ部71bが形成されている。ねじ部71bには、支持ばね調整ナット67が螺合する。支持ばね調整ナット67は、第1調整ナット67aと、第2調整ナット67bにより構成されている。第1調整ナット67aは、第2調整ナット67bよりも鉛直方向の上方に配置される。
第1支持ばね64の一端部は、主面部51aの下面に取り付けられている。そして、第1支持ばね64の他端部は、支持ばね調整ナット67における第1調整ナット67aの鉛直方向の上端部に取り付けられている。これにより、第1支持ばね64は、支持ばね調整ナット67と主面部51aの下面との間に介在される。そして、支持ばね調整ナット67の締め付け量を調整することで、第1支持ばね64の圧縮量を調整することができる。
第1支持ばね64は、分注アーム32が回転又は鉛直方向移動した際に、分注プローブ33やプローブホルダ組立体52に生じる振動を抑制する。
筒部71における軸方向の一端部、すなわち鉛直方向の上端部には、支持部72が連続して形成されている。支持部72は、筒部71を挿入孔51cに挿入した際に、主面部51aの上面側に配置される。支持部72と主面部51aの上面との間には、弾性部材59が介在される。
弾性部材59は、例えば、ゴムシートやゲルシートにより形成されている。弾性部材59は、分注アーム32が回転又は鉛直方向に移動した際に、プローブホルダ組立体52に生じる抑制する。これにより、プローブホルダ組立体52に保持された分注プローブ33に生じる振動が抑制される。
また、支持部72は、略円柱状に形成されている。支持部72には、支持孔72aと、スリット72bと、接続孔72cが形成されている。
支持孔72aは、支持部72を軸方向に沿って貫通している。支持孔72aは、筒部71に設けた第1挿通孔71aに連通する。支持孔72aの内径は、第1挿通孔71aの内径よりも大きく設定されている。この支持孔72aには、後述する第2プローブホルダ62が挿入される。そして、支持部72は、支持孔72aによって第2プローブホルダ62を軸方向、すなわち鉛直方向に摺動可能に支持する。また、支持孔72aにおける筒部71側の端部には、分注プローブ33に接触する第1端子電極85が配置される。
スリット72bは、支持部72の外周面の一部を支持部72の軸方向に沿って切り欠くことで形成されている。そして、スリット72bは、支持孔72aに連通している。このスリット72bには、第1端子電極85に接続する配線85aが挿通する。この配線85aは、基板56に接続される。
接続孔72cは、支持部72における支持孔72aの外周部に形成されている。接続孔72cは、支持部72を軸方向に貫通している。そして、支持部72は、接続孔72cに接続ねじ91を螺合させることで、アーム部材51の主面部51aに接続される。
なお、本例では、支持部72を略円柱状に形成した例を説明したがこれに限定されるものではなく、支持部72を角柱状や楕円柱状等その他各種の形状に形成してもよい。
第2プローブホルダ62は、第1プローブホルダ61における支持部72に支持されている。第2プローブホルダ62は、固定面部74と、摺動部75とを有している。摺動部75は、略円柱状に形成されている。摺動部75は、支持部72の支持孔72aに挿入されて、支持部72に摺動可能に支持される。
また、摺動部75には、第2挿通孔75aが形成されている。第2挿通孔75aは、摺動部75を軸方向に沿って貫通している。摺動部75を支持孔72aに挿入した際、摺動部75に設けた第2挿通孔75aは、支持孔72aを臨む。この第2挿通孔75aには、分注プローブ33が挿通する。
摺動部75の軸方向の一端部、すなわち鉛直方向の上端部には、固定面部74が連続して設けられている。固定面部74は、略円板状に形成されている。そして、固定面部74は、摺動部75の軸方向の一端部から半径方向の外側に向けて略垂直に突出している。
固定面部74には、摺動部75に設けた第2挿通孔75aと同心円上に形成された座グリ穴74aが形成されている。座グリ穴74aには、分注プローブ33に接触する第2電極端子86が配置される。また、第2電極端子86には、配線86bが接続されており、この配線86bは、基板56に接続される。また、座グリ穴74aには、第3プローブホルダ63の一部が挿入される。
また、固定面部74には、取付部74bと、固定孔74cが形成されている。取付部74bは、固定面部74の外周面に形成されている。取付部74bには、衝突検知センサ54が取付ねじ94を介して取り付けられる。そして、衝突検知センサ54は、固定面部74の外周面から半径方向の外側に向けて略垂直に突出する。
固定孔74cは、固定面部74における座グリ穴74aの外周部に形成されている。この固定孔74cには、第3プローブホルダ63を第2プローブホルダ62に固定するための不図示の固定ねじが螺合する。
第3プローブホルダ63は、第2プローブホルダ62の固定面部74の上面部に配置されて、不図示の固定ねじを介して第2プローブホルダ62に固定される。この第2プローブホルダ62と第3プローブホルダ63により、本発明の第2プローブホルダを構成する。
第3プローブホルダ63は、プローブ固定部76と、フランジ部77とを有している。フランジ部77は、略円板状に形成されており、第2プローブホルダ62の固定面部74に載置される。また、フランジ部77における第2プローブホルダ62側の端部は、固定面部74に形成された座グリ穴74aに挿入される。
フランジ部77における固定面部74に設けた固定孔74cと対向する位置には、固定孔77aが形成されている。固定孔77aには、第2プローブホルダ62と第3プローブホルダ63を固定するために、不図示の固定ねじが挿通する。
また、図8に示すように、フランジ部77には、第2支持ばね65の一端部が取り付けられる。また、第2支持ばね65の他端部は、第1プローブホルダ61の支持部72に取り付けられる。第2支持ばね65は、第1プローブホルダ61と、第2プローブホルダ62及び第3プローブホルダ63を連結している。この第2支持ばね65は、第2プローブホルダ62及び第3プローブホルダ63を第1プローブホルダ61に向けて付勢している。
2つの第2支持ばね65を合わせたばね定数は、第1支持ばね64のばね定数よりも小さく設定されている。すなわち、第2支持ばね65は、第1支持ばね64よりも柔らかいばねが用いられる。この第2支持ばね65としては、例えば圧縮コイルばねが適用される。
なお、第2支持ばね65を設ける数は2つに限定されるものではなく、第2支持ばね65を1つ、あるいは3つ以上設けてもよい。
さらに、フランジ部77には、2つの制振ダンパ53A、53Bの第2固定部53bが固定ねじ90を介して固定されている。そして、第2プローブホルダ62及び第3プローブホルダ63は、2つの制振ダンパ53A、53Bにより第1プローブホルダ61に向けて付勢される。
また、図7に示すように、フランジ部77における第2プローブホルダ62と対向する面とは反対側の面にはプローブ固定部76が連続して設けられている。プローブ固定部76には、プローブ固定孔76aが形成されている。プローブ固定孔76aは、第3プローブホルダ63を鉛直方向に貫通している。プローブ固定孔76aは、後述する段差部76bを介して第2プローブホルダ62に設けた座グリ穴74a及び第2挿通孔75aに連通する。このプローブ固定孔76aの内壁には、雌ねじが形成されている。そして、プローブ固定孔76aには、分注プローブ33が鉛直方向の上方から挿入される。
プローブ固定孔76aにおける第2プローブホルダ62側の端部、すなわち鉛直方向の下端部には、段差部76bが形成されている。段差部76bは、プローブ固定孔76aの下端部の開口径を他の箇所よりも小さくすることで形成されている。この段差部76bには、プローブ固定孔76aに挿入された分注プローブ33の基端部33aが当接する。
また、プローブ固定孔76aには、不図示の接続コネクタが螺合する。そして、分注プローブ33の基端部33aは、不図示の接続コネクタと段差部76bにより挟持される。これにより、分注プローブ33を分注アーム32に固定することができ、さらに分注アーム32に対する分注プローブ33の位置合わせを行うことができる。また、接続コネクタは、吸引チューブを介してポンプに接続される。これにより、分注プローブ33とポンプが接続される。
なお、本例では、第2プローブホルダ62と第3プローブホルダ63をそれぞれ別部材として構成した例を説明したが、これに限定されるものではなく、第2プローブホルダ62と第3プローブホルダ63を一体に形成してもよい。
次に、図9を参照して制振ダンパ53A、53Bの構成について説明する。
図9は制振ダンパを示す平面図である。なお、第1の制振ダンパ53Aと第2の制振ダンパ53Bは、それぞれ同一の構成を有しているため、ここでは単に制振ダンパ53と称して説明する。
図9に示すように、制振ダンパ53は、平板状の部材を折り曲げることで形成されている。制振ダンパ53の第1固定部53aと第2固定部53bは、平板状に形成されており、第1固定部53aと第2固定部53bは、中間部53cにより連結されている。また、第1固定部53aには、第1切り欠き53eが形成されており、第2固定部53bには、第2切り欠き53fが形成されている。そして、第1固定部53a及び第2固定部53bは、第1切り欠き53e及び第2切り欠き53fにより弾性が付与されており、弾性変形することが可能に構成されている。
また、中間部53cは、平板状の部材を折り曲げることで第1固定部53aや第2固定部53bよりも剛性が高められている。
なお、本例では、切り欠き53e、53fを設けることで、制振ダンパ53の両端部である第1固定部53a及び第2固定部53bに弾性を付与する例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、制振ダンパ53の両端部である第1固定部53a及び第2固定部53bを板ばねにより構成してもよく、その他各種の構成により制振ダンパ53の両端部に弾性を付与してもよい。
さらに、第1固定部53aと第2固定部53bの両方に切り欠き53e、53fを形成し、弾性を付与する例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、第1固定部53aと第2固定部53bのうち少なくとも一方の固定部に切り欠きを形成し、弾性を付与してもよい。すなわち、第1固定部53a及び第2固定部53bのうち少なくとも一方の固定部が弾性を有していればよい。
次に、図10を参照して衝突検知部材57の構成について説明する。
図10は、衝突検知部材57を示す斜視図である。
図10に示すように、衝突検知部材57は、平板状の部材を略L字状に折り曲げることで形成されている。衝突検知部材57は、検知片81と、検知片81に略垂直に連続する固定片82とを有している。
また、衝突検知部材57には、検知片81から固定片82にかけて連続するスリット83が形成されている。スリット83における検知片81側の端部には、検知孔83aが形成されている。検知孔83aは、略円形に開口している。検知孔83aには、衝突検知センサ54が挿入される。衝突検知部材57は、検知孔83aの縁部と衝突検知センサ54の間に間隔を空けて配置される。
図7に示すように、固定片82は、アーム部材51の主面部51aに配置されて、固定ねじ93によりアーム部材51の主面部51aに固定される。そして、検知片81は、主面部51aから略垂直に立設する。図10に示すように、検知片81の検知孔83aには、衝突検知センサ54が挿入される。検知孔83aの縁部と衝突検知センサ54の間には、所定の間隔が空いている。衝突検知部材57の検知孔83aの縁部に衝突検知センサ54が接触した際に、衝突検知センサ54は、分注プローブ33が衝突したことを検知する。
また、検知片81及び固定片82は、例えば板ばねにより形成されており、弾性変形可能に構成されている。
なお、検知孔83aの開口形状は、円形に限定されるものではなく、衝突検知センサ54の形状に合わせて適宜設定されるものである。例えば、衝突検知センサ54の形状が角柱状の場合、検知孔83aは、衝突検知センサ54に合わせて矩形状に開口する。
2.分注アームの動作例
次に、上述した構成を有する分注アーム32の動作例について図11A及び図11Bを参照して説明する。なお、以下の説明では、分注プローブ33が他の部材に衝突した際の動作例について説明する。
図11Aは、衝突前の状態を示す断面図、図11Bは、衝突時の状態を示す断面図である。
分注プローブ33の先端部が第1試薬容器24や反応容器26(図1参照)等に衝突し、鉛直方向に沿って負荷が分注プローブ33に加わる。そして、分注プローブ33を保持する第2プローブホルダ62及び第3プローブホルダ63にも鉛直方向に沿った負荷が分注プローブ33を介して加わる。
図11Bに示すように、第2プローブホルダ62及び第3プローブホルダ63は、第2支持ばね65の付勢力に抗して、鉛直方向の上方に向けて第1プローブホルダ61の支持部72を摺動する。そのため、第2プローブホルダ62及び第3プローブホルダ63は、第1プローブホルダ61から分離する。さらに、分注プローブ33は、第1プローブホルダ61の第1挿通孔71aに沿って摺動する。
上述したように、第2支持ばね65のばね定数は、第1支持ばね64のばね定数よりも小さく設定されている。その結果、第1支持ばね64は収縮せずに、第2支持ばね65が伸長することで第2プローブホルダ62及び第3プローブホルダ63が移動可能になる。
第2プローブホルダ62及び第3プローブホルダ63が鉛直方向の上方に向けて移動することで、第3プローブホルダ63に固定された2つの制振ダンパ53A、53Bの他端部も鉛直方向の上方に持ち上げられる。なお、本例の制振ダンパ53A、53Bは、切り欠き53e、53fを設けることで両端部に弾性を付与している。
これにより、第2プローブホルダ62及び第3プローブホルダ63の移動に伴い、2つの制振ダンパ53A、53bの両端部が弾性変形する。その結果、第2プローブホルダ62及び第3プローブホルダ63の移動を2つの制振ダンパ53A、53Bが妨げることを防ぐことができる。さらに、2つの制振ダンパ53A、53Bが第2プローブホルダ62及び第3プローブホルダ63の移動によって塑性変形し、折れ曲がることを防ぐことができる。
また、第2プローブホルダ62が鉛直方向の上方に向けて移動することで、第2プローブホルダ62に取り付けた衝突検知センサ54も鉛直方向の上方に向けて移動する。そのため、衝突検知センサ54が衝突検知部材57の検知孔83a(図10参照)の縁部に接触する。これにより、分注プローブ33に衝突が生じたことを検知することができる。
また、衝突検知センサ54が鉛直方向の上方に移動することで、衝突検知部材57も鉛直方向の上方に持ち上げられる。なお、衝突検知部材57の検知片81及び固定片82には弾性が付与されているため、図11Bに示すように、検知片81及び固定片82が弾性変形する。衝突検知部材57が弾性変形することで、第2プローブホルダ62及び第3プローブホルダ63の移動を衝突検知部材57が妨げることを防ぐことができる。さらに、衝突検知部材57や衝突検知センサ54が破損することも防ぐことができる。
なお、分注プローブ33の衝突が解消されると、第2プローブホルダ62及び第3プローブホルダ63は、第2支持ばね65によって付勢されて、再び図11Aに示すように、第1プローブホルダ61に載置される。
このように、本例の分注アーム32では、プローブホルダ組立体52を、第1プローブホルダ61と、第2プローブホルダ62及び第3プローブホルダ63の分割構造としている。さらに、衝突時の衝撃を吸収する第2支持ばね65を設けている。これにより、第1支持ばね64や制振ダンパ53A、53Bによる振動抑制機能は維持しつつ、分注プローブ33が衝突した場合に分注プローブ33や被衝突物に与える損害を軽減することができる。
なお、本発明は上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、自動分析装置として、血液や尿の生体試料の分析に用いられる生化学分析装置に適用した例を説明したが、これに限定されるものでなく、水質や、食品等のその他各種の分析を行う装置に適用することができるものである。
なお、本明細書において、「平行」及び「直交」等の単語を使用したが、これらは厳密な「平行」及び「直交」のみを意味するものではなく、「平行」及び「直交」を含み、さらにその機能を発揮し得る範囲にある、「略平行」や「略直交」の状態であってもよい。
1…生化学分析装置(自動分析装置)、 2…サンプルターンテーブル、 3…希釈ターンテーブル、 4…第1試薬容器収容ユニット、 5…第2試薬容器収容ユニット、 6…反応ターンテーブル、 7…サンプル希釈ユニット(分注ユニット)、 8…サンプリングユニット(分注ユニット)、 9…希釈撹拌装置、 11…希釈洗浄装置、 12…第1分注ユニット(分注ユニット)、 13…第2分注ユニット、 14…第1反応撹拌装置、 15…第2反応撹拌装置、 16…多波長光度計、 18…反応容器洗浄装置、 21…検体容器、 22…希釈液容器、 23…希釈容器、 24…第1試薬容器、 25…第2試薬容器、 26…反応容器、 31…駆動機構、 32…分注アーム、 33…分注プローブ、 33a…基端部、 41…筐体、 42、43…駆動部、 44…支持軸、 51…アーム部材、 51a…主面部、 51b…側面部、 51c…挿入孔、 52…プローブホルダ組立体、 53、53A、53B…制振ダンパ、 53a…第1固定部、 53b…第2固定部、 53c…中間部、 53e、53f…切り欠き、 54…衝突検知センサ、 56…基板、 57…衝突検知部材、 59…弾性部材、 61…第1プローブホルダ、 62…第2プローブホルダ、 63…第3プローブホルダ(第2プローブホルダ)、 64…第1支持ばね、 65…第2支持ばね、 67…支持ばね調整ナット、 71…筒部、 71a…第1挿通孔、 72…支持部、 72a…支持孔、 74…固定面部、 74a…座グリ穴、 74b…取付部、 75…摺動部、 75a…第2挿通孔、 76…プローブ固定部、 76a…プローブ固定孔、 76b…段差部、 77…フランジ部、 81…検知片、 82…固定片、 83…スリット、 83a…検知孔

Claims (9)

  1. 液体を吸引及び吐出する分注プローブと、
    支持軸を有し、前記支持軸を周方向に回転可能及び、鉛直方向に移動可能に支持する駆動機構と、
    前記支持軸に設けられたアーム部材と、
    前記アーム部材に取り付けられ、前記分注プローブを鉛直方向に移動可能に支持する第1プローブホルダと、
    前記第1プローブホルダに鉛直方向に沿って移動可能に支持され、前記分注プローブを保持する第2プローブホルダと、
    前記アーム部材と前記第1プローブホルダの間に介在され、前記分注プローブに生じる振動を抑制する第1支持ばねと、
    前記第2プローブホルダを前記第1プローブホルダに付勢し、前記第1支持ばねよりもばね定数が小さい第2支持ばねと、
    前記アーム部材における前記第1プローブホルダが設けられた端部とは反対側の端部から前記第2プローブホルダにかけて架け渡されて、前記分注プローブに生じる振動を抑制する制振ダンパと、
    を備えた分注ユニット。
  2. 前記制振ダンパにおける前記アーム部材に取り付けられる第1固定部と、前記第2プローブホルダに取り付けられる第2固定部のうち少なくとも一方の固定部は、弾性を有している
    請求項1に記載の分注ユニット。
  3. 前記第1固定部と前記第2固定部のうち少なくとも一方の固定部は、平板状に形成されることで弾性が付与される
    請求項2に記載の分注ユニット。
  4. 前記第1固定部と前記第2固定部のうち少なくとも一方の固定部には、切り欠きが形成される
    請求項3に記載の分注ユニット。
  5. 前記第2プローブホルダに取り付けられた衝突検知センサと、
    前記アーム部材に固定され、前記衝突検知センサが挿入される検知孔が形成された衝突検知部材と、を備え、
    前記衝突検知センサは、前記検知孔に接触した際に、前記分注プローブの衝突を検知する
    請求項1に記載の分注ユニット。
  6. 前記衝突検知部材は、弾性を有している
    請求項5に記載の分注ユニット。
  7. 前記第1プローブホルダは、
    前記第2プローブホルダを摺動可能に支持する支持部と、
    前記分注プローブが摺動可能に挿通する挿通孔が形成された筒部と、を有する
    請求項1に記載の分注ユニット。
  8. 前記支持部には、前記第2プローブホルダの一部が摺動可能に挿入される支持孔が形成されており、
    前記支持孔は、前記筒部に形成された挿通孔に連通している
    請求項7に記載の分注ユニット。
  9. 液体が収容された複数の容器を有する収容ユニットと、
    前記液体を吸引及び吐出する分注ユニットと、を備え、
    前記分注ユニットは、
    前記液体を吸引及び吐出する分注プローブと、
    支持軸を有し、前記支持軸を周方向に回転可能及び、鉛直方向に移動可能に支持する駆動機構と、
    前記支持軸に設けられたアーム部材と、
    前記アーム部材に取り付けられ、前記分注プローブを鉛直方向に移動可能に支持する第1プローブホルダと、
    前記第1プローブホルダに鉛直方向に沿って移動可能に支持され、前記分注プローブを保持する第2プローブホルダと、
    前記アーム部材と前記第1プローブホルダの間に介在され、前記分注プローブに生じる振動を抑制する第1支持ばねと、
    前記第2プローブホルダを前記第1プローブホルダに付勢し、前記第1支持ばねよりもばね定数が小さい第2支持ばねと、
    前記アーム部材における前記第1プローブホルダが設けられた端部とは反対側の端部から前記第2プローブホルダにかけて架け渡されて、前記分注プローブに生じる振動を抑制する制振ダンパと、
    を備えた自動分析装置。
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