JP2020059291A - 液体噴射装置及び圧電アクチュエータ - Google Patents

液体噴射装置及び圧電アクチュエータ Download PDF

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鶸田 周平
Shuhei Hiwada
周平 鶸田
宏史 近藤
Hiroshi Kondo
宏史 近藤
一輝 小島
Kazuteru Kojima
一輝 小島
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Abstract

【課題】専用の部材を特別に追加することなく、圧電素子の防湿を実現すること。【解決手段】流路ユニット20の一表面の複数の圧電素子41の周囲領域には、複数の接続端子40が配置されている。ドライバIC46は、複数の圧電素子41を覆うように流路ユニット20の前記一表面と対向して配置されている。ドライバIC46と複数の接続端子50とが複数のバンプ51で接続されることで、複数の圧電素子41が複数のバンプ51によって取り囲まれる。さらに、複数のバンプ51の間には絶縁性の封止材52が充填されている。これにより、ドライバIC46、複数のバンプ51、及び、複数のバンプ51間の封止材52によって複数の圧電素子41が密閉され、複数の圧電素子41は大気から遮断される。【選択図】図4

Description

本発明は、液体噴射装置及び圧電アクチュエータに関する。
従来から、液体噴射装置において、液体に噴射エネルギーを付与する圧電アクチュエータを有するものが知られている。例えば、特許文献1には、複数のノズルにそれぞれ連通する複数の圧力室が形成された流路形成基板と、この流路形成基板に設けられた圧電アクチュエータとを有する、インクジェットヘッドが開示されている。
圧電アクチュエータは、複数の圧力室を覆う弾性膜の表面に、複数の圧力室とそれぞれ対向して配置された複数の圧電素子を有する。圧電素子は、圧電体層と、上電極膜及び下電極膜を有する。圧電体層は、二酸化シリコンからなる弾性膜の表面に、ゾルゲル法やMOD法等の成膜技術で形成される。
ところで、上述した圧電アクチュエータにおいて、圧電素子の一層の駆動効率向上や高速駆動の実現等の観点からは、圧電体層は薄いことが好ましい。しかし、圧電体層が薄くなるほど圧電体層に印加される電界が強くなり、圧電体層が大気中の湿気を吸収した場合には、電極膜の間に大きなリーク電流が発生して絶縁破壊に至る虞がある。そのため、圧電素子を大気から遮断して防湿することが求められる。特許文献1のインクジェットヘッドでは、流路形成基板に、複数の圧電素子をそれぞれ個別に覆う耐湿保護膜が形成されることで、圧電素子が大気と接触することが防止されている。
特開2001−138511号公報
前記特許文献1の圧電アクチュエータにおいては、複数の圧電素子を形成した後に、これら複数の圧電素子をそれぞれ覆うように防湿保護膜を別に形成する必要がある。その分、圧電アクチュエータを構成する部材の数が増え、また、余計な工程が増えるため、製造コストが増加することになる。
本発明の目的は、専用の部材を特別に追加することなく、圧電素子の防湿を実現することである。
第1の発明の液体噴射装置は、複数のノズル及び前記複数のノズルにそれぞれ連通する複数の圧力室を含む液体流路が形成された、流路構造体と、前記流路構造体の一表面に、前記複数の圧力室とそれぞれ対向して配置された複数の圧電素子と、前記複数の圧電素子を駆動するドライバICと、を備え、
前記流路構造体の前記一表面には、前記複数の圧電素子にそれぞれ接続された複数の駆動用端子を含む複数の接続端子が、前記複数の圧電素子の周囲領域に配置され、前記ドライバICは、前記複数の圧電素子を覆うように前記流路構造体の前記一表面と対向して配置され、前記ドライバICと前記流路構造体の一方に、それらの他方側へ突出する複数のバンプが設けられ、前記複数のバンプに含まれる複数の第1バンプによって、前記ドライバICと前記複数の圧電素子の前記周囲領域に配置された前記複数の接続端子とが接続されることで、前記複数の圧電素子が前記複数の第1バンプによって取り囲まれ、前記複数の第1バンプの間に絶縁性の封止材が充填されていることを特徴とするものである。
本発明では、流路構造体の一表面に、複数の圧電素子を覆うようにドライバICが配置される。そして、ドライバICと、流路構造体の一表面において圧電素子の周囲領域に形成された複数の接続端子とが、複数の第1バンプで接続されたときには、これら複数の第1バンプによって複数の圧電素子が取り囲まれることになる。さらに、複数の第1バンプの間には絶縁性の封止材が充填される。これにより、ドライバIC、複数の第1バンプ、及び、複数の第1バンプ間の封止材によって複数の圧電素子が密閉されて、複数の圧電素子は大気から遮断される。このように、ドライバICと、このドライバICを流路構造体側の複数の接続端子に接続するためのバンプを利用して、複数の圧電素子をカバーすることから、専用の部材を追加して部品点数を増やすことなく、圧電素子を大気から遮断して防湿することができる。
第2の発明の液体噴射装置は、前記第1の発明において、前記接続端子は、前記流路構造体の前記一表面の、前記圧力室と対向する領域よりも外側に配置されていることを特徴とするものである。
ドライバICを流路構造体に押し付けて複数の接続端子と接続する際に、押し付けられる流路構造体側の部分が圧力室と対向していないために、押し付け力に耐えることができる。また、接合時に流路構造体に撓みが生じにくく、流路構造体の撓みによって圧電素子が破損することが防止される。
第3の発明の液体噴射装置は、前記第2の発明において、前記流路構造体の前記一表面の、前記複数の圧力室を隔てる隔壁部と対向する領域にも、前記バンプが接合されていることを特徴とするものである。
複数の圧力室が配置されている領域内においてもバンプを介してドライバICが押し付けられるため、ドライバICを流路構造体に強く押し付けて確実に接合できる。また、ドライバICが複数の圧電素子の周囲領域にのみ押し付けられると、逆に、その内側領域(圧電素子の配置領域)において、流路構造体がドライバIC側に反ってしまう虞がある。本発明では、流路構造体の一表面の、前記内側領域にも押し付け力が作用するため、反りが防止される。
第4の発明の液体噴射装置は、前記第1〜第3の何れかの発明において、前記複数の圧力室は、前記流路構造体の前記一表面に沿った所定方向に配列され、前記ドライバICは、矩形の平面形状を有し、その長辺が前記所定方向に沿った状態で前記流路構造体の前記一表面と対向して配置され、前記流路構造体の前記一表面の、前記複数の圧電素子の周囲領域のうちの、前記ドライバICの長辺に沿う領域には、前記複数の前記駆動用端子が配置され、前記流路構造体の前記一表面の、前記複数の圧電素子の周囲領域のうちの、前記ドライバICの短辺に沿う領域には、前記駆動用端子以外の前記接続端子が配置されていることを特徴とするものである。
ドライバICの平面形状が矩形である場合に、その長辺に沿って、複数の圧力室(複数の圧電素子)にそれぞれ対応した複数の駆動用端子が配置されることで、封止すべき長さが大きい長辺側を確実に封止することができる。一方、ドライバICの短辺側は、長辺側よりも少ない数のバンプで封止できることから、この短辺側には駆動用端子以外の接続端子を配置する。
第5の発明の液体噴射装置は、前記第1〜第4の何れかの発明において、前記複数のバンプには、前記複数の第1バンプの間に配置された第2バンプがさらに含まれ、前記第2バンプは、前記流路構造体の前記一表面の、前記接続端子が配置されていない領域に接合され、前記第1バンプと前記第2バンプの間に、前記封止材が充填されていることを特徴とするものである。
第1バンプは、ドライバICと流路構造体側の接続端子とを電気的に接続して圧電素子の駆動に寄与するものであり、それ故、第1バンプの数や間隔は、圧電素子の大きさや個数等の制約を受け、自由に設定できないこともあり得る。しかし、第1バンプの間隔が大きいと、隣接する第1バンプの間に封止材が保持されにくくなり、封止が困難となる。この点、本発明では、複数の第1バンプの間に、接続端子が配置されていない領域に接合される、いわゆるダミーの第2バンプが配置される。これにより、隣接する第1バンプの間隔が広い場合であっても、それらの間に第2バンプを配置することでバンプの間隔を狭めることができるため、バンプの間を封止材で確実に封止することができる。
第6の発明の圧電アクチュエータは、基板の一表面に配置された複数の圧電素子と、前記複数の圧電素子を駆動するドライバICと、を備え、
前記基板の前記一表面には、前記複数の圧電素子にそれぞれ接続された複数の駆動用端子を含む複数の接続端子が、前記複数の圧電素子の周囲領域に配置され、前記ドライバICは、前記複数の圧電素子を覆うように前記基板の前記一表面と対向して配置され、前記ドライバICと前記流路構造体の一方に、それらの他方側へ突出する複数のバンプが設けられ、前記複数のバンプに含まれる複数の第1バンプによって、前記ドライバICと前記複数の圧電素子の前記周囲領域に配置された前記複数の接続端子とが接続されることで、前記複数の圧電素子が前記ドライバICと前記複数の第1バンプによって囲まれ、前記複数の第1バンプの間に絶縁性の封止材が充填されていることを特徴とするものである。
本発明の圧電アクチュエータでは、ドライバIC、複数の第1バンプ、及び、複数の第1バンプ間の封止材によって、複数の圧電素子が密閉される。これにより、専用の部材を追加して部品点数を増やすことなく、圧電素子を大気から遮断して防湿することができる。
本発明によれば、ドライバIC、複数の第1バンプ、及び、複数の第1バンプ間の封止材によって、複数の圧電素子が密閉される。このように、ドライバICと、このドライバICを流路構造体側の複数の接続端子に接続するためのバンプを利用して、複数の圧電素子をカバーすることができるため、専用の部材を追加して部品点数を増やすことなく、圧電素子を大気から遮断して防湿することができる。
本実施形態のインクジェットプリンタの概略平面図である。 インクジェットヘッドの平面図である。 インクジェットヘッド(ドライバICが取り付けられていない状態)の平面図である。 図2のIV-IV線断面図である。 図2のV-V線断面図である。 変更形態に係るインクジェットヘッドの平面図である。 図6のVII-VII線断面図である。 別の変更形態に係るインクジェットヘッドの平面図である。 別の変更形態に係るインクジェットヘッドの平面図である。 図9のX-X線断面図である。 別の変更形態に係るインクジェットヘッドの平面図である。 別の変更形態に係るインクジェットヘッド(ドライバICが取り付けられていない状態)の平面図である。
次に、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施形態のインクジェットプリンタの概略平面図である。まず、図1を参照してインクジェットプリンタ1の概略構成について説明する。尚、以下では、図1の紙面手前側を上方、紙面向こう側を下方と定義して、適宜、「上」「下」の方向語を使用して説明する。図1に示すように、インクジェットプリンタ1は、プラテン2と、キャリッジ3と、インクジェットヘッド4と、搬送機構5等を備えている。
プラテン2の上面には、被記録媒体である記録用紙100が載置される。また、プラテン2の上方には、図1の左右方向(走査方向)に平行に延びる2本のガイドレール10,11が設けられる。キャリッジ3は、プラテン2と対向する領域において2本のガイドレール10,11に沿って走査方向に往復移動可能に構成されている。また、キャリッジ3には、2つのプーリ12,13間に巻き掛けられた無端ベルト14が連結されており、キャリッジ駆動モータ15によって無端ベルト14が走行駆動されたときに、キャリッジ3は、無端ベルト14の走行に伴って走査方向に移動する。
インクジェットヘッド4(液体噴射装置)は、キャリッジ3に取り付けられており、キャリッジ3とともに走査方向に移動する。インクジェットヘッド4は、プリンタ1に装着されたインクカートリッジ(図示省略)と、チューブによって接続されている。また、インクジェットヘッド4の下面(図1の紙面向こう側の面)には、複数のノズル16が形成されている。そして、このインクジェットヘッド4は、インクカートリッジから供給されたインクを、複数のノズル16からプラテン2に載置された記録用紙100に対して噴射する。
搬送機構5は、搬送方向にプラテン2を挟むように配置された2つの搬送ローラ18,19を有し、これら2つの搬送ローラ18,19は、図示しないモータによって回転駆動される。搬送機構5は、2つの搬送ローラ18,19によって、プラテン2に載置された記録用紙100を搬送方向に搬送する。
インクジェットプリンタ1は、プラテン2上に載置された記録用紙100に対して、キャリッジ3とともに走査方向(図1の左右方向)に往復移動するインクジェットヘッド4からインクを噴射させる。これとともに、2つの搬送ローラ18,19によって記録用紙100を搬送方向(図1の下方)に搬送する。以上の動作によって記録用紙100に画像や文字等が記録される。
次に、インクジェットヘッド4について説明する。図2はインクジェットヘッドの平面図である。また、図3は、図2に示されるドライバICが取り付けられていない状態でのインクジェットヘッドの平面図である。図4は、図2のIV-IV線断面図である。尚、図4では、インク流路内に充填されているインクを符号“I”で示している。図2〜図4に示すように、インクジェットヘッド4は、流路ユニット20(流路構造体)と、圧電アクチュエータ21と、ドライバIC46等を備えている。
図4に示すように、流路ユニット20は、それぞれ多数の流路形成孔が形成された5枚のプレート30〜34が積層された構造を有する。これら5枚のプレート30〜34が積層されたときに多数の流路形成孔が連通することによって、流路ユニット20には、以下に述べるようなインク流路が形成されている。尚、5枚のプレート30〜34の材質は特に限定はされないが、例えば、ステンレス鋼やニッケル合金鋼等の金属プレートであってもよい。あるいは、シリコン単結晶基板であってもよい。
図2に示すように、流路ユニット20の上面には、図示しないインクカートリッジと接続されるインク供給孔26が形成されている。流路ユニット20の内部には、それぞれ搬送方向に延在する2本のマニホールド25が形成されている。2本のマニホールド25は1つのインク供給孔26に共通に接続されており、インクカートリッジから供給されたインクが2本のマニホールド25にそれぞれ供給される。
また、図2〜図4に示すように、流路ユニット20は、最下層のノズルプレート34に形成されて流路ユニット20の下面に開口する複数のノズル16と、複数のノズル16にそれぞれ連通した複数の圧力室24を有する。図2、図3に示すように、流路ユニット20の下面(図2、図3の紙面向こう側の面)において、複数のノズル16は搬送方向に沿って2列に配列されている。尚、複数のノズル16の配置は、左右2列のノズル列の間でノズル16の位置が搬送方向に互いにずれた、いわゆる、千鳥状の配置となっている。
複数の圧力室24は、それぞれ、走査方向に長い略楕円形の平面形状を有する。複数の圧力室24は平面的に配置され、これら複数の圧力室24は振動板30によって上方から覆われている。また、複数の圧力室24は、複数のノズル16にそれぞれ対応して、搬送方向に沿って千鳥状に2列に配列されている。各圧力室24は、その長手方向一端部において対応するノズル16と連通している。尚、左右2列の圧力室列の間で、圧力室24とノズル16との配置関係が逆になっている。即ち、図2〜図4に示すように、左側の圧力室列においては、各圧力室24の長手方向右端部に対応するノズル16が連通している。一方、右側の圧力室列においては、各圧力室24の長手方向左端部に対応するノズル16が連通している。これにより、図2、図3に示すように、2列の圧力室列の内側に、それぞれに対応した2列のノズル列が配置されている。
2列の圧力室列は、2本のマニホールド25とそれぞれ重なる位置に配置され、各圧力室24は、その直下に位置するマニホールド25に連通している。これにより、図4に示すように、流路ユニット20には、マニホールド25から分岐して、圧力室24を経てノズル16に至る、個別インク流路27が複数形成されている。
次に、圧電アクチュエータ21について説明する。圧電アクチュエータ21は、流路ユニット20の振動板30の上面に配置されている。図2〜図4に示すように、圧電アクチュエータ21は、圧電体40と、複数の駆動電極42と、共通電極43とを有する。
図4に示すように、振動板30の上面には、合成樹脂材料等の絶縁材料からなる絶縁膜44がほぼ全面に形成されている。この絶縁膜44で覆われた振動板30の上面に、矩形状に形成された2つの圧電体40が配置されている。2つの圧電体40は、2列の圧力室列をそれぞれ覆うように、それらの長手方向が圧力室24の配列方向(搬送方向)と平行となるように配置されている。圧電体40は、チタン酸鉛とジルコン酸鉛との固溶体である、強誘電性のチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)を主成分とする圧電材料からなる。圧電体40は、スパッタ法やゾルゲル法等の公知の成膜技術によって、絶縁膜44で覆われた振動板30の上面に直接形成することができる。あるいは、未焼成の薄いグリーンシートを焼成してから振動板30に貼り付けることによって形成することもできる。
複数の駆動電極42は、圧電体40の下面の、複数の圧力室24とそれぞれ対向する領域に形成されている。各駆動電極42は、圧力室24よりも一回り小さい略楕円の平面形状を有し、対応する圧力室24の略中央部と対向するように配置されている。駆動電極42は、絶縁膜44によって振動板30とは電気的に絶縁されている。
複数の駆動電極42には複数の駆動用端子45がそれぞれ接続されている。各駆動用端子45は、絶縁膜44上において、対応する駆動電極42からその長手方向であってノズル16とは反対側(外側)へ向けて、圧力室24と対向しない領域まで引き出され、図3、図4に示すように圧電体40から露出している。そして、複数の駆動用端子45は、2つの圧電体40の走査方向における両側において、搬送方向に沿って配列されている。複数の駆動用端子45には後述のドライバIC46が接続され、ドライバIC46から複数の駆動電極42のそれぞれに対して所定の駆動電圧が印加される。
共通電極43は、2つの圧電体40に跨ってそれら圧電体40の上面全域を覆うように形成されている。尚、図3では、2つの圧電体40を覆う共通電極43にハッチングを施してある。詳細には、共通電極43は、2つの圧電体40の上面全域にそれぞれ形成された2つの電極部43aと、2つの電極部43aから圧力室24の配列方向一方側(搬送方向上流側)に引き出されて、振動板30の上面に形成された第1接続部43bと、振動板30の上面の2つの圧電体40の間の領域に形成された第2接続部43cとを有する。
第1接続部43bは、矩形状の2つの圧電体40の短辺に沿って走査方向に延在している。また、第2接続部43cは、矩形状の2つの圧電体40の長辺に沿って搬送方向に延在している。第1接続部43b及び第2接続部43cは、絶縁膜44によって振動板30とは電気的に絶縁されている。また、第1接続部43b及び第2接続部43cは、共に振動板30の上面に形成されているために、圧電体40の上面に形成された2つの電極部43aよりも低い位置にある。図4の断面で示されるように、共通電極43は、第2接続部43cにおいて局所的に窪んだ形状となっている。尚、第1接続部43bは、振動板30の上面の、複数の圧力室24が形成された領域よりも搬送方向上流側にある。また、第2接続部43cは、流路ユニット20の、2列の圧力室24の列を隔てる隔壁部20aと対向している。つまり、第1接続部43bと第2接続部43cは、共に、振動板30の上面の、圧力室24と対向しない領域に配置されている。
2つの圧電体40に対して搬送方向上流側に位置する第1接続部43bと、2つの圧電体40の間に位置する第2接続部43cは、共に、後述するドライバIC46と接続されてそのグランド配線と導通する。これにより、共通電極43は、常にグランド電位に保持される。
図4に示すように、圧電体40の、1つの駆動電極42と共通電極43の電極部43aとに挟まれる部分(以下、「圧電素子41」ともいう)は、次に説明するように、駆動電極42に駆動電圧が印加されたときに変形して、1つの圧力室24内のインクに噴射エネルギーを付与する部分となる。本実施形態では、1つの圧電体40が1列の圧力室列に属する複数の圧力室24に跨って配置されることで、1列の圧力室列に対応する複数の圧電素子41が一体化された構成となっている。また、複数の圧電素子41の各々は、その厚み方向に分極されている。
ドライバIC46から駆動電極42に駆動電圧が印加されると、この駆動電極42と、グランド電位の共通電極43の間に電位差が生じて、これら2つの電極42,43の間の圧電体40の部分(圧電素子41)に厚み方向の電界が作用する。この電界の方向は、圧電素子41の分極方向と平行であるから、圧電素子41は厚み方向に伸長するとともに面方向に収縮する。この圧電素子41の収縮によって、圧力室24を覆っている振動板30が圧力室24側に凸となるように撓み、圧力室24の容積が減少する。その際に圧力室24内のインクに圧力(噴射エネルギー)が付与され、ノズル16からインクの液滴が噴射される。
次に、ドライバIC46について説明する。ドライバIC46の内部には、圧電アクチュエータを駆動するための各種回路が組み込まれている。図2に示すように、ドライバIC46は矩形の平面形状を有する。このドライバIC46は、その長辺が圧力室24の配列方向に沿った状態で、流路ユニット20の振動板30の上面と対向して配置されて、2つの圧電体40を上方から覆う形で振動板30に接合される。
先にも述べたが、振動板30の上面の、2つの圧電体40の走査方向における両側の領域には、複数の駆動電極42からそれぞれ引き出された複数の駆動用端子45が配置されている。また、振動板30の上面の、2つの圧電体40よりも搬送方向上流側の領域には共通電極43の第1接続部43bが配置されている。さらに、図2、図3に示すように、2つの圧電体40よりも搬送方向下流側の領域には、複数の入力端子47(電源入力端子47a、グランド入力端子47b、信号入力端子47c)が並べて配置されている。尚、複数の入力端子47は、インクジェットヘッド4の動作を制御する制御基板(図示省略)と接続されている。
つまり、振動板30の上面の、2つの圧電体40の周囲領域に、複数の駆動用端子45、共通電極43の第1接続部43b、及び、複数の入力端子47が形成されている。その他、振動板30の上面の、2つの圧電体40の間の領域には共通電極43の第2接続部43cが配置されている。以下、説明の便宜上、複数の駆動用端子45、共通電極43の第1接続部43b、第2接続部43c、及び、複数の入力端子47をまとめて、「複数の接続端子50」と呼ぶ。
一方で、ドライバIC46の、振動板30と対向する下面(接続面)には、上述した複数の接続端子50と接続される、導電性材料からなる複数のバンプ51が、下方(図2の紙面向こう側)に突出して設けられている。まず、図2に示すように、矩形状のドライバIC46の2つの長辺46a,46bにそれぞれ沿う2つの縁部には、複数の駆動用端子45に接続される複数の駆動バンプ51aが設けられている。ドライバIC46の一方の短辺46cに沿う縁部には、共通電極43の第1接続部43bと接続される複数の第1共通電極バンプ51bが設けられている。ドライバIC46の他方の短辺46dに沿う縁部には、複数の入力端子47とそれぞれ接続される複数の入力バンプ51cが設けられている。また、ドライバIC46の中央部には、共通電極43の第2接続部43cと接続される複数の第2共通電極バンプ51dも設けられている。
そして、ドライバIC46は、その長辺46a,46bが搬送方向と平行な状態で振動板30の上面に配置されて、前述した複数のバンプ51が、振動板30の上面に形成された複数の接続端子50とそれぞれ接続される。ドライバIC46が、複数の入力端子47(電源入力端子47a、グランド入力端子47b、信号入力端子47c)を介して制御基板と接続されることで、制御基板側からの電力供給、グランド接続、及び、制御信号の入力等が行われる。また、ドライバIC46は、複数の駆動用端子45を介して複数の駆動電極42と接続されるとともに、共通電極43とも接続される。これにより、ドライバIC46は、共通電極43をグランド電位に保持しつつ、複数の駆動電極42に対して個別に駆動電圧を印加する。
ここで、図2、図3に示すように、ドライバIC46に設けられた複数のバンプ51のうちの、ドライバIC46の縁部全周に沿って設けられているバンプ51a,51b,51c(本発明の第1バンプ)によって、2つの圧電体40(複数の圧電素子41)が取り囲まれる。図5は、図2のV-V線断面図である。図4、図5に示すように、ドライバIC46と複数の接続端子50とを接続する複数のバンプ51の間には、合成樹脂等の絶縁性材料からなる封止材52が充填される。これにより、隣接するバンプ51の間が絶縁されるとともにバンプ51の間の隙間が完全に封止されている。従って、ドライバIC46、複数のバンプ51a,51b,51c(第1バンプ)、及び、これら複数のバンプ51a,51b,51c間の封止材52によって、複数の圧電素子41が密閉されて大気から遮断される。
ドライバIC46と振動板30側の複数の接続端子50の電気的接続は、例えば、以下のようにして行う。まず、振動板30の上面に、熱硬化性樹脂に導電性粒子が分散されてなる、異方性導電フィルム(ACF)や異方性導電ペースト(ACP)などの異方性導電材を、複数の接続端子50を覆うように配する。次に、流路ユニット20を加熱しながら、ドライバIC46を振動板30に押しつける。このとき、ドライバIC46側のバンプ51と接続端子50との間において、異方性導電材に局所的に大きな圧力が作用して熱硬化性樹脂が横へ押し出され、残存する導電粒子によってバンプ51と接続端子50が導通する。また、同時に、加熱によって熱硬化性樹脂が硬化し、ドライバIC46と流路ユニット20とが機械的に接合される。尚、異方性導電材の、バンプ51が押し付けられない部分にはほとんど圧力が作用せず、絶縁性が維持される。本実施形態では、ドライバIC46の押圧時に、隣接するバンプ51間に入り込んだ異方性導電材が、これらのバンプ51の間を絶縁するとともに隙間を封止する、上述の封止材52として機能する。
また、ドライバIC46側のバンプ51と流路ユニット20側の接続端子50とを、ハンダで接合してもよい。この場合には、ハンダ接合の後に、エポキシ樹脂等の液状の硬化性樹脂からなる封止材52をバンプ51の間に注入して硬化させる。
このように、本実施形態では、圧電アクチュエータ21を駆動するドライバIC46と、このドライバIC46を流路ユニット20側の複数の接続端子50に接続するためのバンプ51を利用して、複数の圧電素子41をカバーして大気から遮断している。そのため、専用の部材を追加して部品点数を増やすことなく、複数の圧電素子41を確実に防湿することができる。
また、図2〜図4に示すように、振動板30側の複数の接続端子50(複数の駆動用端子45、共通電極43の第1接続部43b、第2接続部43c、及び、複数の入力端子47)は、振動板30の、圧力室24と対向する領域よりも外側に形成されている。従って、ドライバIC46を流路ユニット20に押し付けて複数の接続端子50と接合する際に、複数のバンプが押し付けられる振動板30の部分がその押し付け力に耐えることができる。また、それ故、ドライバIC46の接合時に振動板30に撓みが生じにくく、振動板30の撓みによって圧電体40(圧電素子41)が破損することが防止される。
また、振動板30の、2列の圧力室24を隔てる隔壁部20aと対向する領域に、共通電極43の第2接続部43cが形成され、この第2接続部43cに第2共通電極バンプ51dが接合されている。つまり、複数の圧力室24が配置されている領域内においてもバンプ51dを介してドライバIC46が押し付けられるため、ドライバIC46を流路ユニット20に強く押し付けて確実に接合できる。また、ドライバIC46が圧電体40の周囲領域にのみ押し付けられる場合には、逆に、その内側領域(圧電体40が配置されている領域)において振動板30が上方(ドライバIC46側)に反ってしまう虞がある。これに対して、本実施形態では、振動板30の前記内側領域にも押し付け力が作用するため、反りが防止される。
尚、圧電体40を大気から確実に遮断するためには、圧電体40を取り囲むバンプ51a,51b,51c(第1バンプ)間の隙間を封止材52で完全に封止する必要があるが、これらのバンプ間の隙間が大きいと封止材52を保持するのが難しく、封止が不十分になる虞がある。この点、本実施形態では、2つの圧電体40の周囲領域のうち、ドライバIC46の長辺46a,46bに沿った領域に、複数の圧力室24(複数の駆動電極42)にそれぞれ対応した、数の多い駆動用端子45が配置されている。これにより、封止すべき長さが大きい長辺側を確実に封止することができる。一方、ドライバIC46の短辺側は、長辺側よりも少ない数のバンプで封止できる。従って、駆動用端子45よりも数の少ない入力端子47は、圧電体40の周囲領域のうちの、ドライバIC46の一方の短辺46dに沿った領域に配置されている。尚、ドライバIC46の他方の短辺46c側に配置された第1接続部43bについては、ドライバIC46との導通のみを考慮するならば、第1共通電極バンプ51bの数はそれほど多くする必要はない。しかし、この他方側の短辺46cの封止を確実にするという観点から、複数の入力バンプ51cと同じ程度の数の、第1共通電極バンプ51bが設けられることが好ましい。
次に、前記実施形態に種々の変更を加えた変更形態について説明する。但し、前記実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
1]ドライバIC46と接続される複数の接続端子50の配置は、少なくとも一部の接続端子50が複数の圧電素子41を取り囲むように配置されていればよく、特定の配置には限定されない。
例えば、図6、図7に示すように、ドライバIC46が、2つの圧電体40よりも搬送方向上流側に形成された第1接続部43bにおいてのみ、バンプ51bで共通電極43と接続されてもよい。即ち、2つの圧電体40の間の、圧力室24を隔てる隔壁部20aと対向する領域にはバンプ51が接合されない形態であってもよい。
あるいは、逆に、図8に示すように、ドライバIC46が、2つの圧電体40の間の第2接続部43cにおいてのみバンプ51dで共通電極43と接続されてもよい。この場合、ドライバIC46の短辺46c側には、複数の入力端子47など、共通電極43の接続用以外の他の接続端子50を配置できる。
また、前記実施形態では、図2のように、ドライバIC46の長辺46a,46b側に複数の駆動用端子45が配置されていたが、駆動用端子45以外の接続端子の数が多い場合には、駆動用端子45がドライバIC46の短辺側に配置され、駆動用端子45以外の接続端子50がドライバIC46の長辺側に配置されてもよい。
2]前記実施形態では、ドライバIC46に設けられた複数のバンプ51は、全て、流路ユニット20側に形成された複数の接続端子50と電気的に接続されていたが、前記複数のバンプ51に、接続端子50が配置されていない領域に接合される、いわゆる、ダミーバンプが含まれていてもよい。
例えば、図9、図10に示すように、ドライバIC46に、複数の駆動バンプ51aの間に配置されたダミーバンプ51e(第2バンプ)が設けられてもよい。図10に示すように、ダミーバンプは、振動板30を覆う絶縁膜44に直接接合されるものであり、駆動用端子45等の接続端子50とは電気的に接続されない。また、駆動バンプ51aとダミーバンプ51eの間に封止材52が充填されている。
駆動用バンプ51a等の、接続端子50と接続されるバンプ51は、ドライバIC46と接続端子50とを接続して圧電素子41の駆動に寄与するものであり、それらのバンプ51の間隔は、圧電素子41の大きさや個数等の制約を受け、自由に設定できないこともあり得る。しかし、バンプ51の間隔が大きいと、隣接するバンプ51の間に封止材52が保持されにくくなり、封止が困難となる。この点、図9、図10の構成では、複数の駆動バンプ51aの間にダミーバンプ51eを配置して、バンプ51の間隔を狭めることができるため、隣接するバンプ51の間を封止材52で確実に封止することができる。
また、図9では、駆動バンプ51aとダミーバンプ51eとが一直線上に配置されているが、図11に示すように、駆動バンプ51aとダミーバンプ51eとが、走査方向に位置がずれて配置されて、これらのバンプ51が千鳥状に配列されていてもよい。この配置は、駆動バンプ51aの配列間隔が小さく、それらの間にダミーバンプ51eを配置するのが難しい場合に好適である。また、駆動バンプ51aとダミーバンプ51eが一直線上に配置されている形態(図9)と比べて、バンプ51の間に保持される封止材52の厚みを大きくすることができ、その分、封止機能が向上するという利点もある。
また、前記実施形態(図2〜図4)では、振動板30の、2列の圧力室列の間を隔てる隔壁部20aと対向する領域に、共通電極43との導通用のバンプ(第2共通電極バンプ51d)が接合されていたが、前述したように、振動板30の反りを防止することのみを目的とするのであれば、このバンプは電極導通用のバンプである必要はなく、ダミーバンプであってもよい。
3]前記実施形態では、図3に示すように、1つの圧電体40が複数の圧力室24に跨って配置されることによって、複数の圧力室24にそれぞれ対応する複数の圧電素子41が一体化された構成であった。これに対して、図12に示すように、複数の圧電素子41が互いに分離され、複数の圧力室24の中央部にそれぞれ配置されてもよい。
4]前記実施形態の図2や図3から理解されるように、複数の圧電素子41がドライバIC46によって覆われるためには、ドライバIC46の大きさは複数の圧電素子41の配置領域よりも大きい平面積を有する必要がある。逆に言えば、1つのヘッドが有する圧電素子41の最大数(即ち、ノズル16の最大数)は、ドライバIC46の大きさの制約を受ける。しかし、このことは、本発明を適用することによって、多数のノズル16を有するインクジェットヘッドを実現することが困難になる、ということを意味するわけではない。即ち、図2、図3に示されるようなヘッドユニットを、複数組み合わせることによって、より多くのノズル16を有するインクジェットヘッドを簡単に実現することができる。
5]前記実施形態では、ドライバIC46に、このドライバIC46と複数の接続端子50とを接続する複数のバンプ51が設けられていたが、複数のバンプ51は、流路ユニット20側の複数の接続端子50に、上方(ドライバIC46側)へ突出するように形成されていてもよい。
以上説明した実施形態及びその変更形態は、液体噴射装置であるインクジェットヘッドに本発明を適用した一例であるが、本発明の圧電アクチュエータは、液体に圧力を付与する用途で使用されるものには限られない。基板上に複数の圧電素子が配置され、ドライバICによって複数の圧電素子をそれぞれ駆動して基板を変形させることによって、複数の固体の駆動対象物にそれぞれ変位や振動等を生じさせるといった、別の用途に使用するものであってもよい。
4 インクジェットヘッド
16 ノズル
20 流路ユニット
20a 隔壁部
21 圧電アクチュエータ
24 圧力室
30 振動板
40 圧電体
41 圧電素子
42 駆動電極
43 共通電極
43b 第1接続部
43c 第2接続部
45 駆動用端子
46 ドライバIC
47 入力端子
50 接続端子
51a 駆動バンプ
51b 第1共通電極バンプ
51c 入力バンプ
51d 第1共通電極バンプ
51e ダミーバンプ
52 封止材

Claims (5)

  1. 複数のノズル及び前記複数のノズルにそれぞれ連通する複数の圧力室を含む液体流路が形成された、流路構造体と、
    前記流路構造体の一表面に、前記複数の圧力室とそれぞれ対向して配置された複数の圧電素子と、
    を備え、
    前記流路構造体の前記一表面には、前記複数の圧電素子にそれぞれ接続された複数の駆動用端子を含む複数の接続端子が、前記複数の圧電素子の周囲領域に配置され、
    前記流路構造体の一表面から突出する複数のバンプが設けられ、
    前記複数のバンプによって、前記複数の圧電素子の前記周囲領域に配置された前記複数の接続端子が接続されることで、前記複数の圧電素子が前記複数のバンプによって取り囲まれ、
    前記複数の圧力室は、前記流路構造体の前記一表面に沿った所定方向に配列され、
    前記流路構造体は、矩形の平面形状を有し、その長辺が前記所定方向に沿って配置され、
    前記流路構造体の前記一表面の長辺に沿う領域には、前記複数の前記駆動用端子が配置されていることを特徴とするヘッド。
  2. 前記複数のバンプの間に絶縁性の封止材が充填されていることを特徴とする請求項1に記載のヘッド。
  3. 前記流路構造体の前記一表面の短辺に沿う領域には、前記駆動用端子以外の前記接続端子が配置されていることを特徴とする請求項1に記載のヘッド。
  4. 前記複数の圧力室は、2列の圧力室列を有し、
    前記2列の圧力室列の間に複数のバンプが配置されることを特徴とする請求項1に記載のヘッド。
  5. 前記ヘッドは、
    前記複数の圧電素子を駆動する基板を備え、
    前記基板は、前記流路構造体の前記一表面と対向して配置されることを特徴とする請求項1に記載のヘッド。
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