JP2016168817A - ヘッド及び液体噴射装置 - Google Patents

ヘッド及び液体噴射装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016168817A
JP2016168817A JP2015051804A JP2015051804A JP2016168817A JP 2016168817 A JP2016168817 A JP 2016168817A JP 2015051804 A JP2015051804 A JP 2015051804A JP 2015051804 A JP2015051804 A JP 2015051804A JP 2016168817 A JP2016168817 A JP 2016168817A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
flow path
drive circuit
path forming
forming substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015051804A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6504348B2 (ja
Inventor
敏昭 ▲濱▼口
敏昭 ▲濱▼口
Toshiaki Hamaguchi
栄樹 平井
Eiki Hirai
栄樹 平井
陽一 長沼
Yoichi Naganuma
陽一 長沼
本規 ▲高▼部
本規 ▲高▼部
Honki Takabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2015051804A priority Critical patent/JP6504348B2/ja
Priority to US15/060,114 priority patent/US9914300B2/en
Priority to CN201610140759.9A priority patent/CN105984223B/zh
Publication of JP2016168817A publication Critical patent/JP2016168817A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6504348B2 publication Critical patent/JP6504348B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2/14201Structure of print heads with piezoelectric elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2/14201Structure of print heads with piezoelectric elements
    • B41J2/14233Structure of print heads with piezoelectric elements of film type, deformed by bending and disposed on a diaphragm
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2/14201Structure of print heads with piezoelectric elements
    • B41J2/14233Structure of print heads with piezoelectric elements of film type, deformed by bending and disposed on a diaphragm
    • B41J2002/14241Structure of print heads with piezoelectric elements of film type, deformed by bending and disposed on a diaphragm having a cover around the piezoelectric thin film element
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2002/14491Electrical connection

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

【課題】ピエゾ素子の変位を阻害せず、電気的な破壊からピエゾ素子を保護して信頼性が向上したヘッド及び液体噴射装置を提供する。【解決手段】液体を噴射するノズル21に連通する圧力発生室12が設けられた流路形成基板10と、該流路形成基板10の一方面側に設けられた第1電極60、該第1電極60上に設けられた圧電体層70及び該圧電体層70上に設けられた第2電極80を有するピエゾ素子300と、前記流路形成基板10の前記一方面側に接着層35によって接合されて、前記ピエゾ素子300を駆動する駆動回路31が設けられた駆動回路基板30と、を備え、前記ピエゾ素子300と前記駆動回路31とは、前記流路形成基板10及び前記駆動回路基板30の何れか一方に設けられたバンプ32によって電気的に接続されており、前記バンプ32及び前記接着層35は、前記ピエゾ素子300の前記圧電体層70の上方に設けられている。【選択図】 図5

Description

本発明は、液体を噴射するヘッドと、ヘッドを具備する液体噴射装置に関し、特に液体としてインクを噴射するインクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置に関する。
ピエゾインクジェット方式(piezo ink jet system)は、ピエゾ素子に電圧を加えて変形させることでインクの液滴を吐出させる、オンデマンド形のインクジェット印刷システム、である(JIS Z8123−1:2013)。
パーマネントヘッド(permanent head)とは、インクの液滴を連続的又は断続的に生成する、プリンター本体の機械部又は電気部、である(JIS Z8123−1:2013)。
ピエゾインクジェット方式に用いるパーマネントヘッド(以下、「ヘッド」(head)という)は、液滴を噴射するノズルに連通する圧力発生室が形成された流路形成基板と、流路形成基板の一方面側に設けられたピエゾ素子と、流路形成基板のピエゾ素子側に接合されて、ピエゾ素子を駆動する駆動回路が設けられた駆動回路基板と、を具備し、ピエゾ素子を駆動回路によって駆動することによって圧力発生室内の液体に圧力変化を生じさせることで、ノズルから液滴を噴射する。
このようなピエゾ素子としては、流路形成基板上に成膜及びリソグラフィー法によって形成した薄膜形のものが提案されている。このように薄膜形のピエゾ素子を用いることで、ピエゾ素子を高密度に配置することが可能となる反面、高密度に配置したピエゾ素子と駆動回路との電気的な接続が困難になる。
このため、駆動回路基板にバンプを設け、駆動回路とピエゾ素子とをバンプを介して電気的に接続したものが提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
このように駆動回路とピエゾ素子との接続にバンプを用いることで、高密度に配置したピエゾ素子と駆動回路とを確実に且つ低コストで接続することができる。
なお、駆動回路基板と流路形成基板とは、バンプの周囲に設けられた接着層で接合されている。バンプ及び接着層は、一定の高さを有しており、駆動回路基板と流路形成基板との間にピエゾ素子が収容される程度の空間である保持部を形成している。
特開2014−51008号公報
しかしながら、保持部に十分な高さがないと、ピエゾ素子が変位して駆動回路基板に接触し、ピエゾ素子の変位が阻害される虞がある。また、保持部の高さを充分に確保するために、バンプや接着層をより高く形成することも考えられるが、強度を保持するのが困難でありバンプや接着層の高さには限界がある。
さらに、保持部の高さを確保するために、バンプや接着層をより高く形成するためには、バンプ及び接着層の幅も広げる必要があり、バンプ及び接着層を配置するスペースが必要となって大型化してしまうという問題がある。
また、保持部に十分な高さがないと、駆動回路基板及び流路形成基板のそれぞれに設けられた配線間に生じた電位差で放電が生じ、駆動回路やピエゾ素子が破壊される虞がある。
なお、このような問題はインクジェット式記録ヘッドだけではなく、インク以外の液体を噴射するヘッドにおいても同様に存在する。
本発明はこのような事情に鑑み、ピエゾ素子の変位を阻害せず、電気的な破壊からピエゾ素子を保護して信頼性が向上したヘッド及び液体噴射装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の態様は、液体を噴射するノズルに連通する圧力発生室が設けられた流路形成基板と、該流路形成基板の一方面側に設けられた第1電極、該第1電極上に設けられた圧電体層及び該圧電体層上に設けられた第2電極を有するピエゾ素子と、前記流路形成基板の前記一方面側に接着層によって接合されて、前記ピエゾ素子を駆動する駆動回路が設けられた駆動回路基板と、を備え、前記ピエゾ素子と前記駆動回路とは、前記流路形成基板及び前記駆動回路基板の何れか一方に設けられたバンプによって電気的に接続されており、前記バンプ及び前記接着層は、前記ピエゾ素子の前記圧電体層の上方に設けられていることを特徴とするヘッドにある。
かかる態様では、バンプ及び接着層を圧電体層の上方に設けることで、流路形成基板と駆動回路基板との間隔を広げることができる。これにより、ピエゾ素子が変位した際に駆動回路基板に接触するのを抑制することができる。また、バンプ及び接着層を高くすることなく、流路形成基板と駆動回路基板との間隔を広げることができるため、バンプ及び接着層を高くするために幅を広げる必要が無く、小型化を図ることができる。さらに、流路形成基板と駆動回路基板との間隔を広げることができるため、駆動回路基板及び流路形成基板のそれぞれに設けられた配線間に生じた電位差で放電が生じるのを抑制して、駆動回路やピエゾ素子が破壊されるのを抑制することができる。
ここで、前記バンプが設けられる前記圧電体層上には、前記第1電極、前記第2電極、及び、前記第1電極又は前記第2電極から引き出された引き出し配線が設けられており、前記バンプと前記第1電極、前記第2電極、及び、前記第1電極又は前記第2電極から引き出された引き出し配線とが電気的に接続されていることが好ましい。これにより、駆動回路とピエゾ素子とをバンプによって確実に接続することができる。
また、前記接着層が感光性樹脂で形成されていることが好ましい。これによれば、接着層を所定形状に容易に且つ高精度に形成することができる。
また、前記バンプは、弾性を有するコア部と、該コア部の表面に設けられた金属膜とを有することが好ましい。これによれば、流路形成基板や駆動回路基板に反りやうねりがあっても、バンプのコア部が変形することによってバンプとピエゾ素子とを確実に接続することができる。
また、本発明の他の態様は、液体を噴射するノズルに連通する圧力発生室が設けられた流路形成基板と、該流路形成基板の一方面側に設けられた第1電極、該第1電極上に設けられた圧電体層及び該圧電体層上に設けられた第2電極を有するピエゾ素子と、前記流路形成基板の前記一方面側に接着層によって接合されて、前記ピエゾ素子を駆動する駆動回路が設けられた駆動回路基板と、を備え、前記ピエゾ素子と前記駆動回路とは、前記流路形成基板及び前記駆動回路基板の何れか一方に設けられたバンプによって電気的に接続されており、前記バンプ及び前記接着層は、前記流路形成基板の前記一方面側の同一平面上に設けられていることを特徴とするヘッドにある。
かかる態様では、流路形成基板の一方面側において、バンプと接着剤とを同一平面上に設けることで、比較的小さな荷重で確実に電気的に接続することができ、流路形成基板の荷重による変形、破損を抑制することができる。また、電気的な接続の長期信頼性を向上することができる。
さらに、本発明の他の態様は、上記態様のヘッドを具備することを特徴とする液体噴射装置にある。
かかる態様では、ピエゾ素子の変位が妨げられるのを抑制して、破壊を抑制した液体噴射装置を実現できる。
実施形態1に係るヘッドの分解斜視図である。 実施形態1に係るヘッドの平面図である。 実施形態1に係る流路形成基板の要部平面図である。 実施形態1に係るヘッドの断面図である。 実施形態1に係るヘッドの要部を拡大した断面図である。 実施形態1に係る駆動回路基板の平面図である。 実施形態1に係るヘッドの比較例を示す断面図である。 他の実施形態に係るヘッドの要部を拡大した断面図である。 一実施形態に係る記録装置の概略図である。
以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るヘッドの一例であるインクジェット式記録ヘッドの分解斜視図であり、図2は、インクジェット式記録ヘッドの平面図である。また、図3は、流路形成基板の平面図であり、図4は、図2のA−A′線断面図であり、図5は、図3の要部を拡大した断面図である。
図示するように、本実施形態のヘッドの一例であるインクジェット式記録ヘッド1は、流路形成基板10、連通板15、ノズルプレート20、駆動回路基板30、コンプライアンス基板45等の複数の部材を備える。
流路形成基板10は、ステンレス鋼やNiなどの金属、ZrOあるいはAlを代表とするセラミック材料、ガラスセラミック材料、MgO、LaAlOのような酸化物などを用いることができる。本実施形態では、流路形成基板10は、シリコン単結晶基板からなる。この流路形成基板10には、図4及び図5に示すように、一方面側から異方性エッチングすることにより、複数の隔壁によって区画された圧力発生室12がインクを吐出する複数のノズル21が並設される方向に沿って並設されている。以降、この方向を圧力発生室12の並設方向、又は第1の方向Xと称する。また、流路形成基板10には、圧力発生室12が第1の方向Xに並設された列が複数列、本実施形態では、2列設けられている。この圧力発生室12が第1の方向Xに沿って形成された圧力発生室12の列が複数列設された列設方向を、以降、第2の方向Yと称する。さらに、第1の方向X及び第2の方向Yの双方に交差する方向を本実施形態では、第3の方向Zと称する。なお、本実施形態では、各方向(X、Y、Z)の関係を直交とするが、各構成の配置関係が必ずしも直交するものに限定されるものではない。
また、流路形成基板10には、圧力発生室12の第2の方向Yの一端部側に、当該圧力発生室12よりも開口面積が狭く、圧力発生室12に流入するインクの流路抵抗を付与する供給路等が設けられていてもよい。
また、流路形成基板10の一方面側(積層方向であって−Z方向)には、連通板15とノズルプレート20とが順次積層されている。すなわち、流路形成基板10の一方面に設けられた連通板15と、連通板15の流路形成基板10とは反対面側に設けられたノズル21を有するノズルプレート20と、を具備する。
連通板15には、圧力発生室12とノズル21とを連通するノズル連通路16が設けられている。連通板15は、流路形成基板10よりも大きな面積を有し、ノズルプレート20は流路形成基板10よりも小さい面積を有する。このように連通板15を設けることによってノズルプレート20のノズル21と圧力発生室12とを離せるため、圧力発生室12の中にあるインクは、ノズル21付近のインクで生じるインク中の水分の蒸発による増粘の影響を受け難くなる。また、ノズルプレート20は圧力発生室12とノズル21とを連通するノズル連通路16の開口を覆うだけで良いので、ノズルプレート20の面積を比較的小さくすることができ、コストの削減を図ることができる。なお、本実施形態では、ノズルプレート20のノズル21が開口されて、インク滴が吐出される面を液体噴射面20aと称する。
また、連通板15には、マニホールド100の一部を構成する第1マニホールド部17と、第2マニホールド部18とが設けられている。
第1マニホールド部17は、連通板15を厚さ方向(連通板15と流路形成基板10との積層方向)に貫通して設けられている。
また、第2マニホールド部18は、連通板15を厚さ方向に貫通することなく、連通板15のノズルプレート20側に開口して設けられている。
さらに、連通板15には、圧力発生室12の第2の方向Yの一端部に連通する供給連通路19が、圧力発生室12毎に独立して設けられている。この供給連通路19は、第2マニホールド部18と圧力発生室12とを連通する。
このような連通板15としては、ステンレスやNiなどの金属、またはジルコニウムなどのセラミックなどを用いることができる。なお、連通板15は、流路形成基板10と線膨張係数が同等の材料が好ましい。すなわち、連通板15として流路形成基板10と線膨張係数が大きく異なる材料を用いた場合、加熱や冷却されることで、流路形成基板10と連通板15との線膨張係数の違いにより反りが生じてしまう。本実施形態では、連通板15として流路形成基板10と同じ材料、すなわち、シリコン単結晶基板を用いることで、熱による反りや熱によるクラック、剥離等の発生を抑制するようにした。
ノズルプレート20には、各圧力発生室12とノズル連通路16を介して連通するノズル21が形成されている。このようなノズル21は、第1の方向Xに並設され、この第1の方向Xに並設されたノズル21の列が第2の方向Yに2列形成されている。
このようなノズルプレート20としては、例えば、ステンレス鋼(SUS)等の金属、ポリイミド樹脂のような有機物、又はシリコン単結晶基板等を用いることができる。なお、ノズルプレート20としてシリコン単結晶基板を用いることで、ノズルプレート20と連通板15との線膨張係数を同等として、加熱や冷却されることによる反りや熱によるクラック、剥離等の発生を抑制することができる。
一方、流路形成基板10の連通板15とは反対面側には、振動板50が形成されている。本実施形態では、振動板50として、流路形成基板10側に設けられた酸化シリコンからなる弾性膜51と、弾性膜51上に設けられた酸化ジルコニウムからなる絶縁体膜52と、を設けるようにした。なお、圧力発生室12等の液体流路は、流路形成基板10を一方面側(ノズルプレート20が接合された面側)から異方性エッチングすることにより形成されており、圧力発生室12等の液体流路の他方面は、弾性膜51によって画成されている。
また、流路形成基板10の振動板50上には、本実施形態のピエゾ素子である圧電アクチュエーター300が設けられている。圧電アクチュエーター300は、振動板50側から順次積層された第1電極60、圧電体層70及び第2電極80を有する。圧電アクチュエーター300を構成する第1電極60は、図3に示すように、圧力発生室12毎に切り分けられて、圧電アクチュエーター300毎に独立する個別電極を構成する。ここで、第1電極60、圧電体層70及び第2電極80で構成される圧電アクチュエーター300は、第1電極60と第2電極80との間に電圧を印加することで変位が生じる。すなわち両電極の間に電圧を印加することで、第1電極60と第2電極80とで挟まれている圧電体層70に圧電歪みが生じる。そして、両電極に電圧を印加した際に、圧電体層70に圧電歪みが生じる部分を能動部71と称する。これに対して、圧電体層70に圧電歪みが生じない部分を非能動部と称する。すなわち、本実施形態では、圧力発生室12毎に能動部71が設けられているため、流路形成基板10上には、第1の方向Xに並設された能動部71の列が第2の方向Yに2列設けられている。
本実施形態では、第1電極60は、圧力発生室12毎に切り分けられており、能動部71毎に独立する個別電極を構成する。
この第1電極60は、圧力発生室12の第1の方向Xにおいては、圧力発生室12の幅よりも狭い幅で形成されている。すなわち圧力発生室12の第1の方向Xにおいて、第1電極60の端部は、圧力発生室12に対向する領域の内側に位置している。また、第2の方向Yにおいては、第1電極60のノズル21側の一端側が圧力発生室12に対向する領域の内側に設けられており、マニホールド100側の他端側が圧力発生室12の外側まで延設されている。また、第1電極60のマニホールド100側の他端側は、本実施形態では、流路形成基板10の第2の方向Yの端部近傍まで延設されている。すなわち、第2の方向Yの一方側に設けられた各能動部の第1電極60は、流路形成基板10の第2の方向Yの一方側の端部近傍まで延設されている。これに対して、第2の方向Yの他方側に設けられた各能動部の第1電極60は、流路形成基板10の第2の方向Yの他方側の端部近傍まで延設されている。
圧電体層70は、第2の方向Yが所定の幅となるように第1の方向Xに亘って連続して設けられている。圧電体層70の第2の方向Yの幅は、圧力発生室12の第2の方向Yの幅よりも広い。このため、圧力発生室12の第2の方向Yでは、圧電体層70は圧力発生室12の外側まで設けられている。本実施形態では、圧電体層70は、2列の能動部に亘って連続して設けられている。すなわち、本実施形態の圧電体層70は、第1の方向Xに並設された能動部の列に亘って連続して設けられていると共に、第2の方向Yに並設された2列の能動部の列に亘って連続して設けられている。なお、本実施形態では、第2の方向Yにおいて、2列の能動部の間の非能動部を第1非能動部72と称する。また、圧電体層70は、第1電極60と同様に、流路形成基板10の第2の方向Yの端部近傍まで延設されている。本実施形態では、圧電体層70の能動部71よりもマニホールド100側の非能動部を第2非能動部73と称する。また、圧電体層70の第2非能動部73には、圧電体層70を第3の方向Zに貫通して第1電極60を露出するコンタクトホール74が設けられている。本実施形態では、コンタクトホール74は、第1電極60毎に独立して設けられている。
圧電体層70は、第1電極60上に形成される分極構造を有する酸化物の圧電材料からなり、例えば、一般式ABOで示されるペロブスカイト形酸化物からなることができる。圧電体層70に用いられるペロブスカイト形酸化物としては、例えば、鉛を含む鉛系圧電材料や鉛を含まない非鉛系圧電材料などを用いることができる。
また、圧電体層70には、各隔壁に対応する凹部75が形成されている。この凹部75の第1の方向Xの幅は、各隔壁の第1の方向Xの幅と略同一、もしくはそれよりも広くなっている。これにより、振動板50の圧力発生室12の第2の方向Yの端部に対抗する部分(いわゆる振動板50の腕部)の剛性が押さえられるため、圧電アクチュエーター300を良好に変位させることができる。
第2電極80は、圧電体層70の第1電極60とは反対面側に設けられており、複数の能動部71に共通する共通電極を構成する。また、第2電極80は、凹部75の内面、すなわち、圧電体層70の凹部75の側面内に設けるようにしても良く、設けないようにしてもよい。本実施形態では、第1の方向Xに並設された能動部71の列毎に設けられた第2電極80を第1非能動部72上で連続するようにした。具体的には、第2電極80は、本実施形態では、圧電体層70の第1電極60とは反対面上において、圧電体層70の第2非能動部73以外の領域、すなわち、圧電体層70の能動部71上及び第1非能動部72上と、コンタクトホール74の内面の能動部71側の側面上と、コンタクトホール74によって露出された第1電極60上とに亘って設けられている。そして、第1電極60上の第2電極80と、圧電体層70の主要部、つまり能動部71上の第2電極80とは、第1電極60が厚さ方向に完全に除去された除去部81によって電気的に切断されている。すなわち、コンタクトホール74内に設けられた第2電極80と、圧電体層70の主要部に設けられた第2電極80とは、同一層からなるが電気的に不連続となるように形成されている。このような除去部81は、本実施形態では、図3に示すように、圧電体層70上のマニホールド100側に第1の方向Xに亘って連続して設けられている。
このような構成によって、本実施形態では、能動部71の第1の方向Xの端部は、第1電極60によって規定されている。そして、第1電極60の第1の方向Xの端部は、圧力発生室12に相対向する領域内に設けられている。また、能動部71の第2の方向Yにおけるノズル21側の端部は、第1電極60によって規定されている。さらに、能動部71の第2の方向Yにおけるマニホールド100側の端部は、第2電極80によって規定されている。
また、圧電アクチュエーター300の第1電極60からは、引き出し配線である個別配線91が引き出されている。本実施形態では、個別配線91は、圧電体層70の第2非能動部73上に設けられており、コンタクトホール74内で第1電極60と電気的に接続されている。
また、圧電アクチュエーター300の第2電極80からは、引き出し配線である共通配線92が引き出されている。本実施形態では、共通配線92は、第1非能動部72上の第2電極80上に形成されている。また、共通配線92は、第1の方向Xにおいて、複数の能動部71に対して1本の割合で並設されている。
このような流路形成基板10の圧電アクチュエーター300側の面には、流路形成基板10と略同じ大きさを有する駆動回路基板30が接合されている。
ここで、駆動回路基板30について、図4、図5及び図6を参照して説明する。なお、図6は、駆動回路基板を流路形成基板側から平面視した際の平面図である。
図示するように、本実施形態の駆動回路基板30は、半導体基板に集積回路である駆動回路31を半導体製造プロセスによって作り込んだものであり、例えば、別途形成した半導体集積回路を基板に設けられた配線に実装したものではない。
このような駆動回路基板30は、駆動回路31が流路形成基板10に相対向する面側に一体的に形成されている。そして、駆動回路基板30と流路形成基板10とは、接着層35を介して接合されている。
ここで、駆動回路基板30の駆動回路31と流路形成基板10の個別配線91及び共通配線92とは、バンプ32を介して接続されている。本実施形態では、駆動回路基板30の流路形成基板10に相対向する面に駆動回路31の各端子31aと電気的に接続されたバンプ32を設け、バンプ32と個別配線91及び共通配線92とを電気的に接続することで、駆動回路31と圧電アクチュエーター300の第1電極60及び第2電極80とが電気的に接続されている。
このようなバンプ32は、例えば、弾性を有する樹脂材料で形成されたコア部33と、コア部33の表面に形成された金属膜34とを備える。
コア部33は、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、シリコーン変性ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂などの感光性絶縁樹脂や熱硬化性絶縁樹脂で形成されている。
また、コア部33は、駆動回路基板30と流路形成基板10とを接合する前において、ほぼ蒲鉾状に形成されている。ここで、蒲鉾状とは、駆動回路基板30に接する内面(底面)が平面であると共に、非接触面である外面側が湾曲面となっている柱状形状をいう。具体的に、ほぼ蒲鉾状とは、横断面がほぼ半円状、ほぼ半楕円状、ほぼ台形状であるものなどが挙げられる。
そしてコア部33は、駆動回路基板30と流路形成基板10とが相対的に近接するように押圧されることで、その先端形状が個別配線91及び共通配線92の表面形状に倣うように弾性変形している。
これにより、駆動回路基板30や流路形成基板10に反りやうねりがあっても、コア部33がこれに追従して変形することにより、バンプ32と個別配線91及び共通配線92とを確実に接続することができる。
なお、コア部33は、本実施形態では、第1の方向Xに直線上に連続して配置されている。すなわち、コア部33は、第2の方向Yにおいて、2列の圧電アクチュエーター300の外側に2本と、2列の圧電アクチュエーター300の間に1本と、の合計3本が設けられている。そして、2列の圧電アクチュエーター300の外側に設けられた各コア部33が、圧電アクチュエーター300の各列の個別配線91と接続されるバンプ32を構成し、2列の圧電アクチュエーター300の間に設けられたコア部33が、2列の圧電アクチュエーター300の共通配線92に接続されるバンプ32を構成する。
このようなコア部33は、フォトリソグラフィー技術やエッチング技術によって形成することができる。
金属膜34は、コア部33の表面を被覆している。金属膜34は、例えばAu、TiW、Cu、Cr(クロム)、Ni、Ti、W、NiV、Al、Pd(パラジウム)、鉛フリーハンダなどの金属や合金で形成されており、これらの単層であっても、複数種を積層したものであってもよい。そして、金属膜34は、コア部33の弾性変形によって個別配線91及び共通配線92の表面形状に倣って変形しており、個別配線91及び共通配線92と金属接合している。なお、個別配線91に接続される金属膜34は、コア部33の表面に個別配線91と同じピッチで第1の方向Xに配設されている。また、共通配線92に接続される金属膜34は、コア部33の表面に共通配線92と同じピッチで第1の方向Xに配設されている。
このようなバンプ32、本実施形態では、コア部33の表面に設けられた金属膜34と個別配線91及び共通配線92とは常温接合されている。具体的には、本実施形態の駆動回路基板30と流路形成基板10とは、接着層35によって接合されることで、バンプ32と個別配線91及び共通配線92とは互いに当接した状態で固定されている。ここで接着層35は、例えば、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂等の接着剤やレジスト材料などを用いることができる。特に、フォトレジストなどに用いられる感光性樹脂を用いることで、接着層35を容易に且つ高精度に形成することができる。
本実施形態では、各バンプ32の両側、すなわち、バンプ32を挟んだ第2の方向Yの両側に接着層35を設けるようにした。すなわち、第1の方向Xに延設されたバンプ32は、第2の方向Yに3本設けられているため、接着層35は、各バンプ32の第2の方向Yの両側に第1の方向Xに沿って延設されている。つまり、第1の方向Xに延設された接着層35は、第2の方向Yに6本設けられている。また、第2の方向Yで並設された接着層35は、第1の方向Xの両端部において端部同士が連続するように設けられている。すなわち、接着層35は、圧電アクチュエーター300の各列の周囲に亘って、当該圧電アクチュエーター300の各列を囲むように平面視した際に矩形の額縁状となるように形成されている。
このように流路形成基板10と駆動回路基板30とを接合する接着層35によって、流路形成基板10と駆動回路基板30との間には、内部に圧電アクチュエーター300が配置された空間である保持部36が形成されている。本実施形態では、接着層35は、圧電アクチュエーター300の各列の周囲に亘って連続して設けるようにしたため、流路形成基板10と駆動回路基板30との間には、圧電アクチュエーター300の列毎に対応して保持部36が独立して設けられている。
このように、圧電アクチュエーター300の各電極と駆動回路31とを電気的に接続するバンプ32と、流路形成基板10及び駆動回路基板30を接合する接着層35とは、本実施形態では、圧電体層70の上方に設けられている。
具体的には、個別配線91に接続されるバンプ32及びこのバンプ32に対応して設けられた接着層35は、圧電体層70の第2非能動部73上に個別配線91を介して設けられている。すなわち、圧電体層70の第2非能動部73上において、個別配線91と、バンプ32及び接着層35とが接合されている。
また、共通配線92に接続されるバンプ32及びこのバンプ32に対応して設けられた接着層35は、圧電体層70の第1非能動部72上に設けられた第2電極80及び第2電極80上に設けられた共通配線92を介して設けられている。すなわち、圧電体層70の第1非能動部72上において、共通配線92とバンプ32及び接着層35とが接合されている。
すなわち、バンプ32及び接着層35が圧電体層70の上方に設けられているとは、バンプ32及び接着層35が、流路形成基板10と駆動回路基板30との積層方向である第3の方向Zにおいて、圧電体層70の流路形成基板10とは反対面の上方に設けられたことである。また、圧電体層70の上方とは、圧電体層70の直上も、間に第2電極80等の電極や、個別配線91及び共通配線92等の引き出し配線などの他の部材が介在した状態も含むものである。もちろん、圧電体層70上には、電極や引き出し配線以外の他の部材が介在してもよい。
このように、本実施形態では、駆動回路31が形成された駆動回路基板30を直接流路形成基板10に接合することで、駆動回路31と圧電アクチュエーター300とを電気的に接続することができるため、高密度に配置された圧電アクチュエーター300と駆動回路31とを確実に且つ低コストで接続することができる。
また、圧電アクチュエーター300の第1電極60及び第2電極80と、駆動回路31とを接続するバンプ32、及び、駆動回路基板30と流路形成基板10とを接合する接着層35を、圧電体層70の上方に設けるようにしたため、保持部36の第3の方向Zにおける高さ、例えば、図4に示す圧電アクチュエーター300の第2電極80と駆動回路基板30との間隔h1を高くすることができる。これに対して、図7に示すように、バンプ32及び接着層35を圧電体層70上に形成せずに、流路形成基板10上、具体的には、振動板50上に引き出された個別配線91及び共通配線92上に設けた場合、圧電アクチュエーター300の第2電極80と駆動回路基板30との間隔h2が低くなってしまう。すなわち、本実施形態では、間隔h2に比べて、圧電体層70の厚さの分だけh1を高くすることができる。したがって、圧電アクチュエーター300を十分な高さを有する保持部36内に収容することができ、圧電アクチュエーター300が変位しても対向する駆動回路基板30に接触して、圧電アクチュエーター300の変位が阻害されるのを抑制することができる。また、本実施形態では、保持部36の高さを確保するために、バンプ32や接着層35を高く形成する必要がないため、バンプ32及び接着層35を高く形成するためのスペースが不要となって、小型化を図ることができる。また、保持部36の高さを充分に確保することができるため、圧電アクチュエーター300と駆動回路基板30に設けられた金属膜34等の配線との距離を十分に保つことができる。したがって、金属膜34等と圧電アクチュエーター300の各電極や引き出し配線との間に生じた電位差によって放電が生じ難くなっている。このように放電が抑制されるので、駆動回路31や圧電アクチュエーター300が放電により破壊されることを抑制することができる。
また、本実施形態では、バンプ32及び接着層35は、流路形成基板10の圧電アクチュエーター300が設けられた一方面側において、個別配線91上及び共通配線92の表面である同一面上に設けられている。つまり、バンプ32及び接着層35は、流路形成基板10の一方面側において、同一平面上に設けられている。ここで、バンプ32及び接着層35が同一平面上に設けられているとは、流路形成基板10側でバンプ32及び接着層35が接する第3の方向Zの高さが同じ高さであることを言う。このようにバンプ32及び接着層35が流路形成基板10の一方面側で同一平面上に設けられることで、駆動回路基板30を流路形成基板10側に向かって押圧する荷重をできる限り小さくすることができる。したがって、駆動回路基板30の荷重による流路形成基板10の変形、破損を抑制することができる。また、電気的な接続の長期信頼性を向上することができる。
このような流路形成基板10、駆動回路基板30、連通板15及びノズルプレート20の接合体には、複数の圧力発生室12に連通するマニホールド100を形成するケース部材40が固定されている。ケース部材40は、平面視において上述した連通板15と略同一形状を有し、駆動回路基板30に接合されると共に、上述した連通板15にも接合されている。具体的には、ケース部材40は、駆動回路基板30側に流路形成基板10及び駆動回路基板30が収容される深さの凹部41を有する。この凹部41は、駆動回路基板30の流路形成基板10に接合された面よりも広い開口面積を有する。そして、凹部41に流路形成基板10等が収容された状態で凹部41のノズルプレート20側の開口面が連通板15によって封止されている。また、ケース部材40には、凹部41の第2の方向Yの両側に凹形状を有する第3マニホールド部42が形成されている。この第3マニホールド部42と、連通板15に設けられた第1マニホールド部17及び第2マニホールド部18とによって本実施形態のマニホールド100が構成されている。
なお、ケース部材40の材料としては、例えば、樹脂や金属等を用いることができる。ちなみに、ケース部材40として、樹脂材料を成形することにより、低コストで量産することができる。
また、連通板15の第1マニホールド部17及び第2マニホールド部18が開口する面には、コンプライアンス基板45が設けられている。このコンプライアンス基板45が、第1マニホールド部17と第2マニホールド部18の液体噴射面20a側の開口を封止している。このようなコンプライアンス基板45は、本実施形態では、封止膜46と、固定基板47と、を具備する。封止膜46は、可撓性を有する薄膜(例えば、ポリフェニレンサルファイド(PPS)やステンレス鋼(SUS)等により形成された厚さが20μm以下の薄膜)からなり、固定基板47は、ステンレス鋼(SUS)等の金属等の硬質の材料で形成される。この固定基板47のマニホールド100に対向する領域は、厚さ方向に完全に除去された開口部48となっているため、マニホールド100の一方面は可撓性を有する封止膜46のみで封止された可撓部であるコンプライアンス部49となっている。
なお、ケース部材40には、マニホールド100に連通して各マニホールド100にインクを供給するための導入路44が設けられている。また、ケース部材40には、駆動回路基板30の流路形成基板10とは反対側の面を露出して図示しない外部配線が挿通される接続口43が設けられており、接続口43に挿入された外部配線が駆動回路基板30と電気的に接続されている。
このような構成のインクジェット式記録ヘッド1では、インクを噴射する際に、インクが貯留された液体貯留手段から導入路44を介してインクを取り込み、マニホールド100からノズル21に至るまで流路内部をインクで満たす。その後、駆動回路31からの信号に従い、圧力発生室12に対応する各圧電アクチュエーター300に電圧を印加することにより、圧電アクチュエーター300と共に振動板50をたわみ変形させる。これにより、圧力発生室12内の圧力が高まり所定のノズル21からインク滴が噴射される。
(他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の基本的な構成は上述したものに限定されるものではない。
上述した実施形態1では、バンプ32を駆動回路基板30に設けるようにしたが、特にこれに限定されず、バンプ32を流路形成基板10に設けるようにしてもよい。すなわち、バンプ32を圧電体層70の上方に設けるようにしてもよい。
また、上述した実施形態1では、圧電体層70の上方に個別配線91及び共通配線92を設け、バンプ32を個別配線91及び共通配線92と接続するようにしたが、特にこれに限定されず、例えば、共通配線92を設けずに、バンプ32を直接第2電極80に接続するようにしてもよい。ただし、上述のように、複数のバンプ32を、圧電体層70の上方に設けられた個別配線91及び共通配線92に接続することで、バンプ32が接続される高さのばらつきを抑制して、確実に接続することができる。
また、上述した実施形態1では、バンプ32として、弾性可能な樹脂材料のコア部33と、コア部33の表面に設けられた金属膜34とを用いるようにしたが、特にこれに限定されず、例えば、バンプ32として、ハンダや金(Au)等の金属バンプ、すなわち、内部のコア部も金属で形成されたバンプを用いるようにしてもよい。このようにバンプ32として金属バンプを用いた場合、金属バンプを弾性変形させることは困難であることから、金属バンプと個別配線91及び共通配線92との接続は、例えば、ハンダ付けやろう付けなどのろう接や、共晶接合、溶接、導電性粒子を含む導電性接着剤(ACP、ACF)、非導電性接着剤(NCP、NCF)等を用いた接合などを用いることができる。ちなみに、圧電アクチュエーター300の高密度化に伴い個別配線91が高密度に配置されている場合には、個別配線91とバンプ32とのろう接による接合は困難であるため、直接接合、導電性接着剤、非導電性接着剤等によって接合するのが好ましい。ただし、流路形成基板10や駆動回路基板30に反りやうねりがあった場合、金属バンプはこれに倣って変形するのが困難であるため、上述した実施形態1のように弾性可能な樹脂からなるコア部33を用いたバンプ32に比べて接続不良が発生する虞がある。
また、上述した実施形態1では、バンプ32及び接着層35は、圧電体層70の上方であって、個別配線91及び共通配線92の表面である同一平面上に設けるようにしたが、バンプ32及び接着層35は、圧電体層70の上方に設けられた構成に限定されず、流路形成基板10の圧電体層70が設けられていない領域において同一平面上に設けられていてもよい。なお、バンプ32及び接着層35を圧電体層70以外の他の膜上の同一平面上に設けることで、保持部36の第3の方向Zの高さを確保することができる。このように、バンプ32及び接着層35は、圧電体層70が設けられていない領域であっても同一平面上に設けられることで、駆動回路基板30を流路形成基板10側に向かって押圧する荷重をできる限り小さくすることができ、駆動回路基板30の荷重による流路形成基板10の変形、破損を抑制することができる。また、電気的な接続の長期信頼性を向上することができる。
さらに、上述した実施形態1では、第1電極60を各能動部71の個別電極とし、第2電極80を複数の能動部71の共通電極としたが、特にこれに限定されず、例えば、第1電極を複数の能動部の共通電極とし、第2電極を各能動部の個別電極としてもよい。さらに、上述した実施形態1では、振動板50が弾性膜51及び絶縁体膜52で構成されたものを例示したが、特にこれに限定されるものではなく、例えば、振動板50として弾性膜51及び絶縁体膜52の何れか一方を設けたものであってもよく、また、振動板50として、その他の膜を有するものであってもよい。さらに、振動板50として弾性膜51及び絶縁体膜52を設けずに、第1電極60のみが振動板として作用するようにしてもよい。また、圧電アクチュエーター300自体が実質的に振動板を兼ねるようにしてもよい。
また、上述した実施形態1では、駆動回路基板30の流路形成基板10に相対向する面側に駆動回路31を設けるようにしたが、特にこれに限定されず、例えば、駆動回路基板30の流路形成基板10とは反対側の面に駆動回路を設けるようにしてもよい。この場合、バンプと駆動回路とは、駆動回路基板30を厚さ方向である第3の方向Zに貫通して設けられた貫通電極、例えば、シリコン貫通電極(TSV)を設け、貫通電極を介して駆動回路とバンプとを接続するようにしてもよい。
さらに、上述した実施形態1では、駆動回路31が半導体プロセスによって形成された駆動回路基板30を例示したが、特にこれに限定されず、例えば、駆動回路基板30には、トランスミッションゲート等のスイッチング素子が設けられていなくてもよい。すなわち、駆動回路基板30は、スイッチング素子が設けられておらず、駆動回路(IC)が接続される配線が設けられたものであってもよい。すなわち、駆動回路基板30とは、必ずしも駆動回路31が半導体プロセスによって一体的に形成されたものに限定されるものではない。
さらに、上述した実施形態1では、接着層35として、第3の方向Zに同じ幅となるように設けるようにしたが、特にこれに限定されない。ここで、接着層の他の例を図8に示す。なお、図8は、他の実施形態に係る接着層の変形例を示す要部を拡大した断面図である。
図8に示すように、流路形成基板10と駆動回路基板30とを接合する接着層35は、バンプ32の接続方向、すなわち、第3の方向Zにおいて、バンプ32の一部とオーバーラップしている。具体的には、接着層35は、第2の方向Yの幅が、流路形成基板10側でバンプ32と個別配線91との接続を阻害しない範囲に広がっている。すなわち、本実施形態では、接着層35は、横断面、つまり第2の方向Yの断面形状が、流路形成基板10側が幅広で、駆動回路基板30側が幅狭となる台形状となっている。このように接着層35とバンプ32とを第3の方向Zでオーバーラップさせることにより、接着層35の接着領域を増加させて、流路形成基板10と駆動回路基板30との接合強度を向上することができる。また、本実施形態では、接着層35の接着面積をバンプ32と個別配線91との接続を阻害しない程度にバンプ32側に広げるようにしたため、接着層35をバンプ32とは反対側に広げる場合に比べて小型化を図ることができる。なお、特に図示していないが、共通配線92における接着層35においても同様の構成とすることにより、流路形成基板10と駆動回路基板30との接合強度をさらに向上することができる。
また、上述した実施形態1では、駆動回路31と共通配線92とを接続するバンプ32の第2の方向Yの両側にも接着層35を設けるようにしたが、特にこれに限定されず、例えば、共通配線92と接続されるバンプ32の両側には、接着層35を設けないようにしてもよい。このような場合であっても、上述した実施形態1では、共通配線92と接続されるバンプ32の第2の方向Yの両側には、個別配線91と接続されるバンプ32の両側に接着層35が設けられているため、バンプ32と共通配線92とは接着層35がなくても確実に接続することができる。
また、上述した実施形態1では、1つの流路形成基板10に対して1つの駆動回路基板30を設けるようにしたが、特にこれに限定されず、例えば、圧電アクチュエーター300の列毎に独立して駆動回路基板30を設けるようにしてもよい。ただし、上述した実施形態1のように、1つの流路形成基板10に対して1つの駆動回路基板30を設けた方が、部品点数を減少させることができると共に、共通配線92と駆動回路基板30との接続を2列の圧電アクチュエーター300に共通して行うことができ、接続箇所を減少させることができる。したがって、上述した実施形態1のように1つの流路形成基板10に対して1つの駆動回路基板30を設けた方がコストを低減することができる。
さらに、上述した実施形態1では、圧電アクチュエーター300の列が第2の方向Yに2列設けられた構成を例示したが、圧電アクチュエーター300の列の数は特にこれに限定されず、1列であっても、また、3列以上であってもよい。
また、これら実施形態のインクジェット式記録ヘッド1は、インクカートリッジ等と連通するインク流路を具備するインクジェット式記録ヘッドユニットの一部を構成して、インクジェット式記録装置に搭載される。図9は、そのインクジェット式記録装置の一例を示す概略図である。
図9に示すインクジェット式記録装置Iにおいて、インクジェット式記録ヘッド1は、インク供給手段を構成するカートリッジ2が着脱可能に設けられ、インクジェット式記録ヘッド1を搭載したキャリッジ3は、装置本体4に取り付けられたキャリッジ軸5に軸方向移動自在に設けられている。
そして、駆動モーター6の駆動力が図示しない複数の歯車およびタイミングベルト7を介してキャリッジ3に伝達されることで、インクジェット式記録ヘッド1を搭載したキャリッジ3はキャリッジ軸5に沿って移動される。一方、装置本体4には搬送手段としての搬送ローラー8が設けられており、紙等の記録媒体である記録シートSが搬送ローラー8により搬送されるようになっている。なお、記録シートSを搬送する搬送手段は、搬送ローラーに限られずベルトやドラム等であってもよい。
なお、上述したインクジェット式記録装置Iでは、インクジェット式記録ヘッド1がキャリッジ3に搭載されて主走査方向に移動するものを例示したが、特にこれに限定されず、例えば、インクジェット式記録ヘッド1が固定されて、紙等の記録シートSを副走査方向に移動させるだけで印刷を行う、所謂ライン式記録装置にも本発明を適用することができる。
また、上述した例では、インクジェット式記録装置Iは、液体貯留手段であるカートリッジ2がキャリッジ3に搭載された構成であるが、特にこれに限定されず、例えば、インクタンク等の液体貯留手段を装置本体4に固定して、貯留手段とインクジェット式記録ヘッド1とをチューブ等の供給管を介して接続してもよい。また、液体貯留手段がインクジェット式記録装置に搭載されていなくてもよい。
さらに、本発明は、広くヘッド全般を対象としたものであり、例えば、プリンター等の画像記録装置に用いられる各種のインクジェット式記録ヘッド等の記録ヘッド、液晶ディスプレイ等のカラーフィルターの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイ、FED(電界放出ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等にも適用することができる。
I インクジェット式記録装置(液体噴射装置)、 1 インクジェット式記録ヘッド(ヘッド)、 10 流路形成基板、 15 連通板、 20 ノズルプレート、 20a 液体噴射面、 21 ノズル、 30 駆動回路基板、 31 駆動回路、 31a 端子、 32 バンプ、 33 コア部、 34 金属膜、 35 接着層、 36 保持部、 40 ケース部材、 45 コンプライアンス基板、 50 振動板、 60 第1電極、 70 圧電体層、 71 能動部、 72 第1非能動部、 73 第2非能動部、 74 コンタクトホール、 75 凹部、 80 第2電極、 81 除去部、 91 個別配線、 92 共通配線、 100 マニホールド、 300 圧電アクチュエーター(ピエゾ素子)

Claims (6)

  1. 液体を噴射するノズルに連通する圧力発生室が設けられた流路形成基板と、
    該流路形成基板の一方面側に設けられた第1電極、該第1電極上に設けられた圧電体層及び該圧電体層上に設けられた第2電極を有するピエゾ素子と、
    前記流路形成基板の前記一方面側に接着層によって接合されて、前記ピエゾ素子を駆動する駆動回路が設けられた駆動回路基板と、を備え、
    前記ピエゾ素子と前記駆動回路とは、前記流路形成基板及び前記駆動回路基板の何れか一方に設けられたバンプによって電気的に接続されており、
    前記バンプ及び前記接着層は、前記ピエゾ素子の前記圧電体層の上方に設けられていることを特徴とするヘッド。
  2. 前記バンプが設けられる前記圧電体層上には、前記第1電極、前記第2電極、及び、前記第1電極又は前記第2電極から引き出された引き出し配線が設けられており、前記バンプと前記第1電極、前記第2電極、及び、前記第1電極又は前記第2電極から引き出された引き出し配線とが電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のヘッド。
  3. 前記接着層が感光性樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のヘッド。
  4. 前記バンプは、弾性を有するコア部と、該コア部の表面に設けられた金属膜とを有することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のヘッド。
  5. 液体を噴射するノズルに連通する圧力発生室が設けられた流路形成基板と、
    該流路形成基板の一方面側に設けられた第1電極、該第1電極上に設けられた圧電体層及び該圧電体層上に設けられた第2電極を有するピエゾ素子と、
    前記流路形成基板の前記一方面側に接着層によって接合されて、前記ピエゾ素子を駆動する駆動回路が設けられた駆動回路基板と、を備え、
    前記ピエゾ素子と前記駆動回路とは、前記流路形成基板及び前記駆動回路基板の何れか一方に設けられたバンプによって電気的に接続されており、
    前記バンプ及び前記接着層は、前記流路形成基板の前記一方面側の同一平面上に設けられていることを特徴とするヘッド。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載のヘッドを具備することを特徴とする液体噴射装置。
JP2015051804A 2015-03-16 2015-03-16 ヘッド及び液体噴射装置 Active JP6504348B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015051804A JP6504348B2 (ja) 2015-03-16 2015-03-16 ヘッド及び液体噴射装置
US15/060,114 US9914300B2 (en) 2015-03-16 2016-03-03 Head and liquid ejecting apparatus with electrically connecting bumps
CN201610140759.9A CN105984223B (zh) 2015-03-16 2016-03-11 头及液体喷射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015051804A JP6504348B2 (ja) 2015-03-16 2015-03-16 ヘッド及び液体噴射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016168817A true JP2016168817A (ja) 2016-09-23
JP6504348B2 JP6504348B2 (ja) 2019-04-24

Family

ID=56924330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015051804A Active JP6504348B2 (ja) 2015-03-16 2015-03-16 ヘッド及び液体噴射装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9914300B2 (ja)
JP (1) JP6504348B2 (ja)
CN (1) CN105984223B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018051946A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 セイコーエプソン株式会社 ヘッドユニット
JP2019018398A (ja) * 2017-07-13 2019-02-07 セイコーエプソン株式会社 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6432737B2 (ja) * 2015-03-04 2018-12-05 セイコーエプソン株式会社 Memsデバイス、ヘッド及び液体噴射装置
JP2017087452A (ja) * 2015-11-04 2017-05-25 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
JP6582919B2 (ja) * 2015-11-24 2019-10-02 セイコーエプソン株式会社 Memsデバイス、液体噴射ヘッド、及び、液体噴射装置
EP3554841B1 (en) 2016-12-19 2023-06-28 Fujifilm Dimatix, Inc. Actuators for fluid delivery systems
WO2019064770A1 (ja) * 2017-09-28 2019-04-04 日本電産株式会社 液剤塗布装置
JP2020116792A (ja) * 2019-01-22 2020-08-06 東芝テック株式会社 液体吐出ヘッド、及び液体吐出装置
JP7275706B2 (ja) * 2019-03-20 2023-05-18 セイコーエプソン株式会社 液体吐出ユニットおよび液体吐出装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007026806A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Seiko Epson Corp コネクタ、段差実装構造、コネクタの製造方法、及び液滴吐出ヘッド
JP2009166410A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置
JP2009262417A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Brother Ind Ltd 液滴吐出ヘッドとその製造方法
US20100103224A1 (en) * 2008-10-24 2010-04-29 Xerox Corporation Transducer interconnect with conductive films
JP2013095088A (ja) * 2011-11-02 2013-05-20 Konica Minolta Holdings Inc インクジェットヘッドおよびその製造方法と、インクジェット描画装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4281608B2 (ja) * 2004-04-22 2009-06-17 ブラザー工業株式会社 記録ヘッドの製造方法及び記録ヘッド
JP4572351B2 (ja) * 2008-03-24 2010-11-04 セイコーエプソン株式会社 インクジェット式記録ヘッドの製造方法
JP4618368B2 (ja) 2008-12-01 2011-01-26 ブラザー工業株式会社 記録ヘッドの製造方法及び記録ヘッド
US8276784B2 (en) * 2008-12-11 2012-10-02 Gojo Industries, Inc. Pressure activated automatic source switching dispenser system
WO2012165321A1 (ja) * 2011-05-27 2012-12-06 コニカミノルタホールディングス株式会社 インクジェットヘッドの製造方法、インクジェットヘッド、部材間通電構造の製造方法及び部材間通電構造
US8814328B2 (en) * 2011-12-13 2014-08-26 Xerox Corporation Polymer film as an interstitial fill for PZT printhead fabrication
JP6044200B2 (ja) 2012-09-06 2016-12-14 ブラザー工業株式会社 液体噴射装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007026806A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Seiko Epson Corp コネクタ、段差実装構造、コネクタの製造方法、及び液滴吐出ヘッド
JP2009166410A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置
JP2009262417A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Brother Ind Ltd 液滴吐出ヘッドとその製造方法
US20100103224A1 (en) * 2008-10-24 2010-04-29 Xerox Corporation Transducer interconnect with conductive films
JP2013095088A (ja) * 2011-11-02 2013-05-20 Konica Minolta Holdings Inc インクジェットヘッドおよびその製造方法と、インクジェット描画装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018051946A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 セイコーエプソン株式会社 ヘッドユニット
JP2019018398A (ja) * 2017-07-13 2019-02-07 セイコーエプソン株式会社 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6504348B2 (ja) 2019-04-24
US20160271948A1 (en) 2016-09-22
CN105984223B (zh) 2019-12-03
US9914300B2 (en) 2018-03-13
CN105984223A (zh) 2016-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6447819B2 (ja) ヘッド及び液体噴射装置
JP6504348B2 (ja) ヘッド及び液体噴射装置
JP6394903B2 (ja) ヘッド及び液体噴射装置
JP6813790B2 (ja) 圧電デバイス、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP6711048B2 (ja) 圧電デバイス、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2011025493A (ja) 液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置
JP2013107256A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
US9914301B2 (en) Piezoelectric device, liquid ejecting head, and liquid ejecting apparatus
JP2017124540A (ja) 配線基板、memsデバイス及び液体噴射ヘッド
JP2015160339A (ja) 配線実装構造、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
TWI593561B (zh) 微機電系統裝置、噴頭及液體噴射裝置
JP2019147333A (ja) 液体噴射ヘッド、液体噴射装置、及び、電子デバイス
JP6269164B2 (ja) 配線実装構造、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2012218251A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2015150793A (ja) 配線実装構造の製造方法、液体噴射ヘッドの製造方法及び配線実装構造
JP2019018398A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP7087511B2 (ja) 液体噴射ヘッド、液体噴射装置、及び、電子デバイス
JP2015217571A (ja) 配線実装構造及びその製造方法、並びに液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP6394904B2 (ja) ヘッドの製造方法
JP2015150830A (ja) 配線実装構造、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2015160359A (ja) 配線実装構造、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2015168121A (ja) 配線実装構造、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2019147332A (ja) 液体噴射ヘッド、液体噴射装置、及び、電子デバイス
JP2015150826A (ja) 配線実装構造、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2015163437A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180905

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190312

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6504348

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150