JP2020055675A - 自動倉庫システム - Google Patents
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Abstract
Description
これらから、本発明者は、自動倉庫システムには、台車が走行路の隙間を安定して走行できるようにする観点で改善すべき課題があることを認識した。
また、第1、第2などの序数を含む用語は多様な構成要素を説明するために用いられるが、この用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、この用語によって構成要素が限定されるものではない。
図1〜図4を参照して実施の形態に係る自動倉庫システム100の構成について説明する。図1は、自動倉庫システム100の一例を概略的に示す平面図である。図2は、自動倉庫システム100の保管棚部22の配置を示す平面図である。図3は、自動倉庫システム100を概略的に示す正面図である。図4は、自動倉庫システム100の保管棚部22の配置を示す正面図である。これらの図では、柱や梁などの記載を省略している。
自動倉庫システム100は、多数の荷12を保管可能な保管棚部22を含む。自動倉庫システム100は、台車10と、保管棚部22と、移動機構16と、レール14と、第2レール44と、第1支持部材42と、第2支持部材46と、給電部34と、制御部18と、を含む。実施の形態では、台車10の走行方向としてX軸方向を、台車10の走行方向に交差する交差方向としてY軸方向を例示している。保管棚部22において、レール14はX軸方向に延在し、第2レール44および給電部34はY軸方向に延在する。制御部18は、MPU(Micro Processing Unit)などを含んで構成され、ユーザからの操作結果に基づき、台車10および移動機構16の動作を制御する。
保管棚部22は、床部Lgに設置され、多数の荷12を保管可能である。保管棚部22は、高密度保管型の保管スペースである。保管棚部22の構成は、複数の荷12を収容・保管可能であれば、特に限定されない。自動倉庫システム100は、高さ方向に層状に重ねられたN(N≧2)段の保管棚部22を有する。本実施形態は3段の保管棚部22を有する。層状に重ねられたN段の保管棚部22を保管棚群20と表記する。
次に、図5、図6を参照して移動機構16について説明する。図5は、移動機構16の一例を概略的に示す平面図である。図6は、移動機構16の側面図であり、台車10を搭載した状態を示している。本実施形態の移動機構16は、第2レール44をY軸方向に走行する台車として機能する。移動機構16は、空荷の状態または荷12を搭載した状態の台車10を搬送する。
次に、図7〜図9を参照して台車10の構成を説明する。図7は、台車10の一例を概略的に示す平面図である。図8は、台車10の側面図である。図9は、台車10の内部構成を示す平面図である。台車10は、空荷または荷12を搭載した状態で、自動倉庫システム100内でレール14をX軸方向に走行するものである。
図7に示すように、本実施形態の台車10は、千鳥配置された6つの車輪を備える。台車10は、Y軸方向の一方側に設けられた第1車輪10eと、Y軸方向の他方側に設けられた第2車輪10fと、を有する。第1、第2車輪10e、10fを総称するときは、単に車輪という。第1車輪10eと、第2車輪10fとは車体10bを挟んでY軸方向に離隔して配置される。第1車輪10eは、複数の車輪10ea、10eb、10ecを含む。第2車輪10fは、別の複数の車輪10fa、10fb、10fcを含む。これらの車輪の直径は、互いに同じであってもよいし、互いに異なっていてもよい。
台車10は、車輪を駆動するためにモータを備える。図9に示すように、本実施形態の台車10は、第1モータ10mと、第1モータ10mとは別の第2モータ10nと、を有する。第1モータ10mと第2モータ10nを総称するときは単にモータという。このように、複数のモータを備えることにより、一つのモータで駆動する場合と比べて、小径のモータを採用できるので、台車10の薄型化が容易である。また、第1、第2モータ10m、10nを、これらの長手方向がX軸方向に沿うように配置しているので、縦長に配置する場合より台車10の薄型化が容易である。
次に、図1、図2を参照して、このように構成された自動倉庫システム100の搬入・搬出動作を説明する。自動倉庫システム100は、入庫部30と、出庫部32と、を備える。自動倉庫システム100は、フォークリフトなどによって倉庫外部からの荷12を入庫部30に搬入する。自動倉庫システム100は、入庫部30に搬入された荷12を、台車10および移動機構16によって所定の保管部26に搬送して保管する。自動倉庫システム100は、所定の保管部26で保管していた荷12を、台車10および移動機構16によって出庫部32に搬送する。自動倉庫システム100は、出庫部32に搬送された荷12を、フォークリフトなどによって倉庫外部に搬出する。
以下、変形例について説明する。変形例の図面および説明では、実施形態と同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付する。実施形態と重複する説明を適宜省略し、実施形態と相違する構成について重点的に説明する。
Claims (15)
- 荷を保管可能な自動倉庫システムであって、
前記荷を保管可能な保管棚部と、
前記保管棚部の内部から外部にかけて敷設されたレールと、
前記荷を搭載した状態で前記レール上を走行可能な台車と、を備え、
前記台車は、当該台車の走行方向と交差する交差方向の一方側に設けられた複数の車輪を含む第1車輪と、前記交差方向の他方側に設けられた別の複数の車輪を含む第2車輪と、を有し、
前記レールは、少なくともその一部に隙間を有しており、
前記複数の車輪のいずれか一つのみが前記レールの隙間上を通過するとき、前記別の複数の車輪のいずれも前記レールの隙間に落ち込まないように構成されることを特徴とする自動倉庫システム。 - 前記走行方向において、前記第1、第2車輪に含まれる車輪は、それぞれ異なる位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の自動倉庫システム。
- 荷を保管可能な自動倉庫システムであって、
前記荷を保管可能な保管棚部と、
前記保管棚部の内部から外部にかけて敷設されたレールと、
前記荷を搭載した状態で前記レール上を走行可能な台車と、を備え、
前記台車は、当該台車の走行方向と交差する交差方向の一方側に設けられた複数の車輪を含む第1車輪と、前記交差方向の他方側に設けられた別の複数の車輪を含む第2車輪と、を有し、
前記第1、第2車輪に含まれる車輪は、前記走行方向において、それぞれ異なる位置に配置されることを特徴とする自動倉庫システム。 - 前記第1、第2車輪に含まれる車輪は、前記走行方向において、他の車輪のいずれに対して車輪の直径よりも大きく離れているように配置されていることを特徴とする請求項2または3に記載の自動倉庫システム。
- 前記台車は、第1モータと、前記第1モータとは別の第2モータと、を有し、
前記第1モータは、前記複数の車輪の少なくとも1つの車輪を駆動し、
前記第2モータは、前記別の複数の車輪の少なくとも1つの車輪を駆動することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の自動倉庫システム。 - 前記複数の車輪のうち、前記第1モータによって駆動される車輪を含む2つの車輪は動力伝達機構を介して互いに連動して回転し、
前記別の複数の車輪のうち、前記第2モータによって駆動される車輪を含む2つの車輪は動力伝達機構を介して互いに連動して回転することを特徴とする請求項5に記載の自動倉庫システム。 - 前記複数の車輪の各車軸と、前記別の複数の車輪の各車軸とは、互いに分離されることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の自動倉庫システム。
- 前記台車を搭載した状態で前記走行方向と交差する方向に移動可能な移動機構を備え、
前記レールは、前記保管棚部の内部に敷設された内部レールと、前記移動機構に敷設され前記台車が走行可能な移動機構上レールと、を含み、
前記隙間は、前記内部レールと、前記移動機構上レールとの間に設けられたものであることを特徴とする請求項1または2に記載の自動倉庫システム。 - 倉庫内で走行路を走行する台車であって、
本台車の走行方向と交差する交差方向の一方側に設けられた複数の車輪を含む第1車輪と、前記交差方向の他方側に設けられた別の複数の車輪を含む第2車輪と、を有し、
前記複数の車輪のいずれか一つのみが前記走行路の隙間上を通過するとき、前記別の複数の車輪のいずれも前記走行路の隙間に落ち込まないように構成されることを特徴とする台車。 - 前記走行方向において、前記第1、第2車輪に含まれる車輪は、それぞれ異なる位置に配置されることを特徴とする請求項9に記載の台車。
- 倉庫内で走行路を走行する台車であって、
本台車の走行方向と交差する交差方向の一方側に設けられた複数の車輪を含む第1車輪と、前記交差方向の他方側に設けられた別の複数の車輪を含む第2車輪と、を有し、
前記第1、第2車輪に含まれる車輪は、前記走行方向において、それぞれ異なる位置に配置されることを特徴とする台車。 - 前記第1、第2車輪に含まれる車輪は、前記走行方向において、他の車輪のいずれに対して車輪の直径よりも大きく離れているように配置されていることを特徴とする請求項9または11に記載の台車。
- 第1モータと、前記第1モータとは別の第2モータと、を有し、
前記第1モータは、前記複数の車輪の少なくとも1つの車輪を駆動し、
前記第2モータは、前記別の複数の車輪の少なくとも1つの車輪を駆動することを特徴とする請求項9から12のいずれか1項に記載の台車。 - 前記複数の車輪のうち、前記第1モータによって駆動される車輪を含む2つの車輪は動力伝達機構を介して互いに連動して回転し、
前記別の複数の車輪のうち、前記第2モータによって駆動される車輪を含む2つの車輪は動力伝達機構を介して互いに連動して回転することを特徴とする請求項13に記載の台車。 - 前記複数の車輪の各車軸と、前記別の複数の車輪の各車軸とは、互いに分離されることを特徴とする請求項9から14のいずれか1項に記載の台車。
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