JP2020051252A - ブロック、ブロックの製造方法、及びブロックを用いた施工方法 - Google Patents

ブロック、ブロックの製造方法、及びブロックを用いた施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】道路の舗装面との境界線上の目地における防草能力を有することができるブロック、ブロックの製造方法、及びブロックを用いた施工方法を提供する。【解決手段】ブロック11は、道路に設置され、道路の舗装面Aとの境界に接する部分に、境界線に沿う第1溝が形成されている。第1溝の内部には、境界線方向に直交する断面において山形1600の一部が形成されている。第1溝と、道路の舗装部分に形成され、境界線に沿う第2溝とからなる切り込み溝は、境界線方向に直交する断面がW字形状となるように形成されていてもよい。【選択図】図3−2

Description

本発明は、ブロック、ブロックの製造方法、及びブロックを用いた施工方法に関する。
道路の舗装面とブロックとの境界線上の目地からは雑草が生えやすい。
特開2016−108748号公報 特開2014−098231号公報
道路の舗装面とブロックとの境界線上の目地での防草が望まれる。
本発明は、上述の事情の下になされたもので、道路の舗装面との境界線上の目地における防草能力を有することができるブロック、ブロックの製造方法、及びブロックを用いた施工方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の第1の観点に係るブロックは、
道路に設置され、前記道路の舗装面との境界に接する部分に、境界線に沿う第1溝が形成され、
前記第1溝の内部には、境界線方向に直交する断面において山形の部分の少なくとも一部が形成されている。
前記第1溝と、前記道路の舗装部分に形成され、前記境界線に沿う第2溝とは、前記断面がW字形状となるように形成されていてもよい。
本発明の第2の観点に係るブロックの製造方法は、
道路に設置され、前記道路の舗装面との境界に接する部分に、境界線に沿う第1溝が形成されているブロックの製造方法であって、
カッター工法により、前記境界線上の目地に、境界線方向に直交する断面において山形の部分の少なくとも一部を内部に有する前記第1溝と、前記道路の舗装部分に形成され、前記境界線に沿う第2溝とを形成する工程を含む。
前記工程では、前記第1溝と前記第2溝とを、前記断面がW字形状となるように形成してもよい。
本発明の第3の観点に係るブロックを用いた施工方法は、
道路に設置され、前記道路の舗装面との境界に接する部分に、境界線に沿う第1溝が形成されているブロックを用いた施工方法であって、
前記道路に前記ブロックを設置する第1工程と、
カッター工法により、前記境界線上の目地に、境界線方向に直交する断面において山形の部分の少なくとも一部を内部に有する前記第1溝と、前記道路の舗装部分に形成され、前記境界線に沿う第2溝とを形成する第2工程と、
を含む。
前記第2工程では、前記第1溝と前記第2溝とを、前記断面がW字形状となるように形成してもよい。
前記第2工程により形成された前記第1溝及び前記第2溝の内面の一部に、防草シートを被覆させる第3工程と、
前記第1溝及び前記第2溝に、補修材を充填する第4工程と、
を含んでもよい。
本発明によれば、道路の舗装面との境界線上の目地における防草効果を図ることができる。
本発明の防草シートを捲装した状態の斜視図 本発明の防草シートの要部であって、フラットな状態の一例の一部欠截の拡大斜視図 本発明の防草シートの要部であって、倒V字形にした状態の起立性が確保された一例の斜視図 図3−1において、コンクリートの防草傾斜面に、防草シートを包被(被覆)、又は展着した状態の拡大断面図 道路のコンクリートと、ブロックとの目地に、W字形の切込み溝を形成した状態の一例の俯瞰図 道路のコンクリートと、ブロックとの目地に、W字形の切込み溝を形成し、防草シートを包被し、補修材の充填前の状態の一例の俯瞰図 図4−2の別の第1の例の断面図 図4−2の別の第2の例の断面図 図4−2の別の第3の例の断面図 図4−2の別の第4の例の断面図 図4−2の別の第5の例の断面図 図4−2の別の第6の例の断面図
以下、本発明の好ましい、各実施例を説明する。
図1、図2と、図3−1は、防草シート1を示しており、この防草シート1は、少なくとも、耐腐食性と耐久性を有し、害のない材質である樹脂素材、必要により、金属素材も有り得る。又は紙製の表面コーティング素材で、かつ可撓性と、弾性、又は起立性(倒V字形に折り曲げた状態で立ち上げることをいう。以下同じ。)を備える。この起立性は、後述するコンクリート、及び/又は、ブロックの防草傾斜面に、包被(被覆)、又は展着する際において、形状確保と、設置の容易化・確実性が達成される。
そして、帯状の本体部100の長手方向X(捲装方向)の、例えば、中心100aには、折曲げ用の切込み101を備えている。この切込み101は、本体部100の長手方向Xの全長に設けられている。また、切込み101の幅方向Yの両側には、補助切込み102a、102bが設けられており、補助切込み102a、102bは、切込み101と同様に全長に到る。また、補助切込み102a、102bは、切込み101に対して、切込み深さが浅く、製作時のガイドともなる。また、一例として、切込み101と、補助切込み102a、102bとは、本体部100の表面100bに切り込まれており、折曲げの容易化を意図する。そして、本体部100は、後述する倒V、倒L、ヘ地等の折曲げができる。また、本体部100の切込み101は、中心100aの位置に、限定されない。
以上の構成を採用することで、図3−2、又は図4−1、図4−2に示すように、倒V字形、倒L字形、ヘ字形に折曲げた(折込んだ)倒V(各図参照)、倒L(図10参照)、ヘ字(図8参照)等の本体部100を備えた防草シート1(少なくとも、倒V字形、倒L字形の状態で使用する防草シート1)で、コンクリート10か、図示しないが、ブロック11、又は舗装11a(以下、ブロック11とする)とか、更には、コンクリート10・舗装11a(以下、コンクリート10とする)、及び/又は、ブロック11の目地R1に掘削、又は当初より形成した倒V字形、倒L字形(以下、倒V字形とする)の切込み溝12か、後述するカッター工法で形成した切込み溝12は、例えば、倒V字形の防草傾斜面13(13)、及び/又は、倒V字形の傾斜面の長さL(L)を備えている。これにより、防草傾斜面13、及び/又は、倒V字形の傾斜面の長さLは、根の屈地性1300と、芽の屈光性1301とによる防草効果が発揮される。防草傾斜面13は、例えば、70°前後の傾斜を備えることと、及び/又は、長さLは、4〜6cmとすることがよい。そして、この屈地性1300を備えた防草傾斜面13を、防草シート1の倒V字形の本体部100により、包被(被覆)、又は展着等する(以下、包被(被覆)及び展着等を総称して「包被」という)。そして、この包被後、本体部100と、コンクリート10の防草傾斜面13との上(空間15)には、各種の補修材14を充填し、コンクリート10と面一にする。この防草傾斜面13の上に、本体部100を包被することで、防草傾斜面13と本体部100との間に隙間Hが形成されても、この両者の間においては、ともに根の屈地性1300と、芽の屈光性1301とが発揮され、防草効果が図れる。
尚、図4−1は、道路Rの走行方向に、連続して施工されたコンクリート10と、ブロック11との目地R1に、一枚の倒Vの刃物によるカッター工法(図示せず)で、W字形の切込み溝12を形成した一例であり、図4−2は、W字形の下向き切込み溝12の、長手方向Xの倒山形の部位に、防草シート1を包被し、補修材14の充填前の状態を示している。
続いて、図4−2の好ましい施工例を、図5の別の第1例〜図10の別の第6例(第1例〜第6例)を用いて、順次、説明する。
図5の一例では、道路Rのコンクリート10と、ブロック11との目地R1に、一枚刃物のコンクリートカッター工法(図示せず。以下同じ。以下、「一枚刃物カッター工法」という)で、倒V字形にカットする(切込む)ことで、単列方式(限定されない。以下、同じ)の倒V字形(山形形状)の切込み溝12を形成する。即ち、コンクリート10の表面(図示せず)か、コンクリート10の表面とブロック11の表面との目地R1に、下向き第1傾斜切込みライン1200、及び下向き第2傾斜切込みライン1201を形成して、カットした箇所のコンクリート10と、ブロック11等をはつり(以下省略)、倒V字形の切込み溝12(切込み山形溝)を形成する。この切込み溝12に、防草シート1を包被し、その後、補修材14を充填し、施工完了した状態の一例の拡大断面図を示しており、前述の図4−2に準ずる。尚、切込み溝12は、コンクリート10等の表面からの深さは、原則として、自由である(他の各例も同じ)。そして、図3−2等のように、舗装面Aと、山形1600の頂面との間には、段差Bが形成される。この段差Bと切込み溝12との空間に、補修材14を充填し、かつ補修材14等を転圧する。
図6の一例では、道路Rのコンクリート10と、ブロック11(例えば、境界ブロック)との目地R1に、一枚刃物カッター工法で、複数回のカットを利用し(他の各例も同じ)、深掘り(例えば、図5に対して)単列方式の倒V字形の切込み溝12を形成する。この切込み溝12に、防草シート1を包被し、その後、補修材14を充填し、施工完了した状態の一例の拡大断面図を示しており、前述の図4−2に準ずる。尚、図示の如く、この一例では、コンクリート10と、ブロック11とは、面一構造である。この面一構造の際には、例外として、前述の一枚の倒Vの刃物によるカッター工法(以下、「倒V刃物カッター工法」という)でも可能である。
図7の一例では、道路Rのコンクリート10と、ブロック11との目地R1に、一枚刃物カッター工法で、クロス状に傾斜切込みライン1202をカットし、単列方式のX字形の切込み溝12を形成する。この切込み溝12に、防草シート1を包被し、その後、補修材14を充填し、施工完了した状態の一例の拡大断面図を示しており、前述の図4−2に準ずる。この例では、その他は、前述の図6に準ずる。
図8の一例では、道路Rのコンクリート10と、ブロック11との目地R1に、一枚刃物カッター工法で、傾斜切込みライン1202をカットし、この傾斜切込みライン1202に垂直方向から切込みライン1203をカットし、端面視して、略ヘ字形を呈する単列方式の切込み溝12を形成する。この切込み溝12に、防草シート1を包被し、その後、補修材14を充填していく、施工完了前の状態の一例の拡大断面図を示しており、前述の図4−2に準ずる。この例では、その他は、前述の図6に準ずる。そして、本発明の防草シート1は、切込み101より、任意な角度に、折曲げ可能であり、この例の如く、略ヘ字形の切込み溝12でも対応できる。即ち、防草シート1は、略全ての傾斜切込みラインに1202等、及び/又は、切込み溝12の形態に対応できる特徴がある。
図9の一例では、道路Rのコンクリート10か、ブロック11かの、何れかの目地R1となる箇所に、防草用の傾斜窪み部1204を、対で形成した一例である。この傾斜窪み部1204に、防草シート1を包被し、その後、補修材14を充填しつつ、施工完了の状態の一例の拡大断面図を示しており、前述の図4−2に準ずる。この例では、その他は、前述の図6に準ずる。
図10の一例は、地面R2に設けた山形の防草傾斜面16(山形防草傾斜面)を連設して設けた構造であり、山形防草傾斜面16で形成した複列方式(限定されない。以下、同じ)の倒Vの山形1600、防草シート1を包被し、その後、ブロック11と、コンクリート10、及び/又は、補修材14を充填しつつ、施工完了の状態の一例の拡大断面図を示しており、前述の図4−2に準ずる。この位置例においては、防草効果は、前述の各一例に準ずる。尚、防草シート1の包被作業は、一列とか数列も有り得る(他の一例も同じ)。段差Bを複数有する例である。この例では、防草シート1を設ける箇所は、原則として、自由である。一山、又は複数山等である。また山が、幅方向Yで繋がる(連設、及び/又は、連設は長手方向Xで貫設することも可能である)構造も有り得える(他の実施例も同じ)。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明には、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲とが含まれる。
下記付記に係る発明は、防草シートの設置方法と、その防草シートに関する。
この種の道路のコンクリートと、ブロックとの目地とか、その他の目地に形成した防草用の倒V字形の切込み溝に、倒V字形の防草シートを布設する防草シートの設置方法として、本出願人の一人が提出する特許第4874927号の特許発明がある。この発明の概要は、コンクリートカッターで境界目地の表面を頂点に下向き第一傾斜切込みライン、及び下向き第二傾斜切込みラインを切削し、略倒V字形の下向き切込み山形溝を形成し、下向き切込み山形溝に相似形の略山形形状の防草板を挿入し、下向き切込み山形溝と略山形形状の防草板との隙間(H1)には、接着剤等の充填剤を注入する工法である。防草板の材質は、耐腐食性と耐久性を有し、害のない材質である。しかし、下向き切込み山形溝と略山形形状の防草板との隙間(H1)に、充填剤を注入する空気溜りがあって、ひび割れが発生する場合があった。
そこで、充填剤を無くし、かつ空気が入らない目地の防草シート構造を提案する。即ち、目地の隙間から雑草が成長することを防止できる合成樹脂製の防草シート、防草板等に関する先行文献を示す。
文献(1)は、特開2016−108748号公報(防草具及びそれを用いた防草構造)であって、新設・改修工事の時に利用する合成樹脂やゴムでなる遮蔽部において、空気溜りを防ぐ膨出構造が開示されている(図3参照)。しかしながら、付記に係る発明が意図する「防草用の倒V字形の切込み溝に、倒V字形の防草シートを布設する」構造ではない。
また、文献(2)は、特開2014−098231号公報(コンクリート構造物の目地防草構造)であって、防草板の緩衝材本体の壁面から外側に突出した防草板であって、この防草板は、傾斜角を70°の下向きに傾斜されており、かつ施工時において、防草板は、走行方向において、水平面に対する傾斜角を3°以内とした状態で布設する構造である。従って、前述した、付記に係る発明の構造は備えていない。
上記に鑑み、付記に係る発明では、空気溜りの隙間(H1)を無くすことと、接着剤等の充填剤を注入しない構造の防草シートの設置方法と、その構造を提供する。即ち、埋め戻し時において、補修材を確実に充填することと、転圧作業で、防草用の倒V字形の切込み溝に、倒V字形の防草シートを、隙間なく埋設する(付設する)ことを特徴とする。
(付記1)
道路の走行方向に敷設したコンクリート(アスファルトを含む)か、又はコンクリートと、ブロックとの目地とか、その他の目地に形成した防草用の切込み溝であって、この切込み溝は、前記走行方向に単列か、又は前記走行方向の直交方向に複列かに形成し、
この切込み溝は、倒V、倒L、ヘ字形の折曲げ形態を呈しており、この倒V、倒L、ヘ字の折曲げ形態に添うようにして、倒V字形、倒L字形、ヘ字形の防草シートを包被、又は展着することを特徴とした防草シートの設置方法。
(付記2)
前記防草シートは、樹脂製であり、その長手方向の中心位置に、倒V形に折曲できる切込みを設けることを特徴とした付記1に記載の防草シートの設置方法。
(付記3)
前記切込みの前記長手方向の両側に、補助切込みを形成することを特徴とした付記1に記載の防草シートの設置方法。
(付記4)
前記補助切込みの切込み深さは、前記切込みの切込み深さに対して、浅くすることを特徴とした付記1に記載の防草シートの設置方法。
(付記5)
前記防草シートは、前記長手方向において、長尺形態であって、前記道路の切込み溝の長さを考慮し、カットして使用可能とすることを特徴とした付記1に記載の防草シートの設置方法。
(付記6)
前記切込み溝は、コンクリートカッター(アスファルトカッターを含む切断機)で境界目地に、複数本の傾斜切込みラインを切削し、はつり作業を行い、倒V字形の切込み溝を形成し、この倒V字形の切込み溝に、前記防草シートを包被、又は展着することを特徴とした付記1に記載の防草シートの設置方法。
(付記7)
前記切込み溝は、コンクリートカッターで境界目地の表面を頂点に下向き第1傾斜切込みライン(傾斜切込みライン)、及び下向き第2傾斜切込みライン(傾斜切込みライン)を切削し、はつり作業を行い、倒V字形の切込み山形溝を形成し、この倒V字形の切込み山形溝に、前記防草シートを包被、又は展着することを特徴とした付記1に記載の防草シートの設置方法。
(付記8)
前記防草シートの材質は、耐腐食性と耐久性を有し、害のない材質であることを特徴とした付記1に記載の防草シートの設置方法。
付記に係る発明は、前述の課題を解決し、かつ本発明の目的を達成することを意図して、付記1−8を開示する。
付記1の発明は、道路の走行方向に敷設したコンクリートか、又はコンクリートと、ブロックとの目地とか、その他の目地に形成した防草用の切込み溝であって、切込み溝は、走行方向に単列か、又は走行方向の直交方向に複列かに形成し、
切込み溝は、倒V、倒L、ヘ字形の折曲げ形態を呈しており、倒V、倒L、ヘ字の折曲げ形態に添うようにして、倒V字形、倒L字形、ヘ字形の防草シートを包被、又は展着する(設置する。以下同じ)防草シートの設置方法であるので、埋め戻し時において、補修材を確実に充填できることと、転圧作業で、防草用の倒V字形の切込み溝に、倒V字形の防草シートを、隙間なく埋設できる(付設できる)こと等の特徴がある。また、倒V字形の防草シートは、原則として、充填材を使用しないことから、隙間の発生もなく、後処理の容易化と、コンクリート、ブロック、及び/又は、補修材等の損傷回避が図れる。
付記2の発明は、防草シートは、樹脂製であり、長手方向の中心位置に、倒V形に折曲できる切込みを設ける防草シートの設置方法であるので、防草シートは、保管、移動時には、フラットにできることと、捲装状態が確保でき、容易な保管と作業となる特徴がある。その他は、付記1の特徴等に準ずる。
付記3の発明は、切込みの前記長手方向の両側に、補助切込みを形成することを特徴とした防草シートの設置方法であるので、防草シートの容易な折曲ができる。その他は、付記1・2の特徴等に準ずる。
付記4の発明では、補助切込みの切込み深さは、切込みの切込み深さに対して、浅くすることを特徴とした防草シートの設置方法であるので、付記1−3の特徴等に準ずる。
付記5の発明では、防草シートは、長手方向において、長尺形態であって、道路の切込み溝の長さを考慮し、カットして使用可能とする防草シートの設置方法であるので、防草シートは、保管、移動時には、フラットにできることと、捲装状態が確保でき、容易な保管と作業となる特徴がある。その他は、付記1の特徴等に準ずる。
付記6の発明では、切込み溝は、コンクリートカッターで境界目地に、複数本の傾斜切込みラインを切削し、はつり作業を行い、倒V字形、又はW字形の切込み溝を形成し、倒V字形、又はW字形の切込み溝に、防草シートを包被、又は展着することを特徴とした防草シートの設置方法であるので、付記1の特徴等に準ずる。また、付記1の特徴を達成できる切込み溝の構造を提示できる。
付記7の発明では、切込み溝は、コンクリートカッターで境界目地の表面を頂点に下向き第1傾斜切込みライン(傾斜切込みライン)、及び下向き第2傾斜切込みライン(傾斜切込みライン)を切削し、はつり作業を行い、倒V字形、又はW字形の切込み山形溝を形成し、倒V字形、又はW字形の下向き切込み山形溝に、防草シートを包被、又は展着することを特徴とした防草シートの設置方法であるので、付記1の特徴等に準ずる。また、付記1の特徴を達成できる、最適な、切込み溝の構造を提示できる。
付記8の発明では、防草シートの材質は、耐腐食性と耐久性を有し、害のない材質である防草シートの設置方法であるので、付記1−7の特徴等に準ずる。
1 防草シート
100 本体部
100a 中心(長手方向X)
100b 表面
101 切込み
102a 補助切込み
102b 補助切込み
10 コンクリート
11 ブロック
11a 舗装
12 切込み溝
1200 第1傾斜切込みライン
1201 第2傾斜切込みライン
1202 傾斜切込みライン
1203 切込みライン
1204 傾斜窪み部
13 防草傾斜面
1300 屈地性
1301 屈光性
14 補修材
15 空間
16 山形防草傾斜面
1600 山形
A 舗装面
B 段差
H 隙間
X 長手方向
Y 幅方向
R 道路
R1 目地
R2 地面

Claims (7)

  1. 道路に設置され、前記道路の舗装面との境界に接する部分に、境界線に沿う第1溝が形成され、
    前記第1溝の内部には、境界線方向に直交する断面において山形の部分の少なくとも一部が形成されている、ブロック。
  2. 前記第1溝と、前記道路の舗装部分に形成され、前記境界線に沿う第2溝とは、前記断面がW字形状となるように形成されている、請求項1に記載のブロック。
  3. 道路に設置され、前記道路の舗装面との境界に接する部分に、境界線に沿う第1溝が形成されているブロックの製造方法であって、
    カッター工法により、前記境界線上の目地に、境界線方向に直交する断面において山形の部分の少なくとも一部を内部に有する前記第1溝と、前記道路の舗装部分に形成され、前記境界線に沿う第2溝とを形成する工程を含む、ブロックの製造方法。
  4. 前記工程では、前記第1溝と前記第2溝とを、前記断面がW字形状となるように形成する、請求項3に記載のブロックの製造方法。
  5. 道路に設置され、前記道路の舗装面との境界に接する部分に、境界線に沿う第1溝が形成されているブロックを用いた施工方法であって、
    前記道路に前記ブロックを設置する第1工程と、
    カッター工法により、前記境界線上の目地に、境界線方向に直交する断面において山形の部分の少なくとも一部を内部に有する前記第1溝と、前記道路の舗装部分に形成され、前記境界線に沿う第2溝とを形成する第2工程と、
    を含む、ブロックを用いた施工方法。
  6. 前記第2工程では、前記第1溝と前記第2溝とを、前記断面がW字形状となるように形成する、請求項5に記載のブロックを用いた施工方法。
  7. 前記第2工程により形成された前記第1溝及び前記第2溝の内面の一部に、防草シートを被覆させる第3工程と、
    前記第1溝及び前記第2溝に、補修材を充填する第4工程と、
    を含む、請求項5又は6に記載のブロックを用いた施工方法。
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JP7502750B2 (ja) 2021-07-30 2024-06-19 アオイテクノサービス株式会社 コンクリート舗装とアスファルト舗装との取り合い部の施工方法及びそれに用いる取り合い部用弾性帯状体

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