JP2020047333A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020047333A
JP2020047333A JP2018173878A JP2018173878A JP2020047333A JP 2020047333 A JP2020047333 A JP 2020047333A JP 2018173878 A JP2018173878 A JP 2018173878A JP 2018173878 A JP2018173878 A JP 2018173878A JP 2020047333 A JP2020047333 A JP 2020047333A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
head
information
magnetic disk
processing unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018173878A
Other languages
English (en)
Inventor
岩代 雅文
Masafumi Iwashiro
雅文 岩代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Devices and Storage Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Devices and Storage Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Electronic Devices and Storage Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2018173878A priority Critical patent/JP2020047333A/ja
Priority to CN201811547708.3A priority patent/CN110910913A/zh
Priority to US16/352,010 priority patent/US10553248B1/en
Publication of JP2020047333A publication Critical patent/JP2020047333A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • G11B5/59605Circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
    • G11B33/08Insulation or absorption of undesired vibrations or sounds
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • G11B21/08Track changing or selecting during transducing operation

Landscapes

  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

【課題】ディスク位置制御において、複数の外乱成分の振動周波数をフィルタリングして不安定動作を解消する。【解決手段】実施形態によれば、磁気ディスク装置は、ヘッドで読み込まれるディスク上のサーボ情報に基づいてヘッドが存在する位置を示す位置情報を検出し、検出された位置情報とヘッドの目標位置情報との位置誤差情報から複数の外乱成分の周波数を推定して、ヘッドの駆動制御情報から除去するフィルタ処理を行う。フィルタ処理部は、前記位置誤差情報に基づいて前記外乱成分の振動周波数を推定する周波数推定を複数段直列に処理して複数個の推定周波数を取得し、前記複数個の推定周波数に基づいて前記複数の外乱成分の振動周波数を前記ヘッドの駆動信号から並列にフィルタリングする。【選択図】 図4

Description

この発明の実施形態は、磁気ディスク装置に関する。
従来から、適応デジタルフィルタを用いて、外部からの振動周波数に対するフィルタ処理を行い、位置を制御する技術が提案されている。例えば、ハードディスク(Hard Disk Drive:HDD)のヘッドの位置誤差情報に基づいた適応デジタルフィルタを用いて、ボイスコイルモータ(Voice Coil Motor:VCM)を制御してヘッドの位置制御を行うフィードバック制御が適用されている。
しかしながら、従来のフィルタ処理では、適応デジタルフィルタの伝達関数が1つの振動周波数だけに対応できず、複数周波数の加振が加わると動作が不安定になる可能性がある。
米国特許出願公開第2016/0343393号明細書
この発明の実施形態の課題は、位置制御の精度向上に際して、特に複数の外乱成分の振動周波数による不安定動作を解消することのできる磁気ディスク装置を提供することにある。
実施形態によれば、磁気ディスク装置は、ヘッドと、位置検出部と、フィルタ処理部とを備える。ヘッドは、ディスク上のサーボ情報を読み込む。位置検出部は、前記ヘッドで読み込まれたサーボ情報に基づいてヘッドが存在する位置を示す位置情報を検出する。フィルタ処理部は、前記位置検出部で検出された位置情報と前記ヘッドの目標位置情報との位置誤差情報から複数の外乱成分の周波数を推定して前記ヘッドの駆動制御情報から除去する。このとき、前記位置誤差情報に基づいて前記外乱成分の振動周波数を推定する周波数推定を複数段直列に処理して複数個の推定周波数を取得し、前記複数個の推定周波数に基づいて前記複数の外乱成分の振動周波数を前記ヘッドの駆動信号から並列にフィルタリングする。
図1は、第1の実施形態に係る磁気ディスク装置(HDD)の構成を示すブロック図である。 図2は、第1の実施形態において、磁気ディスクの構成を示す図である。 図3は、第1の実施形態において、ヘッドの位置制御を行うサーボ系の構成を示すブロック図である。 図4は、第1の実施形態において、フィルタ処理部の構成を示すブロック図である。 図5は、第1の実施形態において、フィルタ処理部の周波数推定器単体での周波数特性(推定周波数6000Hzの場合)を示す特性図である。 図6は、第1の実施形態において、フィルタ処理部のヘッド位置決め演算処理の手順を示すフローチャートである。 図7は、第1の実施形態において、フィルタ処理部の周波数推定演算処理の手順を示すフローチャートである。 図8は、第1の実施形態において、2000Hzと8000Hzに外乱成分を持つ場合の、周波数推定誤差を示す波形図である。 図9は、第1の実施形態において、2000Hzと8000Hzに外乱成分を持つ場合の、ヘッド位置誤差を示す波形図である。 図10は、第2の実施形態に係る磁気ディスク装置(HDD)のフィルタ処理部の構成を示すブロック図である。 図11は、第2の実施形態において、2000Hz, 4000Hz, 6000Hz, 8000Hz,10000Hzに外乱成分を持つ場合の、周波数推定誤差を示す波形図である。 図12は、第2の実施形態において、2000Hz, 4000Hz, 6000Hz, 8000Hz,10000Hzに外乱成分を持つ場合の、ヘッド位置誤差を示す波形図である。 図13は、第3の実施形態に係る磁気ディスク装置(HDD)のフィルタ処理部の構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照しながら、種々の実施形態について説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更であって容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
本実施形態においては、位置制御装置として磁気ディスク装置を用いた上で、制御対象がヘッドの場合について説明するが、制御対象をヘッドに制限するものではなく、任意の制御対象の位置を制御する位置制御装置であれば良い。
(第1の実施形態)
図1及び図2を参照して、第1の実施形態が適用される磁気ディスク装置(ハードディスクドライブ:以下、HDD)の構成を説明する。本実施形態では、磁気ディスク装置の例として、HDDを用いて説明するが、光ディスクドライブ、MO(Magneto-Optical)ドライブ等であっても良い。
図1は、本実施形態に係るHDD(Hard Disk Drive)100の構成を示すブロック図、図2は、図1の磁気ディスク11の構成を示した図である。
図1に示すように、HDD100は、磁気ディスク11、ヘッド12、アーム13、VCM(Voice Coil Motor)14、及びSPM(SPindle Motor)15を備える。また、HDD100は、モータドライバ16、ヘッドIC17、ROM(Read Only Memory)18、接続I/F19、コントローラ20を備える。コントローラ20は、少なくとも、RWC(Read Write Channel)201、CPU202、RAM203、HDC(Hard Disc Controller)204を含むSOC(System On Chip)として構成される。なお、コントローラ20がRAM203を含まず、コントローラ20の外部にRAM203が接続される構成であってもよい。
図1において、磁気ディスク11は、SPM15に固定され、SPM15が回転駆動することで回転する。磁気ディスク11は、図2に示すように、少なくとも一面が、磁気的に情報が記録される記録面とされる。
記録面には、複数のトラック111が定義される。トラック111は、ディスク回転軸を中心として同心円状に並ぶ記録領域の一つである。各トラック111は、円周方向に等分した複数のサーボセクタ112を備える。磁気ディスク11は、サーボセクタ数をNとすると、円周上に基準セクタを番号0として、回転方向周りに0からN−1までの番号がついている。
サーボセクタ112は、サーボ領域SBとデータ領域DTとを有する。サーボ領域SBは、各サーボセクタ112の先頭に一つだけ配置され、その位置情報が記録されている。磁気ディスク1が一定角速度で回転しているため、一定時間間隔で位置情報がヘッド2に読み込まれる。位置情報は、磁気ディスク11の記録面上での物理的なアドレス情報及びサーボ情報である。サーボ情報は、トラックに対する半径方向のズレを算出するための情報を含む。データ領域DTは、各サーボセクタ112において一定量の情報を格納する領域である。このデータ領域DTには、HDD100への記録対象となる情報が記録される。
図1において、アーム13は、一方の端部にヘッド12を備え、他方の端部に軸受部13aを備えている。アーム13は、VCM14への駆動電流(又は駆動電圧)の供給に応じて、軸受部13aを中心として回転し、磁気ディスク11の記録面上でヘッド12を半径方向に移動させる。
ヘッド12は、リードヘッド及びライトヘッド(何れも図示せず)を備えている。リードヘッド及びライトヘッドは、磁気ディスク1の半径方向にずらして設置されている。リードヘッドは、磁気ディスク1の記録面に磁気記録された情報を読み取る。読み取られた信号は、ヘッドIC17に出力される。ライトヘッドは、ヘッドIC17を介して入力されるライト信号(ライト電流)に応じて、磁気ディスク11の記録面に情報を磁気的に記録する。
VCM14は、後述するモータドライバ16から供給される駆動信号(電流又は電圧)に応じて駆動し、アーム13を回転させる。
SPM15は、モータドライバ16から供給されるSPM駆動信号(電流又は電圧)に応じて駆動し、磁気ディスク11を回転させる。
モータドライバ16は、コントローラ20からの制御信号に基づいて、VCM14を駆動するための駆動信号をVCM14に供給する。また、モータドライバ16は、コントローラ20からの制御信号に基づいて、SPM15を駆動させるための駆動信号(電流)をSPM15へ供給する。
ヘッドIC17は、ヘッド12に備えられたリードヘッドからアーム13上の導体パターンを介して入力された信号を増幅し、増幅した信号をリード情報としてコントローラ20に出力する。またヘッドIC17は、コントローラ20から入力された記録情報に応じたライト信号を、ヘッド12に備えられたライトヘッドへ、アーム13上の導体パターンを介して出力する。
ROM(Read Only Memory)18は、コントローラ20のCPU(Central Processing Unit)202が実行するプログラム及びCPU202で実行される処理で利用される各種パラメータを記憶する。
接続インターフェース(I/F)19は、HDD100とホスト装置110とを接続し、ホスト装置110とHDD100との間のデータ及びコマンドの送受に係る通信に利用される。このように、HDD100は、接続I/F19を介して、ホスト装置110と接続されていることにより、ホスト装置110の記憶モジュールとして機能する。
コントローラ20において、RAM203は、RWC201、CPU202及びHDC204のワークメモリ(作業領域)とする。RAM203には、例えば揮発性メモリであるDRAM(Dynamic Random Access Memory)が適用される。
接続I/F19が、SATA(Serial Advanced Technology Attachment)規格に準拠したインターフェースとした場合、HDC204は、ホスト装置110との間でSATA規格に準拠した通信制御を行う。本実施形態では、接続I/Fの規格として、SATA規格を用いる例について説明するが、SAS(Serial Attached SCSI)やPCIe(Peripheral Component Interconnect express)等の他の規格の接続I/Fを用いても良い。
HDC204は、ホスト装置110との間で情報の送受信を制御する。HDC204は、RWC201からの復号化された情報に所定の処理を施して符号化し、符号化した情報をホスト装置110に送信する。また、HDC204は、ホスト装置110から受信した受信情報に所定の処理を施して復号化し、復号化した情報を記録すべき情報としてRWC201へ出力する。
また、HDC204は、ホスト装置110から、データの記録を開始する論理アドレス及び記録データ長の情報を含むライトコマンドを受信した場合、受信したライトコマンドから論理アドレス及び記録データ長の情報を抽出する。抽出された論理アドレス及び記録データ長の情報は、CPU202へ出力される。
RWC(位置検出部)201は、ヘッドIC17から入力されたリード情報からサーボ領域SBに対応するサーボ情報を検出し、検出したサーボ情報からアドレス情報および位置情報を抽出する。抽出されたアドレス情報および位置情報はCPU202へ出力される。
また、RWC201は、リード情報からデータ領域DTに対応する情報を検出し、検出した情報に所定の処理を施して復号化する。復号化された情報は、HDC204へ出力される。
さらにRWC201は、HDC204から入力された、記録すべき情報に所定の処理を施して符号化し、符号化した情報を記録情報としてヘッドIC17へ出力する。RWC201は、これらの複数の処理のためにRAM203をワークメモリとして利用する。
CPU202は、HDD100全体を制御するプロセッサとする。例えば、CPU202は、ROM18に記憶されたプログラムを実行し、RAM203を作業領域として用いることで、様々な制御を実現する。例えば、CPU202は、VCM14及びSPM15の回転制御、及び磁気ディスク11からの情報再生処理の制御を行う。他の例としては、CPU202は、磁気ディスク11に記録されたサーボ情報から抽出された位置情報に基づいて、磁気ディスク11の記録面の半径方向に対するヘッド12の位置制御を行う。本実施形態のヘッド12の位置制御には、フィードバック制御を用いる。
CPU202は、フィードバック制御において、磁気ディスク11からヘッド12により読み出されたサーボ情報に基づいた、ヘッド12が存在する実際の位置を示した位置情報と、ヘッド12の目標となる位置を示した目標位置情報とに基づいて位置誤差情報を算出する。そして、CPU202は、適応フィルタを用いたフィルタ処理部2021で、算出された位置誤差情報に対して外乱の振動周波数を抑制するためのフィルタ処理を行う。
本実施形態のフィルタ処理部2021に用いる適応フィルタは、位置誤差情報に対して、高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform:FFT)を用いることなく外乱の不特定の周波数成分(以下、推定周波数と称す)を適応的に推定する。本実施形態では、HDD100のヘッド12の位置決め制御の適応フィルタとして、IIR(Infinite Impulse Response)型適応フィルタを用いる。
次に、本実施形態における、ヘッド12の位置制御を行う構成について説明する。図3は、本実施形態に係るヘッド12の位置制御を行うサーボ系の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、RWC201は、信号処理部2011と、位置検出部2012と、を備える。また、CPU202は、ROM18に格納されたプログラムを実行して、フィルタ処理部2021を実現する。また、ROM18は、フィルタ処理部2021の適応フィルタで用いる係数を記憶する係数記憶部181を備える。そして、本実施形態では、信号処理部2011、位置検出部2012、フィルタ処理部2021、及びモータドライバ16により、ヘッド12の位置制御が行われる。
係数記憶部181は、適応フィルタより推定された推定周波数に対応して変化するフィルタ係数に関する情報を記憶する。
RWC201の信号処理部2011は、ヘッドIC17からのリード情報を入力して処理する。信号処理部2011は、入力されたリード情報に対して、復調やエラー訂正などの処理を行う。信号処理部2011は、処理されたリード情報を、位置検出部2012に出力する。
位置検出部2012は、信号処理部2011から入力されたリード情報から、サーボ情報を検出する。位置検出部2012は、検出したサーボ情報から、ヘッド12が読み込んでいる位置を示した位置情報を検出する。位置検出部2012は、検出した位置情報を、CPU202に出力する。
CPU202は、RWC201の位置検出部2012から、位置情報を入力する。そして、CPU202は、位置情報で示された実際の位置と、ヘッド12の目標となる位置を示した目標位置と、の差を示した位置誤差情報を算出する。
CPU202のフィルタ処理部2021は、算出された位置誤差情報を入力する。フィルタ処理部2021は、入力された位置誤差情報から、ヘッド12の位置制御に対する外乱の不特定の周波数成分を適応的に推定する。さらに、フィルタ処理部2021は、推定周波数に基づいた特徴的な特性でフィルタリングする。本実施形態においては、推定周波数に基づいた特徴的な特性を導出する際に、係数記憶部181に記憶されたフィルタ係数に関する情報を参照する。
上記フィルタ処理部2021について詳述する。
図4は本実施形態に係るフィルタ処理部2021の構成を示すブロック図である。図4において、RWC201の位置検出部2012で得られた目標位置変動を示す位置情報は、加算器A1で制御対象(VCM)のフィードバック情報と加算されて位置誤差情報となる。この位置誤差情報は、フィードバックコントローラA2、第1周波数可変コントローラA31、第2周波数可変コントローラA32に送られると共に、第1周波数推定器A41、第2周波数推定器A42に送られる。すなわち、磁気ディスク11は、動作時は一定の角速度で回転し、ヘッド位置はディスク回転角に同期して、各サーボセクタ112の先頭のサーボ領域SBから得られる。そこで、フィルタ処理部2021は一定時間間隔で制御対象への入力を決定するサンプル値制御系を構成している。
周波数推定器A41,A42は、所定の伝達関数を自己適応させる適応フィルタとして、2次のIIR型適応デジタルフィルタ(以下、IIRフィルタと記す)を用いる。なお、2次に制限するものではなく高次であれば良い。
本実施形態では、フィルタ処理部2021を、フィードバックコントローラA2と、2次のIIRフィルタを用いた第1、第2周波数推定器A41,A42と、その推定結果をもとにフィードバックコントローラA2を補正する第1、第2周波数可変コントローラA31,A32とで構成する。このように、周波数推定器と周波数可変コントローラのセットを複数持つことで、その数に応じた外乱周波数に対応することができる。
第1、第2周波数推定器A41,A42は2次の周波数除去フィルタであり、その除去周波数が入力に応じて変化する。図5に除去周波数が6000Hzの場合の周波数除去フィルタ(=周波数推定器単体)の周波数特性を示す。
図4に示す第1周波数推定器A41において、位置検出部2012から送られてくる位置誤差(周波数)は、第1加算器A411を経て分母値となる。この分母値は、第1遅延器(1/z)A412で一次遅れによる一次遅延値となり、さらに第2遅延器(1/z)A413で一次遅れによる二次遅延値となる。一次遅れの分母値はE1演算器A414でゲイン係数E1と乗算され、二次遅れの分母値はF1演算器A415でゲイン係数F1と乗算される。E1演算器A414とF1演算器A415の各出力は第2加算器A416で加算された後、第1加算器A411に送られ、入力位置誤差と加算される。
第1加算器A411から出力される分母値は、入力位置誤差と共に乗算器A417に送れて乗算されたのち、K1演算器A418でゲイン係数K1と乗算され、積分器(1/(z−1))A419で積分される。これにより、分子と分母の1サンプル前の入力と乗算される係数が変更され、第1推定周波数として第1周波数可変コントローラA31に送られる。
また、上記第1加算器A411の出力はP1演算器A4110でゲイン係数P1と乗算され、第1遅延器(1/z)A412の出力はQ1演算器A4111でゲイン係数Q1と乗算され、第2遅延器A413の出力はR1演算器A4112でゲイン係数R1と乗算される。P1演算器A4110の出力とQ1演算器A4111の出力は第3加算器A4113で加算され、さらに第4加算器A4114でR1演算器A4112の出力と加算されて分子値となり、第2周波数推定器A42に送られる。
第2周波数推定器A42は、第1周波数推定器A41で得られた分子値を入力し、この分子値を位置誤差とし、第1加算器A421を経て分母値となる。この分母値は、第1遅延器(1/z)A422で一次遅れによる一次遅延値となり、さらに第2遅延器(1/z)A423で一次遅れによる二次遅延値となる。一次遅れの分母値はE2演算器A424でゲイン係数E2と乗算され、二次遅れの分母値はF2演算器A425でゲイン係数F2と乗算される。E2演算器A424とF2演算器A425の各出力は第2加算器A426で加算された後、第1加算器A421に送られ、入力位置誤差と加算される。第1加算器A421から出力される分母値は、入力位置誤差と共に乗算器A427に送れて乗算されたのち、K1演算器A428でゲイン係数K1と乗算され、積分器(1/(z−1))A429で積分される。これにより、分子と分母の1サンプル前の入力と乗算される係数が変更され、第2推定周波数として第2周波数可変コントローラA32に送られる。
第1周波数可変コントローラA31は、第1周波数推定器A41で推定された第1周波数に基づいてその周波数成分を除去するためのパラメータ調整を行う。同様に、第2周波数可変コントローラA32は、第2周波数推定器A42で推定された第2周波数に基づいてその周波数成分を除去するためのパラメータ調整を行う。周波数可変コントローラA31,A32で得られたパラメータ調整結果は加算器A52で加算され、さらに加算器A53でフィードバックコントローラA2の出力と加算され、制御操作量として制御対象であるVCM制御系に送られる。
ここで、上記第1、第2周波数推定器A41,A42のゲイン係数P(n),Q(n),R(n),E(n),F(n)は、フィルタ番号n(1もしくは2)、周波数除去フィルタの広がりを調整する係数r(例えば値が0.99)、推定周波数w(n)として、
P(n) = 1,
Q(n) = w(n),
R(n) = 1,
E(n) = -r * w(n),
F(n) = -r^2 (1)
と表される。推定周波数w(n)は実周波数fr(n)[Hz]から、
w(n) = -2*cos(2*pi*fr(n)*T) (2)
の関係がある。
周波数推定器A41,A42は、分母係数部分の出力と、現在の入力を乗算したのち、ゲインK(n)をかけて積分し、分子と分母の1サンプル前入力と乗算される係数を変更する。適応係数は、例えば以下の値を用いる。
K(n) = -0.00001 (3)
推定周波数の初期値は0とする。
上記フィルタ処理部2021の処理手順を図6及び図7に示す。図6は、本実施形態に係るフィルタ処理部のヘッド位置決め演算処理の手順を示すフローチャート、図7は、本実施形態に係るフィルタ処理部の周波数推定演算処理の手順を示すフローチャートである。
図6において、ヘッド12の位置誤差情報を取得した後(ステップS11)、フィードバックコントローラA2の演算(ステップS12)、第1周波数可変コントローラA31の演算(ステップS13)、第2周波数可変コントローラA32の演算(ステップS14)を行い、それぞれ演算された制御操作量を出力する(ステップS15)。次に、図7に示す周波数推定演算を行い(ステップS16)、その結果に基づいて第1周波数可変コントローラA31と周波数可変コントローラA32のパラメータ調整を行う(ステップS17,S18)。周波数可変コントローラA31,A32のパラメータは、推定周波数のN次関数としても良いし、複数ある固定パラメータを切り替えても良い。
図7に示す周波数推定演算では、まず1段目の周波数推定器A41において、分母演算(y1 = PES + E1 * y1'+ F1 * y1'')と分子演算(OUT1 = P1 * y1 + Q1 * y1'+ R1 * y1'')を行った後(ステップS21,S22)、周波数推定演算(w1 = w1 + K1 * PES * y1)と内部変数更新(y1'' = y1',y1'= y1)を行う(ステップS23,S24)。次に2段目の周波数推定器A42において、分母演算(y2 = OUT1 + E2 * y2'+ F2 * y2'')のみを行い(ステップS25)、周波数推定器演算(w2 = w2 + K2 * OUT1 * y2)と内部変数更新(y2'' = y2', y2'= y2)を行う(ステップS26,S27)。2段目の周波数推定器A42の分子演算は、次の3段目がある場合の入力値演算に使われるだけであり、3段目がない本実施形態では不要である。
図8、図9にそれぞれ2000Hzと8000Hzに外乱成分を持つ場合の周波数推定動作とヘッド位置誤差を示す。周波数推定器の初期周波数は、共にw1, w2 = 0であり、実周波数では14000Hzとなっている。時間が経つにつれて、まず8000Hzが見つかり、次に2000Hzも見つかっている。位置誤差も外乱の振動周波数が見つかった時点で振幅が小さくなっている。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る磁気ディスク装置によれば、2つの外乱成分の振動周波数をフィルタリングして不安定動作を解消し、ヘッド位置制御の精度を向上されることができる。
(第2の実施形態)
図10乃至図12を参照して、第2の実施形態に係るHDD100のフィルタ処理部2021の構成を説明する。本実施形態が適用されるHDD100は、第1の実施形態の場合と同様であるため重複する説明を省略し、ここでは本実施形態の特徴とするフィルタ処理部2021において、第1の実施形態と異なる部分について説明する。
図10は、本実施形態に係るフィルタ処理部2021の構成を示すブロック図である。図10に示すフィルタ処理部2021では、N系統の可変周波数制御系を備える。具体的には、第1乃至第Nの可変周波数コントローラA31〜A3Nと第1乃至第Nの周波数推定器A41〜A4Nをそれぞれ組にして、N個の外乱の振動周波数を推定してフィルタリングする。すなわち、このフィルタ処理部2021は、推定周波数が3個以上の場合について、2個の場合の拡張で実現している。ここで、N段の周波数推定器A41〜A4Nのうち、N−1段までは分子(P,Q,R)と分母(E,F)の演算を行い、N段目だけ分母(E,F)の演算を行う。先に述べたように、分子については次段の演算で必要となるからである。周波数可変コントローラもN個存在し、各推定結果からパラメータを調整する。
図11に、本実施形態において、2000Hz, 4000Hz, 6000Hz, 8000Hz,10000Hzに外乱成分を持つ場合の周波数推定誤差を示す。また、図12に、本実施形態において、2000Hz, 4000Hz, 6000Hz, 8000Hz,10000Hzに外乱成分を持つ場合のヘッド位置誤差を示す。第1の実施形態と同様に、N個の周波数推定器では、初期の実周波数を14000Hzとして、時間が経つにつれて順次外乱の振動周波数が見つかり、その周波数のフィルタリングによって位置誤差も改善していることが分かる。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る磁気ディスク装置によれば、N個の外乱成分の振動周波数をフィルタリングして不安定動作を解消し、ヘッド位置制御の精度を向上されることができる。
(第3の実施形態)
図13を参照して、第3の実施形態に係るHDD100のフィルタ処理部2021の構成を説明する。本実施形態が適用されるHDD100は、第1の実施形態の場合と同様であるため重複する説明を省略し、ここでは本実施形態の特徴とするフィルタ処理部2021において、第1の実施形態と異なる部分について説明する。
図13は、本実施形態に係るフィルタ処理部2021の構成を示すブロック図である。図13に示すフィルタ処理部2021では、第1周波数推定器A41、第2周波数推定器A42の出力系統にそれぞれ第1周波数判定器A61、第2周波数判定器A62を介在させ、第1周波数可変コントローラA31、第2周波数可変コントローラA32の出力系統にそれぞれ第1スイッチA71、第2スイッチA72を介在させている。
すなわち、フィードバック制御において、推定周波数が異常値になった場合に、制御系が暴走して異常駆動が生じ、HDDが破損してしまう危険性がある。そこで、本実施形態では、周波数判定器A61、A62を用いて、推定周波数が異常値となったか判定し、異常と判定した場合に、対応する系統の周波数可変コントローラの出力を切断するようにスイッチA71,A72に切断制御信号を送る。周波数推定異常の判断基準としては、予め想定した周波数範囲を超えた場合や、周波数推定開始から一定時間の過渡状態の場合や、推定周波数の変動幅が大きく不安定である場合、が挙げられる。第2の実施形態に示したように、N段の場合についても同様の実施が可能である。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る磁気ディスク装置によれば、推定周波数に異常値が発生したとしても、異常値を検出して制御系の暴走を未然に防止することができる。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
100…磁気ディスク装置、11…磁気ディスク、111…トラック、112…サーボセクタ、12…ヘッド、13…アーム、13a…、14…VCM、15…SPM、16…モータドライバ、17…ヘッドIC、18…ROM、181…係数記憶部、19…接続I/F、20…コントローラ、201…RWC、202…CPU、203…RAM、204…HDC、2011…信号処理部、2012…位置検出部、2021…フィルタ処理部、A1…加算器、A2…フィードバックコントローラ、A31…第1周波数可変コントローラ、A32…第2周波数可変コントローラ、A3N…第N周波数可変コントローラ、A41…第1周波数推定器、A42…第2周波数推定器、A4N…第N周波数推定器、A411…第1加算器、A412…第1遅延器(1/z)、A413…第2遅延器(1/z)、A414…E1演算器、A415…F1演算器、A416…第2加算器、A417…乗算器、A418…K1演算器、A419…積分器(1/(z−1))、A4110…P1演算器、A4111…Q1演算器、A4112…R1演算器、A4113…第3加算器、A4114…第4加算器、A421…第1加算器、A422…第1遅延器(1/z)、A423…第2遅延器(1/z)、A424…E2演算器、A425…F2演算器、A426…第2加算器、A427…乗算器、A428…K1演算器、A429…積分器(1/(z−1))、A52…加算器、A53…加算器、A61…第1周波数判定器、A62…第2周波数判定器、A71…第1スイッチ、A72…第2スイッチ。

Claims (4)

  1. ディスク上のサーボ情報を読み込むヘッドと、
    前記サーボ情報に基づいて前記ヘッドが存在する位置を示す位置情報を検出する位置検出部と、
    前記位置検出部で検出された位置情報と前記ヘッドの目標位置情報との位置誤差情報から複数の外乱成分の周波数を推定して前記ヘッドの駆動制御情報から除去するフィルタ処理部と
    を具備し、
    前記フィルタ処理部は、
    前記位置誤差情報に基づいて前記外乱成分の振動周波数を推定する周波数推定を複数段直列に処理して複数個の推定周波数を取得し、
    前記複数個の推定周波数に基づいて前記複数の外乱成分の振動周波数を前記ヘッドの駆動信号から並列にフィルタリングする
    磁気ディスク装置。
  2. 前記フィルタ処理部は、所定の伝達関数を自己適応させる適応フィルタを用いて前記周波数の推定を処理し、推定周波数に基づいて、前記所定の伝達関数に含まれる全てのフィルタ係数を調整する請求項1記載の磁気ディスク装置。
  3. 前記複数段直列の周波数推定で、初段から最終前段までは適応フィルタの分子と分母の演算を行って分子演算結果を次段の演算に用い、最終段は分母の演算のみ行う請求項2記載の磁気ディスク装置。
  4. 前記フィルタ処理部は、前記複数個の推定周波数それぞれの異常の有無を判定し、異常と判定された系統のフィルタリング処理を停止する請求項1記載の磁気ディスク装置。
JP2018173878A 2018-09-18 2018-09-18 磁気ディスク装置 Pending JP2020047333A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018173878A JP2020047333A (ja) 2018-09-18 2018-09-18 磁気ディスク装置
CN201811547708.3A CN110910913A (zh) 2018-09-18 2018-12-18 磁盘装置
US16/352,010 US10553248B1 (en) 2018-09-18 2019-03-13 Magnetic disk device and head position control method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018173878A JP2020047333A (ja) 2018-09-18 2018-09-18 磁気ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020047333A true JP2020047333A (ja) 2020-03-26

Family

ID=69230359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018173878A Pending JP2020047333A (ja) 2018-09-18 2018-09-18 磁気ディスク装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10553248B1 (ja)
JP (1) JP2020047333A (ja)
CN (1) CN110910913A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6966978B2 (ja) * 2018-06-22 2021-11-17 オークマ株式会社 工作機械用モータ駆動装置
JP2023142313A (ja) * 2022-03-24 2023-10-05 株式会社東芝 ディスク装置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004500676A (ja) * 1999-07-23 2004-01-08 シーゲイト テクノロジー エルエルシー 適応フィードフォワード・サーボを使用してのデュアルアクチュエータ・ディスクドライブの機械的相互作用の妨害阻止方法
JP3751954B2 (ja) * 2003-04-25 2006-03-08 株式会社東芝 ディスク記憶装置及びヘッド位置決め制御方法
US7268968B2 (en) * 2004-09-30 2007-09-11 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Vibration suppression for servo control
US7319570B2 (en) * 2005-09-19 2008-01-15 Seagate Technology Llc Random vibration and shock compensator using a disturbance observer
JP2007095119A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv ディスク装置及びディスク装置の制御方法
US7345841B2 (en) * 2006-02-07 2008-03-18 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Disk drive using a disturbance sensor for disturbance frequency-identification and suppression
US7145746B1 (en) * 2006-04-14 2006-12-05 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Disk drive with adaptive control of periodic disturbances
US7400468B2 (en) * 2006-11-22 2008-07-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Vibration detector for hard disk drives
US8027119B2 (en) * 2007-11-07 2011-09-27 Seagate Technology Llc Vibration detection and compensation filter
JP2009123259A (ja) 2007-11-12 2009-06-04 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv ディスク装置
JP2009289373A (ja) 2008-05-30 2009-12-10 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv ディスク装置
JP2010073284A (ja) 2008-09-19 2010-04-02 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv ヘッドのサーボ制御システム及びヘッドのサーボ制御方法
US8896955B1 (en) * 2010-08-31 2014-11-25 Western Digital Technologies, Inc. Adaptive track follow control
US8711511B2 (en) * 2012-06-19 2014-04-29 International Business Machines Corporation Vibration disturbance estimation and control
US9214185B1 (en) 2014-06-29 2015-12-15 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Adaptive filter-based narrowband interference detection, estimation and cancellation
US20160343393A1 (en) * 2015-05-20 2016-11-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Magnetic disk device and position control method
JP2018195364A (ja) * 2017-05-18 2018-12-06 株式会社東芝 磁気ディスク装置および磁気ディスク装置のオントラック判定回数設定方法
JP2019040657A (ja) 2017-08-29 2019-03-14 株式会社東芝 磁気ディスク装置、及び位置制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN110910913A (zh) 2020-03-24
US10553248B1 (en) 2020-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100780302B1 (ko) 헤드 위치 제어 방법, 헤드 위치 제어 장치 및 디스크 장치
US6614615B1 (en) Disk drive with adaptive control path that produces an adaptive control effort based on a characterized deviation between actual and modeled plant response
JP4268164B2 (ja) 非周期的な外乱補償制御装置、その方法及びそれを利用したディスクドライブ
JP4088483B2 (ja) 偏心補償のためのディスクドライブサーボシステムの偏心補償方法
JP4783248B2 (ja) 外乱抑圧機能を持つ位置制御方法、位置制御装置および媒体記憶装置
US9536553B1 (en) Decoupled disturbance estimator in dual-stage servo controller with loop-shaping filter
JP4802060B2 (ja) ヘッド位置決め制御方法、ヘッド位置決め制御装置およびディスク装置
JP4594898B2 (ja) ヘッド位置制御装置およびディスク装置
KR20060136305A (ko) 헤드 위치 제어 방법, 헤드 위치 제어 장치 및 디스크 장치
JP4769141B2 (ja) ヘッド位置制御方法、ヘッド位置制御装置およびディスク装置
KR100737265B1 (ko) 헤드 위치 제어 방법, 헤드 위치 제어 장치 및 디스크 장치
CN108806727A (zh) 减弱多致动器耦合干扰的数据存储装置
JP2020047333A (ja) 磁気ディスク装置
US9933769B2 (en) Adaptive multi-stage disturbance rejection
JP2010073284A (ja) ヘッドのサーボ制御システム及びヘッドのサーボ制御方法
US9053726B1 (en) Data storage device on-line adapting disturbance observer filter
US10217485B1 (en) Magnetic disc device and position control method
US20160343393A1 (en) Magnetic disk device and position control method
US6771455B1 (en) Control system and control method for positioning a head above a desired position on disk
US9460742B1 (en) Selecting servo controller based on predicted position error signal spectrum
JP2001143413A (ja) ディスク記憶装置に適用するヘッド位置決め制御システム
US7808737B2 (en) Magnetic disk drive
JP4595038B2 (ja) ディスク装置、ヘッド位置制御装置およびヘッド位置制御方法
JP2023039119A (ja) 磁気ディスク装置及びハーモニクス外乱に対応する高調波の補償方法
JP2002237153A (ja) 磁気ディスク装置