JP2020046476A - 撮像制御装置およびその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体 - Google Patents

撮像制御装置およびその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの操作状況に合わせた好適なタイミングでライブビューの拡大表示を解除できるようにする。【解決手段】撮像制御装置は、ライブビューの表示倍率を第1の倍率と、前記第1の倍率よりも拡大した第2の倍率を含む複数の表示倍率のいずれかに切り替える切替手段と、マニュアルフォーカスの指示操作であるMF操作を受け付ける操作手段と、焦点検出位置の合焦度合いを示すガイドを表示するように制御する表示制御手段と、ライブビューを前記第2の倍率で表示している場合に、前記MF操作があると、ライブビューを前記第1の倍率での表示に切り替え、前記第1の倍率でのライブビューと共に前記ガイドを表示するように制御する制御手段と、を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、ライブビューの表示制御技術に関する。
デジタルカメラにおいて、マニュアル操作でフォーカス調整を行う場合に、合焦度合いを確認する手段として、ライブビューの拡大表示や、焦点検出位置をライブビューに重畳して表示し、合焦度合いを表示する機能(以下、フォーカスガイド)が知られている(特許文献1参照)。
特開2016−197819号公報
ライブビューの拡大表示は、画角の中の一部分の合焦度合いを詳細に確認しながらフォーカス調整を行う場合に適している。一方、フォーカスガイドは、画角の中の一部分の合焦度合いをガイドで確認しつつ、画角(撮影範囲)の全体の合焦度合いもライブビューで確認しながらフォーカス調整を行うことができる。従って、撮影範囲の全体を確認しながらフォーカス調整を行いたい場合には、ライブビューの拡大表示が解除されることが望ましい。これに対し、特許文献1では、ライブビューの拡大表示中に、ユーザから明示的に拡大率を変更する操作、あるいは解除する操作がなければ拡大表示は解除されない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、ユーザの操作状況に合わせた好適なタイミングでライブビューの拡大表示を解除できる撮像制御技術を実現することである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の撮像制御装置は、ライブビューの表示倍率を第1の倍率と、前記第1の倍率よりも拡大した第2の倍率を含む複数の表示倍率のいずれかに切り替える切替手段と、マニュアルフォーカスの指示操作であるMF操作を受け付ける操作手段と、焦点検出位置の合焦度合いを示すガイドを表示するように制御する表示制御手段と、ライブビューを前記第2の倍率で表示している場合に、前記MF操作があると、ライブビューを前記第1の倍率での表示に切り替え、前記第1の倍率でのライブビューと共に前記ガイドを表示するように制御する制御手段と、を有する。
本発明によれば、ユーザの操作状況に合わせた好適なタイミングでライブビューの拡大表示を解除できる撮像制御技術を実現することである。
デジタルカメラの背面の外観図。 デジタルカメラの構成を示すブロック図。 フォーカスガイドの表示形態の説明図。 撮影モード処理を示すフローチャート。 ライブビュー表示画面を例示する図。
以下に、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
<装置構成>図1及び図2を参照して、本実施形態の撮像制御装置としてのデジタルカメラの機能及び外観について説明する。
本実施形態のデジタルカメラ100の背面の外観を示す図1において、表示部101は画像や各種情報を表示する液晶表示パネル(LCD)等からなる。表示部101には、ファインダー外に配置された表示部である背面表示パネル101aと、ファインダー内の表示部である電子ビューファインダー(以下、EVF)101bが含まれる。シャッターボタン102は撮影指示を行うための操作部である。モード切替ボタン103は各種モードを切り替えるための操作部である。コネクタ107は接続ケーブル108とデジタルカメラ100とを接続するインターフェースである。操作部104はユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材からなる操作部である。コントローラホイール106は操作部104に含まれる回転可能な電子ダイヤルである。電源スイッチ105は電源のオン、オフを切り替える操作部である。記録媒体109はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体スロット110は記録媒体109を格納するためのスロットである。記録媒体スロット110に格納された記録媒体109は、デジタルカメラ100との通信が可能となる。蓋111は記録媒体スロット110の蓋である。図1では、蓋111を開けて記録媒体スロット110から記録媒体109の一部を取り出して露出させた状態を示している。接眼検知部112は、赤外線近接センサなどを用いて、EVF101bを内蔵するファインダーの接眼部への何らかの物体の接近を検知する。
本実施形態のデジタルカメラ100の内部構成を示す図2において、撮影レンズ203はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。シャッター204は絞り機能を備える。撮像部205は被写体の光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS等で構成される撮像素子である。A/D変換器206は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器206は、撮像部205から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。バリア202は、デジタルカメラ100の、撮影レンズ203を含む撮像系を覆うことにより、撮影レンズ203、シャッター204、撮像部205を含む撮像系の汚れや破損を防止する。
画像処理部207は、A/D変換器206からのデータ、又は、メモリ制御部209からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部207では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部201が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部207ではさらに、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器206からの出力データは、画像処理部207及びメモリ制御部209を介して、或いは、メモリ制御部209を介してメモリ210に直接書き込まれる。メモリ210は、撮像部205によって得られ、A/D変換器206によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部101に表示するための画像データを格納する。メモリ210は、所定枚数の静止画や所定時間の動画および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ210は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器208は、メモリ210に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部101に供給する。こうして、メモリ210に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器208を介して表示部101により表示される。表示部101は、LCD等の表示器上に、D/A変換器208からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器206によって一旦A/D変換され、メモリ210に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器208においてアナログ変換し、表示部101に逐次転送して表示することで、ライブビューの表示を行える。
不揮発性メモリ213は、電気的に消去・記憶可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ213には、システム制御部201の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システム制御部201は、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ213に記憶されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。212はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ212には、システム制御部201の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ213から読み込んだプログラム等を展開する。また、システム制御部201はメモリ210、D/A変換器208、表示部101等を制御することにより表示制御も行う。
システムタイマー211は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
モード切替ボタン103、第1シャッタースイッチ102a、第2シャッタースイッチ102b、操作部104はシステム制御部201に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切替ボタン103は、システム制御部201の動作モードを静止画撮影モード、動画記録モード、再生モードなどのいずれかに切り替える。静止画撮影モードに含まれるモードとして、オートモード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモードなどがある。モード切替ボタン103で、これらのモードのいずれかに直接切り替えられる。あるいは、モード切替ボタン103で撮影モード選択画面に一旦切り替えた後に、撮影モード選択画面に表示された、各撮影モードに対応する選択肢のいずれかを他の操作部材を用いて選択することで切り替えるようにしてもよい。同様に、動画記録モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第1シャッタースイッチ102aは、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン102の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でオンとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の撮影準備処理を開始する。
第2シャッタースイッチ102bは、シャッターボタン102の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でオンとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部201は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部205からの信号読み出しから記録媒体109に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理を開始する。
操作部104の各操作部材は、表示部101に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、シーンごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタンなどがある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部101に表示される。ユーザは、表示部101に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
コントローラホイール106は、操作部104に含まれる回転操作可能な操作部材であり、方向ボタンと共に選択項目を指示する際などに使用される。コントローラホイール106を回転操作すると、操作量に応じて電気的なパルス信号が発生し、このパルス信号に基づいてシステム制御部201はデジタルカメラ100の各部を制御する。このパルス信号によって、コントローラホイール106が回転操作された角度や、何回転したかなどを判定することができる。なお、コントローラホイール106は回転操作が検出できる操作部材であればどのようなものでもよい。例えば、ユーザの回転操作に応じてコントローラホイール106自体が回転してパルス信号を発生するダイヤル操作部材であってもよい。また、タッチセンサよりなる操作部材で、コントローラホイール106自体は回転せず、コントローラホイール106上でのユーザの指の回転動作などを検出するものであってもよい(いわゆる、タッチホイール)。
電源制御部214は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部214は、その検出結果及びシステム制御部201の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体109を含む各部へ供給する。
電源部215は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、リチウムイオン電池等の二次電池、ACアダプタ等からなる。記録媒体I/F216は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体109とのインターフェースである。記録媒体109は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
通信部217は、無線アンテナや有線ケーブルによって外部機器と通信可能に接続し、映像や音声の送受信を行う。通信部217は無線LAN(Local Area Network)やインターネットにも接続可能である。通信部217は撮像部205で撮像された画像データ(ライブビュー画像を含む)や、記録媒体109に記録されている画像ファイルを外部機器に送信でき、また、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信できる。
姿勢検知部218は、重力方向に対するデジタルカメラ100の姿勢を検知する。姿勢検知部218で検知された姿勢に応じて、撮像部205で撮像された画像がデジタルカメラ100を横に構えて撮影されたものか、縦に構えて撮影されたものかを判別可能である。システム制御部201は、姿勢検知部218で検知された姿勢に関する情報を撮像部205で撮像された画像データに付加したり、画像データを回転して記憶することが可能である。姿勢検知部としては、加速度センサやジャイロセンサ等を用いることができる。
接眼検知部112はファインダーの接眼部に対する目(物体)の接近(接眼)および離反(離眼)を検知する(接近検知)。システム制御部201は、接眼検知部112で検知された状態に応じて、背面表示パネル101aとEVF101bの表示(表示状態)/非表示(非表示状態)を切り替える。接眼検知部112は、例えば赤外線近接センサを用いることができ、EVF101bを内蔵するファインダーの接眼部への何らかの物体の接近を検知することができる。
なお、操作部104の1つとして、背面表示パネル101aに対する接触を検知可能なタッチパネル104aを有する。タッチパネル104aと背面表示パネル101aとは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネル104aを光の透過率が背面表示パネル101aの表示を妨げないように構成し、背面表示パネル101aの表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネル104aにおける入力座標と、背面表示パネル101a上の表示座標とを対応付ける。これにより、あたかもユーザが背面表示パネル101a上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(Grafical User Interface)を構成することができる。すなわち、タッチパネル104aにおけるタッチ検知面が背面表示パネル101aの表示面となる。また、背面表示パネル101aの表示素子と静電容量方式のタッチ検出(タッチ検知)用の電極がセパレータを挟まずに一体的に構成されたインセル型のタッチパネルディスプレイであってもよい。システム制御部201はタッチパネル104aへの以下の操作あるいは状態を検出できる。
・タッチパネル104aにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネル104aにタッチしたこと。すなわち、タッチの開始(以下、タッチダウン(Touch−Down)と呼ぶ)。
・タッチパネル104aを指やペンでタッチしている状態であること(以下、タッチオン(Touch−On)と呼ぶ)。
・タッチパネル104aを指やペンでタッチしたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch−Move)と呼ぶ)。
・タッチパネル104aへタッチしていた指やペンを離したこと。すなわち、タッチの終了(以下、タッチアップ(Touch−Up)と呼ぶ)。
・タッチパネル104aに何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(Touch−Off)と呼ぶ)。
タッチダウンが検出されると、同時にタッチオンであることも検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオンが検出され続ける。タッチムーブが検出されるのもタッチオンが検出されている状態である。タッチオンが検出されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検出された後は、タッチオフとなる。
これらの操作・状態や、タッチパネル104a上に指やペンがタッチしている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部201に通知される。システム制御部201は通知された情報に基づいてタッチパネル104a上にどのような操作(タッチ操作)が行われたかを判定する。
タッチムーブについてはタッチパネル104a上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル104a上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。また、タッチパネル104a上をタッチダウンから一定のタッチムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル104a上に指を触れたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル104a上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行われたと判定できる。また、所定距離以上を、所定速度未満でタッチムーブしたことが検出された場合はドラッグが行われたと判定するものとする。
更に、複数箇所(例えば2点)を同時にタッチして、互いのタッチ位置を近づけるタッチ操作をピンチイン、互いのタッチ位置を遠ざけるタッチ操作をピンチアウトと称する。ピンチアウトとピンチインを総称してピンチ操作(あるいは単にピンチ)と称する。
タッチパネル104aは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いてもよい。方式によって、タッチパネルに対する接触があったことでタッチがあったと検出する方式や、タッチパネルに対する指やペンの接近があったことでタッチがあったと検出する方式ものがあるが、いずれの方式でもよい。
本実施形態のデジタルカメラ100は、中央1点AFや顔AF、瞳AFを用いた撮影が可能である。中央1点AFとは撮影画面内の中央位置1点に対してAFを行うことである。顔AFとは顔検出機能によって検出された撮影画面内の顔に対してAFを行うことである。瞳AFとは顔検出機能の一種でもある器官検出機能によって検出された撮影画面内の顔に含まれる瞳に対してAFを行うことである。
ユーザは、操作部104に含まれるタッチパネル104aや4方向ボタンやSETボタンを操作することで、図4で後述する、ライブビューの拡大表示、フォーカスガイド機能の設定、録画、マニュアル操作でのフォーカス調整が可能である。ライブビューの拡大表示では、操作部104を介して、ライブビューの表示倍率を等倍(第1の倍率、通常倍率、非拡大状態)と、等倍よりも拡大した所定の拡大倍率(第2の倍率)を含む複数の表示倍率のいずれかに切り替える指示操作が可能である。フォーカスガイド機能の設定では、操作部104を介して、後述するフォーカスガイドを表示する機能を有効または無効に設定する指示操作が可能である。録画では、操作部104を介して、動画の記録を開始または終了する指示操作が可能である。マニュアル操作でのフォーカス調整は、操作部104を介して、マニュアルフォーカスでピント位置を調整するための指示操作(MF操作)が可能である。
<フォーカスガイドの表示形態>
次に、図3を参照して、本実施形態におけるフォーカスガイドの表示形態について説明する。
本実施形態では、フォーカスガイド(ガイドアイテム、表示アイテム)は、ライブビューにフォーカスガイドの表示要素のうち、フォーカス枠301が重畳表示された位置(枠内)に対応する撮像範囲から取得されたデフォーカス量に基づいた表示を行う。より詳しくは、フォーカスガイドは、撮像部205に配置されたデフォーカス量を取得可能な画素(撮像面位相差検出の可能な画素)のうち、フォーカス枠301の位置に対応する範囲内の画素群からの出力値に基づいて算出されたデフォーカス量に基づいて、焦点検出位置の合焦度合いを示す。すなわち、フォーカスガイドは、ライブビューで重畳表示された位置の被写体についてフォーカスに関する情報を表示する。本実施形態では、フォーカスガイドの表示形態の種類は、第1〜第4の指標表示形態の4つとし、表示パーツ(表示要素)301〜311により、検出された焦点状態を表現する。表示パーツ301〜311は、フォーカス枠300の上部に配置している。
図3(a)は、第1の指標表示形態の一例で、被写体に合焦していると判定された状態を示す。
合焦状態であると判定されている状態では、外側の表示パーツ301と内側の表示パーツ302の位置が一致(ここではフォーカス枠300の上部で停止)している。また、合焦状態であると判定されている場合は、例えば、表示パーツ301と表示パーツ302を他の表示形態の色(例えば白)と異なる色(例えば緑)で表してもよい。表示パーツ301は、後述する表示パーツ307と308が統合されて1つの表示パーツとして表現された表示パーツである。表示パーツ302は、後述する表示バーツ304と305が統合されて1つの表示パーツとして表現された表示パーツである。
図3(b)、(c)は、それぞれ第2の指標表示形態と第3の指標表示形態の一例を示し、被写体に合焦していないが、焦点検出結果の信頼度が高い場合に、合焦位置までの方向とデフォーカス量の大きさを示す表示例である。
図3(b)は、被写体よりも至近側にピントが合っている(前ピン)場合の表示例を示す。この場合、外側の表示パーツ303(内向きの三角形)がフォーカス枠300の上部に停止した状態で、内側の表示パーツ304と表示パーツ305(外向きの三角形)が、デフォーカス量の変化に伴って、フォーカス枠300を取り囲む円周上に沿って左右対称に移動する。表示パーツ304と表示パーツ305の位置は、デフォーカス量の大きさを示し、両者が表示パーツ303の位置(基準位置)から離れるほど、デフォーカス量が大きいことを示している。なお、表示パーツ303は表示パーツ301に対応し、表示パーツ304と表示パーツ305が重なった状態が表示パーツ302に対応する。
図3(c)は、被写体よりも無限遠側にピントが合っている(後ピン)場合の表示例を示す。この場合、内側の表示パーツ306(外向きの三角形)がフォーカス枠300の上部に停止した状態で、外側の表示パーツ307と表示パーツ308(内向きの三角形)が、デフォーカス量の変化に伴って、フォーカス枠300を取り囲む円周上に沿って左右対称に移動する。表示パーツ307と表示パーツ308の位置はデフォーカス量の大きさを示し、両者が表示パーツ306の位置(基準位置)から離れるほど、デフォーカス量が大きいことを示している。なお、表示パーツ306は表示パーツ302に対応し、表示パーツ307と表示パーツ308が重なった状態が表示パーツ301に対応する。
以上説明したように、第2の指標表示形態と第3の指標表示形態では、移動する表示パーツの位置によってデフォーカス量の大きさを示すことができる。また、フォーカス枠300の上部で停止している表示パーツの向きによって合焦位置までの方向(デフォーカス方向)を示すことができる。
図3(d)は、第4の指標表示形態の一例を示す図であり、焦点検出結果の信頼性が低い場合の表示例を示す。この場合は、デフォーカス量の大きさもデフォーカス方向も示さずに、焦点検出ができないことをユーザに視認させる。本実施形態では、各表示パーツ309〜311を他の表示形態と異なる色(例えばグレー)で表示すると共に、各表示パーツ309〜311を所定位置で固定する表示形態とした。また、各表示パーツ309〜311の形状を他の表示形態と異ならせている。
なお、本実施形態では、フォーカスガイドの表示形態について、図3を用いて説明したが、これに限るものではない。また、フォーカスガイドは、撮像部205から得られる信号(撮像面位相差信号)に基づくデフォーカス量に基づく合焦度合いを表示するものとして説明したが、これに限るものではない。撮像面とは異なる場所に設定された焦点検出センサ(位相差センサ等)からの出力値に基づいて合焦度合いを示すものでもよいし、コントラスト値に基づいて合焦度合いを示すものでもよい。
<撮影処理>次に、図4および図5を参照して、本実施形態のデジタルカメラ100による撮影モードについて説明する。
なお、図4の処理は、不揮発性メモリ213に記録されたプログラムを、システムメモリ212に読み出してシステム制御部201が実行することにより実現する。デジタルカメラ100が撮影モードで起動されると、図4の撮影モード処理を開始する。
S401において、システム制御部201は、撮像部205により撮像処理を開始し、表示部101にライブビューを表示する。また、システム制御部201は、不揮発性メモリ213からカメラ設定値を読み出し、カメラ設定値を示す情報アイコンをライブビューに重畳して表示部101に表示する。
図5(a)は、ライブビュー表示中の画面例を示している。図5(a)の画面500Aには、ライブビュー502が表示され、ライブビュー502の中に被写体503と被写体504が含まれている。
S402において、システム制御部201は、操作部104を介してフォーカスガイド機能を有効にする操作がなされたか否かを判定し、操作がなされたと判定した場合はS403へ進み、そうでない場合はS406進む。
S403において、システム制御部201は、フォーカスガイド機能を有効にする。
S404において、システム制御部201は、ライブビューが等倍表示か否かを判定し、等倍表示と判定した場合はS406へ進み、そうでない場合はS405へ進む。
S405において、システム制御部201は、ライブビューにフォーカスガイドを重畳して表示部101に表示する。図5(b)は、フォーカスガイド機能が有効に設定され、ライブビューに重畳してフォーカスガイドが表示されている画面例を示している。図5(b)の画面500Bには、ライブビュー502の中の被写体504にフォーカスガイド520が重畳表示され、また、フォーカスガイド機能を有効に設定したことを示すガイダンス506が所定時間表示される。フォーカスガイド520は、図3で説明したようにフォーカスガイド位置の焦点検出結果に応じて表示形態が変わる。図5(b)のフォーカスガイド520は非合焦状態を示し、図5(c)の画面500Cのフォーカスガイド521は合焦状態を示している。なお、フォーカスガイドは複数表示(複数設定)可能であってもよい。図5(e)は、等倍のライブビュー表示において複数のフォーカスガイドを表示(設定)した画面例を示している。図5(e)の画面500Eでは複数の被写体503、504に対して複数のフォーカスガイド521、522が同時表示されている。
S406において、システム制御部201は、操作部104に含まれるタッチパネル104aに対してタッチダウンやタッチムーブなどのタッチ操作が行われたか否かを判定し、タッチ操作が行われたと判定した場合はS407へ進み、そうでない場合はS410へ進む。
S407において、システム制御部201は、ライブビューが拡大表示か否かを判定し、拡大表示であると判定した場合はS408へ進み、そうでない場合はS409へ進む。
S408において、システム制御部201は、タッチ操作がなされた位置または移動量に応じてライブビューの拡大表示の中心位置を移動する。
S409において、システム制御部201は、タッチ操作がなされた位置または移動量に応じてフォーカスガイドの表示位置を移動する。なお、拡大位置とフォーカスガイドの表示を連動させてもよい。
S410において、システム制御部201は、操作部104を介してライブビューの拡大表示が指示されたか否かを判定し、指示されたと判定した場合はS411へ進み、そうでない場合はS418へ進む。
S411において、システム制御部201は、ライブビューが等倍表示か否かを判定し、等倍表示であると判定した場合はS412へ進み、そうでない場合はS415へ進む。
S412において、システム制御部201は、表示部101に等倍表示されているライブビューを拡大表示へ切り替える。図5(f)は、ライブビュー拡大表示時の画面例を示している。図5(f)の画面500Fでは、拡大表示されているライブビュー509に重畳して、拡大倍率511や拡大位置のインジケータ512などが表示されている。
S413において、システム制御部201は、フォーカスガイドが表示されているか否かを判定し、フォーカスガイドが表示されていると判定した場合はS414へ進み、そうでない場合はS418へ進む。
S414において、システム制御部201は、表示部101に表示されていたフォーカスガイドを非表示にする。図5(f)の画面500Fのように、拡大表示されているライブビュー509においてフォーカスガイドが非表示とされる。
S415において、システム制御部201は、表示部101に拡大表示されているライブビューを等倍表示へ切り替える。
S416において、システム制御部201は、フォーカスガイド機能が有効か否かを判定し、有効と判定した場合はS417へ進み、そうでない場合はS418へ進む。
S417において、システム制御部201は、表示部101に等倍表示されているライブビューに重畳してフォーカスガイドを表示する。図5(c)の画面500Cや図5(e)の画面500Eでは、等倍表示されているライブビュー508に重畳してフォーカスガイド521、522が表示されている。
S418において、システム制御部201は、操作部104を介して録画開始が指示されたか否かを判定し、指示されたと判定した場合はS419へ進み、そうでない場合はS420へ進む。
S419において、システム制御部201は、動画記録を開始する。図5(d)は動画記録中の画面例を示している。図5(d)の画面500Dでは、動画記録中を示す記録中アイコン507がライブビュー508に重畳して表示されている。また、動画記録中であっても、フォーカスガイド機能が有効ならば、フォーカスガイド521または520は表示される。
S420において、システム制御部201は、操作部104を介してMF操作がなされたか否かを判定し、MF操作がなされたと判定した場合はS424へ進み、そうでない場合はS421へ進む。
S421において、システム制御部201は、操作部104を介してその他の操作がなされたか否かを判定し、その他の操作がなされたと判定した場合はS422へ進み、そうでない場合はS423へ進む。その他の操作は、例えばMF操作以外の撮影パラメータの設定操作や静止画撮影操作などが含まれる。
S422において、システム制御部201は、その他の操作に応じた処理を行う。
S423において、システム制御部201は、操作部104を介して撮影モード処理の終了操作がなされたか否かを判定し、終了操作がなされたと判定した場合は処理を終了し、そうでない場合はS402へ進む。
S424において、システム制御部201は、ライブビューが拡大表示中であるか否かを判定し、拡大表示中であると判定した場合はS425へ進み、そうでない場合はS431へ進む。
S425において、システム制御部201は、フォーカスガイド機能が有効か否かを判定し、フォーカスガイド機能が有効である判定した場合はS426へ進み、そうでない場合はS430へ進む。
S426において、システム制御部201は、動画記録中か否かを判定し、動画記録中と判定した場合はS427へ進み、そうでない場合はS430へ進む。ここで、動画記録中であるか判定している理由は、等倍表示中にフォーカス調整を行いたいケースは主に動画記録中であって、例えばMF操作によるフォーカスの移動の様子を記録したいと考えられるからである。
S427において、システム制御部201は、複数のフォーカスガイドが表示されているか否かを判定し、複数のフォーカスガイドが表示されていると判定した場合はS428へ進み、そうでない場合はS430へ進む。
S428において、システム制御部201は、表示部101に拡大表示されているライブビューを等倍表示へ切り替える。
S429において、システム制御部201は、表示部101に等倍表示されているライブビューに重畳してフォーカスガイドを表示する。図5(c)の画面500Cや図5(e)の画面500Eでは、等倍表示されているライブビュー508にフォーカスガイド521、522が重畳して表示されている。
S430において、システム制御部201は、S420のMF操作によるフォーカス調整量に応じて撮影レンズ203を移動する。
S431において、システム制御部201は、ライブビューに重畳してフォーカスガイドが表示されているか否かを判定し、フォーカスガイドが重畳表示されていると判定した場合はS432へ進み、そうでない場合はS430へ進む。
S432において、システム制御部201は、ライブビューに重畳表示されているフォーカスガイドを非表示にする。
S433において、システム制御部201は、表示部101に等倍表示されているライブビューを拡大表示へ切り替える。
なお、本実施形態ではライブビューの拡大表示中はフォーカスガイドを非表示としているが、図5(g)の画面例に示すように拡大表示中もフォーカスガイドの表示を継続し、かつ動画記録可能としてもよい。図5(g)の画面500Gでは拡大表示されたライブビュー509に重畳してフォーカスガイド521が表示されている。図5(h)は、図5(g)の状態から動画記録を開始した画面例を示している。図5(h)の画面500Hでは、動画記録中を示す記録中アイコン507が拡大表示されているライブビュー509に重畳して表示されている。
また、図5の例ではフォーカスガイドは一定の大きさの矩形の枠で表示していたが、被写体検出結果に応じてサイズを可変として表示してもよい。図5(i)は顔検出枠にフォーカスガイドを表示した画面例である。図5(i)の画面500Iでは、顔検出枠のフォーカスガイド523が被写体503に重畳して表示されている。なお、図5(j)の画面例に示すように、複数のフォーカスガイドを表示しつつ動画記録可能としてもよい。図5(j)の画面500Jでは、各被写体503、504にフォーカスガイド521、522を表示すると共に、動画記録中を示す記録中アイコン507が、ライブビュー508に重畳して表示されている。
また、顔の器官として瞳を検出可能な瞳検出機能が有効に設定されている場合に、フォーカスガイドがある瞳位置を基準に拡大表示されているならば、MF操作をしても等倍表示に切り替えないようにしてもよい。フォーカスガイドがある瞳位置を拡大表示しているユーザは、瞳位置の合焦度合いを詳細に確認したいと考えられるためである。また、瞳が検出されていない場合または瞳検出機能が無効となっている場合など、フォーカスガイドがある顔位置を基準に拡大表示されているならば、MF操作に応じて等倍表示に切り替えるようにしてもよい。フォーカスガイドがある顔位置を拡大表示しているユーザは、顔全体の表情など確認したいと考えられるためである。
なお、上記S425からS427におけるライブビューの拡大表示を等倍表示に切り替えるか否かの判定は全てを実施しなくてもよい。また、デジタルカメラがオートフォーカスモードとマニュアルフォーカスモードを切り替え可能な場合には、マニュアルフォーカスモードの場合にのみ、MF操作に応じて拡大表示を等倍表示に切り替える処理(以下、表示切替処理)を行ってもよい。すなわち、オートフォーカスモードに設定されている場合には、MF操作があっても拡大表示を維持するようにしてもよい。また、ライブビューの出力先がEVF101bの場合(背面表示パネル101aは非表示の場合)にのみ、上記表示切替処理を行ってもよい。出力先が背面表示パネル101aであり、EVF101bが非表示の場合には、ユーザは被写体の周囲状況を確認しながらフォーカス調整を行うことが可能だからである。
また、S425では拡大表示中にフォーカスガイド機能が有効か否かを判定しているが、拡大表示前に判定してもよい。この場合、拡大表示前にフォーカスガイド機能を有効に設定したユーザは、拡大表示前からフォーカスガイドを使いたいと考えられるため、拡大表示を行いフォーカス調整をしたら等倍表示に切り替え、等倍表示においてもフォーカスガイドを表示するようにすればよい。また、拡大表示中にフォーカスガイド機能を有効に設定したユーザは、拡大表示中にフォーカスガイドを見ながらフォーカス調整をしたいと考えられるため、フォーカス調整をしたら等倍表示に切り替え、等倍表示においてもフォーカスガイドを表示するようにしてもよい。フォーカスガイドを表示する設定になっていない場合には、拡大中にフォーカス調整操作があっても等倍に切り替えずに拡大を維持する。さらに、拡大表示前と拡大表示後のいずれかの状態でタッチ操作によってフォーカスガイドの位置を調整していた場合にフォーカス調整をしたら等倍表示に切り替え、フォーカスガイドを表示する設定になっている(有効)ものの、拡大中にフォーカスガイドの位置を調整していなかった場合には拡大中にフォーカス調整操作があっても等倍に切り替えずに拡大を維持するようにしてもよい。フォーカスガイドの位置の調整を行っているユーザは、フォーカスガイドを見ながらフォーカス調整を行いたいユーザであると考えられるためである。
また、S426で動画記録中ではない場合やS427でフォーカスガイドが1箇所または全く表示されていない(有効となっていない)場合であっても、上記表示切替処理(拡大中のフォーカス調整操作に応じて等倍に切り替え、フォーカスガイドを表示する処理)を行ってもよい。また、上記表示切替処理を行うか否かを予めメニュー画面などで選択的に設定できるようにしてもよい。このような設定を行うことでMF操作がなされた場合は表示切替処理を行い、設定されていない場合はMF操作がなされても等倍表示に切り切り替えることなく拡大倍率が維持される。
また、S431での判定に代えて、あるいは、S431での判定がYESであった場合の追加の判定として、MF操作に応じて拡大表示を行うか否かを予めメニュー画面などで選択的に設定したか否かを判定してもよい。この場合、MF操作に応じて拡大表示を行う設定となっている場合にはS432、S433へ進み、MF操作に応じて拡大表示に切り替える。そして、拡大表示中ならばその後さらにMF操作が行われても拡大表示のまま等倍表示には切り替えない。すなわち、S424で拡大表示中と判定された後に、MF操作に応じて拡大表示を行う設定となっているか否かを判定し、MF操作に応じて拡大表示を行う設定となっている場合にはS425に進むことなくS430に進む。また、S424でNOと判定された場合、MF操作に応じて拡大表示を行う設定となっていないと判定した場合はS432、S433へは進まず、拡大表示は行わないようにする。
なお、システム制御部201が行うものとして説明した上述の各種制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェア(例えば、複数のプロセッサや回路、モジュール)が処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例にして説明したが、この例に限定されず、ライブビューを拡大表示する機能やライブビューに重畳してフォーカスガイドを表示する機能を有する機器であれば適用可能である。すなわち、本発明はパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダー、タブレット端末、スマートフォンなどに適用可能である。また、投影装置、ディスプレイを備える家電装置や車載装置、医療機器などにも適用可能である。
なお、本発明は、カメラ本体に限らず、有線または無線通信を介して撮像装置(ネットワークカメラを含む)と通信し、撮像装置を遠隔で制御する制御装置にも適用可能である。撮像装置を遠隔で制御する装置としては、例えば、スマートフォンやタブレットPC、デスクトップPCなどの装置がある。制御装置側で行われた操作や制御装置側で行われた処理に基づいて、制御装置側から撮像装置に各種動作や設定を行わせるコマンドを通知することにより、撮像装置を遠隔から制御可能である。また、撮像装置で撮影したライブビュー画像を有線または無線通信を介して受信して制御装置側で表示できるようにしてもよい。また、撮像装置で撮影したライブビュー画像を有線または無線通信を介して受信して制御装置側で表示できるようにしてもよい。
[他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100…デジタルカメラ、101…表示部、104…操作部、201…システム制御部

Claims (13)

  1. ライブビューの表示倍率を第1の倍率と、前記第1の倍率よりも拡大した第2の倍率を含む複数の表示倍率のいずれかに切り替える切替手段と、
    マニュアルフォーカスの指示操作であるMF操作を受け付ける操作手段と、
    焦点検出位置の合焦度合いを示すガイドを表示するように制御する表示制御手段と、
    ライブビューを前記第2の倍率で表示している場合に、前記MF操作があると、ライブビューを前記第1の倍率での表示に切り替え、前記第1の倍率でのライブビューと共に前記ガイドを表示するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする撮像制御装置。
  2. 前記制御手段は、ライブビューを前記第2の倍率で表示している場合に、前記MF操作があると、ライブビューを前記第1の倍率での表示に切り替え、前記第1の倍率でのライブビューと共に前記ガイドを表示し、かつ、前記MF操作に応じたフォーカス調整を行うように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像制御装置。
  3. 前記ガイドを表示する機能を有効または無効に設定可能な設定手段をさらに有し、
    前記制御手段は、ライブビューを前記第2の倍率で表示中に、前記機能が有効に設定されている場合は、前記MF操作があると、ライブビューを前記第1の倍率での表示に切り替えるように制御し、ライブビューを前記第2の倍率で表示中に、前記機能が無効に設定されている場合は、前記MF操作があっても、前記第2の倍率での表示を維持することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像制御装置。
  4. 前記制御手段は、動画の記録中にライブビューを前記第2の倍率で表示している場合に、前記MF操作があると、ライブビューを前記第1の倍率での表示に切り替えるように制御し、動画の記録中ではない場合には、ライブビューを前記第2の倍率で表示している際に前記MF操作があっても前記第2の倍率での表示を維持することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記ガイドが複数設定されており、ライブビューを前記第2の倍率で表示している場合に、前記MF操作があると、ライブビューを前記第1の倍率での表示に切り替えるように制御し、前記ガイドが複数設定されておらず、ライブビューを前記第2の倍率で表示している場合に、前記MF操作があっても前記第2の倍率での表示を維持することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  6. 前記制御手段は、ライブビューを前記第1の倍率で表示中に、MF操作に応じて拡大表示を行う設定となっている場合は、前記MF操作に応じてライブビューを前記第2の倍率での表示に切り替え、その後、前記MF操作があってもライブビューの前記第2の倍率での表示を維持することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  7. 前記制御手段は、ライブビューを前記第2の倍率で表示している場合には前記ガイドを表示しないことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  8. マニュアルフォーカスモードまたはオートフォーカスモードに切り替え可能な手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記マニュアルフォーカスモードに設定されており、ライブビューを前記第2の倍率で表示している場合に、前記MF操作があると、ライブビューを前記第1の倍率での表示に切り替えるように制御し、
    前記オートフォーカスモードに設定されており、ライブビューを前記第2の倍率で表示している場合には、前記MF操作があっても前記第2の倍率での表示を維持することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  9. ファインダー内の第1の表示部とファインダー外の第2の表示部をさらに有し、
    前記制御手段は、前記第1の表示部にライブビューが前記第2の倍率で表示され、前記第2の表示部にライブビューが表示されていない場合に、前記MF操作があると、前記第1の表示部におけるライブビューを前記第1の倍率での表示に切り替えるように制御し、
    前記第1の表示部にライブビューが表示されておらず、前記第2の表示部にライブビューが前記第2の倍率で表示されている場合に、前記MF操作があっても、前記第2の表示部においてライブビューの前記第2の倍率での表示を維持することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  10. ライブビュー画像から顔および顔の器官である瞳を検出可能な検出手段をさらに有し、
    前記制御手段は、ライブビューを前記第2の倍率で表示中に、ライブビューの拡大表示が前記瞳の位置を基準に行われている場合は、前記MF操作があってもライブビューを前記第1の倍率での表示に切り替えず、前記ライブビューの拡大表示が前記瞳の位置とは異なる第2の位置を基準に行われている場合には、前記MF操作があると、ライブビューを前記第1の倍率での表示に切り替えるように制御することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  11. ライブビューの表示倍率を第1の倍率と、前記第1の倍率よりも拡大した第2の倍率を含む複数の表示倍率のいずれかに切り替える切替手段と、マニュアルフォーカスの指示操作であるMF操作を受け付ける操作手段と、焦点検出位置の合焦度合いを示すガイドを表示するように制御する表示制御手段とを有する撮像制御装置の制御方法であって、
    焦点検出位置の合焦度合いを示すガイドを表示するように制御するステップと、
    ライブビューを前記第2の倍率で表示している場合に、前記MF操作があると、ライブビューを前記第1の倍率での表示に切り替え、前記第1の倍率でのライブビューと共に前記ガイドを表示するように制御するステップと、を有することを特徴とする撮像制御装置の制御方法。
  12. コンピュータを、請求項1から10のいずれか1項に記載された撮像制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  13. コンピュータを、請求項1から10のいずれか1項に記載された撮像制御装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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