JP2020045075A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Sho Yatabe
翔 谷田部
洋佑 坂本
Yosuke Sakamoto
洋佑 坂本
浩 鴇崎
Hiroshi Tokizaki
浩 鴇崎
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Abstract

【課題】ユニフォミティを良好に維持しながら未舗装路での走行性能を向上した空気入りタイヤを提供する。【解決手段】トレッド部1のショルダー領域のタイヤ幅方向外側に隣接するサイド領域に、タイヤ周方向に隣り合う一対のショルダーブロック21からなるブロック対Bのそれぞれに対して1つの第一サイドブロック23を設け、タイヤ周方向に隣り合うブロック対Bの間に位置するショルダーラグ溝31のそれぞれの延長位置に第一サイドブロック23から独立した1つの第二サイドブロック24を設け、これら第一および第二サイドブロック23,24の***高さを3mm以上5mm以下とする。【選択図】図3

Description

本発明は、未舗装路走行用タイヤとして好適な空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、ユニフォミティを良好に維持しながら未舗装路での走行性能を向上した空気入りタイヤに関する。
不整地、泥濘地、雪道、砂地、岩場等の未舗装路の走行を意図した空気入りタイヤでは、一般的に、エッジ成分の多いラグ溝やブロックを主体とするトレッドパターンであって、溝面積が大きいものが採用される。また、トレッド部のタイヤ幅方向最外側に位置するショルダーブロックの更にタイヤ幅方向外側のサイド領域にサイドブロックを設けることが行われている。このようなタイヤでは、トレッド部やサイド領域に設けられた溝やブロックで路面上の泥、雪、砂、石、岩等(以下、これらを総称して「泥等」と言う)を噛み込んでトラクション性能を得ると共に、溝内に泥等が詰まることを防いで、未舗装路での走行性能を向上している(例えば、特許文献1,2を参照)。
これら特許文献1,2のタイヤを対比すると、特許文献1のタイヤは、溝面積が比較的小さく、舗装路における走行性能も考慮したタイプのタイヤであると言える。一方、特許文献2のタイヤは、溝面積が大きく、個々のブロックも大きく、未舗装路での走行性能に特化したタイプのタイヤであると言える。そのため、前者は後者に比べて未舗装路での走行性能が低く、後者は前者に比べて通常走行時の性能が低くなる傾向がある。近年、タイヤに対する要求性能の多様化が進み、これら2タイプのタイヤの中間レベルの性能を有する未舗装路走行用タイヤも求められており、適度な溝形状で未舗装路での走行性能を効率的に高めるための対策が求められている。また、サイドブロックとして様々な形状のブロックを設けることで、良好なエッジ性能を発揮することができるが、ブロック形状が変動することでユニフォミティに影響が出る虞があり、その対策も求められている。
特開2016‐007861号公報 特開2013‐119277号公報
本発明の目的は、ユニフォミティを良好に維持しながら未舗装路での走行性能を向上した空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の空気入りタイヤは、タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部と、該トレッド部の両側に配置された一対のサイドウォール部と、これらサイドウォール部のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部とを備えた空気入りタイヤにおいて、前記トレッド部の表面に、タイヤ赤道の両側でタイヤ周方向に沿って延在する一対の主溝を有し、前記主溝のタイヤ幅方向外側に位置するショルダー領域に、前記主溝からタイヤ幅方向外側に向かって延在してタイヤ周方向に間隔を置いて配置された複数本のショルダーラグ溝と、前記主溝と前記ショルダーラグ溝とによって区画されてタイヤ周方向に沿って配列された複数のショルダーブロックとが設けられ、タイヤ周方向に隣り合う一対のショルダーブロックはブロック対を構成し、複数の前記ブロック対がタイヤ周方向に繰り返し配列されており、前記ショルダー領域のタイヤ幅方向外側に隣接するサイド領域に、前記ブロック対のそれぞれに対して1つの第一サイドブロックが設けられ、且つ、タイヤ周方向に隣り合う前記ブロック対の間に位置するショルダーラグ溝のそれぞれの延長位置に前記第一サイドブロックから独立した1つの第二サイドブロックが設けられ、前記第一サイドブロックおよび前記第二サイドブロックは前記サイドウォール部の外表面から3mm以上5mm以下の範囲で***していることを特徴とする。
本発明では、サイド領域にサイドブロックを設けて未舗装路における走行性能を向上するにあたって、上述のように、ショルダーブロックに対して充分に大きい第一サイドブロックと、この第一サイドブロックから独立した第二サイドブロックとの二種類のブロックを設けると共に、これら第一サイドブロックおよび第二サイドブロックをサイドウォール部の外表面から適度に***させているので、未舗装路における走行性能(特に、悪路におけるエッジ性能とオフロード走破性)を向上することができる。また、第一サイドブロックと第二サイドブロックとがショルダー領域におけるショルダーブロックの配列に応じてタイヤ周方向に繰り返し配列されているので、ユニフォミティを良好に維持することができる。
本発明では、第一サイドブロックが、ブロック対に含まれる一対のショルダーブロックのそれぞれのタイヤ幅方向外側に隣接する一対の隣接ブロック部と、ブロック対に含まれる一対のショルダーブロックの間に位置するショルダーラグ溝の延長位置に配置されて該ショルダーラグ溝のタイヤ幅方向外側を塞ぐ閉塞ブロック部との集合体であり、一対の隣接ブロック部および閉塞ブロック部のそれぞれの頂面の輪郭線が、ショルダーブロックのタイヤ幅方向外側側面においてタイヤ径方向に延在するショルダーラグ溝の輪郭線の延長線上にタイヤ周方向の両側の辺が位置する多角形を構成し、閉塞ブロック部の頂面の面積は前記隣接ブロック部の頂面の面積の30%〜50%であることが好ましい。このように第一サイドブロックをショルダーブロックに対する位置や頂面の面積が相互に異なる要素(隣接ブロック部、閉塞ブロック部)で構成することで、ユニフォミティに影響を及ぼすことなく、サイドブロックによって形成される凹凸を複雑化して未舗装路における走行性能を向上することができる。
このとき、各第一サイドブロックにおいて、一対の隣接ブロック部のそれぞれの頂面の閉塞ブロック部側の輪郭線が最も長く、一対の隣接ブロック部のそれぞれの頂面の閉塞ブロック部側の輪郭線上に隣接ブロック部のタイヤ径方向最内側の頂点が存在することが好ましい。更に、閉塞ブロック部の頂面の輪郭線が構成する多角形がタイヤ径方向内側にV字状に接続された2辺を有し、且つ、これら2辺の間の頂点がタイヤ径方向最内側に位置することが好ましい。これにより、第一サイドブロックを構成する各部(隣接ブロック部、閉塞ブロック部)の形状がより良好になるため、未舗装路における走行性能を向上するには有利になる。
上記のように、第一サイドブロックが隣接ブロック部および閉塞ブロック部を含むとき、第二サイドブロックの頂面の面積が隣接ブロック部の頂面の面積の50%〜70%であることが好ましい。これにより、第一サイドブロックと第二サイドブロックとの大小関係が更に良好になり、未舗装路における走行性能を向上するには有利になる。
本発明では、第一サイドブロックのタイヤ径方向最内側端がタイヤ赤道位置からタイヤ径方向内側に向かってタイヤ断面高さの30%〜60%の範囲に存在することが好ましい。このように第一サイドブロックをサイドウォール部のタイヤ径方向の適度な範囲に配置することで、未舗装路走行時にタイヤが泥等に埋もれた際に、サイドブロックが路面と良好に接することになり、未舗装路における走行性能を効果的に高めることが可能になる。また、サイドブロックの大きさを適度に確保することができるため、ブロック剛性を確保して良好なエッジ効果を得るには有利になる。
本発明では、第一サイドブロックのタイヤ径方向の最大長さが30mm〜40mmであり、且つ、第二サイドブロックのタイヤ径方向の最大長さが第一サイドブロックのタイヤ径方向の最大長さの50%〜60%であることが好ましい。これにより、第一サイドブロックと第二サイドブロックの形状が更に良好になり、特に、タイヤ径方向のエッジ成分を充分に確保することができるので、良好なエッジ効果を確保して未舗装路における走行性能を向上するには有利になる。
本発明では、第二サイドブロックの頂面の形状が多角形であり、この多角形がタイヤ径方向内側にV字状に接続された2辺を有し、且つ、これら2辺の間の頂点がタイヤ径方向最内側に位置することが好ましい。これにより、第二サイドブロックの形状が良好になり、未舗装路における走行性能を向上するには有利になる。
本発明において、「接地端」とは、タイヤを正規リムにリム組みして正規内圧を充填した状態で平面上に垂直に置いて正規荷重を加えたときに形成される接地領域のタイヤ軸方向の両端部である。「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えば、JATMAであれば標準リム、TRAであれば“Design Rim”、或いはETRTOであれば“Measuring Rim”とする。「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表“TIRE ROAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES”に記載の最大値、ETRTOであれば“INFLATION PRESSURE”であるが、タイヤが乗用車用である場合には180kPaとする。「正規荷重」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば最大負荷能力、TRAであれば表“TIRE ROAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES”に記載の最大値、ETRTOであれば“LOAD CAPACITY”であるが、タイヤが乗用車用である場合には前記荷重の88%に相当する荷重とする。
本発明の実施形態からなる空気入りタイヤの子午線断面図である。 本発明の実施形態からなる空気入りタイヤのトレッド面を示す正面図である。 本発明の実施形態からなる空気入りタイヤの要部を拡大して示す説明図である。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の空気入りタイヤは、トレッド部1と、このトレッド部1の両側に配置された一対のサイドウォール部2と、サイドウォール部2のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部3とを備えている。図1において、符号CLはタイヤ赤道を示し、符号Eは接地端を示す。尚、図1は子午線断面図であるため描写されないが、トレッド部1、サイドウォール部2、ビード部3は、それぞれタイヤ周方向に延在して環状を成しており、これにより空気入りタイヤのトロイダル状の基本構造が構成される。以下、図1を用いた説明は基本的に図示の子午線断面形状に基づくが、各タイヤ構成部材はいずれもタイヤ周方向に延在して環状を成すものである。
左右一対のビード部3間にはカーカス層4が装架されている。このカーカス層4は、タイヤ径方向に延びる複数本の補強コードを含み、各ビード部3に配置されたビードコア5の廻りに車両内側から外側に折り返されている。また、ビードコア5の外周上にはビードフィラー6が配置され、このビードフィラー6がカーカス層4の本体部と折り返し部とにより包み込まれている。一方、トレッド部1におけるカーカス層4の外周側には複数層(図1では2層)のベルト層7が埋設されている。各ベルト層7は、タイヤ周方向に対して傾斜する複数本の補強コードを含み、かつ層間で補強コードが互いに交差するように配置されている。これらベルト層7において、補強コードのタイヤ周方向に対する傾斜角度は例えば10°〜40°の範囲に設定されている。更に、ベルト層7の外周側にはベルト補強層8が設けられている。ベルト補強層8は、タイヤ周方向に配向する有機繊維コードを含む。ベルト補強層8において、有機繊維コードはタイヤ周方向に対する角度が例えば0°〜5°に設定されている。
本発明は、このような一般的な断面構造の空気入りタイヤに適用されるが、その基本構造は上述のものに限定されない。
本発明は、後述のショルダー領域とサイド領域(特にサイド領域)に関するものであるので、トレッド部1の詳細な形状は、未舗装路に好適なブロックを主体としたトレッドパターンであれば、図2の例に限定されない。
図2に示す空気入りタイヤのトレッド部1の表面には、タイヤ赤道CLの両側でタイヤ周方向に沿って延在する一対の主溝10が形成される。これら主溝10は、最大幅が例えば9mm〜20mm、溝深さが10mm〜18mmである。これら主溝10は、後述のように、所定の方向に直進する部分が屈曲点を介して連結したジグザグ形状を有している。
これら主溝10によって区画された3列の陸部は、様々な溝によって更にブロック20に区画され、トレッドパターン全体がブロック20を基調としたブロックパターンになっている。図示の例では、複数のブロック20のうち一対の主溝のタイヤ幅方向外側にショルダーブロック21が区画され、一対の主溝の間にはセンターブロック22が区画されている。ショルダーブロック21は、主溝10から接地端Eを超えて延在するショルダーラグ溝31によって区画されて、タイヤ周方向に複数個のショルダーブロック21が配列されている。センターブロック22は、一対の主溝10どうしを連結してタイヤ幅方向に延在するセンターラグ溝32aと、タイヤ周方向に隣り合うセンターラグ溝32aどうしを連結する補助溝32bとによって区画されて、補助溝32bの両側に配置された2列のセンターブロック22がタイヤ周方向に繰り返し配列されている。これらセンターブロック22の踏面やショルダーブロック21の踏面およびタイヤ幅方向外側の側面には任意でサイプ41や細溝42を設けることができる。
尚、主溝10によって区画された陸部を更にブロック20に分割するラグ溝のうち、ショルダーラグ溝31は、溝幅が例えば9mm〜20mm、溝深さが例えば12mm〜17mmであるとよく、センターラグ溝32aは、溝幅が例えば7mm〜13mm、溝深さが例えば11mm〜14mmであるとよい。特に、ショルダーラグ溝31は主溝10と同一の溝深さを有するとよい。また、補助溝32bは、溝幅が例えば7mm〜10mm、溝深さが例えば9mm〜12mmであるとよい。更に、任意で形成されるサイプ41とは、溝幅が例えば0.5mm〜2.0mm、溝深さが例えば2mm〜15mmである微細な溝であり、任意で形成される細溝42とは、主溝10やラグ溝に対して溝幅および溝深さが充分に小さい溝であり、溝幅が例えば0.5mm〜4.0mm、溝深さが例えば2mm〜15mmである。
ショルダーブロック21が設けられたショルダー領域のタイヤ幅方向外側に隣接するサイド領域には、図3に示すように、サイドウォール部2の外表面から***した第一サイドブロック23と第二サイドブロック24が設けられている。第一サイドブロック23は、タイヤ周方向に隣り合う一対のショルダーブロック21をブロック対Bとしたとき、このブロック対Bのそれぞれに対して1つずつ設けられる。一方、第二サイドブロック24は、タイヤ周方向に隣り合うブロック対Bの間に位置するショルダーラグ溝31のそれぞれの延長位置に、第一サイドブロック23から独立して設けられる。これら第一サイドブロック23および第二サイドブロック24はサイドウォール部2の外表面から3mm以上5mm以下の範囲で***している。
このように、個々のショルダーブロック21に対して充分に大きい第一サイドブロック23と、この第一サイドブロック23から独立した第二サイドブロック24との二種類のブロックを設けると共に、これら第一サイドブロック23および第二サイドブロック24をサイドウォール部の外表面から適度に***させているので、未舗装路における走行性能(特に、悪路におけるエッジ性能とオフロード走破性)を向上することができる。また、ブロック対Bはショルダーラグ溝31を挟んでタイヤ全周に亘って繰り返し配列されているので、第一サイドブロック23および第二サイドブロック24もショルダー領域におけるショルダーブロック21(ブロック対B)の配列に応じてタイヤ周方向に繰り返し配列されることになり、ユニフォミティを良好に維持することができる。
このとき、第一サイドブロック23または第二サイドブロック24のいずれか一方が設けられただけでは、サイド領域における凹凸が不十分になり、未舗装路における走行性能を充分に向上することができない。第二サイドブロック24が第一サイドブロック23から独立していないと、サイド領域にタイヤ全周に亘って実質的に連続した陸部が形成されるため、排土性が低下し、未舗装路における走行性能を向上することができない。第一サイドブロック23および第二サイドブロック24の***高さが3mm未満であると、ブロックが小さすぎるため充分なエッジ効果を得ることができない。第一サイドブロック23および第二サイドブロック24の***高さが5mmを超えると、第一サイドブロック23および第二サイドブロック24によるゴム量の増減が顕著になりユニフォミティが低下する。
個々の第一サイドブロック23は、完全に一体化した1つのブロックである必要はなく、いくつかの部分で構成されていることが好ましい。例えば、図示の例の第一サイドブロック23は、ブロック対Bに含まれる一対のショルダーブロック21のそれぞれのタイヤ幅方向外側に隣接する一対の隣接ブロック部23Aと、ブロック対Bに含まれる一対のショルダーブロック21の間に位置するショルダーラグ溝31の延長位置に配置されて、このショルダーラグ溝31のタイヤ幅方向外側を塞ぐ閉塞ブロック部23Bとの集合体であることが好ましい。このように、第一サイドブロック部23を複数の要素(隣接ブロック部23A、閉塞ブロック部23B)で構成することで、ブロック形状が複雑化し、未舗装路における走行性能を向上することができる。尚、図示の例では、ショルダーブロック21のタイヤ幅方向外側の側面と第一サイドブロック23の頂面との境界(ショルダー領域とサイド領域との境界)に、これら側面および頂面よりも***してタイヤ全周に亘って延在する突条25が存在している。この場合であっても、隣接ブロック部23Aは突条25を挟んでショルダーブロック21と隣り合っているので、これらブロックは実質的に隣接していると見做される。
図示の例では、隣接ブロック部23Aと閉塞ブロック部23Bとは、前述の細溝42によって区画されているが、前述のサイプ41によって区画することで隣接ブロック部23Aと閉塞ブロック部23Bとを実質的に連続させてもよい。また、隣接ブロック部23Aについては、図示の例のように、タイヤ径方向に沿って延在するサイプ41や細溝42(図示の例では細溝42)によって更に細分化してもよい。
隣接ブロック部23Aの頂面の輪郭線は、ショルダーブロック21のタイヤ幅方向外側側面においてタイヤ径方向に延在するショルダーラグ溝31の輪郭線の延長線上にタイヤ周方向の両側の辺が位置する多角形を構成する。同様に、閉塞ブロック部23Bの頂面の輪郭線は、ショルダーブロック21のタイヤ幅方向外側側面においてタイヤ径方向に延在するショルダーラグ溝31の輪郭線の延長線上にタイヤ周方向の両側の辺が位置する多角形を構成する。いずれの多角形も、好ましくは四角形、五角形、または六角形であるとよい。例えば、図示の例の隣接ブロック部23Aの頂面は、ブロック内側に向かって凸となる頂点も含めると6個の頂点を有する多角形(六角形)である。また、図示の例の閉塞ブロック部23Bの頂面は五角形である。このように各部の形状を良好にすることで、未舗装路における走行性能をより向上することができる。
隣接ブロック部23Aおよび閉塞ブロック部23Bの頂面は、上記の多角形状であればよいが、更に第一ブロック23の全体として形状を最適化するとよい。即ち、各第一サイドブロック23において、図示のように、一対の隣接ブロック部23Aのそれぞれの頂面の閉塞ブロック部23B側の輪郭線が最も長く、一対の隣接ブロック部23Aのそれぞれの頂面の閉塞ブロック部23B側の輪郭線上に隣接ブロック部23Aのタイヤ径方向最内側の頂点が存在することが好ましい。そして、閉塞ブロック部23Bの頂面の輪郭線が構成する多角形がタイヤ径方向内側にV字状に接続された2辺を有し、且つ、これら2辺の間の頂点がタイヤ径方向最内側に位置することが好ましい。これにより、第一サイドブロック23を構成する各部(隣接ブロック部23A、閉塞ブロック部23B)の形状がより良好になり、第一サイドブロック23の形状が全体としてタイヤ径方向内側に頂点を有する略三角形状になるためるため、エッジ性能と排土性能バランスが良好になり、未舗装路における走行性能を向上するには有利になる。
隣接ブロック部23Aと閉塞ブロック部23Bとを比較したとき、隣接ブロック部23Aの頂面の面積が相対的に大きく、閉塞ブロック部23Bの頂面の面積が相対的に小さいことが好ましい。特に、閉塞ブロック部23Bの頂面の面積が、隣接ブロック部23Aの頂面の面積の好ましくは30%〜50%であるとよい。隣接ブロック部23Aと閉塞ブロック部23Bとの大小関係を設定することで、これら部分のバランスが良好になり、未舗装路における走行性能を向上することができる、また、ユニフォミティを良好に維持することができる。閉塞ブロック部23Bの頂面の面積が隣接ブロック部23Aの頂面の面積の30%未満であると、閉塞ブロック部23Bが過小になり、良好なエッジ効果を得ることが難しくなる。閉塞ブロック部23Bの頂面の面積が隣接ブロック部23Aの頂面の面積の50%を超えると、同程度の大きさのブロックが配列されて、サイド領域における溝面積が確保しにくくなるため、排土性に影響が出る虞がある。
上記のように、第一サイドブロック23を隣接ブロック部23Aおよび閉塞ブロック部23Bで構成した場合、更に、第二サイドブロック24の頂面の面積を隣接ブロック部23Aの頂面の面積の好ましくは50%〜70%に設定するとよい。これにより、第一サイドブロック23と第二サイドブロック24との大小関係が更に良好になり、未舗装路における走行性能を向上するには有利になる。第二サイドブロック24の頂面の面積が隣接ブロック部23Aの頂面の面積の50%未満であると、第二サイドブロック24が過小になり、良好なエッジ効果を得ることが難しくなる。第二サイドブロック24の頂面の面積が隣接ブロック部23Aの頂面の面積の70%を超えると、第二サイドブロック24が過大になり、サイド領域における溝面積が確保しにくくなるため、排土性に影響が出る虞がある。また、ユニフォミティを良好に維持することが難しくなる。
第二サイドブロック24の頂面の形状も、隣接ブロック部23Aや閉塞ブロック部23Bと同様に多角形であるとよい。特に、この多角形がタイヤ径方向内側にV字状に接続された2辺を有し、且つ、これら2辺の間の頂点がタイヤ径方向最内側に位置することが好ましい。例えば、図示の例の第二サイドブロック部24の頂面は、タイヤ径方向内側に1つの頂点が向くように配向された五角形状に構成されている。このような形状にすることで、第二サイドブロック24の形状が良好になり、未舗装路における走行性能を向上するには有利になる。
第一サイドブロック23および第二サイドブロック24は、未舗装路走行時にタイヤが泥等に埋もれた際に、路面に適切に接するように、タイヤ径方向の適度な領域に配置することが好ましい。具体的には、第一サイドブロック23のタイヤ径方向最内側端がタイヤ赤道CLの位置(最大外径位置)からタイヤ径方向内側に向かってタイヤ断面高さSHの好ましくは30%〜60%の範囲に存在するとよい。言い換えると、タイヤ赤道CLの位置(最大外径位置)から第一サイドブロック23のタイヤ径方向最内側端(閉塞ブロック部23Bのタイヤ径方向最内側の頂点)までの距離Dがタイヤ断面高さSHの好ましくは30%〜60%であるとよい。このように第一サイドブロック23をサイドウォール部2のタイヤ径方向の適度な範囲に配置することで、未舗装路における走行性能を効果的に高めることが可能になる。距離Dがタイヤ断面高さSHの30%未満であると、第一サイドブロック23が小さくなるため、良好なエッジ効果を得ることが難しくなる。距離Dがタイヤ断面高さSHの60%を超えると、第一サイドブロック23が大きくなり過ぎて、通常の走行性能に影響が出る虞がある。尚、第二サイドブロック24についても、第一サイドブロック23と同様に、タイヤ径方向最内側端がタイヤ赤道CLの位置(最大外径位置)からタイヤ径方向内側に向かってタイヤ断面高さSHの好ましくは30%〜60%の範囲に存在するとよい。
上述の配置に加えて、第一サイドブロック23のタイヤ径方向の最大長さL3は好ましくは30mm〜40mmであるとよい。また、第二サイドブロック24のタイヤ径方向の最大長さL4を第一サイドブロック23のタイヤ径方向の最大長さL3の好ましくは50%〜60%に設定するとよい。これにより、第一サイドブロック23と第二サイドブロック24の大きさのバランスが更に良好になり、また、タイヤ径方向のエッジ成分を適度に確保することができるので、良好なエッジ効果を確保して未舗装路における走行性能を向上するには有利になる。第一サイドブロック23のタイヤ径方向の最大長さL3が30mm未満であると、第一サイドブロック23の大きさを充分に確保することができず、良好なエッジ効果を得ることが難しくなる。第一サイドブロック23のタイヤ径方向の最大長さL3が40mmを超えると、第一サイドブロック23の体積が大きすぎるため、ユニフォミティに影響が出る虞がある。第二サイドブロック24のタイヤ径方向の最大長さL4が最大長さL3の50%未満であると、第二サイドブロック24が過小になるため、良好なエッジ効果を得ることが難しくなる。第二サイドブロック24のタイヤ径方向の最大長さL4が最大長さL3の60%を超えると、第二サイドブロック24が過大になり、ユニフォミティに影響が出る虞がある。尚、最大長さL3は、図示のように、第一サイドブロック23のタイヤ径方向最外側の点(隣接ブロック部23Aのショルダーブロック21側の輪郭線、即ちショルダー領域とサイド領域の境界)から第一サイドブロック23のタイヤ径方向最内側の点(閉塞ブロック部23Bのタイヤ径方向内側の頂点)までの距離であり、最大長さL4は、図示のように、第二サイドブロック24のタイヤ径方向最外側の点(トレッド部1側の輪郭線)から第二サイドブロック24のタイヤ径方向最内側の点(タイヤ径方向内側の頂点)までの距離である。
図示のように、ブロック対Bを構成する1対のショルダーブロック21のうち一方のブロックのタイヤ幅方向外側のエッジ部に、凹面状に加工されて他方のブロックのタイヤ幅方向外側のエッジ部よりもタイヤ幅方向内側に窪んだ抉れ部21aを設けてもよい。これによりショルダーブロック21のエッジ部のタイヤ周方向に沿った形状が複雑化するため、未舗装路における走行性能を向上するには有利になる。
上述の第一サイドブロック23および第二サイドブロック24は、図2に示すように、タイヤ幅方向両側のサイド領域のうち少なくとも一方のサイド領域(図示の例では右側のサイド領域)に設ければ、上述の効果を発揮することができる。勿論、タイヤ幅方向両側のサイド領域の両方に上述の第一サイドブロック23および第二サイドブロック24を適用することもできる。また、図2のように、一方のサイド領域に上述の第一サイドブロック23および第二サイドブロック24を適用する一方で、他方のサイド領域に異なる形状を採用することで、タイヤ幅方向の一方側のサイド領域と他方側のサイド領域を異なる性能に特化させることもできる。
タイヤサイズがLT265/70R17 121Qであり、図1に例示する基本構造を有し、図2のトレッドパターンを基調とし、第一サイドブロックの有無、第一サイドブロックの***高さ、第一サイドブロックの構造、第一サイドブロックを構成する隣接ブロック部の頂面の形状、第一サイドブロックを構成する閉塞ブロック部の頂面の形状、隣接ブロック部の頂面の面積に対する閉塞ブロック部の頂面の面積の割合、タイヤ断面高さSHに対するタイヤ赤道位置から第一サイドブロックのタイヤ径方向最内側端までの距離Dの割合(D/SH×100%)、第一サイドブロックの最大長さL3、第二サイドブロックの有無、第二サイドブロックの***高さ、第二サイドブロックの頂面の形状、隣接ブロック部の面積に対する第二ブロックの面積の割合、第一サイドブロックの最大長さL3に対する第二サイドブロックの最大長さL4の割合(L4/L3×100%)をそれぞれ表1〜3のように設定した比較例1〜4、実施例1〜17の21種類の空気入りタイヤを作製した。
表1〜3の「第一サイドブロックの構造」の欄について、第一サイドブロックが図示のように隣接ブロック部および閉塞ブロック部の集合体である場合を「集合体」と表示し、図示の形状を基調として隣接ブロック部および閉塞ブロック部に区画されないブロックが形成された場合を「一体物」と表示した。表1〜3の「隣接ブロック部の形状」の欄について、図示の形状の場合を「六角形(図示)」と表示し、図示の形状を基調としてブロック内側に向けて凸となる頂点を挟んだ2辺が1本の直線に置き換わった五角形であるばあいを「五角形」と表示した。表1〜3の「閉塞ブロック部の形状」および「第二ブロックの形状」の欄について、図示の形状の場合を「五角形(図示)」と表示し、図示の形状をブロックのV字状に接続された2辺とその間の頂点がタイヤ径方向外側を向いている場合を「五角形(反転)」と表示した。
これら空気入りタイヤについて、下記の評価方法により、タイヤのユニフォミティと、オフロード走破性と、未舗装路における発進性とを評価し、その結果を表1〜3に併せて示した。
ユニフォミティ
各試験タイヤについて、JIS D4233に準拠した条件でラジアルフォースバリエーション試験(RFV試験)を行い、ラジアルフォースバリエーション(RFV)を測定した。評価結果は、従来例の値の逆数を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほどユニフォミティが良好であることを意味する。指数値が「95」以上であれば従来レベルと同等の良好なユニフォミティが得られたことを意味する。
オフロード走破性
各試験タイヤをリムサイズ17×8Jのホイールに組み付けて、空気圧を350kPaとして試験車両(四輪駆動のSUV)に装着し、未舗装路(グラベル路面)からなる試験路にて走破性についてテストドライバーによる官能評価を行った。評価結果は、比較例1の値を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほどオフロード走破性が優れることを意味する。指数値が「102」以下では、実質的に基準とした比較例1と同程度であり、オフロード走破性を充分に向上することができなかったことを意味する。
発進性
各試験タイヤをリムサイズ17×8Jのホイールに組み付けて、空気圧を350kPaとして試験車両(四輪駆動のSUV)に装着し、未舗装路(グラベル路面)からなる試験路にて発進性についてテストドライバーによる官能評価を行った。評価結果は、比較例1の値を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほど未舗装路における発進性が優れることを意味する。指数値が「102」以下では、実質的に基準とした比較例1と同程度であり、未舗装路における発進性を充分に向上することができなかったことを意味する。
Figure 2020045075
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表1〜3から明らかなように、実施例1〜17はいずれも、比較例1と比較して、ユニフォミティ、オフロード走破性、未舗装路における発進性を向上した。尚、グラベル路面における発進性のみを評価したが、他の未舗装路(泥濘路や岩場や雪道など)を走行した場合であっても、本発明のタイヤは、路面上の泥や岩や雪などに対して有効に作用するので、優れた発進性能を発揮することができる。
一方、比較例2は、第一サイドブロックを有さず、第二サイドブロックのみが設けられたため、ユニフォミティ、オフロード走破性、未舗装路における発進性を向上する効果が得られなかった。比較例3は第一および第二サイドブロックの***高さが小さすぎるため、オフロード走破性、未舗装路における発進性を向上する効果が充分に得られなかった。比較例4は第一および第二サイドブロックの***高さが大きすぎるため、ユニフォミティが悪化した。
1 トレッド部
2 サイドウォール部
3 ビード部
4 カーカス層
5 ビードコア
6 ビードフィラー
7 ベルト層
8 ベルト補強層
10 主溝
20 ブロック
21 ショルダーブロック
21a 抉れ部
22 センターブロック
23 第一サイドブロック
23A 隣接ブロック部
23B 閉塞ブロック部
24 第二サイドブロック
25 突条
31 ショルダーラグ溝
32a センターラグ溝
32b 補助溝
41 サイプ
42 細溝
B ブロック対
CL タイヤ赤道
E 接地端

Claims (8)

  1. タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部と、該トレッド部の両側に配置された一対のサイドウォール部と、これらサイドウォール部のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部とを備えた空気入りタイヤにおいて、
    前記トレッド部の表面に、タイヤ赤道の両側でタイヤ周方向に沿って延在する一対の主溝を有し、
    前記主溝のタイヤ幅方向外側に位置するショルダー領域に、前記主溝からタイヤ幅方向外側に向かって延在してタイヤ周方向に間隔を置いて配置された複数本のショルダーラグ溝と、前記主溝と前記ショルダーラグ溝とによって区画されてタイヤ周方向に沿って配列された複数のショルダーブロックとが設けられ、タイヤ周方向に隣り合う一対のショルダーブロックはブロック対を構成し、複数の前記ブロック対がタイヤ周方向に繰り返し配列されており、
    前記ショルダー領域のタイヤ幅方向外側に隣接するサイド領域に、前記ブロック対のそれぞれに対して1つの第一サイドブロックが設けられ、且つ、タイヤ周方向に隣り合う前記ブロック対の間に位置するショルダーラグ溝のそれぞれの延長位置に前記第一サイドブロックから独立した1つの第二サイドブロックが設けられ、
    前記第一サイドブロックおよび前記第二サイドブロックは前記サイドウォール部の外表面から3mm以上5mm以下の範囲で***していることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記第一サイドブロックが、前記ブロック対に含まれる一対のショルダーブロックのそれぞれのタイヤ幅方向外側に隣接する一対の隣接ブロック部と、前記ブロック対に含まれる一対のショルダーブロックの間に位置するショルダーラグ溝の延長位置に配置されて該ショルダーラグ溝のタイヤ幅方向外側を塞ぐ閉塞ブロック部との集合体であり、
    前記一対の隣接ブロック部および前記閉塞ブロック部のそれぞれの頂面の輪郭線が、前記ショルダーブロックのタイヤ幅方向外側側面においてタイヤ径方向に延在する前記ショルダーラグ溝の輪郭線の延長線上にタイヤ周方向の両側の辺が位置する多角形を構成し、
    前記閉塞ブロック部の頂面の面積は前記隣接ブロック部の頂面の面積の30%〜50%であることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 各第一サイドブロックにおいて、一対の前記隣接ブロック部のそれぞれの頂面の前記閉塞ブロック部側の輪郭線が最も長く、一対の前記隣接ブロック部のそれぞれの頂面の前記閉塞ブロック部側の輪郭線上に前記隣接ブロック部のタイヤ径方向最内側の頂点が存在することを特徴とする請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記閉塞ブロック部の頂面の輪郭線が構成する多角形がタイヤ径方向内側にV字状に接続された2辺を有し、且つ、これら2辺の間の頂点がタイヤ径方向最内側に位置することを特徴とする請求項2または3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記第二サイドブロックの頂面の面積が前記隣接ブロック部の頂面の面積の50%〜70%であることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記第一サイドブロックのタイヤ径方向最内側端がタイヤ赤道位置からタイヤ径方向内側に向かってタイヤ断面高さの30%〜60%の範囲に存在することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記第一サイドブロックのタイヤ径方向の最大長さが30mm〜40mmであり、且つ、前記第二サイドブロックのタイヤ径方向の最大長さが前記第一サイドブロックのタイヤ径方向の最大長さの50%〜60%であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記第二サイドブロックの頂面の形状が多角形であり、この多角形はタイヤ径方向内側にV字状に接続された2辺を有し、且つ、これら2辺の間の頂点がタイヤ径方向最内側に位置することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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