JP2020041669A - 支持装置 - Google Patents

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    • B23Q1/00Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
    • B23Q1/25Movable or adjustable work or tool supports
    • B23Q1/26Movable or adjustable work or tool supports characterised by constructional features relating to the co-operation of relatively movable members; Means for preventing relative movement of such members
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Abstract

【課題】物体の位置および姿勢の調整を可能としつつ該物体を高い剛性で支持する支持装置を提供する。【解決手段】物体の互いに異なる箇所をそれぞれ支持する3つの支持機構11の各々は、調整機構111と、調整機構によって支持される応力吸収機構112と、を含み、調整機構は、固定部材1113によって支持された可動部材1112を含み、応力吸収機構は、支持部材1124と、第1軸の周りの回転AR4、第2方向、第2軸の周りの回転AR2、第3軸の周りの回転AR3に関して自由度を有し、第1方向および第3方向に関しては自由度を有しないように可動部材と支持部材とを結合する結合部材1120とを含み、可動部材は、第1方向に自由度を有する一方で、少なくとも第3方向に自由度を有しないように固定部材によって支持され、3つの支持機構がそれぞれ配置された位置を頂点とする三角形の外接円の内側にそれぞれの第2方向が向くように配置される。【選択図】図2

Description

本発明は、物体を支持する支持装置に関する。
物体を変形させることなく、物体の表面の法線方向とそれに直交する2方向にそれぞれ平行な2軸の周りの回転とに関して物体の位置および姿勢を調整可能で、高い剛性を有する支持装置が要求されている。特許文献1には、3個の圧電アクチュエータを使用してθZステージ上にメインステージを保持する精密ステージ装置が記載されている。各圧電アクチュエータは、積層圧電素子と、積層圧電素子によって駆動される球面ヒンジとを有し、球面ヒンジがメインステージに結合されている。球面ヒンジは、積層圧電素子の駆動方向に関しては高い剛性を有し、他の方向に関しては弱い弾性を有する。
特許第2780817号公報
特許文献1に記載された精密ステージ装置では、メインステージが傾くときに、メインステージから球面ヒンジに対してXY平面方向の力が作用する。この際に、球面ヒンジは、容易にXY平面方向に弾性変形するので、メインステージ自体に過大な歪み応力が発生することがない。しかしながら、球面ヒンジは、積層圧電素子の駆動方向以外の方向(XY平面方向)については剛性が小さいので、メインステージを高い剛性で支持することができない。
本発明は、物体の位置および姿勢の調整を可能としつつ該物体を高い剛性で支持するために有利な技術を提供することを目的とする。
本発明の1つの側面は、物体を支持する支持装置に係り、前記支持装置は、前記物体の互いに異なる箇所をそれぞれ支持する3つの支持機構を備え、前記3つの支持機構の各々は、調整機構と、前記調整機構によって支持される応力吸収機構と、を含み、前記調整機構は、固定部材と、前記固定部材によって支持された可動部材とを含み、前記応力吸収機構は、前記物体を支持する支持部材と、第1方向に平行な第1軸の周りの回転、前記第1方向に直交する第2方向、前記第2方向に平行な第2軸の周りの回転、前記第1方向および前記第2方向に直交する第3方向に平行な第3軸の周りの回転に関して自由度を有し、前記第1方向および前記第3方向に関しては自由度を有しないように前記可動部材と前記支持部材とを結合する結合部材と、を含み、前記可動部材は、前記第1方向に自由度を有する一方で、少なくとも前記第3方向に自由度を有しないように前記固定部材によって支持され、前記3つの支持機構は、前記3つの支持機構がそれぞれ配置された位置を頂点とする三角形の外接円の内側にそれぞれの前記第2方向が向くように配置されている。
本発明によれば、物体の位置および姿勢の調整を可能としつつ該物体を高い剛性で支持するために有利な技術が提供される。
本発明の1つの実施形態の支持装置の構成を示す図。 本発明の1つの実施形態の支持装置における1つの支持機構の構成を示す斜視図。 本発明の1つの実施形態の支持装置における1つの支持機構の構成を示す断面図。 支持装置における3つの支持機構の配置の1つの例を示す図。 支持装置における3つの支持機構の配置の他の例を示す図。 支持機構における調整機構の変形例を示す図。 支持機構における応力吸収機構の変形例を示す図。 支持機構における応力吸収機構の他の変形例を示す図。
以下、添付図面を参照しながら本発明をその例示的な実施形態を通して説明する。
図1には、本発明の1つの実施形態の支持装置10の構成が示されている。支持装置10は、物体12を支持する。物体12は、例えば、ステージまたはチャック等の部材または構造物であってもよいし、ミラー等の光学部品であってもよいが、これらに限定されるものではない。支持装置10は、物体12の位置および姿勢を調整可能に構成されうる。例えば、支持装置10は、物体12の表面の法線方向における物体12の位置と、該法線方向に直交する2つの方向にそれぞれ平行な2つの軸の周りにおける物体12の姿勢(傾き)と、の3自由度を調整可能に構成されうる。あるいは、支持装置10は、支持装置10が設置された構造体の表面の法線方向における物体12の位置と、該法線方向に直交する2つの方向にそれぞれ平行な2つの軸の周りにおける物体12の姿勢(傾き)と、の3自由度を調整可能に構成されうる。
支持装置10は、物体12の互いに異なる箇所をそれぞれ支持する3つの支持機構11を備えうる。支持装置10は、追加の1以上の支持機構11を備えてもよい。換言すると、支持装置10は、物体12の互いに異なる箇所をそれぞれ支持する4以上の支持機構11を備えてもよい。一例において、支持装置10は、物体12の互いに異なる箇所にそれぞれ固定された3つの結合部13のそれぞれを3つの支持機構11のうち対応する支持機構11が支持するように構成されうる。
図2には、1つの支持機構11の構成が例示されている。図3には、図2に示された支持機構11の断面の構成が例示されている。ここで、本明細書および図面では、方向を表現する用語として、相互に直交する方向を示す第1方向、第2方向、第3方向という用語が用いられる。第1方向は、物体12の表面の法線方向、または、支持装置10が設置された構造体の表面の法線方向でありうる。第1方向は、複数の支持機構11において共通する方向を示す用語として使用されるが、第2方向および第3方向は、個々の支持機構11における方向を示す用語として使用される。例えば、ある支持機構11における第2方向および第3方向は、他の支持機構11における第2方向および第3方向とはそれぞれ異なりうる。
各支持機構11は、調整機構111と、調整機構111によって支持される応力吸収機構112とを含みうる。応力吸収機構112は、結合部13を介して物体12を支持する。調整機構111は、固定部材1113と、可動部材1112とを含む。図2の例では、固定部材1113は、支持装置10を設置するべき床、筐体、台等の構造体に固定されうる。可動部材1112は、第1方向にのみ自由度を有するように固定部材1113によって支持されうる。調整機構111は、可動部材1112が第1方向にのみ自由度を有するように固定部材1113と可動部材1112とを結合する第1弾性部材1111を含みうる。第1方向における可動部材1112の変位は、矢印AR1によって示されている。第1弾性部材1111は、一例において、複数の板バネで構成される平行リンク構造を有しうる。図2の例では、第1弾性部材1111は、4枚の板バネで構成される平行リンク構造を有する。第1弾性部材1111が平行リンク構造を有することにより、可動部材1112は、第1方向にのみ自由度を有する。つまり、可動部材1112は、第1方向以外の方向および回転に関しては、高い剛性を有する(自由度を有しない)。ただし、後述するように、可動部材1112は、第1方向に自由度を有する一方で、少なくとも第3方向に自由度を有しないように固定部材1113によって支持されてもよい。
可動部材1112を第1方向に変位させる構成、換言すると、第1方向における可動部材1112の位置を調整するための構成として、ネジ機構を採用することができる。図3の例では、雄ネジを有するボルト114が、雌ネジを有する固定部材1113に固定されている。ボルト114の先端は、可動部材1112に当接している。ボルト114を回転させることによって、第1方向における可動部材1112の位置が調整されうる。ネジ機構に代えて、第1方向における可動部材1112の位置を調整するための構成として、固定部材1113と可動部材1112との距離を調整することができるように、モータまたは圧電素子等のアクチュエータが設けられてもよい。
応力吸収機構112は、調整機構111の可動部材1112に結合された基礎部材1125と、物体12を支持する支持部材1124と、基礎部材1125と支持部材1124とを結合する結合部材1120とを含みうる。この例では、基礎部材1125を介して可動部材1112と支持部材1124とが結合部材1120によって結合されている。これに代えて、基礎部材1125を設けずに、調整機構111の可動部材1112と支持部材1124とを結合部材1120によって直接に結合してもよい。結合部材1120は、第1方向に平行な第1軸の周りの回転、第2方向、第2方向に平行な第2軸の周りの回転、第3方向に平行な第3軸の周りの回転に関して自由度を有するように可動部材1112(基礎部材1125)と支持部材1124とを結合する。また。結合部材1120は、第1方向および第3方向に関しては自由度を有しないように可動部材1112(基礎部材1125)と支持部材1124とを結合する。
第1方向に平行な第1軸の周りにおける支持部材1124の回転は、矢印AR4によって示されている。第2方向における支持部材1124の変位は、矢印AR5によって示されている。第2方向に平行な第2軸の周りにおける支持部材1124の回転は、矢印AR2によって示されている。第3方向に平行な第3軸の周りにおける支持部材1124の回転、矢印AR3によって示されている。
結合部材1120は、第2弾性部材1121、第3弾性部材1122および第4弾性部材1123を含みうる。第1弾性部材1121は、支持部材1124に対して第2方向に平行な第2軸の周りの回転(AR2)の自由度を与えるように、基礎部材1125と支持部材1124とを結合する。第3弾性部材1122は、支持部材1124に対して第3方向に平行な第3軸の周りの回転(AR3)の自由度を与えるように、基礎部材1125と支持部材1124とを結合する。第4弾性部材1123は、支持部材1124に対して第2方向の変位(AR5)の自由度を与えるように、基礎部材1125と支持部材1124とを結合する。第2弾性部材1121および第3弾性部材1122の少なくとも一方は、支持部材1124に対して第1方向に平行な第1軸の周りの回転(AR4)の自由度を与えるように基礎部材1125と支持部材1124とを結合しうる。第2弾性部材1121、第3弾性部材1122および第4弾性部材1123は、支持部材1124と基礎部材1125との間に直列に接続されている。
図2の例において、第2弾性部材1121は、矢印AR2の方向への可撓性を有する板バネで構成され、支持部材1124が矢印AR2の方向に回転することを可能にする。また、図2の例において、第3弾性部材1122は、矢印AR3の方向へ可撓性を有する板バネで構成され、支持部材1124が矢印AR3の方向に回転することを可能にする。また、第2弾性部材1121および第3弾性部材1122は、矢印AR4の方向への捻れを可能にする長さを有し、これにより支持部材1124が矢印AR4の方向に回転することを可能にする。第1方向における第2弾性部材1121および第3弾性部材1122の長さは同じであってもよいし、一方を他方より十分に長くして、捻れの機能を当該一方に与えてもよい。また、図2の例において、第4弾性部材1123は、第2方向への可撓性を有する4つの板バネを用いた平行リンク構造を有し、支持部材1124が矢印AR5の方向に変位することを可能にする。以上の構成により、応力吸収機構112は、支持部材1124が矢印AR2、AR3、AR4、AR5の方向の自由度を与え、他の方向に関しては自由度を与えない。
図4には、支持装置10における3つの支持機構11の配置の1つの例が示されている。図4に例示されるように、3つの支持機構11は、当該3つの支持機構11がそれぞれ配置された位置を頂点とする三角形の外接円の内側にそれぞれの第2方向が向くように配置されうる。また、3つの支持機構11は、当該3つの支持機構11がそれぞれ配置された位置を頂点とする三角形の外接円の中心にそれぞれの第2方向が向くように配置されうる。また、別の観点において、3つの支持機構11は、当該3つの支持機構11がそれぞれ配置された位置を頂点とする三角形の重心にそれぞれの第2方向が向くように配置されうる。3つの支持機構11がそれぞれ配置された位置を頂点とする三角形は、一例において、正三角形である。
図2における矢印AR2、AR3、AR4の方向に関する支持部材1124の自由度は、3つの支持機構11によって支持される物体12を傾けた場合に物体12において発生する応力を吸収し、物体12の変形を低減するように機能する。図2における矢印AR5の方向に関する支持部材1124の自由度は、3つの支持機構11によって支持される物体12を傾けた場合に3つの支持機構11のそれぞれの支持部材1124の相互の間隔の変化を許容する。したがって、図2における矢印AR5の方向に関する支持部材1124の自由度も、物体12において発生する応力を吸収し、物体12の変形を低減するように機能する。
物体12を傾ける場合、3つの支持機構11をそれぞれ頂点とする三角形は、その中心に向かって縮小するように変形しうる。したがって、3つの支持機構11のうちの少なくとも1つの支持機構11は、その第2方向が外接円の中心または三角形の重心を向くように配置されることが好ましい。また、3つの支持機構11のうちの2つの支持機構11は、その第2方向が外接円の中心または三角形の重心を向くように配置されることがより好ましい。また、3つの支持機構11の全ての第2方向が外接円の中心または三角形の重心を向くように配置されることが最も好ましい。
図5には、3つの支持機構11の配置の他の例が示されている。図5では、3つの支持機構11を相互に区別するための符号11a、11b、11cが付されている。図5の例では、3つの支持機構11をそれぞれ頂点とする三角形およびその外接円を考えることができる。図5の例では、3つの支持機構11a、11b、11cのうちの1つの支持機構11aは、その第2方向が三角形の重心および外接円の中心に向くように配置されている。また、3つの支持機構11a、11b、11cのうちの2つの支持機構11b、11cは、それらの第2方向が支持機構11aの第2方向に直交するように配置されている。このような構成においても、物体12を傾けた場合における物体12の変形を低減することができる。
ここで、図4、図5は、3つの支持機構11の少なくとも1つの支持機構11の第2方向が三角形の内側を向き、かつ、3つの支持機構11の少なくとも1つの支持機構11の第2方向が他の支持機構11の第2方向と平行ではない構成を例示している。あるいは、図4、図5は、3つの支持機構11の少なくとも1つの支持機構11の第2方向が三角形の中央部を向き、かつ、3つの支持機構11の少なくとも1つの支持機構11の第2方向が他の支持機構11の第2方向と平行ではない構成を例示している。ここで、三角形の中央部は、例えば、三角形の重心を中心とする円であって該三角形の面積の30%又は20%又は10%の面積を有する円の中の領域でありうる。
本実施形態の支持装置10は、それによって支持される物体12の変形を抑えながら、物体12の表面の法線方向における物体12の位置と該法線方向に直交する2つの方向にそれぞれ平行な2つの軸の周りにおける物体12の姿勢とを調整することができる。
図6には、支持機構11における調整機構111の変形例が示されている。図6の例では、第1弾性部材1111は、可動部材1112が第1方向、および、第3方向に平行な第3軸の周りの回転のみに自由度を有するように固定部材1113と可動部材1112とを結合する。第1弾性部材1111は、可動部材1112が第3軸の周りで回転できるように固定部材1113と可動部材1112とを結合する板バネでありうる。図3に例示されるようなネジ機構、又は、アクチュエータによって可動部材1112を図6の白矢印の方向に押圧することによって、可動部材1112は、第3軸の周りで回転しつつ第1方向に変位しうる。図6に示された例においても、調整機構111は、固定部材1113と、第1方向に自由度を有する一方で、少なくとも第3方向に自由度を有しないように固定部材1113によって支持された可動部材1112とを含む。
図7には、応力吸収機構112の変形例が示されている。図7の例では、第4弾性部材1123は、支持部材1124に対して第2方向、および、第3方向に平行な第3軸の周りの回転のみの自由度を与えるように調整機構111(可動部材1112)と支持部材1124とを結合する板バネで構成されている。
図8には、応力吸収機構112の変形例が示されている。図8の例でも、図7の例と同様に、第4弾性部材1123は、支持部材1124に対して第2方向、および、第3方向に平行な第3軸の周りの回転のみの自由度を与えるように調整機構111(可動部材1112)と支持部材1124とを結合する板バネで構成されている。図8の例では、第4弾性部材1123が第3弾性部材1122に対して直接に接続されており、一つの長い板バネ構造が構成されている。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
10:支持装置、11:支持機構、12:物体、13:結合部、111:調整機構、1111:第1弾性部材、1112:可動部材、1113:固定部材、1114:ボルト、112:応力吸収機構、1120:結合部材、1121:第2弾性部材、1122:第3弾性部材、1123:第4弾性部材、1124:支持部材

Claims (10)

  1. 物体を支持する支持装置であって、
    前記物体の互いに異なる箇所をそれぞれ支持する3つの支持機構を備え、
    前記3つの支持機構の各々は、調整機構と、前記調整機構によって支持される応力吸収機構と、を含み、
    前記調整機構は、固定部材と、前記固定部材によって支持された可動部材とを含み、
    前記応力吸収機構は、前記物体を支持する支持部材と、第1方向に平行な第1軸の周りの回転、前記第1方向に直交する第2方向、前記第2方向に平行な第2軸の周りの回転、前記第1方向および前記第2方向に直交する第3方向に平行な第3軸の周りの回転に関して自由度を有し、前記第1方向および前記第3方向に関しては自由度を有しないように前記可動部材と前記支持部材とを結合する結合部材と、を含み、
    前記可動部材は、前記第1方向に自由度を有する一方で、少なくとも前記第3方向に自由度を有しないように前記固定部材によって支持され、
    前記3つの支持機構は、前記3つの支持機構がそれぞれ配置された位置を頂点とする三角形の外接円の内側にそれぞれの前記第2方向が向くように配置されている、
    ことを特徴とする支持装置。
  2. 前記調整機構は、前記可動部材が前記第1方向にのみ自由度を有するように前記固定部材と前記可動部材とを結合する第1弾性部材を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の支持装置。
  3. 前記第1弾性部材は、平行リンク構造を有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の支持装置。
  4. 前記調整機構は、前記可動部材が前記第1方向、および、前記第3軸の周りの回転のみに自由度を有するように前記固定部材と前記可動部材とを結合する第1弾性部材を含み、前記第1弾性部材は、前記可動部材が前記第3軸の周りで回転できるように前記固定部材と前記可動部材とを結合する板バネである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の支持装置。
  5. 前記結合部材は、前記支持部材に対して前記第2軸の周りの回転の自由度を与えるように前記可動部材と前記支持部材とを結合する第2弾性部材と、前記支持部材に対して前記第3軸の周りの回転の自由度を与えるように前記可動部材と前記支持部材とを結合する第3弾性部材と、前記支持部材に対して前記第2方向の自由度を与えるように前記可動部材と前記支持部材とを結合する第4弾性部材とを含む、
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の支持装置。
  6. 前記第2弾性部材および前記第3弾性部材の少なくとも一方が、前記支持部材に対して前記第1軸の周りの回転の自由度を与えるように前記可動部材と前記支持部材とを結合する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の支持装置。
  7. 前記第4弾性部材は、前記支持部材に対して前記第2方向のみの自由度を与えるように前記可動部材と前記支持部材とを結合する平行リンク構造を有する、
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の支持装置。
  8. 前記第4弾性部材は、前記支持部材に対して前記第2方向、および、前記第3方向に平行な前記第3軸の周りの回転のみの自由度を与えるように前記可動部材と前記支持部材とを結合する板バネである、
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の支持装置。
  9. 前記3つの支持機構の少なくとも1つの支持機構の前記第2方向が前記三角形の中央部を向き、かつ、前記3つの支持機構の少なくとも1つの支持機構の前記第2方向が他の支持機構の前記第2方向と平行ではない、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の支持装置。
  10. 前記3つの支持機構は、前記三角形の中心にそれぞれの前記第2方向が向くように配置されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の支持装置。
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