JP2020040345A - ヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】全体寸法の大型化を抑制しつつ、圧電素子への液体のリークを防止し、かつ、液体の吐出量の減少を抑制することができるヘッドを提供する。【解決手段】ヘッド11は、ノズルに連通する個別流路が形成された第1プレートと、前記第1プレートにおける前記ノズル側とは反対側に積層された第2プレートと、積層方向から見て前記個別流路の圧力室31と重なる位置に振動板を介して配置された圧電素子と、を備えている。前記第2プレートは、前記圧電素子を収容する収容空間51と、前記収容空間51を挟む位置にて前記積層方向に延設され、前記個別流路にそれぞれ連通する一対の連通流路80、90と、を有している。この一対の前記連通流路80、90の内周面において互いに近接する部分どうしの間隔は、前記積層方向において前記個別流路に近い前記連通流路の一方端側が他方端側よりも広い。【選択図】図3

Description

本発明は、ヘッドに関する。
従来のヘッドを有する装置として、特許文献1のインクジェットプリンタが知られている。このインクジェットプリンタは、流体チャンバ、流体入口ポート及び流体出口ポートを有している。流体チャンバはその下部にてノズルに連通し、流体入口ポート及び流体出口ポートは流体チャンバの上部の離隔した位置に形成されている。
また、流体入口ポートと流体出口ポートとの間であって、振動板を介して流体チャンバの上方には、アクチュエータが設けられている。このようなヘッドは、インクが流体入口ポートから流体チャンバに流入し、アクチュエータにより振動板が変位することにより流体チャンバを介してノズルから吐出される。また、吐出されなかったインクは流体チャンバから流体出口ポートへ流出して循環している。
WO2016/193749号公報
上記特許文献1のインクジェットプリンタでは、流体入口ポート及び流体出口ポートのそれぞれに接続される流路とアクチュエータとの間に隔壁が設けられる。隔壁は、各流路からアクチュエータへのインク漏れを防止している。この隔壁の厚みを、ヘッドの小型化の要望に応じて小さくすると、流路からアクチュエータ側へインクがリークする恐れがある。
一方、ヘッドの小型化を図りつつ隔壁の厚みを大きくすると、上記流路間スペースが小さくなる。このため、アクチュエータ及び振動板も小型化せざるを得ず、その分、活性部が狭くなる。これにより、振動板の変位が小さくなり、ノズルから吐出されるインクの量が所望量よりも少なくなってしまう。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、全体寸法の大型化を抑制しつつ、圧電素子への液体のリークを防止し、かつ、液体の吐出量の減少を抑制することができるヘッドを提供することを目的としている。
本発明のある態様に係るヘッドは、ノズルに連通する個別流路が形成された第1プレートと、前記第1プレートにおける前記ノズル側とは反対側に積層された第2プレートと、
積層方向から見て前記個別流路の圧力室と重なる位置に振動板を介して配置された圧電素子と、を備え、前記第2プレートは、前記圧電素子を収容する収容空間と、前記収容空間を挟む位置にて前記積層方向に延設され、前記個別流路にそれぞれ連通する一対の連通流路と、を有し、一対の前記連通流路の内周面において互いに近接する部分どうしの間隔は、前記積層方向において前記個別流路に近い前記連通流路の一方端側が他方端側よりも広い。
この構成によれば、収容空間は圧力室に積層され、振動板は収容空間と圧力室との間に設けられているため、これらは一対の循環流路の間において圧力室の近傍に配置されている。積層方向において圧力室に近い側の一対の循環流路の間隔が、圧力室から遠い側よりも広く設けられている。これにより、ヘッドの大型化を抑制しながら、収容空間と循環流路との隔壁の厚み、及び、振動板の幅を広く採ることができる。よって、液体のリークを防止しながら、液体の吐出量の減少を抑制することができる。
本発明は、以上に説明した構成を有し、全体寸法の大型化を抑制しつつ、圧電素子への液体のリークを防止し、かつ、液体の吐出量の減少を抑制することができるという効果を奏する。
本発明の上記目的、他の目的、特徴、及び利点は、添付図面参照の下、以下の好適な実施態様の詳細な説明から明らかにされる。
本発明の実施の形態1に係るヘッドを備える液体吐出装置を概略的に示す図である。 図1のヘッドを吐出面側から視た図である。 図2のA−A線に沿って切断したヘッドの一部を示す断面図である。 本発明の実施の形態1の変形例1に係るヘッドを示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係るヘッドを示す断面図である。 本発明の実施の形態3に係るヘッドを示す断面図である。 本発明の実施の形態4に係るヘッドを示す断面図である。 本発明の実施の形態4の変形例2に係るヘッドを示す断面図である。 本発明の実施の形態4の変形例2に係るヘッドを示す断面図である。 本発明の実施の形態4の変形例2に係るヘッドを示す断面図である。 本発明の実施の形態5に係るヘッドを示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら具体的に説明する。
(実施の形態1)
<液体吐出装置の構成>
図1に示すように、実施の形態1に係るヘッド11を備える液体吐出装置10は、液体を吐出する装置であって、例えば、インクジェットプリンタが挙げられる。液体吐出装置10は、プラテン12、搬送機構13及びラインヘッド14を備えている。
プラテン12は、用紙15が載置される台である。搬送機構13は、搬送方向にプラテン12を挟むように配置された2つの搬送ローラ13aを有しており、この搬送ローラ13aによって用紙15を搬送方向に搬送する。
ラインヘッド14は、用紙15が搬送される方向(搬送方向)に直交する方向(直交方向)における用紙15の長さ以上の長さを有している。ラインヘッド14には、複数のヘッド11が設けられている。ヘッド11は吐出プレート20を有し、吐出プレート20の吐出面21には複数の吐出口22が開口し、複数の吐出口22は配列方向に配列している。なお、ヘッド11の詳細については後述する。また、この実施の形態では、配列方向が搬送方向に直交するように吐出口22が配列されているが、配列方向は搬送方向に交差して設けられていてもよい。
各吐出口22には、タンク16が接続されている。タンク16は、ラインヘッド14上に配置されたサブタンク16a、及び、サブタンク16aにチューブ17によって接続された貯留タンク16bを有している。このサブタンク16a及び貯留タンク16bに液体が貯留されている。タンク16は、吐出口22から吐出される液体の色の数に応じて設けられ、例えば、4色(ブラック、イエロー、シアン、マゼンタ)の液体に対して4つのタンク16が設けられている。これにより、ラインヘッド14は複数種類の液体を吐出する。
このように、ラインヘッド14が移動せずに固定されて、複数の吐出口22から液体を吐出する。この吐出と共に、搬送機構13により用紙15を搬送方向に搬送する。これによって、用紙15に画像が記録される。なお、ラインヘッド14に代えて、シリアルヘッドであってもよい。
<ヘッドの構成>
ヘッド11は、図2及び図3に示すように、吐出プレート20、第1プレート(圧力室プレート30)、振動板40、第2プレート(収容プレート50)及びマニホールドプレート60を有している。各プレートは、例えば、矩形状の平板であって、シリコン、樹脂及び金属により形成されている。
これらのプレートは、この順で積層されており、互いに接着剤により接合されている。この積層される方向(積層方向)は、配列方向及び幅方向に直交し、幅方向は配列方向に直交している。なお、積層方向において、圧力室プレート30よりも吐出プレート20側を下側とし、その反対側を上側として説明する。但し、ヘッド11の配置はこれに限定されない。
吐出プレート20は、複数のノズル23が積層方向に貫通して形成されている。吐出プレート20の下面は、ノズル23が開口する吐出面21であって、この開口は、液体が吐出する吐出口22である。
複数の吐出口22は、配列方向に並んで吐出口列24を形成している。吐出口列24は、例えば、8列、幅方向に並んでいる。幅方向において互いに隣接する一対の吐出口列24が1色の液体が対応し、4対の吐出口列24は4色(例えば、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタ)の液体をそれぞれ吐出する。
第1プレートは、複数の圧力室31が形成された圧力室プレート30である。複数の圧力室31は複数のノズル23にそれぞれ接続されている。このため、圧力室31は、ノズル23に一対一で連通する個別流路に含まれる。
なお、ここでは個別流路として圧力室31を例示している。但し、個別流路は、ノズル23に連通し、圧力室プレート30に形成されており、且つ、ノズル23毎に設けられた流路であれば、圧力室31に限定されない。
圧力室31は、ノズル23に連通するように圧力室プレート30を積層方向に貫通して形成されており、ノズル23側が吐出プレート20に覆われている。圧力室31は、例えば、直方体形状であって、配列方向よりも幅方向へ長く延びている。例えば、積層方向に直交する方向において、圧力室31の中央にノズル23が配置されている。
複数の圧力室31は、配列方向に列を成して並んで圧力室列32を形成し、複数(この実施の形態では、8本)の圧力室列32が幅方向に並んでいる。この複数の圧力室列32のうち、互いに隣接する2本の圧力室列32において、一方が第1圧力室列32aであって、他方が第2圧力室列32bである。この第1圧力室列32a及び第2圧力室列32bは同じタンク16(図1)にそれぞれ接続されている。
振動板40は、圧力室31においてノズル23側と反対側を覆う板であって、例えば、弾性膜41及び絶縁体膜42を有している。弾性膜41は、積層方向に弾性変形可能であって、圧力室プレート30の上面上に配置されている。絶縁体膜42は、電気絶縁材料により形成されており、弾性膜41の上面を覆っている。振動板40には、圧力室31に連通する接続路43が設けられている。
収容プレート50は、圧力室プレート30におけるノズル側(下側)とは反対側(上側)に積層されている。収容プレート50は、振動板40の上面に積層され、一対の連通流路(第1連通流路80及び第2連通流路90)並びに収容空間51が設けられている。第1連通流路80及び第2連通流路90は振動板40の接続路43を介して圧力室31に連通している。なお、第1連通流路80及び第2連通流路90の詳細については後述する。
収容空間51は、収容プレート50の内部空間であって、振動板40に対向する下面から上方へ窪むように形成されている。例えば、収容空間51は、直方体形状であって、配列方向に並ぶ複数の圧電素子70を覆うように配列方向に長く延びている。このため、収容空間51には、複数の圧電素子70が収容されている。
圧電素子70は、積層方向から見て圧力室31と重なる位置に振動板40を介して配置されている。圧電素子70は、共通電極71、圧電体72及び個別電極73を有し、これらはこの順で積層されている。共通電極71は、複数の圧電素子70に共通の電極であって、振動板40を全体的に覆うように振動板40の上面上に積層されている。圧電体72及び個別電極73は、圧力室31毎に設けられ、圧力室31上に配置されている。
このような圧電素子70の個別電極73に電圧が印加されると、圧電体72が変形し、それに応じて振動板40が積層方向に変位する。この振動板40が圧力室31側に変位することにより、圧力室31の容積が減少し、圧力室31内の液体に圧力が付与されて、圧力室31に連通するノズル23から液体が吐出される。
マニホールドプレート60には、複数のマニホールドが設けられている。複数のマニホールドは複数の第1マニホールド61及び複数の第2マニホールド62を有しており、これらは幅方向に並んで配置されている。
第1マニホールド61は、配列方向に延びて、配列方向に配列された複数の第1連通流路80のそれぞれに連通している。第2マニホールド62は、配列方向に延びて、配列方向に配列された複数の第2連通流路90のそれぞれに連通している。また、第1マニホールド61及び第2マニホールド62はサブタンク16aにそれぞれ接続されている。
これにより、液体は、貯留タンク16bからサブタンク16aを介して第1マニホールド61に流入し、さらに、第1マニホールド61から第1連通流路80を介して圧力室31に供給される。そして、液体の一部は、圧力室31からノズル23を介して吐出される。一方、吐出されなかった液体は、圧力室31から第2連通流路90により第2マニホールド62を介してサブタンク16aに排出される。
このようにして、第1マニホールド61、第1連通流路80、圧力室31、第2連通流路90及び第2マニホールド62は、液体が循環する循環経路を形成する。この循環経路において、第1連通流路80は、第1マニホールド61から圧力室31へ向かって液体が流れる供給路であり、第2連通流路90は、圧力室31から第2マニホールド62へ向かって液体が流れる帰還路である。なお、第1連通流路80が帰還路であって、第2連通流路90が供給路であってもよい。
<第1連通流路及び第2連通流路の構成>
対を成す1本の第1連通流路80と1本の第2連通流路90とは、幅方向において、その間に収容空間51を挟むように配置されている。第1連通流路80と収容空間51との間、及び、第2連通流路90と収容空間51との間には、間隔が空けられており、そこに隔壁が設けられている。
この第1連通流路80及び第2連通流路90は、圧力室31毎に設けられおり、積層方向において圧力室31に重なり連通するように配置され、収容プレート50を積層方向に貫通している。
第1連通流路80は、積層方向に延び、その一端(下側開口端81a)が接続路43を介して圧力室31に接続され、他端(上側開口端82a)が第1マニホールド61に接続されている。第2連通流路90は、積層方向に延び、その一端(下側開口端91a)が接続路43を介して圧力室31に接続され、他端(上側開口端92a)が第2マニホールド62に接続されている。
幅方向において、第1連通流路80の下側開口端81aが圧力室31の一方端部に接続され、第2連通流路90の下側開口端91aが圧力室31の他方方端部に接続されている。これにより、一対の連通流路は、圧力室31の長手方向(幅方向)の端部にそれぞれ接続されている。これにより、液体は、例えば、第1連通流路80から圧力室31の一方端部に流入し、圧力室31の他方端部から第2連通流路90に流出する。このため、長手方向において圧力室31の端から端まで液体が流れるため、圧力室31における液体の滞留を抑制することができる。
また、第2連通流路90(帰還路)の上側開口端92aは、第2マニホールド62の短手方向(幅方向)の中央に接続されている。これにより、短手方向において第2マニホールド62の中央ほど帰還路に流れる液体の速度が速いため、液体に混入した気泡を第2連通流路90から第2マニホールド62へ排出しやすい。よって、気泡により流体の流れが阻害されることを防止することができる。
さらに、第1連通流路80は、第1流路部分81及び第2流路部分82を有している。第1流路部分81は、例えば、円柱形状であって、積層方向に延びる中心軸(第1部分軸83)、及び、第1部分軸83の周囲を取り囲む第1内周面84を有し、積層方向と直交する方向の寸法である径寸法(第1径寸法r1)が積層方向に一定である。第1流路部分81は、収容プレート50の下面に開口する開口端(下側開口端81a)、及び、下側開口端81aとは反対側の上側端部81bを有している。
第2流路部分82は、例えば、円柱形状であって、積層方向に延びる中心軸(第2部分軸85)、及び、第2部分軸85の周囲を取り囲む第2内周面86を有し、径寸法(第2径寸法r2)が積層方向に一定である。第2流路部分82は、収容プレート50の上面に開口する開口端(上側開口端82a)、及び、上側開口端82aとは反対側の下側端部82bを有している。
第1流路部分81は第2流路部分82よりも下側に設けられており、第1流路部分81の上側端部81bと第2流路部分82の下側端部82bとは接続されている。これにより、第1流路部分81と第2流路部分82とは互いに連通している。このため、例えば、第1流路部分81を収容プレート50の下面からエッチングし、第2流路部分82を収容プレート50の上面からエッチングして、第1連通流路80を形成することができる。
積層方向において、第1流路部分81の寸法(高さ)は収容空間51の高さよりも高く、第2流路部分82は収容空間51よりも上側に配置されている。これにより、第1流路部分81と収容空間51との間に隔壁が設けられている。
第1流路部分81の第1部分軸83と第2流路部分82の第2部分軸85とは同軸であって、1本の第1連通流路80の中心軸を形成する。第1流路部分81の第1径寸法r1は、第2流路部分82の第2径寸法r2よりも小さい。このため、第1流路部分81と第2流路部分82との間には段差が設けられており、円環状の段差面により第1流路部分81の第1内周面84と第2流路部分82の第2内周面86とは接続されている。
第2連通流路90も、第1流路部分91及び第2流路部分92を有している。この第2連通流路90の第1流路部分91、下側開口端91a、上側端部91b、第2流路部分92、上側開口端92a、下側端部92b、第1部分軸93、第1内周面94、第2部分軸95及び第2内周面96は、第1連通流路80の第1流路部分81、下側開口端81a、上側端部81b、第2流路部分82、上側開口端82a、下側端部82b、第1部分軸83、第1内周面84、第2部分軸85及び第2内周面86とそれぞれと同様である。このため、これらの説明は省略する。
これにより、幅方向において、第1流路部分81と第1流路部分91とが互いに間隔を空けて並べられ、第2流路部分82と第2流路部分92とが互いに間隔を空けて並べられている。第1流路部分81と第1流路部分91との中央に収容空間51が配置されており、第1流路部分81の下側開口端81aと収容空間51との間隔は第1流路部分91の下側開口端91aと収容空間51との間隔と等しい。この第1流路部分81及び第1流路部分91の各第1径寸法r1は、第2流路部分82及び第2流路部分92の各第2径寸法r2よりも小さい。例えば、第1径寸法r1は35μmであり、第2径寸法r2は50μmである。
ここで、第1流路部分81の第1内周面84のうち第1流路部分91に最も近い部分(第1近接部分84a)と、第1流路部分91の第1内周面94のうち第1流路部分81に最も近い部分(第1近接部分94a)との間隔を第1離隔寸法D1とする。また、第2流路部分82の第2内周面86のうち第2流路部分92に最も近い部分(第2近接部分86a)と、第2流路部分92の第2内周面96のうち第2流路部分82に最も近い部分(第2近接部分96a)との間隔を第2離隔寸法D2とする。例えば、第1離隔寸法D1は500μmであり、第2離隔寸法D2は485μmである。
この第1離隔寸法D1は、第1流路部分81と第1流路部分91と間隔のうち最短距離の間隔であり、第2離隔寸法D2は、第2流路部分82と第2流路部分92と間隔のうち最短距離の間隔である。このとき、第1離隔寸法D1は第2離隔寸法D2よりも広くなる。また、幅方向において、第1離隔寸法D1に設けられた隔壁も第2離隔寸法D2に設けられた隔壁よりも広くなる。よって、一対の連通流路の内周面において互いに近接する部分どうしの間隔は、積層方向において個別流路に近い連通流路80、90の一方端側(下側開口端81a、91a)が、一方端側よりも個別流路から遠い他方端側(上側開口端82a、92a側)よりも広くなっている。
これにより、ヘッド11の大型化を抑制し、且つ、幅方向における収容空間51の寸法が小さくなることを抑制しながら、第1流路部分81と収容空間51との間の隔壁、及び、第1流路部分91と収容空間51との間の隔壁の寸法を広く採ることができる。このため、第1流路部分81及び第1流路部分91を流れる液体が収容空間51へリークすることを防止することができる。また、圧電素子70及び振動板40の活性部が小さくならず、ノズル23から吐出される液体の量が所望量よりも少なくなることを防ぐことができる。
<変形例1>
上記図2では、第1連通流路80において第1部分軸83と第2部分軸85とが同軸であって、第2連通流路90において第1部分軸93と第2部分軸95とが同軸に設けられていたが、各軸の位置関係はこれに限定されない。例えば、図4に示すように、一対の第1流路部分181、191の第1部分軸183、193間の離隔寸法は、一対の第2流路部分182、192の第2部分軸185、195間の離隔寸法よりも大きくなるように、第1流路部分181、191及び第2流路部分182、192が配置されていてもよい。
具体的には、第1連通流路180は下側開口端181a及び上側開口端182aを有し、第1流路部分181及び第2流路部分182は上側端部181bと下側端部182bとにより接続されている。第2連通流路190は下側開口端191a及び上側開口端192aを有し、第1流路部分191及び第2流路部分192は上側端部191bと下側端部192bとにより接続されている。
第1連通流路180の第1部分軸183は第2部分軸185よりも第2連通流路190側と反対側に配置されている。第2連通流路190の第1部分軸193は第2部分軸195よりも第1連通流路180側と反対側に配置されている。このため、第1近接部分184aと第1近接部分194aとの第1離隔寸法D1は、第2近接部分186aと第2近接部分196aとの第2離隔寸法D2よりも広くなる。
ここで、幅方向において、第1連通流路180における第1流路部分181の第1内周面184のうち第2連通流路190から最も遠い部分(第1遠隔部分184b)と、第2流路部分182の第2内周面186のうち第2連通流路190から最も遠い部分(第2遠隔部分186b)とは、積層方向に直線状に並ぶように配置されている。同様に、幅方向において、第2連通流路190における第1流路部分191の第1内周面194のうち第1連通流路180から最も遠い部分(第1遠隔部分194b)と、第2流路部分192の第2内周面196のうち第1連通流路180から最も遠い部分(第2遠隔部分196b)とは、積層方向に直線状に並ぶように配置されている。よって、第1離隔寸法D1は第2離隔寸法D2よりも広くなっている。
このように、一対の連通流路の内周面において互いに近接する部分どうしの間隔は、積層方向において個別流路に近い連通流路180、190の一方端側(下側開口端181a、191a)が他方端側(上側開口端182a、192a側)よりも広くなっている。このため、ヘッド11の全体寸法の大型化を抑制しつつ、圧電素子70への液体のリークを防止し、かつ、液体の吐出量の減少を抑制することができる。
また、幅方向において第1連通流路180の第2流路部分182のうち第2連通流路190側と反対側の端に第1流路部分181が寄せられ、第2連通流路190の第2流路部分192のうち第1連通流路180側と反対側の端に第1流路部分191が寄せられている。よって、積層方向において第1流路部分181、191と第2流路部分182、192とが重なる範囲において、第1離隔寸法D1を最も広く採ることができる。よって、液体のリーク防止、及び、液体の吐出量の減少の抑制をさらに図ることができる。
(実施の形態2)
実施の形態2に係るヘッド11は、図5に示すように、第1連通流路280及び第2連通流路290の形状が上記実施の形態と異なる。これ以外の構成、作用及び効果については上記実施の形態と同様であるため、その説明は省略する。
第1連通流路280及び第2連通流路290は、積層方向と直交する方向の寸法である径寸法rが、積層方向に沿って圧力室31に近づくほど小さくなるテーパー形状を有している。例えば、第1連通流路280及び第2連通流路290は、切頭円錐形状である。
このため、供給路の第1連通流路280を流れる液体の流速は、圧力室31に向かうほど速くなる。これにより、液体内の泡が圧力室31に流入しやすい。しかしながら、帰還路の第2連通流路290を流れる液体の流速は、圧力室31から離れるほど遅く、圧力室31側で速い。これにより、液体内の泡は圧力室31から排出されやすい。よって、液体の泡がノズル23に侵入することを低減することができる。
第1連通流路280の中心軸287及び第2連通流路290の中心軸297は、互いに平行であって、積層方向に延びている。第1連通流路280の内周面288及び第2連通流路290の内周面298は、中心軸287、297に対して傾斜しており、この傾斜方向において平滑に形成されている。これにより、内周面288、298に凹凸が設けられないため、内周面288、298に沿って液体及び液体に含まれる泡が円滑に流れる。よって、泡が滞留することにより液体の流れが阻害されることを抑制することができる。
また、積層方向において、第1連通流路280の径寸法r及び第2連通流路290の径寸法rは上側から下側に向かうほど小さくなっている。第1連通流路280の下側開口端280a及び第2連通流路290の下側開口端290aの径寸法rbは、第1連通流路280の上側開口端280b及び第2連通流路290の上側開口端290bの径寸法ruよりもそれぞれ小さい。例えば、径寸法rbは径寸法ruの2分の1以下である。例えば径寸法ruは80μmであり、径寸法rbは35μmである。
このため、第1連通流路280及び第2連通流路290の内周面288、298における近接部分288a、298aどうしの間隔(隔離寸法)は、積層方向に沿って圧力室31に近づくほど広くなっている。これにより、この隔離寸法は、積層方向において個別流路に近い連通流路280、290の一方端側(下側開口端280a、290a)が他方端側(上側開口端280b、290b側)よりも広い。よって、ヘッド11の全体寸法の大型化を抑制しつつ、圧電素子70への液体のリークを防止し、かつ、液体の吐出量の減少を抑制することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3に係るヘッド11は、図6に示すように、一対の連通流路(第1連通流路380及び第2連通流路390)の形状が上記実施の形態と異なる。これ以外の構成、作用及び効果については上記実施の形態と同様であるため、その説明は省略する。
第1連通流路380及び第2連通流路390は、積層方向に沿って圧力室31に近づくほど、互いの中心軸387、397の間隔が広くなるように、積層方向に対して傾斜して延びている。第1連通流路380及び第2連通流路390は、円柱形状であって、その径寸法は中心軸387、397に沿って一定である。このため、第1連通流路380の下側開口端380aと上側開口端380bとの径寸法は等しく、第2連通流路390の下側開口端390aと上側開口端390bとの径寸法は等しい。
第1連通流路380の内周面388は、中心軸(第1中心軸387)に平行であって、第1中心軸387に平行な方向において平滑に形成されている。また、第2連通流路390の内周面398は、中心軸(第2中心軸397)に平行であって、第2中心軸397に平行な方向において平滑に形成されている。これにより、内周面388、398に沿って液体及び液体に含まれる泡が円滑に流れ、泡が滞留することにより液体の流れが阻害されることを抑制することができる。
幅方向において、第1連通流路380の第1中心軸387は積層方向の下方ほど第2連通流路390から離れる方向に傾斜し、第2連通流路390の第2中心軸397は積層方向の下方ほど第1連通流路380から離れる方向に傾斜している。この幅方向に対する第1中心軸387の傾斜角度θと第2中心軸397の傾斜角度θは同じである。例えば、傾斜角度θは60°である。傾斜角度θが大きくなるほど、第1連通流路380及び第2連通流路390を形成しやすい。
また、第1連通流路380の第1中心軸387は、第1マニホールド61に近づくほど、第2連通流路390に近づく方向に傾斜している。また、第2連通流路390の第2中心軸397は、第2マニホールド62に近づくほど、第1連通流路380に近づく方向に傾斜している。これにより、幅方向において第1マニホールド61及び第2マニホールド62を互いに近づけ、ヘッド11の小型化を図ることができる。
これにより、第1中心軸387と第2中心軸397との間隔(隔離寸法)、及び、第1連通流路380の内周面388における近接部分388aと第2連通流路390の内周面398における近接部分398aとの間隔(隔離寸法D)は、積層方向に沿って圧力室31に近づくほど広くなっている。これにより、この隔離寸法は、積層方向において個別流路に近い連通流路380、390の一方端側(下側開口端380a、390a)が他方端側(上側開口端380b、390b側)よりも広い。よって、ヘッド11の全体寸法の大型化を抑制しつつ、圧電素子70への液体のリークを防止し、かつ、液体の吐出量の減少を抑制することができる。
(実施の形態4)
実施の形態4に係るヘッド11は、図7に示すように、第1連通流路480、580及び第2連通流路490、590の形状が上記実施の形態と異なる。これ以外の構成、作用及び効果については上記実施の形態と同様であるため、その説明は省略する。
第1圧力室列32a(図2)を構成する複数の圧力室31(第1圧力室31a)のそれぞれには一対の連通流路(第1連通流路480、第2連通流路490)が接続されている。また、第2圧力室列32b(図2)を構成する複数の圧力室31(第2圧力室31b)のそれぞれには一対の連通流路(第1連通流路580、第2連通流路590)が接続されている。
一対の連通流路(第1連通流路480、第2連通流路490)では、幅方向において、第1連通流路480は第2連通流路490よりも第2圧力室列32bの近くに配置されている。また、一対の連通流路(第1連通流路580、第2連通流路590)では、幅方向において、第1連通流路580は第2連通流路590よりも第1圧力室列32aの近くに配置されている。
このため、幅方向において、第1連通流路480及び第1連通流路580は、第1圧力室列32aと第2圧力室列32bとの間の中心位置CP(図2)を挟んで互いに隣接しており、第2連通流路490と第2連通流路590との間に挟まれている。
第1連通流路480及び第1連通流路580は、同じ1つの第1マニホールド61に接続され、第2連通流路590及び第2連通流路590は、一対の第2マニホールド62(第2マニホールド62a、第2マニホールド62b)にそれぞれ接続されている。第2マニホールド62a及び第2マニホールド62bは、幅方向において第1マニホールド61を挟むように配置されている。
第1連通流路480、580は、円柱形状であって、径寸法が第1中心軸に沿って一定である。また、第2連通流路490、590は、円柱形状であって、径寸法が第2中心軸に沿って一定である。
第1連通流路480は、第1圧力室31a側から第1マニホールド61側へ向かうに従って第1連通流路580に近づくように積層方向に対して直線状に傾斜している。第1連通流路580は、第2圧力室31b側から第1マニホールド61側へ向かうに従って第1連通流路480に近づくように積層方向に対して直線状に傾斜している。このため、第1連通流路480及び第1連通流路580は、圧力室31側から第1マニホールド61側へ向かうに従って、第1圧力室列32aと第2圧力室列32bとの間の中心位置CPへ近づくように傾斜して延設されている。
このように、第1連通流路480の上側開口端480bは下側開口端480aよりも中心位置CPの近くに配置されている。第1連通流路580の上側開口端580bは下側開口端580aよりも中心位置CPの近くに配置されている。このため、上側開口端480b及び上側開口端580bに接続される第1マニホールド61は中心位置CPに寄せられるため、ヘッド11の小型化を図ることができる。
また、一方の第2連通流路490は、第1圧力室31a側から第2マニホールド62a側へ向かうに従って第2連通流路590に近づくように積層方向に対して直線状に傾斜している。他方の第2連通流路590は、第2圧力室31b側から第2マニホールド62b側へ向かうに従って第2連通流路590に近づくように積層方向に対して直線状に傾斜している。このため、第2連通流路490及び第2連通流路590は、圧力室31側から第2マニホールド62側へ向かうに従って中心位置CPへ近づくように傾斜して延設されている。
このように、第2連通流路490の上側開口端490bは下側開口端490aよりも中心位置CPの近くに配置されている。第2連通流路590の上側開口端590bは下側開口端590aよりも中心位置CPの近くに配置されている。このため、上側開口端490bに接続される第2マニホールド62a及び上側開口端590bに接続される第2マニホールド62bは中心位置CPに寄せられるため、ヘッド11の小型化を図ることができる。
また、第1連通流路480と第2連通流路490とは互いに同じ方向に傾斜し、第1連通流路580と第2連通流路590とは互いに同じ方向に傾斜している。ただし、第1連通流路480、580の内周面488、588における近接部分488a、588aの幅方向に対する傾斜角度(第1傾斜角度θ1)は、第2連通流路490、590の内周面498、598における近接部分498a、598aの幅方向に対する傾斜角度(第2傾斜角度θ2)よりも大きい。例えば、第1傾斜角度θ1は70°であり、第2傾斜角度θ2は60°である。
このため、第1連通流路480の近接部分488aと第2連通流路490の近接部分498aとの隔離寸法、及び、第1連通流路580の近接部分588aと第2連通流路590の近接部分598aとの隔離寸法は、積層方向に沿って圧力室31に近づくほど広くなっている。これにより、この隔離寸法は、積層方向において個別流路に近い連通流路480、490の一方端側(下側開口端480a、490a)が他方端側(上側開口端480b、490b側)よりも広く、連通流路580、590の一方端側(下側開口端580a、590a)が他方端側(上側開口端580b、590b側)よりも広い。よって、よって、ヘッド11の全体寸法の大型化を抑制しつつ、圧電素子70への液体のリークを防止し、かつ、液体の吐出量の減少を抑制することができる。
<変形例2>
上記図7のヘッド11では、第1連通流路480及び第1連通流路580は、同じ1つの第1マニホールド61に接続されていた。これと同様に、図3の一対の連通流路80、90を、図8に示す第1連通流路680、780及び第2連通流路690、790として、第1連通流路680、780が同じ1つの第1マニホールド61に接続されていてもよい。
この第1連通流路680、780及び第2連通流路690、790は、第1流路部分681、691、781、791の第1径寸法r1が第2流路部分682、692、782、792の第2径寸法r2よりも小さい。また、第1連通流路680、780及び第2連通流路690、790の下側開口端681a、691a、781a、791aの各径寸法は各上側開口端682a、692a、782a、792aの各径寸法よりも小さい。
このため、第1流路部分681の内周面684の第1近接部分684aと第1流路部分691の内周面694の第1近接部分694aとの第1離隔寸法は、第2流路部分682の内周面686の第2近接部分686aと第2流路部分692の内周面696の第2近接部分696aとの第2離隔寸法よりも広い。また、同様に、第1流路部分781の内周面784の第1近接部分784aと第1流路部分791の内周面794の第1近接部分794aとの第1離隔寸法は、第2流路部分782の内周面786の第2近接部分786aと第2流路部分792の内周面796の第2近接部分796aとの第2離隔寸法よりも広い。
また、図4の連通流路180、190を、図9に示す第1連通流路880、980及び第2連通流路890、990とし、第1連通流路880、980が同じ1つの第1マニホールド61に接続されていてもよい。
この第1連通流路880、980及び第2連通流路890、990は、第1流路部分881、891、981、991の第1径寸法r1が第2流路部分882、892、982、992の第2径寸法r2よりも小さい。また、第1連通流路880、980及び第2連通流路890、990の下側開口端881a、891a、981a、991aの各径寸法は各上側開口端882a、892a、982a、992aの各径寸法よりも小さい。
このため、第1流路部分881の内周面884の第1近接部分884aと第1流路部分891の内周面894の第1近接部分894aとの第1離隔寸法は、第2流路部分882の内周面886の第2近接部分886aと第2流路部分892の内周面896の第2近接部分896aとの第2離隔寸法よりも広い。また、同様に、第1流路部分981の内周面984の第1近接部分984aと第1流路部分991の内周面994の第1近接部分994aとの第1離隔寸法は、第2流路部分982の内周面986の第2近接部分986aと第2流路部分992の内周面996の第2近接部分996aとの第2離隔寸法よりも広い。
<変形例3>
図5の一対の連通流路280、290を、図10に示すように第1連通流路880、980及び第2連通流路1090、1190として用い、これらを図7と同様に傾斜させてもよい。この連通流路は、積層方向と直交する方向の寸法である径寸法が、積層方向に沿って圧力室31に近づくほど小さくなるテーパー形状を有している。これにより、第1連通流路1080、1180及び第2連通流路1090、1190の下側開口端1081a、1091a、1181a、1191aの各径寸法は各上側開口端1082a、1092a、1182a、1192aの各径寸法よりも小さい。
このため、第1連通流路1080の第1傾斜角度θ1を第2連通流路1090の第2傾斜角度θ2と等しくしても、第1連通流路1080の内周面1088の近接部分1088aと第2連通流路1090の内周面1098の近接部分1098aとの間隔は、積層方向に沿って圧力室31に近づくほど広くなっている。また、同様に、第1連通流路1180の第1傾斜角度θ1を第2連通流路1190の第2傾斜角度θ2と等しくしても、第1連通流路1180の内周面1188の近接部分1188aと第2連通流路1190の内周面1198の近接部分1198aとの間隔は、積層方向に沿って圧力室31に近づくほど広くなっている。
(実施の形態5)
実施の形態5に係るヘッド11は、図11に示すように、第1連通流路1280、1380及び第2連通流路1290、1390の形状が上記実施の形態と異なる。これ以外の構成、作用及び効果については上記実施の形態と同様であるため、その説明は省略する。
第1連通流路1280は、第1圧力室31a側から第1マニホールド61側へ向かうに従って第1連通流路1380から離れるように積層方向に対して直線状に傾斜している。第1連通流路1380は、第2圧力室31b側から第1マニホールド61側へ向かうに従って第1連通流路1280から離れるように積層方向に対して直線状に傾斜している。このため、第1連通流路1280及び第1連通流路1380は、圧力室31側から第1マニホールド61側へ向かうに従って、第1圧力室列32aと第2圧力室列32bとの間の中心位置CPから離れるように傾斜して延設されている。
このように、幅方向において第1連通流路1280の上側開口端1280bは下側開口端1280aよりも中心位置CPから離れて配置されている。第1連通流路1380の上側開口端1380bは下側開口端1380aよりも中心位置CPから離れて配置されている。これにより、上側開口端1280b及び上側開口端1380bに接続される第1マニホールド61は広げられるため、第1マニホールド61を高くせずに、断面積を大きくすることができる。よって、ヘッド11を高くすることなく、1つの第1マニホールド61と2本の第1連通流路1280、1380との間を流れる液体に対し、第1マニホールド61の容量を確保することができる。
また、一方の第2連通流路1290は、第1圧力室31a側から第2マニホールド62a側へ向かうに従って他方の第2連通流路1390に近づくように積層方向に対して直線状に傾斜している。他方の第2連通流路1390は、第2圧力室31b側から第2マニホールド62b側へ向かうに従って一方の第2連通流路1290に近づくように積層方向に対して直線状に傾斜している。このため、第2連通流路1290及び第2連通流路1390は、圧力室31側から第2マニホールド62側へ向かうに従って中心位置CPへ近づくように傾斜して延設されている。
このように、一方の第2連通流路1290の上側開口端1290bは下側開口端1290aよりも中心位置CPの近くに配置されている。他方の第2連通流路1390の上側開口端1390bは下側開口端1390aよりも中心位置CPの近くに配置されている。このため、上側開口端1290bに接続される第2マニホールド62a及び上側開口端1390bに接続される第2マニホールド62bは中心位置CPに寄せられるため、ヘッド11の小型化を図ることができる。
このため、第1連通流路1280の内周面1288の近接部分1288aと第2連通流路1290の内周面1298の近接部分1298aとの隔離寸法、及び、第1連通流路1380の内周面1388の近接部分1388aと第2連通流路1390の内周面1398の近接部分1398aとの隔離寸法は、積層方向に沿って圧力室31に近づくほど広くなっている。これにより、この隔離寸法は、積層方向において個別流路に近い連通流路1280、1290の一方端側(下側開口端1280a、1290a)が他方端側(上側開口端1280b、1290b側)よりも広く、連通流路1380、1390の一方端側(下側開口端1380a、1390a)が他方端側(上側開口端1380b、1390b側)よりも広い。よって、ヘッド11の全体寸法の大型化を抑制しつつ、圧電素子70への液体のリークを防止し、かつ、液体の吐出量の減少を抑制することができる。
なお、実施の形態1の連通流路、実施の形態1の変形例の連通流路、実施の形態2の連通流路を、実施の形態5に適用してもよい。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施の形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明のヘッドは、全体寸法の大型化を抑制しつつ、圧電素子への液体のリークを防止し、かつ、液体の吐出量の減少を抑制することができるヘッド等として有用である。
11 :ヘッド
23 :ノズル
30 :圧力室プレート(第1プレート)
31 :圧力室(個別流路)
31a :第1圧力室(個別流路)
31b :第2圧力室(個別流路)
32 :圧力室列
32a :第1圧力室列(圧力室列)
32b :第2圧力室列(圧力室列)
40 :振動板
50 :収容プレート(第2プレート)
51 :収容空間
61 :第1マニホールド
62 :第2マニホールド
62a :第2マニホールド
62b :第2マニホールド
70 :圧電素子
80、180、580、380、480、580、680、780、880、980、1080、1180、1280、1380 :第1連通流路
81、91、181、191、681、691、781、791、881、891、981、991 :第1流路部分
81a、91a、181a、191a、280a、290a、380a、390a、480a、490a、580a、590a、681a、691a、781a、791a、881a、891a、981a、991a、1081a、1091a、1181a、1191a、1280a、1290a、1380a、1390a :下側開口端
82a、92a、182a、192a、280b、290b、380b、390b、480b、490b、580b、590b、682a、692a、782a、792a、882a、892a、982a、992a、1082a、1092a、1182a、1192a、1280b、1290b、1380b、1390b :上側開口端
90、190、590、390、490、590、690、790、890、990、1090、1190、1290、1390 :第2連通流路
82、92、182、192、682、692、782、792、882、892、982、992 :第2流路部分

Claims (12)

  1. ノズルに連通する個別流路が形成された第1プレートと、
    前記第1プレートにおける前記ノズル側とは反対側に積層された第2プレートと、
    積層方向から見て前記個別流路の圧力室と重なる位置に振動板を介して配置された圧電素子と、を備え、
    前記第2プレートは、
    前記圧電素子を収容する収容空間と、
    前記収容空間を挟む位置にて前記積層方向に延設され、前記個別流路にそれぞれ連通する一対の連通流路と、を有し、
    一対の前記連通流路の内周面において互いに近接する部分どうしの間隔は、前記積層方向において前記個別流路に近い前記連通流路の一方端側が他方端側よりも広い、ヘッド。
  2. 前記連通流路は、前記第2プレートにおいて前記第1プレートに対向する面である一方面に開口端を有する第1流路部分、及び、前記第1流路部分の前記開口端とは反対側の端部に接続されて前記第2プレートの他方面に開口端を有する第2流路部分を有し、
    前記第1流路部分において前記積層方向と直交する方向の寸法である径寸法は、前記第2流路部分の径寸法よりも小さい、請求項1に記載のヘッド。
  3. 一対の前記第1流路部分の中心軸間の離隔寸法は、一対の前記第2流路部分の中心軸間の離隔寸法よりも大きい、請求項2に記載のヘッド。
  4. 前記連通流路は、前記積層方向と直交する方向の寸法である径寸法が、前記積層方向に沿って前記個別流路に近づくほど小さくなるテーパー形状を有している、請求項1に記載のヘッド。
  5. 前記積層方向において、前記連通流路の一端の径寸法は、前記一端よりも前記個別流路から遠い他端の径寸法の2分の1以下である、請求項4に記載のヘッド。
  6. 一対の前記連通流路は、前記積層方向に沿って前記個別流路に近づくほど、互いの中心軸の間隔が広くなるように、前記積層方向に対して傾斜して延びている、請求項1〜5のいずれか一項に記載のヘッド。
  7. 前記連通流路の内周面は、平滑に形成されている、請求項4〜6のいずれか一項に記載のヘッド。
  8. 複数の前記圧力室が前記圧力室の幅方向に並設されて成る2本の圧力室列と、
    一方の前記圧力室列を構成する前記圧力室に接続された一対の前記連通流路のうち、他方の前記圧力室列に近い方の前記連通流路と、他方の前記圧力室列を構成する前記圧力室に接続された一対の前記連通流路のうち、一方の前記圧力室列に近い方の前記連通流路とを、それぞれ第1連通流路としたときに、前記第1連通流路に接続される第1マニホールドと、を備え、
    前記第1連通流路は、前記圧力室側から前記第1マニホールド側へ向かうに従って、2本の前記圧力室列の間の中心位置へ近づくように傾斜して延設されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載のヘッド。
  9. 複数の前記圧力室が前記圧力室の幅方向に並設されて成る2本の圧力室列と、
    一方の前記圧力室列を構成する前記圧力室に接続された一対の前記連通流路のうち、他方の前記圧力室列に近い方の前記連通流路と、他方の前記圧力室列を構成する前記圧力室に接続された一対の前記連通流路のうち、一方の前記圧力室列に近い方の前記連通流路とを、それぞれ第1連通流路としたときに、前記第1連通流路に接続される第1マニホールドと、を備え、
    前記第1連通流路は、前記圧力室側から前記第1マニホールド側へ向かうに従って、2本の前記圧力室列の間の中心位置から離れるように傾斜して延設されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載のヘッド。
  10. 一方の前記圧力室列を構成する前記圧力室に接続された一対の前記連通流路のうち、他方の前記圧力室列から遠い方の前記連通流路と、他方の前記圧力室列を構成する前記圧力室に接続された一対の前記連通流路のうち、一方の前記圧力室列から遠い方の前記連通流路とを、それぞれ第2連通流路としたときに、一方の前記圧力室列に対応する前記第2連通流路に接続される第2マニホールドと、他方の前記圧力室列に対応する前記第2連通流路に接続される別の第2マニホールドと、を更に備え、
    各前記第2連通流路は、前記圧力室側から前記第2マニホールド側へ向かうに従って、2本の前記圧力室列の間の中心位置へ近づくように傾斜して延設されている、請求項8又は9に記載のヘッド。
  11. 前記第1連通流路は、前記第1マニホールドから前記個別流路へ向かって液体が流れる供給路であり、前記第2連通流路は、前記個別流路から前記第2マニホールドへ向かって液体が流れる帰還路であり、
    前記帰還路は、前記第2マニホールドの短手方向の中央に接続されている、請求項10に記載のヘッド。
  12. 一対の前記連通流路は、前記圧力室の長手方向の端部にそれぞれ接続されている、請求項1〜11のいずれか一項に記載のヘッド。
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