JP2020037415A - 合成樹脂製容器、合成樹脂製容器の製造方法、及び積層プリフォーム - Google Patents

合成樹脂製容器、合成樹脂製容器の製造方法、及び積層プリフォーム Download PDF

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Abstract

【課題】積層構造を有しつつも分別廃棄を容易化した合成樹脂製容器、合成樹脂製容器の製造方法、及び積層プリフォームを提供する。【解決手段】本開示の合成樹脂製容器1は、積層プリフォーム100のブロー成形により形成される積層構造を有する合成樹脂製容器1であって、口部11と、胴部12と、口部11と胴部12との間の部分に設けられたネックリング13とを有するボトル形状の容器本体10と、胴部12と共にブロー成形により延伸されて胴部12の外側面に積層された被覆部20と、被覆部20と一体形成されるか又は被覆部20の一部として形成され、下方向の力が作用することで被覆部20を容器本体10から引き剥がすことを可能とする作用部15とを備えることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本開示は、合成樹脂製容器、合成樹脂製容器の製造方法、及び積層プリフォームに関する。
飲料、食品調味料、化粧料等の液体を内容物として収容する容器として、プリフォームをブロー成形して口部と胴部とを備えたボトル形状に形成された合成樹脂製容器が広く用いられている。
また、このような合成樹脂製容器として、インサート成形によって積層構造に構成されたプリフォームを用いることで、容器本体の胴部の外側面に加飾性やガスバリア性などの機能を有する被覆部が積層された積層構成としたものが知られている。
例えば特許文献1には、ポリエチレンテレフタレート樹脂により口部と胴部とを備えたボトル形状に形成されると共に口部と胴部との間の部分にネックリングを備えた容器本体と、胴部と共にブロー成形されて胴部の外側面に積層されると共にネックリングの下面に密着するフランジを一体に備えたポリエチレンテレフタレート樹脂以外の合成樹脂製の被覆部と、を有する積層構造の合成樹脂製容器が記載されている。
特開昭57−151314号公報
ところで、上記特許文献1の合成樹脂製容器では、容器本体の胴部の全域にわたって被覆部が形成されているため、内容物を使用後に、分別廃棄のために胴部から被覆部のみを取り除こうとしても、容易に被覆部を取り除くことができない場合があった。従って、このような積層構成を有する合成樹脂製容器においては、分別廃棄することが必ずしも容易ではなく、この点において改善の余地があった。
本開示は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、積層構造を有しつつも分別廃棄を容易化した合成樹脂製容器、合成樹脂製容器の製造方法、及び積層プリフォームを提供することにある。
本開示の合成樹脂製容器は、
積層プリフォームのブロー成形により形成される積層構造を有する合成樹脂製容器であって、
口部と、胴部と、該口部と該胴部との間の部分に設けられたネックリングとを有するボトル形状の容器本体と、
前記胴部と共にブロー成形により延伸されて該胴部の外側面に積層された被覆部と、
該被覆部と一体形成されるか又は該被覆部の一部として形成され、下方向の力が作用することで前記被覆部を前記容器本体から引き剥がすことを可能とする作用部と
を備えることを特徴とする。
本開示の合成樹脂製容器は、上記構成において、前記作用部は、前記被覆部と一体形成され、前記ネックリングの周方向の一部から径方向外側に向かって延びていることが好ましい。
本開示の合成樹脂製容器は、上記構成において、周方向の一部に形成された前記作用部と一体形成され、前記容器本体の周方向の全周を囲むリング部を更に備えることが好ましい。
本開示の合成樹脂製容器は、上記構成において、前記作用部は、前記被覆部の一部として形成されると共に上下方向に延びることが好ましい。
本開示の合成樹脂製容器は、上記構成において、前記作用部の周方向の両側に位置する前記被覆部には、上下方向に延びる切り欠き部が形成されていることが好ましい。
本開示の合成樹脂製容器の製造方法は、
積層プリフォームのブロー成形により形成される積層構造を有する合成樹脂製容器の製造方法であって、
口部と、胴部と、該口部と該胴部との間の部分に設けられたネックリングとを有する、前記積層プリフォームの内体を形成するステップと、
該内体の前記胴部を径方向外側から覆う、前記積層プリフォームの外体を形成するステップと、
前記内体における前記胴部及び前記外体を共にブロー成形により延伸させて、容器本体及び被覆部を形成するステップと
を含み、
前記合成樹脂製容器は、前記被覆部と一体形成されるか又は該被覆部の一部として形成され、下方向の力が作用することで前記被覆部を前記容器本体から引き剥がすことを可能とする作用部を備えることを特徴とする。
本開示の積層プリフォームは、
ブロー成形により形成される積層構造を有する合成樹脂製容器の製造に用いる積層プリフォームであって、
口部と、胴部と、該口部と該胴部との間の部分に設けられたネックリングとを有する内体と、
該内体の前記胴部を径方向外側から覆う外体と、
該外体と一体形成されるか又は該外体の一部として形成され、該外体を下方向に引っ張ることを可能とする作用部と
を備えることを特徴とする。
本開示によれば、積層構造を有しつつも分別廃棄を容易化した合成樹脂製容器、合成樹脂製容器の製造方法、及び積層プリフォームを提供することができる。
本開示の第1実施形態に係る合成樹脂製容器の正面視での半断面図である。 図1に示す合成樹脂製容器の口部及びネックリング部分を拡大して示す正面拡大図である。 本開示の第1実施形態に係る合成樹脂製容器の口部及びネックリング部分の平面図である。 本開示の第1実施形態に係る積層プリフォームの正面視での半断面図である。 本開示の第1実施形態に係る合成樹脂製容器の製造方法の各手順を示すフローチャートである。 本開示の第2実施形態に係る合成樹脂製容器の口部及びネックリング部分の平面図である。 本開示の第2実施形態に係る合成樹脂製容器において、リング部を摘んで被覆部を引き剥がそうとする状態を示す図である。 本開示の第3実施形態に係る合成樹脂製容器の口部及びネックリング部分を拡大して示す正面拡大図である。
以下、図面を参照しつつ、本開示の第1実施形態に係る合成樹脂製容器1について詳細に例示説明する。
なお、本明細書及び特許請求の範囲においては、上下方向は、図1に示すように合成樹脂製容器1を正立姿勢とした状態における上方、下方を意味するものとする。また、径方向内側とは、図1における合成樹脂製容器1の中心軸線Oを通り中心軸線Oに垂直な直線に沿って内側に向かう方向を意味し、径方向外側とは、中心軸線Oを通り中心軸線Oに垂直な直線に沿って外側に向かう方向を意味するものとする。
図1に示す本実施形態の合成樹脂製容器1は、インサート成形品である積層プリフォーム100(図4参照)をブロー成形することにより、容器本体10と被覆部20とを有する積層構造に形成されたものである。
本実施形態では、容器本体10はポリエチレンテレフタレート樹脂(PET樹脂)を主体とする合成樹脂製となっており、被覆部20はポリプロピレン樹脂(PP樹脂)を主体とする合成樹脂製となっている。
なお、容器本体10は、ポリエチレンテレフタレート樹脂製に限らず、例えばポリエチレンナフタレート樹脂(PEN)、PET−G樹脂、PCTG樹脂、PCTA樹脂等の他の合成樹脂製としてもよい。また、被覆部20は、ポリプロピレン樹脂を主体とする合成樹脂製に限らず、例えばポリエチレンテレフタレート樹脂(PET樹脂)、ポリエチレン樹脂(PE樹脂)、エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂(EVOH樹脂)、ナイロン樹脂(Ny樹脂)等の、容器本体10とは異なる合成樹脂材料を主体とする合成樹脂製としてもよいし、例えば「PP樹脂/接着樹脂/EVOH樹脂/接着樹脂/PP樹脂」等のような積層の構成としてもよい。被覆部20は、容器本体10から引き剥がし可能に積層されており、加飾性、光バリア性、酸素バリア性又は水蒸気バリア性等の機能を有した材料を用いることができる。
容器本体10は、口部11と胴部12とを備えたボトル形状となっている。容器本体10の内部は収容空間Sとなっており、例えば飲料、食品調味料、化粧料等の液体を内容物として収容空間Sに収容することができる。
口部11は略円筒状となっており、収容空間Sに収容した内容物の吐出口を構成している。口部11の外周面には口部11を閉塞するためのキャップ(不図示)をねじ結合によって装着するための雄ねじ11aが一体に設けられている。
なお、口部11は、キャップをねじ結合に替えて打栓により装着するための環状凸部を設けた構成とすることもできる。
胴部12は、口部11の下端部に一体に連なり、下方に向けて徐々に拡径する首状部分12aと、首状部分12aの下端部に一体に連なると共に外径が更に大きく拡大する肩状部分12bと、肩状部分12bの下端に一体に連なり同径のまま下方に延びる略円筒状の本体部分12cと、本体部分12cの下端を閉塞する底部分12dと、を有している。
なお、胴部12の形状は、例えば首状部分12aを備えない形状とするなど、種々変更可能である。
容器本体10の口部11と胴部12との間の部分には、ネックリング13が一体に設けられている。ネックリング13は口部11及び胴部12の上端部分に対して径方向外側に向けて突出すると共に中心軸線Oを中心として全周に亘って延びる略板状となっている。図2に示すように、ネックリング13の胴部12の側を向く下面13aは中心軸線Oに対して略垂直な平面となっており、ネックリング13の口部11の側を向く上面13bは径方向外側に向かうに連れて胴部12に近づくように傾斜する傾斜面となっている。
口部11の外周面の雄ねじ11aとネックリング13との間の部分には、径方向外側に突出する環状突起14が一体に設けられている。環状突起14は、口部11に装着されるキャップの不正開封を防止するために当該キャップに破断可能に設けられた帯状部分が係止される部分である。
図1に示すように、被覆部20は、容器本体10の胴部12の外側面に積層され、胴部12の全体を覆っている。被覆部20の厚みは、胴部12の厚みよりも薄くなっている。
被覆部20の上端部はフランジ21を構成している。フランジ21は、被覆部20の上端部において径方向外側に向けて延びると共に中心軸線Oを中心として全周に亘って延びる略板状となっており、ネックリング13の下面13aに密着している。図示する場合では、フランジ21の外径はネックリング13の外径と略同一に形成されているが、フランジ21の外径はネックリング13の外径よりも小さくてもよく、ネックリング13の外径よりも大きくてもよい。
図2及び図3に示すように、ネックリング13の外周面における周方向の1箇所から径方向外側に向けて、作用部15が形成されている。作用部15は、フランジ21と一体形成されており、フランジ21の外周端から更に径方向外側に向けて突出している。すなわち、作用部15は、被覆部20と一体に設けられている。図2の例では、作用部15の下面は、フランジ21の下面と略同一高さとなっており、作用部15は、フランジ21よりも厚肉に形成されている。本実施形態では、作用部15は図3に示すように径方向外側に向けて同一幅で延び、先端部が摘み易いようにR形状を有している。
作用部15の周方向両側に位置する被覆部20上には、図2に示すように、作用部15から下方に延びる切り欠き部16が設けられている。切り欠き部16は、当該領域において被覆部20が切り欠かれて容器本体10の胴部12の一部が外部に露出している。切り欠き部16は、作用部15の径方向内側端における周方向両側の位置から下方に向けて幅が徐々に縮小されており、下端部がR形状を有している。利用者がこの作用部15を摘んで下方に引き下ろすことによって、切り欠き部16の下端部にせん断力が作用して更に下方に引き裂かれ、被覆部20の周方向の1箇所を底部分12dに至るまで帯状に引き剥がすことができる。そして、利用者は、次にこの帯状に引き剥がされた被覆部20を起点として周方向にも被覆部20を引き剥がすことができる。これによって、利用者は、内容物を使用後、作用部15を摘んで下方に引き下ろすという簡便な操作によって、被覆部20を容器本体10から引き剥がすことができる。従って、容器本体10とは異なる合成樹脂材料を主体とする合成樹脂で形成された被覆部20を容易に容器本体10から引き剥がして、分別廃棄を行うことができる。
図1に示す合成樹脂製容器1は、インサート成形品である積層プリフォーム100をブロー成形して形成されている。図4に、本実施形態に係る合成樹脂製容器1を形成するための積層プリフォーム100の一例を示す。
図4に示す積層プリフォーム100は、インサート成形により内体110と外体120とを備えた積層構造に形成されている。
容器本体10に対応する部分である内体110は、ポリエチレンテレフタレート樹脂製となっており、口部111と胴部112とを備えている。
口部111は、略円筒状となっており、その外周面には雄ねじ111aが一体に設けられている。一方、胴部112は、外径が口部111と略同一であると共に肉厚が口部111よりも厚い有底円筒状となっており、口部111の下端に一体に連なっている。
口部111と胴部112との間の部分にはネックリング113が一体に設けられている。ネックリング113は、口部111及び胴部112の上端部分に対して径方向外側に向けて突出すると共に中心軸線Oを中心として全周に亘って延びる略板状となっている。また、ネックリング113の胴部112の側を向く下面113aは中心軸線Oに対して略垂直な平面となっており、ネックリング113の口部111の側を向く上面113bは径方向外側に向かうに連れて胴部112に近づくように傾斜する傾斜面となっている。
被覆部20に対応する部分である外体120は、ポリプロピレン樹脂により有底円筒状に形成され、内体110の胴部112の外側面に積層されて当該外側面の全体を覆っている。外体120の厚みは、胴部112の厚みよりも薄くなっており、例えば50μm〜1500μmとするのが好ましい。特に、外体120を射出成形により形成する場合には、外体120の厚みを100μm〜1500μmとするのがより好ましい。
外体120の上端にはフランジ121が一体に設けられている。フランジ121は、外体120の上端から径方向外側に向けて延びると共に中心軸線Oを中心として全周に亘って延びる略板状となっており、ネックリング113の下面113aに密着している。外体120にフランジ121を設けることによって、例えば積層プリフォーム100を延伸ブロー成形する際に、ネックリング113の下面113aをフランジ121を間に挟みながらブロー成形用金型の基準面に突き当てて固定することによってフランジ121とネックリング113とを擬似接着させる効果が生まれる。従って、積層プリフォーム100を延伸ブロー成形する際に、外体120に加わる引っ張り力をフランジ121により保持することができるので、外体120が内体110に対して位置ずれして延伸不良となることを抑制することができる。
ここで、積層プリフォーム100の内体110の口部111、及びネックリング113は何れもブロー成形によって延伸されない部分であり、積層プリフォーム100のフランジ121や作用部115もブロー成形によって延伸されない部分である。従って、積層プリフォーム100の口部111、及びネックリング113の形状は、合成樹脂製容器1の容器本体10の口部11、及びネックリング13の形状とそれぞれ略同一となっており、積層プリフォーム100のフランジ121及び作用部115の形状は、合成樹脂製容器1の被覆部20のフランジ21及び作用部15の形状と略同一となっている。
すなわち、図4に示すように、ネックリング113の外周面における周方向の1箇所から径方向外側に向けて、作用部115が形成されている。作用部115は、フランジ121と一体形成されており、フランジ121の外周端から更に径方向外側に向けて突出している。作用部115は、外体120と一体に設けられている。作用部115に下方向の力を作用させることで、外体120を下方向に引っ張ることが可能である。図4の例では、作用部115の下面は、フランジ121の下面と略同一高さとなっており、作用部115は、フランジ121よりも厚肉に形成されている。本実施形態では、作用部115は径方向外側に向けて同一幅で延び、摘み易いように先端部がR形状を有している。
作用部115の周方向両側に位置する外体120上には、図4に示すように、作用部115から下方に延びる切り欠き部116が設けられている。切り欠き部116は、当該領域において外体120が切り欠かれて内体110の胴部112の一部が外部に露出している。切り欠き部116は、作用部115の径方向内側端における周方向両側の位置から下方に向けて幅が徐々に縮小されており、下端部がR形状を有している。
積層プリフォーム100の胴部112は、ブロー成形によって延伸されて容器本体10の胴部12に形成される部分である。また、積層プリフォーム100の外体120は、胴部112と共にブロー成形により延伸されて胴部12の外側面に積層される被覆部20に形成される部分である。
上記構成の積層プリフォーム100は、本実施形態ではインサート成形により形成されたインサート成形品である。例えば、積層プリフォーム100は、予め射出成形により形成された内体110をインサートしたインサート成形(射出成形)により形成することができ、あるいは予め射出成形により形成された外体120をインサートしたインサート成形(射出成形)により形成することができる。なお、積層プリフォーム100は、射出成形により内体110又は外体120を形成した後、二色成形により外体120又は内体110を成形するようにしてもよい。
次に、本開示の第1実施形態に係る合成樹脂製容器1の製造方法について説明する。
図5は、本実施形態に係る合成樹脂製容器1の製造方法を実施する手順を示すフローチャートである。合成樹脂製容器1の前躯体となる積層プリフォーム100を製造するに際しては、まず、射出成形等により、図4に示す内体110を成形する(ステップS101)。内体110は、図4に示すように、口部111と、胴部112と、口部111と胴部112との間の部分に設けられたネックリング113とを有している。
次に、ステップS101で成形した内体110を、金型のキャビティ内に配置する(ステップS102)。ここでいう金型は、外体120を成形するための金型であり、内体110をインサート材として積層プリフォーム100をインサート成形する場合を想定している。
次に、ステップS102により形成された、キャビティと内体110との間の空間に、外体120用の合成樹脂を射出し、外体120を成形する(ステップS103)。外体120を成形する際に、フランジ121から径方向外側に突出する作用部115も外体120と一体形成される。ステップS103の後、積層プリフォーム100を金型から離型することで、積層プリフォーム100の成形は終了する。
なお、積層プリフォーム100の形成は、上述の内体110をインサート材として積層プリフォーム100をインサート成形する場合に限定されず、外体120を先に成形し、外体120をインサート材として積層プリフォーム100をインサート成形するようにしてもよい。また、内体110又は外体120を射出成形した後、外体120又は内体110を二色成形によって形成してもよい。
積層プリフォーム100から合成樹脂製容器1を製造するためには、ステップS103で形成された積層プリフォーム100のネックリング113をブロー成形用金型の基準面に突き当てて固定し、積層プリフォーム100を延伸ブロー成形する(ステップS104)。この延伸ブロー成形によって、外体120は、内体110の胴部112と共に延伸されて、合成樹脂製容器1の胴部12を形成する。一方、口部111、ネックリング113、フランジ121、作用部115等は、ブロー成形によっても延伸されず、積層プリフォーム100とほぼ同じ形状を維持する。積層プリフォーム100の延伸ブロー成形により合成樹脂製容器1の製造を終了する。
以上述べたように、本実施形態は、積層プリフォーム100のブロー成形により形成される積層構造を有する合成樹脂製容器1であって、口部11と、胴部12と、口部11と胴部12との間の部分に設けられたネックリング13とを有するボトル形状の容器本体10と、胴部12と共にブロー成形により延伸されて胴部12の外側面に積層された被覆部20と、被覆部20と一体形成されるか又は被覆部20の一部として形成され、下方向の力が作用することで被覆部20を容器本体10から引き剥がすことを可能とする作用部15とを備えるように構成した。このような構成の採用によって、利用者がこの作用部15を摘んで下方に引き下ろすことによって、作用部15が形成された周方向位置における被覆部20を下方に向けて引き剥がすことができる。これによって、利用者は、内容物を使用後、作用部15を摘んで下方に引き下ろすという簡便な操作によって、被覆部20を容器本体10から引き剥がすことができる。従って、容器本体10とは異なる合成樹脂材料を主体とする合成樹脂で形成された被覆部20を容易に容器本体10から引き剥がして、分別廃棄を行うことができる。
また、本実施形態では、作用部15は、被覆部20と一体形成され、ネックリング13の周方向の一部から径方向外側に向かって延びるように構成した。このような構成の採用によって、利用者が径方向外側に延びる作用部15をより簡単に摘んで下方に引き下ろすことができる。
また、本実施形態では、作用部15の周方向の両側に位置する被覆部20には、上下方向に延びる切り欠き部16が形成されるように構成した。このような構成の採用によって、利用者がこの作用部15を摘んで下方に引き下ろすことによって、切り欠き部16の下端部にせん断力が作用して更に下方に引き裂かれ、被覆部20の周方向の1箇所を底部分12dに至るまで帯状に引き剥がすことができる。そして、利用者は、次にこの帯状に取り除かれた被覆部20を起点として周方向にも被覆部20を引き剥がすことができる。これによって、利用者は、内容物を使用後、作用部15を摘んで下方に引き下ろすという簡便な操作によって、被覆部20を容器本体10から引き剥がすことができる。従って、容器本体10とは異なる合成樹脂材料を主体とする合成樹脂で形成された被覆部20を容易に容器本体10から引き剥がして、分別廃棄を行うことができる。
また、本実施形態は、積層プリフォーム100のブロー成形により形成される積層構造を有する合成樹脂製容器1の製造方法であって、口部111と、胴部112と、口部111と胴部112との間の部分に設けられたネックリング113とを有する、積層プリフォーム100の内体110を形成するステップと、内体110の胴部112を径方向外側から覆う、積層プリフォーム100の外体120を形成するステップと、内体110における胴部112及び外体120を共にブロー成形により延伸させて、容器本体10及び被覆部20を形成するステップとを含み、合成樹脂製容器1は、被覆部20と一体形成されるか又は被覆部20の一部として形成され、下方向の力が作用することで被覆部20を容器本体10から引き剥がすことを可能とする作用部15を備えるように構成した。このような構成の採用によって、利用者がこの作用部15を摘んで下方に引き下ろすことによって、作用部15が形成された周方向位置における被覆部20を下方に向けて引き剥がすことができる。これによって、利用者は、内容物を使用後、作用部15を摘んで下方に引き下ろすという簡便な操作によって、被覆部20を容器本体10から引き剥がすことができる。従って、容器本体10とは異なる合成樹脂材料を主体とする合成樹脂で形成された被覆部20を容易に容器本体10から引き剥がして、分別廃棄を行うことができる。
また、本実施形態は、ブロー成形により形成される積層構造を有する合成樹脂製容器1の製造に用いる積層プリフォーム100であって、口部111と、胴部112と、口部111と胴部112との間の部分に設けられたネックリング113とを有する内体110と、内体110の胴部112を径方向外側から覆う外体120と、外体120と一体形成されるか又は外体120の一部として形成され、外体120を下方向に引っ張ることを可能とする作用部115とを備えるように構成した。このような構成の採用によって、利用者がこの積層プリフォーム100を用いて成形された合成樹脂製容器1の作用部15を摘んで下方に引き下ろすことによって、作用部15が形成された周方向位置における被覆部20を下方に向けて引き剥がすことができる。これによって、利用者は、内容物を使用後、作用部15を摘んで下方に引き下ろすという簡便な操作によって、被覆部20を容器本体10から引き剥がすことができる。従って、容器本体10とは異なる合成樹脂材料を主体とする合成樹脂で形成された被覆部20を容易に容器本体10から引き剥がして、分別廃棄を行うことができる。
次に、本開示の第2実施形態に係る合成樹脂製容器2について詳細に例示説明する。
なお、本実施形態に係る合成樹脂製容器2は、第1実施形態と比較して、ネックリング13の周囲にリング部18を形成した他は、第1実施形態に係る構成と近似している。従って、ここでは第1実施形態との差異点について主に説明する。また、第1実施形態の各部位に対応する構成を有する部位については、同一の符号を付して説明する。
本実施形態に係る合成樹脂製容器2は、図6に示すように、ネックリング13を径方向外側から囲むリング部18を有している。本実施形態において、リング部18は、フランジ21(図7参照)と略同一高さにフランジ21と一体形成されており、フランジ21の外周端と周方向3箇所において破断部18aによって連結されている。すなわち、リング部18は、作用部15及び被覆部20とも一体形成され、容器本体10の周方向の全周を囲むように構成されている。
利用者は、リング部18における作用部15と対向する周方向位置を摘んで、破断部18aを引きちぎりながら図7に示すように作用部15を支点にリング部18を作用部15側に折り返す。そして、利用者は、このリング部18を摘んで更に下方に引き下ろすことによって、作用部15を介して被覆部20の周方向の1箇所を底部分12dに至るまで帯状に引き剥がすことができる。そして、利用者は、次にこの帯状に取り除かれた被覆部20を起点として周方向にも被覆部20を引き剥がすことができる。これによって、利用者は、内容物を使用後、リング部18を摘んで下方に引き下ろすという簡便な操作によって、被覆部20を容器本体10から引き剥がすことができる。特に、本実施形態では、容器本体10を取り囲む大きさのリング部18を摘みながら被覆部20を引き剥がすことができるので、被覆部20を引き剥がせるだけの力を被覆部20に容易に作用させることができる。従って、容器本体10とは異なる合成樹脂材料を主体とする合成樹脂で形成された被覆部20を容易に容器本体10から引き剥がして、分別廃棄を行うことができる。なお、本実施形態では、利用者はリング部18を摘んで下方に引き下ろすため、必ずしも作用部15に直接力を作用させる必要がない。従って、作用部15は、必ずしも図6及び図7に示すようにフランジ21の外周部から径方向外側に大きく突出している必要はなく、リング部18をフランジ21及び被覆部20に対して所定の強度で連結できるだけの大きさを有していればよい。
次に、本開示の第3実施形態に係る合成樹脂製容器3について詳細に例示説明する。
なお、本実施形態に係る合成樹脂製容器3は、第1実施形態と比較して、作用部15を設ける位置を変えた他は、第1実施形態の構成と近似している。従って、ここでは第1実施形態との差異点について主に説明する。また、第1実施形態の各部位に対応する構成を有する部位については、同一の符号を付して説明する。
本実施形態に係る合成樹脂製容器3は、図8に示すように、作用部19が被覆部20の一部として形成されており、容器本体10の胴部12(図1参照)に沿って上下方向に延びている。また、作用部19の周方向両側には、上下方向に延びる切り欠き部19aが設けられている。すなわち、図8に示すように、被覆部20におけるネックリング13の直下の領域において、周方向の2箇所に被覆部20が無い切り欠き部19aが設けられ、2つの切り欠き部19aの上端部同士が連結されることで、切り欠き部19a同士の間の領域に胴部12に沿って上向きに突出する作用部19が形成されている。
利用者は、この上下方向に延び上向きに突出する作用部19の上端部を容器本体10の胴部12から径方向外側に引き剥がして摘み、下方に引き下ろすことによって、被覆部20の周方向の1箇所を底部分12dに至るまで帯状に引き剥がすことができる。そして、利用者は、次にこの帯状に引き剥がされた被覆部20を起点として周方向にも被覆部20を引き剥がすことができる。これによって、利用者は、内容物を使用後、作用部19を摘んで下方に引き下ろすという簡便な操作によって、被覆部20を容器本体10から引き剥がすことができる。特に、本実施形態では、作用部19がネックリング13から径方向外側に突出することがなく、容器本体10の胴部12に沿って被覆部20の一部として設けられるため、合成樹脂製容器3の外観や使用時の使い易さを損ねることがない。
なお、本実施形態に係る合成樹脂製容器3の製造に用いる積層プリフォームは、合成樹脂製容器3と同様に、作用部が外体の一部として形成されることになる。
本開示を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部に含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
例えば、上述の実施形態では、作用部15,19を周方向の1箇所のみに設けるように構成したが、この態様には限定されない。作用部15,19は、周方向の複数箇所に設けてもよい。
また、上述の実施形態では、被覆部20が容器本体10の胴部12全体を覆うように構成したが、この態様には限定されない。被覆部20は、例えば、容器本体10の胴部12のうち、底部分12d以外の領域を覆うように構成されていてもよい。
また、第1実施形態及び第2実施形態では、作用部15が中心軸線Oに直交し径方向外側に向かう方向に延びるように構成したが、この態様には限定されない。作用部15は、中心軸線Oに直交し径方向外側に向かう方向に対して、例えば上下方向に傾斜していてもよい。
また、上述の実施形態では、被覆部20の上端部がフランジ21を構成するようにしているが、この態様には限定されず、例えば被覆部20の上端部がフランジ21を備えず、ネックリング13の下面13aまで延びるように構成されていてもよい。
また、第1実施形態及び第2実施形態では、作用部15の周方向両側に切り欠き部16を設けるように構成したが、この態様には限定されない。切り欠き部16は、作用部15の周方向の片側にのみ設けられていてもよいし、設けていなくてもよい。
また、第2実施形態において、リング部18が破断部18aによってフランジ21と連結されるように構成したが、この態様には限定されず、リング部18が作用部15のみを介して被覆部20と連結されるように構成してもよい。これによって、リング部18を切り離す作業が不要となる。
1,2,3 合成樹脂製容器
10 容器本体
11 口部
11a 雄ねじ
12 胴部
12a 首状部分
12b 肩状部分
12c 本体部分
12d 底部分
13 ネックリング
13a 下面
13b 上面
14 環状突起
15 作用部
16 切り欠き部
18 リング部
18a 破断部
19 作用部
19a 切り欠き部
20 被覆部
21 フランジ
100 積層プリフォーム
110 内体
111 口部
111a 雄ねじ
112 胴部
113 ネックリング
113a 下面
113b 上面
115 作用部
116 切り欠き部
120 外体
121 フランジ
O 中心軸線
S 収容空間

Claims (7)

  1. 積層プリフォームのブロー成形により形成される積層構造を有する合成樹脂製容器であって、
    口部と、胴部と、該口部と該胴部との間の部分に設けられたネックリングとを有するボトル形状の容器本体と、
    前記胴部と共にブロー成形により延伸されて該胴部の外側面に積層された被覆部と、
    該被覆部と一体形成されるか又は該被覆部の一部として形成され、下方向の力が作用することで前記被覆部を前記容器本体から引き剥がすことを可能とする作用部と
    を備えることを特徴とする合成樹脂製容器。
  2. 前記作用部は、前記被覆部と一体形成され、前記ネックリングの周方向の一部から径方向外側に向かって延びている、請求項1に記載の合成樹脂製容器。
  3. 周方向の一部に形成された前記作用部と一体形成され、前記容器本体の周方向の全周を囲むリング部を更に備える、請求項1又は2に記載の合成樹脂製容器。
  4. 前記作用部は、前記被覆部の一部として形成されると共に上下方向に延びる、請求項1に記載の合成樹脂製容器。
  5. 前記作用部の周方向の両側に位置する前記被覆部には、上下方向に延びる切り欠き部が形成されている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の合成樹脂製容器。
  6. 積層プリフォームのブロー成形により形成される積層構造を有する合成樹脂製容器の製造方法であって、
    口部と、胴部と、該口部と該胴部との間の部分に設けられたネックリングとを有する、前記積層プリフォームの内体を形成するステップと、
    該内体の前記胴部を径方向外側から覆う、前記積層プリフォームの外体を形成するステップと、
    前記内体における前記胴部及び前記外体を共にブロー成形により延伸させて、容器本体及び被覆部を形成するステップと
    を含み、
    前記合成樹脂製容器は、前記被覆部と一体形成されるか又は該被覆部の一部として形成され、下方向の力が作用することで前記被覆部を前記容器本体から引き剥がすことを可能とする作用部を備えることを特徴とする合成樹脂製容器の製造方法。
  7. ブロー成形により形成される積層構造を有する合成樹脂製容器の製造に用いる積層プリフォームであって、
    口部と、胴部と、該口部と該胴部との間の部分に設けられたネックリングとを有する内体と、
    該内体の前記胴部を径方向外側から覆う外体と、
    該外体と一体形成されるか又は該外体の一部として形成され、該外体を下方向に引っ張ることを可能とする作用部と
    を備えることを特徴とする積層プリフォーム。
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