JP2020034805A - 投射型表示装置 - Google Patents

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智久 相田
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智久 相田
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Abstract

【課題】 輝度変調を行ったのちに、各色の表示素子を照明するために波長毎に色分解する必要があり、色分解の都合上、ある色のみ光路長が異なり、解像力が低下する課題があった。【解決手段】 光源から第1光変調素子に照明する第1集光レンズ系と、前記第1光変調素子からの変調光を複数の色光に分離する色分解系と、色分離された光を複数の第2光変調素子に照明する第2集光レンズ系と、前記複数の第2光変調素子からの光を合成し、被照射面に投影する投影レンズと、を備える光学表示装置であって、第1光変調素子と第2光変調素子の間に各色の光路長を統一する手段を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、表示素子画像を拡大投射する投射型表示装置に関する。
パーソナルコンピュータの普及やビデオコンテンツの拡充により画像をスクリーン等に拡大投影する投射型表示装置が多用されている。このような投射型表示装置は、光源から出射された光を液晶パネル(LCD、LCOS)やデジタルマイクロミラーデバイス(DMD)などの小型光変調素子に照明し、スクリーン上に拡大画像を表示させるものである。
近年、人間の視覚に近い輝度レンジや階調数を表示データに持たせて描写のリアリティを追求する動きが主流になりつつある。しかしながら、それを表示するための表示装置の性能が不足しているため、表現力を充分に発揮することができないという課題がある。
上記の課題を解決するために、次のような提案がなされている。
特許第4158757号公報 特許第4241872号公報
特許文献1の技術は、特許文献1に開示された従来技術では、赤用画像表示素子、緑用画像表示素子、青用画像表示素子からの画像光を輝度変調するため、投射レンズから投射される画像光の解像性能を劣化させないためには、高い性能のリレーレンズが必要になるため、画像投射装置が高コストかつ大型化してしまう。
それに対し、輝度変調を行った後に赤用画像表示素子、緑用画像表示素子、青用画像表示素子を照明することで、簡易な構成で高コントラストを実現することができる。但し、輝度変調を行ったのちに、各色の表示素子を照明するために波長毎に色分解する必要があり、色分解の都合上、ある色のみ光路長が異なり、解像力が低下する課題があった。
上記の課題を解決するために、本発明に係る投射型表示装置は、
光源から第1光変調素子に照明する第1集光レンズ系と、前記第1光変調素子からの変調光を複数の色光に分離する色分解系と、色分離された光を複数の第2光変調素子に照明する第2集光レンズ系と、前記複数の第2光変調素子からの光を合成し、被照射面に投影する投影レンズと、を備える光学表示装置であって、第1光変調素子と第2光変調素子の間に各色の光路長を統一する手段を有することを特徴とする。かかる構成において、本発明の実施例に基づき、さらに詳細に説明する。
本発明によれば、簡易な構成で輝度ダイナミックレンジの広い高品位な画像が得られる投射型表示装置の提供を実現できる。
本発明の第1実施例で示す投射型表示装置の構成説明図 本発明の第1実施例で示す投射型表示装置の構成説明図 解像度低下を示す図 本発明の第2実施例で示す投射型表示装置の構成説明図 本発明の第3実施例で示す投射型表示装置の構成説明図
以下に、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の構成を示す構成図である。
本発明は光源ユニット40からの光を輝度変調する第1の画像表示素子7を照明する照明光学系と第1の画像表示素子7で変調された光を複数色光に分離し、複数の第2の画像表示素子13R、13G、13Bに再結像させるリレーレンズ系で構成される。
光源ユニット40は、超高圧水銀ランプやキセノンランプ等の光源1と、該光源1からの光を反射するリフレクタ2とを有する。なお、光源ユニット40として、LEDやレーザを用いてもよい。また、蛍光光を利用するレーザと蛍光体の構成でもあってもよい。
光源ユニット40からの光は、光均一化素子である第1フライアイレンズ(小さな球面レンズが2次元的に配列されたレンズアレイ)3aによって分割及び集光される。分割された各々の分割光束は第2フライアイレンズ3b近傍に集光され、光源の像(2次光源像)を作る。第1フライアイレンズ3aおよび第2フライアイレンズ3bが光束を分割する手段である。これらのフライアイレンズ3a及び3bを構成する小レンズは、被照明面である光変調素子7と相似の形状をした矩形レンズ形状をしている。第1フライアイレンズ3aの各小レンズは光変調素子7の位置と光学的に略共役になっている。光源像が形成される第2フライアイレンズ3b近傍には偏光変換素子4が設けられている。
偏光変換素子4に入射した無偏光光としての複数の光束は、偏光変換素子4によって所定の偏光方向を有する偏光光(ここではP偏光とする)に変換されて、第1の偏光ビームスプリッタ5(P偏光透過、S偏光反射)に入射される。第1の偏光ビームスプリッタ5を透過したP偏光光は、第1のコンデンサーレンズ6を介して、第1の画像表示素子7に集光される。
第1の画像表示素子7で変調された光(S偏光光)は、第1のコンデンサーレンズ6を介して、第1の偏光ビームスプリッタ5で反射された後、ダイクロイックフィルタ8によって第1波長光(B光)と第2波長光(G光+R光)に分離される。
第1波長光は、第1のミラー9Bで反射され、第2のコンデンサーレンズ10Bおよび第2の偏光ビームスプリッタ12Bを介し、第2の画像表示素子13Bに照明される。第2の画像表示素子13Bで変調された第1波長光(P偏光光)は、第2の偏光ビームスプリッタ12Bを透過し、クロスダイクロプリズム20を反射し、投影光学系30により不図示のスクリーンに投影される。
第2波長光(G光+R光)は、第2のミラー9Yで反射され、第2のコンデンサーレンズ10Yを透過し、ダイクロイックフィルタ11により第3波長光(G光)と第4波長光(R光)に分離される。
第3波長光(G光)は、第2の偏光ビームスプリッタ12Gを介し、第2の画像表示素子13Gに照明される。第2の画像表示素子12Gで変調された第3波長光(P偏光光)は、第2の偏光ビームスプリッタ12Gを透過し、クロスダイクロプリズム20を透過し、投影光学系30により不図示のスクリーンに投影される。
第4波長光(R光)は、第2の偏光ビームスプリッタ12Rを介し、第2の画像表示素子13Rに照明される。第2の画像表示素子12Rで変調された第4波長光(P偏光光)は、第2の偏光ビームスプリッタ12Rを透過し、クロスダイクロプリズム20を反射し、投影光学系30により不図示のスクリーンに投影される。
本実施例の第1の偏光ビームスプリッタ5は平板型であるがプリズム型でも良い。また、第2の偏光ビームスプリッタ12R、12G、12Bはプリズム型であるが平板型でも良い(図2)。
本実施例の色分解合成系は、反射型の液晶パネルを使った光学系であるが、透過型の液晶パネルを使った光学系やDMD(Digital Mirror Device)であってもよい。
前記、色分解手段を用いる場合、第4波長光(R光)のみダイクロイックフィルタ11を透過し、第1波長(B光)及び第3波長(G光)と光路長が異なり解像度が低下してしまう(図3)。
第4波長光(R光)に対応する第2の画像表示素子13Rの位置を光軸方向に移動させることで、第1の画像表示素子7と第2の画像表示素子13の各波長光の光路長を統一することは可能であるが、投影光学系30に対するバックフォーカスが異なってしまうため、スクリーンに投影される画の改善にはならない。
本実施例では、図1に示すよう光路長を統一する手段を第1波長(B光)及び第3波長(G光)配置することにより、第1の画像表示素子7と第2の画像表示素子13の各波長光の光路長及び、投影光学系30に対する各波長光のバックフォーカスを統一することが出来る。これにより、輝度ダイナミックレンジの広い高品位な画像が得られる。
以下、更に望ましい構成について説明する。
ダイクロイックフィルタ11の厚さをd(mm)、屈折率をnd、光学系のFナンバーをF、補正量をX(mm)とすると、補正量Xは
X=(d/nd)±0.07*F
を満足することが望ましい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
図4は、本発明の第2の実施形態を示す図である。
本実施例は漏れ光を減らすために、第2偏光ビームスプリッタ12の入射側60R、60G、60Bおよび出射側61R、61G、61Bのいずれかまたは両方に、吸収型または反射型の偏光板を配置する。実施例1では第1波長(B光)及び第3波長(G光)に光路長補正手段50B,50Gを配置していたことに対し、本実施例では第2偏光ビームスプリッタ12の入射側に配置する偏光板60の厚さを各波長光路で変えることにより、光路長の統一を実現している。更に望ましくは、偏光ビームスプリッタの出射側に吸収型の偏光板を配置することが望ましい。
これ以外については実施例1と変わらないので全体の光学系の説明は省略する。
図5は、本発明の第3の実施形態を示す図である。コンデンサーレンズの配置が異なる。
実施例1では第3波長光(G光)と第4波長光(R光)は共通のコンデンサーレンズ10Yを配置していた事に対し、本実施例では第1波長光(B光)と第3波長光(G光)と第4波長光(R光)それぞれにコンデンサーレンズ73を配置する。
偏光変換素子4によって所定の偏光方向を有する偏光光(ここではP偏光とする)変換された光は、第1のフィールドレンズ70、第1の偏光ビームスプリッタ5、第1コンデンサーレンズ71を介して、第1の画像表示素子7に集光される。
第1の画像表示素子7で変調された光(S偏光光)は、第1のコンデンサーレンズ71を介して、第1の偏光ビームスプリッタ5で反射され、第2フィールドレンズ72を通過した後、ダイクロイックフィルタ8によって第1波長光(B光)と第2波長光(G光+R光)に分離される。
第1波長光は、第1のミラー9Bで反射され、第2のコンデンサーレンズ73Bおよび第2の偏光ビームスプリッタ12Bを介し、第2の画像表示素子13Bに照明される。第2の画像表示素子13Bで変調された第1波長光(P偏光光)は、第2の偏光ビームスプリッタ12Bを透過し、クロスダイクロプリズム20を反射し、投影光学系30により不図示のスクリーンに投影される。
第2波長光(G光+R光)は、第2のミラー9Yで反射され、ダイクロイックフィルタ11により第3波長光(G光)と第4波長光(R光)に分離される。
第3波長光(G光)は、第2コンデンサーレンズ73G及び第2偏光ビームスプリッタ12Gを介し、第2の画像表示素子13Gに照明される。第2の画像表示素子12Gで変調された第3波長光(P偏光光)は、第2の偏光ビームスプリッタ12Gを透過し、クロスダイクロプリズム20を透過し、投影光学系30により不図示のスクリーンに投影される。
第4波長光(R光)は、第2コンデンサーレンズ73R及び第2の偏光ビームスプリッタ12Rを介し、第2の画像表示素子13Rに照明される。第2の画像表示素子12Rで変調された第4波長光(P偏光光)は、第2の偏光ビームスプリッタ12Rを透過し、クロスダイクロプリズム20を反射し、投影光学系30により不図示のスクリーンに投影される。
本実施例ではコンデンサーレンズ73の曲率半径、硝材、厚さのいずれかもしくはすべてを変えることで光路長の統一を実現している。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
例えば、本実施例では反射型の液晶パネルを使った光学系であるが、透過型の液晶パネルを使った光学系やDMD(Digital Mirror Device)であってもよい。
1 光源、2 リフレクタ、3a/3b 光均一化素子、4 偏光変換素子、
5 第1偏光ビームスプリッタ、6/71 第1コンデンサーレンズ、
7 第1変調素子、8/11 ダイクロイックフィルタ、9B/9Y ミラー、
10B/10Y 第2コンデンサーレンズ、
73R/73G/73B 第2コンデンサーレンズ、
12R/12G/12B 第2偏光ビームスプリッタ、
13R/13G/13B 第2変調素子、
20 クロスダイクロプリズム、30 投射光学系、40 光源ユニット、
50G/50B 光路長補正手段、60R/60G/60B 入射側偏光板、
61R/61G/61B 出射側偏光板、70 第1フィールドレンズ、
72 第2フィールドレンズ

Claims (4)

  1. 光源から第1光変調素子に照明する第1集光レンズ系と、
    前記第1光変調素子からの変調光を複数の色光に分離する色分解系と、
    色分離された光を複数の第2光変調素子に照明する第2集光レンズ系と、
    前記複数の第2光変調素子からの光を合成し、被照射面に投影する投影レンズと、
    を備える光学表示装置であって、
    第1光変調素子と第2光変調素子の間に各色の光路長を統一する手段を有することを特徴とする光学表示装置。
  2. 色分解系内に配置される光学素子により発生する光路長差を補正する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の光学表示装置。
  3. 前記光学素子はダイクロイックフィルタであることを特徴とする請求項1に記載の光学表示装置。
  4. ダイクロイックフィルタの厚さをd(mm)、屈折率をnd、光学系のFナンバーをF、補正量をX(mm)とすると、
    X=(d/nd)±0.07*F
    を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021205849A1 (ja) * 2020-04-07 2021-10-14 ソニーグループ株式会社 照明光学系および投射型表示装置

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