JP2020032926A - シフトレバー装置 - Google Patents

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克志 久保田
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Abstract

【課題】シフトレバーを左右方向(セレクト方向)及び前後方向(シフト方向)に移動させる構造として、シフトレバー下部の球状部を中心として移動させるものであっても、コンプレッションロッドを上方に押し付ける弾性体の下端を支持できるようにする。【解決手段】中空のシフトレバー7内に挿入されるコンプレッションロッド13は、コイルスプリング41によって上方に押し付けられている。シフトレバー7の上部に設けた操作ノブの操作ボタンを押すことで、コンプレッションロッド13は、コイルスプリング41に抗して下降する。シフトレバー7の下端開口部にはストッパ43が取り付けられ、ストッパ43がコイルスプリング41の抜け止めとなっている。ストッパ43は、脚部43b及び突起部43eがシフトレバー7の内部に挿入され、爪部43f2がシフトレバー7の係止孔17aに係止される。【選択図】図3

Description

本発明は、自動変速機のシフトレバー装置に関する。
自動車の自動変速機には、オートモードのD(ドライブ)レンジを保持したままマニュアルモードに切り換えて、運転者が手動によりシフトアップあるいはシフトダウンできるようにしたシフトレバー装置を備えるものが知られている(特許文献1参照)。特許文献1のシフトレバー装置は、シフトレバーのオートモード及びマニュアルモードでの前後方向(シフト方向)の移動と、オートモードとマニュアルモードとの切り換え時の左右方向(セレクト方向)の移動とを、継手を介して行っている。継手は、左右方向(セレクト方向)に沿う第1筒体と、前後方向(シフト方向)に沿う第2筒体とを有している。
シフトレバーは、第1筒体の軸心を中心として前後方向(シフト方向)に移動し、第2筒体の軸心を中心として左右方向(セレクト方向)に移動する。筒状のシフトレバーの内部に挿入されるコンプレッションロッドは、スプリングによって上方に押し付けられている。スプリングは、第2筒体の上面に形成した突起部に下端が係合した状態で支持される。シフトレバーの上部に設けた操作ボタンを押すことで、コンプレッションロッドがスプリングに抗して下方に移動し、オートモードでのシフトレバーの操作が可能となる。
特開平9−263151号公報
ところで、シフトレバーを左右方向(セレクト方向)及び前後方向(シフト方向)に移動させる構造として、第1筒体及び第2筒体を備える継手を使用せずに、シフトレバーの下部に設けた球状部を中心として移動させるものがある。この場合、球状部がシフトレバーと一体となっており、スプリングの下端を支持する構造として特許文献1の構造を採用することが困難となっている。
そこで、本発明は、シフトレバーを左右方向(セレクト方向)及び前後方向(シフト方向)に移動させる構造として、シフトレバー下部の球状部を中心として移動させるものであっても、コンプレッションロッドを上方に押し付ける弾性体の下端を支持できるようにすることを目的としている。
本発明は、シフトレバーがオートモード及びマニュアルモードで操作可能なシフトレバー装置であって、前記シフトレバーの下部に設けられ、前記シフトレバーを、前記オートモード又は前記マニュアルモードで前後方向に移動自在に支持すると共に、前記オートモードと前記マニュアルモードとの間を左右方向に移動自在に支持する球状部と、前記シフトレバーの内部に軸方向に移動自在に設けられ、前記オートモードにおいて前記シフトレバーに設けられた操作部を操作することで、前記シフトレバー内を下方に移動して、前記シフトレバーを前後方向に操作可能とするコンプレッションロッドと、前記シフトレバー内の下部に設けられ、前記コンプレッションロッドを上方に押し付ける弾性体と、前記弾性体の下部を支持して前記シフトレバーに取り付けられる支持部材と、を有し、前記支持部材は、前記シフトレバーの下端の開口部から挿入される挿入部と、前記挿入部が前記シフトレバーの内部に挿入された状態で、前記シフトレバーの係止孔に係止する係止部と、を備える。
本発明によれば、シフトレバーを左右方向(セレクト方向)及び前後方向(シフト方向)に移動させる構造として、シフトレバー下部の球状部を中心として移動させるものであっても、コンプレッションロッドを押し付ける弾性体の下端を支持部材によって支持することができる。
本発明の一実施形態に係わるシフトレバー装置のハウジングの内部を示す斜視図である。 図1のシフトレバー装置の分解斜視図である。 図1のシフトレバー装置におけるシフトレバーの軸心位置で切断した断面図である。 図1のシフトレバー装置におけるシフトレバーの下端開口部に取り付けられるストッパの斜視図である。 図4のストッパの正面図である。 図5Aの側面図である。 図5Bの平面図である。 図5BのA−A断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、自動車に使用されるシフトレバー装置1の内部構造を示す。なお、以下の説明で「前後方向」及び「左右方向」は、シフトレバー装置1を取り付けた状態の自動車の前後方向及び左右方向に相当する。シフトレバー装置1は、ハウジング3が、図2に示すベース5に、固定ピン6を介して取り付けられる。ベース5は、図示しない自動車の車体に取付部5aを介して固定される。ハウジング3内には、シフトレバー7の下部が挿入される。ハウジング3の左右方向の一方の開口部にはカバー8が取り付けられる。
ハウジング3は、図2に示すように、上面部9が前後方向に円弧形状となる凸曲面形状である。上面部9には、カバーパネル11が取り付けられる。カバーパネル11には、オートマチック変速操作用のオートモードシフト路11aと、マニュアル変速操作用のマニュアルモードシフト路11bとが形成されている。オートモードシフト路11aのD(ドライブ)レンジとマニュアルモードシフト路11bの中立位置とは、セレクト操作用シフト路11cによりつながっている。
オートモードシフト路11aは前後方向に長く、マニュアルモードシフト路11bは、オートモードシフト路11aの後部付近に位置してオートモードシフト路11aよりも前後方向の長さが短い。ハウジング3の上面部9には、オートモードシフト路11a、マニュアルモードシフト路11b及びセレクト操作用シフト路11cに対応して、開口9aが形成されている。
シフトレバー7は、軸方向全長にわたり中空で円筒形状のレバー本体7Aと、レバー本体7Aの下部側外周に、樹脂により一体成形された樹脂成形体7Bとを備えている。レバー本体7Aの内部にコンプレッションロッド13が軸方向に移動自在に挿入される。樹脂成形体7Bは、下端部に円筒部17が形成され、円筒部17の上部に隣接して球状部19が形成されている。
樹脂成形体7Bは、球状部19より上方の側部に、斜めに形成された筒部21が設けられている。筒部21には、チェックスプリング23と、チェックスプリング23により上方の突出方向に押し付けられるチェックピン25とが収容されている。チェックピン25は、ハウジング3の内部に形成されている図示しないチェック溝に係合する。
樹脂成形体7Bは、セレクトブロック27に支持される。セレクトブロック27は、前壁部29と後壁部31と底壁部33とを備えている。底壁部33には、図3にも示すように、球状部19を受け入れる球状受部35が形成されている。球状受部35に形成された貫通孔部35aを貫通するようにして円筒部17が挿入されている。貫通孔部35aは、シフトレバー7がセレクト操作用シフト路11cを左右に移動するときに、円筒部17が左右に移動可能なように、円筒部17の外径よりも大きく形成されている。
レバー本体7Aの下端は、球状部19の中心位置まで達している。樹脂成形体7Bの円筒部17内の円筒形状の空間は球状部19内にも連続して形成してあり、これら空間はレバー本体7A内の空間につながっている。シフトレバー7は、球状部19が球状受部35に対して前後及び左右に摺動回転することで、前後方向(シフト方向)及び左右方向(セレクト方向)に移動する。
球状受部35の左右両側には、左右方向に延在する軸部37a,37bが形成されている。セレクトブロック27は、図3に示すように、軸部37a,37bがハウジング3の軸孔39にブッシュ36を介して回転自在に支持されている。これにより、セレクトブロック27は、軸部37a,37bを中心として前後方向に揺動可能となる。
シフトレバー7は、前述したように球状部19を中心として左右方向(セレクト方向)に移動するが、オートモードシフト路11aから左方向に移動してマニュアルモードシフト路11bに移動したときに、樹脂成形体7Bとセレクトブロック27との嵌合が解除される。逆に、シフトレバー7が、マニュアルモードシフト路11bから右方向に移動してオートモードシフト路11aに移動したときに、樹脂成形体7Bがセレクトブロック27に対して嵌合する。樹脂成形体7Bとセレクトブロック27との嵌合は、セレクトブロック27の前壁部29と後壁部31との間に、樹脂成形体7Bの上部を入り込ませることで行う。
樹脂成形体7Bがセレクトブロック27に嵌合した状態で、シフトレバー7を前後に移動させることで、セレクトブロック27も一体となって軸部37a,37bを中心として前後に移動する。これにより、オートモードでのシフトチェンジが可能となる。セレクトブロック27の前壁部29の上端には、図示しないケーブルの一端が、ケーブルピン38を介して連結されるケーブル連結部40が設けられている。ケーブルの他端は、図示しない自動変速機に連結される。
シフトレバー7の上部には図示しない操作ノブが設けられ、操作ノブに設けてある操作ボタンを押すことで、コンプレッションロッド13が下方に移動する。コンプレッションロッド13は、ロッド上部13aとロッド上部13aより長さが短いロッド下部13bとに分割され、ロッド上部13aとロッド下部13bとの間に、左右方向に延在するポジションピン45が取り付けられている。ポジションピン45は、左右方向中央の上部及び下部に、挿入突起45a,45bが形成され、これら挿入突起45a,45bがロッド上部13a及びロッド下部13bの内部にそれぞれ挿入される。
シフトレバー7の樹脂成形体7Bに対応する部位には、上下方向に長い貫通孔7aが形成されている。貫通孔7aは、球状部19より上方の位置で、レバー本体7A及び樹脂成形体7Bを貫通している。貫通孔7aにポジションピン45が上下方向に移動自在に挿入される。ポジションピン45は、貫通孔7aから樹脂成形体7Bの外部に突出し、突出した先端付近がハウジング3のポジションゲート47に挿入される。ポジションピン45は、シフトレバー7の操作によってポジションゲート47内を移動する。
シフトレバー7の内部において、コンプレッションロッド13のロッド下部13bの下方には、弾性体としてのコイルスプリング41が収容されている。コイルスプリング41は、コンプレッションロッド13を上方に向けて押し付けている。このとき、コイルスプリング41の上部には、ロッド下部13bの下端から下方に突出する突部13b1が挿入される。コイルスプリング41は、シフトレバー7の下端に取り付けた支持部材としてのストッパ43によって、下方への抜け止めがなされる。
図4及び図5A〜図5Dに示すように、ストッパ43は、略リング形状の基部43aを備えている。基部43aは、互いに対向する位置にある一対の円弧部43a1と、円弧部43a1とは円周方向に90度隔てた位置で互いに対向する位置にある一対の矩形部43a2とを有する。各円弧部43a1の内周側から一対の脚部43bが上方に向けて立ち上がるようにして形成されている。
基部43aは、図1、図3に示すように、上端面が樹脂成形体7Bの円筒部17の下端に当接する。特に、円弧部43a1の外径は円筒部17の外径と略同等なので、円弧部43a1の上面の略全域が円筒部17の下端面に当接する。一対の脚部43bは互いに対向する位置にある。脚部43bは、円筒部材の周方向の一部(略1/4)を構成している。このため、一対の脚部43bの周方向相互間には開口部43cが形成されている。
一対の脚部43bは、上端において平板部43dにより互いにつながっている。平板部43dは、図5Cに示すように、平面視で略長円形状である。平板部43dの上面には上方に突出する突起部43eが形成されている。突起部43eは断面円形であり、先端側(上端側)が基端側(下端側)よりも直径が小さくなっている。
ストッパ43は、一対の脚部43b相互間の開口部43cに、一対の係止部43fが設けられている。係止部43fは、上部が平板部43dにつながるアーム部43f1と、アーム部43f1の下部に形成される爪部43f2とを備える。アーム部43f1は、上下方向に長く、上部を支点として下部の爪部43f2が開口部43cの内部と外部とを移動するように弾性変形する。爪部43f2は、基部43aの上方に位置し、基部43aに対して離間している。
樹脂成形体7Bの円筒部17には、爪部43f2が入り込む係止孔17aが形成されている。したがって、ストッパ43を図1のように円筒部17に取り付けた状態では、爪部43f2が係止孔17aに入り込み、爪部43f2によってストッパ43の円筒部17からの抜け止めがなされる。このとき、脚部43bの外周面は、円筒部17の内周面に略接触している。
ストッパ43を円筒部17内に挿入する際には、爪部43f2の先端が円筒部17の内周面を押し付けることで、一対のアーム部43f1が互いに接近する方向に弾性変形する。その後、爪部43f2が係止孔17aに入り込んで係止されると、一対のアーム部43f1は弾性変形状態から元の形状に戻る。
ストッパ43を円筒部17に取り付けた状態では、図3に示すように、突起部43eがコイルスプリング41の内部に挿入される。このとき、コイルスプリング41の下端が平板部43dの上面に当接する。したがって、平板部43dは、コイルスプリング41のスプリング受けとなる。
爪部43f2は、図5Dに示すように、上部傾斜面43f3と、外周円筒面43f4と、下端面43f5とを有する。上部傾斜面43f3は、下端が上端よりも上下方向の中心軸線から外側に離れた位置となるよう傾斜している。外周円筒面43f4は、上端が上部傾斜面43f3につながり、下端が下端面43f5につながっている。下端面43f5は、外周側端部が内周側端部よりも下方となるよう傾斜している。下端面43f5が傾斜していることにより、ストッパ43がコイルスプリング41により下方に押されて爪部43f2が係止孔17aの縁部に押し付けられたときに、爪部43f2の先端側が上方に向けて弾性変形しやすくなる。
図2には、シフトロックレバー49、シフトロックレバー49を解除するためのソレノイド51、シフトロックレバー49を強制的に回転させてシフトロックを解除する強制解除レバー53等が図示されている。シフトロックレバー49は、自動車を駐車したときに、シフトレバー7をパーキング位置から動かすことができないようにするためのものである。
次に、シフトレバー装置1の動作を説明する。
シフトレバー7がオートモードシフト路11aのP(パーキング)レンジにあるときに、エンジン始動状態でブレーキペダルが踏まれていることによって、ソレノイド51が作動し、シフトロックレバー49のシフトロックが解除される。この状態で、シフトレバー7上部の操作ボタンを押すことで、コンプレッションロッド13がポジションピン45と共に下降する。これにより、ポジションピン45がポジションゲート47内を後方に移動でき、シフトレバー7をオートモードシフト路11a内で前後に移動させることができる。コンプレッションロッド13が下降するときには、コイルスプリング41が圧縮される。操作ボタンを押す操作を止めると、コンプレッションロッド13はコイルスプリング41に押されて上昇する。
シフトレバー7をオートモードシフト路11a内で前後に移動させることで、オートモードにおける各レンジを選択できる。シフトレバー7がオートモードシフト路11aのD(ドライブ)レンジにあるときに、シフトレバー7を、セレクト操作用シフト路11cを介してマニュアルモードシフト路11bに移動させると、マニュアルモードに移行する。マニュアルモードでは、シフトレバー7を前後に移動させることでシフアップもしくはシフトダウンを手動で行うことができる。
シフトレバー7が、オートモードシフト路11a内で前後に移動するときは、セレクトブロック27と共に、軸部37a,37bを中心として前後に揺動する。シフトレバー7が、マニュアルモードシフト路11b内で前後に移動するとき、及び、セレクト操作用シフト路11cを左右に移動するときは、球状部19がセレクトブロック27の球状受部35に対して摺動回転する。
次に作用効果を説明する。
本実施形態のシフトレバー装置1は、シフトレバー7がオートモード及びマニュアルモードで操作可能である。シフトレバー装置1は、シフトレバー7の下部に設けられ、シフトレバー7を、オートモード又はマニュアルモードで前後方向に移動自在に支持すると共に、オートモードとマニュアルモードとの間を左右方向に移動自在に支持する球状部19を備える。シフトレバー7の内部に軸方向に移動自在に設けられ、オートモードにおいてシフトレバー7に設けられた操作部としての操作ボタンを操作することで、シフトレバー7内を下方に移動して、シフトレバー7を前後方向に操作可能とするコンプレッションロッド13を備える。
シフトレバー7内の下部に設けられ、コンプレッションロッド13を上方に押し付けるコイルスプリング41と、コイルスプリング41の下部を支持してシフトレバー7に取り付けられるストッパ43と、を有する。ストッパ43は、シフトレバー7の下端の開口部から挿入される挿入部(脚部43b、突起部43e)と、挿入部がシフトレバー7の内部に挿入された状態で、シフトレバー7の係止孔17aに係止する係止部43fと、を備える。
この場合、シフトレバー7を左右方向(セレクト方向)及び前後方向(シフト方向)に移動させる構造として、シフトレバー7の下部に設けた球状部19を中心として移動させるシフトレバー装置1であっても、コンプレッションロッド13を上方に向けて押し付けるコイルスプリング41の下端を、ストッパ43によって支持することができる。このとき、ストッパ43は、挿入部の特に脚部43bがシフトレバー7の内部に挿入され、脚部43bの外周面がシフトレバー7(円筒部17)の内周面の略接触するので、取付状態が安定する。
本実施形態は、コンプレッションロッド13を上方に押し付ける弾性体がコイルスプリング41で構成され、コイルスプリング41の内部に、係止部43fより先端側の突起部43eが挿入されている。この場合、コイルスプリング41が圧縮もしくは伸長する際に、圧縮・伸長方向と交差する方向にうねるようにして変形するのを、突起部43eにより抑制できる。
本実施形態の係止部43fは、係止孔17aに係止した状態で、挿入部による挿入方向と反対側が係止孔17aの縁部に押し付けられる爪部43f2を備え、爪部43f2の前記縁部に対向する対向部となる下端面43f5は、爪部43f2の先端側が基端側よりも前記挿入方向の後方側となるよう傾斜している。
このため、ストッパ43がコイルスプリング41により下方に押され、下端面43f5が係止孔17aの縁部に押し付けられたときに、爪部43f2の先端側が上方に向けて弾性変形しやすくなる。爪部43f2が上方に弾性変形することで、ストッパ43を円筒部17に取り付けたときのガタを抑制でき、安定した取付状態とすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、これらの実施形態は本発明の理解を容易にするために記載された単なる例示に過ぎず、本発明は当該実施形態に限定されるものではない。本発明の技術的範囲は、上記実施形態で開示した具体的な技術事項に限らず、そこから容易に導きうる様々な変形、変更、代替技術なども含む。
例えば、上記した実施形態では、コンプレッションロッド13を上方に押し付ける弾性体としてコイルスプリング41を使用したが、操作ボタンを押したときに、コンプレッションロッド13を規定量下降させることができるのであれば、コイルスプリング41に限るものではない。突起部43eは必ずしも必要なものではなく、コイルスプリング41の下端が平板部43dに当接する構造であればよい。
1 シフトレバー装置
7 シフトレバー
13 コンプレッションロッド
17a 係止孔
19 球状部
41 コイルスプリング(弾性体)
43 ストッパ(支持部材)
43b 脚部(挿入部)
43e 突起部(係止部より先端側の挿入部)
43f 係止部
43f2 係止部の爪部
43f5 爪部の下端面(対向部)

Claims (3)

  1. シフトレバーがオートモード及びマニュアルモードで操作可能なシフトレバー装置であって、
    前記シフトレバーの下部に設けられ、前記シフトレバーを、前記オートモード又は前記マニュアルモードで前後方向に移動自在に支持すると共に、前記オートモードと前記マニュアルモードとの間を左右方向に移動自在に支持する球状部と、
    前記シフトレバーの内部に軸方向に移動自在に設けられ、前記オートモードにおいて前記シフトレバーに設けられた操作部を操作することで、前記シフトレバー内を下方に移動して、前記シフトレバーを前後方向に操作可能とするコンプレッションロッドと、
    前記シフトレバー内の下部に設けられ、前記コンプレッションロッドを上方に押し付ける弾性体と、
    前記弾性体の下部を支持して前記シフトレバーに取り付けられる支持部材と、を有し、
    前記支持部材は、前記シフトレバーの下端の開口部から挿入される挿入部と、前記挿入部が前記シフトレバーの内部に挿入された状態で、前記シフトレバーの係止孔に係止する係止部と、を備えることを特徴とするシフトレバー装置。
  2. 前記弾性体はコイルスプリングで構成され、前記コイルスプリングの内部に、前記係止部より先端側の前記挿入部が挿入されていることを特徴とする請求項1に記載のシフトレバー装置。
  3. 前記係止部は、前記係止孔に係止した状態で、前記挿入部の挿入方向と反対側が前記係止孔の縁部に押し付けられる爪部を備え、前記爪部の前記縁部に対向する対向部は、前記爪部の先端側が基端側よりも前記挿入方向の後方側となるよう傾斜していることを特徴とする請求項2に記載のシフトレバー装置。
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