JP2020030987A - コネクタおよびコネクタ組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】フードハウジングに外力が加わった際に、フードハウジングの変形を抑制することが可能なコネクタおよびコネクタ組立体を提供すること。【解決手段】コネクタ20は、少なくとも1本の端子と、端子を保持するコアハウジング210と、コアハウジングの周囲を所定の間隙を隔てて包囲するフードハウジング220と、コアハウジングおよびフードハウジングの少なくとも一方から、フードハウジングまたはコアハウジングの対向する部分に向けて所定高さ突出した少なくとも1つのリブ228と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタおよびコネクタ組立体、特に、ハウジングに加わる応力に耐えうるように設計されたコネクタおよびコネクタ組立体に関する。
下記特許文献1には、半嵌合状態を検知でき、耐震構造を有するコネクタが開示されている。このコネクタの雌型ハウジングは、外周囲が略細長矩形状の上下壁および左右の側壁で囲まれて内部に所定大きさの空間が設けられた筒状体であって、当該空間の奧部が後壁で閉鎖されている。さらに、空間内には、コンタクトが装着される棒状の内部突出部が後壁から開口方向へ所定長さ延設された構造となっている。
特開2011−175867号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された構造のコネクタにおいて、小型化を目的としてハウジングの肉厚を薄くすると、ハウジングに外力が加わった場合に、ハウジングの上下壁や側壁が応力によって撓み変形、損傷する可能性がある。
したがって、本発明は、コアハウジングとフードハウジングを含むコネクタにおいてフードハウジングに外力が加わった際に、フードハウジングの変形を抑制することが可能なコネクタおよびコネクタ組立体を提供することを目的とする。
本発明は、
少なくとも1本の端子と、
前記端子を保持するコアハウジングと、
前記コアハウジングの周囲を所定の間隙を隔てて包囲するフードハウジングと、
前記コアハウジングおよび前記フードハウジングの少なくとも一方から、前記フードハウジングまたは前記コアハウジングの対向する部分に向けて所定高さ突出した少なくとも1つのリブと、
を有するコネクタである。
また、本発明の一態様は、本発明の上記態様において、前記リブが前記コアハウジングまたは前記フードハウジングの、コネクタ接続方向に対して垂直な方向における中央部に形成されることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、本発明の上記態様において、前記コアハウジングが1つのフードハウジングの中に複数形成されており、前記リブはコアハウジングの数と同数形成されることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、本発明の上記態様において、前記コアハウジングが1つのフードハウジングの中に複数形成されており、前記リブは、それぞれのコアハウジングに対して、コネクタ接続方向に対して垂直な方向における中心側に形成されることを特徴とする。
さらに、本発明は、
少なくとも1本の第1端子と、
前記第1端子を保持するコアハウジングと、
前記コアハウジングの周囲を所定の間隙を隔てて包囲するフードハウジングと、
前記コアハウジングおよび前記フードハウジングの少なくとも一方から、前記フードハウジングまたは前記コアハウジングの対向する部分に向けて所定高さ突出した少なくとも1つのリブと、
を有する雌コネクタと、
前記フードハウジングと前記コアハウジングの間の間隙に挿入可能な形状、大きさの雄コネクタハウジングと、
前記雄コネクタハウジングに配置され、前記第1端子に接続可能な第2端子と、を備え、
前記雄コネクタハウジングに、前記リブの形状に対応した凹部が形成されている、雄コネクタと、
を有する雄コネクタと、を備えるコネクタ組立体である。
上記本発明の第1の態様によれば、コネクタを構成するフードハウジングに外力が加わった際に、フードハウジングの変形を抑制することが可能となる。
上記本発明の第2の態様によれば、フードハウジングの、外力によって最も大きく変形する可能性のある部分の撓みを抑制することが可能となる。
上記本発明の第3の態様によれば、複数のコアハウジングを有する場合にも、フードハウジングの変形を抑制することが可能となる。
また、上記本発明の第4の態様によれば、複数のコアハウジングを有する場合に、フードハウジングの、外力によって最も大きく変形する可能性のある部分の撓みを抑制することが可能となる。
また、本発明の第5の態様によれば、雌コネクタを構成するフードハウジングに外力が加わった際に、フードハウジングの変形を抑制することが可能となる。
本実施形態のコネクタ組立体10の外観斜視図である。 図1のコネクタ組立体10を構成する雌コネクタ20の外観斜視図である。 図3(A)は、図2の雌コネクタ20の、コネクタ嵌合側から見た場合の正面図であり、図3(B)は、図3(A)のB−B線断面図である。 図4は、図1のコネクタ組立体10を構成する雄コネクタ30をコネクタ嵌合側から見た場合の外観斜視図である。 本発明の第1変形実施形態の雌コネクタ20Aの外観斜視図である。 図6(A)は、図5の雌コネクタ20Aの、コネクタ嵌合側から見た場合の正面図であり、図6(B)は、図6(A)のB−B線断面図である。 本発明の第2変形実施形態の雌コネクタ20Bの外観斜視図である。 図8(A)は、図7の雌コネクタ20Bの、コネクタ嵌合側から見た場合の正面図であり、図8(B)は、図8(A)のB−B線断面図である。 本発明の第3変形実施形態の雌コネクタ20Cの外観斜視図である。 図10(A)は、図9の雌コネクタ20Cの、コネクタ嵌合側から見た場合の正面図であり、図10(B)は、図10(A)のB−B線断面図であり、図10(C)は、図10(A)のC−C線断面図である。
以下、本実施形態のコネクタ組立体10を、図1〜図4を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明のコネクタ組立体10の一例を説明するものであって、本発明をこのコネクタ組立体10に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された他の形態のコネクタおよびコネクタ組立体にも等しく適用されるべきものである。
図1は、本実施形態のコネクタ組立体10の外観斜視図である。図2は、図1のコネクタ組立体10を構成する雌コネクタ20の外観斜視図である。図3(A)は、図2の雌コネクタ20の、コネクタ嵌合側から見た場合の正面図であり、図3(B)は、図3(A)のB−B線断面図である。図4は、図1のコネクタ組立体10を構成する雄コネクタ30をコネクタ嵌合側から見た場合の外観斜視図である。
図1に示すように、コネクタ組立体10は、互いに嵌合される雌コネクタ20と雄コネクタ30より構成される。
雌コネクタ20は、図2、図3に示すように、絶縁性の樹脂で形成された雌ハウジング200、雌ハウジング200に保持される少なくとも1本の導電性の雌端子(図示せず)を含む。なお、本実施形態においては、雌端子は2本設けられており、それぞれの雌端子にはそれぞれ導線230が接続される。なお、雌端子の数は単なる例示であり、他の本数であってもよい。
雌ハウジング200は、コアハウジング210とフードハウジング220より構成される。フードハウジング220は、上板221、底板222、右側板223、左側板224によって形成される直方体形状の筒状体であり、後部が後壁225より閉鎖され、前側が開口部226により開口した構成となっている。
なお、本明細書において、雌コネクタ20と雄コネクタ30が嵌合する嵌合面側から雌コネクタ20を見た方向、つまり図2における紙面右方向を後方向、手前方向あるいは紙面左方向を前方向と呼び、これらを総称して前後方向と呼ぶこととする。また、雌コネクタ20の上板221が形成される側を上方向、底板222が形成されている側を下方向と呼び、これらを総称して上下方向と呼ぶ。さらに、雌コネクタ20と雄コネクタ30の嵌合面側から雌コネクタ20を見た場合に、右側を右方向、左側を左方向とそれぞれ呼び、これらを総称して幅方向と呼ぶものとする。
コアハウジング210は、フードハウジング220の後壁225から開口部226に向かって前方向に所定長さ突出している。コアハウジング210は、図3(A)に示すように正面視で幅方向に長尺な長方形状であり、上面211、下面212、右側面213、左側面214、および前端面215を有する。コアハウジング210の上面211はフードハウジング220の上板221に所定間隙を隔てて相対し、コアハウジング210の下面212はフードハウジング220の底板222に所定間隙を隔てて相対し、同様に、コアハウジング210の右側面213はフードハウジング220の右側板223に、左側面214は左側板224にそれぞれ所定間隙を隔てて相対している。これにより、フードハウジング220はコアハウジング210の周囲を所定の間隙を隔てて包囲した状態となる。なお、コアハウジング210の前端面215はフードハウジング220のフード前端面227よりも後方に位置する(図3(B))。
また、コアハウジング210には前後方向に沿って雌端子収容口(図示せず)が雌コネクタ20に装着される雌端子と同数(本実施形態では2つ)形成され、この雌端子収容口に雌端子が収容される。また、コアハウジング210の前端面215には上述の雌端子収容口に連通した雄端子挿入口216が形成され、雌コネクタ20と雄コネクタ30が嵌合された際に、雄コネクタ30の雄端子がここに挿入され、雌端子収容口に収容されている雌端子に接触し、電気的な接続がなされる。
フードハウジング220の底板222の上面には、前後方向に沿って、コアハウジング210の対向する部分、つまりコアハウジング210の下面212に向けて所定高さ突出したリブ228が設けられる。リブ228は、フードハウジング220の底板222の上面の、幅方向における中央部に形成される。また、リブ228の高さはコアハウジング210の下面212に達しない高さ、つまりリブ228の上端とコアハウジング210の下面212の間に間隙が形成される高さとされる。
なお、リブ228の、コネクタ接続方向に対して垂直な平面における断面形状は上下方向に若干長い長方形状であるが、本発明はこれに限定されず、正方形状であってもよいし、上方向に突出した半長円形状など他の形状であってもよい。さらに、本実施形態においては、リブ228は、フードハウジング220の前後方向における中間部分からフード前端面227に達する位置まで形成されている。
フードハウジング220の底板222の上面には、リブ228に対して幅方向に隣接するキー突起229が形成される。キー突起229は、リブ228よりも高さが低く形成される。このキー突起229は、フードハウジング220の底板222の、幅方向の中央から右側あるいは左側のいずれかの位置に形成され、このキー突起229に対応しない凹部を有する雄コネクタが開口部226に挿入されることを阻止する。
雌コネクタ20には、さらに半嵌合検出機構240がフードハウジング220の上板221に組み込まれる。この半嵌合検出機構240は、本発明においては肝要な構成ではないので、詳細な説明は省略するものとする。
次に、上記雌コネクタ20に接続される雄コネクタ30の構造について説明する。なお、図4は雄コネクタ30を嵌合側から見ているため、紙面上においては、図2、図3の雌コネクタ20とは左右が逆になっている。図4に示すように、雄コネクタ30は、絶縁性の樹脂で形成された雄ハウジング300、雄ハウジング300に保持される少なくとも1本の導電性の雄端子(図示せず)を含む。なお、本実施形態においては、雄端子は2本設けられており、それぞれの雄端子にはそれぞれ導線330が接続される。なお、雄端子の数は単なる例示であり、他の本数であってもよいが、この雄コネクタ30が接続される雌コネクタ20の雌端子の数と同数とされるべきである。
雄ハウジング300は、基部310と嵌合ハウジング320より構成される。基部310は、前後方向に長尺な直方体形状であり、雄端子の基部、および雄端子に接続された導線330を保持する。嵌合ハウジング320は、基部310から後方に延出した上板321、底板322、右側板323、左側板324より構成される筒状の構成であり、内部に雌コネクタ20のコアハウジング210を受け入れるコアハウジング受入開口340を形成する。
コアハウジング受入開口340の幅は、雌コネクタ20のコアハウジング210の幅に略等しく、高さは、コアハウジング210の高さに略等しい。また、嵌合ハウジング320の底板322の下面から上板321の上面までの高さは、雌コネクタ20のフードハウジング220の底板222の上面から上板221の下面までの高さに略等しい。さらに、嵌合ハウジング320の右側板323の外面から左側板324の外面までの幅は、雌コネクタ20のフードハウジング220の右側板223の内面から左側板224の内面までの幅に略等しい。これにより、雄コネクタ30が雌コネクタ20と嵌合する際に、嵌合ハウジング320は雌コネクタ20のフードハウジング220とコアハウジング210の間の間隙に挿入されることが可能となる。
雄端子(図示せず)は雄コネクタ30の基部から嵌合ハウジング320のコアハウジング受入開口340内に後方に向けて突出し、雄コネクタ30が雌コネクタ20と嵌合する際に、雌コネクタ20のコアハウジング210の雄端子挿入口216に挿入され、雌端子と接触される。
嵌合ハウジング320の底板322には、凹部3221が前後方向に沿って形成される。凹部3221は、雌コネクタ20のリブ228の形状に対応しており、底板322の下面側にリブ228を受け入れ可能となるように上方に向かって窪んでいる。この凹部3221は、リブ228の位置に対応して、嵌合ハウジング320の底板322の、幅方向の中央部分に形成される。さらに、図4に示すように、凹部3221は、雌コネクタ20のキー突起229をも受け入れ可能なように、幅方向にある程度の広がりをもって形成されてもよい。図4では、凹部3221が嵌合ハウジング320の底板322の、幅方向の中央部分から左側板324側に向けて幅広に形成されている。なお、リブ228に対応する凹部3221とキー突起229を受け入れるための凹部は別々に形成されてもよい。
上記説明した雌コネクタ20において、雄コネクタ30との嵌合が行われる前の状態で、例えばフードハウジング220の底板222に外力が加わったとする。すると、底板222は外力によってコアハウジング210側に向かって撓み始める。しかしながら、底板222に設けられたリブ228の上端がコアハウジング210の下面212に当接することにより、底板222がコアハウジング210に向けてそれ以上変形することが抑制される。
[第1変形実施形態]
次に、第1変形実施形態の雌コネクタ20Aを、図5、図6を参照して説明する。なお、図5は、本発明の第1変形実施形態の雌コネクタ20Aの外観斜視図であり、図6(A)は、図5の雌コネクタ20Aの、コネクタ嵌合側から見た場合の正面図であり、図6(B)は、図6(A)のB−B線断面図である。なお、第1変形実施形態の雌コネクタ20Aは、上記実施形態の雌コネクタ20とは、リブの形成される位置が異なるだけで、他の部分の構成は略同じであるため、同一の構成部材には同一の参照符号を付与し、詳細な説明は省略するものとする。
図5において、フードハウジング220の底板222の上面において、幅方向の中央部には、上記実施形態において形成されていたリブは存在しない。その代わりに、コアハウジング210の下面212にリブ228Aが形成されている。このリブ228Aは、コアハウジング210の下面212の幅方向の中央部に、前後方向に沿って、フードハウジング220の底板222の上面に向けて所定高さ突出している。リブ228Aの高さはフードハウジング220の底板222の上面に達しない高さ、つまりリブ228Aの下端とフードハウジング220の上面の間に間隙が形成される高さとされる。
フードハウジング220の底板222に外力が加わった際に、底板222は外力によってコアハウジング210側に向かって撓み始める。しかしながら、フードハウジング220の底板222の上面が、コアハウジング210に形成されたリブ228Aの下端に当接することにより、底板222がコアハウジング210に向けてそれ以上変形することが抑制される。
[第2変形実施形態]
次に、第2変形実施形態の雌コネクタ20Bを、図7、図8を参照して説明する。なお、図7は、本発明の第2変形実施形態の雌コネクタ20Bの外観斜視図であり、図8(A)は、図7の雌コネクタ20Bの、コネクタ嵌合側から見た場合の正面図であり、図8(B)は、図8(A)のB−B線断面図である。なお、第2変形実施形態の雌コネクタ20Bは、上記実施形態の雌コネクタ20および上記第1変形実施形態の雌コネクタ20Aとは、リブの形成される位置が異なるだけで、他の部分の構成は略同じであるため、同一の構成部材には同一の参照符号を付与し、詳細な説明は省略するものとする。
図7において、フードハウジング220の底板222の上面には、前後方向に沿って、コアハウジング210の対向する部分、つまり下面212に向けて所定高さ突出したリブ228Bが設けられる。リブ228Bは、フードハウジング220の底板222の上面の、幅方向における中央部に形成される。上述の図1〜図4において説明された実施形態におけるリブ228は、フードハウジング220の前後方向における中間部分からフード前端面227に達する位置まで形成されているのに対し、本第2変形実施形態の雌コネクタ20Bのリブ228Bは、フードハウジング220の前後方向における中間部分からコアハウジング210の前端面215に達する位置までのみに形成されている。これにより、雌ハウジング200を形成する樹脂の量を低減できる。
フードハウジング220の底板222に外力が加わった場合、底板222が外力によってコアハウジング210側に向かって撓み始める。しかしながら、上述の実施形態の場合と同様に、底板222に設けられたリブ228Bの上端がコアハウジング210の下面212に当接することにより、底板222がコアハウジング210に向けてそれ以上変形することが抑制される。
[第3変形実施形態]
次に、第3変形実施形態の雌コネクタ20Cを、図9、図10を参照して説明する。なお、図9は、本発明の第3変形実施形態の雌コネクタ20Cの外観斜視図であり、図10(A)は、図9の雌コネクタ20Cの、コネクタ嵌合側から見た場合の正面図であり、図10(B)は、図10(A)のB−B線断面図であり、図10(C)は、図10(A)のC−C線断面図である。
第3変形実施形態の雌コネクタ20Cは、上記実施形態の雌コネクタ20とは、基本的な構造は同じであるが、フードハウジングの内側にコアハウジングが2つ設けられている点が相違している。雌コネクタ20Cは、2つのコアハウジング210C1、210C2、および2つのコアハウジング210C1、210C2の周囲を包囲するフードハウジング220Cより構成される。フードハウジング220Cは、上述の実施形態と同様に、上板221C、底板222C、右側板223C、左側板224Cによって形成された直方体形状の筒状体であり、後部が後壁225Cにより閉鎖され、前側が開口部226Cにより開口している。
2つのコアハウジング210C1、210C2が幅方向に並んだ状態でフードハウジング220Cの後壁225Cから開口部226Cに向かって前方向に所定長さで突出している。それぞれのコアハウジング210C1、210C2は、図10(A)に示すように正面視で幅方向に若干長尺な長方形状であり、互いの間に間隙220Sを挟んで相対している。それぞれのコアハウジング210C1、210C2の構成は、上述の実施形態のコアハウジング210と略同じ構成であるので、詳細な説明を省略する。なお、それぞれのコアハウジング210C1、201C2にはそれぞれ2本の雌端子が装着されている(図示せず)。
フードハウジング220Cの底板222Cの上面には、前後方向に沿って、リブ228C1、228C2が設けられる。これらのリブ228C1、228C2は、フードハウジング220Cの底板222Cの上面の、幅方向における、コアハウジング210C1、210C2のそれぞれ下方に設けられ、コアハウジング210C1、210C2の対向する部分、つまり下面212C1、212C2に向けてそれぞれ所定高さ突出する。それぞれのリブ228C1、228C2の高さは、コアハウジング210C1、210C2の下面212C1、212C2に達しない高さ、つまりリブ228C1、228C2の上端とコアハウジング210C1、210C2の下面212C1、212C2の間に間隙が形成される高さとされる。
なお、それぞれのリブ228C1、228C2は、それぞれのコアハウジング210C1、210C2に対して、幅方向における中心側に形成されることが好ましい。また、本第3変形実施形態のリブ228C1、228C2は、フードハウジング220Cの後壁225Cからコアハウジング210C1、210C2の前端面215C1、215C2に達する位置までのみに形成されている。
フードハウジング220Cの底板222Cに外力が加わった場合、底板222Cが外力によってコアハウジング210C1、210C2側に向かって撓み始める。しかしながら、上述の実施形態の場合と同様に、底板222Cに設けられたリブ228C1、228C2の上端がコアハウジング210Cの下面212C1、212C2に当接することにより、底板222Cがコアハウジング210Cに向けてそれ以上変形することが抑制される。
以上、本発明の実施形態、および変形実施形態のコネクタ組立体について説明した。
なお、上記実施形態および変形実施形態においては、それぞれのリブをフードハウジングの底板、あるいはコアハウジングの下面に設けた例について説明したが、フードハウジングの上板の下面からコアハウジングの上面に向けて突出するようにしてもよいし、コアハウジングの上面からフードハウジングの上板の下面に向けて突出するようにしてもよい。
さらに、上記の実施形態においては、フードハウジングあるいはコアハウジングの上下方向にリブが形成される例を説明したが、本発明はそれに限定されず、リブをフードハウジングあるいはコアハウジングの幅方向に突出するように形成してもよい。さらに、リブを、フードハウジングの底板と上板の両方、あるいはコアの上面、下面の両方に形成してもよい。また、リブを、フードハウジングとコアの両方から、互いの間に雄ハウジングが挿入されるための間隙が間に残るように、互いに対向するように突出させてもよい。
10 コネクタ組立体
20、20A、20B、20C 雌コネクタ
30 雄コネクタ
200 雌ハウジング
210、210C、210C1、210C2 コアハウジング
211 上面
212、212C1 下面
213 右側面
214 左側面
215、215C1、215C2 前端面
216 雄端子挿入口
220、220C フードハウジング
220S 間隙
221、221C 上板
222、222C 底板
223、223C 右側板
224、224C 左側板
225、225C 後壁
226、226C 開口部
227 フード前端面
228、228A、228B、228C1、228C2 リブ
229 キー突起
230 導線
240 半嵌合検出機構
300 雄ハウジング
310 基部
320 嵌合ハウジング
321 上板
322 底板
323 右側板
324 左側板
330 導線
340 コアハウジング受入開口
3221 凹部

Claims (5)

  1. 少なくとも1本の端子と、
    前記端子を保持するコアハウジングと、
    前記コアハウジングの周囲を所定の間隙を隔てて包囲するフードハウジングと、
    前記コアハウジングおよび前記フードハウジングの少なくとも一方から、前記フードハウジングまたは前記コアハウジングの対向する部分に向けて所定高さ突出した少なくとも1つのリブと、
    を有するコネクタ。
  2. 前記リブが前記コアハウジングまたは前記フードハウジングの、コネクタ接続方向に対して垂直な方向における中央部に形成される請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記コアハウジングが1つのフードハウジングの中に複数形成されており、
    前記リブはコアハウジングの数と同数形成される請求項1記載のコネクタ。
  4. 前記コアハウジングが1つのフードハウジングの中に複数形成されており、
    前記リブは、それぞれのコアハウジングに対して、コネクタ接続方向に対して垂直な方向における中心側に形成される請求項3記載のコネクタ。
  5. 少なくとも1本の第1端子と、
    前記第1端子を保持するコアハウジングと、
    前記コアハウジングの周囲を所定の間隙を隔てて包囲するフードハウジングと、
    前記コアハウジングおよび前記フードハウジングの少なくとも一方から、前記フードハウジングまたは前記コアハウジングの対向する部分に向けて所定高さ突出した少なくとも1つのリブと、
    を有する雌コネクタと、
    前記フードハウジングと前記コアハウジングの間の間隙に挿入可能な形状、大きさの雄コネクタハウジングと、
    前記雄コネクタハウジングに配置され、前記第1端子に接続可能な第2端子と、を備え、
    前記雄コネクタハウジングに、前記リブの形状に対応した凹部が形成されている、雄コネクタと、
    を有する雄コネクタと、を備えるコネクタ組立体。
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