JP2020020731A - ガスセンサ - Google Patents
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Abstract
Description
この種のガスセンサとして、図10に示すように、軸線方向に延びる検出素子200の径方向周囲を主体金具(図示せず)で保持し、主体金具の後端側に外筒202を取り付けた構成が知られている(特許文献1)。
そして、外筒202内部に導入された外気ARは、グロメット204と、グロメット204の先端側のセパレータ210との間に第1通気孔202hに連通して設けたギャップGを通って、セパレータ210のリード線挿通孔210hから、リード線挿通孔210hとリード線212とのわずかな隙間を通って検出素子200に到達する。
さらに、外筒にフィルタに連通する通気孔を設けず、外筒の後端を径方向に跨ぐ弾性部材の通気溝によって外筒の内部空間へ外気を導入するので、外筒の側面に通気孔を設ける工程が不要でコストを低減できる。
なお、外筒の内部空間へ外気を導入する目的としては、検出素子の基準酸素濃度を得るために限らず、例えばガスセンサ内部(外筒内部)の結露防止がある。
このガスセンサによれば、外側面部分の通気溝がフィルタ側面と対向し、両者がより連通し易くなって外筒の内部空間へ外気をより導入し易くなる。
このガスセンサによれば、弾性部材にセパレータを当接させるので、ガスセンサの軸線方向の長さをさらに短くして更なる小型化が可能となる。なお、フィルタから通気溝を通った外気は、弾性部材のリード線挿通孔に到達し、さらにリード線挿通孔とリード線とのわずかな隙間を通って外筒の内部空間へ到達する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る酸素センサ(ガスセンサ)1を軸線O方向(先端から後端に沿う方向)に沿う面で切断した断面図、図2はグロメット50を示す斜視図、図3はフィルタ37近傍の図1の部分断面図を示す。
第1の実施形態において、酸素センサ1は自動車の排気管内に挿入されて先端(図1の保護キャップ30側)が排気ガス中に曝され、排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素センサになっている。
なお、図1の下側(保護キャップ30側)を酸素センサ1の先端側とし、図1の上側を酸素センサ1の後端側とする。
検出素子3の中央より先端側には、径方向外側に突出する鍔部3aが設けられている。一方、主体金具29の先端寄りの内周面には内側に縮径する段部29eが設けられ、段部29eの上に金属製のパッキン27が配置されている。そして、検出素子3を主体金具29の内側に挿通し、鍔部3aをパッキン27に当てることにより、間接的に段部29eに後端側から検出素子3の鍔部3aが当接し、検出素子3が主体金具29内に組み付けられている。
なお、主体金具29の後端側にOリング26を配し、主体金具29の後端部を内側に屈曲して加締めることにより、絶縁部材21が先端側に押し付けられてシール材25を押し潰し、絶縁部材21,シール材25が加締め固定されるとともに、検出素子3と主体金具29の隙間がシールされる。
外筒33の径方向外側には環状の通気性のフィルタ37が被せられ、さらにフィルタ37を径方向外側から保護外筒39が囲んでいる。保護外筒39の側面には周方向に等間隔で4個(図1では2個のみ図示)の通気孔39hが開口し、通気孔39hからフィルタ37の外面の一部が露出することで通気孔39hがフィルタ37に連通し、外気がフィルタ37に導入されるようになっている。
なお、保護外筒39は外筒33よりも後端側へ突出するように配置されている。
外筒33と保護外筒39は、通気孔39hよりそれぞれ先後の2箇所で、フィルタ37を介して加締められている。
端子金具9は、筒形状を有し、検出素子3の内側に内嵌され、検出素子3の内側に設けられた内側電極5と電気的に接続される。一方、検出素子3の外側に設けられた外側電極7は鍔部3aを跨ぐリードに接続されており、このリードがパッキン27を介して主体金具29に接することで、センサボディでアースを取っている。
又、検出素子3はヒータレスで動作するようになっている。このため、本実施形態の酸素センサ1は、リード線13を1つのみ有し、挿通孔45はセパレータ45の中心に1個のみ貫通している。
さらに、保護外筒39の後端部の内側には、セパレータ45の後端部と隙間Gを設けて筒状のグロメット(弾性部材)50が配置され、保護外筒39で加締め固定されている。グロメット50としては、例えばシリコンゴムやフッ素ゴム等からなる弾性部材を用いることができる。
このグロメット50の中心には1個の挿通孔50hが貫通しており、リード線13がセパレータ45の挿通孔45h及びグロメット50の挿通孔50hから外部に引き出されている。
そして、主体金具29の雄ねじ部29dを排気管等のネジ孔に取付けることで、検出素子3の先端を排気管内に露出させて被検出ガス(排気ガス)を検知している。
図2に示すように、グロメット50の先端向き面50fには、外側から中心(挿通孔50h)に向かって延びる凹状の通気溝50rが、周方向に等間隔で離間して4つ設けられている。なお、図2の例では、通気溝50rは挿通孔50hに連通していない。又、通気溝50rはグロメット50の外側面50sに延びている。
この酸素センサ1においては、次のようにして、外筒33の内部空間に位置する検出素子3に基準酸素濃度の外気ARが導入される。まず、外気ARは、保護外筒39の通気孔39hからフィルタ37に導入され、フィルタ37に連通する通気溝50rを介して外筒33の内部に導入される。
そして、外筒33内部に導入された外気ARは、グロメット50とセパレータ45の後端部との隙間Gを通って、セパレータ45の挿通孔45hから、挿通孔45hとリード線13とのわずかな隙間を通って検出素子3に到達する。
さらに、外筒33にフィルタ37に連通する通気孔を設けず、外筒33の後端33eを径方向に跨ぐグロメット50の通気溝50rによって外筒33の内部空間へ外気ARを導入するので、外筒33の側面に通気孔を設ける工程が不要でコストを低減できる。
なお、通気溝50rがグロメット50の外側面50sに延びていると、外側面50s部分の通気溝50rがフィルタ37側面と対向し、両者がより連通し易くなって外筒33の内部空間へ外気ARをより導入し易くなる。
図4は本発明の第2の実施形態におけるグロメット52を示す斜視図、図5は第2の実施形態におけるフィルタ37近傍の部分断面図である。
さらに、グロメット52の先端向き面52fには、先端から後端に向かって広がり外側面52sに繋がるテーパ面52tが設けられ、通気溝52rはテーパ面52tを跨いで設けられている。
第2の実施形態に係るガスセンサにおいても、外気ARは、保護外筒39の通気孔39hからフィルタ37に導入され、フィルタ37に連通する通気溝52rを介して外筒33の内部に導入される。
そして、外筒33内部に導入された外気ARは、グロメット52とセパレータ45の後端部との隙間Gを通って、セパレータ45の挿通孔45hから、挿通孔45hとリード線13とのわずかな隙間を通って検出素子3に到達する。
図6は本発明の第3の実施形態におけるグロメット54を示す斜視図、図7は第3の実施形態におけるフィルタ37近傍の部分断面図である。
又、第3の実施形態においては、グロメット54の先端向き面54fがセパレータ45の後端向き面45eに当接していて、隙間G(図1、図3)を有しない。
そして、第3の実施形態に係るガスセンサにおいて、外気ARは、保護外筒39の通気孔39hからフィルタ37に導入され、フィルタ37及び挿通孔54hに連通する通気溝54rを介して挿通孔54hに到達する。さらに外気ARは、挿通孔54h及びセパレータ45の挿通孔45hとリード線13とのわずかな隙間をそれぞれ通って検出素子3に到達する。
挿通孔45h、54hがそれぞれ特許請求の範囲の「リード線挿通孔」に相当する。
又、リード線は1本でなく、複数本であってもよく、図9に示すように、グロメット58のリード線挿通孔58hもリード線の本数(図9では4本)に合わせて複数個(図9では4個)設けてもよい。この場合、グロメット58の通気溝58rを4個設け、各通気溝58rをリード線挿通孔58hまで延ばしてリード線挿通孔58hに連通するようにするとよい。
3 検出素子
13 リード線
29 主体金具
33 外筒
33e 外筒の後端
37 フィルタ
39 保護外筒
39h 通気孔
45 セパレータ
45e セパレータの後端向き面
50、52、54、56、58 弾性部材(グロメット)
50f、52f、54f、56f、58f 弾性部材の先端向き面
50r、52r、54r、56r、58r 通気溝
50s、52s、54s、56s、58s 弾性部材の外側面
52t テーパ面
45h、50h、52h、54h、56h、58h (リード線)挿通孔
O 軸線
Claims (5)
- 軸線方向に延びる検出素子と、
前記検出素子の径方向周囲を取り囲んで該検出素子を保持する筒状の主体金具と、
前記主体金具に取り付けられると共に、前記主体金具よりも後端側に延びる筒状の外筒と、
前記外筒の径方向外側に配置され、通気性を有するフィルタと、
前記フィルタを径方向外側から囲むと共に、前記フィルタに連通する通気孔を有する筒状の保護外筒と、
前記保護外筒の後端側の径方向内側に配置されると共に、前記外筒の後端に自身の先端向き面を当接させる弾性部材と、
を備えたガスセンサであって、
前記弾性部材の前記先端向き面に、前記外筒の前記後端を径方向に跨ぐと共に前記フィルタに連通し、前記フィルタを介して前記外筒の内部空間に外気を導入する通気溝が設けられているガスセンサ。 - 前記弾性部材の前記先端向き面に、先端から後端に向かって広がるテーパ面が設けられ、前記テーパ面に前記通気溝が設けられている請求項1に記載のガスセンサ。
- 前記テーパ面が前記外筒の前記後端に当接している請求項2に記載のガスセンサ。
- 前記通気溝が前記弾性部材の外側面に延びている請求項1〜3のいずれか一項に記載のガスセンサ。
- 前記外筒の径方向内側に配置されると共に、前記弾性部材の前記先端向き面に自身の後端向き面を当接させるセパレータと、
前記セパレータ及び前記弾性部材のリード線挿通孔に挿通されて前記検出素子に電気的に接続されるリード線と、をさらに備え、
前記通気溝は、前記弾性部材の前記リード線挿通孔に連通している請求項1〜4のいずれか一項に記載のガスセンサ。
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