JP2020019441A - 車両用照明パネルおよびその製造方法 - Google Patents

車両用照明パネルおよびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】主に、透過照明部に立体感などを持たせ得るようにする。【解決手段】透過照明部2を備えた遮光性のパネル部3から成る車両用照明パネルに関する。パネル部3が、透明なパネル基材11の表面に、少なくとも、遮光層12と、加飾層13と、トップコート層14とを順に形成した構成を備えている。透過照明部2は、パネル基材11の表面に設けられた凹部15によって形成されている。遮光層12および加飾層13は、パネル基材11の表面の凹部15以外の部分16に形成されている。凹部15は、トップコート層14が内部に形成されている。【選択図】図2

Description

この発明は、車両用照明パネルおよびその製造方法に関するものである。
自動車などの車両は、車室内の前部にインストルメントパネルなどの内装パネルを備えている。このような内装パネルには、照明機能を備えたもの(車両用照明パネル)が存在している(例えば、特許文献1参照)。
特開2018−34762号公報
しかしながら、上記車両用照明パネルには、照明部分の立体感が乏しいなどの問題があった。
そこで、本発明は、主に、上記した問題点を解決することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、
透過照明部を備えた遮光性のパネル部から成る車両用照明パネルにおいて、
前記パネル部が、透明なパネル基材の表面に、少なくとも、遮光層と、加飾層と、トップコート層とを順に形成した構成を備え、
前記透過照明部は、前記パネル基材の表面に設けられた凹部によって形成され、
前記遮光層および前記加飾層は、前記パネル基材の表面の前記凹部以外の部分に形成され、
前記凹部は、前記トップコート層が内部に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、上記構成によって、透過照明部に立体感などを持たせることなどができる。
本実施の形態にかかる車両用照明パネルの全体平面図である。 図1の透過照明部の縦断面図である。 遮光層(印刷層,パッド印刷層)を形成する状態を示す図である。このうち、(a)は転写前、(b)は転写中、(c)は転写後である。 加飾層(印刷層,パッド印刷層)を形成する状態を示す図である。このうち、(a)は転写前、(b)は転写中、(c)は転写後である。 トップコート層(塗布層)を形成する状態を示す図である。このうち、(a)は塗布前、(b)は塗布後である。 図1の変形例にかかる透過照明部の縦断面図である。 比較例にかかるフィルムの貼着によって製造された車両用照明パネルにおける透過照明部の縦断面図である。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図7は、この実施の形態を説明するためのものである。
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。
自動車などの車両は、車室内の前部にインストルメントパネルなどの内装パネル(車両用内装パネル)を備えている。このような内装パネルを、図1に示すように、照明機能を備えた照明パネル1(車両用照明パネル)にする。
この照明パネル1を、透過照明部2を備えた遮光性のパネル部3から成るものとする。
ここで、車室内に設けられる内装パネルには、上記したインストルメントパネルの他に、例えば、インストルメントパネルに取付けられる各種のサブパネルや、運転席と助手席との間に設けられるセンターコンソールや、センターコンソールに取付けられる各種のサブパネルや、ドアパネルや、ドアパネルに取付けられる各種のサブパネルや、その他のパネルなどがある。これらの内装パネルは、必要に応じて、照明パネル1にすることができる。
照明パネル1は、裏面側に配置した光源を光らせることによってパネル部3に設けられた透過照明部2を部分的に透過照明させるものである。そのために、照明パネル1は、遮光性のパネル部3の面内に、透過照明部2を部分的に設けたものとされる。透過照明部2は、パネル部3に対して、1つまたは複数設けられる。
透過照明部2は、例えば、装飾的な図柄にすることや、車両の機能を示す表示部などにすることができる。透過照明部2を表示部とする場合、例えば、表示部は、エアコンやオーディオのスイッチなどの機能を示す文字や図形などの図柄とすることができる。更に、表示部(透過照明部2)の裏面側に感圧スイッチなどを配置することで、透過照明部2をスイッチ操作部などとして使用することも可能になる。エアコンやオーディオなどのスイッチ操作部を有する照明パネル1は、例えば、インストルメントパネルの運転席と助手席との間の部分(センター部)などに配置される。但し、照明パネル1の具体的な用途や配置などは、上記に限るものではない。
上記に対し、この実施例では、以下のような構成を備えるようにしている。
(1)図2に示すように、パネル部3が、透明なパネル基材11の表面に、少なくとも、遮光層12と、加飾層13と、トップコート層14とを順に形成した構成を備えるようにする。
そして、透過照明部2は、パネル基材11の表面に設けられた凹部15に形成される。
遮光層12および加飾層13は、パネル基材11の表面の凹部15以外の部分16に形成される。
凹部15は、トップコート層14が内部に形成される。
ここで、パネル基材11は、透明または半透明な樹脂によって形成される。パネル基材11は、それ自体で形状保持性を有するように、比較的硬質の樹脂によって形成するのが好ましい(例えば、ポリカーボネートやアクリルやPP材やPVC材など)。パネル基材11は、凹部15の深さよりも厚肉とされる(例えば、3mm〜5mm程度またはそれ以上)。なお、透過照明部2をスイッチ操作部とする場合には、透過照明部2の押し込みによってパネル基材11が僅かに(スイッチストローク程度に)弾性変形されるように、パネル基材11を、柔軟性を有するものとしても良い。
遮光層12は、遮光性を有する層のことであり、例えば、透過率がほぼ0%となる黒色や暗色などの層とすることができる。そのため、パネル部3は、遮光層12を設けた部分(凹部15以外の部分16)が遮光され、遮光層12を設けていない部分(凹部15)のみが透過照明可能になる。遮光層12は、ほぼ均一な厚さの層などとするのが好ましい。
加飾層13は、照明パネル1の表面を加飾するための層のことであり、例えば、木目調などの色彩や模様(木目模様)を持ったものなどにできる。但し、加飾層13は、木目調に限るものではなく、例えば、金属調やカーボン柄などとしても良い。加飾層13は、ほぼ均一な厚さの層などとするのが好ましい。
トップコート層14は、透明または半透明な樹脂による保護層のことであり、パネル部3の表面を保護するためにパネル部3の最上層(遮光層12および加飾層13の上)に形成される。トップコート層14は、ほぼ均一な厚さの層などとするのが好ましい。この実施例では、トップコート層14は、凹部15の内部に直接形成されている。トップコート層14は、凹部15および凹部15以外の部分16に形成される。
なお、この実施例では、パネル部3は、遮光層12と加飾層13とトップコート層14の3つの層で構成されているが、これに限るものではなく、例えば、後述するように、これら3つの層以外の層を備えても良い。
パネル基材11の表面は、パネル基材11の外部に露出される側の面(外表面)のことであり、凹部15以外の部分16(第1部分)と、凹部15(第2部分)とを有している。
凹部15は、彫込模様を模したものであり、照明パネル1や透過照明部2に立体感や工芸品的な質感を出すためにパネル基材11の表面に形成される。また、凹部15は、パネル部3を本物の素材でできているように見せるために形成される。凹部15は、例えば、パネル基材11を射出成形する時に同時に形成することができる。または、凹部15は、例えば、パネル基材11に後加工によって刻設することができる。凹部15の幅や深さは、基本的に彫込模様に見えるようなものとされるが、凹部15は、概ね、0.3mm〜2.0mm程度、好ましくは、0.5mm〜1.0mm程度の幅や深さを有するものとされる。但し、凹部15の幅や深さは、上記に限るものではない。
パネル基材11の凹部15以外の部分16は、照明パネル1の一般面(意匠面)を形成するものであり、自由曲面や平坦面などとすることができる。
(2)図3、図4に示すように、遮光層12および加飾層13は、印刷層21としても良い。
図5に示すように、トップコート層14は、塗布層22としても良い。
ここで、印刷層21は、印刷によって形成された層のことである。印刷層21は、例えば、流体印刷(または水圧転写)などで形成することができる。流体印刷は、要するに、転写する図柄(加飾層13)を印刷した水溶性のフィルムを水に浮かべ、水に浮かんだフィルムに物体(パネル基材11)を押し当てることによって図柄を物体に転写する特殊な印刷方法である。図柄が転写された物体は、その後、フィルムを洗い流して乾燥させる。この際、凹部15の上からは図柄を除去するようにする。そして、乾燥した図柄をトップコート層14によって保護させるようにする。これらにより、図柄が物体に定着される。
塗布層22は、塗布によって形成された層のことである。塗布層22によるトップコート層14は、凹部15の内部へ入り込ませられればどのような塗布方法を用いても良いが、例えば、スプレー塗装などで形成するのが好ましい。スプレー塗装は、ノズル23から塗液(トップコート層14)を噴霧するものであるため、塗布層22は凹部15に追随するので、トップコート層14を凹部15の内部に形成するのに適している。
(3)図3、図4に示すように、印刷層21は、パッド印刷層31としても良い。
ここで、印刷層21は、凹部15の内部へ入り込まないのであれば、どのような印刷方法を用いても良いが、パッド印刷層31とするのが好ましい。パッド印刷は、要するに、インク(遮光層12、加飾層13)をのせたシリコーンラバー製のパッド32,33を対象物に押し当ててスタンプのようにインクを転写する印刷方法である。パッド印刷は、パッド32,33の硬さや厚みなど(を最適に設定すること)によって、凹部15に追随させないようにできることから、凹部15の存在を考慮することなく印刷ができるので、遮光層12や加飾層13を印刷するのに最も適した印刷方法の一つである。パッド印刷を行う場合には、凹部15の幅や深さは、パッド32,33の硬さや厚みなどに応じた、凹部15の内部にインクが付着されない最適な値に設定する。また、パッド印刷は、大きな物体にも印刷できるし、自由曲面にも印刷できるので、車両用の照明パネル1に使用するパネル基材11へ印刷するのに適している。
(4)図6に示すように、車両用照明パネルの変形例として、遮光層12と加飾層13との間に、着色層41を設けても良い。
着色層41は、塗布層22でも良い。
ここで、着色層41は、凹部15の内部に着色を施すためのものである。着色層41は、ほぼ均一な厚さの層などとするのが好ましい。着色層41は、何色にしても良いが、加飾層13に合う色にするのが好ましい。例えば、加飾層13が木目調の場合には、着色層41は加飾層13と同系統の色(例えば、茶色やベージュなどの木の色)にするのが好ましい。例えば、加飾層13が金属調の場合には、着色層41は加飾層13と同系統の金属色にするのが好ましい。例えば、加飾層13がカーボン柄である場合には、着色層41は加飾層13と同系統の色(黒色や灰色など)にするのが好ましい。着色層41は、外部から凹部15が目立ち過ぎないように、加飾層13とほぼ同じ明るさかそれよりも若干暗い色にするのが好ましい。
反対に、着色層41は白色や、黒色や、赤色などのような外部から目立つ色にすることもできる。
凹部15が複数ある場合には、着色層41はそれぞれ異なる色としても良い。
但し、着色層41をどのような色にした場合であっても、着色層41は、透過照明が可能なものとする。この際、着色層41は、透過照明の輝度を最適化するための透過率を有しても良い(透過率調整層)。この場合の着色層41の透過率は、0%よりも大きく100%よりも小さい範囲で適宜調整することができる。なお、着色層41の透過率は、30%〜80%の範囲内の値に適宜設定するのが好ましい。
また、着色層41には、光拡散粒子などを分散配合することで、光拡散層などとすることもできる。
塗布層22による着色層41は、凹部15の内部へ入り込ませられればどのような塗布方法を用いても良いが、例えば、トップコート層14と同様に、スプレー塗装などで形成する。スプレー塗装は、凹部15に追随するので、着色層41を凹部15の内部に形成するのに適している。この変形例では、着色層41は、凹部15の内部に直接形成されている。そして、着色層41の上に、トップコート層14が形成される。
(5)以下、上記した車両用照明パネルの製造方法について説明する。
車両用照明パネルの製造方法は、遮光性のパネル部3に透過照明部2を設けるものである。
車両用照明パネルとして、透明なパネル基材11の表面に、少なくとも、遮光層12と、加飾層13と、トップコート層14とを順に形成してパネル部3を構成する。
この際、パネル基材11の表面に凹部15を設けることで透過照明部2を形成する(凹部形成工程)。
次に、図3に示すように、パネル基材11の表面の凹部15以外の部分16に遮光層12を形成する(遮光層形成工程)。
次に、図4に示すように、パネル基材11の表面の凹部15以外の部分16に加飾層13を形成する(加飾層形成工程)。
そして、図5に示すように、凹部15の内部にトップコート層14を形成する(トップコート層形成工程)。
(6)車両用照明パネルの製造方法の変形例として、遮光層12と加飾層13との間に、着色層41を設けても良い(着色層形成工程)。この際、着色層41を凹部15の内部に形成するようにしても良い。
ここで、着色層41を設ける着色層形成工程は、遮光層形成工程と加飾層形成工程との間に行うようにする。着色層形成工程は、トップコート層形成工程と同様にして行うことができる。加飾層形成工程の後に、トップコート層形成工程を行って、凹部15以外の部分16では、加飾層13の上にトップコート層14が形成されるようにすると共に、凹部15では、着色層41の上にトップコート層14が形成されるようにする。
<作用>以下、この実施例の作用について説明する。
(車両用)照明パネル1は、遮光性のパネル部3に透過照明部2を備えることで、透過照明部2を照明することができる。これにより、車両用照明パネルの装飾効果を高めたり、透過照明部2を表示部として、表示部を光らせたりできる。
パネル部3が、透明なパネル基材11の表面に、少なくとも、遮光層12と、加飾層13と、トップコート層14とを順に形成した構成を備えることで、遮光層12によって、パネル部3を全体的に遮光性にし、パネル部3に部分的に設けられた透過照明部2の照明を際立たせることができる。また、加飾層13によって、パネル部3を加飾することができる。そして、トップコート層14で、加飾層13などを保護することができる。
<効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。
(効果1)透過照明部2を、パネル基材11の表面に設けた凹部15に形成した。これにより、凹部15によって照明パネル1や透過照明部2に立体感や工芸品的な質感を持たせることなどができる。また、凹部15が存在することによって、加飾層13に素材感が生じるため、パネル部3を本物の素材でできているかのように見せることができる。よって、照明パネル1の品質を高めることができる。
遮光層12および加飾層13を、パネル基材11の表面の凹部15以外の部分16に形成するようにした。これにより、凹部15(透過照明部2)の輪郭を明確にすることができる。
この際、例えば、図7の比較例に示すように、(透過照明部2となる)凹部15が形成されたパネル基材11の表面に、フィルム51の貼着によって遮光層12や加飾層13を形成して照明パネル1を製造することが考えられるが、このようにした場合、凹部15と遮光層12や加飾層13との間に、凹部15がフィルム51で塞がれて空洞52が形成されることになる。そのため、この空洞52によって遮光層12や加飾層13が安定しなくなると共に、遮光層12や加飾層13に歪みや破れが生じるおそれがある。
そこで、凹部15の上側から遮光層12や加飾層13をなくすようにした。これにより、上記した空洞52による不具合をなくすことができる。即ち、透過照明部2となる凹部15は上側に遮光層12や加飾層13が存在しないことで、凹部15と遮光層12や加飾層13との間に空洞52が形成されることがなくなる。そのため、遮光層12や加飾層13が安定する。遮光層12や加飾層13が安定すると、凹部15が安定した形状になり、凹部15の形状再現性が良くなるので、意匠性の高い透過照明部2を容易に作ることができる。更に、パネル部3の裏面側から照明光を当てた時に、正確に凹部15のみを光らせることができる。
そして、凹部15の内部にトップコート層14を施すようにした。これにより、トップコート層14で凹部15(透過照明部2)を有効に保護できる。
(効果2)遮光層12および加飾層13は、印刷層21としても良い。印刷層21は、凹部15に追随しないことから、凹部15の内部へ入り込まないので、上側に遮光層12と加飾層13がない凹部15を簡単に作ることができる。
トップコート層14は、塗布層22としても良い。塗布層22は、凹部15に追随することから、凹部15の内部へ入り込ませることができるので、凹部15の内部にトップコート層14を施して、トップコート層14で凹部15(透過照明部2)を確実に保護できる。
なお、凹部15を形成していないパネル基材11の表面にフィルム51の貼着などによって遮光層12や加飾層13を形成した後で、レーザー加工によって透過照明部2となる凹部15を形成すると共に、凹部15の上から遮光層12や加飾層13を除去することで、遮光層12および加飾層13を、パネル基材11の表面の凹部15以外の部分16に形成させることも構造的には考えられる。このようにした場合、車両用照明パネルの製造に手間や設備コストや時間などが掛かるため、遮光層12および加飾層13を印刷層21とする方が、上記した手間や設備コストや時間などを削減できるので有利である。
(効果3)印刷層21は、パッド印刷層31としても良い。これにより、内部へ遮光層12と加飾層13が入り込まない凹部15をより簡単確実に形成することができる。
(効果4)車両用照明パネルの変形例として、遮光層12と加飾層13との間に、着色層41を設けても良い。そして、着色層41は、塗布層22としても良い。これにより、凹部15の内部に着色層41を施すことができる。そのため、凹部15の内部を着色して、非照明時に凹部15を自然な色や目立つ色などに見せることができる。また、透過照明時にも着色層41が施された透過照明部2を着色層41の色に光らせることができる。よって、凹部15を自然な色の照明や目立つ色の照明にすることができる。この際、着色層41を透過率調整層とすることにより、透過照明の輝度を最適化することができる。また、着色層41を光拡散層とすることにより、透過照明の輝度を均一化しつつ柔らかく光らせることができる。
(効果5)車両用照明パネルの製造方法によれば、上記効果1と同様の作用効果を得ることができる。
(効果6)車両用照明パネルの製造方法の変形例によれば、上記効果4と同様の作用効果を得ることができる。
1 照明パネル
2 透過照明部
3 パネル部
11 パネル基材
12 遮光層
13 加飾層
14 トップコート層
15 凹部
16 凹部以外の部分
21 印刷層
22 塗布層
31 パッド印刷層
41 着色層

Claims (6)

  1. 透過照明部を備えた遮光性のパネル部から成る車両用照明パネルにおいて、
    前記パネル部が、透明なパネル基材の表面に、少なくとも、遮光層と、加飾層と、トップコート層とを順に形成した構成を備え、
    前記透過照明部は、前記パネル基材の表面に設けられた凹部によって形成され、
    前記遮光層および前記加飾層は、前記パネル基材の表面の前記凹部以外の部分に形成され、
    前記凹部は、前記トップコート層が内部に形成されていることを特徴とする車両用照明パネル。
  2. 請求項1に記載の車両用照明パネルにおいて、
    前記遮光層および前記加飾層は、印刷層であり、
    前記トップコート層は、塗布層であることを特徴とする車両用照明パネル。
  3. 請求項2に記載の車両用照明パネルにおいて、
    前記印刷層は、パッド印刷層であることを特徴とする車両用照明パネル。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の車両用照明パネルにおいて、
    前記遮光層と前記加飾層との間に、着色層が設けられ、
    該着色層は、塗布層であることを特徴とする車両用照明パネル。
  5. 遮光性のパネル部に透過照明部を設ける車両用照明パネルの製造方法において、
    透明なパネル基材の表面に、少なくとも、遮光層と、加飾層と、トップコート層とを順に形成して前記パネル部を構成すると共に、
    前記パネル基材の表面に凹部を設けることで前記透過照明部を形成し、
    前記パネル基材の表面の前記凹部以外の部分に前記遮光層および前記加飾層を形成し、
    前記凹部の内部に前記トップコート層を形成することを特徴とする車両用照明パネルの製造方法。
  6. 請求項5に記載の車両用照明パネルの製造方法において、
    前記遮光層と前記加飾層との間に、着色層を設けると共に、該着色層を前記凹部の内部に形成することを特徴とする車両用照明パネルの製造方法。
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