JP2020008269A - マグネットガスケットおよび冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】マグネットガスケットの断熱性能を向上できるようにする。【解決手段】冷却装置は、前方に開口する収容空間を有し、開口を包囲すると共に前方に向く開口端面を有する断熱箱体と、開口を開閉可能にする断熱箱体に取り付けられた扉と、開口を閉じた状態において開口端面を向く扉の内側周縁部に取り付けられ、マグネットとマグネットを保持するマグネット保持部と、マグネットとマグネット保持部との間に、扉が開口を閉じた閉状態において、マグネットの周面の内、扉側の側部と、閉状態において幅方向内側に向く側部とに設けられた断熱シートと、を有するマグネットガスケットと、を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、マグネットガスケットおよび扉の庫内側の周縁部にマグネットガスケットを備えた冷却装置に関する。
冷蔵庫では、冷蔵庫の内部(以下「庫内」ともいう)を断熱して低温に保持するため、庫内の冷気が庫外に漏れたり、冷蔵庫の外部(以下「庫外」ともいう)から外気が庫内に侵入したりすることを防ぐ必要がある。このため、扉を閉めた状態において、収納部である断熱箱体の開口端面と、この開口端面に当接する扉の周縁部とが全周にわたって密着した状態に保持されることが要求される。そこで、冷蔵庫では、一般的に柔軟性を有するマグネットガスケットが扉の庫内側の周縁部に設置され、扉を閉めた状態において、マグネットガスケットの磁力により断熱箱体と扉とを密着させるようにしている。
冷蔵庫は他の家電機器と異なり日常連続的に運転されるので、冷蔵庫に対する省エネルギー化の要求は非常に強い。このため、マグネットガスケットについては、断熱箱体と扉とを全周にわたり確実に密着させる工夫、および、マグネットガスケットから庫内への熱伝達を防ぐための工夫が施されている。
例えば、扉に取り付けられたマグネットガスケットのマグネットを断熱箱体の開口端面に直接接触させることで、当該開口端面に作用する磁力(吸引力)を強め、扉と断熱箱体との密着をより確実にする構造が種々開示されている(例えば、特許文献1参照)。
図7は、特許文献1に開示された扉と断熱箱体の開口端面との密着状態を示す要部断面図である。図7に示される断熱箱体は、冷蔵庫本体であり、外箱70と、内箱72と、これらの外箱70と内箱72との間に充填された断熱材71と、で構成されている。扉50の裏面側(断熱箱体の開口端面と対面する側)の周縁部には、マグネットガスケット60が取り付けられ、一方、外箱70の前面(開口端面)の周縁には磁性材料により形成された鍔部72aが設けられている。マグネットガスケット60が鍔部72aに吸着することで、扉50と断熱箱体とがマグネットガスケット60を介して密着する。これにより、扉50と外箱70との間が効果的にシールされ、貯蔵室80(庫内)と外部とが熱的に遮断される。さらに、外箱70と内箱72との間に充填された断熱材71により庫内と庫外との間の熱移動が抑制される。このような構成により、貯蔵室80内が所定温度に保持される。
なお、扉50は、扉内板51、取付凹溝52および断熱材71を備え、断熱箱体の内部には、外箱70の近傍に冷媒パイプ90が配設されている。
ここで、マグネットガスケット60は、マグネット保持部61、マグネット62、取付部63、および、マグネット保持部61と取付部63とを接続する袋状部64、を備えて構成されている。
マグネット保持部61は、従来のようなひも状の磁石が挿入される袋状のものではなく、吸着面となる断熱箱体側の面が開放された断面コ字状のものである。マグネット保持部61には、コ字状底面からマグネット62に向かってくさび形の突条が一体に形成されている。このくさび形の突条は、マグネットガスケット60に全周に亙って設けられている。
マグネット62は、マグネット保持部61内に収納される。扉を閉めた状態においてマグネット保持部61から露出した外方平坦面62aが、断熱箱体の開口端面の端面と対面するように、マグネット62は配置されている。また、マグネット62の下面側には開口(入口)を幅狭にした嵌入溝が形成されている。この嵌入溝に、マグネット保持部61の前記くさび形の突条をその弾性を利用して嵌入することで、マグネット62がマグネット保持部61から抜け出ることのないように取り付けられる。
マグネット62の外方平坦面62aには2条の凹溝62bが設けられており、凹溝62bの空気層により熱伝導を抑制している。マグネット62が直接に断熱箱体の開口端面に当接するため、磁力が減衰することなく充分な吸引力を得ることができる。
さらに、マグネットガスケットそのものの熱伝導により外気の熱が庫外から侵入することを防止するために、庫外側に向く面にブロック状の断熱材を備えたマグネットガスケットも開示されている(例えば、特許文献2参照)。このマグネットガスケットは、空洞室と、この空洞室の断熱は固体側にマグネット室とを備え、空洞室の壁面の外側の空気と接する面にブロック状の断熱材を備えた構成となっている。このような構成により、空洞室内の空気の熱伝導および対流によって伝わった熱も、マグネットガスケット自体を伝わった熱も断熱材によって遮断され、当該熱が庫内へ伝わることが抑制される。このため、断熱箱体の内部を冷却する冷却効率を向上させることができる。
また別の先行例では、扉のマグネットガスケットのマグネット近傍から外部の熱が庫内に侵入するのを防止するために、マグネットとマグネット保持部との間に空気層を設けたマグネットガスケットの構成も開示されている(例えば、特許文献3参照)。特許文献3に開示された冷蔵庫は、冷蔵庫本体と、扉と、扉の周縁部にマグネットガスケットとを有している。このマグネットガスケットは、扉に取り付けられる取付部と、内部にマグネットを保持するマグネット保持部と、取付部とマグネット保持部とを伸縮自在に接続する可撓部とを備えている。このマグネットガスケットは、マグネット保持部の内部に、マグネットとマグネット保持部の内周面との間に空気層を形成したことを特徴としている。
これによって、マグネットの吸着面部の磁力を保持しながら、マグネットを小型化し、かつ、マグネットに伝熱した熱がマグネット保持部を通じて庫内に侵入するのを低減することができる。
特開2005−188840号公報 特開2009−109053号公報 特開2011−237117号公報
図7に示される特許文献1に記載されたマグネットガスケットは、マグネット62が直接に断熱箱体の開口端面に密着するので断熱箱体に大きな磁力が作用しマグネットガスケット60と断熱箱体との間における吸引力を大きくできるという効果が得られる。しかし、マグネット62が断熱箱体の開口端面に直接に接触するので、扉50の開閉回数の増加に伴いマグネット62が欠ける(破損する)可能性がある。さらに、マグネット62の凹溝62bにごみが溜まりやすく、マグネット62を断熱箱体の開口端面に当接させたときに、マグネット62と断熱箱体の開口端面との間に、当該ごみによる隙間が生じて断熱性能が低下しやすい。また、長期間の使用により、マグネット62がマグネット保持部61から外れてしまう可能性もある。
特許文献2に記載されたマグネットガスケットは、空洞室の壁面の外側の空気と接する面にブロック状の断熱材を備えているので、庫外と庫内との間の熱の移動がこのブロック状の断熱材によって遮断される。したがって、冷蔵庫の熱効率を向上させることができる。しかし、断熱材はガスケット部材(つまり、マグネットガスケットからマグネットや断熱材を除いた部分)よりも厚く剛性も高いので、マグネットガスケット全体としての柔軟性が低下する。このため、マグネットガスケットが全周にわたって断熱箱体の開口端面に均一に密着し難くなる可能性がある。このため、マグネットガスケットによる断熱性能が不十分となるおそれがある。
特許文献3に記載されたマグネットガスケットは、マグネットとマグネット保持部との間に空気層が形成されているので、断熱箱体の開口部からマグネットに伝熱した熱が、この空気層により遮熱される。したがって、マグネットガスケットを介して庫外から侵入する熱を抑制することができる。しかし、マグネット保持部の内部に空気層部を設けると、マグネットガスケットの全体の厚みを大きくするか、あるいはマグネットを薄くしなければならない。マグネットガスケットの厚みを大きくすると断熱箱体と扉とのすき間が大きくなり、庫内への外気の流入や、庫内から庫外への冷気の流出が生じやすい。一方、マグネットを薄くすると磁力が弱まるためマグネットガスケットを断熱箱体の開口端面に均一に密着させることが難しくなる。このため、マグネットガスケットによる断熱性能が不十分となるおそれがある。
本開示は、上記従来技術の課題を解決するものであり、マグネットガスケット及び冷却装置の断熱性能を向上できるようにすることを目的とする。
本開示の一態様に係る冷却装置は、前方に開口する収容空間を有し、前記開口を包囲すると共に前記前方に向く開口端面を有する断熱箱体と、前記開口を開閉可能にする前記断熱箱体に取り付けられた扉と、前記開口を閉じた状態において前記開口端面を向く前記扉の内側周縁部に取り付けられ、マグネットと前記マグネットを保持するマグネット保持部と、前記マグネットと前記マグネット保持部との間に、前記扉が前記開口を閉じた閉状態において、前記マグネットの周面の内、前記扉側の側部と、前記閉状態において幅方向内側に向く側部とに設けられた断熱シートと、を有するマグネットガスケットと、を備えている。
本開示の一態様に係るマグネットガスケットは、マグネットと、前記マグネットを保持するマグネット保持部と、前記マグネットと前記マグネット保持部との間に設けられた断熱シートと、を備えている。
本開示の一態様に係る冷却装置は、前方に開口する収容空間を有し、前記開口を包囲すると共に前記前方に向く開口端面を有する断熱箱体と、前記開口を開閉可能に前記断熱箱体に取り付けられた扉と、前記開口を閉じた状態において前記開口端面に向く前記扉の内側周縁部に取り付けられた、本開示の一態様に係るマグネットガスケットと、を備えている。
本開示によれば、マグネットガスケットによる断熱性能を向上できる。
本開示の実施の形態に係る冷蔵庫の概略斜視図。 本実施の形態に係る冷蔵庫において、断熱箱体、マグネットガスケットおよび扉部分の構造を示す図で、図1のA面に沿った要部断面図。 本実施の形態に係る冷蔵庫において、マグネットガスケットの構造を示す図で、長さ方向に対して垂直方向に切断した断面図。 本実施の形態に係る冷蔵庫において、マグネットと断熱シートとを貼り合わせた状態を示す図で、長さ方向に対して垂直方向に切断した断面図。 ガスケット周辺部からの侵入熱量を計算したシミュレーションのモデル領域を示す図。 モデル領域におけるガスケットのマグネット周辺部の拡大図。 シミュレーションの結果(侵入熱量)を示す図。 本実施の形態に係る冷蔵庫において、マグネットの変形例を示す断面図。 従来のガスケット構成の一例を示す断面図。
以下、本開示の実施の形態に係るマグネットガスケットおよび冷蔵庫ついて、図面を参照しながら説明する。以下に示す実施の形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施の形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除するものではない。また、実施の形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。さらに、実施の形態の各構成は、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
なお、実施の形態を説明するための全図において、同一要素は原則として同一の符号を付し、その説明を省略することもある。
[1.構成]
以下では、扉21〜26が有る側を前とし、その反対側を後として説明する。また、前から後に向かって視た場合を基準に左右を定める。左方向及び右方向の両方向を総称して幅方向という。また、幅方向中心CLに近づく方向を幅方向内側といい、幅方向中心CLから離れる方向を幅方向外側という。
[1−1.冷蔵庫の構成]
以下、図1を参照して、冷蔵庫1の全体構成を説明する。図1は、本開示の実施の形態に係る冷蔵庫1(冷却装置)の概略斜視図である。
冷蔵庫1は、内部に収容空間10d(以下「庫内」ともいう)が形成され前側に開口する断熱箱体10と、この断熱箱体10に対して開閉可能に取り付けられた複数の扉21〜26と、これらの扉21〜26の内側周縁部に設けられた後述のマグネットガスケット30とを備えている。庫内10dは、仕切り板(図示せず)により分画されることで、冷蔵室11、第2の冷凍室12、製氷室13、第1の冷凍室14および野菜室15に区画されている。
扉21〜26の内側周縁部とは、扉21〜26が閉じられた状態で庫内10dに向く側の面の外周縁をいう。さらにいうと、扉21〜26の内側周縁部とは、扉21〜26が閉じられた状態で、断熱箱体10や後述の冷蔵室11、第2の冷凍室12、製氷室13、第1の冷凍室14および野菜室15の開口端面10A(すなわち開口の周囲の面、図2参照)と、マグネットガスケット30を挟んで対面する部分をいう。
以下の説明では、扉21〜26を特に区別しない場合には、扉20と表記する。
断熱箱体10は、その最上部に冷蔵室11、その冷蔵室11の下部に第2の冷凍室12との製氷室13が横並びに設けられ、その下部に第一の冷凍室14、そして最下部に野菜室15が配置される構成となっている。
なお、本実施の形態では、冷蔵室11、第2の冷凍室12、製氷室13、第一の冷凍室14および野菜室15を上記のように設けた構成としているが、本開示はこのような構成に限定されることはない。例えば、冷蔵室のみを有する冷蔵庫、冷凍室のみを有する冷蔵庫、冷蔵室と1つのみの又は3つ以上の冷凍室とを有する冷蔵庫など、冷蔵品を収納し冷蔵して保存する機器であれば何ら限定されず適用できることはいうまでもない。
冷蔵室11、第2の冷凍室12、製氷室13、第1の冷凍室14および野菜室15は上述したように開口を有する。それぞれの開口には扉20が配設されている。例えば、冷蔵室11は、回転型の冷蔵室右扉21と冷蔵室左扉22とを備え、観音開きされる構造となっている。冷蔵室11の内部には、冷蔵室棚(図示せず)や冷蔵室ケース(図示せず)が配設されている。第2の冷凍室12、製氷室13、第1の冷凍室14および野菜室15は、それぞれ引き出し式の収容室であり、第二の冷凍室扉23、製氷室扉24、第一の冷凍室扉25および野菜室扉26がそれぞれ一体に設けられている。
冷蔵室11の温度は、冷蔵保存のために凍らない温度の冷蔵温度帯である1℃〜5℃程度の範囲になるように設定されている。野菜室15の温度は、冷蔵室11と同等の冷蔵温度帯、もしくは、冷蔵温度帯よりも若干高い温度設定の野菜温度帯である2℃〜7℃程度の範囲に設定されている。第一の冷凍室14は、冷凍保存のために通常−22℃〜−15℃程度の温度範囲に設定されているが、収容物の冷凍保存状態をより向上させたい場合には、例えば−30℃〜−25℃程度の低温に設定することもできる。
第二の冷凍室12の温度は、第一の冷凍室14と同等の冷凍温度帯または当該冷凍温度帯よりも若干高い温度帯である−20℃〜−12℃の温度範囲に設定される。製氷室13は、冷蔵室11内の貯水タンク(図示せず)から送られた水で室内上部に設けられた自動製氷機(図示せず)により氷を作り、貯蔵する。
なお、上述の冷蔵室11、第2の冷凍室12、製氷室13、第1の冷凍室14および野菜室15における各設定温度範囲は、典型的な温度範囲を例示したものであって、上記温度範囲に限定されるものではなく、それぞれの使用形態等に応じて適宜設定される。
冷蔵庫1には機械室(図示せず)がある。この機械室には圧縮機、水分除去を行うドライヤ等の冷凍サイクルの高圧側構成部品が収容されている。冷凍サイクルは、圧縮機(図示せず)と、凝縮器(図示せず)と、減圧器であるキャピラリー(図示せず)と、冷却器(図示せず)と、を順に備えた一連の冷媒流路から形成されている。この冷媒流路には、冷媒として炭化水素系冷媒である例えばイソブタンが封入される。
なお、本開示の冷蔵庫1の冷凍サイクルの構成は、上記の構成に限定されるものではなく、冷蔵および冷凍のために要求される温度範囲の冷気を生じさせる構成であれば、どのような構成のものでも使用できる。
[1−2.冷蔵庫の要部及びマグネットガスケットの構成]
以下、図2〜図4を参照して、冷蔵庫1の要部及びマグネットガスケット30の構成を説明する。図2は、本実施の形態に係る冷蔵庫1において、断熱箱体10、マグネットガスケット30および扉20部分の構造を示す図で、図1の一点鎖線で示すA面に沿った要部断面図である。図3は、本実施の形態に係る冷蔵庫1において、マグネットガスケット30の構造を示す図で、長さ方向(マグネットガスケット30の延在方向)に対して垂直方向に切断した断面図(横断面図)である。図4は、本実施の形態に係る冷蔵庫において、マグネットと断熱シートとを貼り合わせた状態を示す図で、長さ方向に対して垂直方向に切断した断面図である。
図2に示すように、断熱箱体10は、磁性材料(例えば鋼板)を用いた外箱10aと、ABS樹脂などの樹脂で成型された内箱10bと、外箱10aと内箱10bとの間の空間に発泡しながら充填される硬質の発泡ポリウレタン樹脂などの断熱部材10cとを備えて構成される。
冷蔵庫1では、冷蔵室11(図1参照)などが冷却されるときに、外箱10aの一部も冷やされて外箱10aに結露が生じる場合がある。これを防止するために外箱10aの内部には図2に示すように熱源となる放熱パイプ40が配置されている。
なお、断熱部材10cは発砲ポリウレタン樹脂などの樹脂に限定されない。断熱部材10cには、例えば真空断熱材など、断熱性を有するものであれば適宜用いることができる。
また、各扉20は、図2に示すように、扉外板20a、例えばABS樹脂で形成された扉内板20b、および、扉外板20aと扉内板20bとの間の空間で発泡させ充填される硬質発泡ウレタンなどの断熱部材20cとを備えて構成される。さらに、各扉20には、マグネットガスケット30の取付部33を嵌入固定するための嵌入溝20dも扉内板20bを陥没させることで形成されている。
なお、断熱部材20cは、断熱箱体10に用いられる断熱部材10cと同様に発砲ポリウレタンなどの樹脂に限定されない。例えば、断熱部材20cに真空断熱材などを用いてもよい。
図2に示すように、それぞれの扉20の貯蔵室側の周縁部には、扉20と断熱箱体10との隙間を密閉して冷気の漏洩や外気の熱の侵入を防止するために、ポリ塩化ビニルなどの軟質樹脂を押出成形するなどして作製されたマグネットガスケット30が設けられている。
このマグネットガスケット30は、柔軟性を有するマグネット31と、マグネット保持部32と、取付部33と、マグネット保持部32と取付部33とを接続する接続部34と、マグネット31の周面に設けられた断熱シート35とを備える。
マグネット保持部32は、マグネット31を保持し内蔵する。このマグネット保持部32は、図7を参照して説明した特許文献1のマグネット保持部61とは異なる。詳しくは、マグネット保持部32は、扉20の閉状態おいて断熱箱体10の開口端面10Aと対面するマグネット31の周面も被覆している。すなわち、マグネットガスケット30では、マグネット31が直接に開口端面10Aと接触しない構成となっている。
取付部33は、扉20に設けられた嵌入溝20dに係合して、マグネットガスケット30を扉20に固定する。接続部34は、柔軟性を有し、マグネット保持部32と取付部33とを伸縮自在に接続する。断熱シート35は、マグネット31の面の内、「マグネット保持部32を介して断熱箱体10の開口端面10Aに当接する面」を少なくとも除いた面上に設けられる。マグネット31における断熱シート35の設置範囲から、開口端面10Aに当接する面を除いているのは、マグネット31と開口端面10Aとの間に作用する磁力(吸着力)が、断熱シート35の存在によって減少しないようにするためである。なお、扉20による密閉性ひいては断熱性が必要最小限確保できるのであれば、断熱シート35を、マグネット31の開口端面10Aに当接する面の一部に設けてもよい。
マグネット保持部32、取付部33および接続部34は、例えばポリ塩化ビニルなどの軟質樹脂を長尺紐状に成形して一体的に構成されている。マグネット31は、例えば磁石粉末と合成ゴムを混合して成形したもので柔軟性を有する。
次に、マグネットガスケット30の構造について、図3および図4を参照しながらさらに詳細に説明する。本実施の形態の冷蔵庫1では、断熱シート35は、マグネット31がマグネット保持部32に保持された状態において、マグネット31の庫内側端面部31a(庫内側部)と扉側平面部31b(扉側部)との両面に亘って設けられている。
庫内側端面部31aは、マグネット31の周面において、扉20を閉じた状態において、幅方向内側となる部位である。扉側平面部31bは、マグネット31の周面において、扉20側の部位である。
断熱シート35には、キセロゲルおよびエアロゲルの少なくとも一方を含むシート材を用いることができる。例えば、断熱シート35には、例えば繊維径が50nm以下のナノファイバーが分散されたシリカキセロゲルおよびシリカエアロゲルの少なくとも一方を内部に含むシート材を用いることができる。シリカキセロゲルおよびシリカエアロゲルの少なくとも一方を担持したシート材は、嵩密度が100〜250kg/m3と小さい。また、当該シート材は、空気の平均自由行程68nmよりも小さな細孔を緻密に有するため、固体熱伝導および空気の対流による熱伝導が低減されるという特徴を有している。このため、当該シート材は、0.1mm程度の厚みの場合で熱伝導率は0.02W/mKという低熱伝導率を有する。また、当該シート材は、扉20を閉じる時に押圧力が加えられても断熱性能の低下が生じにくく、この結果、長期間にわたりマグネットガスケット30の劣化を抑制できる。
このような断熱シート35を、マグネット31とマグネット保持部32との間であって、マグネット31の庫内側端面部31aと扉側平面部31bとに設けることで、次のような効果が得られる。マグネットガスケット30のよりも幅方向外側に位置する放熱パイプ40からの熱が、断熱箱体10の外箱10aを介してマグネット31に伝熱し、庫内側に伝わることを抑制することができる。しかも、断熱シート35は0.1mm程度の厚みでも十分な断熱性能を有するので、断熱シート35の厚み分、マグネット31を薄くすることが不要である。したがって、断熱箱体10に対する吸引力を損なわず、断熱箱体10の外箱10aの全周囲に対しての密着性を確保できる。
以上の構成は、マグネット31と開口端面10Aとの間に作用する磁力(吸着力)を確保し、且つ、最も安価にマグネット31部の断熱性を最大限に高めることができるものである。これについて図5A〜図5Cを用いて説明する。
図5A〜図5Cは、厚さ0.1mmの断熱シート35をマグネット31の各周面に設けた場合において、冷蔵庫の運転時にマグネットガスケット30の周辺部を庫外から庫内に侵入する熱量を、熱流体シミュレーションにより計算した内容を示したものである。図5Aは、熱流体シミュレーションを行ったモデル領域を示す図である。熱流体シミュレーションでは、図5Aに示す点線部分(侵入熱量計算部分)Cに侵入する熱量を計算している。図5Bは、図5Aのマグネット周辺部Mを拡大した図である。図5Cは、各条件における庫内への侵入熱量を計算した結果を示す表である。図5Cでは、マグネット31の周囲に断熱シート35が無いときの侵入熱量を100とした場合(1行目)に対して、各種周面に断熱シート35を設けた場合ではどの程度の侵入熱量になるかを示している。
マグネット31の全周面に断熱シート35を設けた場合(図5Cの2行目)では、最も庫内への侵入熱量が小さい。しかしながら、この場合では、マグネット保持部32を介して断熱箱体10の開口端面10Aに当接する面上に断熱シート35が0.1mmの厚さで設けられている。そのため、マグネット31と開口端面10Aとの間が0.1mm離れ、磁力(吸着力)が低下する。この磁力の低下分をマグネットの厚さで補うためには、マグネット31の厚みを44%も厚くする必要があり、本構成を成立させることは非現実的である。
また、断熱シート35をマグネット保持部32を介して断熱箱体10の開口端面10Aに当接する面上を除いた3面(庫内側側面31a、庫外側側面31d、扉側平面31b)に設けた場合(図5Cの3行目)と、さらに庫外側側面31c、31dを除いた2面(庫内側側面31a、扉側平面31b)に断熱シート35を設けた場合(図5Cの4行目、31aと31bの面)とでは、侵入熱量の差は無い。これは、前述した放熱パイプ40からの熱が、断熱箱体10の外箱10aを介してマグネット31に伝熱し、庫内に伝わることを抑制するためには、断熱シート35をマグネット31周りの庫内側側面および扉側平面に設けることで十分であることを示している。すなわち、安価な生産のためにも、前記の2面に断熱シート35を設けることが最も効率的であるということを示している。
なお、断熱シートの設置面を1面(扉側平面31b)とした場合(図5Cの5行目)における庫内への侵入熱量は、断熱シート35を全周面に設置しない場合と大差が無く、断熱性を高める構成とはならない。なお、図示は省略しているが、庫内側側面31aの面のみに断熱シート35を設置した場合における庫内への侵入熱量も、同様に、断熱シート35を全周面に設置しない場合と大差が無い。
なお、断熱シート35としては、さらにエアロゲル粒子がゴム系結合材により結合されてなるエアロゲル層の両面に被覆層を設けたものを用いることもできる。このような断熱シートは、エアロゲル粒子がゴム系結合材により結合されているので柔軟性に優れており、小さな曲率半径で折り曲げをすることができる。なお、エアロゲルとしてシリカエアロゲルを用いることが、低熱伝導率を実現するために好ましい。また、ゴム系結合材の添加量を増加させると断熱シート35の柔軟性を向上できる一方、断熱シート35の熱伝導率が大きくなる傾向にある。このため、ゴム系結合材の添加量はできるだけ少なくすることが好ましい。
断熱シート35をマグネット31とマグネット保持部32との間に配置する方法としては、図4に示すようにあらかじめマグネット31に断熱シート35を接着し固定した後に、マグネット保持部32に挿入すれば容易に製造することができる。ただし、本開示はこの製造方法に限定されるものではなく、他の公知の方法を用いてもよい。
[2.作用効果]
(1)本開示の実施の形態によれば、断熱シート35をマグネット31の周面に設けることで、マグネット保持部32やマグネットガスケット30を大きくすることなく、マグネット31からマグネット保持部32への熱伝導を抑制できる。したがって、マグネットガスケット30の断熱性を向上でき、ひいては、庫内10dへの熱の侵入を抑制できる。
(2)断熱シート35が、マグネット31の庫内側端面部31aと扉側平面部31bとに設けられているので、庫外側からマグネット31を伝わって庫内10d側に熱が伝わることを効率よく抑制できる。
(3)断熱シート35は、断熱箱体10の開口端面10A側には設けられていないので、マグネット31から開口端面10Aに作用する磁力を減少させることがない。したがって、マグネットガスケット30により扉20と断熱箱体10の開口端面10Aとを効果的に吸着できる。
(4)断熱シート35は、キセロゲルまたはエアロゲルを含む素材により形成されているので、空気層を設ける場合に比べてマグネット保持部を薄型化でき、かつ庫内への熱の伝達を効率よく抑制できる。
[3.変形例]
(1)本実施の形態の冷蔵庫1においては、断熱シート35はマグネット31の扉側平面部31bと庫内側端面部31aとの2面に配置したが、本開示はこれに限定されない。例えば、断熱シート35をさらにマグネット31の庫外側側面31d、すなわち扉20を閉じた状態において幅方向外側となる部位にも設けてもよい。
(2)図6は、本実施の形態に係る冷蔵庫1において、マグネットの変形例を示す断面図である。本変形例のマグネット311は、図2および図3に示されるマグネットガスケット30において、マグネット31に替えて使用される。このマグネット311は、周面に設けられる断熱シート35の曲率半径を大きくし、マグネット311に断熱シート35が密着しやすくしたものである。具体的には、マグネット311には、扉側平面部311bと庫内側端面部311aとの間に曲面部311cが設けられており、断熱シート35を曲面部311cに沿って折り曲げることで、マグネット311に断熱シート35が密着しやすい構造となっている。
このように扉側平面部311bから庫内側端面部311aの間に曲面部311cを形成することで、マグネット311の外周面に沿って断熱シート35を密着させることができ、断熱シート35による断熱性能を高めることができる。
この場合、曲面部311cの曲率半径は、断熱シート35の厚みと柔軟性とにより適宜設定されればよい。一般的には、断熱シート35の厚みと同じ程度の曲率半径とすれば、断熱シート35を曲面部311cに沿わせて折り曲げることができる。例えば、断熱シートがシリカエアロゲルを繊維シートの空隙に均質に埋め込んだ構成の場合には、0.1mmの厚みを実現できる。この厚みの場合には、曲面部311cの曲率半径を0.1mm以上とすればよい。なお、曲面部311cとしては、例えば扉側平面部311bの幅方向(図5における左右方向)の中心位置から庫内側端面部311aの上端部までを連続的な曲面部としてもよい。
なお、庫外側端面部311dにも断熱シート35を設ける場合には、扉側平面部311bと庫外側端面部311dとの間にも曲面部を設けてもよい。
本開示は、断熱箱体と扉との間の断熱性能を高めることにより省エネルギー化に貢献でき、冷蔵及び冷凍品を収納する種々の冷蔵庫分野に適用することができる。
1 冷蔵庫(冷却装置)
10 断熱箱体
10A 開口端面
10a 外箱
10b 内箱
10c 断熱部材
10d 収容空間
11 冷蔵室
12 第2の冷凍室
13 製氷室
14 第一の冷凍室
15 野菜室
20 扉
20a 扉外板
20b 扉内板
20c 断熱部材
20d 嵌入溝
21 冷蔵室右扉
22 冷蔵室左扉
23 第二の冷凍室扉
24 製氷室扉
25 第一の冷凍室扉
26 野菜室扉
30 マグネットガスケット
31、311 マグネット
31a 庫内側側面
311a 庫内側端面部(庫内側部)
31b 扉側平面
311b 扉側平面部(扉側部)
31c 庫外側側面
311c 曲面部
31d 庫外側側面
311d 庫外側端面部
32 マグネット保持部
33 取付部
34 接続部
35 断熱シート
40 放熱パイプ
C 侵入熱量計算部分
M マグネット周辺部

Claims (11)

  1. 前方に開口する収容空間を有し、前記開口を包囲すると共に前記前方に向く開口端面を有する断熱箱体と、
    前記開口を開閉可能にする前記断熱箱体に取り付けられた扉と、
    前記開口を閉じた状態において前記開口端面を向く前記扉の内側周縁部に取り付けられ、マグネットと前記マグネットを保持するマグネット保持部と、
    前記マグネットと前記マグネット保持部との間に、前記扉が前記開口を閉じた閉状態において、
    前記マグネットの周面の内、前記扉側の側部と、前記閉状態において幅方向内側に向く側部とに設けられた断熱シートと、
    を有するマグネットガスケットと、を備えた、
    冷却装置。
  2. 前記断熱箱体には、前記閉状態において前記マグネットの前記幅方向外側に位置する放熱具が内蔵されている、
    請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記マグネットの周面には、前記扉側部から庫内側部の間に曲面部が設けられた、
    請求項1又は2に記載の冷却装置。
  4. 前記断熱シートは、キセロゲルまたはエアロゲルを含む素材により形成されている、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の冷却装置。
  5. マグネットと、
    前記マグネットを保持するマグネット保持部と、
    前記マグネットと前記マグネット保持部との間に設けられた断熱シートと、を備えた、
    マグネットガスケット。
  6. 前方に開口する収容空間を有し、前記開口を包囲すると共に前記前方に向く開口端面を有する断熱箱体と、
    前記開口を開閉可能に前記断熱箱体に取り付けられた扉と、
    前記開口を閉じた状態において前記開口端面に向く前記扉の内側周縁部に取り付けられた請求項1に記載のマグネットガスケットと、を備えた、
    冷却装置。
  7. 前記マグネットの周面には、前記扉が前記開口を閉じた閉状態において前記開口端面に向く面を少なくとも除いて、前記断熱シートが設けられている、
    請求項6に記載の冷却装置。
  8. 前記断熱シートは、前記マグネットの周面の内、扉側部と庫内側部とに設けられ、
    前記扉側部は、前記扉側の部位であり、
    前記庫内側部は、前記閉状態において、幅方向内側に向く部位である、
    請求項6又は7に記載の冷却装置。
  9. 前記断熱箱体には、前記閉状態において前記マグネットの前記幅方向外側に位置する放熱具が内蔵されている、
    請求項8に記載の冷却装置。
  10. 前記マグネットの周面には、前記扉側部から前記庫内側部の間に曲面部が設けられた、
    請求項8又は9に記載の冷却装置。
  11. 前記断熱シートは、キセロゲルまたはエアロゲルを含む素材により形成されている、
    請求項6〜10のいずれか一項に記載の冷却装置。
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