JP2020004678A - 電池モジュール及び移動体 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池モジュールから発生し得る磁束を抑える。【解決手段】電池アセンブリ100は、複数の電池セル110を含んでいる。電池アセンブリ100には、第1リード112及び第2リード114が接続されている。第1バスバー210は、第1リード112に接続されている。第2バスバー220は、第2リード114に接続されている。第1バスバー210は、第1領域212を有しており、第2バスバー220は、第1領域222を有している。第1バスバー210の第1領域212は、第2バスバー220の第1領域222と重なっている。電池アセンブリ100の充放電において、第1バスバー210の第1領域212に流れる電流は、第2バスバー220の第1領域222に流れる電流の方向とは逆方向の成分を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、電池モジュール及び移動体に関する。
近年、非水電解液二次電池、特に、リチウムイオン二次電池が開発されている。リチウムイオン二次電池の電池セルは、正極、負極、セパレータ及び外装材を含んでいる。正極、負極及びセパレータは、外装材によって包まれている。複数の電池セル及び収容体によって電池モジュールを構成することができる。電池モジュールでは、複数の電池セルが収容体内に収容されている。複数の電池セルは、積み重ねられて、直列に接続されている。
特許文献1には、電池モジュールの一例が記載されている。この電池モジュールは、複数の電池セルの周辺に位置する端子を有している。複数の電池セルのそれぞれは、複数のリードのそれぞれを介して端子に接続している。各リードは、各電池セルの外装材に沿って折れ曲がった部分を有している。
特開2005−267880号公報
本発明者は、電池モジュールから磁束が発生し得ることを新規に見出した。この磁束は、様々な場合、例えば、磁束の影響を受けやすい素子(例えば、磁気センサ)を電池モジュールの近傍に配置した場合、望ましくない。
本発明の目的は、電池モジュールから発生し得る磁束を抑えることにある。
本発明によれば、
複数の電池セルを含み、第1リード及び第2リードが接続された電池アセンブリと、
前記第1リードに接続された第1バスバーと、
前記第2リードに接続された第2バスバーと、
を含み、
前記第1バスバーは、第1領域を有し、
前記第2バスバーは、第1領域を有し、
前記第1バスバーの前記第1領域は、前記第2バスバーの前記第1領域と重なっており、
前記電池アセンブリの充放電において、前記第1バスバーの前記第1領域に流れる電流は、前記第2バスバーの前記第1領域に流れる電流の方向とは逆方向の成分を含む、電池モジュールが提供される。
本発明によれば、
電池モジュールと、
前記電池モジュールの近傍に位置する磁気センサと、
を含み、
前記電池モジュールは、
複数の電池セルを含み、第1リード及び第2リードが接続された電池アセンブリと、
前記第1リードに接続された第1バスバーと、
前記第2リードに接続された第2バスバーと、
を含み、
前記第1バスバーは、第1領域を有し、
前記第2バスバーは、第1領域を有し、
前記第1バスバーの前記第1領域は、前記第2バスバーの前記第1領域と重なっており、
前記電池アセンブリの充放電において、前記第1バスバーの前記第1領域に流れる電流は、前記第2バスバーの前記第1領域に流れる電流の方向とは逆方向の成分を含む、移動体が提供される。
本発明によれば、電池モジュールから発生し得る磁束を抑えることができる。
実施形態1に係る電池モジュールの分解斜視図である。 実施形態1に係る電池モジュールの斜視図である。 図2に示す第2ケース部材が取り除かれた電池モジュールの斜視図である。 第1バスバー及び第2バスバーを含む積層体の詳細を説明するための分解斜視図である。 図4に示した第1バスバー及び第2バスバーの第1の変形例を示す図である。 図4に示した第1バスバー及び第2バスバーの第2の変形例を示す図である。 図4に示した第1バスバー及び第2バスバーの第3の変形例を示す図である。 実施形態2に係る移動体を示す図である。 実施例に係る電池モジュールを3方向から見た図である。 比較例に係る電池モジュールを3方向から見た図である。 実施例に係る電池モジュール(図9)から発生した磁束密度の分布を示すグラフである。 比較例に係る電池モジュール(図10)から発生した磁束密度の分布を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る電池モジュール10の分解斜視図である。図2は、実施形態1に係る電池モジュール10の斜視図である。図3は、図2に示す第2ケース部材420が取り除かれた電池モジュール10の斜視図である。
図1を用いて、電池モジュール10の概要を説明する。電池モジュール10は、電池アセンブリ100、第1バスバー210及び第2バスバー220を含んでいる。電池アセンブリ100は、複数の電池セル110を含んでいる。電池アセンブリ100には、第1リード112及び第2リード114が接続されている。第1バスバー210は、第1リード112に接続されている。第2バスバー220は、第2リード114に接続されている。第1バスバー210は、第1領域212を有しており、第2バスバー220は、第1領域222を有している。第1バスバー210の第1領域212は、第2バスバー220の第1領域222と重なっている。電池アセンブリ100の充放電において、第1バスバー210の第1領域212に流れる電流は、第2バスバー220の第1領域222に流れる電流の方向とは逆方向の成分を含む。
上述した構成によれば、電池モジュール10から発生し得る磁束を抑えることができる。具体的には、第1バスバー210及び第2バスバー220に電流が流れると、第1バスバー210の第1領域212及び第2バスバー220の第1領域222から磁束が発生し得る。上述した構成においては、第1バスバー210の第1領域212は、第2バスバー220の第1領域222と重なっており、電池アセンブリ100の充放電において、第1バスバー210の第1領域212に流れる電流は、第2バスバー220の第1領域222に流れる電流の方向とは逆方向の成分を含む。したがって、第1バスバー210の第1領域212から発生する磁束及び第2バスバー220の第1領域222から発生する磁束を互いに打ち消し合うことができる。したがって、電池モジュール10から発生し得る磁束を抑えることができる。
上述した構成の意義は、電池アセンブリ100の充放電において、第1バスバー210及び第2バスバー220に大電流、例えば、25A以上の電流が流れるときに顕著になる。例えば、第1バスバー210の第1領域212及び第2バスバー220の第1領域222が単に平行に並んでいる場合、第1バスバー210及び第2バスバー220に大電流が流れると、電池モジュール10から発生し得る磁束が大きくなり得る。これに対して、上述した構成においては、第1バスバー210及び第2バスバー220に大電流が流れても、電池モジュール10から発生し得る磁束を抑えることができる。
図1から図3を用いて、電池モジュール10の詳細を説明する。
電池モジュール10は、電池アセンブリ100、第1リード112、第2リード114、第1バスバー210、第2バスバー220、回路基板300、コネクタ310及びケース400を含んでいる。
電池アセンブリ100は、複数の電池セル110を含んでいる。各電池セル110は、正極、負極、セパレータ及び外装材を含んでいる。外装材は、正極、負極及びセパレータを包んでいる。正極、負極及びセパレータは、積み重ねられていてもよいし、又は巻かれていてもよい。複数の電池アセンブリ100は、一方向(図内のZ方向)に積み重ねられており、直列に接続している。
電池アセンブリ100は、複数の電池セル110の積み重ね方向(図内のZ方向)を画定している。電池アセンブリ100は、第1側部102、第2側部104、第3側部106及び第4側部108を有している。第1側部102は、電池アセンブリ100の積み重ね方向(図内のZ方向)に対して横方向(図内のX方向)を向いている。第2側部104は、第1側部102の反対側にある。第3側部106は、第1側部102及び第2側部104の間にある。第4側部108は、第3側部106の反対側にある。図1に示す例では、電池アセンブリ100は、第1側部102及び第2側部104の間(図内のX方向)において、第3側部106及び第4側部108の間(図内のY方向)よりも、長くなっている。
第1リード112は、電池アセンブリ100の各電池セル110の正極及び負極の一方に電気的に接続しており、第2リード114は、電池アセンブリ100の電池セル110の正極及び負極のもう一方に電気的に接続している。
回路基板300は、電池アセンブリ100の充放電を制御している。一例において、回路基板300は、Battery Management Unit(BMU)である。電池アセンブリ100は、回路基板300上に搭載されている。
コネクタ310は、第1端子312及び第2端子314を有している。図1に示す例において、コネクタ310は、回路基板300に取り付けられている。
第1バスバー210は、電池アセンブリ100の第1リード112及びコネクタ310の第1端子312を電気的に相互に接続しており、第2バスバー220は、電池アセンブリ100の第2リード114及びコネクタ310の第2端子314を電気的に相互に接続している。コネクタ310の第1端子312及び第2端子314は、電池モジュール10の外部の端子に電気的に接続可能になっている。したがって、電池アセンブリ100は、コネクタ310の第1端子312及び第2端子314を介して、電池モジュール10の外部の端子から充電することができ、コネクタ310の第1端子312及び第2端子314を介して、電池モジュール10の外部の端子へ放電することができる。
第1バスバー210及び第2バスバー220は、導体、例えば金属、詳細には例えば銅又はニッケルを含んでいる。第1バスバー210及び第2バスバー220は、例えば、銅からなるプレート及びこのプレートにメッキされたニッケルを含んでいてもよい。銅からなるプレートをニッケルによってメッキすることで、プレートの錆を抑えることができる。
電池アセンブリ100の充放電において、第1バスバー210の第1領域212に流れる電流は、第2バスバー220の第1領域222に流れる電流の方向とは逆方向の成分を含む。図1に示す例では、第1バスバー210の第1領域212に流れる電流の方向は、第2バスバー220の第1領域222に流れる電流の方向とほぼ真逆になる。
図1に示す例では、コネクタ310を下方に向けた状態でコネクタ310を電池モジュール10の外部の端子に接続させても、電池アセンブリ100の自重による第1リード112及び第2リード114の損傷を抑えることができる。具体的には、第1バスバー210の第1領域212及び第2バスバー220の第1領域222は、複数の電池セル110の積み重ね方向(図内のZ方向)において、電池アセンブリ100と重なっている。第1リード112及び第2リード114は、電池アセンブリ100の第1側部102上に位置している。コネクタ310は、第1バスバー210の第1領域212及び第2バスバー220の第1領域222に対して、電池アセンブリ100の第2側部104の方に位置している。したがって、コネクタ310を下方に向けた状態でコネクタ310を電池モジュール10の外部の端子に接続させても、第1リード112及び第2リード114は、上方を向く。したがって、電池アセンブリ100の自重による第1リード112及び第2リード114の損傷を抑えることができる。
第1バスバー210は、第2領域214及び第3領域216を有している。第2領域214及び第3領域216は、第1領域212を介して相互に接続されている。第1バスバー210の第2領域214は、電池アセンブリ100の第1リード112に接続しており、第1バスバー210の第3領域216は、回路基板300を介して回路基板300の第1端子312に接続している。
第2バスバー220は、第2領域224及び第3領域226を有している。第2領域224及び第3領域226は、第1領域222を介して相互に接続されている。第2バスバー220の第2領域224は、電池アセンブリ100の第2リード114に接続しており、第2バスバー220の第3領域226は、回路基板300を介して回路基板300の第2端子314に接続している。
ケース400は、電池アセンブリ100、第1リード112、第2リード114、第1領域212、第2領域214、回路基板300及びコネクタ310を収容している。このようにして、電池モジュール10は、電池パックを構成している。ケース400は、第1ケース部材410及び第2ケース部材420を有している。第1ケース部材410及び第2ケース部材420は、互いから分離可能になっている。
図4は、第1バスバー210及び第2バスバー220を含む積層体の詳細を説明するための分解斜視図である。
図4に示す積層体は、電池モジュール10は、スペーサ234、第1バスバー210、スペーサ232、第2バスバー220及びスペーサ236を順に含んでいる。
第1バスバー210の第1領域212及び第2バスバー220の第1領域222のそれぞれは、板形状を有している。具体的には、第1バスバー210の第1領域212は、第1面212a及び第2面212bを有しており、第2バスバー220の第1領域222は、第1面222a及び第2面222bを有している。第1バスバー210の第2面212bは、第1バスバー210の第1面212aの反対側にあり、第2バスバー220の第2面222bは、第2バスバー220の第1面222aの反対側にある。第1バスバー210の第1面212a及び第2面212b並びに第2バスバー220の第1面222a及び第2面222bは、実質的に平坦になっている。第1バスバー210の第1領域212は、第1面212a及び第2面212bの間に厚さを有しており、第2バスバー220の第1領域222は、第1面222a及び第2面222bの間に厚さを有している。第1バスバー210の第1領域212は、第1バスバー210の第1領域212の第1面212aが第2バスバー220の第1領域222の第2面222bと対向するように、第2バスバー220の第1領域222と重なっている。
図4に示す例においては、第1バスバー210及び第2バスバー220の磁気源(すなわち、第1領域212及び第1領域222)が第1バスバー210及び第2バスバー220の内側に配置されている。具体的には、第1バスバー210の第1領域212及び第2バスバー220の第1領域222は、共通の方向(X方向)に延伸している。第1バスバー210の第2領域214は、第2領域214から第1領域212にかけて上述した共通の方向(X方向)に交わる方向(X方向に対して斜め方向)に延伸する部分を含んでいる。第2バスバー220の第2領域224は、第2領域224から第1領域222にかけて第1バスバー210の第2領域214とは反対側から上述した共通の方向(X方向)に交わる方向(X方向に対して斜め方向)に延伸する部分を含んでいる。第1バスバー210の第3領域216は、第3領域216から第1領域212にかけて上述した共通の方向(X方向)に交わる方向(X方向に対して斜め方向)に延伸する部分を含んでいる。第2バスバー220の第3領域226は、第3領域226から第1領域222にかけて第1バスバー210の第3領域216とは反対側から上述した共通の方向(X方向)に交わる方向(X方向に対して斜め方向)に延伸する部分を含んでいる。このようにして、第1バスバー210及び第2バスバー220の磁気源(すなわち、第1領域212及び第1領域222)が第1バスバー210及び第2バスバー220の内側に配置されている。
図4に示す例においては、電池モジュール10への第1バスバー210及び第2バスバー220の新規導入が容易となっている。具体的には、第1バスバー210の第2領域214及び第2バスバー220の第2領域224の組は、一方向(X方向)において、第1バスバー210の第3領域216及び第2バスバー220の第3領域226の組と並んでいる。第1バスバー210の第2領域214及び第3領域216の組は、上述した一方向(X方向)に交わる方向(Y方向)において、第2バスバー220の第2領域224及び第3領域226の組と並んでいる。このような構成においては、第1バスバー210及び第2バスバー220に接続する部材のレイアウトを、第1バスバー210及び第2バスバー220が単に平行に延伸している場合の当該部材のレイアウトから変更する必要がない。したがって、電池モジュール10への第1バスバー210及び第2バスバー220の新規導入が容易となっている。
スペーサ232は、第1バスバー210の第1領域212及び第2バスバー220の第1領域222を互いに隔てている。スペーサ232は、第1バスバー210及び第2バスバー220の接触、すなわち、第1バスバー210及び第2バスバー220の短絡を防止している。第1バスバー210及び第2バスバー220から発生する熱への耐性の観点から、スペーサ232は、耐熱性を有することが好ましい。スペーサ232は、例えば、ノーメックステープ(登録商標)からなっている。スペーサ232は、例えば、軽さ、厚み及び耐熱性の観点でノーメックステープ(登録商標)と類似した性質を有する他の材料からなっていてもよい。
スペーサ234は、スペーサ232の反対側から第1バスバー210の第1領域212を覆っている。スペーサ234は、第1バスバー210による回路基板300への接触を防止している。第1バスバー210から発生する熱への耐性の観点から、スペーサ234は、耐熱性を有することが好ましい。スペーサ234は、例えば、スペーサ232で例示した材料からなっている。
スペーサ236は、スペーサ232の反対側から第2バスバー220の第1領域222を覆っている。スペーサ236は、第2バスバー220による電池アセンブリ100(図1)への接触を防止している。第2バスバー220から発生する熱への耐性の観点から、スペーサ236は、耐熱性を有することが好ましい。スペーサ236は、例えば、スペーサ232で例示した材料からなっている。
図5は、図4に示した第1バスバー210及び第2バスバー220の第1の変形例を示す図である。
図5に示す例においても、図4に示した例と同様にして、第1バスバー210及び第2バスバー220の磁気源(すなわち、第1領域212及び第1領域222)が第1バスバー210及び第2バスバー220の内側に配置されている。具体的には、第1バスバー210の第2領域214は、第2領域214から第1領域212にかけて上述した共通の方向(X方向)に直交する方向(Y方向)に延伸する部分を含んでいる。第2バスバー220の第2領域224は、第2領域224から第1領域222にかけて第1バスバー210の第2領域214とは反対側から上述した共通の方向(X方向)に直交する方向(Y方向)に延伸する部分を含んでいる。第1バスバー210の第3領域216は、第3領域216から第1領域212にかけて上述した共通の方向(X方向)に直交する方向(Y方向)に延伸する部分を含んでいる。第2バスバー220の第3領域226は、第3領域226から第1領域222にかけて第1バスバー210の第3領域216とは反対側から上述した共通の方向(X方向)に直交する方向(Y方向)に延伸する部分を含んでいる。
図6は、図4に示した第1バスバー210及び第2バスバー220の第2の変形例を示す図である。
図6に示すように、第1バスバー210の第1領域212の幅は、第1バスバー210の第2領域214の幅及び第1バスバー210の第3領域216の幅のいずれよりも広くなっていてもよい。図6に示す例においては、第1バスバー210の第1領域212における放熱面積を大きくすることができる。
図6に示すように、第2バスバー220の第1領域222の幅は、第2バスバー220の第2領域224の幅及び第2バスバー220の第3領域226の幅のいずれよりも広くなっていてもよい。図6に示す例においては、第2バスバー220の第1領域222における放熱面積を大きくすることができる。
図7は、図4に示した第1バスバー210及び第2バスバー220の第3の変形例を示す図である。
図7に示すように、第1バスバー210のうちの第2領域214から第3領域216にかけての部分は、第2バスバー220のうちの第2領域224から第3領域226にかけての部分と交差していてもよい。このようにして、第1バスバー210の第2領域214及び第2バスバー220の第2領域224の組は、一方向(X方向)において、第1バスバー210の第3領域216及び第2バスバー220の第3領域226の組と並んでおり、第1バスバー210の第2領域214及び第2バスバー220の第3領域226の組は、上述した一方向に交わる方向(Y方向)において、第2バスバー220の第2領域224及び第1バスバー210の第3領域216の組と並んでいる。
図7に示す例においても、第1バスバー210の第1領域212は、第2バスバー220の第1領域222と重なっている。さらに、電池アセンブリ100の充放電において、第1バスバー210の第1領域212に流れる電流は、第2バスバー220の第1領域222に流れる電流の方向とは逆方向の成分を含む。特に図7に示す例では、第1バスバー210の第1領域212に流れる電流の方向は、第2バスバー220の第1領域222に流れる電流の方向と交差している。図7に示す例においても、電池モジュール10から発生し得る磁束を抑えることができる。
(実施形態2)
図8は、実施形態2に係る移動体500を示す図である。
図8に示す例において、移動体500は、飛行体、より具体的には、ドローンである。移動体500は、電池モジュール10、複数の磁気センサ20、本体510及び複数の回転翼520を含んでいる。電池モジュール10及び複数の磁気センサ20は、本体510の内部又は外部に搭載されている。
電池モジュール10は、実施形態1に係る電池モジュール10である。したがって、電池モジュール10から発生し得る磁束を抑えることができる。
磁気センサ20は、例えば、方位を検出するためのセンサである。各磁気センサ20は、電池モジュール10の近傍に位置しており、図8に示す例では、電池モジュール10の両側に位置している。磁気センサ20が電池モジュール10の近傍に位置していても、電池モジュール10から発生し得る磁束が抑えられており、電池モジュール10から発生し得る磁束による磁気センサ20の誤作動を抑えることができる。
図9は、実施例に係る電池モジュール10を3方向から見た図である。図10は、比較例に係る電池モジュール10を3方向から見た図である。
実施例(図9)では、図4に示した例と同様にして、第1バスバー210の第1領域212は、第2バスバー220の第1領域222と重なっている。これに対して、比較例(図10)では、第1バスバー210及び第2バスバー220は、互いに平行に延伸している。
図11は、実施例に係る電池モジュール10(図9)から発生した磁束密度の分布を示すグラフである。図12は、比較例に係る電池モジュール10(図10)から発生した磁束密度の分布を示すグラフである。図11では、図9に示したa地点からb地点までの磁束密度の分布が測定されており、図12では、図10に示したa地点からb地点までの磁束密度の分布が測定されている。
図11に示す分布では、磁束密度は、約3×10−6Tから約7×10−6Tまでの範囲にあったのに対して、図12に示す分布では、磁束密度は、約6×10−6Tから約12×10−6Tまでの範囲にあった。このようにして、実施例の磁束密度は、比較例の磁束密度の約4割に抑えられた。この結果は、電池モジュール10から発生し得る磁束を、第1バスバー210の第1領域212及び第2バスバー220の第1領域222の重なり合いによって、抑えることができることを示唆する。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 電池モジュール
20 磁気センサ
100 電池アセンブリ
102 第1側部
104 第2側部
106 第3側部
108 第4側部
110 電池セル
112 第1リード
114 第2リード
210 第1バスバー
212 第1領域
212a 第1面
212b 第2面
214 第2領域
216 第3領域
220 第2バスバー
222 第1領域
222a 第1面
222b 第2面
224 第2領域
226 第3領域
232 スペーサ
234 スペーサ
236 スペーサ
300 回路基板
310 コネクタ
312 第1端子
314 第2端子
400 ケース
410 第1ケース部材
420 第2ケース部材
500 移動体
510 本体
520 回転翼

Claims (10)

  1. 複数の電池セルを含み、第1リード及び第2リードが接続された電池アセンブリと、
    前記第1リードに接続された第1バスバーと、
    前記第2リードに接続された第2バスバーと、
    を含み、
    前記第1バスバーは、第1領域を有し、
    前記第2バスバーは、第1領域を有し、
    前記第1バスバーの前記第1領域は、前記第2バスバーの前記第1領域と重なっており、
    前記電池アセンブリの充放電において、前記第1バスバーの前記第1領域に流れる電流は、前記第2バスバーの前記第1領域に流れる電流の方向とは逆方向の成分を含む、電池モジュール。
  2. 請求項1に記載の電池モジュールにおいて、
    第1端子及び第2端子を有するコネクタをさらに含み、
    前記第1バスバーは、前記電池アセンブリの前記第1リード及び前記コネクタの前記第1端子を電気的に相互に接続しており、
    前記第2バスバーは、前記電池アセンブリの前記第2リード及び前記コネクタの前記第2端子を電気的に相互に接続している、電池モジュール。
  3. 請求項2に記載の電池モジュールにおいて、
    前記電池アセンブリは、前記複数の電池セルの積み重ね方向を画定しており、前記積み重ね方向に対して横方向を向いた第1側部と、前記第1側部の反対側の第2側部と、を有し、
    前記第1バスバーの前記第1領域及び前記第2バスバーの前記第1領域は、前記積み重ね方向において、前記電池アセンブリと重なっており、
    前記第1リード及び前記第2リードは、前記電池アセンブリの前記第1側部上に位置しており、
    前記コネクタは、前記第1バスバーの前記第1領域及び前記第2バスバーの前記第1領域に対して、前記電池アセンブリの前記第2側部の方に位置している、電池モジュール。
  4. 請求項1から3までのいずれか一項に記載の電池モジュールにおいて、
    前記第1バスバーは、前記第1バスバーの前記第1領域を介して相互に接続された第2領域及び第3領域を有し、
    前記第2バスバーは、前記第2バスバーの前記第1領域を介して相互に接続された第2領域及び第3領域を有し、
    前記第1バスバーの前記第1領域及び前記第2バスバーの前記第1領域は、共通の方向に延伸しており、
    前記第1バスバーの前記第2領域は、前記第1バスバーの前記第2領域から前記第1領域にかけて前記共通の方向に交わる方向に延伸する部分を含み、
    前記第2バスバーの前記第2領域は、前記第2バスバーの前記第2領域から前記第1領域にかけて前記第1バスバーの前記第2領域とは反対側から前記共通の方向に交わる方向に延伸する部分を含み、
    前記第1バスバーの前記第3領域は、前記第1バスバーの前記第3領域から前記第1領域にかけて前記共通の方向に交わる方向に延伸する部分を含み、
    前記第2バスバーの前記第3領域は、前記第2バスバーの前記第3領域から前記第1領域にかけて前記第1バスバーの前記第2領域とは反対側から前記共通の方向に交わる方向に延伸する部分を含む、電池モジュール。
  5. 請求項1から3までのいずれか一項に記載の電池モジュールにおいて、
    前記第1バスバーは、前記第1バスバーの前記第1領域を介して相互に接続された第2領域及び第3領域を有し、
    前記第2バスバーは、前記第2バスバーの前記第1領域を介して相互に接続された第2領域及び第3領域を有し、
    前記第1バスバーの前記第2領域及び前記第2バスバーの前記第2領域の組は、一方向において、前記第1バスバーの前記第3領域及び前記第2バスバーの前記第3領域の組と並んでおり、
    前記第1バスバーの前記第2領域及び前記第3領域の組は、前記一方向に交わる方向において、前記第2バスバーの前記第2領域及び前記第3領域の組と並んでいる、電池モジュール。
  6. 請求項1から5までのいずれか一項に記載の電池モジュールにおいて、
    前記第1バスバーの前記第1領域及び前記第2バスバーの前記第1領域を互いに隔てるスペーサをさらに含む電池モジュール。
  7. 請求項1から6までのいずれか一項に記載の電池モジュールにおいて、
    前記第1バスバーの前記第1領域は、第1面と、前記第1面の反対側の第2面と、を有し、
    前記第2バスバーの前記第1領域は、第1面と、前記第1面の反対側の第2面と、を有し、
    前記第1バスバーの前記第1領域は、前記第1バスバーの前記第1領域の前記第1面が前記第2バスバーの前記第1領域の前記第2面と対向するように、前記第2バスバーの前記第1領域と重なっている、電池モジュール。
  8. 請求項1から7までのいずれか一項に記載の電池モジュールにおいて、
    前記電池アセンブリの充放電において、前記第1バスバー及び前記第2バスバーには、25A以上の電流が流れる、電池モジュール。
  9. 請求項1から8までのいずれか一項に記載の電池モジュールにおいて、
    前記電池アセンブリ、前記第1バスバー及び前記第2バスバーを収容するケースをさらに含む電池モジュール。
  10. 電池モジュールと、
    前記電池モジュールの近傍に位置する磁気センサと、
    を含み、
    前記電池モジュールは、
    複数の電池セルを含み、第1リード及び第2リードが接続された電池アセンブリと、
    前記第1リードに接続された第1バスバーと、
    前記第2リードに接続された第2バスバーと、
    を含み、
    前記第1バスバーは、第1領域を有し、
    前記第2バスバーは、第1領域を有し、
    前記第1バスバーの前記第1領域は、前記第2バスバーの前記第1領域と重なっており、
    前記電池アセンブリの充放電において、前記第1バスバーの前記第1領域に流れる電流は、前記第2バスバーの前記第1領域に流れる電流の方向とは逆方向の成分を含む、移動体。
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