JP2019534332A - Hiv/aidsに対する強力な三環式p2リガンド含有hivプロテアーゼ阻害剤 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、米国国立衛生研究所によって交付された助成金GM053386の下に政府の支援を受けてなされた。米国政府は本発明に一定の権利を有する。
AIDSの流行は21世紀の医学における最も困難な課題の1つである。この疾患と戦う数多くの戦略のうち、HIVプロテアーゼ阻害剤(PI)を逆転写酵素阻害剤(RTI)と併用する高活性抗レトロウイルス療法(HAART)は、HIV感染症を管理するための第一選択処置であり続けている。そのような併用療法は生活の質を向上させ、HIVマネジメントを強化し、疾患の進行を停止させたが、この破壊的な疾患の処置には、これらの処置レジメンの毒性と複雑さをどちらも減らすことを含めて、数多くの課題が残っている。加えて、HIVの多剤耐性株を発生させている患者の数も増えつつある。そして、これらの株がさらに伝染しうることを示す十分な証拠もある。
列挙した請求項との関連において本明細書に開示する内容を説明するが、例示する内容によって、特許請求の範囲を本明細書に開示された内容に限定しようとする意図がないことは理解されるであろう。
の化合物、またはその薬学的に許容される塩、多形、プロドラッグ、溶媒和物もしくはクラスレートに向けられ、式中、nは0〜3の整数であり; Xは(-CHR5-)mまたは-O-であって、mは1または2であり、各R5は、独立して、H、アルキルまたはアルコキシであり; X1、X2およびX3はそれぞれ独立して(-CHR5-)mであり; R1はアルキル、アルコキシ、アリール、ヘテロシクリル、ハロ、ヒドロキシまたはアミノであり; R2はアルキルであり; R3はアリール、ベンゾチアゾール、ベンゾオキサゾール、ベンゾフラニルまたはインドリルであり; R4はH、アルキルまたはアルコキシである。いくつかの例において、nは0である。加えて、(i)X1は、mが2の(-CHR5-)mであることができ、X2およびX3はそれぞれ、mが1の(-CHR5-)mであることができ、各R5は同じであるか異なって、本明細書において定義するとおりであるか、または(ii)X1およびX2は、mが1の(-CHR5-)mであることができ、X3は、mが2の(-CHR5-)mであることができ、各R5は同じであるか異なって、本明細書において定義するとおりである。(i)または(ii)のどちらの場合においても、XはOであることができる。加えて、(i)または(ii)のどちらの場合においても、Xは、mが1の(-CHR5-)mであることができ、R5は本明細書において定義するとおり(例えばH)である。上述の例のいずれにおいても、R4はHまたはアルコキシであることができる。
の化合物、またはその薬学的に許容される塩、多形、プロドラッグ、溶媒和物もしくはクラスレートに向けられ、式中、n、R1、R2、R3、R4およびR5は本明細書において定義するとおりであり、各R5は同じであるか異なることができる。
を含む、式(I)および(Ia)〜(Ic)の化合物のすべてのジアステレオマー、またはその薬学的に許容される塩、多形、プロドラッグ、溶媒和物もしくはクラスレートが考えられ、式中、n、R1、R2、R3およびR4。加えて、(i)X1は、mが2の(-CHR5-)mであることができ、X2およびX3はそれぞれ、mが1の(-CHR5-)mであることができ、各R5は同じであるか異なって、本明細書において定義するとおりであるか、または(ii)X1およびX2は、mが1の(-CHR5-)mであることができ、X3は、mが2の(-CHR5-)mであることができ、各R5は同じであるか異なって、本明細書において定義するとおりである。(i)または(ii)のどちらの場合においても、XはOであることができる。加えて、(i)または(ii)のどちらの場合においても、Xは、mが1の(-CHR5-)mであることができ、R5は本明細書において定義するとおり(例えばH)である。上述の例のいずれにおいても、R4はHまたはアルコキシであることができる。
からなる群より選択されうる。
であり、式中、R6はアルキル(例えばC1〜C6アルキル)、アルキルアミノ(例えばC1〜C6アルキルアミノ)、シクロアルキルアミノ(例えばC3〜C6シクロアルキルアミノ)、シクロアルキルヘテロシクロアミノ(例えばC3〜C6シクロアルキル-C3〜C6ヘテロシクロアミノ)、ヘテロシクロシクロアルキルアミノ(例えばC3〜C6ヘテロシクロ-C3〜C6シクロアルキルアミノ)またはヘテロシクロアミノ(例えばC3〜C6ヘテロシクロアミノ)であり; X4はS、OまたはNR7であって、R7はH、アルキル、シクロアルキルまたはアルキルアリールである。X4はSまたはOであることができる。
の化合物、またはその薬学的に許容される塩、多形、プロドラッグ、溶媒和物もしくはクラスレートが挙げられるが、それらに限定されるわけではない。
の化合物、またはその薬学的に許容される塩、多形、プロドラッグ、溶媒和物もしくはクラスレートに向けられ、式中、X、X1〜X3およびR4は本明細書において定義され、X5は、ヒドロキシ、アルコキシ、アミノ、C(O)R、C(O)OR、OC(O)OR、C(O)N(R)2、OC(O)N(R)2、C(S)N(R)2、(CH2)0〜2O(R)C(O)R、(CH2)0〜2N(R)C(O)R、(CH2)0〜2O(R)C(O)OR、(CH2)0〜2O(R)C(O)ORまたは(CH2)0〜2N(R)N(R)2からなる群より選択され、各Rは、独立して、水素、アルキル、アシル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルであることができ、任意のアルキル、アシル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールもしくはヘテロアリールアルキルまたは1つの窒素原子もしくは隣接する複数の窒素原子に結合した2つのR基は、該1つまたは複数の窒素原子と一緒になってヘテロシクリルを形成することができる。加えて、(i)X1は、mが2の(-CHR5-)mであることができ、X2およびX3はそれぞれ、mが1の(-CHR5-)mであることができ、各R5は同じであるか異なって、本明細書において定義するとおりであるか、または(ii)X1およびX2は、mが1の(-CHR5-)mであり、X3は、mが2の(-CHR5-)mであることができ、各R5は同じであるか異なって、本明細書において定義するとおりである。(i)または(ii)のどちらの場合においても、XはOであることができる。加えて、(i)または(ii)のどちらの場合においても、Xは、mが1であり、R5が本明細書において定義するとおり(例えばH)である、(-CHR5-)mであることができる。上述の例のいずれにおいても、R4はHまたはアルコキシであることができる。
の化合物を含む、式(II)および(IIa)〜(IIc)の化合物のすべてのジアステレオマーが考えられ、式中、X、X1〜X3、R4およびX5は本明細書において定義するとおりである。加えて、(i)X1は、mが2の(-CHR5-)mであることができ、X2およびX3はそれぞれ、mが1の(-CHR5-)mであることができ、各R5は同じであるか異なって、本明細書において定義するとおりであるか、(ii)X1およびX2は、mが1の(-CHR5-)mであることができ、X3は、mが2の(-CHR5-)mであることができ、各R5は同じであるか異なって、本明細書において定義するとおりである。(i)または(ii)のどちらの場合においても、XはOであることができる。加えて、(i)または(ii)のどちらの場合においても、Xは、mが1であり、R5が本明細書において定義するとおり(例えばH)である、(-CHR5-)mであることができる。上述の例のいずれにおいても、R4はHまたはアルコキシであることができる。
を有する基があり、式中、Rは本明細書において定義するとおりである。イソインドリノニル基の例には、一般式:
を有する基があり、式中、Rは本明細書において定義するとおりである。ベンゾオキサゾリニル基の例には、一般式:
を有する基があり、式中、Rは本明細書において定義するとおりである。ベンゾチアゾリニル基の例には、一般式:
を有する基があり、式中、Rは本明細書において定義するとおりである。いくつかの態様において、ベンゾオキサゾリニル基およびベンゾチアゾリニル基中の基Rは、N(R)2基である。いくつかの態様において、各Rは水素またはアルキルであり、前記アルキル基は置換されているか、または無置換である。いくつかの態様において、前記アルキル基はヘテロシクリル基(例えばピロリジニル基)で置換されている。
trans-3-ブロモ-2-(プロパ-2-イン-1-イルオキシ)テトラヒドロ-2H-ピラン(26):
撹拌したオレフィン25(5.39mL、59.44mmol)およびプロパルギルアルコール(10.4mL、178.32mmol)のジクロロメタン(10mL)溶液に、NBS(11.63g、65.38mmol)を、アルゴン雰囲気下、-20℃で、0.5時間かけて少しずつ加えた。反応混合物を-20℃で2時間撹拌し、23℃でさらに15時間撹拌した。この期間後に、水の添加によって反応混合物をクエンチし、ジクロロメタンで抽出した。抽出物を飽和NaHSO3水溶液、K2CO3水溶液、水で洗浄し、乾燥(Na2SO4)し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中の15%Et2O)で精製することで、26(12.7g、98%)を得た。
26(10g、45.65mmol)とDBU(34mL、228.25mmol)の混合物を、アルゴン雰囲気下、110℃で5時間撹拌した。この期間後に、反応混合物を冷却し、100mLの無水エーテルを加え、1時間撹拌した。セライトのプラグで混合物を濾過し、エーテルで洗浄し、冷浴を使って減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ペンタン中の15%Et2O)で精製することで、27(5.36g、85%)を揮発性の液体として得た。
撹拌した27(1.57g、11.4mmol)のジクロロメタン(40mL)溶液に、アルゴン雰囲気下、23℃で、Co2(CO)8(4.3g、12.5mmol)を加えた。反応混合物を23℃で1時間撹拌した。この期間後に、上記混合物に0℃でNMO(8g、68.4mmol)を加え、反応混合物を23℃で3時間撹拌した。セライトのプラグで混合物を濾過し、ジクロロメタンで洗浄し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中の40%EtOAc)で精製することで、28(380mg、20%)を得た。
撹拌した28(165mg、0.99mmol)のMeOH(5mL)溶液に、アルゴン下、23℃で、HCOONH4(626mg、9.93mmol)および10%Pd/C(25mg)を加えた。反応混合物を15分間還流した。この期間後に、反応混合物を23℃に冷却し、セライトのプラグで濾過した。MeOHを減圧下で除去した。粗残渣にクロロホルムを加えて過剰のHCOONH4を析出させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中の45%EtOAc)で精製することで、29(128mg、77%)を得た。
撹拌した29(88mg、0.52mmol)のMeOH(5mL)溶液に、アルゴン雰囲気下、0℃で、NaBH4(24mg、0.63mmol)を加えた。反応混合物を0℃で1時間撹拌した。この期間後に、飽和NH4Cl水溶液の添加によって反応混合物をクエンチし、層を分離した。水層をEtOAcで抽出し、合わせた有機抽出物をNa2SO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中の50%EtOAc)で精製することで、30(87mg、98%)を得た。
アルコール30(60mg、0.35mmol)のTHF(5mL)溶液に、アルゴン雰囲気下、23℃で、酢酸ビニル(0.6ml、6.2mmol)およびセライト担持リパーゼPS-30(100mg)を加えた。反応混合物を6時間撹拌した(1H-NMRで50:50)。この期間後に、セライトのプラグで反応混合物を濾過し、溶媒を減圧下で除去した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中の30%→50%EtOAc)で精製することで、アルコール31(32mg、53%)およびアセテート32(35mg、47%)を得た。
撹拌したアセテート32(32mg、0.15mmol)のMeOH(3mL)溶液に、アルゴン雰囲気下、23℃で、K2CO3(31mg、0.23mmol)を加えた。反応混合物を23℃で1時間撹拌した。この期間後に、飽和NH4Cl水溶液の添加によって反応混合物をクエンチし、層を分離した。水層をEtOAcで抽出し、合わせた有機抽出物をNa2SO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中の50%EtOAc)で精製することで、33(26mg、99%)を得た。
撹拌したアルコール31(30mg、0.18mmol)のジクロロメタン(4mL)溶液に、アルゴン雰囲気下、23℃で、ピリジン(57μL、0.7mmol)を加え、反応混合物を0℃に冷却してから、4-ニトロフェニルクロロホルメート(53mg、0.26mmol)を加えた。反応混合物を23℃まで温め、12時間撹拌した。完了したら溶媒を減圧下で除去し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中の35%EtOAc)で精製することで、34(47mg、80%)を得た。
化合物34について概説した手順に従って標題の化合物(35)を得た(51mg、収率88%)。
2-(メチルチオ)ベンゾ[d]チアゾール-6-スルホニルクロリド(37)
クロロスルホン酸(5.1mL、77.35mmol)を、アルゴン雰囲気下、-78℃で、2-(メチルチオ)ベンゾチアゾール(36)(2g、11mmol)にゆっくり加えた(強い発熱)。反応混合物を23℃まで温め、60℃で90分間、撹拌した。再び混合物を23℃に冷却してから、塩化チオニル(1.2mL、16.57mmol)を加えた。反応混合物を1時間還流下に撹拌し、23℃に冷却した。冷却した混合物に、EtOAcおよび水を、発泡が収まるまでゆっくり加えた。2つの層を分離し、有機層を濃縮し、乾燥(Na2SO4)し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製することで、37(2.9g、収率94%)を得た。
イソブチルアミン(0.27mL、2.66mmol)を、アルゴン雰囲気下、23℃で、撹拌した38(200mg、0.89mmol)のイソプロパノール溶液に加えた。反応混合物を65℃で12時間撹拌した。この期間後に、イソプロパノールを減圧下で除去し、ジクロロメタン中の粗生成物39に、アルゴン雰囲気下、23℃で、スルホニルクロリド37(248mg、0.89mmol)およびトリエチルアミン(0.37mL、2.66mmol)を加えた。反応混合物を23℃で12時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中の15%EtOAc)で精製することで、40(433mg、2工程で90%)を得た。
トリフェニルホスフィン(160mg、0.61mmol)を、撹拌した40(275mg、0.5mmol)のTHF/H2O(比3:1、4mL)溶液に、23℃で加えた。反応混合物を23℃で24時間撹拌した。この期間後に、反応混合物に、Boc無水物(133mg、0.61mmol)および重炭酸ナトリウム(85mg、1mmol)を23℃で加えた。反応混合物を23℃で20時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、EtOAcで希釈した。反応混合物を食塩水で洗浄し、乾燥(Na2SO4)し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中の30%EtOAc)で精製することで、41(270mg、2工程で87%)を白色固形物として得た。
撹拌した41(960mg、1.56mmol)のジクロロメタン(10mL)溶液に、アルゴン雰囲気下、0℃で、mCPBA(807mg、4.68mmol)を加え、その混合物を23℃で12時間撹拌した。この期間後に、飽和Na2S2O3(2ml)水溶液の添加によって反応混合物をクエンチし、ジクロロメタンで抽出した。抽出物を飽和NaHCO3水溶液で洗浄し、乾燥(Na2SO4)し、減圧下で濃縮した。乾燥THF(10mL)中の粗生成物に、アルゴン雰囲気下、23℃で、シクロプロピルアミン(0.35mL、4.68mmol)を加え、その混合物を65℃で12時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中の50%EtOAc)で精製することで、42(880mg、2工程で91%)を白色固形物として得た。
撹拌した42(870mg、1.39mmol)のジクロロメタン(15mL)溶液に、アルゴン雰囲気下、0℃で、TFA(5mL)を加え、その混合物を23℃で1時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去することで、43(730mg、収率100%)を得た。
(2aR,2a1R,4S,4aR,7aR)-オクタヒドロ-2H-1,7-ジオキサシクロペンタ[cd]インデン-4-イル((2S,3R)-4-((2-(シクロプロピルアミノ)-N-イソブチルベンゾ[d]チアゾール)-6-スルホンアミド)-1-(3,5-ジフルオロフェニル)-3-ヒドロキシブタン-2-イル)カルバメート(13):
撹拌した活性化アルコール34(6mg、0.018mmol)および等配電子体43(11.3mg、0.021mmol)のアセトニトリル(2mL)溶液に、アルゴン雰囲気下、23℃で、DIPEA(16μL、0.09mmol)を加えた。反応混合物を完了まで23℃で撹拌した。完了したら、溶媒を減圧下で除去し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中の65%EtOAc)で精製することで、13(12mg、92%)を得た。
阻害剤13について概説した手順に従って標題の阻害剤(14)を得た(17mg、収率80%)。
態様1は、以下に関する:
式(I)
の化合物、またはその薬学的に許容される塩、多形、プロドラッグ、溶媒和物もしくはクラスレート:
式中、
nは0〜3の整数であり; Xは(-CHR5-)mまたは-O-であって、mは1または2であり、各R5は、独立して、H、アルキルまたはアルコキシであり;
X1、X2およびX3はそれぞれ独立して(-CHR5-)mであり;
R1はアルキル、アルコキシ、アリール、ヘテロシクリル、ハロ、ヒドロキシまたはアミノであり;
R2はアルキルであり;
R3はアリール、ベンゾチアゾール、ベンゾオキサゾール、ベンゾフラニルまたはインドリルであり;
R4はH、アルキルまたはアルコキシである。
態様2は、
X1は(-CHR5-)mであって、mが2であり;
X2は(-CHR5-)mであって、mが1であり;
X3は(-CHR5-)mであって、mが1であり;
各R5は、独立して、H、アルキルまたはアルコキシである、
態様1の化合物に関する。
態様3は、
X1は(-CHR5-)mであって、mが1であり;
X2は(-CHR5-)mであって、mが1であり;
X3は(-CHR5-)mであって、mが2であり;
各R5は、独立して、H、アルキルまたはアルコキシである、
態様1の化合物に関する。
態様4は、
XがOである、態様1〜3の化合物に関する。
態様5は、
Xは(-CHR5-)mであって、mが1であり、R5はH、アルキルまたはアルコキシである、
態様1〜3の化合物に関する。
態様6は、
R4がHまたはアルコキシであることができる、態様1〜5の化合物に関する。
態様7は、
式(I)の化合物が下記式
の化合物であり、式中、n、R1、R2、R3およびR4は態様1に定義したとおりである、態様1の化合物、またはその薬学的に許容される塩、多形、プロドラッグ、溶媒和物もしくはクラスレートに関する。
態様8は、
nが0である、態様1〜7の化合物に関する。
態様9は、
R2が無置換アルキルである、態様1〜8の化合物に関する。
態様10は、
R3がアリール、ベンゾチアゾールまたはベンゾオキサゾールである、態様1〜8の化合物に関する。
態様11は、
R3がフェニルである、態様10の化合物に関する。
態様12は、
R3が
である、態様10の化合物に関する。
態様13は、
R3が
である、態様12の化合物に関する。
態様14は、以下に関する:
R3が
であって、式中、
R6はアルキル、アルキルアミノ、シクロアルキルアミノ、シクロアルキルヘテロシクロアミノ、ヘテロシクロシクロアルキルアミノまたはヘテロシクロアミノであり;
X4はS、OまたはNR7であって、R7はH、アルキル、シクロアルキルまたはアルキルアリールである、
態様10の化合物。X4はSまたはOであることができる。
態様15は、
またはその薬学的に許容される塩、多形、プロドラッグ、溶媒和物もしくはクラスレートである、態様1の化合物に関する。
態様16は、以下に関する:
式(II)
の化合物、またはその薬学的に許容される塩、多形、プロドラッグ、溶媒和物もしくはクラスレート:
式中、
X、X1〜X3およびR4は本書類において定義され、X5は、ヒドロキシ、アルコキシ、アミノ、C(O)R、C(O)OR、OC(O)OR、C(O)N(R)2、OC(O)N(R)2、C(S)N(R)2、(CH2)0〜2O(R)C(O)R、(CH2)0〜2N(R)C(O)R、(CH2)0〜2O(R)C(O)OR、(CH2)0〜2O(R)C(O)ORまたは(CH2)0〜2N(R)N(R)2からなる群より選択され、各Rは、独立して、水素、アルキル、アシル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルであって、任意のアルキル、アシル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールもしくはヘテロアリールアルキルまたは1つの窒素原子もしくは隣接する複数の窒素原子に結合した2つのR基は、該1つまたは複数の窒素原子と一緒になってヘテロシクリルを形成することができる。
態様17は、
X1は(-CHR5-)mであって、mが2であり;
X2は(-CHR5-)mであって、mが1であり;
X3は(-CHR5-)mであって、mが1であり;
各R5は、独立して、H、アルキルまたはアルコキシである、
態様16の化合物に関する。
態様18は、
X1は(-CHR5-)mであって、mが1であり;
X2は(-CHR5-)mであって、mが1であり;
X3は(-CHR5-)mであって、mが2であり;
各R5は、独立して、H、アルキルまたはアルコキシである、
請求項16記載の化合物に関する。
態様19は、
XがOである、態様16〜18の化合物に関する。
態様20は、
Xは(-CHR5-)mであって、mが1であり、R5がH、アルキルまたはアルコキシである、態様16〜18の化合物に関する。
態様21は、以下に関する:
R4がHまたはアルコキシであることができる、態様16〜18の化合物。請求項1記載の化合物と1つまたは複数の薬学的に許容される賦形剤とを含む薬学的組成物。
態様22は、
治療有効量の1種または複数種の請求項1記載の化合物を、それを必要とする患者に投与する工程を含む、HIV感染症を処置するための方法に関する。
態様23は、
HIV感染症の緩和を必要とする患者を処置するための医薬として使用するための、態様1の化合物に関する。
Claims (23)
- X1は(-CHR5-)mであって、mが2であり;
X2は(-CHR5-)mであって、mが1であり;
X3は(-CHR5-)mであって、mが1であり;
各R5は、独立して、H、アルキルまたはアルコキシである、
請求項1記載の化合物。 - X1は(-CHR5-)mであって、mが1であり;
X2は(-CHR5-)mであって、mが1であり;
X3は(-CHR5-)mであって、mが2であり;
各R5は、独立して、H、アルキルまたはアルコキシである、
請求項1記載の化合物。 - XがOである、請求項1〜3のいずれか一項記載の化合物。
- Xは(-CHR5-)mであって、mが1であり、R5はH、アルキルまたはアルコキシである、
請求項1〜3のいずれか一項記載の化合物。 - R4がHまたはアルコキシであることができる、請求項1記載の化合物。
- nが0である、請求項1記載の化合物。
- R2が無置換アルキルである、請求項1記載の化合物。
- R3がアリール、ベンゾチアゾールまたはベンゾオキサゾールである、請求項1記載の化合物。
- R3がフェニルである、請求項10記載の化合物。
- 式(II)
の化合物、またはその薬学的に許容される塩、多形、プロドラッグ、溶媒和物もしくはクラスレート:
式中、
X、X1〜X3およびR4は本書類において定義され、X5は、ヒドロキシ、アルコキシ、アミノ、C(O)R、C(O)OR、OC(O)OR、C(O)N(R)2、OC(O)N(R)2、C(S)N(R)2、(CH2)0〜2O(R)C(O)R、(CH2)0〜2N(R)C(O)R、(CH2)0〜2O(R)C(O)OR、(CH2)0〜2O(R)C(O)ORまたは(CH2)0〜2N(R)N(R)2からなる群より選択され、各Rは、独立して、水素、アルキル、アシル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルであって、任意のアルキル、アシル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールもしくはヘテロアリールアルキルまたは1つの窒素原子もしくは隣接する複数の窒素原子に結合した2つのR基は、該1つまたは複数の窒素原子と一緒になってヘテロシクリルを形成することができる。 - X1は(-CHR5-)mであって、mが2であり;
X2は(-CHR5-)mであって、mが1であり;
X3は(-CHR5-)mであって、mが1であり;
各R5は、独立して、H、アルキルまたはアルコキシである、
請求項16記載の化合物。 - X1は(-CHR5-)mであって、mが1であり;
X2は(-CHR5-)mであって、mが1であり;
X3は(-CHR5-)mであって、mが2であり;
各R5は、独立して、H、アルキルまたはアルコキシである、
請求項16記載の化合物。 - XがOである、請求項16〜18のいずれか一項記載の化合物。
- Xは(-CHR5-)mであって、mが1であり、R5がH、アルキルまたはアルコキシである、請求項16〜18のいずれか一項記載の化合物。
- R4がHまたはアルコキシであることができる、請求項16記載の化合物。請求項1記載の化合物と1つまたは複数の薬学的に許容される賦形剤とを含む薬学的組成物。
- 治療有効量の1種または複数種の請求項1記載の化合物を、それを必要とする患者に投与する工程を含む、HIV感染症を処置するための方法。
- HIV感染症の緩和を必要とする患者を処置するための医薬として使用するための、請求項1記載の化合物。
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