JP2019532580A - 次世代移動通信システムをサポートするためのmacサブヘッダーの構造とこれを適用する方法及び装置 - Google Patents

次世代移動通信システムをサポートするためのmacサブヘッダーの構造とこれを適用する方法及び装置 Download PDF

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Abstract

4Gシステム以後より高いデータ送信率をサポートするための5G通信システムをIoT技術と融合する通信技法及びそのシステムが提供される。5G通信技術及びIoT関連技術に基づいた通信技術が知能型サービス(例えば、スマートホーム、スマートビルディング、スマートシティ、スマートカー又はコネクテッドカー、ヘルスケア、デジタル教育、小売り業、保安及び安全関連サービスなど)に適用されることができる。次世代移動通信システムにおいて高いデータ送信率と低い遅延時間を有するサービスを提供するために、次世代移動通信システムに適合したMACサブヘッダー構造を定義し、これを適用する方法が提供される。

Description

本開示は、次世代移動通信システムにおける端末及び基地局動作に関する。より具体的に、本開示は次世代移動通信システムをサポートするためのMAC(media access control)サブヘッダーの構造を定義し、これを適用する方法及び装置に関する。
4G通信システムの商用化以後に増加趨勢にある無線データトラフィックに対するニーズを満たすため、改善された5G又はpre−5G通信システムを開発するための努力が成りつつある。このような理由で、5G通信システム又はpre−5G通信システムは4Gネットワーク以後(Beyond 4G Network)通信システム又はLTEシステム以後(Post LTE)のシステムと呼ばれている。高いデータ送信率を達成するために、5G通信システムは超高周波(mmWave)帯域(例えば、60ギガ(60GHz)帯域のような)での具現が考慮されている。超高周波帯域での電波の経路損失の緩和及び電波の伝達距離を増加させるために、5G通信システムではビームフォーミング(beamforming)、巨大配列多重入出力(massive MIMO)、全次元多重入出力(Full Dimensional MIMO:FD−MIMO)、アレイアンテナ(array antenna)、アナログビームフォーミング(analog beam−forming)、及び大規模アンテナ(large scale antenna)技術が論議されている。また、システムのネットワーク改善のために、5G通信システムでは進化された小型セル、改善した小型セル(advanced small cell)、クラウド無線アクセスネットワーク(cloud radio access network:cloud RAN)、超高密度ネットワーク(ultra−dense network)、機器間の通信(Device to Device communication:D2D)、無線バックホール(wireless backhaul)、移動ネットワーク(moving network)、協力通信(cooperative communication)、CoMP(Coordinated Multi−Points)、及び受信干渉除去(interference cancellation)などの技術開発が成りつつある。この以外にも、5Gシステムでは進歩されたコーディング変調(Advanced Coding Modulation:ACM)方式であるFQAM(HybridFSKandQAMModulation)及びSWSC(Sliding Window Super position Coding)と、進歩された接続技術であるFBMC(FilterBank Multi Carrier)、NOMA(non orthogonal multiple access)、及びSCMA(sparse code multiple access)などが開発されている。
一方、インターネットは人間が情報を生成して消費する人間中心の接続網から、事物など分散した構成要素の間に情報を取り交わして処理するIoT(Internet of Things、事物インターネット)網に進化しつつある。クラウドサーバーなどとの接続を通じるビックデータ(Bigdata)処理技術などがIoT技術に結合されたIoE(Internet of Everything)技術も台頭している。IoTを具現するため、センシング技術、有無線通信及びネットワークインフラ、サービスインターフェース技術、及び保安技術のような技術要素が要求され、最近には事物間の接続のためのセンサーネットワーク(sensor network)、マシンツーマシン(Machineo Machine、M2M)、MTC(Machine Type Communication)などの技術が研究されている。IoT環境では接続された事物で生成されたデータを収集、分析して人間の生活に新しい価値を創出する知能型IT(Internet Technology)サービスが提供されることができる。IoTは既存のIT(information technology)技術と多様な産業間の融合及び複合を介してスマートホーム、スマートビルディング、スマートシティ、スマートカー又はコネクテッドカー、スマートグリッド、ヘルスケア、スマート家電、先端医療サービスなどの分野に応用されることができる。
これに、5G通信システムをIoT網に適用するための多様な試みが成っている。例えば、センサーネットワーク(sensor network)、マシンツーマシン(Machine to Machine、M2M)、MTC(Machine Type Communication)などの技術が5G通信技術がビームフォーミング、MIMO、及びアレイアンテナなどの技法によって具現されていることである。前述したビックデータ処理技術としてクラウド無線アクセスネットワーク(cloud RAN)が適用されることも5G技術とIoT技術融合の一例と言えるだろう。
前記情報は本発明の理解を助けるための背景情報としてだけ提供される。前記の事項のうちのいずれも本開示に係る先行技術として適用されることができるか否かについては決定されたり主張されない。
次世代移動通信システムは、より高いデータ送信率と低い遅延時間を目標としている。このために、より効果的なデータ送信フォーマットに対する要求が存在する。
本開示の多くの側面は、少なくとも前述した問題点及び/又は欠点を解消し、少なくとも以下で説明されるメリットを提供する。本発明の目的は、次世代移動通信システムに適合したMAC(media access control)サブヘッダー構造を定義し、これを適用する方法及び装置を提案し、次世代移動通信システムに適合したMAC PDU(packet data unit)構造を提案してこれを選択する方法及び装置を提案し、次世代移動通信システムに適合したMAC PDU構造においてパディング(Padding)を適用する方法及び装置を提案する。
また、本発明のまた他の目的は、次世代移動通信システムにおける非活性状態でのデータ送受信又はページング信号受信時の端末の電力消耗を減らすことができる方法を提案する。
また、本発明のまた他の目的は、次世代移動通信システムでは既存のLTEと異なるようにflow 基盤のサービス品質(Quality of Service、以下、QoS)を提供するが、これをサポートするためのインターフェース(Uu interface)はないところ、これに対して提案する。
また、本発明の他の目的は、次世代移動通信システムにおいてdual−registered動作を行う方法及び装置を提案する。また、次世代移動通信システムにおいて高いデータ送信率と低い遅延時間を有するサービスを提供するためには効果的なデータ送信フォーマットが要求されるところ、本発明の他の目的は、次世代移動通信システムでNR RLC装置とNR PDCP装置の動作に関する方法を説明する。
また、本発明のまた他の目的は、次世代移動通信システムに適合したMAC PDU構造を提案してこれを選択する方法及び装置を説明することである。
また、本発明のまた他の目的は、車両と歩行者端末間の通信をサポートする端末が基地局からランダムリソース選択のためのリソースプールと部分的なセンシング動作のためのリソースプールが割り当てられた時、リソースプールを選択する条件及び手続きを定義することである。
本発明の一実施形態によれば、次世代移動通信システムにおいて適合したMACサブヘッダー構造を定義してこれを適用する方法及び装置を提案してデータ処理の効率性を高めることができる。
本発明の他の実施形態によれば、次世代移動通信システムにおいて適合したMAC PDU構造を提案してこれを選択する方法及び装置を介して高いデータ送信率と低い遅延時間を有するサービスを提供することができる。
本発明のまた他の実施形態によれば、次世代移動通信システムにおいて適合したMAC PDU構造でPaddingを適用する方法及び装置を提案し、これを介してデータ処理の効率性を高めることができる。
また、本発明の他の実施形態によれば、次世代移動通信システムにおける非活性状態の非連続受信区間を設定する方法を提示することによって、非活性状態の端末の電力消耗を減らし、データ送受信及びページング信号受信を効率的にすることができる。
本発明の他の実施形態によれば、次世代移動通信システムにおいてflow基盤のQoSを無線インターフェースでサポートし、条件付き又は簡略化したQoS flow IDを含むことによってUuインターフェースでのオーバーヘッドを減らすことができる。
また、本発明のまた他の実施形態によれば、次世代移動通信システムにおいてdual−registered動作を行う方法及び装置を提案してシステム間のハンドオーバー又は異種システム間のキャリア直接技術などに活用されることができる。
また、本発明のまた他の実施形態によれば、次世代移動通信システムにおいてNR RLC装置とNR PDCP装置の動作を正確に設定して前記装置がLTEシステムのRLC装置とPDCP装置と問題なしに連動されてサービスを提供することができる効果がある。
また、本発明のまた他の実施形態によれば、次世代移動通信システムにおいて適合したMAC PDU構造を提案してこれを選択する方法及び装置を介して高いデータ送信率と低い遅延時間を有するサービスを提供することができる効果がある。
また、本発明のまた他の実施形態によれば、車両と歩行者端末間の通信をサポートする端末のリソースプールを選択する条件、及び手続きを提示することによって、歩行者端末の電力消耗を効率的に管理することができ、優先順位が高いパケットに対する送信成功率を高めることができる。
本開示の他の様相、利点、及び顕著な特徴は添付された図面に係って取られた以下の詳細な説明から当業者に明白であり、これは本開示の多様な実施形態を開示する。
本開示の任意の実施形態の前記及び他の態様、特徴及び利点は添付された図面に係って取られた以後の説明から明確となるだろう。
本開示の実施形態によるLTEシステムの構造を示す図面である。 本開示の実施形態によるLTEシステムで無線プロトコル構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムの構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムの無線プロトコル構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第1のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第1のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第1のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第1のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第1のMAC PDU構造に適合した第2のMACサブヘッダー構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第1のMAC PDU構造に適合した第3のMACサブヘッダー構造を示す図面である。 本開示の実施形態による第1及び2のMACサブヘッダー適用方法に関する端末動作を示す図面である。 本開示の実施形態による端末の内部構造を示すブロック図である。 本開示の実施形態による基地局の送受信装置の構成を示すブロック図である。 本開示の実施形態による端末の詳細装置を示して説明した図面である。 本開示の実施形態による端末が送信リソースが割り当てられる前に予めMACサブヘッダー及びMAC SDUを構成し、アップリンク送信リソースが割り当てられると、予め生成されたMACサブヘッダー及びMAC SDUでMAC PDUを構成すると共にMAC CEを生成してMAC PDUを構成し、MAC CEをMAC PDUの尾部に位置させる過程を時間順で示す図面である。 本開示の実施形態による端末が送信リソースが割り当てられる前に予めMACサブヘッダー及びMAC SDUを構成し、アップリンク送信リソースが割り当てられると、予め生成されたMACサブヘッダー及びMAC SDUでMAC PDUを構成すると共にMAC CEを生成してMAC PDUを構成し、MAC CEをMAC PDUの尾部に位置させる過程を時間順で示す図面である。 本開示の実施形態による端末が送信リソースが割り当てられる前に予めMACサブヘッダー及びMAC SDUを構成し、アップリンク送信リソースが割り当てられると、予め生成されたMACサブヘッダー及びMAC SDUでMAC PDUを構成すると共にMAC CEを生成してMAC PDUを構成し、MAC CEをMAC PDUの頭部に位置させる過程を時間順で示す図面である。 本開示の実施形態による端末が送信リソースが割り当てられる前に予めMACサブヘッダー及びMAC SDUを構成し、アップリンク送信リソースが割り当てられると、予め生成されたMACサブヘッダー及びMAC SDUでMAC PDUを構成すると共にMAC CEを生成してMAC PDUを構成し、MAC CEをMAC PDUの頭部に位置させる過程を時間順で示す図面である。 本開示の実施形態による端末が送信リソースが割り当てられる前に予めMACサブヘッダー及びMAC SDUを構成し、アップリンク送信リソースが割り当てられると、予め生成されたMACサブヘッダー及びMAC SDUでMAC PDUを構成すると共にMAC CEを生成してMAC PDUを構成し、MAC CEをMAC PDUの頭部に位置させる過程を時間順で示すまた他の図面である。 本開示の実施形態による端末が送信リソースが割り当てられる前に予めMACサブヘッダー及びMAC SDUを構成し、アップリンク送信リソースが割り当てられると、予め生成されたMACサブヘッダー及びMAC SDUでMAC PDUを構成すると共にMAC CEを生成してMAC PDUを構成し、MAC CEをMAC PDUの頭部に位置させる過程を時間順で示すまた他の図面である。 本開示の実施形態によるLTEシステムの構造を示す図面である。 本開示の実施形態によるLTEシステムで無線プロトコル構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムの構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムの無線プロトコル構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第1のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第1のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第3のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第3のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第3のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明のMAC SDU(又はRLC PDU)構造を示す図面である。 本開示の実施形態による端末の内部構造を示すブロック図である。 本開示の実施形態による基地局の送受信装置の構成を示すブロック図である。 本開示の実施形態によるLTEシステムの構造を示す図面である。 本開示の実施形態によるLTEシステムで無線プロトコル構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムの構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムの無線プロトコル構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第1のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第1のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第3のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第3のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第3のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による第1のパディング適用方法を説明する。 本開示の実施形態による第1のパディング適用方法を説明する。 本開示の実施形態による第2のパディング適用方法を説明する。 本開示の実施形態による第2のパディング適用方法を説明する。 本開示の実施形態による第3のパディング適用方法を説明する。 本開示の実施形態による第4のパディング適用方法を説明する。 本開示の実施形態による第1、2、5のパディング適用方法に関する端末動作を示す図面である。 本開示の実施形態による第3、4、6、7のパディング適用方法に関する端末動作を示す図面である。 本開示の実施形態による端末の内部構造を示すブロック図である。 本開示の実施形態による基地局の送受信装置の構成を示すブロック図である。 本開示の実施形態によるLTEシステムの構造を示す図面である。 本開示の実施形態によるLTEシステムでの無線プロトコル構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムの構造を示す図面である。 本開示の実施形態によるLTEシステムでIDLE端末のためのDRX動作を説明する図面である。 本開示の実施形態によるLTEシステムでRRC接続状態の端末のためのDRX動作を説明する図面である。 本開示の実施形態によるINACTIVE状態のDRX動作を説明する図面である。 本開示の実施形態によるINACTIVE状態のDRXを行う端末動作を説明する図面である。 本開示の実施形態による端末の内部構造を示すブロック図である。 本開示の実施形態によるNR基地局の構成を示すブロック図である。 本開示の実施形態によるLTEシステムの構造を示す図面である。 本開示の実施形態によるLTEシステムでの無線プロトコル構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムの構造を示す図面である。 本開示の実施形態によるNRシステムでのQoSをハンドリングするための新しい機能を説明するための図面である。 本開示の実施形態によるASMLプロトコルの第1構造である。 本開示の実施形態によるASML第1構造におけるASML headerを示す図面である。 本開示の実施形態によるASML第1構造を適用した場合に対する端末の動作を説明する図面である。 本開示の実施形態によるASMLプロトコルの第2構造である。 本開示の実施形態によるASML第2構造におけるPDCP headerを示す図面である。 本開示の実施形態によるASML第2構造を適用した場合に対する端末の動作を説明する図面である。 本開示の実施形態による端末の内部構造を示すブロック図である。 本開示の実施形態によるNR基地局の構成を示すブロック図である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムにおいてdual−registeredを適用し、システム間のハンドオーバーを概念的に説明する図面である。 本開示の実施形態による端末が次世代移動通信システムにおいて既存のLTEシステムのサービス領域へ移動する時のシグナリングフローチャートを説明するための図面である。 本開示の実施形態による端末が既存のLTEシステムで次世代移動通信システムのサービス領域へ移動する時のシグナリングフローチャートを説明するための図面である。 本開示の実施形態によるネットワークがdual−registered動作の初期化を決定する過程を説明するための図面である。 本開示の実施形態による端末がソースシステムに必要な情報を提供する過程を説明するための図面である。 本開示の実施形態による端末がターゲットセルにattach動作を行う前、access barring可否を確認する過程を説明するための図面である。 本開示の実施形態による端末がアップリンク電力制御を行う方法を説明するための図面である。 本開示の実施形態による端末がアップリンク電力制御を行う動作のフローブロック図を説明するための図面である。 本開示の実施形態による端末の内部構造を示すブロック図である。 本開示の実施形態による基地局の構成を示したブロック図である。 本開示の実施形態によるLTEシステムの構造を示す図面である。 本開示の実施形態によるLTEシステムで無線プロトコル構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムの構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムの無線プロトコル構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムにおいて端末が各階層装置を設定する手続きを示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムにおいて端末がLTE基地局とNR基地局を介してサービスを受けることができるシナリオを説明した図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムにおいて端末がLTE基地局とNR基地局を介してサービスを受けることができるまた他のシナリオを説明した図面である。 本開示の実施形態による第7−1、7−2、7−3、7−7実施形態の端末動作を示す図面である。 本開示の実施形態による第7−4、7−5、7−6、7−8実施形態の基地局動作を示す図面である。 本開示の実施形態による端末の内部構造を示すブロック図である。 本開示の実施形態による基地局の送受信装置の構成を示すブロック図である。 本開示の実施形態によるLTEシステムの構造を示す図面である。 本開示の実施形態によるLTEシステムで無線プロトコル構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムの構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムの無線プロトコル構造を示す図面である。 次世代移動通信システムのための本発明の第1のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第3のMAC PDU構造を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムにおいて本発明の第8−1、8−2実施形態のための端末動作を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムにおいて本発明の第8−3、8−4実施形態のための端末動作を示す図面である。 本開示の実施形態による次世代移動通信システムにおいて本発明の第8−5実施形態のための端末動作を示す図面である。 本開示の実施形態による第8−6実施形態でRLC階層がsegmentation又はconcatenationを行う過程を説明するための図面である。 本開示の実施形態による第8−6実施形態でRLCヘッダー構造の一例を示す図面である。 本開示の実施形態による第8−7実施形態で提案するSO(segment offset)基盤segmentation手続きを説明するための図面である。 本開示の実施形態による第8−7実施形態でRLCヘッダー構造の一例を示す図面である。 本開示の実施形態による第8−8実施形態で提案するSCI(Segmentation control information)基盤segmentation手続きを説明するための図面である。 本開示の実施形態による第8−8実施形態でRLCヘッダー構造の一例を示す図面である。 本開示の実施形態による第8−9実施形態で提案するSI(Segmentation Information)、FI(Framing Information)、LSF(Last Segment Field)基盤segmentation手続きを説明するための図面である。 本開示の実施形態による第8−9実施形態でRLCヘッダー構造の一例を示す図面である。 本開示の実施形態による端末の内部構造を示すブロック図である。 本開示の実施形態による基地局の送受信装置の構成を示すブロック図である。 本開示の実施形態によるLTEシステムの構造を示す図面である。 本開示の実施形態によるV2P通信を説明するための図面である。 本開示の実施形態によるモード3で動作するV2P端末のランダムリソース選択の手続きを示す図面である。 本開示の実施形態によるモード4で動作するV2P端末のランダムリソース選択の手続きを示す図面である。 本開示の実施形態によるV2Pでの部分的センシング動作を示す図面である。 本開示の実施形態による実施形態9−1(ランダムリソースプールでCBR報告が可能な場合)で提案するモード3で動作するV2P端末のリソースプールを決定する方法を示す図面である。 本開示の実施形態による実施形態9−1(ランダムリソースプールでCBR測定及び報告が可能な場合)で端末自律的モードでV2P端末のリソースプールを決定する方法を示す図面である。 本開示の実施形態による実施形態9−2(ランダムリソースプールでCBR報告が不可能な場合)で基地局コントロールモードで動作するV2P端末のリソースプールを決定する方法を示す図面である。 本開示の実施形態による実施形態9−2(ランダムリソースプールでCBR報告が不可能な場合)で端末自律的モードで動作するV2P端末のリソースプールを決定する方法を示す図面である。 本開示の実施形態による実施形態9−1で端末の動作を示す図面である。 本開示の実施形態による実施形態9−2で端末の動作を示す図面である。 本開示の実施形態による端末のブロック構成を示す図面である。 本開示の実施形態による基地局のブロック構成を示す図面である。
添付された図面を参照した次の説明は請求範囲及びその均等なものによって定義された本開示の多様な実施形態に対する包括的な理解を助けるために提供される。これはその理解を助けるための多様な詳細事項を含むが、これらはただ例示的なものとして見なされなければならない。したがって、本技術分野の当業者は本願に記載した多様な実施形態の多様な変更及び修正が本開示の範囲及び思想を逸脱せず成ることができることを認識するだろう。また、公知された機能及び構成に対する説明は明確性及び簡潔性のために省略されることができる。
次の詳細な説明及び請求範囲で用いられる用語及び単語は書誌的意味に限定されず、発明者がただ本開示に対する明確で一貫された理解ができるようにするために用いられたものである。したがって、本開示の多様な実施形態に対する次の説明は説明の目的だけで提供され、添付された請求範囲及びその等価物によって定義される本開示を制限する目的ではないということが当業者に明白であろう。
単数形態“a”、“an”及び“the”は文脈上明確に異なるように指示しない限り、複数対象を含むということを理解すべきである。したがって、例えば、“構成要素表面”に対する言及はそういう一つ以上の表面に対する言及を含む。
“実質的”という用語は引用された特性、パラメーター又は値が正確に達成される必要はないが、例えば許容誤差、測定誤差、測定正確度限界及び当業者に知られた他の要素を含む偏差又は変動を意味する当該分野で、特性が提供しようとする効果を排除しない量で発生することができる。
また、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)基盤の無線通信システムにおいて、特に3GPP(3rd Generation Partnership Project)EUTRA(evolved Universal Terrestrial Radio Access)標準に対して主に説明する。しかし、本開示の主要主題は本開示の範囲を大きく逸脱せず範囲で類似の技術的背景及びチャンネル形態を有する他の通信システムに変更されることができ、これは本開示に係る当業者が決定することができる。例えば、主要主題はキャリアアグリゲーションを供給するマルチキャリアHSPAにも適用されることができる。
本明細書で実施形態を説明するにあたり本発明が属する技術分野によく知られており、発明と直接的に関連がない技術内容に対しては説明を省略する。これは不必要な説明を省略することによって本発明の要旨を明瞭にしてより明確に伝達するためである。
同じ理由で添付図面において一部構成要素は誇張されたり省略されたり概略的に図示された。また、各構成要素のサイズは実際サイズを全的に反映するのではない。各図面で同一又は対応する構成要素には同一参照番号を付した。
本発明の利点及び特徴、そして、それらを達成する方法は添付される図面と共に詳細に後述されている実施形態を参照すれば明確となるだろう。しかし、本発明は以下で開示される実施形態に限定されるのではなく互いに異なる多様な形態で具現されることができ、ただ本実施形態は本発明の開示が完全にさせて、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は請求項の範疇により定義されるだけである。明細書全体にかけて同一参照符号は同一構成要素を指称する。
このとき、処理フローチャートの各ブロックとフローチャートの図面の組合は、コンピュータープログラムインストラクションによって行われることができることを理解することができるだろう。これらコンピュータープログラムインストラクションは、汎用コンピューター、特殊用コンピューター又はその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサに搭載されることができるので、コンピューター又はその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサを介して行われるそのインストラクションが、フローチャートブロックで説明された機能を行う手段を生成するようになる。これらコンピュータープログラムインストラクションは、特定方式で機能を具現するためにコンピューター又はその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備を志向することができるコンピューター利用可能、又はコンピューター判読可能メモリーに記憶されることも可能であるので、そのコンピューター利用可能又はコンピューター判読可能メモリーに記憶されたインストラクションは、フローチャートブロックで説明された機能を行うインストラクション手段を内包する製造品目を生産することも可能である。コンピュータープログラムインストラクションは、コンピューター又はその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備上に搭載されることも可能であるので、コンピューター又はその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備上で一連の動作段階が行われ、コンピューターで実行されるプロセスを生成してコンピューター又はその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備を行うインストラクションはフローチャートブロックで説明された機能を行うための段階を提供することも可能である。
また、各ブロックは、特定された論理的機能を行うための1つ以上の実行可能なインストラクションを含むモジュール、セグメント又はコードの一部を示すことができる。また、幾つか代替実行例ではブロックで言及された機能が段階を外れて発生することも可能であることを注目しなければならない。例えば、接して示されている2つのブロックは、実は実質的に同時に行われることも可能で、又はそのブロックが時々該当する機能によって逆順に行われることも可能である。
このとき、本実施形態に用いられる‘〜部’という用語は、ソフトウェア又はFPGA、並びにASICのようなハードウェア構成要素を意味し、‘〜部’はどんな役目を行う。しかし、‘〜部’は、ソフトウェア又はハードウェアで限定される意味ではない。‘〜部’はアドレシングすることができる記憶媒体にあるように構成されることもでき、1つ又はその以上のプロセッサを再生させるように構成されることもできる。したがって、一例として‘〜部’はソフトウェア構成要素、客体志向ソフトウェア構成要素、クラス構成要素及びタスク構成要素のような構成要素と、プロセス、関数、属性、プロシージャ、サブルーティン、プログラムコードのセグメント、ドライバー、ファームウエア、マイクロコード、回路、データ、データベース、データ構造、テーブル、アレイ、及び変数を含む。構成要素と‘〜部’のうちで提供される機能はより小さい数の構成要素及び‘〜部’に結合されたり追加的な構成要素と‘〜部’でさらに分離することができる。それだけでなく、構成要素及び‘〜部’はデバイス又は保安マルチメディアカード内の1つ又はその以上のCPUを再生させるように具現されることもできる
<第1実施形態>
図1Aは、本開示の実施形態によるLTEシステムの構造を示す図面である。
図1Aを参照すれば、示されたようにLTEシステムの無線アクセスネットワークは次世代基地局(Evolved Node B、以下、ENB、Node B又は基地局)1a−05、1a−10、1a−15、1a−20とMME(Mobility Management Entity)1a−25及びS−GW(Serving−Gateway)1a−30から構成される。ユーザ端末(User Equipment、以下、UE又は端末)1a−35はENB1a−05〜1a−20及びS−GW1a−30を介して外部ネットワークに接続する。
図1AでENB1a−05〜1a−20は、UMTSシステムの既存ノードBに対応される。ENBはUE1a−35と無線チャンネルで接続されて既存のノードBより複雑な役目を行う。LTEシステムではインターネットプロトコルを通じるVoIP(Voice over IP)のようなリアルタイムサービスを含めたすべてのユーザトラフィックが共用チャンネル(shared channel)を介してサービスされるので、UEのバッファー状態、使用可能送信電力状態、チャンネル状態などの状態情報を集めてスケジューリングをする装置が必要であり、これをENB1a−05〜1a−20が担当する。一つのENBは通常、多数のセルを制御する。例えば、100Mbpsの送信速度を具現するためにLTEシステムは例えば、20MHz帯域幅で直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、以下、OFDMという)を無線接続技術として用いる。さらに、端末のチャンネル状態に合わせて変調方式(modulation scheme)とチャンネルコーディング率(channel coding rate)を決定する適応変調コーディング(Adaptive Modulation & Coding、以下、AMCという)方式を適用する。S−GW1a−30はデータベアラーを提供する装置であり、MME1a−25の制御にしたがってデータベアラーを生成したり除去する。MMEは端末に対する移動性管理機能はもちろん各種制御機能を担当する装置として多数の基地局と接続される。
図1Bは、本開示の実施形態によるLTEシステムで無線プロトコル構造を示す図面である。
図1Bを参照すれば、LTEシステムの無線プロトコルは端末とENBでそれぞれのPDCP(Packet Data Convergence Protocol 1b−05、1b−40)、RLC(Radio Link Control 1b−10、1b−35)、MAC(Medium Access Control 1b−15、1b−30)からなる。PDCP(Packet Data Convergence Protocol)1b−05、1b−40はIPヘッダー圧縮/復元などの動作を担当する。PDCPの主要機能は下記のように要約される。
−ヘッダー圧縮及び圧縮解除機能(Header compression and decompression:ROHC only)
−ユーザデータ送信機能(Transfer of user data)
−順次伝達機能(In−sequence delivery of upper layer PDUs at PDCP re−establishment procedure for RLC AM)
−順序再整列機能(For split bearers in DC(only support for RLC AM):PDCP PDU routing for transmission and PDCP PDU reordering for reception)
−重複探知機能(Duplicate detection of lower layer SDUs at PDCP re−establishment procedure for RLC AM)
−再送信機能(Retransmission of PDCP SDUs at handover and、for split bearers in DC、of PDCP PDUs at PDCP data−recovery procedure、for RLC AM)
−暗号化及び復号化機能(Ciphering and deciphering)
−タイマー基盤SDU削除機能(Timer−based SDU discard in uplink。)
無線リンク制御(Radio Link Control、以下、RLCという)1b−10、1b−35はPDCP PDU(Packet Data Unit)を適切なサイズに再構成してARQ動作などを行う。RLCの主要機能は下記のように要約される。
−データ送信機能(Transfer of upper layer PDUs)
−ARQ機能(Error Correction through ARQ(only for AM data transfer))
−連結、分割、再組立て機能(Concatenation、segmentation and reassembly of RLC SDUs(only for UM and AM data transfer))
−再分割機能(Re−segmentation of RLC data PDUs(only for AM data transfer))
−順序再整列機能(Reordering of RLC data PDUs(only for UM and AM data transfer)
−重複探知機能(Duplicate detection(only for UM and AM data transfer))
−エラー探知機能(Protocol error detection(only for AM data transfer))
−RLC SDU削除機能(RLC SDU discard(only for UM and AM data transfer))
−RLC再確立機能(RLC re−establishment)
MAC1b−15、1b−30は一つの端末に構成された多くのRLC階層装置と接続され、RLC PDUをMAC PDUに多重化してMAC PDUからRLC PDUを逆多重化する動作を行う。MACの主要機能は下記のように要約される。
−マッピング機能(Mapping between logical channels and transport channels)
−多重化及び逆多重化機能(Multiplexing/demultiplexing of MAC SDUs belonging to one or different logical channels into/from transport blocks(TB)delivered to/from the physical layer on transport channels)
−スケジューリング情報報告機能(Scheduling information reporting)
−HARQ機能(Error correction through HARQ)
−ロジカルチャンネル間の優先順位調節機能(Priority handling between logical channels of one UE)
−端末間の優先順位調節機能(Priority handling between UEs by means of dynamic scheduling)
−MBMSサービス確認機能(MBMS service identification)
−送信フォーマット選択機能(Transport format selection)
−パディング機能(Padding)
物理階層1b−20、1b−25は上位階層データをチャンネルコーディング及び変調し、OFDMシンボルで作って無線チャンネルで送信したり、無線チャンネルを介して受信したOFDMシンボルを復調してチャンネルデコーディングして上位階層へ伝達する動作をする。
図1Cは、本開示の実施形態による次世代移動通信システムの構造を示す図面である。
図1Cを参照すれば、示されたように次世代移動通信システム(以下、NR又は5G)の無線アクセスネットワークは次世代基地局(New Radio Node B、以下、NR gNB又はNR基地局)1c−10とNR CN(New Radio Core Network)1c−05から構成される。ユーザ端末(New Radio User Equipment、以下、NR UE又は端末)1c−15はNR gNB1c−10及びNR CN1c−05を介して外部ネットワークに接続する。
図1CでNR gNB1c−10は既存のLTEシステムのeNB(Evolved Node B)に対応される。NR gNBはNR UE1c−15と無線チャンネルで接続されて既存のノードBより非常に優れたサービスを提供することができる。次世代移動通信システムではすべてのユーザトラフィックが共用チャンネル(shared channel)を介してサービスされるので、UEのバッファー状態、使用可能送信電力状態、チャンネル状態などの状態情報を集めてスケジューリングをする装置が必要であり、これをNR NB1c−10が担当する。一つのNR gNBは通常、多数のセルを制御する。現在、LTE対比超高速データ送信を具現するために既存の最大帯域幅以上を有すればよく、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、以下、OFDMという)を無線接続技術として追加的にビームフォーミング技術が適用されることができる(1c−20)。さらに、端末のチャンネル状態に合わせて変調方式(modulation scheme)とチャンネルコーディング率(channel coding rate)を決定する適応変調コーディング(Adaptive Modulation & Coding、以下、AMCという)方式を適用する。NR CN1c−05は移動性サポート、ベアラー設定、QoS設定などの機能を行う。NR CNは端末に対する移動性管理機能はもちろん各種制御機能を担当する装置として多数の基地局と接続される。また、次世代移動通信システムは既存のLTEシステムとも連動されることができ、NR CNがMME1c−25とネットワークインターフェースを介して接続される。MMEは既存の基地局であるeNB1c−30と接続される。
図1Dは、本発明で提案する次世代移動通信システムの無線プロトコル構造を示す図面である。
図1Dを参照すれば、次世代移動通信システムの無線プロトコルは端末とNR基地局でそれぞれNR PDCP1d−05、1d−40、NR RLC1d−10、1d−35、NR MAC1d−15、1d−30からなる。NR PDCP1d−05、1d−40の主要機能は次の機能のうちの一部を含むことができる。
−ヘッダー圧縮及び圧縮解除機能(Header compression and decompression:ROHC only)
−ユーザデータ送信機能(Transfer of user data)
−順次伝達機能(In−sequence delivery of upper layer PDUs)
−順序再整列機能(PDCP PDU reordering for reception)
−重複探知機能(Duplicate detection of lower layer SDUs)
−再送信機能(Retransmission of PDCP SDUs)
−暗号化及び復号化機能(Ciphering and deciphering)
−タイマー基盤SDU削除機能(Timer−based SDU discard in uplink。)
前記でNR PDCP装置の順序再整列機能(reordering)は下位階層で受信したPDCP PDUをPDCP SN(sequence number)に基づいて順に再整列する機能をいい、再整列された順にデータを上位階層に伝達する機能を含むことができ、手順を再整列して遺失されたPDCP PDUを記録する機能を含むことができ、遺失されたPDCP PDUに対する状態報告を送信側にする機能を含むことができ、遺失されたPDCP PDUに対する再送信をリクエストする機能を含むことができる。
NR RLC1d−10、1d−35の主要機能は次の機能のうちの一部を含むことができる。
−データ送信機能(Transfer of upper layer PDUs)
−順次伝達機能(In−sequence delivery of upper layer PDUs)
−非順次伝達機能(Out−of−sequence delivery of upper layer PDUs)
−ARQ機能(Error Correction through ARQ)
−連結、分割、再組立て機能(Concatenation、segmentation and reassembly of RLC SDUs)
−再分割機能(Re−segmentation of RLC data PDUs)
−順序再整列機能(Reordering of RLC data PDUs)
−重複探知機能(Duplicate detection)
−エラー探知機能(Protocol error detection)
−RLC SDU削除機能(RLC SDU discard)
−RLC再確立機能(RLC re−establishment)
前記でNR RLC装置の順次伝達機能(In−sequence delivery)は下位階層から受信したRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能をいい、オリジナルの一つのRLC SDUがいくつかのRLC SDUに分割されて受信された場合、これを再組立して伝達する機能を含むことができ、受信したRLC PDUをRLC SN(sequence number)又はPDCP SN(sequence number)を基準に再整列する機能を含むことができ、手順を再整列して遺失されたRLC PDUを記録する機能を含むことができ、遺失されたRLC PDUに対する状態報告を送信側にする機能を含むことができ、遺失されたRLC PDUに対する再送信をリクエストする機能を含むことができ、遺失されたRLC SDUがある場合、遺失されたRLC SDU以前までのRLC SDUのみを順に上位階層に伝達する機能を含むことができ、若しくは遺失されたRLC SDUがあっても所定のタイマーが満了されると、タイマーが開始される前に受信されたすべてのRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能を含むことができ、若しくは遺失されたRLC SDUがあっても所定のタイマーが満了されると、現在まで受信されたすべてのRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能を含むことができる。前記でNR RLC装置の非順次伝達機能(Out−of−sequence delivery)は下位階層から受信したRLC SDUを手順と関係なく直ちに上位階層に伝達する機能をいい、オリジナルの一つのRLC SDUがいくつかのRLC SDUで分割されて受信された場合、これを再組立して伝達する機能を含むことができ、受信したRLC PDUのRLC SN又はPDCP SNを記憶して手順を整列して遺失されたRLC PDUを記録する機能を含むことができる。
NR MAC1d−15、1d−30は一つの端末に構成された多くのNR RLC階層装置と接続されることができ、NR MACの主要機能は次の機能のうちの一部を含むことができる。
−マッピング機能(Mapping between logical channels and transport channels)
−多重化及び逆多重化機能(Multiplexing/demultiplexing of MAC SDUs)
−スケジューリング情報報告機能(Scheduling information reporting)
−HARQ機能(Error correction through HARQ)
−ロジカルチャンネル間の優先順位調節機能(Priority handling between logical channels of one UE)
−端末間の優先順位調節機能(Priority handling between UEs by means of dynamic scheduling)
−MBMSサービス確認機能(MBMS service identification)
−送信フォーマット選択機能(Transport format selection)
−パディング機能(Padding)
NR PHY階層1d−20、1d−25は上位階層データをチャンネルコーディング及び変調し、OFDMシンボルで作って無線チャンネルで送信するか、無線チャンネルを介して受信したOFDM シンボルを復調してチャンネルデコーディングして上位階層へ伝達する動作を行うことができる。
次の表1はMACヘッダーの含まれることができる情報を説明する。
Figure 2019532580
図1EA乃至図1ECは、本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第1のMAC PDU構造を示す図面である。
一方、以下で説明する端末又は基地局のMAC PDU構成及び送信に対する実施形態は、送信端と受信端間の動作で解釈されることができる。換言すれば、送信端である端末がアップリンクMAC PDUを構成して受信端である基地局で送信する過程は、反対に送信端である基地局がダウンリンクMAC PDUを構成して受信端である端末で送信する過程にも適用されることができる。
前記図1EA乃至図1ECで説明した構造はMACサブヘッダーとMAC SDUの繰り返し的な羅列構造として、アップリンク送信リソース(UL grant)が割り当てられる前に端末がデータを予め構成し、準備することが有利な構造である。例えば、端末がアップリンク送信リソースが割り当てられる前にRLC階層からいくつかのRLC PDUを受信することができ、MAC階層は受信したRLC PDUを直ちにMACサブヘッダーと共にMAC SDUを生成することができる。したがって、このように予め生成されたMACサブヘッダーとMAC SDUを順に管理するのに第1のMAC PDU構造が有利であり、アップリンク送信リソースを受信した後、MAC PDUを構成するにも予め生成されたMACサブヘッダーとMAC SDUをもって順にMAC PDUを構成すれば良いから有利である。さらに、前記構造はMACサブヘッダーとMAC SDUの繰り返し的な羅列構造であり、MACサブヘッダーが固定サイズを有するヘッダーであり、RLCヘッダーとPDCPヘッダーのサイズも大部分の場合、固定サイズを有すれば良いからハードウェア的に送信端/受信端でハードウェアアクセレレーター(Hardware accelerator)を用いて端末プロセッシング時間を減らすのに適合した構造である。さらに、送信端ではMAC階層で頭部から処理されたMACサブヘッダーとMAC SDU単位でPHY階層に送信して処理速度を加速化することができ、受信端ではMAC階層で頭部から処理されたMACサブヘッダーとMAC SDU単位でRLC階層に送信して処理速度を加速化することができる。
図1EA乃至1EB、及び図1ECで1e−(Format 3−1)は一つのMAC SDU又はMAC CEを収納することができる。前記構造でMACヘッダーは前部に位置してペイ・ロードは後部に位置する。前記ヘッダーには表1で説明した変数のうちのL−フィールドを除いた一部が含まれることができ、表1で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記1e−(Format 3−1)ではMAC CE又はMAC SDUが一つだけ含まれるからL−フィールドを省略することができる。何故ならば、L1制御シグナルで、すなわち、PDCCHでTB(Transport Block)サイズを指示するのでMAC PDUのサイズを受信側面で予め分かって、MACサブヘッダーのサイズも分かるからMAC SDUのサイズを直ちに分かるからである。それで別にLフィールドでMAC SDUのサイズをさらに指示する必要ない。
1e−(Format 3−2a)はサブヘッダー、MAC CE、サブヘッダー、MAC SDU、サブヘッダー、パディングなどのような構造を持ち、第1のMAC PDU構造ではサブヘッダー、ペイ・ロード、サブヘッダー、ペイ・ロードのような繰り返し構造を持つ。前記1e−(Format3−2a)構造は大きくMAC CE部分とMAC SDU部分に分けられる。MAC CEは先ず生成される順に前部に位置することができ、MAC SDU部分で一つのMAC SDU(又はRLC PDU、若しくはRLC SDU)の最後のsegmentは頭部に位置することができ、一つのMAC SDU(又はRLC PDU、若しくはRLC SDU)の第1のsegmentは尾部に位置することができる。前記でMAC CEはBSR(Buffer Status Report)、PHR(Power Headroom Report)のようなスケジューリング情報に係るMAC CEであれば良く、前記1e−(Format 3−2a)のように生成されたMAC CEを頭部におくことは基地局のスケジューリング側面で非常に有利することができる。例えば、基地局が端末からMAC PDUを受信してスケジューリング情報に係るMAC CEを先ず読み込むと、前記スケジューリング情報を基地局スケジューラに直ちに提供して多くの端末を迅速にスケジューリングするのに有利である。
また、前記でMAC CEは多様な情報を指示することができる。例えば、いくつかのアンテナ設定(FD−MIMO)のための情報を指示するMAC CE、チャンネル測定のためのMAC CE(CSI−RS(Channel State Information−Reference Signal)、SRS(Sounding Reference Signal)、DMRS(DeModulated Reference Signal)などのチャンネル測定と報告を目的でどのくらいの間隔、若しくは何回のチャンネル測定をするか、どんな時間/周波数送信リソースで測定及び報告するかを指示するMAC CE)、端末の移動性を迅速にサポートするためのMAC CE(L2 mobility、すなわち、MAC CEで端末の移動性を指示する用途で使用、端末のセル間のハンドオーバー関連命令を指示するMAC CE)、端末がキャンプオンするか、ランダムアクセスするか、セル測定をする時の必要なビーム関連情報を指示するMAC CE(どんなビームでサービスを受けるか、測定するか、ビームの個数、ビームの時間/周波数リソースなどに対する情報を指示するMAC CE)、端末が用いるTTIを動的に指示するMAC CE(Short TTIを用いるか、一般のTTI(1ms)を用いるか、より長いTTIを用いるかなどを指示するMAC CE)、SR(Scheduling Request)に対する情報を指示するMAC CE(端末にSRをリクエストするdedicated送信リソースを指示するMAC CE)、URLLCサービスをサポートする端末に必要な送信リソース情報/設定情報などを指示するMAC CE などのMAC CE種類を有することができる。
前記サブヘッダーには表1で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表1で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で1e−(Format 3−2a)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。例えば、前部のヘッダーは後部のペイ・ロードを指示する情報となる。前記1e−(Format 3−2a)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。L1制御シグナルで、すなわち、PDCCHでTB(Transport Block)サイズを指示するからMAC PDUのサイズを受信側面で予め分かって、受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。さらに、前記で以前アップリンク送信リソースでMAC PDUを送信する時のsegmentationが起きて所定のsegmentが残っている場合、残っているsegmentからMAC SDU part前部に入れて処理することができる。したがって、受信側でRLC一連番号が低いRLC PDUのデータを先ず受信して先ず組立する(re−assembly)ことができる。
1e−(Format 3−2b)構造は前記1e−(Format 3−2a)構造と全部同一で、すべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。前記1e−(Format 3−2a)構造では前述したように最後のMACサブヘッダーにLフィールドがなくてもL1制御シグナルで、すなわち、PDCCHでTB(Transport Block)サイズを指示すればMAC PDUのサイズを受信側面で予め分かって、受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。しかし、前記のような手続きは端末に毎度MAC PDUを受けるたびに受信すべき手続きである。したがって、端末プロセッシング負担が加重されることができる。したがって、このような端末プロセッシング負担を減らすために最後のMACサブヘッダーにもLフィールドを追加することが有利することができる。1e−(Format 3−2b)構造は前述したように端末のプロセッシング負担を減らすために最後のサブヘッダーにLフィールドを追加することを特徴とする。
1e−(Format 3−2c)はサブヘッダー、MAC CE、サブヘッダー、MAC SDU、サブヘッダー、パディングなどのような構造を持ち、第1のMAC PDU構造ではサブヘッダー、ペイ・ロード、サブヘッダー、ペイ・ロードのような繰り返し構造を持つ。前記1e−(Format3−2c)構造は大きくMAC CE部分とMAC SDU部分に分けられる。MAC CEは先ず生成される順に前部に位置することができ、MAC SDU部分でどんなMAC SDU(又はRLC PDU、若しくはRLC SDU)のSegmentはMAC SDU部分の尾部に位置することができる。前記でMAC CEはBSR(Buffer Status Report)、PHR(Power Headroom Report)のようなスケジューリング情報に係るMAC CEであればよく、前記1e−(Format 3−2a)のように生成されたMAC CEを頭部におくことは基地局のスケジューリング側面で非常に有利することができる。例えば、基地局が端末からMAC PDUを受信してスケジューリング情報に係るMAC CEを先ず読み込むと、前記スケジューリング情報を基地局スケジューラに直ちに提供して多くの端末を迅速にスケジューリングするのに有利である。
また、前記でMAC CEは多様な情報を指示することができる。例えば、いくつかのアンテナ設定(FD−MIMO)のための情報を指示するMAC CE、チャンネル測定のためのMAC CE(CSI−RS(Channel State Information−Reference Signal)、SRS(Sounding Reference Signal)、DMRS(DeModulated Reference Signal)などのチャンネル測定と報告を目的でどのくらいの間隔、若しくは何回ャンネル測定をするか、どんな時間/周波数送信リソースで測定及び報告するかを指示するMAC CE)、端末の移動性を迅速にサポートするためのMAC CE(L2 mobility、すなわち、MAC CEで端末の移動性を指示する用途で使用、端末のセル間のハンドオーバー関連命令を指示するMAC CE)、端末がキャンプオンするかランダムアクセスするか、セル測定をする時の必要なビーム関連情報を指示するMAC CE(どんなビームでサービスを受けるか、測定するか、ビームの個数、ビームの時間/周波数リソースなどに対する情報を指示するMAC CE)、端末が用いるTTIを動的に指示するMAC CE(Short TTIを用いるか、一般TTI(1ms)を用いるか、より長いTTIを用いるかなどを指示するMAC CE)、SR(Scheduling Request)に対する情報を指示するMAC CE(端末にSRをリクエストするdedicated送信リソースを指示するMAC CE)、URLLCサービスをサポートする端末に必要な送信リソース情報/設定情報などを指示するMAC CEなどのMAC CE種類を有することができる。
前記サブヘッダーには表1で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表1で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で1e−(Format 3−2c)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。例えば、前部のヘッダーは後部のペイ・ロードを指示する情報となる。前記1e−(Format 3−2c)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。L1制御シグナルで、すなわち、PDCCHでTB(Transport Block)サイズを指示するからMAC PDUのサイズを受信側面で予め分かって、受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。さらに、前記で以前アップリンク送信リソースでMAC PDUを送信する時にsegmentationが起きなくて所定のsegmentが残っていない場合、完全なMAC SDUを前部から入れて後部でアップリンク送信リソースより大きいMAC SDUがある場合、segmentationをしてsegmentをMAC SDU part後部に入れて処理することができる。したがって、受信側でRLC一連番号が順に受信することができる。
1e−(Format 3−2d)構造は前記1e−(Format 3−2c)構造と全部同一で、すべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。前記1e−(Format 3−2c)構造では前述したように最後のMACサブヘッダーにLフィールドがなくてもL1制御シグナルで、すなわち、PDCCHでTB(Transport Block)サイズを指示すればMAC PDUのサイズを受信側面で予め分かって、受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。しかし、前記のような手続きは端末に毎度MAC PDUを受けるたびに受信すべき手続きである。したがって、M端末プロセッシング負担が加重されることができる。したがって、このような端末プロセッシング負担を減らすために最後のMAサブヘッダーにもLフィールドを追加するのが有利することができる。1e−(Format 3−2d)構造は前述したように端末のプロセッシング負担を減らすために最後のサブヘッダーにLフィールドを追加することを特徴とする。
1e−(Format 3−2e)はサブヘッダー、MAC CE、サブヘッダー、MAC SDU、サブヘッダー、パディングなどのような構造を持ち、第1のMAC PDU構造ではサブヘッダー、ペイ・ロード、サブヘッダー、ペイ・ロードのような繰り返し構造を持つ。前記1e−(Format3−2e)構造は大きくMAC SDU部分とMAC CE部分に分けられる。MAC SDUは先ず生成される順にMAC SDU部分の前部に位置することができ、MAC CEも先ず生成される順にMAC CE部分の後部に位置することができる。前記でMAC CEはアップリンク送信リソースが割り当てられると、所定の理由で動的に生成されることができる。例えば、アップリンク送信リソースが割り当てられて現在送信することができるデータの量を計算した後、アップリンク送信リソースで送信することができるデータの量を差し引いて、次の機会に送信すべき残ったデータの量をBSR(Buffer Status Report)を報告する場合、その例と言えるだろう。PHR(Power Head Room)もまた他の例のうちの一つである。例えば、アップリンク送信リソースを受けた時点でPHRを計算して送信しなければならない。一方、MAC SDU、すなわち、データはPDCP階層、RLC階層、MAC階層に送信して予めMACサブヘッダーと共にMAC SDUで生成されることができる。
したがって、端末ではアップリンク送信リソースが割り当てられると、先ず予め作られたMACサブヘッダーとMAC SDUを作ってMAC PDUを構成し、MAC PDUを構成すると共にMAC CEを生成することができる。そして、MAC PDUの最後にMAC CEを付けてMAC PDU構成を完了することができる。このような方式でMAC CEを動的に生成すると共に予め作られたMAC SDUでMAC PDUを構成する動作を並列的にしながら端末のプロセッシング時間を減らすことができる。例えば、MAC CEをMAC PDUの後部におくことが端末のプロセッシング時間側面で有利である。
また、前記でMAC CEは多様な情報を指示することができる。例えば、いくつかのアンテナ設定(FD−MIMO)のための情報を指示するMAC CE、チャンネル測定のためのMAC CE(CSI−RS(Channel State Information−Reference Signal)、SRS(Sounding Reference Signal)、DMRS(DeModulated Reference Signal)などのチャンネル測定と報告を目的でどのくらいの間隔、若しくは何回チャンネル測定をするか、どんな時間/周波数送信リソースで測定及び報告するかを指示するMAC CE)、端末の移動性を迅速にサポートするためのMAC CE(L2 mobility、すなわち、MAC CEで端末の移動性を指示する用途で使用、端末のセル間のハンドオーバー関連命令を指示するMAC CE)、端末がキャンプオンするか、ランダムアクセスするか、セル測定をする時の必要なビーム関連情報を指示するMAC CE(どんなビームでサービスを受けるか、測定するか、ビームの個数、ビームの時間/周波数リソースなどに対する情報を指示するMAC CE)、端末が用いるTTIを動的に指示するMAC CE(Short TTIを用いるか、一般のTTI(1ms)を用いるか、より長いTTIを用いるかなどを指示するMAC CE)、SR(Scheduling Request)に対する情報を指示するMAC CE(端末にSRをリクエストするdedicated送信リソースを指示するMAC CE)、UR LLCサービスをサポートする端末に必要な送信リソース情報/設定情報などを指示するMAC CEなどのMAC CE種類を有することができる。
前記MAC SDU部分で一つのMAC SDU(又は、RLC PDU又はRLC SDU)の最後のsegmentは頭部に位置することができ、一つのMAC SDU(又はRLC PDU若しくはRLC SDU)の第1のsegmentは最後に位置することができる。前記サブヘッダーには表1で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表1で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で1e−(Format 3−2e)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。例えば、前部のヘッダーは後部のペイ・ロードを指示する情報となる。前記1e−(Format 3−2e)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。L1制御シグナルで、すなわち、PDCCHでTB(Transport Block)サイズを指示するからMAC PDUのサイズを受信側面で予め分かって、受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。さらに、前記で以前アップリンク送信リソースでMAC PDUを送信する時のsegmentationが起きて所定のSegmentが残っている場合、残っているsegmentからMAC SDU partの前部に入れて処理することができる。したがって、受信側でRLC一連番号が低いRLC PDUのデータを先ず受信して先ず組立する(re−assembly)ことができる。
1e−(Format 3−2f)構造は前記1e−(Format 3−2e)構造と全部同一で、すべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。前記1e−(Format 3−2e)構造では前述したように最後のMACサブヘッダーにLフィールドがなくてもL1制御シグナルで、すなわち、PDCCHでTB(Transport Block)サイズを指示すればMAC PDUのサイズを受信側面で予め分かって、受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。しかし、前記のような手続きは端末に毎度MAC PDUを受けるたびに受信すべき手続きである。したがって、端末プロセッシング負担が加重されることができる。したがって、このような端末プロセッシング負担を減らすために最後のMACサブヘッダーにもLフィールドを追加するのが有利することができる。1e−(Format 3−2f)構造は前述したように端末のプロセッシング負担を減らすために最後のサブヘッダーにLフィールドを追加することを特徴とする。
1e−(Format3−2g)はサブヘッダー、MAC CE、サブヘッダー、MAC SDU、サブヘッダー、パディングなどのような構造を持ち、第1のMAC PDU構造ではサブヘッダー、ペイ・ロード、サブヘッダー、ペイ・ロードのような繰り返し構造を持つ。前記1e−(Format3−2g)構造は大きくMAC SDU部分とMAC CE部分に分けられる。MAC SDUは先ず生成される順にMAC SDU部分の前部に位置することができ、MAC CEも先ず生成される順にMAC CE部分の後部に位置することができる。
前記でMAC CEはアップリンク送信リソースが割り当てられると、所定の理由で動的に生成されることができる。例えば、アップリンク送信リソースが割り当てられて現在送信することができるデータの量を計算した後、アップリンク送信リソースで送信することができるデータの量を差し引いて、次の機会に送信すべき残ったデータの量をBSR(Buffer Status Report)を報告する場合、その例と言えるだろう。PHR(Power Head Room)もまた他の例のうちの一つである。例えば、アップリンク送信リソースを受けた時点でPHRを計算して送信しなければならない。一方、MAC SDU、すなわち、データはPDCP階層、RLC階層、MAC階層に送信して予めMACサブヘッダーと共にMAC SDUで生成されることができる。
したがって、端末ではアップリンク送信リソースが割り当てられると、先ず予め作られたMACサブヘッダーとMAC SDUを作ってMAC PDUを構成し、MAC PDUを構成すると共にMAC CEを生成することができる。そして、MAC PDUの最後にMAC CEを付けてMAC PDU構成を完了することができる。このような方式でMAC CEを動的に生成すると共に予め作られたMAC SDUでMAC PDUを構成する動作を並列的にしながら端末のプロセッシング時間を減らすことができる。例えば、MAC CEをMAC PDUの後方部分におくことが端末のプロセッシング時間側面で有利である。
また、前記でMAC CEは多様な情報を指示することができる。例えば、いくつかのアンテナ設定(FD−MIMO)のための情報を指示するMAC CE、チャンネル測定のためのMAC CE(CSI−RS(Channel State Information−Reference Signal)、SRS(Sounding Reference Signal)、DMRS(DeModulated Reference Signal)などのチャンネル測定と報告を目的でどのくらいの間隔、若しくは何回チャンネル測定をするか、どんな時間/周波数送信リソースで測定及び報告するかを指示するMAC CE)、端末の移動性を迅速にサポートするためのMAC CE(L2 mobility、すなわち、MAC CEで端末の移動性を指示する用途で使用、端末のセル間のハンドオーバー関連命令を指示するMAC CE)、端末がキャンプオンするか、ランダムアクセスするか、セル測定をする時に必要なビーム関連情報を指示するMAC CE(どんなビームでサービスを受けるか、測定するか、ビームの個数、ビームの時間/周波数リソースなどに対する情報を指示するMAC CE)、端末が用いるTTIを動的に指示するMAC CE(Short TTIを用いるか、一般TTI(1ms)を用いるか、より長いTTIを用いるかなどを指示するMAC CE)、SR(Scheduling Request)に対する情報を指示するMAC CE(端末にSRをリクエストするdedicated送信リソースを指示するMAC CE)、URLLCサービスをサポートする端末に必要な送信リソース情報/設定情報などを指示するMAC CEなどのMAC CE種類を有することができる。
前記MAC SDU部分で一つのMAC SDU(又はRLC PDU若しくはRLC SDU)のsegmentは尾部に位置することができる。前記サブヘッダーには表1で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表1で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で1e−(Format 3−2g)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。例えば、前部のヘッダーは後部のペイ・ロードを指示する情報となる。前記1e−(Format 3−2g)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。L1制御シグナルで、すなわち、PDCCHでTB(Transport Block)サイズを指示するからMAC PDUのサイズを受信側面で予め分かって、受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。さらに、前記で以前アップリンク送信リソースでMAC PDUを送信する時のsegmentationが起きなくて所定のsegmentが残っていない場合、完全なMAC SDUを前部から入れて後部にアップリンク送信リソースより大きいMAC SDUがある場合、segmentationをしてsegmentをMAC SDU part後部に入れて処理することができる。したがって、受信側でRLC一連番号が順に受信することができる。
1e−(Format 3−2h)構造は前記1e−(Format 3−2g)構造と全部同一で、すべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。前記1e−(Format 3−2g)構造では前述したように最後のMACサブヘッダーにLフィールドがなくてもL1制御シグナルで、すなわち、PDCCHでTB(Transport Block)サイズを指示すればMAC PDUのサイズを受信側面で予め分かって、受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。しかし、前記のような手続きは端末に毎度MAC PDUを受けるたびに受信すべき手続きである。したがって、端末プロセッシング負担が加重されることができる。したがって、このような端末プロセッシング負担を減らすために最後のMACサブヘッダーにもLフィールドを追加するのが有利することができる。1e−(Format 3−2h)構造は前述したように端末のプロセッシング負担を減らすために最後のMACサブヘッダーにLフィールドを追加することを特徴とする。
1e−(Format 3−2i)はサブヘッダー、MAC CE、サブヘッダー、MAC SDU、サブヘッダー、パディングなどのような構造を持ち、第1のMAC PDU構造ではサブヘッダー、ペイ・ロード、サブヘッダー、ペイ・ロードのような繰り返し構造を持つ。前記1e−(Format3−2i)構造は先ず生成されることができるMAC CE部分、MAC SDU部分、後で生成されるMAC CE部分に分けられる。MAC SDUは先ず生成される順にMAC SDU部分の前部に位置することができ、MAC CEも先ず生成される順にMAC CE部分の後部に位置することができる。しかし、アップリンクのアップリンクリソースが割り当てられる前に予め生成することができるMAC CE(又は優先順位が高いと判断されるMAC CE若しくはMAC SDUより先ず生成されたMAC CE若しくは所定の基準を満足するMAC CE)の場合には先ず生成されることができるMAC CE部分としてMAC PDUの頭部に位置することができ、その以外にMAC CEは後で生成されるMAC CE部分としてMAC PDUの尾部に位置することができる。
前記でMAC CEは BSR(Buffer Status Report)、PHR(Power Headroom Report)のようなスケジューリング情報に係るMAC CEであればよく、MAC CEを頭部におくことは基地局のスケジューリング側面で非常に有利することができる。例えば、基地局が端末からMAC PDUを受信してスケジューリング情報に係るMAC CEを先ず読み込むと、前記スケジューリング情報を基地局スケジューラに直ちに提供して多くの端末を迅速にスケジューリングするのに有利である。
さらに、MAC CEはアップリンク送信リソースが割り当てられると、所定の理由で動的に生成されることができる。例えば、アップリンク送信リソースが割り当てられて現在送信することができるデータの量を計算した後、アップリンク送信リソースで送信することができるデータの量を差し引いて、次の機会に送信すべき残ったデータの量をBSR(Buffer Status Report)を報告する場合、その例と言えるだろう。PHR(Power Head Room)もまた他の例のうちの一つである。例えば、アップリンク送信リソースを受けた時点でPHRを計算して送信しなければならない。一方、MAC SDU、すなわち、データはPDCP階層、RLC階層、MAC階層に送信して予めMACサブヘッダーと共にMAC SDUで生成されることができる。したがって、端末ではアップリンク送信リソースが割り当てられると、先ず予め作られたMACサブヘッダーとMAC SDUを作ってMAC PDUを構成し、MAC PDUを構成すると共にMAC CEを生成することができる。そして、MAC PDUの最後にMAC CEを付けてMAC PDU構成を完了することができる。このような方式でMAC CEを動的に生成すると共に予め作られたMAC SDUでMAC PDUを構成する動作を並列的にしながら端末のプロセッシング時間を減らすことができる。例えば、MAC CEをMAC PDUの後部におくことが端末のプロセッシング時間側面で有利である。
前述したようにMAC CEをMAC PDUの前部におくことは基地局のスケジューリング側面で有利で、MAC CEをMAC PDUの後部におくことは端末のプロセッシング時間短縮側面で有利である。したがって、これは具現により、そして必要な場合にしたがってMAC CEをMAC PDUの前部に置いても良くMAC PDUの後部に置いても良い。
また、前記でMAC CEは多様な情報を指示することができる。例えば、いくつかのアンテナ設定(FD−MIMO)のための情報を指示するMAC CE、チャンネル測定のためのMAC CE(CSI−RS(Channel State Information−Reference Signal)、SRS(Sounding Reference Signal)、DMRS(DeModulated Reference Signal)などのチャンネル測定と報告を目的でどのくらい間隔に、若しくは何回のチャンネル測定をするか、どんな時間/周波数送信リソースで測定及び報告するかを指示するMAC CE)、端末の移動性を迅速にサポートするためのMAC CE(L2 mobility、すなわち、MAC CEで端末の移動性を指示する用途で使用、端末のセル間のハンドオーバー関連命令を指示するMAC CE)、端末がキャンプオンするか、ランダムアクセスするか、セル測定をする時の必要なビーム関連情報を指示するMAC CE(どんなビームでサービスを受けるか、測定するか、ビームの個数、ビームの時間/周波数リソースなどに対する情報を指示するMAC CE)、端末が用いるTTIを動的に指示するMAC CE(Short TTIを用いるか、一般のTTI(1ms)を用いるか、より長いTTIを用いるかなどを指示するMAC CE)、SR(Scheduling Request)に対する情報を指示するMAC CE(端末にSRをリクエストするdedicated送信リソースを指示するMAC CE)、URLLCサービスをサポートする端末に必要な送信リソース情報/設定情報などを指示するMAC CEなどのMAC CE種類を有することができる。
前記MAC SDU部分で一つのMAC SDU(又はRLC PDU若しくはRLC SDU)の最後のSegmentはMAC SDU部分で頭部に位置することができ、一つのMAC SDU(又はRLC PDU若しくはRLC SDU)の第1のsegmentはMAC SDU部分で尾部に位置することができる。前記サブヘッダーには表1で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表1で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で1e−(Format 3−2i)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。例えば、前部のヘッダーは後部のペイ・ロードを指示する情報となる。前記1e−(Format 3−2i)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。L1制御シグナルで、すなわち、PDCCHでTB(Transport Block)サイズを指示するからMAC PDUのサイズを受信側面で予め分かって、受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。さらに、前記で以前アップリンク送信リソースでMAC PDUを送信する時のsegmentationが起きて所定のSegmentが残っている場合、残っているsegmentからMAC SDU part前部に入れて処理することができる。したがって、受信側でRLC一連番号が低いRLC PDUのデータを先ず受信して先ず組立する(re−assembly)ことができる。
1e−(Format 3−2j)構造は前記1e−(Format 3−2i)構造と全部同一で、すべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。前記1e−(Format 3−2i)構造では前述したように最後のMACサブヘッダーにLフィールドがなくてもL1制御シグナルで、すなわち、PDCCHでTB(Transport Block)サイズを指示すればMAC PDUのサイズを受信側面で予め分かって、受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。しかし、前記のような手続きは端末に毎度MAC PDUを受けるたびに受信すべき手続きである。したがって、端末プロセッシング負担が加重されることができる。したがって、このような端末プロセッシング負担を減らすために最後のMACサブヘッダーにもLフィールドを追加するのが有利することができる。1e−(Format 3−2j)構造は前述したように端末のプロセッシング負担を減らすためにL フィールドを追加することを特徴とする。
1e−(Format 3−2k)はサブヘッダー、MAC CE、サブヘッダー、MAC SDU、サブヘッダー、パディングなどのような構造を持ち、第1のMAC PDU構造ではサブヘッダー、ペイ・ロード、サブヘッダー、ペイ・ロードのような繰り返し構造を持つ。前記1e−(Format3−2k)構造は先ず生成されることができるMAC CE部分、MAC SDU部分、後で生成されるMAC CE部分に分けられる。MAC SDUは先ず生成される順にMAC SDU部分の前部に位置することができ、MAC CEも先ず成される順にMAC CE部分の後部に位置することができる。しかし、アップリンクのアップリンクリソースが割り当てられる前に予め生成することができるMAC CE(又は優先順位が高いと判断されるMAC CE若しくはMAC SDUより先ず生成されたMAC CE若しくは所定の基準を満足するMAC CE)の場合には先ず生成されることができるMAC CE部分としてMAC PDUの頭部に位置することができ、その以外にMAC CEは後で生成されるMAC CE部分としてMAC PDUの尾部に位置することができる。
前記でMAC CEはBSR(Buffer Status Report)、PHR(Power Headroom Report)のようなスケジューリング情報に係るMAC CEであれば良く、MAC CEを頭部におくことは基地局のスケジューリング側面で非常に有利することができる。例えば、基地局が端末からMAC PDUを受信してスケジューリング情報に係るMAC CEを先ず読み込むと、前記スケジューリング情報を基地局スケジューラに直ちに提供して多くの端末を迅速にスケジューリングするのに有利である。
さらに、MAC CEはアップリンク送信リソースが割り当てられると、所定の理由で動的に生成されることができる。例えば、アップリンク送信リソースが割り当てられて現在送信することができるデータの量を計算した後、アップリンク送信リソースで送信することができるデータの量を差し引いて、次の機会に送信しなければならない残ったデータの量をBSR(Buffer Status Report)を報告する場合、その例と言えるだろう。PHR(Power Head Room)もまた他の例のうちの一つである。例えば、アップリンク送信リソースを受けた時点でPHRを計算して送信しなければならない。一方、MAC SDU、すなわち、データはPDCP階層、RLC階層、MAC階層に送信して予めMACサブヘッダーと共にMAC SDUで生成されることができる。したがって、端末ではアップリンク送信リソースが割り当てられると、先ず予め作られたMACサブヘッダーとMAC SDUを作ってMAC PDUを構成し、MAC PDUを構成すると共にMAC CEを生成することができる。そして、MAC PDUの端にMAC CEを付けてMAC PDU構成を完了することができる。このような方式でMAC CEを動的に生成すると共に予め作られたMAC SDUでMAC PDUを構成する動作を並列的にしながら端末のプロセッシング時間を減らすことができる。例えば、MAC CEをMAC PDUの後部におくことが端末のプロセッシング時間側面で有利である。
前述したようにMAC CEをMAC PDUの前部におくことは基地局のスケジューリング側面で有利で、MAC CEをMAC PDUの後部におくことは端末のプロセッシング時間短縮側面で有利である。したがって、これは具現により、そして必要な場合にしたがってMAC CEをMAC PDUの前部に置いても良くMAC PDUの後部に置いても良い。
また、前記でMAC CEは多様な情報を指示することができる。例えば、いくつかのアンテナ設定(FD−MIMO)のための情報を指示するMAC CE、チャンネル測定のためのMAC CE(CSI−RS(Channel State Information−Reference Signal)、SRS(Sounding Reference Signal)、DMRS(DeModulated Reference Signal)などのチャンネル測定と報告を目的でどのくらい間隔に、若しくは何回のチャンネル測定をするか、どんな時間/周波数送信リソースで測定及び報告するかを指示するMAC CE)、端末の移動性を迅速にサポートするためのMAC CE(L2 mobility、すなわち、MAC CEで端末の移動性を指示する用途で使用、端末のセル間のハンドオーバー関連命令を指示するMAC CE)、端末がキャンプオンするか、ランダムアクセスするか、セル測定をする時の必要なビーム関連情報を指示するMAC CE(どんなビームでサービスを受けるか、測定するか、ビームの個数、ビームの時間/周波数リソースなどに対する情報を指示するMAC CE)、端末が用いるTTIを動的に指示するMAC CE(Short TTIを用いるか、一般 TTI(1ms)を用いるか、より長いTTIを用いるかなどを指示するMAC CE)、SR(Scheduling Request)に対する情報を指示するMAC CE(端末にSRをリクエストするdedicated送信リソースを指示するMAC CE)、URLLCサービスをサポートする端末に必要な送信リソース情報/設定情報などを指示するMAC CE などのMAC CE種類を有することができる。
前記MAC SDU部分で一つのMAC SDU(又はRLC PDU若しくはRLC SDU)のsegmentはMAC SDU部分で尾部に位置することができる。前記サブヘッダーには表1で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表1で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で1e−(Format 3−2k)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。例えば、前部のヘッダーは後部のペイ・ロードを指示する情報となる。前記1e−(Format 3−2k)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。L1制御シグナルで、すなわち、PDCCHでTB(Transport Block)サイズを指示するからMAC PDUのサイズを受信側面で予め分かって、受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。さらに、前記で以前アップリンク送信リソースでMAC PDUを送信する時のsegmentationが起きなくて所定のsegmentが残っていない場合、完全なMAC SDUを前部から入れて後部でアップリンク送信リソースより大きいMAC SDUがある場合、segmentationをしてsegmentをMAC SDU part後部に入れて処理することができる。したがって、受信側でRLC一連番号が順に受信することができる。
1e−(Format 3−2l)構造は前記1e−(Format 3−2k)構造と全部同一で、すべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。前記1e−(Format 3−2k)構造では前記説明したように最後のMACサブヘッダーにLフィールドがなくてもL1制御シグナルで、すなわち、PDCCHでTB(Transport Block)サイズを指示すればMAC PDUのサイズを受信側面で予め分かって、受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。しかし、前記のような手続きは端末に毎度MAC PDUを受けるたびに受信すべき手続きである。したがって、端末プロセッシング負担が加重されることができる。したがって、このような端末プロセッシング負担を減らすために最後のMACサブヘッダーにもLフィールドを追加するのが有利することができる。1e−(Format 3−2l)構造は前述したように端末のプロセッシング負担を減らすためにLフィールドを追加することを特徴とする。
図1Fは、本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第1のMAC PDU構造に適合した第1のMACサブヘッダー構造を示す図面である。
図1Fで第1のMACサブヘッダー構造は1f−05のように5ビットLCID(Logical channel Identity)フィールドと11ビットL(Length)フィールドから構成される。前記でLCIDフィールドは互いに異なるRLC装置からのロジカルチャンネルを区分するために用いられ、LフィールドはMAC SDUのサイズを指示する役目をする。前記でLフィールドは11ビットのサイズを有するからMAC SDU(RLC PDU)のサイズは1バイトから2048バイトのサイズを有すれば良い。前記でLフィールドの長さが11ビットである理由は一般的なIPパケットのサイズが1500バイトであるからこれをサポートするために11ビットの長さが必要であるからである(10ビット1024バイトまで指示することができるから1500バイトを指示することができない)。したがって、各ロジカルチャンネルのRLC SDUの最大サイズは2048−RLCヘッダーのサイズとなり、各ロジカルチャンネルのPDCP SDUの最大サイズは2048―RLCヘッダーサイズ−PDCPヘッダーサイズとなる。第1のMACサブヘッダーの11ビットLフィールドがサポートすることができる各RLC PDUの最大サイズは2048バイトとなるから、もしRLC PDUのサイズが2048バイトより大きければRLC階層でsegmentationを行ってRLC PDUを2048バイトより小さいサイズで分割するようになる。例えば、送信リソースが割り当てられる前にRLC PDU(又はIPパケット)のサイズにしたがってsegmentationが先ず行われることができる。前記MACサブヘッダー構造は表1で説明したEフィールドがないことを特徴とすることができる。図1EA、図1EB及び図1ECで説明したMAC PDUの構造ではMACサブヘッダー後に常にMAC SDUがある構造であるからEフィールドが必要ではない。
図1Gは、本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第1のMAC PDU構造に適合した第2のMACサブヘッダー構造を示す図面である。
図1Gで第2のMACサブヘッダー構造は1g−05のように1ビットのR(Reserved)フィールド、4ビットLCID(Logical channel Identity)フィールドと11ビットL(Length)フィールドから構成される。前記でRフィールドは予約されたフィールドで、LCIDフィールドは互いに異なるRLC装置からのロジカルチャンネルを区分するために用いられ、LフィールドはMAC SDUのサイズを指示する役目をする。前記ですべてのMAC CE(control element)は一つのLCIDで指示されることができ、各MAC CEを指示するCE typeフィールドを別にMAC SDUで持つことができる。例えば、LCIDがMAC CEを指示した場合、MAC SDUの頭部の所定のビット(CE type フィールド)を用いてそれぞれ互いに異なるMAC CEを指示することができる。前記所定のビット(CE typeフィールド)が3ビットであれば2^3=8つの互いに異なるMAC CEを指示することができる。前記でLフィールドは11ビットのサイズを有するからMAC SDU(RLC PDU)のサイズは1バイトから2048バイトのサイズを有すれば良い。前記でLフィールドの長さが11ビットである理由は一般的なIPパケットのサイズが1500バイトであるからこれをサポートするために11ビットの長さが必要であるからである(10ビット1024バイトまで指示することができるから1500バイトを指示することができない)。したがって、各ロジカルチャンネルのRLC SDUの最大サイズは2048−RLCヘッダーのサイズとなり、各ロジカルチャンネルのPDCP SDUの最大サイズは2048−RLCヘッダーサイズ−PDCPヘッダーサイズとなる。第2のMACサブヘッダーの11ビットLフィールドがサポートすることができる各RLC PDUの最大サイズは2048バイトとなるから、もしRLC PDUのサイズが2048バイトより大きければRLC階層でsegmentationを行ってRLC PDUを2048バイトより小さいサイズで分割するようになる。例えば、送信リソースが割り当てられる前にRLC PDU(又はIPパケット)のサイズにしたがってsegmentationが先ず行われることができる。前記MACサブヘッダー構造は表1で説明したEフィールドがないことを特徴とすることができる。図1Eで説明したMAC PDUの構造ではMACサブヘッダー後に常にMAC SDUがある構造であるからEフィールドが必要ではない。
前記第2のMACサブヘッダー構造は次世代移動通信システムで多様なMAC CEを持つ場合、有用することができる。例えば、多くの種類のMAC CEが定義される必要がある場合、LCIDで全部マッピングし難いこともある。したがって、MAC CE typeフィールドをMAC CEのpayloadパートで定義して多くのMAC CEの種類を指示することができる。次世代移動通信システムで有用なMAC CEで定義されることができる例は次の通りである。
前記でMAC CEは多様な目的のために定義されることができる。例えば、いくつかのアンテナ設定(FD−MIMO)のための情報を指示するMAC CE、チャンネル測定のためのMAC CE(CSI−RS(Channel State Information−Reference Signal)、SRS(Sounding Reference Signal)、DMRS(DeModulated Reference Signal)などのチャンネル測定と報告を目的でどのくらい間隔に、若しくは何回のチャンネル測定をするか、どんな時間/周波数送信リソースで測定及び報告するかを指示するMAC CE)、端末の移動性を迅速にサポートするためのMAC CE(L2 mobility、すなわち、MAC CEで端末の移動性を指示する用途で使用、端末のセル間のハンドオーバー関連命令を指示するMAC CE)、端末がキャンプオンするか、ランダムアクセスするか、セル測定をする時の必要なビーム関連情報を指示するMAC CE(どんなビームでサービスを受けるか、測定するか、ビームの個数、ビームの時間/周波数リソースなどに対する情報を指示するMAC CE)、端末が用いるTTIを動的に指示するMAC CE(Short TTIを用いるか、一般のTTI(1ms)を用いるか、より長いTTIを用いるかなどを指示するMAC CE)、SR(Scheduling Request)に対する情報を指示するMAC CE(端末にSRをリクエストするdedicated送信リソースを指示するMAC CE)、UR LLCサービスをサポートする端末に必要な送信リソース情報/設定情報などを指示するMAC CE などのMAC CE種類を有することができる。
図1Hは、本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第1のMAC PDU構造に適合した第3のMACサブヘッダー構造を示す図面である。
図1Hで第3のMACサブヘッダー構造は1h−05と1h−10のように2個のMACサブヘッダーの構造を持つことができる。1h−05は第3−1のMACサブヘッダー構造として1ビットのR(Reserved)フィールド、5ビットLCID(Logical channel Identity)フィールドと10ビットL(Length)フィールドから構成される。前記でRフィールドは予約されたフィールドで、LCIDフィールドは互いに異なるRLC装置からのロジカルチャンネルを区分するために用いられ、LフィールドはMAC SDUのサイズを指示する役目をする。前記のように今後の未来に用いられる予約ビット(Rフィールド)を割り当てる構造では自然にLフィールドが10ビットを持つようになる。何故ならば、MACサブヘッダー構造はバイト整列(byte−aligned)された構造からなる。すなわち、バイト単位でサブヘッダーが構成されなければならないから1ビットのRフィールド、及び5ビットのLCIDフィールドを除くと、自然に10ビットのLフィールド長さを有するようになる。前記MACサブヘッダー構造は表1で説明したEフィールドがないことを特徴とすることができる。図1EA、1EB、1ECで説明したMAC PDUの構造ではMACサブヘッダー後に常にMAC SDUがある構造であるからEフィールドが必要ではない。
1h−10は第3−2のMACサブヘッダー構造として1ビットのR(Reserved)フィールド、5ビットLCID(Logical channel Identity)フィールドと18ビット L(Length)フィールドから構成される。前記のように今後の未来に用いられる予約ビット(R フィールド)を割り当てる構造では自然にLフィールドが10ビット又は18ビットを持つようになる。何故ならば、MACサブヘッダー構造はバイト整列(byte−aligned)された構造からなる。
すなわち、バイト単位でサブヘッダーが構成されなければならないから1ビットのRフィールド、及び5ビットのLCIDフィールドを除くと、自然に10ビットのLフィールド長さを有するようになる。そして、より長いLフィールドを定義しようとする時には自然に18ビットのLフィールドを持つようになる。前記でより長いLフィールドの必要な理由は1500バイトサイズの一般的なIPパケット外に9000バイトのサイズを有するJumbo IPパケットや36000/64000バイトの非常に大きいサイズを有するSuper jumbo IPパケットをサポートするためには18ビット長のように長い長さを有するLフィールドが必要である。前記MACサブヘッダー構造は表1で説明したEフィールドがないことを特徴とすることができる。図1EA、1EB、1ECで説明したMAC PDUの構造ではMACサブヘッダー後に常にMAC SDUがある構造であるからEフィールドが必要ではない。
第3のMACサブヘッダー構造はMAC SDU(RLC PDU)のサイズによって第3−1のMACサブヘッダー構造を適用するか第3−2のMACサブヘッダー構造を適用することができる。第3−1のMACサブヘッダー構造は10ビットのLフィールドを用いるから1バイトから1024バイトまでのサイズを指示することができ、第 3−2のMACサブヘッダー構造は18ビットは1バイトから262144バイトまでのサイズを指示することができる。
前記第3のMACサブヘッダー構造で第3−1又は第3−2MACサブヘッダー構造のうちのいずれかのMACサブヘッダーを使用したかはLCID別で予め約束されて決定されることができる。若しくはMAC PDUのサイズ別で決定されることができる(物理階層で制御シグナルで送信ブロック(Transport block)のサイズを指示するからこれを介してMAC PDUのサイズが分かる。)。若しくはMAC SDUで1ビット(in−band field)を定義して第3−1又は第3−2MACサブヘッダー構造を指示することができる。若しくはMACサブヘッダーのRフィールドを新たに定義して第3−1又は第3−2MACサブヘッダー構造を指示するのに用いることができる。第1と第2のMACサブヘッダー構造と異なり第3のMACサブヘッダー構造は262144バイトまでのサイズをサポートすることができるから送信リソースが割り当てられる前にRLC階層でsegmentationを先ず行われないこともある。
図1Iは、本開示の実施形態による第1及び2のMACサブヘッダー適用方法に関する端末動作を示す図面である。
図1Iで端末(1i−01)は1i−05段階で第1条件を満足すると、1i−10段階へ進行してRLC階層がsegmentationを行って各segmentをMAC階層へ伝達して各segmentのMACサブヘッダーを生成する。もし、1i−05段階で第1条件を満足しなければ1i−15段階へ進行して当該RLC PDUをMAC階層へ伝達してMACサブヘッダーを生成する。前記で第1条件はRLC PDU(又はRLC SDU)のサイズが所定のサイズより大きいという条件であれば良い。例えば、RLC PDUのサイズが2048バイトより大きいサイズを有するのか確認する条件であれば良い。
図1Jは、本開示の実施形態による端末の構造を示すブロック図である。
前記図面を参考すれば、前記端末はRF(Radio Frequency)処理部1j−10、基底帯域(baseband)処理部1j−20、記憶部1j−30、制御部1j−40を含む。
前記RF処理部1j−10は信号の帯域変換、増幅などの無線チャンネルを介して信号を送受信するための機能を行う。例えば、前記RF処理部1j−10は前記基底帯域処理部1j−20から提供される基底帯域信号をRF帯域信号でアップ変換した後にアンテナを介して送信し、前記アンテナを介して受信されるRF帯域信号を基底帯域信号でダウン変換する。例えば、前記RF処理部1j−10は送信フィルター、受信フィルター、増幅器、ミキサー(mixer)、オシレーター(oscillator)、DAC(digital to analog convertor)、ADC(analog to digital convertor)などを含むことができる。前記図面で、一つのアンテナだけが図示されたが、前記端末は多数のアンテナを備えることができる。さらに、前記RF処理部1j−10は多数のRFチェーンを含むことができる。ひいては、前記RF処理部1j−10はビームフォーミング(beamforming)を行うことができる。前記ビームフォーミングのために、前記RF処理部1j−10は多数のアンテナ又はアンテナ要素(element)を介して送受信される信号それぞれの位相及びサイズを調節することができる。また、前記RF処理部はMIMOを行うことができ、MIMO動作実行時のいくつかのレイヤーを受信することができる。前記RF処理部1j−10は制御部の制御によって多数のアンテナ又はアンテナ要素を適切に設定して受信ビームスイーピングを行うか、受信ビームが送信ビームと共助されるように受信ビームの方向とビーム幅を調整することができる。
前記基底帯域処理部1j−20はシステムの物理階層規格によって基底帯域信号及びビット列間の変換機能を行う。例えば、データ送信時、前記基底帯域処理部1j−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部1j−20は前記RF処理部1j−10から提供される基底帯域信号を復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。例えば、OFDM(orthogonal frequency division multiplexing)方式に従う場合、データ送信時、前記基底帯域処理部1j−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成し、前記複素シンボルをサブキャリアにマッピングした後、IFFT(inverse fast Fourier transform)演算及びCP(cyclic prefix)挿入を介してOFDM シンボルを構成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部1j−20は前記RF処理部1j−10から提供される基底帯域信号をOFDMシンボル単位で分割し、FFT(fast Fourier transform)演算を介してサブキャリアにマッピングされた信号を復元した後、復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。
前記基底帯域処理部1j−20及び前記RF処理部1j−10は上述したように信号を送信及び受信する。これによって、前記基底帯域処理部1j−20及び前記RF処理部1j−10は送信部、受信部、送受信部又は通信部と指称されることができる。ひいては、前記基底帯域処理部1j−20及び前記RF処理部1j−10のうちの少なくとも一つは互いに異なる多数の無線接続技術をサポートするために多数の通信モジュールを含むことができる。さらに、前記基底帯域処理部1j−20及び前記RF処理部1j−10のうちの少なくとも一つは互いに異なる周波数帯域の信号を処理するために互いに異なる通信モジュールを含むことができる。例えば、前記互いに異なる無線接続技術はLTE網、NR網などを含むことができる。さらに、前記互いに異なる周波数帯域は超高周波(SHF:super high frequency)(例えば、2.5GHz、5Ghz)帯域、mm波(millimeter wave)(例えば、60GHz)帯域を含むことができる。
前記記憶部1j−30は前記端末の動作のための基本プログラム、アプリケーション、設定情報などのデータを記憶する。前記記憶部1j−30は前記制御部1j−40のリクエストによって記憶されたデータを提供する。
前記制御部1j−40は多重接続処理部1j−42を含み、前記端末の全般的な動作を制御する。例えば、前記制御部1j−40は前記基底帯域処理部1j−20及び前記RF処理部1j−10を介して信号を送受信する。また、前記制御部1j−40は前記記憶部1j−40にデータを記録し、読む。このために、前記制御部1j−40は少なくとも一つのプロセッサ(processor)を含むことができる。例えば、前記制御部1j−40は通信のための制御を行うCP(communication processor)及び応用プログラムなどの上位階層を制御するAP(application processor)を含むことができる。
図1Kは、本発明の実施形態による無線通信システムでTRPのブロック構成を示す。
前記図面に示されたように、前記基地局はRF処理部1k−10、基底帯域処理部1k−20、通信部1k−30、記憶部1k−40、制御部1k−50を含んで構成される。
前記RF処理部1k−10は信号の帯域変換、増幅などの無線チャンネルを介して信号を送受信するための機能を行う。例えば、前記RF処理部1k−10は前記基底帯域処理部1k−20から提供される基底帯域信号をRF帯域信号にアップ変換した後にアンテナを介して送信し、前記アンテナを介して受信されるRF帯域信号を基底帯域信号にダウン変換する。例えば、前記RF処理部1k−10は送信フィルター、受信フィルター、増幅器、ミキサー、オシレーター、DAC、ADCなどを含むことができる。前記図面で、一つのアンテナだけが図示されたが、前記第1接続ノードは多数のアンテナを備えることができる。さらに、前記RF処理部1k−10は多数のRFチェーンを含むことができる。ひいては、前記RF処理部1k−10はビームフォーミングを行うことができる。前記ビームフォーミングのために、前記RF処理部1k−10は多数のアンテナ又はアンテナ要素を介して送受信される信号それぞれの位相及びサイズを調節することができる。前記RF処理部は一つ以上のレイヤーを送信することによって下向きのMIMO動作を行うことができる。
前記基底帯域処理部1k−20は第1無線接続技術の物理階層規格によって基底帯域信号及びビット列間の変換機能を行う。例えば、データ送信時、前記基底帯域処理部1k−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部1k−20は前記RF処理部1k−10から提供される基底帯域信号を復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。例えば、OFDM方式に従う場合、データ送信時、前記基底帯域処理部1k−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成し、前記複素シンボルをサブキャリアにマッピングした後、IFFT演算及びCP挿入を介してOFDMシンボルを構成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部1k−20は前記RF処理部1k−10から提供される基底帯域信号をOFDMシンボル単位で分割し、FFT演算を介してサブキャリアにマッピングされた信号を復元した後、復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。前記基底帯域処理部1k−20及び前記RF処理部1k−10は上述したように信号を送信及び受信する。これにより、前記基底帯域処理部1k−20及び前記RF処理部1k−10は送信部、受信部、送受信部、通信部又は無線通信部と指称されることができる。
前記通信部1k−30はネットワーク内の他のノードと通信を行うためのインターフェースを提供する。
前記記憶部1k−40は前記主基地局の動作のための基本プログラム、アプリケーション、設定情報などのデータを記憶する。特に、前記記憶部1k−40は接続された端末に割り当てられたベアラーに対する情報、接続された端末から報告された測定結果などを記憶することができる。また、前記記憶部1k−40は端末に多重接続を提供するか、中断するか否かの判断基準となる情報を記憶することができる。そして、前記記憶部1k−40は前記制御部1k−50のリクエストによって記憶されたデータを提供する。
前記制御部1k−50は多重接続処理部1k−52を含み、前記主基地局の全般的な動作を制御する。例えば、前記制御部1k−50は前記基底帯域処理部1k−20及び前記RF処理部1k−10を介して又は前記通信部1k−30を介して信号を送受信する。また、前記制御部1k−50は前記記憶部1k−40にデータを記録し、読む。このために、前記制御部1k−50は少なくとも一つのプロセッサを含むことができる。
図1Lは、本開示の実施形態による端末の詳細装置を示す説明した図面である。
図1Lで端末はロジカルチャンネル別でPDCP装置1l−05とRLC装置1l−10を持つことができる。上位階層又は装置からIPパケットがPDCP装置に入ると、PDCP装置はIPパケットのヘッダーを圧縮して暗号化した後にPDCヘッダーを付け、RLC装置でPDCP PDUを伝達する。前記でPDCP装置はいくつかのIPパケットを同時に処理して並列的にいくつかのPDCP PDUをRLC装置に伝達することができる。本発明でRLC装置は端末がアップリンク送信リソース(UL grant)を割り当てられなくても予めPDCP PDUを処理してMAC装置で伝達することができる(pre−processing)。前記でRLC装置のRLC制御部1l−12はPDCP PDUのサイズを判断してMAC装置でサポートするLフィールドの長さでサポートが不可能な場合、RLC分解及び組立部(segmentation/reassembly)に指示して分解(segmentation)を行うことができる。例えば、MAC装置でLフィールドが11ビットをサポートする場合、2048バイトまでサイズを指示することができるので、RLCヘッダーとRLC SDU(PDCP PDU)のサイズが4000バイトであればRLC制御部1l−12がRLC分解及び組立部1l−14に指示して分解を行い、2048バイトを持つRLC PDUと4000バイトから2048バイトを差し引いた残りのバイトに対してRLC PDUを作ってMAC装置へ伝達することができる。前記でRLC装置はいくつかのPDCP PDUを同時に処理して並列的にいくつかのRLC PDUをMAC装置へ伝達することができる。MAC装置1l−20は前記互いに異なるロジカルチャンネルのRLC装置からRLC PDUを受信すればMAC装置のMAC制御部1l−25は多重化装置(multiplexing、1l−30)若しくはその他の装置1l−40に指示してロジカルチャンネル別でMACサブヘッダーとMAC SDUを予め構成してバッファー1l−45に記憶しておくことができる(pre−processing)。前記で各ロジカルチャンネル別で予め構成することができるMACサブヘッダーとMAC SDUのサイズは最大送信可能な送信ブロック(maximum TB(Transport Block))のサイズほどであれば良い。前記でMAC装置はデータを送信するために基地局にスケジューリングをリクエストしてBSR(Buffer Status Report)を送信してアップリンク送信リソースが割り当てられることができる。前記で端末のMAC装置がアップリンク送信リソースを受信すれば、そのサイズを確認し、MAC制御部1l−25がLCP(Logical channel prioritization)装置1l−35に指示してLCP手続きを行い、各ロジカルチャンネル別で送信リソースを割り当てることができる。すると、MAC制御部1l−25は多重化装置1l−25に指示して前記で各ロジカルチャンネル別で予め構成しておいたMACサブヘッダーとMAC SDUをロジカルチャンネル別で割り当てられた送信リソースのサイズにあうように順に多重化することができる。もし、どんなロジカルチャンネルに割り当てられた送信リソースより予め構成しておいたMACサブヘッダーとMAC SDUのサイズがより大きければ、MAC制御部1l−25は当該RLC PDUに対してRLC制御部1l−12分解をリクエストすることができる。すると、RLC制御部1l−12はRLC分解及び組立部1l−14に当該RLC PDUの分解(segmentation)をリクエストして分解されて(segment)新たに構成されたRLC PDUをMAC装置に伝達し、MAC装置はさらにMACサブヘッダーを構成して前記各ロジカルチャンネルの送信リソースに当たるようにMACサブヘッダーとMAC SDUを構成してMAC PDUの構成を完了することができる。MAC装置はMAC PDUの前部から先ず構成されたMACサブヘッダーとMAC SDUの場合、先ずPHY装置1l−50に送信してPHY装置のプロセッシングを先ず行うようにできる。受信端ではMAC装置1l−20でMAC PDUの前部から先ず処理したMACサブヘッダーとMAC SDUの場合、先ずRLC装置1l−10に送信してRLC装置のプロセッシングを先ず行うようにできる。前記でMAC装置は並列的にいくつかのMACサブヘッダーとMAC SDUを同時に処理して並列的にいくつかを同時にPHY装置又はRLC装置へ伝達することができる。
図1MA及び図1MBは、本開示の実施形態による端末が送信リソースが割り当てられる前に予めMACサブヘッダーとMAC SDUを構成し、アップリンク送信リソースが割り当てられると、予め生成されたMACサブヘッダーとMAC SDUでMAC PDUを構成すると共にMAC CEを生成してMAC PDUを構成し、MAC CEをMAC PDUの最後に位置させる過程を時間順序で示す図面である。
図1MA及び図1MBで端末はロジカルチャンネル別1m−05、1m−10で上位階層又は装置からIPパケットがPDCP装置に入ると、PDCP装置はIPパケットのヘッダーを圧縮して暗号化した後にPDCPヘッダーを付け、RLC装置でPDCP PDUを伝達する。前記でPDCP装置はいくつかのIPパケットを同時に処理して並列的にいくつかのPDCP PDUをRLC装置へ伝達することができる。本発明でRLC装置は端末がアップリンク送信リソース(UL grant)が割り当てられなくても予めPDCP PDUを処理してMAC装置へ伝達することができる(pre−processing)。例えば、直ちにRLC PDUを作ってMAC装置へ伝達することができる(Time0)。前記でRLC装置はいくつかのPDCP PDUを同時に処理して並列的にいくつかのRLC PDUをMAC装置に伝達することができる。MAC装置は前記互いに異なるロジカルチャンネルのRLC装置からRLC PDUを受信すれば(Time 0)ロジカルチャンネル別でMACサブヘッダーとMAC SDUを予め構成してバッファーに記憶しておくことができる(pre−processing、1m−15、1m−20)。MAC装置はデータを送信するために基地局にスケジューリングをリクエストしてBSR(Buffer Status Report)を送信してアップリンク送信リソースが割り当てられることができる(Time1)。前記で端末のMAC装置がアップリンク送信リソースを受信すれば、そのサイズを確認し、LCP(Logical channel prioritization)手続きを行い、各ロジカルチャンネル別で送信リソースを割り当てることができる(1m−25、1m−30、Time2)。すると、MAC装置は前記で各ロジカルチャンネル別で予め構成しておいたMACサブヘッダーとMAC SDUをロジカルチャンネル別で割り当てられた送信リソースのサイズにあうように順に多重化することができる(1m−35、40)。もし、どんなロジカルチャンネルに割り当てられた送信リソースより予め構成しておいたMACサブヘッダーとMAC SDUのサイズがより大きければ、MAC装置は当該RLC PDUに対してRLC装置に分解をリクエストすることができる。すると、RLC装置は当該RLC PDUを分解(segmentation)して新たに構成したRLC PDUをMAC装置へ伝達し、MAC装置はさらにMACサブヘッダーを構成して前記各ロジカルチャンネルの送信リソースに当たるようにMACサブヘッダーとMAC SDUを構成してMAC PDUの構成を完了することができる(1m−35、1m−40、1m−50)。もし、MAC CEを生成しなければならない所定の理由が生じれば(例えば、BSR又はPHR若しくはRRC階層の指示でまた他のMAC CEを送信しなければならない場合)MAC装置はMACサブヘッダーとMAC SDUでMAC PDUを構成しながら(1m−35、1m−40)MAC CEを同時に並列的に生成してプロセッシング時間を減らすことができる(1m−45)。そして、Time3時点に準備が完了されると、MACサブヘッダーとMAC SDUを順に多重化して最後にMAC CEを入れてMAC PDUを完成することができる(1m−50)。
図1NA及び図1NBは、本開示の実施形態による端末が送信リソースが割り当てられる前に予めMACサブヘッダーとMAC SDUを構成し、アップリンク送信リソースが割り当てられると、予め生成されたMACサブヘッダーとMAC SDUでMAC PDUを構成すると共にMAC CEを生成してMAC PDUを構成し、MAC CEをMAC PDUの頭部に位置させる過程を時間順序で示す図面である。
図1NA及び図1NBで端末はロジカルチャンネル別(1n−05、1n−10)で上位階層又は装置からIPパケットがPDCP装置に入ると、PDCP装置はIPパケットのヘッダーを圧縮して暗号化した後にPDCPヘッダーを付け、RLC装置でPDCP PDUを伝達する。前記でPDCP装置はいくつかのIPパケットを同時に処理して並列的にいくつかのPDCP PDUをRLC装置に伝達することができる。本発明でRLC装置は端末がアップリンク送信リソース(UL grant)が割り当てられなくても予めPDCP PDUを処理してMAC装置へ伝達することができる(pre−processing)。例えば、直ちにRLC PDUを作ってMAC装置へ伝達することができる(Time0)。前記でRLC装置はいくつかのPDCP PDUを同時に処理して並列的にいくつかのRLC PDUをMAC装置に伝達することができる。MAC装置は前記互いに異なるロジカルチャンネルのRLC装置からRLC PDUを受信すれば(Time0)ロジカルチャンネル別でMACサブヘッダーとMAC SDUを予め構成してバッファーに記憶しておくことができる(pre−processing、1n−15、1n−20)。MAC装置はデータを送信するために基地局にスケジューリングをリクエストしてBSR(Buffer Status Report)を送信してアップリンク送信リソースが割り当てられることができる(Time1)。前記で端末のMAC装置がアップリンク送信リソースを受信すれば、そのサイズを確認し、LCP(Logical channel prioritization)手続きを行い、各ロジカルチャンネル別で送信リソースを割り当てることができる(1n−25、1n−30、Time2)。すると、MAC装置は前記で各ロジカルチャンネル別で予め構成しておいたMACサブヘッダーとMAC SDUをロジカルチャンネル別で割り当てられた送信リソースのサイズにあうように順に多重化することができる(1n−35、40)。もし、どんなロジカルチャンネルに割り当てられた送信リソースより予め構成しておいたMACサブヘッダーとMAC SDUのサイズがより大きければ、MAC装置は当該RLC PDUに対してRLC装置に分解をリクエストすることができる。すると、RLC装置は当該RLC PDUを分解(segmentation)して新たに構成したRLC PDUをMAC装置に伝達し、MAC装置はさらにMACサブヘッダーを構成して前記各ロジカルチャンネルの送信リソースに当たるようにMACサブヘッダーとMAC SDUを構成してMAC PDUの構成を完了することができる(1n−35、1n−40、1n−50)。もし、MAC CEを生成しなければならない所定の理由が生じれば(例えば、BSR又はPHR若しくはRRC階層の指示でまた他のMAC CEを送信しなければならない場合)MAC装置はMACサブヘッダーとMAC SDUでMAC PDUを構成しながら(1n−35、1n−40)MAC CEを同時に並列的に生成してプロセッシング時間を減らすことができる(1n−45)。そして、Time3時点に準備が完了されると、頭部にMAC CEを入れて基地局がMAC CEから確認してスケジューリング情報を迅速に獲得して端末のスケジューリング情報を迅速に獲得するようにし、その後にMACサブヘッダーとMAC SDUを順に多重化してMAC PDUを完成することができる(1n−50)。
図1OA及び図1OBは、本開示の実施形態による端末が送信リソースが割り当てられる前に予めMACサブヘッダーとMAC SDUを構成し、アップリンク送信リソースが割り当てられると、予め生成されたMACサブヘッダーとMAC SDUでMAC PDUを構成すると共にMAC CEを生成してMAC PDUを構成し、MAC CEをMAC PDUの頭部に位置させる過程を時間順序で示したまた他の図面である。
図1OA及び図1OBは、前記図1NA及び図1NBと同様な手続きを行うことができる。しかし、MACサブヘッダーとMAC SDUがMAC CEを生成するより先ずに用意ができた場合、1o−50のように頭部にMAC CEを構成する所を残して(具現的にMAC CEで前部を満たすメモリーを事前に予約して)その後から用意したMACサブヘッダーとMAC SDUでMAC PDUの構成を開始することができる。そして、MAC CEが生成完了されると、前記で残した、若しくは予約したMAC PDUの頭部にMAC CEを位置させることができる。
<第2実施形態>
図2Aは、本開示の実施形態によるLTEシステムの構造を示す図面である。
図2Aを参照すれば、示されたようにLTEシステムの無線アクセスネットワークは次世代基地局(Evolved Node B、以下、ENB、Node B又は基地局)2a−05、2a−10、2a−15、2a−20とMME(Mobility Management Entity)2a−25、及びS−GW(Serving−Gateway)2a−30から構成される。ユーザ端末(User Equipment、以下、UE又は端末)2a−35はENB2a−05〜2a−20及びS−GW2a−30を介して外部ネットワークに接続する。
図2AでENB2a−05〜2a−20はUMTSシステムの既存のノードBに対応される。ENBはUE2a−35と無線チャンネルで接続されて既存のノードBより複雑な役目を行う。LTEシステムではインターネットプロトコルを通じるVoIP(Voice over IP)のようなリアルタイムサービスを含めたすべてのユーザトラフィックが共用チャンネル(shared channel)を介してサービスされるので、UEのバッファー状態、使用可能送信電力状態、チャンネル状態などの状態情報を集めてスケジューリングをする装置が必要であり、これをENB2a−05〜2a−20が担当する。一つのENBは通常、多数のセルを制御する。例えば、100Mbpsの送信速度を具現するためにLTEシステムは例えば、20MHz帯域幅で直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、以下、OFDMという)を無線接続技術として用いる。さらに、端末のチャンネル状態に合わせて変調方式(modulation scheme)とチャンネルコーディング率(channel coding rate)を決定する適応変調コーディング(Adaptive Modulation & Coding、以下、AMCという)方式を適用する。S−GW2a−30はデータベアラーを提供する装置であり、MME2a−25の制御にしたがってデータベアラーを生成するか除去する。MMEは端末に対する移動性管理機能はもちろん各種制御機能を担当する装置で多数の基地局と接続される。
図2Bは、本開示の実施形態によるLTEシステムで無線プロトコル構造を示す図面である。
図2Bを参照すれば、LTEシステムの無線プロトコルは端末とENBでそれぞれPDCP(Packet Data Convergence Protocol 2b−05、2b−40)、RLC(Radio Link Control 2b−10、2b−35)、MAC(Medium Access Control 2b−15、2b−30)からなる。PDCP(Packet Data Convergence Protocol)2b−05、2b−40はIPヘッダー圧縮/復元などの動作を担当する。PDCPの主要機能は下記のように要約される。
−ヘッダー圧縮及び圧縮解除機能(Header compression and decompression:ROHC only)
−ユーザデータ送信機能(Transfer of user data)
−順次伝達機能(In−sequence delivery of upper layer PDUs at PDCP re−establishment procedure for RLC AM)
−順序再整列機能(For split bearers in DC(only support for RLC AM):PDCP PDU routing for transmission and PDCP PDU reordering for reception)
−重複探知機能(Duplicate detection of lower layer SDUs at PDCP re−establishment procedure for RLC AM)
−再送信機能(Retransmission of PDCP SDUs at handover and、for split bearers in DC、of PDCP PDUs at PDCP data−recovery procedure、for RLC AM)
−暗号化及び復号化機能(Ciphering and deciphering)
−タイマー基盤SDU削除機能(Timer−based SDU discard in uplink。)
無線リンク制御(Radio Link Control、以下、RLCという)2b−10、2b−35はPDCP PDU(Packet Data Unit)を適切なサイズに再構成してARQ動作などを行う。RLCの主要機能は下記のように要約される。
−データ送信機能(Transfer of upper layer PDUs)
−ARQ機能(Error Correction through ARQ(only for AM data transfer))
−連結、分割、再組立て機能(Concatenation、segmentation and reassembly of RLC SDUs(only for UM and AM data transfer))
−再分割機能(Re−segmentation of RLC data PDUs(only for AM data transfer))
−順序再整列機能(Reordering of RLC data PDUs(only for UM and AM data transfer)
−重複探知機能(Duplicate detection(only for UM and AM data transfer))
−エラー探知機能(Protocol error detection(only for AM data transfer))
−RLC SDU 削除機能(RLC SDU discard(only for UM and AM data transfer))
−RLC再確立機能(RLC re−establishment)
MAC2b−15、2b−30は一つの端末に構成された多くのRLC階層装置と接続され、RLC PDUをMAC PDUに多重化してMAC PDUからRLC PDUを逆多重化する動作を行う。MACの主要機能は下記のように要約される。
−マッピング機能(Mapping between logical channels and transport channels)
−多重化及び逆多重化機能(Multiplexing/demultiplexing of MAC SDUs belonging to one or different logical channels into/from transport blocks(TB)delivered to/from the physical layer on transport channels)
−スケジューリング情報報告機能(Scheduling information reporting)
−HARQ機能(Error correction through HARQ)
−ロジカルチャンネル間の優先順位調節機能(Priority handling between logical channels of one UE)
−端末間の優先順位調節機能(Priority handling between UEs by means of dynamic scheduling)
−MBMSサービス確認機能(MBMS service identification)
−送信フォーマット選択機能(Transport format selection)
−パディング機能(Padding)
物理階層2b−20、2b−25は上位階層データをチャンネルコーディング及び変調し、OFDMシンボルで作って無線チャンネルで送信するか、無線チャンネルを介して受信したOFDMシンボルを復調してチャンネルデコーディングして上位階層へ伝達する動作をする。
図2Cは、本開示の実施形態による次世代移動通信システムの構造を示す図面である。
図2Cを参照すれば、示されたように次世代移動通信システム(以下、NR又は5G)の無線アクセスネットワークは次世代基地局(New Radio Node B、以下、NR gNB又はNR基地局)2c−10とNR CN(2c−05、New Radio Core Network)から構成される。ユーザ端末(New Radio User Equipment、以下、NR UE又は端末)2c−15はNR gNB2c−10及びNR CN2c−05を介して外部ネットワークに接続する。
図2CでNR gNB2c−10は既存のLTEシステムのeNB(Evolved Node B)に対応される。NR gNBは NR UE2c−15と無線チャンネルで接続されて既存のノードBより非常に優れたサービスが提供されることができる。次世代移動通信システムではすべてのユーザトラフィックが共用チャンネル(shared channel)を介してサービスされるので、UEのバッファー状態、使用可能送信電力状態、チャンネル状態などの状態情報を集めてスケジューリングをする装置が必要であり、これをNR NB2c−10が担当する。一つのNR gNBは通常、多数のセルを制御する。現在、LTE対比超高速データ送信を具現するために既存最大帯域幅以上を持つことができ、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、以下、OFDMという)を無線接続技術として追加的にビームフォーミング技術が適用されることができる。さらに、端末のチャンネル状態に合わせて変調方式(modulation scheme)とチャンネルコーディング率(channel coding rate)を決定する適応変調コーディング(Adaptive Modulation & Coding、以下、AMCという)方式を適用する。NR CN2c−05は移動性サポート、ベアラー設定、QoS設定などの機能を行う。NR CNは端末に対する移動性管理機能はもちろん各種制御機能を担当する装置として多数の基地局と接続される。また、次世代移動通信システムは既存のLTEシステムとも連動されることができ、NR CNがMME2c−25とネットワークインターフェースを介して接続される。MMEは既存の基地局であるeNB2c−30と接続される。
図2Dは、本開示の実施形態による提案する次世代移動通信システムの無線プロトコル構造を示す図面である。
図2Dを参照すれば、次世代移動通信システムの無線プロトコルは端末とNR基地局でそれぞれNR PDCP2d−05、2d−40、NR RLC2d−10、2d−35、NR MAC2d−15、2d−30からなる。NR PDCP2d−05、2d−40の主要機能は次の機能のうちの一部を含むことができる。
−ヘッダー圧縮及び圧縮解除機能(Header compression and decompression:ROHC only)
−ユーザデータ送信機能(Transfer of user data)
−順次伝達機能(In−sequence delivery of upper layer PDUs)
−順序再整列機能(PDCP PDU reordering for reception)
−重複探知機能(Duplicate detection of lower layer SDUs
−再送信機能(Retransmission of PDCP SDUs)
−暗号化及び復号化機能(Ciphering and deciphering)
−タイマー基盤SDU削除機能(Timer−based SDU discard in uplink。)
前記でNR PDCP装置の順序再整列機能(reordering)は下位階層で受信したPDCP PDUをPDCP SN(sequence number)に基づいて順に再整列する機能をいい、再整列された順にデータを上位階層に伝達する機能を含むことができ、手順を再整列して遺失されたPDCP PDUを記録する機能を含むことができ、遺失されたPDCP PDUに対する状態報告を送信側にする機能を含むことができ、遺失されたPDCP PDUに対する再送信をリクエストする機能を含むことができる。
NR RLC2d−10、2d−35の主要機能は次の機能のうちの一部を含むことができる。
−データ送信機能(Transfer of upper layer PDUs)
−順次伝達機能(In−sequence delivery of upper layer PDUs)
−非順次伝達機能(Out−of−sequence delivery of upper layer PDUs)
−ARQ機能(Error Correction through ARQ)
−連結、分割、再組立て機能(Concatenation、segmentation and reassembly of RLC SDUs)
−再分割機能(Re−segmentation of RLC data PDUs)
−順序再整列機能(Reordering of RLC data PDUs)
−重複探知機能(Duplicate detection)
−エラー探知機能(Protocol error detection)
−RLC SDU削除機能(RLC SDU discard)
−RLC再確立機能(RLC re−establishment)
前記でNR RLC装置の順次伝達機能(In−sequence delivery)は下位階層から受信したRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能をいい、オリジナルの一つのRLC SDUがいくつかのRLC SDUに分割されて受信された場合、これを再組立して伝達する機能を含むことができ、受信したRLC PDUをRLC SN(sequence number)若しくはPDCP SN(sequence number)を基準に再整列する機能を含むことができ、手順を再整列して遺失されたRLC PDUを記録する機能を含むことができ、遺失されたRLC PDUに対する状態報告を送信側にする機能を含むことができ、遺失されたRLC PDUに対する再送信をリクエストする機能を含むことができ、遺失されたRLC SDUがある場合、遺失されたRLC SDU以前までのRLC SDUのみを順に上位階層に伝達する機能を含むことができ、若しくは遺失されたRLC SDUがあっても所定のタイマーが満了されると、タイマーが開始する前に受信されたすべてのRLC SDUを順に上位階層へ伝達する機能を含むことができ、若しくは遺失されたRLC SDUがあっても所定のタイマーが満了されると、現在まで受信されたすべてのRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能を含むことができる。前記でNR RLC装置の非順次伝達機能(Out−of−sequence delivery)は下位階層から受信したRLC SDUを手順と関係なく直ちに上位階層へ伝達する機能をいい、オリジナルの一つのRLC SDUがいくつかのRLC SDUに分割されて受信された場合、これを再組立して伝達する機能を含むことができ、受信したRLC PDUのRLC SN又はPDCP SNを記憶して手順を整列して遺失されたRLC PDUを記録する機能を含むことができる。
NR MAC2d−15、2d−30は一つの端末に構成された多くのNR RLC階層装置と接続されることができ、NR MACの主要機能は次の機能のうちの一部を含むことができる。
−マッピング機能(Mapping between logical channels and transport channels)
−多重化及び逆多重化機能(Multiplexing/demultiplexing of MAC SDUs)
−スケジューリング情報報告機能(Scheduling information reporting)
−HARQ機能(Error correction through HARQ)
−ロジカルチャンネル間の優先順位調節機能(Priority handling between logical channels of one UE)
−端末間の優先順位調節機能(Priority handling between UEs by means of dynamic scheduling)
−MBMSサービス確認機能(MBMS service identification)
−送信フォーマット選択機能(Transport format selection)
−パディング機能(Padding)
NR PHY階層(2d−20、2d−25)は上位階層データをチャンネルコーディング及び変調し、OFDM シンボルで作って無線チャンネルで送信するか、無線チャンネルを介して受信したOFDM シンボルを復調してチャンネルデコーディングして上位階層へ伝達する動作を行うことができる。
図2EA及び図2EBは、本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第1のMAC PDU構造を示す図面である。
一方、以下で説明する端末又は基地局のMAC PDU構成及び送信に対する実施形態は、送信端と受信端間の動作に解釈されることができる。換言すれば、送信端である端末がアップリンクMAC PDUを構成して受信端である基地局で送信する過程は、反対に送信端である基地局がダウンリンクMAC PDUを構成して受信端である端末で送信する過程にも適用されることができる。
図2EA及び図2EBを参照すれば、MAC送信側はRLC階層からRLC PDU(又はMAC SDU)が伝達されると、前記RLC PDU(又はMAC SDU)が生成されたRLCエンティティーの識別子(Logical Cahnnel Identity、以下、LCIDという)と前記RLC PDUのサイズ(Length、以下、L−フィールドという)をMACヘッダーに挿入する。前記LCIDとL−フィールドはRLC PDU当たり一つずつ挿入されるので、MAC PDUに多数のRLC PDUが多重化されると、LCIDとL−フィールドもRLC PDUの数ほど挿入されることができる。
通常的にMACヘッダーの情報はMAC PDUの前部に位置するので、前記LCIDとL−フィールドはヘッダー内での順にRLC PDU(又はMAC SDU)とマッチングされる。換言すれば、MACサブヘッダー 1はMAC SDU 1に対する情報、MACサブヘッダー2はMAC SDU 2に対する情報を示す。
物理階層の動作のために前記MAC PDUの全体サイズは別途の制御情報で受信側に与えられる。前記MAC PDUの全体サイズは所定の基準によって量子化された値であるので、場合によってパディングが使用されたりする。パディング(padding)とはデータでパケットを生成する時のパケットのサイズがバイト−整列されるようにパケット内の残る部分に満たされる特定ビット(普通は‘0’)を意味する。
MAC PDUの全体サイズが与えられるので、RLC PDU(又はMAC SDU)のサイズを示すL−フィールド値は場合によって不必要な情報になったりする。例えば、MAC PDUにただ一つのRLC PDUだけ収納されていると、前記RLC PDUのサイズはMAC PDUのサイズでMACヘッダーのサイズを制限値と同一である可能性が高い。
一方、VoIPパケットはIP/UDP/RTPヘッダーとVoIPフレームから構成され、IP/UDP/RTPヘッダーはROHC(Robust Header Compression)というヘッダー圧縮プロトコルを介して1乃至15バイト程度で圧縮され、VoIPフレームのサイズは与えられたコーデックレート内では常に一定な値を持つ。したがって、VoIPパケットのサイズは一定な範囲を逸脱せず、L−フィールドのように毎度の値を知らせてくれるより予め定められた値を用いるのが効率的である。
次の表2は、MACヘッダーの含まれることができる情報を説明する。
Figure 2019532580
図2EA及び図2EBで2e−(Format 1−1)は一つのMAC SDU又はMAC CEが収納することができる。前記構造でMACヘッダーは前部に位置してペイ・ロードは後部に位置する。前記ヘッダーには表2で説明した変数のうちのL−フィールドを除いた一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。
2e−(Format 1−2a)はMACヘッダーがMAC PDUの前部に位置し、その後でMAC CE、MAC SDU、パディングを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2e−(Format 1−2a)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッダーは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。前記2e−(Format 1−2a)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
2e−(Format 1−2b)はMACヘッダーがMAC PDUの前部に位置し、その後でMAC CE、MAC SDU、パディングを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちで一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2e−(Format 1−2b)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッダーは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。前記2e−(Format 1−2b)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
2e−(Format 1−2c)はMACヘッダーがMAC PDUの前部に位置し、その後でMAC SDU、パディングを有する構造を持ち、MAC CEが生成された場合にはMAC PDUの頭部にMAC CEのMACサブヘッダーと共にMAC CEが含まれることができる。前記MACヘッダーにはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2e−(Format 1−2c)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッダーは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。前記2e−(Format 1−2c)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
2e−(Format 1−2d)はMACヘッダーがMAC PDUの前部に位置し、その後でMAC SDU、パディングを有する構造を持ち、MAC CEが生成された場合にはMAC PDUの頭部にMAC CEのMACサブヘッダーと共にMAC CEが含まれることができる。前記MACヘッダーにはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2e−(Format 1−2d)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。前記2e−(Format 1−2d)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
図2FA乃至図2FFは、本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。
図2FA乃至図2FFで2f−(Format 2−1)は一つのMAC SDU又はMAC CEを収納することができる。前記構造でペイ・ロードは前部に位置してMACヘッダーは後部に位置する。前記ヘッダーには表2で説明した変数のうちのL−フィールドを除いた一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。
2f−(Format 2−2a)はMAC SDU、MAC CE、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2f−(Format 2−2a)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。前記2f−(Format 2−2a)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
2f−(Format 2−2b)はMAC SDU、MAC CE、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2f−(Format 2−2b)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。前記2f−(Format 2−2b)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
2f−(Format 2−2c)はMAC SDU、MAC CE、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2f−(Format 2−2b)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。前記2f−(Format 2−2c)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
2f−(Format 2−2d)はMAC SDU、MAC CE、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2f−(Format 2−2d)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。前記2f−(Format 2−2d)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
2f−(Format 2−2e)はMAC CE、MAC SDU、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2f−(Format 2−2e)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。前記2f−(Format 2−2e)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
2f−(Format 2−2f)はMAC CE、MAC SDU、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2f−(Format 2−2f)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。前記2f−(Format 2−2f)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
2f−(Format 2−2g)はMAC CE、MAC SDU、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2f−(Format 2−2g)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。前記2f−(Format 2−2g)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
2f−(Format 2−2h)はMAC CE、MAC SDU、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2f−(Format 2−2h)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。前記2f−(Format 2−2h)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
2f−(Format 2−2i)はMAC SDU、パディング、MAC CEがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2f−(Format 2−2i)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記2f−(Format 2−2i)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
2f−(Format 2−2j)はMAC SDU、パディング、MAC CEがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2f−(Format 2−2j)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記2f−(Format 2−2j)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
2f−(Format 2−2k)はMAC SDU、パディング、MAC CEがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2f−(Format 2−2k)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記2f−(Format 2−2k)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
2f−(Format 2−2l)はMAC SDU、パディング、MAC CEがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2f−(Format 2−2l)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記2f−(Format 2−2l)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
2f−(Format 2−2m)はMAC SDU、パディング、MAC CEがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2f−(Format 2−2m)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記2f−(Format 2−2m)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
2f−(Format 2−2n)はMAC SDU、パディング、MAC CEがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2f−(Format 2−2n)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記2f−(Format 2−2n)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
2f−(Format 2−2o)はMAC SDU、パディング、MAC CEがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2f−(Format 2−2o)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記2f−(Format 2−2o)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
2f−(Format 2−2p)はMAC SDU、パディング、MAC CEがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2f−(Format 2−2p)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記2f−(Format 2−2p)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
2f−(Format 2−2q)はMAC SDU、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。MAC CEが生成されると、前記MAC PDUの尾部にMAC CEのサブヘッダーと共にMAC CEが位置することができる。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2f−(Format 2−2q)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記2f−(Format 2−2q)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
2f−(Format 2−2r)はMAC SDU、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。MAC CEが生成されると、前記MAC PDUの中間部に、すなわち、MAC payloadとMAC headerの間に、より具体的にはMACサブヘッダーのうちに最も頭部にMAC CEのサブヘッダーと共にMAC CEが位置することができる。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2f−(Format 2−2r)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記2f−(Format 2−2r)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
2f−(Format 2−2s)はMAC SDU、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。MAC CEが生成されると、前記MAC PDUの尾部にMAC CEのサブヘッダーと共にMAC CEが位置することができる。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2f−(Format 2−2s)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記2f−(Format 2−2s)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
2f−(Format 2−2t)はMAC SDU、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。MAC CEが生成されると、前記MAC PDUの中間部に、すなわち、MAC payloadとMAC headerの間に、より具体的にはMACサブヘッダーのうちに最も頭部にMAC CEのサブヘッダーと共にMAC CEが位置することができる。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2f−(Format 2−2t)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記2f−(Format 2−2t)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
図2GA乃至図2GCは、本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第3のMAC PDU構造を示す図面である。
図2GA乃至図2GCで2g−(Format 3−1)は一つのMAC SDU又はMAC CEを収納することができる。前記構造でMACヘッダーは前部に位置してペイ・ロードは後部に位置する。前記ヘッダーには表2で説明した変数のうちのL−フィールドを除いた一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。
2g−(Format 3−2a)はサブヘッダー、MAC CE、サブヘッダー、MAC SDU、サブヘッダー、パディングなどのような構造を持ち、図2FA乃至図2FFで第2のMAC PDU構造がサブヘッダーを一部分に集め、ペイ・ロード部分を別に集めたことと異なり第3のMAC PDU構造ではサブヘッダー、ペイ・ロード、サブヘッダー、ペイ・ロードのような繰り返し構造を持つ。前記2g−(Format3−2a)構造は大きくMAC CE部分とMAC SDU部分に分けられる。MAC CEは先ず生成される順に前部に位置することができ、MAC SDU部分で一つのMAC SDU(又はRLC PDU若しくはRLC SDU)の最後のsegmentは頭部に位置することができ、一つのMAC SDU(又はRLC PDU若しくはRLC SDU)の第1のsegmentは尾部に位置することができる。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2g−(Format 3−2a)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。例えば、前部のヘッダーは後部のペイ・ロードを指示する情報となる。前記2g−(Format 3−2a)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。2g−(Format 3−2b)構造は前記2g−(Format 3−2a)構造と全部同一で、すべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
2g−(Format 3−2c)はサブヘッダー、MAC CE、サブヘッダー、MAC SDU、サブヘッダー、パディングなどのような構造を持ち、図2FA乃至図2FFで第2のMAC PDU構造がサブヘッダーを一部分に集め、ペイ・ロード部分を別に集めたことと異なり第3のMAC PDU構造ではサブヘッダー、ペイ・ロード、サブヘッダー、ペイ・ロードのような繰り返し構造を持つ。前記2g−(Format3−2c)構造は大きくMAC CE部分とMAC SDU部分に分けられる。MAC CEは先ず生成される順に前部に位置することができ、MAC SDU部分でどんなMAC SDU(又はRLC PDU若しくはRLC SDU)のSegmentはMAC SDU部分の尾部に位置することができる。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2g−(Format 3−2c)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。例えば、前部のヘッダーは後部のペイ・ロードを指示する情報となる。前記2g−(Format 3−2c)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。2g−(Format 3−2d)構造は前記2g−(Format 3−2c)構造と全部同一で、すべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
2g−(Format 3−2e)はサブヘッダー、MAC CE、サブヘッダー、MAC SDU、サブヘッダー、パディングなどのような構造を持ち、図2FA乃至図2FFで第2のMAC PDU構造がサブヘッダーを一部分に集め、ペイ・ロード部分を別に集めたことと異なり第3のMAC PDU構造ではサブヘッダー、ペイ・ロード、サブヘッダー、ペイ・ロードのような繰り返し構造を持つ。前記2g−(Format3−2e)構造は大きくMAC SDU部分とMAC CE部分に分けられる。
MAC SDUは先ず生成される順にMAC SDU部分の前部に位置することができ、MAC CEも先ず生成される順にMAC CE部分の後部に位置することができる。前記MAC SDU部分で一つのMAC SDU(又はRLC PDU若しくはRLC SDU)の最後のsegmentは頭部に位置することができ、一つのMAC SDU(又はRLC PDU若しくはRLC SDU)の第1のsegmentは尾部に位置することができる。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2g−(Format 3−2e)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。例えば、前部のヘッダーは後部のペイ・ロードを指示する情報となる。前記2g−(Format 3−2e)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。2g−(Format 3−2f)構造は前記2g−(Format 3−2e)構造と全部同一で、すべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
2g−(Format 3−2g)はサブヘッダー、MAC CE、サブヘッダー、MAC SDU、サブヘッダー、パディングなどのような構造を持ち、図2FA乃至図2FFで第2のMAC PDU構造がサブヘッダーを一部分に集め、ペイ・ロード部分を別に集めたことと異なり第3のMAC PDU構造ではサブヘッダー、ペイ・ロード、サブヘッダー、ペイ・ロードのような繰り返し構造を持つ。前記2g−(Format3−2g)構造は大きくMAC SDU部分とMAC CE部分に分けられる。MAC SDUは先ず生成される順にMAC SDU部分の前部に位置することができ、MAC CEも先ず生成される順にMAC CE部分の後部に位置することができる。前記MAC SDU部分で一つのMAC SDU(又はRLC PDU若しくはRLC SDU)のsegmentは尾部に位置することができる。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2g−(Format 3−2g)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。例えば、前部のヘッダーは後部のペイ・ロードを指示する情報となる。前記2g−(Format 3−2g)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。2g−(Format 3−2h)構造は前記2g−(Format 3−2g)構造と全部同一で、すべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
2g−(Format 3−2i)はサブヘッダー、MAC CE、サブヘッダー、MAC SDU、サブヘッダー、パディングなどのような構造を持ち、図2FA 乃至図2FFで第2のMAC PDU構造がサブヘッダーを一部分に集め、ペイ・ロード部分を別に集めたことと異なり第3のMAC PDU構造ではサブヘッダー、ペイ・ロード、サブヘッダー、ペイ・ロードのような繰り返し構造を持つ。前記2g−(Format3−2i)構造は先ず生成されることができるMAC CE部分、MAC SDU部分、後で生成されるMAC CE部分に分けられる。MAC SDUは先ず生成される順にMAC SDU部分の前部に位置することができ、MAC CEも先ず生成される順にMAC CE部分の後部に位置することができる。しかし、アップリンクのアップリンクリソースが割り当てられる前に予め生成することができるMAC CE(又は優先順位が高いと判断されるMAC CE若しくはMAC SDUより先ず生成されたMAC CE若しくは所定の基準を満足するMAC CE)の場合には先ず生成されることができるMAC CE部分としてMAC PDUの頭部に位置することができ、その以外にMAC CEは後で生成されるMAC CE部分としてMAC PDUの尾部に位置することができる。前記MAC SDU部分で一つのMAC SDU(又はRLC PDU若しくはRLC SDU)の最後のsegmentはMAC SDU部分で頭部に位置することができ、一つのMAC SDU(又はRLC PDU若しくはRLC SDU)の第1のsegmentはMAC SDU部分で尾部に位置することができる。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2g−(Format 3−2i)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。例えば、前部のヘッダーは後部のペイ・ロードを指示する情報となる。前記2g−(Format 3−2i)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。2g−(Format 3−2j)構造は前記2g−(Format 3−2i)構造と全部同一で、すべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
2g−(Format 3−2k)はサブヘッダー、MAC CE、サブヘッダー、MAC SDU、サブヘッダー、パディングなどのような構造を持ち、図2FA乃至図2FFで第2のMAC PDU構造がサブヘッダーを一部分に集め、ペイ・ロード部分を別に集めたことと異なり第3のMAC PDU構造ではサブヘッダー、ペイ・ロード、サブヘッダー、ペイ・ロードのような繰り返し構造を持つ。前記2g−(Format3−2k)構造は先ず生成されることができるMAC CE部分、MAC SDU部分、後で生成されるMAC CE部分に分けられる。MAC SDUは先ず生成される順にMAC SDU部分の前部に位置することができ、MAC CEも先ず生成される順にMAC CE部分の後部に位置することができる。しかし、アップリンクのアップリンクリソースが割り当てられる前に予め生成することができるMAC CE(又は優先順位が高いと判断されるMAC CE若しくはMAC SDUより先ず生成されたMAC CE若しくは所定の基準を満足するMAC CE)の場合には先ず生成されることができるMAC CE部分としてMAC PDUの頭部に位置することができ、その以外にMAC CEは後で生成されるMAC CE部分としてMAC PDUの尾部に位置することができる。前記MAC SDU部分で一つのMAC SDU(又はRLC PDU若しくはRLC SDU)のsegmentはMAC SDU部分で尾部に位置することができる。前記サブヘッダーには表2で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表2で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で2g−(Format 3−2k)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。すなわち、前部のヘッダーは後部のペイ・ロードを指示する情報となる。前記2g−(Format 3−2k)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。2g−(Format 3−2l)構造は前記2g−(Format 3−2k)構造と全部同一で、すべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
図2Hは、本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明のMAC SDU(又はRLC PDU)構造を示す図面である。
図2Hの2h−(Format4−1)構造ではRLC階層で割り当てたRLC SNをRLCヘッダーで含むことができる。しかし、PDCP SNを共有する場合、RLC階層でRLC SNを割り当てなくてRLCヘッダーにRLC SNがないこともある。前記RLCヘッダーにはPI(placement indicator)フィールドを持つことができる。前記PIフィールドは次のLIフィールドの位置を指示するフィールドである。前記LIフィールドは直後のRLC SDU(又はPDCP PDU)のサイズを指示するフィールドであり、RLC階層で追加されることができる。2h−(Format4−1)構造ではLIフィールド一つとRLC SDU一つが対を成して連続的に配置されることができ、segmentの場合は単独に配置されることもでき、ヘッダーが前部に配置された構造である。一つのRLC SDU(又はPDCP PDU)の最後のsegmentはRLC payload部分の頭部にあり得、一つのRLC SDU(又はPDCP PDU)の第1のsegmentはRLC payload部分の尾部にあり得る。
図2Hの2h−(Format4−2)構造ではRLC階層で割り当てたRLC SNをRLCヘッダーで含むことができる。しかし、PDCP SNを共有する場合、RLC階層でRLC SNを割り当てなくてRLCヘッダーにRLC SNがないこともある。前記RLCヘッダーにはPI(placement indicator)フィールドを持つことができる。前記PIフィールドは前部にあるLIフィールドの位置を指示するフィールドであり、RLC階層で追加されることができる。前記LIフィールドの直前のRLC SDU(又はPDCP PDU)のサイズを指示するフィールドである。2h−(Format4−2)構造ではRLC SDU一つとLIフィールド一つが対を成して連続的に配置されることができ、segmentの場合は単独に配置されることもでき、ヘッダーが後部に配置された構造である。一つのRLC SDU(又はPDCP PDU)の最後のsegmentはRLC payload部分の頭部にあり得、一つのRLC SDU(又はPDCP PDU)の第1のsegmentはRLC payload部分の尾部にあり得る。
図2Hの2h−(Format4−3)構造ではRLC階層で割り当てたRLC SNをRLCヘッダーで含むことができる。しかし、PDCP SNを共有する場合、RLC階層でRLC SNを割り当てられなくてRLCヘッダーにRLC SNがないこともある。前記RLCヘッダーにはPI(placement indicator)フィールドを持つことができる。前記PIフィールドは次のLIフィールドの位置を指示するフィールドである。前記LIフィールドは直後のRLC SDU(又はPDCP PDU)のサイズを指示するフィールドであり、PDCP階層でPDCPヘッダーに追加されることができる。2h−(Format4−3)構造ではLIフィールド一つとRLC SDU一つが対を成して連続的に配置されることができ、segmentの場合は単独に配置されることもでき、ヘッダーが前部に配置された構造である。一つのRLC SDU(又はPDCP PDU)の最後のsegmentはRLC payload部分の頭部にあり得、一つのRLC SDU(又はPDCP PDU)の第1のsegmentはRLC payload部分の尾部にあり得る。
図2Hの2h−(Format4−4)構造ではRLC階層で割り当てたRLC SNをRLCヘッダーで含むことができる。しかし、PDCP SNを共有する場合、RLC階層でRLC SNを割り当てられなくRLCヘッダーにRLC SNがないこともある。前記RLCヘッダーにはPI(placement indicator)フィールドを持つことができる。前記PIフィールドは前部にあるLIフィールドの位置を指示するフィールドであり、PDCP階層でPDCPヘッダーに追加されることができる。前記LIフィールドは直前のRLC SDU(又はPDCP PDU)のサイズを指示するフィールドである。2h−(Format4−4)構造ではRLC SDU 一つとLIフィールド一つが対を成して連続的に配置されることができ、segmentの場合は単独に配置されることもでき、ヘッダーが後部に配置された構造である。一つRLC SDU(又はPDCP PDU)の最後のsegmentはRLC payload部分の頭部にあり得、一つのRLC SDU(又はPDCP PDU)の第1のsegmentはRLC payload部分の尾部にあり得る。
図2Hの2h−(Format4−5)構造ではRLC階層で割り当てたRLC SNをRLCヘッダーで含むことができる。しかし、PDCP SNを共有する場合、RLC階層でRLC SNを割り当てられなくRLCヘッダーにRLC SNがないこともある。前記RLCヘッダーにはLI(length indicator)フィールドとEフィールドを持つことができる。前記LIフィールドは直後のRLC SDU(PDCP PDU)のサイズを指示するフィールドであり、前記Eフィールドは直後のRLC SDUの後に、他のLI若しくはEフィールドが来るのか否かを指示する。2h−(Format4−5)構造ではRLC SDU 一つとLIフィールド一つとEフィールド一つが対を成して連続的に配置されることができ、segmentの場合は単独に配置されることもでき、ヘッダーが前部に配置された構造である。一つのRLC SDU(又はPDCP PDU)の最後のsegmentはRLC payload部分の頭部にあり得、一つのRLC SDU(又はPDCP PDU)の第1のsegmentはRLC payload部分の尾部にあり得る。
図2Hの2h−(Format4−6)構造ではRLC階層で割り当てたRLC SNをRLCヘッダーで含むことができる。しかし、PDCP SNを共有する場合、RLC階層でRLC SNを割り当てられなくRLCヘッダーにRLC SNがないこともある。前記RLCヘッダーにはLIフィールドを持っても持たなくても良い。前記LIフィールドは直後RLC SDU(PDCP PDU)のサイズを指示するフィールドである。2h−(Format4−6)構造では一つのRLC SDU(又は一つのPDCP PDU)が一つのRLC PDUに含まれてconcatenationをRLC階層で行わない場合に該当する。さらに、ヘッダーが前部に配置された構造である。
図2Hの2h−(Format4−7)構造ではRLC階層で割り当てたRLC SNをRLCヘッダーで含むことができる。しかし、PDCP SNを共有する場合、RLC階層でRLC SNを割り当てられなくRLCヘッダーにRLC SNがないこともある。前記RLCヘッダーにはLIフィールドを持っても持たなくても良い。前記LIフィールドは直後RLC SDU(PDCP PDU)のサイズを指示するフィールドである。2h−(Format4−6)構造では一つのRLC SDU(又は一つのPDCP PDU)が一つのRLC PDUに含まれてconcatenationをRLC階層で行わない場合に該当する。さらに、ヘッダーが後部に配置された構造である。
図2Iは、本開示の実施形態による端末の構造を示すブロック図である。
前記図面を参考すれば、前記端末はRF(Radio Frequency)処理部2i−10、基底帯域(baseband)処理部2i−20、記憶部2i−30、制御部2i−40を含む。
前記RF処理部2i−10は信号の帯域変換、増幅などの無線チャンネルを介して信号を送受信するための機能を行う。例えば、前記RF処理部2i−10は前記基底帯域処理部2i−20から提供される基底帯域信号をRF帯域信号でアップ変換した後にアンテナを介して送信し、前記アンテナを介して受信されるRF帯域信号を基底帯域信号でダウン変換する。例えば、前記RF処理部2i−10は送信フィルター、受信フィルター、増幅器、ミキサー(mixer)、オシレーター(oscillator)、DAC(digital to analog convertor)、ADC(analog to digital convertor)などを含むことができる。前記図面で、一つのアンテナだけが図示されたが、前記端末は多数のアンテナを備えることができる。さらに、前記RF処理部2i−10は多数のRFチェーンを含むことができる。ひいては、前記RF処理部2i−10はビームフォーミング(beamforming)を行うことができる。前記ビームフォーミングのために、前記RF処理部2i−10は多数のアンテナ又はアンテナ要素(element)を介して送受信される信号それぞれの位相及びサイズを調節することができる。また、前記RF処理部はMIMOを行うことができ、MIMO動作時行時のいくつかのレイヤーを受信することができる。前記RF処理部2i−10は制御部の制御によって多数のアンテナ又はアンテナ要素を適切に設定して受信ビームスイーピングを行うか、受信ビームが送信ビームと共助されるように受信ビームの方向とビーム幅を調整することができる。
前記基底帯域処理部2i−20はシステムの物理階層規格によって基底帯域信号及びビット列間の変換機能を行う。例えば、データ送信時、前記基底帯域処理部2i−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部2i−20は前記RF処理部2i−10から提供される基底帯域信号を復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。例えば、OFDM(orthogonal frequency division multiplexing)方式に従う場合、データ送信時、前記基底帯域処理部2i−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成し、前記複素シンボルをサブキャリアにマッピングした後、IFFT(inverse fast Fourier transform)演算及びCP(cyclic prefix)挿入を介してOFDMシンボルを構成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部2i−20は前記RF処理部2i−10から提供される基底帯域信号をOFDMシンボル単位で分割し、FFT(fast Fourier transform)演算を介してサブキャリアにマッピングされた信号を復元した後、復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。
前記基底帯域処理部2i−20及び前記RF処理部2i−10は上述したように信号を送信及び受信する。これにより、前記基底帯域処理部2i−20及び前記RF処理部2i−10は送信部、受信部、送受信部又は通信部に指称されることができる。ひいては、前記基底帯域処理部2i−20及び前記RF処理部2i−10のうちの少なくとも一つは互いに異なる多数の無線接続技術をサポートするために多数の通信モジュールを含むことができる。さらに、前記基底帯域処理部2i−20及び前記RF処理部2i−10のうちの少なくとも一つは互いに異なる周波数帯域の信号を処理するために互いに異なる通信モジュールを含むことができる。例えば、前記互いに異なる無線接続技術はLTE網、NR網などを含むことができる。さらに、前記互いに異なる周波数帯域は超高周波(SHF:super high frequency)(例えば、2.5GHz、5Ghz)帯域、mm波(millimeter wave)(例えば、60GHz)帯域を含むことができる。
前記記憶部2i−30は前記端末の動作のための基本プログラム、アプリケーション、設定情報などのデータを記憶する。前記記憶部2i−30は前記制御部2i−40のリクエストによって記憶されたデータを提供する。
前記制御部2i−40は多重接続処理部2i−42を含み、前記端末の全般的な動作を制御する。例えば、前記制御部2i−40は前記基底帯域処理部2i−20及び前記RF処理部2i−10を介して信号を送受信する。また、前記制御部2i−40は前記記憶部2i−40にデータを記録し、読む。このために、前記制御部2i−40は少なくとも一つのプロセッサ(processor)を含むことができる。例えば、前記制御部2i−40は通信のための制御を行うCP(communication processor)及び応用プログラムなどの上位階層を制御するAP(application processor)を含むことができる。
図2Jは、本開示の実施形態による無線通信システムでTRPのブロック構成を示す。
前記図面に示されたように、前記基地局はRF処理部2j−10、基底帯域処理部2j−20、通信部2j−30、記憶部2j−40、制御部2j−50を含んで構成される。
前記RF処理部2j−10は信号の帯域変換、増幅などの無線チャンネルを介して信号を送受信するための機能を行う。例えば、前記RF処理部2j−10は前記基底帯域処理部2j−20から提供される基底帯域信号をRF帯域信号にアップ変換した後にアンテナを介して送信し、前記アンテナを介して受信されるRF帯域信号を基底帯域信号にダウン変換する。例えば、前記RF処理部2j−10は送信フィルター、受信フィルター、増幅器、ミキサー、オシレーター、DAC、ADC などを含むことができる。前記図面で、一つのアンテナだけが図示されたが、前記第1接続ノードは多数のアンテナを備えることができる。さらに、前記RF処理部2j−10は多数のRFチェーンを含むことができる。ひいては、前記RF処理部2j−10はビームフォーミングを行うことができる。前記ビームフォーミングのために、前記RF処理部2j−10は多数のアンテナ又はアンテナ要素を介して送受信される信号それぞれの位相及びサイズを調節することができる。前記RF処理部は一つ以上のレイヤーを送信することで下向きのMIMO動作を行うことができる。
前記基底帯域処理部2j−20は第1無線接続技術の物理階層規格によって基底帯域信号及びビット列間の変換機能を行う。例えば、データ送信時、前記基底帯域処理部2j−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部2j−20は前記RF処理部2j−10から提供される基底帯域信号を復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。例えば、OFDM方式に従う場合、データ送信時、前記基底帯域処理部2j−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成し、前記複素シンボルをサブキャリアにマッピングした後、IFFT演算及びCP挿入を介してOFDMシンボルを構成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部2j−20は前記RF処理部2j−10から提供される基底帯域信号をOFDMシンボル単位で分割し、FFT演算を介してサブキャリアにマッピングされた信号を復元した後、復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。前記基底帯域処理部2j−20及び前記RF処理部2j−10は上述したように信号を送信及び受信する。これにより、前記基底帯域処理部2j−20及び前記RF処理部2j−10は送信部、受信部、送受信部、通信部又は無線通信部と指称されることができる。
前記通信部2j−30はネットワーク内の他のノードと通信を行うためのインターフェースを提供する。
前記記憶部2j−40は前記主基地局の動作のための基本プログラム、アプリケーション、設定情報などのデータを記憶する。特に、前記記憶部2j−40は接続された端末に割り当てられたベアラーに対する情報、接続された端末から報告された測定結果などを記憶することができる。また、前記記憶部2j−40は端末に多重接続を提供するか、中断するか否かの判断基準となる情報を記憶することができる。そして、前記記憶部2j−40は前記制御部2j−50のリクエストに従って記憶されたデータを提供する。
前記制御部2j−50は多重接続処理部2j−52を含み、前記主基地局の全般的な動作を制御する。例えば、前記制御部2j−50は前記基底帯域処理部2j−20及び前記RF処理部2j−10を介して又は前記通信部2j−30を介して信号を送受信する。また、前記制御部2j−50は前記記憶部2j−40にデータを記録し、読む。このために、前記制御部2j−50は少なくとも一つのプロセッサを含むことができる。
<第3実施形態>
図3Aは、本開示の実施形態によるLTEシステムの構造を示す図面である。
図3Aを参照すれば、示されたようにLTEシステムの無線アクセスネットワークは次世代基地局(Evolved Node B、以下、ENB、Node B又は基地局)3a−05、3a−10、3a−15、3a−20とMME(Mobility Management Entity)3a−25、及びS−GW(Serving−Gateway)3a−30から構成される。ユーザ端末(User Equipment、以下、UE又は端末)3a−35はENB3a−05〜3a−20及びS−GW3a−30を介して外部ネットワークに接続する。
図3AでENB3a−05〜3a−20はUMTSシステムの既存のノードBに対応される。ENBはUE3a−35と無線チャンネルで接続されて既存のノードBより複雑な役目を行う。LTEシステムではインターネットプロトコルを通じるVoIP(Voice over IP)のようなリアルタイムサービスを含めたすべてのユーザトラフィックが共用チャンネル(shared channel)を介してサービスされるので、UEのバッファー状態、使用可能送信電力状態、チャンネル状態などの状態情報を集めてスケジューリングをする装置が必要であり、これをENB3a−05〜3a−20が担当する。一つのENBは通常、多数のセルを制御する。例えば、100Mbpsの送信速度を具現するためにLTEシステムは例えば、20MHz帯域幅で直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、以下、OFDMという)を無線接続技術として用いる。さらに、端末のチャンネル状態に合わせて変調方式(modulation scheme)とチャンネルコーディング率(channel coding rate)を決める適応変調コーディング(Adaptive Modulation & Coding、以下、AMCという)方式を適用する。S−GW3a−30はデータベアラーを提供する装置であり、MME(3a−25)の制御にしたがってデータベアラーを生成するか除去する。MMEは端末に対する移動性管理機能はもちろん各種制御機能を担当する装置で多数の基地局と接続される。
図3Bは、本開示の実施形態によるLTEシステムで無線プロトコル構造を示す図面である。
図3Bを参照すれば、LTEシステムの無線プロトコルは端末とENBでそれぞれPDCP(Packet Data Convergence Protocol)3b−05、3b−40、RLC(Radio Link Control)3b−10、3b−35、MAC(Medium Access Control)3b−15、3b−30からなるPDCP(Packet Data Convergence Protocol)3b−05、3b−40はIP ヘッダー圧縮/復元などの動作を担当する。PDCPの主要機能は下記のように要約される。
−ヘッダー圧縮及び圧縮解除機能(Header compression and decompression:ROHC only)
−ユーザデータ送信機能(Transfer of user data)
−順次伝達機能(In−sequence delivery of upper layer PDUs at PDCP re−establishment procedure for RLC AM)
−順序再整列機能(For split bearers in DC(only support for RLC AM):PDCP PDU routing for transmission and PDCP PDU reordering for reception)
−重複探知機能(Duplicate detection of lower layer SDUs at PDCP re−establishment procedure for RLC AM)
−再送信機能(Retransmission of PDCP SDUs at handover and、for split bearers in DC、of PDCP PDUs at PDCP data−recovery procedure、for RLC AM)
−暗号化及び復号化機能(Ciphering and deciphering)
−タイマー基盤 SDU削除機能(Timer−based SDU discard in uplink。)
無線リンク制御(Radio Link Control、以下、RLCという)(3b−10、3b−35)はPDCP PDU(Packet Data Unit)を適切なサイズに再構成してARQ動作などを行う。RLCの主要機能は下記のように要約される。
−データ送信機能(Transfer of upper layer PDUs)
−ARQ機能(Error Correction through ARQ(only for AM data transfer))
−連結、分割、再組立て機能(Concatenation、segmentation and reassembly of RLC SDUs(only for UM and AM data transfer))
−再分割機能(Re−segmentation of RLC data PDUs(only for AM data transfer))
−順序再整列機能(Reordering of RLC data PDUs(only for UM and AM data transfer)
−重複探知機能(Duplicate detection(only for UM and AM data transfer))
−エラー探知機能(Protocol error detection(only for AM data transfer))
−RLC SDU 削除機能(RLC SDU discard(only for UM and AM data transfer))
−RLC再確立機能(RLC re−establishment)
MAC3b−15、3b−30は一つの端末に構成された多くの RLC階層装置と接続され、RLC PDUをMAC PDUに多重化してMAC PDUからRLC PDUを逆多重化する動作を行う。MACの主要機能は下記のように要約される。
−マッピング機能(Mapping between logical channels and transport channels)
−多重化及び逆多重化機能(Multiplexing/demultiplexing of MAC SDUs belonging to one or different logical channels into/from transport blocks(TB)delivered to/from the physical layer on transport channels)
−スケジューリング情報報告機能(Scheduling information reporting)
−HARQ機能(Error correction through HARQ)
−ロジカルチャンネル間の優先順位調節機能(Priority handling between logical channels of one UE)
−端末間の優先順位調節機能(Priority handling between UEs by means of dynamic scheduling)
−MBMSサービス確認機能(MBMS service identification)
−送信フォーマット選択機能(Transport format selection)
−パディング機能(Padding)
物理階層3b−20、3b−25は上位階層データをチャンネルコーディング及び変調し、OFDMシンボルで作って無線チャンネルで送信するか、無線チャンネルを介して受信したOFDMシンボルを復調してチャンネルデコーディングして上位階層へ伝達する動作をする。
図3Cは、本開示の実施形態による次世代移動通信システムの構造を示す図面である。
図3Cを参照すれば、示されたように次世代移動通信システム(以下、NR又は5G)の無線アクセスネットワークは次世代基地局(New Radio Node B、以下、NR gNB又はNR基地局)3c−10とNR CN(New Radio Core Network)3c−05から構成される。ユーザ端末(New Radio User Equipment、以下 NR UE又は端末)3c−15はNR gNB3c−10及びNR CN3c−05を介して外部ネットワークに接続する。
図3CでNR gNB3c−10は既存のLTEシステムのeNB(Evolved Node B)に対応される。NR gNBはNR UE3c−15と無線チャンネルで接続されて既存のノードBより非常に優れたサービスが提供されることができる。次世代移動通信システムではすべてのユーザトラフィックが共用チャンネル(shared channel)を介してサービスされるので、UEのバッファー状態、使用可能送信電力状態、チャンネル状態などの状態情報を集めてスケジューリングをする装置が必要であり、これをNR NB3c−10が担当する。一つのNR gNBは通常、多数のセルを制御する。現在のLTE対比超高速データ送信を具現するために既存最大帯域幅以上を持つことができ、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、以下、OFDMという)を無線接続技術として追加的にビームフォーミング技術が適用されることができる。さらに、端末のチャンネル状態に合わせて変調方式(modulation scheme)とチャンネルコーディング率(channel coding rate)を決定する適応変調コーディング(Adaptive Modulation & Coding、以下、AMCという)方式を適用する。NR CN3c−05は移動性サポート、ベアラー設定、QoS設定などの機能を行う。NR CNは端末に対する移動性管理機能はもちろん各種制御機能を担当する装置で多数の基地局と接続される。また、次世代移動通信システムは既存のLTEシステムとも連動されることができ、NR CNがMME3c−25とネットワークインターフェースを介して接続される。MMEは既存の基地局であるeNB3c−30と接続される。
図3Dは、本開示の実施形態による次世代移動通信システムの無線プロトコル構造を示す図面である。
図3Dを参照すれば、次世代移動通信システムの無線プロトコルは端末とNR基地局でそれぞれ NR PDCP3d−05、3d−40、NR RLC3d−10、3d−35、NR MAC3d−15、3d−30からなる。NR PDCP3d−05、3d−40の主要機能は次の機能のうちの一部を含むことができる。
−ヘッダー圧縮及び圧縮解除機能(Header compression and decompression:ROHC only)
−ユーザデータ送信機能(Transfer of user data)
−順次伝達機能(In−sequence delivery of upper layer PDUs)
−順序再整列機能(PDCP PDU reordering for reception)
−重複探知機能(Duplicate detection of lower layer SDUs)
−再送信機能(Retransmission of PDCP SDUs)
−暗号化及び復号化機能(Ciphering and deciphering)
−タイマー基盤SDU削除機能(Timer−based SDU discard in uplink。)
前記でNR PDCP装置の順序で再整列機能(reordering)は下位階層で受信したPDCP PDUをPDCP SN(sequence number)に基づいて順に再整列する機能をいい、再整列された順にデータを上位階層に伝達する機能を含むことができ、手順を再整列して遺失されたPDCP PDUを記録する機能を含むことができ、遺失されたPDCP PDUに対する状態報告を送信側にする機能を含むことができ、遺失されたPDCP PDUに対する再送信をリクエストする機能を含むことができる。
NR RLC3d−10、3d−35の主要機能は次の機能のうちの一部を含むことができる。
−データ送信機能(Transfer of upper layer PDUs)
−順次伝達機能(In−sequence delivery of upper layer PDUs)
−非順次伝達機能(Out−of−sequence delivery of upper layer PDUs)
−ARQ機能(Error Correction through ARQ)
−連結、分割、再組立て機能(Concatenation、segmentation and reassembly of RLC SDUs)
−再分割機能(Re−segmentation of RLC data PDUs)
−順序再整列機能(Reordering of RLC data PDUs)
−重複探知機能(Duplicate detection)
−エラー探知機能(Protocol error detection)
−RLC SDU削除機能(RLC SDU discard)
−RLC再確立機能(RLC re−establishment)
前記でNR RLC装置の順次伝達機能(In−sequence delivery)は下位階層から受信したRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能をいい、オリジナルの一つのRLC SDUがいくつかのRLC SDUに分割されて受信された場合、これを再組立して伝達する機能を含むことができ、受信したRLC PDUをRLC SN(sequence number)若しくはPDCP SN(sequence number)を基準に再整列する機能を含むことができ、手順を再整列して遺失されたRLC PDUを記録する機能を含むことができ、遺失されたRLC PDUに対する状態報告を送信側にする機能を含むことができ、遺失されたRLC PDUに対する再送信をリクエストする機能を含むことができ、遺失されたRLC SDUがある場合、遺失されたRLC SDU以前までのRLC SDUのみを順に上位階層に伝達する機能を含むことができ、若しくは遺失されたRLC SDUがあっても所定のタイマーが満了されると、タイマーが開始する前に受信されたすべてのRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能を含むことができ、若しくは遺失されたRLC SDUがあっても所定のタイマーが満了されると、現在まで受信されたすべてのRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能を含むことができる。前記でNR RLC装置の非順次伝達機能(Out−of−sequence delivery)は下位階層から受信したRLC SDUを手順と関係なく直ちに上位階層へ伝達する機能をいい、オリジナルの一つのRLC SDUがいくつかのRLC SDUに分割されて受信された場合、これを再組立して伝達する機能を含むことができ、受信したRLC PDUのRLC SN又はPDCP SNを記憶して手順を整列して遺失されたRLC PDUを記録する機能を含むことができる。
NR MAC(3d−15、3d−30)は一つの端末に構成された多くのNR RLC階層装置と接続されることができ、NR MACの主要機能は次の機能のうちの一部を含むことができる。
−マッピング機能(Mapping between logical channels and transport channels)
−多重化及び逆多重化機能(Multiplexing/demultiplexing of MAC SDUs)
−スケジューリング情報報告機能(Scheduling information reporting)
−HARQ機能(Error correction through HARQ)
−ロジカルチャンネル間の優先順位調節機能(Priority handling between logical channels of one UE)
−端末間の優先順位調節機能(Priority handling between UEs by means of dynamic scheduling)
−MBMSサービス確認機能(MBMS service identification)
−送信フォーマット選択機能(Transport format selection)
−パディング機能(Padding)
NR PHY階層3d−20、3d−25は上位階層データをチャンネルコーディング及び変調し、OFDMシンボルで作って無線チャンネルで送信するか、無線チャンネルを介して受信したOFDM シンボルを復調してチャンネルデコーディングして上位階層へ伝達する動作を行うことができる。
図3EA及び図3EBは、本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第1のMAC PDU構造を示す図面である。
一方、以下で説明する端末又は基地局のMAC PDU構成及び送信に対する実施形態は、送信端と受信端間の動作に解釈されることができる。換言すれば、送信端である端末がアップリンクMAC PDUを構成して受信端である基地局で送信する過程は、反対に送信端である基地局がダウンリンクMAC PDUを構成して受信端である端末で送信する過程にも適用されることができる。
図3EA及び図3EBを参照すれば、MAC送信側はRLC階層からRLC PDU(又はMAC SDU)が伝達されると、前記RLC PDU(あるいはMAC SDU)が生成されたRLCエンティティーの識別子(Logical Cahnnel Identity、以下、LCIDという)と前記RLC PDUのサイズ(Length、以下、L−フィールドという)をMACヘッダーに挿入する。前記LCIDとL−フィールドはRLC PDU当たり一つずつ挿入されるので、MAC PDUに多数のRLC PDUが多重化されると、LCIDとL−フィールドもRLC PDUの数ほど挿入されることができる。
通常的にMACヘッダーの情報はMAC PDUの前部に位置するので、前記LCIDとL−フィールドはヘッダー内での順にRLC PDU(又はMAC SDU)とマッチングされる。換言すれば、MACサブヘッダー1はMAC SDU 1に対する情報、MACサブヘッダー 2はMAC SDU 2に対する情報を示す。
物理階層の動作のために前記MAC PDUの全体サイズは別途の制御情報で受信側に与えられる。前記MAC PDUの全体サイズは所定の基準によって量子化された値であるから、場合によってパディングが使用されたりする。パディング(padding)とはデータでパケットを生成する時のパケットのサイズがバイト−整列されるようにパケット内述べ残る部分に満たされる特定ビット(普通は‘0’)を意味する。
MAC PDUの全体サイズが与えられるので、RLC PDU(又はMAC SDU)のサイズを示すL−フィールド値は場合によって不必要な情報になったりする。例えば、MAC PDUにただ一つのRLC PDUだけ収納されていると、前記RLC PDUのサイズはMAC PDUのサイズでMACヘッダーのサイズを制限値と同一である可能性が高い。
一方、VoIPパケットはIP/UDP/RTPヘッダーとVoIPフレームから構成され、IP/UDP/RTPヘッダーはROHC(Robust Header Compression)というヘッダー圧縮プロトコルを介して1乃至15バイト程度に圧縮され、VoIPフレームのサイズは与えられたコーデックレート内では常に一定な値を持つ。したがって、VoIPパケットのサイズは一定な範囲を逸脱せず、L−フィールドのように毎度の値を知らせてくれるより予め定められた値を用いるのが効率的である。
次の表3はMACヘッダーの含まれることができる情報を説明する。
Figure 2019532580
図3EA及び図3EBで3e−(Format 1−1)は一つのMAC SDU又はMAC CEが収納することができる。前記構造でMACヘッダーは前部に位置してペイ・ロードは後部に位置する。前記ヘッダーには表3で説明した変数のうちのL−フィールドを除いた一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。
3e−(Format 1−2a)はMACヘッダーがMAC PDUの前部に位置し、その後でMAC CE、MAC SDU、パディングを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3e−(Format 1−2a)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッダーは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。前記3e−(Format 1−2a)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
3e−(Format 1−2b)はMACヘッダーがMAC PDUの前部に位置し、その後でMAC CE、MAC SDU、パディングを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3e−(Format 1−2b)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッダーは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。前記3e−(Format 1−2b)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
3e−(Format 1−2c)はMACヘッダーがMAC PDUの前部に位置し、その後でMAC SDU、パディングを有する構造を持ち、MAC CEが生成された場合にはMAC PDUの頭部にMAC CEのMACサブヘッダーと共にMAC CEが含まれることができる。前記MACヘッダーにはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3e−(Format 1−2c)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッダーは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。前記3e−(Format 1−2c)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
3e−(Format 1−2d)はMACヘッダーがMAC PDUの前部に位置し、その後でMAC SDU、パディングを有する構造を持ち、MAC CEが生成された場合にはMAC PDUの頭部にMAC CEのMACサブヘッダーと共にMAC CEが含まれることができる。前記MACヘッダーにはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3e−(Format 1−2d)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。前記3e−(Format 1−2d)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
図3FA乃至図3FEBは、本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第 2のMAC PDU構造を示す図面である。
図3FA乃至図3FEBで3f−(Format 2−1)は一つのMAC SDU又はMAC CEを収納することができる。前記構造でペイ・ロードは前部に位置してMACヘッダーは後部に位置する。前記ヘッダーには表3で説明した変数のうちのL−フィールドを除いた一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。
3f−(Format 2−2a)はMAC SDU、MAC CE、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3f−(Format 2−2a)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。前記3f−(Format 2−2a)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
3f−(Format 2−2b)はMAC SDU、MAC CE、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3f−(Format 2−2b)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。前記3f−(Format 2−2b)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
3f−(Format 2−2c)はMAC SDU、MAC CE、パディングがMAC PDUの前方部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3f−(Format 2−2c)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。前記3f−(Format 2−2c)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
3f−(Format 2−2d)はMAC SDU、MAC CE、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3f−(Format 2−2d)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。前記3f−(Format 2−2d)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
3f−(Format 2−2e)はMAC CE、MAC SDU、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3f−(Format 2−2e)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。前記3f−(Format 2−2e)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
3f−(Format 2−2f)はMAC CE、MAC SDU、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3f−(Format 2−2f)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。前記3f−(Format 2−2f)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
3f−(Format 2−2g)はMAC CE、MAC SDU、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3f−(Format 2−2g)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。前記3f−(Format 2−2g)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
3f−(Format 2−2h)はMAC CE、MAC SDU、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3f−(Format 2−2h)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。前記3f−(Format 2−2h)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
3f−(Format 2−2i)はMAC SDU、パディング、MAC CEがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3f−(Format 2−2i)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記3f−(Format 2−2i)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
3f−(Format 2−2j)はMAC SDU、パディング、MAC CEがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3f−(Format 2−2j)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記3f−(Format 2−2j)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
3f−(Format 2−2k)はMAC SDU、パディング、MAC CEがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3f−(Format 2−2k)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記3f−(Format 2−2k)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
3f−(Format 2−2l)はMAC SDU、パディング、MAC CEがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3f−(Format 2−2l)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記3f−(Format 2−2l)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
3f−(Format 2−2m)はMAC SDU、パディング、MAC CEがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3f−(Format 2−2m)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記3f−(Format 2−2m)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
3f−(Format 2−2n)はMAC SDU、パディング、MAC CEがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3f−(Format 2−2n)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記3f−(Format 2−2n)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
3f−(Format 2−2o)はMAC SDU、パディング、MAC CEがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3f−(Format 2−2o)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記3f−(Format 2−2o)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
3f−(Format 2−2p)はMAC SDU、パディング、MAC CEがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3f−(Format 2−2p)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記3f−(Format 2−2p)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
3f−(Format 2−2q)はMAC SDU、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。MAC CEが生成されると、前記MAC PDUの最後にMAC CEのサブヘッダーと共にMAC CEが位置することができる。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3f−(Format 2−2q)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記3f−(Format 2−2q)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
3f−(Format 2−2r)はMAC SDU、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。MAC CEが生成されると、前記MAC PDUの中間部に、すなわち、MAC payloadとMAC headerの間に、より具体的にはMACサブヘッダーのうちに最も頭部にMAC CEのサブヘッダーと共にMAC CEが位置することができる。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3f−(Format 2−2r)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記3f−(Format 2−2r)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
3f−(Format 2−2s)はMAC SDU、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。MAC CEが生成されると、前記MAC PDUの最後にMAC CEのサブヘッダーと共にMAC CEが位置することができる。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3f−(Format 2−2s)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記3f−(Format 2−2s)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
3f−(Format 2−2t)はMAC SDU、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。MAC CEが生成されると、前記MAC PDUの中間部に、すなわち、MAC payloadとMAC headerの間に、より具体的にはMACサブヘッダーのうちに最も頭部にMAC CEのサブヘッダーと共にMAC CEが位置することができる。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3f−(Format 2−2t)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記3f−(Format 2−2t)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
図3GA乃至図3GCは、本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第3のMAC PDU構造を示す図面である。
図3GA乃至図3GCで3g−(Format 3−1)は一つのMAC SDU又はMAC CEを収納することができる。前記構造でMACヘッダーは前部に位置してペイ・ロードは後部に位置する。前記ヘッダーには表3で説明した変数のうちのL−フィールドを除いた一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。
3g−(Format 3−2a)はサブヘッダー、MAC CE、サブヘッダー、MAC SDU、サブヘッダー、パディングなどのような構造を持ち、図3FA乃至図3FEBで第2のMAC PDU構造がサブヘッダーを一部分に集め、ペイ・ロード部分を別に集めたことと異なり第 3のMAC PDU構造ではサブヘッダー、ペイ・ロード、サブヘッダー、ペイ・ロードのような繰り返し構造を持つ。前記3g−(Format3−2a)構造は大きくMAC CE部分とMAC SDU部分に分けられる。MAC CEは先ず生成される順に前部に位置することができ、MAC SDU部分で一つのMAC SDU(又はRLC PDU若しくはRLC SDU)の最後のsegmentは頭部に位置することができ、一つのMAC SDU(又はRLC PDU若しくはRLC SDU)の第1のsegmentは尾部に位置することができる。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3g−(Format 3−2a)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。例えば、前部のヘッダーは後部のペイ・ロードを指示する情報となる。前記3g−(Format 3−2a)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。3g−(Format 3−2b)構造は前記3g−(Format 3−2a)構造と全部同一で、すべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
3g−(Format 3−2c)はサブヘッダー、MAC CE、サブヘッダー、MAC SDU、サブヘッダー、パディングなどのような構造を持ち、図3FA乃至図3FEBで第2のMAC PDU構造がサブヘッダーを一部分に集め、ペイ・ロード部分を別に集めたことと異なり第3のMAC PDU構造ではサブヘッダー、ペイ・ロード、サブヘッダー、ペイ・ロードのような繰り返し構造を持つ。前記3g−(Format3−2c)構造は大きくMAC CE部分とMAC SDU部分に分けられる。MAC CEは先ず生成される順に前部に位置することができ、MAC SDU部分でどんなMAC SDU(又はRLC PDU若しくはRLC SDU)のSegmentはMAC SDU部分の尾部に位置することができる。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3g−(Format 3−2c)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。例えば、前部のヘッダーは後部のペイ・ロードを指示する情報となる。前記3g−(Format 3−2c)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。3g−(Format 3−2d)構造は前記3g−(Format 3−2c)構造と全部同一で、すべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
3g−(Format 3−2e)はサブヘッダー、MAC CE、サブヘッダー、MAC SDU、サブヘッダー、パディングなどのような構造を持ち、図3FA乃至図3FEBで第2のMAC PDU構造がサブヘッダーを一部分に集め、ペイ・ロード部分を別に集めたことと異なり第3のMAC PDU構造ではサブヘッダー、ペイ・ロード、サブヘッダー、ペイ・ロードのような繰り返し構造を持つ。前記3g−(Format3−2e)構造は大きくMAC SDU部分とMAC CE部分に分けられる。MAC SDUは先ず生成される順にMAC SDU部分の前部に位置することができ、MAC CEも先ず生成される順にMAC CE部分の後部に位置することができる。前記MAC SDU部分で一つのMAC SDU(又はRLC PDU若しくはRLC SDU)の最後のsegmentは頭部に位置することができ、一つのMAC SDU(又はRLC PDU若しくはRLC SDU)の第1のsegmentは尾部に位置することができる。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3g−(Format 3−2e)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。例えば、前部のヘッダーは後部のペイ・ロードを指示する情報となる。前記3g−(Format 3−2e)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。3g−(Format 3−2f)構造は前記3g−(Format 3−2e)構造と全部同一で、すべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
3g−(Format 3−2g)はサブヘッダー、MAC CE、サブヘッダー、MAC SDU、サブヘッダー、パディングなどのような構造を持ち、図3FA乃至図3FEBで第 2のMAC PDU構造がサブヘッダーを一部分に集め、ペイ・ロード部分を別に集めたことと異なり第3のMAC PDU構造ではサブヘッダー、ペイ・ロード、サブヘッダー、ペイ・ロードのような繰り返し構造を持つ。前記3g−(Format3−2g)構造は大きくMAC SDU部分とMAC CE部分に分けられる。MAC SDUは先ず生成される順にMAC SDU部分の前部に位置することができ、MAC CEも先ず生成される順にMAC CE部分の後部に位置することができる。前記MAC SDU部分で一つのMAC SDU(又はRLC PDU若しくはRLC SDU)のsegmentは最後に位置することができる。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3g−(Format 3−2g)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。例えば、前部のヘッダーは後部のペイ・ロードを指示する情報となる。前記3g−(Format 3−2g)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。3g−(Format 3−2h)構造は前記3g−(Format 3−2g)構造と全部同一で、すべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
3g−(Format 3−2i)はサブヘッダー、MAC CE、サブヘッダー、MAC SDU、サブヘッダー、パディングなどのような構造を持ち、図3FA乃至図3FEBで第2のMAC PDU構造がサブヘッダーを一部分に集め、ペイ・ロード部分を別に集めたことと異なり第3のMAC PDU構造ではサブヘッダー、ペイ・ロード、サブヘッダー、ペイ・ロードのような繰り返し構造を持つ。前記3g−(Format3−2i)構造は先ず生成されることができるMAC CE部分、MAC SDU部分、後で生成されるMAC CE部分に分けられる。MAC SDUは先ず生成される順にMAC SDU部分の前部に位置することができ、MAC CEも先ず生成される順にMAC CE部分の後部に位置することができる。しかし、アップリンクのアップリンクリソースが割り当てられる前に予め生成することができるMAC CE(又は優先順位が高いと判断されるMAC CE若しくはMAC SDUより先ず生成されたMAC CE若しくは所定の基準を満足するMAC CE)の場合には先ず生成されることができるMAC CE部分としてMAC PDUの頭部に位置することができ、その以外にMAC CEは後で生成されるMAC CE部分としてMAC PDUの尾部に位置することができる。前記MAC SDU部分で一つのMAC SDU(又はRLC PDU若しくはRLC SDU)の最後のsegmentはMAC SDU部分で頭部に位置することができ、一つのMAC SDU(又はRLC PDU若しくはRLC SDU)の第1のsegmentはMAC SDU部分で尾部に位置することができる。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3g−(Format 3−2i)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。例えば、前部のヘッダーは後部のペイ・ロードを指示する情報となる。前記3g−(Format 3−2i)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。3g−(Format 3−2j)構造は前記3g−(Format 3−2i)構造と全部同一で、すべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
3g−(Format 3−2k)はサブヘッダー、MAC CE、サブヘッダー、MAC SDU、サブヘッダー、パディングなどのような構造を持ち、図3FA乃至図3FEBで第2のMAC PDU構造がサブヘッダーを一部分に集め、ペイ・ロード部分を別に集めたことと異なり第3のMAC PDU構造ではサブヘッダー、ペイ・ロード、サブヘッダー、ペイ・ロードのような繰り返し構造を持つ。前記3g−(Format3−2k)構造は先ず生成されることができるMAC CE部分、MAC SDU部分、後で生成されるMAC CE部分に分けられる。MAC SDUは先ず生成される順にMAC SDU部分の前部に位置することができ、MAC CEも先ず生成される順にMAC CE部分の後部に位置することができる。しかし、アップリンクのアップリンクリソースが割り当てられる前に予め生成することができるMAC CE(又は優先順位が高いと判断されるMAC CE若しくはMAC SDUより先ず生成されたMAC CE若しくは所定の基準を満足するMAC CE)の場合には先ず生成されることができるMAC CE部分としてMAC PDUの頭部に位置することができ、その以外にMAC CEは後で生成されるMAC CE部分としてMAC PDUの尾部に位置することができる。前記MAC SDU部分で一つのMAC SDU(又はRLC PDU若しくはRLC SDU)のsegmentはMAC SDU部分で尾部に位置することができる。前記サブヘッダーには表3で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表3で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で3g−(Format 3−2k)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。すなわち、前部のヘッダーは後部のペイ・ロードを指示する情報となる。前記3g−(Format 3−2k)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。3g−(Format 3−2l)構造は前記3g−(Format 3−2k)構造と全部同一で、すべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
前記本発明の図3Eで説明した第1のMAC PDU構造、図3FA乃至図3FEBで説明した第 2のMAC PDU構造、図3GA乃至図3GCで説明した第3のMAC PDU構造の多様な場合に適用することができる第1のパディング適用方法は次の通りである。
図3HA及び図3HBは、本開示の実施形態による第1のパディング適用方法を説明する。
図3HA及び図3HBの第1のパディング適用方法ではパディングのためのMACサブヘッダーのサイズが1バイトに固定されていると仮定する。
本発明の第1のパディング適用方法は次の通りである。
第1条件を満足すると、第1の方法を適用してパディングを追加し、
第2条件を満足すると、第2の方法を適用してパディングを追加し、
第3条件を満足すると、第3の方法を適用してパディングを追加する。
前記で第1条件は要求されるパディングのサイズが1バイトの場合、
前記で第2条件は要求されるパディングのサイズが2バイトの場合、
前記で第3条件は要求されるパディングのサイズが3バイト以上の場合である。
前記で第1方法はMACヘッダー部分の頭部に1バイトのサイズを有するパディングのためのMACサブヘッダーを1個追加する。第3のMAC PDU構造のような場合にはMAC PDUの頭部に1バイトのサイズを有するパディングのためのMACサブヘッダーを1個追加する。前記第1方法は3h−(Format1−1)、3h−(Format2−1)、3h−(Format3−1)のように図3Eで説明した第1のMAC PDU構造、図3FA乃至図3FEBで説明した第2のMAC PDU構造、図3GA乃至図3GCで説明した第3のMAC PDU構造の多様な場合に適用することができる。
前記で第2方法はMACヘッダー部分の頭部に1バイトのサイズを有するパディングのためのMACサブヘッダーを2個追加する。第3のMAC PDU構造のような場合にはMAC PDUの頭部に1バイトのサイズを有するパディングのためのMACサブヘッダーを2個追加する。前記第2方法は3h−(Format1−2)、3h−(Format2−2)、3h−(Format3−2)のように図3Eで説明した第1のMAC PDU構造、図3FA乃至図3FEBで説明した第2のMAC PDU構造、図3GA乃至図3GCで説明した第3のMAC PDU構造の多様な場合に適用することができる。
前記で第3方法はMACヘッダー部分の尾部に1バイトのサイズを有するパディングのためのMACサブヘッダーを1個追加して要求されるパディングのサイズで1バイトを除いた残りのサイズに該当するパディングをMACペイ・ロード部分の尾部に追加する。第3のMAC PDU構造のような場合にはMAC PDUの尾部に1バイトのサイズを有するパディングのためのMACサブヘッダー1個と、要求されるパディングのサイズで1バイトを除いた残りのサイズに該当するパディングを追加する。前記第3方法は3h−(Format1−3)、3h−(Format2−3)、3h−(Format3−3)のように図3Eで説明した第1のMAC PDU構造、図3FA乃至図3FEBで説明した第2のMAC PDU構造、図3GA乃至図3GCで説明した第3のMAC PDU構造の多様な場合に適用することができる。
前記本発明の図3Eで説明した第1のMAC PDU構造、図3FA乃至図3FEBで説明した第 2のMAC PDU構造、図3GA乃至図3GCで説明した第3のMAC PDU構造の多様な場合に適用することができる第 2のパディング適用方法は次の通りである。
図3IA及び図3IBは、本開示の実施形態による第 2のパディング適用方法を説明する。
図3IA及び図3IBの第2のパディング適用方法ではパディングのためのMACサブヘッダーのサイズが1バイトに固定されていると仮定する。
本発明の第2のパディング適用方法は次の通りである。
第1条件を満足すると、第1の方法を適用してパディングを追加し、
第2条件を満足すると、第2の方法を適用してパディングを追加し、
第3条件を満足すると、第3の方法を適用してパディングを追加する。
前記で第1条件は要求されるパディングのサイズが1バイトの場合、
前記で第2条件は要求されるパディングのサイズが2バイトの場合、
前記で第3条件は要求されるパディングのサイズが3バイト以上の場合である。
前記で第1方法はMACヘッダー部分の尾部に1バイトのサイズを有するパディングのためのMACサブヘッダーを1個追加する。第3のMAC PDU構造のような場合にはMAC PDUの尾部に1バイトのサイズを有するパディングのためのMACサブヘッダーを1個追加する。前記第1方法は3i−(Format1−1)、3i−(Format2−1)、3i−(Format3−1)のように図3Eで説明した第1のMAC PDU構造、図3FA乃至図3FEBで説明した第2のMAC PDU構造、図3GA乃至図3GCで説明した第3のMAC PDU構造の多様な場合に適用することができる。
前記で第2方法はMACヘッダー部分の尾部に1バイトのサイズを有するパディングのためのMACサブヘッダーを2個追加する。第3のMAC PDU構造のような場合にはMAC PDUの尾部に1バイトのサイズを有するパディングのためのMACサブヘッダーを2個追加する。前記第2方法は 3i−(Format1−2)、3i−(Format2−2)、3i−(Format3−2)のように図3Eで説明した第1のMAC PDU構造、図3FA乃至図3FEBで説明した第2のMAC PDU構造、図3GA乃至図3GCで説明した第3のMAC PDU構造の多様な場合に適用することができる。
前記で第3方法はMACヘッダー部分の尾部に1バイトのサイズを有するパディングのためのMACサブヘッダーを1個追加して要求されるパディングのサイズで1バイトを除いた残りのサイズに該当するパディングをMACペイ・ロード部分の尾部に追加する。第3のMAC PDU構造のような場合にはMAC PDUの尾部に1バイトのサイズを有するパディングのためのMACサブヘッダー1個と、要求されるパディングのサイズで1バイトを除いた残りのサイズに該当するパディングを追加する。前記第3方法は3i−(Format1−3)、3i−(Format2−3)、3i−(Format3−3)のような図3Eで説明した第1のMAC PDU構造、図3FA乃至図3FEBで説明した第2のMAC PDU構造、図3GA乃至図3GCで説明した第3のMAC PDU構造の多様な場合に適用することができる。
前記本発明の図3Eで説明した第1のMAC PDU構造、図3FA乃至図3FEBで説明した第 2のMAC PDU構造、図3GA乃至図3GCで説明した第3のMAC PDU構造の多様な場合に適用することができる第3のパディング適用方法は次の通りである。
図3Jは、本開示の実施形態による第3のパディング適用方法を説明する。
図3Jの第3のパディング適用方法ではパディングのためのMACサブヘッダーのサイズが1バイトに固定されていると仮定する。
本発明の第3のパディング適用方法は次の通りである。
第1条件を満足すると、第1の方法を適用してパディングを追加し、
第2条件を満足すると、第2の方法を適用してパディングを追加する。
前記で第1条件は要求されるパディングのサイズが1バイトの場合、
前記で第2条件は要求されるパディングのサイズが2バイト以上の場合である。
前記で第1方法はMACPDUの尾部に1バイトのサイズを有するパディングを追加する。第2のMAC PDU構造のような場合にはMACペイ・ロードの尾部に1バイトのサイズを有するパディングを追加してパディングがMAC PDUの中間部に位置することができる。第3のMAC PDU構造のような場合にはMAC PDUの尾部に1バイトのサイズを有するパディングを追加する。前記第1方法は3j−(Format1−1)、3j−(Format2−1)、3j−(Format3−1)のような図3Eで説明した第1のMAC PDU構造、図3FA乃至図3FEBで説明した第 2のMAC PDU構造、図3GA乃至図3GCで説明した第3のMAC PDU構造の多様な場合に適用することができる。
前記で第2方法はMACヘッダー部分の尾部に1バイトのサイズを有するパディングのためのMACサブヘッダーを1個追加して要求されるパディングのサイズで1バイトを除いた残りのサイズに該当するパディングをMACペイ・ロード部分の尾部に追加する。第3のMAC PDU構造のような場合にはMAC PDUの尾部に1バイトのサイズを有するパディングのためのMACサブヘッダー1個と、要求されるパディングのサイズで1バイトを除いた残りのサイズに該当するパディングを追加する。前記第3方法は3j−(Format1−2)、3j−(Format2−2)、3j−(Format3−2)のように図3Eで説明した第1のMAC PDU構造、図3FA乃至図3FEBで説明した第2のMAC PDU構造、図3GA乃至図3GCで説明した第3のMAC PDU構造の多様な場合に適用することができる。
前記本発明の図3Eで説明した第1のMAC PDU構造、図3FA乃至図3FEBで説明した第 2のMAC PDU構造、図3GA乃至図3GCで説明した第3のMAC PDU構造の多様な場合に適用することができる第4のパディング適用方法は次の通りである。
図3Kは、本開示の実施形態による第4のパディング適用方法を説明する。
図3Kの第4のパディング適用方法ではパディングのためのMACサブヘッダーのサイズが2バイトに固定されていると仮定する。
本発明の第4のパディング適用方法は次の通りである。
第1条件を満足すると、第1の方法を適用してパディングを追加し、
第2条件を満足すると、第2の方法を適用してパディングを追加する。
前記で第1条件は要求されるパディングのサイズが1バイト又は2バイトの場合、
前記で第2条件は要求されるパディングのサイズが3バイト以上の場合である。
前記で第1方法は要求されるパディングのサイズによってMAC PDUの尾部に1バイト又は2バイトのサイズを有するパディングを追加する。第2のMAC PDU構造のような場合には要求されるパディングのサイズによってMACペイ・ロードの尾部に1バイト又は2バイトのサイズを有するパディングを追加してパディングがMAC PDUの中間部に位置することができる。第3のMAC PDU構造のような場合には要求されるパディングのサイズによってMAC PDUの頭部に1バイト又は2バイトのサイズを有するパディングを追加する。前記第1方法は3k−(Format1−1)、3k−(Format2−1)、3k−(Format3−1)のような図3Eで説明した第1のMAC PDU構造、図3FA乃至図3FEBで説明した第2のMAC PDU構造、図3GA乃至図3GCで説明した第3のMAC PDU構造の多様な場合に適用することができる。
前記で第2方法はMACヘッダー部分の尾部に2バイトのサイズを有するパディングのためのMACサブヘッダーを1個追加して要求されるパディングのサイズで2バイトを除いた残りのサイズに該当するパディングをMACペイ・ロード部分の尾部に追加する。第3のMAC PDU構造のような場合にはMAC PDUの尾部に2バイトのサイズを有するパディングのためのMACサブヘッダー1個と、要求されるパディングのサイズで2バイトを除いた残りのサイズに該当するパディングを追加する。前記第3方法は3k−(Format1−2)、3k−(Format2−2)、3k−(Format3−2)のように図3Eで説明した第1のMAC PDU構造、図3FA乃至図3FEBで説明した第2のMAC PDU構造、図3GA乃至図3GCで説明した第3のMAC PDU構造の多様な場合に適用することができる。
前記本発明の図3Eで説明した第1のMAC PDU構造、図3FA乃至図3FEBで説明した第 2のMAC PDU構造、図3GA乃至図3GCで説明した第3のMAC PDU構造の多様な場合に適用することができる第5のパディング適用方法は次の通りである。
第5のパディング適用方法ではパディングのためのMACサブヘッダーのサイズが1バイトに固定されていると仮定する。
本発明の第5のパディング適用方法は次の通りである。
第1条件を満足すると、第1の方法を適用してパディングを追加し、
第2条件を満足すると、第2の方法を適用してパディングを追加し、
第3条件を満足すると、第3の方法を適用してパディングを追加する。
前記で第1条件は要求されるパディングのサイズが1バイトの場合、
前記で第2条件は要求されるパディングのサイズが2バイトの場合、
前記で第3条件は要求されるパディングのサイズが3バイト以上の場合である。
前記で第1方法はMACヘッダー部分の任意の位置に1バイトのサイズを有するパディングのためのMACサブヘッダーを1個追加する。第3のMAC PDU構造のような場合にはMAC PDUの任意の位置に1バイトのサイズを有するパディングのためのMACサブヘッダーを1個追加する。前記第1方法は3h−(Format1−1)、3h−(Format2−1)、3h−(Format3−1)のように図3Eで説明した第1のMAC PDU構造、図3FA乃至図3FEBで説明した第2のMAC PDU構造、図3GA乃至図3GCで説明した第3のMAC PDU構造の多様な場合に適用することができる。
前記で第2方法はMACヘッダー部分の任意の位置に1バイトのサイズを有するパディングのためのMACサブヘッダーを2個追加する。第3のMAC PDU構造のような場合にはMAC PDUの任意の位置に1バイトのサイズを有するパディングのためのMACサブヘッダーを2個追加する。前記第2方法は3h−(Format1−2)、3h−(Format2−2)、3h−(Format3−2)のような図3Eで説明した第1のMAC PDU構造、図3FA乃至図3FEBで説明した第2のMAC PDU構造、図3GA乃至図3GCで説明した第3のMAC PDU構造の多様な場合に適用することができる。
前記で第3方法はMACヘッダー部分の任意の位置に1バイトのサイズを有するパディングのためのMACサブヘッダーを1個追加して要求されるパディングのサイズで1バイトを除いた残りのサイズに該当するパディングをMACペイ・ロード部分のMACサブヘッダーの相応する位置に追加する。第3のMAC PDU構造のような場合にはMAC PDUの任意の位置に1バイトのサイズを有するパディングのためのMACサブヘッダー1個と、要求されるパディングのサイズで1バイトを除いた残りのサイズに該当するパディングを追加する。前記第3方法は3h−(Format1−3)、3h−(Format2−3)、3h−(Format3−3)のような図3Eで説明した第1のMAC PDU構造、図3FA乃至図3FEBで説明した第2のMAC PDU構造、図3GA 乃至図3GCで説明した第3のMAC PDU構造の多様な場合に適用することができる。
前記本発明の図3Eで説明した第1のMAC PDU構造、図3FA乃至図3FEBで説明した第 2のMAC PDU構造、図3GA乃至図3GCで説明した第3のMAC PDU構造の多様な場合に適用することができる第6のパディング適用方法は次の通りである。
第6のパディング適用方法ではパディングのためのMACサブヘッダーのサイズが1バイトに固定されていると仮定する。
本発明の第6のパディング適用方法は次の通りである。
第1条件を満足すると、第1の方法を適用してパディングを追加し、
第2条件を満足すると、第2の方法を適用してパディングを追加する。
前記で第1条件は要求されるパディングのサイズが1バイトの場合、
前記で第2条件は要求されるパディングのサイズが2バイト以上の場合である。
前記で第1方法はMAC PDUの任意の位置に1バイトのサイズを有するパディングを追加する。第2のMAC PDU構造のような場合にはMACペイ・ロードの任意の位置に1バイトのサイズを有するパディングを追加する。第3のMAC PDU構造のような場合にはMAC PDUの任意の位置に1バイトのサイズを有するパディングを追加する。前記第1方法は3j−(Format1−1)、3j−(Format2−1)、3j−(Format3−1)のように図3Eで説明した第1のMAC PDU構造、図3FA乃至図3FEBで説明した第2のMAC PDU構造、図3GA乃至図3GCで説明した第3のMAC PDU構造の多様な場合に適用することができる。
前記で第2方法はMACヘッダー部分の任意の位置に1バイトのサイズを有するパディングのためのMACサブヘッダーを1個追加して要求されるパディングのサイズで1バイトを除いた残りのサイズに該当するパディングをMACペイ・ロード部分のパディングMACサブヘッダーの相応する位置に追加する。第3のMAC PDU構造のような場合にはMAC PDUの任意の位置に1バイトのサイズを有するパディングのためのMACサブヘッダー1個と、要求されるパディングのサイズで1バイトを除いた残りのサイズに該当するパディングを追加する。前記第3方法は3j−(Format1−2)、3j−(Format2−2)、3j−(Format3−2)のように図3Eで説明した第1のMAC PDU構造、図3FA乃至図3FEBで説明した第2のMAC PDU構造、図3GA乃至図3GCで説明した第3のMAC PDU構造の多様な場合に適用することができる。
前記本発明の図3Eで説明した第1のMAC PDU構造、図3FA乃至図3FEBで説明した第 2のMAC PDU構造、図3GA乃至図3GCで説明した第3のMAC PDU構造の多様な場合に適用することができる第7のパディング適用方法は次の通りである。
第7のパディング適用方法ではパディングのためのMACサブヘッダーのサイズが2バイトに固定されていると仮定する。
本発明の第7のパディング適用方法は次の通りである。
第1条件を満足すると、第1の方法を適用してパディングを追加し、
第2条件を満足すると、第2の方法を適用してパディングを追加する。
前記で第1条件は要求されるパディングのサイズが1バイト又は2バイトの場合、
前記で第2条件は要求されるパディングのサイズが3バイト以上の場合である。
前記で第1方法は要求されるパディングのサイズによってMAC PDUの任意の位置に1バイト又は2バイトのサイズを有するパディングを追加する。第2のMAC PDU構造のような場合には要求されるパディングのサイズによってMACペイ・ロードの任意の位置に1バイト又は2バイトのサイズを有するパディングを追加することができる。第3のMAC PDU構造のような場合には要求されるパディングのサイズによってMAC PDUの任意の位置に1バイト又は2バイトのサイズを有するパディングを追加する。前記第1方法は3k−(Format1−1)、3k−(Format2−1)、3k−(Format3−1)のように図3Eで説明した第1のMAC PDU構造、図3FA乃至図3FEBで説明した第2のMAC PDU構造、図3GA乃至図3GCで説明した第3のMAC PDU構造の多様な場合に適用することができる。
前記で第2方法はMACヘッダー部分の任意の位置に2バイトのサイズを有するパディングのためのMACサブヘッダーを1個追加して要求されるパディングのサイズで2バイトを除いた残りのサイズに該当するパディングをMACペイ・ロード部分のパディングMACサブヘッダーに相応する位置に追加する。第3のMAC PDU構造のような場合にはMAC PDUの任意の位置に2バイトのサイズを有するパディングのためのMACサブヘッダー1個と、要求されるパディングのサイズで2バイトを除いた残りのサイズに該当するパディングを追加する。前記第3方法は3k−(Format1−2)、3k−(Format2−2)、3k−(Format3−2)のように図3Eで説明した第1のMAC PDU構造、図3FA 乃至図3FEBで説明した第2のMAC PDU構造、図3GA乃至図3GCで説明した第3のMAC PDU構造の多様な場合に適用することができる。
図3Lは、本開示の実施形態による第 1、2、5のパディング適用方法に関する端末動作を示した図面である。
図3Lで端末(3l−01)は3l−05段階で第1条件を満足すると、3l−10段階へ進行して第1方法を介してパディングを処理する。もし、3l−05段階で第2条件を満足すると、3l−15 段階へ進行して第2方法を介してパディングを処理する。もし、3l−05 段階で第3条件を満足すると、3l−20段階へ進行して第1方法を介してパディングを処理する。
図3Mは、本発明の第3、4、6、7のパディング適用方法に関する端末動作を示す図面である。
図3Mで端末(3m−01)は3m−05段階で第 1条件を満足すると、3m−10段階へ進行して第1方法を介してパディングを処理する。もし、3m−05段階で第 2条件を満足すると、3m−15段階へ進行して第2方法を介してパディングを処理する。
図3Nは、本開示の実施形態による端末の構造を示すブロック図である。
前記図面を参考すれば、前記端末はRF(Radio Frequency)処理部3n−10、基底帯域(baseband)処理部3n−20、記憶部3n−30、制御部3n−40を含む。
前記RF処理部3n−10は信号の帯域変換、増幅などの無線チャンネルを介して信号を送受信するための機能を行う。例えば、前記RF処理部3n−10は前記基底帯域処理部3n−20から提供される基底帯域信号をRF帯域信号でアップ変換した後にアンテナを介して送信し、前記アンテナを介して受信されるRF帯域信号を基底帯域信号でダウン変換する。例えば、前記RF処理部3n−10は送信フィルター、受信フィルター、増幅器、ミキサー(mixer)、オシレーター(oscillator)、DAC(digital to analog convertor)、ADC(analog to digital convertor)などを含むことができる。前記図面で、一つのアンテナだけが図示されたが、前記端末は多数のアンテナを備えることができる。さらに、前記RF処理部3n−10は多数のRFチェーンを含むことができる。ひいては、前記RF処理部3n−10はビームフォーミング(beamforming)を行うことができる。前記ビームフォーミングのために、前記RF処理部3n−10は多数のアンテナ又はアンテナ要素(element)を介して送受信される信号それぞれの位相及びサイズを調節することができる。また、前記RF処理部はMIMOを行うことができ、MIMO動作実行時のいくつかのレイヤーを受信することができる。前記RF処理部3n−10は制御部の制御によって多数のアンテナ又はアンテナ要素を適切に設定して受信ビームスイーピングを行うか、受信ビームが送信ビームと共助されるように受信ビームの方向とビーム幅を調整することができる。
前記基底帯域処理部3n−20はシステムの物理階層規格によって基底帯域信号及びビット列間の変換機能を行う。例えば、データ送信時、前記基底帯域処理部3n−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部3n−20は前記RF処理部3n−10から提供される基底帯域信号を復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。例えば、OFDM(orthogonal frequency division multiplexing)方式に従う場合、データ送信時、前記基底帯域処理部3n−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成し、前記複素シンボルをサブキャリアにマッピングした後、IFFT(inverse fast Fourier transform)演算及び CP(cyclic prefix)挿入を介してOFDMシンボルを構成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部3n−20は前記RF処理部3n−10から提供される基底帯域信号を OFDMシンボル単位で分割し、FFT(fast Fourier transform)演算を介してサブキャリアにマッピングされた信号を復元した後、復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。
前記基底帯域処理部3n−20及び前記RF処理部3n−10は上述したように信号を送信及び受信する。これにより、前記基底帯域処理部3n−20及び前記RF処理部3n−10は送信部、受信部、送受信部又は通信部に指称されることができる。ひいては、前記基底帯域処理部3n−20及び前記RF処理部3n−10のうちの少なくとも一つは互いに異なる多数の無線接続技術をサポートするために多数の通信モジュールを含むことができる。さらに、前記基底帯域処理部3n−20及び前記RF処理部3n−10のうちの少なくとも一つは互いに異なる周波数帯域の信号を処理するために互いに異なる通信モジュールを含むことができる。例えば、前記互いに異なる無線接続技術はLTE網、NR網などを含むことができる。さらに、前記互いに異なる周波数帯域は超高周波(SHF:super high frequency)(例えば、2.5GHz、5Ghz)帯域、mm波(millimeter wave)(例えば、60GHz)帯域を含むことができる。
前記記憶部3n−30は前記端末の動作のための基本プログラム、アプリケーション、設定情報などのデータを記憶する。前記記憶部3n−30は前記制御部3n−40のリクエストによって記憶されたデータを提供する。
前記制御部3n−40は多重接続処理部3n−42を含み、前記端末の全般的な動作を制御する。例えば、前記制御部3n−40は前記基底帯域処理部3n−20及び前記RF処理部3n−10を介して信号を送受信する。また、前記制御部3n−40は前記記憶部3n−40にデータを記録し、読む。このために、前記制御部3n−40は少なくとも一つのプロセッサ(processor)を含むことができる。例えば、前記制御部3n−40は通信のための制御を行うCP(communication processor)及び応用プログラムなどの上位階層を制御するAP(application processor)を含むことができる。
図3Оは、本発明の実施形態による無線通信システムでTRPのブロック構成を示す。
前記図面に示されたように、前記基地局はRF処理部3o−10、基底帯域処理部3o−20、通信部3o−30、記憶部3o−40、制御部3o−50を含んで構成される。
前記RF処理部3o−10は信号の帯域変換、増幅などの無線チャンネルを介して信号を送受信するための機能を行う。すなわち、前記RF処理部3o−10は前記基底帯域処理部3o−20から提供される基底帯域信号をRF帯域信号にアップ変換した後にアンテナを介して送信し、前記アンテナを介して受信されるRF帯域信号を基底帯域信号にダウン変換する。例えば、前記RF処理部3o−10は送信フィルター、受信フィルター、増幅器、ミキサー、オシレーター、DAC、ADC などを含むことができる。前記図面で、一つのアンテナだけが図示されたが、前記第1接続ノードは多数のアンテナを備えることができる。さらに、前記RF処理部3o−10は多数のRFチェーンを含むことができる。ひいては、前記RF処理部3o−10はビームフォーミングを行うことができる。前記ビームフォーミングのために、前記RF処理部3o−10は多数のアンテナ又はアンテナ要素を介して送受信される信号それぞれの位相及びサイズを調節することができる。前記RF処理部は一つ以上のレイヤーを送信することで下向きMIMO動作を行うことができる。
前記基底帯域処理部3o−20は第1無線接続技術の物理階層規格によって基底帯域信号及びビット列間の変換機能を行う。例えば、データ送信時、前記基底帯域処理部3o−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部3o−20は前記RF処理部3o−10から提供される基底帯域信号を復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。例えば、OFDM方式に従う場合、データ送信時、前記基底帯域処理部3o−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成し、前記複素シンボルをサブキャリアにマッピングした後、IFFT演算及びCP挿入を介してOFDMシンボルを構成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部3o−20は前記RF処理部3o−10から提供される基底帯域信号をOFDMシンボル単位で分割し、FFT 演算を介してサブキャリアにマッピングされた信号を復元した後、復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。前記基底帯域処理部3o−20及び前記RF処理部3o−10は上述したように信号を送信及び受信する。これにより、前記基底帯域処理部3o−20及び前記RF処理部3o−10は送信部、受信部、送受信部、通信部又は無線通信部と指称されることができる。
前記通信部3o−30はネットワーク内の他のノードと通信を行うためのインターフェースを提供する。
前記記憶部3o−40は前記主基地局の動作のための基本プログラム、アプリケーション、設定情報などのデータを記憶する。特に、前記記憶部3o−40は接続された端末に割り当てられたベアラーに対する情報、接続された端末から報告された測定結果などを記憶することができる。また、前記記憶部3o−40は端末に多重接続を提供するか、中断するか否かの判断基準となる情報を記憶することができる。そして、前記記憶部3o−40は前記制御部3o−50のリクエストによって記憶されたデータを提供する。
前記制御部3o−50は多重接続処理部3o−52を含み、前記主基地局の全般的な動作を制御する。例えば、前記制御部3o−50は前記基底帯域処理部3o−20及び前記RF処理部3o−10を介して又は前記通信部3o−30を介して信号を送受信する。また、前記制御部3o−50は前記記憶部3o−40にデータを記録し、読む。このために、前記制御部3o−50は少なくとも一つのプロセッサを含むことができる。
<第4実施形態>
図4Aは、本開示の実施形態によるLTEシステムの構造を示す図面である。
図4Aを参照すれば、示されたようにLTEシステムの無線アクセスネットワークは次世代基地局(Evolved Node B、以下、eNB、Node B又は基地局)4a−05、4a−10、4a−15、4a−20とMME(MobilityManagement Entity)4a−25及びS−GW(Serving−Gateway)4a−30から構成される。ユーザ端末(User Equipment、以下、UE又は端末)4a−35はeNB4a−05〜4a−20及びS−GW4a−30を介して外部ネットワークに接続する。
図4AでeNB4a−05〜4a−20はUMTSシステムの既存のノードBに対応される。eNBはUE4a−35と無線チャンネルで接続されて既存のノードBより複雑な役目を行う。LTEシステムではインターネットプロトコルを通じるVoIP(Voice over IP)のようなリアルタイムサービスを含むすべてのユーザトラフィックが共用チャンネル(shared channel)を介してサービスされるので、UEのバッファー状態、使用可能送信電力状態、チャンネル状態などの状態情報を集めてスケジューリングをする装置が必要であり、これをeNB4a−05〜4a−20が担当する。一つのeNBは通常、多数のセルを制御する。例えば、100Mbpsの送信速度を具現するためにLTEシステムは例えば、20MHz帯域幅で直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、以下、OFDMという)を無線接続技術として用いる。さらに、端末のチャンネル状態に合わせて変調方式(modulation scheme)とチャンネルコーディング率(channel coding rate)を決定する適応変調コーディング(Adaptive Modulation & Coding、以下、AMCという)方式を適用する。S−GW4a−30はデータベアラーを提供する装置であり、MME4a−25の制御にしたがってデータベアラーを生成するか除去する。MMEは端末に対する移動性管理機能はもちろん各種制御機能を担当する装置で多数の基地局と接続する。
図4Bは、本開示の実施形態によるLTEシステムでの無線プロトコル構造を示した図面である。
図4Bを参照すれば、LTEシステムの無線プロトコルは端末とeNBでそれぞれPDCP(Packet Data Convergence Protocol)4b−05、4b−40、RLC(Radio Link Control)4b−10、4b−35、MAC(Medium Access Control)4b−15、4b−30からなる。PDCP4b−05、4b−40はIPヘッダー圧縮/復元などの動作を担当する。PDCPの主要機能は下記のように要約される。
−ヘッダー圧縮及び圧縮解除機能(Header compression and decompression:ROHC only)
−ユーザデータ送信機能(Transfer of user data)
−順次伝達機能(In−sequence delivery of upper layer PDUs at PDCP re−establishment procedure for RLC AM)
−順序再整列機能(For split bearers in DC(only support for RLC AM):PDCP PDU routing for transmission and PDCP PDU reordering for reception)
−重複探知機能(Duplicate detection of lower layer SDUs at PDCP re−establishment procedure for RLC AM)
−再送信機能(Retransmission of PDCP SDUs at handover and、for split bearers in DC、of PDCP PDUs at PDCP data−recovery procedure、for RLC AM)
−暗号化及び復号化機能(Ciphering and deciphering)
−タイマー基盤SDU削除機能(Timer−based SDU discard in uplink。)
無線リンク制御(Radio Link Control、以下、RLCという)(4b−10、4b−35)はPDCP PDU(Packet Data Unit)を適切なサイズに再構成してARQ動作などを行う。RLCの主要機能は下記のように要約される。
−データ送信機能(Transfer of upper layer PDUs)
−ARQ機能(Error Correction through ARQ(only for AM data transfer))
−連結、分割、再組立て機能(Concatenation、segmentation and reassembly of RLC SDUs(only for UM and AM data transfer))
−再分割機能(Re−segmentation of RLC data PDUs(only for AM data transfer))
−順序再整列機能(Reordering of RLC data PDUs(only for UM and AM data transfer)
−重複探知機能(Duplicate detection(only for UM and AM data transfer))
−エラー探知機能(Protocol error detection(only for AM data transfer))
−RLC SDU削除機能(RLC SDU discard(only for UM and AM data transfer))
−RLC再確立機能(RLC re−establishment)
MAC4b−15、4b−30は一つの端末に構成された多くのRLC階層装置と接続され、RLC PDUをMAC PDUに多重化してMAC PDUからRLC PDUを逆多重化する動作を行う。MACの主要機能は下記のように要約される。
−マッピング機能(Mapping between logical channels and transport channels)
−多重化及び逆多重化機能(Multiplexing/demultiplexing of MAC SDUs belonging to one or different logical channels into/from transport blocks(TB)delivered to/from the physical layer on transport channels)
−スケジューリング情報報告機能(Scheduling information reporting)
−HARQ機能(Error correction through HARQ)
−ロジカルチャンネル間の優先順位調節機能(Priority handling between logical channels of one UE)
−端末間の優先順位調節機能(Priority handling between UEs by means of dynamic scheduling)
−MBMSサービス確認機能(MBMS service identification)
−送信フォーマット選択機能(Transport format selection)
−パディング機能(Padding)
物理階層4b−20、4b−25は上位階層データをチャンネルコーディング及び変調し、OFDMシンボルで作って無線チャンネルで送信するか、無線チャンネルを介して受信したOFDMシンボルを復調してチャンネルデコーディングして上位階層へ伝達する動作をする。
図4Cは、本開示の実施形態による次世代移動通信システムの構造を示す図面である。
図4Cを参照すれば、示されたように次世代移動通信システムの無線アクセスネットワークは次世代基地局(New Radio Node B、以下、NR gNB又はNR基地局)4c−10とNR CN(New Radio Core Network)4c−05から構成される。ユーザ端末(New Radio User Equipment、以下、NR UE又は端末)4c−15はNR gNB4c−10及びNR CN4c−05を介して外部ネットワークに接続する。
図4CでNR gNB4c−10は既存のLTEシステムのeNB(Evolved Node B)に対応される。NR gNB4c−10はNR UE4c−15と無線チャンネルで接続されて既存のノードBより非常に優れたサービスを提供してくれることができる。次世代移動通信システムではすべてのユーザトラフィックが共用チャンネル(shared channel)を介してサービスされるので、UEのバッファー状態、使用可能送信電力状態、チャンネル状態などの状態情報を集めてスケジューリングをする装置が必要であり、これをNR gNB4c−10が担当する。一つのNR gNB4c−10は通常、多数のセルを制御する。既存のLTE対比超高速データ送信を具現するために既存最大帯域幅以上を持つことができ、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、以下、OFDMという)を無線接続技術として追加的にビームフォーミング技術が適用されることができる(4c−20)。さらに、端末のチャンネル状態に合わせて変調方式(modulation scheme)とチャンネルコーディング率(channel coding rate)を決定する適応変調コーディング(Adaptive Modulation & Coding、以下、AMCという)方式を適用する。NR CN4c−05は移動性サポート、ベアラー設定、QoS設定などの機能を行う。NR CNは端末に対する移動性管理機能はもちろん各種制御機能を担当する装置として多数の基地局と接続される。また、次世代移動通信システムは既存のLTEシステムとも連動されることができ、NR CNがMME4c−25とネットワークインターフェースを介して接続される。MMEは既存の基地局であるeNB4c−30と接続される。
図4Dは、本開示の実施形態によるLTEシステムでIDLE端末のためのDRX動作を説明する図面である。
端末4d−10、4d−15はRRC IDLE状態にある時のネットワーク4d−10からページングを受信するためにPDCCHをモニタリングする。LTEでは端末の電力消耗を減らす効率的な方法で非連続受信(Discontinuous Reception、以下、DRX)区間をサブフレーム4d−20単位で設定して予め定められた時間区間には起きて残り大部分の時間の間には受信機がスリップする。例えば、ネットワーク4d−10からのページングを受信するために定められた時間間隔であるページング周期(Paging cycle)4d−25、4d−30が設定される。端末がページングに用いられるP−RNTIを検出すれば、端末4d−10、4d−15は当該ダウンリンクページングメッセージを処理する。ページングメッセージには端末のIDが含まれ、当該IDではない端末は受信された情報を廃棄してDRX周期に従ってスリップする。DRX周期の間にはアップリンクタイミングが知られなかったのでHARQは使用されない。
ネットワークは端末がページングを受信すべきサブフレーム4d−20を設定する。前記設定には端末がリクエストする周期Tueとセル特定の周期Tcのうちで最小値が用いられる。また、前記ページング周期には32、64、128、256フレームが設定される。前記のフレーム内でページングのためにモニタリングしなければならないサブフレームは端末のIMSI(International Mobile Subscriber Identity)から抽出が可能である。端末ごとに互いに異なるIMSIを持っているので、全体ページング時点(occasion)4d−35で各端末に属するページングインスタンス(instance)によって動作する。
ページングメッセージは一部のサブフレームに限って送信が可能であり、下記の表4で可能な設定を示す。
Figure 2019532580
図4Eは、本開示の実施形態によるLTEシステムでRRC接続状態の端末のためのDRX動作を説明する図面である。
DRXはRRC接続状態でも定義され、動作方法はIDLE状態のDRXと相違する。前述したように、端末がスケジューリング情報を獲得するため、持続的にPDCCHをモニタリングすることは大きい電力消耗を引き起こすだろう。基本的なDRX動作はDRX周期4e−00をもって、on−duration4e−05時間の間だけPDCCHをモニタリングする。接続モードでDRX周期はlong DRXとshort DRXの2つの値が設定される。一般的な場合にはlong DRX周期が適用され、必要により、基地局はMAC CE(Control Element)を用い、short DRX周期をトリガーさせることができる。一定時間が経た後、端末はshort DRX周期からlong DRX周期に変更する。特定端末の初期スケジューリング情報は予め定められた前記PDCCHにだけ提供される。したがって、端末は周期的に前記PDCCHだけをモニタリングすることによって、電力消耗を最小化させることができる。もし、on−duration4e−05の時間の間、新しいパケットに対するスケジューリング情報がPDCCHによって受信されると(4e−10)、端末はDRX inactivity timer4e−15を開始する。端末はDRX inactivity timerの間のactive 状態を維持する。すなわち、PDCCHモニタリングを持続する。また、HARQ RTT timer4e−20も開始する。HARQ RTT timerは端末がHARQ RTT(Round Trip Time)時間の間、不必要にPDCCHをモニタリングすることを防止するために適用され、前記タイマー動作時間の間、端末はPDCCHモニタリングを行う必要がない。ただ、DRX inactivity timerとHARQ RTT timerが同時に動作する間には端末はDRX inactivity timerを基準でPDCCH モニタリングを持続する。HARQ RTT timerが満了されると、DRX retransmission timer(4e−25)が開始する。前記DRX retransmission timerが動作する間には、端末はPDCCHモニタリングを実行しなければならない。一般的にDRX retransmission timer動作時間の間、HARQ再送信のためのスケジューリング情報が受信される(4e−30)。前記スケジューリング情報を受信すると、端末は直ちにDRX retransmission timerを中止させて、さらにHARQ RTT timerを開始する。前記の動作は前記パケットが成功的に受信されるまで持続する(4e−35)。
接続モードでのDRX動作に係る設定情報はRRCConnectionReconfigurationメッセージを介して端末に伝達する。on−duration timer、DRX inactivity timer、DRX retransmission timerはPDCCH subframeの数で定義される。タイマーが開始された以後、PDCCH subframeと定義されたsubframeが設定された数ほど過ぎると、前記タイマーが満了する。FDDではすべての downlink subframeがPDCCH subframeに属し、TDDではdownlink subframeとspecial subframeがここに該当する。TDDでは同一周波数帯域にdownlink subframe、uplink subframe、special subframeが存在する。この中、downlink subframeとspecial subframeがPDCCH subframeと見なされる。
基地局はlong DRXとshortDRXの2つの状態を設定することができる。基地局は通常、端末から報告されるpower Preference Indication情報及び端末移動性記録情報、設定されたDRBの特性を考慮して前記2つの状態のうちの一つを用いるだろう。2つの状態の遷移は特定タイマー満了可否又は特定MAC CEを端末に送信してなる。
図4Fは、本開示の実施形態によるINACTIVE状態のDRX動作を説明する図面である。
端末4f−01と基地局4f−03がRRC接続(RRC connected又はRRC ACTIVE)状態でデータを送受信してから(4f−05)特定条件によって基地局4f−03は端末4f−01のINACTIVE状態への遷移を指示することができる。前記のINACTIVE状態への遷移条件はデータパケットの不在及び無線リンクの測定値によるイベント発生などが可能である。また、前記RRC接続状態で端末4f−01は基地局4f−03の設定によって接続状態のDRX(Connected DRX、C−DRX)で動作することができる。4f−10段階で基地局4f−03はINACTIVE reconfigurationメッセージを介してRRC ACTIVEでRRC INACTIVE状態への遷移を指示する。前記INACTIVE reconfigurationメッセージには以下のような情報を含む。
−NACTIVE状態情報(INACTIVE STATE info(RESUME ID、RAN Area info、…))
−NACTIVE状態DRX設定パラメーター
特に、RRC INACTIVE状態でDRX動作のための設定パラメーターを含むことができるのに、本発明では2つの動作に対して記述する。INACTIVE状態のDRX第1動作は既存のLTEでのRRC IDLE状態のDRX動作と類似に動作するようにする。このために前記INACTIVE reconfigurationメッセージには端末別のページングフレーム(paging frame、PF)とページング時点(paging occasion、PO)を計算することができるようにするシグナリングが必要である。このためにSIB2で設定された値(PCCH−config)を再使用したり、これに係るパラメーター(ページング周期、ページング周期別のページングサブフレームの個数nB)を直接再設定することができる。INACTIVE状態のDRX第2動作は既存のLTEでの接続状態のDRX動作と類似に動作するようにする。前記接続状態のDRX動作は複数個のDRX周期(long DRX cycle、short DRX cycle)で、多いDRXタイマー(onDuration timer、inactivityTimer、etc)を定義した。また、前記タイマーはDRX周期別で柔軟に設定されることができる。しかし、INACTIVE状態ではRRC接続状態と異なるように基地局4f−03からの柔軟な設定に制約があるので制限的な方法の導入が必要である。例えば、前記のINACTIVE状態のDRX第2動作のために一つのDRX周期を設定して(例えば、ただlong DRX cycleを設定)予め定められた値でshort inactivity timerとon−duration timerなどを設定することができる。前記INACTIVE状態のDRX動作でデータ送受信が可能な場合のためにHARQ RTT timer、DRX retransmission timerなども設定することができる。
端末4f−01は基地局4f−03から前記で設定された方法によってINACTIVE状態でのDRX(I−DRX)を行う(4f−15)。端末4f−01は基地局4f−03からページング信号を受信すれば(4f−20I)−DRX 動作を中止する(4f−25)。
前記端末4f−01は当該セルでランダムアクセスを試みる(4f−30)。ランダムアクセスはターゲットセルに前記端末が接続を試みるということを知らせると共に、アップリンク同期を合わせるためである。ランダムアクセス過程でプリアンブル送信後、特定数のサブフレームが経た後、前記端末4f−01は前記セルからランダムアクセス応答メッセージ(RAR)が送信されるか否かをモニタリングする。前記特定時間の間、RARが受信されると(4f−35)、前記端末4f−01はRRCConnectionResumeRequestメッセージにResume IDとResume causeを載せて送信する(4f−40)。前記セルは受信した前記メッセージのResume IDを確認して当該端末が以前にどの基地局でサービスを受けたのか分かる。前記基地局4f−03が成功的にResume IDを受信して確認すると、UE コンテクストを再使用することができる。(もし前記基地局が Resume IDを受信したが成功的に端末を区別することができなかった場合は4f−40〜4f−55動作の代りにRRCConnectionSetupメッセージを端末に送信して既存のlegacy RRC connection establishment手続きに戻ることができる。)前記基地局4f−03はUEコンテクストの保安情報を適用してMAC−I、端末のコンテクストに記憶されていた保安キー及び保安カウンターなどを用いて前記メッセージの無欠性を確認する。そして、前記基地局4f−03は端末4f−01のRRC接続に適用する設定を決定し、前記設定情報を収納したRRC接続再開メッセージ(RRCConnectionResume)を端末4f−01に送信する(4f−50)。前記メッセージには接続状態でのDRX動作のためのC−DRX設定情報が含まれることができる。端末は前記更新されたUEコンテクスト及び設定情報を適用してRRC接続を構成して基地局4f−03にRRC接続再開完了メッセージを送信して接続を行う(4f−55)。
図4Gは、本開示の実施形態によるINACTIVE状態のDRXを行う端末動作を説明する図面である。
本例示図面では端末が予め接続モードで基地局/セルに接続して当該セルのビームからデータを送受信している状況を仮定する。以後、前述したように接続モードにある端末が特定状況に対して基地局にINACTIVE状態への遷移をリクエストすることができ、基地局の判断によってINACTIVE状態への遷移が命令されることもできる(4g−05)。前記第1の場合の例では端末が基地局/セルとの無線リンク品質を測定して特定イベントを報告する場合が該当することができ、第2の場合は端末との送受信データパケットがしばらくのない場合、基地局が決定することができ、前記INACTIVEreconfigurationメッセージには下記のような情報を含む。
−NACTIVE状態情報(INACTIVE STATE info(RESUME ID、RAN Area info、…))
−NACTIVE状態DRX設定パラメーター
特に、RRC INACTIVE状態でDRX動作のための設定パラメーターを含むことができるのに、基地局で設定する動作タイプ及びパラメーター種類によって第1動作と第2動作で区分することができる(4g−10)。基地局と端末は予め定められた一つの動作のみをサポートすることができ、2つの動作をすべてサポートすることもできる。INACTIVE状態のDRX第1動作(4g−15)は既存のLTEでのRRC IDLE状態のDRX動作と類似に動作するようにする。端末は基地局から受信したDRXパラメーターに基づいて端末別のページングフレーム(paging frame、PF)とページング時点(paging occasion、PO)を計算する。前記パラメーターはSIB2へ伝達するPCCH−Config情報又はこれを指示する値であれば良い。INACTIVE状態のDRX第2動作(4g−20)は既存のLTEでの接続状態のDRX動作と類似に動作するようにする。端末は基地局から受信したDRX周期を設定して(ただ、一つのLongDRXcycleを設定)short inactivity timerとon−duration timerなどを設定することができる。前記のパラメーターはLTEでのC−DRXと異なり予め定められた固定された値で設定されることができる。前記INACTIVE状態のDRX動作でデータ送受信が可能な場合のためにHARQ RTT timer、DRX retransmission timerなども設定されることができる。以後、端末は基地局からページング情報を受信するまでINACTIVEDRX動作を行う。もし、INACTIVEDRX動作の中で基地局からページング情報を受信(4g−25)するようになれば端末はINACTIVEDRX動作を中止してRRC接続復旧を行う(4g−30)。前記RRC接続復旧のためにはResume 手続き又はRRC接続再設定手続きが用いられることができる。基地局は前記の接続復旧許諾メッセージに接続モードでのDRX(C−DRX)動作のためのパラメーターを含ませることができ、端末は受信した設定値に基づいてC−DRX動作を行う(4g−35)。
図4Hは、本開示の実施形態による端末の内部構造を示すブロック図である。
前記図面を参考すれば、前記端末はRF(Radio Frequency)処理部4h−10、基底帯域(baseband)処理部4h−20、記憶部4h−30、制御部4h−40を含む。
前記RF処理部4h−10は信号の帯域変換、増幅などの無線チャンネルを介して信号を送受信するための機能を行う。すなわち、前記RF処理部4h−10は前記基底帯域処理部4h−20から提供される基底帯域信号をRF帯域信号でアップ変換した後のアンテナを介して送信し、前記アンテナを介して受信されるRF帯域信号を基底帯域信号でダウン変換する。例えば、前記RF処理部4h−10は送信フィルター、受信フィルター、増幅器、ミキサー(mixer)、オシレーター(oscillator)、DAC(digital to analog convertor)、ADC(analog to digital convertor)などを含むことができる。前記図面で、一つのアンテナだけが図示されたが、前記端末は多数のアンテナを備えることができる。さらに、前記RF処理部4h−10は多数のRFチェーンを含むことができる。ひいては、前記RF処理部4h−10はビームフォーミング(beamforming)を行うことができる。前記ビームフォーミングのために、前記RF処理部4h−10は多数のアンテナ又はアンテナ要素(element)を介して送受信される信号それぞれの位相及びサイズを調節することができる。また、前記RF処理部はMIMOを行うことができ、MIMO動作実行時のいくつかのレイヤーを受信することができる。
前記基底帯域処理部4h−20はシステムの物理階層規格によって基底帯域信号及びビット列間の変換機能を行う。例えば、データ送信時、前記基底帯域処理部4h−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部4h−20は前記RF処理部4h−10から提供される基底帯域信号を復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。例えば、OFDM(orthogonal frequency division multiplexing)方式に従う場合、データ送信時、前記基底帯域処理部4h−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成し、前記複素シンボルをサブキャリアにマッピングした後、IFFT(inverse fast Fourier transform)演算及びCP(cyclic prefix)挿入を介してOFDMシンボルを構成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部4h−20は前記RF処理部4h−10から提供される基底帯域信号をOFDMシンボル単位で分割し、FFT(fast Fourier transform)演算を介してサブキャリアにマッピングされた信号を復元した後、復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。
前記基底帯域処理部4h−20及び前記RF処理部4h−10は上述したように信号を送信及び受信する。これによって、前記基底帯域処理部4h−20及び前記RF処理部4h−10は送信部、受信部、送受信部又は通信部に指称されることができる。ひいては、前記基底帯域処理部4h−20及び前記RF処理部4h−10のうちの少なくとも一つは互いに異なる多数の無線接続技術をサポートするために多数の通信モジュールを含むことができる。さらに、前記基底帯域処理部4h−20及び前記RF処理部4h−10のうちの少なくとも一つは互いに異なる周波数帯域の信号を処理するために互いに異なる通信モジュールを含むことができる。例えば、前記互いに異なる無線接続技術は無線ラン(例えば、IEEE 802.11)、セルラー網(例えば、LTE)などを含むことができる。さらに、前記互いに異なる周波数帯域は超高周波(SHF:super high frequency)(例えば、2NRHz、NRhz)帯域、mm波(millimeter wave)(例えば、60GHz)帯域を含むことができる。
前記記憶部4h−30は前記端末の動作のための基本プログラム、アプリケーション、設定情報などのデータを記憶する。特に、前記記憶部4h−30は第2無線接続技術を用いて無線通信を行う第2接続ノードに係る情報を記憶することができる。そして、前記記憶部4h−30は前記制御部4h−40のリクエストに従って記憶されたデータを提供する。
前記制御部4h−40は多重接続処理部4h−42を含み、前記端末の全般的な動作を制御する。例えば、前記制御部4h−40は前記基底帯域処理部4h−20及び前記RF処理部4h−10を介して信号を送受信する。また、前記制御部4h−40は前記記憶部4h−40にデータを記録し、読む。このために、前記制御部4h−40は少なくとも一つのプロセッサ(processor)を含むことができる。例えば、前記制御部4h−40は通信のための制御を行うCP(communication processor)及び応用プログラムなどの上位階層を制御するAP(application processor)を含むことができる。
図4Iは、本開示の実施形態によるNR基地局の構成を示したブロック図である。
前記図面に示されたように、前記基地局はRF処理部4i−10、基底帯域処理部4i−20、バックホール通信部4i−30、記憶部4i−40、制御部4i−50を含んで構成される。
前記RF処理部4i−10は信号の帯域変換、増幅などの無線チャンネルを介して信号を送受信するための機能を行う。すなわち、前記RF処理部4i−10は前記基底帯域処理部4i−20から提供される基底帯域信号をRF帯域信号にアップ変換した後にアンテナを介して送信し、前記アンテナを介して受信されるRF帯域信号を基底帯域信号でダウン変換する。例えば、前記RF処理部4i−10は送信フィルター、受信フィルター、増幅器、ミキサー、オシレーター、DAC、ADC などを含むことができる。前記図面で、一つのアンテナだけが図示されたが、前記第1接続ノードは多数のアンテナを備えることができる。さらに、前記RF処理部4i−10は多数のRFチェーンを含むことができる。ひいては、前記RF処理部4i−10はビームフォーミングを行うことができる。前記ビームフォーミングのために、前記RF処理部4i−10は多数のアンテナ又はアンテナ要素を介して送受信される信号それぞれの位相及びサイズを調節することができる。前記RF処理部は一つ以上のレイヤーを送信することによって下向きのMIMO動作を行うことができる。
前記基底帯域処理部4i−20は第1無線接続技術の物理階層規格によって基底帯域信号及びビット列間の変換機能を行う。例えば、データ送信時、前記基底帯域処理部4i−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部4i−20は前記RF処理部4i−10から提供される基底帯域信号を復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。例えば、OFDM方式に従う場合、データ送信時、前記基底帯域処理部4i−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成し、前記複素シンボルをサブキャリアにマッピングした後、IFFT演算及びCP挿入を介してOFDMシンボルを構成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部4i−20は前記RF処理部4i−10から提供される基底帯域信号をOFDMシンボル単位で分割し、FFT演算を介してサブキャリアにマッピングされた信号を復元した後、復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。前記基底帯域処理部4i−20及び前記RF処理部4i−10は上述したように信号を送信及び受信する。これにより、前記基底帯域処理部4i−20及び前記RF処理部4i−10は送信部、受信部、送受信部、通信部又は無線通信部と指称されることができる。
前記バックホール通信部4i−30はネットワーク内の他のノードと通信を行うためのインターフェースを提供する。すなわち、前記バックホール通信部4i−30は前記主基地局で他のノード、例えば、補助基地局、コア網などに送信されるビット列を物理的信号で変換し、前記他のノードから受信される物理的信号をビット列で変換する。
前記記憶部4i−40は前記主基地局の動作のための基本プログラム、アプリケーション、設定情報などのデータを記憶する。特に、前記記憶部4i−40は接続された端末に割り当てられたベアラーに対する情報、接続された端末から報告された測定結果などを記憶することができる。また、前記記憶部4i−40は端末に多重接続を提供するか、中断するか否かの判断基準となる情報を記憶することができる。そして、前記記憶部4i−40は前記制御部4i−50のリクエストに従って記憶されたデータを提供する。
前記制御部4i−50は多重接続処理部4i−52を含み、前記主基地局の全般的な動作を制御する。例えば、前記制御部4i−50は前記基底帯域処理部4i−20及び前記RF処理部4i−10を介し、若しくは前記バックホール通信部4i−30を介して信号を送受信する。また、前記制御部4i−50は前記記憶部4i−40にデータを記録し、読む。このために、前記制御部4i−50は少なくとも一つのプロセッサを含むことができる。
本発明は下記の請求項の権利を有する。
端末が非活性状態で非連続受信を行う方法
1.端末がRRC ACTIVE状態でRRC INACTIVE状態へ遷移する時のINACTIVEreconfigurationを受信する動作
前記メッセージにはINACTIVE状態でのDRX第1動作を行うのに必要なパラメーターを含む方法;
前記メッセージにはINACTIVE状態でのDRX第2動作を行うのに必要なパラメーターを含む方法;
前記第1動作はILDE状態のDRX動作と類似に端末別でPO/PFを計算してPDCCHをモニタリングする方法;
前記第2動作はRRC ACTIVE状態のDRX動作と類似であるが、制限されたパラメーターを用いる方法;
前記パラメーターは予め定められた一つのDRXcycle、short drx−inactivityTimer、short onDurationTimerなどを含む方法;
2.端末が基地局から受信した設定値に基づいてINACTIVEDRX動作を行う方法
3.端末がページングを受信すると、INACTIVEDRX動作を中止してACTIVE状態へ遷移する方法
4.端末がRESUME手続きを行ってACTIVEDRX動作を再開する方法
前記の手続きはランダムアクセスを行ってResume requestを送信する方法;
前記のResume requestにはResume IDと Resume causeを含む方法;
基地局からResume許容メッセージを受信する方法;
前記のメッセージにはACTIVEDRX動作のためのパラメーターを含む方法;
基地局でResume完了メッセージを送信する方法;
<第5実施形態>
図5Aは、本開示の実施形態によるLTEシステムの構造を示す図面である。
図5Aを参照すれば、示されたようにLTEシステの無線アクセスネットワークは次世代基地局(Evolved Node B、以下、eNB、Node B又は基地局)5a−05、5a−10、5a−15、5a−20とMME(Mobility Management Entity)5a−25及びS−GW(Serving−Gateway)5a−30から構成される。ユーザ端末(User Equipment、以下、UE又は端末)5a−35はeNB5a−05〜5a−20及びS−GW5a−30を介して外部ネットワークに接続する。
図5AでeNB5a−05〜5a−20はUMTSシステムの既存のノードBに対応される。eNBはUE5a−35と無線チャンネルで接続されて既存のノードBより複雑な役目を行う。LTEシステムではインターネットプロトコルを通じるVoIP(Voice over IP)のようなリアルタイムサービスを含めたすべてのユーザトラフィックが共用チャンネル(shared channel)を介してサービスされるので、UEのバッファー状態、使用可能送信電力状態、チャンネル状態などの状態情報を集めてスケジューリングをする装置が必要であり、これをeNB5a−05〜5a−20が担当する。一つのeNBは通常、多数のセルを制御する。例えば、100Mbpsの送信速度を具現するためにLTEシステムは例えば、20MHz帯域幅で直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、以下、OFDMという)を無線接続技術として用いる。さらに、端末のチャンネル状態に合わせて変調方式(modulation scheme)とチャンネルコーディング率(channel coding rate)を決定する適応変調コーディング(Adaptive Modulation & Coding、以下、AMCという)方式を適用する。S−GW5a−30はデータベアラーを提供する装置であり、MME5a−25の制御にしたがってデータベアラーを生成するか除去する。MMEは端末に対する移動性管理機能はもちろん各種制御機能を担当する装置で多数の基地局と接続される。
図5Bは、本開示の実施形態によるLTEシステムでの無線プロトコル構造を示す図面である。
図5Bを参照すれば、LTEシステムの無線プロトコルは端末とeNBでそれぞれPDCP(Packet Data Convergence Protocol)5b−05、5b−40、RLC(Radio Link Control)5b−10、5b−35、MAC(Medium Access Control)5b−15、5b−30からなる。PDCP5b−05、5b−40はIP header 圧縮/復元などの動作を担当する。PDCPの主要機能は下記のように要約される。
−header圧縮及び圧縮解除機能(Header compression and decompression:ROHC only)
−ユーザデータ送信機能(Transfer of user data)
−順次伝達機能(In−sequence delivery of upper layer PDUs at PDCP re−establishment procedure for RLC AM)
−順序再整列機能(For split bearers in DC(only support for RLC AM):PDCP PDU routing for transmission and PDCP PDU reordering for reception)
−重複探知機能(Duplicate detection of lower layer SDUs at PDCP re−establishment procedure for RLC AM)
−再送信機能(Retransmission of PDCP SDUs at handover and、for split bearers in DC、of PDCP PDUs at PDCP data−recovery procedure、for RLC AM)
−暗号化及び復号化機能(Ciphering and deciphering)
−タイマー基盤SDU削除機能(Timer−based SDU discard in uplink。)
無線リンク制御(Radio Link Control、以下、RLCという)5b−10、5b−35はPDCP PDU(Packet Data Unit)を適切なサイズに再構成してARQ動作などを行う。RLCの主要機能は下記のように要約される。
−データ送信機能(Transfer of upper layer PDUs)
−ARQ機能(Error Correction through ARQ(only for AM data transfer))
−連結、分割、再組立て機能(Concatenation、segmentation and reassembly of RLC SDUs(only for UM and AM data transfer))
−再分割機能(Re−segmentation of RLC data PDUs(only for AM data transfer))
−順序再整列機能(Reordering of RLC data PDUs(only for UM and AM data transfer)
−重複探知機能(Duplicate detection(only for UM and AM data transfer))
−エラー探知機能(Protocol error detection(only for AM data transfer))
−RLC SDU削除機能(RLC SDU discard(only for UM and AM data transfer))
−RLC再確立機能(RLC re−establishment)
MAC5b−15、5b−30は一つの端末に構成された多くのRLC階層装置と接続され、RLC PDUをMAC PDUに多重化してMAC PDUからRLC PDUを逆多重化する動作を行う。MACの主要機能は下記のように要約される。
−マッピング機能(Mapping between logical channels and transport channels)
−多重化及び逆多重化機能(Multiplexing/demultiplexing of MAC SDUs belonging to one or different logical channels into/from transport blocks(TB)delivered to/from the physical layer on transport channels)
−スケジューリング情報報告機能(Scheduling information reporting)
−HARQ機能(Error correction through HARQ)
−ロジカルチャンネル間の優先順位調節機能(Priority handling between logical channels of one UE)
−端末間の優先順位調節機能(Priority handling between UEs by means of dynamic scheduling)
−MBMSサービス確認機能(MBMS service identification)
−送信フォーマット選択機能(Transport format selection)
−パディング機能(Padding)
物理階層5b−20、5b−25は上位階層データをチャンネルコーディング及び変調し、OFDMシンボルで作って無線チャンネルで送信するか、無線チャンネルを介して受信したOFDMシンボルを復調してチャンネルデコーディングして上位階層へ伝達する動作をする。
図5Cは、本開示の実施形態による次世代移動通信システムの構造を示す図面である。
図5Cを参照すれば、示されたように次世代移動通信システムの無線アクセスネットワークは次世代基地局(New Radio Node B、以下、NR gNB又はNR基地局)5c−10とNR CN(New Radio Core Network)5c−05から構成される。ユーザ端末(New Radio User Equipment、以下、NR UE又は端末)5c−15はNR gNB5c−10及びNR CN5c−05を介して外部ネットワークに接続する。
図5CでNR gNB5c−10は既存のLTEシステムのeNB(Evolved Node B)に対応される。NR gNB5c−10はNR UE5c−15と無線チャンネルで接続されて既存のノードBより非常に優れたサービスを提供することができる。次世代移動通信システムではすべてのユーザトラフィックが共用チャンネル(shared channel)を介してサービスされるので、UEのバッファー状態、使用可能送信電力状態、チャンネル状態などの状態情報を集めてスケジューリングをする装置が必要であり、これをNR gNB5c−10が担当する。一つのNR gNB5c−10は通常、多数のセルを制御する。既存のLTE対比超高速データ送信を具現するために既存の最大帯域幅以上を持つことができ、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、以下 OFDMという)を無線接続技術として追加的にビームフォーミング技術が適用されることができる。さらに、端末のチャンネル状態に合わせて変調方式(modulation scheme)とチャンネルコーディング率(channel coding rate)を決定する適応変調コーディング(Adaptive Modulation & Coding、以下、AMCという)方式を適用する。NR CN5c−05は移動性サポート、ベアラー設定、QoS設定などの機能を行う。NR CNは端末に対する移動性管理機能はもちろん各種制御機能を担当する装置として多数の基地局と接続される。また、次世代移動通信システムは既存のLTEシステムとも連動されることができ、NR CNがMME5c−25とネットワークインターフェースを介して接続される。MMEは既存の基地局であるeNB5c−30と接続される。
図5Dは、本開示の実施形態によるNRシステムでのQoSをハンドリングするための新しい機能を説明するための図面である。
NRシステムでは互いに異なるサービス品質(Quality of Service、以下、QoS)を要求するサービス、すなわち、QoS要求事項によってユーザトラフィック送信経路を設定するかサービス別のIP flowを制御しなければならない。NRシステムは複数個のQoS flowが複数個のDRB(Data Radio Bearer)にマッピングされ、これを同時に設定することができる。すなわち、ダウンリンクに対しては複数個のQoS flow5d−01、5d−02、5d−03が同じDRB又は異なるDRB5d−10、5d−15、5d−20にマッピングされることができるので、これを区分するためにダウンリンクパケットにQoS flow IDを表示(marking)することが必要である。前記のような機能は既存のLTE PDCPプロトコルになかった機能であるのでこれを担当する新しいプロトコル(AS Multiplexing Layer、以下、ASML)5d−05、5d−40、5d−50、5d−85が導入されるかPDCPに新しい機能を行う機能を追加されなければならない。上述したASMLプロトコルはSDAP(Service Data Adaptation Protocol)Layerプロトコルと呼ばれることもできる。さらに、前記の表示は端末がアップリンクに対して反映的(reflective)QoSを具現することを許容する。前記のようにダウンリンクパケットに明示的にQoS flow IDを表示することは端末のAS(Access Stratum)が前記情報を端末のNASに提供する簡単な方法である。ダウンリンクでIP flowをDRBにマッピングする方法は以下の2つの段階からなることができる。
NAS level mapping:IP flow→QoS flow
AS level mapping:QoS flow→DRB
ダウンリンク受信では受信したDRB5d−25、5d−30、5d−35別でQoS flow マッピング情報及び反映的QoS動作の有無を把握し、当該情報をNASに伝達することができ、ここでQoS flow1は5d−41、QoS flow2は5d−42、QoS flow3は5d−43である。
アップリンクに対しても同様に2段階のマッピングを用いることができる。先ずNASシグナルリングを介してIP flowをQoS flowにマッピングする。例えば、複数のQos flow5d−86、5d−87、5d−88はアップリンクで同じDRB又は異なるDRB5d−70、5d−75、5d−80にマッピングされることができ、このようなアップリンクパケットを互いに区別するためにQoS flow IDをマークする必要がある。ASでQoS flowを定められたDRB5d−55、5d−60、5d−65にマッピングする。端末はアップリンクパケットにQoS flow IDを表示することもでき、QoS flow IDを表示せずパケットをそのまま伝達することもできる。前記機能は端末のASMLで行われる。アップリンクパケットにQoS flow IDが表示されている場合、基地局は前記情報をNG−Uで伝達するパケットにアップリンクTFT(Traffic Flow Template)無しにQoS flow IDを表示して伝達することができる。
本発明ではNRシステムでのQoSをハンドリングするための新しい機能をサポートする方法及びこれをサポートするASML5d−05、5d−40、5d−50、5d−85の設計方法を述べる。前記のASML5d−05、5d−40、5d−50、5d−85はDRB基盤のプロトコルではなくてここでQoS flow1は5d−45、QoS flow2は5d−46、QoS flow 3は5d−47である。
図5Eは、本開示の実施形態によるASMLプロトコルの第1構造である。
図5Eを参照すればNRシステムの新しいQoS機能をハンドリングするため、以下のような情報が無線インターフェースを介して伝達しなければならない。
−ダウンリンク:QoS flow ID + Reflective QoS processing required indicator
−アップリンク:QoS flow ID
前記のような新しい情報をUuへ伝達するインターフェースが必要で、第1構造はPDCP5e−10レイヤーの上に前記機能を担当する新しいプロトコルを定義する。前記のASML5e−05はDRB基盤のプロトコルではなく、設定されたDRB5e−30マッピングルールによってパケットが伝達する。例えば、IPトラフィックが発生すればASML5e−05でIP flowをQoS flow IDにマッピングしてQoS flow IDをDRBにマッピングする。ここで、IPトラフィックはIP header5e−35とpayload5e−40から構成され、ASML header5e−45はIPパケット後に位置することができ、IPパケットの前に位置することもできる。もし、ASML header5e−45がIPパケットの前にある場合、PDCP5e−10でheader圧縮を行う時のASML header5e−45の長さ情報が必要であるのでオーバーヘッドが発生するようになるが、ASML header5e−45がIPパケットの前に位置することもできる。PDCP5e−10ではIP header圧縮5e−55をしてPDCP header5e−50を追加する。RLC5e−15とMAC5e−20でもそれぞれのRLC header5e−60とMAC header5e−65を順次に追加してPHY5e−25でMAC PDUを伝達する。
図5Fは、本開示の実施形態によるASML第1構造でのASML headerを示す図面である。
図5Fを参照すればASML第1構造はPDCPレイヤーの上に新しい機能を担当する独立的なプロトコルを導入することである。前記のASMLのheaderを設計する方法ですべてのダウンリンクパケットに対して8bits若しくは16bitsのfull QoS flow IDを含むことを考えられる。前記のQoS flow IDはbyteから構成されるので8bits若しくは16bits長さを有することができる。しかし、このような場合、すべてのダウンリンクパケットに対しての以下のようなreflective QoSアップデート動作を実行しなければならない。
Reflective QoSアップデート動作1(AS)
受信したダウンリンクパケットのアップリンクQoS flowがパケットを受信したDRBでマッピングされているか確認
前記条件を満足しなければアップリンクQoS flowをダウンリンクパケットを受信したDRBにマッピングするようにアップデート
Reflective QoSアップデート動作2(NAS)
受信したダウンリンクパケットのアップリンクIP flowがパケットを受信したQoS flowでマッピングされているか確認
前記条件を満足しなければアップリンクIP flowをダウンリンクパケットを受信したQoS flowにマッピングするようにアップデート(アップリンクTFTアップデート)
前記の動作をすべてのダウンリンクパケットを受信するたびに行うことは相当なプロセッシング消耗をもたらすだけでなく不必要である。IP flow又はQoS flowのためにマッピングすることはQoSの要求事項が変わる場合にだけ必要であり、これは頻繁には発生しないこともある。したがって、前記のオーバーヘッドを減らすために2つのASML header設定方法を提案する。
Option1(1 byteのheaderで構成)
Full QoS flow ID(8 or 16bits)より長さが短いshort QoS flow ID5f−05(e.g.、4bits)を使用
ダウンリンクパケットに1bitのreflective QoS indicator(RQ)5f−10を含ませて、端末のreflective QoSアップデート動作を指示
Headerの残るbitsをreserved bitsで設定(R、5f−15)
Option2−1(条件付きでheader長さが変わり)
端末がreflective QoSアップデート動作をしなければならない場合に対してだけダウンリンクパケットにQoS flow ID5f−30を含み。
パケットにQoS flow IDが含まれたか否かを知らせる1bitsのRQインジケータ5f−20含み
Headerの残るbitsをreserved bitsで設定(R、5f−25)
前記のオプション1のために基地局はRRCメッセージ(DRB設定メッセージに含ませて)を介して端末にQoS flow IDとshort QoS flow IDの間のマッピング情報を伝達する。前記のマッピング情報はDRBへのマッピング情報を含む。
前記のオプション2−2から1bit RQインジケータは含まれてもよく、含まれなくてもQoS flow ID(5f−35)のみを含むこともできる。
図5Gは、本開示の実施形態によるASML第1構造を適用した場合に対する端末の動作を説明する図面である。
ASML第1構造はPDCPレイヤーの上に新しい機能を担当する独立的なプロトコルを導入することである。前記のASMLはDRB基盤のプロトコルではなく、IPトラフィックが発生すればQoS flow IDとReflective QoS indicatorを表示してPDCP レイヤーでパケットを伝達する。
端末は基地局からDRBを設定するためのRRCメッセージを受信する(5g−05)。前記RRCメッセージではRRC connection(re−)establishment、RRC reconfigurationが用いられる。さらに、前記メッセージには以下のような設定情報が含まれる。
PDCP、RLC、logical channel設定情報(PDCP configuration、RLC configuration、LCH configuration)
ダウンリンクASML設定情報(ASML for DL):QoS flow ID + Reflective QoS indicator
アップリンクASML設定情報(ASML for UL):QoS flow ID
DRBマッピングに用いるためのfull QoS flow IDとshort QoS flow ID間のマッピング情報(Mapping info from QoS flow ID to short QoS flow ID)
前記のASMLは独立されたレイヤーで存在してデータ送信方向及びDRB別で別途の設定が必要である。また、short QoS flow IDマッピング情報は第1オプションで動作する場合にshort QoS flow IDと該当するDRBをマッピングする情報で用いられる。端末は基地局からダウンリンクMAC PDUを受信して(5g−10)、前記MAC PDUをde−multiplexing一RLC PDUを該当するlogical channelに伝達する。RLC PDUはPDCP PDUに処理されて該当するPDCPへ伝達する。PDCP PDUはPDCP SDUに処理される。前記DRBに対してダウンリンクASMLが設定されていると、PDCP SDUの尾部に付いているASML headerをサーチする(5g−15)。
もし、ASMLが設定されていると、当該パケットのshort QoS IDとReflective QoS indicatorをデコーディングして以下のようなReflective QoS動作を行う(5g−20)。
Reflective QoSアップデート動作1(AS)
受信したダウンリンクパケットのアップリンクQoS flowがパケットを受信したDRBでマッピングされているか確認
前記条件を満足しなければアップリンクQoS flowをダウンリンクパケットを受信したDRBでマッピングするようにアップデート
Reflective QoSアップデート動作2(NAS)
受信したダウンリンクパケットのアップリンク IP flowがパケットを受信したQoS flowでマッピングされているか確認
前記条件を満足しなければアップリンクIP flowをダウンリンクパケットを受信したQoS flowにマッピングするようにアップデート(アップリンクTFTアップデート)
DRBに対してASMLが設定されなかったか、設定されたがダウンリンクのためではなければ端末はPDCP SDUを上位レイヤーで伝達する(5g−25)。
5g−30段階で端末はアップリンク送信のためのIPパケットが発生する。前記のアップリンクのためのDRBに対してASMLが設定されていると、端末はASML headerを生成してIPパケットに付けて(5g−40)QoS flowとマッピングされるDRBのPDCPレイヤーでパケットを伝達する(5g−45)。
DRBに対してASMLが設定されなかったか、設定されたがアップリンクのためではなければ端末はQoS flowとマッピングされるDRBのPDCPレイヤーでパケットを伝達する(5g−50)。
5g−55段階で端末はPDCP PDUをRLC PDU payloadで処理し、当該RLC payloadの前にRLC PDU headerを付けて該当するlogical channelへ伝達する。そして、RLC PDUをmultiplexingしたアップリンクMAC PDUを生成してPHYで伝達する(5g−60)。
図5Hは、本開示の実施形態によるASMLプロトコルの第2構造である。
図5Hを参照すればNRシステムの新しいQoS機能をハンドリングするため、以下のような情報が無線インターフェースを介して伝達しなければならない。
ダウンリンク:QoS flow ID + Reflective QoS processing required indicator
アップリンク:QoS flow ID
前記のような新しい情報をUuへ伝達するインターフェースが必要で、第2構造はPDCP5h−05レイヤー、PDCPlow−1、PDCPlow−2、PDCPlow−3サブレイヤー5h−04内に前記機能を担当するPDCP−ASML5h−10サブレイヤーを導入する。例えば、IPトラフィックが発生すればPDCP5h−05で既存のPDCP header外にQoS flow IDとReflective QoS indicatorを含むPDCP headerをIPパケットに追加する。ここでIPパケットはIP headerとpayloadから構成され、RLC5h−20とMAC5h−25でもそれぞれのRLC headerとMAC headerを順次に追加してPHY5h−30でMAC PDUを伝達する。前記のPDCP−ASMLサブレイヤーで設定されたDRB5h−35マッピングルールによってパケットが伝達する。
図5Iは、本開示の実施形態によるASML第2構造でのPDCP headerを示す図面である。
図5Iを参照すればASML第2構造はPDCPに新しい機能を担当するPDCP−ASMLサブレイヤーを導入することである。前記のPDCP−ASMLを含むPDCP headerを設計する方法ですべてのダウンリンクパケットに対して既存のD/C bit(data or control signal indicator)5i−05とSN(sequence number)5i−15bits及びreserved bits5i−10外に追加で8bits若しくは16bitsのfull QoS flow IDを含むことを考えられる。前記のQoS flow IDはbyteから構成されるので8bits若しくは16bits長さを有することができる。しかし、このような場合、すべてのダウンリンクパケットに対して以下のようなreflective QoSアップデート動作を実行しなければならない。
Reflective QoSアップデート動作1(AS)
受信したダウンリンクパケットのアップリンクQoS flowがパケットを受信したDRBでマッピングされているか確認
前記条件を満足しなければアップリンクQoS flowをダウンリンクパケットを受信したDRBでマッピングするようにアップデート
Reflective QoSアップデート動作2(NAS)
受信したダウンリンクパケットのアップリンクIP flowがパケットを受信したQoS flowでマッピングされているか確認
前記条件を満足しなければアップリンクIP flowをダウンリンクパケットを受信したQoS flowでマッピングするようにアップデート(アップリンクTFTアップデート)
前記の動作をすべてのダウンリンクパケットを受信するごとに行うことは相当なプロセッシング消耗をもたらすだけでなく不必要である。IP flow又はQoS flowのためにマッピングすることはQoSの要求事項が変わる場合にだけ必要であり、これは頻繁には発生しないこともある。したがって、前記のオーバーヘッドを減らすために2つのASML header設定方法を提案する。
Option1
Full QoS flow ID(8 or 16bits)より長さが短いshort QoS flow ID5i−20(e.g.3〜4bits)を使用
ダウンリンクパケットに1bitのreflective QoS indicator(RQ)5i−25を含ませて、端末のreflective QoSアップデート動作を指示
SN bits(10又は11bits)5i−35設定
Headerの残るbitsをreserved bits(5i−30)で設定
Option2(条件付きでheader長さが変わる)
端末がreflective QoSアップデート動作をすべき場合に対してだけダウンリンクパケットにQoS flow ID5i−60を含む。
パケットにQoS flow IDが含まれたか否かを知らせる1bitsのRQインジケータ5i−45を含む。
SN bits(10又は11bits)5i−55設定
Headerの残るbitsをreserved bits5i−50で設定
前記のオプション1のために基地局はRRCメッセージ(DRB設定、具体的にPDCP設定メッセージに含ませて)を介して端末にQoS flow IDとshort QoS flow ID間のマッピング情報を伝達する。前記のマッピング情報はDRBへのマッピング情報を含む。
前記のオプション2で1bit RQインジケータは含まれても良く、含まれなくreserved bit5g−50で用いられることもできる。
さらに、特定条件ではPDCPが前記のオプション1とオプション2ではない既存のLTEでの構造(5i−05、5i−10、5i−15から構成される)で送信されることができる。これはreflective QoSアップデート動作が必要ではない場合に該当する。
図5Jは、本開示の実施形態によるASML第2構造を適用した場合に対する端末の動作を説明する図面である。
図5Jを参照すればASML第2構造はPDCPに新しい機能を担当するPDCP−ASMLサブレイヤーを導入することである。前記のPDCP−ASMLはDRB基盤のサブレイヤーではなく、既存のPDCP header処理以前に行われる。
端末は基地局からDRBを設定するためのRRCメッセージを受信する(5j−05)。前記RRCメッセージではRRC connection(re−)establishment、RRC reconfigurationが用いられる。さらに、前記メッセージには以下のような設定情報が含まれる。
PDCP、RLC、logical channel設定情報(PDCP configuration、RLC configuration、LCH configuration)
PDCPは以下のQoS関連情報を含んでもよく、含まなくても良い。
[867]
QoS flow IDとReflective QoS indicatorが含まれるか否か
DRBマッピングに用いるためのfull QoS flow IDとshort QoS flow ID間のマッピング情報(Mapping info from QoS flow ID to short QoS flow ID)
前記のPDCP−ASMLサブレイヤーはデータ送信方向及びDRB別で別途の設定が必要である。また、short QoS flow IDマッピング情報は第1オプションで動作する場合にShort QoS flow IDと該当するDRBをマッピングする情報で用いられる。端末は基地局からダウンリンクMAC PDUを受信して(5j−10)、前記MAC PDUをde−multiplexing一RLC PDUを該当するlogical channelへ伝達する。RLC PDUはPDCP PDUで処理されて該当するPDCPで伝達する。
5j−15段階で端末はPDCP設定で当該方向へのDRBに対するQoS情報を含んでいるかをチェックし、もし、含むとQoS flow IDとRQをデコーディングしてdecipheringとheader decompressionを行った後、以下のようなReflective QoS動作を行う(5j−20)。
Reflective QoSアップデート動作1(AS)
受信したダウンリンクパケットのアップリンクQoS flowがパケットを受信したDRBでマッピングされているか確認
前記条件を満足しなければアップリンク QoS flowをダウンリンクパケットを受信したDRBにマッピングするようにアップデート
Reflective QoSアップデート動作2(NAS)
受信したダウンリンクパケットのアップリンクIP flowがパケットを受信したQoS flowでマッピングされているか確認
前記条件を満足しなければアップリンクIP flowをダウンリンクパケットを受信したQoS flowにマッピングするようにアップデート(アップリンクTFTアップデート)
前記QoS flow IDとRQをデコーディングするためにオプション1で動作する場合、PDCP headerの第1のbyteのb1〜b4をデコーディングすることができ、オプション2で動作する場合にはPDCP headerの第1のbyteのb1とSNの後に追加されたQoS flow IDをデコーディングする。
当該方向のDRBに対してPDCPでQoS情報を含まれていない場合、端末はPDCP PDUをdecipheringとheader decompression実行した後のPDCP SDUで処理して上位レイヤーへ伝達する(5j−25)。前記の段階でオプション 1で動作する場合にはPDCP headerの第1のbyteのb1〜b4を0ビットで取り替え、オプション2で動作する場合には既存のLTEでのPDCP headerのような形態で伝達する。
5j−30段階で端末はアップリンク送信のためのIPパケットが発生する。
もし、前記のアップリンクのためのDRBに対してPDCP設定がQoS情報を含んでいると、端末はQoS flowを決定して(5i−40)header compressionとcipheringを行う(5i−45)。前記段階でオプション1で動作する場合にはPDCP headerの第1のbyteのb1〜b4にQoS IDとRQビットを追加し、オプション2で動作する場合にはPDCP headerの第1のbyteのb1にRQビットを追加してSNの後に追加されたfull QoS flow IDを追加する。
当該方向のDRBに対してPDCPでQoS情報を含まれていない場合、端末はPDCP PDU(5i−50)をcipheringとheader compression実行した後のPDCP SDUで処理して上位レイヤーで伝達する(5j−55)。
5j−60段階で端末はPDCP PDUをRLC PDU payloadで処理し、当該RLC payload前にRLC PDU headerを付けて該当するlogical channelで伝達する。そして、RLC PDUを multiplexing一アップリンクMAC PDUを生成してPHYで伝達する(5j−60)。
図5Kは、本開示の実施形態による端末の内部構造を示すブロック図である。
前記図面を参照すれば、前記端末はRF(Radio Frequency)処理部5k−10、基底帯域(baseband)処理部5k−20、記憶部5k−30、制御部5k−40を含む。
前記RF処理部5k−10は信号の帯域変換、増幅などの無線チャンネルを介して信号を送受信するための機能を行う。すなわち、前記RF処理部5k−10は前記基底帯域処理部5k−20から提供される基底帯域信号をRF帯域信号でアップ変換した後にアンテナを介して送信し、前記アンテナを介して受信されるRF帯域信号を基底帯域信号でダウン変換する。例えば、前記RF処理部5k−10は送信フィルター、受信フィルター、増幅器、ミキサー(mixer)、オシレーター(oscillator)、DAC(digital to analog convertor)、ADC(analog to digital convertor)などを含むことができる。前記図面で、一つのアンテナだけが図示されたが、前記端末は多数のアンテナを具備することができる。また、前記RF処理部5k−10は多数のRFチェーンを含むことができる。ひいては、前記RF処理部5k−10はビームフォーミング(beamforming)を行うことができる。前記ビームフォーミングのために、前記RF処理部5k−10は多数のアンテナ又はアンテナ要素(element)を介して送受信される信号それぞれの位相及びサイズを調節することができる。また、前記RF処理部はMIMOを行うことができ、MIMO動作実行時のいくつかのレイヤーを受信することができる。
前記基底帯域処理部5k−20はシステムの物理階層規格によって基底帯域信号及びビット列間の変換機能を行う。例えば、データ送信時、前記基底帯域処理部5k−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部5k−20は前記RF処理部(5k−10)から提供される基底帯域信号を復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。例えば、OFDM(orthogonal frequency division multiplexing)方式に従う場合、データ送信時、前記基底帯域処理部5k−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成し、前記複素シンボルをサブキャリアにマッピングした後、IFFT(inverse fast Fourier transform)演算及びCP(cyclic prefix)挿入を介してOFDMシンボルを構成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部5k−20は前記RF処理部5k−10から提供される基底帯域信号をOFDMシンボル単位で分割し、FFT(fast Fourier transform)演算を介してサブキャリアにマッピングされた信号を復元した後、復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。
前記基底帯域処理部5k−20及び前記RF処理部5k−10は上述したように信号を送信及び受信する。これにより、前記基底帯域処理部5k−20及び前記RF処理部5k−10は送信部、受信部、送受信部又は通信部と指称されることができる。ひいては、前記基底帯域処理部5k−20及び前記RF処理部5k−10のうちの少なくとも一つは互いに異なる多数の無線接続技術をサポートするために多数の通信モジュールを含むことができる。さらに、前記基底帯域処理部5k−20及び前記RF処理部5k−10のうちの少なくとも一つは互いに異なる周波数帯域の信号を処理するために互いに異なる通信モジュールを含むことができる。例えば、前記互いに異なる無線接続技術は無線ラン(例えば、IEEE802.11)、セルラー網(例えば、LTE)などを含むことができる。さらに、前記互いに異なる周波数帯域は超高周波(SHF:super high frequency)(例えば、2NRHz、NRhz)帯域、mm波(millimeter wave)(例えば、60GHz)帯域を含むことができる。
前記記憶部5k−30は前記端末の動作のための基本プログラム、アプリケーション、設定情報などのデータを記憶する。特に、前記記憶部5k−30は第2無線接続技術を用いて無線通信を行う第2接続ノードに係る情報を記憶することができる。そして、前記記憶部5k−30は前記制御部5k−40のリクエストによって記憶されたデータを提供する。
前記制御部5k−40は多重接続処理部5k−42を含み、前記端末の全般的な動作を制御する。例えば、前記制御部5k−40は前記基底帯域処理部5k−20及び前記RF処理部5k−10を介して信号を送受信する。また、前記制御部5k−40は前記記憶部5k−40にデータを記録し、読む。このために、前記制御部5k−40は少なくとも一つのプロセッサ(processor)を含むことができる。例えば、前記制御部5k−40は通信のための制御を行うCP(communication processor)及び応用プログラムなどの上位階層を制御するAP(application processor)を含むことができる。
図5Iは、本開示の実施形態によるNR基地局の構成を示すブロック図である。
前記図面に示されたように、前記基地局は RF処理部5I−10、基底帯域処理部5I−20、バックホール通信部5I−30、記憶部5I−40、制御部5I−50を含んで構成される。
前記RF処理部5I−10は信号の帯域変換、増幅などの無線チャンネルを介して信号を送受信するための機能を行う。すなわち、前記RF処理部5I−10は前記基底帯域処理部5I−20から提供される基底帯域信号をRF帯域信号でアップ変換した後にアンテナを介して送信し、前記アンテナを介して受信されるRF帯域信号を基底帯域信号でダウン変換する。例えば、前記RF処理部5I−10は送信フィルター、受信フィルター、増幅器、ミキサー、オシレーター、DAC、ADC などを含むことができる。前記図面で、一つのアンテナだけが図示されたが、前記第1接続ノードは多数のアンテナを備えることができる。さらに、前記RF処理部5l−10は多数のRFチェーンを含むことができる。ひいては、前記RF処理部5I−10はビームフォーミングを行うことができる。前記ビームフォーミングのために、前記RF処理部5I−10は多数のアンテナ又はアンテナ要素を介して送受信される信号それぞれの位相及びサイズを調節することができる。前記RF処理部は一つ以上のレイヤーを送信することによって下向きのMIMO動作を行うことができる。
前記基底帯域処理部5I−20は第1無線接続技術の物理階層規格によって基底帯域信号及びビット列間の変換機能を行う。例えば、データ送信時、前記基底帯域処理部5I−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部5I−20は前記RF処理部5I−10から提供される基底帯域信号を復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。例えば、OFDM 方式に従う場合、データ送信時、前記基底帯域処理部5l−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成し、前記複素シンボルをサブキャリアにマッピングした後、IFFT演算及びCP挿入を介してOFDMシンボルを構成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部5I−20は前記RF処理部5I−10から提供される基底帯域信号をOFDMシンボル単位で分割し、FFT演算を介してサブキャリアにマッピングされた信号を復元した後、復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。前記基底帯域処理部5I−20及び前記RF処理部5I−10は上述したように信号を送信及び受信する。これにより、前記基底帯域処理部5I−20及び前記RF処理部5I−10は送信部、受信部、送受信部、通信部又は無線通信部と指称されることができる。
前記バックホール通信部5I−30はネットワーク内の他のノードと通信を行うためのインターフェースを提供する。すなわち、前記バックホール通信部5I−30は前記主基地局で他のノード、例えば、補助基地局、コア網などに送信されるビット列を物理的信号で変換し、前記他のノードから受信される物理的信号をビット列で変換する。
図5Lは、本開示の実施形態によるNR基地局の構成を示すブロック図である。
前記記憶部5l−40は前記主基地局の動作のための基本プログラム、アプリケーション、設定情報などのデータを記憶する。特に、前記記憶部5l−40は接続された端末に割り当てられたベアラーに対する情報、接続された端末から報告された測定結果などを記憶することができる。また、前記記憶部5l−40は端末に多重接続を提供するか、中断するか否かの判断基準となる情報を記憶することができる。そして、前記記憶部5l−40は前記制御部5l−50のリクエストによって記憶されたデータを提供する。
前記制御部5l−50は多重接続処理部5l−52を含み、前記主基地局の全般的な動作を制御する。例えば、前記制御部5l−50は前記基底帯域処理部5l−20及び前記RF処理部5l−10を介して又は前記バックホール通信部5l−30を介して信号を送受信する。また、前記制御部5l−50は前記記憶部5l−40にデータを記録し、読む。このために、前記制御部5l−50は少なくとも一つのプロセッサを含むことができる。
Flow基盤のサービス品質をサポートするための端末のユーザ平面プロトコル構造及び動作
1.基地局からDRBを設定するためにRRCメッセージを受信する方法
前記メッセージはPDCP、RLC、Logical channelに対する設定値を含み;
前記メッセージはアップリンクとダウンリンク別のASML設定値を含み;
前記メッセージはDRBマッピングに用いるためのfull QoS flow IDとshort QoS flow ID間のマッピング情報を含む。
2.ダウンリンクパケットを受信してReflective QoSアップデート動作を行う方法
端末がダウンリンクMAC PDUを受信した後のPDCP SDUを構成;
端末がASMLプロトコルの構造によって受信及びデコーディングを異なるように実行;
ASML第1構造で動作する場合、ASMLのQoS設定情報によってデコーディング実行;
前記のASML第1構造はASMLがPDCP上に独立的なレイヤーで存在し、QoS flow IDとReflective QoS indicator情報ビットをIPパケット後に含み;
ASML第2構造で動作する場合、PDCPのQoS設定情報によってデコーディング実行;
前記のASML第2構造はPDCPでASML機能を含み、PDCP headerにQoS flow IDとReflective QoS indicator情報ビットを含み;
ASML及びPDCP headerの情報ビットが動作オプションによって他の形態を持つように設計;
前記のオプション1はfull QoS flow IDの代わりにshort QoS flow IDを用いるようにheaderを設計;
前記のfull QoS flow IDと short QoS flow ID間のマッピング情報は基地局からRRCメッセージを介して受信;
前記のオプション2はReflective QoS動作が必要な場合にだけQoS flow IDと Reflective QoS indicator情報ビットがPDCP headerに含まれ、Reflective QoS動作が必要ない場合には既存のLTEのPDCP header形態で伝達;
端末がReflective QoSアップデートがリクエストされてASとNASに対してReflective QoSアップデート動作を実行;
前記のAS Reflective QoSアップデート動作は受信したダウンリンクパケットのアップリンクQoS flowがパケットを受信したDRBでマッピングされているか確認した後、前記条件を満足しなければアップリンクQoS flowをダウンリンクパケットを受信したDRBにマッピングするようにアップデートする動作;
前記のNAS Reflective QoSアップデート動作は受信したダウンリンクパケットのアップリンクIP flowがパケットを受信したQoS flowでマッピングされているか確認した後、前記条件を満足しなければアップリンクIP flowをダウンリンクパケットを受信したQoS flowにマッピングするようにアップデートする動作;
端末が当該方向のDRBにASML設定情報がない場合、PDCP SDUを追加処理無しに上位レイヤーで伝達;
3.アップリンクIPパケットが発生した場合、QoS設定情報に基づいてデータパケットを生成して伝達する方法
端末がASMLプロトコルの構造によって送信パケットを異なるように構成して伝達;
アップリンクのASMLにはQoS flow ID情報のみを含み;
ASML第1構造で動作する場合、ASMLのQoS設定情報を参考して動作実行;
前記第1構造で動作する場合、当該DRBに対してQoS flow IDをASML headerに追加してIPパケットの後に付けた後に上位レイヤーで伝達;
ASML第2構造で動作する場合、PDCPのQoS設定情報を参考して動作実行;
前記第2構造で動作する場合、当該DRBに対してQoS flow IDをASML headerに追加してIPパケットの後に付けた後に上位レイヤーで伝達;
ASML及びPDCP headerの情報ビットが動作オプションによって他の形態を持つように設計;
前記のオプション1はfull QoS flow IDの代わりにshort QoS flow IDを用いるようにheaderを設計;
前記のオプション2はReflective QoS動作が行われた場合にだけQoS flow IDをPDCP headerに含み、Reflective QoS動作が行われない場合には既存のLTEのPDCP header形態で伝達;
ASML headerが含まれたPDCP PDUをMAC PDUから構成して伝達;
<第6実施形態>
本発明でDual−registeredとは、一つの端末が同時に2つ以上の他の移動通信システムに登録されてサービスが提供されることを称する。既存のLTEシステムで登録状態、すなわち、EMM−registered状態ではRRCレベルで端末が待機モード又は接続モードにあり得る。本発明では次世代移動通信システムでも類似な構造を持つと仮定する。Dual−registered技術はシステム間のハンドオーバー又は異種システム間のキャリア直接技術等に活用されることができる。
図6Aを参照すれば、一実施形態による次世代移動通信システムにおいてdual−registeredを適用し、システム間ハンドオーバーを概念的に説明する図面である。
既存のシステム間のハンドオーバーではソースシステムがターゲットシステムにbackhaul網を用い、ハンドオーバーをリクエストする。ここにターゲットシステムが前記要請を承認すれば、ハンドオーバーする端末のために無線リソースを準備し、ハンドオーバーのために必要な設定情報をソースシステムで伝達する。前記ソースシステムはターゲットシステムに移動する端末に前記ハンドオーバーに必要な設定情報を提供する。Dual−registered技術をシステム間のハンドオーバーに適用する場合、既存の接続されたシステムで他のシステム(6a−50)に移動時、端末は既存のハンドオーバー手続きを行うのではなく、ターゲットシステムでattachを行うことを特徴とする。
本発明では次世代移動通信システムの基地局をgNB6a−25、LTEシステムの基地局をeNB6a−30と称する。Attach6a−40とは、端末6a−45がシステムに自分を登録する手続きを意味する。この時、前記端末6a−45は既存のソースシステムに接続をそのまま維持することもできる。Dual−registered技術の長所はソースシステム6a−10とターゲットシステム6a−15間の既存のハンドオーバー技術に行った相互連動動作が必要ではない。これはシステム間のインターフェース定義を最小化することができ、既存のシステムのアップグレードを最小化することができるということを意味し、システム間のシグナリングオーバーヘッドも減らすことができる。Dual−registered技術をサポートするため、ソースシステム6a−10とターゲットシステム6a−15のネットワークはcommon IP anchor6a−20というNW entityに接続され、前記common IP anchorはデータ網6a−05から一つの端末6a−45で伝達するデータをラウティング(routing)する役目を行うようになる。既存のソースシステムとの接続維持は端末6a−45の能力によって変わることができる。もし、端末6a−45が複数個のradioを有する端末であれば、radio数の制限によってソースシステム6a−25との接続を切る必要がない。通常、既存のLTEシステムを見る時、attach動作には数百 msの時間が必要である。したがって、既存のソースシステム6a−35との接続を維持しながら必要なデータを送受信すると、前記attach動作6a−40期間中、サービス断絶が発生されない。一方、一つのradioのみを有する端末であれば、ソースシステムとの接続に制約を受けるだろう。何故ならばターゲットシステム6a−15とのattach動作6a−40を行う過程で前記単一のradioはターゲットシステム6a−15に適用されなければならないので、ソースシステムからサービスが制限されることもある。しかし、この場合にも時間分割方式(TDM)を介して、相変らずソースシステムとの接続を維持させることができる(6a−35)。ただ、遅延時間、送信率などのサービス品質が多少劣ることができる。
図6Bは、本開示の実施形態による端末が次世代移動通信システムにおいて既存のLTEシステムのサービス領域に移動する時のシグナリングフローチャートを説明するための図面である。
図6Bを参照すれば、gNB6b−04のサービス領域にある端末6b−02はdual−registeredをサポートする否かに対する互いのcapabilityを交換する(6b−13)。gNBはブロードキャスティングされるシステム情報を用い、次世代移動通信システムがdual−registeredをサポートするか否かをサービス領域内の端末に知らせる。端末はdedicated signallingを用い、gNBに自分がdual−registeredをサポートするか否かを知らせる。
gNBはdual−registeredをサポートする端末にLTE周波数に対する測定を設定する(6b−14)。前記設定情報にはLTE周波数を測定する周期と測定周期ごとにLTE周波数を測定することができる時間区間を含む。前記設定情報を受信した前記端末は前記一定周期ごとに前記一定時間区間の間のLTE周波数を測定することができる(6b−16)。若しくは端末自ら判断した適切な時点にLTE周波数を測定することができる。前記適切な時点の一例はgNBとデータを送受信しない時間区間である。前記LTE周波数を測定するために前記端末はLTEモデムをturn−onさせる。Dual radioを有する端末は一度動作させた前記LTEモデムを動作状態で維持させることもでき、毎LTE周波数測定時ごとに、LTEモデムをturn−onさせた後、測定完了時のturn−offさせることができる。代替方案として、dual−registeredをサポートする端末はgNBからの設定なしにLTE周波数を測定することもできる。ただ、この場合、端末は自ら判断した適切な時点に限ってLTE周波数を測定することができる。前記端末は測定された結果をgNBに報告する(6b−18)。前記gNBは前記測定結果と以外の他の情報に基づいてdual−registeredを設定するか、若しくはinter−RATハンドオーバーを設定するか否かを決定する(6b−20)。前記gNBは前記端末にdual−registeredを設定する(6b−22)。この時、dedicatedしたcontrol planeメッセージ(dual−registered initialization)を用いる。前記メッセージを受信した前記端末はdual−registeredを行う。この時、前記メッセージには前記端末がattachを試みなければならないLTEシステムの周波数又はセルを指示することができる。若しくは周波数又はセルのリストが提供され、前記端末は前記リストに属した周波数又はセルのうちの一つを選択し、attachを試みることができる。前記周波数又はセルは周波数帯域幅、中心周波数情報、セルアイディー(Physical cell ID又はECGI)で示される。また、前記端末がattachする時間を減らすため、前記メッセージにLTEシステムセルの一部システム情報を含ませることもできる。前記一部システム情報とは、前記端末が前記ターゲットシステムにアクセスするのに必須な情報である。前記必須なシステム情報はLTEセルがブロードキャスティングするMIB、SIB1、SIB2、SIB3、SIB4、SIB5に属したシステム情報である。より具体的に、前記LTEシステムセルがサポートするPLMNリスト、Tracking Area Code、CSG(Closed Subscriber Group)セルアイディー、前記ターゲットシステムセルがサポートする周波数バンドリストと、spectrum emission情報、アクセス接続禁止関連情報(例えば、ACB、EAB、SSAC、ACDC)、前記LTEシステムセルへのランダムアクセスに係る設定情報、セル再選択優先順位情報(cell reselection prioritization)などが含まれることができる。前記LTEシステムセルの必須なシステム情報は前記gNBのリクエストに従って前記端末がセル測定を報告しながら共に報告されるか、前記gNBがSON技術を用い、サービス領域内の特定端末から周辺LTEシステムセルのシステム情報を常時収集することもできる。前記dual−registered initializationを受信した前記端末は特定タイマーを開始する(6b−24)。前記dual−registered initializationを受信した前記端末がdual radioを有していると、前記gNBと接続をそのまま維持しながらLTEシステムでattachを行うことができる。前記dual radioと2つのRFchainを有していることを意味し、この場合、次世代移動通信システムモデムとLTEモデムがそれぞれ独立されたRF chainを介してデータを送受信する可能性があることを意味する。もし、前記端末がsingle radioを有していると、一瞬間に一つの通信モデムだけデータを送受信することができる。したがって、前記gNBと接続を維持したいと、時分割方式を介してこれを維持しなければならない。Single radioを有する端末はLTEシステムでattach動作実行時、前記gNBとの接続を解除することもできる。前記タイマーが満了されるまで特定過程(前記ターゲットLTEシステムへのattach過程)を完了することができなかったら、前記dual−registered過程が失敗したことで見なす。前記ターゲットLTEシステムとのattach成功可否はMME6b−10からATTACH ACCEPTメッセージを含むRRCメッセージを受信したか否かにより決定する。前記端末はターゲットLTEセル(eNB6b−06)から直接ブロードキャスティングされるシステム情報を獲得することもできる(6b−26)。前記端末はターゲットLTEセルでランダムアクセスを試みる(6b−28)。もし、前記ターゲットLTEセルの必須的なシステム情報を獲得するのに失敗するか、設定された回数のランダムアクセスを試みたにも失敗すれば、前記gNBに前記失敗を報告することができる(6b−30)。前記失敗報告を受信した前記gNBはinter−RAT handoverをトリガーするか、他のLTE周波数又はセルでdual−registeredを再試みする。前記失敗報告にはアクセスに失敗した周波数情報又はセルアイディー情報と失敗した原因を含ませることができる。失敗した原因ではシステム情報獲得失敗、ランダムアクセス失敗、前記特定タイマー満了などがある。前記端末は前記ターゲットLTEセル6b−06でRRC Connection Establishment過程(6b−32)を実行しながら、RRC Connection Setup CompleteメッセージのNAS containerを用い、前記MME6b−10にATTACH REQUESTメッセージを送信する(6b−34)。この時、前記ATTACH REQUESTメッセージには前記端末が前記LTEシステムでdual−registeredを行うということを示すインジケータを含む。また、前記dual registrationがinter−RAT移動性サポートのためのことであるか若しくはinter−RAT aggregationのためのことであるかを追加的に指示することができる。Inter−RAT移動性サポートの場合、一つの端末が一つのソースシステムから他のシステムのサービス領域に移動することをサポートすることである。Inter−RAT aggregationの場合には、一つのシステムに接続されている端末にthroughput性能改善を目的で他のシステムと追加的に接続し、サービスを提供することである。前記インジケータを含むATTACH REQUESTメッセージを受信した前記MME6b−10はS5 session establishmentを行い、前記Common IP anchor6b−12に前記次世代システムで伝達したデータをLTEシステムにラウティングすることをリクエストする(6b−36)。前記inter−RAT移動性サポートの場合、前記Common IP anchorがラウティング変更を行う時、すべてのデータを前記ターゲットシステムへ伝達する。一方、inter−RAT aggregationの場合、前記Common IP anchorがラウティング変更を行う時、データのうちの一部だけ前記ターゲットシステムで伝達し、相変らず一部データはソースシステムへ伝達する。前記リクエストされたCommon IP anchorは前記LTEシステムで伝達された全体データflow又は一部データflowを前記次世代システムに変更し(6b−44)、データラウティング設定が変更されたことをNG Core6b−08に知らせることができる(6b−46)。前記NG Coreは前記変更を前記gNBに知らせて前記gNBが前記端末に対するconnection releaseを指示するようにできる(6b−48)。若しくはデータ伝達を中止させて、implicitlyするようにNG Coreに前記データラウティングが変更されたことを知らせることもできる。ゲートウェーから前記gNBでデータがこれ以上伝達されなかったら、前記gNBは特定時間が経過した後、前記端末との接続を解除するだろう。前記ATTACH REQEUSTメッセージを成功的に受信したMMEは前記端末にATTACH ACCEPTメッセージを送信する(6b−38)。前記メッセージを受信した前記端末はdual−registered 動作が成功的に完了したことで見なす。この時、前記端末は前記タイマーを中止させる。一つのオプションで、前記端末は前記ATTACH ACCEPTメッセージを受信した後、前記gNBにdual−registeredが成功的に完了したことを特定メッセージを用いて知らせることができる(6b−40)。前記メッセージを受信したgNBは前記端末との接続を解除する(6b−42)。前記dual−registered過程完了後、前記次世代システムとの接続解除は端末具現的な側面があり得る。端末が持続的に前記次世代システムとの接続を維持したいと、アップリンクデータを生成すれば良い。もし、dual−registered動作が成功的に完了した後、前記次世代システムとの接続で既存のLTEのようなRLF(無線リンク失敗)が発生されると、前記端末はRLF宣言後、前記RLFによる報告でdual−registered中であるか否かを指示するか、若しくは前記RLF報告を前記次世代システムにしない。
図6Cは、本開示の実施形態による端末が次世代移動通信システムで既存のLTEシステムのサービス領域に移動する時のシグナリングフローチャートを説明するための図面である。
図6Cを参照すればeNB6c−04のサービス領域にある端末6c−02はdual−registeredをサポートする否かに対する互いのcapabilityを交換する(6c−13)。eNBはブロードキャスティングされるシステム情報を用い、LTEシステムがdual−registeredをサポートするか否かをサービス領域内の端末に知らせる。端末はdedicated signallingであるUECapabilityInformationを用い、eNBに自分がdual−registeredをサポートするか否かを知らせる。
eNBはdual−registeredをサポートする端末に次世代移動通信(NR、New Radio)周波数に対する測定を設定する(6c−14)。前記設定情報には次世代移動通信周波数を測定する周期と測定周期ごとに次世代移動通信周波数を測定することができる時間区間を含む。前記設定情報を受信した前記端末は前記一定周期ごとに前記一定時間区間の間の次世代移動通信周波数を測定することができる(6c−16)。若しくは端末自ら判断した適切な時点に次世代移動通信周波数を測定することができる。前記適切な時点の一例はeNBとデータを送受信しない時間区間である。前記次世代移動通信周波数を測定するために前記端末は次世代移動通信モデムをturn−onさせる。Dual radioを有する端末は一度動作させた前記次世代移動通信モデムを動作状態で維持させることもでき、毎次世代移動通信周波数測定時のごとに、次世代移動通信モデムをturn−onさせた後、測定完了時のturn−offさせることができる。代替方案に、dual−registeredをサポートする端末はeNBからの設定なしに次世代移動通信周波数を測定することもできる。ただ、この場合、端末は自ら判断した適切な時点でばかり次世代移動通信周波数を測定することができる。前記端末は測定された結果をeNBに報告する(6c−18)。前記eNBは前記測定結果と以外他の情報に基づいてdual−registeredを設定するか、若しくはinter−RAT ハンドオーバーを設定するか否かを決定する(6c−20)。前記eNBは前記端末にdual−registeredを設定する(6c−22)。この時、RRCConnectionReconfiguration又はRRCConnectionReleaseメッセージを用いる。特に、RRCConnectionReleaseメッセージを受信した端末はソースセルとの接続を解除することで、ソースセルが判断する時、前記端末との接続を解除するのが好ましいと判断された時だけ送信する。例えば、前記端末のsingle radioを有し、同時に2つのシステムと接続するのが難しく、時分割方式を介して2つのシステムと接続する機能もサポートしなかったら、前記RRCConnectionReleaseメッセージを送信する。前記メッセージのうちの少なくとも一つを受信した前記端末はdual−registeredを行う。この時、前記メッセージには前記端末がattachを試みなければならない次世代移動通信システムの周波数又はセルを指示することができる。若しくは周波数又はセルのリストが提供され、前記端末は前記リストに属した周波数又はセルのうちの一つを選択し、attachを試みることができる。前記周波数又はセルは周波数帯域幅、中心周波数情報、セルアイディー(Physical cell ID又はECGI)と示される。また、前記端末が attachする時間を減らすため、前記メッセージに次世代移動通信システムセル6c−06の一部システム情報を含ませることもできる。前記一部システム情報とは、前記端末が前記ターゲットシステムにアクセスするのに必須的な情報である。前記必須的なシステム情報は次世代移動通信システムセルがサポートするPLMNリスト、Tracking Area Code、CSG(Closed Subscriber Group)セルアイディー、前記ターゲットシステムセルがサポートする周波数バンドリストとspectrum emission情報、アクセス接続禁止関連情報(例えば、ACB、EAB、SSAC、ACDC)、前記LTEシステムセルへのランダムアクセスに係る設定情報、セル再選択優先順位情報(cell reselection prioritization)などが含まれることができる。前記次世代移動通信システムセルの必須的なシステム情報は前記eNBのリクエストによって前記端末がセル測定を報告しながら共に報告されるか、前記eNBがSON技術を用い、サービス領域内の特定端末から周辺次世代移動通信システムセルのシステム情報を常時収集することもできる。前記dual−registered initializationを受信した前記端末は特定タイマーを開始する(6c−24)。前記タイマーが満了するまで特定過程(前記ターゲット次世代移動通信システムへのattach過程)を完了することができなかったら、前記dual−registered過程が失敗したことで見做す。前記ターゲット次世代移動通信システムとのattach成功可否はNG Core6c−10からATTACH ACCEPTメッセージを含むRRCメッセージを受信したか否かにより決定する。前記端末はターゲット次世代移動通信セルから直接ブロードキャスティングされるシステム情報を獲得することもできる(6c−26)。前記端末はターゲット次世代移動通信システムセルでランダムアクセスを試みる(6c−28)。もし、前記ターゲット次世代移動通信システムセルの必須的なシステム情報を獲得するのに失敗するか、設定された回数のランダムアクセスを試みたにも失敗すると、前記eNBに前記失敗を報告することができる(6c−30)。前記失敗報告を受信した前記eNBはinter−RAT handoverをトリガーするか、他の次世代移動通信周波数又はセルでdual−registeredを再試みする。前記失敗報告にはアクセスに失敗した周波数情報又はセルアイディー情報と失敗した原因を含ませることができる。失敗した原因ではシステム情報獲得失敗、ランダムアクセス失敗、前記特定タイマー満了などがある。前記端末は前記ターゲット次世代移動通信システムセルでConnection Establishment過程(6c−32)を実行しながら、特定control planeメッセージのNAS containerを用い、前記NG CoreにATTACH REQUESTメッセージを送信する(6c−34)。この時、前記ATTACH REQUESTメッセージには前記端末が前記次世代移動通信システムでdual−registeredを行うということを示すインジケータを含む。前記インジケータを含むATTACH REQUESTメッセージを受信した前記NG CoreはS5 session establishmentを実行し、前記Common IP anchor6c−12に前記LTEで伝達したデータを次世代移動通信システムにラウティングすることをリクエストする(6c−36)。前記リクエストされたCommon IP anchorは前記次世代移動通信システムで伝達した全体データ flow又は一部データflowを前記LTEシステムに変更して(6c−44)、データラウティング設定が変更されたことをMME6c−08に知らせることができる(6c−46)。前記MMEは前記変更を前記eNBに知らせて前記eNBが前記端末に対するconnection releaseを指示するようにできる(6c−48)。又はデータ伝達を中止させて、implicitlyするようにMMEに前記データラウティングが変更されたことを知らせることもできる。ゲートウェーから前記eNBでデータがこれ以上伝達しなかったら、前記eNBは特定時間が経過した後、前記端末との接続を解除するだろう。前記ATTACH REQEUSTメッセージを成功的に受信したMMEは前記端末にATTACH ACCEPTメッセージを送信する(6c−38)。前記メッセージを受信した前記端末はdual−registered動作が成功的に完了したことで見なす。この時、前記端末は前記タイマーを中止させる。一つのオプションで、前記端末は前記ATTACH ACCEPTメッセージを受信した後、前記eNBにdual−registeredが成功的に完了したことを特定メッセージを用いて知らせることができる(6c−40)。前記メッセージを受信したgNBは前記端末との接続を解除する(6c−42)。前記dual−registered過程完了後、前記LTEシステムとのS津族解除は端末具現的な側面があり得る。端末が持続的に前記LTEシステムとの接続を維持したければ、アップリンクデータを生成すれば良い。もし、dual−registered 動作が成功的に完了した後、前記LTEシステムとの接続で既存のRLF(無線リンク失敗)が発生されると、前記端末はRLF宣言後、関連RLF報告でdual−registered中であるか否かを指示するか、若しくは前記RLF報告を前記LTEシステムにしない。
図6Dは、本開示の実施形態によるネットワークがdual−registered動作の初期化を決定する過程を説明するための図面である。
図6Dを参照すれば、ソース(source)システムは6d−02段階で特定端末から報告を受けた測定情報とその他の色々情報に基づいて前記端末が他のシステムと接続が必要であると判断する。6d−04段階で前記ソースシステムは前記他のシステムとの連動のためのインターフェースが具現されているか否かを判断する。前記インターフェースはinter−RATハンドオーバーをサポートするのに必須的なことで仮定し、NG CoreとMMEの間、又はgNBとMMEの間、NG CoreとeNBの間のインターフェース少なくとも一つを意味する。もし、前記インターフェースがあると、inter−RATハンドオーバーをサポートすることができるので、6d−10段階で前記ハンドオーバーを前記端末に設定することができる。そうではなければ、dual−registered動作を設定しなければならない。前記ソースシステムが前記インターフェースを持っていてもシグナリングオーバーヘッドを減らす目的などでdual−registered動作を設定することもできる。6d−06段階で前記端末がdual radioをサポートするか否かを判断する。前記情報は前記端末が前記ソースシステムに事前に報告する。もし、前記端末がdual radioを有していると、6d−16段階で現在システムとの接続をそのまま維持しながら、ターゲットシステムにattachを行う。前記接続を維持する理由は前記attach実行中にもデータを送受信し、サービス断絶を無くすためである。もし、前記端末がdual radioを有していなかったら、6d−08段階で前記ソースシステムと端末が時分割ソリューションをサポートするか否かを判断する。前記時分割ソリューションとは、一瞬間に一つのシステムとデータを送受信する技術である。Dual−registeredをサポートする端末は必ず前記時分割ソリューションもサポートすると仮定することもできる。もし、前記時分割ソリューションをサポートすると、6d−14段階で前記ソースシステムと接続を維持するが、時分割でデータを送受信する。前記ソースシステムとターゲットシステム間のデータを送受信するタイミングが重なることができる。この場合、所定の規則に従って一つのシステムとデータ送受信を行う。もし、前記時分割ソリューションをサポートしなかったら、6d−12段階で前記ソースシステムとの接続を解除してattach動作を行う。
図6Eは、本開示の実施形態による端末がソースシステムに必要な情報を提供する過程を説明するための図面である。
図6Eを参照すれば、Dual−registeredが設定された端末がターゲットシステムにattachを完了するのに比較的長い時間が必要である。これはdual radioをサポートすることができない端末に長いサービス断絶を意味する。したがって、前記attachを行う時間を減らす方法を考慮し得る。また、セルにアクセスするためには前記セルがsuitable cellであるか否かを判断し、suitable cellで見なされる場合にだけアクセスすることができる。したがって、dual−registeredをトリガーする前に予めsuitable cellで見なされるセルでattachを試みると、アクセス失敗確率とattach時間を減らすことができる。Suitable cellであるか否かを判断するためには以下のようにいくつかの条件を満足しなければならない。前記条件を確認するために必要な情報はシステム情報(例えば、LTEではSIB1)で端末に提供される。
PLMN check
Operator specific barring
Forbidden TA(Tracking Area)check
Minimum radio condition(i.e.criterion S)
予めsuitable cellで見なされるセルでattachを試みる方法では以下の通りである。
オプション1:端末6e−35が予めターゲットシステムのセル6e−15がブロードキャスティングするシステム情報を収集して(6e−10)、これをソースシステムのセル6e−05に報告する(6e−20)。前記ソースシステムのセルは前記情報を用い、前記端末のSuitable cellで見なされるセルを決定し、前記ターゲットセルでdual−registeredするように設定する(6e−25)。
前記システム情報は頻繁に変わる情報ではないので、前記ソースシステムのセルはSON技術を用い、平素にサービス領域内の端末を介して前記システム情報を収集することもできる。
オプション2:端末が予めターゲットシステムのセルがブロードキャスティングするシステム情報を収集し、suitable cellで見なされるセルのリストをソースシステムのセルに報告する。前記ソースシステムのセルは前記リストのうちの一つのセル又は複数のセルでdual−registeredするように設定する。前記端末は前記の一つ以上のターゲットセル中、一つにdual−registeredを行う。
Dual registrationは端末のthroughput性能を改善させるinter−RAT aggregation目的でも用いることができる。ソースシステムが他のシステムとのデータ同時送受信を介して特定端末のthroughput性能を改善させたいと、前記ソースシステムはdual registrationをトリガーする。しかし、ターゲットシステムは既に多い端末をサービスして網混雑状態にあることもできる。したがって、こういうターゲットシステムにdual registrationを実行すると、前記の目的を達成することができないだろう。したがって、前記端末はターゲットシステムのシステム情報でaccess barring情報を収集して前記ソースシステムに報告する。これは前記ソースシステムにとって前記ターゲットシステムが網混雑状態であるか否かを判断することができるようにする。通常の網混雑状態が発生すれば基地局はaccess barringを介してこれを制御する。若しくは、ターゲットシステムで網混雑状態を正確に指示することができる情報をシステム情報に含ませてブロドケシティングすることができる。前記情報を収集した端末はソースシステムに報告し、前記ソースシステムが前記dual registrationのトリガーを決定するのに用いるようにする。
図6Fは、本開示の実施形態による端末がターゲットセルにattach動作を行う前、access barring可否を確認する過程を説明するための図面である。
図6Fを参照すれば、ターゲットシステム6f−10ではdual−registeredを行う端末に対しても網内混雑状況を制御するため、アクセス接続を抑制したいこともある。LTEシステムでdual−registeredを設定される場合(6f−20)、前記端末は既存のLTE access barring mechanismを用いることができる。例えば、ランダムアクセスを試みる前に前記ターゲットLTEシステムのセルがブロードキャスティングするaccess barring設定情報(6f−15)を用い、barring可否を判断することができる(6f−30)。若しくは前記ソースセルが予め収集したターゲットLTEシステムのセルのaccess barring設定情報をdual−registered 設定情報と共に提供されてbarring可否を判断することもできる。Barring checkを介して、もしターゲットセルがbarredで見なされれば、ソースセルにaccess barringでよって、dual−registered 動作が失敗したことを報告する(6f−25)。前記既存のLTE access barring mechanismとはACB、EAB、SSAC、ACDCを称し、このうちの少なくとも一つを適用する。さらに、既存のbarring mechanism以外にdual−registeredを行う端末のために別途のbarring mechanismを考慮することができる。
ターゲットシステムはdual−registeredを行う端末に対しても周波数のloadingを制御したいことがある。既存のLTEシステムではこのために、周波数のセル再選択優先順位情報を端末に提供し、前記情報に基づいてセルを再選択するようにしている。前記優先順位情報はセルがシステム情報を用いてブロードキャスティングしたりdedicated signallingで特定セルに設定することもできる。
一つの方法はdual−registeredを行う端末がターゲットシステムで適用しているセル再選択優先順位情報を用いることである。オプション1:端末は隣接した他のシステムからブロードキャスティングされるセル再選択優先順位情報を収集する。前記収集した情報をソースシステムに報告する。前記ソースシステムは前記優先順位情報を考慮し、前記端末がdual−registeredを行うターゲット周波数を設定する。
オプション2:端末は隣接した他のシステムからブロードキャスティングされるセル再選択優先順位情報を収集する。ソースシステムは前記優先順位情報と関係なく隣接ターゲットセルの候補リストを前記端末に提供する。前記候補リストはセル測定結果に基づいて決定されることができる。前記端末は収集した前記優先順位情報を考慮し、前記リストに含まれたセルのうちの一つをターゲットセルで選択する。前記ターゲットセルは優先順位情報だけではなく、セル測定情報も共に考慮されることができる。
端末がブロードキャスティングされるセル再選択優先順位情報とdedicated signallingで提供される優先順位情報をいずれも持っていると、dedicated signallingで提供される優先順位情報を考慮し、前記動作を行う。
図6Gは、本開示の実施形態による端末がアップリンク電力制御を行う方法を説明するための図面である。
図6Gを参照すれば、Dual−registeredを行う端末はアップリンクで送信電力が不足な現象を経験することができる。特に、dual−registeredが行う領域は大部分セルの境界地域であるから、アップリンクでより大きい送信電力が要求されることもできる。Dual radioを有する端末の場合、dual−registeredを行う間の同時に2つのセルとデータを送受信することができ、もし、アップリンクでデータ送信タイミングが重なる場合、端末側で送信電力が不足なことがある。これを解決する方法は時分割方法を介して、一つのセルへのリンクに送信電力を集中させることである。ただ、dual−registered動作が2つのシステム間の情報交換がないシナリオで用いられる技術であるほど、前記時分割パターン等を2つのシステムで共有することは排除されるだろう。したがって、端末自ら、どのリンクで自分の送信電力を集中させるかを決定しなければならない。
端末は両セルで送信されるデータ種類によって優先順位を付与する。dual−registeredを成功的に行うのに重要なデータ送信に対してより高い優先順位を付与することができる。例えば、ターゲットセルへのランダムアクセス、ATTACH動作に係るメッセージなどに高い優先順位を付与する。若しくは常にターゲットセルへのアップリンクデータ送信により高い優先順位を付与することもできる。前記端末6g−25は毎送信タイミングごとに、両セル6g−05、6g−10へのデータ送信が重なるか否かを判断し、もし重なる場合には各データ送信ごとに付与された優先順位情報6g−15、6g−20を考慮し、そのうちの一つに送信電力を集中させる。残りリンクに対しては残った少量の送信電力で送信するか、送信自体を制限することもできる。送信されることができなかったデータはHARQ、ARQなどの再送信技法によって、他の時間に再送信されるだろう。
図6Hは、本開示の実施形態による端末がアップリンク電力制御を行う動作フローブロック図を説明するための図面である。
図6Hを参照すれば、6h−05段階で前記端末は毎送信タイミングごとに、一方又は両セルに送信されるデータの種類によって優先順位を付与する。6h−10段階で、両セルでデータ送信が発生して重なるか否かを判断する。もし、重なったら、6h−15段階で前記付与した優先順位情報を考慮し、両方リンクのうちの一つのリンクに送信電力を集中させる。この時、集中させる割合は端末具現で決定される。もし、重ならなかったら、6h−20段階で当該タイミングに送信すべきデータを該当する一方のセルで送信する。
図6Iは、本開示の実施形態による端末の内部構造を示すブロック図である。
前記図面を参考すれば、前記端末はRF(Radio Frequency)処理部6i−10、基底帯域(baseband)処理部6i−20、記憶部6i−30、制御部6i−40を含む。
前記RF処理部6i−10は信号の帯域変換、増幅などの無線チャンネルを介して信号を送受信するための機能を行う。すなわち、前記RF処理部6i−10は前記基底帯域処理部6i−20から提供される基底帯域信号をRF帯域信号でアップ変換した後にアンテナを介して送信し、前記アンテナを介して受信されるRF帯域信号を基底帯域信号でダウン変換する。例えば、前記RF処理部6i−10は送信フィルター、受信フィルター、増幅器、ミキサー(mixer)、オシレーター(oscillator)、DAC(digital to analog convertor)、ADC(analog to digital convertor)などを含むことができる。前記図面で、一つのアンテナだけが図示されたが、前記端末は多数のアンテナを備えることができる。さらに、前記RF処理部6i−10は多数のRFチェーンを含むことができる。ひいては、前記RF処理部6i−10はビームフォーミング(beamforming)を行うことができる。前記ビームフォーミングのために、前記RF処理部6i−10は多数のアンテナ又はアンテナ要素(element)を介して送受信される信号それぞれの位相及びサイズを調節することができる。また、前記RF処理部はMIMOを行うことができ、MIMO動作実行時のいくつかのレイヤーを受信することができる。
前記基底帯域処理部6i−20はシステムの物理階層規格によって基底帯域信号及びビット列間の変換機能を行う。例えば、データ送信時、前記基底帯域処理部6i−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部6i−20は前記RF処理部6i−10から提供される基底帯域信号を復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。例えば、OFDM(orthogonal frequency division multiplexing)方式に従う場合、データ送信時、前記基底帯域処理部6i−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成し、前記複素シンボルをサブキャリアにマッピングした後、IFFT(inverse fast Fourier transform)演算及びCP(cyclic prefix)挿入を介してOFDMシンボルを構成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部6i−20は前記RF処理部6i−10から提供される基底帯域信号をOFDMシンボル単位で分割し、FFT(fast Fourier transform)演算を介してサブキャリアにマッピングされた信号を復元した後、復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。
前記基底帯域処理部6i−20及び前記RF処理部6i−10は上述したように信号を送信及び受信する。これにより、前記基底帯域処理部6i−20及び前記RF処理部6i−10は送信部、受信部、送受信部又は通信部と指称されることができる。ひいては、前記基底帯域処理部6i−20及び前記RF処理部6i−10のうちの少なくとも一つは互いに異なる多数の無線接続技術をサポートするために多数の通信モジュールを含むことができる。さらに、前記基底帯域処理部6i−20及び前記RF処理部6i−10のうちの少なくとも一つは互いに異なる周波数帯域の信号を処理するために互いに異なる通信モジュールを含むことができる。例えば、前記互いに異なる無線接続技術は無線ラン(例えば、IEEE802.11)、セルラー網(例えば、LTE)などを含むことができる。さらに、前記互いに異なる周波数帯域は超高周波(SHF:super high frequency)(例えば、2NRHz、NRhz)帯域、mm波(millimeter wave)(例えば、60GHz)帯域を含むことができる。
前記記憶部6i−30は前記端末の動作のための基本プログラム、アプリケーション、設定情報などのデータを記憶する。特に、前記記憶部6i−30は第2無線接続技術を用いて無線通信を行う第2接続ノードに係る情報を記憶することができる。そして、前記記憶部6i−30は前記制御部6i−40のリクエストによって記憶されたデータを提供する。
前記制御部6i−40は多重接続処理部6i−42を含み、前記端末の全般的な動作を制御する。例えば、前記制御部6i−40は前記基底帯域処理部6i−20及び前記RF処理部6i−10を介して信号を送受信する。また、前記制御部6i−40は前記記憶部6i−40にデータを記録し、読む。このために、前記制御部6i−40は少なくとも一つのプロセッサ(processor)を含むことができる。例えば、前記制御部6i−40は通信のための制御を行うCP(communication processor)及び応用プログラムなどの上位階層を制御するAP(application processor)を含むことができる。
図6Jは、本開示の実施形態による基地局の構成を示すブロック図である。
前記図面に示されたように、前記基地局は RF処理部6j−10、基底帯域処理部6j−20、バックホール通信部6j−30、記憶部6j−40、制御部6j−50を含んで構成される。
前記RF処理部6j−10は信号の帯域変換、増幅などの無線チャンネルを介して信号を送受信するための機能を行う。すなわち、前記RF処理部6j−10は前記基底帯域処理部6j−20から提供される基底帯域信号をRF帯域信号でアップ変換した後にアンテナを介して送信し、前記アンテナを介して受信されるRF帯域信号を基底帯域信号でダウン変換する。例えば、前記RF処理部6j−10は送信フィルター、受信フィルター、増幅器、ミキサー、オシレーター、DAC、ADCなどを含むことができる。前記図面で、一つのアンテナだけが図示されたが、前記第1接続ノードは多数のアンテナを備えることができる。さらに、前記RF処理部6j−10は多数のRFチェーンを含むことができる。ひいては、前記RF処理部6j−10はビームフォーミングを行うことができる。前記ビームフォーミングのために、前記RF処理部6j−10は多数のアンテナ又はアンテナ要素を介して送受信される信号それぞれの位相及びサイズを調節することができる。前記RF処理部は一つ以上のレイヤーを送信することで下向きのMIMO動作を行うことができる。
前記基底帯域処理部6j−20は第1無線接続技術の物理階層規格によって基底帯域信号及びビット列の間の変換機能を行う。例えば、データ送信時、前記基底帯域処理部6j−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部6j−20は前記RF処理部6j−10から提供される基底帯域信号を復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。例えば、OFDM方式に従う場合、データ送信時、前記基底帯域処理部6j−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成し、前記複素シンボルをサブキャリアにマッピングした後、IFFT演算及びCP挿入を介してOFDMシンボルを構成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部6j−20は前記RF処理部6j−10から提供される基底帯域信号をOFDMシンボル単位で分割し、FFT演算を介してサブキャリアにマッピングされた信号を復元した後、復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。前記基底帯域処理部6j−20及び前記RF処理部6j−10は上述したように信号を送信及び受信する。これにより、前記基底帯域処理部6j−20及び前記RF処理部6j−10は送信部、受信部、送受信部、通信部又は無線通信部と指称されることができる。
前記バックホール通信部6j−30はネットワーク内の他のノードと通信を行うためのインターフェースを提供する。すなわち、前記バックホール通信部6j−30は前記主基地局で他のノード、例えば、補助基地局、コア網などに送信されるビット列を物理的信号で変換し、前記他のノードから受信される物理的信号をビット列で変換する。
前記記憶部6j−40は前記主基地局の動作のための基本プログラム、アプリケーション、設定情報などのデータを記憶する。特に、前記記憶部6j−40は接続された端末に割り当てられたベアラーに対する情報、接続された端末から報告された測定結果などを記憶することができる。また、前記記憶部6j−40は端末に多重接続を提供するか、中断する否かの判断基準となる情報を記憶することができる。そして、前記記憶部6j−40は前記制御部6j−50のリクエストによって記憶されたデータを提供する。
前記制御部6j−50は多重接続処理部6j−52を含み、前記主基地局の全般的な動作を制御する。例えば、前記制御部6j−50は前記基底帯域処理部6j−20及び前記RF処理部6j−10を介して又は前記バックホール通信部6j−30を介して信号を送受信する。また、前記制御部6j−50は前記記憶部6j−40にデータを記録し、読む。このために、前記制御部6j−50は少なくとも一つのプロセッサを含むことができる。
以下では、次世代移動通信システムをサポートするためのMAC PDU構造を提案し、この構造を選択する方法及び装置に関して説明する。
<第7実施形態>
以下説明で用いられる接続ノード(node)を識別するための用語、網客体(network entity)を指称する用語、メッセージを指称する用語、網客体間のインターフェースを指称する用語、多様な識別情報を指称する用語などは説明の便宜のために例示されたことである。したがって、本発明が後述される用語に限定されるのではなく、同等な技術的意味を有する対象を指称する他の用語が用いられることができる。
以下、説明の便宜のために、本発明は3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution)規格で定義している用語及び名称を用いる。しかし、本発明が前記用語及び名称によって限定されるのではなく、他の規格によるシステムにも同様に適用されることができる。
次世代移動通信システムのRLC装置(entity、以下、装置)とPDCP装置(entity、以下、装置)は現在LTEシステムのRLC装置とPDCP装置と異なることができる。したがって、次世代移動通信システムとLTEシステムが連動してサービスを提供する時、次世代移動通信システムのRLC装置とPDCP装置がLTEシステムのRLC装置とPDCP装置とよく連動されるようにするために正しい動作を設定すべきである。
図7Aは、本開示の実施形態によるLTEシステムの構造を示す図面である。
図7Aを参照すれば、示されたようにLTEシステムの無線アクセスネットワークは次世代基地局(Evolved Node B、以下、ENB、Node B又は基地局)7a−05、7a−10、7a−15、7a−20とMME(Mobility Management Entity)7a−25、及びS−GW(Serving−Gateway)7a−30から構成される。ユーザ端末(User Equipment、以下、UE又は端末)7a−35はENB7a−05〜7a−20及びS−GW7a−30を介して外部ネットワークに接続する。
図7AでENB7a−05〜7a−20はUMTSシステムの既存のノードBに対応される。ENBはUE7a−35と無線チャンネルで接続されて既存のノードBより複雑な役目を行う。LTEシステムではインターネットプロトコルを通じるVoIP(Voice over IP)のようなリアルタイムサービスを含めたすべてのユーザトラフィックが共用チャンネル(shared channel)を介してサービスされるので、UEのバッファー状態、使用可能送信電力状態、チャンネル状態などの状態情報を集めてスケジューリングをする装置が必要であり、これをENB7a−05〜7a−20が担当する。一つのENBは通常、多数のセルを制御する。例えば、100Mbpsの送信速度を具現するためにLTEシステムは例えば、20MHz帯域幅で直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、以下、OFDMという)を無線接続技術で用いる。さらに、端末のチャンネル状態に合わせて変調方式(modulation scheme)とチャンネルコーディング率(channel coding rate)を決定する適応変調コーディング(Adaptive Modulation & Coding、以下、AMCという)方式を適用する。S−GW7a−30はデータベアラーを提供する装置であり、MME7a−25の制御にしたがってデータベアラーを生成すると除去する。MMEは端末に対する移動性管理機能はもちろん各種制御機能を担当する装置として多数の基地局と接続される。
図7Bは、本開示の実施形態によるLTEシステムで無線プロトコル構造を示す図面である。
図7Bを参照すれば、LTEシステムの無線プロトコルは端末とENBでそれぞれPDCP(Packet Data Convergence Protocol)7b−05、7b−40、RLC(Radio Link Control)7b−10、7b−35、MAC(Medium Access Control)7b−15、7b−30からなるPDCP(Packet Data Convergence Protocol)7b−05、7b−40はIPヘッダー圧縮/復元などの動作を担当する。PDCPの主要機能は下記のように要約される。
−ヘッダー圧縮及び圧縮解除機能(Header compression and decompression:ROHC only)
−ユーザデータ送信機能(Transfer of user data)
−順次伝達機能(In−sequence delivery of upper layer PDUs at PDCP re−establishment procedure for RLC AM)
−順序再整列機能(For split bearers in DC(only support for RLC AM):PDCP PDU routing for transmission and PDCP PDU reordering for reception)
−重複探知機能(Duplicate detection of lower layer SDUs at PDCP re−establishment procedure for RLC AM)
−再送信機能(Retransmission of PDCP SDUs at handover and、for split bearers in DC、of PDCP PDUs at PDCP data−recovery procedure、for RLC AM)
−暗号化及び復号化機能(Ciphering and deciphering)
−タイマー基盤SDU削除機能(Timer−based SDU discard in uplink。)
無線リンク制御(Radio Link Control、以下、RLCという)7b−10、7b−35はPDCP PDU(Packet Data Unit)を適切なサイズに再構成してARQ動作などを行う。RLCの主要機能は下記のように要約される。
−データ送信機能(Transfer of upper layer PDUs)
−ARQ機能(Error Correction through ARQ(only for AM data transfer))
−連結、分割、再組立て機能(Concatenation、segmentation and reassembly of RLC SDUs(only for UM and AM data transfer))
−再分割機能(Re−segmentation of RLC data PDUs(only for AM data transfer))
−順序再整列機能(Reordering of RLC data PDUs(only for UM and AM data transfer)
−重複探知機能(Duplicate detection(only for UM and AM data transfer))
−エラー探知機能(Protocol error detection(only for AM data transfer))
−RLC SDU削除機能(RLC SDU discard(only for UM and AM data transfer))
−RLC再確立機能(RLC re−establishment)
MAC(7b−15、7b−30)は一つの端末に構成された多くのRLC階層装置と接続され、RLC PDUをMAC PDUに多重化してMAC PDUからRLC PDUを逆多重化する動作を行う。MACの主要機能は下記のように要約される。
−マッピング機能(Mapping between logical channels and transport channels)
−多重化及び逆多重化機能(Multiplexing/demultiplexing of MAC SDUs belonging to one or different logical channels into/from transport blocks(TB)delivered to/from the physical layer on transport channels)
−スケジューリング情報報告機能(Scheduling information reporting)
−HARQ機能(Error correction through HARQ)
−ロジカルチャンネル間の優先順位調節機能(Priority handling between logical channels of one UE)
−端末間の優先順位調節機能(Priority handling between UEs by means of dynamic scheduling)
−MBMSサービス確認機能(MBMS service identification)
−送信フォーマット選択機能(Transport format selection)
−パディング機能(Padding)
物理階層7b−20、7b−25は上位階層データをチャンネルコーディング及び変調し、OFDMシンボルで作って無線チャンネルで送信するか、無線チャンネルを介して受信したOFDMシンボルを復調してチャンネルデコーディングして上位階層へ伝達する動作をする。
図7Cは、本開示の実施形態による次世代移動通信システムの構造を示す図面である。
図7Cを参照すれば、示されたように次世代移動通信システム(以下、NR又は5G)の無線アクセスネットワークは次世代基地局(New Radio Node B、以下、NR gNB又はNR基地局)7c−10とNR CN(New Radio Core Network)7c−05から構成される。ユーザ端末(New Radio User Equipment、以下、NR UE又は端末)7c−15はNR gNB7c−10及びNR CN7c−05を介して外部ネットワークに接続する。
図7CでNR gNB7c−10は既存のLTEシステムのeNB(Evolved Node B)に対応される。NR gNBはNR UE7c−15と無線チャンネルで接続されて既存のノードBより非常に優れたサービスを提供することができる。次世代移動通信システムではすべてのユーザトラフィックが共用チャンネル(shared channel)を介してサービスされるので、UEのバッファー状態、使用可能送信電力状態、チャンネル状態などの状態情報を集めてスケジューリングをする装置が必要であり、これをNR NB7c−10が担当する。一つのNR gNBは通常、多数のセルを制御する。現在のLTE対比超高速データ送信を具現するために既存最大帯域幅以上を持つことができ、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、以下、OFDMという)を無線接続技術として追加的にビームフォーミング技術が適用されることができる(7c−20)。さらに、端末のチャンネル状態に合わせて変調方式(modulation scheme)とチャンネルコーディング率(channel coding rate)を決定する適応変調コーディング(Adaptive Modulation & Coding、以下、AMCという)方式を適用する。NR CN7c−05は移動性サポート、ベアラー設定、QoS設定などの機能を行う。NR CNは端末に対する移動性管理機能はもちろん各種制御機を担当する装置で多数の基地局と接続される。また、次世代移動通信システムは既存のLTEシステムとも連動されることができ、NR CNがMME7c−25とネットワークインターフェースを介して接続される。MMEは既存の基地局であるeNB7c−30と接続される。
図7Dは、本開示の実施形態による次世代移動通信システムの無線プロトコル構造を示す図面である。
図7Dを参照すれば、次世代移動通信システムの無線プロトコルは端末とNR基地局でそれぞれNR PDCP7d−05、7d−40、NR RLC7d−10、7d−35、NR MAC7d−15、7d−30からなる。NR PDCP7d−05、7d−40の主要機能は次の機能のうちの一部を含むことができる。
−ヘッダー圧縮及び圧縮解除機能(Header compression and decompression:ROHC only)
−ユーザデータ送信機能(Transfer of user data)
−順次伝達機能(In−sequence delivery of upper layer PDUs)
−順序再整列機能(PDCP PDU reordering for reception)
−重複探知機能(Duplicate detection of lower layer SDUs)
−再送信機能(Retransmission of PDCP SDUs)
−暗号化及び復号化機能(Ciphering and deciphering)
−タイマー基盤SDU削除機能(Timer−based SDU discard in uplink。)
前記でNR PDCP装置の順序で再整列機能(reordering)は下位階層で受信したPDCP PDUをPDCP SN(sequence number)に基づいて順に再整列する機能をいい、再整列された順にデータを上位階層に伝達する機能を含むことができ、手順を再整列して遺失されたPDCP PDUを記録する機能を含むことができ、遺失されたPDCP PDUに対する状態報告を送信側にする機能を含むことができ、遺失されたPDCP PDUに対する再送信をリクエストする機能を含むことができる。
NR RLC7d−10、7d−35の主要機能は次の機能のうちの一部を含むことができる。
−データ送信機能(Transfer of upper layer PDUs)
−順次伝達機能(In−sequence delivery of upper layer PDUs)
−非順次伝達機能(Out−of−sequence delivery of upper layer PDUs)
−ARQ機能(Error Correction through ARQ)
−連結、分割、再組立て機能(Concatenation、segmentation and reassembly of RLC SDUs)
−再分割機能(Re−segmentation of RLC data PDUs)
−順序再整列機能(Reordering of RLC data PDUs)
−重複探知機能(Duplicate detection)
−エラー探知機能(Protocol error detection)
−RLC SDU 削除機能(RLC SDU discard)
−RLC再確立機能(RLC re−establishment)
前記でNR RLC装置の順次伝達機能(In−sequence delivery)は下位階層から受信したRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能をいい、オリジナルの一つのRLC SDUがいくつかのRLC SDUに分割されて受信された場合、これを再組立して伝達する機能を含むことができ、受信したRLC PDUをRLC SN(sequence number)若しくはPDCP SN(sequence number)を基準に再整列する機能を含むことができ、手順を再整列して遺失されたRLC PDUを記録する機能を含むことができ、遺失されたRLC PDUに対する状態報告を送信側にする機能を含むことができ、遺失されたRLC PDUに対する再送信をリクエストする機能を含むことができ、遺失されたRLC SDUがある場合、遺失されたRLC SDU以前までのRLC SDUのみを順に上位階層に伝達する機能を含むことができ、若しくは遺失されたRLC SDUがあっても所定のタイマーが満了されると、タイマーが開始する前に受信されたすべてのRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能を含むことができ、若しくは遺失されたRLC SDUがあっても所定のタイマーが満了されると、現在まで受信されたすべてのRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能を含むことができる。
前記でNR RLC装置の非順次伝達機能(Out−of−sequence delivery)は下位階層から受信したRLC SDUを手順と関係なく直ちに上位階層へ伝達する機能をいい、オリジナルの一つのRLC SDUがいくつかのRLC SDUに分割されて受信された場合、これを再組立して伝達する機能を含むことができ、受信したRLC PDUのRLC SN又はPDCP SNを記憶して手順を整列して遺失されたRLC PDUを記録する機能を含むことができる。
NR MAC7d−15、7d−30は一つの端末に構成された多くのNR RLC階層装置と接続されることができ、NR MACの主要機能は次の機能のうちの一部を含むことができる。
−マッピング機能(Mapping between logical channels and transport channels)
−多重化及び逆多重化機能(Multiplexing/demultiplexing of MAC SDUs)
−スケジューリング情報報告機能(Scheduling information reporting)
−HARQ機能(Error correction through HARQ)
−ロジカルチャンネル間の優先順位調節機能(Priority handling between logical channels of one UE)
−端末間の優先順位調節機能(Priority handling between UEs by means of dynamic scheduling)
−MBMSサービス確認機能(MBMS service identification)
−送信フォーマット選択機能(Transport format selection)
−パディング機能(Padding)
NR PHY階層7d−20、7d−25は上位階層データをチャンネルコーディング及び変調し、OFDMシンボルで作って無線チャンネルで送信するか、無線チャンネルを介して受信したOFDM シンボルを復調してチャンネルデコーディングして上位階層へ伝達する動作を行うことができる。
図7Eは、本開示の実施形態による次世代移動通信システムで端末が各階層装置(entity、以下、装置)を設定する手続きを示す図面である。
図7Eを参照すれば、図7Eは本発明で端末がデータを送受信するために網と接続を設定して各階層の装置(entity、以下、装置)を設定する手続きを説明する図面である。
現在接続が設定されていない端末(以下、idle mode UE)7e−01は送信するデータが発生すればLTE基地局又はNR基地局7e−02とRRC connection establishment過程を行う。端末はランダムアクセス過程を介して基地局と逆方向送信同期を確立してRRCConnectionRequestメッセージを基地局で送信する(7e−05)。前記メッセージには端末の識別子と接続を設定しようとする理由などが収納される。基地局は端末がRRC接続を設定するようにRRCConnectionSetupメッセージを送信する(7e−10)。前記メッセージにはRRC接続構成情報、各階層の設定情報などが収納されることができる。すなわち、PHY又はNR PHY装置、MAC又はNR MAC 装置、RLC若しくはNR RLC装置、PDCP若しくはNR PDCP装置に対する設定情報を含むことができ、前記階層装置がサポートする機能(図7B又は図7Eで説明された階層別機能)中に特定機能に対する設定を指示する情報を含むことができる。RRC接続はSRB(Signaling Radio Bearer)とも言い、端末と基地局間の制御メッセージであるRRCメッセージ送受信に用いられる。RRC接続を設定した端末は RRCConnetionSetupCompleteメッセージを基地局で送信する(7e−15)。基地局はDRB(Data Radio Bearer)を設定するために端末にRRCConnectionReconfiguration メッセージを送信する(7e−20)。前記メッセージには各階層の設定情報などが収納されることができる。すなわち、PHY又はNR PHY装置、MAC又はNR MAC 装置、RLC若しくはNR RLC装置、PDCP若しくはNR PDCP装置に対する設定情報を含むことができ、前記階層装置がサポートする機能(図7B又は図7Eで説明された階層別機能)中に特定機能に対する設定を指示する情報を含むことができる。また、前記メッセージにはユーザデータが処理されるDRBの設定情報が含まれ、端末は前記情報を適用してDRBを設定して各階層の機能を設定して基地局にRRCConnectionReconfigurationCompleteメッセージを送信する(7e−25)。前記過程が全部完了されると、端末は基地局とデータを送受信する(7e−30)。そして、データを送受信してから、基地局は必要であればRRCConnectionReconfigurationメッセージを端末にさらに送信して(7e−35)端末の各階層の設定情報などをさらに設定することができる。すなわち、前記メッセージにはPHY又はNR PHY装置、MAC若しくはNR MAC装置、RLC若しくはNR RLC装置、PDCP若しくはNR PDCP装置に対する設定情報を含むことができ、前記階層装置がサポートする機能(図7B又は図7Eで説明された階層別機能)中に特定機能に対する設定を指示する情報を含むことができる。また、前記メッセージにはLTE基地局とNR基地局のインターワーキングを設定する情報を含むことができる。前記LTE基地局とNR基地局のインターワーキングを設定する情報は3Cタイプ又は7aタイプを指示する情報、前記各タイプによる各階層装置に対する情報などを含むことができる。前記メッセージによって各階層装置の設定を完了すれば端末は基地局にRRCConnectionReconfigurationCompleteメッセージを送信する(7e−40)。
図7Fは、本開示の実施形態による次世代移動通信システムで端末がLTE基地局とNR基地局を介してサービスを受けることができるシナリオを説明した図面である。
図7Fを参照すれば、図7Fで7f−01はLTE基地局とNR基地局の3CタイプインターワーキングでLTE基地局がマスターであるシナリオを示し、7f−02はLTE基地局とNR基地局の3CタイプインターワーキングでNR基地局がマスターであるシナリオを示し、7f−03はLTE基地局とNR基地局の7aタイプインターワーキングシナリオを示し、7f−04はNR基地局からだけサービスを受けるシナリオを示す。
本発明の第7−1実施では端末のNR RLC動作を次のように設定する。
端末が基地局から所定の無線ベアラーに対するNR RLC装置設定を指示するRRC制御メッセージ(図7EでRRCConnectionSetupメッセージ7e−10又はRRCConnectionReconfigurationメッセージ7e−20、7e−35)を受信するようになれば端末は前記メッセージの情報を確認してNR RLC装置を生成してPDCP装置又はNR PDCP装置及びNR MAC装置と接続して前記NR RLC装置を介してデータを受信して前記データを処理して上位階層装置(PDCP又はNR PDCP装置)へ伝達する。前記手続きでNR RLC装置が前記データを処理する方法は所定の条件によって次の通りである。
−所定の第1条件が充足されると、第1方法を適用してデータを処理
−所定の第2条件が充足されると、第2方法を適用してデータを処理
前記第1条件はNR RLC装置がLTE PDCP装置とNR MAC装置と接続される場合(7f−01の7f−15)又はNR RLC装置を設定する制御メッセージをLTEを介して受信する場合をいう。
前記第2条件はNR RLC装置がNR PDCP装置及びNR MAC装置と接続される場合(7f−02の7f−25、7f−03の7f−35、7f−04の7f−45)又はNR RLC装置を設定する制御メッセージをNRを介して受信する場合をいう。
前記第1方法は所定の条件が充足されると、受信したRLC PDUをRLC SDUに再組立して PDCP装置で伝達することである。例えば、順次伝達機能を設定する。所定の条件は未受信RLC PDUが存在しないか、未受信RLC PDUが発生した後に所定の時間が経過することをいう。前記でNR RLC装置の順次伝達機能(In−sequence delivery)は下位階層から受信したRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能をいい、オリジナルの一つのRLC SDUがいくつかのRLC SDUに分割されて受信された場合、これを再組立して伝達する機能を含むことができ、受信したRLC PDUをRLC SN(sequence number)又はPDCP SN(sequence number)を基準に再整列する機能を含むことができ、手順を再整列して遺失されたRLC PDUを記録する機能を含むことができ、遺失されたRLC PDUに対する状態報告を送信側にする機能を含むことができ、遺失されたRLC PDUに対する再送信をリクエストする機能を含むことができ、遺失されたRLC SDUがある場合、遺失されたRLC SDU以前までのRLC SDUのみを順に上位階層に伝達する機能を含むことができ、又は遺失されたRLC SDUがあっても所定のタイマーが満了されると、タイマーが始まる前に受信されたすべてのRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能を含むことができ、若しくは遺失されたRLC SDUがあっても所定のタイマーが満了されると、現在まで受信されたすべてのRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能を含むことができる。
前記第2方法は受信したRLC PDUでRLC SDUを再組立することができると、直ちに再組立した後、PDCP装置で伝達することである。例えば、非順次伝達機能を設定する。前記でNR RLC装置の非順次伝達機能(Out−of−sequence delivery)は下位階層から受信したRLC SDUを手順と関係なく直ちに上位階層へ伝達する機能をいい、オリジナルの一つのRLC SDUがいくつかのRLC SDUに分割されて受信された場合、これを再組立して伝達する機能を含むことができ、受信したRLC PDUのRLC SN又はPDCP SNを記憶して手順を整列して遺失されたRLC PDUを記録する機能を含むことができる。
前記本発明の第7−1実施での端末の動作は図7Hと同様である。端末は7h−05段階で前記第 1条件又は第2条件を確認し、もし第1条件を満足すると、7h−10段階へ進行して前記第1方法でデータを処理し、もし第2条件が満足すると、7h−15段階へ進行して前記第2方法でデータを処理する。
本発明の第7−2実施では端末のNR RLC動作を次のように設定する。
端末が基地局から所定の無線ベアラーに対するNR RLC装置設定を指示するRRC制御メッセージ(図7EでRRCConnectionSetupメッセージ7e−10又はRRCConnectionReconfigurationメッセージ7e−20、7e−35)を受信するようになれば端末は前記メッセージの情報を確認してNR RLC装置を生成してNR PDCP装置及びNR MAC装置と接続して前記NR RLC装置を介してデータを受信して前記データを処理して上位階層装置(NR PDCP装置)へ伝達する(7f−04の 7f−45)。前記手続きでNR RLC装置が前記データを処理する方法は所定の条件によって次の通りである。
−所定の第1条件が充足されると、第1方法を適用してデータを処理
−所定の第2条件が充足されると、第2方法を適用してデータを処理
前記第1条件はNR RLC装置がAMモードでSRBに設定された場合である。
前記第2条件はNR RLC装置がAMモードでDRBに設定された場合である。
前記第1方法は所定の条件が充足されると、受信したRLC PDUをRLC SDUに再組立してPDCP装置で伝達することである。例えば、順次伝達機能を設定する。所定の条件は未受信RLC PDUが存在しないか、未受信RLC PDUが発生した後に所定の時間が経過することをいう。前記でNR RLC装置の順次伝達機能(In−sequence delivery)は下位階層から受信したRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能をいい、オリジナルの一つのRLC SDUがいくつかのRLC SDUに分割されて受信された場合、これを再組立して伝達する機能を含むことができ、受信したRLC PDUをRLC SN(sequence number)又はPDCP SN(sequence number)を基準に再整列する機能を含むことができ、手順を再整列して遺失されたRLC PDUを記録する機能を含むことができ、遺失されたRLC PDUに対する状態報告を送信側にする機能を含むことができ、遺失されたRLC PDUに対する再送信をリクエストする機能を含むことができ、遺失されたRLC SDUがある場合、遺失されたRLC SDU以前までのRLC SDUのみを順に上位階層に伝達する機能を含むことができ、若しくは遺失されたRLC SDUがあっても所定のタイマーが満了されると、タイマーが開始する前に受信されたすべてのRLC SDUを順に上位階層へ伝達する機能を含むことができ、若しくは遺失されたRLC SDUがあっても所定のタイマーが満了されると、現在まで受信されたすべてのRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能を含むことができる。
前記第2方法は受信したRLC PDUでRLC SDUを再組立することができると、直ちに再組立した後のPDCP装置へ伝達することである。例えば、非順次伝達機能を設定する。前記でNR RLC装置の非順次伝達機能(Out−of−sequence delivery)は下位階層から受信したRLC SDUを手順と関係なく直ちに上位階層へ伝達する機能をいい、オリジナルの一つのRLC SDUがいくつかのRLC SDUに分割されて受信された場合、これを再組立して伝達する機能を含むことができ、受信したRLC PDUのRLC SN又はPDCP SNを記憶して手順を整列して遺失されたRLC PDUを記録する機能を含むことができる。
前記本発明の第7−2実施での端末の動作は図7Hと同様である。端末は7h−05段階で前記第 1条件又は第2条件を確認し、もし第1条件を満足すると、7h−10段階へ進行して前記第1方法でデータを処理し、もし第2条件が満足すると、7h−15段階へ進行して前記第2方法でデータを処理する。
本発明の第7−3実施では端末のNR RLC動作を次のように設定する。
端末が基地局から所定の無線ベアラーに対するNR RLC装置設定を指示するRRC制御メッセージ(図7EでRRCConnectionSetupメッセージ7e−10又はRRCConnectionReconfigurationメッセージ7e−20、7e−35)を受信するようになれば端末は前記メッセージの情報を確認してNR RLC装置を生成してNR PDCP装置及びNR MAC 装置と接続して前記NR RLC装置を介してデータを受信して前記データを処理して上位階層装置(NR PDCP装置)へ伝達する(7f−04の 7f−45)。前記手続きでNR RLC装置が前記データを処理する方法は所定の条件によって次の通りである。
−所定の第1条件が充足されると、第1方法を適用してデータを処理
−所定の第2条件が充足されると、第2方法を適用してデータを処理
前記第1条件はNR RLC装置がAMモードでSRBに設定された場合、又はNR RLC装置がAMモードでDRBに設定されて第1方法を適用することを指示する情報を前記RRC制御メッセージから受信した場合、若しくはNR RLC装置がUMモードで設定された場合である。
前記第2条件はNR RLC装置がAMモードでDRBに設定されて第1方法を適用することを指示する情報を制御メッセージから受信しない場合、又は第2方法を適用することを指示する情報を制御メッセージから受信した場合である。
前記第1方法は所定の条件が充足されると、受信したRLC PDUをRLC SDUに再組立して PDCP装置で伝達することである。例えば、順次伝達機能を設定する。所定の条件は未受信RLC PDUが存在しないか、未受信RLC PDUが発生した後に所定の時間が経過することをいう。前記でNR RLC装置の順次伝達機能(In−sequence delivery)は下位階層から受信したRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能をいい、オリジナルの一つのRLC SDUがいくつかのRLC SDUに分割されて受信された場合、これを再組立して伝達する機能を含むことができ、受信したRLC PDUをRLC SN(sequence number)又はPDCP SN(sequence number)を基準に再整列する機能を含むことができ、手順を再整列して遺失されたRLC PDUを記録する機能を含むことができ、遺失されたRLC PDUに対する状態報告を送信側にする機能を含むことができ、遺失されたRLC PDUに対する再送信をリクエストする機能を含むことができ、遺失されたRLC SDUがある場合、遺失されたRLC SDU以前までのRLC SDUのみを順に上位階層に伝達する機能を含むことができ、若しくは遺失されたRLC SDUがあっても所定のタイマーが満了されると、タイマーが開始する前に受信されたすべてのRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能を含むことができ、若しくは遺失されたRLC SDUがあっても所定のタイマーが満了されると、現在まで受信されたすべてのRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能を含むことができる。
前記第2方法は受信したRLC PDUでRLC SDUを再組立することができると、直ちに再組立した後のPDCP装置で伝達することである。例えば、非順次伝達機能を設定する。前記でNR RLC装置の非順次伝達機能(Out−of−sequence delivery)は下位階層から受信したRLC SDUを手順と関係なく直ちに上位階層へ伝達する機能をいい、オリジナルの一つのRLC SDUがいくつかのRLC SDUに分割されて受信された場合、これを再組立して伝達する機能を含むことができ、受信したRLC PDUのRLC SN又はPDCP SNを記憶して手順を整列して遺失されたRLC PDUを記録する機能を含むことができる。
前記本発明の第7−3実施での端末の動作は図7Hと同様である。端末は7h−05段階で前記第 1条件又は第2条件を確認し、もし第1条件を満足すると、7h−10段階へ進行して前記第1方法でデータを処理し、もし第2条件が満足すると、7h−15段階へ進行して前記第2方法でデータを処理する。
本発明の第7−4実施ではNR基地局のNR RLC動作を次のように設定する。
NR基地局は所定の無線ベアラーに対するNR RLC装置設定をする。NR基地局はNR RLC装置を生成してPDCP装置又はNR PDCP装置及びNR MAC装置と接続して前記NR RLC装置を介してデータを受信して前記データを処理して上位階層装置(PDCP又はNR PDCP装置)で伝達する。前記手続きでNR RLC装置が前記データを処理する方法は所定の条件によって次の通りである。
−所定の第1条件が充足されると、第1方法を適用してデータを処理
−所定の第2条件が充足されると、第2方法を適用してデータを処理
前記第1条件はNR RLC装置がLTE PDCP装置とNR MAC装置と接続される場合(7f−01の7f−10)、若しくはNR RLC装置を設定する制御メッセージをLTEを介して受信する場合をいう。
前記第2条件はNR RLC装置がNR PDCP装置及びNR MAC装置と接続される場合(7f−02の7f−20、7f−03の7f−30、7f−04の7f−40)、若しくはNR RLC装置を設定する制御メッセージをNRを介して受信する場合をいう。
前記第1方法は所定の条件が充足されると、受信したRLC PDUをRLC SDUに再組立して PDCP装置で伝達することである。例えば、順次伝達機能を設定する。所定の条件は未受信RLC PDUが存在しないか、未受信RLC PDUが発生した後に所定の時間が経過することをいう。前記でNR RLC装置の順次伝達機能(In−sequence delivery)は下位階層から受信したRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能をいい、オリジナルの一つのRLC SDUがいくつかのRLC SDUに分割されて受信された場合、これを再組立して伝達する機能を含むことができ、受信したRLC PDUをRLC SN(sequence number)又はPDCP SN(sequence number)を基準に再整列する機能を含むことができ、手順を再整列して遺失されたRLC PDUを記録する機能を含むことができ、遺失されたRLC PDUに対する状態報告を送信側にする機能を含むことができ、遺失されたRLC PDUに対する再送信をリクエストする機能を含むことができ、遺失されたRLC SDUがある場合、遺失されたRLC SDU 以前までのRL SDUのみを順に上位階層に伝達する機能を含むことができ、若しくは遺失されたRLC SDUがあっても所定のタイマーが満了されると、タイマーが開始する前に受信されたすべてのRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能を含むことができ、若しくは遺失されたRLC SDUがあっても所定のタイマーが満了されると、現在まで受信されたすべてのRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能を含むことができる。
前記第2方法は受信したRLC PDUでRLC SDUを再組立することができると、直ちに再組立した後のPDCP装置で伝達することである。例えば、非順次伝達機能を設定する。前記でNR RLC装置の非順次伝達機能(Out−of−sequence delivery)は下位階層から受信したRLC SDUを手順と関係なく直ちに上位階層へ伝達する機能をいい、オリジナルの一つのRLC SDUがいくつかのRLC SDUに分割されて受信された場合、これを再組立して伝達する機能を含むことができ、受信したRLC PDUのRLC SN又はPDCP SNを記憶して手順を整列して遺失されたRLC PDUを記録する機能を含むことができる。
図7Iは、第7−4、7−5、7−6、7−8実施形態による基地局の動作を示す図面である。
図7Iを参照すれば、基地局は7i−05段階で前記第1条件又は第2条件を確認し、もし第1条件を満足すると、7i−10段階へ進行して前記第1方法でデータを処理し、もし第2条件が満足すると、7i−15段階へ進行して前記第2方法でデータを処理する。
本発明の第7−5実施形態ではNR基地局のNR RLC動作を次のように設定する。
NR基地局は所定の無線ベアラーに対するNR RLC装置設定をする。NR基地局はNR RLC装置を生成してNR PDCP装置及びNR MAC装置と接続して前記NR RLC装置を介してデータを受信して前記データを処理して上位階層装置(NR PDCP装置)で伝達する(7f−04の7f−40)。前記手続きでNR RLC装置が前記データを処理する方法は所定の条件によって次の通りである。
−所定の第1条件が充足されると、第1方法を適用してデータを処理
−所定の第2条件が充足されると、第2方法を適用してデータを処理
前記第1条件はNR RLC装置がAMモードでSRBに設定された場合である。
前記第2条件はNR RLC装置がAMモードでDRBに設定された場合である。
前記第1方法は所定の条件が充足されると、受信したRLC PDUをRLC SDUに再組立してPDCP装置で伝達することである。例えば、順次伝達機能を設定する。所定の条件は未受信RLC PDUが存在しないか、未受信RLC PDUが発生した後に所定の時間が経過することをいう。前記でNR RLC装置の順次伝達機能(In−sequence delivery)は下位階層から受信したRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能をいい、オリジナルの一つのRLC SDUがいくつかのRLC SDUに分割されて受信された場合、これを再組立して伝達する機能を含むことができ、受信したRLC PDUをRLC SN(sequence number)又はPDCP SN(sequence number)を基準に再整列する機能を含むことができ、手順を再整列して遺失されたRLC PDUを記録する機能を含むことができ、遺失されたRLC PDUに対する状態報告を送信側にする機能を含むことができ、遺失されたRLC PDUに対する再送信をリクエストする機能を含むことができ、遺失されたRLC SDUがある場合、遺失されたRLC SDU以前までのRLC SDUのみを順に上位階層に伝達する機能を含むことができ、若しくは遺失されたRLC SDUがあっても所定のタイマーが満了されると、タイマーが始まる前に受信されたすべてのRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能を含むことができ、若しくは遺失されたRLC SDUがあっても所定のタイマーが満了すると、現在まで受信されたすべてのRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能を含むことができる。
前記第2方法は受信したRLC PDUでRLC SDUを再組立することができると、直ちに再組立てた後のPDCP装置で伝達することである。すなわち、非順次伝達機能を設定する。前記でNR RLC装置の非順次伝達機能(Out−of−sequence delivery)は下位階層から受信したRLC SDUを手順と関係なく直ちに上位階層へ伝達する機能をいい、オリジナルの一つのRLC SDUがいくつかのRLC SDUに分割されて受信された場合、これを再組立して伝達する機能を含むことができ、受信したRLC PDUのRLC SN又はPDCP SNを記憶して手順を整列して遺失されたRLC PDUを記録する機能を含むことができる。
前記本発明の第7−5実施形態での基地局の動作は図7Iの同様である。基地局は7i−05段階で前記第1条件又は第2条件を確認し、もし第1条件を満足すると、7i−10段階へ進行して前記第1方法でデータを処理し、もし第2条件が満足すると、7i−15段階へ進行して前記第2方法でデータを処理する。
本発明の第7−6実施形態はNR基地局のNR RLC動作を次のように設定する。
NR基地局は所定の無線ベアラーに対するNR RLC装置設定をする。NR基地局はNR RLC装置を生成してNR PDCP装置及びNR MAC装置と接続して前記NR RLC装置を介してデータを受信して前記データを処理して上位階層装置(NR PDCP装置)で伝達する(7f−04の7f−40)。前記手続きでNR RLC装置が前記データを処理する方法は所定の条件によって次の通りである。
−所定の第1条件が充足されると、第1方法を適用してデータを処理
−所定の第2条件が充足されると、第2方法を適用してデータを処理
前記第1条件はNR RLC装置がAMモードでSRBに設定された場合、若しくはNR RLC装置がAMモードでDRBに設定されて第1方法を適用することを指示する情報を前記RRC制御メッセージから受信した場合、若しくはNR RLC装置がUMモードで設定された場合である。
前記第2条件はNR RLC装置がAMモードでDRBに設定されて第1方法を適用することを指示する情報を制御メッセージから受信しない場合、若しくは第2方法を適用することを指示する情報を制御メッセージから受信した場合である。
前記第1方法は所定の条件が充足されると、受信したRLC PDUをRLC SDUに再組立てして PDCP装置で伝達することである。すなわち、順次伝達機能を設定する。所定の条件は未受信RLC PDUが存在しないか、未受信RLC PDUが発生した後に所定の時間が経過することをいう。前記でNR RLC装置の順次伝達機能(In−sequence delivery)は下位階層から受信したRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能をいい、オリジナルの一つのRLC SDUがいくつかのRLC SDUに分割されて受信された場合、これを再組立して伝達する機能を含むことができ、受信したRLC PDUをRLC SN(sequence number)若しくはPDCP SN(sequence number)を基準に再整列する機能を含むことができ、手順を再整列して遺失されたRLC PDUを記録する機能を含むことができ、遺失されたRLC PDUに対する状態報告を送信側にする機能を含むことができ、遺失されたRLC PDUに対する再送信をリクエストする機能を含むことができ、遺失されたRLC SDUがある場合、遺失されたRLC SDU以前までのRLC SDUのみを順に上位階層に伝達する機能を含むことができ、若しくは遺失されたRLC SDUがあっても所定のタイマーが満了されると、タイマーが開始する前に受信されたすべてのRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能を含むことができ、若しくは遺失されたRLC SDUがあっても所定のタイマーが満了されると、現在まで受信されたすべてのRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能を含むことができる。
前記第2方法は受信したRLC PDUでRLC SDUを再組立することができると、直ちに再組立した後のPDCP装置で伝達することである。すなわち、非順次伝達機能を設定する。前記でNR RLC装置の非順次伝達機能(Out−of−sequence delivery)は下位階層から受信したRLC SDUを手順と関係なく直ちに上位階層へ伝達する機能をいい、オリジナルの一つのRLC SDUがいくつかのRLC SDUに分割されて受信された場合、これを再組立して伝達する機能を含むことができ、受信したRLC PDUのRLC SN又はPDCP SNを記憶して手順を整列して遺失されたRLC PDUを記録する機能を含むことができる。
前記本発明の第7−4実施形態での基地局の動作は図7Iと同様である。基地局は7i−05段階で前記第1条件又は第2条件を確認し、もし第1条件を満足すると、7i−10段階へ進行して前記第1方法でデータを処理し、もし第2条件が満足すると7i−15段階へ進行して前記第2方法でデータを処理する。
図7Gは、本開示の実施形態による次世代移動通信システムで端末がLTE基地局とNR基地局を介してサービスを受けることができるまた他のシナリオを説明した図面である。
図7Gを参照すれば、図7Gで7g−01はLTE基地局とNR基地局の3CタイプインターワーキングでNR基地局がマスターでデータがNRベアラーとLTEベアラーを介して送信されるsplitベアラーシナリオを示し、7g−02はLTE基地局とNR基地局の3CタイプインターワーキングでNR基地局がマスターでデータがLTEベアラーを介して送信されるシナリオを示し、7g−03はLTE基地局とNR基地局の7aタイプインターワーキングシナリオを示し、7g−04はNR 基地局からだけサービスを受けるシナリオを示す。
本発明の第7−7実施形態では端末のNR PDCP動作を次のように設定する。
端末が基地局から所定の無線ベアラーに対するNR PDCP装置設定を指示するRRC制御メッセージ(図7EでRRCConnectionSetupメッセージ7e−10又はRRCConnectionReconfigurationメッセージ7e−20、7e−35)を受信するようになれば端末は前記メッセージの情報を確認してNR PDCP装置を生成してNR RLC装置と接続して前記NR PDCP装置を介してデータを受信して前記データを処理して上位階層装置(ネットワーク階層又は装置)へ伝達する。前記手続きでNR PDCP装置が前記データを処理する方法は所定の条件によって次の通りである。
−所定の第1条件が充足されると、第1方法を適用してデータを処理
−所定の第2条件が充足されると、第2方法を適用してデータを処理
前記第1条件はNR PDCP装置がNR RLC装置とLTE RLC装置と接続されてデータをNR RLC装置とLTE RLC装置を介して受信することに設定された場合、若しくはNR PDCP装置を設定する制御メッセージをNRを介して受信し、データをNR RLC装置とLTE RLC装置を介して受信することに設定された場合(7g−01の7g−15)若しくはNR PDCP装置がNR RLC装置とだけ接続された場合、若しくはLTE基地局との接続がなく、ただNR基地局とだけ接続が設定された場合である(7g−03の 7g−35、7g−04の 7g−45)。
前記第2条件はNR PDCP装置がNR RLCとLTE RLCと接続されてデータをLTE RLC装置にだけ受信することに設定された場合(7g−02の 7g−25)又はNR PDCP装置を設定する制御メッセージをNRを介して受信してデータをLTE RLC装置にだけ受信することに設定された場合である。
前記第1方法は所定の条件が充足されると、NR PDCP装置は受信したPDCP PDUを所定の処理をして上位階層又は装置で伝達することである。すなわち、順序で再整列機能を設定する。前記所定の条件は未受信PDCP PDUが存在しないか、未受信PDCP PDUが発生した後に所定の時間が経過することをいう。所定の処理はPDCP PDUでPDCPヘッダーを除去し、復号化して必要な場合、無欠性を検証してパケットのヘッダーを圧縮解除する動作を含むことができる。前記でNR PDCP装置の順序で再整列機能(reordering)は下位階層で受信したPDCP PDUをPDCP SN(sequence number)に基づいて順に再整列する機能をいい、再整列された順にデータを上位階層に伝達する機能を含むことができ、手順を再整列して遺失されたPDCP PDUを記録する機能を含むことができ、遺失されたPDCP PDUに対する状態報告を送信側にする機能を含むことができ、遺失されたPDCP PDUに対する再送信をリクエストする機能を含むことができる。
前記第2方法は受信したPDCP PDUを所定の処理をして上位階層又は装置で伝達する。前記所定の処理はPDCP PDUでPDCPヘッダーを除去し、復号化して必要な場合、無欠性を検証してパケットのヘッダーを圧縮解除する動作を含むことができる。このような過程は、NR PDCP装置がPDCP PDUを所定の処理をした後の順序で再整列機能を設定せず上位階層又は装置へ伝達する過程で理解されることができ、又はNR PDCP装置がPDCP PDUを所定の処理をして上位階層又は装置で直ちに伝達する過程で理解されることもできる。
図7Hは、本開示の第7−1、7−2、7−3、7−7 実施形態による端末の動作を示す図面である。
図7Hを参照すれば、端末は7h−05段階で前記第1条件又は第2条件を確認し、もし第1条件を満足すると、7h−10段階へ進行して前記第1方法でデータを処理し、もし第2条件が満足すると、7h−15段階へ進行して前記第2方法でデータを処理する。
本発明の第7−8実施形態はNR基地局のNR PDCP動作を次のように設定する。
NR基地局は所定の無線ベアラーに対するNR PDCP装置設定をする。例えば、NR PDCP装置を生成してNR RLC装置と接続して前記NR PDCP装置を介してデータを受信して前記データを処理して上位階層装置(ネットワーク階層又は装置)で伝達する。前記手続きでNR PDCP装置が前記データを処理する方法は所定の条件によって次の通りである
−所定の第1条件が充足されると、第1方法を適用してデータを処理
−所定の第2条件が充足されると、第2方法を適用してデータを処理
前記第1条件はNR PDCP装置がNR RLC装置とLTE RLC装置と接続されてデータをNR RLC装置とLTE RLC装置を介して受信することに設定した場合、若しくはNR PDCP装置設定をNR基地局が自ら決定してデータをNR RLC装置とLTE RLC装置を介して受信することに設定した場合(7g−01の7g−10)、若しくはNR PDCP装置がNR RLC装置とだけ接続された場合、若しくはLTE基地局との接続がなく、ただNR基地局とだけ接続が設定された場合である(7g−03の7g−30、7g−04の7g−40)。
前記第2条件はNR PDCP装置がNR RLCとLTE RLCと接続されてデータをLTE RLC装置にだけ送信することに設定した場合、若しくはNR PDCP装置設定をNR基地局が自ら決定してデータをLTE RLC装置にだけ受信することに設定した場合である(7g−02の7g−20)。
前記第1方法は所定の条件が充足されると、NR PDCP装置は受信したPDCP PDUを所定の処理をして上位階層又は装置で伝達することである。例えば、順序で再整列機能を設定する。前記所定の条件は未受信PDCP PDUが存在しないか、未受信PDCP PDUが発生した後に所定の時間が経過することをいう。所定の処理はPDCP PDUでPDCPヘッダーを除去し、復号化して必要な場合、無欠性を検証してパケットのヘッダーを圧縮解除する動作を含むことができる。前記でNR PDCP装置の順序で再整列機能(reordering)は下位階層で受信したPDCP PDUをPDCP SN(sequence number)に基づいて順に再整列する機能をいい、再整列された順にデータを上位階層に伝達する機能を含むことができ、手順を再整列して遺失されたPDCP PDUを記録する機能を含むことができ、遺失されたPDCP PDUに対する状態報告を送信側にする機能を含むことができ、遺失されたPDCP PDUに対する再送信をリクエストする機能を含むことができる。
前記第2方法は受信したPDCP PDUを所定の処理をして上位階層又は装置で伝達する。前記所定の処理はPDCP PDUでPDCPヘッダーを除去し、復号化して必要な場合、無欠性を検証してパケットのヘッダーを圧縮解除する動作を含むことができる。
図7Jは、本開示の実施形態による端末の構造を示すブロック図である。
前記図面を参照すれば、前記端末は、RF(Radio Frequency)処理部7j−10、基底帯域(baseband)処理部7j−20、記憶部7j−30、制御部7j−40を含む。
前記RF処理部7j−10は信号の帯域変換、増幅などの無線チャンネルを介して信号を送受信するための機能を行う。例えば、前記RF処理部7j−10は前記基底帯域処理部7j−20から提供される基底帯域信号をRF帯域信号でアップ変換した後のアンテナを介して送信し、前記アンテナを介して受信されるRF帯域信号を基底帯域信号でダウン変換する。例えば、前記RF処理部7j−10は送信フィルター、受信フィルター、増幅器、ミキサー(mixer)、オシレーター(oscillator)、DAC(digital to analog convertor)、ADC(analog to digital convertor)などを含むことができる。前記図面で、一つのアンテナだけが図示されたが、前記端末は多数のアンテナを備えることができる。さらに、前記RF処理部(7j−10)は多数のRFチェーンを含むことができる。ひいては、前記RF処理部7j−10はビームフォーミング(beamforming)を行うことができる。前記ビームフォーミングのために、前記RF処理部7j−10は多数のアンテナ又はアンテナ要素(element)を介して送受信される信号それぞれの位相及びサイズを調節することができる。また前記RF処理部はMIMOを行うことができ、MIMO動作実行時のいくつかのレイヤーを受信することができる。前記RF処理部7j−10は制御部の制御によって多数のアンテナ又はアンテナ要素を適切に設定して受信ビームスイーピングを行うか、受信ビームが送信ビームと共助されるように受信ビームの方向とビーム幅を調整することができる。
前記基底帯域処理部7j−20はシステムの物理階層規格によって基底帯域信号及びビット列間の変換機能を行う。例えば、データ送信時、前記基底帯域処理部7j−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部7j−20は前記RF処理部7j−10から提供される基底帯域信号を復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。例えば、OFDM(orthogonal frequency division multiplexing)方式に従う場合、データ送信時、前記基底帯域処理部7j−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成し、前記複素シンボルをサブキャリアにマッピングした後、IFFT(inverse fast Fourier transform)演算及びCP(cyclic prefix)挿入を介してOFDMシンボルを構成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部7j−20は前記RF処理部7j−10から提供される基底帯域信号をOFDMシンボル単位で分割し、FFT(fast Fourier transform)演算を介してサブキャリアにマッピングされた信号を復元した後、復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。
前記基底帯域処理部7j−20及び前記RF処理部7j−10は上述したように信号を送信及び受信する。これにより、前記基底帯域処理部7j−20及び前記RF処理部7j−10は送信部、受信部、送受信部又は通信部と指称されることができる。ひいては、前記基底帯域処理部7j−20及び前記RF処理部7j−10のうちの少なくとも一つは互いに異なる多数の無線接続技術をサポートするために多数の通信モジュールを含むことができる。さらに、前記基底帯域処理部7j−20及び前記RF処理部7j−10のうちの少なくとも一つは互いに異なる周波数帯域の信号を処理するために互いに異なる通信モジュールを含むことができる。例えば、前記互いに異なる無線接続技術はLTE網、NR網などを含むことができる。さらに、前記互いに異なる周波数帯域は超高周波(SHF:super high frequency)(例えば、2.5GHz、5Ghz)帯域、mm波(millimeter wave)(例えば、60GHz)帯域を含むことができる。
前記記憶部7j−30は前記端末の動作のための基本プログラム、アプリケーション、設定情報などのデータを記憶する。前記記憶部7j−30は前記制御部7j−40のリクエストによって記憶されたデータを提供する。
前記制御部7j−40は多重接続処理部7j−42を含み、前記端末の全般的な動作を制御する。例えば、前記制御部7j−40は前記基底帯域処理部7j−20及び前記RF処理部7j−10)介して信号を送受信する。また、前記制御部7j−40は前記記憶部7j−40にデータを記録し、読む。このために、前記制御部7j−40は少なくとも一つのプロセッサ(processor)を含むことができる。例えば、前記制御部7j−40は通信のための制御を行うCP(communication processor)及び応用プログラムなどの上位階層を制御するAP(application processor)を含むことができる。
図7Kは、本開示の実施形態による無線通信システムで基地局送受信部のブロック構成を示す。
前記図面に示されたように、前記基地局は RF処理部7k−10、基底帯域処理部7k−20、通信部7k−30、記憶部7k−40、制御部7k−50を含んで構成される。
前記RF処理部7k−10は信号の帯域変換、増幅などの無線チャンネルを介して信号を送受信するための機能を行う。すなわち、前記RF処理部7k−10は前記基底帯域処理部7k−20から提供される基底帯域信号をRF帯域信号でアップ変換した後のアンテナを介して送信し、前記アンテナを介して受信されるRF帯域信号を基底帯域信号にダウン変換する。例えば、前記RF処理部7k−10は送信フィルター、受信フィルター、増幅器、ミキサー、オシレーター、DAC、ADC などを含むことができる。前記図面で、一つのアンテナだけが図示されたが、前記第1接続ノードは多数のアンテナを備えることができる。さらに、前記RF処理部7k−10は多数のRFチェーンを含むことができる。ひいては、前記RF処理部7k−10はビームフォーミングを行うことができる。前記ビームフォーミングのために、前記RF処理部7k−10は多数のアンテナ又はアンテナ要素を介して送受信される信号それぞれの位相及びサイズを調節することができる。前記RF処理部は一つ以上のレイヤーを送信することで下向きMIMO動作を行うことができる。
前記基底帯域処理部7k−20は第1無線接続技術の物理階層規格によって基底帯域信号及びビット列間の変換機能を行う。例えば、データ送信時、前記基底帯域処理部7k−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部7k−20は前記RF処理部7k−10から提供される基底帯域信号を復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。例えば、OFDM 方式に従う場合、データ送信時、前記基底帯域処理部7k−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成し、前記複素シンボルをサブキャリアにマッピングした後、IFFT演算及びCP挿入を介してOFDMシンボルを構成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部7k−20は前記RF処理部7k−10から提供される基底帯域信号をOFDMシンボル単位で分割し、FFT演算を介してサブキャリアにマッピングされた信号を復元した後、復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。前記基底帯域処理部7k−20及び前記RF処理部7k−10は上述したように信号を送信及び受信する。これによって、前記基底帯域処理部7k−20及び前記RF処理部7k−10は送信部、受信部、送受信部、通信部又は無線通信部と指称されることができる。
前記通信部7k−30はネットワーク内の他のノードと通信を行うためのインターフェースを提供する。
前記記憶部7k−40は前記主基地局の動作のための基本プログラム、アプリケーション、設定情報などのデータを記憶する。特に、前記記憶部7k−40は接続された端末に割り当てられたベアラーに対する情報、接続された端末から報告された測定結果などを記憶することができる。また、前記記憶部7k−40は端末に多重接続を提供するか、中断するか否かの判断基準となる情報を記憶することができる。そして、前記記憶部7k−40は前記制御部7k−50のリクエストに従って記憶されたデータを提供する。
前記制御部7k−50は多重接続処理部7k−52を含み、前記主基地局の全般的な動作を制御する。例えば、前記制御部7k−50は前記基底帯域処理部7k−20及び前記RF処理部7k−10を介して又は前記通信部7k−30を介して信号を送受信する。また、前記制御部7k−50は前記記憶部7k−40データを記録し、読む。このために、前記制御部7k−50は少なくとも一つのプロセッサを含むことができる。
前記発明を要約すれば次の通りである。本発明は次世代移動通信システム(以下、NR又は5Gと指称)でNR PDCP装置とNR RLC装置の動作に関する方法及び装置に関し、本発明は以下の段階を含む。
[端末NR RLC動作の実施形態7−1:LTEとNRインターワーキング]
端末が基地局から所定の無線ベアラーに対するNR RLC装置設定を指示するRRC制御メッセージを受信する。
−NR RLC装置を生成してPDCP装置及びNR MAC装置と接続
前記NR RLC装置を介してデータを受信する。
前記NR RLCは前記データを処理してPDCP装置で伝達する。
−所定の第1条件が充足されると、第1方法を適用してデータを処理
−所定の第2条件が充足されると、第2方法を適用してデータを処理
第1条件:NR RLC装置がLTE PDCPとNR MACと接続される。又はNR RLC装置を設定する制御メッセージをLTEを介して受信。
第2条件:NR RLC装置がNR PDCP及びNR MACと接続される。又はNR RLC装置を設定する制御メッセージをNRを介して受信。
第1方法:所定の条件が充足されると、受信したRLC PDUをRLC SDUに再組立してPDCP装置で伝達。所定の条件は未受信RLC PDUが存在しないか、未受信RLC PDUが発生した後に所定の時間が経過
第2方法:受信したRLC PDUでRLC SDUを再組立することができると、直ちに再組立した後のPDCP装置で伝達
[端末NR RLC動作の実施形態7−2:NR standalone]
端末が基地局から所定の無線ベアラーに対するNR RLC装置設定を指示するRRC制御メッセージを受信する。
−NR RLC装置を生成してNR PDCP装置及びNR MAC装置と接続
前記NR RLC装置を介してデータを受信する。
前記NR RLCは前記データを処理してNR PDCP装置で伝達する。
−所定の第1条件が充足されると、第1方法を適用してデータを処理
−所定の第2条件が充足されると、第2方法を適用してデータを処理
第1条件:NR RLC装置がAMモードでSRBに設定された場合
第2条件:NR RLC装置がAMモードでDRBに設定された場合
第1方法:所定の条件が充足されると、受信したRLC PDUをRLC SDUに再組立してPDCP装置で伝達。所定の条件は未受信RLC PDUが存在しないか、未受信RLC PDUが発生した後に所定の時間が経過
第2方法:受信したRLC PDUでRLC SDUを再組立することができると、直ちに再組立した後のPDCP装置で伝達
[端末NR RLC動作の実施形態7−3:NR standalone]
端末が基地局から所定の無線ベアラーに対するNR RLC装置設定を指示するRRC制御メッセージ受信
−NR RLC装置を生成してNR PDCP装置及びNR MAC装置と連結
前記NR RLC装置を介してデータを受信
前記NR RLCは前記データを処理してNR PDCP装置で伝達
−所定の第1条件が充足されると、第1方法を適用してデータを処理
−所定の第2条件が充足されると、第2方法を適用してデータを処理
第1条件:NR RLC装置がAMモードでSRBに設定された場合、又はNR RLC装置がAMモードでDRBに設定されて第1方法を適用することを指示する情報を制御メッセージから受信した場合、又はNR RLC装置がUMモードで設定された場合
第2条件:NR RLC装置がAMモードでDRBに設定されて第1方法を適用することを指示する情報を制御メッセージから受信しない場合
第1方法:所定の条件が充足されると、受信したRLC PDUをRLC SDUに再組立してPDCP装置で伝達。所定の条件は未受信RLC PDUが存在しないか、未受信RLC PDUが発生した後の所定の時間が経過
第2方法:受信したRLC PDUでRLC SDUを再組立することができると、直ちに再組立した後のPDCP装置で伝達
[基地局NR RLC動作の実施形態7−4:LTEとNRインターワーキング]
NR基地局は所定の無線ベアラーに対するNR RLC装置設定を有することができる。
−NR RLC装置を生成してPDCP装置及びNR MAC装置と接続
前記NR RLC装置を介してデータを受信
前記NR RLCは前記データを処理してPDCP装置で伝達
−所定の第1条件が充足されると、第1方法を適用してデータを処理
−所定の第2条件が充足されると、第2方法を適用してデータを処理
第1条件:NR RLC装置がLTE PDCPとNR MACと接続される。若しくはNR RLC装置を設定する制御メッセージをLTEを介して受信。
第2条件:NR RLC装置がNR PDCP及びNR MACと接続される。若しくはNR RLC装置を設定する制御メッセージをNR基地局自ら決定。
第1方法:所定の条件が充足されると、受信したRLC PDUをRLC SDUに再組立してPDCP装置で伝達。所定の条件は未受信RLC PDUが存在しないか、未受信RLC PDUが発生した後の所定の時間が経過
第2方法:受信したRLC PDUでRLC SDUを再組立することができると、直ちに再組立した後 PDCP装置で伝達
[基地局NR RLC動作の実施形態7−5:NR standalone]
基地局が所定の無線ベアラーに対するNR RLC装置を設定
−NR RLC装置を生成してNR PDCP装置及びNR MAC装置と接続
前記NR RLC装置を介してデータを受信
前記NR RLCは前記データを処理してNR PDCP装置で伝達
−所定の第1条件が充足されると、第1方法を適用してデータを処理
−所定の第2条件が充足されると、第2方法を適用してデータを処理
第1条件:NR RLC装置がAMモードでSRBに設定された場合
第2条件:NR RLC装置がAMモードでDRBに設定された場合
第1方法:所定の条件が充足されると、受信したRLC PDUをRLC SDUに再組立してPDCP装置で伝達。所定の条件は未受信RLC PDUが存在しないか、未受信RLC PDUが発生した後に所定の時間が経過
第2方法:受信したRLC PDUでRLC SDUを再組立することができると、直ちに再組立した後のPDCP装置で伝達
[基地局NR RLC動作の実施形態7−6:NR standalone]
基地局が所定の無線ベアラーに対するNR RLC装置を設定
−NR RLC装置を生成してNR PDCP装置及びNR MAC装置と接続
前記NR RLC装置を介してデータを受信
前記NR RLCは前記データを処理してNR PDCP装置で伝達
−所定の第1条件が充足されると、第1方法を適用してデータを処理
−所定の第2条件が充足されると、第2方法を適用してデータを処理
第1条件:NR RLC装置がAMモードでSRBに設定された場合、又はNR RLC装置がAMモードでDRBに設定されて第1方法を適用することに決定した場合、若しくはNR RLC装置がUMモードで設定された場合
第2条件:NR RLC装置がAMモードでDRBに設定されて第1方法を適用せず第2方法を適用することに決定した場合
第1方法:所定の条件が充足されると、受信したRLC PDUをRLC SDUに再組立してPDCP装置で伝達。所定の条件は未受信RLC PDUが存在しないか、未受信RLC PDUが発生した後に所定の時間が経過
第2方法:受信したRLC PDUでRLC SDUを再組立することができると、直ちに再組立した後 PDCP装置で伝達
[端末NR PDCP動作の実施形態7−7:LTEとNRインターワーキング]
端末が基地局から所定の無線ベアラーに対するNR PDCP装置設定を指示するRRC制御メッセージ受信
−NR PDCP装置を生成してRLC装置と接続
前記RLC装置を介してデータを受信
前記NR PDCP装置は前記データを処理して上位階層又は装置で伝達
−所定の第1条件が充足されると、第1方法を適用してデータを処理
−所定の第2条件が充足されると、第2方法を適用してデータを処理
第1条件:NR PDCP装置がNR RLC装置とLTE RLC装置と接続されてデータをNR RLC装置とLTE RLC装置を介して受信することに設定された場合、又はNR PDCP装置を設定する制御メッセージを NRを介して受信し、データをNR RLC装置とLTE RLC装置を介して受信することに設定された場合、若しくはNR PDCP装置がNR RLC装置とだけ接続された場合又はLTE基地局との接続がなく、ただNR基地局とだけ連結が設定された場合。
第2条件:NR PDCP装置がNR RLCとLTE RLCと接続されてデータをLTE RLC装置にだけ受信することに設定された場合、又はNR PDCP装置を設定する制御メッセージをNRを介して受信してデータをLTE RLC装置にだけ受信することに設定された場合。
第1方法:所定の条件が充足されると、NR PDCP装置は受信したPDCP PDUを所定の処理をして上位階層又は装置で伝達。所定の条件は未受信PDCP PDUが存在しないか、未受信PDCP PDUが発生した後の所定の時間が経過。所定の処理はPDCP PDUでPDCPヘッダーを除去し、復号化して必要な場合、無欠性を検証してパケットのヘッダーを圧縮解除する動作を含むことができる。
第2方法:受信したPDCP PDUを所定の処理をして上位階層又は装置で伝達。所定の処理はPDCP PDUでPDCPヘッダーを除去し、復号化して必要な場合、無欠性を検証してパケットのヘッダーを圧縮解除する動作を含むことができる。
[基地局NR PDCP動作の実施形態7−8:LTEとNRインターワーキング]
NR基地局は所定の無線ベアラーに対するNR PDCP装置設定を有することができる。
−NR PDCP装置を生成してRLC装置と接続
前記RLC装置を介してデータを受信
前記NR PDCP装置は前記データを処理して上位階層又は装置で伝達
−所定の第1条件が充足されると、第1方法を適用してデータを処理
−所定の第2条件が充足されると、第2方法を適用してデータを処理
第1条件:NR PDCP装置がNR RLC装置とLTE RLC装置と接続されてデータをNR RLC装置とLTE RLC装置を介して受信することに設定した場合。又はNR PDCP装置設定をNR基地局が自ら決定してデータをNR RLC装置とLTE RLC装置を介して受信することに設定した場合。若しくはNR PDCP装置がNR RLC装置とだけ接続された場合、若しくはLTE基地局との接続がなく、ただNR基地局とだけ連結が設定された場合。
第2条件:NR PDCP装置がNR RLCとLTE RLCと接続されてデータをLTE RLC装置にだけ送信することに設定した場合。若しくはNR PDCP装置設定をNR基地局が自ら決定してデータをLTE RLC装置にだけ受信することに設定した場合。
第1方法:所定の条件が充足されると、NR PDCP装置は受信したPDCP PDUを所定の処理をして上位階層又は装置で伝達。所定の条件は未受信PDCP PDUが存在しないか、未受信PDCP PDUが発生した後に所定の時間が経過。所定の処理はPDCP PDUでPDCPヘッダーを除去し、復号化して必要な場合、無欠性を検証してパケットのヘッダーを圧縮解除する動作を含むことができる。
第2方法:受信したPDCP PDUを所定の処理をして上位階層又は装置で伝達。所定の処理はPDCP PDUでPDCPヘッダーを除去し、復号化して必要な場合、無欠性を検証してパケットのヘッダーを圧縮解除する動作を含むことができる。
<第8実施形態>
以下説明で用いられる接続ノード(node)を識別するための用語、網客体(network entity)を指称する用語、メッセージを指称する用語、網客体間のインターフェースを指称する用語、多様な識別情報を指称する用語などは説明の便宜のために例示されたことである。したがって、本発明が後述される用語に限定されるのではなく、同等な技術的意味を有する対象を指称する他の用語が使われることができる。
以下説明の便宜のために、本発明は3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution)規格で定義している用語及び名称を用いる。しかし、本発明が前記用語及び名称によって限定されるのではなくて、他の規格によるシステムにも同様に適用されることができる。
図8Aは、本開示の実施形態によるLTEシステムの構造を示す図面である。
図8Aを参照すれば、示されたようにLTEシステムの無線アクセスネットワークは次世代基地局(Evolved Node B、以下 ENB、Node B又は基地局)8a−05、8a−10、8a−15、8a−20とMME(Mobility Management Entity)8a−25、及びS−GW(Serving−Gateway)8a−30から構成される。ユーザ端末(User Equipment、以下、UE又は端末)8a−35はENB8a−05〜8a−20及びS−GW8a−30を介して外部ネットワークに接続する。
図8AでENB8a−05〜8a−20はUMTS システムの既存のノードBに対応される。ENBはUE8a−35と無線チャンネルで接続されて既存のノード B より複雑な役目を行う。LTEシステムではインターネットプロトコルを通じるVoIP(Voice over IP)のようなリアルタイムサービスを含めたすべてのユーザトラフィックが共用チャンネル(shared channel)を介してサービスされるので、UEのバッファー状態、使用可能送信電力状態、チャンネル状態などの状態情報を集めてスケジューリングをする装置が必要であり、これをENB8a−05〜8a−20が担当する。一つのENBは通常、多数のセルを制御する。例えば、100Mbpsの送信速度を具現するためにLTEシステムは例えば、20MHz 帯域幅で直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、以下、OFDMという)を無線接続技術で用いる。さらに、端末のチャンネル状態に合わせて変調方式(modulation scheme)とチャンネルコーディング率(channel coding rate)を決定する適応変調コーディング(Adaptive Modulation & Coding、以下、AMCという)方式を適用する。S−GW8a−30はデータベアラーを提供する装置であり、MME8a−25の制御にしたがってデータベアラーを生成するか除去する。MMEは端末に対する移動性管理機能はもちろん各種制御機能を担当する装置で多数の基地局と接続される。
図8Bは、本開示の実施形態によるLTEシステムで無線プロトコル構造を示す図面である。
図8Bを参照すれば、LTEシステムの無線プロトコルは端末とENBでそれぞれPDCP(Packet Data Convergence Protocol)8b−05、8b−40、RLC(Radio Link Control)8b−10、8b−35、MAC(Medium Access Control)8b−15、8b−30からなる。PDCP(Packet Data Convergence Protocol)8b−05、8b−40はIPヘッダー圧縮/復元などの動作を担当する。PDCPの主要機能は下記のように要約される。
−ヘッダー圧縮及び圧縮解除機能(Header compression and decompression:ROHC only)
−ユーザデータ送信機能(Transfer of user data)
−順次伝達機能(In−sequence delivery of upper layer PDUs at PDCP re−establishment procedure for RLC AM)
−順序再整列機能(For split bearers in DC(only support for RLC AM):PDCP PDU routing for transmission and PDCP PDU reordering for reception)
−重複探知機能(Duplicate detection of lower layer SDUs at PDCP re−establishment procedure for RLC AM)
−再送信機能(Retransmission of PDCP SDUs at handover and、for split bearers in DC、of PDCP PDUs at PDCP data−recovery procedure、for RLC AM)
−暗号化及び復号化機能(Ciphering and deciphering)
−タイマー基盤SDU削除機能(Timer−based SDU discard in uplink。)
無線リンク制御(Radio Link Control、以下、RLCという)8b−10、8b−35はPDCP PDU(Packet Data Unit)を適切なサイズに再構成してARQ動作などを行う。RLCの主要機能は下記のように要約される。
−データ送信機能(Transfer of upper layer PDUs)
−ARQ機能(Error Correction through ARQ(only for AM data transfer))
−連結、分割、再組立て機能(Concatenation、segmentation and reassembly of RLC SDUs(only for UM and AM data transfer))
−再分割機能(Re−segmentation of RLC data PDUs(only for AM data transfer))
−順序再整列機能(Reordering of RLC data PDUs(only for UM and AM data transfer)
−重複探知機能(Duplicate detection(only for UM and AM data transfer))
−エラー探知機能(Protocol error detection(only for AM data transfer))
−RLC SDU削除機能(RLC SDU discard(only for UM and AM data transfer))
−RLC再確立機能(RLC re−establishment)
MAC8b−15、8b−30は一端末に構成された多くの RLC階層装置と接続され、RLC PDUをMAC PDUに多重化してMAC PDUからRLC PDUを逆多重化する動作を行う。MACの主要機能は下記のように要約される。
−マッピング機能(Mapping between logical channels and transport channels)
−多重化及び逆多重化機能(Multiplexing/demultiplexing of MAC SDUs belonging to one or different logical channels into/from transport blocks(TB)delivered to/from the physical layer on transport channels)
−スケジューリング情報報告機能(Scheduling information reporting)
−HARQ機能(Error correction through HARQ)
−ロジカルチャンネル間の優先順位調節機能(Priority handling between logical channels of one UE)
−端末間の優先順位調節機能(Priority handling between UEs by means of dynamic scheduling)
−MBMSサービス確認機能(MBMS service identification)
−送信フォーマット選択機能(Transport format selection)
−パディング機能(Padding)
物理階層8b−20、8b−25は上位階層データをチャンネルコーディング及び変調し、OFDMシンボルで作って無線チャンネルで送信するか、無線チャンネルを介して受信したOFDMシンボルを復調してチャンネルデコーディングして上位階層へ伝達する動作をする。
図8Cは、本開示の実施形態による次世代移動通信システムの構造を示す図面である。
図8Cを参照すれば、示されたように次世代移動通信システム(以下、NR又は5G)の無線アクセスネットワークは次世代基地局(New Radio Node B、以下、NR gNB又はNR基地局)8c−10とNR CN(New Radio Core Network)8c−05から構成される。ユーザ端末(New Radio User Equipment、以下、NR UE又は端末)8c−15はNR gNB8c−10及びNR CN8c−05を介して外部ネットワークに接続する。
図8CでNR gNB8c−10は既存のLTEシステムの eNB(Evolved Node B)に対応される。NR gNBはNR UE8c−15と無線チャンネルで接続されて既存のノードBより非常に優れたサービスが提供されることができる。次世代移動通信システムではすべてのユーザトラフィックが共用チャンネル(shared channel)を介してサービスになるので、UEのバッファー状態、可溶送信電力状態、チャンネル状態などの状態情報を集めてスケジューリングをする装置が必要であり、これをNR NB8c−10が担当する。一つのNR gNBは通常、多数のセルを制御する。現在のLTE対比超高速データ送信を具現するために既存最大帯域幅以上を持つことができ、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、以下、OFDMという)を無線接続技術として追加的にビームフォーミング技術が適用されることができる(8c−20)。さらに、端末のチャンネル状態に合わせて変調方式(modulation scheme)とチャンネルコーディング率(channel coding rate)を決める適応変調コーディング(Adaptive Modulation & Coding、以下、AMCという)方式を適用する。NR CN8c−05は移動性サポート、ベアラー設定、QoS設定などの機能を行う。NR CNは端末に対する移動性管理機能はもちろん各種制御機能を担当する装置で多数の基地局と接続される。また、次世代移動通信システムは既存のLTEシステムとも連動されることができ、NR CNがMME8c−25とネットワークインターフェースを介して接続される。MMEは既存の基地局であるeNB8c−30と接続される。
図8Dは、本開示の実施形態による次世代移動通信システムの無線プロトコル構造を示す図面である。
図8Dを参照すれば、次世代移動通信システムの無線プロトコルは端末とNR基地局でそれぞれNR PDCP8d−05、8d−40、NR RLC8d−10、8d−35、NR MAC8d−15、8d−30からなる。NR PDCP8d−05、8d−40の主要機能は次の機能のうちの一部を含むことができる。
−ヘッダー圧縮及び圧縮解除機能(Header compression and decompression:ROHC only)
−ユーザデータ送信機能(Transfer of user data)
−順次伝達機能(In−sequence delivery of upper layer PDUs)
−順序再整列機能(PDCP PDU reordering for reception)
−重複探知機能(Duplicate detection of lower layer SDUs)
−再送信機能(Retransmission of PDCP SDUs)
−暗号化及び復号化機能(Ciphering and deciphering)
−タイマー基盤SDU削除機能(Timer−based SDU discard in uplink。)
前記でNR PDCP装置の順序で再整列機能(reordering)は下位階層で受信したPDCP PDUをPDCP SN(sequence number)に基づいて順に再整列する機能をいい、再整列された順にデータを上位階層に伝達する機能を含むことができ、手順を再整列して遺失されたPDCP PDUを記録する機能を含むことができ、遺失されたPDCP PDUに対する状態報告を送信側にする機能を含むことができ、遺失されたPDCP PDUに対する再送信をリクエストする機能を含むことができる。
NR RLC8d−10、8d−35の主要機能は次の機能のうちの一部を含むことができる。
−データ送信機能(Transfer of upper layer PDUs)
−順次伝達機能(In−sequence delivery of upper layer PDUs)
−非順次伝達機能(Out−of−sequence delivery of upper layer PDUs)
−ARQ機能(Error Correction through ARQ)
−連結、分割、再組立て機能(Concatenation、segmentation and reassembly of RLC SDUs)
−再分割機能(Re−segmentation of RLC data PDUs)
−順序再整列機能(Reordering of RLC data PDUs)
−重複探知機能(Duplicate detection)
−エラー探知機能(Protocol error detection)
−RLC SDU削除機能(RLC SDU discard)
−RLC再確立機能(RLC re−establishment)
前記でNR RLC装置の順次伝達機能(In−sequence delivery)は下位階層から受信したRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能をいい、オリジナルの一つのRLC SDUがいくつかのRLC SDUに分割されて受信された場合、これを再組立して伝達する機能を含むことができ、受信したRLC PDUをRLC SN(sequence number)又はPDCP SN(sequence number)を基準に再整列する機能を含むことができ、手順を再整列して遺失されたRLC PDUを記録する機能を含むことができ、遺失されたRLC PDUに対する状態報告を送信側にする機能を含むことができ、遺失されたRLC PDUに対する再送信をリクエストする機能を含むことができ、遺失されたRLC SDUがある場合、遺失されたRLC SDU 以前までのRLC SDUのみを順に上位階層に伝達する機能を含むことができ、若しくは遺失されたRLC SDUがあっても所定のタイマーが満了されると、タイマーが開始する前に受信されたすべてのRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能を含むことができ、若しくは遺失されたRLC SDUがあっても所定のタイマーが満了されると、現在まで受信されたすべてのRLC SDUを順に上位階層に伝達する機能を含むことができる。前記でNR RLC装置の非順次伝達機能(Out−of−sequence delivery)は下位階層から受信したRLC SDUを手順と関係なく直ちに上位階層へ伝達する機能をいい、オリジナルの一つのRLC SDUがいくつかのRLC SDUに分割されて受信された場合、これを再組立して伝達する機能を含むことができ、受信したRLC PDUのRLC SN又はPDCP SNを記憶して手順を整列して遺失されたRLC PDUを記録する機能を含むことができる。
NR MAC8d−15、8d−30は一つの端末に構成された多くのNR RLC階層装置と接続されることができ、NR MACの主要機能は次の機能のうちの一部を含むことができる。
−マッピング機能(Mapping between logical channels and transport channels)
−多重化及び逆多重化機能(Multiplexing/demultiplexing of MAC SDUs)
−スケジューリング情報報告機能(Scheduling information reporting)
−HARQ機能(Error correction through HARQ)
−ロジカルチャンネル間の優先順位調節機能(Priority handling between logical channels of one UE)
−端末間の優先順位調節機能(Priority handling between UEs by means of dynamic scheduling)
−MBMSサービス確認機能(MBMS service identification)
−送信フォーマット選択機能(Transport format selection)
−パディング機能(Padding)
NR PHY階層8d−20、8d−25は上位階層データをチャンネルコーディング及び変調し、OFDMシンボルで作って無線チャンネルで送信するか、無線チャンネルを介して受信したOFDM シンボルを復調してチャンネルデコーディングして上位階層へ伝達する動作を行うことができる。
図8Eは、本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第1のMAC PDU構造を示す図面である。
図8Eを参照すれば、MAC送信側はRLC階層からRLC PDU(又はMAC SDU)が伝達されると、前記RLC PDU(又はMAC SDU)が生成されたRLCエンティティーの識別子(Logical Cahnnel Identity、以下、LCIDという)と前記RLC PDUのサイズ(Length、以下、L−フィールドという)をMACヘッダーに挿入する。前記LCIDとL−フィールドはRLC PDU当たり一つずつ挿入されるので、MAC PDUに多数のRLC PDUが多重化されると、LCIDとL−フィールドもRLC PDUの数ほど挿入されることができる。
通常的にMACヘッダーの情報はMAC PDUの前部に位置するので、前記LCIDとL−フィールドはヘッダー内での順にRLC PDU(又はMAC SDU)とマッチングされる。換言すれば、MACサブヘッダー1はMAC SDU1に対する情報、MACサブヘッダー2はMAC SDU2に対する情報を示す。
物理階層の動作のために前記MAC PDUの全体サイズは別途の制御情報で受信側に与えられる。前記MAC PDUの全体サイズは所定の基準によって量子化された値であるから、場合によってパディングが使用されたりする。パディング(padding)とは、データでパケットを生成する時のパケットのサイズがバイト−整列されるようにパケット内の残る部分に満たされる特定ビット(普通は‘0’)を意味する。
MAC PDUの全体サイズが与えられるので、RLC PDU(又はMAC SDU)のサイズを示すL−フィールド値は場合によって不必要な情報になったりする。例えば、MAC PDUにただ一つのRLC PDUだけ収納されていると、前記RLC PDUのサイズはMAC PDUのサイズでMACヘッダーのサイズを制限値と同一である可能性が高い。
一方、VoIPパケットはIP/UDP/RTPヘッダーとVoIP フレームから構成され、IP/UDP/RTP ヘッダーはROHC(Robust Header Compression)というヘッダー圧縮プロトコルを介して1乃至15バイト程度で圧縮され、VoIPフレームのサイズは与えられたコーデックレート内では常に一定な値を持つ。したがって、VoIPパケットのサイズは一定な範囲を逸脱せず、L−フィールドのように毎度値を知らせるより予め定められた値を用いるのが効率的である。
次の表5はMACヘッダーの含まれることができる情報を説明する。
Figure 2019532580
一方、以下で説明する端末又は基地局のMAC PDU構成及び送信に対する実施形態は、送信端と受信端間の動作に解釈されることができる。換言すれば、送信端である端末がアップリンクMAC PDUを構成して受信端である基地局で送信する過程は、反対に送信端である基地局がダウンリンクMAC PDUを構成して受信端である端末で送信する過程にも適用されることができる。
図8Eで8e−(Format 1−1)は一つのMAC SDU又はMAC CEが収納することができる。前記構造でMACヘッダーは前部に位置してペイ・ロードは後部に位置する。前記ヘッダーには表8−1で説明した変数のうちのL−フィールドを除いた一部が含まれることができ、表8−1で説明した変数以外の情報が含まれることができる。
8e−(Format 1−2a)はMACヘッダーがMAC PDUの前部に位置し、その後でMAC CE、MAC SDU、パディングを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表8−1で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表8−1で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で8e−(Format 1−2a)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。前記8e−(Format 1−2a)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
8e−(Format 1−2b)はMACヘッダーがMAC PDUの前部に位置し、その後でMAC CE、MAC SDU、パディングを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表8−1で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表8−1で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で8e−(Format 1−2a)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。前記8e−(Format 1−2a)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
図8FA乃至図8FIは、本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第2のMAC PDU構造を示す図面である。
図8FA乃至8FFを参照すれば、図8FAで8f−(Format 2−1)は一つのMAC SDU又はMAC CEを収納することができる。前記構造でペイ・ロードは前部に位置してMACヘッダーは後部に位置する。前記ヘッダーには表8で説明した変数のうちのL−フィールドを除いた一部が含まれることができ、表8で説明した変数以外の情報が含まれることができる。
8f−(Format 2−2a)はMAC SDU、MAC CE、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表8で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表8で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で8f−(Format 2−2a)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。前記8f−(Format 2−2a)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
8f−(Format 2−2b)はMAC SDU、MAC CE、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表8で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表8で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で8f−(Format 2−2b)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。前記8f−(Format 2−2b)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
8f−(Format 2−2c)はMAC SDU、MAC CE、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表8で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表8で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で8f−(Format 2−2b)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。前記8f−(Format 2−2c)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
8f−(Format 2−2d)はMAC SDU、MAC CE、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表8で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表8で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で8f−(Format 2−2d)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。前記8f−(Format 2−2d)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
8f−(Format 2−2e)はMAC CE、MAC SDU、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表8で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表8で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で8f−(Format 2−2e)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。前記8f−(Format 2−2e)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
8f−(Format 2−2f)はMAC CE、MAC SDU、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表8で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表8で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で8f−(Format 2−2f)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。前記8f−(Format 2−2f)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
8f−(Format 2−2g)はMAC CE、MAC SDU、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表8で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表8で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で8f−(Format 2−2g)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。前記8f−(Format 2−2g)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
8f−(Format 2−2h)はMAC CE、MAC SDU、パディングがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表8で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表8で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で8f−(Format 2−2h)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC CE、MAC SDU、パディングに該当する情報を指示する。前記 8f−(Format 2−2h)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
8f−(Format 2−2i)はMAC SDU、パディング、MAC CEがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表8で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表8で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で8f−(Format 2−2i)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記8f−(Format 2−2i)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
8f−(Format 2−2j)はMAC SDU、パディング、MAC CEがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表8で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表8で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で8f−(Format 2−2j)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記8f−(Format 2−2j)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
8f−(Format 2−2k)はMAC SDU、パディング、MAC CEがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表8で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表8で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で8f−(Format 2−2k)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記8f−(Format 2−2k)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
8f−(Format 2−2l)はMAC SDU、パディング、MAC CEがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表8で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表8で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で8f−(Format 2−2l)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記8f−(Format 2−2l)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
8f−(Format 2−2m)はMAC SDU、パディング、MAC CEがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表8で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表8で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で8f−(Format 2−2m)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記 8f−(Format 2−2m)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
8f−(Format 2−2n)はMAC SDU、パディング、MAC CEがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表8で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表8で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で8f−(Format 2−2n)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記8f−(Format 2−2n)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
8f−(Format 2−2o)はMAC SDU、パディング、MAC CEがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表8で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表8で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で8f−(Format 2−2o)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記8f−(Format 2−2o)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
8f−(Format 2−2p)はMAC SDU、パディング、MAC CEがMAC PDUの前部に位置し、その後でMACヘッダーを有する構造を持つ。前記MACヘッダーはいくつかのサブヘッドから構成される。前記サブヘッダーには表8で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表8で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で8f−(Format 2−2p)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、パディング、MAC CEに該当する情報を指示する。前記8f−(Format 2−2p)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
図8Gは、本開示の実施形態による次世代移動通信システムのための本発明の第3のMAC PDU構造を示す図面である。
図8Gを参照すれば8g−(Format 3−1)は一つのMAC SDU又はMAC CEを収納することができる。前記構造でMACヘッダーは前部に位置してペイ・ロードは後部に位置する。前記ヘッダーには表8で説明した変数のうちのL−フィールドを除いた一部が含まれることができ、表8で説明した変数以外の情報が含まれることができる。
8g−(Format 3−2a)はサブヘッダー、MAC CE、サブヘッダー、MAC SDU、サブヘッダー、パディングなどのような構造を持ち、図8FA、図8FB、図8FC、図8FD、図8FE、図8FF、図8FG、図8FH及び図8FIで第2のMAC PDU構造がサブヘッダーを一部分に集め、ペイ・ロード部分を別に集めたことと異なり第2のMAC PDU構造ではサブヘッダー、ペイ・ロード、サブヘッダー、ペイ・ロードのような繰り返し構造を持つ。前記サブヘッダーには表8で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表8で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で8g−(Format 3−2a)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。例えば、前部のヘッダーは後部のペイ・ロードを指示する情報となる。前記8g−(Format 3−2a)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
8g−(Format 3−2b)はサブヘッダー、MAC CE、サブヘッダー、MAC SDU、サブヘッダー、パディングなどのような構造を持ち、図8FA、図8FB、図8FC、図8FD、図8FE、図8FF、図8FG、図8FH及び図8FIで第2のMAC PDU構造がサブヘッダーを一部分に集め、ペイ・ロード部分を別に集めたことと異なり第2のMAC PDU構造ではサブヘッダー、ペイ・ロード、サブヘッダー、ペイ・ロードのような繰り返し構造を持つ。前記サブヘッダーには表8で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表8で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で8g−(Format 3−2b)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。すなわち、前部のヘッダーは後部のペイ・ロードを指示する情報となる。前記8g−(Format 3−2b)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
8g−(Format 3−2c)はサブヘッダー、MAC SDU、サブヘッダー、MAC CE、サブヘッダー、パディングなどのような構造を持ち、図8FA、図8FB、図8FC、図8FD、図8FE、図8FF、図8FG、図8FH及び図8FIで第2のMAC PDU構造がサブヘッダーを一部分に集め、ペイ・ロード部分を別に集めたことと異なり第2のMAC PDU構造ではサブヘッダー、ペイ・ロード、サブヘッダー、ペイ・ロードのような繰り返し構造を持つ。前記サブヘッダーには表8で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表8で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で8g−(Format 3−2c)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。すなわち、前部のヘッダーは後部のペイ・ロードを指示する情報となる。前記8g−(Format 3−2c)構造は最後のサブヘッダーにL−フィールドを含まないことを特徴とする。受信側では残りのサブヘッダーのL−フィールド値を確認して全体MAC PDUの長さで差し引いて最後のMAC SDUの長さを推定することができる。
8g−(Format 3−2d)はサブヘッダー、MAC SDU、サブヘッダー、MAC CE、サブヘッダー、パディングなどのような構造を持ち、図8FA、図8FB、図8FC、図8FD、図8FE、図8FF、図8FG、図8FH 及び図8FIで第2のMAC PDU構造がサブヘッダーを一部分に集め、ペイ・ロード部分を別に集めたことと異なり第2のMAC PDU構造ではサブヘッダー、ペイ・ロード、サブヘッダー、ペイ・ロードのような繰り返し構造を持つ。前記サブヘッダーには表8で説明した変数のうちの一部が含まれることができ、表8で説明した変数以外の情報が含まれることができる。前記パディングは所定の理由で必要な場合にだけ収納される。前記所定の理由はバイトMAC PDUをバイト単位で当てるために必要な場合をいう。前記で8g−(Format 3−2d)のサブヘッダーとペイ・ロードにナンバリングされた順に各MACサブヘッドは各MAC SDU、MAC CE、パディングに該当する情報を指示する。すなわち、前部のヘッダーは後部のペイ・ロードを指示する情報となる。前記8g−(Format 3−2d)構造はすべてのサブヘッダーにL−フィールドを含むことができる。
次世代移動通信システムでMAC PDU構造を選択するための本発明の好ましい第8−1実施形態は次の通りである。
第8−1実施形態は予め定義された多数のMAC PDUフォーマットのうちで端末が任意のMAC PDUに適用するMAC PDUフォーマットを決定する方法である。
基地局からMAC PDUを受信し、第1−1条件が充足されると、第1−1フォーマットを適用する。
基地局からMAC PDUを受信し、第1−2 条件が充足されると、第1−2フォーマットを適用する。
基地局で送信するMAC PDU生成時の第2−1条件が充足されると、第2−1フォーマットを適用する。
基地局で送信するMAC PDU 生成時の第2−2条件が充足されると、第2−2フォーマットを適用する。
前記第1−1条件はMAC PDUに一つのMAC SDUだけ収納されてパディングやMAC CEが収納されない場合、
前記第1−2条件はMAC PDUに一つ以上のMAC SDUが収納されたりMAC SDUとMAC CEが共に収納されたりMAC SDUとパディングが共に収納される場合をいう。
前記第1−1フォーマットはMACサブヘッダーに係るMAC SDUの前に位置して前記MACサブヘッダーにMAC SDUのサイズを指示する情報が含まれないフォーマットで図8Eの8e−(Format 1−1)をいう。
前記第1−2フォーマットはMACサブヘッダーに係るMAC SDUの前に位置して前記MACサブヘッダーにMAC SDUのサイズを指示する情報が含まれるフォーマットで図8Eの8e−(Format 1−2a)又は8e−(Format 1−2b)をいう。
前記第2−1条件はMAC PDUに一つのMAC SDUだけ収納してパディングやMAC CEが収納しない場合、又はMAC PDUがランダムアクセス過程で送信されるか、若しくはMAC PDUにCCCH制御メッセージを収納する場合、
前記第2−2条件はMAC PDUに一つ以上のMAC SDUを収納したりMAC SDUとMAC CEを共に収納したりMAC SDUとパディングを共に収納する場合をいう。
前記第2−1フォーマットはMACサブヘッダーに係るMAC SDUの後に位置して前記MACサブヘッダーにMAC SDUのサイズを指示する情報が含まれないフォーマットで図8FAの8f−(Format 2−1)をいう。
前記第2−2フォーマットはMACサブヘッダーが係るMAC SDUの後に位置して前記MACサブヘッダーにMAC SDUのサイズを指示する情報が含まれるフォーマットで図8FA、図8FB、図8FC、図8FD、図8FE、図8FF、図8FG、図8FH及び図8FIの、8f−(Format 2−2a)若しくは8f−(Format 2−2b)若しくは8f−(Format 2−2c)若しくは8f−(Format 2−2d)若しくは8f−(Format 2−2e)若しくは8f−(Format 2−2f)若しくは8f−(Format 2−2g)若しくは8f−(Format 2−2h)若しくは8f−(Format 2−2i)若しくは8f−(Format 2−2j)若しくは8f−(Format 2−2k)若しくは8f−(Format 2−2l)若しくは8f−(Format 2−2m)若しくは8f−(Format 2−2n)若しくは8f−(Format 2−2o)若しくは8f−(Format 2−2p)をいう。
図8Hは、本開示の実施形態による第8−1実施形態及び第8−2実施形態の端末動作を示す図面である。
図8Hを参照すれば、端末8h−01はMAC PDU受信可否又は生成指示可否を確認する(8h−05)。もし、MAC PDUが受信されると、第1−1条件と第 1−2条件を確認する(8h−10)。もし、第 1−1条件が満足されると、第1−1フォーマットを適用して(8h−20)、第1−2条件が満足されると、第1−2フォーマットを適用する(8h−15)。もし、前記でMAC PDU 生成をしなければならなかったら第2−1条件と第2−2条件を確認する(8h−25)。もし、第 2−1条件が満足すると、第2−1フォーマットを適用して(8h−30)、第2−2条件が満足すると、第2−2フォーマットを適用する(8h−35)。
次世代移動通信システムでMAC PDU構造を選択するための本発明の好ましい第8−2実施形態は次の通りである。
第8−2実施形態は予め定義された多数のMAC PDUフォーマットのうちで端末が任意のMAC PDUに適用するMAC PDUフォーマットを決定する方法である。
基地局からMAC PDUを受信し、第1−1条件が充足されると、第1−1フォーマットを適用する。
基地局からMAC PDUを受信し、第1−2条件が充足されると、第1−2フォーマットを適用する。
基地局で送信するMAC PDU生成時の第2−1条件が充足されると、第2−1フォーマットを適用する。
基地局で送信するMAC PDU生成時の第2−2条件が充足されると、第2−2フォーマットを適用する。
前記第1−1条件はMAC PDUに一つのMAC SDUだけ収納されてパディングやMAC CEが収納されない場合、
前記第1−2条件はMAC PDUに一つ以上のMAC SDUが収納されたりMAC SDUとMAC CEが共に収納されたりMAC SDUとパディングが共に収納される場合をいう。
前記第1−1フォーマットはMACサブヘッダーに係るMAC SDUの前に位置して前記MACサブヘッダーにMAC SDUのサイズを指示する情報が含まれないフォーマットで図8Eの8e−(Format 1−1)をいう。
前記第1−2フォーマットはMACサブヘッダーに係るMAC SDUの前に位置して前記MACサブヘッダーにMAC SDUのサイズを指示する情報が含まれるフォーマットで図8Eの8e−(Format 1−2a)又は8e−(Format 1−2b)をいう。
前記第2−1条件はMAC PDUに一つのMAC SDUだけ収納してパディングやMAC CEが収納しない場合、又はMAC PDUがランダムアクセス過程で送信されるか、若しくはMAC PDUにCCCH制御メッセージを収納する場合、
前記第2−2条件はMAC PDUに一つ以上のMAC SDUを収納したりMAC SDUとMAC CEを共に収納したりMAC SDUとパディングを共に収納する場合をいう。
前記第2−1フォーマットはMACサブヘッダーに係るMAC SDUが繰り返し的に位置して前記MACサブヘッダーにMAC SDUのサイズを指示する情報が含まれないフォーマットで図8Gの8g−(Format 3−1)をいう。
前記第2−2フォーマットはMACサブヘッダーに係るMAC SDUが繰り返し的に位置して前記MACサブヘッダーにMAC SDUのサイズを指示する情報が含まれるフォーマットで図8Gの8g−(Format 3−2a)又は8g−(Format 3−2b)若しくは8g−(Format 3−2c)若しくは8g−(Format 3−2d)をいう。
第8−2実施形態による端末の動作は図8Hと同様である。端末8h−01はMAC PDU受信可否又は生成指示可否を確認する(8h−05)。もし、MAC PDUが受信されると、第1−1条件と第1−2条件を確認する(8h−10)。もし、第1−1条件が満足されると、第1−1フォーマットを適用して(8h−20)、第1−2条件が満足されると、第1−2フォーマットを適用する(8h−15)。もし、前記でMAC PDU生成をしなければならなかったら第2−1条件と第2−2条件を確認する(8h−25)。もし、第2−1条件が満足すると、第2−1フォーマットを適用して(8h−30)、第2−2条件が満足すると、第2−2フォーマットを適用する(8h−35)。
図8Iは、本開示の実施形態による第8−3実施形態及び8−4実施形態の端末動作を示す図面である。
図8Iを参照すれば、本発明で必須パラメーターセット(本発明では前記セットをnumerologyと称する)を定義し、前記必須パラメーターセットが送信端と受信端相互の間に互換性を維持する効率的なシステムを仮定する。前記必須パラメーターセットはサブキャリア間隔、CP長さなどを含むことができる。次世代移動システムでは複数個のnumerologyが存在することができ、一つのセルで持続することもできる。一つのセルは一つ以上のnumerologyをサポートすることができ、前記サポート可能なnumerologyを前記セルのサービス領域内の端末に効率的に通知すべきである。前記セットのnumerologyは多くの要素、すなわち、周波数帯域幅、サブキャリア間隔、CP(Cyclic Prefix)長さ、サブフレームなどの組み合せから構成される。したがって、可能なnumerologyの種類は非常に多いだろう。第8−3実施形態ではnumerologyを前記要素の中で特にサブキャリア間隔を含むことを特徴とすることで定義し、前記サブキャリア間隔は 15kHz、30kHz、60kHz、120kHz、240kHz、480kHz、960kHzを持つことができると仮定する。前記仮定したキャリア間隔のうちの一部をnumerologyが小さい場合で限定することができ、また他の一部をnumerologyが大きい場合で限定することができる。
第8−3実施形態は予め定義された多数のMAC PDUフォーマットのうちで端末が任意のMAC PDUに適用するMAC PDUフォーマットを決定する方法である。
基地局からMAC PDUを受信し、第1−1条件が充足されると、第1−1フォーマットを適用する。
基地局からMAC PDUを受信し、第1−2条件が充足されると、第1−2フォーマットを適用する。
基地局で送信するMAC PDU生成時の第2−1条件が充足されると、第2−1フォーマットを適用する。
基地局で送信するMAC PDU生成時の第2−2条件が充足されると、第2−2フォーマットを適用する。
基地局で送信するMAC PDU生成時の第2−3条件が充足されると、第2−3フォーマットを適用する。
前記第1−1条件はMAC PDUに一つのMAC SDUだけ収納されてパディングやMAC CEが収納されない場合、
前記第1−2条件はMAC PDUに一つ以上のMAC SDUが収納されたりMAC SDUとMAC CEが共に収納されたりMAC SDUとパディングが共に収納される場合をいう。
前記第1−1フォーマットはMACサブヘッダーに係るMAC SDUの前に位置して前記MACサブヘッダーにMAC SDUのサイズを指示する情報が含まれないフォーマットで図8Eの8e−(Format 1−1)をいう。
前記第1−2フォーマットはMACサブヘッダーに係るMAC SDUの前に位置して前記MACサブヘッダーにMAC SDUのサイズを指示する情報が含まれるフォーマットで図8Eの8e−(Format 1−2a)又は8e−(Format 1−2b)をいう。
前記第2−1条件はMAC PDUに一つのMAC SDUだけ収納してパディングやMAC CEが収納しない場合、又はMAC PDUがランダムアクセス過程で送信されるか、若しくはMAC PDUにCCCH制御メッセージを収納する場合、
前記第2−2条件はMAC PDUに一つ以上のMAC SDUを収納したりMAC SDUとMAC CEを共に収納したりMAC SDUとパディングを共に収納し、PDCCHに受信したnumerologyが小さい場合、又はUplink grantで割り当てられたリソースのnumerologyが小さい場合をいう。
前記第2−3条件はMAC PDUに一つ以上のMAC SDUを収納したりMAC SDUとMAC CEを共に収納したりMAC SDUとパディングを共に収納し、PDCCHに受信したnumerologyが大きい場合、又はUplink grantで割り当てられたリソースのnumerologyが大きい場合をいう。
前記第2−1フォーマットはMACサブヘッダーに係るMAC SDUの後に位置して前記MACサブヘッダーにMAC SDUのサイズを指示する情報が含まれないフォーマットで図8FAの8f−(Format 2−1)をいう。
前記第2−2フォーマットはMACサブヘッダーに係るMAC SDUの前に位置して前記MACサブヘッダーにMAC SDUのサイズを指示する情報が含まれるフォーマットで図8Eの8e−(Format 1−2a)又は8e−(Format 1−2b)をいう。
前記第2−3フォーマットはMACサブヘッダーに係るMAC SDUの後に位置して前記MACサブヘッダーにMAC SDUのサイズを指示する情報が含まれるフォーマットで図8FA、図8FB、図8FC、図8FD、図8FE、図8FF、図8FG、図8FH 及び図8FIの、8f−(Format 2−2a)若しくは8f−(Format 2−2b)若しくは8f−(Format 2−2c)若しくは8f−(Format 2−2d)若しくは8f−(Format 2−2e)若しくは8f−(Format 2−2f)若しくは8f−(Format 2−2g)若しくは8f−(Format 2−2h)若しくは8f−(Format 2−2i)若しくは8f−(Format 2−2j)若しくは8f−(Format 2−2k)若しくは8f−(Format 2−2l)若しくは8f−(Format 2−2m)若しくは8f−(Format 2−2n)若しくは8f−(Format 2−2o)若しくは8f−(Format 2−2p)をいう。
図8Iを参照すれば、端末8i−01はMAC PDU受信可否又は生成指示可否を確認する(8i−05)。もし、MAC PDUが受信されると、第1−1条件と第1−2条件を確認する(8i−10)。もし、第 1−1条件が満足されると、第1−1フォーマットを適用して(8i−20)、第1−2条件が満足されると、第1−2フォーマットを適用する(8i−15)。もし、前記でMAC PDU生成をしなければならなかったら第2−1条件と第2−2条件と第2−3条件を確認する(8i−25)。もし、第2−1条件が満足すると、第2−1フォーマットを適用して(8i−30)、第2−2条件が満足すると、第2−2フォーマットを適用して(8i−35)。第2−3条件が満足すると、第2−3フォーマットを適用する(8i−40)。
次世代移動通信システムでMAC PDU構造を選択するための本発明の好ましい第8−4実施形態は次の通りである。
本発明で必須パラメーターセット(本発明では前記セットをnumerologyと称する)を定義し、前記必須パラメーターセットが送信端と受信端相互の間に互換性を維持する効率的なシステムを仮定する。前記必須パラメーターセットはサブキャリア間隔、CP長さなどを含むことができる。次世代移動システムでは複数個のnumerologyが存在することができ、一つのセルで持続することもできる。一つのセルは一つ以上のnumerologyをサポートすることができ、前記サポート可能なnumerologyを前記セルのサービス領域内の端末に効率的に通知すべきである。前記一つのセットのnumerologyは多くの要素、すなわち、周波数帯域幅、サブキャリア間隔、CP(Cyclic Prefix)長さ、サブフレームなどの組み合せから構成されるだろう。したがって、可能なnumerologyの種類は非常に多いだろう。第8−3実施形態ではnumerologyを前記要素の中で特にサブキャリア間隔を含むことを特徴とすることで定義し、前記サブキャリア間隔は15kHz、30kHz、60kHz、120kHz、240kHz、480kHz、960kHzを持つことができると仮定する。前記仮定したキャリア間隔のうちの一部をnumerologyが小さい場合で限定することができ、また他の一部をnumerologyが大きい場合で限定することができる。
第8−4実施形態は予め定義された多数のMAC PDUフォーマットのうちで端末が任意のMAC PDUに適用するMAC PDUフォーマットを決定する方法である。
基地局からMAC PDUを受信し、第1−1条件が充足されると、第1−1フォーマットを適用する。
基地局からMAC PDUを受信し、第1−2条件が充足されると、第1−2フォーマットを適用する。
基地局で送信するMAC PDU生成時の第2−1条件が充足されると、第2−1フォーマットを適用する。
基地局で送信するMAC PDU生成時の第2−2条件が充足されると、2−2フォーマットを適用する。
基地局で送信するMAC PDU生成時の第2−3 条件が充足されると、2−3フォーマットを適用する。
前記第1−1条件はMAC PDUに一つのMAC SDUだけ収納されてパディングやMAC CEが収納されない場合、
前記第1−2条件はMAC PDUに一つ以上のMAC SDUが収納されたりMAC SDUとMAC CEが共に収納されたりMAC SDUとパディングが共に収納される場合をいう。
前記第1−1フォーマットはMACサブヘッダーに係るMAC SDUの前に位置して前記MACサブヘッダーにMAC SDUのサイズを指示する情報が含まれないフォーマットで図8Eの8e−(Format 1−1)をいう。
前記第1−2フォーマットはMACサブヘッダーに係るMAC SDUの前に位置して前記MACサブヘッダーにMAC SDUのサイズを指示する情報が含まれるフォーマットで図8Eの8e−(Format 1−2a)又は8e−(Format 1−2b)をいう。
前記第2−1条件はMAC PDUに一つのMAC SDUだけ収納してパディングやMAC CEが収納しない場合、又はMAC PDUがランダムアクセス過程で送信されるか、若しくはMAC PDUにCCCH制御メッセージを収納する場合、
前記第2−2条件はMAC PDUに一つ以上のMAC SDUを収納したりMAC SDUとMAC CEを共に収納したりMAC SDUとパディングを共に収納し、PDCCHに受信したnumerologyが小さい場合又はUplink grantで割り当てられたリソースのnumerologyが小さい場合をいう。
前記第2−3条件はMAC PDUに一つ以上のMAC SDUを収納したりMAC SDUとMAC CEを共に収納したりMAC SDUとパディングを共に収納し、PDCCHに受信したnumerologyが大きい場合、又はUplink grantで割り当てられたリソースのnumerologyが大きい場合をいう。
前記第2−1フォーマットはMACサブヘッダーに係るMAC SDUの後に位置して前記MACサブヘッダーにMAC SDUのサイズを指示する情報が含まれないフォーマットで図8FAの8f−(Format 2−1)をいう。
前記第2−2フォーマットはMACサブヘッダーに係るMAC SDUの前に位置して前記MACサブヘッダーにMAC SDUのサイズを指示する情報が含まれるフォーマットで図8Eの8e−(Format 1−2a)又は8e−(Format 1−2b)をいう。
前記第2−3フォーマットはMACサブヘッダーに係るMAC SDUが繰り返し的に位置して前記MACサブヘッダーにMAC SDUのサイズを指示する情報が含まれるフォーマットで図8Gの8g−(Format 3−2a)又は8g−(Format 3−2b)若しくは8g−(Format 3−2c)若しくは8g−(Format 3−2d)をいう。
前記第8−4実施形態の端末動作は図8Hと同様である。端末8i−01はMAC PDU受信可否あるいは生成指示可否を確認する(8i−05)。もし、MAC PDUが受信されると、第1−1条件と第1−2条件を確認する(8i−10)。もし、第 1−1条件が満足されると、第1−1フォーマットを適用して(8i−20)、第1−2条件が満足されると、第1−2フォーマットを適用する(8i−15)。もし、前記でMAC PDU生成をしなければならなかったら第2−1条件と第2−2条件と第2−3条件を確認する(8i−25)。もし、第2−1条件が満足すると、第2−1フォーマットを適用して(8i−30)、第2−2条件が満足すると、第2−2フォーマットを適用して(8i−35)。第2−3条件が満足すると、第2−3フォーマットを適用する(8i−40)。
次世代移動通信システムでMAC PDU構造を選択するための本発明の好ましい第8−5実施形態は次の通りである。
端末が基地局から所定のMACエンティティー設定を指示するRRC制御メッセージ(RRCConnectionSetupメッセージ又はRRCConnectionReconfiguration メッセージ)を受信した時の動作を記述する。
端末は所定の第1条件が充足されると、第1フォーマットを適用する。
端末は所定の第2条件が充足されると、第2フォーマットを適用する。
前記第1条件は端末がMACエンティティーを設定する制御メッセージでLTE MACエンティティーが指示された場合、
記第2条件は端末がMACエンティティーを設定する制御メッセージでNR MACエンティティーを指示受けた場合をいう。
前記第1フォーマットはMACサブヘッダーに係るMAC SDUの前に位置して前記MACサブヘッダーにMAC SDUのサイズを指示する情報が含まれない図8Eの8e−(Format 1−1)又は前記MACサブヘッダーにMAC SDUのサイズを指示する情報が含まれるフォーマットで図8Eの8e−(Format 1−2a)、若しくは8e−(Format 1−2b)をいう。
前記第2フォーマットはMACサブヘッダーに係るMAC SDUの後に位置して前記MACサブヘッダーにMAC SDUのサイズを指示する情報が含まれるフォーマットで図8FA、図8FB、図8FC、図8FD、図8FE、図8FF、図8FG、図8FH及び図8FIの8f−(Format 2−2a)若しくは8f−(Format 2−2b)若しくは8f−(Format 2−2c)若しくは8f−(Format 2−2d)若しくは8f−(Format 2−2e)若しくは8f−(Format 2−2f)若しくは8f−(Format 2−2g)若しくは8f−(Format 2−2h)若しくは8f−(Format 2−2i)若しくは8f−(Format 2−2j)若しくは8f−(Format 2−2k)若しくは8f−(Format 2−2l)若しくは8f−(Format 2−2m)若しくは8f−(Format 2−2n)若しくは8f−(Format 2−2o)若しくは8f−(Format 2−2p)をいい、若しくは図8GのようにMACサブヘッダーに係るMAC SDUが繰り返し的に位置して前記MACサブヘッダーにMAC SDUのサイズを指示する情報が含まれるフォーマットで図8Gの8g−(Format 3−2a)若しくは8g−(Format 3−2b)若しくは8g−(Format 3−2c)若しくは8g−(Format 3−2d)をいう。
図8Jは、本開示の第8−5実施形態による次世代無線通信システムの端末動作を示す図面である。
図8Jを参照すれば、端末は8j−05段階で前記第1条件又は第2条件を確認し、もし、第1条件を満足すると、8j−10段階へ進行して前記第1フォーマットを適用し、第2条件が満足すると8j−15段階へ進行して前記第2フォーマットを適用する。
本発明の以下では効率的なRLC階層のヘッダー構造及びSegmentation動作を提案する。
本発明の第8−6実施形態ではRLC階層で上位階層から受信したパケットをsegmentation又はconcatenationする手続きを提案する。
図8Kは、本開示の実施形態による第8−6実施形態でRLC階層がsegmentation又はconcatenationを行う過程を説明するための図面である。
図8KでRLC階層は上位階層であるPDCP階層からRLC PDU(8k−05、8k−10、PDCP PDUとも称する)が伝達される。前記RLC SDUはMAC階層が指示したサイズに加工される。このために、前記RLC SDUはsegmentationされるか、他のRLC SDU又は他のRLC SDUのSegmentとconcatenationされる。本例ではARQが適用されるAMD PDUを考慮する。初期送信して2つのRLC SDU#1とRLC SDU#2のsegmentが一つのRLC PDUを構成する。前記RLC PDUはRLCヘッダー8k−15とRLC payload8k−20から構成される。前記RLCヘッダーには前記RLC PDUの性格とsegmentation又はconcatenation情報を含む。すなわち、D/Cフィールド、RFフィールド、FIフィールド、SNフィールド、LIフィールドなどがそれである。
D/C(Data/Control)フィールドは1ビットで、構成されるRLC PDUがcontrol PDUであるか、若しくはdata PDUであるかを指示するのに用いられる。
Figure 2019532580
RF(Re−segmentation Flag)フィールドは1ビットで、構成されるRLC PDUがAMD PDUであるかAMD PDU segmentであるかを指示するのに用いられる。
Figure 2019532580
FI(Framing Info)フィールドは2ビットで、RLC PDU data fieldの開始部分及び終了部分がオリジナルのRLC SDUの開始部分及び終了部分であるかを示し、segmentationされないRLC SDUであるか、若しくはRLC SDU segmentがオリジナルのRLC SDUの開始部分又は終了部分であるか中間部分であるかを指示するのに用いられる。
Figure 2019532580
SN(Sequence Number)フィールドはRLC PDUのシーケンスナンバーである。
LI(Length Indicator)フィールドはRLC UMの場合には11ビット、RLC AMの場合には15ビットで、構成されたRLC SDU又はRLC SDU segmentのサイズを指示するのに用いられる。したがって、LIフィールドは一つのRLC PDUに含まれたRLC SDU又はRLC SDU segmentの数に比例して含まれなければならない。
図8KでRLC payloadはRLC SDU#1とRLC SDU#2のsegmentから構成され、2つの部分の境界はX1(8k−25)に指示される。このように構成されたRLC PDUはMAC階層へ伝達する。しかし、前記RLC PDUは成功的に再送信されることができず、RLC階層のARQ動作によって再送信されなければならない場合が発生することができる。ARQ再送信のために、前記RLC PDUはさらにre−segmentationされることができる。これを既存のAMD PDUと区別するため、AMD PDU segmentと称する。例えば、前記送信したが失敗して再送信されるAMD PDUは再送信時点で送信可能な送信リソースが初めに送信した時点での送信リソースより小さくsegmentされて2つのAMD PDU segmentに再送信されることができる。第1のAMD PDU segmentは基本AMD PDUのY1サイズのRLC payload部分8k−35を送信し、第2のAMD PDU segmentはY1サイズを除いた残りのRLC payload部分を送信する。第2のAMD PDU segmentの場合にはオリジナルのRLC SDU#1(8k−05)の一部(X1−Y1)部分8k−25、8k−35とRLC SDU#2(8k−10)の一部分を持っているようになる。ADM PDU segmentにもRLCヘッダー8k−30、8k−40が含まれ、D/Cフィールド、RFフィールド、FIフィールド、SNフィールド、LSFフィールド、SOフィールド、LIフィールド、Z1(8k−45)などがそれである。AMD PDU対比、LSFフィールド、SOフィールドが追加的に含まれることができる。
LSF(Last Segment Flag)フィールドは1ビットで、AMD PDU segmentの最後のバイトがAMD PDUの最後のバイトと一致するか否かを指示するのに用いられる。
Figure 2019532580
SO(Segment Offset)フィールドは15又は16フィールドで、AMD PDU segmentがAMD PDUのどの位置にあるかを指示するのに用いられる。例えば、例示の第1のAMD PDU segmentヘッダーに入るSO値は0(バイト)、第2のAMD PDU segmentヘッダーに入るSO値はY1となる。AMD PDU、第1のADM PDU segment、第2のADM PDU segmentdのヘッダーに含まれるフィールドの値は8k−50、8k−55、8k−60を参考する。
図8Lは、本開示の実施形態による第8−6実施形態でRLCヘッダー構造の一例を示す。
図8Lは、本発明の第8−6実施形態でRLC SNが16ビットで、LIフィールドが15ビットの場合を仮定したRLCヘッダー構造の一例を示し、8l−01は前記図8Kで説明したAMD PDUに対するRLCヘッダー構造の一例となることができ、8l−02は前記で説明したAMD PDU segmentに対するRLCヘッダー構造の一例となることができる。RLCヘッダー構造は前記で図8Kで説明したフィールドのうちに一部又はまた他の新しいフィールドを含むことができ、他のRLC SN長さ、他のLIフィールド長さなど各フィールドの長さにしたがって異なる構造を持つことができる。Rは予約されたビットをいい、Pフィールドは受信端の相応するRLCエンティティーに状態報告(Status report)をリクエストするフィールドであれば良い。例えば、0であれば状態報告をリクエストせず、1であれば状態報告をリクエストすることができる。前記状態報告は現在まで受信したデータに対する情報を含むことができる。Eフィールドはヘッダーの固定されたRLCヘッダーパート又はEフィールド直後にデータフィールドが位置するか、ではなければEフィールド又はLフィールドが位置するかを指示することができる。例えば、Eフィールドが0であれば固定されたRLCヘッダーパート又はEフィールド直後にデータフィールドが位置するかを指示し、Eフィールドが1であれば固定されたRLCヘッダーパート又はEフィールド直後にまた他のEフィールド又はLフィールドが位置するかを指示することができる。
本発明の第8−7実施形態ではRLC階層で上位階層から受信したパケットをconcatenationなしにsegmentationを行う手続きを提案する。
図8Mは、本発明の第8−7実施形態によるSO(segment offset)基盤segmentation手続きを説明する。
図8Mを参照すれば、SO基盤segmentation 手続きは本発明の第8−6実施形態で提案した図8Kでの手続きと異なるようにRFフィールドとFIフィールドがないことを特徴とすることができる。さらに、初めて送信する場合と再送信する場合のRLCヘッダーを互いに区分せず統合されたヘッダーを用いることを特徴とすることができる。また、RLC階層でconcatenationを実行しないことを特徴とすることができる。8m−05のRLC SDUをRLC階層が受信すればRLC階層は前記RLC SDUに直ちにRLC SNを挿入して固定されたRLCヘッダーを生成してRLC PDUを作ることができる。所定の理由でsegmentationが必要であれば8m−10又は8m−15のようにSOフィールドとLSFフィールドをアップデートしてRLC PDUをそれぞれ生成することができる。前記で固定されたRLCヘッダーはSNフィールド、SOフィールド、LSFフィールド又はまた他のフィールドを含むことができる。前記で所定の理由はMAC階層で割り当てられた送信リソースのサイズより現在生成されたRLC PDUのサイズ又はRLC SDUのサイズの大きい場合の一例となることができる。前記でSN(Sequence Number)フィールドはRLC PDUのシーケンスナンバーであり、若しくは必要であるか設定された場合、PDCP SNを再使用することもできる。SO(Segment Offset)フィールドは所定の長さを有するフィールドで、初めて送信の時、SOフィールドはRLC PDUデータフィールド(RLC SDU)の第1のバイトがオリジナルのRLC PDUデータフィールド(RLC SDU)の何番目のバイトであるかを示すことができ、再送信詩にもRe−segmentationされたRLC PDUデータフィールドの第1のバイトがオリジナルのRLC PDU データフィールド(RLC SDU)の何番目のバイトであるかを示すことができる。LSF(Last Segment Flag)フィールドは1ビットで、segmentation又はRe−segmentationされたRLC PDUデータフィールドの最後のバイトがオリジナルのRLC PDU データフィールドの最後のバイトと一致するか否かを指示するのに用いられる。
Figure 2019532580
もし、前記で8m−10と8m−15のRLC PDUが送信に失敗した場合、再送信を行うことができ、この時の送信リソースが不足であれば8m−20、8m−25、8m−30のようにRe−segmentationされることができる。前記Re−segmentationされる時の新たに生成されたRLC PDU(8m−20、8m−25、8m−30)のSOフィールドとLSFフィールドがアップデートされることができる。
図8Nは、本開示の実施形態による第8−7実施形態でRLCヘッダー構造の一例を示す。
図8Nは、本発明の第8−7実施形態でRLC SNが16ビットで、LIフィールドが15ビットの場合を仮定したRLCヘッダー構造の一例を示し、8n−01は前記図8Mで説明したSO基盤segmentationに対するRLCヘッダー構造の一例となることができる。RLCヘッダー構造は前記で図8Mで説明したフィールド中に一部又はまた他の新しいフィールドを含むことができ、他のRLC SN長さ、SOフィールド長さなど各フィールドの長さにしたがって、そして各フィールドの位置によって異なる構造を持つことができる。Rは予約されたビットをいい、Pフィールドは受信端の相応するRLCエンティティーに状態報告(Status report)をリクエストするフィールドであることができる。例えば、0であれば状態報告をリクエストせず、1であれば状態報告をリクエストすることができる。前記状態報告は現在まで受信したデータに対する情報を含むことができる。前記RLCヘッダー構造はRFフィールドとFIフィールド又はEフィールドがないことを特徴とすることができる。さらに、初めて送信する場合と再送信する場合のRLCヘッダーを互いに区分せず統合されたヘッダーを用いることを特徴とすることができる。
本発明の第8−8実施形態ではRLC階層で上位階層から受信したパケットをconcatenationなしにsegmentationを行うまた他の手続きを提案する。
図8Оは、本開示の実施形態による第8−8実施形態で提案するSCI(Segmentation control information)基盤segmentation手続きを説明する。
SCI基盤segmentation手続きは本発明の第8−6形態で提案した図8Kでの手続きと異なるようにRFフィールドとFIフィールドがなく、代わりにSCIという新しいフィールドを持つことを特徴とすることができる。前記第8−7実施形態の手続き対比少しの複雑度をより持ってRLCヘッダーのオーバーヘッダーを減らすことができるというメリットを持っている。さらに、初めて送信する場合と再送信する場合のRLCヘッダーを互いに区分しないことを特徴とすることができる。また、RLCヘッダーがsegmentationされない完全なRLC SDUとsegmentationされた第1のRLC SDU segmentのためのRLCヘッダー構造とsegmenationされた中間又は最後のRLC SDU segmentのためのRLCヘッダー構造が区分されることを特徴とすることができる。また、RLC階層でconcatenationを実行しないことを特徴とすることができる8o−05のRLC SDUをRLC階層が受信すればRLC階層は前記RLC SDUにすぐRLC SNを挿入して固定されたRLCヘッダーを生成してRLC PDUを作ることができる。所定の理由でsegmentationが必要であれば8o−10又は8o−15のようにSCIフィールドとSOフィールドをアップデートしてRLC PDUをそれぞれ生成することができる。前記で固定されたRLCヘッダーはSNフィールド、SCIフィールド、SOフィールド又はまた他のフィールドを含むことができる。前記で所定の理由はMAC階層で割り当てられた送信リソースのサイズより現在生成されたRLC PDUのサイズ又はRLC SDUのサイズの大きい場合の一例となることができる。前記でSN(Sequence Number)フィールドはRLC PDUのシーケンスナンバーであり、若しくは必要であるか設定された場合、PDCP SNを再使用することもできる。SO(Segment Offset)フィールドは所定の長さを有するフィールドで、初めて送信の時、SOフィールドはRLC PDUデータフィールド(RLC SDU)第1のバイトがオリジナルのRLC PDUデータフィールド(RLC SDU)の何番目のバイトであるかを示すことができ、再送信詩にもRe−segmentationされたRLC PDUデータフィールドの第1のバイトがオリジナルのRLC PDUデータフィールド(RLC SDU)の何番目のバイトであるかを示すことができる。前記でSOフィールドの長さ(Length)はRRCメッセージ(例えば、RRCConnectionSetup又はRRCConnectionReconfiguration メッセージ)によって設定されることができる。例えば、各ベアラー別にSOフィールドの長さが互いに異なるように設定されることができる。すなわち、VoLTE、VoIPのようなサービスではSOフィールドを1バイトで設定してeMBBサービスの場合には2バイトで設定するのが可能である。また、SOフィールドの前に所定のビットを定義して前記所定のビットがSOフィールドの長さを指示することができる。例えば、所定のビットが1ビットと仮定すると0であれば1バイトの長さを有するSOフィールドを指示し、1であれば2バイトを持つSOフィールドを指示することができる。前記でSCIフィールドは次のように定義されることができ、SCIというフィールド名前はSI(Segmentation Information)又はFI(Framing Information)若しくはSC(Segmentation Control)のように他の名前と命名されることができる。
Figure 2019532580
SCIフィールドが00の場合、segmentationされない完全なRLC PDUを示し、この場合、RLCヘッダーにSOフィールドが必要ない。SCIフィールドが01の場合、segmentationされた第1のRLC PDU segmentを示し、この場合、RLCヘッダーにSOフィールドが必要ない。SCIフィールドが10の場合、segmentationされた第1のRLC PDU segmentを示し、この場合、RLCヘッダーにSOフィールドが必要である。SCIフィールドが11の場合、segmentation された中間のRLC PDU segmentを示し、この場合、RLCヘッダーにSOフィールドが必要である。前記2ビットと4つの情報(完全なRLC PDU、第1のSegment、最後のSegment、中間のSegment)のマッピング関係は総4x3x2x1=24つを持つことができ、前記はその中の一例を示したことである。本発明は前記24つのマッピングの場合をいずれも含む。もし、前記で8o−10と8o−15のRLC PDUが送信に失敗した場合、再送信を行うことができ、この時、送信リソースが不足であれば8o−20、8o−25、8o−30のようにRe−segmentationされることができる。前記Re−segmentationされる時の新たに生成されたRLC PDU(8o−20、8o−25、8o−30)のSCIフィールドとSOフィールドがアップデートされることができる。8o−20の場合、第1のSegmentであるのでSCIを01でアップデートし、SOフィールドは必要ない。
一方、上述したSCIフィールド(又は、SI フィールド、FIフィールド又はSC フィールド)はRLC SDUを基準と定義されることもできる。言い換えれば、SCIフィールドが00の場合、segmentatioされない完全なRLC SDUを示すことができ、この場合、RLCヘッダーにSOフィールドが必要ない。SCIフィールドが01の場合、segmentationされた第1のRLC SDU segmentを示し、この場合RLCヘッダーにSOフィールドが必要ない。SCIフィールドが10の場合、segmentation された終わりのRLC SDU segmentを示し、この場合、RLCヘッダーにSOフィールドが必要である。SCIフィールドが11の場合、segmentationされた中間のRLC SDU segmentを示し、この場合、RL ヘッダーにSOフィールドが必要である。8o−25の場合、中間のSegmentであるのでSCIを11でアップデートし、SOフィールドをRLC PDUデータフィールド(RLC SDU)の第1バイトがオリジナルのRLC PDU データフィールド(RLC SDU)の何番目のバイトであるかを示すように300でアップデートする。8o−30の場合、最後のSegmentであるのでSCIを10でアップデートし、SOフィールドをRLC PDU データフィールド(RLC SDU)の第1のバイトがオリジナルのRLC PDU データフィールド(RLC SDU)の何番目のバイトであるかを示すように600でアップデートする。
図8Pは、本発明の第8−8実施形態によるRLCヘッダー構造の一例を示す。
図8Pは、本発明の第8−8実施形態でRLC SNが16ビットで、LIフィールドが15ビットの場合を仮定したRLCヘッダー構造の一例を示し、8p−01は前記図8Oで説明したSCI基盤segmentationに対するRLCヘッダー構造の一例となることができる。RLCヘッダー構造は前記で図8Oで説明したフィールドの中に一部又はまた他の新しいフィールドを含むことができ、他のRLC SN長さ、SOフィールド長さなど各フィールドの長さにしたがって、そして各フィールドの位置によって異なる構造を持つことができる。Rは予約されたビットをいい、Pフィールドは受信端の相応するRLCエンティティーに状態報告(Status report)をリクエストするフィールドであれば良い。例えば、0であれば状態報告をリクエストせず、1であれば状態報告をリクエストすることができる。前記状態報告は現在まで受信したデータに対する情報を含むことができる。前記RLCヘッダー構造はRFフィールドとFIフィールド又はEフィールドがないことを特徴とすることができる。さらに、初めて送信する場合と再送信する場合のRLCヘッダーを互いに区分せず統合されたヘッダーを用いることを特徴とすることができる。
SCIフィールドの指示する情報が完全なRLC PDUを指示する場合(例えば、SCI=00)、又はSCIフィールドの指示する情報がsegmentationされた第1のRLC PDU segmentを指示する場合(例えば、SCI=01)8p−01のようにSOフィールドがないRLCヘッダー構造を用いることができる。前記8p−01のRLCヘッダー構造は一例として図8Oで説明したフィールドの中に一部又はまた他の新しいフィールドを含むことができ、他のRLCSN長さなど各フィールドの長さにしたがって、そして各フィールドの位置によって異なる構造を持つことができる。
前記8oの手続きで端末とネットワークが所定のSOフィールド長さを使用することに約束した場合、又は端末がRRCメッセージでベアラー別のSOフィールドに対する長さ情報が指示された場合を仮定してSCIフィールドの指示する情報がsegmentationされた中間又は最後のRLC PDU segmentを指示すると(例えば、SCI=10 or 11)、8p−02のようにSOフィールドがあるRLCヘッダー構造を用いることができる。前記8p−02のRLCヘッダー構造は一例として図8Oで説明したフィールドの中に一部又はまた他の新しいフィールドを含むことができ、他のRLC SN長さ、SOフィールド長さなど各フィールドの長さにしたがって、そして各フィールドの位置によって異なる構造を持つことができる。
前記8oの手続きで端末とネットワークが所定のSOフィールド長さを使用することに約束しない場合、又は端末がRRCメッセージでベアラー別のSOフィールドに対する長さ情報を指示しない場合を仮定してSOフィールドの長さを指示するLIフィールドを新たに定義して用いることに約束すると、SCIフィールドの指示する情報がsegmentation された中間又は最後のRLC PDU segmentを指示すると(例えば、SCI=10 or 11)、8p−03のようにLIフィールドとSOフィールドがあるRLCヘッダー構造を用いることができる。前記8p−03のRLCヘッダー構造は一例として図8oで説明したフィールドの中に一部又はまた他の新しいフィールドを含むことができ、他のRLC SN長さ、SOフィールド長さ、LIフィールド長さなど各フィールドの長さにしたがって、そして各フィールドの位置によって異なる構造を持つことができる。前記LIフィールドはSOフィールドの長さを指示することができる。例えば、LIフィールドが1ビットと仮定して0であれば1バイトの長さを有するSOフィールドを指示し、1であれば2バイトを持つSOフィールドを指示することができる。前記LIフィールドは所定の長さで予め約束されることができる。
本発明の第8−9実施形態はRLC階層で上位階層から受信したパケットをconcatenationなしにSegmentationを行うまた他の手続きを提案する。
図8Qは、本開示の実施形態による第8−9実施形態で提案する。SI(Segmentation Information)、FI(Framing Information)、LSF(Last Segment Field)基盤segmentation手続きを説明する。
図8Qを参照すれば、SI、FI、LSF基盤segmentation手続きは本発明の第8−6実施形態で提案した図8Kでの手続きと異なるようにRFフィールドとFIフィールドがなく、代わりに新しいSIフィールド、FIフィールドを定義して前記フィールドを用いることを特徴とすることができる。さらに、初めて送信する場合と再送信する場合のRLCヘッダーを互いに区分しないことを特徴とすることができる。さらに、RLCヘッダーがsegmentationされない完全なRLC SDUとsegmentationされた第1のRLC SDU segmentのためのRLCヘッダー構造とsegmenationされた中間又は最後のRLC SDU segmentのためのRLCヘッダー構造が区分されることを特徴とすることができる。また、RLC階層でconcatenationを実行しないことを特徴とすることができる。8q−05のRLC SDUをRLC階層が受信すれば、RLC階層は前記RLC SDUに直ちにRLC SNを挿入して固定されたRLCヘッダーを生成してRLC PDUを作ることができる。所定の理由でsegmentationが必要であれば8q−10又は8q−15のようにSIフィールドと FIフィールドをアップデートしてRLC PDUをそれぞれ生成することができる。RLC PDUの中間segment又は最後のSegmentの場合、SOフィールド、LSF フィールドを持つことができる。前記で固定されたRLCヘッダーはSNフィールド、SI フィールド、FIフィールド、SOフィールド、LSFフィールド又はまた他のフィールドを含むことができる。前記で所定の理由はMAC階層で割り当てられた送信リソースのサイズより現在生成されたRLC PDUのサイズ又はRLC SDUのサイズの大きい場合の一例となることができる。前記でSN(Sequence Number)フィールドはRLC PDUのシーケンスナンバーであり、若しくは必要であるか設定された場合、PDCP SNを再使用することもできる。SO(Segment Offset)フィールドは所定の長さを有するフィールドで、初めて送信の時、SOフィールドはRLC PDUデータフィールド(RLC SDU)の第1のバイトがオリジナルのRLC PDU データフィールド(RLC SDU)の何番目のバイトであるかを示すことができ、再送信時にもRe−segmentationされたRLC PDUデータフィールドの第1のバイトがオリジナルのRLC PDUデータフィールド(RLC SDU)の何番目のバイトであるかを示すことができる。前記でSOフィールドの長さ(Length)はRRCメッセージ(例えば、RRCConnectionSetup又はRRCConnectionReconfiguration メッセージ)によって設定されることができる。例えば、各ベアラー別にSOフィールドの長さが互いに異なるように設定されることができる。すなわち、VoLTE、VoIPのようなサービスではSOフィールドを1バイトで設定してeMBBサービスの場合には 2バイトで設定するのが可能である。また、SOフィールド前に所定のビットを定義して前記所定のビットがSOフィールドの長さを指示することができる。例えば、所定のビットが1ビットと仮定すると0であれば1バイトの長さを有するSOフィールドを指示し、1であれば2バイトを持つSOフィールドを指示することができる。前記でSIフィールドは次のように定義されることができ、SIというフィールド名前は任意の他の名前と命名されることができる。
Figure 2019532580
SIフィールドが0の場合、segmentationされないということを指示し、完全なRLC PDUを示し、この場合、RLCヘッダーにSOフィールドとLSF フィールドが必要ない。SIフィールドが1の場合、segmentationされたということを指示し、segmentationされた第1のRLC PDU segment又は中間のRLC PDU segment又は最後のRLC PDU segmentを示すことができる。前記1ビットと2つの情報(No Segmentation or Segmentation)のマッピング関係は総2x1=2つを持つことができ、前記はその中の一例を示したことである。本発明は前記2つのマッピングの場合をいずれも含む。
前記でFIフィールドは次のように定義されることができ、FIというフィールド名前は任意の他の名前と命名されることができる。
Figure 2019532580
FIフィールドが0の場合、segmentationされた第1のRLC PDU segmentを示し、この場合、RLCヘッダーにSOフィールドとLSFフィールドが必要ない。FIフィールドが1の場合、segmentation された中間又は最後のRLC PDU segmentを示し、この場合、RLCヘッダーにLSFフィールドと SOフィールドが必要である。FIフィールドが1でLSFフィールドが0の場合、segmentation された中間のRLC PDU segmentを示し、FIフィールドが1でLSFフィールドが1の場合、segmentationされた最後のRLC PDU segmentを示し、前記FIフィールドの1ビットと2つの情報(First segment or Middle/Last segment)のマッピング関係は総2x1=2つを持つことができ、前記はその中の一例を示したことである。本発明は前記2つのマッピングの場合をいずれも含む。
前記LSFフィールドの1ビットと2つの情報(Middle segment or Last segment)のマッピング関係は総2x1=2つを持つことができ、前記はその中の一例を示したことである。本発明は前記2つのマッピングの場合をいずれも含む。もし、前記で8q−10と8q−15のRLC PDUが送信に失敗した場合、再送信を行うことができ、この時、送信リソースが不足であれば8q−20、8q−25、8q−30のようにRe−segmentationされることができる。前記Re−segmentationされる時の新たに生成されたRLC PDU(8q−20、8q−25、8q−30)のSIフィールド、FIフィールド、LSFフィールドとSOフィールドがアップデートされることができる。8q−20の場合、segmentationされ、第1のSegmentであるのでSIを1で、FIを0でアップデートし、SOフィールドとLSFフィールドは必要ない。8q−25の場合、segmentationされ、中間のSegmentであるのでSIを1で、FIを1で、LSF=0でアップデートし、SOフィールドをRLC PDUデータフィールド(RLC SDU)の第1のバイトがオリジナルのRLC PDUデータフィールド(RLC SDU)の何番目のバイトであるかを示すように300でアップデートする。8q−30の場合、segmentationされ、最後のSegmentであるのでSIを1で、FIを1で、LSF=1でアップデートし、SOフィールドをRLC PDUデータフィールド(RLC SDU)の第1のバイトがオリジナルのRLC PDU データフィールド(RLC SDU)の何番目のバイトであるかを示すように600でアップデートする。
図8Rは、本発明の第8−9実施形態でRLCヘッダー構造の一例を示す。
図8Rを参照すれば、本発明の第8−9実施形態でRLC SNが16ビットで、LIフィールドが15ビットの場合を仮定したRLCヘッダー構造の一例を示し、8r−01は前記図8Qで説明した SI、FI、LSF基盤segmentationに対するRLCヘッダー構造の一例となることができる。RLCヘッダー構造は前記で図8Qで説明したフィールドの中に一部又はまた他の新しいフィールドを含むことができ、他のRLC SN長さ、SOフィールド長さなどの各フィールドの長さにしたがって、そして各フィールドの位置によって異なる構造を持つことができる。Rは予約されたビットをいい、Pフィールドは受信端の相応するRLCエンティティーに状態報告(Status report)をリクエストするフィールドであれば良い。例えば、0であれば状態報告をリクエストせず1であれば状態報告をリクエストすることができる。前記状態報告は現在まで受信したデータに対する情報を含むことができる。前記RLCヘッダー構造はRFフィールドとFIフィールド(図8Lの 2ビットFIを意味)、又はEフィールドがないことを特徴とすることができる。さらに、初めて送信する場合と再送信する場合のRLCヘッダーを互いに区分せず統合されたヘッダーを用いることを特徴とすることができる。
SIフィールドの指示する情報がsegmentationされなく、完全なRLC PDUを指示する場合(例えば SI=0)、又はFIフィールドの指示する情報がsegmentationされた第1のRLC PDU segmentを指示する場合(例えば、FI=0)、8r−01のようにLSFフィールドとSOフィールドがないRLCヘッダー構造を用いることができる。前記8r−01のRLCヘッダー構造は一例として図8Qで説明したフィールドの中に一部又はまた他の新しいフィールドを含むことができ、他のRLC SN長さなど各フィールドの長さにしたがって、そして各フィールドの位置によって異なる構造を持つことができる。
前記8qの手続きで端末とネットワークが所定のSOフィールド長さを使用することに約束した場合、又は端末がRRCメッセージでベアラー別のSOフィールドに対する長さ情報が指示された場合を仮定してSIフィールドの指示する情報がsegmentationされということを指示して(例えば、SI=1)、FIフィールドの指示する情報がsegmentationされた中間又は最後のRLC PDU segmentを指示すると(例えば、FI=1)、8r−02のようにLSFフィールドとSOフィールドがあるRLCヘッダー構造を用いることができる。前記8r−02のRLCヘッダー構造は一例として図8Qで説明したフィールドの中に一部又はまた他の新しいフィールドを含むことができ、他のRLC SN長さ、SOフィールド長さなど各フィールドの長さにしたがって、そして各フィールドの位置によって異なる構造を持つことができる。
前記8qの手続きで端末とネットワークが所定のSOフィールド長さを使用することに約束しない場合、又は端末がRRCメッセージでベアラー別のSOフィールドに対する長さ情報を指示しない場合を仮定してSOフィールドの長さを指示するLIフィールドを新たに定義して用いることに約束すると、SIフィールドの指示する情報がsegmentationされたということを指示して(例えば、SI=1)、FIフィールドの指示する情報がsegmentationされた中間又は最後のRLC PDU segmentを指示すると(例えば、FI=1)、8r−03のようにLSFフィールドとLIフィールドとSOフィールドがあるRLCヘッダー構造を用いることができる。前記8r−03のRLCヘッダー構造は一例として図8Qで説明したフィールドの中に一部又はまた他の新しいフィールドを含むことができ、他のRLC SN長さ、SOフィールド長さ、LIフィールド長さなど各フィールドの長さにしたがって、そして各フィールドの位置によって異なる構造を持つことができる。前記LIフィールドはSOフィールドの長さを指示することができる。例えば、LIフィールドが1ビットと仮定して0であれば1バイトの長さを有するSOフィールドを指示し、1であれば2バイトを持つSOフィールドを指示することができる。前記LIフィールドは所定の長さで予め約束されることができる。
前記実施形態で見るように、送信を行う装置(アップリンクでは端末、ダウンリンクでは基地局)はRLC PDUの性格により、若しくはRLC PDUに収納されたRLC SDUのセグメント可否、セグメントされると、第1のセグメントであるか否かを考慮してSOフィールドの収納可否を判断する。すなわち、送信を行う装置はセグメントされない場合、セグメントされても最初セグメントの場合にはSOフィールドを収納せず、中間セグメントや最後のセグメントであればSOフィールドを収納する受信を行う装置(アップリンクでは基地局、ダウンリンクでは端末)は受信したパケットのヘッダーフィールドを検査し、受信したRLC PDUに収納されたRLC SDUがセグメントされないRLC SDUや最初のセグメントであればSOフィールドなしにRLCヘッダー後に、直ちにRLC SDU 又はセグメントが収納されたことで判断してRLC SDUを再組立するか受信されたRLC SDUを上位階層へ伝達する。受信したRLC PDUに収納されたSOフィールドがあることで判断し、収納されたSOフィールドの値によってRLC SDUを再組立して上位階層へ伝達する。
図8Sは、本開示の実施形態による端末の構造を示すブロック図である。
前記図面を参考すれば、前記端末はRF(Radio Frequency)処理部8s−10、基底帯域(baseband)処理部8s−20、記憶部8s−30、制御部8s−40を含む。
前記RF処理部8s−10は信号の帯域変換、増幅などの無線チャンネルを介して信号を送受信するための機能を行う。例えば、前記RF処理部8s−10は前記基底帯域処理部8s−20から提供される基底帯域信号をRF帯域信号でアップ変換した後にアンテナを介して送信し、前記アンテナを介して受信されるRF帯域信号を基底帯域信号でダウン変換する。例えば、前記RF処理部8s−10は送信フィルター、受信フィルター、増幅器、ミキサー(mixer)、オシレーター(oscillator)、DAC(digital to analog convertor)、ADC(analog to digital convertor)などを含むことができる。前記図面で、一つのアンテナだけが図示されたが、前記端末は多数のアンテナを備えることができる。さらに、前記RF処理部8s−10は多数のRFチェーンを含むことができる。ひいては、前記RF処理部8s−10はビームフォーミング(beamforming)を行うことができる。前記ビームフォーミングのために、前記RF処理部8s−10は多数のアンテナ又はアンテナ要素(element)を介して送受信される信号それぞれの位相及びサイズを調節することができる。また、前記RF処理部はMIMOを行うことができ、MIMO動作実行時のいくつかのレイヤーを受信することができる。前記RF処理部8s−10は制御部の制御によって多数のアンテナ又はアンテナ要素を適切に設定して受信ビームスイーピングを行うか、受信ビームが送信ビームと共助されるように受信ビームの方向とビーム幅を調整することができる。
前記基底帯域処理部8s−20はシステムの物理階層規格によって基底帯域信号及びビット列間の変換機能を行う。例えば、データ送信時、前記基底帯域処理部8s−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部8s−20は前記RF処理部8s−10から提供される基底帯域信号を復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。例えば、OFDM(orthogonal frequency division multiplexing)方式に従う場合、データ送信時、前記基底帯域処理部8s−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成し、前記複素シンボルをサブキャリアにマッピングした後、IFFT(inverse fast Fourier transform)演算及び CP(cyclic prefix)挿入を介して OFDM シンボルを構成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部8s−20は前記RF処理部8s−10から提供される基底帯域信号をOFDMシンボル単位で分割し、FFT(fast Fourier transform)演算を介してサブキャリアにマッピングされた信号を復元した後、復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。
前記基底帯域処理部8s−20及び前記RF処理部8s−10は上述したように信号を送信及び受信する。これにより、前記基底帯域処理部8s−20及び前記RF処理部8s−10は送信部、受信部、送受信部又は通信部と指称されることができる。ひいては、前記基底帯域処理部8s−20及び前記RF処理部8s−10のうちの少なくとも一つは互いに異なる多数の無線接続技術をサポートするために多数の通信モジュールを含むことができる。さらに、前記基底帯域処理部8s−20及び前記RF処理部8s−10のうちの少なくとも一つは互いに異なる周波数帯域の信号を処理するために互いに異なる通信モジュールを含むことができる。例えば、前記互いに異なる無線接続技術はLTE網、NR網などを含むことができる。さらに、前記互いに異なる周波数帯域は超高周波(SHF:super high frequency)(例えば、2.5GHz、5Ghz)帯域、mm波(millimeter wave)(例えば、60GHz)帯域を含むことができる。
前記記憶部8s−30は前記端末の動作のための基本プログラム、アプリケーション、設定情報などのデータを記憶する。前記記憶部8s−30は前記制御部8s−40のリクエストに従って記憶されたデータを提供する。
前記制御部8s−40は多重接続処理部8s−42を含み、前記端末の全般的な動作を制御する。例えば、前記制御部8s−40は前記基底帯域処理部8s−20及び前記RF処理部8s−10を介して信号を送受信する。また、前記制御部8s−40は前記記憶部8s−40にデータを記録し、読む。このために、前記制御部8s−40は少なくとも一つのプロセッサ(processor)を含むことができる。例えば、前記制御部8s−40は通信のための制御を行うCP(communication processor)及び応用プログラムなどの上位階層を制御するAP(application processor)を含むことができる。
図8Tは、本開示の実施形態による無線通信システムの基地局送受信部のブロック構成を示す。
前記図面に示されたように、前記基地局はRF処理部8t−10、基底帯域処理部8t−20、通信部8t−30、記憶部8t−40、制御部8t−50を含んで構成される。
前記RF処理部8t−10は信号の帯域変換、増幅などの無線チャンネルを介して信号を送受信するための機能を行う。すなわち、前記RF処理部8t−10は前記基底帯域処理部8t−20から提供される基底帯域信号をRF帯域信号でアップ変換した後にアンテナを介して送信し、前記アンテナを介して受信されるRF帯域信号を基底帯域信号にダウン変換する。例えば、前記RF処理部8t−10は送信フィルター、受信フィルター、増幅器、ミキサー、オシレーター、DAC、ADC などを含むことができる。前記図面で、一つのアンテナだけが都市されたが、前記第1接続ノードは多数のアンテナを備えることができる。また、前記RF処理部8t−10は多数のRFチェーンを含むことができる。ひいては、前記RF処理部8t−10はビームフォーミングを行うことができる。前記ビームフォーミングのために、前記RF処理部8t−10は多数のアンテナ又はアンテナ要素を介して送受信される信号それぞれの位相及びサイズを調節することができる。前記RF処理部は一つ以上のレイヤーを送信することで下向きのMIMO動作を行うことができる。
前記基底帯域処理部8t−20は第1無線接続技術の物理階層規格によって基底帯域信号及びビット列間の変換機能を行う。例えば、データ送信時、前記基底帯域処理部8t−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部8t−20は前記RF処理部8t−10から提供される基底帯域信号を復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。例えば、OFDM方式に従う場合、データ送信時、前記基底帯域処理部8t−20は送信ビット列を符号化及び変調することによって複素シンボルを生成し、前記複素シンボルをサブキャリアにマッピングした後、IFFT演算及びCP挿入を介してOFDMシンボルを構成する。さらに、データ受信時、前記基底帯域処理部8t−20は前記RF処理部8t−10から提供される基底帯域信号をOFDMシンボル単位で分割し、FFT演算を介してサブキャリアにマッピングされた信号を復元した後、復調及び復号化を介して受信ビット列を復元する。前記基底帯域処理部8t−20及び前記RF処理部8t−10は上述したように信号を送信及び受信する。これにより、前記基底帯域処理部8t−20及び前記RF処理部8t−10は送信部、受信部、送受信部、通信部又は無線通信部と指称されることができる。
前記通信部8t−30はネットワーク内の他のノードと通信を行うためのインターフェースを提供する。
前記記憶部8t−40は前記主基地局の動作のための基本プログラム、アプリケーション、設定情報などのデータを記憶する。特に、前記記憶部8t−40は接続された端末に割り当てられたベアラーに対する情報、接続された端末から報告された測定結果などを記憶することができる。また、前記記憶部8t−40は端末に多重接続を提供するか、中断するか否かの判断基準となる情報を記憶することができる。そして、前記記憶部8t−40は前記制御部8t−50のリクエストによって記憶されたデータを提供する。
前記制御部8t−50は多重接続処理部8t−52を含み、前記主基地局の全般的な動作を制御する。例えば、前記制御部8t−50は前記基底帯域処理部8t−20及び前記RF処理部8t−10を介して又は前記通信部8t−30を介して信号を送受信する。また、前記制御部8t−50は前記記憶部8t−40にデータを記録し、読む。このために、前記制御部8t−50は少なくとも一つのプロセッサを含むことができる。
<第9実施形態>
以下添付された図面を参照して本発明の動作原理を詳しく説明する。以下で本発明を説明するのに当たり関連する公知機能又は構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を不必要に不明瞭にすることができると判断される場合にはその詳細な説明を省略する。そして、後述される用語は本発明での機能を考慮して定義された用語としてこれはユーザ、運用者の意図又は慣例などによって変わることができる。したがって、その定義は本明細書全般にわたった内容に基づいて下ろされなければならないだろう。以下説明で使用される接続ノード(node)を識別するための用語、網客体(network entity)を指称する用語、メッセージを指称する用語、網客体の間インターフェースを指称する用語、多様な識別情報を指称する用語などは説明の便宜のために例示されたことである。したがって、本発明が後述される用語に限定されるのではなく、同等な技術的意味を有する対象を指称する他の用語が使用されることができる。
以下、説明の便宜のために、本発明は3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution)規格で定義している用語及び名称、又はこれに基づいて変形した用語及び名称を用いる。しかし、本発明が前記用語及び名称によって限定されるのではなく、他の規格によるシステムにも同様に適用されることができる。
本発明は、移動通信システムに関し、特に車両と歩行者端末間の通信(vehicle−to−pedestrian、以下、V2Pと表記)をサポートするLTE端末で歩行者端末がリソースプールを選択する方法及び装置に関する。ただ、提案する内容はV2P通信だけではなく後述するV2X(vehicle−to−everything)通信技術全般にわたって適用されることができることは勿論である。
V2X(vehicle−to−everything)は、車とすべてのインターフェースを通じる通信技術を総称し、その形態及び通信を成す構成要素によってV2V(vehicle−to− vehicle)、V2I(vehicle−to−infra−structure)、V2P(vehicle−to−pedestrian)などがある。V2Pは基本的にRel−12機器間通信(device−to−device、以下、D2D)の構造及び動作原理による。D2Dと同様にV2Pでも車両端末と歩行者の携帯端末(以下、Pedestrian UE、P−UEと混用して使用)間にデータを送受信するが、V2PをサポートするセルではD2Dと比べてより多い端末がサービスを受けるので無線リソースの浪費を減らすための必要性が要求される。特に、基地局がV2Pのためのリソースを割り当てて管理するモード3(モード3)の場合には、RRC接続された端末が他の端末に送信するデータがある場合、基地局にRRCメッセージ又はMAC制御要素(Control Element、以下、CE)を用いて送信されることができる。ここで、RRCメッセージではSidelinkUEInformation、UEAssistanceInformationメッセージが用いられることができる。一方、MAC CEは一実施形態で新しいフォーマット(少なくともV2P通信のためのバッファー状態報告であることを通知するインジケータとD2D通信のためにバッファーされているデータのサイズに対する情報含み)のバッファー状態報告MAC CEなどであれば良い。3GPPで用いているバッファー状態報告に対する詳細なフォーマットと内容は3GPP規格TS36.321“E−UTRAMAC Protocol Specification”を参照する。V2P通信竜要請を受信した基地局は前記端末にV2P通信のための追加構成/設定情報(V2Pリソース割り当て情報、MCS(modulation and coding)、TA(timing advance)やV2P通信許容インジケータをシグナリングして前記端末がV2P通信を行うように許容/制御/管理することができる。さらに、V2Pでのサイドリンク(sidelink、SL)通信、すなわち、端末間通信はD2Dで定義された送信リソース基盤で動作するようになる。前述したように、V2PをサポートするセルではD2Dと比べてより多い車両端末がサービスを受けるためで、送信リソースを効率的に管理しなければならない。
さらに、V2Pで最も重要に考慮することは歩行者端末の電力消耗減少である。V2X通信に用いられる他の端末と異なり歩行者の携帯端末は電力消耗に対する制限を大きく受けるようになる。このためにV2Xの他の端末と異なり歩行者の携帯端末のための特別な電力消耗減少技法が必要である。このような目標で歩行者の携帯端末では既存の車両端末で用いられるセンシング(sensing)を通じるリソース選択(周辺の端末が用いているSA(Scheduling Assignment)とデータリソースをセンシングして空いているリソースを介して送信する方法)の使用が制限される。既存のセンシングを通じるリソース選択動作は最小1秒間のリソースプールをセンシングしてSAをデコーディングしなければならないから電力消耗が激甚である。代わりに、既存のRel−12D2Dで用いられた方式であるランダムリソース選択(Random resource selection)技法が用いられることができる。また、既存のセンシング動作を簡単に変形した部分的センシング(Partial sensing)を通じるリソース選択を適用することができる。部分的センシング動作は既存の1秒以上リソースプールをセンシングしてSAをデコーディングした手続きを100ms程度の短い区間で減らして電力消耗を減らす方法である。すなわち、歩行者の携帯端末はランダムリソース選択又は部分的センシングを通じるリソース選択中の一つの動作又は2つの動作のいずれをも用いることができる。
本発明ではサイドリンク受信能力(sidelink Rx capability)がある歩行者携帯端末に対し、ランダムリソース選択及び部分的センシングを通じるリソース選択を効率的に選択することによって電力消耗減少及び優先順位高いパケットに対する送信安全性を高めることができる条件を定義する。
図9Aは、本開示の実施形態によるLTEシステムの構造を示す図面である。
図9Aを参考すれば、前記無線通信システムはいくつかの基地局(eNB)9a−05、9a−10、9a−15、9a−20とMME(Mobility Management Entity)9a−25、及びS−GW(Serving−Gateway)9a−30から構成される。ユーザ端末9a−35は基地局9a−05〜9a−20及びS−GW9a−30を介して外部ネットワークに接続する。前記基地局9a−05〜9a−20はセルラー網の接続ノードとして網に接続する端末に無線接続を提供する。例えば、前記基地局9a−05〜9a−20はユーザのトラフィック(traffic)をサービスするために端末のバッファー状態、使用可能送信電力状態、チャンネル状態などの状態情報を集めてスケジューリングをして前記端末とコア網(CN、Core network)間に接続をサポートする。前記MME9a−25は端末に対する移動性管理機能はもちろん各種制御機能を担当する装置で多数の基地局と接続され、S−GW9a−30はデータベアラー(bearer)を提供する装置である。また、前記MME及びS−GW9a−25、9a−30は網に接続する端末に対する認証(authentication)、ベアラー管理などをさらに行うことができ、前記基地局9a−05〜9a−20から到着したパケット又は前記基地局9a−0〜9a−20で伝達するパケットを処理する。
図9Bは、本開示の実施形態によるV2P通信を説明するための図面である。
具体的に、図9Bにはセルラー(cellular)システム内でV2P通信を行う例が示されている。
図9Bを参照すれば、基地局9b−01はセル9b−02のうちに位置した少なくとも一つの車両端末9b−03と歩行者携帯端末9b−04を管掌している。すなわち、車両端末9b−03は基地局9b−01と車両端末−基地局間のリンク9b−06を用いてセルラー通信を行い、歩行者携帯端末9b−04は基地局9b−01と歩行者携帯端末−基地局間のリンク9b−07を用いてセルラーと通信を行うようになる。車両端末9b−03と歩行者携帯端末9b−04がV2P通信が可能な場合には車両端末9b−03と歩行者携帯端末9b−04は基地局9b−01を介さずサイドリンク9b−05を用いて直接的に情報を互いに取り交わすことができる。一つのセルでV2Pサービスを受ける端末の数は多数であることができ、前記に説明した基地局9b−01と端末9b−03、9b−04の関係を拡張して適用することができる。
図9Cは、本開示の実施形態によるモード3で動作するV2P端末のランダムリソース選択の手続きを示す図面である。
図9Cを参照すれば、前述したように、V2P通信で基地局9c−03は歩行者携帯端末9c−01のためにランダムリソース選択のためのリソースプール及び部分的センシングを通じるリソース選択のためのプールを割り当てる。しかし、携帯端末9c−01が部分的センシング動作を行うためにはサイドリンク受信能力を備えなければならない。すなわち、少なくともセルにはサイドリンク受信能力がない携帯端末9c−01が存在するから基地局は最小一つ以上のランダムリソース選択のためのリソースプールを提供するだろう。キャンプオン9c−05している携帯端末9c−01は基地局9c−03からSIB21を受信(9c−10)する。前記システム情報には送受信のためのリソースプール情報、センシング動作のための設定情報、同期を設定するための情報などが含まれている。携帯端末9c−01がP2Vのためのデータトラフィックが生成9c−15されると、基地局とRRC接続を行う(9c−20)。前記のRRC接続過程はデータトラフィックが生成(9c−15)以前に行われることができる。携帯端末9c−01は基地局に他の車両端末9c−02とP2V通信をすることができる送信リソースをリクエストする(9c−25)。この時、基地局にRRCメッセージ又はMAC CEを用いてリクエストすることができる。ここでRRCメッセージではSidelinkUEInformation、UEAssistanceInformationメッセージが用いられることができる。一方、MAC CEは一実施形態として新しいフォーマット(少なくともV2P通信のためのバッファー状態報告であることを通知するインジケータとD2D通信のためにバッファーされているデータのサイズに対する情報含み)のバッファー状態報告MAC CEなどであれば良い。基地局9c−03は携帯端末9c−01にdedicated RRCメッセージを介してP2V送信リソースを割り当てる(9c−30)。このメッセージはRRCConnectionReconfigurationメッセージに含むことができる。携帯端末9c−01は基地局9c−03から指示されたリソースでランダムに時間/周波数領域のリソースを選択(9c−35)と車両端末9c−02にデータを送信する(9c−40)。
図9Dは、本開示の実施形態によるモード4で動作するV2P端末のランダムリソース選択の手続きを示す図面である。
図9Dを参照すれば、モード4動作は基地局9d−03が直接リソース割り当てに関与するモード3と異なり携帯端末9d−01が予め受信したシステム情報のリソースプールを基盤で自律的にリソースを選択してデータを送信する点で差異がある。V2P通信で基地局9d−03は歩行者携帯端末9d−01のためにランダムリソース選択のためのリソースプール及び部分的センシングを通じるリソース選択のためのプールを割り当てる。しかし、携帯端末9d−01が部分的センシング動作を行うためにはサイドリンク受信能力を備えなければならない。すなわち、少なくともセルにはサイドリンク受信能力がない携帯端末9d−01が存在するから基地局は最小一つ以上のランダムリソース選択のためのリソースプールを提供するだろう。キャンプオン9d−05している携帯端末9d−01は基地局9d−03からSIB21を受信(9d−10)する。前記システム情報には送受信のためのリソースプール情報、センシング動作のための設定情報、同期を設定するための情報などが含まれている。携帯端末9d−01がP2Vのためのデータトラフィックが生成9d−15されると、携帯端末9d−01は基地局9d−03からシステム情報を介して伝達されリソースプールのうちのランダムリソース選択が可能なプールを選択し、ランダムに時間/周波数領域のリソースを選択(9d−20)して車両端末9d−02にデータを送信する(9d−25)。
図9Eは、本開示の実施形態によるV2Pでの部分的センシング動作を示す図面である。
図9Eを参照すれば、前述したようにV2Vのモード4で動作する場合にはセンシングを通じるリソース選択を行うことができる。先ず、すべてのリソースが使用可能と考慮し、モード4端末は当該リソースプールに対するセンシング及びSAデコーディングを介して予め使用中のリソースを除去する最後にセンシング動作が終了されて残っているリソースを端末は選択し、これを介してデータを送信する。しかし、歩行者携帯端末の場合、前記動作の電力消耗に対するおそれが大きいからランダムリソース選択が用いられ、追加的に簡略化させたセンシング動作、すなわち、部分的センシング動作を行うことができる。P2V携帯端末は既存のセンシング動作で用いられた1秒のセンシングウィンドウを使用せず当該センシング期間(9e−05)間の100ms周期でしばらく間だけ周辺リソースをセンシングする動作を繰り返す。ここでセンシングウィンドウ9e−15は10ms程度の小さいサイズを有すれば良い。センシング期間(9e−05)間の10回測定されたセンシング結果を反映して9e−20段階でリソースを選択する。すなわち、センシング結果他の端末が占めているリソースを除いて空いているリソースを選択する。また、9e−25段階で選択ウィンドウを介して定められたリソースを介してSA及び関連データを送信する。前記部分的センシング動作はサイドリンク受信能力(sidelink Rx capability)を備えたP2V携帯端末に対してだけ行われることができる。
図9Fは、本開示の実施形態による実施形態9−1で基地局コントロールモードでV2P端末のリソースプールを決定する方法を示す図面である。
図9Fを参照すれば、前述したようにP2Vのための携帯端末はランダムリソース選択と部分的センシングを通じるリソース選択を用いることができ、これは端末のサイドリンク受信能力とネットワークの設定によっている。すなわち、端末が2つの動作をいずれもサポートする場合、ネットワークのリソースプール設定可否が動作に影響を及ぼすようになる。また、P2V携帯端末のために基地局はランダムリソース選択のためのプール(以下、R−Poolと名称)を提供し、特定携帯端末のために部分的センシングのためのリソースプール(以下、PS−Poolと名称)を提供することができる。ここでR−PoolはPS−Poolと重なることができ、これはネットワークの具現イシューである。実施形態9−1ではR−PoolでCBRの測定及び報告が可能な場合のP2V携帯端末のリソース選択動作を定義し、先ず基地局コントロールモードの動作を以下に詳しく説明する。ここで、基地局コントロールモードは基地局に混雑制御と連関あるCBR測定値を報告し、基地局が予め定めたしきい値と比べて端末の動作(端末のリソースプール選択方法)を決定する方式である。一方、端末自律的モードは端末が基地局にCBR測定値を報告せず予め定められたしきい値と比べて端末が自ら動作(端末のリソースプール選択方法)を決定する方式である。特に、基地局コントロールモードはモード3のV2X端末とRRC接続状態のモード4端末にも適用が可能である。
一方、以下で説明するPS−Pool関連内容はV2X通信のセンシング(sensing)基盤動作過程にも類似に適用されることができることは勿論である。
キャンプオン9f−05している携帯端末9f−01は基地局9f−03からSIB21を受信(9f−10)する。前記システム情報には送受信のためのリソースプール情報、センシング動作のための設定情報、同期を設定するための情報、及びCBR測定及び報告のためのパラメーター(周期的報告及びイベント発生報告を示すインジケータ、混雑程度を示すしきい値、PPPPによる分類のためのしきい値)などが含まれている。携帯端末9f−01がP2Vのためのデータトラフィックが生成(9f−15)されると、基地局とRRC接続を行う(9f−20)。前記のRRC接続過程はデータトラフィックの生成(9f−15)以前に行われることができる。携帯端末9f−01は基地局9f−03に他の車両端末9f−02とP2V通信をすることができる送信リソースをリクエストする(9f−25)。この時、基地局9f−03にRRCメッセージ又はMAC CEを用いてリソースをリクエストすることができる。ここでRRCメッセージではSidelinkUEInformation、UEAssistanceInformationメッセージが用いられることができる。一方、MAC CEは一実施形態で新しいフォーマット(少なくともV2P通信のためのバッファー状態報告であることを通知するインジケータとD2D通信のためにバッファーされているデータのサイズに対する情報含み)のバッファー状態報告MAC CEなどであれば良い。基地局9f−03は携帯端末9f−01のサイドリンク受信能力をチェックしてdedicated RRCメッセージを介してP2V携帯端末9f−01に送信リソースを割り当てる。このメッセージはRRCConnectionReconfiguration メッセージに含まれ、P2V携帯端末9f−01にR−PoolとPS−Poolを指示することができる。すなわち、前記メッセージにはP2V携帯端末9f−01の能力によって基地局9f−03がランダムリソース選択及び部分的センシング動作のためのリソース割り当てを指示することができる(9f−35)。前記段階で基地局はランダムリソース選択及び部分的センシング動作中で一つを指示することができ、2つのいずれをも指示することもできる。9f−40段階でP2V携帯端末9f−01はR−Poolをセンシングした後のCBRを測定する。9f−45段階で測定結果を基地局9f−03に伝達し、周期的又はイベント発生による報告中の基地局が設定した方法による。9f−50段階で基地局9f−03は携帯端末9f−01が報告したCBR測定値と予め定められたしきい値を比べた後のR−Poolの混雑を判断する。また、携帯端末9f−01のパケット優先順位(PPPP、ProSe per−packet priority)と連関された多数のしきい値とのマッピングを介して条件的PS−Poolの使用を定義する。
以下の表14−1で8個のPPPPに対応する4個のしきい値が設定された場合の例を説明する。
Figure 2019532580
ここで、Thres1<Thres2<Thres3<Thres4であり、Thres_CBRは Thres1と同一又は小さいことがある。この動作はP2V携帯端末9f−01が2つのモード(ランダムリソース選択と部分的センシング動作)で皆動作が可能な場合に適用され、R−PoolがPS−Poolと重なる場合と互いに異なるプールで定義される場合、いずれに対しても動作することができる。すなわち、R−PoolでPS−Poolへの変更又は使用方法変更が全部考慮されることができる。ここでPPPPとマッピングされるThreshold値は1〜8までの値を持つことができる。
9f−55段階で基地局9f−03は前記の表 9−1で説明したマッピングルールを基盤で決定された携帯端末9f−01の動作を指示する。9f−60段階で携帯端末9f−01は基地局から受信した指示に従ってランダムリソース選択及び部分的センシング動作を行う。そして、選択されたリソースを介して車両端末9f−02にデータを送信する(9f−65)。
図9Gは、本開示の実施形態による実施形態9−1で端末自律的モードでV2P端末のリソースプールを決定する方法を示す図面である。
図9Gを参照すれば、基地局コントロールモードは基地局に混雑制御と連関あるCBR測定値を報告し、基地局が予め定めたしきい値と比べて端末の動作(端末のリソースプール選択方法)を決定する方式である。一方、端末自律的モードは端末が基地局にCBR測定値を報告せず予め定めたしきい値と比べて端末が自ら動作(端末のリソースプール選択方法)を決定する方式である。特に、端末自律的モードはV2X通信でのモード4に適用されることができ、モード3端末がIDLE状態又はセル領域の外に存在する場合(out−of−coverage、OOC)の場合にも適用が可能である。
キャンプオン9g−05している携帯端末9g−01は基地局9g−03からSIB21を受信(9g−10)する。前記システム情報には送受信のためのリソースプール情報、センシング動作のための設定情報、同期を設定するための情報、及びCBR測定動作決定のためのパラメーター(混雑程度を示すしきい値、PPPPによる分類のためのしきい値)などが含まれている。携帯端末9g−01がP2Vのためのデータトラフィックが生成(9g−15)されると、基地局とRRC接続を行う(9g−20)。前記のRRC接続過程はデータトラフィックの生成(9g−15)以前に行われることができる。携帯端末9g−01は基地局(9g−03)に他の車両端末9g−02とP2V通信をすることができる送信リソースをリクエストする(9g−25)。この時、基地局9g−03にRRCメッセージ又はMAC CEを用いてリソースをリクエストすることができる。ここでRRCメッセージではSidelinkUEInformation、UEAssistanceInformationメッセージが用いられることができる。一方、MAC CEは一実施形態で新しいフォーマット(少なくともV2P通信のためのバッファー状態報告であることを通知するインジケータとD2D通信のためにバッファーされているデータのサイズに対する情報含み)のバッファー状態報告MAC CEなどであれば良い。基地局9g−03は携帯端末9g−01のサイドリンク受信能力をチェックしてdedicated RRCメッセージを介してP2V携帯端末9g−01に送信リソースを割り当てする(9g−30)。このメッセージはRRCConnectionReconfigurationメッセージに含まれ、P2V携帯端末9g−01にR−PoolとPS−Poolを指示することができる。前記の9g−20〜9g−30段階はモード4端末に対しては行われないこともある。
9g−35段階でP2V携帯端末9g−01は端末自らサイドリンク受信能力をチェックした後、R−Poolでの混雑程度を把握するためのCBRを測定する。9g−40段階で携帯端末9g−01は測定したCBR測定値と基地局9g−01からシステム情報又は予め決定されたしきい値を比べた後にR−Poolの混雑を判断する。また、携帯端末9g−01のパケット優先順位(PPPP)と連関された多数のしきい値とのマッピングを介して条件的PS−Poolの使用を定義する。
以下の表14−2で8個のPPPPに対応する4個のしきい値が設定された場合の例を説明する。
Figure 2019532580
ここで、Thres1<Thres2<Thres3<Thres4 で、Thres_CBRはThres1と同一又は小さいことがある。この動作はP2V携帯端末9g−01が2つのモード(ランダムリソース選択と部分的センシング動作)でいずれも動作が可能な場合に適用され、R−PoolがPS−Poolと重なる場合と互いに異なるプロ定義される場合の全部に対して動作することができる。すなわち、R−PoolでPS−Poolへの変更又は使用方法変更が全部考慮されることができる。ここでPPPPとマッピングされるThreshold値は1〜8までの値を持つことができる。
9g−45段階で携帯端末9g−01は選択されたリソースを介して車両端末9g−02にデータを送信する。
図9Hは、本開示の実施形態による実施形態9−2で基地局コントロールモードで動作するV2P端末のリソースプールを決定する方法を示す図面である。
図9Hを参照すれば、実施形態9−2ではR−PoolでCBRの測定及び報告が不可能な場合のP2V携帯端末のリソース選択動作を定義し、先ず基地局コントロールモードの動作を以下に詳しく説明する。ここで基地局コントロールモードは基地局に混雑制御と連関あるCBR測定値を報告し、基地局が予め定めたしきい値と比べて端末の動作(端末のリソースプール選択方法)を決定する方式である。一方、端末自律的モードは端末が基地局にCBR測定値を報告せず予め定めたしきい値と比べて端末が自ら動作(端末のリソースプール選択方法)を決定する方式である。特に、基地局コントロールモードはモード3のV2X端末とRRC接続状態のモード4端末にも適用が可能である。
キャンプオン9h−05している携帯端末9h−01は基地局9h−03からSIB21を受信(9h−10)する。前記システム情報には送受信のためのリソースプール情報、センシング動作のための設定情報、同期を設定するための情報、及びCBR測定及び報告のためのパラメーター(周期的報告及びイベント発生報告を示すインジケータ、混雑程度を示すしきい値、PPPPによる分類のためのしきい値)などが含まれている。また、混雑程度による物理領域のパラメーター(MCS、PRB個数、power controlなど)セットを複数個含むこともできる。すなわち、PS−Poolの混雑程度によって物理領域のパラメーター値を調節する目的に用いられることができる。すなわち、以下の表14−3のような方法に用いられる。
Figure 2019532580
携帯端末9h−01がP2Vのためのデータトラフィックが生成(9h−15)されると、基地局と RRC接続を行う(9h−20)。前記のRRC接続過程はデータトラフィックの生成(9h−15)以前に行われることができる。携帯端末9h−01は基地局9h−03に他の車両端末9h−02とP2V通信ができる送信リソースをリクエストする(9h−25)。この時の基地局9h−03にRRCメッセージ又はMAC CEを用いてリソースをリクエストすることができる。ここでRRCメッセージではSidelinkUEInformation、UEAssistanceInformation メッセージが用いられることができる。一方、MAC CEは一実施形態で新しいフォーマット(少なくともV2P通信のためのバッファー状態報告でることを通知するインジケータとD2D通信のためにバッファーされているデータのサイズに対する情報含み)のバッファー状態報告MAC CEなどであれば良い。基地局9h−03は携帯端末9h−01のサイドリンク受信能力をチェックしてdedicated RRCメッセージを介してP2V携帯端末9h−01に送信リソースを割り当てる。このメッセージはRRCConnectionReconfigurationメッセージに含まれ、P2V携帯端末9h−01にR−PoolとPS−Poolを指示することができる。すなわち、前記メッセージにはP2V携帯端末9h−01の能力によって基地局9h−03がランダムリソース選択及び部分的センシング動作のためのリソース割り当てを指示することができる(9h−35)。前記段階で基地局9h−03はランダムリソース選択及び部分的センシング動作中で一つを指示することができ、2つのいずれをも指示することもできる。本実施形態ではR−Poolのセンシング及びCBR測定が不可能な場合を仮定するから、基地局9h−03が携帯端末9h−01のリソース選択動作を明確に指定する場合に対してだけハンドリングする。すなわち、基地局9h−03がランダムリソース選択を指示する場合、携帯端末9h−01はランダムリソース選択を行い、部分的センシング動作を指示する場合には以下の動作を行う。基地局9h−03が携帯端末9h−01の動作を決定する方法では具現又は予め定められたイベントの満足によって行われることができる。
9h−40段階でP2V携帯端末9h−01はPS−Poolをセンシングした後のCBRを測定する。9h−45の段階で測定結果を基地局9h−03に伝達し、周期的又はイベント発生による報告中の基地局が設定した方法による。9h−50段階で基地局9h−03は携帯端末9h−01が報告したCBR測定値と予め定めたしきい値を比べた後のPS−Poolの混雑を判断する。また、携帯端末9h−01のパケット優先順位(PPPP)と連関された多数のしきい値とのマッピングを介して条件的PS−Poolの使用を定義する。すなわち、パケットの優先順位と与えられたしきい値のマッピングルールによって部分的センシング動作と混雑制御のためのTx parameter setを決定して端末に指示する(9h−55)。
以下の表14−4で8個のPPPPに対応する4個のしきい値が設定された場合の例を説明する。さらに、本例示には物理階層の送信のためのパラメーターセット(Parameter Sets)が3個(Set A、B、C)設定された場合に対して表示した。
Figure 2019532580
ここで、Thres1<Thres2<Thres3<Thres4 で、Thres_CBRはThres1と同一又は小さいことがある。また、パラメーターセットAは基本値で提供されて混雑程度によってパラメーターセットBとCが用いられることができる。パラメーターセットBに含まれた物理階層の送信関連パラメーターはパラメーターAに属したことに比べて混雑を減らすように少ない値に設定される。すなわち、パラメーターセットAのMCS_A、No_PRB_A、Power_AはパラメーターセットBのMCS_B、No_PRB_B、Power_Bより大きい値で決定される。これはパラメーターセットBとCの関係にも類似に適用される。また、パラメーターセットの個数が増加してもこんな観点で構成する送信パラメーター値が設定されることができる。また、Step1でR−Poolを用いている携帯端末に対しては基地局でパラメーターセットの変更と同時にPS−Poolへの変更を指示することができる。
この動作はP2V携帯端末9h−01が部分的センシング動作で動作する場合に適用され、PS−PoolがR−Poolと重なる場合と互いに異なるプールで定義される場合、いずれに対しても動作することができる。すなわち、R−PoolでPS−Poolへの変更又は使用方法変更が全部考慮されることができる。ここでPPPPとマッピングされるThreshold値は1〜8までの値を持つことができる。
9h−60段階で携帯端末9h−01は基地局から受信した指示に従ってパケットの優先順位によって送信パラメーターセットを決定して部分的センシング動作を行う。そして、選択されたリソースを介して車両端末9h−02にデータを送信する(9h−65)。
図9Iは、本開示の実施形態による実施形態9−2で端末自律的モードで動作するV2P端末のリソースプールを決定する方法を示す図面である。
図9Iを参照すれば、基地局コントロールモードは基地局に混雑制御と連関あるCBR測定値を報告し、基地局が予め定めたしきい値と比べて端末の動作(端末のリソースプール選択方法)を決定する方式である。一方、端末自律的モードは端末が基地局にCB測定値を報告せず予め定めたしきい値と比べて端末が自ら動作(端末のリソースプール選択方法)を決定する方式である。特に、端末自律的モードはV2X通信でのモード 4に適用されることができ、モード3端末がIDLE状態又はセル領域の外に存在する場合(out−of−coverage、OOC)の場合にも適用が可能である。
キャンプオン9i−05している携帯端末9i−01は基地局9i−03からSIB21を受信(9i−10)する。前記システム情報には送受信のためのリソースプール情報、センシング動作のための設定情報、同期を設定するための情報、そしてCBR測定動作決定のためのパラメーター(混雑程度を示すしきい値、PPPPによる分類のためのしきい値)などが含まれている。また、混雑程度による物理領域のパラメーター(MCS、PRB個数、power controlなど)セットを複数個含むこともできる。すなわち、PS−Poolの混雑程度によって物理領域のパラメーター値を調節する目的に用いられることができる。すなわち、以下の表14−5のような方法に用いられる。
Figure 2019532580
携帯端末9i−01がP2Vのためのデータトラフィックが生成(9i−15)されると、基地局とRRC接続を行う(9i−20)。前記のRRC接続過程はデータトラフィックの生成(9i−15)以前に行われることができる。携帯端末9i−01は基地局9i−03に他の車両端末9i−02とP2V通信することができる送信リソースをリクエストする(9i−25)。この時の基地局9i−03にRRCメッセージ又はMAC CEを用いてリソースをリクエストすることができる。ここでRRCメッセージではSidelinkUEInformation、UEAssistanceInformationメッセージが用いられることができる。一方、MAC CEは一実施形態で新しいフォーマット(少なくともV2P通信のためのバッファー状態報告であることを通知するインジケータと D2D通信のためにバッファーされているデータのサイズに対する情報含み)のバッファー状態報告MAC CEなどであれば良い。基地局9i−03は携帯端末9i−01のサイドリンク受信能力をチェックしてdedicated RRCメッセージを介してP2V携帯端末9i−01に送信リソースを割り当てる(9i−30)。このメッセージはRRCConnectionReconfigurationメッセージに含まれ、P2V携帯端末9i−01にR−PoolとPS−Poolを指示することができる。前記の9i−20〜9i−30段階はモード4端末に対しては行われないこともある。
9i−35段階でP2V携帯端末9i−01は端末自らサイドリンク受信能力をチェックした後、PS−Poolでの混雑程度を把握するためのCBRを測定する。システム情報に含まれている基地局での設定によって携帯端末はリソースプール及び動作を決定する。もし、R−Poolだけが存在する場合、ランダムリソース選択を行う。また、R−Poolと PS−Poolが同時に指示された場合には端末の能力が部分的センシングの不可能な場合はランダムリソース選択を行って部分的センシングの可能な場合はPS−Poolを用いる。
9i−40段階で携帯端末9i−01は測定したCBR測定値と基地局9i−01からシステム情報又は予め定めたしきい値を比べた後のPS−Poolの混雑を判断する。また、携帯端末9i−01のパケット優先順位(PPPP)と連関された多数のしきい値とのマッピングを介して条件的PS−Poolの使用を定義する。すなわち、携帯端末はパケットの優先順位と与えられたしきい値のマッピングルールによって部分的センシング動作と混雑制御のためのTx parameter set決定する(9i−55)。
以下の表14−6で8個のPPPPに対応する4個のしきい値が設定された場合の例を説明する。さらに、本例示には物理階層の送信のためのパラメーターセット(Parameter Sets)が3個(Set A、B、C)設定された場合に対して表示した。
Figure 2019532580
ここで、Thres1<Thres2<Thres3<Thres4 で、Thres_CBRはThres1と同一又は小さいことがある。また、パラメーターセットAは基本値で提供されて混雑程度によってパラメーターセットBとCが用いられることができる。パラメーターセットBに含まれた物理階層の送信関連パラメーターはパラメーターAに属したことに比べて混雑を減らすように少ない値に設定される。すなわち、パラメーターセットAのMCS_A、No_PRB_A、Power_AはパラメーターセットBのMCS_B、No_PRB_B、Power_Bより大きい値で決定される。これはパラメーターセットBとCの関係にも類似に適用される。また、パラメーターセットの個数が増加してもこのような観点で構成する送信パラメーター値が設定されることができる。また、Step 1でR−Poolを使用している携帯端末に対しては基地局でパラメーターセットの変更と同時にPS−Poolへの変更を指示することができる。
この動作はP2V携帯端末9i−01が部分的センシング動作で動作する場合に適用され、PS−PoolがR−Poolと重なる場合と互いに異なるプールで定義される場合、いずれに対しても動作することができる。すなわち、R−PoolでPS−Poolへの変更又は使用方法変更が全部考慮されることができる。ここでPPPP とマッピングされるThreshold値は1〜8までの値を持つことができる。
9i−40段階で携帯端末9i−01は基地局から受信した指示に従ってパケットの優先順位によって送信パラメーターセットを決定して部分的センシング動作を行う。そして、選択されたリソースを介して車両端末9i−02にデータを送信する(9i−45)。
図9Jは、本開示の実施形態による実施形態9−1で端末の動作を示す図面である。
図9Jを参照すれば、実施形態9−1で基地局コントロールモードで動作する端末の動作は以下の通りである。
9j−05段階として、P2V携帯端末がシステム情報を受信する段階
前記システム情報にはランダムリソース選択のためのプール(R−Pool)及び部分的センシングのためのプール(PS−Pool)情報、センシング動作のための設定情報、同期を設定するための情報、CBR測定及び報告のための情報(周期、しきい値、PPPPによる分類のためのしきい値など)、及び複数の物理領域のパラメーター(MCS、PRB個数、power controlなど)セットが含まれることができる。
端末のモードによって動作を決定する段階
モード3とRRC接続された状態のモード4携帯端末のためには基地局コントロールモードで動作する(9j−10〜9j−20)。
モード4とIDLE状態のモード3携帯端末のためには端末自律的なモードで動作する。この場合、前記(9j−10〜9j−20)動作の代わりに受信したシステム情報で提供されるリソースプールを用いる。
端末がサイドリンク受信能力によってリソースプール使用及びデータ送信方法を決定する段階(9j−25)
端末のサイドリンク受信能力が段階9j−25で決定されなければ、段階9j−30でデータは専用R−poolのランダムリソース選択を用いて送信される。基地局コントロールモードの場合には、端末のサイドリンク受信能力可否を受信してリソースプール及び携帯端末動作を決定することができ、基地局が予めリソースプールを指示(9j−35)と端末自らが携帯端末動作を決定することもできる。端末自律的なモードで動作する場合には、携帯端末のサイドリンク受信能力可否によって端末自ら動作を決定する。
部分的センシングを通じるリソース選択動作をする端末に対し、R−Poolに対するCBRを測定する段階(9j−40)
基地局コントロールモードの場合には端末はCBR測定値を基地局で伝達することができる(9j−45)。端末自律的なモードで動作する場合には端末はCBR測定値を基地局で伝達しない。
CBR値と予め設定されたしきい値の比較によってリソースプール使用及びデータ送信方法を決定する段階
基地局コントロールモードの場合には、基地局が端末から受信したCBR測定値を予め定められたしきい値と比べて定められたマッピングルールによって送信方法を決定する(9j−50)。一方、端末自律的なモードで動作する場合には、端末は計算したCBR測定値をシステム情報に受信したしきい値と比べて定められたマッピングルールによって送信方法を決定する。ここでマッピングルールはパケットの優先順位によるリソースプールの選択及び動作と連関されることができる(9j−60)。
ランダムリソース選択をした後のサイドリンクデータ送信をする段階(9j−55)
部分的センシングを通じるリソース選択をした後のサイドリンクデータ送信をする段階(9j−65)
図9Kは、本発明の提案する実施形態9−2で端末の動作を示す図面である。
実施形態9−2で基地局コントロールモードで動作する端末の動作は以下の通りである。
9k−05段階として、P2V携帯端末がシステム情報を受信する段階
前記システム情報にはランダムリソース選択のためのプール(R−Pool)及び部分的センシングのためのプール(PS−Pool)情報、センシング動作のための設定情報、同期を設定するための情報、CBR測定及び報告のための情報(周期、しきい値、PPPPによる分類のためのしきい値など)、及び複数の物理領域のパラメーター(MCS、PRB個数、power controlなど)セットが含まれることができる。
端末のモードによって動作を決定する段階
モード3とRRC接続された状態のモード4携帯端末のためには基地局コントロールモードで動作する(9k−10〜9k−20)。
モード4とIDLE状態のモード3携帯端末のためには端末自律的なモードで動作する。この場合前記(9k−10〜9k−20)動作の代わりに受信したシステム情報で提供されるリソースプールを用いる。
端末がサイドリンク受信能力によってリソースプール使用及びデータ送信方法を決定する段階(9k−25)
端末のサイドリンク受信能力が段階9k−25で決定されなければ、段階9k−30でデータは専用R−poolのランダムリソース選択を用いて送信される基地局コントロールモードの場合には、端末のサイドリンク受信能力可否を受信してリソースプール及び携帯端末動作を決定することができ、基地局が予めリソースプールを指示(9k−35)と端末自らが携帯端末動作を決定することもできる。端末自律的なモードで動作する場合には、携帯端末のサイドリンク受信能力可否によって端末自ら動作を決定する。
部分的センシングを通じるリソース選択動作をする端末に対し、PS−Poolに対するCBRを測定する段階(9k−40)
基地局コントロールモードの場合には端末はCBR測定値を基地局で伝達することができる(9k−45)。端末自律的なモードで動作する場合には端末はCBR測定値を基地局で伝達しない。
CBR値と予め設定されたしきい値の比較によってリソースプール使用及びデータ送信方法を決定する段階
基地局コントロールモードの場合には、基地局が端末から受信したCBR 測定値を予め定められたしきい値と比べて定められたマッピングルールによって送信方法を決定する(9k−50)。一方、端末自律的なモードで動作する場合には、端末は計算したCBR測定値をシステム情報に受信したしきい値と比べて定められたマッピングルールによって送信方法を決定する。ここでマッピングルールはパケットの優先順位によるリソースプールの選択及び動作と連関されることができる。また、CBR測定値と端末のパケット優先順位による送信パラメーターセットとのマッピングが行われる(9k−60)。
ランダムリソース選択をした後のサイドリンクデータ送信をする段階(9k−55)
部分的センシングを通じるリソース選択をした後のサイドリンクデータ送信をする段階(9k−65)
図9Lは、本発明の実施形態による端末のブロック構成を示した図面である。
図9Lで示されたように、本発明の実施形態による端末は送受信部9l−05、制御部9l−10、多重化及び逆多重化部9l−15、各種上位階層処理部9l−20、9l−25、制御メッセージ処理部9l−30を含む。
前記送受信部9l−05はサービングセルの順方向チャンネルでデータ及び所定の制御信号を受信して逆方向チャンネルでデータ及び所定の制御信号を送信する。多数のサービングセルが設定された場合、送受信部9l−05は前記多数のサービングセルを通じるデータ送受信及び制御信号送受信を行う。多重化及び逆多重化部9l−15は上位階層処理部9l−20、9l−25や制御メッセージ処理部9l−30で発生したデータを多重化するか、送受信部9l−05で受信されたデータを逆多重化して適切な上位階層処理部9l−20、9l−25や制御メッセージ処理部9l−30で伝達する役目をする。制御メッセージ処理部9l−30は基地局からの制御メッセージを送受信して必要な動作を取る。ここにはRRCメッセージ及びMAC CEのような制御メッセージを処理する機能を含み、CBR測定値の報告及びリソースプールと端末動作に対するRRCメッセージ受信を含む。上位階層処理部9l−20、9l−25はDRB装置を意味してサービス別で構成されることができる。FTP(File Transfer Protocol)やVoIP(Voice over Internet Protocol)などのようなユーザサービスで発生するデータを処理して多重化及び逆多重化部9l−15で伝達するか、前記多重化及び逆多重化部9l−15から伝達されたデータを処理して上位階層のサービスアプリケーションで伝達する。制御部9l−10は送受信部9l−05を介して受信されたスケジューリングコマンド、例えば、逆方向グラントを確認して適切な時点に適切な送信リソースで逆方向送信が行われるように送受信部9l−05と多重化及び逆多重化部9l−15を制御する。一方、前記では端末が複数個のブロックで構成されて各ブロックが互いに異なる機能を行うことに記述されたが、これは一実施形態に過ぎないだけ、必ずここに限定されるのではない。例えば、逆多重化部9l−15が行う機能を制御部9l−10自体が行うこともできる。
図9Mは、本発明の実施形態による基地局のブロック構成を示す図面である。
図9Mの基地局装置は送受信部9m−05、制御部9m−10、多重化及び逆多重化部9m−20、制御メッセージ処理部9m−35、各種上位階層処理部9m−25、9m−30、スケジューラ9m−15を含む。
送受信部9m−05は順方向キャリアでデータ及び所定の制御信号を送信して逆方向キャリアでデータ及び所定の制御信号を受信する。多数のキャリアが設定された場合、送受信部9m−05は前記多数のキャリアでデータ送受信及び制御信号送受信を行う。多重化及び逆多重化部9m−20は上位階層処理部9m−25、9m−30や制御メッセージ処理部9m−35で発生したデータを多重化するか、送受信部9m−05で受信されたデータを逆多重化して適切な上位階層処理部9m−25、9m−30や制御メッセージ処理部9m−35、若しくは制御部9m−10で伝達する役目をする。制御部9m−10は特定端末に基地局から受信したリソースプールのうちでどんなリソースプールを用いるかを決定し、前記設定情報に基づいてランダムリソース選択及び部分的センシングを通じるリソース選択動作を決定する制御メッセージ処理部9m−35は制御部の指示を受け、端末に伝達するメッセージを生成して下位階層へ伝達する。上位階層処理部9m−25、9m−30は端末別のサービス別で構成されることができ、FTPやVoIPなどのようなユーザサービスで発生するデータを処理して多重化及び逆多重化部9m−20へ伝達したり、多重化及び逆多重化部9m−20から伝達したデータを処理して上位階層のサービスアプリケーションで伝達する。スケジューラ9m−15は端末のバッファー状態、チャンネル状態及び端末のActive Timeなどを考慮して端末に適切な時点に送信リソースを割り当てて、送受信部に端末が送信した信号を処理したり端末に信号を送信するように処理する。
本明細書及び図面に開示された本発明の実施形態は本発明の記述内容を容易に説明し、本発明の理解を助けるために特定例を提示したものであって、本発明の範囲を限定しようとするものではない。ここに開示された実施形態以外にも本発明の技術的思想に基づいて他の変形例が実施可能ということは本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に自明なものである。
上述した本発明の具体的な実施形態で発明に含まれる構成要素は提示された具体的な実施形態によって単数又は複数で表現された。しかし、単数又は複数の表現は説明の便宜のために提示した状況に適合に選択されたもので、本発明が単数又は複数の構成要素に制限されるのではなく、複数で表現された構成要素と言っても単数から構成されたり、単数で表現された構成要素と言っても複数から構成されることができる。
本発明は多様な実施形態を参照して図示されて説明されたが、当業者は添付された請求範囲及びその均等なものにより定義された本開示の範囲及び思想を逸脱せず形態及び詳細事項において多様な変化が成ることができることを理解するだろう。
1a−05、1a−10、1a−15、1a−20 次世代基地局(Evolved Node B、ENB)
1a−25 MME(Mobility Management Entity)
1a−30 S−GW(Serving−Gateway)
1a−35 ユーザ端末(User Equipment、UE)

Claims (15)

  1. 無線通信システムにおいて端末の信号送信方法であって、
    第1MAC(medium access control)サブヘッダとMAC SDU(service data unit)、及び第2MACサブヘッダとMAC CE(control element)を生成する段階と、
    前記第1MACサブヘッダを前記第1MAC SDUの前に配置し、前記第2MACサブヘッダを前記MAC CEの前に配置してMAC PDU(protocol data unit)を生成する段階と、
    前記MAC PDUを基地局で送信する段階と、を含む、方法。
  2. 前記MAC CE及び前記第2MACサブヘッダは、前記MAC PDU内でMAC SDUの後に配置されることである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記MAC CE及び前記第2MACサブヘッダは、前記MAC PDU内でパディングの前に配置されることである、請求項1に記載の方法。
  4. パディングに対する第3MACサブヘッダは前記パディングの長さを示すフィールドを含まなく、前記MAC SDUに対する第1MACサブヘッダは前記MAC SDUの長さを示すフィールドを含むことである、請求項1に記載の方法。
  5. 無線通信システムにおいて信号を送信する端末であって、
    送受信部と、
    前記送受信部と結合される制御部と、を含み、前記制御部は、
    第1MAC(medium access control)サブヘッダとMAC SDU(service data unit)、及び第2MACサブヘッダとMAC CE(control element)を生成し、
    前記第1MACサブヘッダを前記第1MAC SDUの前に配置し、前記第2MACサブヘッダを前記MAC CEの前に配置してMAC PDU(protocol data unit)を生成し、
    前記送受信部を制御して前記MAC PDUを基地局で送信するように設定されることである、端末。
  6. 前記MAC CE及び前記第2MACサブヘッダは、前記MAC PDU内でMAC SDUの後に配置されることである、請求項5に記載の端末。
  7. 前記MAC CE及び前記第2MACサブヘッダは、前記MAC PDU内でパディングの前に配置されることである、請求項5に記載の端末。
  8. パディングに対する第3MACサブヘッダは前記パディングの長さを示すフィールドを含まなく、前記MAC SDUに対する第1MACサブヘッダは前記MAC SDUの長さを示すフィールドを含むことである、請求項5に記載の端末。
  9. 無線通信システムにおいて基地局の信号送信方法であって、
    第1MAC(medium access control)サブヘッダとMAC SDU(service data unit)、及び第2MACサブヘッダとMAC CE(control element)を生成する段階と、
    前記第1MACサブヘッダを前記MAC SDUの前に配置し、前記第2MACサブヘッダを前記MAC CEの前に配置してMAC PDU(protocol data unit)を生成する段階と、
    前記MAC PDUを端末で送信する段階と、を含む、方法。
  10. 前記第2MACサブヘッダ及び前記MAC CEは、前記MAC PDU内でどんなMAC SDUより前に配置され、前記MAC PDU内でパディングの前に配置されることである、請求項9に記載の方法。
  11. パディングに対する第3MACサブヘッダは前記パディングの長さを示すフィールドを含まなく、前記MAC SDUに対する前記第1MACサブヘッダは前記MAC SDUの長さを示すフィールドを含むことである、請求項9に記載の方法。
  12. 無線通信システムにおいて信号を送信する基地局であって、
    送受信部と、
    前記送受信部と結合される制御部と、を含み、前記制御部は、
    第1MAC(medium access control)サブヘッダとMAC SDU(service data unit)、及び第2MACサブヘッダとMAC CE(control element)を生成し、
    前記第1MACサブヘッダを前記MAC SDUの前に配置し、前記第2MACサブヘッダを前記MAC CEの前に配置してMAC PDU(protocol data unit)を生成し、
    前記送受信部を制御して前記MAC PDUを端末で送信するように設定されたことである、基地局。
  13. 前記第2MACサブヘッダ及び前記MAC CEは、前記MAC PDU内でどんなMAC SDUより前に配置されることである、請求項12に記載の基地局。
  14. 前記第2MACサブヘッダ及び前記MAC CEは、前記MAC PDU内でパディングの前に配置されることである、請求項12に記載の基地局。
  15. パディングに対する第3MACサブヘッダは前記パディングの長さを示すフィールドを含まなく、前記MAC SDUに対する前記第1MACサブヘッダは前記MAC SDUの長さを示すフィールドを含むことである、請求項12に記載の基地局。
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