JP2019216345A - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ファックス受信画像のプレビュー画像を生成する処理に必要な一時記憶手段の容量が不足している場合でも、確保できる容量のみを使用して一部分のプレビュー画像を生成、表示することができ、画像の一部分を表示することで内容の一部分を確認することを可能にする画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラムを提供する。【解決手段】ファックス受信したデータからプレビュー画像を生成するために必要な記憶手段の容量が十分に確保できない場合に(S404でNO)、確保できる容量のみを使用して部分的にプレビュー画像を生成し(S405〜S407)、表示することで、受信画像内容の一部分を確認することを可能とする。【選択図】図4

Description

本発明は、受信データのプレビュー画像生成が可能な画像処理装置とその制御方法、及びプログラムに関する。
現在、受信したファクスデータを直ぐには印刷せず、画像形成装置本体のメモリに記憶し、ユーザの指示に基づいて印刷を開始するメモリ受信機能を有する画像形成装置が提供されている。さらに、メモリ受信機能を利用し、メモリに記憶したファクスデータのプレビュー画像を印刷前に表示する機能を有した画像形成装置も提供されている。このような画像形成装置では、ユーザが各ファクスデータのプレビュー画像を確認することにより印刷の要否を判断することができるため、ユーザにとって不要なファクスデータの印刷を防ぐことができ、資源の消費を削減することができる。
ファクスデータとして用いられる画像フォーマットのデータを一般的な表示部で表示するためには、受信した画像データのフォーマットを変換し、表示部で表示可能なプレビュー画像を生成することが必要である。
特許文献1には、受信したファクスデータのNページまでを表示部で表示可能なサムネイル画像として生成し記憶することで、ユーザがデータの内容を確認することができる画像形成装置が記載されている。
特開2017-112472号公報
特許文献1に記載された画像形成装置は、受信したデータのNページまでのプレビュー画像を生成することで、プレビュー画像の記憶に用いられるフラッシュROMの容量を見積もることが可能である。
しかし、特許文献1の方法により、受信したデータのプレビュー表示を行う場合、プレビュー画像の記憶に用いられるフラッシュROMとは別にプレビュー画像を生成する過程で使用する一時記憶装置が必要となる。
特許文献1の方法では、プレビュー画像の生成に必要となる算出された一時記憶装置の容量に対して使用可能な一時記憶装置の容量が不足している場合はプレビュー画像の生成が困難となる。
そして、プレビュー画像の生成に使用可能な一時記憶装置の容量が不足しないようにする方法として、プレビュー画像生成専用で他のジョブが使用出来ない領域を確保する方法が考えられる。
しかし、一時記憶装置であるメモリ容量の少ないコンパクトタイプの画像形成装置では、プレビュー画像の生成処理に利用することのできるメモリ容量に制限があり、専用の領域として確保する方法をとることが難しい場合がある。
プレビュー画像の生成に必要な一時記憶用の記憶手段が専用領域として確保できない一例としては、他の機能の動作にて記憶手段を使用している場合が考えられる。また、受信したデータのサイズが大きい場合には、プレビュー画像の生成に必要な一時記憶用に確保できる記憶手段の容量が不足し、プレビュー表示出来ないケースも考えられる。
上記の課題に鑑み、本発明は、プレビュー画像を生成する処理に必要な一時記憶手段の容量が不足している場合でも、確保できる容量のみを使用して一部分のプレビュー画像を生成、表示することができる画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、外部から画像データを受信し、該受信した画像データを記憶手段に格納する画像処理装置であって、前記記憶手段に格納された画像データからプレビュー画像を生成する生成手段と、前記プレビュー画像を送信する送信手段とを有し、
前記生成手段は、プレビュー画像を生成するために記憶手段から使用可能な一時記憶領域を獲得する獲得手段と、獲得した使用可能な一時記憶領域を使用して画像データの少なくとも一部分をプレビュー画像に変換する変換手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、プレビュー画像を生成する処理に必要な一時記憶手段の容量が不足している場合でも、確保できる容量のみを使用して一部分のプレビュー画像を生成、表示することができ、画像の一部分を表示することで内容の一部分を確認することが可能となる。一部分でも確認できることによって、プレビューの目的である印刷の要否を判断が可能になるケースが増え、ユーザビリティの向上につながる。
本発明の実施例における、画像処理装置の構成ブロック図。 本発明の実施例における、プレビュー画像生成処理の概要。 本発明の実施例における、画像データのプレビュー画像の表示画面。 本発明の実施例における、プレビュー画像生成処理のフローチャート。 本発明の実施例における、プレビュー画像変換処理の例。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
〔画像形成装置のハードウェア構成〕
図1は本発明の実施例における、画像処理装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。各ブロックはモジュールを示しており、ブロック間の矢印はデータもしくは指示の流れを示している。
画像処理装置100は、印刷部107、読取部109、操作パネル110、回線I/F112、及びこれらの制御を司るコントローラ部101を有している。
コントローラ部101は、CPU102、RAM103、ROM104、印刷部I/F106、読取部I/F108、MODEM111、USB I/F115、ネットワークI/F118、フラッシュROM122を備える。そして、それら各部はシステムバス105にて接続されている。
CPU102は、プレビュー画像を生成可能な手段として機能し、各種制御プログラムに従って前記の各部を総括的に制御する。各種制御プログラムは、データの消去や書き込みが可能なROM104のプログラム領域に記憶されており、制御プログラムが読み出されることによって実行される。或いは、各種制御プログラムは、ROM104のプログラム領域に圧縮され、記憶されたデータをRAM103へ伸張、展開することで実行される。また、各種制御プログラムは、図示しないハードディスクドライブに前述の各種制御プログラムを圧縮状態または、非圧縮状態で格納しておき、実行時にRAM103に展開して実行してもよい。
ネットワークI/F118は、ネットワーク網(例えばLAN)120などを介してホストコンピュータ121(以下「PC」という。)との通信処理を行う。生成されたプレビュー画像はネットワーク網120を経由して画像形成装置の外部に設けられた情報処理装置であるPC121へ送信される。ネットワークI/F118とネットワーク網120とは、LANケーブル119などの通信ケーブルで接続される。
またPC121はUSBケーブル116を介してUSB I/F115で画像処理装置100へ接続することも可能である。MODEM111は、回線I/F112を介して公衆回線網114と接続し、図示しない他の画像形成装置やファクス装置、電話機などと通信処理を行う。回線I/F112と公衆回線網114とは、一般的に電話線113などで接続される。
画像処理装置100は公衆回線網114やネットワーク網120を介して画像データ等を受信可能である。
印刷部I/F106は、画像形成部として機能する印刷部107に画像信号を出力するインターフェースを担う。
また、読取部I/F108は、読取部109からの読取画像信号を入力するインターフェースを担う。CPU102は、読取部I/F108より入力された画像信号を処理し、記録画像信号として印刷部I/F106へ出力する。
CPU102は、ROM104のフォント領域に記憶されたフォント情報を用いて、操作パネル110の表示部に文字や記号を表示したり、ユーザの指示を受けた操作パネル110からの指示情報を受けたりする。
また、フラッシュROM122はファクスデータおよびプレビュー画像の記憶部として機能する。さらに、CPU102によって画像処理装置100の装置情報や、ユーザの電話帳情報、部門管理情報などが記憶され、CPU102により必要に応じて読み出され、必要に応じて更新される。
図1では、読取部109を画像処理装置100の内部にある構成としたが、外部にある構成としてもよい。
〔ファクス受信からプレビュー表示までの処理〕
図2は、本発明の実施例におけるファクス受信からプレビュー画像表示までの処理の概要を示す図である。
画像処理装置100はWebサーバ機能を有している。PC121のWebブラウザからネットワーク等を介して画像処理装置100のWebサーバにアクセスすることにより、ユーザはPC121上から画像処理装置100の状況の確認やジョブの操作、各種設定を行うことが可能となる。
図2では画像処理装置100がファクス装置201から受信したファクスデータについて、PC121のWebブラウザ、および操作パネル110を用いてプレビュー画像を確認する例について説明する。
画像処理装置100は他のファクス装置201からファクスデータを受信する。画像処理装置100においてメモリ受信設定が行われていた場合、受信したファクスデータをフラッシュROM122に記憶する。
PC121のWebブラウザにプレビュー画像を表示する場合、ネットワークを介して画像処理装置100と接続されたPC121は、ユーザからのプレビュー画像表示要求を受ける。ユーザからのプレビュー画像表示要求を受けたPC121は、画像処理装置100に対して、プレビュー画像を含むWebページ206をPC121へ送信するよう要求する。
画像処理装置100はPC121からのプレビュー画像を含むWebページの送信要求を受け付け、PC121において選択されたファクスデータを読み出し、プレビュー画像を生成しフラッシュROM122へ記憶する。その後、画像処理装置100はプレビュー画像を含むWebページを生成しネットワーク網120を介してPC121へ送信する。
PC121は受信したWebページをPC121の表示部に表示する。これにより、ユーザはプレビュー画像を確認することが可能となる。
コンパクトタイプの画像形成装置のなかには画像処理装置100本体に備えられている表示部が小さくプレビュー画像の表示が困難な場合がある。図2のように画像処理装置100とPC121をネットワーク等で接続することで、PC121を用いて画像処理装置100が受信したファクスデータのプレビュー画像を確認することが可能となる。
プレビュー画像を表示可能な表示部を有する画像形成装置においては、操作パネル110のユーザ操作によるプレビュー画像表示要求をうけて、CPU102がプレビュー画像を生成し、フラッシュROM122へ記憶する。CPU102がフラッシュROM122へ記憶されたプレビュー画像を操作パネル110に表示することで、プレビュー画像を確認することが可能となる。
図3は、本発明の実施例1におけるプレビュー画像を含むWebページ206の詳細を示す図である。図3は画像処理装置100が受信したデータがファクスデータであった場合のプレビュー画像の例である。
タイトル301はPC121の表示部に表示される画面のタイトルを示す。詳細情報302はファクスデータの詳細情報を示す。図3では、ファクスデータの受付時刻や相手先などの情報が詳細情報として表示されている。印刷ボタン303はファクスデータを印刷するためのボタンであり、削除ボタン304はファクスデータを印刷することなく削除するためのボタンである。ユーザが印刷ボタン303を選択した場合、PC121はプレビュー画像が表示されているファクスデータの印刷を行う旨を画像処理装置100に通知し、印刷部107がファクスデータの印刷を行う。ファクスデータの印刷を行った場合、フラッシュROM122に記憶されたファクスデータ及びプレビュー画像は引き続きフラッシュROM122に記憶されているものとする。
ユーザが削除ボタン304を選択した場合、PC121はプレビュー画像が表示されているファクスデータをフラッシュROM122から削除する旨を画像処理装置100に通知する。画像処理装置100はPC121から通知を受け、フラッシュROM122に記憶されたファクスデータを削除する。このとき、画像処理装置100はフラッシュROM122に記憶されたファクスデータを削除するとともに、フラッシュROM122に記憶したプレビュー画像も削除するものとする。
プレビュー画像305はフラッシュROM122に記憶されているプレビュー画像である。プレビュー画像305はプレビュー画像生成時に汎用の記憶領域として使用しているRAM103の領域が足りなかった場合に生成されたプレビュー画像を表している。本手法ではRAM103の空いている領域で作成できるサイズのプレビュー画像の一部分を作成することにより、全面のプレビュー画像を表示できない場合でも部分的にプレビュー表示することが可能となる。
本実施例では1ページのみのファクスデータを受信した場合を示している。なお、画像処理装置100が2ページ以上のファクスデータを受信した場合は、複数のプレビュー画像を生成し、ファクスデータとプレビュー画像をフラッシュROM122に記憶しておく。
状況説明文306は現在の記憶領域の状況とプレビュー画像305が部分表示されたプレビュー画像であることを示している。状況説明文306があることでユーザが現在の状況を把握でき、RAM103の使用量が少ないタイミングで再表示するなど、全面のプレビュー画像を確認した場合の回避策を行うことが可能となる。
再表示ボタン307は部分表示されたプレビュー画像の再表示を行うボタンである。再表示ボタン307を押下すると、フラッシュROM122に記憶されたファクスデータを再度読み出し、プレビュー画像生成処理からやり直す。やり直した際のRAM103の状況によって、全面のプレビュー画像が生成可能であれば全面のプレビュー画像を生成し、生成不可能であれば再度一部分のプレビュー画像を生成する。生成した画像は再びフラッシュROM122に記憶され、画像処理装置100がプレビュー画像を含むWebページを生成、ネットワーク網120を介してPC121へ送信する。そして、PC121は受信したWebページをPC121の表示部に表示する。
操作パネル110に表示する場合は、まず、ユーザが操作パネル110を操作することにより、プレビュー画像表示要求を出力する。CPU102はプレビュー画像を生成する際に、RAM103の状況によって、全面のプレビュー画像が生成可能であれば全面のプレビュー画像を生成し、生成不可能であれば一部分のプレビュー画像をフラッシュROM122へ記憶する。そして、フラッシュROM122へ記憶されたプレビュー画像を操作パネル110に表示する。
〔プレビュー画像生成処理〕
図4は、実施例1におけるCPU102が実行するプレビュー画像生成およびプレビュー画像を含むWebページの送信処理を示すフローチャートである。
実施例1では、メモリ受信設定がなされているものとし、画像処理装置100は受信したファクスデータをフラッシュROM122に記憶する。
画像処理装置100のCPU102はPC121よりプレビュー画像を含むWebページの送信要求を受信したかどうかを判定する(S401)。PC121からプレビュー画像の送信要求がなされていない場合は、本フローを終了する。一方、PC121からプレビュー画像の送信要求がなされている場合は、S402に進む。
続いて、CPU102は、フラッシュROM122に記憶されたファクスデータのうち、PC121からプレビュー画像の送信要求がなされているファクスデータを読み込む(S402)。
CPU102は送信要求がなされているファクスデータの画像サイズからプレビュー画像の生成に必要な一時記憶領域の容量を見積もり、RAM103から一時記憶領域を獲得する。必要な一時記憶領域の容量はファックスデータのピクセル数から算出する(S403)。
CPU102は、S403の処理にて、RAM103から必要な一時記憶領域の獲得に成功したか、失敗したかを判断(S404)する。必要な一時記憶領域の獲得に成功している場合(S404でYES)はプレビュー画像生成処理(S407)に進む。必要な一時記憶領域の獲得に失敗している場合(S404でNO)は、CPU102は、RAM103の使用可能領域から生成可能なプレビュー画像サイズを算出し(S405)、使用可能領域分の一時記憶領域を獲得(S406)し、プレビュー画像生成処理(S407)に進む。
プレビュー画像生成(S407)では、獲得できたサイズの一時記録領域を用いて処理を行う。
プレビュー画像の生成に必要な一時記憶領域の獲得に成功した場合は(S404でYES)、全部のプレビュー画像が生成できる。
一方、必要な一時記憶領域の獲得に失敗している場合は(S404でNO)、使用可能な一時記憶領域を使い切った時点の高さまででプレビュー画像生成をやめることにより、一部分のプレビュー画像の生成ができる。この時、画像生成を画像の上端から行うことで、ファクスの要不要を判断するための有益な情報が入っている可能性の高いヘッダ領域や文章のタイトル情報等を部分的に表示できるようにする。
続いて、CPU102は生成したプレビュー画像をフラッシュROM122に記憶する(S408)。生成したプレビュー画像及び受信したファクスデータはユーザにより削除されない限りフラッシュROM122に記憶されるとしてもよいし、ファクスデータ受信後またはプレビュー画像記憶後一定期間が経過した後に削除されるとしてもよい。
その後、CPU102はファクスデータの次ページを読み込む。読み込むページが存在しない場合は、CPU102はそれまでに生成したプレビュー画像を含むWebページを生成し、生成したWebページをPC121へ送信し本フローを終了する(S409)。
再表示ボタン307が押下されて、プレビュー画像の再表示を行う場合も図4のシーケンスと同様の処理を行うことで、プレビュー画像の再表示が可能である。
実施例1における、プレビュー画像生成処理について、一例を具体的に述べる。
図5は受信したファクスデータをプレビュー画像に変換する流れを示すものであり、MR画像、2値RAW画像、RGBRAW画像、JPEG画像の順で変換した例を表している。
図5に示す変換例では記憶領域501はフラッシュROM122に記憶されているファクスデータであるため、RAM103から記憶領域として獲得する必要はない。S502、S504、S506の処理を行うためには、一時記憶領域(503,505,507)をRAM103から獲得することが必要である。
一時記憶領域(503,505,507)に必要な容量はピクセルと画像フォーマットから計算できる。本実施例だと一時記憶領域503は「ピクセル数」[bit]となる。一時記憶領域505はRGB画像のビット深度を8bit/pixelとすると「ピクセル数×24」[bit]となる。また、一時記憶領域507はJPEGの圧縮効率の良くない値として1/2を採用すると「ピクセル数×24/2」[bit]となる。
以上のように見積もられた容量をRAM103から獲得し、S502、S504、S506の処理を順次行うことにより、ファクス受信データからプレビュー画像の生成を行う。この時、S502の処理にて一時記憶領域505として獲得した記憶領域を使い切った時点で変換処理を終了し、変換できた分の画像のみをS504、S506と変換することにより、ファクス受信データから一部分のプレビュー画像を生成している。
本実施例では画像フォーマットがMR、RGBRAW、JPEGであったが、本手法ではどのような画像形式でも圧縮効率、ビット深度、ピクセル数から変換中に必要な一時記憶領域の容量を計算することが可能である。また、プレビュー画像の生成に伴う変換の順番、回数、変換中の画像フォーマットにかかわらず本手法を適用することが可能である。
(その他の実施例)
〔一時記憶領域の供用〕
実施例1では、画像変換処理(図5)において、一時記憶領域(503,505,507)をRAM103 から同時に獲得、割り当てることとした。しかし、これらの処理は、同時並行的に行われるものではないので、一時記憶領域503の2値RAW画像データをS504で処理し、得られたRGBRAW画像を一時記憶領域505に格納した後は、一時記憶領域503は開放することができる。そして、開放された一時記憶領域503は、JPEG画像のための一時記憶領域507として利用することが可能である。このように2値RAW画像とJPEG画像に使用される一時記憶領域(503,507)を供用することができる。そうすることで、2値RAW画像、RGBRAW画像、JPEG画像のための一時記憶領域(503,505,507)に、より多くの領域を割り当てることが可能となる。その結果、より広い範囲のプレビュー画像の生成を行うことができる。
〔プレビュー領域の変更〕
また、実施例1では、図4のプレビュー画像の生成処理におけるS407においては、画像データの上端からプレビュー画像の生成をおこない、割り当てられた記憶領域を使い切ったところで、画像生成処理をやめていた。そうすることで、一部分のプレビュー画像としてファックス画像の上端の画像を得ていた。しかし、送られたファックス画像の上端に発信元の情報が書かれていない場合や、印刷要否の判断に必要な事項が書かれていない場合もある。その場合に、得られたプレビュー画像を見たユーザは、上端のプレビュー画像では印刷の要否の判断ができず、別の範囲のプレビュー画像を確認したいという要望を抱くことも考えられる。そこで、プレビュー画像の表示範囲をカーソル等の入力手段を介して指定、変更可能とすることが考えられる。ユーザがカーソル等の入力手段を介してプレビュー画像の範囲を再設定し、再表示ボタン307を押下する。CPU102はフラッシュROM122からユーザにより指定されたプレビュー画像生成に必要な範囲のファック画像を読み込み、変換処理を行う。こうすることで、任意の範囲のプレビュー画像を表示することも可能となる。
実施例1では主にWebページにプレビュー画像を表示する手法について述べたが、操作パネル110をはじめとする他の出力機器に表示するプレビュー画像生成時にも、本発明を適用することが可能である。
また、実施例1ではプレビュー画像のフォーマットをJPEG画像、ファクス受信データをMR画像の場合について述べたが、入力データ、出力データ、およびプレビュー画像生成中の画像フォーマットによらず、本発明を適用することが可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
102 CPU
103 RAM
122 フラッシュROM
110 操作パネル
121 PC

Claims (10)

  1. 外部から画像データを受信し、該受信した画像データを第1の記憶手段に格納する画像処理装置であって、
    前記第1の記憶手段に格納された画像データからプレビュー画像を生成する生成手段と、
    前記プレビュー画像を送信する送信手段とを有し、
    前記生成手段は、
    プレビュー画像を生成するために第2の記憶手段から使用可能な一時記憶領域を獲得する獲得手段と、
    獲得した使用可能な一時記憶領域を使用して画像データの少なくとも一部分をプレビュー画像に変換する変換手段
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記生成手段は、前記画像データの全部のプレビュー画像の生成に必要な一時記憶領域が前記第2の記憶手段から獲得できるか判断する判断手段を有し、
    前記判断手段が、前記必要な一時記憶領域が獲得できないと判断した場合は、前記獲得手段により、使用可能な一時記憶領域を獲得し、前記変換手段により画像データの一部分をプレビュー画像に変換することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記判断手段が、前記必要な一時記憶領域が獲得できると判断した場合は、前記獲得手段により、前記必要な一時記憶領域を獲得し、前記変換手段により前記画像データの全部をプレビュー画像に変換することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 外部の情報処理装置からのプレビュー画像の要求に従って、前記送信手段は、前記外部の情報処理装置へ前記プレビュー画像を送信すること
    を特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記プレビュー画像は、回線で接続された装置において、Webブラウザを用いて表示されることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記送信手段は、画像処理装置の操作パネルに、前記プレビュー画像を送信することを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記受信した画像データはファクスデータであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記プレビュー画像は、JPEG画像であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 外部から画像データを受信し、該受信した画像データを第1の記憶手段に格納する画像処理装置の制御方法であって、
    前記第1の記憶手段に格納された画像データからプレビュー画像を生成する生成工程と、
    前記プレビュー画像を送信する送信工程とを有し、
    前記生成工程は、
    プレビュー画像を生成するために第2の記憶手段から使用可能な一時記憶領域を獲得する獲得工程と、
    獲得した使用可能な一時記憶領域を使用して画像データの少なくとも一部分をプレビュー画像に変換する変換工程
    を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  10. 請求項9に記載の画像処理装置の制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
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