JP2019212488A - 接続装置 - Google Patents

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湧太 井口
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Abstract

【課題】カバーの取付作業が煩雑になりにくい接続装置を提供する。【解決手段】接続装置10は、機器に接続される機器側端子を有する端子台20と、電線に接続される電線側端子を有するコネクタ30と、を有し、機器側端子及び電線側端子の接続部位を露出させる開口部が形成される接続モジュール11と、開口部を覆うように、接続モジュール11に固定されるカバー40と、を備える。カバー40は、端子台20に係止する係止部44と、固定孔431が形成される第3フランジ43と、を有する。端子台20は、固定孔243が形成される第1フランジ242を有する。係止部44は、端子台20に係止するときに、固定孔243,431の位置が合うように構成される。【選択図】図4

Description

本発明は、機器と電線とを接続する接続装置に関する。
特許文献1には、接続装置の一例として、インバータなどの電源供給装置から延びる電線をモータなどの機器に接続する機器用コネクタが記載されている。機器用コネクタは、モータケースに取り付けられる端子台と、端子台の一部を覆うシールドシェル(カバー)と、を備える。機器用コネクタにおいて、端子台は、モータケースに固定される金属板と、金属板と一体になるように設けられるハウジングと、ハウジングに保持される導電板(機器側端子)と、を有する。そして、シールドシェルは、ハウジングを覆うように、金属板に固定される。
特開2012−195066号公報
上記のような機器用コネクタにおいて、金属板及びシールドシェルは、金属板に形成された取付孔及びシールドシェルに形成されたボルト孔を通るボルトで締結される。このため、作業者は、シールドシェルを金属板に固定する際に、取付孔及びボルト孔の位置を合わせる必要がある。したがって、端子台の鉛直方向に対する配置角度によっては、作業者は、取付孔及びボルト孔の位置がずれないように、シールドシェルを支えながら、シールドシェルの取付作業を行う必要がある。本発明の目的は、カバーの取付作業が煩雑になりにくい接続装置を提供することである。
上記課題を解決する接続装置は、機器と電線とを接続する接続装置であって、前記機器に接続される機器側端子を有する端子台と、前記電線に接続される電線側端子を有するコネクタと、を有し、前記機器側端子及び前記電線側端子の接続部位を露出させる開口部が形成される接続モジュールと、前記開口部を覆うように、前記接続モジュールに固定されるカバーと、を備え、前記接続モジュール及び前記カバーの一方を第1部材とし、前記接続モジュール及び前記カバーの他方を第2部材としたとき、前記第1部材は、前記第2部材に係止する係止部と、第1固定孔が形成される第1固定部と、を有し、前記第2部材は、第2固定孔が形成される第2固定部を有し、前記第1部材の前記係止部は、前記第2部材に係止するときに、前記第2固定孔及び前記第1固定孔の位置が合うように構成される。
上記構成によれば、例えば、カバーを第1部材とし、接続モジュールを第2部材としたとき、カバーの係止部が接続モジュールに係止することで、カバーの第1固定孔及び接続モジュールの第2固定孔の位置が揃う。このため、作業者は、第1固定孔及び第2固定孔に締結部材を通すことで、カバーを接続モジュールに容易に固定できる。したがって、接続装置は、カバーの取付作業が煩雑になることを抑制できる。
上記接続装置において、前記係止部は、前記第1固定孔の軸線に沿うように延び、前記係止部には、前記第1固定孔の軸線と交差する方向に係止孔が形成され、前記第2部材は、前記第2固定孔の軸線と交差する方向に突出する突出部を有することが好ましい。
上記構成によれば、接続装置は、係止部の係止孔に突出部を通すことで、第1固定孔及び第2固定孔の位置を揃えることができる。
上記接続装置において、前記第2固定部は、板状をなし、前記係止部は、前記第2固定部に掛止可能な鉤状をなすことが好ましい。
上記構成によれば、接続装置は、係止部を第2固定部に掛止させることで、第1固定孔及び第2固定孔の位置を揃えることができる。
上記接続装置において、前記第2固定部は、前記第2固定孔の軸線に沿うように延びる係合軸を有し、前記第1固定部には、前記係合軸に係合する係合凹部が前記第1固定孔の軸線と交差する方向に形成されることが好ましい。
上記構成によれば、接続装置は、係合軸を係合凹部に係合させることで、係止部を第2固定部に掛止しやすくできる。
本発明の接続装置によれば、カバーの取付作業が煩雑になることを抑制できる。
第1実施形態における接続装置の斜視図。 第1実施形態における接続装置の分解斜視図。 第1実施形態における接続装置の分解斜視図。 第1実施形態において、接続モジュールにカバーを取り付ける様子を示す側面図。 第2実施形態におけるコネクタ及びカバーの分解斜視図。 第2実施形態におけるコネクタ及びカバーの分解斜視図。 第2実施形態において、接続モジュールにカバーを取り付ける様子を示す側面図。
(第1実施形態)
以下、接続装置の第1実施形態について説明する。本実施形態の接続装置は、例えば、電気自動車又はハイブリッド自動車において、モータなどの機器とバッテリ又はインバータなどの電力供給装置から延びる電線とを接続する装置である。
図1に示すように、接続装置10は、電力の供給先となる機器のケースCSに固定される端子台20と、電力供給装置から延びる電線WRの端部に設けられるコネクタ30と、端子台20及びコネクタ30の接続部位を覆うカバー40と、を備える。なお、本実施形態では、端子台20及びコネクタ30を含んで「接続モジュール11」とも言う。
図2及び図3に示すように、端子台20は、機器のケースCSに固定されるベースプレート21と、機器に電気的に接続される機器側端子22と、機器側端子22を収容する第1ハウジング23と、第1ハウジング23を覆う第1シールドシェル24と、を備える。
ベースプレート21は、金属材料からなる板状部材である。ベースプレート21は、固定先となる機器のケースCSの外形に応じた形状をなしている。ベースプレート21は、例えば、ボルトなどの締結部材により、機器のケースCSに固定される。
機器側端子22は、銅などの金属材料により形成される板状部材である。機器側端子22の一端はベースプレート21の裏面に露出し、機器側端子22の他端はハウジングから露出する。本実施形態では、機器側端子22は、電線WRの数に応じて、複数(3つ)設けられる。
第1ハウジング23は、例えば、樹脂材料を射出成形することで形成される。詳しくは、第1ハウジング23は、インサート成形により、ベースプレート21と一体に形成される。第1ハウジング23は、コネクタ30が装着される第1装着部231を有する。第1装着部231は、筒状をなす外周壁232と、機器側端子22の他端を支持する支持台233と、を含んで構成される。外周壁232は、平面視長円形状をなし、ベースプレート21の板厚方向と交差する方向に延びる。本実施形態では、外周壁232の延びる方向が端子台20に対するコネクタ30の着脱方向となる。
第1シールドシェル24は、第1ハウジング23を覆うシェル本体241と、シェル本体241から延びる第1フランジ242を有する。シェル本体241は、ベースプレート21及び第1ハウジング23の外形に応じた形状をなしている。第1フランジ242は、シェル本体241において、第1ハウジング23の第1装着部231を覆う部分に対をなすように形成される。接続装置10において、ベースプレート21の厚さ方向及びコネクタ30の着脱方向の両方向と交差(直交)する方向を「幅方向」とすれば、第1フランジ242は、幅方向における外方に延びると言える。第1フランジ242には、第1フランジ242の突出方向と交差する方向に固定孔243が貫通形成される。固定孔243の内周面には、ボルトなどの締結部材が螺合するねじ山が形成される。また、第1フランジ242には、第1フランジ242の突出方向と交差する方向、すなわち、ベースプレート21から遠ざかる方向に突出部244が延びる。突出部244の先端は、突出部244の延設方向と交差する方向に屈曲する。そして、第1シールドシェル24は、ボルトなどの締結部材により、第1ハウジング23を覆った状態でベースプレート21とともに機器のケースCSに固定される。
図2及び図3に示すように、コネクタ30は、電線WRに接続される電線側端子31と、電線WR及び電線側端子31を収容する第2ハウジング32と、第2ハウジング32を覆う第2シールドシェル33と、第2ハウジング32に装着されるキャップ34と、を有する。
電線側端子31は、機器側端子22と同様に、銅などの金属により形成される板状部材である。電線側端子31の一端は第2ハウジング32から露出し、電線側端子31の他端は第2ハウジング32の内部に配置される。本実施形態では、電線側端子31は、電線WRの数に応じて、複数(3つ)設けられる。
第2ハウジング32は、例えば、樹脂材料を射出成形することで形成される。第2ハウジング32は、端子台20(第1装着部231)に装着される第2装着部321と、電線側端子31及び電線WRの接続部位を保護する保護部322と、を有する。
第2装着部321は、筒状をなす内周壁323を含んで構成される。内周壁323は、第1装着部231の外周壁232の内部に挿入できるように、第1装着部231の外周壁232よりも一回り小さく形成される。内周壁323の内部空間には、内周壁323を貫通する電線側端子31の一端が突出する。このため、電線側端子31の一端は、内周壁323の高さ方向における両側の第1開口部324及び第2開口部325を介して露出する。保護部322は、第2装着部321の内周壁323から延びる。保護部322の内部では、電線側端子31の他端と電線WRとが接続される。本実施形態では、第2開口部325が機器側端子22及び電線側端子31の接続部位を露出させる「開口部」の一例に相当する。
第2シールドシェル33は、第2ハウジング32の第2装着部321を覆う環状部331と、環状部331から延びる第2フランジ332と、を含んで構成される。環状部331は、第2装着部321の第1開口部324及び第2開口部325を露出させた状態で、第2装着部321の内周壁323を囲う。第2フランジ332は、対を成すように環状部331から幅方向における外方に延びる。第2フランジ332には、第2フランジ332の突出方向と交差する方向に固定孔333が貫通形成される。
キャップ34は、第2装着部321の第2開口部325を覆うキャップ本体341と、第2装着部321の内周壁323に係止する係止壁342と、を有する。キャップ34には、キャップ34が第2装着部321に係止したときに、キャップ本体341と内周壁323との隙間を埋めるシール部材を設けることが好ましい。
図2及び図3に示すように、カバー40は、略半長円形状をなす底壁41と、底壁41から延びる側壁42と、側壁42から延びる第3フランジ43と、第3フランジ43から延びる係止部44と、を有する。カバー40は、例えば、金属板をプレス加工することで形成される。カバー40は、第1シールドシェル24及び第2シールドシェル33と同じく、電磁ノイズを遮断する目的で設けられる。
第3フランジ43は、幅方向に対をなすように、側壁42から屈曲するように延びる。第3フランジ43は、平面視において、第1フランジ242及び第2フランジ332と略同様の形状を有する。第3フランジ43には、第3フランジ43の突出方向と交差する方向に固定孔431が貫通形成される。係止部44は、第3フランジ43の固定孔431の軸線に沿って延びる。係止部44には、正面視矩形の係止孔441が固定孔431の軸線と交差する方向に貫通形成される。係止孔441は、端子台20のシェル本体241の突出部244よりも大きく形成される。
第1実施形態の作用を説明する。詳しくは、作業者が、端子台20にコネクタ30を鉛直下方から接続する際の作用について説明する。
端子台20及びコネクタ30を接続する場合、作業者は、端子台20の第1装着部231に、コネクタ30の第2装着部321を挿入する。そして、作業者は、第2ハウジング32の第2開口部325から工具を挿入し、端子台20の機器側端子22及びコネクタ30の電線側端子31を支持台233にねじ止めする。こうして、端子台20及びコネクタ30が接続される。また、機器側端子22及び電線側端子31を接続した後は、作業者は、第2装着部321の第2開口部325を塞ぐように、第2装着部321にキャップ34を取り付ける。その結果、機器側端子22及び電線側端子31の接続部位を収容する空間が閉空間となる。
その後、図4に示すように、接続モジュール11にカバー40を固定するために、作業者は、カバー40を接続モジュール11に向けて鉛直方向と交差する方向に移動させる。そして、作業者は、カバー40の係止部44に形成された係止孔441に、端子台20の突出部244を通す。すると、カバー40の係止部44が端子台20に係止し、作業者がカバー40から手を離しても、カバー40が端子台20から脱落しなくなる。つまり、カバー40が端子台20に対して仮保持される。また、カバー40が仮保持される状態では、端子台20、コネクタ30及びカバー40の固定孔243,333,431の軸線が略一致する。そこで、作業者は、カバー40及びコネクタ30の固定孔333,431に通したボルトなどの締結部材BTを端子台20の固定孔243に螺合させる。こうして、端子台20、コネクタ30及びカバー40が相互に締結される。また、カバー40を接続モジュール11に固定した状態では、カバー40により、キャップ34が装着された第2開口部325が覆われる。
以上説明したように、第1実施形態では、接続モジュール11の端子台20が「第2部材」に相当し、端子台20の第1フランジ242及びコネクタ30の第2フランジ332が「第2固定部」に相当し、第1フランジ242及び第2フランジ332の固定孔243,333が「第2固定孔」に相当する。また、カバー40が「第1部材」に相当し、カバー40の第3フランジ43が「第1固定部」に相当し、第3フランジ43の固定孔431が「第1固定孔」に相当する。
第1実施形態の効果を記載する。
(1)カバー40の係止部44が接続モジュール11に係止することで、接続モジュール11の固定孔243,333及びカバー40の固定孔431の軸線がある程度一致する。このため、作業者は、固定孔243,333,431に締結部材BTを通すことで、カバー40を接続モジュール11に容易に固定できる。言い換えれば、作業者は、固定孔243,333,431の軸線が一致するようにカバー40を片手で支えなくても、カバー40の取付作業を行える。したがって、接続装置10は、カバー40の取付作業が煩雑になることを抑制できる。
(2)詳しくは、作業者は、係止部44の係止孔441に突出部244を通すことで、接続モジュール11の固定孔243,333及びカバー40の固定孔431を位置合わせできる。また、突出部244の先端が屈曲しているため、係止部44が突出部244の先端に引っ掛かり、カバー40が接続モジュール11から取り外れにくくなる。
(第2実施形態)
以下、接続装置の第2実施形態について説明する。第2実施形態の接続装置10A(接続モジュール11A)は、第1実施形態の接続装置10(接続モジュール11)と比較したとき、カバー40の仮保持に係る構成が異なる。このため、以降の説明では、第1実施形態と異なる部分について説明し、第1実施形態と共通する構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図5及び図6に示すように接続装置10Aは、端子台20と、コネクタ30Aと、カバー40Aと、を備える。
コネクタ30Aにおいて、第2シールドシェル33Aの第2フランジ334は、板状をなしている。第2フランジ334は、第2フランジ334の第1面から固定孔333の軸線に沿って延びる係合軸335と、第2フランジ334の第2面から延びるスペーサ336と、を有する。係合軸335は、第2フランジ334において、固定孔333よりも基端寄りの位置に形成される。スペーサ336は、固定孔333の周囲を囲うように、固定孔333の軸線に沿って延びる。スペーサ336は、端子台20にコネクタ30Aを装着したときに、第1フランジ242及び第2フランジ334の間に隙間を形成する。
カバー40Aは、底壁41と、側壁42と、第3フランジ45と、第3フランジ45から鉤状に延びる係止部46と、を有する。第3フランジ45には、第3フランジ43の突出方向と交差する方向に固定孔451が貫通形成される。また、第3フランジ45には、固定孔451の軸線と交差する方向に係合凹部452が形成される。第3フランジ45における係合凹部452の形成位置は、第2フランジ334における係合軸335の突出位置と対応する。係止部46は、側面視略U字状をなし、コネクタ30Aの第2フランジ334の厚さに応じた大きさに形成される。
第2実施形態の作用について説明する。詳しくは、作業者が、端子台20にコネクタ30Aを鉛直下方から接続する際の作用について説明する。なお、端子台20の第1装着部231にコネクタ30Aの第2装着部321を接続し、第2装着部321にキャップ34を装着するまでの作用は、第1実施形態と同様であるため記載を省略する。
図7に示すように、接続モジュール11Aにカバー40Aを固定する場合、作業者は、カバー40Aをコネクタ30Aに向けて鉛直方向と交差する方向に接近させる。すると、コネクタ30Aの第2シールドシェル33Aに形成される係合軸335が、カバー40Aに形成される係合凹部452に係合し、コネクタ30A及びカバー40Aの相対的な位置関係がある程度決定される。その後、係合軸335が係合凹部452の底に到達すると、第1シールドシェル24及び第2シールドシェル33Aの間に形成される隙間に、カバー40Aの係止部46の先端が入り込む。つまり、係止部46が、第2シールドシェル33Aの第2フランジ334に掛止する。その結果、カバー40Aが接続モジュール11Aに対して仮保持される。
カバー40Aが仮保持される状態では、端子台20、コネクタ30A及びカバー40Aの固定孔243,333,451の軸線が略一致する。そこで、作業者は、カバー40A及びコネクタ30Aの固定孔333,451に通したボルトなどの締結部材BTを端子台20の固定孔243に螺合させる。こうして、端子台20、コネクタ30A及びカバー40Aが相互に締結される。
以上説明したように、第2実施形態では、接続モジュール11Aのコネクタ30Aが「第2部材」に相当し、端子台20の第1フランジ242及びコネクタ30Aの第2フランジ334が「第2固定部」に相当し、第1フランジ242及び第2フランジ334の固定孔243,333が「第2固定孔」に相当する。また、カバー40Aが「第1部材」に相当し、カバー40Aの第3フランジ45が「第1固定部」に相当し、第3フランジ45の固定孔451が「第1固定孔」に相当する。
第2実施形態の効果を記載する。第2実施形態によれば、第1実施形態の効果(1)に加え、以下の効果を得ることができる。
(3)作業者は、係止部46を第2フランジ334に掛止することで、カバー40Aを仮保持できる。
(4)作業者は、係止部46が第2フランジ334に掛止する前に、係合軸335を係合凹部452に係合させることで、係止部46を第2フランジ334に掛止しやすくできる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・各実施形態において、カバー40,40Aの係止部44,46は、接続モジュール11の何れかの部分に係止できればよい。例えば、第1実施形態において、カバー40の係止部44は、コネクタ30の第2フランジ332に係止してもよいし、第2実施形態において、カバー40Aの係止部46は、端子台20の第1フランジ242に係止してもよい。
・第1実施形態において、突出部244は、第1シールドシェル24から突出していれば、第1フランジ242から突出していなくてもよい。
・第1実施形態において、係止部44は、カバー40から突出していれば、第3フランジ43から突出していなくてもよい。第2実施形態における係止部46についても同様である。
・第1実施形態において、端子台20又はコネクタ30は、係止部44に相当する構成を有し、カバー40は、突出部244に相当する構成を有してもよい。この場合には、端子台20又はコネクタ30が「第1部材」に相当し、カバー40が「第2部材」に相当する。
・第2実施形態において、端子台20又はコネクタ30Aは、係止部46に相当する構成を有してもよい。この場合には、端子台20又はコネクタ30Aが「第1部材」に相当し、カバー40Aが「第2部材」に相当する。
・カバー40,40Aの接続モジュール11,11Aに対する係止態様は、接続モジュール11,11Aにカバー40を仮保持できれば、他の態様であってもよい。例えば、係止態様は、孔に軸を嵌合させることで、接続モジュールにカバーを仮保持させる態様であってもよいし、溝状のガイドに板状部材を通すことで、接続モジュールにカバーを仮保持させる態様であってもよい。
・カバー40に電磁ノイズを遮断する機能を持たせる必要がない場合には、カバー40を樹脂材料などで形成してもよい。
・接続装置10,10Aにおいて、端子台20に対するコネクタ30,30Aの装着方向は鉛直上方でなくてもよい。端子台20のケースCSに対する固定角度によって、装着方向は適宜に変化するものである。
10,10A…接続装置、11,11A…接続モジュール(第2部材の一例)、20…端子台、21…ベースプレート、22…機器側端子、23…第1ハウジング、231…第1装着部、232…外周壁、233…支持台、24…第1シールドシェル、241…シェル本体、242…第1フランジ(第2固定部の一例)、243…固定孔(第1固定孔の一例)、244…突出部、30,30A…コネクタ、31…電線側端子、32…第2ハウジング、321…第2装着部、322…保護部、323…内周壁、324…第1開口部、325…第2開口部、33,33A…第2シールドシェル、331…環状部、332…第2フランジ(第2固定部の一例)、333…固定孔(第2固定孔の一例)、334…第2フランジ(第2固定部の一例)、335…係合軸、336…スペーサ、34…キャップ、341…キャップ本体、342…係止壁、40,40A…カバー(第1部材の一例)、41…底壁、42…側壁、43…第3フランジ(第1固定部の一例)、431…固定孔(第1固定孔の一例)、44…係止部、441…係止孔、45…第3フランジ(第1固定部の一例)、451…固定孔(第1固定孔の一例)、452…係合凹部、46…係止部、BT…締結部材、CS…ケース、WR…電線。

Claims (4)

  1. 機器と電線とを接続する接続装置であって、
    前記機器に接続される機器側端子を有する端子台と、前記電線に接続される電線側端子を有するコネクタと、を有し、前記機器側端子及び前記電線側端子の接続部位を露出させる開口部が形成される接続モジュールと、
    前記開口部を覆うように、前記接続モジュールに固定されるカバーと、を備え、
    前記接続モジュール及び前記カバーの一方を第1部材とし、前記接続モジュール及び前記カバーの他方を第2部材としたとき、
    前記第1部材は、前記第2部材に係止する係止部と、第1固定孔が形成される第1固定部と、を有し、
    前記第2部材は、第2固定孔が形成される第2固定部を有し、
    前記第1部材の前記係止部は、前記第2部材に係止するときに、前記第2固定孔及び前記第1固定孔の位置が合うように構成される
    接続装置。
  2. 前記係止部は、前記第1固定孔の軸線に沿うように延び、
    前記係止部には、前記第1固定孔の軸線と交差する方向に係止孔が形成され、
    前記第2部材は、前記第2固定孔の軸線と交差する方向に突出する突出部を有する
    請求項1に記載の接続装置。
  3. 前記第2固定部は、板状をなし、
    前記係止部は、前記第2固定部に掛止可能な鉤状をなす
    請求項1に記載の接続装置。
  4. 前記第2固定部は、前記第2固定孔の軸線に沿うように延びる係合軸を有し、
    前記第1固定部には、前記係合軸に係合する係合凹部が前記第1固定孔の軸線と交差する方向に形成される
    請求項3に記載の接続装置。
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