JP2019206205A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】空調ユニットを流れる空気の圧力損失を低減する。【解決手段】ケース部材12、13内において送風ファン201の吸込側には、吸込側空気通路を第1吸込側空気通路121および第2吸込側空気通路122に仕切る吸込側仕切部材125が配置されている。ケース部材12、13には、車室外の外気を第1吸込側空気通路121に導入する第1開口部131と、車室内の内気を第1吸込側空気通路121に導入する第2開口部132と、車室外の外気を第2吸込側空気通路122に導入する第3開口部133と、車室内の内気を第2吸込側空気通路122に導入する第4開口部134と、が形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、車両用空調装置に関するものである。
この種の車両用空調ユニットとして、特許文献1に記載されたものがある。この車両用空調ユニットは、ケーシング内において複数の空気通路から空気を吸い込んで吹き出す送風ファンと、ケーシング内において送風ファンの吸込側に配置された吸込側仕切部材とを備えている。また、特許文献1の車両用空調ユニットは、ケーシング内において送風ファンの吹出側に配置された吹出側仕切部材を備えている。その吸込側仕切部材と吹出側仕切部材は、それぞれ複数の空気通路からの空気流れを互いに仕切るものであり、そのように仕切ることによってその複数の空気流れの混合を抑制する。この車両用空調ユニットでは、複数の吸込側空気通路から流出する各空気流れは、送風ファンの回転軸周り方向に所定角度、回転させられてから複数の吹出側空気通路に流入する。
特開1016−11101号公報
ところで、この種の空調ユニットには、内外気2層モードが選択可能な車両用空調ユニットがある。このような車両用空調ユニットでは、内外気2層モードが選択されると、換気ロス低減と窓曇り防止とを両立するため、外気を使って車両上方側に配置されるウインドシールドの窓晴らしを行い、内気で乗員足元の暖房を行う。
この車両用空調ユニットは、例えば、車両用空調ユニットの吸込側仕切部材より助手席側に配置された吸込口から外気を吸い込むとともに、車両用空調ユニットの吸込側仕切部材より運転席側に配置された吸込口から内気を吸い込むよう配置される。助手席側に配置された吸込口から吸い込まれた外気は、送風ファンの回転によりファン軸線を中心に回転させられて、空調ユニットの上方から吹き出され、車両用空調ユニットの吸込側仕切部材より運転席側に配置された吸込口から吸い込まれた内気は、送風ファンの回転によりファン軸線を中心に回転させられて、空調ユニットの下方から吹き出される。
しかし、このように空調ユニットの吸込側仕切部材の左右両側に配置された吸込口から別々に内気と外気を吸い込む構成では、内気モードあるいは外気モードが選択された際に、空調ユニット内の空気の流量分布が悪化してしまう。
すなわち、外気モードが選択された場合には、車両用空調ユニットの吸込側仕切部材より助手席側に配置された吸込口からのみ外気を吸込み、内気モードが選択された場合には、車両用空調ユニットの吸込側仕切部材より運転席側に配置された吸込口からのみ内気を吸い込むため、吸い込む空気の流量分布が悪化し、通風路の圧力損失が大きくなるといった問題がある。
本発明は上記問題に鑑みたもので、空調ユニットを流れる空気の圧力損失を低減することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、車両に搭載される車両用空調装置であって、空気が流れる吸込側空気通路(121、122)および吹出側空気通路(123、124)を形成するケース部材(12、13)と、ケース部材内に配置された送風ファン(201)と、を備え、ケース部材内において送風ファンの吸込側には、吸込側空気通路を第1吸込側空気通路(121)および第2吸込側空気通路(122)に仕切る吸込側仕切部材(125)が配置され、ケース部材内において送風ファンの吹出側には、吹出側空気通路を第1吹出側空気通路(123)および第2吹出側空気通路(124)に仕切る吹出側仕切部材(126)が配置され、吸込側仕切部材に対する吹出側仕切部材の相対位置が送風ファンの回転軸周り方向に変位するように、吸込側仕切部材および吹出側仕切部材が配置されており、送風ファンは、第1吸込側空気通路から吸い込んだ空気を第1吹出側空気通路へと吹き出すとともに第2吸込側空気通路から吸い込んだ空気を第2吹出側空気通路へと吹き出し、ケース部材には、車室外の外気を第1吸込側空気通路に導入する第1開口部(131)と、車室内の内気を第1吸込側空気通路に導入する第2開口部(132)と、車室外の外気を第2吸込側空気通路に導入する第3開口部(133)と、車室内の内気を第2吸込側空気通路に導入する第4開口部(134)と、が形成されている。
このような構成によれば、車室外の外気を第1開口部から第1吸込側空気通路に導入するとともに車室内の内気を第2開口部から第1吸込側空気通路に導入することができ、さらに、車室外の外気を第3開口部から第2吸込側空気通路に導入するとともに車室内の内気を第4開口部から第2吸込側空気通路に導入することができるので、吸い込む空気の流量分布が改善し、空調ユニットを流れる空気の圧力損失を低減することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
第1実施形態に係る車両用空調ユニットの模式的な断面図である。 図1中のII−II断面図である。 第1実施形態に係る車両用空調ユニットの内外気ケースの外観図である。 図1中のIV−IV断面図である。 第2実施形態に係る車両用空調ユニットに対応するII−II断面図である。 第3実施形態に係る車両用空調ユニットに対応するII−II断面図である。 第4実施形態に係る車両用空調ユニットに対応するII−II断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る車両用空調ユニット10について、図1〜図4を用いて説明する。図1に示すように、本実施形態の車両用空調ユニット10は、空調ケース12、内外気ケース13、蒸発器16、ヒータコア18、送風機20および複数のドア21、22、23、24a、24b、25を備えている。空調ケース12および内外気ケース13は、ケース部材に相当する。
この車両用空調ユニット10は、例えば、車室内の最前部に設けられたインストルメントパネルの内側に配置されている。なお、各図における矢印DR1、DR2、DR3は、車両用空調ユニット10が搭載される車両の向きを示している。すなわち、図1の矢印DR1は、車両の上下方向を示し、図1、図2の矢印DR2は、車両の前後方向を示し、図2の矢印DR3は、車両の左右方向を示している。
空調ケース12は、車両用空調ユニット10の外殻を成す樹脂製の部材である。内外気ケース13は、車室内の内気および車室外の外気の少なくとも一方を空調ケース12に取り込む樹脂製の部材である。内外気ケース13および空調ケース12は一体化されている。内外気ケース13および空調ケース12は全体として車両前後方向DR1に延びる筒形状を成している。内外気ケース13は、図2に示すように矩形断面の筒状となっている。
図1に示すように、空調ケース12および内外気ケース13により形成されるケース部材の内部には、空気が流れる第1吸込側空気通路121と、第2吸込側空気通路122と、第1吹出側空気通路123と、第2吹出側空気通路124とが形成されている。また、ケース部材の内部には、第1、第2吸込側空気通路121、122から吸い込んだ空気を第1、第2吹出側空気通路123、124へと吹き出す送風機20が配置されている。これらの空気通路121、122、123、124は何れも、車両前後方向DR1に延びるように形成されている。
空調ケース12および内外気ケース13により形成されるケース部材の内部には、第1吸込側空気通路121と第2吸込側空気通路122とを仕切る吸込側仕切部材125と、第1吹出側空気通路123と第2吹出側空気通路124とを仕切る吹出側仕切部材126と、が配置されている。
吸込側仕切部材125は、空調ケース12および内外気ケース13により形成されるケース部材の内部における送風機20の吸込側の空気通路を左右に仕切るように配置されている。
また、吹出側仕切部材126は、空調ケース12および内外気ケース13により形成されるケース部材の内部における送風機20の吹出側の空気通路を上下に仕切るように配置されている。
吸込側空気通路121は、吸込側仕切部材125より左側に配置され、吸込側空気通路122は、吸込側仕切部材125より右側に配置されている。また、吹出側空気通路123は、吹出側仕切部材126より上側に配置され、吹出側空気通路124は、吹出側仕切部材126より下側に配置されている。
図2、図3に示すように、内外気ケース13には、車室外の外気を第1吸込側空気通路121に導入する第1開口部131と、車室内の内気を第1吸込側空気通路121に導入する第2開口部132と、が形成されている。さらに、内外気ケース13には、車室外の外気を第2吸込側空気通路122に導入する第3開口部133と、車室内の内気を第2吸込側空気通路122に導入する第4開口部134と、が形成されている。
第1開口部131および第3開口部133には、それぞれ車室外の外気を導入するための不図示の外気導入ダクトが接続されている。第1開口部131に接続された外気導入ダクトから第1開口部131を介して第1吸込側空気通路121に外気が導入されるとともに第3開口部133に接続された外気導入ダクトから第3開口部133を介して第2吸込側空気通路122に外気が導入される。
なお、車室内の内気は、第2開口部132を介して第1吸込側空気通路121に導入されるとともに、第4開口部134を介して第2吸込側空気通路122に導入される。
第1開口部131および第3開口部133は、それぞれ内外気ケース13における上下方向上側の面に配置されている。また、内気を導入する第2開口部132は、内外気ケース13における車両の左右方向左側の面に配置され、内気を導入する第4開口部134は、内外気ケース13における車両の左右方向右側の面に配置されている。
このように、外気を吸い込む第1開口部131と内気を吸い込む第2開口部132とが、内外気ケース13における互いに直交する面に配置されている。また、外気を吸い込む第3開口部133と内気を吸い込む第4開口部134とが、内外気ケース13における互いに直交する面に配置されている。
第1開口部131には、該第1開口部131を開閉する第1ドア141が配置され、第2開口部132には、該第2開口部132を開閉する第2ドア142が配置されている。また、第3開口部133には、該第3開口部133を開閉する第3ドア143が配置され、第4開口部134には、該第4開口部134を開閉する第4ドア144が配置されている。第1〜第4ドア141〜144は、図示しない制御部によって制御される。なお、図2の第1〜第4ドア141〜144については、断面を示すハッチングを省略して示している。
蒸発器16は、その蒸発器16を通過する空気を冷却する冷却用熱交換器である。蒸発器16は空調ケース12内に収容され、吹出側仕切部材126を跨いで吹出側空気通路123と吹出側仕切部材126との両方に及ぶように設けられている。そして、蒸発器16は、吹出側空気通路123を流れる空気を冷却すると共に、吹出側空気通路124を流れる空気を冷却する。
例えば、蒸発器16は、不図示のコンプレッサ、コンデンサ、および膨張弁とともに、冷媒を循環させる周知の冷凍サイクル装置を構成している。そして、蒸発器16は、蒸発器16を通過する空気と冷媒とを熱交換させ、その熱交換により冷媒を蒸発させると共に空気を冷却する。
送風機20は、空調ケース12内に設けられファン軸線CL1まわりに回転する送風ファン201と、その送風ファン201を回転駆動するファンモータ202とを有している。その送風ファン201は本実施形態では遠心ファンである。
送風機20は、送風ファン201の回転によりファン軸線CL1の軸方向DRaの一方側から空気を吸い込み、その吸い込んだ空気を送風ファン201の径方向外側へ吹き出す。
送風ファン201は、ファン軸線CL1の軸方向DRaにおいて第1、第2吸込側空気通路121、122と第1、第2吹出側空気通路123、124との間に配置されている。
図4に示すように、本実施形態の車両用空調ユニット10は、吸込側仕切部材125に対する吹出側仕切部材126の相対位置が、送風ファン201の回転軸周り方向に約90°変位するように、吸込側仕切部材125および吹出側仕切部材126が配置されている。
送風ファン201は、第1、第2吸込側空気通路121、122から吸い込んだ空気を、送風ファンの回転軸周り方向に所定角度、回転させて吹き出す。より具体的には、図4に示すように、送風ファン201は、第1吸込側空気通路121から吸い込んだ空気を、ファン軸線CL1まわりに約90°回転させて、第1吹出側空気通路123へと吹き出すとともに、第2吸込側空気通路122から吸い込んだ空気を、ファン軸線CL1まわりに約90°回転させて、第2吹出側空気通路124へと吹き出す。
また、空調ケース12は、送風ファン201に対しファン軸方向DRaの一方側に配置されたファンケース壁127を有している。そのファンケース壁127は、空調ケース12の内部をファン軸方向DRaの一方側と他方側とに仕切っている。そして、ファンケース壁127の中央部分には、ファン軸方向DRaに貫通したファン吸入孔127aが形成されている。従って、送風ファン201の回転により送風ファン201に吸い込まれる空気は、ファン軸方向DRaの一方側からファン吸入孔127aを介して送風ファン201に吸い込まれる。なお、ファン軸方向DRaの他方側とはファン軸方向DRaの一方側の反対側のことである。
ヒータコア18は、そのヒータコア18を通過する空気を加熱する加熱器である。ヒータコア18は、空調ケース12内に収容され、吹出側仕切部材126を跨いで第1吹出側空気通路123と第2吹出側空気通路124との両方に及ぶように設けられている。
但し、ヒータコア18は、蒸発器16に対して空気流れ下流側に配置されている。そして、第1吹出側空気通路123のうちヒータコア18に対する上側には、ヒータコア18に対して並列に空気を流す上側バイパス通路123aが形成されている。さらに、第2吹出側空気通路124のうちヒータコア18に対する下側には、ヒータコア18に対して並列に空気を流す下側バイパス通路124aが形成されている。すなわち、それらのバイパス通路123a、124aは、それぞれ蒸発器16からの空気をヒータコア18を迂回して流す迂回通路である。
第1吹出側空気通路123のうちヒータコア18に対する空気流れ上流側で且つ蒸発器16に対する空気流れ下流側には、第1エアミックスドア24aが設けられている。この第1エアミックスドア24aはスライド式のドア機構であり、不図示の電動アクチュエータによってスライドさせられる。第1エアミックスドア24aは、第1吹出側空気通路123の中で、ヒータコア18の空気流入側を開閉すると共に、上側バイパス通路123aを開閉する。
第1エアミックスドア24aはそのスライド位置に応じて、ヒータコア18を通過する風量と、上側バイパス通路123aを通過する風量との風量割合を調節する。
第2吹出側空気通路124のうちヒータコア18に対する空気流れ上流側で且つ蒸発器16に対する空気流れ下流側には、第2エアミックスドア24bが設けられている。この第2エアミックスドア24bはスライド式のドア機構であり、不図示の電動アクチュエータによってスライドさせられる。第2エアミックスドア24bは、第2吹出側空気通路124の中で、ヒータコア18の空気流入側を開閉すると共に、下側バイパス通路124aを開閉する。
第2エアミックスドア24bはそのスライド位置に応じて、ヒータコア18を通過する風量と、下側バイパス通路124aを通過する風量との風量割合を調節する。
空調ケース12には、その空調ケース12外へ空気を吹き出すフェイス吹出口12a、デフロスタ吹出口12b、およびフット吹出口12cが形成されている。フェイス吹出口12aおよびデフロスタ吹出口12bは、それぞれヒータコア18および上側バイパス通路123aに対する空気流れ下流側にて第1吹出側空気通路123に連結している。また、フット吹出口12cは、ヒータコア18および下側バイパス通路124aに対する空気流れ下流側にて第2吹出側空気通路124に連結している。
フェイス吹出口12aから流出する空気は、不図示のダクトを介して導かれ、車室内の前席に着座する乗員の顔または胸部へ向けて吹き出される。デフロスタ吹出口12bから流出する空気は、不図示のダクトを介して導かれ、車室内にて車両前面の窓ガラスに向けて吹き出される。フット吹出口12cから流出する空気は、不図示のダクトを介して導かれ、車室内の前席に着座する乗員の足下へ向けて吹き出される。
また、フェイス吹出口12aにはフェイスドア21が設けられており、フェイスドア21はフェイス吹出口12aを開閉する。デフロスタ吹出口12bにはデフロスタドア22が設けられており、デフロスタドア22はデフロスタ吹出口12bを開閉する。フット吹出口12cにはフットドア23が設けられており、フットドア23はフット吹出口12cを開閉する。
また、第1吹出側空気通路123においてヒータコア18の空気流れ下流側では、ヒータコア18を通った暖風と上側バイパス通路123aを通った冷風とが混合される。そして、その混合された空気は、主としてフェイス吹出口12aとデフロスタ吹出口12bとのうちの開いている吹出口から車室内へ吹き出される。
また、下側バイパス通路124aにおいてヒータコア18の空気流れ下流側では、ヒータコア18を通った暖風と下側バイパス通路124aを通った冷風とが混合される。そして、その混合された空気は、フット吹出口12cが開いている場合には、主としてそのフット吹出口12cから車室内へ吹き出される。
また、吹出側空気通路123、124のうちヒータコア18の空気流れ下流側には、通風路連通ドア25が設けられている。この通風路連通ドア25は、ヒータコア18の空気流れ下流側において2つの吹出側空気通路123、124の間の相互の連通を断接する。
例えば、通風路連通ドア25が開けば、2つの吹出側空気通路123、124は相互に連通する。この場合、第1吹出側空気通路123においてヒータコア18と上側バイパス通路123aとの一方または両方を通過した空気は、フェイス吹出口12aおよびデフロスタ吹出口12bだけでなくフット吹出口12cへも流通可能になる。そして、第2吹出側空気通路124においてヒータコア18と下側バイパス通路124aとの一方または両方を通過した空気は、フット吹出口12cだけでなくフェイス吹出口12aおよびデフロスタ吹出口12bへも流通可能になる。
また、通風路連通ドア25が閉じれば、2つの吹出側空気通路123、124の間の相互の連通は遮断される。この場合、第1吹出側空気通路123においてヒータコア18と上側バイパス通路123aとの一方または両方を通過した空気は、フット吹出口12cへ流通不可能になる。そして、第2吹出側空気通路124においてヒータコア18と下側バイパス通路124aとの一方または両方を通過した空気は、フェイス吹出口12aおよびデフロスタ吹出口12bへ流通不可能になる。
次に、車両用空調ユニット10の作動について説明する。車両用空調ユニット10は、内外気2層モード、外気モード、内気モード等の各運転モードのうちの何れかのモードに切り替えられて運転される。なお、内外気2層モードは、例えば、車両のウォームアップ時において、窓曇り防止のため外気をウインドシールドに向けて送風するとともに車室内に内気を循環させて速やかに乗員の足元を暖房したいときに選択される。
まず、車室内の空気である内気と車室外の空気である外気とを分けて流す内外気2層モードが選択された場合について説明する。
内外気2層モードでは、図1に示すように、通風路連通ドア25が閉じられる。さらに、第1ドア141が第1開口部131を開くよう制御され、第2ドア142が第2開口部132を閉じるよう制御され、第3ドア143が第3開口部133を閉じるよう制御され、第4ドア144が第4開口部134を開くよう制御される。
そして、送風機20が作動すると、矢印FA1のように外気が第1開口部131から第1吸込側空気通路121に導入されると共に、矢印FA2のように内気が第4ドア144から第2吸込側空気通路122に導入される。
第1吸込側空気通路121に導入された外気は送風ファン201に吸い込まれ、その送風ファン201に吸い込まれた外気は送風ファン201から吹き出され第1吹出側空気通路123へ流入する。
また、第2吸込側空気通路122に導入された内気は送風ファン201に吸い込まれ、その送風ファン201に吸い込まれた内気は送風ファン201から吹き出され、矢印FB2のように第2吹出側空気通路124へ流入する。
このとき、第1吸込側空気通路121から第1吹出側空気通路123へと流れる外気と、第2吸込側空気通路122から第2吹出側空気通路124へと流れる内気は互いに殆ど混ざり合うことなく、それぞれ流通する。
第1吹出側空気通路123を流れる外気は蒸発器16を通過してから、ヒータコア18と上側バイパス通路123aとの各々または片方を通過する。そして、その通過した空気は、矢印FA3、FA4のようにフェイス吹出口12aとデフロスタ吹出口12bとのうちの開放されている吹出口から、車室内の所定箇所へ吹き出される。
また、第2吹出側空気通路124を流れる内気は蒸発器16を通過してから、ヒータコア18と下側バイパス通路124aとの各々または片方を通過する。そして、その通過した空気は、矢印FB3のようにフット吹出口12cから車室内の所定箇所へ吹き出される。
次に、車室外の空気である外気を車室内に流す外気モードが選択された場合について説明する。
外気モードでは、通風路連通ドア25が開かれる。さらに、第1ドア141が第1開口部131を開くよう制御され、第2ドア142が第2開口部132を閉じるよう制御され、第3ドア143が第3開口部133を開くよう制御され、第4ドア144が第4開口部134を閉じるよう制御される。
そして、送風機20が作動すると、外気が、第1開口部131から第1吸込側空気通路121に導入されると共に、第3開口部133から第2吸込側空気通路122に導入される。
第1吸込側空気通路121に導入された外気は送風ファン201に吸い込まれ、その送風ファン201に吸い込まれた外気は送風ファン201から吹き出され第1吹出側空気通路123へ流入する。
また、第2吸込側空気通路122に導入された外気は送風ファン201に吸い込まれ、その送風ファン201に吸い込まれた外気は送風ファン201から吹き出され、第2吹出側空気通路124へ流入する。
第1吹出側空気通路123を流れる外気は蒸発器16を通過してから、ヒータコア18と上側バイパス通路123aとの各々または片方を通過する。そして、その通過した空気は、矢印FA3、FA4のようにフェイス吹出口12aとデフロスタ吹出口12bとのうちの開放されている吹出口から、車室内の所定箇所へ吹き出される。
また、第2吹出側空気通路124を流れる外気は蒸発器16を通過してから、ヒータコア18と下側バイパス通路124aとの各々または片方を通過する。そして、その通過した空気は、矢印FB3のようにフット吹出口12cから車室内の所定箇所へ吹き出される。
次に、車室内の空気である内気を車室内に循環させる内気モードが選択された場合について説明する。
内気モードでは、通風路連通ドア25が開かれる。さらに、第1ドア141が第1開口部131を閉じるよう制御され、第2ドア142が第2開口部132を開くよう制御され、第3ドア143が第3開口部133を閉じるよう制御され、第4ドア144が第4開口部134を開くよう制御される。
そして、送風機20が作動すると、内気が、第2開口部132から第1吸込側空気通路121に導入されると共に、第4開口部134から第2吸込側空気通路122に導入される。
第1吸込側空気通路121に導入された内気は送風ファン201に吸い込まれ、その送風ファン201に吸い込まれた内気は送風ファン201から吹き出され第1吹出側空気通路123へ流入する。
また、第2吸込側空気通路122に導入された内気は送風ファン201に吸い込まれ、その送風ファン201に吸い込まれた内気は送風ファン201から吹き出され、第2吹出側空気通路124へ流入する。
第1吹出側空気通路123を流れる内気は蒸発器16を通過してから、ヒータコア18と上側バイパス通路123aとの各々または片方を通過する。そして、その通過した空気は、矢印FA3、FA4のようにフェイス吹出口12aとデフロスタ吹出口12bとのうちの開放されている吹出口から、車室内の所定箇所へ吹き出される。
また、第2吹出側空気通路124を流れる内気は蒸発器16を通過してから、ヒータコア18と下側バイパス通路124aとの各々または片方を通過する。そして、その通過した空気は、矢印FB3のようにフット吹出口12cから車室内の所定箇所へ吹き出される。
以上、説明したように、本実施形態の車両用空調ユニット10は、空気が流れる吸込側空気通路121、122および吹出側空気通路123、124を形成するケース部材12、13と、ケース部材内に配置された送風ファン201と、を備えている。
また、ケース部材内において送風ファンの吸込側には、吸込側空気通路を第1吸込側空気通路121および第2吸込側空気通路122に仕切る吸込側仕切部材125が配置されている。
また、ケース部材内において送風ファンの吹出側には、吹出側空気通路を第1吹出側空気通路123および第2吹出側空気通路124に仕切る吹出側仕切部材126が配置されている。
また、吸込側仕切部材125に対する吹出側仕切部材126の相対位置が送風ファン201の回転軸周り方向に変位するように、吸込側仕切部材125および吹出側仕切部材126が配置されている。
また、送風ファン201は、第1吸込側空気通路121から吸い込んだ空気を第1吹出側空気通路123へと吹き出すとともに第2吸込側空気通路122から吸い込んだ空気を第2吹出側空気通路124へと吹き出す。
そして、ケース部材には、車室外の外気を第1吸込側空気通路121に導入する第1開口部131と、車室内の内気を第1吸込側空気通路121に導入する第2開口部132と、車室外の外気を第2吸込側空気通路122に導入する第3開口部133と、車室内の内気を第2吸込側空気通路122に導入する第4開口部134と、が形成されている。
このような構成によれば、車室外の外気を第1開口部131から第1吸込側空気通路121に導入するとともに車室内の内気を第2開口部132から第1吸込側空気通路121に導入することができ、さらに、車室外の外気を第3開口部133から第2吸込側空気通路122に導入するとともに車室内の内気を第4開口部134から第2吸込側空気通路122に導入することができるので、吸い込む空気の流量分布が改善し、空調ユニットを流れる空気の圧力損失を低減することができる。
ところで、第1開口部131および第3開口部133に接続される外気導入ダクトは、空調ケース12の上側に配置される。
ここで、本実施形態の車両用空調ユニット10は、車室外の外気を導入する第1開口部131および第3開口部133は、内外気ケース13における上下方向上側の面に配置されている。したがって、外気導入ダクトの配置スペースを小さくできる。さらに、外気導入ダクトの長さを短くすることができるので、空調ユニットの導入される外気の圧力損失を低減することもできる。
また、本実施形態の車両用空調ユニット10は、第1開口部131を開閉する第1ドア141と、第2開口部132を開閉する第2ドア142と、第3開口部133を開閉する第3ドア143と、第4開口部134を開閉する第4ドア144と、を備えている。
したがって、車両の仕様に応じて第1〜第4ドア141〜144を開閉制御することで、例えば、運転席が車両の右側に配置された車両であっても、運転席が車両の左側に配置された車両であっても、所望の外気および内気を第1吸込側空気通路121および第2吸込側空気通路122に導入することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る車両用空調ユニット10について、図5を用いて説明する。上記第1実施形態の車両用空調ユニット10は、第1開口部131および第3開口部133に外気が導入され、第2開口部132および第4開口部134に内気が導入されるよう構成されている。これに対し、本実施形態の車両用空調ユニット10は、第1開口部131および第3開口部133に内気が導入され、第2開口部132および第4開口部134に外気が導入されるよう構成されている。
このように、第1開口部131および第3開口部133に内気を導入し、第2開口部132および第4開口部134に外気を導入するよう構成することもできる。
本実施形態では、上記第1実施形態と共通の構成から奏される同様の効果を上記第1実施形態と同様に得ることができる。
(第3実施形態)
第3実施形態に係る車両用空調ユニット10について、図6を用いて説明する。本実施形態の車両用空調ユニット10は、第1開口部131および第4開口部134に内気が導入され、第2開口部132および第3開口部133に外気が導入されるよう構成されている。
このように、第1開口部131および第4開口部134に内気を導入し、第2開口部132および第3開口部133に外気を導入するよう構成することもできる。
本実施形態では、上記第1実施形態と共通の構成から奏される同様の効果を上記第1実施形態と同様に得ることができる。
(第4実施形態)
第4実施形態に係る車両用空調ユニット10について、図7を用いて説明する。本実施形態の車両用空調ユニット10は、第1開口部131および第4開口部134に外気が導入され、第2開口部132および第3開口部133に内気が導入されるよう構成されている。
このように、第1開口部131および第4開口部134に外気を導入し、第2開口部132および第3開口部133に内気を導入するよう構成することもできる。
本実施形態では、上記第1実施形態と共通の構成から奏される同様の効果を上記第1実施形態と同様に得ることができる。
(他の実施形態)
(1)上記各実施形態では、吸込側仕切部材に対する吹出側仕切部材の相対位置が送風ファン201の回転軸周り方向に90°変位するように、吸込側仕切部材および吹出側仕切部材が配置されている、そして、送風ファン201は、送風機は、第1吸込側空気通路から吸い込んだ空気を第1吹出側空気通路へと吹き出すとともに第2吸込側空気通路から吸い込んだ空気を第2吹出側空気通路へと吹き出す。
しかし、吸込側仕切部材に対する吹出側仕切部材の相対位置が送風ファンの回転軸周り方向に変位する角度は90°に限定されるものではない。
(2)上記各実施形態では、外気モードおよび内気モードが選択された際に、通風路連通ドア25が開いた状態、すなわち、第1吹出側空気通路123と第2吹出側空気通路124とを連通した状態となるよう通風路連通ドア25を制御するようにした。これに対し、外気モードおよび内気モードが選択された際に、通風路連通ドア25が閉じた状態、すなわち、第1吹出側空気通路123と第2吹出側空気通路124とを連通させない状態となるよう通風路連通ドア25を制御することもできる。
(3)上記各実施形態では、第1開口部131を開閉する第1ドア141と、第2開口部132を開閉する第2ドア142と、第3開口部133を開閉する第3ドア143と、第4開口部134を開閉する第4ドア144と、を備えた。
これに対し、第1開口部131を開いた際に第2開口部132を閉じるとともに第1開口部131を閉じた際に第2開口部132を開く第5ドアと、第3開口部133を開いた際に第4開口部134を閉じるとともに第3開口部133を閉じた際に第4開口部134を開く第6ドアを備えるようにしてもよい。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。
(まとめ)
上記各実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、車両に搭載される車両用空調装置であって、空気が流れる吸込側空気通路および吹出側空気通路を形成するケース部材を備えている。さらに、ケース部材内に配置された送風ファンと、を備えている。また、ケース部材内において送風ファンの吸込側には、吸込側空気通路を第1吸込側空気通路および第2吸込側空気通路に仕切る吸込側仕切部材が配置されている。また、ケース部材内において送風ファンの吹出側には、吹出側空気通路を第1吹出側空気通路および第2吹出側空気通路に仕切る吹出側仕切部材が配置されている。また、吸込側仕切部材に対する吹出側仕切部材の相対位置が送風ファンの回転軸周り方向に変位するように、吸込側仕切部材および吹出側仕切部材が配置されている。また、送風ファンは、第1吸込側空気通路から吸い込んだ空気を第1吹出側空気通路へと吹き出すとともに第2吸込側空気通路から吸い込んだ空気を第2吹出側空気通路へと吹き出す。そして、ケース部材には、車室外の外気を第1吸込側空気通路に導入する第1開口部と、車室内の内気を第1吸込側空気通路に導入する第2開口部と、車室外の外気を第2吸込側空気通路に導入する第3開口部と、車室内の内気を第2吸込側空気通路に導入する第4開口部と、が形成されている。
また、第2の観点によれば、第2開口部および第4開口部は、それぞれケース部材の車両の左右方向の面に配置されている。また、第1開口部および第3開口部は、それぞれケース部材に配置された第2開口部および第4開口部よりも車両の上方向の面に配置されている。
したがって、第1開口部131および第3開口部133に接続される外気導入ダクトの配置スペースを小さくできる。さらに、外気導入ダクトの長さを短くすることができるので、空調ユニットの導入される外気の圧力損失を低減することもできる。
また、第3の観点によれば、第1開口部および第3開口部は、それぞれケース部材の車両の左右方向の面に配置されている。また、第2開口部および第4開口部は、それぞれケース部材に配置された第2開口部および第4開口部よりも車両の上方向の面に配置されている。
このように、第1開口部および第3開口部を、それぞれケース部材の車両の左右方向の面に配置し、第2開口部および第4開口部を、それぞれケース部材に配置された第2開口部および第4開口部よりも車両の上方向の面に配置することもできる。
また、第4の観点によれば、第1開口部を開閉する第1ドアと、第2開口部を開閉する第2ドアと、第3開口部を開閉する第3ドアと、第4開口部を開閉する第4ドアと、を備えている。
したがって、車両の仕様に応じて第1〜第4ドアを開閉制御することで、例えば、運転席が車両の右側に配置された車両であっても、運転席が車両の左側に配置された車両であっても、所望の外気および内気を第1吸込側空気通路および第2吸込側空気通路に導入することができる。
10 車両用空調ユニット
12 空調ケース
13 内外気ケース
16 蒸発器
18 ヒータコア
20 送風機
121 第1吸込側空気通路
122 第2吸込側空気通路
123 第1吹出側空気通路
124 第2吹出側空気通路
125 吸込側仕切部材
126 吹出側仕切部材
131 第1開口部
132 第2開口部
133 第3開口部
134 第4開口部
141 第1ドア
142 第2ドア
143 第3ドア
144 第4ドア

Claims (4)

  1. 車両に搭載される車両用空調装置であって、
    空気が流れる吸込側空気通路(121、122)および吹出側空気通路(123、124)を形成するケース部材(12、13)と、
    前記ケース部材内に配置された送風ファン(201)と、を備え、
    前記ケース部材内において前記送風ファンの吸込側には、前記吸込側空気通路を第1吸込側空気通路(121)および第2吸込側空気通路(122)に仕切る吸込側仕切部材(125)が配置され、
    前記ケース部材内において前記送風ファンの吹出側には、前記吹出側空気通路を第1吹出側空気通路(123)および第2吹出側空気通路(124)に仕切る吹出側仕切部材(126)が配置され、
    前記吸込側仕切部材に対する前記吹出側仕切部材の相対位置が前記送風ファンの回転軸周り方向に変位するように、前記吸込側仕切部材および前記吹出側仕切部材が配置されており、
    前記送風ファンは、前記第1吸込側空気通路から吸い込んだ空気を前記第1吹出側空気通路へと吹き出すとともに前記第2吸込側空気通路から吸い込んだ空気を前記第2吹出側空気通路へと吹き出し、
    前記ケース部材には、車室外の外気を前記第1吸込側空気通路に導入する第1開口部(131)と、車室内の内気を前記第1吸込側空気通路に導入する第2開口部(132)と、前記車室外の外気を前記第2吸込側空気通路に導入する第3開口部(133)と、前記車室内の内気を前記第2吸込側空気通路に導入する第4開口部(134)と、が形成されている車両用空調装置。
  2. 前記第2開口部および前記第4開口部は、それぞれ前記ケース部材の前記車両の左右方向の面に配置され、
    前記第1開口部および前記第3開口部は、それぞれ前記ケース部材に配置された前記第2開口部および前記第4開口部よりも前記車両の上方向の面に配置されている請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記第1開口部および前記第3開口部は、それぞれ前記ケース部材の前記車両の左右方向の面に配置され、
    前記第2開口部および前記第4開口部は、それぞれ前記ケース部材に配置された前記第2開口部および前記第4開口部よりも前記車両の上方向の面に配置されている請求項1に記載の車両用空調装置。
  4. 前記第1開口部を開閉する第1ドア(141)と、前記第2開口部を開閉する第2ドア(142)と、前記第3開口部を開閉する第3ドア(143)と、前記第4開口部を開閉する第4ドア(144)と、を備えた請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
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