JP2019203849A - センサ - Google Patents
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Abstract
Description
方向に沿った長さよりも小さくてもよい。このような構成によれば、第1気孔の有効通気面積が増すので、第1気孔における通気量を大きくすることができる。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示すセンサ1は、例えば自動車等の内燃機関の排気管に装着され、排気ガスの酸素濃度又は空燃比を検出する用途に用いられるガスセンサである。
センサ1は、軸方向に延伸する棒状の外形を有する。なお、以下では、センサ素子2の検知部が配置される側を「先端側」、リード線10A,10Bが接続される側を「後端側」と呼称する。
センサ素子2は、被測定ガス中の特定ガスの濃度を検出する素子である。センサ素子2は、例えば、固体電解質体と2つの電極とを有する酸素センサ素子である。
ケーシング3は、センサ素子2の少なくとも一部を収納する金属製の筒体である。ケーシング3は、胴部3Aと、突出部3Bと、先端カバー3Cとを有する。
第1外筒4は、ケーシング3の内部(つまりセンサ素子2が収納された空間)と連通する内部空間22を有する金属製の筒状の部材である。第1外筒4の材質は、例えばステンレスである。
第2外筒5は、第1外筒4の径方向外側に配置された金属製の筒状の部材である。第2外筒5の材質は、例えばステンレスである。第2外筒5は、第1外筒4のうち、少なくとも複数の凹部41が形成された領域を被覆している。
フィルタ6は、第1外筒4と第2外筒5との間に配置された筒状の撥水性フィルタである。
センサ1は、例えば、基準ガスの導入、結露の防止等を目的として、内部に大気を取り込むための複数の通気機構7を備える。
端子部8は、第1外筒4の内側に収納され、センサ素子2に2つのリード線10A,10Bを電気的に接続している。
2つのリード線10A,10Bは、それぞれ、端子部8を介して、センサ素子2の端子に電気的に接続されている。2つのリード線10A,10Bは、第1外筒4の後端側の端部を封止する封止材9を貫通して、第1外筒4の内部に挿通されている。
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)第2外筒5の第2気孔52に向かってフィルタ6が湾曲しているため、第1気孔42の有効通気面積を大きくできる。また、第1外筒4の凹部41に第1気孔42が設けられているため、フィルタ6が熱によって収縮しても、フィルタ6と第1気孔42との間に第1空隙S1が確保される。そのため、高温下での使用後の第1気孔42における通気量の低下が抑制される。
(1d)湾曲部61と第2外筒5の内周面との間には第2空隙S2が形成されているので、第2気孔52における通気量の低下を抑制できる。
[2−1.構成]
本開示の第2実施形態のセンサは、図1のセンサ1において、通気機構7を図4に示す通気機構7Aに置き換えたものである。
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(2a)第1外筒4の第1気孔42と離間しつつ第1気孔42に向かってフィルタ6Aが湾曲しているため、第1気孔42の有効通気面積を大きくできる。また、フィルタ6Aが熱によって収縮する際には、フィルタ6Aが第1気孔42に対しさらに離間する方向に変形する。そのため、高温下での使用後の第1気孔42における通気量の低下が抑制される。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
3C…先端カバー、4…第1外筒、5…第2外筒、6,6A…フィルタ、
7,7A,7B,7C…通気機構、8…端子部、9…封止材、
10A,10B…リード線、21…検出空間、22…内部空間、41…凹部、
41A…角部、42…第1気孔、51A,51B…加締め部、52…第2気孔、
61,61A…湾曲部。
Claims (8)
- センサ素子と、
前記センサ素子が収納されたケーシングと、
前記ケーシングの内部と連通する内部空間を有する第1外筒と、
前記第1外筒の径方向外側に配置された第2外筒と、
前記第1外筒と前記第2外筒との間に配置された撥水性のフィルタと、
を備えるセンサであって、
前記第2外筒は、前記第1外筒の軸方向に離間した2つの加締め部において前記フィルタと共に前記第1外筒に加締めされると共に、前記2つの加締め部の間かつ前記フィルタと径方向に重なる領域に開口した少なくとも1つの第2気孔を有し、
前記第1外筒は、径方向内側に凹んだ少なくとも1つの凹部と、前記少なくとも1つの凹部のうち前記少なくとも1つの第2気孔と対向する領域に開口した少なくとも1つの第1気孔と、を有し、
前記フィルタは、対向する前記少なくとも1つの第1気孔と前記少なくとも1つの第2気孔との間において、前記少なくとも1つの第2気孔に向かって凸となるように湾曲した少なくとも1つの湾曲部を有する、センサ。 - 前記凹部の前記第1外筒の軸方向に沿った長さは、前記湾曲部の前記第1外筒の軸方向に沿った長さよりも小さい、請求項1に記載のセンサ。
- センサ素子と、
前記センサ素子が収納されたケーシングと、
前記ケーシングの内部と連通する内部空間を有する第1外筒と、
前記第1外筒の径方向外側に配置された第2外筒と、
前記第1外筒と前記第2外筒との間に配置された撥水性のフィルタと、
を備えるセンサであって、
前記第2外筒は、前記第1外筒の軸方向に離間した2つの加締め部において前記フィルタと共に前記第1外筒に加締めされると共に、前記2つの加締め部の間かつ前記フィルタと径方向に重なる領域に開口した少なくとも1つの第2気孔を有し、
前記第1外筒は、径方向内側に凹んだ少なくとも1つの凹部と、前記少なくとも1つの凹部のうち前記少なくとも1つの第2気孔と対向する領域に開口した少なくとも1つの第1気孔と、を有し、
前記フィルタは、対向する前記少なくとも1つの第1気孔と前記少なくとも1つの第2気孔との間において、前記少なくとも1つの第1気孔に向かって凸となるように湾曲すると共に前記少なくとも1つの第1気孔と離間した少なくとも1つの湾曲部を有する、センサ。 - 前記湾曲部における前記フィルタの厚みは、前記凹部の深さよりも小さい、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のセンサ。
- 前記湾曲部における前記フィルタの厚みは、前記凹部の深さよりも大きい、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のセンサ。
- 前記凹部のうち、前記第1外筒の前記凹部以外の領域と連続する角部は、丸みを有する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のセンサ。
- 前記凹部における前記第1外筒の厚みは、前記凹部以外の部分における前記第1外筒の厚みよりも小さい、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のセンサ。
- 前記湾曲部と前記第2外筒の内周面との間には空隙が形成される、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のセンサ。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7524144B2 (ja) | 2020-10-16 | 2024-07-29 | 日本特殊陶業株式会社 | ガスセンサ |
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2018
- 2018-05-25 JP JP2018100597A patent/JP7021002B2/ja active Active
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