JP2019191073A - 磁気式回転角検出器 - Google Patents

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浩紀 木下
Hironori Kinoshita
浩紀 木下
澤井 章能
Akiyoshi Sawai
章能 澤井
道雄 小川
Michio Ogawa
道雄 小川
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Abstract

【課題】回転体の回転角を正確に検出することができる磁気式回転角検出器を得ること。【解決手段】磁気式回転角検出器が、回転軸11の軸方向の上側を向く上面41と上面41の外縁で上面41に接する側面42Aとを有する磁石4Aと、上面41と対向する上面61および側面42Aと対向する側面62Aを有するとともに上面61に貫通穴3が形成されたヨーク2Aと、磁石4Aの上面41及び側面42Aとヨーク2Aの上面61および側面62Aとの間に配置された非磁性体9Aと、を有した回転体5Aと、磁石4Aから軸方向の上側へ放射される磁力線を検出する磁力検出部と、を備え、磁石4Aとヨーク2Aとは、磁石4Aの上面41とは異なる極性において磁気的に接続されている。【選択図】図3

Description

本発明は、回転移動体の位置検出に用いられる磁気式回転角検出器に関する。
磁気式回転角検出器は、磁石が配置された回転体を回転させ、磁石の位置を変化させることによって、回転体から放射される磁力線の向きを変化させている。磁気式回転角検出器は、この磁力線の変化を磁気センサで検出することによって、回転体の回転角を検出する。
特許文献1に記載の磁気式エンコーダである磁気式回転角検出器では、円板状の磁石が回転軸方向に単極着磁され、磁石の側面において、磁気を遮蔽するための磁気遮蔽部と磁石とが交互に並ぶよう磁気遮蔽部が配置されている。特許文献1の磁気式回転角検出器は、磁気センサが磁石の側面側から、磁石と磁気遮蔽部との境界における磁力線の変化を検出することによって、回転体の回転角を検出している。
特開平8−327394号公報
しかしながら、特許文献1の磁気式回転角検出器は、磁気遮蔽部で磁力線を遮蔽しているだけであり、磁気センサに対して集中的に磁力線を到達させているわけではない。このため、磁石と磁気遮蔽部との境界で、磁力線の大きな変化を発生させることができないので、回転体の回転角を正確に検出することが困難であった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、回転体の回転角を正確に検出することができる磁気式回転角検出器を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の磁気式回転角検出器は、回転軸を備えている。また、本発明の磁気式回転角検出器は、回転軸に固定されて回転軸の軸方向の上側を向く第1の上面部と第1の上面部の外縁で第1の上面部に接する第1の側面部とを有する磁石と、第1の上面部と対向する第2の上面部および第1の側面部と対向する第2の側面部を有するとともに第2の上面部に貫通穴が形成された第1のヨークと、磁石の第1の上面部及び第1の側面部と第1のヨークの第2の上面部および第2の側面部との間に配置された非磁性体部と、を有した回転体と、磁石から軸方向の上側へ放射される磁力線を検出する磁力検出部と、を備えている。磁石と第1のヨークとは、磁石の第1の上面部とは異なる極性において磁気的に接続されている。
本発明によれば、回転体の回転角を正確に検出することができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる磁気式回転角検出器の構成を示す図 実施の形態1にかかる磁気式回転角検出器の構成要素を示す図 実施の形態1にかかる磁気式回転角検出器の第1の断面構成例を示す図 実施の形態1にかかる磁気式回転角検出器の第2の断面構成例を示す図 実施の形態1にかかる磁気式回転角検出器の第3の断面構成例を示す図 実施の形態1にかかる磁気式回転角検出器の回転体から放射される磁力線のシミュレーション結果を示す図 図6に示したシミュレーション結果の拡大図 実施の形態2にかかる磁気式回転角検出器の構成を示す図
以下に、本発明にかかる磁気式回転角検出器の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、これらの実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる磁気式回転角検出器の構成を示す図である。図2は、実施の形態1にかかる磁気式回転角検出器の構成要素を示す図である。図3は、実施の形態1にかかる磁気式回転角検出器の第1の断面構成例を示す図である。図1では、磁気式回転角検出器1Xの斜視図を示し、図2では、磁気式回転角検出器1Xの分解図を示している。なお、図2では、磁気センサ8および角度演算部13の図示を省略している。以下の説明では、+Z軸方向を磁気式回転角検出器1Xの上部側とし、−Z軸方向を磁気式回転角検出器1Xの下部側として説明する。
磁気式回転角検出器1Xは、Z軸方向に延びる回転軸11と、回転軸11と一体に回転する回転体5Aとを備えている。すなわち、回転軸11の軸方向とZ軸方向とは一致する。磁気式回転角検出器1Xの上部側は、回転軸11の軸方向に沿った一方側である。磁気式回転角検出器1Xの下部側は、回転軸11の軸方向に沿った他方側である。回転体5Aは、回転軸11を介してモータ12に接続されている。回転体5Aは、磁石4Aと、非磁性体部である非磁性体9Aと、第1のヨークであるヨーク2Aとを備えている。また、磁気式回転角検出器1Xは、磁気センサ8と、角度演算部13とを備えている。
磁石4Aは、円板状の円板部14と、上面41から突出した突起状の凸部15と、磁石4Aの底部に配置されている円環状のフランジ16とを有している。円板部14は、上部側を向く第1の上面部である上面41と、上面41の外縁で上面41に接する第1の側面部である側面42Aと、底部側を向く底面43と、を有する。なお、以下の説明では、円板部14の上面41を磁石4Aの上面41といい、円板部14の側面42Aを磁石4Aの側面42Aといい、円板部14の底面43を磁石4Aの底面43という場合がある。円板部14は、側面42Aが傾斜面となっており、上面41が底面43よりも小さい円形となっている。円形である上面41の中心は、回転軸11の中心軸と一致する。
円板部14は、中心部に開口部21が設けられており、開口部21に回転軸11が差し込まれる。これにより、磁石4Aは、上面41がXY平面と平行になるよう配置される。凸部15は、円板部14の上面41に複数配置されている。各凸部15は、円板部14の上面41の中心から等距離となるよう、等間隔で円状に配置されている。フランジ16は、円板部14の底面43側に設けられている。
円板部14の側面42Aは、回転曲面を生成する母線が直線となっている。磁石4Aは、回転軸11の軸方向に単極着磁されている。磁石4Aのうち凸部15がN極の磁極となっており、フランジ16がS極の磁極となっている。
ヨーク2Aは、上面41に対向する第2の上面部である上面61と、側面42Aに対向する第2の側面部である側面62Aとを有した円筒状をなしており、底面が開口している。ヨーク2Aの筒軸は、回転軸11と同軸である。ヨーク2Aは、磁石4Aの上面41および側面42Aに対し、非磁性体9Aを介して接続されている。これにより、磁石4Aの上面41および側面42Aでは、ヨーク2Aが、磁石4Aと離れた位置で磁石4Aを覆っている。すなわち、ヨーク2Aは、磁石4Aの上面41および側面42Aの間に空間を設けて配置されている。ヨーク2Aは、フランジ16に接触することによって磁石4Aの底部で磁石4Aに磁気的に接続されている。すなわち、ヨーク2Aと磁石4Aとは、非磁性体9Aよりも底側で磁気的に接続されている。換言すると、磁石4Aとヨーク2Aとは、磁石4Aの上面41とは異なる極性において磁気的に接続されている。この構成により、ヨーク2Aと磁石4Aとで、閉磁路が形成される。なお、ヨーク2Aと、フランジ16とは、底面43に平行な面よりも上側で接続されてもよい。すなわち、非磁性体9Aの形状を図3に示したものとしつつ、フランジ16の外周部が、フランジ16の上面から突出していてもよい。
ヨーク2Aは、中心部に開口部22が設けられており、開口部22に回転軸11が差し込まれる。これにより、ヨーク2Aは、上面61がXY平面内となるよう配置される。ヨーク2Aには、凸部15に対応する位置に貫通穴3が設けられている。すなわち、各貫通穴3は、ヨーク2Aの上面61の中心から等距離となるよう、円に沿って並べて配置されている。貫通穴3は、凸部15の直径よりも大きな直径を有している。
ヨーク2Aと磁石4Aとは、凸部15が貫通穴3の下側から貫通穴3に差し込まれ且つ凸部15が貫通穴3の壁面に接触しない状態で固定されている。すなわち、凸部15と貫通穴3との間には隙間が設けられている。非磁性体9Aは、ヨーク2Aの上面61側から、ヨーク2Aと磁石4Aとの間の隙間に流し込まれた後に硬化させられる。これにより、非磁性体9Aが、ヨーク2Aと磁石4Aとを強く固定する。非磁性体9Aは、ヨーク2Aと磁石4Aとの間の隙間に流し込まれることによって、円板部14の側部と、円板部14の上部とを覆う。非磁性体9Aは、凸部15の上面を露出させたまま、凸部15の側面を囲うように流し込まれる。これにより、非磁性体9Aには、凸部15を貫通させる穴が形成される。図2では、非磁性体9Aに形成される貫通穴3の図示を省略している。
ヨーク2Aの貫通穴3は、磁力線を通す磁気通路部6を形成するための穴である。貫通穴3に凸部15が差し込まれ非磁性体9Aが流し込まれると、貫通穴3の上側の開口面と円板部14の上面41との間に、凸部15および非磁性体9Aが格納される。この貫通穴3の上側の開口面と円板部14の上面41との間で凸部15および非磁性体9Aが格納されたものが磁気通路部6である。すなわち、磁気通路部6は、円板部14の上面41から貫通穴3の下側の開口面までの間の磁気通路部と、貫通穴3内の磁気通路部とを含んでいる。貫通穴3は、凸部15および非磁性体9Aが格納される前は、空洞となっているが、凸部15および非磁性体9Aが格納された後は空洞ではなくなる。以下の説明では、説明の便宜上、凸部15および非磁性体9Aが格納されて磁気通路部6が形成された後の貫通穴も、磁気通路部6が形成される前の貫通穴と同様に貫通穴3という場合がある。
凸部15は、凸部15の上面とヨーク2Aの上面61とが、同じ平面内に並ぶ高さを有している。回転軸11は、円板部14、非磁性体9A、およびヨーク2Aに固定されている。
磁力検出部である磁気センサ8は、磁力を検出する。磁気センサ8は、磁石4Aが配置された回転体5Aを回転させた場合の磁界分布の変化を検出する。磁気センサ8は、回転体5Aとは異なる部材に固定されており、回転体5Aが回転しても磁気センサ8は移動しない。磁気センサ8は、ヨーク2Aの上面61側で、貫通穴3と対向する位置に配置されている。
ヨーク2Aの貫通穴3の上側の開口面よりも凸部15の上面が高い場合には、回転軸11の偏芯または軸ずれによって凸部15が磁気センサ8と衝突する場合がある。したがって、凸部15および磁気センサ8を保護する観点からすると、凸部15の上面は、貫通穴3の上側の開口面から出すぎない方が望ましい。また、貫通穴3の上側の開口面よりも凸部15の上面が低い場合には、凸部15からの磁力線がヨーク2Aに流れ込みやすくなるので、凸部15から磁気センサ8に到達する磁力が小さくなる。したがって、漏れ磁力を低減させるという観点からすると、凸部15の上面は、貫通穴3の上側の開口面からの位置が下すぎない方が望ましい。これらの観点を踏まえて、本実施の形態では、凸部15の上面が、貫通穴3の上側の開口面に対して−0.1mmから+0.1mmの範囲内となるよう凸部15を形成しておく。すなわち、ヨーク2Aの上面61の高さと、凸部15の上面の高さとの差は、0.1mm(ミリメートル)以下である。
また、磁気センサ8は、磁石4Aまたはヨーク2Aとの距離が近いほど大きな検出値を得ることができる。したがって、正確な検出値を得る観点からすると、磁気センサ8は、凸部15に対して狭ギャップで配置されることが望ましい。このため、磁気センサ8は、凸部15の上面または貫通穴3の上側の開口面からの距離が、0.2mm以下となるよう配置されるのが望ましい。
磁気通路部6の個数が多いほど回転角の検出分解能が高まる。例えば、ヨーク2Aに貫通穴3が30個設けられている場合、角度演算部13は、磁気センサ8からの検出信号を4逓倍することで1回転あたり120のパルス数を得ることができる。
磁気センサ8は、検出した磁力に対応する検出信号を角度演算部13に送る。角度演算部13は、磁気センサ8から送られてくる検出信号の変化に基づいて、回転体5Aの回転角を演算する。
このように、磁気式回転角検出器1Xでは、ヨーク2Aと磁石4Aとの間に非磁性体9Aが配置され、磁石4Aの上面41および側面42Aではヨーク2Aと磁石4Aとが接触していない。この構成により、磁石4Aは、凸部15から磁気センサ8が配置されている空間を通過しヨーク2Aへと戻る磁力線を発生させることができる。
なお、磁石4Aは、凸部15を有していなくてもよい。この場合、磁気通路部6は、空隙となる。換言すると、磁気通路部6は、非磁性体である空気で満たされてもよい。また、磁気式回転角検出器1Xでは、非磁性体9Aを配置することなく、非磁性体9Aの配置されている領域を空隙としてもよい。
ここで、非磁性体9Aの種類、ヨーク2Aの材料、磁石4Aの材料について説明する。非磁性体9Aは、樹脂が望ましい。樹脂の例は、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、またはアクリル樹脂といった反応硬化性樹脂である。樹脂は、ヨーク2Aと磁石4Aとの間の隙間に流し込まれて硬化する際に、磁石4Aおよびヨーク2Aに熱的な影響を与えないものであれば、ポリウレタン樹脂またはポリスチレン樹脂といった熱可塑性樹脂であってもよい。非磁性体9Aに樹脂が用いられることで、脆性的な材料である磁石4Aを保護することができるので、磁石4Aへの耐衝撃性および耐振動性が向上する。
ヨーク2Aの材料には、軟磁性体が用いられる。軟磁性体の例は、電磁鋼板、電磁ステンレス、ケイ素鉄、パーマロイ、またはパーメンジュールである。パーマロイは、鉄とニッケルの合金であり、パーメンジュールは、鉄とコバルトの合金である。ヨーク2Aは、軟磁性体がヨーク形状に加工されることで形成される。ヨーク2Aの形成には、金属粉末射出成形法、機械加工法、または放電加工法が用いられる。また、ヨーク2Aは、軟磁性体の粉末をベース樹脂と混練されて射出成形されてもよい。
磁石4Aの材料には、射出成形が可能な各種のプラスチックマグネットが適用可能である。磁石4Aの材料となる磁性粉には、フェライト系、ネオジム系、サマコバ系、サマリウム鉄窒素系、またはフェライトとネオジムとの混合系を用いることができる。材料コストが優先される場合には、フェライト系などが選択され、機械的強度が優先される場合には、ネオジム系などが選択される。また、磁性粉と混練するベース樹脂は、熱可塑性樹脂であればよい。具体的には、ベース樹脂には、ナイロン系のPA(ポリアミド:polyamide)12、PA6のほか、PPS(Poly Phenylene Sulfide:ポリフェニレンサルファイド)、EEA(Ethylene-Ethyl Acrylate:エチレンアクリル酸エチル共重合体)が用いられる。また、磁石4Aの材料は、プラスチックマグネットに限定されるものではなく一般的な焼結磁石が用いられてもよく、また磁石4Aの材料および加工方法も上述したものに限定されない。
ところで、磁気センサ8は、第2のヨークであるヨーク81と、磁気抵抗素子の一例である半導体磁気抵抗素子82とを備えている。ヨーク81は、軟磁性体であり、半導体磁気抵抗素子82に取付けられている。磁気センサ8は、ヨーク81と、回転体5Aとで挟み込まれる位置に半導体磁気抵抗素子82が配置されることで、磁力線を磁気センサ8に誘導させることができるので磁気センサ8で検出される磁力を向上させることができる。これにより、磁気センサ8から出力される検出信号の強度を高めることができる。
なお、磁気式回転角検出器1Xへは、回転体5Aとは異なる構成の回転体が配置されてもよい。ここで、磁気式回転角検出器1Xに配置される回転体の別構成例について説明する。
図4は、実施の形態1にかかる磁気式回転角検出器の第2の断面構成例を示す図である。図4の各構成要素のうち図3の回転体5Aと同一機能を達成する構成要素については同一符号を付しており、重複する説明は省略する。
回転体5Aの別構成例である回転体5Bは、磁石4Aの代わりに磁石4Bを備え、ヨーク2Aの代わりにヨーク2Bを備え、非磁性体9Aの代わりに非磁性体9Bを備えている。
非磁性体9Bは、非磁性体9Aと同様に、磁石4Bとヨーク2Bとの間に配置されている。磁石4Bは、円板状の円板部14と、突起状の凸部15とを有しており、フランジ16を有していない。磁石4Bの円板部14は、上面41と、側面42Bと、底面43と、を有する。ヨーク2Bは、ヨーク2Aの構成に加えて、磁石4Bの底面43を支持する支持部25を有している。支持部25は、ヨーク2Bの側面62Bの下方から磁石4B側に延設されている。支持部25は、円環状の板状部材を含んで構成されており、支持部25の上面で磁石4Bの底面43の外周領域を支持する。なお、支持部25は、磁石4Bの底面43の外周部を複数箇所から支持する板状の留め具であってもよい。
支持部25は、ヨーク2Bの側部を下方に延ばしたものであってもよい。この場合、ヨーク2Bと磁石4Bとの間に非磁性体9Bが流し込まれ、非磁性体9Bが硬化されてヨーク2Bと磁石4Bとの相対位置が固定された後に、ヨーク2Bの側部のうち磁石4Bよりも下側に延びている部分が磁石4Bの底部に向けて曲げられる。この折り曲げられた折り曲げ部が、支持部25であり、支持部25は、曲げられた状態で磁石4Bを底面43側から支持する。この場合、ヨーク2Bの側部は、プレス加工といった塑性加工によって磁石4B側に曲げられて、支持部25と磁石4Bとが直接接触させられる。この構成により、ヨーク2Bと磁石4Bとで、閉磁路が形成される。
図5は、実施の形態1にかかる磁気式回転角検出器の第3の断面構成例を示す図である。図5の各構成要素のうち図3の回転体5Aと同一機能を達成する構成要素については同一符号を付しており、重複する説明は省略する。
回転体5Aの別構成例である回転体5Cは、磁石4Aの代わりに磁石4Cを備え、ヨーク2Aの代わりにヨーク2Cを備え、非磁性体9Aの代わりに非磁性体9Cを備えている。磁石4Cは、円板状の円板部14と、突起状の凸部15とを有しており、フランジ16を有していない。磁石4Cの円板部14は、上面41と、側面42Cと、底面43と、を有する。
また、回転体5Cは、磁石4Cの底部と、ヨーク2Cの底部との橋渡し部材である架橋部30を備えている。架橋部30は、非磁性体9Cの下方に配置されている。架橋部30は、軟磁性体で構成されており、ヨーク2Cの側面62Cのうちの底側に接触するとともに磁石4Cの側面42Cのうちの底側に接触する。具体的には、架橋部30は、ヨーク2Cの底面と、磁石4Cの底面43と、架橋部30の底面とが、同一面内に並ぶよう配置される。この構成により、磁石4Cの側部のうちの上側および磁石4Cの上部は、非磁性体9Cを介してヨーク2Cに接合され、磁石4Cの底部は架橋部30を介してヨーク2Cに接触する。このように、回転体5Cでは、ヨーク2Cと磁石4Cとは、軟磁性体である架橋部30を介して接触することで閉磁路を形成する。この構成により、ヨーク2Cと、架橋部30と、磁石4Cとで、閉磁路が形成される。
なお、架橋部30の軟磁性体は、ヨーク2Cと同一の材料である必要は無く、材料は適宜選択されればよい。架橋部30の軟磁性体の例は、電磁鋼板、電磁ステンレス、ケイ素鉄、パーマロイ、パーメンジュール、または軟磁性体の粉末とベース樹脂との混練物である。
ヨーク2A,2Bと磁石4A,4Bとの何れの接触構造においても接触面同士の密な接触によって、漏れ磁力を低減させて磁気センサ8に到達する磁力を強くすることができる。このため、ヨーク2Aと磁石4Aとの接触面、またはヨーク2Bと磁石4Bとの接触面に対し、研磨加工で表面粗さを精緻化させてもよいし、磁性粉を配合した樹脂で接触面同士の間隙を埋めてもよい。また、ヨーク2Cと架橋部30との接触面、および架橋部30と磁石4Cとの接触面に対し、研磨加工で表面粗さを精緻化させてもよいし、磁性粉を配合した樹脂で接触面同士の間隙を埋めてもよい。
図3から図5に示した何れの構成であっても閉磁路を形成することができるので、N極から生じた磁力が凸部15から気中を通過して貫通穴3に集中して戻りヨーク2A、ヨーク2Bまたはヨーク2Cを経路として磁石4A、磁石4Bまたは磁石4CのS極へ至るループが形成される。磁気センサ8は、凸部15から出て貫通穴3へと戻る磁力線を検出する。
一方、ヨーク2A〜2C上で貫通穴3及び凸部15が無いエリアに関しては、N極から出る磁力線はヨーク2A〜2C内を経路として磁石4A〜4CのS極へ至る。この貫通穴3及び凸部15が無いエリアでは、磁力線がヨーク2A〜2C内を通るので、ヨーク2A〜2Cを貫いてヨーク2A〜2C外へ通過する磁力線が少なくなり、磁気センサ8で検出される磁力が著しく減少する。これにより、貫通穴3及び凸部15があるエリアと貫通穴3及び凸部15が無いエリアとの境界において、急峻な磁力の変化を得ることができる。
図6は、実施の形態1にかかる磁気式回転角検出器の回転体から放射される磁力線のシミュレーション結果を示す図である。図7は、図6に示したシミュレーション結果の拡大図である。ここでは、回転体5Bに対して磁力線のシミュレーションが実行された場合の磁力線のシミュレーション結果について説明する。図6および図7では、磁力線を磁力線100として図示している。
回転体5Bでは、磁石4Bの磁力線100が凸部15から放射されてヨーク2Bよりも上側に到達する。この磁力線100は、一部が磁気センサ8に到達して磁気センサ8で検出される。また、凸部15からの磁力線100は、ヨーク2Bの上面61から側面62Bへ流れ、支持部25を介して磁石4Bの底部に流れる。このように、回転体5Bでは、磁石4Bおよびヨーク2Bによって閉磁路が形成されている。
図6および図7に示すように、磁石4Bの側面42Bからヨーク2Bに流れる磁力線100は、ほとんど無いので、凸部15から放出される磁力線100は強いものとなっている。これにより、磁気センサ8は、凸部15からの強い磁力線100を検出することが可能となる。
ところで、仮に磁石の側面で、磁石のN極およびS極に跨って磁石に接触するようにヨークが配置されてしまうと、磁石の側面でヨークへの磁力線100の短絡路が形成される。この場合、磁力線100が透磁率の高いヨークを優先して通るので、磁気センサ側への磁力線100の到達量が少なくなる。この結果、磁力が強い位置と弱い位置との境界で急峻な磁力の変化を得ることができなくなるので、回転角の検出分解能が悪化する。
一方、本実施の形態では、磁気式回転角検出器1Xは、磁石4Aの上面41とともに磁石4Aの側面42Aにおいてもヨーク2Aと磁石4Aとが非磁性体9Aを介して接合されている。この構成により、磁石4Aとヨーク2Aとで閉磁路を形成することができるので漏れ磁力を低減できるとともに、磁石4Aとヨーク2Aとが直接接触する場合に比べて磁石4Aから非磁性体9Aに流れ込む漏れ磁力を低減することができる。したがって、凸部15から磁気センサ8が配置されている空間を通過しヨーク2Aへと戻る強い磁力線100を確保することができる。この結果、ヨーク2Aの上面41で急峻な磁力の変化を得ることができ、磁気センサ8から出力される検出信号の信号対雑音比であるSN比(Signal-Noise ratio)が向上するので、磁力の変化を正確に検出することができる。したがって、回転体5Aの回転角度を高分解能で検出できる。
また、回転体5Aでは、ヨーク2Aが磁石4Aを覆うことによって閉磁路が形成されるので、角度演算部13に含まれる電子回路に対する磁石4Aからの磁気ノイズを低減させることができる。また、モータ12に磁気式回転角検出器1Xが取付けられた場合において、モータ12からの磁力線100をヨーク2Aおよび磁石4Aで遮断することができる。このため、モータ12からの磁力線100を遮蔽し電子回路を保護するための構成要素が不要になるとともに、磁気式回転角検出器1Xの組立工数を減らすことができる。
また、ヨーク2Aには、磁力線100を通すための貫通穴3が設けられているので、集中した磁力線100を貫通穴3から磁気センサ8に到達させることができる。また、貫通穴3には、磁石4Aのうちの凸部15が配置されているので、さらに集中した磁力線100を磁気センサ8に到達させることができる。したがって、磁気センサ8から出力される検出信号のSN比が、凸部15が無い場合よりも向上する。
また、磁石4Aは、回転軸11の軸方向に単極着磁されているので、回転に伴う磁界強度の変動が抑制される。この結果、磁気センサ8は、磁力に応じた検出信号の出力を容易に行うことができる。多極着磁では、着磁極同士の磁力のばらつきが磁気センサ8からの信号のばらつきに繋がり、回転角の検出エラーを発生しやすいが、単極着磁に関しては着磁のばらつき抑制が容易なので、回転角の検出エラーが発生しにくい。また、単極着磁であれば磁石4Aの着磁工程が容易であり、複雑な着磁装置が不要であるとともに製造工数の低減が可能となる。
また、凸部15は、凸部15の上面が、貫通穴3の上面からの距離が−0.1mmから+0.1mmの範囲内となるよう形成されているので、磁力線100を貫通穴3に集中させることができる。これにより、磁気センサ8から出力される検出信号のSN比が向上する。
同様に、図4で示した回転体5Bは、磁石4Bの底部ではヨーク2Bと直接接触するとともに、磁石4Bの側部および上部ではヨーク2Bとの間に非磁性体9Bが配置されている。この構成により、回転体5Bは、閉磁路を形成することができる。したがって、回転体5Bは、漏れ磁力を低減し、かつ磁石4Bの側面42Bからヨーク2Bへの磁力線100の流れ込みを低減することができるので、凸部15から強い磁力を放射することができる。また、回転体5Aは、磁石4Aの底部にフランジ16を備えているので、磁石4Aとヨーク2Aとの組立を容易に行うことができる。
また、図5で示した回転体5Cは、磁石4Cの底部で軟磁性体の架橋部30を介してヨーク2Cに接触するとともに、磁石4Cの側部および上部ではヨーク2Cとの間に非磁性体9Cが配置されている。この構成により、回転体5Cは、閉磁路を形成することができる。したがって、回転体5Cは、漏れ磁力を低減し、かつ磁石4Cの側面42Cからヨーク2Cへの磁力線100の流れ込みを低減することができるので、凸部15から強い磁力を放射することができる。
なお、図2および図3では、磁石4Aの側面42Aである回転曲面を生成する母線が直線である場合について説明したが、回転曲面を生成する母線は、折れ線でもよいし曲線でもよく、磁石4Aの側面42Aの幾何学的形状は何れの形状であってもよい。また、本実施の形態では、非磁性体9Aが、ヨーク2Aと磁石4Aとの間の隙間に流し込まれる場合について説明したが、予め硬化させておいた非磁性体9Aが、ヨーク2Aと磁石4Aとの間に配置されてもよい。
このように、実施の形態1では、ヨーク2Aが、磁石4Aの上面41および側面42Aとの間に空間を設けて配置され、磁石4Aとヨーク2Aとが、非磁性体9Aよりも底側で磁気的に接続され、ヨーク2Aには、上面61に複数の貫通穴3が形成されている。したがって、回転体5Aの回転角を正確に検出することができる。
実施の形態2.
つぎに、図8を用いてこの発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2では、磁力線100の通路となる磁気通路部が、2つの円周分設けられている。換言すると、ヨークには、複数トラック分の磁気通路部が設けられている。
図8は、実施の形態2にかかる磁気式回転角検出器の構成を示す図である。図8の各構成要素のうち図1に示す実施の形態1の磁気式回転角検出器1Xと同一機能を達成する構成要素については同一符号を付しており、重複する説明は省略する。
磁気式回転角検出器1Yは、回転体5Aの代わりに回転体5Dを備えている。回転体5Dは、ヨーク2Aの代わりにヨーク2Dを有している。ヨーク2Dは、磁気の通路となる複数の磁気通路部6aと、磁気の通路となる複数の磁気通路部6bとを有している。
各磁気通路部6aは、回転体5Dの回転中心から第1の距離となる第1の円に沿って等間隔で配置され、各磁気通路部6bは、回転体5Dの回転中心から第2の距離となる第2の円とに沿って等間隔で配置されている。第1の円と第2の円とは、同心円であり、第1の円および第2の円の中心は、回転軸11の中心軸と同じ位置である。第1の円は、第2の円よりも直径の大きな円である。第1の円に配置される磁気通路部6aの個数と、第2の円に配置される磁気通路部6bの個数とは、同数である。
磁気通路部6bは、隣接する2つの磁気通路部6aの中点と、回転軸11の中心軸とを結ぶ線上に配置される。磁気通路部6aが30個配置される場合、12度間隔で磁気通路部6aが配置される。この場合、磁気通路部6bは、磁気通路部6aから6度ずれた位置に12度間隔で配置される。第1の円に沿って配置された磁気通路部6aと、第2の円に沿って配置された磁気通路部6bには、凸部15が配置されている。
また、第1の円に沿って配置された磁気通路部6aの上側には、磁気センサ8aが配置され、第2の円に沿って配置された磁気通路部6bの上側には、磁気センサ8bが配置されている。これにより、磁気センサ8aは、第1の円に沿って配置された磁気通路部6aの凸部15から放射される磁力を検出し、磁気センサ8bは、第2の円に沿って配置された磁気通路部6bの凸部15から放射される磁力を検出する。
例えば、磁気通路部6a,6bが30個ずつ設けられている場合、角度演算部13は、磁気センサ8a,8bから出力された検出信号を4逓倍することで1回転あたり240のパルス数を得ることができる。
なお、磁気通路部は、3つ以上の円周分設けられてもよい。また、磁気通路部6a,6bは、回転体5Bまたは回転体5Cに設けられてもよい。
このように、実施の形態2によれば、ヨーク2Dにおいて磁気通路部6a,6bが2つの円に沿って配置されているので、回転角の検出分解能を向上させることができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1X,1Y 磁気式回転角検出器、2A〜2D,81 ヨーク、3 貫通穴、4A〜4C 磁石、5A〜5D 回転体、6,6a,6b 磁気通路部、8,8a,8b 磁気センサ、9A〜9C 非磁性体、11 回転軸、12 モータ、13 角度演算部、14 円板部、15 凸部、16 フランジ、21,22 開口部、25 支持部、30 架橋部、41,61 上面、42A,62A 側面、82 半導体磁気抵抗素子、100 磁力線。

Claims (9)

  1. 回転軸と、
    前記回転軸に固定されて前記回転軸の軸方向の上側を向く第1の上面部と前記第1の上面部の外縁で前記第1の上面部に接する第1の側面部とを有する磁石と、前記第1の上面部と対向する第2の上面部および前記第1の側面部と対向する第2の側面部を有するとともに前記第2の上面部に貫通穴が形成された第1のヨークと、前記磁石の前記第1の上面部及び前記第1の側面部と前記第1のヨークの前記第2の上面部および前記第2の側面部との間に配置された非磁性体部と、を有した回転体と、
    前記磁石から前記軸方向の上側へ放射される磁力線を検出する磁力検出部と、
    を備え、
    前記磁石と前記第1のヨークとは、前記磁石の前記第1の上面部とは異なる極性において磁気的に接続されている、
    ことを特徴とする磁気式回転角検出器。
  2. 前記磁石には、前記第1の上面部から突出する凸部が形成され、
    複数の前記凸部のそれぞれは、複数の前記貫通穴の内部に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気式回転角検出器。
  3. 前記磁石は、前記軸方向に単極着磁されている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の磁気式回転角検出器。
  4. 前記第1のヨークの上面の高さと、前記凸部の上面の高さとの差は、0.1ミリメートル以下である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の磁気式回転角検出器。
  5. 前記第1のヨークは、前記非磁性体部よりも前記軸方向の下側で前記磁石に直接接触している、
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか1つに記載の磁気式回転角検出器。
  6. 前記磁石は、前記非磁性体部よりも前記軸方向の下側にフランジを有し、
    前記第1のヨークは、前記第2の側面部が前記フランジに接触している、
    ことを特徴とする請求項5に記載の磁気式回転角検出器。
  7. 前記第1のヨークの前記第2の側面部には、前記非磁性体部よりも前記軸方向の下側で前記磁石に向けて曲げられた折り曲げ部が形成され、
    前記折り曲げ部が前記磁石に接触している、
    ことを特徴とする請求項5に記載の磁気式回転角検出器。
  8. 前記回転体は、前記非磁性体部よりも前記軸方向の下側で前記磁石と前記第1のヨークの前記第2の側面部とに接触する架橋部を有し、
    前記架橋部は、軟磁性体で構成されている、
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか1つに記載の磁気式回転角検出器。
  9. 前記磁力検出部は、第2のヨークと、磁力の検出を行う磁気抵抗素子とを備え、
    前記磁気抵抗素子は、前記第2のヨークと前記回転体とで挟まれる位置に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1から8の何れか1つに記載の磁気式回転角検出器。
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