JP2019187616A - 処置具 - Google Patents

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Abstract

【課題】切開性能が高く、切開操作が円滑に行え、切開から回収までの操作を行える処置具を提供する。【解決手段】本処置具(1)は、第一ループ形状を有するスネアワイヤ(2)、及び先端が前記スネアワイヤに連結された操作ワイヤ(3)を有する処置部材(20)と、第二ループ形状を有し前記スネアワイヤよりも弾性復元力が大きい回収先端部(5)及び前記操作ワイヤに対して後退可能な回収操作部(6)を有する回収部材(30)と、を備え、前記処置部材は、前記スネアワイヤが前記第二ループ形状に沿って前記回収先端部に接触して係止された第一状態から、前記スネアワイヤが前記回収先端部との係止が解除されて前記第二ループ形状よりも小さいループを形成する第二状態に変更可能に構成され、前記回収部材は、前記第二状態後、前記回収先端部の前記第二ループ形状を縮径する回収状態に変更可能に構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、内視鏡と共に使用される処置具に関する。
従来、初期の悪性腫瘍などの治療において、例えばEMR(内視鏡的粘膜切除術)のように、消化管等の管腔臓器内の粘膜上に発生した病変を経内視鏡的に切除する手技が行われている。病変組織を切除するための内視鏡用処置具として、高周波切開具であるスネアが使用されている。
従来、高周波切開具で病変組織を切除した後、別途、組織回収用の回収用鉗子を用いて切除した病変組織を体内から回収している。そのため、術者は高周波切開具から回収用鉗子に持ち替えたり、高周波切開具を内視鏡の処置具チャンネルから抜去し、回収用鉗子を内視鏡の処置具チャンネルに挿入して入れ替えたりする。そのため、手技に時間を要していた。
このような課題に対し、特許文献1には、高周波切開具のスネアワイヤのループ部に網状の袋を取り付けた高周波スネアが開示されている。特許文献1の高周波スネアは、病変部の切除と回収を連続して行うことができる。
特開平10−99342号公報
高周波スネアにおいて、スネアワイヤの線径を細くして電流密度を高めて組織の切開性能を高めることが検討されている。しかし、スネアワイヤの線径を細くすると、ループ形状に保持することが難しくなる。
特許文献1の高周波切開具では、スネアワイヤのループ部に網状の袋を設けている為、スネアワイヤは、袋の荷重の影響を受ける。すなわち、スネアワイヤが袋の荷重に抗してループ形状を保持可能な程度の形状保持性を有することが前提となる。スネアワイヤの線径を細くするとスネアワイヤの形状保持性が低下する。したがって、特許文献1の高周波切開具ではスネアワイヤの細径化が難しい。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、切開性能が高く、切開操作が円滑に行え、且つ、組織の切開から回収までの操作を行える処置具を提供することを目的とする。
本発明の第一の態様に係る処置具は、第一ループ形状を有する導体からなり高周波電流が通電可能なスネアワイヤ、及び先端が前記スネアワイヤに連結され基端側に延設された操作ワイヤを有する処置部材と、第二ループ形状を有し、前記スネアワイヤよりも弾性復元力が大きい回収先端部、及び先端が前記回収先端部と連結されて基端部まで延設され、前記操作ワイヤに対して後退可能に設けられた長尺な回収操作部を有する回収部材と、を備え、前記処置部材は、前記スネアワイヤが前記第二ループ形状に沿って前記回収先端部に接触して係止された第一状態から、前記操作ワイヤの後退に伴い前記スネアワイヤが前記回収先端部との係止が解除されて前記第二ループ形状よりも小さいループを形成する第二状態に変更可能に構成され、前記回収部材は、前記第二状態において前記回収先端部の前記第二ループ形状を縮径する回収状態に変更可能に構成されている。
本発明の第二の態様として、第一の態様に係る処置具では、先端に開口が形成され、前記処置部材及び前記回収部材が進退可能に挿通されたシースをさらに備え、前記スネアワイヤ及び前記回収先端部が前記シース内に配置された初期状態において、前記回収先端部は、前記スネアワイヤの前記第一ループ形状の内側に配置された前記第一状態で少なくとも一部が前記シース内に挿入されており、前記シースの前記開口から前記スネアワイヤ及び前記回収先端部が突出したときに、前記回収先端部の弾性復元力によって前記処置部材が前記第一状態となるように構成され、前記回収先端部の一部が前記シース内に進入して前記回収状態となるように構成されていてもよい。
本発明の第三の態様として、第一の態様に係る処置具では、前記回収先端部は、前記第一状態において前記第一ループ形状の前記スネアワイヤの内周側と接触する接触面を有してもよい。
本発明の第四の態様として、第三の態様に係る処置具では、前記接触面は、前記回収先端部のループ面の法線方向における一端部側に向かって前記第二ループ形状が縮径する方向に傾斜していてもよい。
本発明の第五の態様として、第一の態様に係る処置具では、前記回収先端部は中空部を有する管状部材からなり、前記回収先端部の前記第二ループ形状の全周にわたって前記中空部に連通するスリットが形成されており、前記第一状態において前記スネアワイヤは前記中空部内に配置されていてもよい。
本発明の第六の態様として、第一の態様に係る処置具では、前記回収部材の前記第二ループ形状の内周面に凹凸形状を有してもよい。
本発明によれば切開性能が高く、切開操作が円滑に行え、且つ、切開から回収までの操作を行える処置具を提供できる。
本発明の第1実施形態に係る処置具の全体図である。 本発明の第1実施形態に係る処置具の先端部分を示す斜視図である。 図2のIII−III線における断面図である。 本発明の第1実施形態に係る処置具の使用態様を示す模式図である。 本発明の第1実施形態に係る処置具の使用態様を示す模式図である。 本発明の第1実施形態に係る処置具の使用態様を示す模式図である。 本発明の第2実施形態に係る処置具の先端部分を示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係る処置具のVIII−VIII線における断面図である。 本発明の第2実施形態に係る処置具の第二状態を示す平面図である。 本発明の第2実施形態の回収先端部の第1変形例を示す断面図である。 本発明の第2実施形態の回収先端部の第2変形例を示す断面図である。 本発明の第2実施形態の回収先端部の第3変形例を示す断面図である。
(第1実施形態)
図1から図3を参照して、本実施形態に係る処置具1について説明する。図1は、本実施形態に係る処置具1の全体図である。図1では、内視鏡挿入部301及び処置具1の先端部を拡大して図示している。図2は、処置具1の先端部分を示す斜視図である。図3は、図2のIII−III線における断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る処置具1は、内視鏡装置300の内視鏡挿入部301に形成された処置具チャンネル302に挿通されて使用される。処置具1は、シース10と、処置部材20と、回収部材30と、操作部40とを備えている。
シース10は、軸線方向Xに沿って延びて形成されており、体腔内に挿入可能な長尺部材である。シース10は、絶縁性を有する素材、例えばPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)などのフッ素樹脂で形成されている。シース10は、可撓性を有し、体腔内で管腔組織等の湾曲形状に沿って蛇行した内視鏡の処置具チャンネル302に挿抜可能に構成されている。シース10には全長にわたってルーメン11が形成されており、先端開口12(開口)と基端開口とを有する。シース10の基端には操作部40が設けられており、基端開口と操作部40の先端開口とが連通している。
シース10のルーメン11内に処置部材20及び回収部材30が挿通されている。
処置部材20は、スネアワイヤ2と、操作ワイヤ3とを備える。スネアワイヤ2は、導体からなり高周波電流が通電可能なワイヤである。スネアワイヤ2は、弾性変形可能な長尺な部材である。以下の説明において、長手方向はスネアワイヤ2が延びる方向を指す。スネアワイヤ2は、中間部が湾曲して基端側に折り返されて円環状のループ(第一ループ形状)を形成し、両端部が操作ワイヤ3の先端部に固定されている。スネアワイヤ2の基端部は、操作ワイヤ3の先端部と通電可能に接続されている。
スネアワイヤ2は、例えば、ステンレス、ニッケル−チタン合金、タングステン等の導電性材料からなる。スネアワイヤ2の直径(太さ)は0.2mm未満である。本実施形態のスネアワイヤ2は、直径0.1mmの単線ワイヤからなる。直径0.2mm未満の細径の導電性ワイヤに従来の高周波スネアと同等の高周波電流を流すと、高密度の高周波電流が流れる。また、切除対象の組織に対するスネアワイヤ2の接触面積が小さくなり、組織への密着性が向上する。したがって、スネアワイヤ2は、従来の高周波スネアに比べて組織の切開性能が高い。その結果、スネアワイヤ2を組織に付着させて高周波電流を流すのみで、組織が容易に切開される。また、スネアワイヤ2は、切除対象の組織に付着する部分の寸法が極めて小さくなるため、組織の極狭い領域に高周波電流が集中して流れるため、組織が切開されやすく、かつ、鋭利に切開される。この結果、従来の高周波スネアで病変部を緊縛しながら高周波電流を付加する従来技術に比べると簡易な操作で、スネアワイヤ2に沿って組織が綺麗に切開される。
なお、スネアワイヤ2の長手方向に直交する方向の断面形状は円形に限定されるものではない。スネアワイヤ2の太さとは、ワイヤの長手軸方向に直交する方向の最大寸法を意味する。
操作ワイヤ3は金属製(導電性部材)の撚り線ワイヤであり、外周面が非導電部材(不図示)で覆われている。操作ワイヤ3はシース10のルーメン11内に挿通され、基端部が操作部40に配置されている。操作ワイヤ3の基端部が電気的かつ物理的に給電コネクタ44(図1参照)に接続されている。操作ワイヤ3の先端部は、スネアワイヤ2に電気的かつ物理的に接続されている。
回収部材30は、シース10に対して進退可能に設けられ、スネアワイヤ2を着脱可能に係止するとともに、スネアワイヤ2により切除された組織を回収する部材である。回収部材30は、回収先端部5と回収操作部6とを有する。
回収先端部5は、弾性変形可能な長尺な管状部材である。図2に示すように、回収先端部5は、長手方向の中間部が湾曲して基端側に折り返されて円環状のループ(第二ループ形状)を形成し、両端部が回収操作部6と接続されている。回収先端部5の内周側の全周にわたって中空部50に連通するスリット51が形成されている。
回収操作部6は、長尺な管状部材であり、先端部が回収先端部5に接続されている。回収操作部6の先端部と回収先端部5の基端部とは、互いの中空部50,60が連通して接続されている。回収操作部6の基端部がシース10の基端側まで延設されている。
回収先端部5は、スネアワイヤ2よりも弾性復元力が大きい。回収先端部5は、例えば、樹脂、ゴム、金属等からなる。
操作ワイヤ3は、回収操作部6の中空部60内に挿通されている。操作ワイヤ3は、回収操作部6に対して進退可能に挿通されている。回収先端部5の第二ループ形状は、スネアワイヤ2の第一ループ形状の寸法と略等しい大きさである。図3に示すように、回収先端部5は、中空部50内にスネアワイヤ2が収容可能な大きさを有する。
スネアワイヤ2及び回収先端部5の各ループ形状は、閉ループであればよく、例えば、楕円形状や円環状にループが開口し、切除対象となる病変部Pの周囲を囲める程度に開口した形状が形成可能であればよい。
操作部40は、図1に示すように、シース10の基端部に接続された操作部本体41と、操作部本体41に取り付けられた第一スライダ42及び第二スライダ43と、給電コネクタ44とを備える。第一スライダ42及び第二スライダ43は、操作部本体41に対して軸線方向Xにスライド可能に取り付けられている。
第一スライダ42には、操作ワイヤ3の基端部が接続されている。そのため、第一スライダ42を操作部本体41に対して進退させることによって、操作ワイヤ3がシース10に対して進退する。操作ワイヤ3の先端にはスネアワイヤ2が連結されているため、操作ワイヤ3の進退に連動して、シース10の先端側において、スネアワイヤ2がシース10に対して突没動作される。本実施形態では、第一スライダ42を操作部本体41に対して前進させるとシース10の先端開口12からスネアワイヤ2が突出される。第一スライダ42を操作部本体41に対して後退させるとスネアワイヤ2がシース10のルーメン11内に収容され、これに伴い第一ループ形状の開口が次第に小さくなる。
第二スライダ43には、回収操作部6の基端部が接続されている。第二スライダ43を操作部本体41に対して進退させることによって、回収操作部6がシース10に対して進退する。回収操作部6の先端には回収先端部5が設けられているため、回収操作部6の進退に連動して、シース10の先端側において、回収先端部5がシース10に対して突没動作される。本実施形態では、第二スライダ43を操作部本体41に対して前進させるとシース10の先端開口12から回収先端部5が突出される。第二スライダ43を操作部本体41に対して後退させると回収先端部5がシース10のルーメン11内に収容され、これに伴い第二ループ形状の開口が次第に小さくなる。
図1に示すように、第一スライダ42には、術者が指を挿通可能な貫通孔からなる把持孔45と、把持孔45と操作部本体の先端側との間に軸線方向Xに長い長孔46とが形成されている。操作ワイヤ3は、操作部本体41内において、第一スライダ42及び給電コネクタ44に接続されている。第二スライダ43は、長孔46内を進退可能に構成されている。図示は省略するが、第二スライダ43は、操作部本体41において、第一スライダ42と接続された操作ワイヤ3が挿通されるスリットが形成されている。そのため、第二スライダ43は第一スライダ42による操作ワイヤ3の移動を妨げない。長孔46の軸線方向Xの長さは、回収部材30の進退移動量を規定する。
給電コネクタ44は、操作部本体41に設けられている。給電コネクタ44は、図示しない高周波電源装置に接続可能であり、操作ワイヤ3の基端と接続されている。操作ワイヤ3を介してスネアワイヤ2が給電コネクタ44と電気的に接続されているため、高周波電源装置から供給された高周波電流は、給電コネクタ44及び操作ワイヤ3を経由してスネアワイヤ2に通電される。
次に、処置具1の動作及び使用態様について、大腸にできた病変部(早期癌等)Pを切除する粘膜下層切開方法を例に説明する。図4から図6は、本実施形態に係る処置具1を用いた組織切開の過程を示す模式図である。
準備作業として、術者は、公知の方法により病変部Pを特定し、病変部Pを膨隆させる。具体例としては、内視鏡装置300の内視鏡挿入部301を大腸内に挿入し、術者は内視鏡で得られる画像を観察しながら病変部Pを特定する。次に、公知の粘膜下局注針(不図示)を内視鏡挿入部301の処置具チャンネル302に挿通し、粘膜下局注針により、病変部Pと筋層との間に局注用の液体(局注液)を注入し病変部Pを膨隆させる。局注液を注入後、粘膜下局注針を処置具チャンネル302から抜去する。
処置具1の初期状態では、スネアワイヤ2が回収先端部5の中空部50内に収容された第一状態の処置部材20及び回収部材30の少なくとも一部がシース10のルーメン11内に挿入されている。また、初期状態では、第一スライダ42の先端側の当接部が第二スライダ43の基端に当接している。
初期状態の処置具1を内視鏡装置300の処置具チャンネル302に挿入し、内視鏡挿入部301の先端から突出させる。内視鏡の画像を確認しながら、シース10の先端部を病変部Pの近傍まで突出させる。その後、操作部40の第一スライダ42を操作部本体41に対して前進させ、シース10の先端開口12からスネアワイヤ2を突出させる。第一スライダ42及び第二スライダ43の軸線方向Xの相対位置は、スネアワイヤ2と回収先端部5とが相対移動可能な長さに応じて設定されている。したがって、第一スライダ42を前進させる操作を行うと、第一スライダ42が第二スライダ43に当接した状態で前進し、スネアワイヤ2が回収先端部5の中空部50内に収容された状態が保持されながら、スネアワイヤ2及び回収先端部5がシース10の先端開口12から突出する。
スネアワイヤ2及び回収先端部5をシース10の先端開口12から突出させると、回収先端部5の弾性復元力により回収先端部5が第二ループ形状に復元する。このとき、スネアワイヤ2は回収先端部5の中空部50内に収容されて係止されている(第一状態)ため、スネアワイヤ2も第一ループ形状に開口する。回収先端部5で病変部Pを囲む位置に回収先端部5が配置され、回収先端部5を病変部Pの周囲の粘膜層W1に当接させて押し当てる(図4参照)。
続いて、術者が第一スライダ42を基端側に後退させると、操作ワイヤ3がシース10及び回収操作部6に対して後退し、図5に示すように、スネアワイヤ2が基端側に移動する。このとき、スネアワイヤ2の基端部がシース10のルーメン11内に収容され、スネアワイヤ2は回収先端部5の第二ループ形状よりも小さいループを形成する(第二状態)。スネアワイヤ2は、開口の縮径に伴って先端側の部分が次第に回収先端部5のスリット51を経由して中空部50から回収先端部5の第二ループ形状内に露出する。回収先端部5の内周側に露出したスネアワイヤ2が病変部Pの近傍まで移動したら、術者が高周波電源装置を操作して、給電コネクタ44を介してスネアワイヤ2に高周波電流を供給する。
このとき、スネアワイヤ2が接触している粘膜層W1が先に切開され、続いてその下の層である粘膜下層にスネアワイヤ2が接触して切開される。スネアワイヤ2は、従来の高周波切開具と同程度の電流量でも、高周波電流の密度が高くなる。そのため、短時間(数秒)で、スネアワイヤ2が付着した部分の粘膜層W1及び粘膜下層(不図示)が順次切開される。さらに、第一スライダ42が基端側に牽引され、スネアワイヤ2が基端側に牽引されると、病変部Pを含む粘膜層W1及び粘膜下層が切除される。つまり、スネアワイヤ2を粘膜層W1上に当接させるステップに続いて、スネアワイヤ2に高周波電流を供給するステップを行うことにより、粘膜層W1及び粘膜下層が、スネアワイヤ2に沿って切除される。
続いて、スネアワイヤ2によって病変部Pを含む組織が切離されると、術者は、第二スライダ43を基端側に後退させる。上記第二状態の後、第二スライダ43を後退させると、図6に示すように、回収先端部5の基端部(回収先端部5の一部)がシース10内に進入され、第二ループ形状の開口が小さくなって縮径する(回収状態)。つまり、回収部材30は、第二状態において回収先端部5の第二ループ形状を縮径する回収状態に変更可能に構成されている。縮径した回収先端部5が切離した組織を囲み、切離された組織は回収先端部5で把持される。ここで、回収先端部5の内周面に凹凸形状を有すると、切離された組織を確実に把持できる。この状態で処置具1を内視鏡の処置具チャンネル302から抜去する。この結果、切離した組織及び処置具1が体内から抜去される。
本実施形態に係る処置具1によれは、第一ループ形状を有するスネアワイヤ2と第二ループ形状を有する回収先端部5とを備え、スネアワイヤ2を回収先端部5に係止させた状態でシース10の先端開口12から突出させる。したがって、形状保持性の低い細径のスネアワイヤ2であっても、円環状に開く第一ループ形状を保持した第一状態で切除対象組織の近傍に配置できる。
本実施形態に係る処置具1は、細径のスネアワイヤ2であっても第一ループ形状が適正に開いた状態を保ちながら処置対象部位を囲むように配置できる。また、本実施形態に係る処置具1は、スネアワイヤ2による切開及び切離と、回収先端部5による切離組織の回収とが操作部40の牽引操作のみで行うことができる。したがって、従来の手技のように、組織の切離を行う処置具と切離組織の回収を行う処置具とを入れ替える操作が不要となり、迅速かつ円滑に組織の切離及び回収を行うことができる。さらに、本実施形態に係る処置具1は、切開から回収までの操作を、操作部の牽引操作のみで行うことができるため、操作が容易となる。
本実施形態に係る処置具1は、回収先端部5の第二ループ形状の内周にスリット51が設けられており、操作ワイヤ3が牽引されると、回収先端部5の中空部50内に収容されたスネアワイヤ2がスリット51経由で中空部50から露出する構成であるため、スネアワイヤ2が確実に回収先端部5内に係止され、且つ、円滑に第二状態に移行できる。
本実施形態に係る処置具1は、切開性能が高く、切開操作が円滑に行え、且つ、切開から回収までの操作を行える。
本実施形態では、第一ループ形状として、円形状のループを形成したスネアワイヤ2の例を示したが、スネアワイヤ2の形状はこれに限定されず、病変部Pの少なくとも遠位側の周囲を囲むことが可能であればよく、例えば、第一ループ形状を楕円形にしてもよい。
本実施形態では、回収先端部5のスリット51を第二ループ形状の内周側に設ける例を示したが、スリットの位置はこれに限定されない。例えば、回収先端部5が切開時に組織に接触する面(回収先端部5のループ面Sの法線方向における一端部)において、回収先端部5の全周にスリットが形成される構成であってもよい。すなわち、回収部材30の位置が保持された状態で、操作ワイヤ3が基端側に牽引されると、スネアワイヤ2が基端側に移動して中空部50から外部に露出可能な位置にスリットが形成されていればよい。
上記実施形態では、操作ワイヤ3は、回収操作部6に対して進退可能に設けられる例を示したが、操作ワイヤ3は、回収操作部6に対して少なくとも後退可能であればよい。例えば、処置部材20及び回収部材30をシース10の先端側に押し出す際は、操作ワイヤ3と回収操作部6とが同時に押し出され、回収状態時に操作ワイヤ3に対して後退可能な構成であってもよい。
(第2実施形態)
第2実施形態の処置具1Aについて説明する。第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。図7は第2実施形態に係る処置具1Aの先端部分を示す平面図である。図8は、図7のVIII−VIII線における断面図である。図9は、本実施形態の処置具1の第二状態を示す平面図である。
本実施形態に係る処置具1Aは、回収部材30Aの構成が第1実施形態と異なる。処置部材20の構成は、第1実施形態と同じである。
回収部材30Aは、シース10に対して進退可能に設けられ、スネアワイヤ2を着脱可能に係止するとともに、スネアワイヤ2により切除された組織を回収する部材である。第1実施形態の回収先端部5は管状部材であるのに対し、本実施形態の回収先端部5Aは、中実部材である。回収部材30Aは、円環状(第二ループ形状)の回収先端部5Aと、回収先端部5Aの基端側に連結される長尺な回収操作部6Aとを備える。
回収先端部5Aの第二ループ形状のループ面Sの法線方向Nの断面形状(以下、「縦断面形状」と称する。)を図8に示す。図8に示すように、回収先端部5Aは、縦断面形状が直角台形である。回収先端部5Aの外周面には、法線方向Nにおいて、切除対象となる組織に接触させる側の端部である第一端部55側に向かって内側に傾斜した接触面(傾斜面)58を有する。したがって、回収先端部は、第一端部側に向かってスネアワイヤ2の第一ループ形状の外周径が縮径するようい傾斜している。詳細は後述するが、傾斜面58は、スネアワイヤ2が係止される接触面となる。法線方向Nにおける第一端部55と反対側の第二端部56は平面形状である。回収先端部5Aの内周部は、法線方向Nに沿う平面形状である。
回収操作部6Aは、長手方向の全長にわたって挿通孔63が形成されている。図8に示すように、挿通孔63は、回収先端部5Aの基端部の内周側に開口部64が露出している。回収先端部5Aは、スネアワイヤ2より弾性復元力が高い部材からなる。回収先端部5Aは、例えば、樹脂、金属からなる。
処置部材20は、第1実施形態と同様の構成を有し、操作ワイヤ3が、回収操作部6Aの挿通孔63に挿通されて基端の第一スライダ42に接続されている。処置部材20は、挿通孔63内を進退可能に挿通されている。スネアワイヤ2は、初期状態では、挿通孔の先端の開口部64よりも先端側に突出し、内周部が回収先端部5Aの外周面に接触して係止されている。具体的には、スネアワイヤ2の内周部が、回収先端部5Aの外周面に接触しながら、張力が保たれる程度に基端側に牽引された状態とする。これにより、スネアワイヤ2と回収先端部5Aとの摩擦系合力及び基端側への張力によってスネアワイヤ2が回収先端部5Aに係止されている。この結果、スネアワイヤ2は、第一ループ形状で開口した状態が保持される。なお、スネアワイヤ2は、上記摩擦系合力及び張力の他、接着剤により回収先端部5Aに仮固定される構成であってもよい。
図7及び図8に示すように、初期状態では、スネアワイヤ2の基端部は、回収先端部5Aの基端部において第二端部よりも第一端部側(図8の下方)に配置されている。処置具1の初期状態では、処置部材20は、上記初期状態が保持されて回収操作部の挿通孔63内に挿通されている。
次に、第2実施形態の処置具1の動作について説明する。第1実施形態と同様の方法で、準備作業を行った後、処置具1Aの先端部を体内の処置対象部位である粘膜層W1に配置する。
第1実施形態と同様の方法で、初期状態のスネアワイヤ2及び回収先端部5Aをシース10の先端開口12から先端側に突出させる。スネアワイヤ2及び回収先端部5Aをシース10の先端開口12から突出させると、回収先端部5Aの弾性復元力により回収先端部5Aが第二ループ形状に復元する。このとき、スネアワイヤ2は回収先端部5Aの外周面の接触面に係止されている(第一状態)。回収先端部5Aで病変部Pを囲む位置に回収先端部5Aが配置され、回収先端部5Aを病変部Pの周囲の粘膜層W1に当接させて押し当てる。
続いて、術者が第一スライダ42を基端側に後退させると、操作ワイヤ3がシース10及び回収操作部6Aに対して後退する。このとき、操作ワイヤ3が基端側に牽引される力が大きくなると、スネアワイヤ2の回収先端部5Aに対する係止が解除され、図9に示すように、スネアワイヤ2は第一端部55側に脱落して、スネアワイヤ2が基端側に移動し、回収先端部5Aの第二ループ形状よりも開口径が小さくなる(第二状態)。なお、スネアワイヤ2は、回収先端部5Aの基端部の連結部よりも第一端部55側に配置されているため、操作ワイヤ3が基端側に牽引された場合に、第二端部56側に脱落することを防げる。また、接触面58が第一端部55側において第二ループ形状が縮径する方向に傾斜しているため、スネアワイヤ2は、第二端部56側に脱落するように誘導されるように構成されている。
第二状態でスネアワイヤ2に高周波電流が流れて組織を切開する態様は第1実施形態と同様である。組織切離後、第二スライダ43を基端側に牽引すると、回収操作部が後退してシース10のルーメン11内に回収先端部5Aの基端部が収納され、回収先端部5Aのシース10からの突出量が低減し、第二ループ形状の開口径が小さくなる(回収状態)。縮径した回収先端部5が切離した組織を囲み、切離した組織は回収先端部5で把持される。このとき、回収先端部5Aの内周面59に凹凸形状を有すると、この状態で処置具1を内視鏡の処置具チャンネル302から抜去する。この結果、切離した組織及び処置具1が体内から抜去される。
本実施形態に係る処置具1Aでは、回収先端部5Aの外周面にスネアワイヤ2の内周を当接させて係止させるため、容易に初期状態を形成できる。また、接触面58が、処置対象組織に接触する第一端部側において第二ループ形状が縮径するように傾斜しているため、第二状態への移行が円滑に行える。
本実施形態に係る処置具1Aでは、回収先端部5Aの内周面59が法線方向Nに沿った平面形状であるため、切離組織の回収時に組織を容易かつ安定的に保持できる。
本実施形態の回収先端部5Aは縦断面形状が直角台形の例を示したが、回収先端部の形状はこれに限定されず、スネアワイヤ2を係止可能な構成であればよい。図10及び図11に本実施形態の回収先端部5Aの変形例を示す。図10に示す第1変形例の回収先端部5Bは、縦断面形状が直角三角形状である。回収先端部5Bの外周面は、第二端部56から第一端部55に向かって、外周径が次第に縮径するように傾斜する傾斜面58(接触面)である。回収先端部5Bの内周面59は法線方向Nに沿って平面であり、第二端部56側は水平面である。回収先端部5Bの内周面59は凹凸形状を有する。回収先端部5Bの外周面の材質や表面に凹凸形状を設けることにより、回収先端部5Bの外周面とスネアワイヤ2との摩擦系合力が所定範囲とすれば、外周面が全て傾斜していてもスネアワイヤ2が第一状態で保持可能である。また、外周面とスネアワイヤ2との接触部分に接着剤を設けて係止させてもよい。このように、回収先端部5Bの外周面が全て傾斜していれば、スネアワイヤ2が第一端部側へ円滑に移行できる。
図11に示す第2変形例の回収先端部5Cは、縦断面形状が長方形状である。回収先端部5Cの内周面59及び外周面は法線方向Nに沿って平面であり、第二端部56及び第一端部55は水平面である。回収先端部5Cの外周面の材質や表面に凹凸形状を設けることにより、回収先端部5Cの外周面とスネアワイヤ2との摩擦系合力が所定範囲とすれば、外周面が法線方向Nに沿った平面形状であってスネアワイヤ2が第一状態で保持可能である。また、外周面とスネアワイヤ2との接触部分に接着剤を設けて係止させてもよい。
この他、図12に示す第3変形例のように、第2変形例の回収先端部5Cと同様に、縦断面形状が長方形であり、接着剤を介して第一端部にスネアワイヤ2を接着させてもよい。上述の接着剤は、第一スライダ42及び第二スライダ43が同時に前進し、相対位置が変動しない状態では、接着状態が保持され、第一状態後、第一スライダ42が基端側に牽引されてスネアワイヤ2が回収先端部に対して相対移動する方向に力が加わった場合に、接着状態が解除される程度の接着力があればよい。
上記実施形態では、操作ワイヤ3が回収操作部6,6Aの中空部あるいは挿通孔に挿通される例を示したが、回収操作部6,6Aの中空部あるいは挿通孔は必須の構成ではなく、操作ワイヤ3はシース10のルーメン11内において、回収操作部に沿って設けられていればよい。また、上記実施形態では、スネアワイヤ2と操作ワイヤ3とが別部材である例を示したが、スネアワイヤ2と操作ワイヤ3とが同一部材で形成し、操作ワイヤ3に絶縁性のコーティングを施した構成であってもよい。また、上記実施形態では、回収先端部5と回収操作部6とが別部材である例を示したが、同一部材で形成してもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
また、上述の各実施形態において示した構成要素は適宜に組み合わせて構成することが可能である。
1,1A 処置具
2 スネアワイヤ
3 操作ワイヤ
5,5A,5B,5C 回収先端部
6,6A 回収操作部
10 シース
12 先端開口(開口)
20 処置部材
30 回収部材
50 中空部

Claims (6)

  1. 第一ループ形状を有する導体からなり高周波電流が通電可能なスネアワイヤ、及び先端が前記スネアワイヤに連結され基端側に延設された操作ワイヤを有する処置部材と、
    第二ループ形状を有し、前記スネアワイヤよりも弾性復元力が大きい回収先端部、及び先端が前記回収先端部と連結されて基端部まで延設され、前記操作ワイヤに対して後退可能に設けられた長尺な回収操作部を有する回収部材と、を備え、
    前記処置部材は、前記スネアワイヤが前記第二ループ形状に沿って前記回収先端部に接触して係止された第一状態から、前記操作ワイヤの後退に伴い前記スネアワイヤが前記回収先端部との係止が解除されて前記第二ループ形状よりも小さいループを形成する第二状態に変更可能に構成され、
    前記回収部材は、前記第二状態において前記回収先端部の前記第二ループ形状を縮径する回収状態に変更可能に構成されている処置具。
  2. 先端に開口が形成され、前記処置部材及び前記回収部材が進退可能に挿通されたシースをさらに備え、
    前記スネアワイヤ及び前記回収先端部が前記シース内に配置された初期状態において、前記回収先端部は、前記スネアワイヤの前記第一ループ形状の内側に配置された前記第一状態で少なくとも一部が前記シース内に挿入されており、
    前記シースの前記開口から前記スネアワイヤ及び前記回収先端部が突出したときに、前記回収先端部の弾性復元力によって前記処置部材が前記第一状態となるように構成され、
    前記回収先端部の一部が前記シース内に進入して前記回収状態となるように構成されている請求項1に記載の処置具。
  3. 前記回収先端部は、前記第一状態において前記第一ループ形状の前記スネアワイヤの内周側と接触する接触面を有する請求項1に記載の処置具。
  4. 前記接触面は、前記回収先端部のループ面の法線方向における一端部側に向かって前記第二ループ形状が縮径する方向に傾斜している請求項3に記載の処置具。
  5. 前記回収先端部は中空部を有する管状部材からなり、
    前記回収先端部の前記第二ループ形状の全周にわたって前記中空部に連通するスリットが形成されており、
    前記第一状態において前記スネアワイヤは前記中空部内に配置されている請求項1に記載の処置具。
  6. 前記回収部材の前記第二ループ形状の内周面に凹凸形状を有する請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の処置具。
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