JP2019186095A - X線管 - Google Patents

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Abstract

【課題】真空筐体内における放電の発生を効果的に抑制できるX線管を提供する。【解決手段】X線管3は、電子銃11と、電子銃11から出射された電子を入射させてX線を発生させるターゲットTと、電子銃11及びターゲットTを収容する真空筐体10と、を備える。真空筐体10は、X線出射窓33aを有する金属部13と、金属部13に接続された絶縁バルブ12と、を有する。金属部13は、X線出射窓33aが設けられると共に真空筐体10の管軸AXを包囲する円筒部312と、円筒部312の端部に接続され、管軸AXを包囲すると共に金属部13と絶縁バルブ12との接続部分CPを覆うように突出するテーパ部313と、を有する。テーパ部313は、先端部313aと管軸AXとの離間距離d1が基端部313bと管軸AXとの離間距離d2よりも大きくなるように拡径する形状をなしている。【選択図】図3

Description

本発明の一側面は、X線管に関する。
従来、電子を出射する電子銃と当該電子を入射させてX線を発生させるターゲットとを真空筐体内に収容したX線管が知られている。真空筐体は、X線出射窓を有するヘッド部(金属部)と、ヘッド部に接続されるガラス等の絶縁性部材からなるバルブ部とから構成される。上記X線管において、X線を発生させるためには、真空筐体内のターゲット又は電子銃に高電圧を印加する必要があるため、真空筐体内における放電を抑制することが重要である。例えば、特許文献1に記載のX線管では、X線管の管軸に沿って配置された棒状陽極(先端部にターゲットが固定された部材)に対して金属部とバルブ部との接合部分を隠すように、X線管の管軸を中心とする略円筒状に形成された内筒管が設けられている。このような内筒管は、上記接合部分における電界集中を緩和し、上記接合部分における放電を抑制する機能を有する。
特許第4954526号公報
しかし、内筒部の先端部のように突出した部分には電界が集中し易い。このため、内筒管によって上記接合部分における電界集中を緩和できる一方で、内筒管の先端部への電界集中に起因して、当該先端部における放電が発生し易くなるという問題が生じ得る。特に、X線の高出力化のために印加される電圧が大きくなる程、真空筐体における低電圧部分(接地電位部分)との電位差が大きくなるため、このような問題が顕著となる。
そこで、本発明の一側面は、真空筐体内における放電の発生を効果的に抑制できるX線管を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係るX線管は、電子を出射する電子銃と、電子銃から出射された電子を入射させてX線を発生させるターゲットと、電子銃及びターゲットを収容する真空筐体と、を備え、真空筐体は、X線を外部に出射させるX線出射窓を有する金属部と、絶縁性材料により形成され、金属部に接続されたバルブ部と、を有し、金属部は、X線出射窓が設けられると共に真空筐体の中心軸を包囲する第1部分と、第1部分のバルブ部側の端部に接続され、中心軸を包囲すると共に金属部とバルブ部との接続部分を覆うように突出する第2部分と、を有し、第2部分は、第1部分に接続される基端部とは反対側の先端部と中心軸との離間距離が基端部と中心軸との離間距離よりも大きくなるように拡径する形状をなしている。
本発明の一側面に係るX線管では、金属部とバルブ部との接続部分(すなわち、金属と絶縁体との境界部分であって放電が発生し易い部分)を覆うように突出する第2部分により、当該接続部分における放電の発生が抑制される。さらに、第2部分は、先端部が基端部(第1部分側の端部)よりもX線管の中心軸から離間するように拡径する形状(以下「拡径形状」という。)をなしている。これにより、上記拡径形状を採用しない場合と比較して、第2部分の先端部をX線管の中心軸に配置される部材(金属部とは反対の電気的極性を有する部材)から遠ざけることができる。その結果、当該先端部における電界集中を緩和し、当該先端部における放電の発生を抑制できる。以上により、上記X線管によれば、真空筐体内における放電の発生を効果的に抑制できる。
第2部分は、先端部を有すると共にその全体が真空筐体の内部空間に突出する突出部と、基端部を有すると共にその少なくとも一部の外面が外部に露出する基台部とを有し、突出部及び基台部の内壁面が、先端部と中心軸との離間距離が基端部と中心軸との離間距離よりも大きくなるように拡径してもよい。これにより、第1部分の内壁面と、第2部分の内壁面とがなす角度を緩やかにすることができ、第1部分と第2部分との接続部における放電の発生の可能性を低減することができる。
第2部分の内壁面は、基端部から先端部に向かうにつれて中心軸との離間距離が線形に増加するテーパ形状をなしていてもよい。また、第2部分の内壁面は、基端部から先端部に向かうにつれて中心軸との離間距離が連続的に増加する湾曲形状をなしていてもよい。また、第2部分の内壁面は、基端部から先端部に向かうにつれて中心軸との離間距離が段階的に増加する階段形状をなしていてもよい。上記いずれの構成によっても、比較的加工し易い形状によって、上述した拡径形状を実現できる。
上記X線管においては、ターゲットを有する陽極が、中心軸に沿って延在するように配置されていてもよいし、電子銃が、中心軸に沿って延在するように配置されていてもよい。上記いずれの構成によっても、先端部における電界集中を緩和し、先端部と陽極又は電子銃との間における放電の発生を抑制できる。以上により、上記X線管によれば、真空筐体内における放電の発生を効果的に抑制できる。
本発明の一側面によれば、真空筐体内における放電の発生を効果的に抑制できるX線管を提供することができる。
一実施形態のX線発生装置の外観を示す斜視図である。 図1におけるII-II線に沿った断面図である。 X線管の構成を示す断面図である。 実施例に係るX線管の電界解析結果を示す図である。 比較例に係るX線管の電界解析結果を示す図である。 第1変形例及び第2変形例に係るX線管の要部を示す断面図である。 第3変形例に係るX線管の構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、「上」、「下」等の所定の方向を示す語は、図面に示される状態に基づいており、便宜的なものである。
図1は、本発明の一実施形態に係るX線管を含むX線発生装置の外観を示す斜視図である。図2は、図1におけるII-II線に沿った断面図である。図1及び図2に示されるX線発生装置1は、例えば、被検体の内部構造を観察するX線非破壊検査に用いられる微小焦点X線源である。X線発生装置1は、筐体2を有する。筐体2の内部には、主に、X線を発生させるX線管3と、X線管3に電力を供給する電源部5とが収容されている。筐体2は、X線管3の一部を収容するX線管収容部4と、収容部21とを有する。
収容部21は、主に電源部5を収容する部分である。収容部21は、底壁部211と、上壁部212と、側壁部213とを有する。底壁部211及び上壁部212は、それぞれ略正方形状を有する。底壁部211の縁部と上壁部212の縁部とは、4つの側壁部213を介して連結されている。これにより、収容部21は、略直方体状に形成されている。なお、本実施形態では便宜的に、底壁部211と上壁部212とが互いに対向する方向をZ方向とし、底壁部211側を下方、上壁部212側を上方と定義する。また、Z方向に直交し、互いに対向する側壁部213同士が対向する方向をX方向及びY方向とする。Z方向から見た上壁部212の中央部には、円形の貫通孔である開口部212aが設けられている。
X線管収容部4は、高い熱伝導率を有する(放熱性が高い)金属により形成されている。X線管収容部4の材料としては、例えばアルミニウム、鉄、銅、及びそれらを含む合金等が挙げられる。本実施形態では、X線管収容部4の材料はアルミニウム(又はその合金)である。X線管収容部4は、X線管3の管軸方向(Z方向)における両端に開口を有する筒状をなしている。X線管収容部4の管軸は、X線管3の管軸AXと一致している。X線管収容部4は、保持部41と、円筒部42と、テーパ部43と、フランジ部44とを有する。保持部41は、図示しない固定部材を用いて、X線管3をフランジ部311において保持する部分であり、X線管3と共にX線管収容部4の上部開口を気密に封止している。円筒部42は、保持部41の下端に接続され、Z方向に沿って延びる壁面を備えた円筒状に形成された部分である。テーパ部43は、円筒部42の端部に接続され、当該端部からZ方向に沿って円筒部42から遠ざかるにつれて連続してなだらかに拡径する壁面を備えた部分である。円筒部42及びテーパ部43は、ZX平面及びZY平面での断面において、互いに平面状である円筒部42及びテーパ部43の壁面同士のなす角度が鈍角となるように、接続されている。フランジ部44は、テーパ部43の端部に接続され、Z方向から見て外側に延びる部分である。フランジ部44は、円筒部42及びテーパ部43よりも肉厚なリング状部材となるように構成されている。これにより、熱容量が大きくされており、放熱性が向上されている。フランジ部44は、Z方向から見て、上壁部212の開口部212aを包囲する位置において、上壁部212の上面212eに対して気密に固定されている。本実施形態では、フランジ部44は、上壁部212の上面212eに熱的に接続(熱伝導可能に接触)している。X線管収容部4の内部には、電気絶縁性の液体である絶縁オイル45が気密に封入(充填)されている。
電源部5は、X線管3に数kV〜数百kV程度の電力を供給する部分である。電源部5は、固体のエポキシ樹脂からなる電気絶縁性の絶縁ブロック51と、絶縁ブロック51内にモールドされた高電圧発生回路を含む内部基板52とを有する。絶縁ブロック51は、略直方体状をなしている。絶縁ブロック51の上面中央部は、上壁部212の開口部212aを貫通し、突出している。一方、絶縁ブロック51の上面縁部51aは、上壁部212の下面212fに対して気密に固定されている。絶縁ブロック51の上面中央部には、内部基板52に電気的に接続された円筒状のソケットを含む高圧給電部54が配置されている。電源部5は、高圧給電部54を介してX線管3に電気的に接続されている。
開口部212aに挿通された絶縁ブロック51の部分(すなわち、上面中央部)の外径は、開口部212aの内径と同じか僅かに小さくされている。
次に、X線管3の構成について説明する。図3に示されるように、X線管3は、いわゆる反射型X線管と呼ばれるものである。X線管3は、内部を真空に保持する真空外囲器としての真空筐体10と、電子発生ユニットとしての電子銃11と、ターゲットTとを備えている。電子銃11は、例えば、高融点金属材料等からなる基体に易電子放射物質を含浸させたカソードCを有する。また、ターゲットTは、例えば、タングステン等の高融点金属材料からなる板状部材である。ターゲットTの中心は、X線管3の管軸AX上に位置している。電子銃11及びターゲットTは、真空筐体10の内部に収容されており、電子銃11から出射された電子がターゲットTに入射するとX線が発生する。発生したX線は、X線出射窓33aを介して外部に照射される。
真空筐体10は、主として、絶縁性材料(例えばガラス)により形成された絶縁バルブ12(バルブ部)と、X線出射窓33aを有する金属部13とから構成されており、内部空間Sを有している。金属部13は、ターゲットTが収容される本体部31と、陰極となる電子銃11が収容される電子銃収容部32とを有する。
本体部31は、筒状に形成されている。本体部31の一端部(外側端部)には、X線出射窓33aを有する蓋板33が固定されている。X線出射窓33aの材料は、X線透過材料であって、例えばベリリウムやアルミニウム等である。蓋板33によって、内部空間Sの一端側が閉鎖されている。本体部31は、フランジ部311と、円筒部312と、テーパ部313とを有する。フランジ部311は、本体部31の外周に設けられており、上述したX線管収容部4の保持部41に固定される部分である。円筒部312は、本体部31の一端部側において円筒状に形成された部分である。テーパ部313は、円筒部312の他端部に接続され、X線管3の管軸方向(Z方向)に沿って円筒部312から遠ざかるにつれて拡径する部分である。テーパ部313は、絶縁バルブ12と後述するリング部材14との接続部を後述するターゲット支持部60から遮蔽するように内部空間Sに突出している。
電子銃収容部32は、円筒状に形成されており、本体部31の一端部側の側部に固定されている。本体部31の中心軸線(すなわち、X線管3の管軸AX)と電子銃収容部32の中心軸線とは、略直交している。電子銃収容部32の内部は、電子銃収容部32の本体部31側の端部に設けられた開口32aを介して、本体部31の内部空間Sと連通している。
電子銃11は、カソードCと、ヒータ111と、第1グリッド電極112と、第2グリッド電極113とを備えており、各構成の協働によって発生する電子ビームの径を小さくすること(微小焦点化)ができる。カソードC、ヒータ111、第1グリッド電極112及び第2グリッド電極113は、それぞれ平行に延びる複数の給電ピン114を介して、ステム基板115に取り付けられている。カソードC、ヒータ111、第1グリッド電極112及び第2グリッド電極113は、それぞれに対応する給電ピン114を介して外部から給電される。
絶縁バルブ12は、略筒状に形成されている。絶縁バルブ12の一端部には、金属等からなるリング部材14が融着されている。リング部材14は、本体部31に接合されている。これにより、絶縁バルブ12の一端側は、リング部材14を介して本体部31に接続されている。一方、絶縁バルブ12の他端側には、内方に向けて延びる円筒状の内筒部12aが設けられている。つまり、絶縁バルブ12の他端部は、Z方向から見た絶縁バルブ12の中央部に孔部が画成されるように、全周にわたって内側に折り返されている。
絶縁バルブ12の内筒部12aは、固定部15(詳しくは後述)を介して、陽極61(ターゲットTが先端に固定されたターゲット支持部60)を保持している。ターゲット支持部60は、例えば銅材等により棒状(円柱状)に形成されており、Z方向に延在している。ターゲット支持部60の先端側には、絶縁バルブ12側から本体部31側に向かうにつれて電子銃11から遠ざかるように傾斜する傾斜面60aが形成されている。ターゲットTは、傾斜面60aと面一になるように、ターゲット支持部60の端部に埋設されている。
ターゲット支持部60(陽極61)の基端部60bは、絶縁バルブ12の下端部(すなわち、折り返し位置)よりも外側に突出しており、電源部5の高圧給電部54(図2参照)に接続されている。本実施形態では、真空筐体10(金属部13)が接地電位とされており、高圧給電部54において陽極61(ターゲット支持部60)にプラスの高電圧が供給される。ただし、電圧印加形態は、上記例に限られない。
固定部15は、金属等からなる。固定部15は、ターゲット支持部60を絶縁バルブ12の他端部(内筒部12aの上端部)に対して固定するための部材である。固定部15は、その一端側がターゲット支持部60に固定され、他端側が内筒部12aの端部に融着されることで、ターゲット支持部60(陽極61)を管軸AXに沿って(同軸に)延在するように固定するとともに、真空封止を行う。
カバー電極19は、絶縁バルブ12の内筒部12aと固定部15との融着部分(接合部分)を外方から包囲する電極部材である。カバー電極19は、ターゲット支持部60に固定される略円錐台状の先端部と、円筒状の基端部とが、滑らかに接続された略円筒形状に形成されている。カバー電極19は、特に発生しやすい上記融着部分への放電による絶縁バルブ12の損傷を防止するために設けられる。
[作用効果]
次に、本実施形態の一側面に係る作用効果について説明する。上述したように、X線管3は、電子を出射する電子銃11と、電子銃11から出射された電子を入射させてX線を発生させるターゲットTと、電子銃11及びターゲットTを収容する真空筐体10と、を備えている。真空筐体10は、X線を外部に出射させるX線出射窓33aを有する金属部13と、絶縁性材料(例えばガラス)により形成され、金属部13に接続された絶縁バルブ12と、を有する。なお、「金属部13に接続された」とは、金属部13と直接的に接続されることを含むと共に、本実施形態のように介在部材(リング部材14)を介して間接的に接続されることを含む。
金属部13は、X線出射窓33aが設けられると共に真空筐体10の管軸AX(中心軸)を包囲する円筒部312(第1部分)と、円筒部312の絶縁バルブ12側の端部に接続され、管軸AXを包囲すると共に金属部13と絶縁バルブ12との接続部分を覆うように突出するテーパ部313(第2部分)と、を有する。ここで、「金属部13と絶縁バルブ12との接続部分CP」とは、導電性材料である金属と絶縁性材料(電気絶縁体)との境界となる部分である。本実施形態では、絶縁バルブ12とリング部材14との接続部が接続部分CPに相当する。一方、金属部13と絶縁バルブ12とが直接的に接続される場合(本実施形態の金属部13とリング部材14とが一体化されている場合を含む)には、金属部13と絶縁バルブ12との接続部が接続部分CPに相当する。また、「金属部13と絶縁バルブ12との接続部分を覆う」とは、金属部13と絶縁バルブ12との接続部分を、少なくとも真空筐体10の内部空間S内に収容された陽極61(ターゲット支持部60)から直接見通せないように遮蔽することを言う。
テーパ部313は、テーパ部313の先端部313a(円筒部312に接続される基端部313bとは反対側の端部)と管軸AXとの離間距離d1が基端部313bと管軸AXとの離間距離d2よりも大きくなるように拡径する形状をなしている。より詳細には、テーパ部313は、突出部313Pと基台部313Bとからなる。突出部313Pは、先端部313aを有すると共に、その全体が真空筐体10の内部空間Sに突出する円環状部材である。突出部313Pの内壁面は、全周にわたって陽極61(ターゲット支持部60)と対向して包囲する。一方、突出部313Pの外壁面は、全周にわたって接続部分CPと対向した状態で接続部分CPを覆う。基台部313Bは、基端部313bを有すると共に、その内壁面が全周にわたって陽極61(ターゲット支持部60)と対向して陽極61を包囲する部分である。基台部313Bは、その少なくとも一部の外面が内部空間Sの外部に露出する円環状部材である。そして、突出部313P及び基台部313Bの内壁面が、先端部313aと管軸AXとの離間距離d1が基端部313bと管軸AXとの離間距離d2よりも大きくなるように拡径している。つまり、テーパ部313の内壁面313cは、突出部313Pの内壁面と、基台部313Bの内壁面とで形成されている。また、先端部313aは、角部での放電を抑制するため、角部が面取りされた円弧状の表面を有している。
以上述べたX線管3では、金属部13と絶縁バルブ12との接続部分CP(すなわち、金属と絶縁体との境界部分であって放電が発生し易い部分)を覆うように突出するテーパ部313により、接続部分CPにおける放電の発生が抑制される。さらに、テーパ部313は、先端部313aが基端部313bよりも管軸AXから離間するように拡径する形状(以下「拡径形状」という。)をなしている。これにより、上記拡径形状を採用しない場合と比較して、テーパ部313の先端部313aをX線管3の管軸AXに配置される部材(金属部13とは反対の電気的極性を有する部材)から遠ざけることができる。本実施形態では、当該部材は、高電圧が印加された陽極61(ターゲット支持部60)である。その結果、先端部313aにおける電界集中を緩和し、先端部313aにおける放電の発生を抑制できる。以上により、X線管3によれば、真空筐体10内における放電の発生を効果的に抑制できる。
また、本実施形態では、図3に示されるように、テーパ部313は、先端部313aを有すると共にその全体が真空筐体10の内部空間Sに突出する突出部313Pと、基端部313bを有すると共にその少なくとも一部の外面が外部に露出する基台部313Bとを有している。突出部313P及び基台部313Bの内壁面が、先端部313aと管軸AXとの離間距離d1が基端部313bと管軸AXとの離間距離d2よりも大きくなるように拡径している。これにより、円筒部312の内壁面とテーパ部313の内壁面とがなす角度を緩やかにすることができ、円筒部312とテーパ部313との接続部における放電の発生の可能性を低減することができる。より詳細には、仮にテーパ部313を突出部313Pのみによって構成した場合、同じ離間距離d1を得るためには、拡径する角度(管軸AXに対する傾斜角度)を大きくするか、突出部313Pの全長を延ばす必要がある。拡径する角度を大きくした場合は、円筒部312の内壁面とテーパ部313の内壁面とがなす角度が大きくなり、円筒部312とテーパ部313との接続部における放電の発生の可能性が高くなる。一方、突出部313Pの全長を延ばすと、カバー電極19等の突出部313Pとは異なる電位の部材と突出部313Pとの距離が短くなり、やはり放電の発生の可能性が高くなる。これに対して、基台部313Bを設け、その内壁面を拡径形状とすることで、上述したような放電の発生の可能性を低減することができる。また、本実施形態では、テーパ部313の内壁面313cにおける管軸AXに対する傾斜角度が、X線管収容部4のテーパ部43における管軸AXに対する傾斜角度と略等しくなっている。つまり、テーパ部313の内壁面313cに沿った仮想平面と、X線管収容部4のテーパ部43に沿った仮想平面とが、略平行となっている。これにより、テーパ部313によって形成された内部空間S内の電界に対して、外部のX線管収容部4が影響を及ぼすことを抑制することができる。
また、図3に示されるように、テーパ部313の内壁面313cは、基端部313bから先端部313aに向かうにつれて管軸AXとの離間距離が線形に増加するテーパ形状をなしている。これにより、比較的加工し易い形状によって、上述した拡径形状を実現できる。また、内壁面313cが平滑であるため、内壁面313cにおける放電の発生の可能性を低減することができる。
また、X線管3においては、ターゲットTを有する陽極61(ターゲット支持部60)が、管軸AXに沿って延在するように配置されている。本実施形態では、このような、いわゆる反射型X線管において、上述した効果が奏される。すなわち、テーパ部313が上述した拡径形状を有していることにより、テーパ部313が上述した拡径形状を有していない場合と比較して、高電位である陽極61(ターゲット支持部60)と低電位(接地電位)である金属部13の先端部(テーパ部313の先端部313a)との離間距離を大きくすることができる。これにより、陽極61(ターゲット支持部60)と先端部313aとの離間距離が小さいことに起因して先端部313aに電界が集中することを抑制し、先端部313aにおける放電を効果的に抑制できる。なお、本実施形態においては、陽極61(ターゲット支持部60)が接地電位とされ、金属部13にマイナスの電圧(接地電位よりも低い電圧)が供給されてもよい。
次に、図4及び図5に示される電界解析結果(シミュレーション結果)を参照して、上記実施形態による電界緩和の効果について説明する。図4は、実施例に係るX線管についての電界解析結果を示す図である。同図に示される実施例に係るX線管は、説明及び解析を簡略化するために、テーパ部313の効果が十分に示される範囲内で、各構成を簡略化している。本解析は、真空筐体(本体部31)を接地電位として、陽極61に100kVの電圧を印加するという解析条件の下で行われた。図4は、電位が等しい位置を結んだ等電位線を示している。上述の通り、陽極61に高電圧が印加されているため、陽極61及びカバー電極19に近づくほど高電位となっており、テーパ部313及び絶縁バルブ12の外筒部分に近づくほど低電位となっている。
図5は、比較例に係るX線管についての電界解析結果を示す図である。同図に示される比較例に係るX線管は、絶縁バルブ12と本体部31(金属部13)との接続部分(リング部材14と絶縁バルブ12との接続部)を覆う部分を円筒部400(円筒部312と同径の円筒部)によって構成した従来同様のX線管である。解析条件は、上記実施例と同様である。また、図5は、図4と同様に等電位線を示している。
図5に示されるように、上述した拡径形状を有さない比較例に係るX線管では、円筒部400の先端部400aと陽極61及びカバー電極19との離間距離が小さいため、先端部400aにおいて電界が集中している。具体的には、先端部400aにおける等電位線の密度が比較的大きい状態となっている。すなわち、先端部400a付近において電位の勾配(すなわち電界)が比較的大きい状態となっている。これに対し、図4に示されるように、上述した拡径形状(テーパ形状)を有する実施例に係るX線管では、比較例に係るX線管と比較して、テーパ部313の先端部313aと陽極61及びカバー電極19との離間距離が大きいため、先端部313aにおける電界集中が緩和されている。具体的には、先端部313aにおける等電位線の密度は、比較例よりも小さくなっている。すなわち、先端部313a付近における電位の勾配(電界)は、先端部400a付近における電界よりも小さくなっている。以上の解析結果から、上述した拡径形状を有するテーパ部313を設けることにより、先端部313aにおける電界集中を効果的に抑制できることが確認できた。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。すなわち、X線発生装置の各部の形状及び材料等は、上記実施形態で示した具体的な形状及び材料等に限定されない。
[第1変形例]
図6の(A)は、第1変形例に係るX線管3Aの要部を示す断面図である。X線管3Aは、テーパ部313の代わりに湾曲した断面形状(湾曲形状)を有する拡径部1313(第2部分)を有する点で、X線管3と相違している。拡径部1313は、拡径部1313の基端側から先端側(先端部1313a側)に向かうにつれて、拡径部1313の内壁面と管軸AXとの離間距離が連続的に増加する形状を有している。本変形例では、管軸AXに沿った単位距離当たりの離間距離の変化幅が、先端部1313a側に向かうにつれて徐々に減少することにより、拡径部1313は、外側に凸となる湾曲形状(R形状)をなしている。このような拡径部1313によっても、上記実施形態のテーパ部313を備える場合と同様の効果が得られる。特に、拡径部1313では、先端部1313a以外の内壁面においても、陽極61(ターゲット支持部60)との離間距離が比較的大きい領域が多くなるので、より放電の可能性を低減することができる。
[第2変形例]
図6の(B)は、第2変形例に係るX線管3Aの要部を示す断面図である。X線管3Bは、テーパ部313の代わりに段階的に拡径する断面形状(階段形状)を有する拡径部2313(第2部分)を有する点で、X線管3と相違している。拡径部2313は、拡径部2313の基端側から先端側(先端部2313a側)に向かうにつれて、拡径部2313の内壁面と管軸AXとの離間距離が段階的(離散的、不連続的)に増加する形状を有している。このような拡径部2313によっても、上記実施形態のテーパ部313を備える場合と同様の効果が得られる。また、このような拡径部2313は、加工が容易である。
[第3変形例]
図7は、第3変形例に係るX線管3Cの断面図である。同図に示されるように、X線管3Cは、管軸AX上に電子銃収容部50が配置されている点で、管軸AX上に陽極61(ターゲット支持部60)が配置されているX線管3と相違している。加えて、X線管3Cは、いわゆる透過型のX線管である点でも、いわゆる反射型のX線管であるX線管3と相違している。具体的には、X線管3Cでは、X線出射窓33aは、X線管3と同様に、円筒部312の上端部(テーパ部313側とは反対側の端部)に固定された蓋板33において、管軸AXに交差するように設けられている。一方、X線管3Cでは、ターゲットTは、X線出射窓33aの内側に設けられると共に、ターゲットTのX線出射窓33aとは反対側の面(図7における下面)に電子を入射させることにより発生したX線をX線出射窓33aに向けて上方に出射するように構成されている。
電子銃収容部50(電子銃)は、上述した電子銃収容部32と同様の内部構成を備えた円筒状の部材である。電子銃収容部50は、その先端側においてターゲットTに向けて電子を出射するように管軸AXに沿って(同軸に)延在すると共に、その基端側において絶縁バルブ12に接続されている。本実施形態では、電子銃収容部50は、X線管3における陽極61(ターゲット支持部60)と同様に、固定部15を介して絶縁バルブ12の内筒部12aの端部に接続され、その接続部がカバー電極19によって包囲されている。
金属部13を含む真空筐体10は、ターゲットTと同電位とされている。例えば、ターゲットT及び真空筐体10が接地電位とされ、電子銃にマイナスの高電圧(接地電位に対してマイナスの高電圧)が供給されてもよいし、電子銃が接地電位とされ、ターゲットT及び真空筐体10にはプラスの高電圧が供給されてもよい。
このような構成によれば、真空筐体10の管軸AXに沿って延在するように電子銃(電子銃収容部50)が配置される方式のX線管3Cにおいて、上記実施形態に係るX線管3と同様の効果を奏することができる。すなわち、テーパ部313が上述した拡径形状を有していることにより、テーパ部313が上述した拡径形状を有していない場合と比較して、低電位(例えば、接地電位に対してマイナスの電位)である電子銃と、高電位(例えば、接地電位)であるターゲットTと同電位である金属部13の先端部(テーパ部313の先端部313a)との離間距離を大きくすることができる。これにより、電子銃と先端部313aとの離間距離が小さいことに起因して先端部313aに電界が集中することを抑制し、先端部313aにおける放電を効果的に抑制できる。
[他の変形例]
また、上述した反射型のX線管3,3A,3Bでは、ターゲットTの上方にX線出射窓33aが形成され、ターゲットTの側方に電子銃11が配置されていたが、X線の取り出し方式は、いわゆるサイドウィンドウ方式(すなわち、X線出射窓がターゲットTの側方に設けられている方式)であってもよい。具体的には、X線出射窓33aが設けられていた位置(すなわち、ターゲットTの上方)に、ターゲットTに対して管軸方向(Z方向)に沿って下方に電子を出射する電子銃が配置されると共に、電子銃11が設けられていた位置(すなわち、ターゲットTの側方)に、X線出射窓が配置されてもよい。
また、上記実施形態及び各変形例では、金属部13と絶縁バルブ12との接合部を覆うように突出する第2部分(テーパ部313,拡径部1313,2313)が本体部31の一部によって構成される場合を例示したが、第2部分は、本体部31とは別の部材として構成されてもよい。
1…X線発生装置、3,3A,3B,3C…X線管、10…真空筐体、11…電子銃、12…絶縁バルブ(バルブ部)、13…金属部、19…カバー電極、33a…X線出射窓、50…電子銃収容部(電子銃)、60…ターゲット支持部、60a…傾斜面(先端部)、60b…基端部、61…陽極、312…円筒部(第1部分)、313…テーパ部(第2部分)、313B…基台部、313P…突出部、313a,1313a,2313a…先端部、313b…基端部、313c…内壁面、1313,2313…拡径部(第2部分)、AX…管軸(中心軸)、T…ターゲット。

Claims (7)

  1. 電子を出射する電子銃と、
    前記電子銃から出射された電子を入射させてX線を発生させるターゲットと、
    前記電子銃及び前記ターゲットを収容する真空筐体と、
    を備え、
    前記真空筐体は、前記X線を外部に出射させるX線出射窓を有する金属部と、絶縁性材料により形成され、前記金属部に接続されたバルブ部と、を有し、
    前記金属部は、前記X線出射窓が設けられると共に前記真空筐体の中心軸を包囲する第1部分と、前記第1部分の前記バルブ部側の端部に接続され、前記中心軸を包囲すると共に前記金属部と前記バルブ部との接続部分を覆うように突出する第2部分と、を有し、
    前記第2部分は、前記第1部分に接続される基端部とは反対側の先端部と前記中心軸との離間距離が前記基端部と前記中心軸との離間距離よりも大きくなるように拡径する形状をなしている、X線管。
  2. 前記第2部分は、前記先端部を有すると共にその全体が前記真空筐体の内部空間に突出する突出部と、前記基端部を有すると共にその少なくとも一部の外面が外部に露出する基台部とを有し、
    前記突出部及び前記基台部の内壁面が、前記先端部と前記中心軸との離間距離が前記基端部と前記中心軸との離間距離よりも大きくなるように拡径する、請求項1に記載のX線管。
  3. 前記第2部分の内壁面は、前記基端部から前記先端部に向かうにつれて前記中心軸との離間距離が線形に増加するテーパ形状をなしている、請求項1又は2に記載のX線管。
  4. 前記第2部分の内壁面は、前記基端部から前記先端部に向かうにつれて前記中心軸との離間距離が連続的に増加する湾曲形状をなしている、請求項1又は2に記載のX線管。
  5. 前記第2部分の内壁面は、前記基端部から前記先端部に向かうにつれて前記中心軸との離間距離が段階的に増加する階段形状をなしている、請求項1又は2に記載のX線管。
  6. 前記ターゲットを有する陽極が、前記中心軸に沿って延在するように配置される、請求項1〜5のいずれか一項に記載のX線管。
  7. 前記電子銃が、前記中心軸に沿って延在するように配置される、請求項1〜5のいずれか一項に記載のX線管。
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