JP2019177414A - インサートカラーおよびその製造方法 - Google Patents

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貴士 大西
Takashi Onishi
貴士 大西
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Abstract

【課題】低コストで抜け止め及び回り止め機能に優れたインサートカラーおよびその製造方法を提供する。【解決手段】棒状の金属素材を圧造成形することによって形成される円筒状のカラー本体10と、同じく圧造成形によってカラー本体の外周面の下半分に形成され、軸方向に沿って延びる複数の縦溝20と、転造成形によってカラー本体の外周面に施されるローレット部30とを有するインサートカラーによれば、低コストで抜け止め及び回り止め機能に優れたものとなる。【選択図】図3

Description

本発明は、樹脂部材あるいは金属部材等に埋め込まれるインサートカラーの製造方法に関する。
樹脂部材あるいは金属部材等に埋め込まれるインサートカラーには、抜け止め及び回り止め機能が求められる。そこで、従来のインサートカラーには、円筒状のカラー本体の外周面にローレット加工が施されたものがある。また、ローレット加工だけでは、所望の抜け止め及び回り止め機能が得られない場合には、特許文献1に示すインサートカラーのように、外周面に環状溝を成形したものがある。
登録実用新案3103899号公報
しかしながら、円筒状のカラー本体の外周面にローレット加工および環状溝を有するインサーカラーを製造する場合には、円筒状のカラー本体を成形する圧造工程と、環状溝を成形する転造工程あるいは環状溝を切削する工程と、ローレット加工を施す転造工程との三工程が必要になるため、製造コストの増加につながる問題を有していた。
本発明は、上記問題に鑑みて創生されたものであり、低コストで抜け止め及び回り止め機能に優れたインサートカラーおよびその製造方法を提供することを目的とする。
上記課題は、棒状の金属素材を圧造成形することによって形成される円筒状のカラー本体と、同じく圧造成形によってカラー本体の外周面の下半分に形成され、軸方向に沿って延びる複数の縦溝と、転造成形によってカラー本体の外周面に施されるローレット部とを有するインサートカラーによって解決できる。
また、上記課題は、棒状の金属素材を圧造成形することにより、円筒状のカラー本体を成形すると同時に、そのカラー本体の外周面の下半分に軸方向に沿った複数の縦溝を施し、次に、転造成形により、カラー本体の外周面にローレット部を施すインサートカラーの製造方法によって解決できる。
本発明によれば、圧造工程と転造工程だけでインサートカラーを成形するため、低コストで抜け止め及び回り止め機能に優れたインサートカラーおよびその製造方法を提供することができる。
本発明に係るインサートカラーの製造方法における圧造工程を示す図である。 圧造工程後のインサートカラーの正面図である。 図2の底面図である。 転造工程後のインサートカラーの正面図である。 本発明に係るインサートカラーの製造方法によって成形されたインサートカラーの縦断面図である。
以下、図面に基づいて本発明であるインサートカラーの製造方法の実施形態を説明する。
図4及び図5において、1は本発明に係るインサートカラーの製造方法によって成形されたインサートカラーである。インサートカラー1は、円筒状に成形されたインサートカラー本体10を有しており、この外周面の下半分には、詳細を後述する圧造工程によって、複数の縦溝20が形成されている。この縦溝20は、インサートカラー本体10の下端縁から軸方向に沿って中間部ほどまで延びており、円周方向に等間隔をおいて8個設けられている。
また、インサートカラー本体10の外周面には全面にわたって、詳細を後述する転造工程によって、ローレット部30が施されている。
上記インサートカラー1は、圧造工程と転造工程によって成形される。まず、図1に示すように、圧造成形機(図示せず)による圧造工程では、所定の長さに切断された棒状の金属素材10aを受け型2に挿入し、上方から圧縮することによりインサートカラ本体の外形を成形する。このとき、受け型2の内周面には8個の突部3が設けられており、この突部3によって、図2及び図3に示すように、インサートカラー本体10の縦溝20が成形される。
また、圧造工程では、金属素材10aを上方から押さえつけた状態で、受け型2の下方からピン(図示せず)を貫通させることにより、インサートカラー本体10には軸方向に沿って貫通穴11が成形される。
続いて、図4及び図5に示すように、転造工程では、ローレット転造機を用いて、圧造されたインサートカラー本体の外周面にアヤ目のローレット部30が施される。
上記インサートカラー1によれば、外周面に成形された縦溝20は、インサートカラ本体10の上端縁まで到達しておらず、縦溝20の端部には壁部20aが形成されている。この壁部20aが、インサートカラー1が樹脂部材等に埋め込まれた際に抜け止めストッパーとして機能する。
また、上記インサートカラーの製造方法によれば、圧造工程と転造工程だけで抜け止め及び回り止め機能に優れたインサートカラー1を製造することができる。
なお、本発明の各部の具体的な構成は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1 インサートカラー
2 受け型
3 突部
10 インサートカラー本体
11 貫通穴
20 縦溝
20a 壁部
30 ローレット部

Claims (2)

  1. 棒状の金属素材を圧造成形することによって形成される円筒状のカラー本体と、
    同じく圧造成形によってカラー本体の外周面の下半分に形成され、軸方向に沿って延びる複数の縦溝と、
    転造成形によってカラー本体の外周面に施されるローレット部と、
    を有することを特徴とするインサートカラー。
  2. 棒状の金属素材を圧造成形することにより、円筒状のカラー本体を成形すると同時に、そのカラー本体の外周面の下半分に軸方向に沿った複数の縦溝を施し、
    次に、転造成形により、カラー本体の外周面にローレット部を施すこと、
    を特徴とするインサートカラーの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021059933A1 (ja) 2019-09-27 2021-04-01 富士フイルム株式会社 粒子、水分散物、インクジェットインク、膜形成方法、及び画像形成方法

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