JP2019175719A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池スタックと外部機器を電気的に接続する導体の接点位置の自由度を向上する。【解決手段】燃料電池システム10は、燃料電池スタック12を収納するケーシング14を有する。ケーシング14の所定箇所、例えば、天板部材54には、導体であるケーブル36を通す通過孔56が形成される。このケーブル36は、可撓性を示し且つ外力を受けて変形した後の形状を維持することが可能である。また、通過孔56は、ケーブル36とターミナルプレート24(タブ部32)との第1接点46から、例えば、ターミナルプレート24の積層方向に沿ってオフセットされている。【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池スタックと、該燃料電池スタックを収納するケーシングとを有する燃料電池システムに関する。
燃料電池スタックは、互いに積層された複数個の発電セルと、該発電セルの積層方向の各端部に配設された集電体としての1組のターミナルプレートとを有する。一方のターミナルプレートには、各発電セルのアノード電極が電気的に接続され、他方のターミナルプレートには、各発電セルのカソード電極が電気的に接続される。さらに、両ターミナルプレートに対し、電装ユニット等の外部機器が電気的に接続される。
ターミナルプレートと外部機器の電気的接続は、導体を介してなされる。例えば、特許文献1に示されるように、ターミナルプレート(特許文献1においていう「集電板」)にはタブ部が突出形成され、該タブ部に対して導体が接続される。特許文献2には、この種の導体として用いるための電力ケーブルが提案されている。また、特許文献3に示されるようなバスバーを用いることも考えられる。
特開2017−76574号公報 特開2006−32329号公報 特開平11−67184号公報
燃料電池スタックをケーシング内に収納した燃料電池システムの場合、ターミナルプレートと、ケーシング外に配置される外部機器とを電気的に接続するためには、ケーシングに通過孔を形成するとともに該通過孔に導体を通す必要がある。この通過孔は、ケーシングの、予め設定された箇所に形成される。また、外部機器の接続端子も予め設定された位置に設けられる。このため、導体が、通過孔を通過して接続端子に到達するような形状でないときには、別の導体を継ぎ足す等して対応する必要がある。
このように、従来技術に係る燃料電池システムには、導体とターミナルプレートとの接点位置、又は導体と外部機器との接点位置の自由度が小さいという不都合が顕在化している。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、接点位置の自由度が向上し、このために汎用性に優れた燃料電池システムを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、燃料電池スタックを収納したケーシングを有し、前記燃料電池スタックに含まれるターミナルプレートが、前記ケーシングの外方に配置される外部機器に対し、導体を介して電気的に接続される燃料電池システムにおいて、
前記ケーシングに、前記導体を通す通過孔が形成され、
前記導体は可撓性を有し、且つ前記通過孔が、前記導体と前記ターミナルプレートとの接点の位置から、前記燃料電池スタックの積層方向、又は重力方向に沿ってオフセットされていることを特徴とする。
このように、本発明では、導体として、可撓性を有するものを用いている。従って、該導体を通すための通過孔が、導体とターミナルプレートとの接点の位置から、燃料電池スタックの積層方向、又は重力方向(高さ方向)に沿ってオフセットされている場合であっても、オフセット量に応じてケーブルを変形させることで、通過孔に容易に通すことができるようになる。
従って、導体とターミナルプレートとの接点位置、ないしは通過孔の位置を自由に設定することができる。このため、発電セルの積層数や、ケーシングの寸法等の設計自由度が向上する。また、様々な外部機器に対して燃料電池スタックを電気的に接続することができるので、汎用性に優れるものとなる。なお、導体は、外力を受けて変形した後の形状を維持することが可能であるものが好ましい。
ターミナルプレートは、先端に屈曲部を備えるタブ部を有するものであることが好ましい。この場合、該タブ部に接点が設けられる。この構成により、様々な位置の通過孔に導体を通すことができる。すなわち、設計の自由度、及び汎用性が一層向上する。
導体の好適な例としては、導電性薄平板が複数個積層されて構成されたケーブルが挙げられる。このケーブルは、十分な可撓性を示すとともに、変形されたときにはその形状を維持するからである。しかも、導電性薄平板の枚数を増加することで、大電流を流すときにも対応することが可能である。
導体は、少なくとも2箇所の折曲部を有することが好ましい。このように2個の屈曲部が形成されるように導体を変形させることで、通過孔が接点からオフセットされていても導体を通過孔に通すことが可能となる。
導体が通された通過孔には、シール部材を充填することが好ましい。換言すれば、通過孔と導体との間にシール部材を介在するとよい。これにより、ケーシング内に塵や埃、液体等の異物が進入することを防止することができる。
本発明によれば、燃料電池スタックと外部機器を電気的に接続するための導体として、可撓性を示し且つ外力を受けて変形した後の形状を維持することが可能であるものを用いるようにしている。このような導体は、該導体を通すためにケーシングに形成された通過孔が、導体とターミナルプレートとの接点から、燃料電池スタックの積層方向、又は高さ方向に沿ってオフセットされている場合であっても、オフセット量に応じて容易に変形させることが容易であり、このため、通過孔に通すことも容易である。
以上のような理由から、導体とターミナルプレートとの接点位置、ないしは通過孔の位置を自由に設定することができる。このため、例えば、発電セルの積層数や、ケーシングの寸法等に関し、設計自由度が向上する。従って、様々な外部機器に対して燃料電池スタックを電気的に接続することができるので、汎用性に優れるものとなる。
本発明の第1実施形態に係る燃料電池システムの全体概略側面図である。 図1の燃料電池システムを構成するターミナルプレートの概略正面図である。 図1中のIII−III線矢視断面図である。 図1の燃料電池システムを構成するケーブル(導体)の要部分解説明図である。 本発明の第2実施形態に係る燃料電池システムの全体概略側面図である。 図5に示す燃料電池システムのY矢視図である。
以下、本発明に係る燃料電池システムにつき好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。なお、以下では、固体高分子からなる電解質膜を有する、いわゆる固体高分子型燃料電池を例示するが、特にこれに限定されるものではなく、リン酸型、固体酸化物型、溶融炭酸塩型、ダイレクトカーボン型等であってもよい。
図1は、第1実施形態に係る燃料電池システム10の全体概略側面図である。この燃料電池システム10は、燃料電池スタック12と、該燃料電池スタック12を収納するケーシング14とを有し、ケーシング14の上方には、燃料電池スタック12から電力が供給される電装ユニット16(外部機器)が配設される。
燃料電池スタック12は、電解質膜・電極接合体が1組のセパレータで挟持された発電セル20が複数個積層されたセル積層体22を有する。この場合、電解質膜・電極接合体は、固体高分子からなる電解質膜がアノード電極とカソード電極で挟まれることで構成されている。このような発電セル20やセル積層体22の構成は当業者に周知であり、ここでは詳細な説明を省略する。なお、図1は、発電セル20の積層方向に対して直交する方向を視点としている。
さらに、燃料電池スタック12は、発電した電力を取り出す集電体として機能するターミナルプレート24、絶縁プレート26、エンドプレート28を2個ずつ含む。これらターミナルプレート24、絶縁プレート26、エンドプレート28は、セル積層体22の積層方向両端部に、内方から外方に向かってこの順序で配設される。
図2は、ターミナルプレート24の概略正面図である。ターミナルプレート24は、発電セル20のセパレータに当接する略平板形状のプレート本体30と、該プレート本体30の上辺から鉛直上方に延在するタブ部32とを一体的に有する。タブ部32の上方先端は、セル積層体22の上部よりも高位置となる(図1参照)。
ターミナルプレート24は、例えば、銅又はアルミニウム等からなる一定の厚みの金属板から、プレート本体30とタブ部32を一体的に有するように切り出して作製することができる。又は、プレート本体30とタブ部32を別個の金属板からそれぞれ切り出し、接合することでターミナルプレート24を作製するようにしてもよい。タブ部32の横方向位置は、電装ユニット16の端子位置に合わせて設定すればよい。
タブ部32は、図1に示すケーブル36(導電体)を接続するための端子部である。すなわち、タブ部32の上方先端には、その厚み方向に沿って第1接続孔38が貫通形成される。一方、ケーブル36の一端部には、第1接続孔38に重ね合わせられる第2接続孔40が形成され、第1接続孔38と第2接続孔40に第1接続ボルト42が通される。この第1接続ボルト42に第1ナット44が螺合されることで、ターミナルプレート24(燃料電池スタック12)とケーブル36とが電気的に接合された第1接点46が形成される。なお、第1接続ボルト42及び第1ナット44を複数個用いるようにしてもよい。また、第1接続ボルト42及び第1ナット44に代替してリベットによる接合であってもよいし、ロウ付けやカシメ、圧着による接合であってもよい。
一方のターミナルプレート24は、各発電セルのアノード電極に対して電気的に接続される。また、他方のターミナルプレート24は、各発電セルのカソード電極に対して電気的に接続される。
ケーシング14は、底壁部材50と、複数個の側壁部材52と、天板部材54とを連結して構成される。この中の天板部材54には、ケーブル36をケーシング14外に導出するための通過孔56が2個形成される。通過孔56は、例えば、図3に示すように、セル積層体22の幅方向(紙面に直交する方向)に沿って延在する長穴であり、その短手方向は、タブ部32(第1接点46)から、セル積層体22の積層方向の内方又は外方にオフセットされた位置にある。通過孔56には、固形シール又は液状シールを固化したシール材58が充填されており、このため、シール材58がケーブル36と通過孔56の内壁との間に介在し、ケーシング14の内部と外部をシールした状態となっている。
電装ユニット16の、セル積層体22の積層方向に平行な端面には、1組の接続端子60が設けられる。接続端子60の中の少なくとも1個は、一方のターミナルプレート24のタブ部32に電気的に接続される。具体的には、ケーブル36の、接続端子60に臨む他端部に第3接続孔62が形成されるとともに、接続端子60に、第3接続孔62に重ね合わせられる第4接続孔64が形成される。これら第3接続孔62及び第4接続孔64に通された第2接続ボルト66に対して第2ナット68が螺合されることで、ケーブル36と電装ユニット16とが電気的に接合された第2接点70が形成される。この第2接点70と前記第1接点46により、ターミナルプレート24(燃料電池スタック12)と電装ユニット16とがケーブル36を介して電気的に接続される。なお、第2接点70は、電気的に接触させるものであればよく、第2接続ボルト66と第2ナット68以外の接続構造で形成するようにしてもよい。
勿論、残余の1個の接続端子60も上記と同様にして、ケーブル36を介して他方のターミナルプレート24のタブ部32に電気的に接続される。
第2接点70は、例えば、通過孔56の略上方に形成される。又は、セル積層体22の積層方向、又は積層方向に直交する方向に若干オフセットされた位置であってもよい。
導体としてのケーブル36は、この場合、図4に示すように、長尺な平板、すなわち、帯形状の銅やアルミニウム等の金属薄板74が複数個積層された積層体と、該積層体を覆う絶縁被覆76とを有する。このように構成されるケーブル36は、積層方向への可撓性に優れるとともに、外力が付与されて変形した際、その形状を維持する。従って、作業者が該ケーブル36を所望の形状となるように折曲すると、ケーブル36は、外力が再度付与されるまで、その形状を保つ。
上記から諒解されるように、タブ部32とケーブル36との第1接点46は、通過孔56に対してセル積層体22の積層方向外方にオフセットされており、一方、ケーブル36と接続端子60との第2接点70は、通過孔56の略上方である。このため、ケーブル36には、金属薄板74の積層方向に折曲した第1折曲部78と第2折曲部80が設けられ、その結果、ケーブル36は、略3次関数曲線形状となる。
第1実施形態に係る燃料電池システム10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、その作用効果について説明する。
燃料電池システム10を構成するには、燃料電池スタック12を、天板部材54を連結する前のケーシング14内に収納する。なお、ケーブル36は、第1接続孔38及び第2接続孔40に通した第1接続ボルト42に第1ナット44を螺合し、タブ部32に予め連結しておけばよい。換言すれば、第1接点46は予め形成しておく。
次に、天板部材54を仮組み付けして通過孔56の位置を確認した後、天板部材54を取り外す。そして、ケーブル36を、通過孔56を通ることが可能な形状に変形させる。すなわち、ケーブル36を適宜折曲して第1折曲部78及び第2折曲部80を設ける。ケーブル36は可撓性に富むので、この変形は容易である。しかも、ケーブル36が変形後の形状を保つので、第1折曲部78及び第2折曲部80を設けた状態が維持される。
次に、天板部材54を組み付ける。この際、ケーブル36の端部が通過孔56から露呈する。さらに、通過孔56にシール材58を充填し、通過孔56を閉塞する。これにより、通過孔56の内壁とケーブル36との間のシールがなされる。なお、天板部材54、底壁部材50、複数個の側壁部材52が予め一体となって筒形状をなしていてもよい。
さらに、ケーブル36の第3接続孔62と、接続端子60の第4接続孔64とに第2接続ボルト66を通して第2ナット68を螺合する。これにより、第2接点70が形成される。
このように、燃料電池スタック12は、可撓性を示し且つ変形されたときにその形状を維持するケーブル36を介して電装ユニット16に電気的に接続される。このため、通過孔56のオフセット位置に合わせてケーブル36を変形させることや、その形状を保たせることができる。従って、通過孔56に通るような形状とするべく、ケーブル36に別の導体を継ぎ足す必要がない。
また、発電セル20の積層個数が変更されたために第1接点46の位置が相違したり、通過孔56の位置が相違する別の天板部材54が組み付けられたりしたときであっても、上記に準じてケーブル36を適宜の形状に変形させることによって、燃料電池スタック12と電装ユニット16を電気的に接続することができる。
すなわち、第1接点46、ないしは第2接点70の位置を、ケーブル36の形状に合わせて設定する必要がない。換言すれば、第1接点46や第2接点70の位置の自由度が向上する。このため、燃料電池システム10が、様々な寸法の電装ユニット16、又はそれ以外の外部機器に対して電気的に接続可能な、汎用性に優れたものとなる。
次に、第2実施形態に係る燃料電池システム100につき、その全体概略側面図である図5と、図5中のY矢視図である図6を参照して説明する。なお、図1〜図4に示す構成要素に対応する構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
燃料電池システム100を構成する2個のターミナルプレート102の各タブ部104は、鉛直方向に沿って延在する垂直タブ部106と、該垂直タブ部106からセル積層体22の積層方向内方に向かって略90°屈曲されて水平方向に延在する水平タブ部108とを有する。この場合、第1接続孔38は水平タブ部108に形成される。なお、水平タブ部108の屈曲角度は90°に特に限定されるものではない。
図5及び図6を参照して諒解されるように、第2実施形態において、通過孔56は図5の紙面奥側の側壁部材52に対し、水平タブ部108の上面よりもやや上方にオフセットされるように形成される。また、電装ユニット16は、接続端子60が通過孔56と略同じ高さとなる位置に配設されている。
すなわち、水平タブ部108とケーブル36との第1接点46は、通過孔56に対して下方にオフセットされており、一方、ケーブル36と接続端子60との第2接点70は、通過孔56と略同じ高さである。このため、ケーブル36は、第1折曲部78と第2折曲部80が設けられた略3次関数曲線形状となる。
勿論、第1実施形態と同様に、天板部材54に通過孔56を形成するとともに、該通過孔56にケーブル36を通すようにしてもよい。この場合も、水平タブ部108に第1接点46を設ければよいが、垂直タブ部106に別の接続孔を形成し、該接続孔を介して第1接点46を設けるようにすることも可能である。
このように、垂直タブ部106に対して屈曲した部位である水平タブ部108を設けることにより、通過孔56の形成位置が相違する様々なケーシング14に対応して燃料電池スタック12と電装ユニット16(又はその他の外部機器)を電気的に接続することが可能となる。すなわち、汎用性が一層向上する。
本発明は、上記した第1及び第2実施形態に特に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、第1及び第2実施形態は、プレート本体30から突出するタブ部32、104を有するターミナルプレート24、102を用いるようにしているが、プレート本体30のみからなるターミナルプレートと、該ターミナルプレートとは別体の集電用タブ部材とを用いるようにしてもよい。この場合、絶縁プレート26の一端面に凹部を形成して該凹部にターミナルプレートを収容するとともに、他端面に集電用タブ部材を配置し、ターミナルプレート及び集電用タブ部材を絶縁プレート26にネジ止めすればよい。前記ネジにより、ターミナルプレートと集電用タブ部材が電気的に接続される。
又は、絶縁プレートに臨む端面に集電用突起部が設けられたターミナルプレートを用いるようにしてもよい。この場合、絶縁プレート及びエンドプレートに貫通孔を形成し、該貫通孔に前記集電用突起部を通すようにすればよい。
10、100…燃料電池システム 12…燃料電池スタック
14…ケーシング 16…電装ユニット
24、102…ターミナルプレート 30…プレート本体
32、104…タブ部 36…ケーブル
46…第1接点 56…通過孔
58…シール材 60…接続端子
70…第2接点 74…金属薄板
78…第1折曲部 80…第2折曲部
106…垂直タブ部 108…水平タブ部

Claims (5)

  1. 燃料電池スタックを収納したケーシングを有し、前記燃料電池スタックに含まれるターミナルプレートが、前記ケーシングの外方に配置される外部機器に対し、導体を介して電気的に接続される燃料電池システムにおいて、
    前記ケーシングに、前記導体を通す通過孔が形成され、
    前記導体は、可撓性を示し且つ外力を受けて変形した後の形状を維持することが可能であり、且つ、前記通過孔が、前記導体と前記ターミナルプレートとの接点から、前記燃料電池スタックの積層方向、又は高さ方向に沿ってオフセットされていることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 請求項1記載の燃料電池システムにおいて、前記ターミナルプレートは、その先端に屈曲部を備えるタブ部を有し、前記タブ部に前記接点が設けられることを特徴とする燃料電池システム。
  3. 請求項1又は2記載の燃料電池システムにおいて、前記導体は、導電性薄平板が複数個積層されて構成されたケーブルであることを特徴とする燃料電池システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池システムにおいて、前記導体が少なくとも2箇所の折曲部を有することを特徴とする燃料電池システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃料電池システムにおいて、前記通過孔と前記導体との間にシール部材が介在することを特徴とする燃料電池システム。
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