JP2019173969A - 駆動装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の低騒音化、小型化、低コスト化を図ることができる駆動装置および画像形成装置を提供する。【解決手段】駆動装置30は、第一回転軸5aと、第二回転軸5bとを有している。第一回転軸5aには、熱ローラ140aが接続されている。第二回転軸5bには、下排紙ローラ161bが接続されている。第一回転軸5aから第二回転軸5bへの駆動伝達経路を2つ有している。第一駆動伝達経路20aは、外歯車の入力ギヤ1bと、外歯車の出力ギヤ1cと、出力側クラッチ2bとで構成されている。第二駆動伝達経路20bは、入力側クラッチ2a、入力側プーリ3a、タイミングベルト4および出力側プーリ3bを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、駆動装置および画像形成装置に関するものである。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、またはそれらの複合機などの画像形成装置においては、画像形成動作のために多くの駆動装置が備えられている。
特許文献1には、出力対象回転体たる排紙ローラを正回転/逆回転させる駆動装置が記載されている。この駆動装置には、モータから回転駆動力が入力される第一回転軸と、排紙ローラに回転駆動力を出力する第二回転軸とを備えている。第一回転軸から第二回転軸への駆動伝達経路は、2経路あり、一方は、第二回転軸を、モータの回転方向と同方向に回転させる正転駆動伝達経路であり、他方は、第二回転軸を、モータの回転方向と逆方向に回転させる逆転駆動伝達経路である。各駆動伝達経路には、それぞれクラッチを有しており、正転駆動伝達経路のクラッチをONにし、逆転駆動伝達経路のクラッチをOFFにすると、第二回転軸が正回転し、排紙ローラが正回転する。一方、正転駆動伝達経路のクラッチをOFFにし、逆転駆動伝達経路のクラッチをONにすると、第二回転軸が逆回転し、排紙ローラが逆回転する。
近年、装置の低騒音化、小型化、低コスト化のために、装置内のモータなどの駆動源の削減が求められている。上記特許文献1に記載の駆動装置においては、ひとつの出力対象回転体にしか回転駆動力が出力されない。そのため、別の出力対象回転体を回転駆動するためには、別の駆動装置が必要となり、上記特許文献1に記載の駆動装置を用いた場合、十分な装置の低騒音化、小型化、低コスト化を実現することができないという課題があった。
上述した課題を解決するために、請求項1の発明は、第一回転軸と、第二回転軸と、複数の駆動伝達経路を有し、複数の駆動伝達経路のいずれか1つから選択的に前記第一回転軸から第二回転軸に駆動力を伝達する駆動伝達機構とを備えた駆動装置において、前記第一回転軸および前記第二回転軸それぞれに駆動力が出力される出力対象回転体を備えたことを特徴とするものである。
本発明によれば、装置の低騒音化、小型化、低コスト化を図ることができる。
本実施形態の駆動装置を適用した画像形成装置の概略構成を示す図。 同駆動装置の概略構成図。 同駆動装置の第二駆動伝達経路の駆動伝達を示す図。 変形例1の駆動装置を示す概略平面図。 変形例2の駆動装置を示す概略平面図。 変形例3の駆動装置を示す概略平面図。 変形例4の駆動装置を示す概略構成図。 変形例4の駆動装置の第二駆動伝達経路の駆動伝達を示す図。 変形例5の駆動装置を示す概略平面図。 変形例6の駆動装置を示す概略平面図。 変形例7の駆動装置を示す概略平面図。 変形例8の駆動装置を示す概略平面図。 変形例8の駆動装置の第二駆動伝達経路の駆動伝達を示す図。 変形例8の駆動装置の第三駆動伝達経路の駆動伝達を示す図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態の駆動装置を備えた画像形成装置100の概略構成を示す図である。
同図に示すように、画像形成装置100は、自動原稿送り装置110、読取装置120、作像装置130、定着装置140、給紙装置150、排紙装置160及び再給紙装置170を備えている。
自動原稿送り装置110は、この実施形態は、シートスルーの読み取りに対応した原稿送り機構を有する。読取装置120は、自動原稿送り装置110によって読み取り位置まで送られてきた原稿を搬送している状態で読み取る公知のものである。
作像装置130は、感光体、帯電チャージャ、光書き込みユニット、現像ユニット、転写ユニット、クリーニングユニット、除電ユニットなどを備えた公知のものである。すなわち、作像装置130は、帯電チャージャにより電位を付与した感光体に、光書き込みユニットにより潜像を形成し、この潜像を現像ユニットにより顕像化されたトナー像を、転写ユニットにより記録紙上に転写する。また、転写されずに残ったトナーは、クリーニングユニットによりクリーニングされ、また、感光体表面に残った電位は、徐電ユニットにより零電位に戻される。
定着装置140は、加圧ローラ140bと熱ローラ140aを対とする定着ローラ対を備えている。
給紙装置150は、給紙カセットに集積された記録紙を1枚ずつ引き出し、作像装置130の転写ユニット側に送り出す。
排紙装置160は、定着装置140から搬送される記録紙を排紙トレイ163へ排紙する一方で、再給紙装置170側へスイッチバックさせることができる。すなわち、排紙装置160は、一対の排紙ローラ161a,161bを備え、排紙センサ162により、記録紙が排紙ローラ161a,161bに端部が挟まれたニップ状態を検出したら、排紙ローラ161a,161bを逆転させて、再給紙装置170に供給する。
再給紙装置170は、作像装置130により作像されて排紙装置160の排紙ローラ161a,161bにニップ状態となった記録紙を、点線にて示すスイッチバック経路171を経てその裏面に転写可能な向きとして、作像装置130に供給する。なお、一対の排紙ローラ161a,161bは、外歯歯車を噛み合わせるなどして、回転入力に対し、両者が逆回転する構造となっている。
図2は、熱ローラ140aと、下排紙ローラ161bとを駆動する駆動装置30の概略構成図である。(a)は、駆動装置30の概略正面図であり、(b)は、駆動装置30の概略平面図である。
駆動装置30は、第一回転軸5aと、第二回転軸5bとを有している。第一回転軸5aには、最終的に駆動モータ9の駆動力が出力される出力対象回転体たる熱ローラ140aが接続されている。第二回転軸5bには、最終的に駆動モータ9の駆動力が出力される出力対象回転体たる下排紙ローラ161bが接続されている。第一回転軸5a、第二回転軸5bは、駆動源たる駆動モータ9が取り付けられた外面板61と内面板60とに軸受けを介して回転自在に支持されている。
駆動装置30は、モータ9のモータギヤ10に噛み合う駆動ギヤ1aを有している。駆動ギヤ1aは、外面板61と内面板60とに固定されたギヤ軸61aに回転自在に支持されている。第一回転軸5aには、駆動ギヤ1aと噛み合う入力ギヤ1bが固定されている。また、第一回転軸5aには、入力側クラッチ2aを介して、入力側プーリ3aが取り付けられている。第二回転軸5bには、出力側クラッチ2bを介して入力ギヤ1bと噛み合う出力ギヤ1cが取り付けられている。また、第二回転軸5bには、出力側プーリ3bが固定されている。入力側プーリ3aと出力側プーリ3bとには、タイミングベルト4が架け渡されている。
本実施形態の駆動装置30は、第一回転軸5aから第二回転軸5bへの駆動伝達経路を2つ有している。第一駆動伝達経路20aは、外歯車の入力ギヤ1bと、外歯車の出力ギヤ1cと、出力側クラッチ2bとで構成されている。第二駆動伝達経路20bは、入力側クラッチ2aと、入力側プーリ3aと、タイミングベルト4と、出力側プーリ3bとで構成されている。
入力側クラッチ2aをOFF、出力側クラッチ2bをONにすると、第二回転軸5bは、第一駆動伝達経路20aから駆動力が伝達される。このとき、第二回転軸5bは、第一回転軸5aとは逆方向に回転駆動し、下排紙ローラ161bが熱ローラ140aとは逆方向に回転駆動する。また、第一駆動伝達経路20aから駆動力が伝達されて、第二回転軸5bが回転すると、第二回転軸5bとともに、出力側プーリ3bが第一回転軸5aの回転方向とは逆方向に回転する。その結果、タイミングベルト4を介して入力側プーリ3aに第一回転軸5aとは逆方向に回動させる駆動力が伝達される。このとき、上述したように、入力側クラッチ2aはOFFとなっており、入力側プーリ3aは、入力側クラッチ2aにより第一回転軸5aと切り離なされている。よって、入力側プーリ3aは、第一回転軸5a対して空転して第一回転軸5aとは逆方向に回転する。
入力側クラッチ2aをON、出力側クラッチ2bをOFFにすると、図3に示すように、第二回転軸5bは、第二駆動伝達経路20bから駆動力が伝達される。このとき、第二回転軸5bは、第一回転軸5aと同方向に回転駆動し、下排紙ローラ161bが熱ローラ140aと同方向に回転駆動する。出力ギヤ1cは、入力ギヤ1bから第二回転軸5bとは、逆回転方向に回動させる駆動力が伝達される。このとき、上述したように、出力側クラッチ2bはOFFとなっており、出力ギヤ1cは、出力側クラッチ2bにより第二回転軸5bと切り離なされている。よって、出力ギヤ1cは、第二回転軸5b対して空転して第二回転軸5bとは逆方向に回転する。
このように、本実施形態では、第一駆動伝達経路20aが逆転駆動伝達経路として機能し、第二駆動伝達経路20bが正転駆動伝達経路として機能する。
なお、第一回転軸5aは、第二回転軸5bが第一回転軸5aと同方向に回転しているとき、逆回転しているときいずれも、駆動ギヤ1aから入力ギヤ1bへ伝達された駆動力により、一定の回転速度で回転する。これにより、熱ローラ140aを、下排紙ローラ161bの正転/逆転動作に関係なく、常に一定の速度で正回転させることができる。これにより、良好な定着性を維持することが可能となる。
各クラッチ2a,2bの切り換え動作は、次のように行う。画像形成動作を開始する際、出力側クラッチ2bをOFFにし、入力側クラッチをONにして、駆動モータ9を駆動する。すると、駆動ギヤ1a、入力ギヤ1bを介して第一回転軸5aに駆動力が伝達され、第1回転軸5aから熱ローラ140aに最終的に駆動力が伝達され、熱ローラ140が正回転する。また、第二駆動伝達経路20bを介して、第二回転軸5bに駆動力が伝達され、第二回転軸5bから最終的に駆動力が下排紙ローラ161bに伝達され、下排紙ローラ161bが正回転する。
画像形成モードが両面印刷モードのときは、排紙センサ162(図1参照)が記録紙の搬送方向後端を検知したら、入力側クラッチ2aをONからOFFに切り換えた後、出力側クラッチ2bをOFFからONに切り換える。これにより、第二回転軸5bへの駆動伝達経路が、第二駆動伝達経路20bから第一駆動伝達経路20aに切り替わり、下排紙ローラ161bが逆回転する。これにより、記録紙が、スイッチバックされ、再給紙装置170へ搬送される。排紙センサ162(図1参照)がスイッチバック搬送中の記録紙の搬送方向後端を検知したら、出力側クラッチ2bをONからOFFに切り換えた後、入力側クラッチ2aをOFFからONに切り換える。これにより、第二回転軸5bへの駆動伝達経路が、第一駆動伝達経路20aから第二駆動伝達経路20bに切り替わり、下排紙ローラ161bが再び正回転する。その後、両面印刷された記録紙が下排紙ローラ161bにより排紙トレイ163へ排出される。
本実施形態では、第一回転軸5aから第二回転軸5bへの複数の駆動伝達経路いずれも、第一回転軸5aから第二回転軸5bへの駆動伝達の間に駆動伝達部材を備えた回転軸を設けずに形成している。これにより、複数の駆動伝達経路のうち、少なくともひとつに駆動伝達部材を備えた回転軸を設けた駆動伝達経路をするものに比べて、径方向に占有するスペースを削減することが可能となる。その結果、画像形成装置100における設置自由度を向上させることが可能となる。
また、本実施形態の駆動装置30は、熱ローラ140aと、下排紙ローラ161bの2つを回転駆動する。これにより、下排紙ローラ161bと、熱ローラ140aとを別々の駆動装置により回転駆動させる場合に比べて、駆動モータや駆動伝達部材の数を低減することができる。その結果、駆動モータのモータ音や、駆動モータや駆動伝達部材の振動による音の発生を抑制することができ、低騒音化を図ることができる。また、駆動モータの数や駆動伝達部材の数を低減することができ、装置の小型化や、低コスト化を図ることができる。
また、下排紙ローラ161bを正回転させるときは、記録紙の先端が下排紙ローラ161bに突き当たることがあり、排紙ローラ161に大きな負荷が生じることがある。その結果、第二駆動伝達経路20bに大きな負荷変動が発生する。一方、下排紙ローラ161bを逆回転させるときは、排紙ローラ161a,161b対で挟み込んだ状態の記録紙をスイッチバックさせるため、記録紙の先端が下排紙ローラ161bに突き当たることがない。よって、第一駆動伝達経路20aには、第二駆動伝達経路20bに比べて、負荷変動が小さい。
本実施形態では、駆動伝達時に大きな負荷変動が発生するおそれのある第二駆動伝達経路20bに、タイミングベルトを用いている。第二駆動伝達経路を内歯車や外歯車などの歯車で構成した場合、シートの先端が排紙ローラ161に突き当たり、下排紙ローラ161bに大きな負荷変動が生じた場合、歯同士が突き当たり、歯が損傷したり、騒音が発生したりするおそれがある。一方、第二駆動伝達経路20bに、タイミングベルトを用いることで、シートの先端が排紙ローラ161に突き当たり、排紙ローラ161に大きな負荷変動が生じた場合、タイミングベルトが弾性変形して、その負荷変動を吸収することができる。また、負荷変動が小さい第一駆動伝達経路20aを外歯車で構成することで、内歯車やタイミングベルトを用いる場合に比べて、耐久性を向上させることができる。
また、上述では、下排紙ローラ161bに駆動力を伝達しているが、上排紙ローラ161aに駆動力を伝達してもよい。この場合は、上排紙ローラ161aが、熱ローラ140aに対して逆回転しているとき、記録紙を排紙トレイへ排出する正回転となり、熱ローラ140aに対して同方向に回転しているとき、記録紙をスイッチバックする逆回転となる。この場合は、スイッチバック搬送するときは、タイミングベルト4を用いた第二駆動伝達経路20bを介して駆動が伝達され、記録紙を排紙トレイ163へ排出するときは、外歯車で構成された第一駆動伝達経路20aを介して駆動が伝達される。下排紙ローラ161bに駆動力を伝達するか、上排紙ローラ161aに駆動力を伝達するかは、装置の構成などにより適宜決めればよい。
例えば、装置の生産性を高めるために、すばやくスイッチバック搬送させたい場合は、一方のクラッチをOFFにした直後に、他方のクラッチをONにする必要がある。一方のクラッチをOFFにした直後は、慣性で排紙ローラは正回転しているため、一方のクラッチをOFFにした直後に他方のクラッチONして、回転方向をすばやく反転させると、大きな負荷が生じる。一方、記録紙をスイッチバック搬送した後、再度、排紙ローラに記録紙が到達するまでには、十分な時間がある。従って、他方のクラッチをOFFにして、排紙ローラの回転が停止してから、一方のクラッチをONにして排紙ローラを再度、正回転させることができる。その結果、逆回転時の方が、正回転時に比べて、負荷変動が大きい場合がある。よって、このような場合は、上排紙ローラ161aに駆動力を伝達するように構成し、タイミングベルト4を用いた第二駆動伝達経路20bを介して駆動伝達するときに、上排紙ローラ161aが逆回転するようにする。
また、排紙ローラ正回転時は、良好な定着性を得るために、記録紙搬送速度をあまり高めることができないが、スイッチバック搬送時は、記録紙を搬送するだけであるので、搬送速度を高めることができる。よって、排紙ローラは、正回転時の回転速度よりも逆回転時の回転速度を速くするのが好ましい。このように、排紙ローラの逆回転時の回転速度を速くする場合は、上排紙ローラ161aに駆動力を伝達するように構成し、タイミングベルト4を用いた第二駆動伝達経路20bを介して駆動伝達するときに、排紙ローラ161aが逆回転するようにするのが好ましい。タイミングベルトを用いて駆動伝達する方が、外歯車を用いて駆動伝達する場合に比べて、高速回転域での静音性に期待できる。これにより、スイッチバック搬送時の騒音を抑制することができる。
次に、駆動装置の変形例について説明する。
なお、以下の説明では、上排紙ローラ161aと、下排紙ローラ161bとを区別しない場合は、「排紙ローラ161」として説明する。
[変形例1]
図4は、変形例1の駆動装置30Aを示す概略平面図である。図4(a)は、排紙ローラを、熱ローラと逆方向に回転させたときの様子を示す図であり、(b)は、排紙ローラ161を、熱ローラ140aと同方向に回転させたときの様子を示す図である。
この変形例1では、第二駆動伝達経路に内歯車6を設けた例である。またこの変形例1では、駆動モータ9を、内面板60に設け、駆動伝達部材よりも駆動モータ9を装置内部側に設けた。このように、駆動モータ9を装置内部側に設けることで、駆動モータ9のモータ音が、外部に漏れ難くなり、装置の騒音を低減することができる。
駆動モータ9から第一回転軸5aへの駆動伝達は、上述と同様、駆動ギヤ1a、入力ギヤ1bにより行われる。この変形例1では、駆動モータ9が、内面板60の熱ローラ140aなどと対向する面に取り付けられているため、駆動ギヤ1a、入力ギヤ1bが内面板60の近傍に設けられている。第一駆動伝達経路20aも、実施形態と同様な構成であり、出力ギヤ1cと、出力側クラッチ2bとで構成されている。第二駆動伝達経路20bは、入力側クラッチ2aと、内歯車6と、内歯車6の内歯と噛み合う外歯車1dとで構成されている。内歯車6は、入力側クラッチ2aを介して第一回転軸5aに取り付けられている。
排紙ローラ161を、熱ローラ140aに対して逆方向に回転させるときは、入力側クラッチをOFFにし、出力側クラッチ2bをONにする。これにより、図4(a)の矢印X1に示すように、第一回転軸5aから第一駆動伝達経路20aを介して第二回転軸5bに駆動力が伝達され、第二回転軸が、第一回転軸に対して逆方向に回転する。これにより、排紙ローラ161が、熱ローラ140aに対して逆方向に回転する。
排紙ローラ161を、熱ローラ140aと同方向に回転させるときは、入力側クラッチ2aをONにし、出力側クラッチ2bをOFFにする。これにより、図4(b)の矢印X2に示すように、第一回転軸5aから第二駆動伝達経路20bを介して第二回転軸5bに駆動力が伝達され、第二回転軸5bが、第一回転軸5aに対して逆方向に回転する。これにより、排紙ローラ161が、熱ローラ140aに対して逆方向に回転する。
変形例1においては、第二駆動伝達経路20bに内歯車6を用いることで、外歯車1dとの噛み合い率を高めることができ、騒音・振動の発生を抑制することができる。このため、第二伝達駆動経路20bは、使用頻度が多く、使用時間が長い方の駆動伝達に用いるのが好ましい。具体的には、排紙ローラは、記録紙をスイッチバック搬送する逆回転よりも、排紙ローラへ記録紙を排出する正回転の方が、使用頻度が多く、使用時間が長い。従って、下排紙ローラ161bに駆動力を伝達するように構成し、第二駆動伝達経路20bを介して駆動伝達するときに、排紙ローラ161を正回転させる。これにより、効果的に装置の静音性を高めることができる。
また、内歯車6は、外歯車に比べて、耐久性が弱い。従って、トルクの低いほうの駆動伝達に第二駆動伝達経路20bを用いるようにするのが好ましい。例えば、上述したように、すばやくクラッチを切り換えてスイッチバック搬送するように構成し、スイッチバック搬送時の方が、負荷トルクが大きい場合は、下排紙ローラ161bに駆動力を伝達するように構成し、第二駆動伝達経路20bを介して駆動伝達するときに、排紙ローラ161を正回転させる。
[変形例2]
図5は、変形例2の駆動装置30Bを示す概略平面図である。図5(a)は、排紙ローラを、熱ローラと逆方向に回転させたときの様子を示す図であり、(b)は、排紙ローラを、熱ローラと同方向に回転させたときの様子を示す図である。
この変形例では、内歯車6に外歯部6aを設けて、この外歯部6aに駆動モータ9のモータギヤ10を噛み合せた。これにより、駆動ギヤ1a、駆動ギヤ1aを支持するギヤ軸61aを無くすことができ、変形例1に比べて部品点数を削減することができる。これにより、駆動装置が占有するスペースを削減することができ、画像形成装置100における設置自由度を向上させることが可能となる。
また、この変形例2では、排紙ローラ161を熱ローラ140aの回転方向と逆方向に回転させる第一駆動伝達経路20aを、入力側クラッチ2a、入力ギヤ1b、出力ギヤ1cで構成し、入力ギヤ1bを入力側クラッチ2aを介して第一回転軸5aに取り付けている。また、排紙ローラ161を熱ローラ140aの回転方向と逆方向に回転させる第一駆動伝達経路20aを、内歯車6と外歯車1dと、出力側クラッチ2bとで構成し、外歯車1dを出力側クラッチ2bを介して第二回転軸5bに取り付けている。内歯車6は、第一回転軸5aに固定されている。
図5(a)に示すように、排紙ローラ161を熱ローラ140aの回転方向と逆方向に回転させる場合は、入力側クラッチ2aをONにして、出力側クラッチ2bをOFFにする。駆動モータ9の駆動力が、モータギヤ10、内歯車6を介して第一回転軸5aを回転させる。これにより、第一回転軸5aに接続された熱ローラ140aが、規定の回転速度で回転する。内歯車6が回転することにより、内歯車6に噛み合っている外歯車1dが回転する。しかし、出力側クラッチ2bがOFFとなっており、第二回転軸5bにつながれていないので、外歯車1dは、第二回転軸5bに対して空転する。
一方、入力側クラッチ2aは、ONとなっており、第一回転軸5aと繋がっているため、第一回転軸5aとともに、入力ギヤ1bが回転し、図中矢印X1に示すように、出力ギヤ1cを介して第二回転軸5bに駆動力が伝達される。これにより、第二回転軸5bが第一回転軸5aとは逆方向に回転し、第二回転軸5bに接続されている排紙ローラ161が熱ローラ140aとは逆方向に回転する。
図5(b)に示すように、排紙ローラ161を熱ローラ140aの回転方向と同方向に回転させる場合は、入力側クラッチ2aをOFFにして、出力側クラッチをONにする。入力側クラッチ2aをOFFにすることにより、入力ギヤ1bは、第一回転軸5aに対して空転し、出力ギヤ1cから第二回転軸5bに駆動力が伝達されなくなる。
一方、出力側クラッチ2bがONとなることで、第二回転軸5bと外歯車1dとが繋がって図中矢印X2に示すように、外歯車1dから第二回転軸5bへ駆動力が伝達され、第二回転軸5bが第一回転軸5aと同方向に回転する。これにより、第二回転軸5bに接続された排紙ローラ161が熱ローラ140aと同方向に回転する。
[変形例3]
図6は、変形例3の駆動装置30Cを示す概略平面図である。図6(a)は、排紙ローラ161を、熱ローラ140aと逆方向に回転させたときの様子を示す図であり、(b)は、排紙ローラ161を、熱ローラ140aと同方向に回転させたときの様子を示す図である。
この変形例3では、モータギヤ10を内歯車6の内歯に噛み合せたものである。これによれば、モータギヤ10を内歯車6の内歯に噛み合せることで、モータギヤとの噛み合い率を高めることができ、回転ムラや騒音・振動の発生をより一層抑制することができる。他の構成は、変形例2と同じである。
[変形例4]
図7は、変形例4の駆動装置30Dを示す概略構成図である。図7(a)は、変形例4の駆動装置30Dの概略正面図であり、(b)は、変形例4の駆動装置30Dの概略平面図である。
この変形例4は、第一駆動伝達経路20a、第二駆動伝達経路20bいずれも外歯車のみで構成したものである。
駆動モータ9から、第一回転軸5aまでの駆動伝達、および、第一駆動伝達経路20aの構成は、先の図2に示した駆動装置30と同じ構成である。
第二駆動伝達経路20bが、入力外歯車1g、中間外歯車1f、出力外歯車1eおよび入力側クラッチ2aで構成されている。入力外歯車1gは、入力側クラッチ2aを介して第一回転軸5aに取り付けられている。中間外歯車1fは、内面板60と外面板61とに固定された中間ギヤ軸61bに回転自在に支持され、入力外歯車1gに噛み合っている。出力外歯車1eは、第二回転軸5bに固定されており、中間外歯車1fに噛み合っている。
排紙ローラ161を熱ローラ140aの回転方向と逆方向に回転させる場合は、入力側クラッチ2aをOFFにして、出力側クラッチ2bをONにする。これにより、先の図2に示した駆動装置と同様にして、第一駆動伝達経路20aを介して第二回転軸5bに駆動力が伝達され、第二回転軸5bが第一回転軸5aの回転方向と逆方向に回転する。これにより、第二回転軸5bに接続された排紙ローラ161が熱ローラ140aの回転方向と逆方向に回動する。
排紙ローラ161を熱ローラ140aの回転方向と同方向に回転させる場合は、入力側クラッチ2aをON、出力側クラッチ2bをOFFにする。すると、図8に示すように、出力ギヤ1cが第二回転軸5bに対して空転し、第二駆動伝達経路20bの入力外歯車1gが第一回転軸5aとともに回転する。これにより、図8(b)の矢印X2に示すように、中間外歯車1f、出力外歯車1eを介して、第二回転軸5bに駆動力が伝達され、第二回転軸5bが第一回転軸5aと同方向に回転する。これにより、第二回転軸5bに接続された排紙ローラ161が熱ローラ140aと同方向に回転する。
この変形例4の駆動装置30Dは、第一、第二駆動伝達経路いずれも外歯車のみで構成することで、いずれか一方の駆動伝達経路に内歯車やタイミングベルトを用いたものに比べて、耐久性を高めることができる。
また、ギヤの数(歯同士の噛み合い部)が少ない第一駆動伝達経路20aの方が、第二駆動伝達経路20bよりも静音性や耐久性に優れる。従って、第一駆動伝達経路20aは、使用頻度が多く、使用時間が長い方の駆動伝達に用いるのが好ましい。よって、記録紙をスイッチバック搬送する逆回転よりも、使用頻度が多く、使用時間が長い排紙ローラ161を正回転させる駆動伝達に、第一駆動伝達経路20aを用いる。この場合は、下排紙ローラ161bに駆動力を伝達するように構成する。これにより、第一駆動伝達経路20aで駆動するとき、排紙ローラ161を正回転させることができる。
[変形例5]
図9は、変形例5の駆動装置30Eを示す概略平面図である。図9(a)は、第一駆動伝達経路20aを介して駆動力を伝達する様子を示す図であり、(b)は、第二駆動伝達経路20bを介して駆動力を伝達する様子を示す図である。
この変形例5の駆動装置30Eは、第一駆動伝達経路20aが、内歯車6を用いた駆動伝達経路であり、先の図5に示した駆動装置の第一駆動伝達経路と同様な構成となっている。第二駆動伝達経路20bは、タイミングベルト4を用いた駆動伝達経路であり、先の図2に示した駆動装置の第二駆動伝達経路と同様な構成となっている。
図9(a)に示すように、入力側クラッチ2aをOFFにし、出力側クラッチをONにすると、図中矢印X1に示すように、第一駆動伝達経路20aを介して、第二回転軸5bは、第一回転軸5aと同方向に第一の回転速度で回転する。
一方、図9(b)に示すように、入力側クラッチ2aをONにし、出力側クラッチをOFFにすると、図中矢印X2に示すように、第二駆動伝達経路20bを介して、第二回転軸5bは、第一回転軸5aと同方向に第二の回転速度で回転する。
この変形例5では、第一の回転速度は、第二の回転速度より速く、第一の回転速度は、第一回転軸5aの回転速度よりも速く、第二の回転速度は、第一回転軸5aの回転速度と同速または僅かに速い回転速度となっている。
この変形例5では、下排紙ローラ161bに駆動力を伝達し、記録紙の搬送方向後端が定着装置140を抜けたら、第二の回転速度から第一の回転速度に切り換えて、下排紙ローラ161bの回転速度を上げる。これにより、すばやく記録紙を排紙トレイ163へ排出することでき、生産性を高めることができる。以下に、この変形例5を用いた駆動制御の一例について、具体的に説明する。
画像形成動作開始時は、入力側クラッチ2aをONにし、出力側クラッチ2bをOFFにして駆動モータ9の駆動を開始する。このとき、第二駆動伝達経路20bを介して駆動力が伝達され、下排紙ローラ161bは、熱ローラ140aとほぼ同速の第二の回転速度で回転する。排紙センサ162が記録紙の搬送方向先端を検知したら、時刻計測を開始する。そして、記録紙の搬送速度により予め求められた記録紙の搬送方向後端が定着装置を抜ける時刻となったら、入力側クラッチ2aをOFFにした後、出力側クラッチをONにする。すると、第一駆動伝達経路20aを介して駆動力が第二回転軸5bに伝達され、下排紙ローラ161bが、熱ローラ140aの回転速度よりも速い第一の回転速度で回転する。これにより、記録紙の搬送速度が加速され、すばやく排紙トレイ163へ記録紙を排出することができ、生産性を高めることができる。
[変形例6]
図10は、変形例6の駆動装置30Fを示す概略平面図である。図10(a)は、第一駆動伝達経路20aを介して駆動力を伝達する様子を示す図であり、(b)は、第二駆動伝達経路20bを介して駆動力を伝達する様子を示す図である。
この変形例6は、第一駆動伝達経路20a、第二駆動伝達経路20bともに、第二回転軸5bを第一回転軸5aの回転方向とは逆方向に回転させ、かつ、第二回転軸5bの回転速度を互いに異ならせたものである。
第一駆動伝達経路20aは、先の図2に示した駆動装置の第一駆動伝達経路と同様な構成をしており、第二駆動伝達経路20bは、先の図5に示した駆動装置の第一駆動伝達経路と同様な構成をしている。
図10(a)に示すように、入力側クラッチ2aをOFFにし、出力側クラッチをONにすると、図中矢印X1に示すように、第一駆動伝達経路20aを介して、第二回転軸5bは、第一回転軸5aの回転方向と逆方向に第一の回転速度で回転する。
一方、図10(b)に示すように、入力側クラッチ2aをONにし、出力側クラッチをOFFにすると、図中矢印X2に示すように、第二駆動伝達経路20bを介して、第二回転軸5bに駆動力が伝達される。これにより、第二回転軸5bは、第一回転軸5aと回転方向と逆方向に第一の回転速度とは異なる第二の回転速度で回転する。
上記第一の回転速度および上記第二回転速度は、駆動伝達経路のギヤ比により容易に調整することができる。また、この変形例6は、第一、第二駆動伝達経路いずれも外歯車のみで構成しているために、内歯車やタイミングベルトを用いた構成に比べて、耐久性を高めることができる。よって、トルクが重い、寿命が長い装置に好適に搭載することができる。
[変形例7]
図11は、変形例7の駆動装置30Gを示す概略平面図である。図11(a)は、第一駆動伝達経路20aを介して駆動力を伝達する様子を示す図であり、(b)は、第二駆動伝達経路20bを介して駆動力を伝達する様子を示す図である。
この変形例7は、第一駆動伝達経路20a、第二駆動伝達経路20bいずれも、タイミングベルト4を用いた駆動伝達経路としたものである。
モータギヤ10と噛み合う駆動ギヤ1a、第一回転軸5aに固定された入力ギヤ1bを介して、第一回転軸5aに駆動力が伝達され、第一回転軸5aが所定の回転速度で回転する。第一駆動伝達経路は、第一入力側プーリ3cと、第一出力側プーリ3dと、これらプーリに架け渡された第一タイミングベルト4bと出力側クラッチ2bとで構成されている。第一入力側プーリ3cは、第一回転軸5aに固定されており、第一出力側プーリ3dは、出力側クラッチ2bを介して第二回転軸5bに取り付けられている。第二駆動伝達経路20bの構成は、先の図2に示した駆動装置の第二駆動伝達経路と同じ構成である。
図11(a)に示すように、入力側クラッチ2aをOFFにし、出力側クラッチ2bをONにすると、図中矢印X1に示すように、第一駆動伝達経路20aを介して、第二回転軸5bは、第一回転軸5aの回転方向と同方向に第一の回転速度で回転する。
一方、図11(b)に示すように、入力側クラッチ2aをONにし、出力側クラッチ2bをOFFにすると、図中矢印X2に示すように、第二駆動伝達経路20bを介して、第二回転軸5bに駆動力が伝達される。これにより、第二回転軸5bは、第一回転軸5aと回転方向と同方向に第一の回転速度とは異なる第二の回転速度で回転する。
上記第一の回転速度および上記第二回転速度は、入力側プーリと出力側プーリとの径比により容易に調整することができる。また、この変形例7は、第一、第二駆動伝達経路いずれもタイミングベルトを用いた駆動伝達経路とすることで、第一回転軸5aと第二回転軸5bとの距離が離れていても、入力側プーリと出力側プーリとクラッチとで、駆動伝達経路を形成することができる。よって、第一回転軸5aと第二回転軸5bとの距離が離れていても、部品点数が増大することなく、駆動伝達を行うことができる。また、内歯車や外歯車を用いた場合に比べて、高速域での静音性能と省スペース化の点で優れている。また、タイミングベルトが弾性的に変形して負荷変動を吸収することができるので、速度をすばやく切り換える必要がある回転体の駆動伝達に好適である。
[変形例8]
図12は、変形例8の駆動装置30Hを示す概略平面図である。
この変形例8は、第一回転軸5aから第二回転軸5bの駆動伝達経路を3つ有するものである。
第一駆動伝達経路20aは、先の図2に示した駆動装置の第一駆動伝達経路と同じ構成であり、第二駆動伝達経路20bは、先の図11に示した駆動装置の第一駆動伝達経路と同じ構成である。また、第三駆動伝達経路20cは、先の図11に示した駆動装置の第二駆動伝達経路と同じ構成を有している。
入力側クラッチ2aをOFF、第一駆動伝達経路20aの第一出力側クラッチ2dをON、第二駆動伝達経路20bの第二出力側クラッチ2eをOFFにすると、図12の矢印X1に示すように、第一駆動伝達経路20aを介して第二回転軸5bに駆動力が伝達される。このとき、第二回転軸5bは、第一回転軸5aの回転方向とは逆方向に回転する。
入力側クラッチ2aをOFF、第一駆動伝達経路20aの第一出力側クラッチ2dをOFF、第二駆動伝達経路20bの第二出力側クラッチ2eをONにすると、図13の矢印X2に示すように、第二駆動伝達経路20bを介して第二回転軸5bに駆動力が伝達される。このとき、第二回転軸5bは、第一回転軸5aの回転方向と同方向に回転する。第二駆動伝達経路20bの出力側プーリ3dは、入力側プーリ3cよりも直径が小さくなっている。このため、第二駆動伝達経路20bを介して駆動力が伝達されるとき、第二回転軸5bは、第一回転軸5aよりも速い速度で回転する。
入力側クラッチ2aをON、第一駆動伝達経路20aの第一出力側クラッチ2dをOFF、第二駆動伝達経路20bの第二出力側クラッチ2eをOFFにすると、図14の矢印X3に示すように、第三駆動伝達経路20cを介して第二回転軸5bに駆動力が伝達される。このとき、第二回転軸5bは、第一回転軸5aの回転方向と同方向に回転する。第三駆動伝達経路20cの出力側プーリ3bと入力側プーリ3aの直径は同じである。このため、第三駆動伝達経路20cを介して駆動力が伝達されるとき、第二回転軸5bは、第一回転軸5aと同速度で回転する。
変形例8の駆動装置30Hの駆動制御の一例について説明する。
画像形成動作開始時は、入力側クラッチ2aをONにし、第一、第二出力側クラッチ2d,2eをOFFにして駆動モータ9の駆動を開始する。このとき、第三駆動伝達経路20cを介して駆動力が伝達され、下排紙ローラ161bは、熱ローラ140aと同速の回転速度で回転する。
画像形成モードが片面印刷モードのときは、排紙センサ162が記録紙の搬送方向先端を検知したら、時刻計測を開始する。そして、記録紙の搬送速度により予め求められた記録紙の搬送速度後端が定着装置を抜ける時刻となったら、入力側クラッチ2aをOFFにした後、第二出力側クラッチ2eをONにする。すると、第二駆動伝達経路20bを介して駆動力が第二回転軸5bに伝達され、下排紙ローラ161bが、熱ローラ140aの回転速度よりも速い回転速度で回転する。これにより、記録紙の搬送速度が加速され、すばやく排紙トレイ163へ記録紙を排出することができ、生産性を高めることができる。
一方、画像形成モードが両面印刷モードのときは、排紙センサ162が記録紙の搬送方向後端を検知したら、入力側クラッチ2aをONからOFFに切り換えた後、第一出力側クラッチ2dをOFFからONに切り換える。これにより、第二回転軸5bへの駆動伝達経路が、第三駆動伝達経路20cから第一駆動伝達経路20aに切り替わり、下排紙ローラ161bが逆回転する。これにより、記録紙が、スイッチバックされ、再給紙装置170へ搬送される。排紙センサ162がスイッチバック搬送中の記録紙の後端を検知したら、第一出力側クラッチ2dをONからOFFに切り換えた後、入力側クラッチ2aをOFFからONに切り換える。これにより、第二回転軸5bへの駆動伝達経路が、第一駆動伝達経路20aから第三駆動伝達経路20cに切り替わり、下排紙ローラ161bが再び熱ローラ140aと同じ回転速度で正回転する。
その後、両面印刷された記録紙の搬送方向後端が、定着装置140を抜けたら、入力側クラッチ2aをOFFにした後、第二出力側クラッチ2eをONにし、記録紙搬送速度を上げて、排紙トレイ163へ記録紙を排出する。
この変形例8では、第一回転軸5aに接続された熱ローラ140aの回転速度を変えずに、第二回転軸5bに接続された排紙ローラの速度を増速することができ、かつ、熱ローラ140aの回転方向を変えずに、排紙ローラの回転方向を変えることができる。これにより、上述したように、排紙ローラによりスイッチバック搬送することができ、かつ、排紙トレイ163に記録紙を排紙する際に、すばやく記録紙を排紙することができる。
上述では、駆動装置は、排紙ローラ161と熱ローラ140aとを回転駆動させているが、第一回転軸5aにより回転させる出力対象回転体は、常に一定速度で回転させる回転体であればよい。例えば、第一回転軸5aにより回転させる出力対象回転体の一例としては、転写ローラ、搬送ローラ、感光体、現像ローラなどが挙げられるが、これに限るものではない。また、第二回転軸により回転させる出力対象回転体も排紙ローラに限られず、正転/逆転させたり、増速または減速させたい回転体であればよい。
また、例えば、先の図1に示す自動原稿送り装置110の原稿を搬送するローラの駆動に上述した駆動装置を用いることができる。例えば、図1に示す自動原稿送り装置110の原稿排紙ローラ110aと、原稿搬送ローラ110bの駆動に駆動装置を用いることができる。具体的には、先の変形例5〜7の駆動装置を用い、第一回転軸5aで原稿搬送ローラ110bを回転駆動し、第二回転軸5bで原稿排紙ローラ110aを回転駆動する。第一駆動伝達経路20a、第二駆動伝達経路20bのいずれか一方が、原稿排紙ローラ110aを原稿搬送ローラ110bと同速度で回転させる駆動伝達経路であり、他方が原稿排紙ローラ110aを原稿搬送ローラ110bよりも速く回転させる駆動伝達経路となっている。
まず、原稿の搬送方向後端が、読取位置Yを通過するまで、一方の駆動伝達経路で原稿排紙ローラ110aに駆動力を伝達し、原稿排紙ローラ110aを原稿搬送ローラ110bと同速度で回転させる。原稿の搬送方向後端が、読取位置Yを通過したら、一方の駆動伝達経路のクラッチをOFFにし、他方の駆動伝達経路のクラッチをONにする。これにより、原稿排紙ローラ110aの回転速度が増加し、原稿排紙ローラ対に挟み込まれている原稿の搬送速度が増加する。これにより、すばやく、画像が読み取られて原稿を、排紙することができる。
また、例えば、原稿載置台にセットされた原稿束に対して接離可能に設けられたピックアップローラ110cを、第一回転軸5aにより回転駆動し、原稿搬送ローラ110bを第二回転軸5bにより回転駆動させてもよい。この場合、ピックアップローラ110cを原稿束の上面に当接させ、最上位の原稿を搬送するときは、一方の駆動伝達経路で原稿搬送ローラ110bをピックアップローラ110cと同速度で回転駆動させる。原稿搬送ローラ110bに原稿の搬送方向先端が到達し、原稿が原稿搬送ローラ110bにより搬送されるようになったら、ピックアップローラ110cを原稿束から離間させる。ピックアップローラ110cが原稿束から離間したら、一方の駆動伝達経路のクラッチをOFFにし、他方の駆動伝達経路のクラッチをONにする。これにより、原稿搬送ローラ110bの回転速度が増加し、原稿の搬送速度が増加する。これにより、すばやく、原稿を読み取り位置へ搬送することができ、生産性を高めることができる。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、以下の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様1)
第一回転軸5aと、第二回転軸5bと、複数の駆動伝達経路を有し、複数の駆動伝達経路のいずれか1つから選択的に前記第一回転軸から第二回転軸に駆動力を伝達する駆動伝達機構とを備えた駆動装置30において、前記第一回転軸および前記第二回転軸それぞれに最終的に駆動力が出力される出力対象回転体を備えた。
態様1によれば、前記第一回転軸および前記第二回転軸それぞれに出力対象回転体を備えるので、ひとつの駆動装置で2つの出力対象回転体を回転駆動させることができる。これにより、各出力対象回転体それぞれについて、駆動装置を設けた場合に比べて、駆動源や駆動伝達部材の数を減らすことができる。これにより、駆動源から発生する音などを抑制することができ、装置の低騒音化を図ることができる。また、駆動源や駆動伝達部材の数を減らすことができる。これにより、部品点数を削減することができ、装置の省スペース化、装置の低コスト化を図ることができる。
(態様2)
(態様1)において、駆動伝達機構は、第二回転軸5bを、第一回転軸5aと同方向に回転駆動させる正転駆動伝達経路と、第二回転軸5bを、第一回転軸5aとは逆方向に回転駆動させる逆転駆動伝達経路とを有する。
これによれば、実施形態で説明したように、第一回転軸5aにより回転駆動される熱ローラ140aなどの出力対象回転体の回転方向を変えずに、第二回転軸5bにより回転駆動される排紙ローラ161などの出力対象回転体の回転方向を切り換えることができる。
(態様3)
(態様1)または(態様2)において、駆動伝達機構は、第二回転軸5bに駆動力を伝達したときの第二回転軸5bの回転速度が互いに異なる複数の駆動伝達経路を有する。
これによれば、変形例5〜7で説明したように、第一回転軸5aにより回転駆動される熱ローラ140aなどの出力対象回転体の回転速度を変えずに、第二回転軸5bにより回転駆動される排紙ローラ161などの出力対象回転体の回転速度を切り換えることができる。
(態様4)
(態様1)乃至(態様3)いずれかにおいて、駆動伝達機構は、第二回転軸5bを、第一回転軸5aと同方向に回転駆動させる複数の正転駆動伝達経路を有し、複数の正転駆動伝達経路は、第二回転軸5bに駆動力を伝達したときの第二回転軸5bの回転速度が互いに異なる。
これによれば、変形例5、7で説明したように、第一回転軸5aにより回転駆動される熱ローラ140aなどの出力対象回転体の回転方向と同方向に回転する下排紙ローラ161bなどの出力対象回転体の速度を切り換えることができる。
(態様5)
(態様1)乃至(態様4)において、前記駆動伝達機構は、前記第二回転軸5bを、前記第一回転軸5aとは逆方向に回転駆動させる逆転駆動伝達経路を複数有し、複数の逆転駆動伝達経路は、前記第二回転軸5bに駆動力を伝達したときの第二回転軸5bの回転速度が互いに異なる。
これによれば、変形例6で説明したように、第一回転軸5aにより回転駆動される熱ローラ140aなどの出力対象回転体の回転方向と逆方向に回転する上排紙ローラ161aなどの出力対象回転体の速度を切り換えることができる。
(態様6)
(態様1)乃至(態様5)いずれかにおいて、複数の駆動伝達経路は、それぞれクラッチを有する。
これによれば、実施形態で説明したように、各駆動伝達経路のクラッチON/OFFを切り換えることで、複数の駆動伝達経路のいずれか1つから選択的に第二回転軸5bに駆動を伝達することができる。
(態様7)
(態様1)乃至(態様6)いずれかにおいて、複数の駆動伝達経路のうち、少なくとも駆動伝達経路への負荷変動が最も大きい駆動伝達経路を、タイミングベルトを用いて駆動伝達を行うように構成した。
これによれば、実施形態で説明したように、駆動伝達時に負荷変動が発生したとき、タイミングベルトが弾性変形することにより負荷を吸収することができる。よって、クラッチを繋いだときの衝撃などにより、駆動伝達経路を構成する駆動伝達部材が破損したりするのを抑制することができる。
(態様8)
(態様1)乃至(態様7)いずれかにおいて、複数の駆動伝達経路のうち、少なくとも、第二回転軸5bを、最も速く回転させる駆動伝達経路は、タイミングベルトを用いて駆動伝達を行うように構成した。
これによれば、実施形態で説明したようにタイミングベルトは、歯車を用いた場合に比べて、高速域での静音性に優れている。従って、複数の駆動伝達経路のうち、少なくとも、第二回転軸5bを、最も速く回転させる駆動伝達経路は、タイミングベルトを用いることで、歯車を用いる場合に比べて、静音化を図ることができる。
(態様9)
(態様1)乃至(態様8)いずれかにおいて、複数の駆動伝達経路のうち、少なくとも一つは、内歯車を用いて駆動伝達を行うように構成した。
これによれば、実施形態で説明したように、内歯車を用いることで、外歯車を用いた場合に比べて、噛み合い率を高めることができ、回転ムラや騒音・振動の発生を抑制することができる。
(態様10)
(態様9)において、内歯車を用いて駆動伝達を行う駆動伝達経路が、少なくとも最も使用時間が長いまたは使用頻度の多い駆動伝達経路である。
これによれば、実施形態で説明したように、効果的に内歯車の効果を得ることができ、回転ムラや騒音・振動の発生を抑制することができる。
(態様11)
(態様1)乃至(態様10)いずれかにおいて、複数の駆動伝達経路のうち少なくとも一つは、外歯車のみで構成した。
これによれば、実施形態で説明したように、外歯車は、内歯車やタイミングベルトに比べて耐久性が高い。従って、複数の駆動伝達経路のうち少なくとも一つは、外歯車のみで構成することによって、その駆動伝達経路の耐久性を高めることができる。
(態様12)
(態様1)乃至(態様11)いずれかにおいて、各駆動伝達経路は、歯車のみで構成されており、複数の駆動伝達経路のうち、最も使用時間が長いまたは使用頻度の多い駆動伝達経路の歯車の数を最も少なくした。
これによれば、変形例4で説明したように、ギヤの数(歯同士の噛み合い部)が少ない方が、静音性や耐久性に優れる。従って、、最も使用時間が長いまたは使用頻度の多い駆動伝達経路の歯車の数を最も少なくすることにより、効果的に静音性および耐久性を高めることができる。
(態様13)
画像形成装置100は、(態様1)乃至(態様12)いずれかの駆動装置を備える。
これによれば、装置内の駆動装置の数を低減することができ、装置の静音性を高めることができる。また、部品点数を削減することができ、装置の小型化、低コスト化を図ることができる。
1a:駆動ギヤ
1b:入力ギヤ
1c:出力ギヤ
1d:外歯車
1e:出力外歯車
1f:中間外歯車
1g:入力外歯車
2a:入力側クラッチ
2b:出力側クラッチ
2d 第一出力側クラッチ
2e 第二出力側クラッチ
3a:入力側プーリ
3b:出力側プーリ
3c:第一入力側プーリ
3d:第一出力側プーリ
4:タイミングベルト
4b:第一タイミングベルト
5a:第一回転軸
5b:第二回転軸
6:内歯車
6a:外歯部
9:駆動モータ
10:モータギヤ
20a:第一駆動伝達経路
20b:第二伝達駆動経路
20c:第三駆動伝達経路
30:駆動装置
60:内面板
61:外面板
61a:ギヤ軸
61b:中間ギヤ軸
100:画像形成装置
110:自動原稿送り装置
110a:原稿排紙ローラ
110b:原稿搬送ローラ
140:定着装置
140a:熱ローラ
160:排紙装置
161:排紙ローラ
161a:上排紙ローラ
161b:下排紙ローラ
162:排紙センサ
163:排紙トレイ
170:再給紙装置
171:スイッチバック経路
特開2014−173676号公報
上述した課題を解決するために、請求項1の発明は、第一回転軸と、第二回転軸と、複数の駆動伝達経路を有し、複数の駆動伝達経路のいずれか1つから選択的に前記第一回転軸から第二回転軸に駆動力を伝達する駆動伝達機構とを備えた駆動装置において、前記第一回転軸には、駆動力が出力される第一被駆動回転体が設けられ、前記第二回転軸には、駆動力が出力される第二被駆動回転体が設けられ、前記第一被駆動回転体は、正転方向にのみ回転し、前記第二被駆動回転体は、正逆方向に回転するとともに、複数の駆動伝達経路は、外歯車のみで構成されていることを特徴とするものである。

Claims (13)

  1. 第一回転軸と、
    第二回転軸と、
    複数の駆動伝達経路を有し、複数の駆動伝達経路のいずれか1つから選択的に前記第一回転軸から第二回転軸に駆動力を伝達する駆動伝達機構とを備えた駆動装置において、
    前記第一回転軸および前記第二回転軸それぞれに駆動力が出力される出力対象回転体を備えたことを特徴とする駆動装置。
  2. 請求項1に記載の駆動装置において、
    前記駆動伝達機構は、前記第二回転軸を、前記第一回転軸と同方向に回転駆動させる正転駆動伝達経路と、前記第二回転軸を、前記第一回転軸とは逆方向に回転駆動させる逆転駆動伝達経路とを有することを特徴とする駆動装置。
  3. 請求項1または2に記載の駆動装置において、
    前記駆動伝達機構は、前記第二回転軸に駆動力を伝達したときの第二回転軸の回転速度が互いに異なる複数の駆動伝達経路を有することを特徴とする駆動装置。
  4. 請求項1乃至3いずれかに記載の駆動装置において、
    前記駆動伝達機構は、前記第二回転軸を、前記第一回転軸と同方向に回転駆動させる複数の正転駆動伝達経路を有し、
    複数の正転駆動伝達経路は、前記第二回転軸に駆動力を伝達したときの第二回転軸の回転速度が互いに異なることを特徴とする駆動装置。
  5. 請求項1乃至4いずれかに記載の駆動装置において、
    前記駆動伝達機構は、前記第二回転軸を、前記第一回転軸とは逆方向に回転駆動させる逆転駆動伝達経路を複数有し、
    複数の逆転駆動伝達経路は、前記第二回転軸に駆動力を伝達したときの第二回転軸の回転速度が互いに異なることを特徴とする駆動装置。
  6. 請求項1乃至5いずれかに記載の駆動装置において、
    複数の駆動伝達経路は、それぞれクラッチを有することを特徴とする駆動装置。
  7. 請求項1乃至6いずれかに記載の駆動装置において、
    複数の駆動伝達経路のうち、少なくとも駆動伝達経路への負荷変動が最も大きい駆動伝達経路を、タイミングベルトを用いて駆動伝達を行うように構成したことを特徴とする駆動装置。
  8. 請求項1乃至7いずれかに記載の駆動装置において、
    複数の駆動伝達経路のうち、少なくとも、第二回転軸を、最も速く回転させる駆動伝達経路は、タイミングベルトを用いて駆動伝達を行うように構成したことを特徴とする駆動装置。
  9. 請求項1乃至8いずれかに記載の駆動装置において、
    複数の駆動伝達経路のうち、少なくとも一つは、内歯車を用いて駆動伝達を行うように構成したことを特徴とする駆動装置。
  10. 請求項9に記載の駆動装置において、
    前記内歯車を用いて駆動伝達を行う駆動伝達経路が、少なくとも最も使用時間が長いまたは使用頻度の多い駆動伝達経路であることを特徴とする駆動装置。
  11. 請求項1乃至10いずれかに記載の駆動装置において、
    複数の駆動伝達経路のうち少なくとも一つは、外歯車のみで構成したことを特徴とする駆動装置。
  12. 請求項1乃至11いずれかに記載の駆動装置において、
    各駆動伝達経路は、歯車のみで構成されており、
    複数の駆動伝達経路のうち、最も使用時間が長いまたは使用頻度の多い駆動伝達経路の歯車の数を最も少なくしたことを特徴とする駆動装置。
  13. 請求項1乃至12いずれかに記載の駆動装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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