JP2019171741A - プリンタ - Google Patents

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Keita Kunisawa
圭太 國澤
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Abstract

【課題】サーマルヘッドの発熱体が断線した場合であっても、印字作業を継続して行えるようにすること。【解決手段】プリンタは、サーマルヘッドの断線した発熱体を検出する断線検出手段と、断線した発熱体が特定コンテンツを印字する発熱体と重複するか否か判定する判定手段と、重複する場合に、断線した発熱体を使用しない領域であって且つ特定コンテンツ以外の印字コンテンツと重複しない領域に、特定コンテンツを移動した新たなレイアウトの印字情報を作成する印字情報作成手段と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、プリンタに関する。
特許文献1には、プリンタのサーマルヘッドの発熱体の状態を判定し、判定結果を通知可能なプリンタが開示されている。
特開2002−307736号公報
上記の技術によれば、サーマルヘッドの発熱体が断線した場合に、印字を停止し、ユーザに通知することができる。この場合、サーマルヘッドの交換が必要となるが、ユーザにとって、サーマルヘッドの交換が難しい場合もある。また、サービスマンを待っている間、印字作業を中断せざるを得ないのは不都合であった。
そこで、本発明は、サーマルヘッドの発熱体が断線した場合であっても、印字作業を継続して行えるようにすることを目的とする。
本発明のある態様によれば、一部の欠損により認識不能になる印字情報としての特定コンテンツと前記特定コンテンツ以外の印字コンテンツとを含む印字情報を印字媒体に印字するプリンタであって、複数の発熱体を備え前記印字媒体に印字を行うサーマルヘッドと、断線した発熱体を検出する断線検出手段と、前記断線検出手段によって検出された前記断線した発熱体が前記特定コンテンツを印字する発熱体と重複するか否か判定する判定手段と、前記判定手段によって重複するとの判定がされた場合に、前記断線した発熱体を使用しない領域且つ前記特定コンテンツ以外の印字コンテンツと重複しない領域に前記特定コンテンツを移動した新たなレイアウトの印字情報を作成する印字情報作成手段とを有するプリンタが提供される。
上記の態様によれば、サーマルヘッドの発熱体が断線した場合であっても、断線によって印字できない、いわゆる「白抜け」の影響を受けやすい特定コンテンツを、断線した発熱体を使用しない領域且つ特定コンテンツ以外の印字コンテンツと重複しない領域に移動した新たなレイアウトの印字情報を作成し、この印字情報を印字媒体に印字するため、印字作業を継続して行うことができる。
図1は、本発明の実施形態に係るプリンタの概略構成図である。 図2は、サーマルヘッド及びサーマルヘッドによって印字される印字情報を説明する模式図である。 図3は、サーマルヘッドの発熱体に断線が発生したことを説明する模式図である。 図4は、コントローラによる新たなレイアウトの印字情報を作成する処理を説明するフローチャートである。 図5は、プリンタの表示部に表示される印字情報を説明する模式図である。 図6は、印字媒体に印字される新たなレイアウトの印字情報を説明する模式図である。 図7は、断線した発熱体の位置を発見し易くするための印字パターンを含む印字情報を説明する模式図である。 図8は、表示部に表示される印字情報の候補を印字媒体Mに印字する場合を説明する模式図である。 図9は、印字媒体Mにプレ印刷コンテンツが含まれる印字媒体Mに印字情報を印字する場合を説明する模式図である。 図10は、特定コンテンツがバーコードの場合に、印字媒体Mに印字される移動先候補を説明する模式図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るプリンタ100の概略構成図である。プリンタ100は、サーマル紙である印字媒体Mに印字を行う感熱発色方式のプリンタである。
印字媒体Mとしては、例えば、ロール紙や、帯状の台紙に複数のラベルを所定の間隔で連続して仮着してロール状にしたロールラベル、表面に剥離剤を設けた帯状のラベルをロール状にした台紙なしラベル等が用いられる。
プリンタ100の構成について説明すると、プリンタ100は、印字機構1と、媒体供給部4と、カッター5と、コントローラ7と、位置検出センサ9と、を備える。
印字機構1は、ヘッドユニット11と、プラテンローラ12と、プラテン駆動モータ14と、を備え、印字媒体Mへの印字と印字媒体Mの搬送を行う機構である。
ヘッドユニット11は、サーマルヘッド16の複数の発熱体H1〜Hn(図2参照)を下面から露出させた状態でサーマルヘッド16を保持する。プラテンローラ12は、サーマルヘッド16の直下に配置され、印字媒体Mに印字を行う印字部15をサーマルヘッド16とともに構成する。
ヘッドユニット11は、支持軸13によりプリンタ100の筐体に対して図1の矢印の方向に揺動可能に支持される。ヘッドユニット11は、図1に2点鎖線で示すサーマルヘッド16がプラテンローラ12から離間するヘッドオープン位置と、図1に実線で示すサーマルヘッド16がプラテンローラ12に当接するヘッドクローズ位置と、に移動させることができる。
プラテン駆動モータ14は、ベルト、ギヤ等を介してプラテンローラ12を駆動する。
媒体供給部4は、印字部15に供給される印字媒体Mをロール状に保持する。印字媒体Mは、ガイド軸41よって印字部15へと案内され、サーマルヘッド16とプラテンローラ12との間に挟持される。
印字媒体Mがサーマルヘッド16とプラテンローラ12との間に挟持された状態でサーマルヘッド16の発熱体H1〜Hnへの通電が行われると、発熱体H1〜Hnの熱によって印字媒体Mが発色し、印字媒体Mへの印字が行われる。
プラテン駆動モータ14によってプラテンローラ12が正回転すると、印字媒体Mが搬送方向下流側へと搬送されて印字媒体Mが排出口8からプリンタ100の外部に排出される。排出口8の近傍にはカッター5が設けられ、連続状に形成された印字媒体Mを単枚に切断することができる。
位置検出センサ9は、反射型光電センサであって、印字媒体Mに所定ピッチで予め印刷されているタイミングマーク(図示せず)を検出することで、連続して印字発行するときに、印字部15に対する印字媒体Mの相対的位置を検出する。
コントローラ7は、マイクロプロセッサ、ROMやRAM等の記憶装置、入出力インターフェース、これらを接続するバス等で構成される。コントローラ7には、入出力インターフェースを介して、図示しない外部のコンピュータからの印字データ、位置検出センサ9の検出信号等が入力される。コントローラ7は、記憶装置に記憶されている各種プログラムをマイクロプロセッサによって実行し、サーマルヘッド16の発熱体H1〜Hnへの通電、プラテン駆動モータ14への通電等を制御する。なお、コントローラ7を複数のマイクロコンピュータによって構成してもよい。
また、プリンタ100は、少なくとも印字媒体Mに印字される印字情報を表示することのできる表示手段としてディスプレイ200を有する。このディスプレイ200は、タッチパネルを備えており、プリンタ100に対する操作入力が行えるように構成されている。このほか、操作入力用のボタン(不図示)を備えていてもよい。
次に、サーマルヘッド16について説明する。図2は、サーマルヘッド16及びサーマルヘッド16によって印字される印字情報を説明する模式図である。
図2には、紙面下から上に向かって印字媒体Mが搬送されながら、サーマルヘッド16によって印字情報50が印字される様子が示されている。
印字情報50には、印字コンテンツとして、枠51と、お届け先52と、送り主53と、印鑑欄54とが含まれる。また、ここで、特定コンテンツとは、一部の欠損により認識不能になる、又は認識が難しくなる印字情報である。特定コンテンツとしては、光学的識別符号である二次元コード55、バーコード155(後述する)が含まれる。また、印字情報50とは別に、印字媒体Mに予め印刷されたプレ印刷コンテンツ60が印刷されている。
図2に示すように、サーマルヘッド16の下面には、複数の発熱体H1〜Hnが印字媒体Mの幅方向に沿って設けられる。
プラテンローラ12が正回転して印字媒体M及びインクリボンRが搬送方向下流側へと搬送されるとともに、発熱体H1〜Hnのうち印字情報50の印字に用いられる発熱体に選択的に電気的印加が行われることで、インクリボンRのインクが印字媒体Mに転写され、印字媒体Mに印字情報50が印字される。
プリンタ100は、印字媒体Mに印字する印字情報50に応じて発熱体H1〜Hnに選択的に電気的印加を行って発熱させることで印字を行うため、発熱体H1〜Hnのうち使用頻度が高い発熱体ほど早く抵抗値が低下する。つまり、発熱体H1〜Hnのうち使用頻度が高い発熱体ほど早く劣化することになる。
図3は、サーマルヘッド16の発熱体に断線が発生したことを説明する模式図である。発熱体の劣化が進行して、やがて発熱体が断線した場合には、印字を行うことができなくなり、図3に示すように、印字情報に白抜けWが生じる。なお、図3及び以降の図面において、白抜けWを説明する必要がある場合には、説明の便宜上、図面上においては、一点鎖線により囲まれる領域として示す。
図3では、印鑑欄54及び特定コンテンツである二次元コード55上に白抜けWが表れている。白抜けWが発生した箇所が印鑑欄54のような文字列の印字領域に該当する場合には、読みにくくなる程度であるが、例えば、光学的識別符号(バーコード、二次元コード等)の場合には、マトリクスが欠落するため、読取器により読取りできなくなる可能性がある。図3では、二次元コード55を印字するための発熱体の一部が断線していることが示されている。
これに対して、本実施形態に係るプリンタ100では、コントローラ7は、断線した発熱体を検出し、検出された断線した発熱体が二次元コード55のような特定コンテンツを印字する発熱体と重複するか判定し、重複する場合には、その特定コンテンツを、断線した発熱体を使用しない領域且つ他の印字コンテンツと重複しない領域に移動した新たなレイアウトの印字情報を作成するように構成されている。
すなわち、コントローラ7は、断線した発熱体を検出する断線検出手段、断線検出手段によって検出された断線した発熱体が二次元コード55のような特定コンテンツを印字する発熱体と重複するか判定する判定手段、及び、重複する判定がされた場合に、断線した発熱体を使用しない領域且つ他の印字コンテンツと重複しない領域に特定コンテンツを移動した新たなレイアウトの印字情報を作成する印字情報作成手段として機能する。
以下、コントローラ7が実行する、新たなレイアウトの印字情報を作成する処理について説明する。
図4は、コントローラ7が実行する、新たなレイアウトの印字情報を作成する処理を説明するフローチャートである。
コントローラ7は、ステップS1において、断線した発熱体を検出する処理を実行する。ステップS2において、コントローラ7は、断線した発熱体を検出した場合には、ステップS3に進み、断線した発熱体が二次元コード55を印字する発熱体と重複するか判定する。また、コントローラ7は、断線した発熱体を検出しなかった場合には、後述のステップS7に示す印字処理へ進む。
コントローラ7は、ステップS3において、断線した発熱体が二次元コード55を印字する発熱体と重複すると判定した場合には、ステップS4に進む。また、コントローラ7は、断線した発熱体が二次元コード55を印字する発熱体と重複しないと判定した場合には、後述のステップS7に示す印字処理へ進む。
コントローラ7は、ステップS4において、断線した発熱体を使用しない領域且つ他の印字コンテンツと重複しない領域に、二次元コード55を移動した新たなレイアウトの印字情報を作成する。
続いて、コントローラ7は、ステップS5において、新たなレイアウトの印字情報の印字を実行する前に、ステップS4において作成された新たなレイアウトの印字情報をディスプレイ200に表示する。ここで、新たなレイアウトの印字情報は、複数パターン作成される場合がある。
コントローラ7は、ディスプレイ200に表示された印字情報に対して、これを印字するための操作入力を待機し、ステップS6において、印字処理が指定されると、ステップS7において、新たなレイアウトの印字情報を印字媒体Mに印字する処理を実行する。
図5は、ステップS5において、プリンタ100のディスプレイ200に表示される印字情報を説明する模式図である。また、図6は、印字媒体Mに印字される新たなレイアウトの印字情報を説明する模式図である。
上述したステップS5においては、図5に示すように、プリンタ100のディスプレイ200に、印字媒体Mに印字される候補の印字情報250が表示される。
ディスプレイ200に表示される印字情報250には、表示オブジェクトとして、枠オブジェクト251、お届け先オブジェクト252、送り主オブジェクト253、印鑑欄オブジェクト254に加えて、二次元コードが表示できないことを表したオブジェクト255が表示される。また、レイアウトパターンの一例として、二次元コードを移動する移動先候補A、Bが表示される。
また、断線した発熱体の場所を示すための矢印オブジェクト256、及び発熱体の断線により印字できない箇所を示すラインオブジェクト257が表示される。
また、ユーザに対するメッセージ270、操作のための入力ボタンオブジェクト271,272が表示される。ユーザによる入力操作は、入力ボタンオブジェクト271,272のほか、プリンタ100に設けられた入力ボタン(不図示)を用いても可能である。
図5では、コントローラ7によって、送り主オブジェクト253の位置が二次元コードの移動先候補Bの位置と入れ替えられている。このように、コントローラ7は、印字情報50を構成する各印字コンテンツのサイズ、印字位置、設定された条件等に基づいて、断線した発熱体を含まない発熱体を使って二次元コード55が印字できるように、各印字コンテンツのレイアウトを変更する処理を行っている。
ディスプレイ200において、ステップS6において、ユーザによって移動先候補Aが選択されると、図6に示すように、二次元コード55の印字領域を移動先候補Aに変更した新たなレイアウトの印字情報が印字媒体Mに印字される。
図6では、白抜けWは解消されていないが、白抜けWの影響を受けない領域に、二次元コード55が印字されるように印字情報が変更されたことが示されている。
以上説明したように、プリンタ100は、サーマルヘッドの発熱体に断線が発生した場合であっても、検出された断線した発熱体が二次元コード55のような光学的識別符号を印字する発熱体と重複するか判定し、重複する場合には、断線した発熱体を使用しない領域且つ他の印字コンテンツと重複しない領域に特定コンテンツを移動した新たなレイアウトの印字情報を作成し、これを印字するように構成されている。
このため、サーマルヘッド16の発熱体が断線した場合であっても、光学的識別符号のような重要な印字コンテンツを、断線していない発熱体を用いて印字できるため、サーマルヘッド16を交換するまでの間、印字作業を中断することなく継続して行える。
また、本実施形態に係るプリンタ100は、サーマルヘッド16の断線に対して、上述のような使い方により、サーマルヘッド16の使用期間を引き延ばすことができる。これにより、他の消耗品に比べて高価なサーマルヘッド16の交換頻度を減らすことができ、印字コストを低減できる。
[変形例]
次に、本実施形態に係るプリンタ100の変形例について説明する。
図4を用いて説明した新たなレイアウトの印字情報を作成する処理において、コントローラ7は、断線した発熱体を検出した場合(ステップS2,YES)であってステップS3に進む前に、断線した発熱体の位置を発見し易くするための印字パターンを含む印字情報を作成し、これを印字する処理を行ってもよい。
すなわち、コントローラ7は、サーマルヘッド16に備えられた全ての発熱体を使用して印字される印字パターンを含む印字情報を作成する。
図7は、断線した発熱体の位置を発見し易くするための印字パターンを含む印字情報を説明する模式図である。本実施形態において、プリンタ100は、一連の印字情報50の印字を開始する前に断線検出処理を行っており、1ラベル毎にも断線検出処理を実行している。
図7は、1つのラベルの印字を開始する前に断線検出処理が実行されて、断線が検出された場合に黒塗りパターンが印字される例が示されている。図7では、図7の上側に示された先行するラベルの印字中、地点W0において、発熱体の断線が発生した状態が示されている。
図7に示す例では、「サーマルヘッドが切れました。交換することをお勧めします」というメッセージを含む印字パターン56が印字されている。また、ここでは、印字パターン56を、サーマルヘッド16の発熱体を全て使用して印字する、通称、黒ベタパターンとする。
これにより、黒ベタの印字パターン56において、断線した発熱体に該当する位置には、白抜けWが明瞭に現れるため、発熱体が断線していること、及びその位置をユーザに明示することができる。
図8は、ディスプレイ200に表示される印字情報の候補を印字媒体Mに印字する場合を説明する模式図である。また、図9は、印字媒体Mにプレ印刷コンテンツが含まれる印字媒体Mに印字情報を印字する場合を説明する模式図である。
図4を用いて説明した新たなレイアウトの印字情報を作成する処理において、コントローラ7は、ステップS5の代わりに、或いは、ディスプレイ200に印字情報を表示することと並行して、印字情報の候補を印字媒体Mに印字する処理を行ってもよい。
図8では、二次元コード55の移動先候補A及び移動先候補Bが印字媒体Mに印字されている。また、これらと併せて、「サーマルヘッドが切れました。交換することをお勧めします」というメッセージを含む黒ベタの印字パターン56が印字されている。
これにより、ユーザにとって、白抜けWが発生している位置と、二次元コード55の移動先候補A,Bとの関係が分かり易くなる。このため、ユーザは、コントローラ7によって新たに作成された印字情報50のうち、相応しい方を選択し易くなる。また、印字情報を表示するに足るディスプレイ200が備えられていないプリンタ(例えば、小型のモバイルプリンタ)においても、特定コンテンツへの断線の影響を確認することができるようになる。
また、図9に示すように、使用される印字媒体Mに、プレ印刷コンテンツ60,61が印刷されている場合には、ユーザは、ディスプレイ200に表示される情報だけでは、プレ印刷コンテンツ60,61を含めたレイアウトまでは把握できない場合がある。
すなわち、実際に印字媒体M上に印字されると、ユーザは、図5に示すように、ディスプレイ200に表示される二次元コード55の移動先候補A,Bのうち、移動先候補Aがプレ印刷コンテンツ61に重複してしまうことがわかる。
したがって、コントローラ7がステップS5の代わりに、或いは、ディスプレイ200に印字情報を表示することと並行して、印字情報の候補を印字媒体Mに印字する処理を行うことにより、プレ印刷コンテンツ60,61との重複有無を確認することができる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したものに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
本発明の実施形態に係るプリンタ100において、ステップS1の断線検出処理を行うタイミングは、1ラベル毎でもよいし、印字媒体Mに対する所望枚数の印字処理を実行する指令を受けて、印字処理を開始する直前でもよい。
また、断線した発熱体の位置を発見し易くするための印字パターン56は、図7に示す例に限定されない。
図10は、特定コンテンツがバーコードの場合に、印字媒体Mに印字される移動先候補を説明する模式図である。図10には、特定コンテンツとしてバーコード155が含まれた印字情報150において、バーコード155の移動先候補A,Bが印字媒体Mに印字される場合が説明されている。
図10に示すように、特定コンテンツがバーコード155の場合には、断線による白抜けWによって、バーが欠落するため、読取器により正しく読取りできなくなる可能性が高い。これに対して、本実施形態に係るプリンタ100によれば、二次元コード55の場合と同様、サーマルヘッド16の発熱体が断線した場合であっても、バーコード155を断線していない発熱体を用いて印字できる位置に移動した新たなレイアウトで印字できるため、サーマルヘッド16を交換するまでの間、印字作業を継続して行うことができる。
また、上記実施形態では、プリンタ100が感熱媒体を熱して印字する感熱方式の装置の場合について説明した。しかし、プリンタ100は、インクリボンRを熱してインクリボンR上のインクを媒体に転写して印字する熱転写方式の装置であってもよい。
1 印字機構
2 リボン供給軸
3 リボン巻取軸
4 媒体供給軸
5 カッター
6 媒体検出センサ
7 コントローラ
8 排出口
9 位置検出センサ
11 ヘッドユニット
12 プラテンローラ
13 支持軸
14 プラテン駆動モータ
15 印字部
16 サーマルヘッド
21 ガイド軸
31 ガイド軸
32 巻取軸駆動モータ
41 ガイド軸
50 印字情報
51 枠
52 お届け先
53 送り主
54 印鑑欄
55 二次元コード
56 印字パターン
60 プレ印刷コンテンツ
61 プレ印刷コンテンツ
100 プリンタ
150 印字情報
155 バーコード
200 表示部
250 印字情報
251 枠オブジェクト
252 お届け先オブジェクト
253 送り主オブジェクト
254 印鑑欄オブジェクト
255 オブジェクト
256 矢印オブジェクト
257 ラインオブジェクト
270 メッセージ
271 入力ボタンオブジェクト
A,B 移動先候補
H1〜Hn 発熱体

Claims (6)

  1. 一部の欠損により認識不能になる印字情報としての特定コンテンツと前記特定コンテンツ以外の印字コンテンツとを含む印字情報を印字媒体に印字するプリンタであって、
    複数の発熱体を備え前記印字媒体に印字を行うサーマルヘッドと、
    断線した発熱体を検出する断線検出手段と、
    前記断線検出手段によって検出された前記断線した発熱体が前記特定コンテンツを印字する発熱体と重複するか否か判定する判定手段と、
    前記判定手段によって重複するとの判定がされた場合に、前記断線した発熱体を使用しない領域且つ前記特定コンテンツ以外の印字コンテンツと重複しない領域に前記特定コンテンツを移動した新たなレイアウトの印字情報を作成する印字情報作成手段と、
    を有する、
    プリンタ。
  2. 請求項1に記載のプリンタであって、
    前記印字情報作成手段は、前記判定手段によって重複するとの判定がされた場合に、前記断線した発熱体を使用しない領域且つ前記特定コンテンツ以外の印字コンテンツと重複しない領域に前記特定コンテンツを移動した新たなレイアウトの印字情報を、複数作成する、
    プリンタ。
  3. 請求項1に記載のプリンタであって、
    前記印字情報の印字を実行する前に、少なくとも前記印字情報作成手段によって作成された印字情報を前記印字情報を表示する表示手段を有する、
    プリンタ。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のプリンタであって、
    前記印字情報作成手段は、前記サーマルヘッドに備えられた全ての発熱体を同時に使用して印字される印字パターンを含む印字情報を作成する、
    プリンタ。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載のプリンタであって、
    前記印字情報作成手段によって作成された印字情報を印字する、
    プリンタ。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載のプリンタであって、
    前記特定コンテンツは、光学的識別符号である、
    プリンタ。
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