JP2019166868A - フィルタユニット - Google Patents
フィルタユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019166868A JP2019166868A JP2018054210A JP2018054210A JP2019166868A JP 2019166868 A JP2019166868 A JP 2019166868A JP 2018054210 A JP2018054210 A JP 2018054210A JP 2018054210 A JP2018054210 A JP 2018054210A JP 2019166868 A JP2019166868 A JP 2019166868A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- bellows shape
- case
- fold
- filter unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
【課題】分割されたフィルタ同士の隙間を抑制できるフィルタユニットを提供すること。【解決手段】フィルタユニットは、第1フィルタと、第2フィルタとを備える。第1フィルタは、蛇腹形状を有する。第2フィルタは、前記第1フィルタの上方に位置する。前記第1フィルタが有する蛇腹形状を構成する折目は、上下方向に延びる。前記第2フィルタは、例えば、蛇腹形状を有する。前記第2フィルタが有する蛇腹形状を構成する折目は、例えば、上下方向、又は水平方向に延びる。【選択図】図2
Description
本開示はフィルタユニットに関する。
特許文献1には、車両の車室内を空調するエアコンが開示されている。エアコンは、ケースと、ケースの内部に取り付けられるフィルタとを備える。ケースはフィルタ挿入口を備える。フィルタ挿入口を通して、フィルタをケースの内部に挿入することができる。
フィルタをケースの内部へ挿入することを容易にするために、フィルタを上下2つに分割することが考えられる。その場合、下側のフィルタが自重によって下方に垂れてしまうおそれがある。下側のフィルタが自重によって下方に垂れてしまうと、下側のフィルタと上側のフィルタとの間に隙間が生じてしまう。本開示は、分割されたフィルタ同士の隙間を抑制できるフィルタユニットを提供する。
本開示の一局面は、蛇腹形状を有する第1フィルタと、前記第1フィルタの上方に位置する第2フィルタと、を備え、前記第1フィルタが有する蛇腹形状を構成する折目は、上下方向に延びるフィルタユニットである。
第1フィルタが有する蛇腹形状を構成する折目は、上下方向に延びる。そのため、第1フィルタは上下方向に変形し難い。そのことにより、第1フィルタが自重によって下方に垂れてしまうことを抑制できる。その結果、第1フィルタと第2フィルタとの間に隙間が生じることを抑制できる。
ここで、「上下方向」とは、厳密な意味での上下方向に限るものではなく、上記と同様の効果を奏するのであれば厳密に上下方向でなくてもよい。
本開示の例示的な実施形態を、図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
1.エアコンユニット1の構成
エアコンユニット1の構成を、図1〜図3に基づき説明する。図1に示すように、エアコンユニット1は、ケース3と、フィルタユニット5と、ブロア7と、を備える。ケース3は、入口9及び出口11を備える角筒状の部材である。ブロア7によって生じる風は、入口9からケース3に入り、方向Fに沿って流れ、フィルタユニット5を通過し、出口11から排出される。
<第1実施形態>
1.エアコンユニット1の構成
エアコンユニット1の構成を、図1〜図3に基づき説明する。図1に示すように、エアコンユニット1は、ケース3と、フィルタユニット5と、ブロア7と、を備える。ケース3は、入口9及び出口11を備える角筒状の部材である。ブロア7によって生じる風は、入口9からケース3に入り、方向Fに沿って流れ、フィルタユニット5を通過し、出口11から排出される。
ケース3は、一対の下側ガイド部13を備える。一対の下側ガイド部13は、ケース3の底部3Aにおける内側面に設けられている。一対の下側ガイド部13は、それぞれ、ケース3の天井部3Bに向けて突出している板状部材である。一対の下側ガイド部13同士の間には、後述する第1フィルタ19の厚みに応じた隙間が存在する。
ケース3は、一対の上側ガイド部15を備える。一対の上側ガイド部15は、ケース3の天井部3Bにおける内側面に設けられている。一対の上側ガイド部15は、それぞれ、底部3Aに向けて突出している板状部材である。一対の上側ガイド部15同士の間には、後述する第2フィルタ21の厚みに応じた隙間が存在する。
図1及び図2に示すように、ケース3は、フィルタ挿入口17を備える。フィルタ挿入口17は、ケース3の一方の側面3Cに設けられた開口部である。フィルタ挿入口17はケース3の内部と外部とを連通する。フィルタ挿入口17は縦に細長く延びた形状を有する。
フィルタユニット5は、ケース3の内部に取り付けられる。フィルタユニット5は、第1フィルタ19と、第2フィルタ21とを備える。第1フィルタ19と第2フィルタ21とは別体であって分離可能である。
図3に示すように、第1フィルタ19は、濾材部23と、一対の端板25、27とを備える。濾材部23は蛇腹形状を有する。蛇腹形状とは、山折りの折目と谷折りの折目とを交互に繰り返した形状である。以下では、山折りの折目と、谷折りの折目とをあわせて、折目29とする。濾材部23の形状は、正面視においては長方形である。
端板25、27は長方形の板状部材である。一対の端板25、27は、濾材部23における両方の端部23Aに接着されている。端部23Aは、折目29が延びる方向における端部である。濾材部23及び端板25、27の材質は不織布である。不織布は布に対応する。
図2に示すように、第1フィルタ19をケース3に取り付けたとき、折目29は上下方向に延びる。また、端板25は第1フィルタ19の上端となる。また、端板27は第1フィルタ19の下端となる。
図1に示すように、第1フィルタ19は、一対の下側ガイド部13により固定される。一対の下側ガイド部13は、第1フィルタ19の下端付近を挟み込む。
図1及び図2に示すように、第2フィルタ21は、第1フィルタ19の上方に位置する。第2フィルタ21の下端21Aは、端板25に接している。
図1及び図2に示すように、第2フィルタ21は、第1フィルタ19の上方に位置する。第2フィルタ21の下端21Aは、端板25に接している。
第2フィルタ21は、基本的には、第1フィルタ19と同様の形態を有する。ただし、図2に示すように、第2フィルタ21は、折目29が水平方向に延びる向きでケース3に取り付けられる。図1に示すように、第2フィルタ21は、一対の上側ガイド部15により固定される。一対の上側ガイド部15は、第2フィルタ21の上端付近を挟み込む。
ブロア7はケース3の内部に取り付けられている。ブロア7は、方向Fに沿う風を生じさせる。
2.フィルタユニット5が奏する効果
(1A)第1フィルタ19が有する蛇腹形状を構成する折目29は、上下方向に延びる。そのため、第1フィルタ19は上下方向に変形し難い。そのことにより、第1フィルタ19が自重によって下方に垂れてしまうことを抑制できる。その結果、端板25と下端21Aとの間に隙間が生じることを抑制できる。
2.フィルタユニット5が奏する効果
(1A)第1フィルタ19が有する蛇腹形状を構成する折目29は、上下方向に延びる。そのため、第1フィルタ19は上下方向に変形し難い。そのことにより、第1フィルタ19が自重によって下方に垂れてしまうことを抑制できる。その結果、端板25と下端21Aとの間に隙間が生じることを抑制できる。
(1B)第2フィルタ21が有する蛇腹形状を構成する折目29は、水平方向に延びる。そのため、図4に示すように、第2フィルタ21は、上下方向に圧縮することが容易である。第2フィルタ21を上下方向に圧縮すれば、第2フィルタ21を、フィルタ挿入口17を通して、ケース3の内部に容易に挿入することができる。
(1C)第1フィルタ19は、不織布から成る端板25、27を上端及び下端に備える。そのため、硬質材料から成る端板を備える場合に比べて、第1フィルタ19における端板25、27付近を、ユーザは容易に変形させることができる。そのことにより、第1フィルタ19を、フィルタ挿入口17を通して、ケース3の内部に容易に挿入することができる。
<第2実施形態>
1.第1実施形態との相違点
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
<第2実施形態>
1.第1実施形態との相違点
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
前述した第1実施形態では、第2フィルタ21が有する蛇腹形状を構成する折目29は、水平方向に延びる。これに対し、第2実施形態では、図5に示すように、第2フィルタ21が有する蛇腹形状を構成する折目29は、上下方向に延びる点で、第1実施形態と相違する。
2.フィルタユニット5が奏する効果
以上詳述した第2実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果(1A)、(1C)を奏し、さらに、以下の効果を奏する。
以上詳述した第2実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果(1A)、(1C)を奏し、さらに、以下の効果を奏する。
(2A)第2フィルタ21が有する蛇腹形状を構成する折目29は、上下方向に延びる。そのため、第2フィルタ21は上下方向に変形し難い。そのことにより、第2フィルタ21が自重によって下方に垂れてしまうことを抑制できる。その結果、第2フィルタ21の上端と、天井部3Bとの間に隙間が生じることを抑制できる。
<他の実施形態>
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
<他の実施形態>
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)フィルタユニット5は、エアコンユニット以外の装置に取り付けられるものであってもよい。
(2)第2フィルタ21は、蛇腹形状を有さなくてもよい。
(2)第2フィルタ21は、蛇腹形状を有さなくてもよい。
(3)フィルタユニット5は、第1フィルタ19及び第2フィルタ21に加えて、さらに別のフィルタを備えていてもよい。
(4)端板25、27は、不織布以外の布から成っていてもよい。
(4)端板25、27は、不織布以外の布から成っていてもよい。
(5)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
(6)上述したフィルタユニットの他、当該フィルタユニットを構成要素とするシステム、フィルタユニットの製造方法等、種々の形態で本開示を実現することもできる。
1…エアコンユニット、3…ケース、3A…底部、3B…天井部、3C…側面、5…フィルタユニット、7…ブロア、9…入口、11…出口、13…下側ガイド部、15…上側ガイド部、17…フィルタ挿入口、19…第1フィルタ、21…第2フィルタ、21A…下端、23…濾材部、23A…端部、25、27…端板、29…折目
Claims (4)
- 蛇腹形状を有する第1フィルタと、
前記第1フィルタの上方に位置する第2フィルタと、
を備え、
前記第1フィルタが有する蛇腹形状を構成する折目は、上下方向に延びるフィルタユニット。 - 請求項1に記載のフィルタユニットであって、
前記第2フィルタは蛇腹形状を有し、
前記第2フィルタが有する蛇腹形状を構成する折目は、上下方向に延びるフィルタユニット。 - 請求項1に記載のフィルタユニットであって、
前記第2フィルタは蛇腹形状を有し、
前記第2フィルタが有する蛇腹形状を構成する折目は、水平方向に延びるフィルタユニット。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のフィルタユニットであって、
前記第1フィルタは、布から成る端板を上端及び下端に備えるフィルタユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018054210A JP2019166868A (ja) | 2018-03-22 | 2018-03-22 | フィルタユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018054210A JP2019166868A (ja) | 2018-03-22 | 2018-03-22 | フィルタユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019166868A true JP2019166868A (ja) | 2019-10-03 |
Family
ID=68106008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018054210A Pending JP2019166868A (ja) | 2018-03-22 | 2018-03-22 | フィルタユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019166868A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10328518A (ja) * | 1997-06-03 | 1998-12-15 | Chiyoda Eng Kk | 集塵方法及び集塵装置 |
JP2005014704A (ja) * | 2003-06-25 | 2005-01-20 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
JP2008296712A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
EP2072106A1 (en) * | 2007-12-18 | 2009-06-24 | DENSO THERMAL SYSTEMS S.p.A. | Air-filter assembly for vehicles |
JP2012176689A (ja) * | 2011-02-25 | 2012-09-13 | Japan Climate Systems Corp | 車両用空調装置のエアフィルタ構造 |
JP2015167913A (ja) * | 2014-03-07 | 2015-09-28 | 東レ株式会社 | エアフィルターユニット |
-
2018
- 2018-03-22 JP JP2018054210A patent/JP2019166868A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10328518A (ja) * | 1997-06-03 | 1998-12-15 | Chiyoda Eng Kk | 集塵方法及び集塵装置 |
JP2005014704A (ja) * | 2003-06-25 | 2005-01-20 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
JP2008296712A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
EP2072106A1 (en) * | 2007-12-18 | 2009-06-24 | DENSO THERMAL SYSTEMS S.p.A. | Air-filter assembly for vehicles |
JP2012176689A (ja) * | 2011-02-25 | 2012-09-13 | Japan Climate Systems Corp | 車両用空調装置のエアフィルタ構造 |
JP2015167913A (ja) * | 2014-03-07 | 2015-09-28 | 東レ株式会社 | エアフィルターユニット |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6385455B2 (ja) | 自動車の換気装置用エアフィルタ | |
JP6712585B2 (ja) | 気流整流装置および気流整流システム | |
JP2006341220A (ja) | 平行流型エレクトレットフィルター | |
RU2405403C2 (ru) | Мешочный фильтр пылесоса и способ его использования | |
JP5502432B2 (ja) | 気流整流装置および気流整流システム | |
WO2012002187A1 (ja) | エアフィルタ挿入体 | |
JP2019166868A (ja) | フィルタユニット | |
JP7021894B2 (ja) | フィルターユニット取付け枠 | |
JPH1176729A (ja) | 室内空気処理用のフィルタ部材 | |
JP2023069287A (ja) | 油煙捕集フィルタ及び換気システム | |
JP2015131269A (ja) | フィルタ取付枠 | |
JP2021159872A (ja) | エアフィルタ、及びフィルタパック | |
JP2021098161A (ja) | フィルタパック、及びエアフィルタ | |
JP7075190B2 (ja) | エアフィルタ、及びフィルタパック | |
WO2019239649A1 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP2017064702A (ja) | エアフィルタ | |
JP6413075B2 (ja) | エアフィルタとそれを用いた空気清浄装置 | |
JP2015208701A (ja) | フィルタ枠およびエアフィルタ | |
CN210851971U (zh) | 用于空调器的出风组件、空调器室内机及空调器 | |
JP3835040B2 (ja) | 空気清浄器 | |
JP7147637B2 (ja) | フィルタユニット | |
JP2017185914A (ja) | 車両用空調装置およびその製造方法 | |
JP2018065462A (ja) | 車両用空調装置 | |
KR20230167390A (ko) | 필터팩 및 그것을 구비하는 에어필터 | |
JP2005230078A (ja) | 脱臭フィルタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210120 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211206 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211214 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220614 |